議事ロックス -地方議会議事録検索-


福岡県 福岡市

平成19年決算特別委員会第5分科会 質疑・意見




2007.10.18 : 平成19年決算特別委員会第5分科会 質疑・意見


[質疑・意見]
 ポンプ場改築更新について、18年度予算でポンプ場の耐震診断に2億円、アスベスト除去工事に3億円の予算が計上されていたが、18年度で完了したのか。

[答弁]
 ポンプ場の耐震診断については18年度までに30カ所を完了しており、残り19カ所を19年度に行っている。アスベスト除去工事については17年度から行っており、18年度で完了している。



[質疑・意見]
 耐震診断の残り19カ所は19年度で完了するのか。

[答弁]
 耐震診断については19年度に完了し、あわせて補強工事も一部行っていく。



[質疑・意見]
 地震への対応は備えあれば憂いなしだと思うので、必要な予算は計上し早期解決を要望しておく。



[質疑・意見]
 湊川床上浸水対策事業について、19年度で完了予定と聞いていたが、18年度の改修率は47.8%である。事業の進捗状況はどうなっているのか。

[答弁]
 市域内の460m区間を県から受託して行っており、事業内容としては河川の拡幅であるが、あわせて道路整備も行っている。改修率は18年度末で47.8%であるが、用地買収はすべて完了し、残りは工事だけであり、工事延長も短いことから19年度末の完了を目指している。



[質疑・意見]
 天神地区の浸水対策について、18年度中には基本設計を行い、19年度に詳細設計を行うという計画を聞いていたが、18年度の基本設計の決算額はどこに計上されているのか。

[答弁]
 18年度から基本設計に取り組む予定であったが、地下街や地下鉄といった複雑な要素があったため検討段階となっている。19年度中には骨格となる基本設計を行い、20年度には一部着手したいと考えている。18年度予算額は約7,000万円であり、うち18年度決算額は約1,100万円で下水道整備事業の浸水対策140億9,352万円の中に含まれている。



[質疑・意見]
 天神地区は地下鉄などの施設で大変だと思うが、薬院新川による臭気の苦情をよく聞く。詳細設計が終わった分から逐一工事に着手してもらい、取り組みが市民に見える形になるよう要望しておく。



[質疑・意見]
 建設改良事業費の推移を尋ねる。

[答弁]
 ピーク時は昭和62年度で472億円程度、18年度決算では262億円余となっている。



[質疑・意見]
 企業債の残額を尋ねる。

[答弁]
 18年度末の企業債残高は4,829億円余である。



[質疑・意見]
 企業債の借りかえに努力されているが、現在の平均的な金利状況はどうなっているか。

[答弁]
 18年度に支払った企業債利息の平均金利は3.25%である。なお、最も高い金利は昭和56年3月に公営企業金融公庫から借り入れた8.1%、最も低い金利は平成15年2月に借り入れた市場公募債で0.80%である。



[質疑・意見]
 高い金利から低い金利に借りかえると経営的には楽になるが、企業債の借りかえの条件はあるのか。

[答弁]
 公営企業金融公庫については平成15年から高金利の借りかえを実施しているところであり、要件としては資本費、使用料の単価等の要件がある。



[質疑・意見]
 平成15年から借りかえを行った結果、財政的な負担はどのくらい減ったのか。

[答弁]
 平成15〜18年までの4年間で332億円余を借りかえしており、縮減できた利息は81億円余となっている。



[質疑・意見]
 今後も借りかえを進めるよう努力されたい。19年度以降の取り組みについて尋ねる。

[答弁]
 19年度予算では公営企業金融公庫の借りかえのため40億円を計上している。19年度から政府資金の繰り上げ償還ができることとなったが、どの程度繰り上げ償還や借りかえできるか未定である。



[質疑・意見]
 先ごろ、地域から管渠のつなぎ込みが悪いという陳情に対応してもらい感謝している。管渠整備についてはどのような事業分類で実施しているのか。

[答弁]
 幹線管渠については一定の大きさや排除面積によって国庫補助に該当したものを公共事業で行い、それより小さい管渠や側溝等については単独事業で行っている。地域からの要望である部分的な改良は単独事業で行っている。



[質疑・意見]
 下水道局と区役所との関係について尋ねる。

[答弁]
 下水道の整備は下水道局で対応しているが、部分的な改良などは区役所への相談が多いので、区役所とも連携を取り、整備の必要があるものは下水道局で対応し、道路側溝で対応できるものは区役所で行うなど、随時協議を行い対応している。



[質疑・意見]
 住民から、西高宮小学校の北側の交差点に点滅信号設置の要望を受け土木局と協議したが、水路にふたかけをしているため下水道局による工事を先に行う必要があり、その後に交通安全施設の整備になるとのことであった。下水道局としての考えを尋ねる。

[答弁]
 通学路の整備はまず土木局と区役所で対応することとなっているが、下水道局として雨水渠の整備が必要になれば区役所と協議して整備することになる。



[質疑・意見]
 土木局と緊密に連携を取りながら地域の要望に対応してもらいたい。



[質疑・意見]
 局の再編について土木局と下水道局が統合されるとのことだが、局の再編の考え方を伺う。

[答弁]
 今回の局の再編については社会情勢や市民ニーズの変化に的確に対応するため行われるもので、行政経営改革プランの中にある行政改革を推進しながら、市民にわかりやすい組織化を図ると聞いている。



[質疑・意見]
 今回の局の再編では区役所の問題は次の課題とされているが、市民からの要望を受けるのは区役所が多いためスムーズな連携体制について下水道局からも意見を伝えていくよう要望しておく。



[質疑・意見]
 水洗化区域の拡大について、18年度末で人口普及率99.4%、処理面積99.7%となっている状況について下水道局の所感を伺う。

[答弁]
 水洗トイレの普及拡大、生活排水の処理ということで、従来から拡大を進めてきているが、現在99.4%の普及状況である。全市的には99.6%まで引き上げたいと思っており、今後0.2%の拡大が必要となる。そして、残り0.4%のうち0.3%は農林水産局の方で行っている集落排水事業であり、0.1%は下水道計画区域外である。



[質疑・意見]
 12年くらい前は、普及率から見ると早良区と西区が遅れていたが、現在は早良区が99.5%、西区が97.1%ということで、ここ何年かで普及率が上がってきている。早良区も18年度に東入部、脇山、石釜の拡大がなされているが、残された地域としては、早良区では荒谷や板屋などがある。他に地形上のさまざまな面で整備がなされてない地域があると思う。そういう地域については、今後どうしていくのか。

[答弁]
 下水道整備が難しい山の中などに住んでいる市民がいることは承知している。そこまで公共下水道を延々と引っ張っていくのは不経済であるので、下水道計画区域外の対応策については環境局などと研究会を設け、浄化槽を設置して整備していくなどいろいろな手当てができないか協議を行っている。



[質疑・意見]
 ここまで下水道が普及してきた状況において、同じ福岡市でありながら下水道がまだ普及していない地域は、自分のところもやがて整備されるものと期待されており、何らかの対応策をとる必要がある。残された地域は、通常の整備では効率が悪く、非常に経費がかかると思うが、農業とか漁業の事業として整備された地域もあるわけであり、他に環境局などの関係局と協議をしながら、あくまでも下水道でいくのか、他の手法をとるのかということをきちんと住民に周知し、そして住民に選択してもらうことが必要である。行政内部だけで協議するのではなく、住民も交えた取り組みが必要だと思うがどうか。

[答弁]
 これは本市だけの問題ではなく、全国的な問題である。国の補助などいろいろな手法を検討しながら、どういう整備手法が一番負担が少ないのか、どの方法が一番よいのかということを環境局などと今後研究していくこととしている。



[質疑・意見]
 国も財政が厳しい中で下水道にこだわらずに、例えば合併処理浄化槽などの手法を視野に入れながら補助制度を創設しているようなので、その動向にも留意しながら、さまざまな手法があると思うので、きちんと住民に説明するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 五ヶ山ダムが建設されるという話が出たとき、板屋地区からの雑排水が、30戸くらいの微々たる量だが、背振の水系の中に流れ込むので何らかの対策を要請していた。水道局と環境局と下水道局で協議をするということであったが、もう5、6年になる。ダムは着々とできていっているが、ダムの中に雑排水が入ってよいのかという問題は未解決のままである。先ほど来指摘があったように、市民からするとそういう問題は、言っても仕方がないのかとあきらめている。下水道局が率先して解決策を出すべきであると思うがどうか。

[答弁]
 もともとは、市街化区域について下水道を普及していくというのが下水道事業の始まりであったわけであるが、市街化区域が終わり次に市街化調整区域に近づき、やはり周辺の方も水洗化をというのは同じ福岡市に住んでいる以上、当然の要望だと理解している。そして99.4%になって、さらに残された地域が少なくなって限定されてきたということで、早く自分のところにという声があるのも事実である。先ほど説明したように、0.1%の下水道計画区域外については非常に厳しい状況にあるが、下水道事業という形ではなく、合併浄化槽という手法等も考えながら、また水道水源の上流に処理施設をつくって処理された汚水を水源に流すということに関しても、水道局もかなり問題意識を持っているので、十分協議しながら残された区域の水洗化に向けて積極的に取り組んでいきたいと考えている。



[質疑・意見]
 市内の幾つの地域で、何戸ぐらいが未整備なのか。

[答弁]
 行政人口から下水道による処理人口及び農林水産局で行っている集落排水事業区域の人口を引いた約3,300人が、下水道が整備されていない地域に居住されている。その地域は1戸1戸が点在したような状況であり、箇所数としては直接把握していないが、約1,000戸である。



[質疑・意見]
 対策としてコミュニティ・プラントという手法があるが、残された地域は戸数が要件を満たさないとか、効率が悪いということで適用されない地域なのか。

[答弁]
 連檐しているようなところについては、随時下水道区域に編入しているが、下水道の計画区域外というか、周辺に点在しているところについては、管渠をそのまま延ばしていくのは非常に非効率であるため、浄化槽の設置による水洗化が考えられる。また、コミュニティ・プラントによる水洗化については、ある程度人口が密集している必要があり、残された地域については、事業対象とはならないようである。



[質疑・意見]
 ここまで下水道が普及した状況で残された地域には特段の事情があることは、市民も理解されると思うので、思い切った処置で救済されるよう要望しておく。



[質疑・意見]
 水洗化率98.9%ということは、下水処理区域内にもかかわらず、水洗化していないところがあるわけである。これに対しては水洗化普及指導員が対応しているようだが、どのような指導をしているのか。

[答弁]
 現在嘱託員6名による戸別訪問指導を実施している。さらに強化月間を設けて平日不在の家屋を対象に、土日に職員及び嘱託員による戸別訪問の実施、さらに過去3年間面談できなかった家屋所有者や市外居住者に文書指導を行うとともに、アンケート調査を実施している。未水洗家屋の解消に努めた結果、18年度に767世帯を水洗化して、現在98.9%の水洗化率となっている。



[質疑・意見]
 水洗化率は100%にする必要があると思う。これまでは指導ということで強制力は伴わないだろうが、ここまできて、この状態というのは何とかしないといけない。一歩踏み込んで100%にする方策を取られるよう要望しておく。