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福岡県 大牟田市

平成10年12月 定例会(第399号) 12月08日−01号




平成10年12月 定例会(第399号) − 12月08日−01号







平成10年12月 定例会(第399号)


平成10年度大牟田市議会第3回定例会会議録

平成10年度第3回定例市議会議事日程(第1号)
          平成10年12月8日
          午後1時30分 開会

●諸般の報告
日程第1 会期の決定
日程第2 会議録署名議員の指名
日程第3 議案第58号〜第69号上程(12件)
 議案第58号 専決処分について
       (大牟田市市税条例の一部を改正する条例)
 同 第59号 大牟田市市税条例の一部を改正する条例の制定について
 同 第60号 大牟田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
 同 第61号 平成10年度大牟田市一般会計補正予算
 同 第62号 平成10年度大牟田市公共下水道事業特別会計補正予算
 同 第63号 請負契約の締結について
       (橘住宅(2期)公営住宅新築工事(A工区))
 同 第64号 請負契約の締結について
       (橘住宅(2期)公営住宅新築工事(B工区))
 同 第65号 請負契約の締結について
       (橘住宅(2期)公営住宅新築工事(C工区))
 同 第66号 請負契約の締結について
       (公共下水道事業諏訪ポンプ場築造(土木)工事)
 同 第67号 請負契約の変更契約の締結について
       (開発就労事業岬町線道路改良舗装工事)
 同 第68号 市道路線の認定及び廃止について
 同 第69号 財産の取得について
       (救助工作車?型)

          (提案理由説明)
日程第4 議案第20号〜第30号上程(11件)

          (委員長報告)
          (討   論)
          (採   決)

出席議員名
 1番   大 場 和 正 議員
 2番   島   フミヱ 議員
 3番   江 崎 アツ子 議員
 4番             
 5番   北 岡 恭 子 議員
 6番   鹿 毛 貞 男 議員
 7番   金 子 恵美子 議員
 8番   時 津 進 二 議員
 9番   田 中 琢 美 議員
10番   永 江 利 文 議員
11番   長 野 スミ子 議員
12番   中 島 正 憲 議員
13番   平 島 恒 雄 議員
14番   石 原 正 利 議員
15番   寺 島 道 夫 議員
16番   小 野   晃 議員
17番   久木野 眞 二 議員
18番   立 野   弘 議員
19番   西 山 照 清 議員
20番   松 葉 幸 生 議員
21番   内 山 謙 一 議員
22番   小 林 正 明 議員
23番   古 賀 道 雄 議員
24番   坂 本 秀 秋 議員
25番   那 須 俊 春 議員
26番   大 橋 武 彦 議員
27番   松 里 兼 男 議員
28番   城 後 正 徳 議員
29番   猿 渡 軍 紀 議員
30番   金 沢 明 夫 議員
31番   坂 田 敏 昭 議員
32番   桑 畑   貢 議員
33番   増 田 亮 治 議員
34番   原 田 俊 孝 議員

欠席議員名
              な し

説明のため出席した者
栗 原   孝   市   長
猿 渡 武 彦   助   役
服 部 和 典   助   役
西 村   覺   収 入 役
企画調整部
 徳 永 敬 史   部   長
 木 下 勝 弘   次   長
 豊 武 数 実   企画振興課長
 中 尾 昌 弘   財 政 課 長
行政管理部
 松 藤   晃   部   長
 古 賀 昭 人   次   長
 山 本 和 雄   人 事 課 長
契約検査室
 合 嶋   計   室   長
市民部
 古 賀 秀 樹   部   長
保健福祉部
 中 原 厚 子   部   長
環境部
 川 田 勇 二   部   長
経済部
 吉 岡 信 康   部   長
都市整備部
 猿 渡 文 弘   部   長
建設部
 山 本 一 秀   部   長
市立総合病院
 古 賀 正 茂   事 務 局 長
消防本部
 猿 渡 敏 弘   消 防 長
 猿 渡 辰 雄   次長・消防署長
水道局
 梅 見 清 治   局長・水道事業管理者職務代理者
教育委員会
 荒 木 和 久   教 育 長
 鈴 木 孝 則   教 育 部 長

事務局職員出席者
 一ノ瀬   清   局   長
 井 上 紘 一   次   長
 葭 原 節 哉   主   査
 清 田 弘 子   書   記
 城 戸 智 規     同  
 西 村 俊 二     同  
 前 田 浩 孝     同  
 内 山 勝 司     同  
 安 部 徹 志   速記業務委託者




                              午後1時30分  開会



○議長(那須俊春)

 定足数に達しておりますので、これより第3回定例市議会を開会いたします。

 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりでありますので御了承願います。

 議事に入ります前に、諸般の報告を行います。

 本市議会の増田亮治議員が地方自治功労者として、11月3日付をもって藍綬褒章を受章されております。この際、御紹介申し上げ、増田亮治議員の名誉と御功績をたたえたいと存じます。



                              午後1時31分  開議



△日程第1 会期の決定



○議長(那須俊春)

 それでは、これより議事に入ります。

 日程第1、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期につきましては、議会運営委員会の御決定どおり、本日から12月18日までの11日間と定めたいと存じますが、御異議ありませんか。

          〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決定いたしました。

 つきましては、その間の議事運営は、お手元に印刷配付の会期日程表のとおり取り運びたいと存じますので、御協力をお願いいたします。






平成10年度大牟田市議会第3回定例会会期日程
┌────┬──┬────────┬────────┬───────────────┐
│ 月 日 │ 曜 │  本 会 議  │  委 員 会  │    摘     要    │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│    │  │        │        │○諸般の報告         │
│    │  │        │        │○会期の決定         │
│12.8 │ 火 │開 議(13:30)│        │○会議録署名議員の指名    │
│    │  │        │        │○提案理由説明        │
│    │  │        │        │○委員長報告・採決      │
│    │  │        │        │(各会計決算議案−継続審査分)│
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  9 │ 水 │休 会     │        │○議案熟読          │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  10 │ 木 │休 会     │        │○議案熟読          │
│    │  │        │        │○請願提出期限        │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  11 │ 金 │開 議(10:00)│        │○質疑・質問         │
│    │  │        │        │○意見書案等提出期限     │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  12 │ 土 │休 会     │        │○休 日           │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  13 │ 日 │休 会     │        │○休 日           │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  14 │ 月 │開 議(10:00)│        │○質疑・質問         │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  15 │ 火 │開 議(10:00)│        │○質疑・質問         │
│    │  │        │        │○調整委員会−意見書案等   │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  16 │ 水 │休 会     │開 議(10:00)│○常任委員会審査       │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│  17 │ 木 │休 会     │        │○報告書起草         │
├────┼──┼────────┼────────┼───────────────┤
│    │  │        │        │○議会運営委員会       │
│  18 │ 金 │開 議(13:10)│        │○常任委員長報告・採決    │
│    │  │        │        │○議会報編集委員会(閉会後) │
└────┴──┴────────┴────────┴───────────────┘







△日程第2 会議録署名議員の指名



○議長(那須俊春)

 次に、日程第2、本定例会の会議録署名議員を指名いたします。

               2番  島   フ ミ ヱ  議員

               32番  桑 畑     貢  議員

 以上の両議員を指名いたします。





△日程第3 議案第58号〜第69号上程(12件)



○議長(那須俊春)

 次に、日程第3、議案第58号専決処分について(大牟田市市税条例の一部を改正する条例)から、同第69号財産の取得について(救助工作車?型)までの12件を一括議題として、市長から提案理由の説明を求めます。栗原市長。

          〔栗原 孝市長 登壇〕



◎市長(栗原孝)

 本日、平成10年度第3回定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位には、公私とも御多用の中御出席いただき、厚くお礼申し上げます。

 議案の説明に入ります前に、新聞等で報道されておりますネイブルランドについて御説明いたします。

 株式会社ネイブルランドといたしましては、11月26日に開催されました臨時取締役会におきまして、来る12月26日からネイブルランドを閉園し、会社を清算することが決定されました。

 具体的な内容等につきましては、今後、関係者等との協議調整を行い、最終的な決定がなされる予定であります。

 ネイブルランドは、三池炭鉱閉山を見据えた地域振興の核事業として取り組んできたものであり、産業構造の転換、雇用の創出、地域経済への波及効果、さらには岬町地区の再開発事業の推進など、多機能都市づくりを進める本市において、大きな役割を担い、また果たしてきたと理解しております。

 このような決定に至りましたことは、ネイブルランドとそれを取り巻く厳しい状況等を勘案いたしましても、非常に残念な結果であるとしか言いあらわしようがありませんが、今日までネイブルランドを支えていただきました市民、議員の皆様を初め多くの方々に対し、感謝申し上げる次第であります。

 現在、本市におきましては大牟田テクノパーク、三池港整備、有明海沿岸道路、環境リサイクル産業、大正町1丁目地区市街地再開発などの活性化事業に取り組んでおり、今後の事業推進を図る上でネイブルランドの閉園、清算による影響が懸念されるところではありますが、このような状況に至ったことにつきまして検証し、その影響が今後の各事業に及ばないよう行政運営に全力で努めてまいる所存であります。

 また、会社清算に当たりましても、地元への適切な配慮がなされた最善策がとられるよう関係機関等へ働きかけますとともに、市といたしましても可能な限りの対応に努めてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。

 引き続きまして、提出議案の概要について御説明申し上げます。

 この議会に提出いたしました議案は12件でありますが、その内訳は条例議案2件、予算議案2件、専決処分したものについて報告し、承認を求める議案1件、請負契約の締結等議案5件、その他市道路線の認定及び廃止に関する議案1件並びに財産の取得議案1件であります。

 まず、予算議案のうち一般会計補正予算について御説明いたします。

 今回の補正につきましては、国の経済対策に関連するもの及び国・県補助金等特定財源の内示あるいは決定に伴うもののほか、事業の進捗により生じてまいりました経費の過不足等を中心に補正を行うものであります。

 以下、歳出の主なものについて御説明いたします。

 まず、緊急経済対策に関連するものといたしまして、土木費におきましては、都市計画街路事業の駅裏線・岬町線(駅西通線)整備及び上官土地区画整理事業について、国の第3次補正予算による追加にあわせ補正を行うものであります。これらのうち、駅裏線・岬町線につきましては、国の第1次補正分と合わせまして、当初予算計上額の2倍以上の事業費となり、また上官土地区画整理事業につきましても、当初予算計上分と国の第3次補正分を合わせ、大幅な事業費の確保となったところであります。

 さらに、小学校建設費及び中学校建設費におきまして、学校の空調設備について、9月補正予算において増額計上いたしておりました事業費に加えまして、今回、国の第1次補正分として内示をいただきましたので、未整備の6校について補助事業により実施することといたしました。

 いずれの事業につきましても、実質的な市の負担額を抑制できる形で進捗が図られることとなり、関係各位に深く感謝申し上げるものであります。

 以上、経済対策に関連いたしまして、補助事業と市の単独事業を合わせ、一般会計の事業費として4億6,400万円を追加するものであります。なお、緊急経済対策に盛り込まれております地域振興券の発行等に係る経費につきましては詳細がわかり次第、所要の措置を講じることといたしております。

 次に、他の補正内容につきまして款を追って御説明いたします。

 総務費におきましては、行政連絡員制度が12月から全校区において発足することとなりましたので、同制度の運営費について、所要の調整を行い追加計上いたしました。また、中核的拠点整備事業推進費につきましては、RDF発電事業を福岡県、電源開発株式会社、参加市町等で構成される株式会社で行うに当たり、事業主体設立に向け出資することといたしております。さらに、電子計算費におきまして介護保険の施行に向けたシステム構築に係る本年度分の経費を計上いたしましたほか、徴税費におきまして市税等還付金の追加を行っております。

 民生費におきましては、雇用促進住宅小浜宿舎の建設に伴うテレビ電波障害の改善対策事業費を計上いたしましたほか、生活保護扶助費におきまして医療扶助の大幅な不足が見込まれることから、扶助費の追加計上を行っております。

 農林水産業費におきましては、筑後川下流土地改良事業による用水事業の工事完成に伴い、建設事業の元利償還分を負担金として計上いたしました。

 商工費におきましては、大牟田中央ライオンズクラブから夏まつり振興会に寄贈される大蛇山を展示するための大牟田観光プラザの改装費用を計上いたしております。

 教育費におきましては、記念グラウンドの全天候型に向けた走路改修工事の不足分を補正計上いたしております。

 以上のほか、指定寄附といたしまして、大字三池の野口重義さんから3万円、九州電力株式会社港発電所から9万1,180円、九州電力株式会社大牟田営業所ほか2名から5万2,200円を福祉振興基金に、また、築町の冨永行基さんから20万円、本町の大久保修吉さんから10万円、大字歴木の北郷友章さんから10万円を学校保健振興のために、それぞれいただいておりますので、その御厚意におこたえするものであります。

 以上、補正の概要について御説明いたしましたが、この結果、補正額は9億9,349万8,000円の追加となり、補正後の一般会計予算は631億2,075万1,000円となります。

 なお、財源につきましては国庫支出金、県支出金、寄付金、諸収入、市債等の特定財源を追加し、一般財源として地方交付税等を計上いたしております。

 地方債の補正につきましては、対象事業費の変更及び追加にあわせて補正を行うものであります。

 次に、公共下水道事業特別会計補正予算について御説明いたします。

 公共下水道事業会計におきましては、さきに行われました国の総合経済対策に関連して事業費の大幅な追加を行ったところでありますが、今回の緊急経済対策として、さらに追加配分がなされる見込みでありますので、所要の経費を追加計上するものであります。

 なお、今回補正予算として提出いたしました経済対策関連の事業費は、一般会計で4億6,400万円、公共下水道事業会計で4億9,000万円の合計9億5,400万円となり、9月補正予算と合わせ、一般会計で25億8,600万円、公共下水道事業会計で41億1,500万円の追加を行ったことになり、総額では67億100万円の経済対策を実施することとなるものであります。

 以上が予算議案の概要であります。

 続きまして、条例議案2件について御説明いたします。

 まず、市税条例の一部改正については、地方税法等の一部を改正する法律がさきに施行されたことに伴い、用途に変更のあった宅地等に係る平成11年度分の固定資産税及び都市計画税の課税標準額について、同法の規定による当該土地の変更後の用途の市町村の平均負担割合により算出する方法を適用せず、従来どおり当該土地の前年度の課税標準額と当該年度の評価額の割合による負担水準により算出する方法を採用するため、所要の改正を行うものであります。

 次に、市営住宅条例の一部改正につきましては、本年6月から建設に取り組んでまいりました炭鉱閉山に伴う炭鉱離職者等の受け皿としての市営小浜南住宅128戸分について、来年3月下旬から入居を予定いたしておりますことから、当該住宅の設置に当たり所要の改正を行うものであります。

 以上が条例議案の概要であります。

 続きまして、市税条例の一部改正に係る専決処分に関する議案について御説明いたします。

 本案は 「特定非営利活動促進法」、いわゆる 「NPO法」 の制定に関連する地方税法の一部改正に伴い、特定非営利活動法人に対する市民税の規定の適用につきましては、公益法人等に含む取り扱いとされたことにより、所要の規定の整備を図ったものであります。

 次に、請負契約の締結等議案5件につきましては、北部公営住宅建替事業第2期事業90戸分の建設に係る橘団地公営住宅新築工事A工区、B工区及びC工区、並びに公共下水道事業諏訪ポンプ場築造(土木)工事に関する請負契約の締結議案4件、並びにさきに締結した開発就労事業岬町線道路改良舗装工事の変更契約議案1件であります。

 なお、開発就労事業岬町線道路改良舗装工事を除く4件につきましては、2カ年間の継続事業として平成11年度の完成を目指すものであります。

 その他の議案といたしましては、市道路線の認定及び廃止に関する議案並びに救助工作車?型購入に係る財産の取得議案であります。

 以上が提出議案の概要であります。

 何とぞ御審議の上、御協賛くださいますようお願い申し上げます。





△日程第4 議案第20号〜第30号上程(11件)



○議長(那須俊春)

 次に、日程第4、さきの9月定例市議会において継続審査の取り扱いとして、関係常任委員会及び決算特別委員会に付託しておりました議案第20号から同第30号までの11件を一括議題として、各関係委員長より審査結果の報告を求めます。

 最初に、坂田経済衛生委員長。

          〔坂田敏昭経済衛生委員長 登壇〕



◆経済衛生委員長(坂田敏昭)

 さきの9月定例市議会において、継続審査として経済衛生委員会に付託されておりました議案第28号平成9年度大牟田市立総合病院事業会計決算の認定について、審査の経過と結果を簡単に御報告いたします。

 大牟田市立総合病院は平成7年5月1日に新築移転して3年が経過し、救急医療と成人病対策の充実及び地域医療機関との連携等を重点に置いて施設・設備の整備を図り、地域医療の確保に努めてきたところであり、地域の中核的医療機関としての役割を果たしています。

 一方、全国の自治体病院の経営状況を見ると、赤字経営の自治体病院の割合が平成9年度は63.2%と見込まれております。

 このような状況の中で、大牟田市立総合病院における平成9年度決算は昨年に引き続き患者数の増により、収益の伸びが費用の伸びを上回り、平成8年度決算に比べてやや改善しましたが、依然として赤字を計上し、厳しい決算となった旨の説明を受けました。

 業務内容を申し上げますと、患者数が入院14万1,937人、外来24万6,117人で、入院、外来とも過去最高になっております。また、救急患者受付件数も前年度に比べて12.9%増の7,402件になり、新病院になってから2年間とも患者数が前年度を上回っております。

 収益については入院収益が43億1,998万9,000円、外来収益が23億8,282万9,000円で、平成8年度に比べ入院、外来とも患者数及び1人1日当たりの単価ともに増加し、入院2億4,587万8,000円、外来1億4,463万9,000円の増収となっております。

 費用については平成9年度に比べ、退職者の増加等により給与費が1億7,702万8,000円の増加、委託費等経費が9,341万7,000円の増加となっております。材料費については、患者数の増加に伴い1億117万3,000円増加しております。また消費税率の引き上げや地方消費税の新設により、雑損失となる仮払消費税が5,841万4,000円増加して、1億5,226万3,000円に達しております。

 総収益は前年度比4.3%増の75億8,959万1,000円であり、総費用は前年度比2.4%増の81億6,163万2,000円となり、この結果、純損失5億7,204万1,000円を計上することとなりました。

 医療機器については、主なものとして 「超音波診断装置カラードプラー」 等の新設・更新などに5,618万8,000円をかけて一層の充実が図られております。

 今後の病院経営については、医療費抑制という基調の中でさらに厳しさを増すことが予想されますが、計画的かつ効率的な経営の推進を図り、経営基盤の強化に努めていかれることを強く期待するところであります。

 審査の過程で、地域の中核的な基幹病院として、地域医療機関との緊密な相互連携により、保健・医療の充実に努め、さらには健全な病院経営に向け最大限の努力を傾注し取り組まれたい。

 また、その取り組みに当たっては市民に親しまれ愛される病院づくりを目指し、市民や関係者の理解と協力が得られるよう努めるとともに、接遇などソフト面でのサービスのより一層の改善や、看護婦等病院職員の労働環境にも十分配慮されたいとの意見・要望が述べられました。

 最終的な意見集約の段階で、日本共産党議員団委員より、当初予算との関連上認定しがたいとの態度表明がありましたが、結局、多数をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

          〔「質疑なし」 と呼ぶものあり〕



○議長(那須俊春)

 次に、城後建設委員長。

          〔城後正徳建設委員長 登壇〕



◆建設委員長(城後正徳)

 さきの9月定例市議会において、継続審査として建設委員会に付託されておりました議案第29号平成9年度大牟田市水道事業会計決算の認定について、同第30号平成9年度大牟田市水道事業剰余金の処分について、以上2件の議案の審査の経過と結果を簡単に御報告いたします。

 まず、平成9年度の水道事業の概況を申し上げますと、給水状況では年度末給水戸数が4万7,264戸で対前年度比0.2%の増、給水人口が11万8,578人で対前年度比1.3%の減、年間給水量が1,271万8,754立方メートルで対前年度比0.4%の減となっております。

 また、三池炭鉱専用水道との一元化については、一部地域での排水管布設工事が実施されております。

 次に、財政状況では、収益的収入総額は29億7,001万円で対前年度比2.4%の増となり、このうち給水収益が24億9,870万円で対前年度比2.5%の増となっております。

 一方、収益的支出総額は26億358万円で対前年度比1.3%の経費増となり、収支差額は3億6,643万円の純利益となっております。

 その結果、平成8年度末における累積欠損金は解消され、1億4,029万円の利益剰余金が出ております。

 しかしながら、人口の減少や地域経済の低迷などにより給水量の伸びは期待できず、企業債償還金、受水費など固定的な経費が多くを占める財政運営が続くと見込まれており、さらに水道一元化の推進、老朽施設の改善など取り組むべき諸課題も山積しており、今後においても大変厳しい事業運営が予想されます。

 このような状況の中で、慎重に審査を行ったのであります。

 審査の過程で、?企業債については、金利負担軽減のために低利のものに借換えができるよう関係機関へ働きかけられたい。?水道料金については、好決算のときにこそ中期的な計画を策定して、極力料金改定につながらないよう努力されたい。また、水道一元化の推進や機構改革に伴う公社化などの諸課題についても、中期的な計画策定の中であわせて検討されたい。?水道の未給水地域については、水道管引込み時の工事費用減額基準を緩和するなど市水を引きやすい環境づくりを進め、未給水地域が解消されるよう努められたい。?浄水場については本市独自の施設を持っていないので、自前の浄水場建設に向けて取り組まれたいとの意見・要望が述べられ、最終的な意見集約の段階では、日本共産党議員団委員より、当初予算との関連上賛成しがたいとの態度表明がありましたが、結局、多数をもって原案どおり認定または可決すべきものと決定いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

          〔「質疑なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 最後に、江崎決算特別委員長。

          〔江崎アツ子決算特別委員長 登壇〕



◆決算特別委員長(江崎アツ子)

 平成10年9月定例市議会において、継続審査として本特別委員会に付託されておりました議案第20号平成9年度大牟田市一般会計決算の認定についてから、同第27号平成9年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計決算の認定についてまでの8件につきましては、去る10月12日から同月15日までの実質4日間にわたり、慎重に審査を行い、ここに結論を得るに至りました。

 会議の詳細は、本特別委員会の会議録に譲ることとして、ここではその経過と結果を簡単に申し上げます。

 平成9年度の当初予算は、人口の減少と高齢化が依然として進み、さらに基幹産業であった石炭鉱業が終えんの危機を迎えるという情勢のもとで、財政運営の基盤となる自主財源に乏しく、依然として地方交付税等の依存財源に頼らざるを得ない状況が続いているものの、閉山による地域への影響を最小限にとどめ、地域経済の活性化を図るためにも、これまで以上に積極的な行政展開が必要であるとの視点で編成がなされました。

 平成9年3月末には三池炭鉱が閉山し、その後所要の補正計上も行われ、予算執行されたところであります。

 それではまず、議案第20号平成9年度大牟田市一般会計決算の認定について申し上げます。

 決算額は歳入582億8,684万2,000円、歳出582億6,007万円であり、収支差し引き2,677万2,000円の剰余金を出しておりますが、翌年度へ繰り越すべき財源が3,734万7,000円ありますので、実質収支は1,057万5,000円の赤字となっております。

 また、平成8年度の黒字による繰越金1億422万1,000円を差し引いた実質単年度収支は、1億1,479万6,000円の赤字となっております。

 昭和62年度以来、実質収支を黒字に保っていましたが、平成9年度は基金の取り崩しや退職手当債の発行等を行ったにもかかわらず赤字決算となり、今後、産炭地域振興臨時措置法の平成13年度期限切れなど、産炭地域を取り巻く情勢がさらに悪化することが予想される中で、大変厳しい決算内容であります。

 こうした状況の中、地域活性化を図るための各種プロジェクトへの対応、さらには、今後ますます進んでいくであろう高齢社会への対策として、重点的かつ効率的な行財政運営をより一層進めていくことが必要であり、さらなる自主財源の確保に努めていくとともに、国・県の最大限の支援を得て財源の有効利用を図り、この難局を乗り切ることが望まれるところであります。

 かかる状況下において、本市の新産業となるべく環境リサイクル産業の推進に合致したマスタープランへのローリング問題を初め保健福祉問題、生活環境問題、ネイブルランド問題を含む経済問題、教育問題等々、幅広い論議が交わされました。

 以下、審査の過程で述べられた意見・要望を列挙して申し上げます。

 1.起債の利率引き下げについて

    起債の利率引き下げについては、財政的な節約のため有効であり、可能な限り取り組まれたい。

 2.財政について

   財政については、今後の見通しが把握できるような財政計画の策定に意を払われたい。

 3.旧市民会館跡地の利用について

    旧市民会館跡地の利用については、市民要望も多いことから月ぎめ駐車場として活用し、収

    入増を図るなど、総合施設管理公社との関係も含め、さらに検討されたい。

 4.第三次総合計画について

    第三次総合計画については、三池炭鉱閉山後の施策である環境リサイクル産業等が具体的に

    示されていないので、実施計画等でローリングするよう検討されたい。

 5.災害対策補助の認定について

    災害対策補助の認定については、その認定根拠がわかりにくいので明確にされたい。

 6.公共施設の増改築について

    公共施設の増改築については、利用頻度などを総合的に勘案するなどして、なお一層取り組

    まれたい。

 7.在宅福祉事業について

    在宅福祉事業については、老人医療費の節減の観点からもなお一層積極的に取り組まれたい。

 8.緊急通報システムについて

    緊急通報システムについては、本年度で通報機器の目標設置台数300台を達成予定であるが、

    今後とも独居老人の増が見込まれるので、実情に応じて対応されたい。

 9.乳幼児健康診査について

    乳幼児健康診査については一部医療機関に委託されているが、家庭や医療機関との連携強化

    を図り、疾病等の早期発見・早期治療になお一層努められたい。

 10.母乳のダイオキシン検査について

    母乳のダイオキシン検査については、生まれてくる子供の健康問題等を勘案して、積極的に取

    り組まれたい。

 11.資源分別収集について

    資源分別収集については、事業を推進していく中で、ひとり暮らしの高齢者や障害者等に十

    分配慮し、地域住民の協力も求めながら、万全な対応を図られたい。

 12.健老町埋立地の焼却灰について

    健老町埋立地の焼却灰については、ダイオキシン等による環境汚染の心配もあり、検査結果

    の公開と早急な安全対策に努められたい。

 13.五市競輪に係る訴訟について

    五市競輪に係る訴訟については、本市の財政面からも早期解決に向けて努力されたい。

 14.ネイブルランドについて

    ネイブルランドについては本市再生のシンボルでもあるので、生き残り策として、議会から

    の意見を受けとめながら、思い切った再建計画を立てるなどして、今後、市民へより以上の負

    担がかからないよう、市としても全力で取り組まれたい。

 15.農業用水路について

    農業用水路については、住宅建設などで用途が変化して下水路化したものもあり、周辺住民

   の高齢化もあって、しゅんせつ、除草等、困難な状況もあるので、積極的な維持・管理に取り

   組まれたい。

 16.産業支援センターについて

    産業支援センターについては環境技術研究所等、他事業との複合施設も考慮するなどして、

    相互により効果的なものとなるよう取り組まれたい。

 17.鉄道立体交差について

    鉄道立体交差については行政、関係機関・団体で構成する協議会において、早期実現に向け

    た新たな方向性の模索も検討されたい。

 18.大正町1丁目地区市街地再開発事業について

    大正町1丁目地区市街地再開発事業については、TMOとのかかわりの中で、商業振興の観

    点から、商業者と行政との役割分担、行政内部における役割分担など、さらに検討されたい。

 19.水産振興について

    水産振興については環境問題ともつながりがあり、課題解決に向けて全庁的に検討して、所

    管部が関係者と協議できる体制を整えられたい。

 20.入札における業者指名について

    入札における業者指名については、市の活性化のためにも市内に本店を有する企業を優先さ

    れたい。さらに、下請についても市内業者が活用されるよう努力されたい。

 21.市営住宅について

    市営住宅については、入居申し込みに来られる方の立場に立った接遇に意を払うとともに、

    これまで以上に入居希望者の意向が反映できるようなブロック割の再検討をされたい。

    また、内装面については傷みが著しいところもあるので、必要に応じて戸別対応を図られたい。

 22.歩道の整備について

    歩道の整備については、交通安全上の観点から、段差解消に努めるなど、さらに歩行者が安    全に通れる歩道づくりに取り組まれたい。

 23.高齢者世帯等の火災予防について

    高齢者世帯等の火災予防については、福祉や地域等との連携を図りながら組織的に対応する

  などして取り組まれたい。

 24.社会体育施設について

    社会体育施設については、使用申し込みなど貸出手続に当たって、利用者の立場に立った管

    理体制を検討されたい。

 25.武道場・カルタックスおおむた等の利用者の駐車対策について

    武道場・カルタックスおおむた等の利用者の駐車対策については、旧市立病院跡地駐車場を

    無料で利用できるよう、関係部局と協議されたい。

 26.新幹線建設工事に伴う近接小学校への影響について

    新幹線建設工事に伴う近接小学校への影響については、児童生徒に配慮した対応を図るため、

    振動、騒音、安全性等について十分な調査を働きかけられたい。

 27.大牟田テクノパーク開発事業に伴う影響について

    大牟田テクノパーク開発事業に伴う影響については、事業による環境変化が考えられるが、

    児童生徒等の交通安全対策に積極的に取り組まれたい。

 28.30人学級について

   3 0人学級については、さらにきめ細かい教育や指導ができるよう、その実現に向け努力されたい。

 以上のような意見・要望が述べられ、審査の結果、日本共産党議員団委員より認定しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第21号平成9年度大牟田市国民健康保険特別会計決算の認定について、同第24号平成9年度大牟田市老人保健特別会計決算の認定について、及び同第25号平成9年度大牟田市公共下水道事業特別会計決算の認定についての3件を一括して申し上げます。

 審査の結果、日本共産党議員団委員より認定しがたい旨の態度表明がありましたが、結局、多数をもってそれぞれ原案どおり認定すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第27号平成9年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計決算の認定について申し上げます。

 審査の過程で、公共建築物については配色等に十分留意するなど、周囲の景観に調和したものとなるよう配慮されたいとの意見・要望が述べられました。

 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもって原案どおり認定すべきものと決定いたしました。

 最後に、議案第22号平成9年度大牟田市市民交通傷害保険特別会計決算の認定について、同第23号平成9年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について、及び同第26号平成9年度大牟田市市営駐車場事業特別会計決算の認定についての3件を一括して申し上げます。

 審査の結果、別段異議なく、全会一致をもってそれぞれ原案どおり認定すべきものと決定いたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(那須俊春)

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

          〔「質疑なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 討論の申し出はあっておりませんので、これより採決に入ります。

 採決は、2回に分けて行います。

 第1回目に、議案第20号平成9年度大牟田市一般会計決算の認定について、同第21号平成9年度大牟田市国民健康保険特別会計決算の認定について、同第24号平成9年度大牟田市老人保健特別会計決算の認定について、同第25号平成9年度大牟田市公共下水道事業特別会計決算の認定について、同第28号平成9年度大牟田市立総合病院事業会計決算の認定について、同第29号平成9年度大牟田市水道事業会計決算の認定について、及び同第30号平成9年度大牟田市水道事業剰余金の処分についての7件を一括して採決いたします。

 以上、議案7件を各関係委員長の報告どおり、認定または可決することに賛成の議員は御起立願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立多数。

 よって、議案第20号、同第21号、同第24号、同第25号、同第28号、同第29号及び同第30号の7件は、それぞれ認定または可決することに決定いたしました。

議案第20号 平成9年度大牟田市一般会計決算の認定について

 同 21号 平成9年度大牟田市国民健康保険特別会計決算の認定について

 同 24号 平成9年度大牟田市老人保健特別会計決算の認定について

 同 25号 平成9年度大牟田市公共下水道事業特別会計決算の認定について

 同 28号 平成9年度大牟田市立総合病院事業会計決算の認定について

 同 29号 平成9年度大牟田市水道事業会計決算の認定について

 同 30号 平成9年度大牟田市水道事業剰余金の処分について





○議長(那須俊春)

 第2回目に、議案第22号平成9年度大牟田市市民交通傷害保険特別会計決算の認定について、同第23号平成9年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について、同第26号平成9年度大牟田市市営駐車場事業特別会計決算の認定について、及び同第27号平成9年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計決算の認定についての4件を一括して採決いたします。

 以上、議案4件を関係委員長の報告どおり、認定することに賛成の議員は御起立願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(那須俊春)

 起立全員。

 よって、議案第22号、同第23号、同第26号及び同第27号の4件は、それぞれ認定することに決定いたしました。

議案第22号 平成9年度大牟田市市民交通傷害保険特別会計決算の認定について

 同 23号 平成9年度大牟田市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について

 同 26号 平成9年度大牟田市市営駐車場事業特別会計決算の認定について

 同 27号 平成9年度大牟田市四箇地区簡易水道事業特別会計決算の認定について





○議長(那須俊春)

 お諮りいたします。

 以上で、本日予定された議事を終わりましたので、本日はこれにて散会したいと存じますが、御異議ありませんか。

          〔「異議なし」 と呼ぶ者あり〕



○議長(那須俊春)

 御異議なしと認めます。

 つきましては、次の本会議は12月11日午前10時から開き、質疑質問を行うことになっておりますので、御承知おき願います。

 それでは、本日はこれをもって散会いたします。

                              午後2時18分  散会