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平成17年 空港対策調査特別委員会 本文




2005.11.14 : 平成17年 空港対策調査特別委員会 本文


   平成十七年十一月十四日(月曜日)
   午 前 十 一 時 一 分 開 会
◯今林久委員長 おはようございます。それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから空港対策調査特別委員会を開会いたします。
 なお、倉野交通対策課長から欠席届が提出されておりますので、念のためお知らせします。
 本日の議題は、お手元配付のとおりです。御確認願います。
 それでは、まず陳情についてであります。
 陳情番号第一〇〇号、「行橋駅〜新北九州空港間のシャトルバス運行について」をお手元に配付しております。御確認願います。
 この件につきましては、特に執行部の意見を求めませんが、この際、何か意見等はありませんか。岡田委員。
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◯岡田博利委員 行橋のことでございますけれども、取り上げていただきまして、委員長、本当にありがとうございました。そこで、執行部にもお願いしたんですが、この資料を参考にいたしまして、来年三月が開港でございますので、できるものであれば、ぜひ実現していただくようお願いしたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。
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◯今林久委員長 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯今林久委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、「パブリック・インボルブメント(ステップ1)の実施状況について」を議題といたします。
 執行部の説明を求めます。田中空港計画課長。
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◯田中空港計画課長 おはようございます。福岡空港の総合的な調査につきましては、前回の委員会でも御説明しましたように、現状と課題というような基本的なところから、段階を踏んで検討を進めると。その段階に応じまして、情報提供、それから県民等の皆さんからの意見収集、こういうものを行いながら、この調査検討を進めていくということで、パブリック・インボルブメントを実施していくということにしております。今回、この最初のステップとしまして、福岡空港の現状と課題や、あるいは福岡空港の能力、これが一体どれくらいまでいくものかと、そういうことにつきまして情報提供をし、意見募集をするという第一ステップのPIをこの夏の七月二十五日から実施をし、九月中旬までに、およそ千三百名を超え千四百名に近い方から、約三千件の御意見も寄せていただきました。このPIの実施主体でございます福岡空港調査連絡調整会議、これは国と県と福岡市で組織しておりますけども、この連絡調整会議では、そういった皆さんからの御意見、それとそれに対する連絡調整会議としての考え方、こういうものを取りまとめて公表し、再度、そういう内容について意見募集を実施したというようなところでございます。本日、このパブリック・インボルブメント(ステップ1)の実施状況、これについて御報告をさせていただきます。
 では、お手元の資料一ページを開いていただきたいと思います。まず、県民の皆様への情報提供と意見収集活動の概要でございますけども、「(1)周知広報」としまして、六月下旬から、今後、第一ステップのパブリック・インボルブメントを実施しますという、そういった事前の周知を目的としたチラシ、これは六万五千部ほどでございますけども、こういうものをJRあるいは西鉄等の主要な駅を初め街頭で配布をしたり、あるいは県内の市町村のそういう窓口等に配架をお願いをしたり、それからさらに県内の中学校、高校、大学、こういったところにもそういったチラシ等を配布させていただきました。さらに、連絡調整会議のホームページでございますとか、新聞、それからラジオ、こういったものを使った広告、それから県内の各家庭に配布されます「福岡県だより」の七月号、それから福岡市に関しまして「市政だより」、こういうものでPIを実施しますということで事前の周知活動を行ったところでございます。
 続きまして、(2)の「パブリック・インボルブメント活動」、具体的な情報提供と意見収集の活動でございますけども、そこにございますように、情報提供につきまして、今回、わかりやすいような形ということでPIレポートをまとめましたが、この内容、そういうものをホームページに掲載をしたり、PIレポート、概要版でございますけども、こういうものを約五万部程度、これも先ほどの事前の周知と同じように、街頭配布をしたり、県内の市町村の窓口等に置いていただくとか、さらに、その次にございます「実施した催し」ということで、いろんな催しを実施しております。そういう中で配布をしたりさせていただいております。具体的な催しとしましては、ここにございますインフォメーションコーナー、これは福岡空港、それから県庁一階のロビーとか、福岡市役所の一階のロビー、こういうところでこのレポート内容、いわゆる福岡空港の状況とか、あるいは空港能力、そういったものについてのパネルの展示だとか、そういったことを行っております。それから、福岡空港の見学会、県内各地での説明会、それから移動展示場といいますか、オープンハウス、それから懇談会というようなことをいろいろ開催をさせて、情報の提供と意見収集に努めたところでございます。
 続きまして、二ページでございます。どういった御意見が寄せられたか、それに対しての連絡調整会議の考え方、こういうものでございますが、御意見としましては、PIレポート、情報提供するに当たっては、意見の提出用紙を添付させていただいておりました。これで意見の提出をいただいた方が九月二十六日時点までで千三百六十九名の方、それから意見の内容としましては、お一人の方で二つとか三つにわたるような内容の御意見とかを書かれておりますので、それを性質ごとに分類してやりますと、約三千件の御意見をいただいたというようなことでございます。
 それから、いただいた方の属性でございますけども、2)の、まず住所のところでございます。全体で千三百六十九名の方のうち、福岡県に在住の方が千六十八と、それ以外にも、関東の東京、神奈川、千葉、それから大阪とか、あるいは山口県、佐賀県とか、そういう意味では、福岡県を中心に、幅広い地域の方々から御意見をいただいております。それから、年齢としましては、横にありますように、二十代から三十代、四十代、五十代、六十代、幅広い年齢層の方々。それから、職業につきましても、会社員の方が最も多いんですが、あと会社役員とか、公務員あるいは自営業の方、これもいろんなそういった幅広い職業の方となっております。それから、空港をどれくらい利用されているかという点につきまして、利用状況ということで、これは福岡空港の利用状況でございますが、福岡空港を利用したことがないという方から、数年に一、二回程度という余り利用されない方、それから年に五回未満、二往復程度以下の方、二八%、あと年に十五回未満ということ、そのようにここにつきましても幅広いといいましょうか、余り利用されていない方から、頻繁に利用される方、そういう方から御意見をいただいたというような状況でございます。
 次をめくっていただきまして三ページでございますが、今回、情報を提供するに当たっては、調査内容を、私どもとしては、わかりやすく、PIレポートということで取りまとめて情報提供を行いましたけども、まずこのPIレポートの内容につきましては、左上のグラフでございますけども、とても興味深かった、二百六十一名の方、それから興味深かった方、八百八十五名ということで、八割強の方がPIのレポート内容について興味が高かったといいますか、関心が高かったということを示されております。それから、今回提供しました内容に関する部分でございますが、すぐ横に、福岡空港の現状と課題、こういうものについては過半数の方が知りたい情報はおおむね提供されていると。それから、福岡空港の能力の見きわめに関しましても、同様に、知りたい情報はおおむね提供されていると、そういうふうになっております。それから、もっと知りたい情報があるということで、おのおの四分の一程度ございますけども、この内容を詳細に点検しますと、もっと知りたい情報があるということでチェックをされているんですが、内容面からしますと、御意見ですね。方策についての御意見でありますとか、例えば、需要とかそういうものについての御意見の方が多くて、質問、本当にもっと知りたい情報があるという方もおられますけども、その数は少ないということになっておりました。
 あと、具体的な意見の概要でございます。三ページの4)でございますが、約三千件程度の御意見をいただきましたけども、それを性質別に分類をしますと、ステップ1の今回提供した情報に関するような御意見と、次の四ページでございますが、中ほどちょっと下に、ステップ2以降に関する御意見ということで意見をいただいております。
 今回の提供情報に関しましてのステップ1に関する御意見ですが、空港能力の見きわめ、これに関することで御意見を三百五件いただいておりますけども、これにつきましては現在、おくれあたりが出たりするというような定時性についての懸念でありますとか、需給がだんだん逼迫してくると、その分だけ安全性が低下したりするんじゃないかというような懸念、あるいは例えば、福岡空港について、定期便以外の移設なりの可能性、そういうことにすれば能力あたりがもう少しどうかなるんではないかというような、そういったふうな御意見、こういうことでございます。そして、内容としましては、空港能力の限界を肯定するような意見とか、現状のままでよいとするような意見、あるいはピーク時以外の利用の可能性、そういうものについて意見を述べられた方、そういうことがございます。以下、福岡空港の有効活用についての御意見。内容としまして、ターミナルビル、こういうものが使い勝手が悪いとか、そういうふうなことに関する意見、あるいは今回、レポートでお示ししました誘導路を二重化すると、そういうことについて、その実施についての御意見なんかがございました。次をめくっていただいて、四ページでございます。周辺地域の安全性等に関する意見ということで、八月十二日にジャルウェイズの、エンジンが火を吹いて部品が落下するというような事故等ございまして、かなりそういう部品の落下、過去の事故、あるいは市街地に空港があるということなどからの安全性に対する懸念、こういったような御意見をいただいております。あと、現空港の課題ということで、航空機騒音の問題、これが生活環境に与える影響でありますとか、福岡空港の場合、土地を借りて使っているという部分がかなりございますので、そういう借地料とか、あるいは騒音対策等を含めた環境対策費、そういうものを含んだ福岡空港の収支、そういった分への関心というものがございました。あとは、利便性につきましては、福岡空港は大変アクセスについては評価が高いと。ただ、ターミナルの使い勝手、そういったふうな部分なんかがございました。その次の次で、PI関係ということで三百八十件程度御意見をいただいていますけども、内容としましては、PIの取り組み、これは肯定的な御意見とか、あるいは一層のPRを強化すべきじゃないかというような、そういったものを内容とするような御意見でございます。あと、PIレポートについては、興味深い、また一方では、ちょっと専門的な部分なんかがあってわかりにくいんじゃないかというような御意見等もございました。
 続いて、ステップ2以降に関する御意見ということで、今回の総合的な調査では、ステップ2で需要の予測でありますとか、あるいはステップ3で方策の検討、こういうことを予定しておりますけども、今後のそういう取り組みといいましょうか、そういうものについても数多くの意見が寄せられたという状況でございます。
 それから続きまして、このような意見に対しての福岡空港調査連絡調整会議の考え方ということでございますが、めくっていただいて六ページ、七ページでございます。字が小さくて大変恐縮でございますけども、これは先ほど御説明したような、いただいた御意見、これに対しまして、連絡調整会議としてどういうふうに対応していくのか、その意見に対する考え方を取りまとめたものでございます。
 主なものについて御説明させていただきますと、まず六ページ、一番上でございますが、「PIに関する意見」、これが三百七十九件ということで一番多かったのでございますけども、内容としましては、そこにありますように、PIの取り組みを評価する意見、PRの強化や催しの充実などへの意見など、肯定的な意見が多く寄せられました。ただ一方、PIの取り組みあるいはPIレポート、そういうものについて、ちょっと内容が偏っているのではないかというような御意見なんかも確かにございました。こういう意見に関しましては、これらの意見を踏まえまして、例えば、PR、事前の周知、広報活動、こういうものを一層充実していくとか、あるいは情報提供するに当たっては、よりわかりやすいような資料づくり、あるいは情報を伝達するに当たっての催しの開催のあり方といいますか、そういうものについて今後一層このPIという取り組みに対しまして信頼が得られるように努めていきたいというふうに考えております。
 それから続きまして、二段目の「空港能力の見極めに関する意見」でございますが、運航の定時性への懸念あるいは需給逼迫に伴う安全性への懸念、それから能力の限界を肯定するような意見、こういうものがございました。一方、ピーク時以外の利用で対応ができるのではないかというような、そういったピーク時以外の利用の可能性を尋ねる意見でありますとか、あるいは空港能力を評価するに当たっては、周辺の地域に与える、例えば、環境影響、騒音、こういったものの視点というものも当然入れて考えるべきではないかというような御意見等ございました。そして、空港能力の見きわめに関しましては、横の「意見に対する考え方」にございますように、空港能力の見きわめについては、今回、レポートで提示しました評価方法や現空港の能力の評価、こういうものについておおむね共通の認識が得られたのではないかというふうに考えております。
 それから、一番下でございますけども、「航空機の運航による周辺地域等への安全性に関する意見」、これにつきましても先ほど御説明申し上げましたように、今回、予想した以上にいろんな御意見をいただきましたけども、これに関しましては安全性の確保ということは大前提でございますので、今後、そういう方策等を検討するに当たっては、十分そういうことを念頭に置いて進めていく必要があるというふうに考えております。
 続いて、めくっていただきまして七ページでございますが、一番上の「現空港の課題に関する意見」ということで、現空港の課題、これに関しましては、そこにございますように、航空機の騒音の問題、それから周辺地域で、飛行機の安全な飛行を確保するということで建物の高さ制限等が行われておりますけども、そういった高さの規制に関するような意見、それから空港の用地、これは借地ということ、一部借り上げて使っておりますので、そういった福岡空港の課題、そういうものについていろいろ御意見をいただいております。基本的には、こういった航空機騒音の実態でありますとか、環境対策費、借地料、こういうものについては可能な限り情報の公開、これに努めてまいりたいというふうに考えております。
 あと、今回のPI(ステップ1)ということで、現在の空港の基本的な現状、課題、能力について、一般の県民の方々にも十分知っていただくというようなことでPIを行ったんですが、意見の中には、最後にございます、七ページの一番下にございます「ステップ2以降」ということで、具体的な対応方策案、考えられる対応策、滑走路増設、新空港の検討あるいは近隣空港との連携、それから将来の需要予測でありますとか、将来の福岡空港のあり方、こういういわゆる次のステップ移行に係る御意見、これも多数寄せられております。皆様の関心が非常にそういうところに高いんだなというふうに感じております。
 以上がいただいた意見の概要とそれに対する連絡調整会議としての考え方でございます。
 資料を戻っていただいて五ページでございます。こういうふうにしていただいた御意見とそれに対する考え方、こういうものを十月十二日に連絡調整会議として公表しまして、これについても一般の方から、こういう取りまとめ、考え方を示しまして、これについて御意見を募集したところでございます。このパブリック・インボルブメント(ステップ1)の実施状況、これを取りまとめるために、実施報告書というものを今現在、整理中でございます。
 次の「3」で、「今後のスケジュール」というところに関係してくるわけでございますけども、十月二十七日まで、そういったパブリックコメントということで意見募集をしておりますので、そういう結果を踏まえて、現在、PI実施報告書(ステップ1)というのを取りまとめ作業をしております。近々、これを取りまとめて公表するとともに、このパブリック・インボルブメントの実施に当たっては、第三者の有識者委員会というところで具体のPI活動の監視、指導といいますか、そういうことをやっていただくような委員会がございますので、そちらの方に実施報告書を提出をして、今回のパブリック・インボルブメントの取り組み状況についての評価・助言、これを受けるということにしております。その後、最終的に、福岡空港の連絡調整会議として、そういった有識者委員会の評価・助言を踏まえまして、最終的にこの第一ステップのPIを終了するかどうかの最終的な判断、これを行うと。十一月の下旬から十二月上旬ぐらいの時期になろうかということで考えておりますが、最終的な判断を行うというような予定にしております。
 以上で私の方からの報告は終わらせていただきます。よろしくお願いします。
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◯今林久委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯今林久委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、「新北九州空港について」を議題といたします。
 執行部の説明を求めます。秋山空港整備課長。
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◯秋山空港整備課長 おはようございます。新北九州空港関係、御報告をさせていただきます。
 開港が来年の三月十六日ということで、あと四カ月に迫ったところでございます。本日は、開港に向けての準備状況ということで御報告をさせていただきます。
 資料は、お手元委員会資料の八ページからでございます。
 十ページに、今の現況ということで、空港島全景の写真、それからターミナルビル付近の写真をつけております。
 八ページをお願いいたします。まず、空港の概要につきましては、これまでと変わりございませんので、説明については省略をさせていただきます。
 二番の「施設等の整備状況」でございます。(1)に主要な施設の状況、スケジュールについて記載をしております。いずれの施設とも非常に順調に進んでおりまして、来年の二月までにはすべての施設ができ上がるという状況でございます。中ほどに、無線施設というのがございまして、これにつきましては完成をいたしておりまして、十一月、今月の下旬ぐらいから、こういった施設の稼働状況と申しますか、実際に飛行機を飛ばしましてチェックを行うという段階にございます。
 (2)の、アクセスの状況でございます。
 まず、道路の整備でございますけども、空港島に通じます唯一の連絡道路でございます新北九州空港連絡道路、これは既に工事用の車両については通行しておりますけども、三月の初めには全面的に供用開始の見込みでございます。それから、東九州自動車道でございますけども、北九州ジャンクション、これは九州縦貫道との連結部分でございますけども、このジャンクションから苅田北九州空港インターチェンジ、これは連絡道路に接続する部分でございます、この間、約八キロでございますけども、これについても開港までに開通の予定でございます。
 それから、バスのアクセスでございます。検討委員会で検討したところでございますけども、こういった結果を受けまして、小倉方面、黒崎方面、それから門司・下関方面、これから先ほどの高速道路を利用した直通バス、それとJR最寄り駅といたしまして、具体的に申しますと、小倉南区のJR朽網駅、それから苅田町のJR苅田、この二カ所からのシャトルバスにつきまして、今、事業者の方で具体的な検討をいただいているという段階でございます。なお、冒頭、陳情の中にございましたJR行橋駅からのシャトル、これにつきましても事業が可能かどうか、採算面を含めまして、今、バス事業者の方で検討いただいているというところでございます。
 それから、空港駐車場でございます。新空港は、バスの利用者とあわせまして自家用車の利用が非常に高いというふうに見られておりまして、こういった方々の利用のために、千五百台の駐車場を整備をしております。料金にしましても、一時間は二百円ということでございますけども、一時間を超えまして二十四時間までは三百九十円ということで、現在の北九州空港あるいは福岡空港に比べて非常に安い料金設定をされておりまして、非常に使いやすい駐車場ということでございます。
 次のページをお願いいたします。就航路線の見込みでございます。まず、国内旅客。東京、羽田線でございますけども、日本航空と新規の航空会社でございますスターフライヤー、この二社で一日十六往復程度の就航が予定をされております。それから、名古屋線、これは中部空港ではございませんで、もとの小牧にありました、県営名古屋空港と今言っておりますけども、こちらと一日三往復程度の運航が予定されております。なお、東京線につきましては、九月の段階までは、スカイマークエアラインズが就航したいということでございました。九月の代表質問でも、知事からその旨、お答えをしたところでございますけども、その後、空港内の設備が開港までに間に合わないということでございまして、就航の時期については、改めてまた検討したいということで、一応の開港からの就航はないということに今なっております。
 貨物線といたしまして、ギャラクシーエアラインズという貨物専用の会社が一日一往復を予定をしております。これは大体六月ぐらいからの予定でございます。
 それから、国際線につきましては、中国の上海線に、中国南方航空という会社がございます、ここが就航を表明をしております。また、ロシアのウラジオストク線につきましては、ウラジオストク航空が就航を予定をしております。いずれにしましても、定期路線を開設するためには、両国間で航空協定というのを結びまして、その中で、乗り入れ地点ですとか、輸送力あたりを取り決める必要がございます。そういったことがまだ取り決めがなされておりませんので、もし開港までにそういった航空協定がなされなければ、定期便にかわるような定期的なチャーター便、定期便と同程度のチャーター便を飛ばしたいということを表明をされております。また、そのほか、韓国線についても今、関係の会社に要望をしているというところでございます。
 路線就航もかなり見込みが立ってまいりましたけども、引き続き、国内外の航空会社に働きかけをしてまいりたいというふうに考えております。
 それから最後に、式典等でございます。まず、開港を記念しました式典、それから祝賀会を三月十二日に予定をしております。それから、現在の空港の閉港ということで、現在の空港は新空港の開港に伴って閉鎖をいたしますので、三月十五日に閉港の式典を行いたいということでございます。それから、開港の当日でございますけども、各航空会社によりまして、それぞれの初便の出発式等の計画がなされておるというところでございます。こういった式典につきましては、空港をアピールするという絶好の機会であろうと考えております。県といたしましても、関係機関と連携をとりまして、ふさわしい式典等になるよう取り組んでいきたいと考えております。
 以上、簡単でございますけど、新空港の関係でございます。よろしくお願いします。
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◯今林久委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はありませんか。久保委員。
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◯久保九州雄委員 橋は無料ですか。
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◯今林久委員長 秋山課長。
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◯秋山空港整備課長 無料ということで今進んでおります。
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◯今林久委員長 ほかにありませんか。吉村委員。
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◯吉村敏男委員 就航路線の関係です。随分努力されて、国内線、貨物も旅客も国際線も非常に順調と思うんですけど、さっき報告があったスカイマークの関係で、就航を表明していて、それが突然キャンセルになって、それが空港の能力の問題というふうに聞いているんですけども、その辺の経過をもうちょっと詳しく教えてもらえますか。
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◯今林久委員長 秋山課長。
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◯秋山空港整備課長 スカイマークエアラインズ、就航を表明されたのが八月の終わりぐらいでございました。この時点で、空港ビルの中の施設というのは、JALさんとスターフライヤーさん、この二社ということを前提に進めておりまして、ビルの経営を考えますと、コンパクトにつくって、将来に増設をしたいと、小さく産んで大きく育てようというコンセプトにしておりますけども、そういった段階というのが一つと、もう既に七〇%を超えた進捗でございまして、今の段階で、例えば、増築なり、いろんな変更をしますと、開港に支障も与えるというようなこともございました。ビルとしましては、ぜひ入ってほしいということもございまして、ほかのエアラインさんとの施設の共有あたりについてもスカイマークさんの方には打診をしていたところなんですけども、スカイマークさんの判断としては、専用といいますか、そういうものが欲しいということもあったのかもわかりませんけども、開港までに自分のところの欲しい、要求する施設が整わないというふうに判断をされたというところでございます。
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◯吉村敏男委員 はっきり言って、もったいないと思うんですよ。せっかく努力をしておって、開港から便数が多ければ多いほど、それはやっぱりインパクトが大きいわけで、例えば、スカイマークが要求しているような、そういう別のビルをふやすとか、そういう計画はあるんですか。早く条件を整えるための計画があるのかという意味です。
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◯秋山空港整備課長 先ほども申しましたけども、ビルにどういった機能を持たせるのか、あるいはどういった規模からスタートするかというのは大変大きな問題でございます。いろんな検討委員会をまずつくりまして、最初のビルの規模をどうするかというのは、いろんな角度から検討はしたところでございます。ただ、十四年、十五年ぐらいからそういった検討をやっていたわけですけども、当時、現空港ではJALさんが一社しかおりませんので、三社、四社というのはなかなか想定もできなかったというのもありますし、空港の需要、今のビルとしては、大体百五十万ぐらいの利用ができるようなビルの規模にはなっておるところでございます。今後の問題としましては、百五十万を超えて二百万、三百万というふうに順次伸びると我々も考えていますので、そういった段階では、また次の拡張というのは当然視野に入れて考えていかないかんとは思っています。
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◯吉村敏男委員 記憶が正確じゃないかもしれんですが、将来需要は新北は三百万ぐらいじゃなかったですか。違いますか。
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◯秋山空港整備課長 国土交通省が予測された需要予測というのがございまして、これによりますと、平成十九年度、開港の実質二年度に当たりますけども、ここの需要が大体二百八十万で、その後、順次伸びていくという予測でございます。
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◯吉村敏男委員 今の話を聞くと、結局、新しいビルをつくる予定がないということは、新規の航空会社が入る余地がなかなかないじゃないですか。そうすると、今おっしゃっているような目標を達成する、なかなか難しいんではないかと思うんです。だから、いろんな航空会社が就航して、競い合うことによって市場を開拓するというのが普通だと思うんです、そういうふうに考えるのが。そういうせっかく就航を希望しているところが取れないというのは、何度も言いますが、ちょっともったいないと。したがって、それを何とか実現するための方向というか、考え方というか、そういうものをぜひ検討すべきじゃないかと思いますが、その辺はどうですか。
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◯秋山空港整備課長 委員御指摘のとおりだろうと思います。ただ、今回のスカイマークエアラインズさん、就航の表明が、直前になってと申しますか、時間的に余り余裕がないときに表明された。スカイマークさんにつきましては、平成十五年ぐらいですか、いろんな路線誘致をやりながら、そのときにビルの建設にもぜひ一緒に加わって入ってくださいよと、希望があれば述べてくださいよというようなことをお願いをした時期もございました。そのときは残念ながら、そういった協議に入っていただけなかったと。今回、非常に差し迫った八月の段階でしたので、非常に残念でありますけども、こういう結果になったと。今後につきましては、いろんなスカイマークさん以外のそういった航空会社、もしあれば、十分に時間をとって、いろんな協議をさせていただきながら、今後どうするかというのは決めていきたいと思っています。
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◯吉村敏男委員 経過はよくわかりました。努力もされていることも、スカイマークとの協議の経過もわかったんだけども、最後に言いますけども、やっぱり需要を膨らませていくためには、新しい航空会社の就航はぜひ必要ですから、それを実現するために、だから終わりじゃなくて、ぜひ努力をしていただきたい。これは要望です。
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◯今林久委員長 ほかにありませんか。久保委員。
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◯久保九州雄委員 新北のアクセスの問題ですが、今は苅田側からだけになっておりますが、どう考えても、将来的には門司側から、北九州市の側からぜひアクセスを考慮していただきたいなと。県としては余り関心がないのかもわからんけど、ぜひその点をね。門司側からがはるかに近いんですよ。そしてまた、山口経済圏等も含めて、ぜひ私は将来的には必要であるという気持ちでおるんですが、県もぜひその方向で、現時点では無理でしょうけど、要望を上げて、将来に向けては、ぜひ実現するという体制をとってほしいんです。これは要望です。
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◯今林久委員長 ほかにありませんか。森下委員。
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◯森下博司委員 先ほど、シャトルバスの陳情が出ておりましたね。その件ですけども、朽網駅と苅田駅はシャトルバスを運行させると。行橋どうするかということだけど、日豊本線を考えたときに、ソニック、特急が、小倉駅から、次にとまるところは行橋駅だよね。(「下曽根にとまる」と呼ぶ者がある)下曽根にとまる。そして、朽網と苅田はとまらないですからね。なぜこの二つが、隣接しているところが、それは上りと下りということもあろうけども、ソニックがとまらないところをシャトルバスを運行させて、ソニックの特急がとまるところをしない。今のところはですよ。行橋を含めてしない。この時間的なことですけども、ある意味では、行橋駅と下曽根駅をシャトルバスを運行させて、苅田だけですよ、在来でとまるのであれば、苅田駅に運行させる。朽網というのは非常に中途半端なところの駅になる。行政が、北九州市と、こっちが苅田だから、その差でそういった形で各首長さんが言ってつくったのかどうかは別やけど、恐らく、朽網は使わんと思うんです。よく考えれば。列車の運行を見ても非常に難しいと思う。そういったところをどう判断して、在来のとまるところだけにシャトルバスを行かせようとしているのか。時間的な配分の上ではそんなに変わらんと思うんです。行橋まで行かせた方が時間も見えるし、距離もわかるからね。そこはどう判断してスタートを今しよるのか、その点を聞かせてもらったら。
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◯今林久委員長 秋山課長。
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◯秋山空港整備課長 アクセスの問題、これを走らせるのはバス事業者ということで、最終的といいますか、判断としては、バス事業者がどう判断されるかというのが一つございます。我々としては、いろんな角度からアクセスを便利にしたいということがございまして、バスアクセス等の検討委員会というのをつくらせていただきまして、その中に、バス事業者の方、国の機関、それから学識経験者、こういった方々に入っていただきまして、いろんなルートを検討させていただいたところでございます。その中で、どういった需要があるのかということをデータ的に整理をさせていただいて、最終的にはこういった形、空港の需要が百五十万とかいろんな形で伸びていけば、バス利用者もまたふえるだろうというのはあるんでしょうけども、その検討の中で、ある程度採算がとれるような路線というのが絞り込まれたと。それを受けて、バス事業者の方で検討されているという段階ではございますけども、行政として、どこはだめだ、どこがいいという判断では決してないというところでございます。
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◯森下博司委員 費用対効果といったところを見て、検討委員会で決定したんでしょうけども、どの程度、行政がそこらあたりを見て、利害の部分もあるのかわからんけど、どういうことを決定するまでに行政が本当にシビアにやったのか、そこを聞きたいんです。どうもおかしなことをしよるなという気が私はするんですよ。いいです。
 課長、恐縮やけど、資料として、下曽根、朽網、苅田、行橋、ここからシャトルバスを出したときに、どれぐらいの時間で空港、終点に着くのかということと、それから費用です。交通費というか、そこらあたり、積算根拠というか、出してもらって、資料を提供していただけますか。
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◯今林久委員長 ただいま森下委員から資料要求がございましたが、これを本委員会の要求資料とすることに御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯今林久委員長 秋山課長。
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◯秋山空港整備課長 今、御要求の資料は、例えば、時間とコストということでございます。当然、これはバス事業者の方に出していただかないと、我々としても手持ちがございませんので、その辺は事業者の方と調整をさせていただきたいと思いますけども。
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◯今林久委員長 それでは、本委員会の要求資料としますので、提出期限は。秋山課長。
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◯秋山空港整備課長 その辺も、いつの時点で提出できるのかも含めまして、事業者の方と協議をさせていただきたいと思いますけども、よろしくお願いします。
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◯今林久委員長 森下委員、ようございますか。
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◯森下博司委員 はい。
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◯今林久委員長 じゃ、よろしくお願いします。それでは、森下委員と協議の上でということで、資料の提出はようございますか。
 ほかに。
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◯岡田博利委員 関連ですけど、今、森下委員から御質問ございましたし、私の行橋の方からもそういった意見が、陳情書が出されておりますけれども、今、森下委員の質問の中で、アクセス検討委員会、北九州と苅田町が、さっき行政同士の話が出ましたけど、まさにそのとおりでできた朽網駅と苅田駅の橋上駅と思うんです。そこからバスを走らせるのもいいんですけど、そのときにアクセス検討会で言われた資料で、この資料自体が、私は、秋山さんが出した資料ではないんだけど、その前の課のとき出された資料と思いますけども、あの資料は、苅田と朽網しか人が乗らないというような資料になっているんです。少しあれはおかしいような感じがする。その資料は出せますか。
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◯今林久委員長 秋山課長。
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◯秋山空港整備課長 提出できます。
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◯今林久委員長 岡田委員。
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◯岡田博利委員 それと、今、本当に変なあれも含まれてはいけないし、合併問題が含まれたところから、こういったアクセスというのは苅田と朽網に流れ込んできたと思うんですけど、本当に真剣に考えていただきたいということと、もう一個お願いでございますけど、今、西鉄、北九州市さんが検討していることではございますし、行橋を通してのことを考えていることは確かでございますけど、その後、仮にできないようなことがあるとすれば、例えば、地元では、ほかのバス会社ででもという話もあるわけでございますが、バス会社しか取得できないですしね、そういった場合、路線とかいったことの可能性というのはあるんですか。ほかの、恐らくバス路線を持っていると思うんです。運行権利上の問題があると思うんです。
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◯秋山空港整備課長 御質問の趣旨は、バスを走らせる場合に、どういった手続が必要かとか、そういった趣旨でございましょうか。バスを走らせる場合、既に走っている路線認可と申しましょうか、そういった認可を取っている区間であればいいと思いますけども、例えば、新北九州空港ですと、当然、新たな区間になりますので、国の路線認可が必要だと思います。
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◯岡田博利委員 その資料をこの次の委員会まででもいいですから出して、さっき質問したアクセス検討委員会で出された資料、出していただきたい。
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◯今林久委員長 では、次の委員会ということですが、ようございますか。次の委員会までに、森下委員の資料、それから関連した岡田委員の資料をつけ加えて。秋山課長。
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◯秋山空港整備課長 アクセス検討委員会で検討された資料ですと、次の委員会に提出できます。森下委員からの御要求の趣旨は、また御相談をさせていただきたいと思います。できるだけ早い時期に出させていただきたいと。
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◯今林久委員長 それでは、そのように提出をお願いします。
 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯今林久委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、その他として何かございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯今林久委員長 特にないようですので、次に進みます。
 次に、今後の委員会活動についてお諮りいたします。このことにつきましては正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯今林久委員長 御異議ございませんので、そのようにさせていただきます。
 最後に、会議録の署名委員を指名いたします。加地邦雄委員、岡田博利委員、お二人を指名いたします。よろしくお願いします。
 以上で本日の議事はすべて終了いたしました。
 本日は、これをもちまして空港対策調査特別委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
   午 前 十 一 時 五 十 一 分 閉 会