議事ロックス -地方議会議事録検索-


福岡県 福岡県

平成19年 空港対策調査特別委員会 本文




2007.11.21 : 平成19年 空港対策調査特別委員会 本文


   平成十九年十一月二十一日(水曜日)
   午 前 十 一 時 〇 〇 分 開 会
◯井上忠敏委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから空港対策調査特別委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元配付のとおりであります。御確認願います。
 なお、本日、報道機関からテレビカメラ等の撮影について申し出があっておりますので、これを許可しております。御了承願います。
 撮影者に申し上げます。撮影に当たっては記者席に配付しております撮影エリア図面及び撮影に当たっての注意事項をよく御覧いただき、それらを遵守していただくとともに、私の指示に従っていただきますようお願いいたします。
 なお、移動による撮影につきましては、冒頭から最初の執行部の説明の部分まで許可をすることといたします。くれぐれも委員会運営に支障がないように撮影されますようよろしくお願いいたします。
 それでは、最初に、「福岡空港の総合的な調査に係るパブリック・インボルブメント(ステップ3)の実施状況について」を議題といたします。
 執行部の説明を求めます。秋山空港計画課長。
---
◯秋山空港計画課長 おはようございます。福岡空港の調査に関するPIの実施状況について御報告をさせていただきます。
 お手元の委員会資料の一ページをお開きいただきたいと思います。福岡空港の総合的な調査に係りますパブリック・インボルブメント、今回ステップ3でございますけれども、実施状況でございます。この総合的な調査は、御案内のとおり、四つの段階に分けて調査を行いまして、PIということで意見を聞きながら進めておるところでございます。今回のステップ3につきましては、去る九月七日、福岡空港調査連絡調整会議、これは国と県、それから福岡市、この三者で構成をいたしまして、調査の実施主体となるものでございますけれども、この会議を開催いたしまして、提供します調査の内容、これをまとめましたレポート、あるいは実施の方法等を決定をいたしまして、実施に当たっているというところでございます。
 まず、一番目の実施の状況でございます。情報提供及び意見収集の開始、これは九月十八日からレポートの内容を公表いたしまして意見の収集を始めたところでございます。現段階での意見数でございます。これは十月三十一日現在でございますけれども、二千百二十五名の方から約六千二百件の意見をいただいているところでございます。ちなみに、ステップ1、それからステップ2、これは大体千三百から千四百人ずつの意見でございましたけれども、今回は我々も周知広報に努めております。また、マスコミにも積極的に取り上げていただいたと、こういう結果もあるかと思いますけれども、これまでを上回る方から意見をいただいているという状況でございます。
 二番目がPIの活動の内容ということで、周知広報とPI関係の催しについて記載をしてございます。恐れ入ります、三ページの方をお開きいただきたいと思います。三ページに周知広報と情報提供、意見収集ということで、それぞれのイベントの内容を掲げてございます。周知広報につきましては、新聞、ラジオ、テレビ、こういったマスメディアを使った広告なり番組の作成、こういったものに取り組んでまいりました。それから、チラシの配布、あるいはポスターの掲示、こういったことも行っております。また、福岡県だより、あるいは福岡市の市政だより、こういったものを通じて周知広報を行う、このようにきめ細かく取り組んできたところでございます。
 それから、情報提供と意見の収集でございます。まず一番大きいのはPIレポート、これを既に七万五千部ほど配布いたしております。それから、インフォメーションコーナーといたしまして、福岡空港、あるいは県庁など四カ所に、これは常設でございますけれども、ここで情報の提供、それから意見の収集を行っております。それからまた、ホームページでも意見の収集を行っておるということでございます。それから、説明会、あるいは出前説明会といったことで、出かけていきまして説明会を開催いたしております。それから、懇談会、あるいは懇話会ということでいろんな意見もいただいていると、こういったことで今進めているところでございます。
 前の二ページにお戻りいただきたいと思います。今後の予定でございますけれども、まず、現在、質問を含めていろんな御意見をいただいております。それをまとめまして、この意見に対しまして連絡調整会議としての考え方、あるいは今後の方針等をあわせて整理をいたしまして、寄せられた御意見と、それに対する考え方ということで公表する予定にしております。時期的には十二月の終わりぐらいになろうかと思っておりますけれども、そういうことで進めておるところでございます。それを行いました後、年明けになろうかと思っておりますけれども、PI全体を実施報告書としてまとめまして、福岡空港調査PI有識者委員会、これは第三者の機関としましてPIの助言なり監視をしていただくという機関でございますけれども、ここで評価を受けて、その後、連絡調整会議で最終的に判断して終了ということになろうかと思っております。以上、簡単でございますけれども、現段階での実施の状況でございます。よろしくお願いいたします。
---
◯井上忠敏委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、「新北九州空港の利用状況等について」を議題といたします。
 執行部の説明を求めます。占部空港整備課長。
---
◯占部空港整備課長 続きまして、新北九州空港の利用状況について御説明させていただきます。資料の四ページをお開きください。
 新北九州空港の利用状況でございます。現在、国内線は東京線と沖縄線の二路線でございまして、東京線が一日十五往復、沖縄線が一日一往復をしており、また国際線は中国の上海線と夏期の季節運行でありますが、ロシアのウラジオストク線の二路線を有しております。
 十九年度上半期、四月から九月でございますが、旅客利用状況でございます。国内線の旅客数は、速報値で東京線が約五十七万人、沖縄線が三万七千人でございまして、合計約六十万六千人となっております。前年比で九七%ということでございます。また、国際線の旅客数は、上海線が七千七百人、ウラジオストク線が千人となっております。前年比の六六%でございます。
 次に、貨物の取扱量でございますが、今年度上半期で三千百三十四・七トンとなりまして、対前年比で三倍近く増大しております。また、ターミナルビルの入館者数は平成十九年七月に開港からの入館者数が三百万人に達するなど、多くの利用者が訪れております。
 次の五ページをお願いします。新北九州空港の課題と対応状況でございますが、空港の管制化につきましては、平成十九年十月から航空管制官十六人によります管制業務が開始されております。このことによりまして、複数の航空機の発着が可能となり、効率的な運用が図られることになりました。また、広域レーダー進入管制の導入につきましては、新北九州空港の到着、出発機が防衛省(築城ターミナル管制所)でございますが、設置しますレーダーでとらえることが可能なことから、現在、国土交通省が防衛省に業務を委任することを前提に必要な調整が進められておりまして、平成十九年度中の導入が見込まれております。
 駐機場の増設についてでございます。現在、六バースで運行されておりますが、今月中にさらに一バースの増設工事が終了し、供用開始となる予定でございます。
 最後に、新北九州空港の利用促進についてでございますが、今後も引き続き関係市町と連携いたしまして、国内外の航空会社に対するエアポートセールスのほか、各種広報、PR活動などに取り組んでまいりたいと思っております。以上で説明を終わります。
---
◯井上忠敏委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。岡田委員。
---
◯岡田博利委員 占部課長に質問したいんですが、三番目の今後の利用促進の取組の中でございますが、PRをする、航空会社にエアポートセールスを実施する、非常に私はすばらしいと思いますけれども、ただ、駐車場を使うにしても話を伺いますと、こうした場合に北九州の人とか使っている人の話によると、門司方面から、若松方面、八幡方面から仮に来ても、都市高速を使ってくれば途中で降りて、また東九州自動車道に乗っていかなきゃいけないんですね。都市高に乗ってきた場合は、小倉東インターから東九州自動車道に乗って苅田空港駅口まで行かなきゃいかんわけですね。そうじゃなくて、あのまま橋のところまでぐらい都市高速を延ばせないものかという意見が非常に強いんです。この場合、県と北九州市の話し合いとか、今後どうするとかいった話はないんですか。
---
◯井上忠敏委員長 占部課長。
---
◯占部空港整備課長 今の点につきましては、具体的なお話は今はございません。
---
◯岡田博利委員 具体的にないけれども、その利便性を考えたときに、たかが四百五十円かもしれないけれども、利用者にとってはちょっと面白くないんですね。しかも大回りしますので。できたら都市高速をあそこまで行くように北九州市と話し合いをしながら、利便性を確保して、もう少し空港に入りやすいようにしていただくということが私は大きな問題じゃないかと思うんです。
---
◯井上忠敏委員長 岡田委員、要望でよろしいですか。
---
◯岡田博利委員 答えられなきゃ要望で結構です。
---
◯井上忠敏委員長 要望として処理させていただきます。ほかにございませんか。
 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。新宮委員。
---
◯新宮松比古委員 委員長、副委員長に、この委員会のあり方、進め方、それが僕がはっきりしないと思います。パブリック・インボルブメント、第三段階にきていますよね。それから、知事も代表質問で六月議会で二年で結論を出すと、これははっきり答弁されている。それから、先月九月七日に福岡空港調査連絡調整会議、これをされていろんな意見が市民、県民から出てきていますが、その調整会議と我々の特別委員会とどういう関わり合いがあるのか。我々は少なくとも県民の代表に選挙で選ばれて特別委員会におるわけですね。今日の委員会も、前回の委員会もそうだったけれども、執行部側の説明を聞いて、それを審議じゃなくて、何と言ったらいいかな、聞いて承諾するぐらいの委員会であれば必要ないじゃないかと。執行部側とよく話をして、委員会のあるべき存在的な意義、今から一年半この委員会はどういった進め方でやるのか、あるいは調整会議とはどんな関係の間で我々の意見がどう反映されていくのか。知事が結論を出すまで我々も委員会の中で十分に討議をして、知事は結論を出すに至るまでの経過なりをきちっとしたことを我々が示していかなければ、知事は結論を出し得ないのではないか。調整会議の新聞なんかを見ていますと、まさにいろんな意見が出ていますよね。逆に言えば、ステップ1、ステップ2で進んできたことが逆戻りした意見もある。我々も議員としてそれぞれの地域性をもって言えば、地域のエゴばかりになったら収拾がつかないと思う。すべてのことを踏まえて、委員長、副委員長が、次の機会でいいですけど、執行部側とゆっくり話して、あるいは委員の方でも、自民党の中だったら誰とかというような格好で話し合いをされて臨まれたらどうですか。そうでないと、六月から委員会ができて五カ月の中でどう思われる、みんなそう思ってあるんじゃないかな。もともとあれでしょう、本来だったら国策で九州の国際空港はどうあるべきだとか、あるいは東南アジアに対する窓口である福岡の空港はどうあるべきだというのを国策として考えるべきですよ、本来は。でも、それが今のところは、予算的な意味も含めてローカル空港的な扱い方をしていますよね、国交省も。不満がありますよね。でも、そうであったとしても結論を出していかなくちゃいけない時期が来たと思う。どう思いますか。今答えてもらってもいいけど、次の機会にまとめてくれてもいいです。
---
◯井上忠敏委員長 ただいまの新宮委員の御意見、お話は貴重な御意見だと拝聴させていただきました。今後、執行部ともしっかり打ち合わせさせていただきながら、正副委員長でまた今後の進め方について相談させていただきながら、御一任いただければと思いますが、新宮委員、それでよろしいでしょうか。
---
◯新宮松比古委員 一任はいいんだけど、例えば今日も福岡空港、あるいは北九州に行っても、前々から委員の我々は三回も四回も行っているんよね。では、何を見るのと。だから、新しく入ってこられた方はそれなりに追いついてもらうためにステップ1、ステップ2のパブリック・インボルブメントを勉強してもらう、あるいは実際に行ってもらう。そこをまた違った形で今後のことを進めていかなければいけないと私は思いますね。委員会のあり方、視察のあり方も含めて、委員長、副委員長に任せます。
---
◯井上忠敏委員長 そこで、たまたま新宮先生が申されたからではありませんけれども、皆様方に御相談がありまして、この委員会を大事に今後やっていかなきゃいかんのですけれども、アジアの交流拠点として、アジアとともに繁栄することを目指しております本県にとりまして、これからの福岡空港及び新北九州空港はアジアとのネットワークをさらに充実させた、グローバル時代に対応した空港でなければならないと私どもは考えておるところでございます。近年、近隣諸国ではグローバル化の中で既に新たな空港整備が着々と進められています。そこで、福岡県の空港が将来どうあるべきかを考える上で、国際的な視野に立って他国の空港を調査する必要があるのではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 当委員会として東アジアの近隣諸国、特に経済成長の著しい中国、また韓国の空港を現地視察することについてお諮りをさせていただきたいと思います。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 御異議ありませんので、本件については実施の方向でとり進めることといたしますので、よろしくお願いいたします。なお、詳細なスケジュール等につきましては、正副委員長に御一任いただくことでいかがでしょうか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
---
◯井上忠敏委員長 異議がなければ、そのようにさせていただきます。
 それでは、次に進みます。
    〔「ちょっと待って」と呼ぶ者がある〕
---
◯新宮松比古委員 誤解のないように言っておくけど、特別委員会で行くわけ。
---
◯井上忠敏委員長 もちろん。
---
◯新宮松比古委員 特別委員会の費用が足らなければ自己負担もやむなしという覚悟で委員長諮ってください。誤解のないようにしておかんと。マスコミの方もどうぞ来てくださいよと、委員会の視察をやろうじゃないかと、それぐらいのことを委員長が決めておかんと、いろんな誤解を受けやすい視察報道というのもあるので、踏まえてお願いしておきます。
---
◯岡田博利委員 せっかく今新宮委員からお話出ましたけれども、海外に行くとなると、何のために行くかということをはっきりさせて、きっちりマスコミ、県民から見てもおかしくないという視察にしていかなければいけないと思うんですね。また、ほかの委員会は行っていないわけですから、最初に行くわけですから、委員長、副委員長の実力の程もわかると思います。すばらしい委員会にしていくためには私は行っていいと思います。また、新宮委員の方からお話が出ましたけれども、委員会として行ってもし費用が足りなければ、何万かわかりませんけれども、少しは出して行った方がすっきりしていいんじゃないかと思います。全部空港委員会の海外視察の費用を充てるということではなくして、そういうことも考えた方がいいんじゃないかと私としては思っています。
---
◯井上忠敏委員長 本当に心強い貴重な意見をいただきましてありがとうございます。御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 なお、御案内のとおり、この後、午後二時から管内視察を実施いいたしますので、よろしくお願いいたします。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。佐藤正夫委員、小池邦弘委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上で本日の議事はすべて終了いたしました。
 本日は、これをもちまして空港対策調査特別委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
   午 前 十 一 時 二 十 四 分 閉 会