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平成17年 土木委員会 本文




2005.06.21 : 平成17年 土木委員会 本文


   平成十七年六月二十一日(火曜日)
   午 前 十 一 時 四 分 開 会
◯松本國寛委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから土木委員会を開会いたします。
 まず、議題に入ります前に、委員席の指定を行います。各委員の席は、ただいま御着席のとおりといたします。御了承願います。
 次に、当委員会において審査を要します案件等は、お手元に配付いたしております付託議案一覧表のとおり、議案四件でございます。これらの審査をお手元に配付の審査日程(案)のとおり取り進めたいと思いますが、御異議ございませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
 なお、執行部から提出されました議案及び報告事項に関する説明資料をお手元に配付いたしております。御確認願います。
 それでは、今回新しい委員によって初めて議案審査を行うことから、審査に先立ちまして、所管事務の概要について、執行部に説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 土木委員の皆様方におかれましては、今後土木行政の推進に当たりまして、何かと御指導賜ることになるかと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。
 とりわけ昨今の財政事情、公共事業、あるいは福岡県土木部をめぐる環境というものは、非常に厳しいものがございますが、県民の信頼にこたえまして、安全、安心が確保された豊かな生活、さらには生き生きとした地域社会、こういったものを構築していくため、職員一丸となって取り組んでまいる所存でございますので、御指導方よろしくお願い申し上げます。
 それでは、所管事務の概要につきまして、着席して進めさせていただきます。
 お手元の方に土木委員会資料という縦長の資料が配付されているかと思います。これに基づきまして御説明させていただきます。この資料一枚はねていただきますと、平成十七年度の土木部予算が書いてございます。土木部におきましては、道路、河川、砂防、港湾、そしてダム建設事業などの県の主要な公共事業及びこれらの施設の維持、管理、こういったものを担当いたしております。
 平成十七年度の当初予算の額、上の左側の表でございますが、一般会計で一千四百五十九億円余、対前年比〇・九六、特別会計で百七十九億円余、対前年度比一・二七、これはダムが延びていることもございます。合計で一千六百三十八億円余ということで、対前年度比〇・九八ということになっております。右側に費目別のシェア、内訳が載ってございます。ごらんになるとわかりますように、道路橋梁費、これが半分以上占めているという状況になっております。
 それで、これを執行いたします組織でございますが、下の方に土木部職員数を掲げております。まず、本庁が、ただいま御紹介させていただきました九課三室で、職員は二百二十二名ということになっております。さらに、出先機関としたしまして、県内十五の土木事務所、三つのダムの建設事務所、さらには苅田港の苅田港務所、そして新北九州空港連絡道路建設事務所、こういった出先がございまして、出先の職員の合計が千三百七名ということで、合計で千五百二十九名の体制で事業の執行に取り組んでいるところでございます。
 二ページ、三ページに本庁の各課の所掌事務を掲載しておりますので、御参照していただければと思います。
 また、四ページ以降に平成十七年度改正になりました土木部の組織を載せてございます。これにつきましては、この後、土木管理課長の方から御説明申し上げますので、よろしくお願い申します。
 なお、お手元にこのオレンジ色の平成十七年度の土木行政の概要をお配りしておりますので、参考にしていただければ幸いでございます。
 では、引き続き、土木管理課長の方から平成十七年度の土木部組織を御説明させていただきます。
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◯松本國寛委員長 佐藤土木管理課長。
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◯佐藤土木管理課長 四ページをお開きいただきたいと思います。平成十七年度土木部組織についてでございます。前回の四月十三日の委員会で、十七年度の組織改正について、御報告をいたしたところでございますけれども、委員会が新メンバーとなりましたので、改めて御説明をさせていただきたいと思っております。
 大きく分けて三つほどございますけれども、まず、(一)の土木事務所の組織の改正でございます。平成十五年度に、県民にわかりやすく、また責任体制がはっきりする明確な組織を目指しまして、従来の維持課と建設課を道路課と河川砂防課に再編いたしました。しかし、その結果、ある土木事務所、道路課の業務量が著しく大きくなったところがございます。そこで1)でございますけれども、田川土木事務所及び飯塚土木事務所で、道路課の業務量が著しく大きくなったということで、道路課を二つに分けまして、道路維持課と道路建設課に分割したところでございます。
 2)でございますけれども、田川土木事務所の道路課の係の再編でございますけれども、今、産炭関連で暫定開発就労事業を実施しておりますけれども、これが終息に向かっております。このことから開発就労事業係を廃止いたしまして、その残りの事業については建設係に引き継ぐとともに、建設係を建設第一係と建設第二係に分割しております。遅れて申しわけございませんけれども、五ページと六ページにその土木部の組織図が載っております。六ページの田川土木のところ、下から三番目でございますけれども、今申しましたように、道路課を道路維持課と道路建設課に分割しておりますし、今申しましたように、建設第一係と第二係に分割しているところでございます。
 続きまして、3)の八女土木事務所、道路課の係の再編でございます。県道、それから国道の建設事業の規模が大きい建設係を県道建設係と国道建設係に分割して、交通安全係を維持係に統合いたしております。
 4)でございますけれども、飯塚土木事務所に用地課の中に災害用地係の設置をいたしております。これは十五年度に発生しました七・一九大雨災害の関連事業であります、飯塚橋の架替事業、それと明星寺川床上浸水対策特別緊急事業にかかわります用地買収、これを集中的に実施するため、用地課に災害用地係を設置したところでございます。
 5)でございますけれども、土木事務所の小規模係の統合ということで、係長含めて三名以下の係がございます。現場に三名とも出ておって、その間に県民からの電話、あるいは来庁者等がありまして、対応できないというような状況が生じてまして、県民サービスの向上を図るために、少人数の係については統合による改善を図りまして、今回全体で十一事務所の二十四係を統合したところでございます。
 それから(二)でございます。河川総合開発事業に係る組織の改正でございますけれども、御承知のとおり、伊良原ダムが補償基準が妥結いたしまして、本年度から個別の本格的な用地交渉に入ることになっております。このため執行体制を強化するということで、今まで庶務課という課しかございませんでしたけれども、それを二係制といたしまして、庶務会計事務と用地補償業務を所掌します用地係と、集団移転地関係業務を所掌します調整係を設置したところでございます。
 それから(三)ですけれども、単独事務所に係る組織の改正でございます。新北九州空港連絡道路建設事務所橋梁建設課の廃止ということでございますけれども、もう十六年度末で橋梁建設事業がほぼ終了いたしております。そのため橋梁建設課は廃止いたしまして、現在の道路建設課を工務課に改めて一本化したところでございます。改正年月日は十七年の四月一日から改正いたしております。以上でございます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。なお、ここでは所管事務の概要についての質疑とさせていただき、個々の施策等についての質疑は、後ほど行っていただきますので、よろしくお願いをいたします。何か質疑等はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、これより議案の審査に入ります。
 それでは、議案の審査を行います。
 最初に、第一〇五号議案「平成十七年度福岡県一般会計補正予算(第一号)(所管分)」を議題といたします。執行部の説明をお願いいたします。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 今回の六月補正予算案につきまして、概要を、まず、御説明いたします。土木部所管の六月補正予算案につきましては、一般会計で、総額七億六千五百万円余の増額補正を行っております。補正の内容は、いずれも福岡県西方沖地震に伴う災害復旧対策等に要する経費でございます。
 それでは、第一〇五号議案平成十七年度福岡県一般会計補正予算第一号土木部所管分につきまして、お手元の平成十七年度補正予算に関する説明書に基づきまして御説明いたします。
 説明書の四十五ページをお開き願います。八款の土木費三項、下の欄でございますが、河川海岸費でございます。一目の河川総務費、これは一億七千七百万円余、補正額の欄に書いてございますが、これの増額補正でございます。これは玄界島におきます地質調査等の砂防調査費及び事業事務費を増額するものでございます。引き続きまして、一ページはぐっていただきまして、四十六ページをお願いいたします。四十六ページの上の表の三目砂防費でございます。一億一千五百万円余の増額補正でございます。補正額の欄でございます。これは災害対策事業として砂防事業費を増額するものでございます。引き続きまして、五十ページをお開き願います。十一款の災害復旧費のうちの二項の土木施設災害復旧費でございます。そのうち一目土木施設災害復旧総務費でございます。百万円余の増額補正でございます。これは以下に御説明いたします事業費の補正に伴う事業事務費を増額するものでございます。二目、下の欄でございますが、河川等災害復旧費でございます。四億七千百万円余の増額補正でございますが、これは道路、河川等の公共土木施設について単独事業として対応するものでございます。なお、補助事業で行います災害復旧に関しましては、当初予算で計上していただいているもので、当面対応することとしております。
 以上が、土木部の一般会計補正予算の概要でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。大石委員。
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◯大石正紀委員 西方沖地震の対策で、特に福岡市との関係ですね、土木関係でも、やっぱりこれは県の仕事、これは市の仕事と、分かれてるんですか。
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◯松本國寛委員長 廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 災害時にかかわらず、市の方でやる事業、それから県の方でやる事業、まず、これがございます。具体的に言えば、例えば道路関係、これは政令市の中は基本的に政令市が行うという格好になっております。これに対しまして、河川とか砂防といった事業、これに関しましては、政令市の中と言えど、県が実施するという区分になっておりまして、基本的に災害の復旧に関しましてもこの区分で実施するということになっております。また港湾に関しましては、それぞれの港湾で管理者が決まっております。したがって、その管理者、県が管理者であれば県がやるということになりますけれども、今回福岡の博多港は、これは市が管理者になっておりますので、市が実施するということになっております。
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◯大石正紀委員 いわゆる災害地ですね、志賀島、玄界島はもちろんですけれども、それから西区の方の、あそこはやっぱり県の管理する部分と、市の管理する部分、どれぐらいの比率があるんですか、海岸線に、港湾が。
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◯廣瀬土木部長 具体的にその比率までは、ちょっと、今調べておりますけれども、例えば玄界島の海岸、これは県が管理しております。それから、恐らく、福岡市に関して言えば、博多港の海岸並びに博多港の周辺の海岸は、多分これは港湾管理者、したがいまして、福岡市が管理するということになるかというふうに思っております。
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◯大石正紀委員 それは、一番最初にこれは県の管理なのか、市の管理なのかというのは、双方協議で決まるんですか。それとも何か、基本的には規定というかね、規則みたいなので、こういう場合はこうというふうに決まっているんですか。
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◯廣瀬土木部長 今、海岸に関してでよろしいですか。海岸に関しましては海岸法という法律がございまして、それに基づいて、それぞれの海岸をだれが管理するのかというのをですね、一番最初といいますか、決めまして、逐次見直し等は行いますけれども、あまり大きな見直しは行われないというのが実態でございます。
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◯松本國寛委員長 ちょっとお待ちください。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 率は、やはり出ておりませんけれども、具体的に言いますと、先ほどの玄界島は県が管理ということでございましたけれども、博多港ですね、博多港及び博多港の周辺の海岸は、やはりこれ福岡市で、それ以外はほとんど県の河川部局が管理する海岸ということになっております。ただし、これ以外に漁港の方で管理する海岸が一部ございます。
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◯松本國寛委員長 よろしいでしょうか。久保委員。
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◯久保九州雄委員 そこで部長、漁港の件だが、玄界島漁港自体はどうなんですか。
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◯松本國寛委員長 廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 玄界島の漁港は市です。市が管理者になっております。
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◯松本國寛委員長 よろしいですか。ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、これで第一〇五号議案についての質疑を終わります。
 次に、第一〇六号議案「福岡県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について(所管分)」を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 それでは、一〇六号議案福岡県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について(所管分)を御説明いたします。
 お手元の議案関係の土木委員会資料、こういう横長の資料をお配りしているかと思いますけれども、これの一ページをお開き願います。二ページの方に新旧対照表を添付いたしております。参考までに見ていただきたいと思います。また、議案書の方では福岡県議会定例会議案その二という、一番分厚い資料でございますが、この一ページから三ページに添付しております。こちらの方の資料で御説明させていただきたいと思います。
 この案件につきましては、国有財産法等の一部改正及び市町村の合併に関しまして、これに伴いまして、関係規定を整備するものでございます。具体的には、改正の理由のところにも書いてございますけれども、改正の理由の一のところでございますけれども、道路法や河川法などの適用を受けない道路、水路等におきまして、国土交通省所管のこういった法定外の公共物、道路法や河川法の適用を受けない法定外の公共物につきましては、これまで、いわゆる法定受託事務として県が財産管理を行ってまいりました。今回国有財産法等の改正に伴いまして、こういったものの中で機能を有する財産が、国から市町村へその財産も含めて委譲されるということになりました。また機能を有しない財産につきましては、国が直接管理することになりました。このため県の事務が実質的になくなりますことから、関係条項の削除を行うものでございます。
 また、改正の理由の(二)でございますけれども、平成十七年十月十一日に新吉富村と大平村が合併いたしまして、上毛町になることに伴い、関係規定を整備するものでございます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。大石委員。
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◯大石正紀委員 機能を有するか、有しないか、それは今までは県が受託しとったんで、県がもう既にそれについては、これは機能を有するところ、有しないところというのは判断をしていると思うんですね。それによるんですか。
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◯松本國寛委員長 的野用地課長。
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◯的野用地課長 機能を有しているか、有していないかにつきましては、基本的には現況に基づいて、その都度、例えば境界確定についての申請とか、あるいは用途廃止についての申請等があった場合に判断をするということにしておりますけれども、本件の事例につきましては、市町村の方から用途廃止を受けて、一括して譲与を受けたいという財産について、市町村の方で調査をしまして、現況移動、あるいは水路として利用されているものにつきまして、一括して譲与申請が上がってきたということで、その内容について県の方で精査をして、国の方に書類を上げまして、そして一括して譲与をすると、こういった手続になっておるということでございます。
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◯大石正紀委員 これは地元では結構こういう案件多いんですよね。今までは県が一括して受託しとったんで、県に相談したら、両方やってくれよったと思うんですけれども、今度はそんなふうに国と市町村というふうに分かれますとね、そういう案件が起こったときには責任の所在が、起こるものだから、市町村で、どうなのかという、これは国と協議になるんでしょうけれどもね、恐らく。受託から外れるから、市町村が国と協議するか。起こらんかったら、だれの所管なのかというのがはっきりせんまま、宙ぶらりんの状態とか、結構多いんじゃないですか。
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◯的野用地課長 今、先生の御質問されました財産につきましては、市町村が一括用途廃止申請、譲与申請を受けていない、国が直接管理する財産について起こる話ではなかろうかと考えております。こういった法定外公共物につきましては、市町村から字図等で確認をして、機能している財産について一括譲与申請があったものにつきましては、市町村の方でも把握しておるわけでございまして、そして、しかもその財産につきましては、市町村が譲与を受けることによって、市町村の財産となるということで、これについては市町村がみずからの判断で管理をするということになりますので、例えば民有地との間の境界をどう決めていくのかという話につきましては、市町村の方でですね、実際に隣接地所有者と協議をしながら決めていただくと、また市町村はそれをみずから決める権限があると、自由に決めていいということになるわけでございます。ただ、市町村に一括して引き継がれなかった、いわゆる機能を喪失している財産につきましては、これは県の手を離れまして、国が直接管理をすると、こういうふうになっております。したがいまして、機能を有していない財産で、例えば民有地の中に取り込まれている財産について、民有地の所有者が、その土地を用途廃止を受けて国から譲り受けたいと、こういった話の場合には、これまでは県の方で用途廃止手続をとって、譲与については国に対して、県が中に入って、そういった手続をやっておったわけでございますけれども、これからは市町村を経由して、直接国との間でやり取りしていただく必要がございます。ということで、まだ市町村の中にはなかなかそういった手続等になれない面もあろうかと思いますので、いわば引き継ぎ期間ということでですね、ここ一年間は担当係を残しまして、そういったいろんな市町村等の疑問等については、丁寧な指導をしていきたいと、こういうふうに考えておるところでございます。
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◯大石正紀委員 これはそういう事態が起こったときに、例えば水路変更とかね、どうかするときに結構あるんです、そういう物件が。すると、土木事務所やったら、今までやってくれよったですたいね。今度は県が離れる。だから、今、的野課長がおっしゃったように、県がかかわりが外れるわけですから、それに関する資料を、やっぱり市町村にきちっと伝えて、不明な点は一応相談しなさいという指導をきっちりやっとってもらう必要があると思うんですね。そうしないと、ほったらかしとって、後からね、数年ぐらいたってから、そういう問題起こったときに、恐らく、そういう意識も市町村になかったから、結構時間を食ってですね、関係者に迷惑かけることになると思うんですよ、時間食って、どげんしていいかわからんでですね。だから、今の時点できっちり指導してもらう必要あるだろうと思います。要望です。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、これで第一〇六号議案についての質疑を終わります。
 次に、第一〇七号議案「福岡県公の施設の指定管理者の指定等に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(所管分)」を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 第一〇七号議案福岡県公の施設の指定管理者の指定等に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(所管分)を御説明いたします。
 先ほどの資料の三ページの方をお開き願います。先ほどと同じように四ページ、五ページに新旧対照表を添付しております。また議案書の方では福岡県議会定例会議案その二の四ページから七十五ページまでに記載しております。この議案書の中では土木部が所管します建設技術情報センターの条例関係は、三十七ページの中ほどから三十九ページの中ほどに記載しておりますが、こちらの資料に基づきまして御説明させていただきます。
 この一〇七号議案の案件に関しましては、地方自治法の規定によりまして、公の施設の管理を指定管理者に行わせる、こういったことに当たりまして、指定の手続、その他必要な事項を定める必要がございます。これに伴いまして関係する十九条例、土木部に関しましては福岡県建設技術情報センター条例でございますが、これを一括して改正するものでございます。
 改正の内容でございます。二の概要のところに書いてございますけれども、福岡県建設技術情報センターの管理を、今申し上げました地方自治法の規定によりまして、指定管理者制度に移行するため、管理委託に係る規定を削除いたします。そして、指定の手続、その他必要な事項に係る規定を追加するものでございます。新たに追加いたします事項は、法の規定により条例で定めるべき事項とされておりますことで、地方公共団体が公の施設の管理を指定管理者に行わせる際の留意点、業務の範囲等基本的枠組みに関するものでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、これで一〇七号議案についての質疑を終わります。
 次に、一二一号議案「工事委託契約の締結について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 第一二一号議案工事委託契約の締結について、御説明いたします。土木委員会資料、今の資料の八ページをお開きいただきます。この議案は先ほどの議案資料では百三十一ページに記載しておることで、よろしくお願いいたします。
 資料の七ページの方に概要図を載せております。主要地方道、三潴上陽線の広川跨道橋でございますけれども、三潴上陽線の道路計画が九州縦貫自動車道、これと交差する部分にかかる高架橋の上部工工事でございます。今申し上げました上部工建設工事につきまして、工事委託契約を締結するに当たりまして、条例の規定に基づき議会の議決をお願いするものでございます。
 六ページの下の方に概要は書いてございますけれども、橋梁上部工、三径間連続鋼床版箱桁橋の製作と架設でございます。橋の長さは約百八十五メートルということになっております。工期は平成十九年三月十五日まで、委託契約額は九億一千三百三十七万円余ということになっております。契約の相手方は日本道路公団、JH日本道路公団の九州支社でございます。これは、本件工事が先ほど申し上げましたように、九州縦貫道をまたぐといったことから、工事を行う際に高速道路の交通規制がかなり出てまいります。こういったことを工事の施工と交通規制の円滑な連携を図るといったことから、同公団と工事委託契約を締結するものでございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、これで第一二一号議案についての質疑を終わります。
 本委員会に付託されました全議案の質疑を終了いたします。
 次に、報告事項に入ります。「福岡県西方沖地震について(第三回)」、執行部の説明を求めます。佐藤土木管理課長。
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◯佐藤土木管理課長 福岡県西方沖地震について、前回の委員会、二回目まで御報告させていただいております。今回が第三回目になりますけれども、よろしくお願いいたします。
 土木部委員会資料の一ページをお開きいただきたいと思います。県管理の公共土木施設の被害復旧状況等でございます。まず、道路でございますけれども、路面、橋梁、法面のひび割れ等で五十九路線で百五十九カ所被害を受けております。それに対する対応でございますけれども、復旧工事、または応急工事が完了している箇所が八十四カ所ございます。そして、現在復旧工事中の箇所が四十カ所ございます。なお、今現在復旧工事中の箇所の中で、全面通行止めの玄海田島福間線、これは福津市にございますけれども、これは今工事を進めておりまして、七月下旬に完了予定となっております。また片側通行止めの福岡志摩前原線、志摩町にございますけれども、これは六月下旬に復旧予定ということで、今進めております。また、全箇所の復旧工事については、年内の完了を見込んでいるところでございます。
 続きまして、河川でございますけれども、護岸亀裂等で二十河川、三十五カ所被害を受けております。現在復旧工事、また応急工事が完了している箇所が十五カ所ございます。現在復旧工事中の箇所が二十カ所ということで、現在復旧しております箇所につきましては、六月末までに復旧完了を予定しております。残り十カ所程度ございますけれども、全箇所の復旧工事の完了は年内を見込んでいるということでございます。
 次に、海岸でございますけれども、護岸亀裂等八海岸、二十三カ所でございます。復旧工事、または応急措置が完了している箇所が全箇所でございます。全箇所の復旧工事は、やはりこれも年内を見込んでおります。
 続きまして、砂防でございますけれども、法面等の亀裂二カ所でございます。玄界島において、先ほどからお話があっておりますとおり、ボーリング工事が五月下旬に完了いたしまして、変状の確認などの観察を継続中でございまして、この観測の結果を踏まえまして、復旧工事の検討を行うことといたしております。もう一つの志摩町にあります親山川、砂防施設の亀裂が生じている箇所でございますけれども、調査を実施済みでございまして、復旧工事の完成は十一月を見込んでいるところでございます。なお、十一月なり年内ということで、今完了を予定しておりますけれども、できるだけ早く、早期に復旧できるように全力で取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 それから、二番目の土砂災害危険箇所についてでございます。これも前回第二回目で報告していることでございますけれども、一点目、三月二十三日から三月二十九日まで、県と福岡県砂防ボランティア協会による土砂災害危険箇所、これ二千五十六カ所でございますけれども、そこの緊急点検を行いまして、その結果について関係市町村に情報を提供したところでございます。その後が第三回目、今回の報告でございますけれども、その点検の結果、変状が認められた百五十六カ所、これについて詳細調査を実施いたしております。その調査の結果、早期に対応が必要な箇所、二カ所が見つかっておりまして、今後工事を実施することといたしておるところでございます。
 続きまして、二ページをお開きいただきたいと思います。三番目の玄界島斜面対策委員会(仮称)の設置でございます。まず、一番目の概要でございますけれども、現在、玄界島復興計画の基礎資料となるための地質調査、これを実施いたしております。今後地盤等に関する総括的な所見の取りまとめ、あるいはその対策工法を検討することが必要となりますため、学識経験者を含む八名による委員会を、福岡市とともに設置することといたしております。その委員会での主な審議内容でございますが、玄界島地質調査結果等に関する総括的な所見の取りまとめ、それから玄界島の斜面対策について、これを審議していただくこととなっております。三番目のスケジュール等でございますけれども、まず、第一回目を速やかに開催いたしまして、玄界島地質調査結果に関する総括的所見の取りまとめについて審議をいただくことといたしております。最終的には九月ごろをめどに、その後の観測結果を含めまして、斜面対策について審議をお願いするということで進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 それでは、議事の途中ですが、撮影のためしばらく休憩いたします。そのままでお待ちください。
     〔写真撮影のため休憩〕
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◯松本國寛委員長 ただいまから、委員会を再開いたします。
 休憩前に引き続き、残余の議事を進めます。
 「ガードレール金属片について」執行部の説明を求めます。中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 失礼いたします。先般テレビ等で報道されましたガードレール金属片について、御報告いたします。
 土木委員会資料報告事項の三ページをお開きください。全国の国県道、その他の道路で、ガードレールに鋭利な金属片が付着しているのが多数発見されました。この金属片により、埼玉県行田市及び長崎市で中学生や高校生がけがをされたようでございます。このような状況を受けまして、六月三日、県が管理する国道、県道において、一斉緊急点検を実施いたしました。その結果、八十一市町村で八百五十四カ所、千十七片出てまいりまして、その内訳といたしまして、国道九路線で百十五カ所、百三十七片、県道百七十四路線で七百三十九カ所、八百八十片の金属片を発見いたしまして、六月十日までにはすべて撤去いたしました。なお、県が管理する国県道においてはけが人等の発生はしておりません。今、私の前に置いてあるものが、福岡土木事務所管内で発見された金属片の一部でございます。
 また、参考といたしまして、下の欄の表のとおり、国土交通省分、両政令市、該当市町村は六十四でございます。その他分を合計いたしますと、福岡県内で千七百十五カ所、千九百六十九片となっております。
 今後の方針といたしましては、資料等の調査分析を行い、国土交通省に設置されました調査委員会への協力を行ってまいります。さらに、その結果を踏まえ、道路巡視の強化を考えてまいります。以上でございます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。原口委員。
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◯原口剣生委員 今、説明を受けてですね、これは新聞とかテレビでも出てたんですが、急に降ってわいたような、子供がけがしたから出てきたんですが、それ前にも、県としてはですね、こういうふうな状況的なものの投書とか、把握はしておったんですか。
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◯松本國寛委員長 中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 この点につきましては、現在道路巡視は道路課で路面のひび割れであるとか、あるいは法面が崩壊していないかとか、安全施設が壊れてないかというような形で、車での巡視をやっておりまして、この金属片につきましてはですね、今まで報告はあっておりません。
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◯原口剣生委員 私が言いよるのはね、こういうふうなことが、これが刺さって、こっちが出ておる方でしょう。こういった問題についてけが人も出てなかったのか、それとも、こういったもののですね、片が出ておるということが、土木事務所あたりに、報告が今まであってなかったんですかということを聞きよるんです。
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◯中山道路維持課長 土木事務所の方に聞きますと、そういう報告はなかったということでございます。
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◯原口剣生委員 ということは、こういうのが今まであったにもかかわらず、発見もされてないし、道路パトロールのときは見つけなかったというのか、見当たらなかったというのがいいのかわかりませんが、そこら辺はどげんですか。
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◯中山道路維持課長 先ほども御説明いたしましたように、現在のパトロールではなかなか発見しづらい、それを見られたとおり、ガードレールと一体にさび付いたようなところもございまして、なかなか発見が難しかったというところでございます。
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◯原口剣生委員 一説によるとですね、これは車が、例えば事故を起こしたときにこすって、ガードレールの間、間の中に断片が残ったということですが、例えば警察あたりがですね、そういう現場検証、そういったとき、こういうふうな突起物ががばっと出ておればですね、わかりそうなものですが、そういう報告とかもないし、そういうことも見ないんですか。
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◯中山道路維持課長 警察に事故届を出したものにつきましては、当然ガードレールが壊れているというような状況でございまして、補修をやるということでございまして、そういうものが見当たらなかったということでございます。なお、今、車のというお話がございましたけれども、確かにその可能性はあるというふうに考えておるんですが、何分数が多く、またボルト等にこすったというものは、これは車であろうという推測がつきますが、いわゆる進行方向と逆の方向にそういった金属片が挟まっているというのが、少量であればそういうことが断定できるかもわかりませんけれども、かなり多いということで、なかなかその辺がはっきり断定できないところでございます。
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◯原口剣生委員 今、回ってきたやつ、例えばこの片ですが、これは明らかに車じゃないのかなと、塗料から見ても。今、中山課長が言われるのは、結局反対方向に、例えば刺さったやつ、それは事故の場合はハンドルの切り方によっては、反対のガードレールにも接触しようし、そういった方向の中で出るだろうと思いますからですね、こういったものについて、今後ですね、やはりけが人が出るといけませんから、十二分、各土木事務所に通達をして、そういったパトロール、そういったときには、例えば事故のときなんかには要注意をしていただきたいというような通達を、ぜひしていただきたいということを要望して終わります。
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◯松本國寛委員 ほかにありませんか。広田委員。
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◯広田誠一委員 今回こういうことですけれども、以前ね、視覚障害者の方が水路に落ちたんですよ、二メートルぐらい。それは橋を広げてね、ガードレールと橋との間にすき間があったんですね、一定期間。平成三年か四年のときに指摘して、総点検してもらってですね、かなりの数が上がったんですよ。今、車の巡視パトロールというお話が出たんですけれども、車だけではちょっと気がつかないようなところで、そういう事故が発生してですよ、総点検して相当数、今申し上げたとおり見つかったんですけれども、パトロールの視点ですね、やっぱり安全点検のあり方も、ただ車から、車両の上からするということもちょっと取っ払ってしまってですよ、歩行者が安全にできる、障害者とか、さまざまな視点で点検をするという、点検項目をですよ、いろいろ大所高所から協議して、項目を考えて点検をすることをですよ、全面的にすべてやれませんので、今年度はこういう視点でやろうとか、今年度はこういう重点項目で点検してみようとかね、そういうことをちょっと考えていかないと、こういうことが起こるのではないかと思いますが、いかがですか。
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◯松本國寛委員長 中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 先ほど一応車でというお話、道路巡視をやる場合ですね、その他にDID内の歩道につきましては、当部による点検も行っております。委員御指摘の件でございますけれども、十分そういったものを考慮しながらですね、今後、道路巡視の強化を図っていきたいというふうに考えております。
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◯広田誠一委員 車だけでなくて、歩行しながらも安全点検しているということですか。それでいて、こういうことが抜かっていたんですか、そしたら。
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◯中山道路維持課長 町中のDID内、いわゆる人口密集地で指定された路線のみ行っております。
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◯広田誠一委員 じゃあ、ここに点検で出てきたのはDID内外ですか。
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◯中山道路維持課長 今、調査した結果をまとめておるところでございますけれども、大体この金属片が見つかる箇所はですね、市街地、あるいは山間部というのが少ないと。一番多い箇所は、市街地から離れて山間部にかかる、いわゆる畑、田んぼ、それと人家が点在する、そういった箇所に集中しているようでございます。
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◯広田誠一委員 ある程度の人口密度の高いところでは発生していないということですか。それにしましてもね、今、申し上げたような視点での点検、その項目のあり方、そういうものを、ぜひ考え直して、頑張っていただきたいと思います。
 ちょっと確認しますが、この人的な体制はどういうような形で、これは点検なさったんですか。土木事務所の職員だけでされたんですか。それとも、先ほど何とかボランティア協会とありましたけれども、そういう協力のもとですか。
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◯中山道路維持課長 点検しました道路延長は国道が十三路線、四百八十三キロ、県道が三百八十七路線、二千九百七十五キロの、計四百路線の約三千四百キロでございまして、このうちガードレールが設置された延長は約八百キロ余でございます。点検につきましては、十五土木、九十八班、直営で二百五十四名の体制で行いました。
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◯広田誠一委員 一切協力なしで、自前で、職員の方々で、これは全部点検されたということですか。
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◯中山道路維持課長 事務所の道路課の職員、もしくは河川砂防課の職員の応援を得まして、事務所全体で、また道路技術員さんがおられますから、そういった方たちで事務所一体となりまして、調査をやったところでございます。
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◯広田誠一委員 通常の巡視パトロールというのは、どういう体制でやられているんですか。車何台ぐらいでやられているんですか。
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◯中山道路維持課長 通常日常点検におきましては、事務所の管理延長もございまして、大体一台のパトに三人の道路技術員さんが乗られまして、多い事務所で三台、少ないところで二台、ちょっと数はあれですが、要は事務所の管理延長によりまして、一台に三人体制でパトをやっております。
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◯広田誠一委員 繰り返しませんけれども、点検のあり方について要望しておきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。大石委員。
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◯大石正紀委員 このニュースが最初出たときね、私はてっきり悪さやろうと思ったんですね、悪さやろうと。そしたら、箇所数がめちゃくちゃ多いでしょう、悪さやったら、こんなふうにできるとやろうかと。しかし、インターネットのごたるとで、おもしろい事例というようなことでやったら、それはあり得るのかなあと思ったし、反面、原口委員もちょっと言われたけれども、今度急にこんなことが起こった、今までは結構ガードレールの事故はね、多かったと思うんですよ、今までも。急にこんなに、しかし、そういう事例が本当にあったかもしれんけれども、大きく話題になったことがない。世にも不思議な事件なり、事案だろうというふうに思うんですね。それで、これはこれからもちょいちょい、ひょっとすると起こることかもしれん、想定内でですね。そこで、国土交通省の調査委員会、これは基本的には事件になる可能性も半分は秘めておると思うんですね、事件になる可能性も。そういった意味では警察庁との、この事態を究明する上での協議会みたいなものはできているんですか。
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◯松本國寛委員長 中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 警察が入った調査委員会というのは、今のところ聞いておりません。
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◯大石正紀委員 どこか車の破片だろうというのが、一時期有力な判断みたいな形で新聞に出てましたですね。それだったら、今までにも随分そういう事例は出てきたんじゃなかろうかと、そんなふうに思えて仕方ないんですよね。これだけ世情を騒がしている事案だし、今、中山課長の言うとおり、土木事務所挙げて、こうやって点検したと、大変だっただろうと思うんですよ。これからも起こる可能性もあると。国の方に、もしも事件であれば、これは当然警察庁なり県警の方が前面に出てこにゃいかん話でもあるわけですね。起こった状況の、今、場所は大体そういうところに集中しておると。だけれども、ガードレールの破損状況だとかですね、ボルトをくくりつけておると、悪さでとりつけておったら、ということも考えられるとですね。そこらあたりの状況やらというのが、非常に共通している部分があるのか、そこらあたりのね、というのは、土木事務所では、あるいは国土交通省ではなかなか把握できんこともあるんだろうと。それから、ひょっとすると、いろんな情報が国土交通省ではなくて、県警なり警察庁の方にですね、いたずらも含めてなされているかもしれない。そこらあたりは県では県警とね、そのあたりどうなのかという打診ぐらいは、やっぱりしてくださいよ、打診ぐらいは。
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◯中山道路維持課長 当初の点検につきましては、各土木事務所につきまして、こういった金属片があれば、所轄署と連絡をとって立会するなり、あるいは写真等で確認して、それから取り外すということでございまして、所轄署におきましては、その辺の把握はされておられるというふうに思っております。
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◯松本國寛委員長 よろしいでしょうか。ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、「急傾斜地崩壊危険箇所の緊急点検について」執行部の説明を求めます。小林砂防課長。
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◯小林砂防課長 それでは、委員会資料四ページをお開きください。急傾斜地崩壊危険箇所の緊急点検について、御報告いたします。五月二十七日午前二時半ごろ大牟田市教楽来地区の急傾斜地崩壊危険箇所において、がけ崩れが発生しました。がけ崩れの発生した日以前の十日間は、大きな地震の原因かとも思われましたので、この地区と同様ながけ地形で、オーバーハングが見られる急傾斜地崩壊危険箇所の緊急点検を、県内全域で行うこととしました。調査は六月三日から六月八日までの六日間で、県内総数七百二十六カ所の現地調査を行い、完了したところでございます。
 調査の結果でございますが、調査は対策が必要かどうかの判断で調べましたが、そのうち亀裂が発覚し、岩石崩壊のおそれのあるものが一カ所発見されました。これは水巻町の御輪地地区というところでございます。その他の箇所については、早急に対策が必要なものはありませんでした。
 今後の対応ですが、対策が必要な一カ所につきましては、今後詳細調査を行い、事業手法等について地元との調整を図ってまいります。また、その他の箇所で早急な対策の必要のないものの、経年変化により変状が出ているものにつきましては、詳細な調査を行うこととします。この詳細な調査を必要とする箇所は四十九カ所となっております。また、今回の調査結果につきましては、県から関係市町村に情報を提供することとしています。なお、大牟田市教楽来地区につきましては、大牟田市の市道もあることから、県と市が十分協議し、また市が地元と調整中でもありますので、その結果を見て、県としての方針を決めていきたいと考えてます。以上でございます。
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◯松本國寛委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。大家委員。
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◯大家敏志委員 済みません、冷水有料道路についてですね、何か一般質問で出て、新聞に載ったりしてたんですが、何かちょっと経緯を説明してもらえますか。現状とこれまでの流れと今後と。
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◯松本國寛委員長 田畑高速道路対策室長。
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◯田畑高速道路対策室長 一般質問、代表質問、どちらの。代表質問の方で、県議団の方から御質問いただいたんですが。
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◯松本國寛委員長 田畑室長、御説明といいますか、答弁ですので、御起立の上、答弁願います。
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◯田畑高速道路対策室長 済みません。まず、代表質問の方で、先だって、一部マスコミに、税金投入濃厚、県費投入をしなきゃいけん状況じゃないかと、経営状況がですね、といった記事が出たわけなんですが、私どもとしては質問の趣旨としては現道、あるいはバイパス機能を持った冷水有料道路なんですが、現道二百号、ここに大型車の通行が多いということで、地元の山家地区と、あの辺は言いますが、山家地区の道路環境、交通事故が多いとかですね、騒音とか、そういったものが依然解決されてないではないかと、それについてはどう思っているのかということと、現道の、そういった二百号の道路環境が悪いということと、冷水道路の償還状況、これも新聞報道によれば百億とかいう数字が出てるじゃないかと、それについてどのように考えているのかということで、代表質問がございました。私どもとしましては、まずは二百号の現道問題が非常に緊急な課題であるということで、これにつきましては、道路の構造的な対応、説明しました、例えば道路をちょっと波打たせるとか、団地内にございますですね、ああいった形とか、信号機をつけるとか、いろいろなそういった現道対応を、まずやって、道路環境をよくしていきたいと。そのためにも地元市町村と、市と町なんですが、協議会的なものを立ち上げて、検討してまいりたいと。償還問題に関しましては、償還期間の延伸、延長、こういったことをしていかなくちゃいけないなということで、まず、代表質問の方でお答えさせていただきました。
 一般質問の方では、冷水道路の償還問題、先だって包括外部監査が行われた三月に出たんですが、結果が出まして、その中で、一つは会計的なお話の指摘がございました。それは処理は終わっているんですが、あと償還問題、償還あと十年先、いわゆる県費投入があり得るじゃないかというような御意見とか、それから現道の問題、いわゆる冷水道路の有効活用を図るべきじゃないかというようなことを言及されているんですが、その外部監査の結果を受けて、それに基づく御質問をいただいております。回答は、基本的には私ども現道対策が最優先であるということで、その旨お答えし、償還問題につきましては、やはり、償還期間の延伸を検討していきたいということでお答えしたところでございます。
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◯大家敏志委員 済みません、丁寧に。これをちょっと耳にしたり、目にしたりしたときに、都市高の問題があったのを、ちょっと思い出したんですよね。償還期間を延ばすとかいうようなことで、その辺もうちょっと明確にしていく必要があると思うのとですね、道路公社、これは福岡県道路公社の管轄する有料道路ですよね、そことの、もうちょっと密接な連携とかいうのが足りとるのかなあということがあって、今回お聞きしているんですけれども、償還期間を延ばすというのは、延ばす方向で進めますと、今、課長が言われたんですか、違いますか。
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◯田畑高速道路対策室長 済みません、言葉足らずだったと思いますが、償還期間の延伸、今、実は道路公社と県と一緒になっているんですが、当然償還問題にかかわる話でいけば、いろんな利用促進策を図って、小さいことも含めまして図っていきまして、いかに売り上げというか、料金収入をふやしていく、あと経費節減を図って、結局返還に向けられるお金ですかね、これを、なるべく黒字をふやしていきたいと、これの積み重ねが、結局償還問題にいい方向に動いていくわけでございまして、今言われた分は一つの方策、いろんな方策の中の一つだということで、例示的に挙げさせていただいております。
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◯大家敏志委員 それでお尋ねするんですけれどもね、そういうことをもっときちっと、この土木委員会、一番所管ですから、ここでも報告をいただいて、議論していくとかいうことが必要だという指摘を、都市高速のときにみんなでして、勉強会を開いたり、いろんな状況の変化が起こったら、今後は報告をいただくというようなことになったと思うんですよね、原口委員長さんのときの土木委員会で。ちょっと、所管は違うけれども、今度は道路公社の問題で、少し似た側面があるんじゃないかなあと思って、今いろいろ言われましたけれども、そういうことをもっとつまびらかにする必要がないですかね。検討していきます、いろんな方策を今後練っていきます、ということではなくて、今の時点で想定できることを、例えば、今の通行料の推移でいくと、あれ二〇一五年と言ってたんですか、償還期限。まあ、いいですよ、二〇一五年としたら、そこが一番終わりで、それに対してどう、間に合いそうにないんだとかいうことを、もっと示すべきじゃないですかね。
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◯田畑高速道路対策室長 実は、その具体的な項目的なものは、項目的、メニュー的にといいましょうか、そういったものはございますけれども、その中身につきましては、今、鋭意資料を、いろんな積算もやらなくちゃいけませんので、資料を作成といいましょうか、道路公社の方で、今いろんな試算をやらさせているところです。そういう意味で、まだ姿、御説明できる内容まで至ってないということで、申しわけございません。
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◯大家敏志委員 そんな逃げはないでしょう。知事が答弁をするぐらいですから、そんな資料は既にあったから、答弁をしているんでしょう。だから、この場でそうやって逃げようとするんではなくて、部長に。
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◯松本國寛委員長 廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 私の方から、現在の考え方と今後どうするかという御説明させていただきたいと思います。
 今、室長がお話申し上げましたように、冷水道路の償還問題が一つでございます。そして、もう一つは、やはり、本来冷水道路の方に国道二百号の交通が転換して、そして現道の環境が改善されるということを目的に、冷水道路をつくったわけでございますが、これが所期の目的を果たしてないということで、まず、我々考えていかなければいけないことは、これまでもいろんな施策を打ってきましたけれども、現道の方で、何か環境改善のための対策を、例えば本来道路管理者、あるいは警察の方にお願いして、こういったことを今集中的にやっております。ただこれは、利用者が、あるいは沿道の地域の方々がいるということで、先ほど室長が申し上げましたけれども、できれば協議会形式で、地域も巻き込んでやっていきたいというようなことも考えております。まず、それを集中的にやりたいというのと、そして、それと並行してですね、冷水道路の方の償還問題をどうするのか。そのメニューとしましては、利用の促進策、あるいは経費の節減策、そして、その中の償還計画の延伸でも、知事が答えましたのはその効果も含めて検討していくということで、この効果等につきましてはですね、まだはっきり申し上げまして、試算しておりません。これから試算していく格好になっているかと思います。そういった段階段階でですね、いろいろな検討をしまして、またこの土木常任委員会の方でですね、ある程度御議論いただくところまでいけばですね、また、そのときはいろいろと御相談させていただければというふうに思っております。ただ、正直申し上げまして、今はまだそこの段階まで、私どもだけでできる、先ほどの特に現道対策なんかは、私どもだけでできる話でないこともございまして、そういった準備を進めているというのが現状でございます。
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◯大家敏志委員 それと、もう終わりますけれどもね、改善計画というのを策定しようとしているんですか、公社が。それとするなら、そのこともですね、土木委員会、もしくは県議会に報告をしていただけるんでしょうかね。そこを確認して、課長。
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◯松本國寛委員長 田畑高速道路対策室長。
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◯田畑高速道路対策室長 マスコミでそういう名前が出ておりましたけれども、計画というほどではございません。今、その辺を公社の方に、当然やっぱりつくるべきだろうということで、その辺お話ししまして、当然計画が出てまいりましたら、委員会の方には御報告したいと思っております。
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◯大家敏志委員 報道で出るのと、課長とかの温度差を感じるんですよね。改善計画というほどのことではありません、なんていうのが。だから、もう少し、我々もそうですけれども、危機意識を持って、きちっとした議論をしていくということが必要と思うので、そのことをちょっと要望して、いろんな情報が出次第、きちっと出していただきたいということ要望して終わります。
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◯松本國寛委員長 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 ほかにないようですので、次に進みます。
 それでは、知事等に対する保留質疑がありませんので、これより議案の採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、準備のためにしばらく休憩いたします。委員の皆様はそのままでお待ちください。
     〔暫時休憩〕
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◯松本國寛委員長 再開いたします。
 これより議案の採決を行います。
 まず、採決の方法についてお諮りいたします。採決は一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、第一〇五号議案から第一〇七号議案まで、及び第一二一号議案の四件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。
     〔賛成者起立〕
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◯松本國寛委員長 起立多数であります。
 よって、第一〇五号議案ほか三件は、原案のとおり可決されました。
 以上で、議案の採決を終わり、本委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。
 なお、採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 次に、閉会中の調査事項について、お諮りいたします。
 本件につきましては、お手元に配付いたしております、閉会中の調査事項について(案)の五項目について、閉会中もなお、調査を継続することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。
 次、今後の委員会活動について、お諮りいたします。
 今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯松本國寛委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、次回委員会は七月十二日火曜日の開催とさせていただきます。
 なお、委員会終了後、十二日火曜日午後から十三日水曜日にかけて、北九州土木、宗像土木事務所の管内視察を行う予定といたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。
 重野委員、原口委員、以上二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いをいたします。
 以上で議事はすべて終了いたしました。
 終わりに、終始御熱心に御審議いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝を申し上げ、これをもちまして、土木委員会を閉会いたします。御協力ありがとうございました。
   午 後 零 時 二 十 三 分 閉 会