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平成18年 土木委員会 本文




2006.03.10 : 平成18年 土木委員会 本文


   平成十八年三月十日(金曜日)
   午 前 十 一 時 一 分 開 会
◯松本國寛委員長 それでは定足数に達しておりますので、ただいまから土木委員会を開会いたします。
 当委員会において審査を要します案件等は、お手元に配付いたしております付託議案一覧表のとおり、議案十三件であります。
 なお、このうち早期に議決を要する議案は、第六二号議案、第七九号議案(所管分)、第八六号議案から第八八号議案まで、及び第九八号議案から第一〇一号議案までの九件であります。御確認願います。
 審査日程及び議案の審査順序につきましては、お手元に配付の審査日程案のとおり進めたいと思いますが、御異議はありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 また、執行部から提出されました報告事項に関する説明資料をお手元に配付いたしております。御確認願います。
 それでは、これより本日の議事をとり行います。審査日程に従い、議案の審査を行います。
 まず最初に、第七九号議案「平成十七年度福岡県一般会計補正予算第五号(所管分)」を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 おはようございます。それでは議案の説明をさせていただきます。
 初めに、今回の二月補正予算案につきまして、概要を御説明いたします。土木部所管の二月補正予算案につきましては、一般会計で二十二億八千二百万円余の増額補正、特別会計で一億八千六百万円余の減額補正をお願いしております。
 補正の主な内容といたしましては、一般会計分が事業費の確定に伴い過不足を調整するもの、国の補正関連事業費を措置するもの、さらにゼロ国債などの債務負担行為及び繰越明許費を設定するものでございます。なお、二款の総務費経常予算につきましては、総務企画委員会に付託されております。特別会計分は事業費の確定に伴います減額及び繰越明許費を設定するものでございます。
 それでは、第七九号議案「平成十七年度福岡県一般会計補正予算第五号(所管分)」につきまして、お手元の平成十七年度補正予算に関する説明書により説明いたします。一番分厚いといいますか、分厚い説明書でございます。百八十一ページをお開き願います。
 八款土木費一項土木管理費、そのうちの一目土木総務費でございます。左から三番目の枠でございますが、五千百万円余の減額補正でございます。この主なものは、一番右の欄の説明欄にちょっと書いてございますけれども、新幹線建設事業の県負担額の確定に伴い減額するものでございます。
 引き続き次のページ、百八十二ページをお開き願います。二目土木出張所費でございます。二千五百万円余の減額補正でございます。これは土木事務所整備費を減額するものでございます。
 下の百八十三ページの方に移りまして、一番下でございますが、二項の道路橋りょう費一目道路橋りょう総務費でございます。一億三千三百万円余の減額補正でございます。この主なものは事業費の減に伴い事業事務費を減額するものでございます。
 引き続き一枚はぐっていただきまして百八十五ページをお開き願います。下の方のページでございますけれども、二目の道路維持費につきましては、財源更正を行うものでございます。
 三目道路新設改良費でございます。三十一億二千八百万円余の増額補正でございます。補正の主な内容は、国の補正関連事業費を含みます公共事業費の確定による増減及び直轄道路事業負担金の額の確定により増額するものでございます。
 その下の四目橋りょう維持費でございます。六千九百万円余の増額補正でございます。これに関しましても国の補正関連事業費を増額するものでございます。
 一番下の五目橋りょう新設改良費二百万円余の減額補正でございます。これは受託事業費を減額するものでございます。
 一枚はぐっていただきまして百八十六ページをお開き願います。上のページでございますが、三項河川海岸費一目河川総務費でございます。一億一千四百万円余の減額補正でございます。主なものといたしましては、事業費の減に伴う事業事務費の減額でございます。
 下の百八十七ページに移りまして、二目の河川改良費六億六千八百万円余の増額補正でございます。補正の主な内容といたしましては、国の補正関連事業費を含みます公共事業費の確定による増減及び直轄河川事業費負担金の額の確定により増額するものでございます。
 続きまして、百八十八ページ、次のページをお開き願います。三目の砂防費でございます。八千七百万円余の減額補正でございます。この主なものといたしましては、災害関連事業費を減額するものでございます。
 四目、その次でございますが、海岸保全費でございます。一億六千五百万円余の減額補正でございます。災害関連事業費を減額するものでございます。
 下に参りまして、四項港湾費でございますが、一目の港湾管理費八百万円余の減額補正でございます。事業費の減に伴い事業事務費を減額するものでございます。
 百八十九ページ、下のページに移りまして、二目の港湾建設費でございます。二億九千五百万円余の減額補正でございます。主なものといたしましては、港湾局部改良事業費を減額するものでございます。
 ちょっと飛びまして百九十五ページをお開き願います。七項の河川総合開発等事業費、百九十五ページでございます。三目河川総合開発工業用水等事業費でございます。四千三百万円余の減額補正でございます。主なものは河川開発事業特別会計への繰出金、これを減額するものでございます。
 さらに飛びまして、二百三十一ページをお開き願います。十一款の災害復旧費関連でございます。そのうちの二百三十一ページ二項土木施設災害復旧費一目の土木施設災害復旧総務費でございます。二千四百万円余の減額補正でございます。主なものといたしましては事業費の減に伴い事業事務費を減額するものでございます。
 二百三十二ページをお願いいたします。上のページの真ん中より若干下段ですが、二目河川等災害復旧費一千六百万円余の減額補正でございます。河川等の災害復旧事業費を減額するものでございます。
 その次の三目直轄河川災害復旧負担金三億三千万円余の減額補正でございます。直轄負担金の額の確定により減額するものでございます。
 三項鉱害復旧費、下のページでございます。二百三十三ページでございます。三項の鉱害復旧費、一番下の欄三目の河川等鉱害復旧費でございます。二億八千八百万円余の減額補正でございます。事業計画の変更により減額するものでございます。
 引き続き債務負担行為につきまして、御説明いたします。資料が変わりまして福岡県議会定例会議案(その三)という薄目の資料でございます。十二ページをお開き願います。第二表の債務負担行為でございます。上の追加分のうち、上から五行目の広域河川改修費から、下から二行目の港湾海岸高潮対策事業費までと、十三ページ、下のページの変更分の都市基盤河川改修費補助金を合わせまして九億四千万円は国の補正に伴い、平成十八年度の補助公共事業費の一部を前倒し執行する、いわゆるゼロ国債でございます。
 十二ページの一番下の平成十七年災害土木費は、いわゆる施越し分でございます。
 次に、繰越明許費でございます。十八ページをお開き願います。まず追加分といたしまして、八款土木費のうち、一項土木管理費から下のページ、十九ページの四項港湾費まで、及び二十ページの一番下の欄、七項河川総合開発等事業費、二十一ページの十一款災害復旧費のうち二項土木施設災害復旧費及び三項鉱害復旧費のうち、二十二ページに書いてございます河川等一般鉱害復旧費、さらに変更分のうち、二十二ページの変更分でございますが、八款土木費のうち二項道路橋りょう費から、二十四ページの四項港湾費まで、合わせまして二百九十三億六千万円余は、今年度中、年度内に支出が終わらないこれらの事業費について、翌年度に繰り越して支出するための枠を設定するものでございます。
 以上が、土木部の一般会計補正予算の概要でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、第七九号議案(所管分)についての質疑を終わります。
 次に、第八六号議案「平成十七年度福岡県公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第一号)」を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 それでは八六号議案平成十七年度福岡県公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第一号)につきまして、御説明いたします。
 先ほどの資料、福岡県議会定例会議案(その三)の三十九ページをお開き願います。三十九ページの第一条に書いてございますように、総額で三百万円余の増額補正でございます。次の四十ページに歳入、歳出の内訳を記載しておりますが、これは土地開発基金の運用益の発生、これに伴いまして積立金を増額するものでございます。御審議のほどよろしくお願いします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、第八六号議案についての質疑を終わります。
 次に、第八七号議案平成十七年度福岡県河川開発事業特別会計補正予算(第一号)を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 第八七号議案「平成十七年度福岡県河川開発事業特別会計補正予算(第一号)」につきまして御説明いたします。用います資料はただいまと同じものでございまして、四十一ページをお開き願います。第一条に書いてございますように、総額で一億四千三百万円余の減額補正でございます。四十二ページに歳入の内訳を記載してございます。歳入の補正でございますが、各ダムの事業費の確定に伴いまして一般会計からの繰入金、分担金及び負担金、さらには諸収入を減額するものでございます。
 四十三ページに移りまして、第一款巨瀬川開発事業費は人件費等の確定により事務費を減額するものでございます。中段の第二款那珂川開発事業費は、受託事業費の確定等によりまして事業費を減額するものでございます。第三款の祓川開発事業につきましては、人件費等の確定により事務費を減額するものでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、第八七号議案についての質疑を終わります。
 次に、第八八号議案「平成十七年度福岡県県営埠頭施設整備運営事業特別会計補正予算(第一号)」を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 第八八号議案「平成十七年度福岡県県営埠頭施設整備運営事業特別会計補正予算(第一号)」につきまして、御説明いたします。用います資料はただいまと同じ定例会議案(その三)の五十一ページをお開きください。第一条に書いてございますように、総額で四千二百万円余の減額補正でございます。次の五十二ページに歳入の内訳を記載してございます。歳入の主な補正でございますが、松山工業用地の売却収入の増、これに伴い減債基金からの繰入金を減額するもの、利子の確定に伴い県債を減額するものでございます。下の五十三ページに移りまして歳出でございますが、第一款は事業費の確定に伴う減額でございます。第二款の公債費は、県債利子の確定に伴う減額でございます。次に、五十五ページをお開き願います。繰越明許費でございます。苅田港新松山地区埠頭用地造成事業費及び三池港の荷役機械等整備事業費におきまして、年度内に支出が終わらない見込みのため、翌年度に繰り越して支出するための枠三億二千二百万円余を設定するものでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、第八八号議案についての質疑を終わります。
 次に、第六二号議案「工事請負契約の締結について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 第六二号議案工事請負契約の締結につきまして御説明いたします。議案書は福岡県議会定例会議案(その二)、分厚い方でございますが、これの三百二十一ページ及び三百二十二ページに記載しておりますが、説明は土木委員会資料という横長の資料を用いまして御説明させていただきます。資料の一ページをお開き願います。一ページに今回上程させていただいております工事請負契約の概要を記載しております。後ほど御説明いたしますが、まず二ページの方をお開きください。今回の案件は、五ケ山ダムの国道五号橋上部工工事というものでございます。二ページの方に位置図と箇所図が載せてございます。五ケ山ダム、筑紫郡那珂川町に建設しておりますダムでございまして、右側に箇所図が載せてあります。箇所図に示しております中央部分、鳥の羽を広げたようなネズミ色の部分がダムの本体になるところでございまして、現在は、そのための水没する県道の付替工事を実施しております。今回の案件は赤で彩りしております国道五号橋の上部工の工事でございます。
 三ページの方に、五号橋の計画図が載せてございます。こういったかなり大きな橋でございまして、今回はこのうちの上部工を発注するものでございます。
 一ページの方にお戻りいただきまして、概要を御説明させていただきます。工事の名称、一番のところに書いてございますが、那珂川開発事業(五ケ山ダム)国道五号橋上部工工事ということで、工事箇所は、筑紫郡那珂川町地内でございます。
 概要といたしまして、橋りょうの上部工、三径間連続のPCラーメン箱桁橋の製作及び架設でございます。橋長は約二百メートルございます。工期は、平成二十年三月十五日まで。請負契約額は五億三千二十五万円でございます。契約相手は、オリエンタル・ピーシー特定建設工事共同企業体でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、第六二号議案についての質疑を終わります。
 次に、第九八号議案「道路改築事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」、第九九号議案「港湾関係事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」、第一〇〇号議案「砂防関係事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」、及び第一〇一号議案「九州新幹線鉄道建設事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」、以上四件を一括して議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 第九八号議案「道路改築事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」外三件につきまして、一括して御説明させていただきます。用います資料は、福岡県議会定例会議案(その四)という、薄い資料でございます。これにより御説明させていただきます。資料の十五ページをお開き願います。
 まず、第九八号議案「道路改築事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」でございます。これは道路改築事業の経費の負担に係るものでございますが、十二月議会で議決いただきました負担額につきまして、その後の事業計画の変更に伴いまして関係市町村の負担すべき金額の一部を変更する必要が生じましたことから、道路法の規定により県議会の議決をお願いするものでございます。個別の関係市町村及び負担金額は、十五ページから十七ページに記載のとおりでございます。
 外三件も同様に、これまでにしていただきました議決内容の一部経費の変更を行うものでございまして、その必要が生じましたことから各法令の規定に基づき議決をお願いするものでございます。
 関係市町村及び負担金額といたしましては、第九九号議案の港湾関係事業は十九ページ、一〇〇号議案の砂防関係事業は二十一ページから二十四ページ、第一〇一号議案の九州新幹線鉄道建設事業は二十五ページに記載のとおりでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、第九八号議案、外三件についての質疑を終わります。
 以上で、早期に議決を要する議案の質疑を終了いたします。
 次に、報告事項に入ります。「福岡県版一・五車線的道路整備について」、執行部の説明を求めます。萩尾道路建設課長。
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◯萩尾道路建設課長 土木部道路建設課でございます。福岡県版一・五車線的道路整備につきまして、御説明させていただきます。資料でございますが、土木委員会資料、縦書きの分でございますが、(報告事項)と書いてございます資料、それからお手元に配付させていただいてございますパンフレット、両方に基づきまして報告させていただきます。よろしくお願いいたします。
 まず、土木委員会資料(報告事項)と書いてございます資料の一ページ目をお開き願います。この資料の上段中ほどでございますが、整備のイメージを図示してございます。ちょっと小さくて見にくうございまして、申しわけございません。同じものをパンフレットをお開きいただきますと、そこに同じものを掲載してございますので、あわせて御参照願います。よろしくお願いいたします。
 一・五車線的道路整備と申しますと、交通安全等の面から緊急に整備が必要な道路でございまして、かつ地域住民の道路整備に対します要望・理解のある道路につきまして、資料の上段に書いてございますように、道路の交通量や地形状況等の路線の状況に応じまして二車線改良の部分と、一車線改良の部分、それから待避所を設置する部分、それから局部的改良及び現道をそのまま活用する、この手法を効果的に組み合わせまして、地域の実情に合いました道路整備を行うものでございます。
 このような道路整備を行う背景といたしまして、二番のところに書いてございます背景でございますか、近年、道路整備事業費の減少によりまして、今まで以上に地域特性、道路利用性等に応じまして計画的かつ効率的に道路事業に取り組んでいく必要が高まっているところにございます。こうした中、整備すべき道路形状、工法を工夫しましてコスト縮減、工期短縮はもとより、早期の整備効果発揮につながる一・五車線的道路整備に取り組んでいくことは極めて有効ではないかと考えてございます。
 この一・五車線的道路整備の具体的な整備内容でございますが、資料の三番、下の方に書いてございます整備方針の表をご覧いただきますと、書いてございますが、県内の国道及び県道におきまして、一日当たりの通過交通量が三千台未満の道路を対象としてございます。この三千台程度以内の路線の交通量及び現在の道路幅員に応じまして一車線改良、待避所設置、局部的改良、見通し確保のための視距確保対策を行います。表の横軸に現況幅員が書いてございます。上段に1)で四メートル未満、それから2)四メートル以上から五メートル未満、3)五メートル以上から五・五メートル未満。横軸を三つのタイプに区分してございます。
 それから交通量でございますが、三千台のうち三千台から一千五百台、一千五百台から一千台、一千台未満と、この三つに区分してございます。そのうち一日当たりの通過交通量が一番上段でございますが、一千台未満につきましては、幅員四メートルの一車線改良、それから待避所設置、それから視距対策を実施を行っていきたいと考えております。それから、二段目の一千台から一千五百台程度におきましては、幅員を四メートルから五メートル、若干広げまして五メートルの一車線改良、それに加えまして視距対策を実施しました。
 それから、その次の一千五百台から三千台におきましては、幅員五メートルの一車線改良に加え増して、待避所設置、道路線形を改良するなどの局部的な改良及び見通しを確保するための視距対策を実施します。このような通過交通量の区分は、円滑な車両相互のすれ違いを考慮して設定してございます。これら交通量の状況に応じまして整備手法を変えて工期短縮やコスト縮減を促進することを目指してございます。今後は、この一・五車線的道路整備の技術的基準でございます運用マニュアルを県内各関係部署に、それから市町村に配布しまして広く周知し、一・五車線的道路整備の事業計画策定、これに事業の実施に取り組んでまいりたいと考えております。以上で説明を終わります。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。重野委員。
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◯重野正敏委員 大変いいことづくめですので、基本的には大賛成ですが、二、三、ちょっとお尋ねなり要望をしておきたいと思います。まず、これは今から新たに計画を立てる分から適用するのか、現在既に工事にかかっている分に対してもこれは適用するのか、それをまずちょっとお尋ねしたい。
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◯松本國寛委員長 萩尾道路建設課長。
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◯萩尾道路建設課長 この対象としますのは、十八年度以降に事業計画を新たに策定するものから対象と考えてございます。
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◯重野正敏委員 もう既に、これは呼び方は確かに、それからとらえ方だろうと思うんですけど、実際それに近いやり方でやっている路線についてはどんなですか。今からでも適用するわけですか。例えばまだ全体の計画からして進捗が三〇%から四〇%ぐらいしか進んでいないところの、その残りの部分については、これは適用しないわけですか。
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◯萩尾道路建設課長 この一・五車線的道路整備という制度を設けましたのは、現在、進捗が悪い道路も含めまして、事業計画策定を見直しまして、整備効果が早期に発現するように有効に活用を図っていきたいと考えてございます。
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◯重野正敏委員 さっき申し上げたように、今からの計画の分なら問題ないと思うわけ。ところが、実際全線の計画をやって、工事が着工している部分について、これを今からでも適用していく、これはやっぱりやるべきじゃないかと、私は思うわけ、今からでもです。例えばそれを今からやる場合は、当然計画変更が出てくるし、表に整備費用、期間がダブルとして、また一定いいことづくめが書いてあるわけですが、例えばですね、まあ、市街地は四車線なら四車線でしょうけど、山間部については二車線、まあ、八メートル道路で例えばいっている場合ですね。それを一・五車線に落とそうという場合は、当然計画変更が出てくると思う。そうなれば、当然路線変更も可能性が出てくるわけですね。そうすると、今度は新たにまた費用なり、地質調査なりが出てくるわけでして、これは実際やっているところがあるわけですが、期間なんかは、結局その期間、路線変更したり調査したりする期間がかなりかかるわけでして、費用も結局二重にかかるわけですが、そういうところに対しての地元説明では結局は同じ予算でこれだけ道幅が狭くなるから早く目的地に着きますという、ここに書いてあるような内容の説明をしているわけです。けれども、実際にはそういう期間がずっと、予期していなかった期間が、費用はそうじゃないからあれですけど、地元は早く行きたいからこれで承知しようということで納得した場合、実際にはそれがかなり期間が長くかかっているというところが実際あるわけですね。まだこれには適用していなくても、それに似たような今、路線整備をやっているところも実際あるわけですから、そういう過剰な期待は持たせん方がいいんじゃないかなと、地元説明の場合ですね。それが一つです。
 それからもう一点、いいですか。これはちょっと専門的なことでわかりませんが、例えば八メートルを五メートルに落とした場合、勾配を要するようなところについての勾配の規定というのはどうなっているか、教えてください。
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◯萩尾道路建設課長 まず第一点目の委員の御指摘のありました地元にこういうことで整備が進みますよということに対して過剰な期待を与えると、かえってマイナスになるんじゃないだろうかという御指摘でございます。これにつきましては、我々も同様な考えを持ってございまして、パンフレットの方にちょっと記載をさせていただいておるわけでございますが、パンフレットを開いていただきまして、中ほどのところに書いてございます。「交通安全等の面から緊急に整備が必要な道路」ということが書いてございますが、その下に「かつ、地域住民の早期整備に対する要望・理解のある道路」ということで、そういう我々の思っている考え方というのを住民の方に変に誤解されないようにきちんと我々が説明責任を果たして、こういう道路整備をやっていきますよということでやっていく必要があるかと思ってございます。
 それと、道路の整備の考え方でございますが、イメージ図に書いてございますように、現在の整備をやっていく中で二車線整備、二車線整備が必要なところは二車線整備をやっていきますと。それから一車線整備で十分足るであろうというところは一車線整備をやっていきますし、最小整備をやっていきますけど、これはまず整備をやりまして、その後にまた将来的には全体を二車線整備という関係も残してございますので、計画変更に伴って大幅に変わるということはないというふうに考えてございます。
 それから二点目のお尋ねでございます。勾配の規定でございますが、交通量が少のうございますし、勾配の規定につきましては、設計速度という、道路を走る車のスピードというのが大きくかかわってくるわけでございますが、その設計速度も二車線から一車線になることによりまして、落ちますので、勾配の規定も二車線よりも、こちらの一車線、一・五車線的の方が緩やかに自由度が大きくなると考えてございます。
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◯重野正敏委員 ちょっと私が認識不足だったかもしれんけど、例えば八メートル道路でいっている場合は、勾配は八%ぐらいが限度だと。ところが地元の説明を受けた人は一・五車線あっても五メートルになった場合は、勾配は八メートルよりもいわゆるきつくていいと。一三%までいいと。それで早く目的地に着くんだというような印象を受けている地域なり関係者があるわけです。そういう基準というのが、今言われるとは当然広ければある程度勾配が広くても安全性は確保できるわけですが、逆に一・五になって、五メートルになって勾配をきつくすればこれは危険度が増すわけでありますから、これは私、逆じゃないかなという印象を持っておったから、私の聞き間違いか、地元の人の聞き間違いか、そういう点をちょっと確かめたいと思います。
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◯萩尾道路建設課長 勾配でございますが、八メートル、普通の二車線で設計を行う場合は通常四十キロとかいう設計速度で設定を行います。そうした場合には、確かに勾配は、早いスピードでそこを通過しないといけないということでございますので、六%とか、そういう規定で抑えられます。この一・五車線的道路整備でございますが、設計速度を二十キロメートルとしてございます。幅員が狭いから車はゆっくり走るということで、ゆっくり走るときはギアで申しますと、トップには入れなくてサードぐらいで走るとか、セコで走るとかいうことでございますので、縦断勾配等もそれなりにきつくなってございます。通常でございますと、九%まで可能だと。特例で申しますと、三%付加した一二%まで許されるということになってくるかと思います。
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◯重野正敏委員 この点はちょっと私が聞き違いか、地元の人の聞き違いかだろうと思いますが、ここは逆の現象になっとったからですね。これはちょっと間違いじゃないかなと思っておりましたので。とにかくこういう計画変更なり、制度が変わる場合は、地元の人に十分納得というか、理解してもらうような説明をして、余り、同じ予算がついて狭くなるなら早くすることはわかっているけど、それだけまた予算が落ちれば、進捗はそう変わらんと思うので、余り過剰な期待は持たせんでできるだけ進捗を早まるような、そういう対応をしていただきたいということで、要望しておきます。以上です。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、本件の質疑を終わります。
 次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。
    〔「ありません」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、次に進みます。
 それでは、知事等に対する保留質疑はありませんので、これより早期に議決を要する議案の採決を行いたいと思いますが、御異議はありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 それでは準備のためにしばらく休憩いたします。そのままでお待ちください。
    〔暫時休憩〕
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◯松本國寛委員長 再開いたします。これより早期に議決を要する議案の採決を行います。
 まず、採決の方法についてお諮りいたします。採決は一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにとり行います。
 それでは、第六二号議案、第七九号議案(所管分)、第八六号議案から第八八号議案及び第九八号議案から第一〇一号議案までの九件について原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。
    〔賛成者起立〕
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◯松本國寛委員長 起立多数であります。よって、第六二号議案外八件は原案のとおり可決されました。
 以上で、議案の採決を終わり、本委員会に付託されました早期に議決を要する議案の審査を終了いたします。
 なお、委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で、本日の議事はすべて終了いたしました。
 残余の議事は三月二十二日(水曜日)午前十一時から予定していますので、よろしくお願いをいたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。御協力ありがとうございました。
   午 前 十 一 時 四 十 二 分 散 会