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平成19年 土木委員会 本文




2007.01.09 : 平成19年 土木委員会 本文


   平成十九年一月九日(火曜日)
   午 後 三 時 一 分 開 会
◯松本國寛委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから土木委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付のとおりであります。御確認願います。
 それでは、これより本日の議事をとり行います。
 まず、最初に「平成十九年度国土交通省関係予算の概要について」、執行部の説明を求めます。吉田土木管理課長。
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◯吉田土木管理課長 それでは、ただいまから平成十九年度国土交通省関係予算の概要について、御説明いたします。十九年度の国の予算につきましては、昨年の十二月二十日に財務省内示がございまして、また十二月二十四日に政府案の閣議決定が行われております。
 まず、説明に先立ちまして、本県土木部関連の予算要望につきまして、松本委員長初め委員の皆様方に格段の御協力を賜り、この場をおかりしまして、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 委員会資料をごらんください。昨年の十一月二十八日に松本委員長と吉松副委員長から、国や国会議員の方々に御要望いただきました。その要望項目を予算の区分に合わせて整理させていただいております。
 それでは、資料の一ページですが、要望事項の一番、東九州自動車道をはじめとする高規格幹線道路の建設促進でございます。西日本高速道路株式会社を含む三つの株式会社の有料道路建設費ということで、全国枠六千七百四十三億円、対前年度比一・〇八となっております。
 次に、二番の地域高規格道路の整備促進、三番の自動車産業等を支援する道路網の確実な整備促進、四番の交通安全施設等の整備促進ということで、いずれも予算の区分は道路事業ですが、全国枠の国費ベースで、概算決定額は二兆七千九百十二億円余、対前年度比〇・九七となっております。
 五番の九州新幹線鹿児島ルートの整備促進ですが、博多・新八代間の整備事業として千四十五億円が決定しており、対前年度比一・二四となっております。六番から、二ページの十番までが河川、海岸、砂防、ダム関係事業の推進でございます。全国枠の国費ベースで、九千七百三十八億円余、対前年度比〇・九七となっております。このうち九番の玄界島の復興支援ですが、地すべり対策事業として、全国枠の国費ベースで百七十二億円余、対前年度比一・〇四の伸びとなっております。
 さらに、二ページでございますが、十番、渇水対策ダムを初めとする多目的ダム建設事業等の促進でございます。福岡県では三つの県営ダムを建設しておりますが、これらは個別に事業費が確定しております。まず、五ヶ山ダムが事業費九十億円余、対前年度比一・三三、伊良原ダムが事業費三十七億円余、対前年度比三・三六、藤波ダムが事業費二十九億円余、対前年度比〇・九九となっております。
 最後に、十一番と十二番が、港湾関係でございます。まず、十一番が重要港湾等の機能の拡充ということで掲げておりますが、苅田港などの港湾事業などで、全国枠の国費ベースで二千六百九億円余、対前年度比〇・九七となっております。また、十二番の苅田港における化学弾の早期処理ですが、前年度同額の二十二億円余が決定しております。
 以上が、平成十九年度の国土交通省関係の予算の概要でございます。今後地方への事業の配分に当たりましては、国に対しまして、本県の実情を理解していただき、格段の御配慮のお願いを働きかけてまいるところでございます。どうかよろしくお願いいたします。以上で説明を終わります。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、以上で本件質疑を終わります。
 次に、報告事項に入ります。
 「冷水道路の料金割引試行の実施結果について」、執行部の説明を求めます。田畑高速道路対策室長。
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◯田畑高速道路対策室長 冷水道路の料金割引試行の実施結果でございますが、十二月の本委員会におきまして、原口委員の方から御指摘がございました。年を越えての御報告になりましたことをおわび申し上げます。
 それでは、委員会資料報告事項、一枚めくっていただきまして、一ページ目をお願いいたします。試行結果につきまして、報告させていただきます。
 まず、試行の経緯でございますが、現道国道二〇〇号の山家地区の交通環境を改善するため、冷水道路の有効活用を図ることといたしまして、そのための料金施策を検討するに当たり、これまで三回の試行を実施してきたわけでございます。
 試行の内容でございますが、まず、冷水道路の通行料金は、一部区間、一ページの下の図をごらんいただければと思いますが、オレンジ色の部分、これが一部区間と申します。これと全線、いわゆる緑色の部分でございますが、それぞれ利用経路に応じた料金が設定されております。ケース1、これは一部区間を終日無料といたしまして、全線は現行のキャンペーン料金のままといたしました。ケース2は、一部区間を現行料金といたしまして、全線につきましては割引料金といたしました。ケース3につきましては、一部区間、全線ともに割引料金といたしたところでございます。なお、三つのケースに共通いたしまして、下の図の青色で網かけしておりますが、山家地区の人家連担地域でございます。図のところにA断面と記しておりますが、ここで現道国道二〇〇号と冷水道路の車両の通行状況、これに注目いたしております。ケース1、及びケース2につきましては、六月の本委員会で、既に報告させていただいておりますが、ケース3にも関連いたしますので、三ケースまとめて報告させていただきます。
 二ページ目をお願いいたします。全車種につきまして、A断面におきます国道二〇〇号と冷水道路の分担率をケースごとに示したものでございます。ケース1では、二〇〇号と冷水道路の分担率が大きく変化いたしまして、二〇〇号を通っていた車両が冷水道路へ転換しております。ケース2、ケース3につきましては、二〇〇号と冷水道路の分担率に大きな変化は見られませんでした。
 一枚めくっていただきまして、三ページ目でございます。その中でも、特に車種として、大型車につきまして注目いたしまして、A断面における分担率の変化を示しております。ケース1では、二〇〇号の大型車の割合が大きく減少しました。しかしながら、ケース2、ケース3につきましては、大きな変化は見られませんでした。
 四ページ目をお願いいたします。沿道環境の変化といたしまして、騒音測定の結果について記載しております。騒音測定の結果、騒音の環境基準を昼夜ともに満足できたのは、ケース1のみでございました。
 次に、下の混雑度の変化でございますが、国道二〇〇号の山家道交差点、図にありますように、三八六号と二〇〇号の交差部でございますが、山家道交差点は県内の主要渋滞ポイントの一つでございまして、朝夕は混雑が生じておりました。ケース1では、これが交通量で減少し、混雑度が軽減されております。一方、ケース2、ケース3につきましては、大きな変化は見られませんでした。
 五ページ目をお願いいたします。ケース1及びケース2の際、アンケートを実施いたしました、その結果でございます。まず、山家地区近辺に居住する方々に対して行ったアンケートの結果でございますが、左のグラフ、試行前と比べた交通量の変化につきましては、ケース1の場合、約六割の方が少なくなったと感じていらっしゃいます。また、右のグラフ、試行に対する評価でございますが、よい取り組みと答えた人の割合が、ケース2では回答者の五割だったのに対し、ケース1では八割弱の方が高い評価をしていらっしゃいます。
 次に、道路利用者に対するアンケートの結果でございます。試行に対する評価につきまして、ケース1、ケース2ともに、ほとんどの方がよい取り組みと答えています。
 六ページ目をお願いいたします。このグラフは、試行の一週間前から試行終了後一週間までの冷水道路の交通量の変化を示しております。この交通量は、全線の利用交通量と一部区間につきましては、昼間の利用交通量、これらをあわせました数字をあらわしております。なお、土日につきましては除外しております。このグラフは、すべてのケースにおきまして、試行中は一週目より二週目というふうに、日数の経過とともに交通量が増加するといった傾向が見てとれます。
 次に、下の表でございますが、これは冷水道路、それから現道国道二〇〇号、それぞれの交通量をあわせた全体交通量の変化でございます。冷水道路の料金を引き下げたことによりまして、すべてのケースで、全体交通量が増加したことがおわかりいただけるかと思います。
 七ページ目をお願いします。これまでの試行結果のまとめ、総括ということで掲げさせていただいております。まず、一部区間を無料にした場合、冷水道路への転換が進み、現道二〇〇号の状況が大きく好転することがわかりましたが、一部区間が有料の場合、全線料金を下げても、現道の交通環境に大きな変化はございませんでした。次に、三つのケースを取りまとめる中で、冷水道路と現道二〇〇号の全体交通量が増加したことがわかりました。これは料金引き下げの誘発効果によりまして、二週間という短期間にもかかわらず、周辺道路からの転換や、新たに冷水道路を利用する車両が増加したものと思われます。
 このことから、次の七番目に、課題ということで、三点につきまして整理させていただいております。一点目は、二週間という短期間でも交通量は増加傾向にあることから、新たな通行料金によって、冷水道路の利用が定着した状況での、より正確な交通量を把握する必要があること。二点目は、冷水道路の利用促進策を実施した場合、周辺道路の利用形態が大きく変化することが考えられます。その変化に対応して、適切な交通の処理や交通安全対策等を実施できるよう、周辺道路を含め、主要な交差点等の交通量の変動を把握する必要があること。三点目といたしまして、冷水道路は北九州・筑豊から県南に至る物流を支える広域的な産業道路であり、冷水道路の利用促進策は、広域的に大きな効果をもたらすものと考えられます。したがいまして、この利用促進策がもたらす経済・産業面での効果についても把握する必要があると考えているところでございます。
 報告は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。原口委員。
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◯原口剣生委員 今、説明がありまして、これについては何度となく、私の方からもいろいろ質問等もさせていただきました。その中で、今、七ページ目の総括並び課題、その中で、いろいろ御説明があったわけですが、この中で、現道から冷水道路への転換について、これは一回、二回の試行で、大まかなことはわかりましたが、前回もお聞きしたように、三回目の実施で確かなものになっただろうと思います。全体の交通量が増えたということで、ここにも書いてありますが、増加したということは、どういうことでしょうか、お聞きしたいと思います。
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◯松本國寛委員長 田畑高速道路対策室長。
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◯田畑高速道路対策室長 料金の引き下げによりまして、周辺の他の道路を選択していた車両が、冷水道路を選択するようになりまして、現道二〇〇号と冷水道路をあわせた全体交通量が増加したという結果を得たところでございます。これは国道二〇〇号が北九州・筑豊と県南を結ぶ基幹的な産業道路という性格を持っていますので、料金引き下げによって、潜在的なニーズを掘り起こした、そのニーズというのが大きいということが顕在化したものと考えております。
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◯原口剣生委員 そうしたら、今、増加をするということの想定、これはされていたんですか、してなかったんですか。
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◯田畑高速道路対策室長 これまで実施いたしました三回の試行は、山家地区の交通環境の改善ということを念頭に置きまして実施してきたわけでございますが、料金の設定を変えることで、現道と冷水道路の交通量の分担の変化、どのように変わっていくのかということを把握するために行ったこともございまして、全体の交通量が増加するということまでは想定しておりませんでした。
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◯原口剣生委員 そうしたら、他の路線から交通量が増加した場合、どのようなことが必要になってくると思いますか、ちょっとお聞かせください。
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◯田畑高速道路対策室長 例えば、交通量が増加しまして、そうなりますと、交差点部で交通の混雑が発生するおそれがございます。したがいまして、交差点等で交通の変化に対応した交通処理を的確に行うことが必要になってこようかと思います。そのためには、まず、交通量がどの程度増加するのか、できるだけ的確に把握する必要があると考えます。また、増加する交通量をより的確に把握することは、有料道路であります冷水道路の利用促進策を今後検討するに当たって、検討していく上からも重要であろうかと考えております。
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◯原口剣生委員 その中で、正確な交通量の把握と、ここに書いてありますが、その対策はどういうふうにお考えになっておるのか、それをお聞かせいただきたいと思います。
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◯田畑高速道路対策室長 交差点部の交通処理、スムーズな、円滑な通行を確保するという意味で、交通処理に関して申しますと、交通量を的確に把握することができれば、信号処理の変更等を通じまして、円滑な交通処理は可能であるかと考えております。
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◯原口剣生委員 この課題の三番目にも書いてありますが、これは県南と県北、最短で結ぶ産業道路であると思います。その利用促進が実施されて、大幅に交通量がふえたとしても、対策は十分にとることで流れる確保はあると思いますが、そのことに対して、山家地区の交通環境改善だけではなく、こういった方向で、今、ここに書いてありますが、経済面、産業面、その中においての効果などが多く、いろんな方々に効果が向けられると思いますが、このことは、今まで、もともと三回試行する段階で検討されるべきであったと思いますが、今後、執行部は、どういうふうに進められていこうとされているのか。ここにも課題にも書いてありますが、そのことについてお聞かせいただけませんか。
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◯田畑高速道路対策室長 ただいま御指摘がございました、広域的な観点から、当初から検討すべきであったとは考えております。したがいまして、課題としてあげさせていただいておりますとおり、今後検討を進める上からも、現道二〇〇号と冷水道路をあわせた全体交通量の増加や、その増加に伴いまして、周辺道路がどのような状況に変化していくのか、状況がどのように変化するのか、より的確に把握する必要があると考えております。
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◯原口剣生委員 そこで、利用促進がもたらす、また、その論議の段階に、もう来ていると思うんですが、その十分な論議をするために、再度の試行、ある程度長い期間の試行の実施をすべきと思いますが、その検討が必要と思いますか。課長がお答えになってもいいんですが、これは最高の部長の方がどう思われるか、ちょっとお聞かせいただきたいと思うんですが。
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◯松本國寛委員長 岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 お答えいたします。試行については、二週間、三回行ってまいりました。きょう結果を御報告したように、実は二週間の中では、交通量の意義をとらえきれてなかったという結果になっております。御承知のとおり、スマートインターなんかの試行も、一年以上かけてやってきておるところもありまして、やはり、もう少し期間の長い試行というのを行うことが必要かなと思っております。特に、原口先生御指摘ございましたけれども、今まで、特に山家地区という人家密集地区の環境改善ということを、一つに大きな目的でやってきたわけですけれども、冷水道路については、同様に、非常に広域的に産業の基幹道路としての役割を担っておりまして、県南にも、今度自動車の工場の話が出ておりますけれども、そういった意味からも、やはり広域的な利用促進ということについても、きちっと把握をしておく必要があるのかなあというふうに考えております。したがいまして、試行について、今までよりも期間の長い試行について、検討させていただきたいというふうに考えております。以上でございます。
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◯原口剣生委員 そこで、今、部長も御答弁になりましたが、この産業・経済面、今度久留米の方にダイハツさんがお見えになるというような形にもなります。そして、県北の方には日産、トヨタ、そういった企業があります。こういったものを結ぶ、大変貴重な道路であると、私は思いますが、そこで、今言われましたように、再度の試行の結果を待って、最終的な論議になってくると思いますが、それについてはどう思われますか。
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◯岩崎土木部長 試行については、試行協議会というのを、関係機関からつくっておりますので、至急その中で、どういった試行を進めるのがいいのか、詰めさせていただきたいというふうに思っております。その上で、その結果を踏まえて、実際どういうふうに、新たな利用促進策を講じるのか、これはかねてからも随分御議論いただいてきておりまして、時間もかかっておりますので、できるだけ早急に、そういった検討を進めてまいりたいと思っております。
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◯原口剣生委員 今、最終的な試行というお話がありましたが、その試行の協議会、これは大体いつごろぐらいに行う予定ですか。また、行われるのですか。
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◯岩崎土木部長 これから準備を進めますので、何とか急いでやって、月内にこぎつけたいというふうに考えております。
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◯原口剣生委員 これは一月内にということで、記憶していいですか。
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◯岩崎土木部長 はい。
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◯原口剣生委員 ということは、この協議会が、まず行われて、協議会の進み方を見ていかないと、この論議は、私はできないと思いますね。この協議会の結果がどういうふうになってくるか、そのときは、また土木委員会の方に報告をいただいて、そしてからの論議しかできないと思いますが、そういうふうに思ってよろしいですか。
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◯岩崎土木部長 そのようにさせていただきたいと思います。
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◯原口剣生委員 その結果が出たら、また、再度御質問をさせていただきたいと思います。以上で終わります。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。吉柳委員。
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◯吉柳順一委員 今、原口委員の方から細かく、ずっと、今後の検討のあり方についても御質問がありまして、この冷水道路は、私も前申し上げましたが、山家地区の交通対策の問題、それと当初から北九と県南を結ぶ産業道路だということは位置づけられておったわけですから、当然その当時から、道路を新設する段階から一定の問題整理がされてなければならなかった課題であると、それがこのままずっと続いてきて、今回三回の試行ということになったわけですね。この間の試行の中で、アンケートにも出てますように、山家地区の住民の方が、この試行によって、非常に安心するというか、交通対策で有効であるというふうに判断している部分がたくさんあるわけですね。そういった意味では、当然今、物流の問題を含めて、先ほど交差点の問題ということ、交通の流れ方についても説明がございましたけれども、早急に結論を得るべきだと思う。そして、当初この冷水道路を導入した際に、山家地区の住民に説明した、安心して生活できる環境を確保するということを、一日も早く達成すべきだと思うんですよね。今、部長の方から今月内に第一回の協議会をして、報告するということでありましたから、三回、少なくとも試行しているわけですね。もう一回、一定の長期の試行をするということでありますが、この試行をするなら、早急に取りかかってほしい。そして、一日も早い結論を得た中で、地域住民が安心して対応できるように、ぜひしていただきたいというような気持ちも含めて、その決意を一言だけお聞きしたいと思います。
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◯松本國寛委員長 岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 冷水道路につきましては、山家地区の皆さんに、交通安全とか騒音とか排気といった、いろんな面で御迷惑をかけておりまして、道路を有料道路制度を使ったということで、早期に供用ができたのは間違いのない事実だと思いますけれども、一方で、せっかく道路ができたのに、その活用が必ずしも実現されてなくて、現道で大変だということで、これについても、随分長い間、この委員会でも御指導いただいて、御審議いただいてきておりますけれども、できるだけ早期に結論を得られるように、先ほども先生からのお話にございましたけれども、ことしの大きな重点事項として取り組んでまいりたいというふうに思います。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。広田委員。
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◯広田誠一委員 今回試行する期間は、二週間でしたか、一ケースについて。
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◯松本國寛委員長 田畑高速道路対策室長。
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◯田畑高速道路対策室長 一回から三回、それぞれ二週間づつ実施いたしました。
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◯広田誠一委員 よくわからないね、ここの県民の人たちにしてみれば、何回こういうことをやるのかと。期間もかなりたってますよね。想定外のことが引き起こってきたから、もう一回やり直しますみたいなね、そんな試行がありますか。何やっとるんだ。そういうことを全部想定した上で、計算してやるもんじゃないんですか。もう一回答えてください。
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◯田畑高速道路対策室長 三回実施いたしました前提といたしまして、先ほど答弁いたしましたように、山家地区の交通環境の改善という視点から、掘り下げた調査をやったということでございまして、その中で、全体交通量が伸びてきている、それが日を追うごとに伸びてきているので、これが安定する時期まで、安定した時期で確かな情報を把握いたしまして、それによって、種々の対策を考えていきたいと考えているところでございます。
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◯広田誠一委員 この二週間という期間が短かったからということですか。それとも、三回分けてますね、四月、五月、九月と、この時期を誤ったということは、何がどうなっているんですか。
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◯田畑高速道路対策室長 それぞれ二週間実施いたしまして、それぞれの料金設定のもとでの変化といいましょうか、傾向はつかんだというふうに考えております。ただ、全体的な交通量が伸びていくというところまでは、そこまでの視点では、調査をやっておりませんでしたので、今、課題として提起させていただきまして、委員会の方から御意見をちょうだいしましたので、それに基づき試行協議会で、今後のことを協議してまいりたいと考えております。
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◯広田誠一委員 この試行について、なかなか了としがたい、実際問題。だけれども、じゃあ、しょうがないからね、想定外のことが起こってきたというんだからしょうがない。じゃあ、具体的に、ことしどういうような期間を、どういう期日でやろうとしているんですか。
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◯田畑高速道路対策室長 先ほど部長の方からも答えましたように、一月中に、早急にでも開催いたしまして、その中で、個々の具体的なものを、関係者の皆さんから御意見もちょうだいしながら決定してまいりたいと考えております。
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◯広田誠一委員 ということは、一カ月の期間以内に、どのくらいの日数を、一応準備しようとしているんですか。
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◯田畑高速道路対策室長 試行の期間ということでございましょうか。それにつきまして、私どもとしては、一定、ある程度長い期間という、今抽象的な表現をさせていただいておるんですが、これを具体的に、どのくらいの期間でやろうかということを、試行協議会の中で、関係者の方から御意見を頂戴したいと考えております。
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◯広田誠一委員 私に言わせるとね、要するにコンサルに依頼して、人任せで進めているから、こういうことになるんじゃないかというふうなことを、基本的に疑いを持つんですよ。実際にいろんなところで試行してますよ。もう、国なんか、毎年道路については調査してますよ。いろんなノウハウがあるわけですから、想定外なんて考えられませんね。もう少ししっかりお願いしたい。部長、いいですか。
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◯松本國寛委員長 岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 試行について、今まで三回の試行が、決してむだなものではなかったんですね。冷水有料道路というのがありますけれども、並行して現道があって、どれぐらいの料金設定にすると、どれぐらい有料道路の方に転換するのかということを把握する上では、きちっとした成果をまとめて、きょう御報告させていただけたと思うんですけれども、ただ、一方では、潜在的に冷水道路を使いたいという方が、我々当初はそんなにたくさん、新しく交通量がふえるとは考えてなかったんですけれども、二週間で五%とか七%ぐらいふえてきているものですから、こういった交通量をきちっと把握をする必要があるんではないか。これは有料道路という道路でございますので、これから、その料金設定をしたときに、どういう交通量が乗るかというのを正確につかむことが、やはり必要不可欠であるということでございまして、この点について、御理解をお願いをしたいというふうに思うところでございます。
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◯広田誠一委員 大体、ほかの試行、こういうような調査ね、大体二週間という単位ぐらいでやっているんですか、ほかも。ほかのケースはどうですか。
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◯岩崎土木部長 試行については、一般有料道路もこういった料金を上げ下げするというようなことは、非常にまれなケースでございまして、今回非常に特別な取り組みとして、取り組まれておるものでございますので、比較というデータを持ち得ないんです。ただ、先ほど言いましたように、スマートインターなんかはですね、新しい施策として、一年ぐらい試行したものもございます。
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◯広田誠一委員 周辺に周知徹底しながら試行していく。私、最初から二週間という、余りにも短い期間で、そういうような事柄が言えるのかなと、私最初から疑問に思ってましたよ、この問題。案の定ですよ。もう少し慎重に、いろんなことを考えあわせてやっていただきたい。そこに住んでいる人たち、監視をしている人たちはとんでもないですよ。理解できない、こういう県のやり方は。やるならやるで、それは構いませんけれども、もう少しいろんなことを想定して、よくわからなかったから、もう一回し直しますみたいなだらしないことはやめてください。要望しておきます。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。出利葉委員。
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◯出利葉史郎委員 この結果を見ますと、ケース一が一番いいですたいね。ですから、一部無料にした場合が一番いいわけですが、参考までに、例えば七%ふえておりますね。ですから、こちらが何%ふえたら、大体収支が同じぐらいになるのか。こちらを無料にしてですね、こちらがふえた場合。そこらあたりの計算してみておるですか。
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◯松本國寛委員長 田畑高速道路対策室長。
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◯田畑高速道路対策室長 申しわけございません。試算はやっておりません。
    〔発言する者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、以上で本件質疑を終わります。
 次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、次に進みます。
 次に、今後委員会活動についてを議題といたします。
 今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、次回の委員会は二月定例会中とさせていただきます。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。
 佐々木委員、貞末委員、以上二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上で、本日の議事はすべて終了いたしました。
 これをもちまして、土木委員会を閉会いたします。御協力ありがとうございました。
   午 後 三 時 三 十 九 分 閉 会