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平成19年 土木委員会 本文




2007.07.13 : 平成19年 土木委員会 本文


   平成十九年七月十三日(金曜日)
   午 前 十 時 五 十 九 分 開 会
◯前田宏三委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから土木委員会を開会いたします。
 本日は、「グラフふくおか」掲載用の写真撮影が予定されております。そのため、議事を一時中断させていただくことがありますので、あらかじめ御了承願います。
 当委員会において審査を要します案件等は、お手元に配付いたしております付託議案一覧表のとおり議案四件であります。
 審査日程及び議案の審査順序につきましては、お手元に配付の審査日程案のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 なお、執行部から提出されました議案及び報告事項に関する説明資料をお手元に配付いたしております。御確認願います。
 それでは、これより本日の議事をとり行います。審査日程に従い、議案の審査を行います。
 最初に、第一三四号議案「福岡県県営港湾の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
 執行部の説明を求めます。岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 それでは、お手元の土木委員会資料を使いまして御説明をさせていただきます。
 一枚お開きいただきたいと思います。第一三四号議案「福岡県県営港湾の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、御説明をいたします。
 この案件は、臨海部のさらなる活性化のため、条例の一部を改正するものでございます。
 現在、港湾の管理運営の円滑化及び港湾の機能の確保を図るために臨港地区を指定しておりますけれども、この臨港地区をさらに機能別に区分をいたしまして分区を定めております。各分区ごとに構築物の用途規制を定めております。今回の改正でございますけれども、この各分区ごとの用途規制につきまして見直しを行うものでございます。具体的には、工業港区内において、物流系施設の建設を可能とするもの並びに情報処理施設等について建設可能な分区を拡大するものでございます。
 以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
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◯前田宏三委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 特にないようですので、これで第一三四号議案についての質疑を終わります。
 次に、第一四〇号議案「工事委託契約の締結について」を議題といたします。
 執行部の説明を求めます。岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 引き続きまして資料の四ページをお開き願います。五ページに概要図を添付いたしております。一四〇号議案「工事委託契約の締結について」、御説明をいたします。
 この案件は、一般県道直方鞍手線道路改良工事において、工事委託契約を締結するに当たり、条例の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。
 この事業は、一般県道直方鞍手線を九州縦貫自動車道に連結し、地域活性化インターチェンジとして新たなインターチェンジを建設するものでございます。今回、福岡県事業区分の一部である高速道路部のアンダーボックス等の工事を施行するに当たりまして、この工事を道路管理者である西日本高速道路株式会社九州支社に委託するものでございます。工期は、平成二十二年三月三十一日まで、委託契約額は、十八億四千九百五十六万四千五百円でございます。
 以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
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◯前田宏三委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 特にないようですので、これで第一四〇号議案についての質疑を終わります。
 次に、第一四六号議案「有料道路(一般国道二〇〇号)事業の一部変更に対する同意について」及び第一四七号議案「福岡県道路公社定款の一部変更の認可申請について」、以上二件を一括して議題といたします。
 執行部の説明を求めます。岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 お手元資料の六ページをお開き願います。第一四六号議案「有料道路(一般国道二〇〇号)事業の一部変更に対する同意について」及び第一四七号議案「福岡県道路公社定款の一部変更の認可申請について」、御説明をいたします。
 産業道路として機能しております国道二〇〇号のバイパスとして重要な役割を担っております冷水道路でございますが、これまで四回の試行を実施させていただきました。そして、その結果に基づき、有効策について検討してまいりましたけれども、このたび、冷水道路の有効活用を図るためなどにより、冷水トンネル区間の料金引き下げ及び一部区間を無料化するための料金改定等の提案をさせていただくものでございます。
 第一四六号議案は、その有料道路事業の一部変更につきまして、道路管理者として同意するに当たり、道路整備特別措置法の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
 変更の内容でございますが、一部区間を無料、すなわち県に引き継ぎますことから、資料にありますとおり、区間、延長、工事予算及び料金等の額をそれぞれ変更するものでございます。
 七ページをお開き願います。引き続きまして第一四七号議案について御説明をいたします。
 冷水道路の一部区間を県へ引き継ぐに当たりまして、同公社の定款変更を九州地方整備局長に認可申請するに当たり、地方道路公社法の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
 変更の内容でございますが、同公社定款の道路に関する基本計画中に「嘉穂郡筑穂町大字」を「飯塚市」に、それから「朝倉郡夜須町大字朝日」を「筑紫野市大字山家」に改めるものでございます。
 以上、議案について簡単に御説明をいたしましたけれども、八ページに説明資料をつけてございます。先般の土木委員会におきまして、冷水道路の三月から試行を行っている中間報告につきまして御審議をいただいたところでございます。一にございますように二点ございまして、一点が、冷水道路自体が北九州、筑豊、県南を結ぶ非常に重要な産業道路でございまして、今回の試行によりまして、約四〇%の利用交通量が増大するということが判明しております。二点目といたしまして、懸案でありました山家地区の環境改善でございますけれども、今回の試行によりまして、九〇%の大型車が冷水道路に転換をし、環境改善の効果が大きいということが確認できたわけでございます。この結果を踏まえまして、委員会の中でも至急対策を講じるようにという御意見、御指導がございましたので、これに基づき、今回、料金改定案を提案させていただいております。
 内容でございますが、試行で実施している内容と同じでございます。冷水トンネル区間については、ほぼ半額に割り引く、それから山家地区に並行する区間につきましては、無料化を行うという内容でございます。
 今回の措置を行うための予算でございますけれども、三番目でございます。今回の料金改定、無料化を行った場合、平成二十八年度末に百五十五億円の未償還見込み額が残ります。これにつきまして道路公社の内部積立金五十一億円をまず講じます。さらに、冷水道路に既に出資をしております出資金でございますが、この三十五億円を充当いたします。新たな県の負担額として六十九億円となります。この六十九億円につきましては、これから十年間に分割をして予算措置を講じていくという考えでございまして、平成十九年度予算案に八億六千七百万円を計上させていただいております。
 説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
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◯前田宏三委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はございませんか。原口委員。
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◯原口剣生委員 この問題につきましては、私は、長年懸案であったことについて、前の土木委員会からずっと質問をさせていただいてきたわけでございますが、この対応を早急にやるべきだということを何度となく私は言ってまいりました。そこで、今回の議案でこうやって載せていただいたわけでございます。そして、この試行に対して、土木部が大変急いでやっていただいた、これについては心から感謝をいたしたいと思います。これは感謝の言葉は感謝の言葉として述べておきたいと思います。
 そこで、お聞きさせていただきますが、冷水の道路問題、これが本当に抜本的な解決策になるかどうかというのは、まだ今からでないとわかりませんが、幾つか質問させていただく中において、今、部長の方から幾つか御説明がありました。その中で、これまでの試行結果、これは理解できます。前回の報告、冷水トンネルの区間利用、この伸びはどうなっているか。先ほど、四〇%増ということを言われましたが、これを下回るようなことはないでしょうか。
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◯前田宏三委員長 田代高速道路対策室長。
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◯田代高速道路対策室長 冷水トンネル内の区間の交通量でございますけども、五月以降も一・四倍の伸びを示しておりまして、いわゆる定着が進んでおるというふうに考えております。
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◯原口剣生委員 案件の目的が達成する必要な効果、これは今後ともやっていく必要があるだろうと私も判断をいたします。そこで、採算性。先ほど、十年間でとか、今回の料金引き下げ、当然これは減収になってくると思います。減収になってくるということは、県にそれだけ負担がかかる。前の委員会でも、採算性、そういったものを私はずっと唱えてまいりました。その中で、今回、負担金が六十九億円、そういうふうな必要な額が出てくるということで説明があったわけでございますが、このまま現行の料金を満了時まで徴収し、維持した場合、その計画交通量、それが載っていなかったわけですが、これは最後に当然、負担が県に大きくかかってくるという説明がありました。これについてどう思われますか、お答えいただきたいと思います。
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◯田代高速道路対策室長 二十八年の満了時まで現行の料金を維持した場合ですけども、満了時に新たに約六十五億円の県の負担額が必要になると考えております。この場合、県の負担額は、今の改定では六十九億円ですので、約四億円軽減されますけども、満了前の十年間は今回の措置による冷水道路の機能増進や現道の交通環境改善の効果は得られないということになろうかと思います。
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◯原口剣生委員 今、室長の御答弁の中で、六十五億円云々という話がありました。これが必要になるという説明があったんですが、この計画、もともと見通しが甘かったというような思いを生じますが、それについてお答えいただきたいと思います。
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◯田代高速道路対策室長 冷水峠の急勾配など交通の障害等を緊急に解消するため、有料道路事業で整備を行いました。供用後のバブル経済の崩壊など大きな経済変化を予測できなかったということもございます。また、大型車の車両性能の向上などによりまして、当初想定しておりました冷水峠、現道からの転換などが図られなかったことなどから、計画どおりの料金収入の確保ができなかったと考えております。ただ、一方で、有料道路事業で整備したということで、早期に供用はなされております。そのこと自体は意義があったのではないかと考えております。今後は、委員の御指摘をしっかり受けとめまして、今回の料金引き下げ等によりまして、冷水道路の一層の利用促進に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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◯原口剣生委員 それでは、採算性はとれなかったけど意義はあった、事業効果はあったということですが、具体的にどういう効果があったのか、それをお答えいただきたい。
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◯田代高速道路対策室長 先ほど申しました有料道路で整備しておりますけど、これをもし仮に、いわゆる一般事業、補助事業等で最優先で整備したと仮定しますと、それでも早くても供用は平成十四年度ぐらいになっていたのではないかと思われます。それで、冷水道路の全線供用が昭和六十二年でございますので、十五年ほど早く供用できたと考えております。六十二年の供用から平成十八年度末までの間に、約五千七百万台の車が冷水道路を利用されております。これらのいわゆる走行経費の節減や時間短縮の効果等を計算で出してみますと、約三百二十億円という便益が発生しております。冷水道路自体の建設事業費は百八十六億円でありますので、相応の事業効果は上がっているのではないかと考えております。
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◯原口剣生委員 今、御答弁があった中において、通常ペースよりも建設が十五年早くできたという効果、そして実際に多くの車が冷水道路を利用したという御説明がありました。それは理解ができます。室長の言っていることもわからないではない。でも、そこで料金の収入が足りてないということは、やはり十分活用がされていないということじゃないかなと自分はそういうふうに思います。そこで、今言われた形の中で、道路資産、やはりそういうことの有効活用、その必要があると思うところでもあります。道路資産はやはり有効的に活用していかなくちゃいけない、そしてそういった点を補ってくれる、そういうわけであると思いますが、その結果、料金の抵抗が、大きく利用が伸びて、これは今度、ダイハツ、そういったものの工場ができますが、そういった産業道路として役割を果たし切れないという点があれば、本来の道路の税を投入して建設する、こういったものについて重要な公共財、これをそうやって大きく使うわけですね。その中で、六十五億円というようなお金が必要ということで今、御説明もありました。今回の措置で県がそういった負担と、そして四億円それ以上に高くなるというようなこともある。トンネルの区間利用の交通量が四〇%を超えるというような先ほどの御説明もありました。ところが、冷水道路の利用増進、そういった大型車の通行、これが九〇%冷水道路に転換するというような環境、これは山家地区の環境とか安全、そういったものを私たちもうたってまいりましたし、そういったことをどういうふうに考えていくか、そういったことを執行部が判断、やむを得ないと思っておられるということもありますが、これはやはり六十九億円という負担金は私は決して安いものじゃないと思うんです。これはあくまでもやはり県民、そういった方々の血税、それをここに投入するということは、今回、議案で提案されていることを推察はいたしますが、これが真に冷水道路の抜本的な改革、そういったものになるか、そういったことについて部長のお考えをお聞きしたいと思います。
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◯前田宏三委員長 岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 田代室長のほうからもお話をしていることとダブることもあろうかと思いますけれども、今回提案の議案のねらいでございますが、これは二つございまして、一つは、やはり産業道路としての冷水道路の機能の増進を図るということでございます。今ほども原口先生の中でございましたけれども、県挙げて自動車産業等の誘致を県内隅々まで広げていこうとしている中で、やっぱり国道二〇〇号の役割というのはいまだかつてないほど高まっているんだと思います。そういった中で、今回試行を行って、利用交通量は四〇%ですけれどもふえておりますし、さらにそれが定着をして、ふえていく方向にあるんだと思います。そういったことで、これから北九州、筑豊、そして県南、そこに産業立地を進めていく上で、今回の施策というのは非常に有効ではないかというふうに思うことが一点でございます。それからもう一点は、長年、山家地区の環境改善、ずっと問題がございまして、さまざまな手を講じてきておりますが、残念ながら、抜本的な対策にはなっていなかったということでございます。これについても今回の試行によって、特に大型車が九〇%現道からバイパスに移ったということで、それも非常に交通安全、それから騒音等の問題の軽減につながっております。こういったことで今回の議案というのは大事な議案であると我々も確信を持っております。それから、長い間、この土木委員会でもさまざまな御審議、それから御指導をいただいて、いろんな策を講じてまいりました。言ってみれば、段階ごとに高まってきたもの、その集大成というものが今回の議案だというふうに思っております。我々も責任を持って今回提案をさせていただいております。また、これがきちっと実施できるようにこれからも努めていきたいと思いますので、何とぞ御審議のほど、よろしくお願いいたします。
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◯原口剣生委員 今、部長から御答弁いただいて、そのことに本当に真剣に当たっていただきたいということは、まずここで強く要望いたしたいと思います。
 それから、ここでお聞きしますが、今後の対応、手続、そういったものはどういうふうにお考えになっていますか。
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◯田代高速道路対策室長 一般有料道路事業の許可または変更を行う際には、国土交通大臣の許可が必要となります。具体的にこの案件で申しますと、県議会の御承認をいただいた上で、本来の道路管理者であります県が変更申請に同意をいたしまして、県の道路公社が事業許可の変更申請を国の方へ行うという手続となります。
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◯原口剣生委員 議会の承認が得られればということで、今、私たちがこれを審議をいたしております。これをいつから本格的実施、こういったものを考えていらっしゃるか、これは部長にお聞かせいただきたいと思います。
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◯岩崎土木部長 三月からの執行につきましては八月三十一日までということになっておりまして、何とか切れ目なく九月から引き続き実施をしていきたいと思います。そのためには、国土交通省に、今回議案を御議決いただきましたら、すぐに申請書を持ち込みまして、円滑な審査をいただけるように最大限努力してまいりたいと思います。
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◯原口剣生委員 わかりました。冷水道路の本来の機能、これを十分に発揮をさせていただきたい。そして、ここであえてまた強く要望させていただきますが、私どもがこれを言ってきた、またこれを論議してきた、これはやはり山家地区、またそこを通学する子供さんたち、そういった方の安心、安全、それと環境維持、こういったもので十二分な論議を重ねてきたと思います。先ほどから申し上げますように、大変大きな財源をここに投入をするということで、これが不発に終わらないように、そしてこれだけ投入して、やはりこれだけの税金投入をしてもよかったと言われるような形の中で、私は、土木部挙げてやっていかなくてはならない、また県挙げてこういったことはやっていかなくてはならないというように思いますので、こういったことを強く要望いたしまして、私の質問を終わります。以上です。
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◯前田宏三委員長 ほかにございませんか。吉村委員。
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◯吉村敏男委員 二十八年度の未償還見込み額が百五十五億円になっていますけど、この間も毎年償還するんですよね。それは幾らぐらいですか。
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◯前田宏三委員長 田代高速道路対策室長。
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◯田代高速道路対策室長 約二億円、毎月償還積立金として積み立てるようにしております。
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◯吉村敏男委員 毎年ですか。毎月。
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◯田代高速道路対策室長 毎年です。
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◯吉村敏男委員 そうしたら、料金引き下げ後の利用料金の合計の大方見込みは。年間。
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◯田代高速道路対策室長 約六億四千万円ということで見込んでおります。
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◯吉村敏男委員 その収入の主な支出はどのようになっていますか。
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◯田代高速道路対策室長 約六億四千万円の半額がいわゆる管理費、維持経費とかになります。あとは、約六千万円ぐらいですけど、損失補てん引当金ということで積み立てることになります。残りの約二億円ちょっとがいわゆる償還への繰入金ということになります。
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◯吉村敏男委員 二億円をその六億四千万円の中から出していく。それと、今、二番目におっしゃった内部留保金、それはどれに当たるんですか。内部積立金になるわけ。
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◯田代高速道路対策室長 損失補てん引当金といいまして、この表の中では、道路公社内部積立金の中に入っております。
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◯吉村敏男委員 それが二十八年末の見込み額が五十一億円になるということですか。
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◯田代高速道路対策室長 今までずっと積み立ててきていますので、二十八年までの合計が約五十一億円になるということでございます。
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◯吉村敏男委員 今度から半額にしますよね。ということは、今までは予定をしているよりも倍ぐらいの積立金があったということですか。
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◯田代高速道路対策室長 倍まではいきませんけども、今回の見込み以上には積立金はございました。
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◯吉村敏男委員 五十一億円を二十八年度段階で積み立てることはできるということは間違いない。
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◯田代高速道路対策室長 そう考えております。
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◯吉村敏男委員 六十九億円を県が負担しますね。初年度の今年度が八億六千七百万円になっているけども、これは均等でないのはなぜですか。
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◯田代高速道路対策室長 いわゆる金利等も絡みますので、できれば最初の五年間を傾斜配分という形で多く計上したいということで均等にはなっておりません。
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◯吉村敏男委員 とすると、最終的には六十九億円以上の負担になるんじゃないですか。
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◯田代高速道路対策室長 六十九億円と、あと金利の分も含めますと、六十九億円よりも少しふえます。金利分はふえます。
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◯吉村敏男委員 均等に割ったら六億九千万円やないですか。多分、利息があるんだろうと。しかし、八億六千七百万円も計上しているので、最終的に、確かに金利があるだろうから、そうするともっと六十九億円よりふえるんじゃないかと、こう言うんですよ。
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◯田代高速道路対策室長 金利を含めますと、全体では約七十七億円になります。
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◯吉村敏男委員 としたら、やっぱりこれは七十七億円と書かないかんとじゃないですか。原口委員が核心をついた質問をずっとこの間からして、私は聞いて、やっぱり県民の皆さん方に、大量の税金を投入して、なおかつこうやって六十九億円新たに負担をするんだと、しかし、それはそれなりの経済効果があるんだという説明でされていて、私もなるほどそうだなと思うんですよ。その際に、利息がかかるとするならば、確かに金利の状況もあるでしょう。しかし、ある程度の予測を、今、七十七億円とおっしゃったけども、そうすると七十七億円を書いておかないと、それはごまかしじゃないですか。
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◯田代高速道路対策室長 先ほどのお話で、いわゆる一括でやるのは困難ということで分割でということで、一応新たな負担は六十九億円ということであらわさせていただいております。
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◯吉村敏男委員 ちょっと意味がよくわかりませんね。
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◯前田宏三委員長 岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 これは現在、平成十九年度にこの措置を行う場合、一括して投入するとすれば六十九億円という意味で、我々も六十九億円が必要だということで申し上げております。ただ、その六十九億円について、すぐ全額充当するのは予算上非常に難しいということで分割させていただいておりまして、他意はございません。確かに六十九億円を分割することによって金利が発生しますので、実際、二十八年度までの負担額を足し合わせますと六十九億円より少し多く、今のところ、推定になりますけれども、およそ七十七億円ぐらいになるのかなと。ただ、一方で、不確かな話を言いますと、交通量も若干ふえて、少し厳し目に我々は措置しておりまして、その辺も少し上下するということで、今時点で確定される額としては、現時点で投入するとすれば六十九億円必要だという意味で書かせていただいております。
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◯吉村敏男委員 確かに料金を下げることによって今以上の利用量がふえるかもしれない。だろうと思います、私もね。地元としても非常にありがたいんですよ。でも、いわゆる利息分については、やっぱりきちんと正確に示してやらないと、今、大事な話をやりとりをされたと私は思いますよ。ですから、これはそこに例えば、このほかに要するに利息見込み額とか、そういうふうにやっぱり表示すべきじゃないかと思いますが、いかがですか。
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◯岩崎土木部長 ちょっとお答えにならないかもしれませんが、毎年度、これから交通量、これをやってまいりますので、例えば、一年ごとに収支といいますか、予想の交通量に比べてこれだけ乗っていましたというようなことを御報告させていただくことで県民に対する説明責任を果たすというようなことではいかがでございますでしょうか。
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◯吉村敏男委員 毎年それをしていただいて、多分、それで収支が改善をすれば減っていくんでしょうからそれはそれでいい。ただ、二十八年度と書いているわけだから、ある程度の、大まかでいいですよ、利息額について、減ればみんな喜ぶわけだから。でも、おおむねこれほどはやっぱり別にかかるんだということは計上すべきだと私は思います。
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◯岩崎土木部長 我々はごまかすつもりは全然ございません。ただ、六十九億円が利息が幾らになるのかというのは現時点で、先ほど言いましたように、動きがございまして、その数値を書くことが不確かではないかという判断のもとに、今の時点で負担をするとすれば六十九億円ですという意味で書かせていただいております。
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◯吉村敏男委員 八億円違うんですよね。料金収入が上がったりして、例えば、それが五千万円とか、一億円ぐらいに減るなら、そういう説明でもいいかなと思うけど、しかし、八億円というのはやっぱりすごい金額ですよね。それは別掲でもいいから、例えば、これはこういうふうに動く可能性があると、そういう説明でもいいですから、それはやっぱり記載すべきだと思いますよ。どうですか。
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◯岩崎土木部長 これについては確かに金利負担等は発生するという事実はこれは事実だと思いますので、このほかに金利として負担が出ますということは事実としてございます。いずれにしろ、七億円かかるということを隠すつもりは全然ございませんので。きょうの資料にはこういう形でございますけれども。
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◯吉村敏男委員 今言うように、別掲でも、金利負担が発生をするということについて、ぜひ掲載をしてください。それはいいですか。
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◯岩崎土木部長 今後こういった資料をつくる場合については、それも書かせていただくということにさせていただきます。
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◯吉村敏男委員 ぜひよろしくお願いします。以上です。
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◯前田宏三委員長 ほかにございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 ほかにないようですので、これで第一四六号議案及び第一四七号議案についての質疑を終わります。
 これで本委員会に付託されました全議案の質疑を終了いたします。
 それでは、知事等に対する保留質疑がございませんので、これより議案の採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、準備のために、しばらく休憩をいたします。委員の皆様は、そのままでお待ちください。
    (休憩)
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◯前田宏三委員長 再開をいたします。
 これより議案の採決を行います。
 まず、採決の方法についてお諮りいたします。
 採決は、一括して行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 御異議ございませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、第一三四号議案、第一四〇号議案、第一四六号議案及び第一四七号議案の以上四件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。
    〔賛成者起立〕
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◯前田宏三委員長 起立多数であります。
 よって、第一三四号議案外三件は原案のとおり可決されました。
 以上で議案の採決を終わり、本委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。
 それでは、議事の途中ですが、ただいまから撮影のため、しばらく休憩いたします。そのままでお待ち願います。
    (休憩)
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◯前田宏三委員長 それでは、再開いたします。
 採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 御異議ございませんので、そのように決定いたします。
 次に、報告事項に入ります。
 「福岡県建設技術情報センターの管理運営の実施状況報告について」、執行部の説明を求めます。梅木企画課長。
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◯梅木企画課長 福岡県建設技術情報センターの管理運営状況と点検結果につきまして、委員会資料に基づき御報告させていただきます。
 委員会資料一ページをお開き願います。財団法人福岡県建設技術情報センターは、地方自治法の改正により、指定管理者として昨年度から福岡県建設技術情報センターの管理運営を行っております。年度終了に当たりまして、その管理運営の実施状況と点検結果につきまして報告させていただくものでございます。
 まず、管理内容などについてであります。施設名は福岡県建設技術情報センターであり、糟屋郡篠栗町に所在しております。財団法人福岡県建設技術情報センターが指定管理者として、平成十八年四月一日から平成二十三年三月三十一日の五カ年間管理することとなっております。施設の設置目的は、建設資材の試験及び研究並びに建設技術の開発及び普及を行い、もって良質な社会資本の維持及び充実に寄与するとしており、この設置目的を適正に果たすため、財団は、建設資材に関する各種の試験の実施及び当該試験の手数料の徴収に関する業務、センターの利用の許可及び使用料の徴収に関する業務、センターの諸施設の維持及び保守に関する業務を行っているところでございます。
 このたび、平成十八年度の管理運営状況について、財団より提出されました事業報告書、現地確認などにより点検を行ったところでございます。
 二ページをお願いいたします。管理運営状況につきましては、公共性、公益性の確保、施設利用及びサービスの向上など五つの視点から事業計画に基づく管理運営の確認を行い、概要を取りまとめたところでございます。主たる業務であります建設材料試験事業につきましては、効率的な執行体制のもと、県事業に関連するものだけでなく、市町村事業、民間事業関連のものに対しても公正な立場から材料などの試験及び品質証明を行い、幅広く良質な社会資本などの整備に寄与しているところでございます。施設の維持管理に関しましても、管理経費を節減する中、適切に行うとともに、利用者のニーズに合わせ土曜日の講習会を開催するなど、サービス向上を図ったところでございます。
 以上総合いたしまして、財団法人福岡県建設技術情報センターは指定管理者として適切に事務処理を行っていると判断したところでございます。
 センターの設立目的であります良質な社会資本の維持及び充実に寄与するため、今後とも、財団とよく協議、連携してまいる所存でございます。
 報告は以上でございます。
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◯前田宏三委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、「福岡県道路施設維持管理基本計画について」、執行部の説明を求めます。萩尾道路維持課長。
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◯萩尾道路維持課長 それでは、土木委員会資料、報告事項と書いてございますお手元の資料の三ページをお開き願います。「福岡県道路施設維持管理基本計画について」、御説明させていただきます。
 まず、三ページの一番上に概要と書いてございますが、福岡県におきましては、道路約三千四百キロメートル、橋梁四千三百橋などの道路施設を管理してございますが、今後、これらの道路施設は老朽化が進行し、その結果、莫大な更新費用や維持管理費用が集中して発生することが予想されます。このことから、効率的・効果的な維持管理を目的といたしまして、平成十七年度、平成十八年度の二カ年で福岡県道路施設維持管理基本計画を策定しました。
 この計画策定は、三ページの左の中ほどに書いてございます目標でございますが、道路施設の長寿命化、維持管理予算の平準化、説明責任の向上、この三点を目標といたしまして、右下の対応方針のところに赤で示しておりますが、台帳の整備、それから日常の定期的な点検、これに基づきますデータベースの構築を行います。これによりまして、丸の四番に示してございます維持管理計画の策定並びに維持管理体制の構築を図っていきたいと考えてございます。
 資料の四ページをお開き願います。先ほども申しましたが、1)に大量更新時代の到来というふうに書いてございますが、このグラフでございますが、先ほども申しましたように、福岡県で管理する橋梁でございますが、赤で示してございますのが二〇三〇年、緑で示してございますのが二〇〇五年でございますが、緑のグラフでございます二〇〇五年現在で橋梁架設後六十年を経過した橋梁数は約八百橋でございます。四千三百橋のうちの八百橋でございますが、赤で示してございます二十五年後の二〇三〇年には架設後六十年を経過いたします橋梁数が約半数の約二千橋となる予定でございます。このように約半分が更新時期を迎えることとなりまして、近い将来、大量更新時代が到来するということを示したものでございます。
 それから、二番で示してございますが、この大量更新時代を迎えるに当たりまして、具体的に維持管理計画、どのようになるかという流れを簡単に示してございます。
 それから、三番でございます。ここに示してございますのが、この維持管理計画でデータベースを構築いたしまして、それぞれの施設につきまして、ここに書いてございますのは具体的には鋼橋の塗りかえの例でございますが、上のグラフが、今やってございますものが赤で示してございます。塗りかえを主にせずに、傷んだ橋からかけかえを行うという更新方式でやってございます。これを塗りかえを小まめに行うというのが青で示してございますが、塗りかえを小まめに行う場合は、長い年月、高い健全度を保てるということに対しまして、塗りかえを全く行わない場合は、早い時期にかけかえを余儀なくされる結果となり、塗りかえを小まめに行うことによって、長寿命化が可能になるということを示してございます。
 下の中ほどの図でございますが、ライフサイクルコスト、橋梁で言いますと、次の更新までの総費用でございますが、先ほど申しましたように、ある経過年数の中で塗りかえを小まめに行う場合、青の場合と、塗りかえを全く行わない場合、赤でございます。そこに示してございますように、維持管理にかかる費用に差が出てございます。すなわち、ライフサイクルコストに差が出るということを説明したものでございます。
 申しわけございませんが、また三ページに戻っていただきたいと思います。今申しましたことを図でまとめたものが右側のページに示しておるものでございます。このように調査・設計、建設工事、点検、維持・補修工事という流れの中で、台帳整備、定期点検を随時行いまして、その結果をデータベースに構築いたします。そして、そのデータをもとに、それぞれの施設ごとに維持管理計画の策定を行い、これらの流れを確実に行うために、研修や県民との協働で行う維持管理体制も構築を行っていきたいと考えてございます。
 最後になりますが、三ページの下に書いてございます対応方針を確実に実行することで、道路施設の維持管理を推進していくこととしたいと思ってございます。
 以上で報告を終わります。
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◯前田宏三委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 特にないようですので、以上で報告事項についての質疑を終わります。
 次に、議題にはありませんが、「その他」として何かございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 特にないようですので、次に進みます。
 次に、「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。
 本件につきましては、お手元に配付いたしております「閉会中の調査事項について」の五項目について、閉会中もなお調査を継続することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 御異議ございませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。
 次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。
 今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯前田宏三委員長 御異議ございませんので、そのようにさせていただきます。
 次回委員会は八月七日火曜日午前十一時の開催とさせていただきます。
 なお、委員会終了後、七日の午後から八日にかけて、福岡土木、那珂土木事務所の管内視察を行うこととしますので、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。原口委員、野村委員、以上二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上で議事はすべて終了いたしました。
 終わりに、終始御熱心に御審議いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝申し上げ、これをもちまして土木委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
   午 前 十 一 時 五 十 四 分 閉 会