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福岡県 北九州市

平成28年 9月 定例会(第3回) 09月01日−01号




平成28年 9月 定例会(第3回) − 09月01日−01号









平成28年 9月 定例会(第3回)



議 事 日 程 (第1号)

                          平成28年9月1日(木曜日)午前10時開会

(開 会)

 ○ 諸報告
  1 経済港湾委員会の所管事務調査の報告について
  2 報告第18号 専決処分の報告について
  3 報告第19号 平成27年度北九州市土地開発基金の運用状況の報告について
  4 報告第20号 平成27年度北九州市国民健康保険高額療養資金貸付基金の運用状況の報告について
  5 報告第21号 公立大学法人北九州市立大学の平成27年度に係る業務の実績に関する評価結果の報
          告について
  6 報告第22号 法人の経営状況の報告について
  7 報告第23号 平成27年度北九州市健全化判断比率等の報告について
  8 報告第24号 環境の状況及び環境保全の施策に関する報告について
  9 報告第25号 北九州市教育委員会の事務の管理及び執行の状況の点検及び評価につい
          て
  10 報告第26号 北九州市循環型社会形成推進基本計画の改定について
  11 報告第27号 北九州市新成長戦略の改訂について
  12 報告第28号 北九州市農林水産業振興計画の策定について
  13 報告第29号 北九州市地域公共交通網形成計画の策定について
  14 報告第30号 北九州市空家等対策計画の策定について
  15 報告第31号 北九州市文化振興計画の改訂について
  16 報告第32号 北九州市地球温暖化対策実行計画・環境モデル都市行動計画の策定につ
          いて
  17 陳情の付託について

第1 会期の決定について

第2議員提出議案第26号北九州市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について

第3 議案第124号 平成27年度北九州市一般会計決算について
第4 議案第125号 平成27年度北九州市国民健康保険特別会計決算について
第5 議案第126号 平成27年度北九州市食肉センター特別会計決算について
第6 議案第127号 平成27年度北九州市卸売市場特別会計決算について
第7 議案第128号 平成27年度北九州市渡船特別会計決算について
第8 議案第129号 平成27年度北九州市競輪、競艇特別会計決算について
第9 議案第130号 平成27年度北九州市土地区画整理特別会計決算について
第10 議案第131号 平成27年度北九州市土地区画整理事業清算特別会計決算について
第11 議案第132号 平成27年度北九州市港湾整備特別会計決算について
第12 議案第133号 平成27年度北九州市公債償還特別会計決算について
第13 議案第134号 平成27年度北九州市住宅新築資金等貸付特別会計決算について
第14 議案第135号 平成27年度北九州市土地取得特別会計決算について
第15 議案第136号 平成27年度北九州市駐車場特別会計決算について
第16 議案第137号 平成27年度北九州市母子父子寡婦福祉資金特別会計決算について
第17 議案第138号 平成27年度北九州市産業用地整備特別会計決算について
第18 議案第139号 平成27年度北九州市廃棄物発電特別会計決算について
第19 議案第140号 平成27年度北九州市漁業集落排水特別会計決算について
第20 議案第141号 平成27年度北九州市介護保険特別会計決算について
第21 議案第142号 平成27年度北九州市空港関連用地整備特別会計決算について
第22 議案第143号 平成27年度北九州市学術研究都市土地区画整理特別会計決算について
第23 議案第144号 平成27年度北九州市臨海部産業用地貸付特別会計決算について
第24 議案第145号 平成27年度北九州市後期高齢者医療特別会計決算について
第25 議案第146号 平成27年度北九州市市民太陽光発電所特別会計決算について
第26 議案第147号 平成27年度北九州市埋立地造成特別会計決算について
第27 議案第148号 平成27年度北九州市上水道事業会計に係る利益の処分及び決算について
第28 議案第149号 平成27年度北九州市工業用水道事業会計に係る利益の処分及び決算につ
          いて
第29 議案第150号 平成27年度北九州市交通事業会計決算について
第30 議案第151号 平成27年度北九州市病院事業会計決算について
第31 議案第152号 平成27年度北九州市下水道事業会計に係る利益の処分及び決算について
第32 議案第153号 北九州市職員の給与に関する条例及び北九州市旅費条例の一部改正につ
          いて
第33 議案第154号 北九州市手数料条例の一部改正について
第34 議案第155号 北九州市スポーツ施設条例の一部改正について
第35 議案第156号 北九州市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改
          正について
第36 議案第157号 北九州市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について
第37 議案第158号 北九州市消防団員の定員、任用、給与、分限、懲戒、服務等に関する条
          例の一部改正について
第38 議案第159号 北九州市奨学資金条例の一部改正について
第39 議案第160号 高規格救急自動車の取得について
第40 議案第161号 小倉南図書館新築工事請負契約締結について
第41 議案第162号 公立大学法人北九州市立大学の中期目標について
第42 議案第163号 中間市道路線の認定に関する承諾について
第43 議案第164号 市有地の処分について
第44 議案第165号 平成28年度北九州市一般会計補正予算(第2号)
第45 議案第166号 平成28年度北九州市卸売市場特別会計補正予算(第2号)
第46 議案第167号 平成28年度北九州市介護保険特別会計補正予算(第1号)

(散 会)


会議に付した事件


 ○ 諸報告
  1 経済港湾委員会の所管事務調査の報告について
  2 報告第18号から
  16 報告第32号まで
  17 陳情の付託について

日程第1 会期の決定について
日程第2 議員提出議案第26号
日程第3 議案第124号から
日程第46 議案第167号まで

出席議員 (60人)

   1番 田 仲 常 郎  2番 西 田   一
   3番 木 村 年 伸  4番 村 上 幸 一
   5番 後 藤 雅 秀  6番 日 野 雄 二
   7番 新 上 健 一  8番 香 月 耕 治
   9番 片 山   尹  10番 中 島 慎 一
   11番 佐々木 健 五  12番 戸 町 武 弘
   13番 井 上 秀 作  14番 渡 辺   均
   15番 奥 村 祥 子  16番 鷹 木 研一郎
   17番 佐 藤   茂  18番 宮 ? 吉 輝
   19番 上 野 照 弘  20番 吉 田 幸 正
   21番 田 中   元  22番 奥 村 直 樹
   23番 大久保 無 我  24番 白 石 一 裕
   25番 浜 口 恒 博  26番 中 村 義 雄
   27番 森 本 由 美  28番 森   浩 明
   29番 三 宅 まゆみ  30番 福 島   司
   31番 長 野 敏 彦  32番 世 良 俊 明
   33番 松 井 克 演  34番 吉 河 節 郎
   35番 桂   茂 実  36番 山 本 眞智子
   37番 木 下 幸 子  38番 岡 本 義 之
   39番 成 重 正 丈  40番 本 田 忠 弘
   41番 渡 辺   徹  42番 村 上 直 樹
   43番 木 畑 広 宣  44番 松 岡 裕一郎
   45番 大 石 正 信  46番 八 記 博 春
   47番 柳 井   誠  48番 波 田 千賀子
   49番 藤 沢 加 代  50番 山 内 涼 成
   51番 田 中 光 明  52番 荒 川   徹
   53番 石 田 康 高  54番 平 原   潤
   55番 加 藤 武 朗  57番 八 木 徳 雄
   58番 佐 藤 栄 作  59番 三 原 征 彦
   60番 山 本 真 理  61番 吉 村 太 志

欠席議員 (1人)

   56番 荒 木   学

説明のために出席した者の職氏名

 市長      北 橋 健 治  副市長    梅 本 和 秀
 副市長     松 元 照 仁  副市長    今 永   博
 会計室長    松 原 英 治  危機管理監  原 口 紳 一
 技術監理局長  下 向 則 好  企画調整局長 西 田 幸 生
 総務局長    柴 田 邦 江  財政局長   田 中 雄 章
 市民文化
 スポーツ局長  大 下 徳 裕  保健福祉局長 工 藤 一 成
 子ども家庭局長 近 藤   晃  環境局長   小 林 一 彦
 産業経済局長  加茂野 秀 一  建設局長   横 矢 順 二
 建築都市局長  柴 田 卓 典  港湾空港局長 権 藤 宗 高
 消防局長    川 本 一 雄  上下水道局長 諌 山   修
 交通局長    吉 田 茂 人  病院局長   古 川 義 彦
                  行政委員会
 教 育 長   垣 迫 裕 俊  事務局長   隈   乃理子



職務のために出席した事務局職員の職氏名

 事務局長    小 坪 正 夫  次長     松 本 久 寿
 議事課長    中 畑 和 則          ほか関係職員






                  午前10時5分開会



△日程第1 会期の決定について



△日程第2 議員提出議案第26号



○議長(戸町武弘君) ただいまから、平成28年9月北九州市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事は、お手元配付の議事日程により進行いたします。

 日程に入る前に、諸報告をいたします。

 経済港湾委員会から、お手元配付のとおり、所管事務調査の報告があっております。

 次に、市長及び教育委員会から15件の報告があっております。なお、それぞれの写しは各議員宛て送付しておりますので御了承願います。

 次に、陳情8件を所管の常任委員会にそれぞれ付託いたしました。

 以上、報告いたします。

 日程第1 会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。会期は、本日から9月30日までの30日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」の声あり。)

 御異議なしと認めます。よって、会期は30日間と決定いたしました。

 次に、日程第2 議員提出議案第26号を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。9番 片山議員。



◆9番(片山尹君) おはようございます。議員提出議案第26号について、提案者を代表して提案理由の説明をさせていただきます。

 議員報酬については、北九州市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例が制定されておりますが、議員が定例会の会議を長期欠席した場合の取り扱いについては規定されておりません。そこで、本年2月に自由民主党、ハートフル北九州、公明党、日本共産党の4会派による議員報酬に関する検討委員会を設置し、議論を重ねてきました結果、条例中に減額をする旨規定をしておくことが望ましいとの結論に達し、必要な条例改正案を提出するものでございます。

 以上、皆様の御賛同をお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。



△日程第3 議案第124号から、日程第46 議案第167号まで



○議長(戸町武弘君) 質疑の通告がありませんので、質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第26号については、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」の声あり。)

 御異議なしと認めます。よって、委員会付託は省略することに決定いたしました。

 討論の通告がありませんので、ただいまから採決に入ります。

 本件については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

                (「異議なし」の声あり。)

 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決されました。

 次に、日程第3 議案第124号から、日程第46 議案第167号までの44件を一括して議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(北橋健治君) ただいま上程されました議案について御説明いたします。

 決算議案29件、補正予算議案3件、条例議案7件、その他の議案5件、合計44件であります。

 では、初めに平成27年度決算について御説明いたします。

 平成27年度は、3期目の初年度に当たり、人に優しく活力あふれる町を目指し、本市の魅力を高め、人や企業が集まる元気なまちづくりを行い、女性や若者が定着する地方創生の成功モデルを築くため、特に重点的に取り組むべき5つの柱を掲げて、市政運営に取り組みました。

 まず1つ目の柱、人にやさしい高齢・少子対策の加速であります。

 北九州市認知症支援・介護予防センターの開設に向けた施設改修や、幅広い相談に対応する地域包括支援センターの巡回相談など、地域の実情やニーズに応じた高齢者政策の取り組みを進めました。また、障害者の民間企業などへの一般就労をサポートする障害者ワークステーション北九州を設置するとともに、総合療育センターの再整備や八幡病院の移転改築に向けた実施設計を行うなど、福祉・医療の充実に取り組みました。

 子育て環境の充実については、待機児童解消のための幼稚園の認定こども園への移行や、小規模保育事業実施に必要な施設整備を行うなど、子ども・子育て支援新制度の本格実施に取り組みました。また、予備保育士雇用費の助成や、ひとり親家庭の経済的な自立を支援する資格取得のための給付金など、本市独自の取り組みを創設しました。

 教育分野の喫緊の課題である学力向上に向けた取り組みについては、放課後などを活用して学習機会を提供する子どもひまわり学習塾の対象校を拡充したほか、学校支援のための市費講師の配置を拡充しました。教育環境の更なる充実に向けて、全中学校の普通教室へのエアコン整備を着実に進めるとともに、門司総合特別支援学校や、学術研究都市に新設するひびきの小学校の校舎新築工事などを進めました。

 2つ目は、街に活力、更なる成長をもたらす地域経済対策の推進です。

 北九州空港将来ビジョンの実現に向け、国際定期便の新規就航につなげるため、200便を超える国際チャーター便の運航を実現するとともに、昨年3月に就航した名古屋小牧線の利用促進に積極的に取り組みました。

 また、洋上風力発電や高効率の火力発電所の立地促進、株式会社北九州パワーの設立など、地域エネルギーの拠点化に向けた取り組みを進めました。

 中小・小規模企業の支援については、平成27年4月に施行した北九州市中小企業振興条例の趣旨を踏まえた支援体制の強化や、小規模事業者に配慮した資金繰り支援などに取り組みました。

 地域経済活性化の推進では、戸畑枝光線、恒見朽網線など本市の成長戦略に大きくかかわる路線の整備や折尾地区の総合整備など、都市基盤の整備を進めるとともに、国の交付金を活用したプレミアム付商品券の発行支援など、地域の消費喚起を促進しました。

 市外からの集客増や本市のイメージアップを図るため、昨年7月にユネスコ世界文化遺産に正式登録された旧官営八幡製鐵所関連施設について、市内外へ広く情報発信したほか、若者に人気のTOKYO GIRLS COLLECTIONとコラボレーションしたTGC北九州2015を開催しました。

 更に、観光・文化・スポーツの振興によるにぎわいの創出として、北九州マラソンの継続開催、北九州スタジアムの周辺環境の整備や浅生スポーツセンターの整備、文学の街・北九州の発信や合唱の街づくりの推進、映画やテレビドラマなどのロケ地誘致の強化などを進め、シビックプライドの醸成に取り組みました。

 3つ目は、女性・若者の定着など魅力的な地域の創生を推進であります。

 学生や保護者、教員などを対象としたイベント、北九州ゆめみらいワークを開催するなど、地元企業の魅力を情報発信し、若者の地元就職の促進に取り組みました。また、女性の職業生活における活躍をワンストップで総合的にサポートするウーマンワークカフェ北九州の開設に向け準備を進めるとともに、子育て世帯や新婚世帯などの転入促進、女性、若者などの創業支援のための融資枠の創設などに取り組みました。

 4つ目は、世界の環境首都をめざした環境未来都市の創造であります。

 日中大気汚染・省エネ対策共同事業など、環境分野での国際貢献や水素社会への取り組みを進めるとともに、城野ゼロ・カーボン先進街区形成事業を着実に進め、みんなの未来区BONJONOの町開きを迎えました。

 また、地元企業の水ビジネス展開を支援するとともに、上下水道事業における新会社、株式会社北九州ウォーターサービスを設立するなど、国内外における水ビジネスに積極的に取り組みました。

 5つ目は、安全・安心を実感できるまちづくりの推進であります。

 平成27年8月に安全・安心条例行動計画を策定し、地域の自主防犯活動の活発化や、子供、女性を対象とした犯罪被害防止対策に取り組みました。また、自治会などへの防犯カメラの普及促進や通学路における防犯灯の充実、老朽空き家などの対策の充実などの安全対策を進めました。

 更に、防災対策として、アンダーパスの事故防止対策や下水道の浸水対策を推進し、橋りょう、トンネルの長寿命化対策や学校施設の耐震補強工事などを進めました。そのほか、八幡東消防署の移転新築、消防団の施設や資機材の整備など消防力の強化を図りました。

 続きまして、決算の収支状況などについて御説明します。

 一般会計の決算規模は、歳入5,443億3,482万円、歳出5,408億5,047万円、歳入歳出差し引き34億8,435万円で、これから繰り越しに係る財源を差し引いた実質収支は、14億554万円の黒字となっております。

 また、平成27年度決算については、財源調整用基金を取り崩すことなく、3年連続で単年度の収支が均衡することとなりました。

 次に、特別会計につきましては、国民健康保険特別会計ほか22の会計で歳入6,702億5,103万円、歳出6,560億2,719万円、歳入歳出差し引き142億2,384万円で、これから繰り越しに係る財源を差し引いた実質収支は、130億4,805万円の黒字となっております。

 次に、企業会計につきましては、損益収支は上水道事業会計、工業用水道事業会計、交通事業会計、下水道事業会計の4つの会計が黒字となり、病院事業会計は赤字となりますが、年度末資金剰余は5つの会計全てで黒字となっております。

 続きまして、平成28年度北九州市一般会計及び特別会計の補正予算について御説明いたします。

 今回補正いたします予算額は、一般会計で4億2,061万円の増額、特別会計で7億2,381万円の増額を行うこととしており、補正後の予算規模は全会計で1兆2,501億2,067万円となります。また、一般会計において2億6,305万円の債務負担行為を設定しております。

 最初に、一般会計補正予算について御説明いたします。

 今回の補正予算につきましては、国の地方創生推進交付金を活用し、6月補正予算に計上した事業に引き続き、新たに2つの事業を実施します。

 北九州市版生涯活躍のまち形成事業として、国家戦略特区における介護アシストツールの導入・検証について、制度改正につなげるための評価方法の整理、検討を行い、首都圏からの人材還流促進を図るためのセカンドキャリアの支援に要する経費を計上しております。

 また、若者の地元就職促進事業として、インターンシップの対象に東京圏の大学生などを加えるほか、学生受け入れに向けた地元企業支援に要する経費を計上し、更なる地方創生を推し進めてまいります。

 更に、平成28年度の税制改正において創設された地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税による民間企業からの寄附金を活用し、小倉城の夜間ライトアップの充実や、北九州スタジアムオープニングのプレイベントとして行うラグビーのプレシーズンマッチやラグビー教室の実施などに要する経費を計上しております。

 そのほか、11月に本市で開催される第2回世界獣医師会−世界医師会ワンヘルスに関する国際会議への支援や、B型肝炎の定期予防接種の導入、認定こども園へ移行する私立幼稚園の施設整備費を一部補助するほか、来年度の新小学1年生、新中学1年生から、入学前に必要な学用品費に係る就学援助費を希望者に前倒しして支給するために要する経費などを計上しております。

 次に、特別会計補正予算について御説明いたします。

 卸売市場特別会計につきましては、6月の水産棟天井コンクリート片の落下を受けまして、市場の主要施設の調査に要する経費を計上しております。

 介護保険特別会計については、平成27年度決算に伴う介護給付費負担金等の国、県等への返還に要する経費などを計上しております。

 以上、平成27年度決算及び平成28年度9月補正予算について御説明申し上げました。

 次に、条例議案等について御説明いたします。

 まず、北九州市職員の給与に関する条例及び北九州市旅費条例の一部改正については、シティプロモーション首都圏本部の名称変更に伴い、関係規定を改めるものです。

 次に、北九州市手数料条例の一部改正については、高齢者の居住の安定確保に関する法律の規定に基づくサービス付き高齢者向け住宅事業の登録の更新に係る手数料を新設するため、関係規定を改めるものです。

 次に、北九州市スポーツ施設条例の一部改正については、北九州スタジアムの使用料を定めるため、関係規定を改めるものです。

 次に、北九州市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正については、北九州都市計画地区計画の変更等に伴い、関係規定を改めるものです。

 次に、北九州市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正については、門司消防署の建てかえに伴う一時移転のため、関係規定を改めるものです。

 次に、北九州市消防団員の定員、任用、給与、分限、懲戒、服務等に関する条例の一部改正については、消防団員の定年年齢を引き上げるため、関係規定を改めるものです。

 次に、北九州市奨学資金条例の一部改正については、奨学金の貸し付けの対象となる専修学校の範囲を拡充する等のため、関係規定を改めるものです。

 次に、高規格救急自動車の取得については、同自動車を買い入れるものであります。

 次に、小倉南図書館新築工事請負契約締結については、当該工事の請負契約を締結するものです。

 次に、公立大学法人北九州市立大学の中期目標については、同大学の中期目標を定めるものです。

 次に、中間市道路線の認定に関する承諾については、本市区域内において中間市道路線を認定することについて中間市長から承諾を求められたため、承諾するものであります。

 次に、市有地の処分については、若松区響町一丁目に所在する市有地を発電所用地として売り払うものであります。

 以上、上程されました議案について提案理由の説明をいたしました。よろしく御審議いただきまして、御承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(戸町武弘君) ただいま議題となっております議案44件のうち、議案第153号については、地方公務員法第5条第2項の規定により人事委員会の意見を求めておりましたところ、お手元配付のとおり意見の申し出がありましたので、報告いたします。

 ここでお諮りいたします。9月2日、6日及び7日は、議案研究のため休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。

                (「異議なし」の声あり。)

 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。

 本日の日程は以上で終了し、次回は9月8日午前10時から会議を開きます。

 本日はこれで散会いたします。

                  午前10時25分散会









                経済港湾委員会報告書

                                   平成28年7月14日
北九州市議会議長 戸 町 武 弘 様

                           経済港湾委員会委員長 奥 村 祥 子

 本委員会は、次の事件について調査を終了したので、北九州市議会会議規則第101
条の規定により報告します。

                     記

1 調査事件
 ○ 中小企業振興について
  平成27年4月1日に施行された北九州市中小企業振興条例は、中小企業の振興
 に向けた基本理念を初め、中小企業者や市の責務など中小企業の振興の基本とな
 る事項を定めることにより、中小企業の健全な発展及び市民生活の向上を図るこ
 とを目的とするものである。
  基本理念において中小企業の振興は、中小企業者が経営改善等に自主的に努め
 るとともに、市、中小企業団体、大企業者などが連携して支援することを基本と
 して推進されなければならないとされている。
  本委員会は、本市の中小企業振興施策がこの理念にのっとったものであるかど
 うかについて調査研究を行うこととした。

2 調査の経過及び結果
 ○ 平成27年4月22日 経済港湾委員会
  中小企業振興条例の周知状況と今後の活動等について、当局から説明を受けた。
  主な説明内容は、本市が実施している主な中小企業振興策や、中小企業者等に
 対するアンケート調査及びヒアリング調査の実施など条例の趣旨を踏まえた今後
 の活動予定に関するものであった。

《各委員の意見要旨》
 ・ 企業訪問の際は、中小企業としっかりコミュニケーションをとり、企業が何
  でも相談できるよう対応されたい。
 ・ 中小企業の業種や規模等の違いによるさまざまなニーズの把握に努められた
  い。
 ・ マッチングの機会の増大を図ることで、中小企業の販路拡大や新規事業の開
  拓等を支援されたい。

 ○ 平成27年7月9日 視察(金沢市)
   金沢市では、ものづくり産業の更なる振興を図るため、今後10年間を見据えた
  ものづくり産業の将来像とその実現に向けた行動計画を示す「金沢市ものづくり
  戦略2015」を策定した。
   この戦略では、人材の確保・育成にかかる支援をはじめ、地元中小企業の経営
  力強化や新製品の開発、販路開拓を積極的に推進するとともに、次代を担う新た
  な産業の創造に向けた取り組みを強化し、人・モノ・情報の交流・集積により地
  域経済の活性化を図るための具体的な施策を掲げている。

 ○ 平成27年10月5日 経済港湾委員会
   中小企業振興策の実施状況と今後の活動について、当局から報告を受けた。
   主な説明内容は、中小企業の実態把握(意見聴取)の状況、27年度の新規中小
  企業振興策及び条例の趣旨を踏まえた今後の活動予定に関するものであった。
《中小企業の実態把握(意見聴取)の状況について》
 (1)中小企業等のヒアリング実施日:平成27年5〜6月
    実施件数:56件(31社、25団体)
    内訳:製造業=9社、卸・小売=7社、飲食・サービス=15社
       中小企業団体=25団体
 (2)北九州中小企業団体連合会との意見交換開催日:平成27年7〜8月
    開催回数:5回
 (3)中小企業振興協議会開催日:平成27年8月26日(水)14:00〜16:00
    出席者:中小企業団体4名、中小・小規模企業4名、金融機関、大学、
    労働団体各1名、 FAIS、北九州市
《平成27年度の新たな取り組み》
 ・ 「小規模企業者支援資金」「小口事業資金」の融資利率引き下げ及び小規模
  企業相談窓口の開設
 ・ 開業支援資金融資に「女性・若者・シニア特別枠」を創設し、融資利率の
  引き下げなどを実施
 ・ 「プレミアム付商品券」の発行及び発行の支援
 ・ キャリア教育イベント「北九州ゆめみらいワーク」の開催
 ・ 北九州商工会議所、FAIS、市の3機関の支援メニューや条例の趣旨等
  を広く情報発信するポータルサイト『キタサポ』を共同作成

 ○ 平成28年5月26日 経済港湾委員会
   平成27年度に実施した中小企業実態調査の報告と調査結果を踏まえた今後の活
  動について、当局から説明を受けた。
《中小企業実態調査について》
 (1)調査対象:市内中小・小規模企業5,000社への郵送によるアンケート調査
    調査時期:平成27年12月16日(水)〜平成28年1月15日(金)
    回収率:31.7%
 (2)調査結果のポイント
   ア 経営に関すること
    ・ 後継者が「いない」という回答が多く、事業承継の問題を改めて認識
   イ 雇用に関すること
    ・ 「中途採用者」や「60歳以上の高齢者」など、即戦力の人材に対する
     ニーズが高い
   ウ 市の施策に関すること
    ・ 市の施策の認知度は、約7割であるが、更なるPRが必要
    ・ 市の施策で力を入れて欲しいものとして、「金融支援」と「人材の確
     保・育成」の2つが多い
《平成28年度の新たな取り組み》
 (1)資金繰り支援
   ・ 小規模企業者支援資金などの金利を引き下げ
   ・ 開業支援資金の保証料ゼロへの対応(福岡県信用保証協会と協議中)
 (2)人材確保支援
   ・ ゲンバ男子運営事業(製造業のイメージアップを図るための専門サイト
    を開設)
   ・ 中小企業人材確保支援事業(業界の魅力等を伝える啓発や職場の環境改
    善に取り組む中小企業団体を支援)
   ・ 北九州市U・Iターン応援オフィス開設(U・Iターン就職希望者やそ
    の家族が相談できる常設窓口を開設(平成28年5月)
   ・ シニア・ハローワーク連携事業(国と連携した高年齢者の就職支援)
 (3)条例推進を図るためのプロジェクトチームを創設(平成28年4月)
 (4)金融危機等に備えた体制の整備
   ・ (仮称)金融機関等対応ネットワーク会議を創設予定

《各委員の意見要旨》
 ・ 高齢者に限らず、雇用のマッチングは課題も多いと考えるので、賃金にも
  着目しながら取り組みを進められたい。
 ・ 事業継承について、一つの会社のみで考えるだけではなく、複数の企業が
  まとまり、第三者がアドバイスする仕組みを考えてみてはどうか。
 ・ 市が企業に出向いて制度等をアドバイスする姿勢で取り組んでほしい。
 ・ さまざまな支援施策のPRと中小企業の意向を踏まえた施策の充実に努め
  られたい。
 ・ 福岡県信用保証協会との協議をはじめ、資金繰り支援や人材確保支援など
  平成28年度の取り組みを一層強められたい。

 ○ まとめ
  平成27年度に市が実施した中小企業実態調査によると、市の中小・小規模企業
 支援施策の利用状況について、「利用したことがある」、「まだ利用したことはない」、
 「利用するつもりはない」の合計が約7割となっており、一定の認知度があるこ
 とが明らかにされた。しかしながら、今後も引き続き、市の施策の一層の広報と
 企業の状況に即した施策の実施が必要であろう。
  また、力を入れてほしい中小・小規模企業支援施策として、多くの中小企業か
 ら「金融支援」や「人材の確保・育成」の要望が上げられており、市が平成28年
 度に実施する小規模企業者支援資金の金利引き下げ等の金融支援策や、ゲンバ男
 子運営事業やシニア・ハローワーク連携事業等の人材確保支援策に期待するとこ
 ろである。
  中小企業振興を行うためには、国・県などの中小企業対策実施機関と連携しな
 がら、本市の支援策を積極的かつ効果的に実施していく必要がある。市は、今後
 も中小企業者に関する実態の把握に努めるとともに、中小企業者との定期的な意
 見交換の場を設け、中小企業者の意見を施策に反映させていく取り組みが重要と
 なる。
  そのような中、関係部署で構成される庁内プロジェクトチームが平成28年4月
 に創設された。このことによって今後は、関係部署の連携をより一層深め、中小
 企業振興条例の基本理念にのっとった施策の更なる充実を図られたい。


                     写

                                    北九行調第262号
                                   平成28年8月26日

北九州市議会議長
 戸 町 武 弘 様

                                北九州市人事委員会
                                 委員長 河 原 一 雅


   人事委員会の意見の申出について

 平成28年8月25日付け北九議議第35号をもって意見を求められた下記の議
案については、当委員会として異議はありません。

                     記

 議案第153号 北九州市職員の給与に関する条例及び北九州市旅費条例の一部
         改正について