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福岡県 大牟田市

平成11年 2月 定例会(第400号) 03月08日−05号




平成11年 2月 定例会(第400号) − 03月08日−05号







平成11年 2月 定例会(第400号)


平成10年度大牟田市議会第4回定例会会議録

平成10年度第4回定例市議会議事日程 (第5号)
          平成11年3月8日
          午後1時30分 開議

日程第1 議案第76号〜第110号、 報告第13号〜第16号上程 (39件)

          (予算特別委員長報告)
          (討       論)
          (採       決)

日程第2 議案第111号〜第112号、 諮問第2号上程 (3件)
 議案第111号 大牟田市固定資産評価審査委員会委員の選任について
 同 第112号 大牟田市教育委員会委員の任命について
 諮問第2 号 人権擁護委員候補者の推薦について

          (提案理由説明)
          (採    決)

日程第3 発議第25号〜第28号上程 (4件)
 発議第25号 地方税源の充実に関する意見書案
 同 第26号 児童手当制度の抜本的改善を求める意見書案
 同 第27号 臨時石炭鉱害復旧法の延長に関する意見書案
 同 第28号 保育及び社会福祉施策の拡充を求める意見書案

          (採    決)

日程第4 3特別委員長の中間報告について

          (特別委員長報告)
日程第5 政治倫理に関する特別委員長報告について

          (特別委員長報告)

日程第6 株式会社ネイブルランド調査特別委員長の中間報告について

          (特別委員長報告)

日程第7 調査事項の付託について

          (付       託)
          (市長あいさつ)
          (正・副議長あいさつ)

出席議員名
 1番   大 場 和 正 議員
 2番   島   フミヱ 議員
 3番   江 崎 アツ子 議員
 4番             
 5番   北 岡 恭 子 議員
 6番   鹿 毛 貞 男 議員
 7番   金 子 恵美子 議員
 8番   時 津 進 二 議員
 9番   田 中 琢 美 議員
10番   永 江 利 文 議員
11番   長 野 スミ子 議員
12番   中 島 正 憲 議員
13番   平 島 恒 雄 議員
14番   石 原 正 利 議員
15番   寺 島 道 夫 議員
16番   小 野   晃 議員
17番   久木野 眞 二 議員
18番   立 野   弘 議員
19番   西 山 照 清 議員
20番   松 葉 幸 生 議員
21番   内 山 謙 一 議員
22番   小 林 正 明 議員
23番   古 賀 道 雄 議員
24番   坂 本 秀 秋 議員
25番   那 須 俊 春 議員
26番   大 橋 武 彦 議員
27番   松 里 兼 男 議員
28番   城 後 正 徳 議員
29番   猿 渡 軍 紀 議員
30番   金 沢 明 夫 議員
31番   坂 田 敏 昭 議員
32番   桑 畑   貢 議員
33番   増 田 亮 治 議員
34番   原 田 俊 孝 議員

欠席議員名
              な し

説明のため出席した者
栗 原   孝   市   長
猿 渡 武 彦   助   役
服 部 和 典   助   役
西 村   覺   収 入 役
企画調整部
 徳 永 敬 史   部   長
 木 下 勝 弘   次   長
 豊 武 数 実   企画振興課長
 中 尾 昌 弘   財 政 課 長
行政管理部
 松 藤   晃   部   長
 古 賀 昭 人   次   長
 山 本 和 雄   人事課長
契約検査室
 合 嶋   計   室  長
市民部
 古 賀 秀 樹   部  長
保健福祉部
 中 原 厚 子   部  長
環境部
 川 田 勇 二   部  長
経済部
 吉 岡 信 康   部  長
都市整備部
 猿 渡 文 弘   部  長
建設部
 山 本 一 秀   部  長
市立総合病院
 古 賀 正 茂   事務局長
消防本部
 猿 渡 辰 雄   次長・消防署長
水道局
 梅 見 清 治   局長・水道事業管理者職務代理者
教育委員会
 荒 木 和 久   教 育 長
 鈴 木 孝 則   教 育 部 長

事務局職員出席者
 一ノ瀬   清   局   長
 井 上 紘 一   次   長
 葭 原 節 哉   主   査
 清 田 弘 子   書   記
 城 戸 智 規     同  
 西 村 俊 二     同  
 前 田 浩 孝     同  
 内 山 勝 司     同  
 安 部 徹 志   速記業務委託者




                              午後1時30分  開議 



○議長(那須俊春)

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりでありますので御了承願います。

 直ちに、議事に入ります。





△日程第1 議案第76号〜第110号、報告第13号〜第16号上程 (39件)

 日程第1、去る2月26日の本会議において予算特別委員会に付託しておりました議案第76号から同第110号まで、及び報告第13号から同第16号までの39件を一括議題として、予算特別委員長より審査結果の報告を求めます。島 フミヱ予算特別委員長。

               〔島 フミヱ予算特別委員長 登壇〕



◆予算特別委員長(島フミヱ)

 去る2月26日の本会議において、予算特別委員会に付託されました平成10年度各会計補正予算及び平成11年度各会計暫定予算、条例案、報告などの合わせて39件については、3月1日から4日までの実質4日間にわたり慎重に審査を行い、ここに結論を得るに至りました。

 会議の詳細は委員会の記録に譲ることとして、ここでは審査の経過と結果について簡単に御報告いたします。

 今回提案されました平成11年度の予算案は、4月から7月までの4カ月間の暫定予算の編成となっております。

 これについて市長は提案理由の中で全国的な景気低迷の折、本市においては基幹産業であった三池炭鉱の閉山の影響により地域経済が低迷を続け、人口流出・さらなる高齢化が進行する状況のもと、脆弱な財政基盤にあっても、地域振興を図るために行政課題に積極的に取り組んでいく必要があるが、市議会議員選挙を控えているための措置であると述べられております。

 また、各会計の補正予算については、おおよそ決算見込みに基づいた調整がなされているものであり、その他条例案等は各部局にわたるものであります。

 委員会では環境リサイクル産業を初め、学校施設の維持補修、公共下水道事業など、市民に身近で関心の高い問題を中心に幅広い角度で論議が交わされ、特に環境リサイクル産業に関する安全性の問題やネイブルランドに関する問題では活発な論議となったところであります。

 以下、審査の過程で述べられた意見・要望並びに結果を申し上げます。

 まず最初に、議案第78号平成10年度大牟田市一般会計補正予算、同第86号平成11年度大牟田市一般会計暫定予算、以上2件については一括して申し上げます。

1. 固定資産税等の市税収入の動向について

 固定資産税等の市税収入の動向については、炭鉱閉山後の本市の地域経済情勢を把握するためにも精査され、関係部局と連携しながら今後のまちづくりと税収増につながる政策立案に生かされたい。

2. 地域戦略プランについて

 地域戦略プランについては、国の緊急経済対策にも位置づけられており、本市活性化を図る上で有効であるので、積極的に取り組まれたい。

3. 監査について

 監査については、他都市の情報収集も行いながら体制も含め、さらなる充実に努められたい。

 また、行政監査については、今後とも一層成果の上がる対応を図られたい。

4. 地域振興券交付事業について

 地域振興券交付事業については、その成果を見極めることも重要であり、単に国策ということでなく、地域活性化に積極的に生かすよう取り組まれたい。

5. 電算システム開発について

 電算システム開発については、外部委託による財政負担も大きいので、人材育成を含め、内部開発の方向で検討されたい。

6. 空財源及び繰り上げ充用について

 空財源及び繰り上げ充用については、その措置により本市財政の厳しい状況がわかりづらいので、危機感をアピールすることも検討されたい。

7. 職員の資質向上について

 職員の資質向上については、行財政改革の推進、地方分権への対応、市民サービス等の面から重要であり、定員適正化計画の実行も念頭に置きながら、職員研修を充実するなど、積極的に取り組まれたい。

8. 職員採用について

 職員採用については、税収、通勤手当、市内の就職状況などの観点から、できるだけ市内在住者を優先するなどの配慮も検討されたい。

9. 訴訟担当課の設置について

 訴訟担当課の設置については、増加する行政訴訟に対応するため、前向きに検討されたい。

10. 職員の姿勢について

 職員の姿勢については、公務員としての自覚と誇りを強く持って、今後とも市民サービスに当たられたい。

11. 人事管理費について

 人事管理費については、事業計画に基づいた厳しい取り組みの中で執行されたい。

12. 介護保険事業について

 介護保険事業については、平成12年4月からスタートするが、基盤整備が不十分なため保険料を払ってもサービスが受けられないケースが考えられるので、スタート時までには対応策を検討されたい。

 また、事業内容についての周知徹底を遅滞なく行われたい。

13. 生活保護受給者の就労指導について

 生活保護受給者の就労指導については、自立支援の立場から今後とも的確に対応されたい。

14. 学童保育所について

 学童保育所については、整備方針に基づき早急かつ具体的に増設に取り組み、児童の放課後対策の充実に努められたい。

15. 保育所について

 保育所については、人件費において官民格差があるので、民間施設へのさらなる支援措置を検討されたい。

16. 老人福祉センターについて

 老人福祉センターについては、時代に即応した良質のサービスを提供するという観点から、送迎バスの回数増など、その運営や施設の改善に取り組まれたい。

17. 環境リサイクル事業について

 環境リサイクル事業については、行政の責任において、市民の健康・安全面に万全を期されたい。 また、同事業に対する市民啓発は、環境基本計画や環境基本条例への早期の取り組みを図りながら、積極的に推進されたい。

18. 合併処理浄化槽について

 合併処理浄化槽については、市民が納得してその設置と維持管理を行えるよう理解を求めながら、さらなる負担軽減に努められたい。

19. バイオファクトリー社について

 バイオファクトリー社については、市の補助を受けている第三セクターであることから、花苗等を扱う一般の業者との競合に配慮する必要があると思われるので、協議・検討されたい。

20. 学校施設の維持補修について

 学校施設の維持補修については、各学校の状況を掌握し、児童生徒の安全を守る立場から、さらに積極的に対応されたい。

21. 学校教育について

 学校教育については、いわゆる学級崩壊が問題視されているが、時代に適応した指導のあり方等を研究・検討されたい。

22. リフレスおおむたオープン記念事業について

 リフレスおおむたオープン記念事業については、予算とのかかわりで施設に見合った実りあるものとなるよう取り組まれたい。

23. 三川地区公民館について

 三川地区公民館については、老朽化が著しいので早急な建て替えができるよう、なお一層検討されたい。

24. 西部地区における地区公民館の建設について

 西部地区における地区公民館の建設については、地域住民の要望も強いので、実現の方向で取り組まれたい。

25. カルタックスおおむたの駐車場について

 カルタックスおおむたの駐車場については、利用者に不便をかけており、管理運営面においてもさらに工夫されたい。

26. 記念グラウンドについて

 記念グラウンドについては、全天候型に変わるのに伴い、利用者へ使用上の注意事項等の周知徹底を図られたい。

27. 児童生徒の健全育成について

 児童生徒の健全育成については、非行等に対応するため、教育委員会と福祉部門とが連携を図りながら交流拠点の必要性を認識して、具体的な施策の展開に取り組まれたい。

28. 養護学校の施設整備について

 養護学校の施設整備については、特段の配慮が必要であり、実態に則した対応を検討されたい。

29. 白銀川調節池公園のテニスコートについて

 白銀川調節池公園のテニスコートについては、コンクリート張りなので、けがなども多いため、その対応を検討されたい。

30. 入札制度について

 入札制度については、公共事業の経済効果をもたらす役割もあることから、市民の立場に立ってなお一層研究されたい。

31. 手鎌野間川の改修事業について

 手鎌野間川の改修事業については、第1期工事が進められているが、一日も早く完成するようさらに努力されたい。

32. 交通障害となっている電柱類について

 交通障害となっている電柱類については、現状把握に努めるとともに、隣接地への移設を所有者に働きかけられたい。

 また、そのような電柱類については、道路占用料の見直しも検討されたい。

33. 大型公共工事の推進について

 大型公共工事の推進については、水産振興との調和の問題もあり、福岡県と十分な調整と連携をとりながら、円滑な事業目的達成ために鋭意取り組まれたい。

 以上のような意見・要望が述べられ、審査の結果、議案第78号については日本共産党議員団より、また、議案第86号については日本共産党議員団及び無所属委員1名より賛成しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもってそれぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第82号平成10年度大牟田市公共下水道事業特別会計補正予算、及び同第91号平成11年度大牟田市公共下水道事業特別会計暫定予算、以上2件を一括して申し上げます。

 審査の過程で、

 1. 三川地区の公共下水道整備については、早期着手の地元要望が強いので、整備計画策定に向けて努力されたい。

 2. 南部処理場については、経費節減の立場から民間への管理委託等を検討されるとともに、下水道の普及と合併処理浄化槽の設置については、互いに連携を図りながら整備されたい。

 3. 水洗化の促進については、下水道工事費の経済的負担が軽くなるよう、今後も助成制度の周知に努められたい。また、未水洗化であっても下水道使用料を納めなければならない場合は、十分な説明をして理解が得られるようにされたい。

 以上のような意見・要望が述べられ、審査の結果、日本共産党議員団より賛成しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもってそれぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第80号平成10年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算、同第84号平成10年度大牟田市立総合病院事業会計補正予算、同第85号平成10年度大牟田市水道事業会計補正予算、同第87号平成11年度大牟田市国民健康保険特別会計暫定予算、同第90号平成11年度大牟田市老人保健特別会計暫定予算、同第94号平成11年度大牟田市立総合病院事業会計暫定予算から同第97号大牟田市農業委員会設置条例の一部を改正する条例の制定についてまで、及び同第110号財産の取得について (駅裏線外1路線道路用地)、以上10件を一括して申し上げます。

 審査の結果、日本共産党議員団より賛成しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもってそれぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第100号大牟田市交通安全対策の推進に関する条例の制定について申し上げます。

 審査の過程で、

 1. 交差点の停止線強調標示については、交通安全を図る上で効果があるので、平成11年度予算の中で積極的に取り組まれたい。

 2. 夜間の違法駐車については、特に中心市街地において目立っているので、警察署とも連携して対処されたい。

 3. 道路と歩道との段差については、自転車での通行時に危険を伴うこともあるので、ヒヤリマップを活用して注意を促すなどの検討をされたい。

 以上のような意見・要望が述べられ、審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第101号大牟田市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。

 審査の過程で、諏訪公園のテニスコートについては、車いす対応のコート面が確保できないか検討をされたいとの意見・要望が述べられ、審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第105号大牟田市立多目的活動施設リフレスおおむた条例の制定について申し上げます。

 審査の過程で、青少年の指導者の使用料については、指導者育成等の立場からも、負担軽減のための減免措置について考慮されたい。また、市外の利用者についても積極的に対応されたいとの意見・要望が述べられ、審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第107号大牟田市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。

 審査の過程で、水道一元化については、その実現に向けて今後も努力されるとともに、市水に切り替わったときの社水との料金格差は、緩和措置を講ずるなど住民の理解が得られるよう意を払われたいとの意見・要望が述べられ、審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第76号専決処分について (平成10年度大牟田市一般会計補正予算)、同第77号専決処分について (開発就労事業岬町線道路改良舗装工事請負契約の一部変更)、同第79号平成10年度大牟田市国民健康保険特別会計補正予算、同第81号平成10年度大牟田市老人保健特別会計補正予算、同第83号平成10年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計補正予算、同第88号平成11年度大牟田市市民交通傷害保険特別会計暫定予算、同第89号平成11年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計暫定予算、同第92号平成11年度大牟田市市営駐車場事業特別会計暫定予算、同第93号平成11年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計暫定予算、同第98号大牟田市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例の制定について、同第99号大牟田市重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同第102号大牟田市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてから同第104号大牟田市感染症診査協議会条例の制定についてまで、同第106号大牟田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、同第108号請負契約の一部変更について (大牟田テクノパークB調整池築造工事)、及び同第109号請負契約の一部変更について (大牟田テクノパーク排水浄化施設建設工事)、以上17件を一括して申し上げます。

 審査の結果、いずれも別段異議なく、全会一致をもってそれぞれ原案どおり承認または可決すべきものと決定いたしました。

 次に、報告第13号大牟田市土地開発公社の暫定事業計画について申し上げます。

 関係当局より、平成11年度の暫定事業計画として、土地取得及び造成事業並びに土地売却事業について報告を受けました。

 次に、報告第14号財団法人大牟田市雇用開発センターの事業計画について申し上げます。

 関係当局より、平成11年度の事業計画として、受託事業、独自事業並びに運営計画等について報告を受け、心身障害者共同作業所で作業する障害者への配分金については、自立という観点からも検討されたい。また、生活廃食油とこれを原料とした石けんとの交換場所は、市民の利便性を考えてさらに増設するとともに、石けんの公共施設での利用促進になお一層努められたいとの意見・要望が述べられました。

 次に、報告第15号財団法人大牟田文化会館の事業計画について申し上げます。

 関係当局より、平成11年度の事業計画として、文化事業並びに文化会館の管理運営事業について報告を受けました。

 最後に、報告第16号財団法人大牟田市石炭科学教育普及協会の事業計画について申し上げます。

 関係当局より、平成11年度の事業計画として、教育及び普及活動に関する事業、文化及び市民参加に関する事業、調査研究に関する事業、資料の収集に関する事業、資料の公開及び展示に関する事業並びに石炭産業科学館の管理運営に関する事業について報告を受け、市の発展に寄与された団琢磨氏の顕彰碑の建立を検討されたい。また、市内の近代化遺産の保存については、まちづくりに生かしていくという観点から、同協会の事業計画の中でも取り組みを図られたいとの意見・要望が述べられました。

 以上、報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

               〔「質疑なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 質疑なしと認めます。

 討論の申し出があっておりますので、この際、発言を許可します。鹿毛貞男議員。

               〔6番 鹿毛貞男議員 登壇〕



◆6番(鹿毛貞男)

 無所属の鹿毛貞男でございます。

 平成10年度第4回定例会大牟田市議会において、平成11年度一般会計暫定予算、すなわち議案第86号に対し、賛成しがたい旨、ここに反対討論をいたすものであります。

 我が大牟田市が赤字再建団体に落ちる寸前だという背景には、理由はどうあれ栗原市長、あなたの政治姿勢が問われるものであります。

 環境リサイクルと背中合わせのダイオキシン問題を、議会でも市長答弁を常に補足している川田環境部長が、市が補償も責任もすべて取らせていただきます。「1札も入れよ」 と言われるなら 「1札入れましょう」 との発言に対し、護憲市民連合市議団より、その必要はないとの強い抗議で45分の休憩後、川田環境部長の発言は一変して、責任も補償も1札入れる約束もすべて取り消すとの変わりように驚きました。しかし、原本は消せるものではありません。

 栗原市長、あなたはベトナム戦争を御存じですか。ダイオキシンによる 「奇形児」 を生み、育てろと言うのですか。

 現在の医学ではこれといった治療もなく、検査を受けるにしても1人30万、この料金が必要といわれ、大牟田だけでも4万人がその対象となり、では120億という検査料は栗原市長、一体だれが払うというのでしょうか。埼玉県所沢市の問題は、あすの大牟田の問題でもあります。

 栗原市長の愚かな政治姿勢は、今始まったものではありません。

 最大の不祥事は、助役当時から引きずってきた政治姿勢はとどまるところを知らず、多くの与党議員を将棋のこまのごとく使いこなすとんでもない市長であります。

 一例を挙げれば、平成7年6月30日に締結し、施工中であったN請負業者が前途金8,435万7,000円の公金を持って夜逃げした不祥事を建設委員として私がチェック機能を十分に発揮し、反省した建設業界の三役から談合、鉄砲、脅迫の件、事細かく報告と相談を受け、当時の助役すなわち市長あなたです。打ち明けたことを逆手に取り、市長あなたは指名業者12社の口封じを行い、当時の不正は現在にまで至っております。

 大牟田警察署の刑事課より、最近また私に協力要請があり、建設業界からも警察を動かし、清浄化の相談が後を絶ちません。

 きょうでも、警察へ出向く考えであることを申し上げておきます。

 私は、議員にならせていただき、4年間この目でじーっと2,000名のまとまりのない職員を見て非難もしてきましたが、市長初め三役、議長初め33名の議員、そして議会・委員会の構成のあり方のすべてが党利党略、派利派略どころか、犯罪の温床といった方が的確と言えましょう。特に、議員たる者、おのれのチェック機能が発揮できるわけがあり得ません。

 全国的な不況の中、大牟田の基幹産業と言われてきた三池炭鉱の閉山、閉山対策としてのネイブルランドの何と3年足らずでの閉園、そして100条委員会の醜い姿、厳しい中での血のにじむような税金を代表者会議にまでかけて、議員みずから懐に入れるとは情けない政治倫理条例とは市長思われませんか。

 私の発言に関して、名誉棄損すなわち刑事事件として受ける覚悟も十分にできております。

 議案第86号を引き金に、総括的に財産のむだ遣いに歯どめをかけるものであります。

 市民14万5,000の生命と財産を守るための反対討論といたします。

 以上。



○議長(那須俊春)

 以上で討論を終結いたします。

 これより、採決に入ります。

 採決は、3回に分けて行います。

 第1回目に、議案第86号平成11年度大牟田市一般会計暫定予算を採決いたします。

 以上、議案1件について、予算特別委員長の報告どおり、原案を可決することに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立多数。

 よって、議案第86号は、原案どおり可決されました。

 議案第86号 平成11年度大牟田市一般会計暫定予算





○議長(那須俊春)

 第2回目に、議案第78号平成10年度大牟田市一般会計補正予算、同第80号平成10年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算、同第82号平成10年度大牟田市公共下水道事業特別会計補正予算、同第84号平成10年度大牟田市立総合病院事業会計補正予算、同第85号平成10年度大牟田市水道事業会計補正予算、同第87号平成11年度大牟田市国民健康保険特別会計暫定予算、同第90号平成11年度大牟田市老人保健特別会計暫定予算、同第91号平成11年度大牟田市公共下水道事業特別会計暫定予算、同第94号平成11年度大牟田市立総合病院事業会計暫定予算から同第97号大牟田市農業委員会設置条例の一部を改正する条例の制定についてまで、及び同第110号財産の取得について (駅裏線外1路線道路用地) の13件を一括して採決いたします。

 以上、議案13件について、いずれも予算特別委員長の報告どおり、原案を可決することに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立多数。

 よって、議案第78号、同第80号、同第82号、同第84号、同第85号、同第87号、同第90号、同第91号、同第94号から同第97号まで及び同第110号の13件は、いずれも原案どおり可決されました。

 議案第78号 平成10年度大牟田市一般会計補正予算

 同 第80号 平成10年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算

 同 第82号 平成10年度大牟田市公共下水道事業特別会計補正予算

 同 第84号 平成10年度大牟田市立総合病院事業会計補正予算

 同 第85号 平成10年度大牟田市水道事業会計補正予算

 同 第87号 平成11年度大牟田市国民健康保険特別会計暫定予算

 同 第90号 平成11年度大牟田市老人保健特別会計暫定予算

 同 第91号 平成11年度大牟田市公共下水道事業特別会計暫定予算

 同 第94号 平成11年度大牟田市立総合病院事業会計暫定予算

 同 第95号 平成11年度大牟田市水道事業会計暫定予算

 同 第96号 大牟田市職員の勤務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第97号 大牟田市農業委員会設置条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第110号 財産の取得について

       (駅裏線外1路線道路用地)





○議長(那須俊春)

 第3回目に、議案第76号専決処分について (平成10年度大牟田市一般会計補正予算)、同第77号専決処分について (開発就労事業岬町線道路改良舗装工事請負契約の一部変更)、同第79号平成10年度大牟田市国民健康保険特別会計補正予算、同第81号平成10年度大牟田市老人保健特別会計補正予算、同第83号平成10年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計補正予算、同第88号平成11年度大牟田市市民交通傷害保険特別会計暫定予算、同第89号平成11年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計暫定予算、同第92号平成11年度大牟田市市営駐車場事業特別会計暫定予算、同第93号平成11年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計暫定予算、同第98号大牟田市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例の制定についてから同第109号請負契約の一部変更について (大牟田テクノパーク排水浄化施設建設工事) までの21件を一括して採決いたします。

 以上、議案21件について、いずれも予算特別委員長の報告どおり、原案を承認または可決することに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立全員。

 よって、議案第76号、同第77号、同第79号、同第81号、同第83号、同第88号、同第89号、同第92号、同第93号、及び同第98号から同第109号までの21件は、いずれも原案どおり承認または可決されました。

 議案第 76 号 専決処分について

       (平成10年度大牟田市一般会計補正予算)

 同 第77 号 専決処分について

       (開発就労事業岬町線道路改良舗装工事請負契約の一部変更)

 同 第79 号 平成10年度大牟田市国民健康保険特別会計補正予算

 同 第81 号 平成10年度大牟田市老人保健特別会計補正予算

 同 第83 号 平成10年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計補正予算

 同 第88 号 平成11年度大牟田市市民交通傷害保険特別会計暫定予算

 同 第89 号 平成11年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計暫定予算

 同 第92 号 平成11年度大牟田市市営駐車場事業特別会計暫定予算

 同 第93 号 平成11年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計暫定予算

 同 第98 号 大牟田市社会福祉審議会条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第99 号 大牟田市重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第100号 大牟田市交通安全対策の推進に関する条例の制定について

 同 第101号 大牟田市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第102号 大牟田市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第103号 大牟田テクノパーク排水浄化施設条例の制定について

 同 第104号 大牟田市感染症診査協議会条例の制定について

 同 第105号 大牟田市立多目的活動施設リフレスおおむた条例の制定について

 同 第106号 大牟田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第107号 大牟田市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について

 同 第108号 請負契約の一部変更について

       (大牟田テクノパークB調整池築造工事)

 同 第109号 請負契約の一部変更について

       (大牟田テクノパーク排水浄化施設建設工事)



○議長(那須俊春)

 以上で日程第1の採決を終わります。





△日程第2 議案第111号〜第112号、諮問第2号上程 (3件)



○議長(那須俊春)

 次に、日程第2、本日新たに提出された議案第111号大牟田市固定資産評価審査委員会委員の選任について、同第112号大牟田市教育委員会委員の任命について及び諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦についての3件を一括議題として、市長から提案理由の説明を求めます。栗原市長。

               〔栗原 孝市長 登壇〕



◎市長(栗原孝)

 ただいま議長から説明を求められました人事議案3件について御説明いたします。

 本日提出いたします議案は、教育委員会委員の任命及び固定資産評価審査委員会委員の選任並びに人権擁護委員候補者の推薦に関するものであります。

 まず、教育委員会委員の任命につきましては、来る3月12日をもって任期満了となります圓佛委員の後任者について本案のとおり再任命、また固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、来る3月17日をもって任期満了となります西山委員、木下委員及び森委員の後任者について本案のとおり選任及び再任、また人権擁護委員候補者の推薦につきましては、来る5月31日をもって任期満了となります松岡委員の後任候補者について本案のとおり再推薦いたしたく、御提案申し上げるものであります。

 何とぞ御同意いただきますようお願い申し上げます。



○議長(那須俊春)

 お諮りいたします。

 ただいま上程した議案及び諮問の3件については、事案の性質上、質疑及び委員会付託を省略して、直ちに採決したいと存じますが、御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたしました。

 それでは、採決に入ります。

 採決は、3回に分けて行います。

 第1回目に、議案第111号大牟田市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。

 以上、議案1件に同意を与えることに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立全員。

 よって、議案第111号は、原案に同意を与えることに決定いたしました。

議案第111号 大牟田市固定資産評価審査委員会委員の選任について

       大牟田市大字手鎌1283番地3     西  山  武  志

                         昭和8年3月22日生

       大牟田市上屋敷町1丁目8番地9   堀  田  雅  史

                         昭和19年4月21日生

       大牟田市原山町14番地5       森     博  志

                         昭和8年4月11日生





○議長(那須俊春)

 第2回目に、議案第112号大牟田市教育委員会委員の任命についてを採決いたします。

 以上、議案1件に同意を与えることに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立全員。

 よって、議案第112号は、原案に同意を与えることに決定いたしました。

議案第112号 大牟田市教育委員会委員の任命について

       大牟田市原山町14番地4        圓  佛  洋  右

                         昭和16年12月30日生





○議長(那須俊春)

 第3回目に、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。

 以上、諮問1件について、異議なき旨答申することに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立全員。

 よって、諮問第2号は、異議なき旨答申することに決定いたしました。

諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について

      大牟田市天領町2丁目36番地33     松  岡  昭  義

                          昭和3年7月22日生





○議長(那須俊春)

 以上で日程第2の採決を終わります。





△日程第3 発議第25号〜第28号上程 (4件)



○議長(那須俊春)

 次に、日程第3、本日新たに提出された発議第25号地方税源の充実に関する意見書案から同第28号保育及び社会福祉施策の拡充を求める意見書案までの4件を一括議題といたします。

 お諮りいたします。

 ただいま上程した意見書案4件については、別紙お手元に印刷配付の案文によって、趣旨はそれぞれ御理解いただけるものと存じますので、提出者の趣旨説明、質疑及び委員会付託を省略して、直ちに採決したいと存じますが、御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたしました。

 それでは、採決に入ります。

 採決は、3回に分けて行います。

 第1回目に、発議第28号保育及び社会福祉施策の拡充を求める意見書案を採決いたします。

 以上、発議1件を原案どおり可決することに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立多数。

 よって、発議第28号は、原案どおり可決されました。

発議第28号 保育及び社会福祉施策の拡充を求める意見書案





○議長(那須俊春)

 第2回目に、発議第25号地方税源の充実に関する意見書案を採決いたします。

 以上、発議1件を原案どおり可決することに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立多数。

 よって、発議第25号は、原案どおり可決されました。

発議第25号 地方税源の充実に関する意見書案





○議長(那須俊春)

 第3回目に、発議第26号児童手当制度の抜本的改善を求める意見書案及び同第27号臨時石炭鉱害復旧法の延長に関する意見書案の2件を一括して採決いたします。

 以上、発議2件をいずれも原案どおり可決することに賛成の議員は御起立願います。

               〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立全員。

 よって、発議第26号及び同第27号の2件は、いずれも原案どおり可決されました。

発議第26号 児童手当制度の抜本的改善を求める意見書案

同 第27号 臨時石炭鉱害復旧法の延長に関する意見書案





○議長(那須俊春)

 以上で、日程第3の採決を終わります。

 なお、ただいま議決されました意見書の関係機関への提出等、その取り扱いについては議長に御一任いただくようお願いいたします。





△日程第4 3特別委員長の中間報告について



○議長(那須俊春)

 次に、日程第4、3特別委員長の中間報告についてを議題といたします。

 3特別委員長から、特別委員会の今日までの活動経過について報告したい旨、それぞれ申し出があっておりますので、この際、各特別委員長の報告を求めます。最初に、石原正利三池港・有明海沿岸道路等整備促進特別委員長。

               〔石原正利三池港・有明海沿岸道路等整備促進特別委員長 登壇〕



◆三池港・有明海沿岸道路等整備促進特別委員長(石原正利)

 三池港・有明海沿岸道路等整備促進特別委員会の本年度の活動状況について、要約して申し上げます。

 本特別委員会は各事業の経過報告と今後の取り組み等のために、これまで6回開催しておりますが、この間、昨年6月2日より4日までの3日間、愛知県半田市に、愛知県管理の重要港湾である衣浦港の港湾計画概要、並びに地域高規格道路である知多半島道路の整備状況等について視察を行っております。

 それでは初めに、三池港の整備について回を追って申し上げます。

 三池港は有明海における唯一の重要港湾であります。平成9年11月には同港湾施設等の一部が三井鉱山株式会社より福岡県に無償譲渡がされるなど、東部有明地域、さらには国際物流の拠点を目指し、県南地域経済の浮揚・発展のため、早期実現に向けての取り組みがなされているところであります。

 まず、4月15日の第1回委員会では、平成10年5月1日の三池港公共埠頭供用開始に伴う記念式典概要の説明、同港の港湾施設使用料を重要港湾の額の2分の1とする福岡県港湾施設管理条例の一部改正、マイポートみいけ利用促進協議会主催による三池港ポートセールスセミナーの実施、三池港管理出張所の設置、及び多角的な角度から同港の今後の整備方向を検討し、長期整備計画の策定を目的に設置された三池港長期整備計画調査委員会における第1回委員会での調査目的などの内容等について報告を受け、今後の展開、係船料及び港湾諸施設へのアクセス道路の整備についての論議が交わされました。

 次に、6月11日の第2回委員会では、第2回三池港長期整備計画調査委員会における調査の全体フローなどの概要、及び公共埠頭の供用開始に伴う港湾施設管理等について、県と三井鉱山株式会社間の新たな管理協定を定めた、三池港港湾管理等に関する協定の締結内容等の報告を受け、抜本的なしゅんせつのあり方を含む同港における今後の維持・管理の検討や港湾整備に向けた新たな方向性の模索などについて意見・要望が述べられております。

 次に、7月21日の第4回委員会においては、平成9年度マイポートみいけ利用促進協議会の事業報告並びに決算報告、及び平成10年度の同協議会の事業計画並びに予算案について説明を受け、ポートセールスセミナーなどに関しての論議が交わされました。

 次に、11月30日の第5回委員会では、県が実施した三池港周辺海域環境調査の概要報告、第3回三池港長期整備計画調査委員会に提案する前段の検討資料としての三池港長期整備計画素案の説明及び三池港公共埠頭係船利用状況等について報告を受け、同港の小型船だまりにおける集約化の検討状況等に関して論議が交わされ、また、実施された環境調査の具体的な調査内容を開示されたいとの意見・要望が述べられました。

 次に、2月15日の第6回委員会では、第3回三池港長期整備計画調査委員会の内容等の報告、3月18日に那覇市で開催予定の三池港セミナー実施及び全農有明石油基地 (仮称) の建設についての計画概要等の説明を受け、石油基地建設に伴う防災や環境面での安全性への配慮や第3回同港長期整備計画調査委員会で論議された問題点について県との連携等による早期解決を図られたいとの意見・要望が述べられております。

 最後に、有明海沿岸道路等について回を追って申し上げます。

 地域高規格道路の有明海沿岸道路は三池港、岬町、健老・新開地区を経由し、柳川市、大川市へとつながる道路であります。また、本市においては主要地方道南関手鎌線と九州自動車道南関インターチェンジとを連動させ、大牟田テクノパークや三池港整備事業などを有機的に結ぶなど、地域ネットワーク化を図る上で重要な位置づけを持つ幹線道路であります。

 まず、6月11日の第2回委員会では、都市計画法に基づき3市3町において一斉に公聴会のための閲覧が行われ、大牟田・高田地区では公述人の申し出がなかったため公聴会が開催されなかった旨や環境アセスメント調査の経緯、インターチェンジと連結するアクセス道路の検討及び有明海沿岸道路建設促進福岡県期成会総会の開催等の報告を受け、建設目的や建設手法について論議が交わされ、また、都市計画決定を経て早期実現を図るためにも他都市との歩調をあわせた円滑な取り組みに努められたいとの意見・要望が述べられました。

 次に、6月25日の第3回委員会では、同沿岸道路の新設に伴うアクセス道路の配置、既存都市計画道路の変更等の概要とこれに伴う地元説明会の開催、今後のスケジュール案及びアンダーパス化を内容とした都市計画道路長溝線の都市計画変更等について説明を受け、有明海沿岸道路等にかける橋脚部分については、安全な漁船の運行上、構造等には十分配慮していただきたいとの意見・要望が述べられました。

 次に、7月21日の第4回委員会では、有明海沿岸道路である大牟田大川線等の都市計画変更と、それに伴う地元説明会の実施状況等について報告を受け、計画内容などに関する論議が交わされました。

 次に、11月30日の第5回委員会では、10月23日に大牟田大川線ほか10路線並びに都市計画道路長溝線が都市計画決定した旨の報告、同沿岸道路と長溝線の経過報告及び今後の取り組み等について説明を受け、現在の厳しい財政状況や今後の財政的な見通しを考慮し、事業選択を含めた事業展開等に努められたいとの意見・要望が述べられました。

 次に、2月15日の第6回委員会では、1月10日に国において開催された有明海沿岸道路杭打式等について報告を受け、完成予定に関しての論議が交わされました。

 以上、本委員会の活動状況について簡単に申し上げましたが、付託事項の促進につきましては、三池炭鉱閉山対策の一環として取り組んでいるものであり、それぞれ本市活性化を推進していく上で重要なものであることは皆様御承知のことと存じますので、今後ともなお一層の御協力と御支援をお願いいたします。

 なお、本委員会の運営につきましては、議員の皆様を初め、関係各位に多大な協力をいただき、無事運営ができましたことに対し、心から感謝申し上げ、本報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告を了承することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 次に、坂本秀秋企業誘致促進特別委員長。

               〔坂本秀秋企業誘致促進特別委員長 登壇〕



◆企業誘致促進特別委員長(坂本秀秋)

 企業誘致促進特別委員会の本年度の活動状況について、要約して御報告いたします。

 本委員会は昨年6月29日の第1回委員会から、これまで4回開催しております。

 また本委員会では9月30日から10月2日までの3日間、テクノリサーチパークと新産業創造センターを中核的施設として、産業技術センター、環境大学等を建設中である鳥取市の鳥取新都市と、国道バイパス、高速道路等のアクセス及び産業廃棄物処理施設を整備中である出雲市の出雲長浜中核工業団地を視察しました。

 それでは、開催の順を追って御報告申し上げます。

 まず、6月29日の第1回委員会では、大牟田テクノパークの1工区、2工区の造成工事、幹線道路築造工事、排水浄化施設建設工事、B調整池築造工事、四箇配水池築造工事、四箇地区簡易水道事業等について、平成10年度の事業を中心に工事の進捗状況等について説明を受けました。

 また、新開町に廃油の再生、処理等を主な業務とする喜楽鉱業株式会社の進出、及び誘致企業1社が倒産に至った経緯について報告を受けております。

 9月3日の第2回委員会では、大牟田市工場等誘致条例、大牟田市指定産業立地促進条例及び大牟田市企業立地交付金要綱の一部改正、さらには広く市民に開放された常設の展示場や見学コース等を設置する工場に対し交付する、大牟田市 「見える工場」 設置奨励金要綱の新設について説明を受け、これに対し、製造業に固執せず、第3次産業も含めた幅広い企業誘致、産業振興を考えていく必要があるのではないかとの意見・要望が述べられました。

 また、大牟田テクノパーク区域内の合筆を図るため町名の整理を行い、区域内に限って四箇新町とするとの説明を受け、これに対し、工業団地ということだけでなく地域振興の拠点という観点から、周辺施設との関連を考慮しながら地域開発に取り組んでいく必要があるのではないかとの意見・要望が述べられました。

 また、テクノパークに併設する 「道の駅」 について、基本計画策定調査報告書に基づき概要説明を受け、これに対し、周辺のレジャー施設との関連で集客能力の維持の問題、アクセスの整備の問題等十分に考慮し、事業運営に支障を来さないようにされたいとの意見・要望が述べられました。

 さらに、関西地域等の企業に対し、大牟田市及び荒尾市の立地環境及び工場適地の状況をPRし、企業立地の促進を図るため、大牟田テクノパーク企業誘致促進協議会と荒尾産業団地企業誘致促進協議会の主催による大牟田テクノパーク・荒尾産業団地合同現地視察会を平成10年9月29日に荒尾産業団地にて、同月30日に大牟田テクノパークにて開催する旨の説明を受けました。

 12月4日の第3回委員会では、関東、関西及び九州・山口地域の企業に対し、県内の立地環境及び工場適地の状況を直接PRすることにより企業立地の促進を図る、福岡県企業立地セミナーが10月21日大阪にて、11月11日東京にて開催され、本市も参画し、工場適地や優遇制度の積極的なPRを行ったとの報告を受けました。これに対し、参加した他自治体の工業団地等の造成経過や企業の進出状況等の情報、また専門調査機関の企業情報等を把握し、東京〜大牟田フォーラム、大牟田市独自の企業セミナー、県主催のセミナー等を有機的に結びつけ、誘致活動を立体化し焦点を絞ったアプローチを行っていく必要があるのではないか。また、社会情勢の変化を考慮し、雇用量の点から第3次産業も企業誘致の対象ととらえ、地場産業との競合性の問題等も含め、総合的に庁内全体で取り組む体制を検討すべきではないかとの意見・要望が述べられております。 

 また、大牟田テクノパーク企業誘致促進協議会の事業として、中部地区における企業の立地意向を把握し、テクノパークへの企業誘致を促進するための参考とすることを目的として行った企業立地アンケート調査の集約と分析結果について中間報告を受けました。

 さらに、平成10年3月30日に企業立地協定を結んだ誘致企業3社の動向について、勝立工業団地に進出した松谷海苔株式会社が11年4月に操業開始を予定、テクノパークに進出するユニタック株式会社が11年4月から工場建設工事着工の予定、同じくテクノパークに進出するジプロ株式会社が12年度の工場建設工事着工に向けて、11年度から設計等に取り組む予定であるとの報告を受けました。

 2月16日の第4回委員会では、大牟田テクノパーク周辺地域の環境保全のため、河川に放流する排水をさらに浄化する施設の設置管理に関する 「大牟田テクノパーク排水浄化施設条例」 の概要について説明を受けました。

 また、前回の委員会で中間報告を受けていた企業立地アンケート調査の最終集約結果について取りまとめたので、今後、これをもとに企業を訪問し、立地の有力企業については個別に視察会を開催するなど、積極的に誘致活動に取り組んでいくとの報告を受けました。

 さらに、電子回路部品の製造・販売を行っている株式会社エム・シー・エスが親会社である三井金属鉱業株式会社銀水工場敷地内に工場を増設する計画であるとの報告を受けました。

 以上、本委員会の活動状況について要約して申し上げましたが、社会全般に景気の低迷が続いております今日、本市におきましても一段と厳しい財政状況下にあり、地域の活性化を図るためには、産業構造の多様化に寄与する多種の優良企業を数多く誘致して、雇用の場を創出するとともに、経済活動を活性化させることがより一層求められております。

 今後ともこれら諸課題の解決に積極的に取り組む必要がありますので、議員各位並びに関係各位のなお一層の御指導・御協力をお願い申し上げまして、本報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告を了承することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 最後に、古賀道雄石炭対策・環境リサイクル促進特別委員長。

               〔古賀道雄石炭対策・環境リサイクル促進特別委員長 登壇〕



◆石炭対策・環境リサイクル促進特別委員長(古賀道雄)

 石炭対策・環境リサイクル促進特別委員会の本年度の活動状況について、御報告申し上げます。

 本委員会は4月14日の第1回委員会を初めとして、9回にわたり慎重に審査・調査を行っております。

 なお、本委員会では、6月1日から3日までの3日間、太平洋炭礦株式会社釧路鉱業所の稼働状況及び同炭鉱の維持・存続に向けた地元行政の対策等についての調査のため北海道釧路市を、また、環境リサイクル産業に関して、生ごみリサイクル事業の取り組み等の調査・研究のため北海道札幌市を視察しております。

 それではまず、石炭対策について開催の順を追って申し上げます。

 4月14日の第1回委員会では、行政相談受付状況の報告のほか、閉山対策に係る緊急対策及び重点地域振興対策における各事項の進捗状況について報告を受け、離職者の再就職問題を中心に、財政対策、環境リサイクル産業、住宅対策など、幅広い視点での論議が交わされております。

 次に、4月30日の第2回委員会では、三池炭鉱閉山後1年を契機に、離職者対策を初めとする緊急対策や各種の地域振興対策について、国・県等によるさらなる支援を求めるため、本市のほか、荒尾市、高田町、大和町の1市2町、及び大牟田再開発市民会議と関係労働団体との合同による要望行動を5月6日・7日に実施予定である旨の説明を受け、参加メンバー等について質疑が交わされております。

 次に、6月8日の第3回委員会では、第1回委員会に引き続き行政相談受付状況、閉山対策に係る緊急対策及び重点地域振興対策における各事項の進捗状況について報告を受け、土地問題を初めとして商工業者対策、企業誘致問題等について論議が交わされております。

 特に、機構改革に伴う石炭対策室の存廃については石炭六法が存在する以上、担当窓口は残すべきであるとの意見が出されております。

 その他、10年5月に開催された自民党の三井三池炭鉱閉山対策本部会議の概要について報告を受けております。

 次に、9月9日の第5回委員会では、福岡県が策定した産炭地域振興実施計画第3期事業実施計画の概要について説明を受け、筑豊の各圏域に比べて筑後圏域への事業費の配分が少ないことに対して論議が交わされ、産炭地施策の恩恵を受ける最終段階であることを踏まえ、県議会議員等とも連携した取り組みが必要であるとの意見が述べられております。

 次に、10月5日の第6回委員会では、9月17日に行われた福岡県議会産炭地振興対策調査特別委員会による本市視察の際、三池炭鉱閉山後の地域振興等に関する要望を行った旨の報告を受けております。

 また、産炭地域振興審議会及び産炭地域振興関係各省庁等連絡会による合同現地視察会が10月8日に本市において行われるとの説明を受けております。

 その他、10月1日付の機構改革に伴い、石炭対策室の業務を企画振興課で所掌することになった旨の報告を受けております。

 次に、11月4日の第7回委員会では、去る10月21日、衆議院石炭対策特別委員会による本市への派遣調査が行われ、その際、三池炭鉱閉山後の地域振興等に関する要望を行った旨の報告を受けております。

 次に、2月16日の第9回委員会では、第1回及び第3回委員会に引き続き行政相談受付状況、閉山対策に係る緊急対策及び重点地域振興対策における各事項の進捗状況について報告を受けております。

 最後に、環境リサイクル産業について申し上げます。

 4月30日の第2回委員会では、大牟田市中核的拠点整備実施計画について、同計画報告書に基づき説明を受け、住民説明会への対応等について論議が交わされております。

 また、本計画についてはさまざまな報道が錯綜しているので、一元的な情報管理を要望したところであります。

 次に、6月8日の第3回委員会では、福岡県が行った廃棄物発電事業化可能性調査の結果について報告を受け、ダイオキシン類の排出量について質疑が交わされております。

 また、本市の環境リサイクル産業の振興について検討すべく、(仮称) 有明環境・リサイクル産業推進機構を設立するための準備説明会を去る5月21日に開催した旨の報告を受けております。

 なお、前回の第2回委員会で大牟田市中核的拠点整備実施計画について説明を受けましたが、各委員がそれぞれ会派に持ち帰り検討された事項について、質疑が交わされたところであります。

 次に、7月2日の第4回委員会では、日本貿易振興会 (ジェトロ) が実施する地域国際化産業交流事業の本年度新規案件として、本市とドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州との産業交流事業が採択された旨の報告を受け、環境リサイクルにおける先進国であるドイツとの交流はタイムリーかつ有効であるとの意見を初め、本事業を進めるに当たって生じてくる人的・資金的な諸問題等について論議が交わされております。

 次に、9月9日の第5回委員会では、去る8月11日に開催された日独産業交流セミナーの概要について報告を受けております。

 また、中核的拠点整備事業における今後の事業予定について説明を受け、エコタウン計画の認可に伴い、国の補助を受けての事業展開の可能性等について論議が交わされております。

 次に、10月5日の第6回委員会では、中核的拠点整備事業に係るRDF発電計画について説明を受け、久留米市が本計画に参入の意思を表明していないことについて論議が交わされ、本計画の成功の是非は同市の参画にかかっており、今後本計画への取り込みを図られたいとの要望が述べられております。

 関連して、本市に近接する市町村の参画が少ないこと、本計画とごみの分別収集との関係、中・長期的なダイオキシン対策等について論議が交わされております。

 また、土地利用に関して、特に環境リサイクル産業の事業予定地である新開町・健老町地区の用地取得問題について論議が交わされ、用地取得に当たっては、財政負担の少ない効果的な方法で進められたいとの要望が述べられております。

 その他、10月1日付の機構改革に伴い、環境リサイクル産業推進室については、従来の体制のまま、衛生部から環境部に変更になった旨の報告を受けております。

 次に、11月4日の第7回委員会では、地域国際化産業交流事業との共催事業として、12月1日にΩ (オメガ) テクノフェア'98 (仮称) を開催予定である旨の説明を受け、事業規模等について質疑が交わされた後、この種の事業の開催も必要だが、環境リサイクル産業に対する市民の不安払拭が重要であるとの意見、さらに事業名称については市民にわかりやすいように再考されたいなどの要望が述べられております。

 また、10年5月の設立準備説明会を皮切りに設立準備が進められていた有明環境・リサイクル産業推進機構について、九州通産局、福岡県及び民間企業約80社の参画があり、去る10月20日に設立総会が開催された旨の報告を受けております。

 報告の後、本機構に参画する企業名を公表しないことについて論議が交わされ、企業間のあつれきがあるにせよ、透明性を担保するためにも企業名は公表すべきであるとの意見が述べられております。

 さらに、環境リサイクル産業に係る新開町・健老町地区の事業予定地について、10月末を目途にその取得に努力してきたが、いまだ結論を得るに至らない旨の報告があり、無償もしくは限りなく無償に近い金額での取得を原則にすべきであるなどの意見が述べられております。

 次に、12月2日の第8回委員会では、RDF発電事業に係る株式会社を11年1月に設立したい旨の説明を受け、事業計画地が確定してから株式会社を設立するのが順序ではないかとの意見を初め、地元住民の理解度が不十分な上に、ネイブルランドの破綻に伴い、第三セクターに対する市民感情が非常に厳しくなっている等々の意見が述べられ、総じて会社設立に当たっての早急なる条件整備を要望したところであります。

 また、電源開発株式会社が北九州市で進めているRDF実証試験における試験設備概要と試験データについて報告を受けております。

 RDF発電事業を継続するためには、RDFの長期にわたる供給が不可欠だが、将来にわたって自治体として供給できるか不透明である。生ごみを直接投入して処理できる最新炉ができていると聞くが、この炉ならば少なくとも大牟田・荒尾のごみについてはRDF化工場をつくる必要がなく、コスト削減につながるのではないかとの意見が述べられております。

 その他、中核的拠点整備実施計画の計画地 (健老町・新開町地区) の愛称について、公募・選考の結果、「有明エコサンク」 と決定した旨の報告を受けております。

 次に、2月16日の第9回委員会では、本市のRDF発電事業における事業主体として、大牟田リサイクル発電株式会社を設立した旨の報告を受けましたが、本事業については地域住民への説明不足が地元での反対運動を引き起こしており、当局の対応のまずさを指摘したところであります。

 また、本事業計画地の取得のめどがついていないことについて、年度内に解決できなければ計画地の変更も視野に入れなければならないのではないかとの意見や、土地所有者から無償譲渡に近い価格で譲渡してもらうためには、当該地の担保設定の見直しについて要請を行うことが必要であるなどの意見が述べられております。

 その他、有明環境・リサイクル産業推進機構において、インターネットのホームページを作成した旨の報告を受けております。

 以上、本特別委員会の今年度の活動状況を要約して申し上げました。

 国内最大規模の稼行炭鉱として、本市の経済社会に大きな役割を果たしてきた三池炭鉱が閉山して、やがて2年が経過しようとしております。

 閉山に当たって策定した50数項目にわたる要望事項が国・県の強力な支援のもと、着実に実施に移されつつあることは喜ばしい限りでありますが、一方で閉山の影響が今なお地域経済社会に残り、重く影を落としていることも否めない事実であろうかと存じます。

 市議会といたしましては、市当局や市民と一体となり、これまで以上に雇用対策や商工業者対策などの緊急対策の実現に向け取り組み、地域経済の浮揚を図るとともに、石炭六法に則した国・県の産炭地振興施策の時限をにらみながら、石炭にかわる新産業として、安全性の確保を前提とした環境リサイクル産業の構築に全力を傾注することが急務であると考えます。

 議員各位並びに関係各位のなお一層の御協力と御支援をお願いいたしまして、本報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告を了承することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。





△日程第5 政治倫理に関する特別委員長報告について



○議長(那須俊春)

 次に、日程第5、政治倫理に関する特別委員長報告についてを議題といたします。

政治倫理に関する特別委員長から、付託事項の審査・調査が終了したので報告したい旨の申し出があっておりますので、この際、政治倫理に関する特別委員長の報告を求めます。江崎アツ子政治倫理に関する特別委員長。

               〔江崎アツ子政治倫理に関する特別委員長 登壇〕



◆政治倫理に関する特別委員長(江崎アツ子)

 平成9年5月19日の本会議において、本特別委員会に付託されました 「政治倫理に関すること」 については本年度5回にわたり委員会を開催し、さまざまな角度からの調査・検討を重ね、真摯に審査を行ったところであります。

 なお、「政治倫理に関すること」 につきまして、本特別委員会としての結論を御報告いたしますが、詳細につきましては会議録に譲ることとして、ここでは要点のみを簡単に御報告いたします。

 政治倫理に関しましては御承知のとおり、平成元年10月リクルート事件等政治不信が憂慮される中で、議員みずからが市民の負託により一層こたえるために、大牟田市議会議員政治倫理要綱を制定いたしております。その後、公職選挙法の一部改正や同要綱の案件に係る審査機関の名称変更に伴い、同要綱の一部改正が行われております。

 本委員会では、この要綱の再検討も含め政治倫理全般について議論をいたしており、市民に対しては機会をとらえ、広報紙を通じて虚礼廃止への御理解と御協力をお願いしたところであります。

 それでは、審査の経緯について開催の順を追って簡単に御報告いたします。

 まず、4月30日の第1回委員会においては、政治倫理に関する審査及び調査の方法について論議いたしました。

 その中で、新たに資産公開まで含めた条例制定を目指し審査をすべきではないかという意見と、まずは同要綱が現状の関係諸法規などに則しているのかどうか再検討を行ってはどうかという意見が出されました。

 結局、昨年実施した43の自治体に対する政治倫理に関する取り組み状況の調査内容だけでは、判断のための資料が十分ではないとの結論に至り、今回は昨年の調査結果などをもとにして、独自の政治倫理条例または要綱などを制定している他の自治体を対象に、制定までの経緯、市民への啓発活動、資産公開の有無など、さらに詳細な内容の調査を行うこととなりました。

 次に、8月25日の第2回委員会では全国51の自治体の調査結果をもとにして、再度審査及び調査の方法について論議いたしました。

 その中で、再び条例の制定を目指すべきではないかとの意見と、現行の同要綱を見直すべきではないかとの意見に分かれましたが、本市の要綱は議員自身の倫理によってみずからを律するものであり、これにより議員の政治倫理が守られていることから、今は同要綱の見直しを図るべきではないかという意見が多数を占めました。

 さらに論議を行った結果、今後は制定から約10年を経過した同要綱の内容について、関係諸法規との照合などによって見直しを行い、現在の諸状況に対応でき、かつ市民に対しても誤解を与えないわかりやすい要綱をつくり上げ、そのことを通じて議員自身もその内容をさらに深く認識していくことが必要であるとの結論に至りました。

 次に、10月8日の第3回委員会では、同要綱の中で見直すべき点について各会派の協議結果をそれぞれ報告するとともに、その内容について論議が交わされました。

 各委員から出された意見は、現行の同要綱の規定をさらに厳しくするもの、同要綱の表現をさらにわかりやすくするものなど多岐にわたり、出された意見について各会派で再度協議を行うこととなりました。

 次に、11月17日の第4回委員会では各会派で協議した結果を報告後、それらをもとに審査を行いました。

 審査に当たっては、より崇高な政治倫理の確立のために、それぞれの立場で論議が交わされ、結局、現行の同要綱は地方自治法、公職選挙法、また他の自治体の条例等と比較しても厳しい規定となっているが、一部誤解を与える可能性のある表現があり、当該部分について協議を行い、同要綱改正案を詰めたところであります。

 最後に、12月22日の第5回委員会では、同改正案について最終的な審査を行いました。

 審査の過程で、同改正案においては会費制に関しての表現を追加して、誤解を与えない規定にすべきであるとの意見等が出され、当該部分についての検討を行いました。

 審査の結果、会費制に関する規定を関係部分に追加するなど、本委員会としての最終案を決定いたしました。

 また、審査終了後、議員の改選時においては全議員に対して同要綱の趣旨の周知・徹底を図るためにも、勉強会などを開催されたいとの要望が述べられました。

 なお、本委員会において決定した大牟田市議会議員政治倫理要綱案については、お手元に印刷配付のとおりであります。

 以上、本特別委員会に付託されました政治倫理に関する審査・調査をすべて終了いたしました。

 今後とも市民への啓発活動になお一層取り組んでいかなければならないと強く認識しているところであり、議員各位におかれましては、要綱を遵守されることはもちろんのこと、さらなる政治倫理観の向上に努められることを切望して、報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告を了承することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。





△日程第6 株式会社ネイブルランド調査特別委員長の中間報告について



○議長(那須俊春)

 次に、日程第6、株式会社ネイブルランド調査特別委員長の中間報告についてを議題といたします。

 株式会社ネイブルランド調査特別委員長から、特別委員会の今日までの活動経過について報告したい旨の申し出があっておりますので、この際、特別委員長の報告を求めます。寺島道夫株式会社ネイブルランド調査特別委員長。

               〔寺島道夫株式会社ネイブルランド調査特別委員長 登壇〕



◆株式会社ネイブルランド調査特別委員長(寺島道夫)

 株式会社ネイブルランド調査特別委員会の調査の進捗状況について御報告いたします。本特別委員会は設置以来7回開催しておりますが、会議の詳細は議事録に譲ることとして、ここでは経過を開催の順を追い、要約して御報告いたします。

 まず最初に、平成10年12月18日第1回目の委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、指名推選の方法により正副委員長の選出をいたしました。

 次に、同年12月25日開催の第2回目の委員会におきましては、委員会の調査目的並びに本委員会の調査の進め方について協議を行いました。以後、委員会開催のつど、あるいは協議会として開催するなど、本委員会での調査の進め方等について随時協議を行ってまいりました。

 委員会ではネイブルランド事業が結果として失敗に終わったが、会社設立からこれまでの変遷の経緯、財務の状況、さらには人件費の推移等についての調査を行い、第三セクターとしての弱点を究明し、今後の第三セクターのあり方として整理し、生かしていくべきとの意見が述べられました。

 次に、平成11年1月6日に開催いたしました第3回目の委員会について申し上げます。

 委員会では、株式会社ネイブルランドに関する一連の経過等の概要について、株式会社ネイブルランドの吉開鉄也社長及び同社の職員3名を参考人として招致し、説明を求めました。

 まず、吉開社長からは市民の皆様の御支援、絶大なる期待のもとに発足したネイブルランドが開園3年5カ月で昨年12月26日に残念ながら閉園となったことに対し、社を代表して深甚なるおわびを申し上げたい旨述べられました。

 続いて、株式会社ネイブルランドの事業経過について、昭和63年12月第三セクター設立研究会が発足し、平成元年2月株式会社ネイブルランド設立準備委員会が設置され、同年9月資本金13億円で株式会社ネイブルランドを設立、平成6年5月造成工事に着手し、平成7年7月同工事が竣工しグランドオープンしたが、平成10年12月に3年5カ月の営業をもって閉園に至った事業経過について説明、さらには会社設立以来の各年度ごとの損益計算書及び各年度ごとの貸借対照表について説明を受けた後、開業準備推移表により15億3,980万円の開業準備費について参考人から説明を受けました。

 これに対して電通の中間報告、イマジカ及びFR&S並びにサンコーコンサルタントが策定した最終報告の内容等の問題、基本構想策定等の業務委託料の問題、開業準備費の15億3,900万円の問題、社長が交代となった理由、株式会社ネイブルランドの土地の問題、損失補償と再生計画の問題等々について質問が出されたことに対して、さらに参考人から説明を受けました。

 次に、1月28日開催の第4回目の委員会について申し上げます。この日の委員会には、株式会社ネイブルランドの当時の担当者を参考人として招致し、主に以下の諸点について説明を求め調査を進めてまいりました。

 場所の問題で当初宮山町から岬町へ、そして最終的には現在地へ移っていった経緯について。業務委託契約がなぜ4社に委託がされたのか、さらには委託の方法について、また、委託され報告を受けた基本構想等のいずれもがなぜ採用されなかったのかその理由について。厳しい内容が示されていた電通の中間報告の取り扱いについて。ネイブルランドが発足した当時の基本的なあり方は、ジオとバイオを生かした体験学習型であったが、なぜ体験学習型からレジャー型へ転換をしたかについて。採用に至らなかった業務委託料の会計上の処理の問題について。中核企業の確保等の経営上の問題について。第三セクターにおける最終責任はだれか取るかなどの問題について質疑が交わされ、参考人に対しさらに詳しい説明を求めました。

 次に、2月1日に開催いたしました第5回目の委員会については、本委員会への招致者の取り扱いについて協議し、次回の委員会への招致者は参考人として招致することが決定いたしました。

 次に、2月10日に開催いたしました第6回目の委員会について申し上げます。

 委員会では、本委員会の調査経費が不足を来すため、調査経費の追加議決を求めることを決定するとともに、株式会社ネイブルランドの元社長であった星岡盛彦氏、及び同じく専務であった中口武治氏の両氏を参考人として招致し調査を進めました。

 まず両参考人からは、ネイブルランドの行き詰まりに直面し、元役員として申しわけない。迷惑をかけたことを深くおわびしたい旨述ベられました。

 委員会に出されました主な論点について申し上げます。

 1. 基本構想、事業化確認調査を初めとする業務委託契約が次々に4社を選定し委託し、さらには約6億400万を要する業務委託をしたもののどのように決まっていったのか。また、委託契約のあり方の妥当性や委託価格の問題、採算性の問題、あるいはいずれの案も採用するに至らなかった理由等についてただしました。

 これに対して参考人からは、業務委託した4社のうち電通については株式会社ネイブルランド設立前から協力を仰いでいた関係から委託をしたものの、平成2年4月の最終報告の中で、岬町の事業用地での事業化は極めて困難との考え方が示されたが、別の角度からの発想による可能性を期待しイマジカ、及びかねてから働きかけがあっていたFR&S並びにサンコーコサルタントに基本構想等の策定を次々に委託した。しかしながら、ジオ・バイオのコンセプトの基本構想ではあったが、100万人以上の集客目標とそれに見合う総事業費が百七十四、五億円に上る設備投資では具体化の方向は望めないとして、会社設立以来蓄積してきたノウハウをもとに、委託各社の基本計画をベースに内部的に大幅に投資を圧縮した現在の園地の基本となっている社内案を作成している旨述ベられました。

 業務委託料については、基本計画は設備投資額の2ないし4%という世間相場を踏まえ、委託先と契約を締結しているが、契約のあり方については競争入札によるのが一般論として望ましいあり方であると思いますが、地域をよく理解しノウハウを待った業者の選定も大切である旨の答弁がありました。

 2. 業務委託した電通の中間報告では、採算性の問題など事業化の問題点の指摘があったが、どのように検討したのか。また、開業準備段階での近隣のレジャー施設・テーマパークの需要動向、さらには投資規模に応じた集客能力等のリサーチについてただしましたが、これに対して電通の中間報告では、年間100万人の集客を目標とするジオ・バイオワールドというコンセプトをベースとして事業を経営することは非常に厳しいという趣旨の考え方が示されているが、ネイブルランドを設立してこれから進めようとするときに事業中止というのは考えらず、別の発想で事業計面を進めていく可能性もあるとして、社内での意思統一が出されたこと。また、テーマパークの投資規模に応じた集客能力等のリサーチは、委託業者による調査・分析を参考にしている旨、参考人から述ベられております。

 3. 日本開発銀行からの指摘事項についてただしたところ、参考人からは、日本開発銀行から国の無利子融資の条件として、経営責任を担う中核企業の確保、物販とかテーマパークの運営について、経験とノウハウを待った専門業者の確保、さらには土地の負担を極力軽減することの3点であった旨答弁がありました。

 4. 閉園に至った要因等について参考人の考えをただしたが、参考人からは、閉園に至った要因は未曾有の大不況と、中核企業体制による経営体質の強化が充足していなかったという体質的な問題も大きく影響しているとの考えが述ベられました。

 5. 約6億400万円の業務委託科は結果的には開業後の経営を圧迫したのではないか。4社のコンサルタント会社の収支計画はどのようになっていたのかただしたところ、15億3,980万円の開業準備費のうち6億400万円という支出を余儀なくされたことは、その後のネイブルランドの経営を圧迫したことは否定できない。電通の基本構想は別として、集客と設備投資によって開業何年か後には黒字転換という経営見通しを立てた事業収支を織り込んだレポートが出されている旨、参考人から答弁がありました。

 6. 電通の中間報告は議会に報告をしているのかどうかをただしたが、参考人からは、ネイブルランドの経営は第三セクターであり大牟田市主導の会社ということから、節々において報告されていたと認識している旨述ベられました。

 7. ジオ・バイオワールドという大地と生命というものをテーマにして会社が発足したが、体験学習型の施設でテーマを絞って展開すれば客層のねらいが定めやすい。体験学習型からレジャー型に、小学校の低学年までの遊具を導入するなど、コンサルタントに委託していく中で体験学習型のレベルの高いコンセブトが薄れていった感が強いがなぜか。また、グリーンランドという巨大なレジャー施設と競合性を持つ施設をつくることについてどういう比較検討がされたのかただしました。

 参考人からは、当時検討される過程において、大牟田の特色をうまく吸い上げた体験学習型というコンセブトが形成されたが、企業化確認調査を実施し、岬町でのジオ・バイオワールドという基本構想では非常に厳しい旨のレポートであった。他のテーマパークに例があるように、学習体験を中心としたテーマパークでは急速な集客の落ち込みがあることから、遊びの要素を加味したテーマパークでないと経営は成り立たないということが明確になってきたことと、大牟田における観光産業を新たにつくることは困難なため、今ある施設を有効に利用しながらゾーンとしてグリーンランドを相乗的に利用し、その効果をねらわないとテーマパークは安定的な集客ができないと考えられた旨の答弁がありました。

 これに対し、客層をどう分析したのか、グリーンランドとの相乗効果を期待するというのは無理があったのではないか。大牟田市域にレジャー施設がない、市民の要望が強いというだけで情勢分析と採算性の詰めが不十分であり、ネイブルランド社の発足時から第三セクターの弱さがあらわれていたのではないかとの意見が述ベられました。

 8. 第三セクターとしてのネイブルランドは、責任体制に不十分さがあったのではないか。さらには、今後の第三セクター経営のあり方についてもただしたところ、参考人からは、ネイブルランドが第三セクターとしてスタートしたが、地域振興という目的からの事業展開であったことから、基調としては大牟田市主導であったと思う。今後の第三セクター経営のあり方として、経験、ノウハウを待った強力な人材と、それを支える責任を担う中核企業を柱に据えた強力な経営体制など足場を整理するとともに、厳密な採算性をより綿密に検討した上での旗揚げが必要である旨述ベられました。

 9. 開業準備費の中の交際接待費は、開業から平成7年までに2,785万円使われている。関係先対応等とあるがどういうものかただしたところ、参考人からは、行政とネイブルランドとの情報交換、電通とか関係業者、東京ディズニーランドとの意見交換等テーマパーク建設のための人脈を広げるとか、協力関係、支援関係の会合等のために支出していて、そういう活動費というのが占めている旨答弁がありました。

 次に、2月18日に開催いたしました第7回目の委員会について申し上げます。

 委員会では、当時のネイブルランド取締役会長であり当時の大牟田市長であった塩塚公一氏を参考人として招致し、調査を進めました。

 委員会で交わされました主な論点について申し上げます。

 1. ネイブルランドが平成10年12月25日をもって閉園したが、閉園に至ったことについて見解をただしましたが、参考人からは、3年半この会社の事業にタッチできなかった、自分なりにやれる立場になかったということで、非常に残念だという思いである旨述ベられました。

 2. 開業準備段階で約7年間、その間電通を初め4社と業務委託契約をされたが、どのコンサルタントの計画書もなぜ採用されなかったのか、参考人の見解をただしました。これに対し、当時三池炭鉱の閉山対策という時代背景から、この地域の観光事業は一つの目玉であり得るのではないかと、観光開発検討委員会で検討された経緯もあり、可能性として方法があるのかどうかの検討、これが第2、第3の委託をしていった直接のきっかけになったと思う。先発のテーマパークの雲行きが悪くなったところがあることから、日本開発銀行の指導が厳しい状況で、成案が予期した以上にずれ込んだ旨述ベられました。

 3. 平成元年12月電通の中間報告が出されているが、取締役会としてどのような方向性を持ったのかただしたところ、参考人からは、取締役会の中で基本的にはやれるんではないかという意見が多かったので、会社の執行部の考え方を了承したと思う旨の答弁がありました。

 4. 閉園の要因の一つに、第三セクターの運営の中で行政主導型、さらには中核企業をとり込みきれなかったことに問題があったと言われるがどうかとの質問に対し、参考人からは、研究会の成果として結論を出し答申され、国・県、大手の企業の合意の中で会社をスタートしていったという経過がある旨述ベられました。

 5. 用地の問題で、当時開園後5年間は借地でいくという話を聞いたが事実か。また、なぜ用地購入を急いだのか。さらには価格交渉などについてどう決定されたのかとの質問をいたしましたところ、参考人からは、交渉過程の中で当時の所有者から購入することが前提でないと仕事がしにくい旨の報告があったと聞いている。用地問題の決着を出さないと工事に入れないということで決断をしたと思うが、真摯に市民利益を考えながら交渉をしたと思っているとの答弁がありました。

 6. 昨年12月に閉園に至ったが、開園に当たって採算性に対する甘さがあったとの声もあるけれどもどう考えるかとの質問に対しては、会社提出の計画が金融機関の審査を受け、大丈夫との審査の報告を受けている旨、参考人から述ベられました。

 7. ネイブルランドが閉園となったことについて、当時の大牟田市長、ネイブルランド社の会長として責任があると思うが、その点についての見解をただしましたところ、参考人からは、生みの親の1人として協力いただいた方に申しわけないという気持ちであり、市民の夢であったので、何とか手だてはなかったかという思いと、自身がその立場になかったことが悔やまれる旨述ベられました。

 8. 第三セクターの役割はどういうものだと思って事業を進めたのか、さらにネイブルランドの公共性・公益性というのは、具体的にはどこにあったか。使命である公共性・公益性がない事業になぜ税金を使わなければならなかったのかとの質間に対しまして、参考人からは、第三セクターにおける公共の役割は、信用の供与である。民間でやるのが一番であるが、その会社の事業目的と、市民がそれに賛同し得るかどうか、必ずしも公共性がすべてということにある場合と、ない場合があると承知している。第三セククーは公的信用力の供与を前提にしながら行政よりもスピーディーな判断が要請されたが、出向者もあり、逆の作用をするという弱さを持って会社が推移してきたと思う。認識としては、当時新しい産業構造を開くというリーディングプロジェクトにしようとの思いがあった旨述ベられました。

 その他、体験学習型からレジャー型を導入した基本コンセプトの一部変更と情報公開の問題、入場料の問題、交際接持費の問題、平成6年3月10日民間5社と交わされた覚書の問題等についてもただしました。

 以上、要約して経過を御報告いたしましたが、当委員会は市の出資金に対する行政効果を調べるとともに、閉園に至った反省点もあわせて調査することであり、今日まで参考人の方々にいろいろ説明を求めてまいりました。しかしながらいろいろな問題において、組織としての決定のあり方、あるいはその決定に対する責任の所在等あいまいさが見られ、真に第三セクターの弱点をさらしているように思われます。

 一例を申し上げますと、開業準備費のうち、コンサルタント4社への基本計画等の策定委託料の支出の必然性などを初め、ネイブルランド社の経営実態を調査してまいりましたが、納得いく説明を受けるに至りませんでした。また、開業準備費のうち、株式発行費用についても不明な点がありましたが、この点についても同様であり、現時点では明らかにできませんでした。簡単ではございますが、本委員会におけるこれまでの調査の進捗状況についての報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告を了承することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。





△日程第7 調査事項の付託について



○議長(那須俊春)

 次に、日程第7、調査事項の付託についてを議題といたします。

 各常任委員長及び議会運営委員長から、お手元に印刷配付の調査事項申し出表のとおり、閉会中の各常任委員会及び議会運営委員会に付託されたいとの申し出があっております。

 お諮りいたします。

 各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり、付託することに御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 よって、別紙申し出表のとおり、各関係委員会にその調査を付託いたします。



         閉会中の各常任委員会、議会運営委員会調査事項申し出表

■総務委員会

 1. 市政の総合計画に関すること。

 1. 国際交流に関すること。

 1. 地域振興に関すること。

 1. 財政計画及び予算に関すること。

 1. 住民との連携に関すること。

 1. 市有財産の管理に関すること。

 1. 職員の人事、給与、勤務条件に関すること。

 1. 市行政区域に関すること。

 1. 庁舎及び付属施設の維持管理に関すること。

 1. 契約及び検査に関すること。(水道局関係を除く)

 1. 支所に関すること。

 1. 国民健康保険税及び国民年金に関すること。

 1. 女性・青少年に関すること。

 1. 同和対策に関すること。

 1. 消費者の保護に関すること。

 1. 消防に関すること。

 1. 選挙に関すること。

 1. 所管に係る陳情に関すること。



■教育民生委員会

 1. 福祉六法に係わる社会福祉に関すること。

 1. 社会福祉対策に関すること。

 1. 労働福祉に関すること。

 1. 社会福祉協議会の育成に関すること。

 1. 保健衛生の向上に関すること。

 1. 斎場に関すること。

 1. 社会教育に関すること。

 1. 保健体育に関すること。

 1. 学校教育に関すること。

 1. 文化財に関すること。

 1. 所管に係る陳情に関すること。



■経済衛生委員会

 1. 産業の振興に関すること。

 1. 農林水産及び商工鉱業に関すること。

 1. 動物園等観光施設の整備に関すること。

 1. 貿易の振興に関すること。

 1. 環境保全に関すること。

 1. 清掃事業に関すること。

 1. 市立総合病院に関すること。

 1. 所管に係る陳情に関すること。



■建設委員会

 1. 建設工事に関すること。

 1. 水防計画に関すること。

 1. 市営住宅の管理・整備に関すること。

 1. 都市計画事業の推進に関すること。

 1. 公園に関すること。

 1. 区画整理事業に関すること。

 1. 道路・河川の管理・整備に関すること。

 1. 下水道事業に関すること。

 1. 失業対策事業に関すること。

 1. 交通安全対策に関すること。

 1. 水道事業に関すること。

 1. 所管に係る陳情に関すること。



■議会運営委員会

 1. 議会の運営に関する事項。

 1. 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項。

 1. 議長の諮問に関する事項。





○議長(那須俊春)

 以上で、本定例会に予定された議事をすべて終わりました。この際、市長からごあいさつがございます。

 なお、引き続き、正副議長からもあいさつすることになっておりますので、よろしくお願いいたします。栗原市長。

               〔栗原 孝市長 登壇〕



◎市長(栗原孝)

 平成10年度第4回定例市議会の最終日に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。

 まずは今議会が無事に終了し、全議案を御承認いただき、まことにありがとうございました。今議会は皆様方議員にとっては今任期最後の議会であります。議長、副議長を初め皆様方のこれまでの御指導・御協力に対しまして、改めて行政当局を代表いたしまして心から感謝を申し上げ、敬意を表する次第であります。

 私は皆様が当選されたときは助役として、そして平成7年12月からは第23代大牟田市長として皆様方と我が大牟田市政発展のため、これまで種々の議論をさせていただきました。

 この4年間では大牟田の歴史の中で一大事件でありました三池炭鉱の閉山、さらにはその 「あらかじめ対策」 として実施してまいりましたネイブルランドの開園と閉園がございました。しかしながら、この大牟田市を21世紀に向けた持続した発展ができる土台をつくるべく、大牟田テクノパークの造成、南部処理場の着工、三池港の整備、有明海沿岸道路の整備、ダイオキシン対策のためのRDF発電を含む環境リサイクル産業の創造、さらには介護保険の準備、福祉行政の充実、行財政改革の推進等、さまざまな事業に取り組んでまいりました。皆様方におかれましては、このようなさまざまな取り組みに御支援・御協力をいただき、心から感謝申し上げます。

 このたびで御勇退を決断されました方々もいらっしゃるわけでございますが、多くの議員の皆様方は改めて来る地方統一選挙を戦い抜かれるわけであります。それぞれに力いっぱいの選挙戦の中で改めて市議会議員となられ、21世紀に向けての大牟田市発展のために御活躍されますよう、心から御期待申し上げます。そしてそれぞれの持ち場において、閉山後のこの大牟田の活性化、福祉の充実と文化のかおり豊かな美しい住みよいまちづくりに、御支援・御協力をぜひ賜りたいと存じます。ここにこの4年間の市議会運営に対するお礼と、次の議会での再会を心から御祈念申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。そして、頑張ってください。

               〔那須俊春議長・金沢明夫副議長 登壇〕



○議長(那須俊春)

 まだ任期半ばでございますけれども、今期の最後の定例会でございまして、最終日でございますので、一言お礼とごあいさつを申し上げたいと思います。

 一昨年6月に議長に就任いたしまして、その際、私がお願いを申し上げましたが、原田議員、増田議員、桑畑議員、経験者3人いらっしゃるので大変心強うございますので、御指導願いますということを申し上げたわけでありますが、この2年足らずの間に再三にわたって御助言御指導をいただきました。心からお礼を申し上げたいと思います。

 なおまた炭鉱の閉山がございましたし、ネイブルランドの閉園という事件も起きまして、大変重要な時期に議長を仰せつかったわけでありますが、何分にも不慣れな点もたくさんございましたし、性格として非常にせっかちな面もございまして、議会運営を初め多くの点で皆さん方に御不満なり、あるいは不愉快な面もたくさん与えたのではないかと思います。この際心からおわび申し上げます。

 なおまた市長初め当局の皆さんにも大変議会運営上も、その他の問題でも心もとないことがたくさんあったと存じますけれども、この際お許しを願いたいと思います。これからもまた、選挙を戦うわけでありますが、幸いにして皆さん方とこの席で再会できるようなことにもしなりますれば、今後も皆さんと一緒に力を合わせながら、市議会の発展のためにあるいは大牟田市の発展のために力を尽くすことをお誓い申し上げて、今後皆さん方の御指導さらなる御援助を申し上げて極めて簡単でございますけれども、お礼の言葉にかえたいと思います。

 どうもありがとうございました。(拍手)



◆副議長(金沢明夫)

 一言簡単にごあいさつ申し上げます。

 私は議員として4期16年お世話になってまいりました。その中でも思い出深いことを2つ申し上げますと、第1回目の教育民生委員長になりましたときに、文化のかおり高いカルタックスおおむたができたこと、これが一つであります。いま一つは歴史的に御縁の深い福島県の月舘町との交流、これが今も継続的になされておるということが非常に思い出に残っております。

 またこの約2年間、副議長という大役を仰せつかったわけでありますけれども、本当に皆様には御迷惑をおかけする場面が多々あったのではないかと思いますけれども、議長さんを初め各議員の皆様方、そして議会事務局の皆様方のお世話によりまして、何とか大過なく務めさせていただきましたことに心から御礼を申し上げたいと思います。

 これから私も含めまして、それぞれ皆様方進路は違うわけでありますけれども、どうぞ健康に留意されまして、初期の目的を達成されますように、心からお祈りを申し上げておきます。議員の皆さん方本当にお世話になりました。そして当局の皆様方にも本当にお世話になりました。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(那須俊春)

 お諮りいたします。

 以上で本定例市議会を閉会したいと存じますが、御異議ありませんか。

               〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 それでは、第4回定例市議会はこれをもって閉会いたします。

                              午後3時27分  閉会 



地方自治法第123条第2項及び大牟田市議会会議規則第98条の規定によりここに署名する。



議  長    那 須 俊 春



議  員    江 崎 アツ子



議  員    坂 田 敏 昭