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平成18年 土木委員会 本文




2006.11.13 : 平成18年 土木委員会 本文


   平成十八年十一月十三日(月)
   午 前 十 一 時 一 分 開 会
◯松本國寛委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから土木委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付のとおりであります。御確認願います。
 それでは、まず、議題に入ります前に、前回の委員会において、広田委員から要求のありました資料をお手元に配付いたしております。御確認願います。
 それでは、要求資料について、執行部の説明を求めます。中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 それでは、要求資料の一ページをごらんください。図面の左側が福岡方面、右側が田川方面でございます。現状の標識は、福岡方面より田川方面に向かう場合、または、その逆のコースの場合においても、八木山有料バイパスから国道二〇〇号の弁分交差点、片島交差点経由、現道国道二〇一号を通っていくような表示になっております。
 資料の二ページに弁分交差点、片島交差点付近の標識の写真を、一ページの番号に合わせて載せているので、御参照いただきます。現在平成十五年度に飯塚市鶴三緒の国道二〇一号まで供用されていますが、これから県道鶴三緒田川線を重用して、県道飯塚山田線まで供用されておりまして、写真番号十六を見ていただくと、田川方面への表示がございません。福岡から飯塚を経て、田川に向かう国道二〇一号線の整備計画は、八木山有料バイパスを経て、飯塚庄内バイパスに至るルートになっております。平成十八年度で、口の原稲築線まで、さらに、田川までは平成二十年度に開通するというふうに聞いております。
 今後県といたしましては、北九州国道事務所と協議し、随時開通区間の飯塚庄内バイパスに導くように、標識を整備していく予定であります。説明は以上でございます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。広田委員、いかがでございますか。広田委員。
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◯広田誠一委員 どうも御説明ありがとうございました。今、お話がございましたんですけれども、私が、福岡から有料道路を使いまして、飯塚の筑豊ハイツまで行くのに、有料道路を出まして、そのまま真っすぐ田川という方向に向かって、途中田川という文字は、十九番では、ちゃんと表示はありますね。そして、最後のところの十六番のところで、すぽっと田川が抜けているんですね。それで、神隠しに遭ったような、要するに全く地図に疎いもんですからね、非常に戸惑いました。
 それと、今度は終わりまして、筑豊ハイツを終わって、遠賀川を渡ってすぐ左に折れまして、堤防に沿ってずっと、近道を行く道路がありますね。それで、途中有料道路の表示板が全くないんですよ。市道だからかなと思いましたけれども、それで、ちょっと今、調査をお願いしたところ、市街地、市道にはちょっとつけられていないようですね。二〇〇とか二〇一とか、大きい道路といいますか、が、しかし、私が今申し上げましたとおり、左折して、有料道路まで途中行くときは、結構幅が広いんですよ、その道自体も。途中何回か交差点でぶつかりますけれども、その道路幅と、いつも私が進む道路幅と変わらないんですよ。それで、やっぱり市街地、市道たりとも、一定の基準で設置されているとは思うんですけれども、必要なのではないかなと。それで、まずお聞きしたいんですが、この経路案内板の設置者はどこですか。
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◯松本國寛委員長 中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 経路案内者としましては、まず、道路管理者、それから、当該、市道であれば市、県道であれば県、補助国道であれば県ということになりますが、単独で有料道路の表示をする場合には西日本高速、昔のJHが占有者として、市道、あるいは県道につけるケースもございます。実質的に何カ所か、旧JHがつけた有料への案内標識は飯塚市内にございます。
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◯広田誠一委員 その案内板に、私ぶつからなかったかと思うんですが、じゃあ、完成した暁に、どことどことどこに設置するかというような、関係機関で協議なさるのかどうか。まず、なされているのか、なされてないのか、その点はどうなんですか。
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◯中山道路維持課長 このたび、口の原稲築線まで十八年度という形の中で、関係機関と協議をやっておるところでございます。
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◯広田誠一委員 念のため、関係機関といいますのは、どういうところですか。
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◯中山道路維持課長 主に、国交省、北九州国道事務所、それから、県土木事務所でございます。
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◯広田誠一委員 そういう中で、実質的な協議をされるわけですね。それで、もう一つは、そういう筑豊ハイツは県営公園ですかね、あそこはたしか、そういう県の重要施設とか、そういうような案内板なんかも、適宜設置をされると思うんですが、ちょっと見当たらなかったんですけれども、こういうのはどこが設置するんですか、重要施設の案内などは。
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◯中山道路維持課長 県営公園でありますと、建築都市部の公園街路課、それから、もう一つ、上物がございますが、筑豊ハイツの部分につきましては、前は庄内町、今は飯塚市が管理者となっております。当該、そういった経路案内で、大きなものであれば、市用地であれば、その経路案内に案内をいたしますが、当該施設管理者が案内標識を出すというふうになっております。
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◯広田誠一委員 そういうことだと思いますが、往々にして、要するに道路に、地図に案内が全くない、そういうような人が、また、高齢者のドライバーがふえてきておりますし、いろいろな層が拡大しているわけですね、ドライバーがね。ですから、わかっている方は、確かに必要ないんですけれども、全くわからないと、そういう利用者がいるということを前提に、そういった事柄を、よく協議していただきたい、その辺のところをですね。それで、横の連携、有機的に、ここはそういうことが必要なのではないかというようなときに、どこがリードして、そういうことを進めていくのか。役所は守備範囲、守りだけしっかりかためて、よそから突かれない、そういった姿勢は見えますけれども、やっぱり県民というのは納税者ですからね、どこのセクション、関係ないわけですよね。実質的にスムーズにすべてが図られていくことが基本ですよね。往々にして、自分のところだけというところが、余りにも見えます。
 ちょっとずれますが、ことしの六月でしたか、久留米地区で市道の工事が、道路が完成しているにもかかわらず、信号機の設置がうまくかみ合わなくて、おくれましたね。これは市道ということでしたけれども、ちょっと、市からでも、警察の方に協議、こういうことになってますけれども、どうなんですかというようなリード役を果たせば、完全にそういうことはないと思うんですよね、そういう問題は。そういう面の役所仕事というか、セクションを守るというふうに陥ってしまって、全体の有機的な展開が図られていないのではないかというふうな、私、どうもそういうふうなことを感じるんですけれどもね。そういう面についての、課長としての所信というか、決意というか、考え方を、ちょっと確認しておきたいと思いますが。
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◯中山道路維持課長 今、委員の御質問の中で、私の答える範囲が、標識についてでございますが、その分について、回答させていただきます。標識につきましては、主要幹線道路につきまして、国と協議機関をつくって、その経路案内に努めておるところでございます。あと、主要幹線に乗らない経路案内、市用地、そういったものにつきましては、関係機関と十分県が協議いたしまして、対応していきたいというふうに考えております。
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◯広田誠一委員 それで、締めくくるために、最後に、部長に、要するに地方公務員として仕事をしているわけですよね。その守備範囲を守ればいいという問題ではない。むしろ基本原則は、自分のところを守ればいいなんていうふうな公務員法になってない。基本原則はどうなってますか。公務員法に基づく要望には、ちゃんと明らかにされてますけれどもね。部長、どうですか、根本的な基準、地方公務員としての。
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◯松本國寛委員長 岩崎土木部長。
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◯岩崎土木部長 お答えいたします。地方公務員法の条文、私、正確にはわかりませんけれども、やはり、福岡県の中のさまざまな、今先生御指摘の信号機の話も出ましたけれども、案内標識もあると思いますし、それぞれ道路をつくっていくネットワークの話もあると思いますが、これについては、やはり、国、県、市、さまざまな管理者がございますけれども、県が中心になって、事業の円滑化、それから、利用者の利便性、そういったことを、広く全般について調整を図っていくべきものというふうに考えております。
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◯広田誠一委員 今、いみじくも県が中心となってという表現ですね、まさに。ちょっと、公務員法の第三十条、服務の根本基準には、すべての職員は全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ職務の遂行に当たっては全力を挙げてこれに専念しなければならないと、バイブルですね、地方公務員としての。全体の利益です。自分のセクションだけ守ればいいという問題じゃない。守りという意味では、そこをきちっと守っていただかなきゃいけないわけですけれども、いろんな発想をして、県民の福祉、利益のために勤務していくというのは、全体の利益なんですよね。ですから、国道事務所かもしれん、セクションは、あるいは市町村かもしれん、ですけれども、今、県が中心となってと、いみじくも部長がおっしゃった、そのとおりであって、やっぱり職員も、全職員一人一人が、自分が県知事という自覚、責任の上で仕事をするんだという、そういう姿勢を貫いていただきたいんですよ。そうすると、刃こぼれとか、いろんな違いも出てきません、ああいう久留米地区のような事柄はね。ですから、そうした基本的な公務員としての基本姿勢に立って、ぜひとも仕事をお願いしたい。もう一度、ちょっとそういうことを踏まえて、部長。
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◯岩崎土木部長 まさに、全体の奉仕者として県民の利益を最大にするように、今後とも全力で取り組んでまいりますし、きょう、土木部そろっておりますけれども、肝に銘じて、そういった形で仕事を続けさせていただきます。
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◯松本國寛委員長 よろしいですか。ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、以上で、広田委員の要求資料に基づく質疑を終わります。
 それでは、これより本日の議事をとり行います。
 それでは、報告事項に入ります。
 「公共事業再評価対象事業の対応方針決定について」、執行部の説明を求めます。梅木企画課長。
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◯梅木企画課長 平成十八年度土木部公共事業再評価対象事業の対応方針決定につきまして、委員会資料に基づき、御報告いたします。お手元の委員会資料一ページをお開きください。土木部・建築都市部は、公共事業の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図るため、平成十年度に再評価制度を導入いたしました。
 再評価の対象事業は、国土交通省が所管し、土木部・建築都市部が実施する国庫補助事業のうち、事業採択後一定期間、五カ年を経過した後も未着工の事業や事業採択後十年間が経過している事業など四項目に該当するものであります。
 平成十八年度の再評価対象事業につきまして御説明いたします。資料の二ページをお開きください。なお、各事業の位置図を三ページに添付しておりますので、あわせて御参照いただきますようにお願い申し上げます。道路事業の一般国道三二二号香春大任バイパス、河川事業の古川、戸切川、海岸事業の大牟田港海岸、砂防事業の大谷川は、事業採択後十年が経過したため、再評価を行い、港湾改修事業の苅田港は平成十七年の事業計画の確定を待って、再評価委員会の了承を受け、採択後十一年目に再評価を行い、河川総合開発事業の藤波ダムは平成十四年度の前回再評価から四年経過したため、今回再々評価を行ったものであります。本来再評価から五年経過したものが、次の再評価の対象になることになりますが、ダム事業の場合、次年度予算要望時期が、前年度の四月早々に行われるということのため、一年前倒しで再々評価を行ったものであります。それぞれの事業概要は表のとおりでございます。
 これらの事業は、平成十八年八月二十五日及び八月三十日に開催されました再評価検討委員会におきまして審議され、委員会より県が事業の進捗状況、社会経済情勢の変化、費用対効果分析などの視点から検討して示した、事業継続実施の対応方針案は妥当であるとの意見をいただいたところであります。この意見を踏まえ、このたびこれら七事業を継続実施することと決定いたしたところであります。
 厳しい予算状況ではありますが、各事業とも段階的に整備効果を上げるよう、計画的な事業遂行を図るとともに、早期の事業完成に努めてまいる所存でございます。御報告は以上でございます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑等はありませんか。吉柳委員。
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◯吉柳順一委員 それぞれの再評価が上がってますけれども、事業の実施期間、幾つか平成二十年代後半という事項があると思うんですね。事業というのは何年度から何年度というふうな発表の仕方をすると思うんですけれども、何年代の後半というのはどういう位置づけなんですか。ちょっそこのところを説明していただけますか。
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◯松本國寛委員長 杉本河川課長。
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◯杉本河川課長 ここに挙げております、二河川につきまして、二十年代後半という表記になっておりますので、私の方から説明させていただきます。一般的に河川事業というものは、二十年とか三十年とか、非常に長い期間を要しておりまして、非常に不確定要素が大きいということで、こういう再評価委員会に対しましては、このような標記で申請をし、それで認められたということでございます。以上でございます。
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◯吉柳順一委員 事業採択するとき、地元の住民とか、一定何年ぐらいまでに完成しますとかいうのがわからないと、本当に不安だと思うんですね。どういうふうに事業がなされているかわからん。財政上の問題でいけば、とてつもなく延ばされるかもしれないという状況ですけれども、こういった表記でいいのかどうなのか、どういうふうに考えてあるんですか。やむを得んというふうに考えてあるのか。
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◯杉本河川課長 三十年とかいう長い期間を要する事業につきましては、ある程度やむを得ない部分があるというふうに考えておりますが、こういうふうに、あと十年ぐらいで完成する予定があるというものにつきましては、やはり、期間をきっちり示すことが重要ではないかと思っておりますので、十年程度の完成時期が見込めるものにつきましては、今後きっちり完成目標年度を示すように申請をしたいというふうに考えております。
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◯松本國寛委員長 広田委員。
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◯広田誠一委員 この検討委員会には、市民の一般の声は、ちゃんと上がってくる仕組みになってますか。
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◯松本國寛委員長 梅木企画課長。
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◯梅木企画課長 再評価の委員に御就任いただいておりますのが、今八名ございまして、大学の関係者四名、それから……
    〔「いや、一般の声。」と呼ぶ者がある〕
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◯梅木企画課長 一般の声と言いますのは、当然事業実施を行っておる事業主体が、それを含んで、事業計画の資料といいましょうか、事業計画に反映している。その反映した結果について、再評価委員会で説明をして、そして、評価をいただいているというふうに考えております。再評価委員会のときに、一般の方の意見を聞くということのシステムにはなってございません。
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◯広田誠一委員 今、パブリック・インボブルメントですかね、そういう広く県民の有用な意見、そういうものを常にオープンにする体制に変わってきてますよね。当然こうした重要課題につきましての貴重な県民の意見、そういうものもオープンに聞くべきだと思いますけれども、どうなんですかね。専門家の先生が、机の上だけのと、私が言ってはいかんけれども、やっぱり現場のいろんな意見をお持ちの方々の声、そこは門戸を開いておくと、そういうような仕組みにしておくべきと思いますが、いかがですか。
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◯松本國寛委員長 梅木企画課長に申し上げますが、再評価のシステムの導入のころからの説明が必要ではないかというふうに思いますが、広田委員、その辺の資料も一緒につけさせますか。
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◯広田誠一委員 そうですね、じゃあ、聞きましょうか。今すぐできますか。
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◯松本國寛委員長 梅木課長、この再評価のシステムの資料、今すぐ広田委員に御説明できますか。資料としてありますか。
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◯梅木企画課長 再評価の実施要領、あるいは再評価委員会等の資料については、お時間をいただければ、用意はできますけれども。
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◯松本國寛委員長 広田委員、この資料がなければ、次の質問に支障が出ますか。
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◯広田誠一委員 いや、大丈夫です。私は、そういう意見を持っておりますので、確かにスタート時点で、そういうことは当然議論して、終わっている段階のものと思いますけれども、ただ、やっぱり最近の傾向としては、かなり広く意見を、オープンに求めてますものね。空港の問題にしてもそうですし、いろんな都市計画についてもそうでしょう。いろいろ意見をどしどし出させているじゃないですか。そうした、利害関係者だけに限らず、広く県民の意見を聞くべきであるというふうに思うんですけれどもね。
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◯梅木企画課長 幅広く県民の意見を聞くということは非常に大事だというふうに考えております。それで、土木部におきましても、各事業ごとに、本年度から、今までも少し試行的にはやっておったんですけれども、さらに、県民の意見を聞くように、ワークショップの事業の展開だとか、それから、各事業ごとに地域の説明会などを充実させて、その事業に関しまして、広く県民の皆様の意見を聞くということに努めていこうと思います。
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◯広田誠一委員 そういうことの窓口をつくって、インターネットか、そういうところで開いているんですか。オープンにしているんですか。
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◯梅木企画課長 まだインターネットというところまでの事業にはなってございませんが、具体的に、例えば道路の街路樹をどうしようかとかいうときに、ワークショップ方式で、地域の皆様の御意見をいただいて、いろんな方向から、価値観のいろんな方向から、次の、例えば樹木の選定について、そういう試みもやっております。
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◯広田誠一委員 ですから、そういう下敷きがありますので、こういうような検討委員会にも、そういうふうなものをシステム的に開く形でお願いをしたいという趣旨で質問しておりますけれどもね。まあ、要望しておきます。
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◯松本國寛委員長 ほかに質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、以上で報告事項についての質疑を終了いたします。
 次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、次に進みます。
 次に、今後の委員会活動についてを議題といたします。
 今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、次回委員会は十二月定例会中とさせていただきます。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。
 出利葉委員、大家委員、以上二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上で、本日の議事はすべて終了いたしました。
 それでは、これをもちまして、土木委員会を閉会いたします。御協力ありがとうございました。
   午 前 十 一 時 二 十 九 分 閉 会