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平成19年決算特別委員会第3分科会 質疑・意見




2007.10.18 : 平成19年決算特別委員会第3分科会 質疑・意見


[質疑・意見]
 自立し得る農業経営の確立事業の内容はどうか。

[答弁]
 農業振興地域の各地域ごとの地域農業将来ビジョンの作成、融資への利子補給などである。



[質疑・意見]
 地域農業将来ビジョンの効果はどうか。

[答弁]
 地域農業将来ビジョンは平成18年に作成し、福岡市農林業総合計画にも位置づけている。また、農業協同組合の3カ年計画にも位置づけられており、今後農業協同組合と定期的に進捗状況を把握し、対応を協議していきたい。



[質疑・意見]
 農家の経営方法や人手不足などが一番の問題であり、今後も取り組んでほしい。



[質疑・意見]
 市民とのふれあい促進事業の今津及び立花寺リフレッシュ農園の収支はどうか。

[答弁]
 今津リフレッシュ農園は、18年度決算で歳出が5,559万6,000円、歳入が1,412万6,000円、立花寺リフレッシュ農園は、歳出が3,006万1,000円、歳入が273万円となっている。



[質疑・意見]
 18年度の今津及び立花寺リフレッシュ農園の総区画数と利用率はどうか。

[答弁]
 今津リフレッシュ農園については、休憩ハウス付農園が110区画、集合農園165区画などがある。立花寺リフレッシュ農園については、集合農園が150区画ある。利用率は立花寺リフレッシュ農園が100%、今津リフレッシュ農園は休憩ハウス付農園が18年度末で5区画空いていた。



[質疑・意見]
 市民農園は募集区画が年々減少する一方、市民の申込数が横ばい傾向であり、需給対策が必要と思う。先日の新聞報道では、金武に農業体験公園を整備するとあったが、農林水産局は承知しているのか。

[答弁]
 都市整備局の所管であるが、内容については承知している。



[質疑・意見]
 区画をつくり市民に貸し出す市民農園は全国的に問題を抱え、行き詰まっているようだが、金武に整備する農業体験公園は大丈夫か。

[答弁]
 立花寺リフレッシュ農園は、募集に対し2倍以上の応募率となり、農家が独自に設置した市民農園も市内に10カ所1,000区画程あるが、常に高い応募率になっているなど、市民農園へのニーズは非常に高いと認識している。金武の農業体験公園についても、ある程度のニーズはあると考えている。



[質疑・意見]
 金武の農業体験公園の整備に際して、全国の市民農園の問題点や本市における市民ニーズなどを都市整備局へ助言してほしい。また、農家の収益となる農業体験になるよう、あわせて自立し得る農業経営の確立事業の予算についても、配慮するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 休耕田を活用した田園スポーツ広場が整備されていたが、最も新しい広場はいつ整備されたのか。

[答弁]
 当初9カ所整備していたものが、現在は3カ所となっているが、平成9年に整備したものが最後となっている。



[質疑・意見]
 農家の高齢化などにより休耕田がふえており、新たな気持ちで田園スポーツ広場の整備に取り組むよう要望しておく。



[質疑・意見]
 早良区で実施されているグリーンツーリズムを他の区へも広げるよう要望しておく。



[質疑・意見]
 松食い虫の被害が最近目立つと思うがどうか。

[答弁]
 松食い虫の被害は16〜17年度が多く、16年度の被害本数は1万1,000本、17年度は1万8,000本となっており、18年度は3,800本と減少している。



[質疑・意見]
 アワビ、サザエ、ウニの密漁やプレジャーボート対策の検討あるいはアサリの乱獲などを取り締まるため、鋤簾の幅の規制を条例化するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 18年度の米作不良の原因は何か。

[答弁]
 作柄指数でいえば86であり、平成18年9月の台風の被害によるところが大きい。



[質疑・意見]
 近隣市町の前原市、糸島地区では、籾摺りはセンター方式で行っているようだが、本市の状況はどうか。

[答弁]
 本市では集約するセンター方式ではなく、各農家において、個別に乾燥、籾摺りを行っている。



[質疑・意見]
 籾摺り機を車で牽引した際に、警察に検挙されているが、知っているか。

[答弁]
 承知していない。



[質疑・意見]
 本市の都市近郊農業の基幹作物であるトマト、イチゴ、シュンギクの生産量が減少しているが、原因は何か。

[答弁]
 本市の農作物でも、県内の一位であるシュンギク、上位に位置するトマト、イチゴについては、18年度より生産量が減っている。主な原因は、耕作面積の減少である。



[質疑・意見]
 産地づくりを奨励し、ブランド化を図っているなかで、基幹となる作物が減少しており、適切に対処するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 農業従事者の後継者不足が大きな問題である。40代独身の認定農業者もいる。花嫁がいなければ、認定農業者自体が減少してしまうことになり、実態の把握などしていないのか。

[答弁]
 実数等は把握はしていないが、農家との話のなかでそのような人がある程度いることは聞いている。



[質疑・意見]
 漁業従事者についても同じである。後継者問題を解決しないと、次の世代への継承ができない。努力して認定農業者を育成しても、後継者がいなければ、他の従事者に譲渡しなければならなくなる。農業協同組合や漁業協同組合などで実施する結婚相談業務への補助制度などはないのか。

[答弁]
 現状では、検討していない。20代を中心とする青年農業者連絡会の意見を聞いたり、農業協同組合とも協議して良い方法を検討していきたい。漁業従事者については、例年10人程度の新規参入者があり、全体の漁業者数は800人程度で推移している。後継者不足の一番の問題は所得の問題であり、水産業振興全体で考える必要がある。例えば、小呂島は十数人の結婚適齢者がおり地元協議しているが、区役所とも一緒になって検討していきたい。



[質疑・意見]
 後継者不足、花嫁不足に関する実態調査を行うよう要望しておく。



[質疑・意見]
 糸島地区には常設の農水産物直売所があり、加工を引き受けるなどサービスも良く、本市の市民が多く利用している。市内にも直売所があるが、常設化やサービス向上など特徴を打ち出すべきではないのか。直売所のあり方について検討すべき時期にきていると思う。糸島地区では補助金を支給し、大型ショッピングセンター敷地内で健闘している販売所もあると聞くがどうか。

[答弁]
 漁業では、週1回開催の朝市がある。常設の直売所は西浦が1カ所スーパー内に開設しているが、広がりがない。漁家意識調査で約8割が直売などを望んでおり、研究していきたいが、漁業従事者が何を望んでいるのかの把握が必要と考えている。農産物に関しては、農業協同組合が取り組む常設の直売所が周船寺、福重、花畑、和白にあるが、施設整備の補助は行っていない。問題として直売所に出荷される農作物が足りないこともあるが、必要とされる多品種少量生産は高齢の農業従事者の生き甲斐づくりにもつながるので、支援していきたい。水産物と農産物を一緒にした直売所については、協議していきたい。



[質疑・意見]
 アマモ場づくり、覆砂、海底耕うん、海底ゴミの処分などの事業は継続してほしい。港湾局でシーブルー事業も行っており、博多湾のためになるので互いに調整してほしい。



[質疑・意見]
 一般会計18年度決算の使用料及び手数料の収入未済額と不納欠損額について、収入未済額の内訳と出納閉鎖後の収入はどうなっているか。

[答弁]
 収入未済額158万3,000円の主なものは、漁港施設使用料のうち小型船舶係留施設使用料の過年度分16件を含む22件、148万5,829円、及び漁港施設用地使用料の4万800円で合計152万6,629円である。不納欠損額については、平成11年7月から平成12年3月までの漁港施設使用料の魚函置場使用料6万5,160円について納入催促を行ったが、相手方が所在不明となり平成17年3月31日をもって時効となり、やむなく不納欠損としたものである。出納閉鎖後の収入は現時点ではない。



[質疑・意見]
 小型船舶係留施設使用料の未納者とは、趣味などのために所有する船を係留する料金を払っていない個人なのか。

[答弁]
 そのとおりである。浜崎漁港にプレジャーボートの係留施設をつくっており、一般市民が係留施設を利用している分の使用料である。



[質疑・意見]
 プレジャーボートの係留使用料は、きちんと催促して不納欠損にならないようにお願いする。



[質疑・意見]
 17年度には分担金及び負担金の費目があったが、18年度には費目そのものがないが、分担金及び負担金とは何か。

[答弁]
 17年度歳入の分担金及び負担金は農業土木事業関係の負担金であり、防災浸水対策や農業用施設整備に関する負担金として受け入れたものである。



[質疑・意見]
 18年度は該当する事業がなかったのか。

[答弁]
 17年度については新宮町の依頼により行った大蔵池等の事業について歳入があったが、18年度については市域外等に係る協定に基づく事業の負担金がないので、18年度はゼロである。



[質疑・意見]
 財産収入が17年度の約2倍あるが、その理由と主な内訳はどうか。

[答弁]
 主な内容は、土地建物売払収入として、玄界漁港で震災対策の県営住宅建設に当たり漁業協同組合所有の土地を売却したが、その区域内にある市有地を売却したことによる約2,500万円の収入、及び物品売払収入として、油山牧場の畜産加工製品と花畑園芸公園の果実等の売払収入の約2,000万円である。17年度から財産収入が倍増したのは市有地の売却収入のためである。



[質疑・意見]
 寄附金はどこから入り、何に使ったのか。

[答弁]
 主として、立花寺緑地リフレッシュ農園でパーゴラを整備した際に空港環境整備協会からの寄附金が約900万円あり、また、ふれあいため池環境整備事業に関して日本宝くじ協会からの2,100万円の寄附金があった。



[質疑・意見]
 予備費を充当した項目として、農林業費、農地費、公園費、農林水産施設災害復旧費の4項目あるが、いずれも台風被害の復旧によるものか。

[答弁]
 平成18年6〜7月の梅雨前線による豪雨と、台風10号及び13号による被害の早急な復旧のために予備費を充当したものである。



[質疑・意見]
 農作物安全信頼システム化事業の決算額が減少しているが、なぜか。

[答弁]
 17年度の40万円から18年度の28万円と減少しているが、主な理由として農薬使用基準の冊子作成部数の見直しにより経費の節減を図ったものである。



[質疑・意見]
 事業の内容として出荷前の残留農薬検査の実施とあるが、検査自体は保健福祉局で行っており、決算額の中に残留農薬検査は含まれていないのか。

[答弁]
 決算額の中には含まれていない。別途保健福祉局でその費用は対応している。



[質疑・意見]
 安全信頼システム化事業は大事な事業であり、放置せずに定期的に聞き取りを行うなどしてほしい。



[質疑・意見]
 農業用廃プラスチック回収推進事業は、排出者が負担する処理費用の一定額を助成するもので、18年度終了予定であったものが、19年度も継続することになったと聞いたが、18年度までと19年度では内容がどう変わったのか。

[答弁]
 18年度までの事業としていたが、農家や各農業団体から、環境に役立つ重要な事業であることから継続の要望があった。18年度は処理費用の3分の1を助成していたが、19年度以降、当分の間継続することとし助成額を4分の1に下げた。



[質疑・意見]
 回収物に該当するのはビニールハウスだけか。

[答弁]
 回収するプラスチックの種類は、ビニールハウスの被覆材の塩化ビニル、ポリエチレンフィルムである肥料袋、マルチ、育苗のポット、トレイが対象となる。



[質疑・意見]
 回収物はどのようにリサイクルされるのか。専門の回収業者が回収してリサイクル施設に搬入しているのか。

[答弁]
 回収方法は、県に回収を推進する機構があり、機構が推薦するリサイクル業者に回収物を渡し、その業者がリサイクルする場合と別の企業に渡しリサイクルされる場合がある。リサイクル製品としては主にフラワーポット、床タイル、ポリ袋、棒杭等に活用されていると聞いている。



[質疑・意見]
 廃棄物処理の責任は排出者にあり、助成するだけではなく、適正処理の指導や自分たちが出したものがどうリサイクルされるのかを知らせる必要がある。市民も家庭ごみ袋は有料化されている。農業用ビニール等を適正処理する意識づけが必要であると思うが、廃棄物処理について話し合う機会はあるのか。

[答弁]
 廃プラスチックの活用については農業協同組合や野菜や花の生産部会等から構成される推進協議会を設けており、協議会の中でリサイクルについて検討していきたい。



[質疑・意見]
 排出者責任を果たすとともに、リサイクル品を利用をするなど、協議会を活用してリサイクル情報等の共有化を図ってほしい。



[質疑・意見]
 家畜の糞尿処理についてのシステム化事業は数年前に終わっていると思うが、畜産環境整備事業と関連はあるのか。

[答弁]
 家畜排泄物の取り扱いについては、規制する法律が平成11年に施行され、平成16年10月までに野積みや素堀りを改善するよう義務づけられている。平成8〜16年の間に国や本市の補助により、堆肥舎や糞尿の処理施設の整備に取り組んできた。畜産環境整備事業については、酪農業協同組合、農業協同組合、県の地域農業改良普及センター等で構成される協議会を設け、臭気の抑制、鳥インフルエンザ対策の防疫事業や堆肥の流通推進などに取り組んでいる。



[質疑・意見]
 16年度までに処理システムを作り、それぞれの農家で堆肥化していると思うが、堆肥の循環システムはどのようになっているのか。流通促進に向けて本市、農業協同組合や福岡県酪農業協同組合で協議しているのか。

[答弁]
 堆肥の活用については、協議会の中で堆肥による花、野菜、米への効果を検証している。流通情報の冊子を1万4,000部作成し、施肥効果、使用量等についてPRしている。活用ルートとしては、5割弱は各畜産農家の農地に自己還元し、4分の1程度は稲藁交換として活用され、残りが農家などに活用されている。平成18年は東区のネギ農家で試験的に利用している。



[質疑・意見]
 堆肥化物の活用を進めるよう要望しておく。