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平成18年 土木委員会 本文




2006.07.11 : 平成18年 土木委員会 本文


   平成十八年七月十一日(火曜日)
   午 前 十 一 時 二分 開 会
◯松本國寛委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから土木委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付のとおりであります。御確認ください。
 それでは、これより本日の議事をとり行います。
 まず最初に、報告事項に入ります。
 「梅雨前線豪雨による被害状況について」、執行部の説明を求めます。
 吉田土木管理課長。
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◯吉田土木管理課長 梅雨前線豪雨による被害状況について御報告申し上げます。
 委員会資料の一ページをお開きください。まず、降雨の状況でございますが、六月二十二日から二十六日にかけまして、県下全域で総雨量が二百ミリを超え、特に直方土木事務所管内では三百六十五ミリの降水量を記録いたしました。また、七月四日から翌五日にかけましても、行橋土木事務所や朝倉土木事務所管内では、一時間における最大雨量が五十ミリを超え、総雨量でも百ミリを超える降水量を記録しました。降雨状況の詳細につきましては、資料の二ページ及び三ページに添付しておりますので、御参照いただければと思います。
 これらの雨によります県管理公共土木施設の被害でございますが、七月十日十七時現在の状況を御報告いたします。
 道路におきましては、三十八カ所の被害が発生しております。このうち、国道におきましては、国道二〇〇号ほか五路線におきまして計十カ所の被害が発生しており、そのうち全面通行止めはありませんが、片側通行止め四カ所、既に規制解除した箇所が六カ所であります。県道におきましては、福岡直方線ほか二十一路線におきまして計二十八カ所の被害が発生しており、そのうち全面通行止め四カ所、片側通行止め五カ所、既に規制解除した箇所が十九カ所あります。道路被害箇所の詳細な内容につきましては、資料の四ページに添付しております。
 四ページの資料でございますが、道路規制箇所図の中で、赤丸は全面通行止めを表しております。青丸は片側通行止めを表しています。また、黒丸は既に規制を解除した箇所を表してございます。下の表の交通規制状況でございますが、この表は、道路規制が発生した順に上から並べております。この表の中で赤く塗っている箇所が全面通行止めの箇所でございます。青色で塗っている箇所が片側通行止めの箇所であります。何も色を付けていない箇所が既に規制を解除した箇所でございます。
 次に、河川におきましては、三十一カ所の被害が発生しております。そのうち一級河川では、花宗川ほか十二河川におきまして、護岸崩壊九カ所、護岸洗掘二カ所、その他が四カ所発生しております。二級河川におきましては、西郷川ほか九河川におきまして、護岸崩壊十一カ所、護岸洗掘三カ所、その他二カ所が発生しております。箇所数につきましては、資料五ページに添付しております。
 次に、砂防関係では、原の前川の流路工法面部崩壊が一カ所、枝川内川の流路工護岸部の洗掘で二カ所の被害が発生しております。箇所図につきましては六ページに添付しております。
 このように、今回の梅雨前線豪雨によりまして、道路、河川、砂防関係で七十二カ所の被害が発生しておりますが、現在、各被害箇所の状況に応じまして土嚢積み等の応急措置を講じております。引き続き、被災箇所の早期復旧に努めてまいります。以上で説明を終わります。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
 何か質疑等はありませんか。
 特にないようですので、本件の質疑を終わります。
 次に、「福岡県道路施設維持管理基本計画の策定について(中間報告)」の執行部の説明を求めます。
 中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 ただいまより、福岡県道路施設維持管理基本計画についての平成十七年度における策定状況を中間報告させていただきます。
 早速ですが、お手元の土木委員会資料の七ページをお開きください。まず、「1 背景」についてでございますが、福岡県につきましては、現在、下の表に掲げておりますように、道路約三千五百キロ、橋梁約四千五百橋、トンネル三十一本と、大量の道路施設を管理しておりますが、今後、これらの道路施設は老朽化が進行し、その結果、莫大な更新費用や維持管理費用が集中して発生することが確実に予想されます。現在、福岡県の予算が年々厳しくなっている状況の中、道路施設の延命化や道路予算の平準化を図ることを目的とした効率的、効果的な維持管理が求められておるところでございます。
 このため、「県民の安全・安心の確保」「効率的・効果的な維持管理の実践」「県民と協働した維持管理の推進」の三つを基本理念といたしまして、福岡県道路施設維持管理基本計画を策定することといたしました。
 次に、「2 平成十七年度の策定状況および今後の予定」について御説明させていただきます。道路維持管理基本計画は、学識経験者、国土交通省、福岡県で構成する「福岡県道路施設維持管理検討委員会」を組織して、この委員会の中で審議の上、策定することといたしました。平成十七年度は、委員会、部会を計七回開催しております。委員会の名簿を八ページの「資料1」に添付しております。
 七ページに戻っていただきますが、平成十七年度においては、まず、(1)「福岡県道路施設維持管理基本計画(案)」の検討手順の作成を行い、この手順により策定作業を進めることといたしました。検討手順を、九ページの「資料2」に添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。
 また、七ページに戻っていただきまして、(2)から(4)までについては、この検討手順の平成十七年度の中身についてでございます。
 まず、「(2)基本事項の整理・検討」についてでございますが、九ページ、「資料2」、上段三枠目に記述してあるとおり、現在の維持管理の予算や道路施設の状況、課題などを整理した上で、先ほど述べました三つの基本理念を基本計画の骨格とすることといたしました。
 次に、七ページの「(3)道路施設調査・点検マニュアル(案)の検討」についてでございますが、その詳細につきましては、十ページの「資料3」のとおりでございます。橋梁等は近づいて点検する、いわゆる近接目視という点検方法を原則といたしまして、徒歩やはしご等を使って容易に橋梁に近づける場合は、職員による点検を行おうと考えております。また、橋梁に近づくために足場や点検車が必要となる場合は、専門家による点検を考えておるところでございます。
 また、七ページに戻っていただきまして、(4)でございますが、「データベースシステム(案)の構想等」についてでございますが、その詳細は十一ページの「資料4」のとおりでございます。データベースとしては、「設計・施工」「点検、補修・補強」「維持管理」に関する各種データを整備して、対策立案システムと連携して、効果的、効率的な運営を図るシステムを開発することとしております。
 最後になりますが、平成十八年度も引き続き、九ページの「資料2」の下段に示す検討手順に従い、作成作業を進め、年度内には「福岡県道路施設維持管理基本計画」を策定することといたしております。以上でございます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
 何か質疑等はありませんか。
 広田委員。
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◯広田誠一委員 これから道路施設の維持管理の基本計画ということですけれども、そもそも、こういう道路施設は県にとっては大事な財産ですよね。財産管理上、当然、これまで台帳とか、いろんな形で道路の管理というか、基本データは揃えられてきていると思うんですが、今回の分とその前の今までのデータと、どういうふうに違うんですか。
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◯松本國寛委員長 中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 従来のものにつきましては、いわゆる紙ベースといいますか、調査した結果をおのおのペーパーに残しておると。今回の分につきましては、調査・点検しましたものをシステムというか、電算化、いわゆるパソコン等に入れまして、データベース化しまして、あわせて、対策立案システム、要は優先順位を付けるという中でやっていこうというものでございます。
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◯広田誠一委員 わかりました。では、そのデータベース化する精度ですね、問題は。中身、その技術。基本計画は机上でいろんな議論された形ででき上がるわけですけれども、例えば四千五百の橋梁があると、橋一つ一つのカルテ、例えば支点部の腐食具合、いろいろ違いますよね、実際進捗状況がね。そうすると、調査する側の技術力によって、また機材機器の精度によって把握できる度合いがわからんよね。ということは、何を言いたいかというと、そういうことを取り組もうとするこちら側の技術度のアップ、もちろん、技術担当者の職員のレベルアップは当然そうですし、今は破壊しないで中のものを把握できるような調査機器とかありますよね。そういう機材というものは、どの程度県として準備しようとされていらっしゃいますか。僕はそういうところがちょっと見えないもんだから、教えてください。
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◯中山道路維持課長 今、委員御指摘の件でございますが、先ほども述べましたように、もちろん職員につきましては、点検カルテ等を研修いたしまして、近接目視、目で見れる範囲の中でやっていくと。委員が今御指摘されました、例えば破壊しないで機械を使えとか、あるいは、どうしても橋梁等でありますと近寄れない箇所がございます。いわゆる足場を組むとか、あるいは点検車で見る、そういうものがございますから、そういったものにつきましては専門家に委託したいというふうに考えております。
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◯広田誠一委員 専門的な技術をおかりするというのは当然のことですけれども、それと同レベル、それ以上のこちら側の技術レベルを上げておかないと、すべてコンサル任せ、専門家任せの事業のような感じがする、私、ずっとこれまでこちらの方に入らせていただいて、感ずる点が。だから、コンサルから教わったこと以外、それ以上のことは突っ込めない。前回の委員会でも同じようなこと。だから、それじゃなってないと思う。それを使って、それ以上に自分で深めて、広げていかなきゃいけない。どうですか。
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◯中山道路維持課長 委員御指摘のことはございますけど、やはり今度の維持管理マニュアルにつきましては、十分職員の研修等も含めましてレベルを上げていくというような形をとっていきたいし、当然、維持管理基本計画から次のステップという形で、御意見を尊重しながらやっていきたいというふうに考えております。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、以上で報告事項の質疑を終わります。
 次に、議題にはありませんが、「その他」として何かありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、次に進みます。
 次に、「今後の委員会活動について」を議題といたします。
 今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。広田委員、重野委員、以上、二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いをいたします。
 以上で本日の議事はすべて終了いたしました。
 これをもちまして土木委員会を閉会いたします。御協力ありがとうございました。
   午 前 十 一 時 二 十 分 閉 会