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福岡県 福岡市

平成17年決算特別委員会第5分科会 質疑・意見




2005.10.26 : 平成17年決算特別委員会第5分科会 質疑・意見


[質疑・意見]
 鳥飼地区の下水道幹線整備は、合流式下水道、分流式下水道のいずれを採用するのか。

[答弁]
 合流式下水道で整備する。



[質疑・意見]
 分流式下水道が主流となり、また分流式下水道を推進している中、なぜ、鳥飼地区に限っては合流式下水道とするのか。

[答弁]
 分流化による合流式下水道の改善は博多駅周辺地区で取り組んでおり、その他の地区の浸水対策については在来管を活用し、雨水滞水池の設置などにより対応している。



[質疑・意見]
 分流式下水道と合流式下水道の割合は何%か。

[答弁]
 合流式下水道は面積比で約15%である。



[質疑・意見]
 雨水と汚水が一緒に流れることにより、水害の際に汚水が溢水することを地元住民が懸念している。分流式下水道が主流になる中で一貫性のない行政の対応に批判が出ているが、どうか。

[答弁]
 鳥飼地区については、5年確率の雨量から10年確率の雨量に基準を変えて鳥飼ポンプ場の整備をすることとしている。汚水は晴天時及び通常の雨天時は中部水処理センターに流入するが、一定雨量を超えると鳥飼2号幹線に流入し、河川に放流される。



[質疑・意見]
 汚水は大雨のときだけ鳥飼2号幹線に流入するので心配ないということなのか。

[答弁]
 そのとおりである。



[質疑・意見]
 地元の鳥飼校区水害対策委員会の要望をどう受け取っているのか。

[答弁]
 分流式下水道への変更についての要望は一度意見として聞いたことはあるが、数日前に急に要望書が提出されたため、驚いている。まだ一度も地元と協議をしておらず、今後、整備内容についての説明を行い、十分趣旨を伝える必要があると考えている。



[質疑・意見]
 地元から突然分流式下水道への変更を要望してきたということなのか。

[答弁]
 そのとおりである。



[質疑・意見]
 地元住民は合流式下水道にすることに不安がある。一般的には分流式下水道の方がよいと思うので、地元の納得が得られるよう、よく話し合いをしてほしい。

[答弁]
 今回の鳥飼2号幹線は、将来、分流化されたときに雨水幹線として機能するものであり、枝線等も将来の分流化を見据えながら整備を行う予定である。このような内容を地元住民に十分説明していきたい。



[質疑・意見]
 将来的には分流式下水道にすると理解してよいのか。

[答弁]
 合流式下水道の改善が必要であり、最初に博多駅周辺地区について取り組んでいる。分流式下水道で整備するのは財政的に厳しいため、浸水対策を優先して整備を進めているが、長期的には市全域の分流化を目指している。



[質疑・意見]
 現段階ではやむを得ないと思うが、地元の理解を得るためには、年次計画などを示す必要があると思うが、どうか。

[答弁]
 鳥飼地区では雨水滞水池を設置しており、当面の浸水対策は終わっている。分流化は優先度が高いところからやっていく予定であり、長期的に考えていきたい。



[質疑・意見]
 優先度ならば、天神地区が先と思うが、地元の不安を解消する必要がある。まずは雨水滞水池などの対策を地元に示すべきと思うが、どうか。

[答弁]
 鳥飼2号幹線は将来的には雨水幹線とする予定である。分流化の促進については、上流の雨水幹線に取り込む側溝のつなぎ込みなどの整備を行っていきたい。年次計画については、まだ明確にできない部分もあるが将来の分流化に向けた改善をしたい。



[質疑・意見]
 分流化事業のための予算額は幾らか。

[答弁]
 博多駅周辺地区分流化事業に要する額は、約300haで約70億円と試算しており、合流式下水道地域すべての2,500haとなると約600億円が必要と見込まれる。



[質疑・意見]
 鳥飼ポンプ場が負担する地区を分流式下水道に変更した場合の経費は、幾らか。

[答弁]
 草ヶ江ポンプ場と同じエリアにあり、150haで約35〜36億円の費用が見込まれる。



[質疑・意見]
 35〜36億円程度の額であれば、年次計画を立てることはそんなに困難ではないと思うので、地元の不安を解消できるよう、もう少し前向きに検討してほしい。

[答弁]
 ポンプ場の幹線は必要であり、それ以外にもあるのでそれで対策がすべてではない。



[質疑・意見]
 その分を含めて幾らかかるのか。

[答弁]
 150haについて、浸水対策に約100億円を要するので全体で130億円余である。



[質疑・意見]
 トータルで130億円ということなのか。今後の対策について、責任ある答弁を求める。

[答弁]
 浸水対策については雨水整備Doプランに基づき、全市的に取り組んでいる。分流化の計画もあるが、合流地区における分流化はすぐにできるものではない。本来は分流式下水道が望ましいが、当面、博多駅周辺地区について分流化を推進したい。将来は鳥飼地区も視野に入れているが、優先度が高い天神地区などがあるので、地元と話し合いをしながら、まず、浸水対策を行い、分流化は市全体の中で優先度を考えながら取り組んでいきたい。



[質疑・意見]
 地元に対し、将来の目途を示してやる必要があると指摘している。マニフェストと同じく、ぜひ検討してほしい。優先地区から整備を進めると取り残される地区が出てくる。何かの機会があれば一日も早くやるべきである。行政の論理だけでなく発想の転換をお願いしたい。

[答弁]
 分流式下水道の具体的な整備計画は立てていないので時期は言えないが、やらないということではなく、長期的に対応していきたいと考えている。



[質疑・意見]
 合流式下水道が分流式下水道になると各家庭では排水設備の改造などの負担が生じるのか。

[答弁]
 建物の新築時等に負担が発生する。



[質疑・意見]
 分流式下水道が整備された場合、各家庭は強制的に接続する必要があるのか。

[答弁]
 現在は改築時にあわせてやっている。義務ではない。



[質疑・意見]
 補助金はあるのか。

[答弁]
 新築、改築時には義務付けているので、分流式排水設備への改造に対する無利子貸付制度がある。



[質疑・意見]
 補助金に限度額はあるのか。

[答弁]
 限度額は100万円である。なお、水洗便所改造資金の貸付限度額は43万円である。



[質疑・意見]
 一般家庭の改造工事に要する額は100万円で足りるのか。

[答弁]
 制度整備前に事前調査を行ったが、この限度額で9割以上の人が対応できると考えている。



[質疑・意見]
 西新の商店街にある旧岩田屋ビルは、以前は早朝に排水していたが、現在は日中の時間帯に排水するようになったため、付近に臭気が広がっているが、完全な臭気防止策はないのか。

[答弁]
 ビルピットの排水槽の構造基準もあるが、完全な消臭装置はない。



[質疑・意見]
 旧岩田屋は地域に密着していたので、排水に関し配慮がなされていたが、経営者が変わってからはよくないと思っている。

[答弁]
 経営者に対して排水時間をずらす等の措置を講ずるよう区役所とともに指導しているところである。



[質疑・意見]
 悪臭は大きな問題であり、定期的に現状視察するよう配慮をお願いしておく。

[答弁]
 小まめに指導していきたいと考えている。



[質疑・意見]
 西戸崎地区も平成11年及び平成15年の水害時に排水管から汚水が逆流したことがある。博多駅周辺地区の分流化事業が優先することはわかっているが、6年半前から分流式への改善をお願いしているのに、当然のように年次計画がないとは、どういうことなのか。

[答弁]
 合流式下水道の改善のため、分流化は長期的にやっていく予定で、博多駅周辺地区の分流化事業は、16年度から開始している。分流化事業については、優先度、財政事情を勘案し検討したい。



[質疑・意見]
 厳しい財政状況や優先順位があることも理解しているが、年次計画を立て整備するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 市内の合流式下水道を分流式下水道に改良するのに、およそ600億円かかるということだが、博多駅周辺地区の分流化事業の事業概要、予算額、施工期間はどうなっているのか。

[答弁]
 対象面積は約300ha、事業費が70億円で、実施期間は16〜23年度である。



[質疑・意見]
 都市機能の重要性から考えて、次の浸水対策事業実施地域は天神地区になると思うが、博多駅周辺地区の浸水対策事業の8年間で施行のピークはいつなのか。天神地区の浸水対策事業の実施にめどが立つまでには、どの程度の期間が必要となるのか。全市の分流化に600億円かかるということなので、博多駅周辺地区の浸水対策事業から考えると、全体では20年程度で実施できるのではないか。本市や福岡都市圏、九州全体の役割からして、都心部が最優先されることは理解できるが、それ以外の地域の分流化にも、一定の方向性を検討できるのではないか。

[答弁]
 博多駅周辺地区の浸水対策事業は、これから徐々に事業費をふやしていき、4〜5年後にピークを迎える予定である。分流化は全国でも初めての事業であり、手探り段階にある。今後の計画策定に関しても、博多駅周辺地区の浸水対策事業の進捗状況を見極めながら、問題点や改善点を明らかにした上で、具体的な検討を行いたい。



[質疑・意見]
 17年度中は無理と思うが、都心地域以外の合流式下水道地域の改善については、検討をお願いしておく。



[質疑・意見]
 分流化は、全国でも初めてとのことだが、国の補助はあるのか。また、あるとすれば、70億円のうちどの程度が補助になるのか。

[答弁]
 合流式下水道への改善については、国の補助があり事業費の2分の1である。



[質疑・意見]
 本市の下水道整備率は99%を超えており一応のめどが立っている。下水道事業予算のうち資本収支が700億円、収益収支が500億円、一般会計が300億円の計千数百億円の予算がある。18年度以降の第10次下水道整備五箇年計画では、どのようになるのか。

[答弁]
 第9次下水道整備五箇年計画までは、国の五箇年計画にあわせ策定してきたが、現在、国では五箇年計画は策定されていない。このため、ことし3月に説明した財政収支計画の中にある事業計画を従来の五箇年計画に代わるものとして取り扱いたいと考えている。



[質疑・意見]
 汚水対策の施設整備費と雨水対策の施設整備費は、現財政収支計画ではどのようになっているのか。

[答弁]
 現行の財政収支計画は17〜20年度までで、施設整備費の全体が980億円、そのうち浸水対策事業費が560億円、水洗化事業費が110億円となっている。



[質疑・意見]
 前の財政収支計画で、施設整備費は幾らか。

[答弁]
 13〜16年度までで、1,390億円である。



[質疑・意見]
 土木局所管の西南部対策事業の第3次計画では総事業費を明示し、旧都市交通対策特別委員会に報告を行っていた。下水道局が作成している冊子「福岡市の下水道」等では建設部と河川部の内容が弱いのではないかと思う。レインボープラン博多や合流式下水道から分流式下水道への改良についての解説はあるが、資金面での計画がない。施設整備と資金計画について、委員会に提示するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 本市や国の厳しい財政状況を反映して、現行の財政収支計画では、前の財政収支計画に比べ施設整備費が約400億円減っている。また、浸水対策事業が汚水対策事業を上回っていることもあるので、施設整備と資金計画を明らかにしてほしい。



[質疑・意見]
 レインボープラン博多における比恵9号幹線等についてはどのようになっているのか。

[答弁]
 レインボープラン博多における比恵9号、12号及び13号幹線については、10年確率の59.1mm/時の雨量の場合は、流下させることで対応し、59.1mm/時を超える雨量の場合には、同流下幹線に一部貯留してから排水するものである。また、流下機能と貯留機能の両方を持つ管径は、約2,000〜5,000mmの貯留管であり、総延長として2kmを整備するものである。



[質疑・意見]
 レインボープラン博多は、いつから事業に着手しているのか。また、現在の進捗状況はどうなっているのか。

[答弁]
 16年度から着手しており、進捗率は約4%である。



[質疑・意見]
 比恵9号、12号及び13号幹線の事業費と進捗状況はどうなっているのか。

[答弁]
 比恵9号、12号及び13号幹線については、博多駅北ポンプ場と接続するもので、これからの設計となる。16年度の浸水対策事業としては、向島ポンプ場、博多駅東ポンプ場を活用するため、その流域の幹線管渠整備を先行して進めている。なお、比恵9号、12号及び13号幹線の事業費としてはおおむね70〜80億円である。



[質疑・意見]
 比恵9号、12号及び13号幹線の事業内容はどのようなものか。

[答弁]
 事業内容としては、流下機能と貯留機能を有する管径2,000〜5,000mmの貯留管を約2km整備するものである。また、その事業費としては全体経費約370億円のうち、比恵9号、12号、13号幹線整備については、70〜80億円程度かかる見込みである。



[質疑・意見]
 8年間で博多駅周辺地区を分流化するとのことであるが、対象地域はどこか。また、山王公園雨水調整池の進捗状況と今後のスケジュールはどうなっているのか。

[答弁]
 分流化については、浸水被害が大きかった博多駅筑紫口、博多口並びに比恵町から取り組んでおり、順調に進んでいる。また、山王公園に建設している雨水調整池の進捗状況については、50〜60%であり、17年度末の完成予定である。



[質疑・意見]
 レインボープラン博多で山王公園雨水調整池が先行して完成するようだが、独立的に機能することが可能なのか。また、御笠川に関しては、都市基盤河川事業と激甚災害対策特別緊急事業の現状と見通しについては、どのようになっているのか。

[答弁]
 山王公園の雨水調整池は、博多駅の上流域の雨水をカットするため、先行して整備を進めている。御笠川の改修事業については、11〜19年度で計10.5kmの区間で事業を行っており、進捗状況は約7割である。河口から約4.9km上流の金島堰までは、平成11年の水害時の流量730t/秒に対応する河床の掘削が完了している。また、平成15年の水害時の流量890t/秒に対応するために再度河口から河床を掘削中である。金島堰より上流側については、護岸の拡幅を行っており、18年度からは河床の掘削を行うこととなっている。また、本市の受託区間である金島堰をはさんだ1kmの区間については、17年度中の完成を目指している。



[質疑・意見]
 激特事業については、19年度中にめどが立つということか。

[答弁]
 19年度を目標としている。



[質疑・意見]
 比恵9号幹線等の流域で79.5mm/時の降雨量への対応は、今後7〜8年で対応できるのか。

[答弁]
 博多駅北ポンプ場と比恵9号、12号及び13号幹線が完成すれば、対応できると考えている。



[質疑・意見]
 人工島に関する説明の項目はどれか。

[答弁]
 下水道事業会計の資本的収入の公共下水道整備事業に伴う工事負担金の中で約2億4,000万円の差引増減額があるが、その大部分が、アイランドシティ関連事業の減少によるものである。



[質疑・意見]
 2億4,000万円余の減少の原因はどのようなものか。

[答弁]
 予定路線の計画変更と契約落差である。特にアイランドシティ中央公園、緑化フェアの会場の下水道排水経路が不明だったため、どのような経路になっても対応できるようにしていたが、最短距離で対応できたために減少したものである。



[質疑・意見]
 市工区の下水道整備はどうなるのか。

[答弁]
 整備内容に応じて、公共事業と市単費の整備となる。



[質疑・意見]
 公共事業と市単費の執行状況について、教えてほしい。

[答弁]
 市工区の公共事業は17年度からで、市単費は13〜16年度に12億8,000万円余、博多港開発(株)工区については、公共事業が13〜16年度に12億5,000万円余、市単費が8億8,000万円余となっている。



[質疑・意見]
 港湾局担当の市工区及び博多港開発(株)の公共事業、市単費ともに下水道局で工事をやるということか。

[答弁]
 そのとおりである。



[質疑・意見]
 シーサイドももち地区及び香椎パークポートの下水道整備は、誰が行ったのか。

[答弁]
 資料を持ち合わせていない。



[質疑・意見]
 本市では、下水道を整備してないと思うがどうか。

[答弁]
 埋め立て事業者において整備しているものと認識している。



[質疑・意見]
 公園、道路、下水道に関して博多港開発(株)が整備した事例があるのではないのか。負担金などもあるのではないか。また住市総の下水道については、誰が整備するのか。

[答弁]
 博多港開発(株)が整備している例はある。また住市総の下水道については、公共事業で整備している。



[質疑・意見]
 博多港開発(株)の旧第2工区、現在でいう市4工区の下水道整備は、下水道局で行うのか。

[答弁]
 現在のところ港湾局からの協議はない。



[質疑・意見]
 市工区の下水道を下水道局で整備するのであれば、その費用は下水道事業収支に不都合である。本市における他地域の飛び地の開発地などは、事前に開発者と本市が協議した上で、開発者が負担し市に寄附されている。開発行為で、下水道整備を本市が負担しているのは、人工島だけなのか。今後の収支計画で、博多港開発(株)第1工区の下水道については、どのようになっているのか。

[答弁]
 開発事業で本市が下水道整備を行っている事例は、三苫、永浦、生の松原、箱崎及び柏原などの土地区画整理事業の例がある。



[質疑・意見]
 組合施行の土地区画整理事業で、本市が下水道整備を負担するのか。

[答弁]
 三苫、永浦及び生の松原は組合施行であるが、公共施設は下水道局で整備している。



[質疑・意見]
 永浦、生の松原も間違いないのか。

[答弁]
 国の住宅関連施設整備事業補助金を活用して、整備している。



[質疑・意見]
 財政収支計画の中で、人工島の下水道の事業費は幾らか。

[答弁]
 39億5,000万円余である。



[質疑・意見]
 御笠川那珂川流域下水道整備事業の概要、全体計画、事業主体を教えてほしい。また、決算上はどう処理されるのか。

[答弁]
 御笠川那珂川流域下水道整備事業の主体は県で、福岡市、春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市及び那珂川町の5市1町の汚水を広域的に処理するものである。昭和46年に事業着手され、事業費は1,400億円を見込んでいる。決算上は、下水道事業会計の資本的支出に含まれる。



[質疑・意見]
 処理対象面積9,000haのうち3,000haが本市区域内と聞いている。また、処理水はどこに放流されているのか。

[答弁]
 流域計画面積は9,400haで、本市区域内が3,300ha、汚水処理量は39万tと見込まれており、本市区域内の分は、18万tである。処理水は御笠川に放流されている。



[質疑・意見]
 御笠川那珂川流域下水道整備事業は、27年度までの予定であるが、進捗率はどうなっているのか。

[答弁]
 全体の普及率は99%となっているが、今後高度処理施設等を導入していく計画と聞いている。



[質疑・意見]
 他市町の議員が、処理水を那珂川に放流すると聞いている。チッソ、リンを河川の自然浄化により、浄化するとのことであるが、どうか。

[答弁]
 県では高度処理等に対応する必要はあるが、現在地での拡張は困難なため、那珂川町に仮称第2処理場の建設が計画されているが、まだ具体化されていない。河川での自然浄化の話は聞いたことがない。



[質疑・意見]
 南区花畑の第12雨水幹線については、若久病院の取り入れ口から、1.数km離れた若久川に放流しているものであるが、雨水幹線整備事業としては完了しているのか。

[答弁]
 16年度に完成している。



[質疑・意見]
 福岡空港で46mm/時、花畑で41mm/時、城南消防署で58mm/時を記録したことし7月15日の降雨で、花畑地域にも集中して雨が降ったが、若久6丁目の若久病院テニスコート付近で床下浸水が発生した。同地区は60mm/時の降雨量にも対応できるはずだが、床下浸水の原因をどのように考えているのか。第12雨水幹線は完成していたものであり、現状で対応できないのであれば、対策を検討すべきである。また、同地区には水路が数本あり、すぐに溢水するとのことだが、どのように認識しているのか。

[答弁]
 区役所とともに立会して、現地調査を行った。その際には、水路飲み口に設置してあるスクリーンにごみ等がたまっており上流から溢水したと判断している。



[質疑・意見]
 スクリーンにごみ等が詰まったのは、平成15年7月のことではないのか。改良されているかもしれないが、今はスクリーンはないのではないか。

[答弁]
 職員が現地調査をし、スクリーンにごみがつまり溢水したとの報告を受けている。なお、現地の水路は湾曲しており、このことも原因となって、水勢により溢れたのかもしれない。



[質疑・意見]
 スクリーンの形状は変わってたのかもしれないが、51mm/時の降水量で2カ所も溢水している。善後策はどうなるのか。花畑、中尾、屋形原の地形は、船のような形をしており、その船の前後の両端部分で溢水している。浸水対策は行っていると認識しているが、現状を踏まえ改善策を示してほしい。

[答弁]
 雨水幹線の整備により抜本的な対策は完了しているが、浸水箇所の実態調査を行った上で、可能な限りの対応を行いたい。



[質疑・意見]
 土木局、下水道局において管理瑕疵に伴う事故が多い。管渠補修等経費の内訳はどうなっているのか。

[答弁]
 マンホールの蓋取りかえが518カ所、汚水桝の蓋取りかえが562カ所で2億200万円、布設替えが165カ所621mで8,300万円、一般補修費が1,225カ所で1億9,200万円、テレビカメラによる調査が166カ所で4,500万円、事務費及び材料費が1億500万円である。



[質疑・意見]
 布設替えとは何なのか。

[答弁]
 人孔と人孔の間の下水道本管が、外圧等により亀裂が入ったりしているものの交換で、スパン単位で本管を取りかえることである。



[質疑・意見]
 16年度はマンホール蓋取替費用が例年になくふえているが、17年度以降もこのような水準で推移するのか。マンホールの整備時期、耐用年数に対応すると思うが、取替計画などはどうなっているのか。10年後、20年後もこの水準を維持するのか。

[答弁]
 マンホール事故を契機に職員による現地調査を始めており、合流式下水道地域のテレビカメラによる調査なども行っている。現地調査の結果を踏まえ、どう蓋の取りかえを計画していくかを検討したい。マンホール蓋の設置は昭和59年がピークで、その後減少傾向にあるが、蓋の取りかえについては確実に増加する。いずれにしても、調査結果を踏まえつつ、急激な予算増は望めないので、効率的な蓋の交換に努めていきたい。



[質疑・意見]
 汚水施設はほぼ行き渡っているが、浸水対策の面で局地的な帯状の集中豪雨などもある。市民生活の安全確保の観点からも、老朽化したマンホールの事故も懸念される。財政運営上は、経常経費の5〜15%の削減が強調されているが、必要なものは積極的に要求すべきである。開発地の下水道整備事業は、開発者負担が原則であり、開発者が負担すれば、補修等経費が十分に予算措置ができるはずである。下水道局でどのように予算の優先配分をしていくかを市民生活に配慮してよく考えてほしい。