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平成17年決算特別委員会第3分科会 質疑・意見




2005.10.24 : 平成17年決算特別委員会第3分科会 質疑・意見


[質疑・意見]
 決算大綱説明書では、港湾局の予算流用は18件、1億3,000万円余となっているが、なぜ港湾局の資料には予算の流用が表示されないのか。

[答弁]
 局の決算説明資料は目ごとの説明であり、目内における事業費の流用は目内で相殺されるため記載されない。また、目内における予算の流用は、委員会への報告事項としていない。



[質疑・意見]
 1億3,000万円余という大きな金額であれば何にどう流用したのか疑問である。18件のうち、1,000万円を超える流用はあるのか。

[答弁]
 平成16年10月に、港湾環境整備事業(緑地)について工事請負費から委託費へ1,500万円余を流用した。平成17年1月に、住宅市街地整備総合支援事業について委託料と工事請負費及び補助金から公有財産購入費と印消費に6,800万円余を流用した。平成17年3月に、震災に伴うアイランドシティ地区の仮護岸の応急復旧費として委託料から工事請負費に1,000万円を流用した。平成17年3月に、補助事業内の調整として賃金等の事務費から工事請負費に1,800万円余を流用した。



[質疑・意見]
 6,800万円の委託費流用は用地の買収にかかるものである。委員会に報告したのか。

[答弁]
 流用に関しての委員会報告はしていない。



[質疑・意見]
 予算の流用は、予算の枠内であれば内部決裁で行わるため、議会のチェックが及ばない。適正支出に努めているとは思うが、職員を守る意味からも、大きな額の流用については、議会に報告する姿勢が必要ではないか。

[答弁]
 予算流用については、適正に事務手続きを進めている。今後も、条例及び規則等に基づいて、適正な事務の執行に努めていきたい。



[質疑・意見]
 特別会計における1,000万円以上の流用はあるのか。

[答弁]
 特別会計における予算の流用は7件、2,000万円余となっている。1,000万円以上のものは、国際ターミナル等の光熱水費に工事請負費から1,450万円を流用した1件だけである。



[質疑・意見]
 国際ターミナルの光熱水費だけの流用か。

[答弁]
 平成16年の猛暑の影響で、国際ターミナルの光熱水費は約500万円ふえた。また、箱崎で水道施設を新設したことなど、国際ターミナルを含めた上屋等で光熱水費がふえている。



[質疑・意見]
 国際ターミナルの開設はいつか。また、光熱水費の増額分は17年度予算に反映したのか。

[答弁]
 国際ターミナルの供用開始は平成5年4月である。光熱水費増加の要因としては、猛暑の影響もあるが、外国航路の利用者が15年度比130%となっていることも影響している。なお、光熱水費の増額については、2月の補正予算で対応している。



[質疑・意見]
 光熱水費に限らず、予算にはある程度の余裕が必要である。今後も、予算の配分に配慮するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 市営渡船事業特別会計の事業収入は4億2,000万円余であり、一般会計から10億円余が繰り入れられている。国及び県から離島航路補助金が交付されているが、本市の離島航路はどの航路か。

[答弁]
 小呂航路と玄界航路である。



[質疑・意見]
 航路別の実質収益はどうなっているか。

[答弁]
 16年度予算における収支状況では、志賀航路がマイナス5億7,000万円、能古航路がマイナス2億1,000万円、玄界航路がマイナス1億2,000万円、小呂航路がマイナス8,000万円である。



[質疑・意見]
 志賀航路の乗客数の推移はどうなっているか。

[答弁]
 16年度の乗客数は約29万1,000人で、前年度比2万7,000人の減である。



[質疑・意見]
 過去、宮浦航路を廃止した理由は何か。

[答弁]
 宮浦航路が廃止になった理由は把握していない。



[質疑・意見]
 年間赤字が5億円の志賀航路を維持する理由は何か。

[答弁]
 志賀航路は地域に密着した生活航路であり、安定的な運行の維持が必要であると考えている。



[質疑・意見]
 北崎地区では、地域活性化委員会でさまざまな検討を行っている。北崎地区の活性化のために宮浦航路の復活はできないのか。

[答弁]
 小呂航路と玄界航路及び志賀航路については、合併あるいは漁業協同組合から譲り受けた経緯がある。経営改善のため、16年度に市営渡船事業経営改善計画検討委員会を設置し、改善策の検討を行っている。生活航路としての位置づけではあるが、今後のあり方について関係者と協議しており、実施できる改善策は、18年度から実施していきたい。



[質疑・意見]
 北崎と都心を結ぶ宮浦航路は生活に密着した航路であったが廃止され、赤字の志賀航路は維持されている。志賀航路は乗客数も減っており、生活航路としての位置づけは低くなっているのではないか。志賀でも地域の活性化を図っていると思うが、北崎でも活性化事業を行っている。湾内航路の見直しと、航路の位置づけを検討するよう要望しておく。



[質疑・意見]
 博多港開発(株)で購入したケヤキについて、16年度の移植実績はどうなっているか。

[答弁]
 アイランドシティ外周緑地に21本、九州大学新キャンパスの元岡学園通りに96本、合計117本を移植した。



[質疑・意見]
 元岡学園通りに移植した96本は自然形であるが、アイランドシティ外周緑地に移植した21本も自然形のケヤキか。切りぶかしのケヤキはどうなっているのか。

[答弁]
 外周緑地に移植したケヤキはすべて自然形である。切りぶかしのケヤキは、全体で232本あると聞いている。



[質疑・意見]
 切りぶかしのケヤキは平成7年と平成11年の契約によるものであり、大部分が契約における管理期間を過ぎている。現在何本のケヤキが残っており、管理に幾らかかっているのか。

[答弁]
 現在、約300本のケヤキが圃場に残っている。これは平成7年と平成11年購入のケヤキで、管理費として1本2万円程度かかっていると聞いている。



[質疑・意見]
 切りぶかしのケヤキについては、平成7年の契約から既に10年が経過している。港湾局は、切りぶかしのケヤキも、年月がたてばよくなってくると言っていたが、今年の台風で被害を受けたとも聞いている。現在の状況はどうなっているのか。

[答弁]
 現在、鹿児島県鹿屋市の圃場に約300本のケヤキが残っている。緑化フェア終了後にアイランドシティ中央公園等で60〜70本のケヤキを活用することとなっているが、残りの230〜240本の活用については現時点では未定の状況にある。指摘のとおり、昨年来台風の直撃を受け、10数本のケヤキが使える状況ではなくなったとのことである。



[質疑・意見]
 利用できなくなったケヤキについては、圃場で補償されるのか。

[答弁]
 契約から5年以内は補償があるが、平成7年と11年のケヤキについては既に補償の期限が過ぎている。



[質疑・意見]
 1本100万円ものケヤキが、福岡市民の役に立つこともなく圃場でだめになっていく。最初の契約から10年が経過しており、このケヤキをどう利用するのか、抜本的に考えなければならない。一義的には、所有者である博多港開発(株)で考えるべきことと思うが、港湾局でも検討し、決断を下すべきであると思うがどうか。

[答弁]
 博多港開発(株)で購入したケヤキについては、切りぶかしのケヤキを含んで約300本が残っている。博多港開発(株)としても放置できる問題ではなく、活用できるものがどれだけあるのか、またその活用方法について、会社として整理するよう協議していきたい。



[質疑・意見]
 ケヤキとあわせて庭石についても、その使途を真剣に考えるよう要望しておく。