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平成17年 土木委員会 本文




2005.04.13 : 平成17年 土木委員会 本文


   平成十七年四月十三日(水曜日)
   午 前 十 一 時 二 分 開 会
◯原口剣生委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから土木委員会を開会いたしたいと思います。
 本日の議題は、お手元配付のとおりであります。御確認を願います。
 それでは、本日の議事をとり行います。
 まず最初に、報告事項に入ります。
 「平成十七年度土木部組織について」、執行部の説明を求めます。
 佐藤土木管理課長。
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◯佐藤土木管理課長 まず、平成十七年度土木部組織について御説明いたします。一ページをお開きいただきたいと思います。
 参考に、二ページから三ページにかけて平成十七年度の土木部組織図を付けておりますので、御参照いただきたいと思います。
 一ページの(1)の「土木事務所の組織の改正」についてでございます。平成十五年度に県民にわかりやすく、責任体制が明確な組織を目指しまして、従来の維持課、建設課を「道路課」と「河川砂防課」に再編をいたしております。しかしながら、二年経過いたしまして、非常に道路課に事業が偏重する土木事務所も見受けられましたので、今回、(1)の田川土木事務所及び飯塚土木事務において、業務量が非常に道路課が多いということで、道路課を「道路維持課」と「道路建設課」に分割しております。
 続きまして、2番目の田川土木事務所の道路課の係の再編でございますけれども、開発就労事業、今、団体開発就労事業を行っておりますけれども、終息に向かってくるということから、開発就労事業係を廃止いたしまして、残事業については建設係、恐れ入ります、三ページの方を御参照いただきたいと思いますけれども、残事業については建設係に引き継ぐとともに、建設係を「建設第一係」と「建設第二係」に分割しております。
 続きまして、八女土木ですけれども、三ページの上から二番目になりますけれども、県道及び国道の建設事業等が大きい建設係、これを「県道建設係」と「国道建設係」に分割いたしまして、交通安全係を維持係に統合いたしております。
 四番目の飯塚土木事務ですけれども、平成十五年に発生しました大雨による災害、この関連事業であります飯塚橋の架替事業、それと明星寺川床上浸水対策特別緊急事業に係る用地買収を集中的に実施していくために、用地課の中に「災害用地係」を設置いたしております。
 五番目ですけれども、「土木事務所の小規模係統合」ということで、小規模係では、係のすべてが現場に出ていたり、その間に来庁者があったり電話がかかってきたりということで、県民のサービスの低下を招きかねないということで、今回、少人数係については統合により改善を図り、全体で十一土木の二十四係を統合しております。
 それから、(2)でございますけれども、「河川総合開発事業に係る組織の改正」についてでございます。伊良原ダム建設事務所庶務課の係の設置でございますけれども、御承知のとおり、補償基準が妥結いたしまして、十七年度から本格的な用地交渉に入ることとなります。このため、執行体制の強化を図るため、庶務課を二係制といたしまして、庶務会計事務と用地補償業務を所掌する「用地係」と、集団移転地関係業務を所掌する「調整係」を設置いたしております。
 (3)の「単独事務所に係る組織の改正」ですけれども、新北九州空港連絡道路建設事務所、この橋梁建設課の廃止でございます。橋梁建設事業がほぼ終了いたしました。そのことから橋梁建設課を廃止いたしまして、現在、道路建設課というのがあるんですけれども、これを「工務課」に改めることといたしております。
 改正年月日は、平成十七年の四月一日からということで実施いたしております。以上でございます。
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◯原口剣生委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はございませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯原口剣生委員長 特にないようですので、本件の質疑を終わります。
 次に、「福岡県西方沖地震について(第二回)」、執行部の説明を求めます。
 佐藤土木管理課長。
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◯佐藤土木管理課長 福岡県西方沖地震について第二回目の御報告をさせていただきます。土木部の四ページでございます。
 「土木の対応等」ということでまとめておりますけれども、前回、三月二十三日の委員会で三月二十日と三月二十一日の分まで御報告しております。それを簡単に取りまとめたところでございます。それ以降について御報告させていただきます。
 三月二十三日から二十九日にかけまして、福岡県砂防ボランティア協会の協力のもとで、震度五強以上の地域、これは玄界島は除きますけれども、福岡市を初め十一市と町になりますけれども、その地域における土砂災害危険箇所、二千五十六カ所で緊急点検を実施いたしております。それから、三月二十八日、福岡県災害対策本部の中に住宅対策及び道路、港湾、その他の公共施設の災害復旧対策に機動的に対応するために、副知事、当時は武田副知事ですけれども、現在、武居副知事をトップとして、土木では土木部長がメンバーでございますけれども、福岡県西方沖地震災害復旧対策チームを設置いたしております。
 それから、三月二十九日、玄界島の総合的な復旧に向けまして、県と市が連携を密にいたしまして、住宅、治山、砂防、漁業、漁港等の事業調整を図るために「玄界島災害復旧対策連絡会議」、福岡県と福岡市でこれを一緒に設置いたしております。土木部からは砂防課長がメンバーとなっております。
 続きまして、四月一日に福岡市及び地盤工学の専門家とともに、志賀島の被災状況について現地調査を実施いたしております。
 それから、四月四日ですけれども、関係大臣に知事が緊急要望をするとともに、土木部として土木部長が国土交通省に対しまして、公共土木施設災害復旧事業に対する支援等、緊急要望を行っております。
 続きまして、五ページをお開きいただきたいと思います。「県管理の公共土木施設の被害状況等」でございますけれども、まず、道路ですけれども、前回報告時よりもかなり増えております。施設被害が合計で五十一路線、百三十三カ所となっております。交通規制は前回同様、一路線が全面通行どめ、一路線が片側通行どめでございます。
 今後の対応等でございますけれども、緊急措置が必要な二十カ所については、既に対応を終えているところでございます。また、交通規制箇所につきましては、応急本工事、これの実施に向けて現在準備を進めておるところでございます。今後とも、被災箇所の早期復旧に努めてまいりたいと考えております。
 続きまして、河川でございますけれども、十六河川で護岸の亀裂等が二十八カ所発生しています。河川につきましても、緊急措置が必要な三カ所については既に対応を終えております。また、出水期の二次災害防止を図るために、これも応急本工事の実施に向け現在準備を進めているところでございます。今後とも被災箇所の早期復旧に努めてまいります。
 続きまして、海岸でございます。八カ所、八海岸において護岸の亀裂等が発生いたしております。全箇所について緊急措置を終えております。玄界島西海岸については、これも応急本工事の実施に向け、現在準備を進めております。今後とも被災箇所の早期復旧に努めてまいります。
 また、砂防ですけれども、玄界島の急傾斜地崩壊防止施設(法面工)が被災を受けております。これの対応なんですけれども、現在、地滑り箇所などの地質調査等を実施しておりまして、その調査の結果を踏まえまして、今後の対応方針を決定してまいりたいと思っております。
 ダムにつきましては、前回も御報告いたしましたけれども、異常はあっておりません。
 今後は、一日も早い復旧に向けて土木部一丸となって全力で取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
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◯原口剣生委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 何か質疑はございませんか。
 広田委員。
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◯広田誠一委員 それぞれの課の、今、対応方針等ということで御報告いただきましたが、大体完成の見込みというか、見通しですね、財源措置が講じられないとできないということかと思いますが、経験則の上から、一番そこのところがはっきりわかりたいわけですよね。わかる範囲で結構ですから、それぞれ各課別に。
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◯原口剣生委員長 中山道路維持課長。
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◯中山道路維持課長 復旧につきましては、国庫災害復旧、あるいは単費の災害復旧、そういった手続がございまして、交通規制をやっている箇所につきましては早急に応急本工事を行いまして、できるだけ早急に交通規制が解除できるような形で取り組んでまいりたいというふうに考えております。
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◯広田誠一委員 だからさ、早急にというのはどういうことか。あと三カ月ぐらいでできるとか、一年かかるとか、わからんやない。
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◯中山道路維持課長 今、手続準備中でございますので、災害を、国庫災害査定というのがございますから、その辺を十分査定がとれるような形で調査中でございますので、できるだけ早急にという形にしております。
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◯広田誠一委員 だから、停止条件付きでいいからはっきり聞いているわけじゃないの。手続が順調に進んだと仮定して、大体どのくらいと。経験則からわかることじゃない、ここは。
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◯中山道路維持課長 年内には解除させたいというふうに考えております。
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◯広田誠一委員 大体のそういう見通しをお聞きしているんですよ。
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◯原口剣生委員長 ほかに。杉本河川課長。
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◯杉本河川課長 河川につきましては、ここに書いてありますように、二次災害を防止するために、亀裂等が発生しておりますので、それの応急的な処理をするために出水期前に土嚢等で処理をすることとしております。査定が五月中旬が大体予定されておりますので、それで採択されたものにつきましては、同様に年内を目途に完成させたいというふうに考えております。
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◯原口剣生委員長 広田委員。
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◯広田誠一委員 ということは、出水期ということは六月ということですか。
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◯杉本河川課長 土嚢等について、復旧するものにつきましては出水期前に完成させたいと思っております。
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◯広田誠一委員 やっぱりそれは、年内ということはあと七カ月も八ヵ月もかかるということですか。
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◯杉本河川課長 原則的に、河川の工事につきましては出水期中は工事を控えているところでございまして、出水期以降に工事をするということになっております。
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◯原口剣生委員長 平嶋港湾課長。
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◯平嶋港湾課長 海岸でございますが、国の災害査定を受ける分につきましては災害査定を受けて対応していきたいと。単費で処置をする分につきましては、予算措置をしながら概ね年内には完成を図っていきたいというふうに考えております。
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◯原口剣生委員長 小林砂防課長。
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◯小林砂防課長 今回の砂防施設の被災につきましては、玄界島で一カ所、急傾斜地防止施設が被災を受けておりますけれども、これそのものだけの復旧については、災害査定等を待ってやるというものになりますと、年度内には完成する見込みでございます。しかしながら、玄界島につきましては全体的な復旧工事もありますので、それを見越しながら、それとともにやっていきたいと考えております。
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◯原口剣生委員長 広田委員。
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◯広田誠一委員 全体的に委員長にお願いですけれども、こういう報告をするについては、当然、重点項目の一つですよ、見通しなんかは。方針をここで明らかにしていただくというのはありがたい話だけれども、と同時に、いつごろどうなるかということが一番県民にとっては大事な問題なんです。そういう事柄についてはやっぱり経験則の上から、言われるまでもなく、質問されるまでもなく、そういう見通しぐらいはきちっと報告するように取り計らいをお願いしたいと思います。
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◯原口剣生委員長 広田委員に申し上げます。以後、そういうふうな取り計らいをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。廣瀬土木部長。
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◯廣瀬土木部長 今、広田委員の方から御指摘のあったことはごもっともなことでございます。今後努力したいというふうに思っております。それと、総括的に申し上げますと、今、災害の査定云々というお話を申し上げましたけれども、復旧工事といたしまして、補助金をもらってやる災害復旧、そして単費でやる災害復旧、いずれも予算措置は必要なわけでございまして、補助金でやる災害復旧に関しましては、スタートとしましては、災害の査定がございます。この災害の査定を何とか五月中に受けられるような形で準備は進めております。また、その災害の査定が、スタートと今申し上げましたけれども、本当に緊急を要するものは応急復旧工事をいたしまして、それも災害査定の中にその費用を見込めるという格好で、査定以前にもできる格好になっております。そういった意味で、この資料の中に書かれてありますような、県道で全面通行どめとか片側通行どめをやっている規制箇所、それから、河川の中で二次災害防止を図る必要のあること、そういった出水期までにやらなきゃいかんところ、あるいは海岸に関しましても、台風シーズン等で越波等が心配されるようなところ、そういったものに関しましては、査定を待たずして応急本工事なり応急仮工事を実施することで関係各課を指導しているところでございます。いずれにしましても、査定を踏まえまして、あるいは単費で予算措置いたしまして、年内、しかもできるだけ早く復旧を行っていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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◯原口剣生委員長 ほかに質疑はございませんか。助信委員。
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◯助信良平委員 今度の災害でかなり県の単費を使いますよね。新年度の予算に対する影響、災害で単費をとられるということは、ほかの予算にどの程度波及するのか。総枠の金額はつかんでないでしょうが、実際的には影響するんでしょう。どうなんですか、影響しないんですか。
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◯原口剣生委員長 佐藤土木管理課長。
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◯佐藤土木管理課長 現在、被害額については精査中ですけれども、それについては六月補正で対応するように今財政課と詰めております。
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◯助信良平委員 じゃあ、今年度の予算については予算どおりに執行すると。ただし、災害については補正で新たな予算を組んでいるということですね。
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◯佐藤土木管理課長 そういうことで、財政課に対してお願いをしているところでございます。
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◯原口剣生委員長 ほかに。
 ほかにないようですので、本件の質疑を終わります。
 以上で報告事項についての質疑を終了いたします。
 次に、議題にはありませんが、「その他」として何かありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯原口剣生委員長 特にないようですので、次に進みます。
 次に、「今後の委員会活動について」を議題といたします。
 今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯原口剣生委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきたいと思います。
 最後に、会議録署名委員を指名させていただきます。高岡委員、助信委員、以上二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
 以上で本日の議事はすべて終了いたしました。
 それでは、本日が多分最後の委員会になると思いますので、一言御挨拶を申し上げます。
 委員各位におかれましては、また執行部の皆様方におかれましては、大変なこの二年間御協力を賜りましたことを心から正副委員長としてお礼を申し上げたいと思います。
 また、私ども正副委員長、まだ残された時期が若干ございますが、この二年間におきましては、本委員会では道路整備並びに集中豪雨と、それにその災害、苅田港の化学弾の処理問題、さらには、このごろ起こりました西方沖地震の問題、県民の命と財産に関わる重要な課題を含め、いろいろ慎重審議、十分に審査に進めてまいったわけでございますが、皆様方におかれましては、今後ともこの土木行政はもとより、県政発展のためにさらなる御尽力を心からお願いいたしますとともに、本当に簡単でございますが、前田副委員長、また委員長が大変お世話になりましたという御挨拶をさせていただきまして、最後の委員会の御挨拶にかえたいと思います。本当に御協力ありがとうございました。
 それでは、これをもちまして土木委員会を閉会させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
   午 前 十 一 時 二 十 六 分 閉 会