議事ロックス -地方議会議事録検索-


福岡県 福岡県

平成21年 空港対策調査特別委員会 本文




2009.01.07 : 平成21年 空港対策調査特別委員会 本文


   平成二十一年一月七日(水曜日)
   午 後 一 時 二 分 開 会
◯井上忠敏委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから、空港対策調査特別委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元配付のとおりであります。御確認願います。
 議事に入ります前に、さきの委員会で、早麻委員から要求のありました資料をお手元に配付しております。御確認願います。
 それでは、執行部の説明を求めます。占部空港整備課長。
---
◯占部空港整備課長 それでは、要求資料と書いております資料をお願いいたします。この一ページをお願いいたします。さきの委員会で、早麻委員から要求がございました、福岡空港場内用地の賃借料等についての資料でございます。御説明させていただきます。
 資料の要求が前回ございましたけれども、その後PIの第4ステップが始まりまして、そのレポートにも掲載されている部分がございます。一部重複する分がございますが、十九年度の実績について説明させていただきます。
 まず、賃借料でございますが、賃借料として年間約八十四億円、内訳といたしまして、民有地が約八十億円、福岡市有地が約四億円でございます。借地面積は約百十五ヘクタール、民有地が約百八ヘクタール、福岡市有地が約七ヘクタールでございます。民有地の地権者は八百二十六人でございます。
 次に、環境対策費でございます。空港の設置者である国が、騒音区域の買収、用地買収、移転補償を行う移転補償等事業や、防音工事などを行う住宅騒音防止対策事業などの環境対策を実施しておりますが、平成十九年度の環境対策費は総額で約四十二億円であります。内訳としては、移転補償費が約三十五・八億円、住宅騒音防止対策事業が約二・七億円等であります。なお、十八年度の実績はPIレポート詳細版でございます、これでございますが、この十四ページにございます。環境対策費約七十四億円、うち移転補償費は約六十六億円となっております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
---
◯井上忠敏委員長 説明は終わりました。
 早麻委員、いかがでしょうか。
---
◯早麻清蔵委員 はい、いいです。
---
◯井上忠敏委員長 ほかに質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 それでは、議題に入ります。
 「福岡空港の総合的な調査に係るパブリック・インボルブメント(ステップ4)の実施状況について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 それでは、福岡空港の総合的調査に係りますパブリック・インボルブメントの資料等について御説明をさせていただきます。
 お手元の資料の一ページから書いてございますけれども、総合的な調査に係るPIの状況でございます。ステップ4のPIにつきましては、昨年末、十二月二十五日までに意見の収集を終わりまして、今、こういった意見を取りまとめ、最終的に実施報告書として作成する予定でございます。この作成を終わりましたら、また次回の委員会に報告をさせていただきたいというふうに考えております。
 本日は、十二月の二日までにいただきました御意見についての中間の取りまとめということで、報告をさせていただきたいと思っております。別添に、その調査の全体像をお示しをしてますけれども、あわせて、御参照いただければと思っております。説明は資料のほうで説明をさせていただきます。
 まず、一ページでございますけれども、中間取りまとめ、昨年の九月二十九日からPIを始めておりまして、十二月の二日までにいただきました御意見、あるいはPIの実施状況について取りまとめたものでございます。
 まず、調査の概要、あるいは調査結果についてレポートを作成し、これを配布をいたしております。約十万部配布をいたしております。それから、インフォメーションですとか、説明会など、各種の催しを通じまして、こういった情報の提供、そして意見の収集を行ってきております。十二月二日現在では、こういった催し物に約一万二千人の方に参加をいただいております。また、ホームページを開設いたしまして、このホームページで各種の情報を提供しております。こういったホームページで閲覧をいただいた方が約一万人弱というふうな状況でございます。
 以上のような状況で、十二月の二日現在で五千四百八十二名の方から御意見をいただきました。意見数としては二万二百十九件でございます。なお、十二月の二十五日、最終の意見提出者は八千十八名ということになってございます。
 二番の意見の概要でございます。二万件を意見ごとに分類をいたしております。まず、大きく分けまして、滑走路の増設案についての御意見が六千五百六件、下にポツでそれぞれの視点、どういった視点からいただいたかということを分類しております。中ほどの利用者利便性の視点、あるいは環境・安全の視点、それから、事業効率の視点、こういった三点について、大変多くの意見が寄せられているところでございます。
 この意見を総括的に取りまとめますと、現在の福岡空港の位置、非常に利便の高い位置にあるということで、こういったアクセスの利便性を維持できると、それから、新空港に比べまして初期投資が小さい、こういったことから、滑走路増設が望ましいんじゃないかとする意見がございます。一方で、市街地に隣接しているということで、例えば騒音の問題ですとか、環境の問題、こういった問題が解決できないんじゃないか、あるいは長期的な視点、例えば今回二〇三二年までの需要見通しによって比較をしておりますけれども、それ以降の、例えば長期的な需要に対応できるのかどうかといった、対応できないじゃないかといった意見もございました。
 次に、新空港案についてございます。全体で七千四百四十件いただいております。この新空港案につきましても、利用者利便の視点、あるいは環境・安全の視点、それから事業効率の視点についての御意見が多かったということでございます。全体といたしまして、例えば長期的な需要に対応できる能力を持っている。あるいは拡張性と申しますか、そういったこと、あるいは現空港における、例えば騒音の問題の解決、あるいは新たなまちづくり等の観点から新空港が望ましいとする意見がございます。一方で、海域を埋め立てることによる自然環境への影響、あるいはアクセスが、現空港よりか低下するんじゃないか、こういったアクセスの利便性の低下という懸念、あるいは増設に比べて初期投資が大きいということから、事業効率性という点から、余り効果がないんじゃないかといった御意見がございます。
 それから、三番、将来対応方策全般と書いてございますけれども、これは増設、あるいは新空港以外に、例えば近隣空港の連携を進めるべきじゃないかとか、あるいは現状のままでいいんじゃないかといった御意見もございます。
 四番目、将来の方向性選択のポイントということで、どういった観点から選択したらいいかという御意見でございますけれども、これは満遍なく御意見いただいておりますけれども、まず、アクセスの利便性の維持、あるいは少ない初期投資、あるいは早期に対応できる、こういった観点からいうと、滑走路増設が優位であると。一方、現空港における騒音、あるいは安全性、あるいは用地取得の困難性、こういったことを懸念する意見もございます。また、長期的な需給逼迫への対応、あるいは二十四時間利用できるというような観点から、新空港が優位じゃないかという御意見がございますし、一方アクセス、先ほども申しましたけれども、アクセスの利便性の低下、あるいは環境影響、あるいは初期投資、こういったことを懸念する意見というのがございます。
 そのほかPI全般についての御意見等々がございます。
 三ページからは、いただいた方の属性ということで取りまとめております。まず、お住まいがどちらかということですけれども、五千四百八十二名のうち四千四百五十八名、約八〇%ですけれども、県内の方でございます。それから、佐賀県ですとか熊本県、いわゆる隣接県から、あるいは東京、神奈川あたりの首都圏を初めとしまして、全国各地から、少数ではございますけれども、幅広く御意見をいただいているというところでございます。
 それから、年齢別でございますけれども、ここに表がございますけれども、十代、あるいは二十代といった若い世代、これから空港を将来使うというような年代ですけれども、そういったところから六十代、七十代まで、幅広く、しかもバランスよく御意見をいただいているんじゃないかというふうに考えております。
 それから、職業でございますけれども、一般的に空港を利用する機会のある会社員、あるいは公務員といったところ、あるいは今回の特徴としては学生・生徒の割合が比較的高くなっている。あるいは主婦の方々、これも幅広く意見をいただいておるのかなというふうに思っております。
 それから、利用状況、意見をいただいた方がどういった空港の利用をしているかということでございますけれども、何年かに一回程度の方から、年間三十回以上使う方まで、結構幅広くいただいておりますし、また、全く利用してないという方も一〇%、こういう方からいただいております。
 それから、五番以降はお示しした案に対する御理解度というところでございますけれども、滑走路増設、あるいは新空港の長所短所等への理解でございますけれども、わかった方、それから、おおむねわかったという方、合わせて八〇%程度ということで、御理解をいただいているのかなと判断をしております。
 先ほども御説明しましたけれども、今、最終的な実施報告書を作成している段階でございます。これを作成をいたしまして、福岡空港調査PI有識者委員会というPIを監視、指導していただく第三者機関を設けております。この委員会を開きまして、PI自体が適正に行われたかということを評価をいただきまして、これを受けて、最終的に連絡調整会議を開いて、PIの取りまとめを行うというスケジュールにしております。この調整会議が終了しましたら、各機関、調査結果を持ち帰りまして、それぞれの機関で考え方をまとめて、最終的に国のほうで最終の方針を出すというのが、今後のスケジュールでございます。
 簡単でございますけれども、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
---
◯井上忠敏委員長 説明は終わりました。
 マスコミの方はどちらの報道機関ですかね。申し入れも何も聞いてないので、出て行ってください。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。早麻委員。
---
◯早麻清蔵委員 ちょっとお尋ねをします。有識者委員会、調整会議のメンバーはどういうメンバーですか。
---
◯井上忠敏委員長 秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 二つの委員会で、有識者委員会というのは、まず学識経験者ということで、例えばPIのやり方ですとか、仕組みに詳しい大学の先生、それと空港の計画なり、そういった整備なりに詳しい、これも大学の先生で、先生が二人、それから、マスコミ関係がお一人、それから、弁護士さん、それと公認会計士ということで、五名の方で構成しております。
---
◯早麻清蔵委員 五人で調整会議をやって、基本的には何をするんですか。
---
◯秋山空港計画課長 この有識者委員会というのは、調査の中身を検討していただくということじゃなくて、PIの、意見を県民の方、利用者の方に適正に伝達できたのか、あるいは意見の収集のやり方なり、方法なりというのが適正にやられたか、そういった、PI全体の運営、やり方を評価をいただくという委員会でございます。
---
◯早麻清蔵委員 評価をしてもらう委員会、PIの。ああ、そうですか。では、その評価をされた結果というのは、どこに出るんですか。
---
◯秋山空港計画課長 先ほど申しましたけど、PIをやった後に、実施報告という形で取りまとめます。そういった取りまとめの過程なり、意見の収集のやり方とか、情報の提供のやり方、こういったものを……
---
◯早麻清蔵委員 まあいい、わかった。それで、その調整会議というのは、これから非常に重要な場面に来るんだろうけど、そうすると、その調整会議がやった結果の報告事項というのは、新空港であるか、現在地であるか、これらの方向に対する非常に大きな影響力を出すということですか。
---
◯秋山空港計画課長 調整会議で、最終的な結論を得るということまではいかないと思っております。調整会議は、調査の結果、あるいはPIの結果を取りまとめて、それを受けて、国、県、市、それぞれの行政機関で、一回持ち帰りまして、そこでそれぞれの考え方をまとめるということでございます。
---
◯早麻清蔵委員 ようわからんね。調整会議であった事項を、結果を、国、県、市などに持ち帰るということ。そうすると、その調整会議のメンバーというのは、国、県、市の関係者でもって構成されているということかな。それとも、いわゆる大学の先生とか、そういうメンバーで構成しているの。
---
◯秋山空港計画課長 失礼しました。調整会議の構成メンバーは、まず、国のほうは大阪航空局、これは局長がメンバーでございます。
---
◯早麻清蔵委員 だから、それを一番先に聞いたんだけど、あなた言わんもんやから。
---
◯秋山空港計画課長 それと、九州地方整備局、これも局長がメンバーになっております。それから、県は副知事、それから、福岡市は副市長、この四者で構成をしております。
---
◯早麻清蔵委員 四者で構成か。なるほど、そうすると、調整会議の結果というのは非常に大きいね。
 今、たまたま聞いてて、そう思ったんだけども、さっきの資料で聞かなかったけれども、地権者数が、これちょっと今気がついて、八百二十六人で非常に多いんですね。それで、最大の坪数を貸している人とか、一番坪数の小さいやつとか、そこらあたりはわかる、今。わかりますか。最大の坪数を貸地として出している人、それから、最低の坪数を出している人。八百二十六人というのは非常に多いね、地権者が。国有地というのはこのうちにどのくらい含まれているんですか。
---
◯秋山空港計画課長 資料にも記載してございますけれども、全体で………
---
◯早麻清蔵委員 それと、話がちょっと飛躍していくかもしれんが、この地権者の人たちはどういう考え方を持っている人ですか。今、あなた方の場面で。
---
◯秋山空港計画課長 ちょっと先ほどの御質問から答えさせていただきます。空港面積が三百五十三ヘクタールでございまして、このうち借地が、ここに書いてございますように、百十五ヘクタール、約三分の一が借地でございます。残りは国有地ということでございます。
 それから、地権者の数、これは相続の関係で、当初よりか大分多くなっているということは聞いております。
---
◯早麻清蔵委員 何坪ぐらいになっているの、大体平米、一番小さいやつで。
---
◯井上忠敏委員長 占部空港整備課長。
---
◯占部空港整備課長 平米数については、ちょっと手元に資料がございませんので。
---
◯早麻清蔵委員 余りにも多いから、ここらあたりはどうなっているのかと。一坪地主なんていうのはいないの。これは板付の基地反対という形で、我々が若いときに板付基地反対でさ、今も板付基地反対協議会というのがあって、それで毎年何かやっているようだけれども、当時福岡空港と切り離した形、もちろんこれは切り離された形の中での板付基地返還運動というのをやった。そのときに一坪地主というのができたよね、その当時。だから、その辺がそのまま来ているのかなと思いながら見てたんですけれども。そこら辺がちょっと聞いてみたかったものだから、まあ、そういうことで、遺産相続の関係で、そういう形になったということであれば、その辺は当然そういうこともあり得ると思う。
 非常に、我々も仄聞すれば、余り土地補償費、いわゆる住宅騒音防止対策事業とか、移転補償事業とか、大きいと、これは、年々。どの程度過去に、三十年程度になるんでしょうけどね、この福岡空港ができて、我々の若いときにできている。それは我々はその当時ありがたかったんだけれども、ここまであるとは知らなかった、内容的には。だから、過去どういう程度の形の流れの中で来たのかなと。振り返ってみれば一番よくわかるんだけど、まあ、そこまでやる必要もないかと思ったから、十九年度の予算だけ出てきたけれども、これらのことを比較して、そして、新空港の問題はどういう、現空港と対比したときには、どういう点においての利点があるのか。ただ、事業費が九千億かかりますよ、現空港をやれば二千五百億で済みますよという話だけのことなのか。それとも、やはり、今アクセス面において、新空港は非常に問題点があるから、しかし、それはいろんな意味で言えば、それはまた、話が長くなるから言わないけれども、一応アクセス面を充実していけば、福岡都市圏内の大きな発展に、展望につながっていくだろう。しかも、御承知のように、日中韓の首脳会議が開かれたぐらいのことだから、それに適応するような陸海空の整備というものは、当然これからアジアに向けての玄関口として大変だろうと。だから、そのあたりは持ってもいいじゃないかという議論は、当然起こるわな、先を見たときに。
 だから、今あなたたちがやっている、いろんなステップ4とか1とか、ようわからんが、これは言うならガス抜きみたいなもので、だれだってみんな意見があるから、意見をどんどん述べていけば切りがないということや。だから、こんなことをやってて、本当にまとまるのかなあと。だから、国は何を考えてやっているのか、さっぱりわからんけれども、やる気があるのか、ないのか、国がはっきりすればいいわけですよ。だから、ステップ4とかステップ1とか、いろいろあろうけれども、その辺はやっぱり知事が決断する以外にはないね。国も決断していただく以外にはない。だから、じゃあ、この特別委員会が、我々がその方向を出していいのかどうかという問題も、先々これは、井上さんが非常に困るだろう、委員長が。大変だろうと思う、責任が、ですね。現空港でいくか、あるいは新空港でいくのか、その辺の取り扱いについて、委員会の決定はどうだという形のものが出てくる。そうすると、民主党さんにも協力を仰がにゃいかんでしょう、公明党さんもそうだし、全会派に対してお願いもしなきゃならんだろう。その取りまとめを井上さんがやらなきゃならん、委員会が。これは大変なことになってくるだろうと思うんだけれども、そういう意味で、今の調整会議というのが本格的に決定権なりは持ってないということがわかったけれども、しかし、非常に影響は大きいなと、国、県、市が出ているわけですから、調整会議の行方というものを、我々も見なきゃならんだろうし、そこらあたりの結論、大体どういう方向に動いてるのか、やはり、この委員会に報告してもらわにゃいかんね、最終的には。そして、特別委員会はどういう方向でいくかということを、やはりまとめていかないと、これが採決して、勝ったほうにいくというような話ではないわけだから、非常に難しい一つの選択をとらなきゃならんという場面に来るでしょうから、その辺をやはり、よく考えてやっていただきたい。だから、ステップ4とかステップ1とか、ある程度やらにゃいかんだろうけど、細かいことに触れるよりも、むしろ基本的に、この委員会というのはいかなきゃいかんと思う、僕は。将来的な展望というものはどうあるべきかとか、そういうことを議会はやらにゃいかんわけですから、だから、細かい話は、僕はある程度はやってもらわなきゃならんけれども、その辺はあなたたちがどう持っていくか、よく委員長なり、特別委員長なりと協議しながらやってほしいなあと、今後の方向のかじ取りは。そういう思いがありますから、一言だけ、委員長、申し上げておきます。
---
◯井上忠敏委員長 御配慮ありがとうございます。新宮委員。
---
◯新宮松比古委員 説明を受けたんですがね、皆さん方、頭いいから、御理解をされたかどうかわかりませんが、この諮問の中で答えてあるのが、長所短所の特徴についてはわかったということばっかりでしょう、すべての案について。だから、現在地のほうがいい、あるいは現在地の増設案がいいとか、あるいは新福岡空港をつくるべきだという、あれはどこに書いてあるんですか。
---
◯井上忠敏委員長 秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 新宮委員の御指摘、賛否がどうなっているのかという御趣旨の御質問だと思います。非常に賛否というのは、確かに意見の中で大変重要な要素だろうと思いますし、大変皆さん関心を寄せられるところだというふうに思っております。ただ、今回のPIでの意見というのは、例えばこの案について賛成ですか、反対ですかとか、マル・バツとかですね、例えばこの中から一つを選んでくださいとか、そういった選択というような形では聞いておりませんで、幅広く、いろんな角度から聞いております。最終的には、今八千十八名からいただいております。意見数にすると、かなりの数に上ると思いますけれども、なかなかこれを簡単に賛否というのに分けるというのは、非常に難しい部分がありますけれども、最終報告書の中では、何らかの形でその辺を分析をしたいというふうには思っております。ただ、今回は中間報告でございますので、ちょっとそこまで、まだできてないというのが現状でございます。
---
◯新宮松比古委員 中間報告だからと言われたけどね、知事も既に今月の二十日過ぎから東京に行って、いろんな国会議員の方なんかの御意見を賜るというふうに聞いてますしね、三月末の、今年度末までに結論を出すという言葉も、知事がはっきりおっしゃってます。もう時間的にはないんですね。パブリック・インボルブメントを1から4までやってきて、さっき早麻先生がおっしゃったように、何のためにやったんだと。人の意見聞くだけだったら、どうかなという感じもしますよね。やはり賛否を、重要なことだけれども、どの案が一番多いか。それにはこうこうこういうことで、よく説明がわかって、こういう問題で、やはりこっちがいいと思ったという意見が集約されていると、僕は思った。前もってもらった資料なんか見てもわからなかったし、きょうの説明で、そういうのがあるのかなあと思ってたら、ないんで、ちょっと愕然としておるんですがね。我々の委員会は何なのかと。先ほど言った諮問機関とか、その辺で決められて、こう決まったからよろしく頼むよという、そういう審議会の立場ぐらいなのかなあと。そういう思いで、何となく納得がいきませんがね。
---
◯秋山空港計画課長 先ほどもちょっと御説明したつもりでございましたけれども、最終的に実施報告という形で取りまとめておりますので、これができましたら、また次回にそういった、ある程度の意見の分析も含めて御報告をいたしまして、御審議をいただきたいと。
---
◯新宮松比古委員 調査連絡調整会議に報告がされるときには、そこまでされるんですか、されないんですか。
---
◯秋山空港計画課長 実施報告書は、連絡調整会議が作成するという形でございますので、ここで一月の下旬に予定をしております。ここで最終的に実施報告という形で取りまとめる予定でございますので、その報告書を本委員会に、また御報告させていただきたいというふうに考えております。
---
◯新宮松比古委員 そうですか。何となく納得がいかないなあ。
---
◯井上忠敏委員長 冨田委員。
---
◯冨田徳二委員 それでは有識者委員会、これの評価をする、パブリック・インボルブメントの有識者委員会、ここの判断はどんな感じ、これについては。それは今度出るという話。
---
◯井上忠敏委員長 秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 有識者委員会というのは、先ほども御説明しましたけれども、PI全体が適正にやられたかどうかというのを評価をいただくということでございまして、調査の中身については、役割が違うということでございます。我々としては、精いっぱい丁寧にPIをやらせていただいたという自負がございますので、委員会で了承がいただけるものと思っております。
---
◯冨田徳二委員 みんなに、公に聞くやり方がきちっと適正であったですよということが、この有識者委員会という、専門的な知識をお持ちの方が御判断をされますと、こういう話でしょう。この御判断というのは、今、やってきた部分というのは、どんなふうに御判断されているんですかと、こうお尋ねしたんですよ。
---
◯秋山空港計画課長 有識者委員会はそれこそ、まだ開いてませんので、今、取りまとめた結果を有識者委員会に報告をして、そこで御判断をいただくということでございます。
---
◯冨田徳二委員 それで大丈夫かどうかという話ですよ。やり方が。
    〔発言する者が多数ある〕
---
◯秋山空港計画課長 ちょっと誤解があったら、訂正させていただきますけれども、どういう方向にいくかとか、例えばこういう方向でいいのかどうかというのを判断していただくのは、有識者委員会ではないということでございますので、あくまでも有識者委員会というのは、広く情報提供ができたのか、周知ができたのか、意見も満遍なくいただけたのかと、やり方として適正だったのかと、こういった観点から評価をいただくということでございます。
---
◯井上忠敏委員長 早麻委員。
---
◯早麻清蔵委員 だから、そこらあたりが特別委員会としては、大きな問題はあるわな。有識者委員会で結論的なものが出たんじゃ、特別委員会は何のために、議会としてはあるのかなという感じを、今までの、何となく協議なり、説明に、そういう思いがあった。だから、調整会議というのは一体何だろうという思いがある。だから、そこらあたりだろうと思うんです。だから、特別委員会が、議会からはインボルブメントのどうだこうだという話は、それはわかったと、ある程度は。だけれども、これから政治的なり、いろんな決断というのが特別委員会に求められていくわけだな、政治的な議論が。だから、その辺と調整会議といっしょんたくりにあなたたちが話をするから、何となくおかしくなってきたわけ。だから、特別委員会は特別委員会なりのいき方を、正副委員長はこれからやってもらわなきゃならんと、こういうことを、先ほど僕は思いとしては申し上げたわけです。だから、非常に難しいだろうと。非常に正副委員長は困難であろうと、御苦労されるだろうと。
---
◯井上忠敏委員長 佐藤委員。
---
◯佐藤正夫委員 早麻先生が言われたとおりだと思うんですよね。それで、調整会議でも連絡会議でも何でもいいんですが、基本的には方向性は知事が決断をされるわけですよね、いろんな御意見を聞いて。パブリック・インボルブメントはいろんな意見を聞きましたよと。聞いたことが周知徹底、ある程度できましたね、ということが報告で出るんでしょうけどね。先ほど冨田委員からも話が出たんですが、新宮先生からも出ましたけれども、じゃあ、この中身で、イエス・ノー、例えば新しい空港がいいのか、今の代替空港がいいのかという精査を、一度はされるわけですね。どこかでされんと、ばらばらな意見が来ただけで、はい、どうぞという資料には、なかなかならないと思うんですね。そこで、知事が決断をされるのは、新宮先生が言われた三月だとすればですよ、正副委員長、我々がこの委員会の中で、ある程度決議を出すのかね、結局何かの意思表示をする場面が、本来必要であろうと思いますよ。だから、その時期が、もう出てしまってね、知事が決めましたといったときに、我々に決議を求めるというのは、ちょっとまたおかしな話になろうかと思うんですよね。その辺をちょっと精査しないといけないんではないか。そのためには、ちょっと余りにも時間がなさ過ぎますね、正直申し上げて。知事が国会議員の方々の御意見を賜る。我々が今まで審議したものについては、知事は真摯に受けとめていらっしゃるのか。今までのこの委員会の議論というのは、あくまでも報告することがメーンであって、何も我々の意見が出てないんですよね。これは委員長に申しわけないんですけど。現実には、だから、こういう報告ばっかり僕らは聞いておるだけで、僕らが、調査特別委員会のそれぞれの委員が、どういう考え方を持っているかというのが、知事には今のところ伝わっていかないんではないかなと思うんですね。となれば、当然もう少し、この委員会を密に開くなり、決議を持っていくのかどうか、それの方向性をどこか決めるのが必要だろうと思うんです。それには執行部関係ないと思いますよ。そういう判断をしなければならないんではないかなと。それはもう早麻先生のおっしゃるとおりだと、僕は思います。
 もう一点はですね、先ほどの、それのためには、資料も我々は必要なんですが、賃借料の問題についてもですね、例えば移転補償費等の事業費についてもですね、年々上がっているのか、結果的に、今まで幾ら金がかかったのかとかね、今後もどれだけかかっていくんだとか、そういうものが、我々としては、実は欲しいわけですよね。となると、イニシャルコストとランニングコストをどう見るのかというのが必要になってくるわけじゃないですか。事業をする上においては当たり前の話ですよね。イニシャルが要るのと、ランニングコストがどうなのか。その展開が見えないから、きょう早麻先生が、こういういい資料を出していただいたんですが、できれば、過去にどれぐらい本当にかかったのかとかね。先ほど、これは十九年度が出ましたけれども、じゃあ、二十年度は何ぼだったですかね、移転補償事業費というのは。
---
◯井上忠敏委員長 占部空港整備課長。
---
◯占部空港整備課長 二十年度はまだ出ておりません。
---
◯佐藤正夫委員 出てない。これはふえるんですか。僕はよくわからんのやけど、移転補償というのは、今空港がある中で、まだ移転しよるの。それは基本的には、数字的に見えないじゃないですか。もっとこれが膨らんでいくものなのか、継続してずっと経費がかかっていくのか、この経費が伸びていくのか。例えば地代が安くなるのかとかね。極論を言えば一坪何ぼで貸しとんやろうかとか。当たり前でしょう、税金使っているんだから。何ぼで貸しているんだろうか。そういうものは全く大ざっぱで、雑駁過ぎて、我々にはこの資料だけでは、なかなか決議するほどの資料にならないということなんですよね。そういった資料も我々は欲しいですよね。多分県民の方も欲しいんではないでしょうかね。その辺の資料を出せるんでしょう。
---
◯井上忠敏委員長 秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 実は、今御指摘のような資料というのは、今回この厚い、詳細版というのをつくっております。この中に、かなりの部分載せています。環境対策というのが一つあるんですけれども、この中には移転補償もありますけれども、環境対策というのは、四十七年に移管しまして、当初はかなり重点的に使っておりましたので、かなりの額、五十年当時は出ております。今はかなり、対策が進んできておりまして、かなり低くはなっておると。
 それから、移転補償もですね、これは買い取るということが前提でなくてですね、お住まいの方が、どうしても自分がここを出ていきたいという方がいらっしゃれば、その人の申請に基づいて買い上げるということですから、実績としては出ますけれども、将来どうなるかというのは、なかなか見えないところでございます。同じような推移では、年によって増減はございますけれども、そんなに極端に上がったり、下がったりするものじゃないというような性質のものでございます。
---
◯佐藤正夫委員 もう堂々めぐりになるのであれですけど、大体坪何ぼで借り上げとるの。──要するにね、費用対効果を考えましょうやという話ですよ。
---
◯秋山空港計画課長 賃借料というのは、周辺の土地の、例えば取引の状況によって、年々変わっていきますけれども、十八年度の実績でいきますと、平米当たり七千三百円ちょっとという結果となっております。
---
◯佐藤正夫委員 ええ値段やね。土地だけで、平米七千三百円、なかなかないばい、今。逆に言えば、これがもっと上がる可能性もあるんでしょうけどね。何で僕がこんなのを聞いたかというと、この間ダムの件で載っとったからね。状況で考えたらとんでもない数字が出たりするから、僕らがわからない世界ですね。まあ、平米七千三百円というのはわかりました。これはずっと上がっていきよるんでしょう。
---
◯井上忠敏委員長 占部空港整備課長。
---
◯占部空港整備課長 ちょっと、今は前年度より若干低くなっていると聞いております。
---
◯佐藤正夫委員 評価が下がった。もういいです。だから、できたら、そういうのも全部含めて、いろんなものが出てきて、インボルブメントの報告だけ聞いても、それはインターネットで見ればいい話やもんね、正直言ったら。だから、それは一生懸命やられたということはわかりました。だから、具体的なものをもう少し時間を詰めて、委員長、お願いですが、やられたらどうかなと、私は思っています。
---
◯井上忠敏委員長 次回、一月下旬に予定させていただいているようですけど、それまでにある程度の資料は整えられますか。秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 また、御相談の上、できる限りの資料を提出させていただきたいと思っています。
---
◯井上忠敏委員長 冨田委員。
---
◯冨田徳二委員 少ししつこいようですけど、済みません。調査委員会ですから、いろんなことをお聞きするということで、今、借地料等、環境対策費があった、これは県費ですかね。
---
◯井上忠敏委員長 占部空港整備課長。
---
◯占部空港整備課長 国費でございます。
---
◯冨田徳二委員 では、県は一銭も出してない、これは。
---
◯占部空港整備課長 そこには出しておりません。
---
◯冨田徳二委員 そういうことですか。わかりました、それはそれで。
 さっきの有識者委員会、やっていることが、それは適正で正しいですよということを確認をせにゃいかんという調査、だから、そこの専門家、検査団体を持ってこにゃいかんということにしたというのは、どういうことなんですかね。
---
◯井上忠敏委員長 秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 PIというのは、調査段階の情報を、まず広くお知らせして、情報を共有しながら、県民と、例えば事業主体側と申しますか、それを同じ情報を共有しながら調査を進めていこうと、こういった趣旨でございます。その中で、やっぱり情報の提供の仕方ですとか、例えば意見のもらい方、方法、こういったものが適正でないと、情報も伝わらないし、意見もいただけない。そういったところから評価をしていただくということです。
---
◯冨田徳二委員 それは、わからないから、有識者委員会にどういうような材料をそろえて、どういうふうに聞いて、どんなルールをつくってやったらいいんですかねというのを、有識者委員会に聞いたんですか。
---
◯秋山空港計画課長 これは我々がこういった形で情報提供したいと、こういう催し物をやりたいと、期間はこうしたいというのを、我々がみずから、まず考えまして、それに助言をいただくという形で進めております。
---
◯冨田徳二委員 助言をいただいたんですか、途中で。
---
◯秋山空港計画課長 これ、ステップ1から、今回4までですけど、その都度ステップの段階ごと、例えば事前に実施計画というのをつくりまして、そういったものを評価というか、見ていただいて、いいでしょうということをいただければ、そこでやる。あるいはこれをもう少し変えた方がいいですよという助言をいただければ、それに基づいて、我々も改善をしていくというやり方で進めてまいりました。
---
◯冨田徳二委員 じゃあ、ステップ1からステップ3まで、ここまではこの有識者委員会の皆さんからは、よくやりました、よくできてますと、こういう評価になっているんですか。
---
◯秋山空港計画課長 我々はそういうふうに自負をしております。
---
◯冨田徳二委員 じゃあ、ステップ4もそういう評価をいただけるように期待をしておきます。
---
◯井上忠敏委員長 よろしいですか。ほかに何かありませんか。
 次回の委員会までに、ある程度の資料を、それぞれお打ち合わせさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 ほかにございませんか。長委員。
---
◯長 裕海委員 聞きたいことがあるんですけれども、この住所別なんですけど、福岡県が四千四百五十八、そして、全体が五千四百八十二という中で、円グラフの五千四百八十二というのは全体を表示されてあると思うんですけど、福岡県だけはないんですか。福岡県だけになると、少し変わるんじゃないなかあという気がするんですけれども。
 3ページですが、全体の意見を聞かれたと思うんですね。全員の中で、福岡県だけのデータというのは出されないんですか。
---
◯井上忠敏委員長 秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 住所別の意見の動向という意味でございましょうか。また連絡調整会議の中で、その辺は議論をしていきたいと思いますけれども、まだそこまで決めておりません。
---
◯長 裕海委員 今後、そうしたら、福岡県でも出されるんですか。
---
◯秋山空港計画課長 そこはまた検討させていただきたいと思います。
---
◯井上忠敏委員長 ほかにございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。新宮委員。
---
◯新宮松比古委員 先日、エア・アジア、マレーシアの航空会社の取締役が来られて、福岡空港の乗り入れの問題の相談があったと思うんですが、そのときに、県の当局は現在の福岡空港がいっぱいだから、北九州空港でどうだという話で、多分視察をされたと思うんですよね。ふだん、往復が約四万円ぐらいだと、マレーシアから福岡までね。東京に行くより、逆に安いんですよね。インターネットで航空券を買うんで、前もって買えば、四万どころか三万以下でも買えますよと、そういう情報があるんですが、その辺のところで、県の当局としてはどのような考え方ですか。
---
◯井上忠敏委員長 占部空港整備課長。
---
◯占部空港整備課長 エア・アジア・エックスが、福岡県のほうに御報告していただいています。今、お話がありましたとおり、いろんないわゆる格安航空会社がございますので、いろんな条件を持ってきております。北九州空港のほうは、着陸料等の支援がございますので、そういう意味でも、北九州空港のほうを、今御案内をしているという状況でございます。あと、本日ちょうど福岡空港に帰ってきておりますので、現在福岡空港のほうを見ていただいているという状況でございます。向こうからのいろんな質問も、今から出てくると思いますので、それに着実に対応して、エア・アジア・エックスのほうに伝えたいと思います。
---
◯新宮松比古委員 ある面では、北九州空港も国際的な空港として役割を少し果たしていることも事実なんですね。それと、エア・アジア・エックスが一番悩みがあるのは、ビザの問題だと。そういった格安の航空会社の場合は、インターネットで申し込むから、なかなか外務省に何回も行かなくちゃいけないような作業は難しい。ビザの発給については、非常に外務省なり、法務省なりがやかましくて、問題点があると聞いてます。現在イギリスとかオーストラリア、オーストラリアだったと思うけども、年間で約一千億ぐらいの経済効果が生まれていると。アジアの日本の玄関口の福岡だと言いながら、そういった対応に対しては、真剣に取り組んでほしい。逆に対策局長は国からお見えですが、我々が東南アジアに行ったときに、例えばカンボジア、ビザが要るんですが、ビザを取らなくて行っても、空港内で取れますね。カンボジアのアンコールワットへ行こうかということで、ベトナムから行った場合、ビザが要る国だけれども、空港でビザを発給するんですね。そういった対応、これを福岡空港でも、窓口の経費の問題、人件費の問題なんかあるでしょうが、そういった対応でもして、やはり格安航空会社で、たくさんの方がアジアから来る。我々日本の方々も、高い往復の十万以上出しながら行くんではなくて、安い四万ぐらいの料金で行ければ、お互いの文化交流とか経済交流にもつながっていくし、その辺のビザの発給の問題については、我々の県じゃなくて、国とわかってますが、対策局長、どんなふうですか。
---
◯井上忠敏委員長 金子空港対策局長。
---
◯金子空港対策局長 エア・アジア・エックスの件でございますけれども、まず、基本的にはLCC、ロー・コスト・キャリアと呼ばれる非常に格安の航空会社でございます。なぜ格安にできるかと申しますと、やはり多くの場合に、直接エア・アジア・エックスの関係者と話したんでございますけれども、政府なりの補助、こういったものをベースに、それをもとにコストを削減して、そしてチケットを安くすると、こういうふうな構造になっているということでございまして、なるべく多くの補助が欲しいと、公的な支援が欲しいと、こういうことを言っております。
 今、先ほど占部のほうから申しましたように、北九州空港の関係では、着陸料の補助でございますとか、補助制度がございます。福岡空港にはございません。ということもありまして、私どもといたしましては、もし、そういうことであれば、北九州空港をお使いになるのがよろしいんではないでしょうかということで、お勧めをしていると、こういうことでございます。
 エア・アジア・エックスは、まだ日本への乗り入れはしておりませんので、今、いろいろなところを回っておりまして、羽田、大阪、当然福岡、北九州もございますが、あとは茨城、百里空港ですね、こういったところにも、今彼らは足を運んで、いろいろと比較検討しているという状況だそうでございます。
 それから、もう一点、ビザの問題でございますが、委員御指摘のとおり、これは入国管理政策に係る問題でございますので、私どもとしては、ちょっといかんともしがたいと。そこを前面に出されて、ビザの問題があるからと言われると、ちょっと私どもとしても対応の方法がなくて、当然マレーシア政府と日本国政府との関係になりますので、政府のほうにお話をしていただければいいんではないでしょうかということは申し上げております。
 今のところそういう状況でございまして、説明を申し上げてございます。
---
◯新宮松比古委員 説明はわかりましたが、私が言いたいのは、ビザのことについては、我々県は関係ないよということではなくて、経済効果が生まれるといった、いろんな視点を踏まえて、やはり福岡県としてもエア・アジア・エックスが入ってくるために、福岡空港なり、あるいは北九州空港が、ビザの件については、窓口発給なんか望ましいという意見を、行政側として、やはり外務省なり、そういったところに出すべきではないかなあと。ただ手をこまねいてというのは、知りませんよということは、やはりちょっと、せっかくお願いをして、来られているんじゃないかと思いますので、その辺の努力まで、ひとつよろしくお願いしたいというのが、私の意見なんです。
---
◯金子空港対策局長 入国管理の問題でございまして、繰り返しになりますが、なかなか私どもからですね、恐らくいろんな経済効果も、確かに委員おっしゃるとおりあると思いますし、一方で、国外のさまざまな犯罪の問題とか、そういう、いろんな観点から、これは多分検討しなければならない問題だと、私ども認識しておりますので、そのあたりが可能かどうか、今ちょっとここで即座にお答えはできかねるところがございますけれども、そういった問題を、先方が言っているということは、私どもとしても認識しているところでございます。
---
◯新宮松比古委員 努力をするということで、とめとってくれませんかね。そんなふうに言われちゃうと、もっともっと質問をしたくなりますから。
---
◯金子空港対策局長 そのような御意見があるということを、当局に伝えたいと思います。
---
◯新宮松比古委員 何となく一事が万事でね、縦割り行政じゃなくて、全く上下の機関で、国の関係は我々は知らないという感じでは、今から地方分権なんて言えないよね。もっともっと地方分権の中でいろんなことに、我々は関心を持ち、地方の経済浮揚のためにも頑張っていかなきゃいけない。だから、議会側も頑張るけれども、行政側もそういうことを踏まえながら、言うべきところは文書化してでも中央に言っていくんだと。少なくとも記録として残しながら、対策局長がかわろうが、だれがかわろうが、記録として残したやつをぴしっとやっていかなければ、物事が継続されていかない。だから、不満足です。不満足だけど、まあ、いいでしょう。
---
◯井上忠敏委員長 一応そういう要望というところで、局長も努力していただきたいと思います。
 ほかに何かございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 ほかにないようですので、次に進みます。
 次に、今後の委員会活動について、お諮りいたします。
 このことにつきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、次回の委員会を一月三十日金曜日午前十一時から開催予定とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。
 早麻清蔵委員、冨田徳二委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上で、本日の議事はすべて終了いたしました。
 本日は、これをもちまして空港対策調査特別委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
   午 後 二 時 三 分 閉 会