議事ロックス -地方議会議事録検索-


福岡県 福岡県

平成19年 商工生活労働委員会 本文




2007.07.13 : 平成19年 商工生活労働委員会 本文


   平成十九年七月十三日(金曜日)
   午 前 十 一 時 零 分 開 会
◯新村雅彦委員長 それでは定足数に達しましたので、本日の会議を始めていきたいと思います。
 本日の議題はお手元配付のとおりでございます。
 それでは、これより本日の議事を執り行いたいと思います。
 まず所管事務調査を行います。表記のとおり「指定管理者による管理運営の実施状況について」を議題といたします。順次、執行部の説明を求めたいと思います。それでは最初に藤元新産業・技術振興課長、説明をよろしくお願いいたします。
---
◯藤元新産業・技術振興課長 それでは指定管理者によります管理運営の状況につきまして、商工部所管分を御報告申し上げます。
 商工部委員会資料の一ページをお開きください。公の施設であります福岡県立飯塚研究開発センターの指定管理者、飯塚研究開発機構から提出されました平成十八年度の事業報告書をもとに施設の設置目的が効果的に達成されているかなど現地確認あるいはヒアリング等によりまして、点検を実施いたしましたので、その概要を御報告いたします。
 資料の二ページをお願いいたします。飯塚研究開発センターにつきましては、平成十八年四月一日から平成二十三年三月末日までの五カ年間の期間を指定管理者の指定期間として指定しております。本施設の設置目的ですけど、県の産業支援施策と連携を図りながら研究開発支援や人材の育成、産学交流事業の実施などを通じまして、本県の産業技術の高度化、先端技術の普及を図りまして、産業の活性化に寄与するという目的で設置いたしております。特に飯塚ということでございますので、中心地域は筑豊地域の産業支援施設ということになります。
 では、点検結果の主な内容を御説明申し上げます。資料の三ページをお願いいたします。評価項目は公共性の確保、施設利用及びサービスの向上、以下次ページ以降に掲げております、施設管理上の個別事項までの五項目とし、それぞれの項目に対する事業計画が適正に実施されているかを点検いたしております。
 まず、一番の公共性の確保のところでございます。本施設の設置目的であります筑豊地域のリサーチ・コア、リサーチ・コアと申しますのは研究開発基盤施設ということでございますけれども、としましての機能を十分に発揮しているかどうかでございます。高度の知識と経験を有しますテクニカルコーディネーターを活用いたしまして、地域企業のニーズの把握、地域企業が抱えます技術課題を解決するなど、地域に密着して企業支援に取り組んでいる努力が認められます。
 次の項目、施設利用及びサービスの向上であります。次の項目と三番目の経営改善は関連する項目になりますが、リサーチ・コアとしての産業支援業務を推進する中で、それに付随いたしまして、施設利用を促進させる取り組みあるいは積極的な営業活動や広報媒体を活用しましたPR活動を行うことで企業の入居率の向上、会議室の利用率の向上が図られております。施設利用料の収入の増加につなげるなど経営面の努力は認められておるところでございます。
 続きまして、四ページをお願いいたします。4)の職員確保方策及び健全な財政基盤という項目でございますけれども、法定的に設置の義務があります専門性を有する技術職員を外部業務委託するなど経費の節減に努めておるところでございます。
 五番が施設管理上の個別事項という項目になります。当施設の主な事業でございます地域の産業育成を図る施設という観点からいたしまして、新事業の創出や地域産業の技術の高度化のために国などの大型研究プロジェクトを積極的に獲得し、推進しております。また現在最も重要な課題であります自動車産業、自動車関連産業への地場企業の受注の拡大あるいは新規参入に向けまして、研究会活動、技術研修などを実施いたしまして、各種事業に積極的に取り組んでおるところでございます。
 以上、各項目の概要を簡単に御説明申し上げました。総評といたしましては、地域産業の技術の高度化、発展に貢献する各種の取り組みあるいは収入面におきます改善、支出面での経費の削減など、飯塚研究開発機構から提出された事業計画については、概ね当初の提案内容のとおり、施設管理者としての提案内容のとおり実施されたものであると評価いたしております。
 当課といたしましても、本施設が筑豊地区の産業支援あるいは研究開発の拠点といたしまして、すべての機能、内容が低下することのないように、指定管理者と十分な連携を図りながらしっかりと今後とも見てまいりたいと思っております。説明は以上でございます。
---
◯新村雅彦委員長 以上、商工部所管の施設についての報告でありましたが、ただいまより生活労働部に入りたいんですが、委員の皆さん、上着、ネクタイは御自由になさっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それでは引き続き城戸生活文化課長、よろしくお願いしたいと思います。
---
◯城戸生活文化課長 それでは引き続きまして、生活労働部が所管する県施設の管理運営状況について御説明を申し上げます。説明は生活労働部委員会資料により行わさせていただきます。
 今回報告いたします生活労働部所管の施設は八施設でございます。それぞれの施設については、四ページ以降に管理運営の状況を小表として記載をさせていただいております。詳細のほうについてはそちらを御覧いただきながら点検結果の概要につきましては、一ページに戻っていただきまして、総括表のほうで説明をさせていただきます。
 まず、福岡県筑豊ハイツ体育施設、これはテニスコートでございますが、財団法人筑豊勤労者福祉協会が平成十八年四月一日から一年間指定管理を行っております。当施設が飯塚国際車いすテニス大会のメイン会場であるなど地域スポーツ振興の拠点であることを活かしまして、積極的に広報活動に努め、行き届いた清掃など環境づくりや接客に努めた結果、施設の利用率もアップしており、概ね提案内容に沿った運営がなされております。
 次に、福岡県大牟田ハイツ体育施設、これはプールでございます。これについては有限会社秀朋が平成十八年四月一日から同年の八月三十一日までの五カ月間、管理をいたしております。プールの利用は七月から八月までの二カ月間でございますが、七月は天候不順、八月は七月三十一日に埼玉県で起きましたプール事故の影響によりまして、利用者が伸び悩むなど利用料金収入は前年度実績を下回っておりますが、安全管理面では迅速かつ適正に対応しており、プール管理者として適切に管理をされております。
 なお、以上の体育施設につきましては、筑豊ハイツ体育施設については、今年の四月一日に飯塚市に譲渡をいたしまして、大牟田ハイツ体育施設については、昨年夏の営業をもって廃止解体をいたしております。
 二ページをお願いいたします。福岡県立福岡勤労青少年文化センター、いわゆるももちパレスでございます。平成十八年四月一日から十九年三月三十一日までの一年間、開館以来管理運営を委託しておりました財団法人福岡県労働福祉公社に管理の指定を行いました。事業の一部を外部に委託することで職員を減らすなど経費節減に努めており、労働関係団体とも連携して自主事業の労働講座を円滑に実施するなど概ね提案内容に沿った運営がなされております。
 なお、ももちパレスの施設のうち体育館については、本年六月二十九日に福岡市に譲渡をいたしております。また本館及び大ホールについては文化施設ももち文化センターとして生活文化課が所管し、本年の四月から指定管理者株式会社イデオが管理運営を行っておるところでございます。
 次に、福岡県立北九州勤労青少年文化センター、いわゆる北九州パレスでございます。財団法人北九州勤労青少年福祉公社に平成十八年四月一日から二十一年三月三十一日までの三年間、管理を指定しております。今回の事業報告対象期間は当初一年間である十九年三月三十一日まででございます。事務の効率化を行い、職員を削減するなど経費節減に努め、新聞チラシ等による施設利用案内を実施するなど積極的なPRに努めた結果、使用料収入は増加しております。さらに北九州市と連携し、フリーターの増加に対応した就職情報コーナーを設置するなど、概ね提案内容に沿った運営がなされております。
 次に、大濠公園能楽堂でございます。株式会社西日本新聞イベントサービスに平成十八年四月一日から二十一年三月三十一日までの三年間管理を指定しております。当初一年間の管理運営状況でございますが、事業計画の特徴でございました西日本新聞グループの後方支援による能楽等伝統芸能の普及、裾野の拡大は利用者や公演回数の大幅な増加という形で現れてきております。またそれに伴いまして、経営面においても、利用料金収入の増加が認められるなど成果が見え始めております。今後も指定管理者のネットワークを最大限生かした広報活動などにより一層の利用者サービスの向上や経営改善などが期待されるところでございます。
 三ページをお願いいたします。福岡県立あまぎ水の文化村については、財団法人あまぎ水の文化村に平成十八年四月一日から二十一年三月三十一日までの三年間管理を指定しております。当初一年間の管理運営状況でございますが、財団の設置目的を踏まえながら県内の市町村、地元関係団体と連携した事業を実施するなど、施設利用の促進を図っております。また施設運営面においても効果的な基本財産運用やアウトソーシングの活用による経費節減を行い、堅実な経営に努めるなど概ね提案内容に沿った運営がなされております。
 次に、福岡県国際文化情報センター、いわゆるアクロス福岡でございます。財団法人アクロス福岡に平成十八年四月一日から二十三年三月三十一日までの五年間、管理を指定しております。当初一年間の管理運営状況でございますが、指定管理者の指定を機に財団が策定をいたしましたアクロス福岡五カ年計画に沿った各事業の取り組みが着実に成果につながっております。その具体的な成果といたしましては、利用促進・サービス向上の分野では施設利用者数や貸館施設稼働率の増加など、また経営改善の分野では利用料金の増収などに見ることができます。今後もさらなるサービスの向上と経営改善への取り組みが期待できるところでございます。
 最後に福岡県男女共同参画センターあすばるでございますが、これは同じクローバープラザ内にございます福岡県総合福祉センターと福岡県人権啓発情報センターを一体的に財団法人福岡県地域福祉財団に管理を指定しております。指定期間は平成十八年四月一日から二十一年三月三十一日までの三年間でございます。当初一年間の管理運営状況でございますが、障害者や高齢者に対する利用料減免などに配慮しつつ、効果的なPR活動や利用者のニーズにこたえた開館日数の拡大などサービス向上を図った結果、男女共同参画センターの入館者数、利用料金収入はともに前年度実績を上回っております。また管理経費については三施設一体でございまして、人件費の削減や支出の見直しにより経費削減が図られており、指定管理者制度移行について一定の効果があったと見ております。
 以上が生活労働部所管施設の状況でございます。今後とも指定管理者と十分連携をとりながら適切な管理に努めてまいる所存でございます。
---
◯新村雅彦委員長 説明が終わったところでございます。これより質疑に入りたいと思います。どうぞ、どなたからでも。岩元委員。
---
◯岩元一儀委員 調査の点検期間とかありますけれども、こうした中でどんなぺースで具体的には点検を行って、具体的にはどういう風にというか点検のポイントについて、もう一段、具体的にですね、知りたいんです。
---
◯新村雅彦委員長 藤元新産業・技術振興課長。
---
◯藤元新産業・技術振興課長 各施設の指定管理者のほうから事業報告が出されまして、これに基づいてヒアリングあるいは現地に行って、実態調査をさせていただきました。特に指定管理当初に各指定管理者のほうから出しておりました提案内容、これが実際にはどういう結果になったかという点に重点を置いて調査をいたしております。
---
◯岩元一儀委員 どのくらいのペースでやられたですか。
---
◯藤元新産業・技術振興課長 施設の性格によりまして、ペースが違うかと思います。私ども商工部所管の飯塚研究開発センターの場合は産業支援施設でございますので、我々のほうと密接な連携がどうしても必要になります。ですので、ペースといいますか、最低でも月に一遍ぐらいは我々のほう、あるいは向こうから出向きまして、具体的な産業支援のやり方等の打合せなどは頻繁に行っております。
---
◯新村雅彦委員長 城戸生活文化課長。
---
◯城戸生活文化課長 生活労働部の関係につきましては、概ねでございますけれども、各施設とおおよそ月に一回程度協議を持ちながら点検をいたしております。
---
◯岩元一儀委員 それでどれも概ねBからAというようなところの評価がついているわけでございますけれども、数字的に評価、総評としての部分は何パーセントアップだとか、そういうふうに出ているんですが、具体的に、それではもうちょっとわかりにくいというか、もうちょっとというか、わかりにくいところがありまして、それでは移管をされる前とされた後、そして具体的に人件費なり、例えばこの資料を出されている分野の中でどれくらい効果が上がったのか、例えば今までこれだけかかっていた経費がこれだけ少なくなったよと、そういうようなところは、全体でかまわないです、概略。
---
◯城戸生活文化課長 例えば生活文化課所管の三施設、これを例にとらせていただきますと、まずアクロス福岡でございますけれども、利用者数は十七年度七十六万七千人に対して十八年度は七十九万八千人、四%の増でございます。施設の稼働率は十七年度七六・二%に対して、十八年度は七八・八%、プラス三・四%の増でございます。それから利用料金、収入でございますけれども、これは十七年度六億四千九百万円に対して十八年度六億七千百万円、三・四%の増でございます。逆に県の委託料でございますが、これは十七年度三億三千八百万円に対して、十八年度三億一千万円ということで八・一%の減でございます。
 それから大濠公園の能楽堂でございますが、これは利用者数につきましては、十七年度三万八千人に対しまして、十八年度四万三千人、一二%の伸びでございます。公演回数は九十七公演が百十公演で一七%の増。それから施設稼働率はほぼ九一、二%というところで横ばいでございます。収入については、まず自主事業収入として一千五百万円の伸び、それから利用料金収入としては一千八百万円が二千万円ということで一二%の伸びになっております。県の委託料については、ほぼ同額、七百五十万円と七百六十万円ということで、これについては十八年度のほうが十万円ほど増えておるわけでございますが、これは近年の利用者の漸減ということを考慮して、十万円ほど増やしておるものでございます。
 以上のようなことでございまして、一定の効果といいますか、はみられるというふうに考えております。
---
◯岩元一儀委員 今後もこういう報告をされると思うんですけども、そういうようなところの資料も何らかの形でつけていただくと、もっとわかりやすいし、という要望をしておきたいと思います。
 それと、これは民間企業には、財団ですから、これは民間企業か知りませんけれども、例えば大濠公園の能楽堂、これなんかには県のOBというのが何というか、出ていらっしゃるとか、そういったようなところは、西日本新聞イベントですか、こういったものには県のOBが入っておられるということはあるんですか。
---
◯城戸生活文化課長 ございません。
---
◯岩元一儀委員 やっぱり民間委託ないしはこういう独立という形の中で公正にやっぱりそういうものが評価ではなくて、選別が行われて、そして効率的にやっていくということが大事で、そこがこの目的だろうと思うんですが、同時にサービス面が利用者側が本当にどうなのかといったところがあると思いますね。その利用者に対するアンケートだとか、そういったものはされているんでしょうか。
---
◯城戸生活文化課長 各施設指定管理者において、アンケート等の調査を行っておりまして、概略でございますけれども、利用者の声を聞きますと、対応がきめこまかくなったでありますとか、例えばホームページで空き室の状況がつかめるようになった、あるいはホームページ上で予約ができるようになった、そういった声が寄せられておりますので、一定の効果はあったのではないかというふうに評価をしております。
---
◯岩元一儀委員 最後に、BからAに、これはやっぱりどんどんとサービスを向上させるというか、評価を上げていくように頑張って指導していただきたいということを要望して終わります。
---
◯新村雅彦委員長 そのほかございますか。
    〔「なし」という者がある〕
---
◯新村雅彦委員長 よろしいですか。それではほかにないようですので、以上で所管の事務調査を終わりたいと思います。
 次に、その他として何かございますでしょうか。
    〔「なし」という者がある〕
---
◯新村雅彦委員長 特にないようですので、次に進みたいと思います。
 次に「閉会中の調査事項について」でありますけれども、お手元に配付をいたしております「閉会中の調査事項(案)」のとおり閉会中もなお調査を継続することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
    〔「なし」という者がある〕
---
◯新村雅彦委員長 御異議ありませんので、そのように決定して、所定の手続きをとることといたします。
 次に、今後の委員会活動につきまして、でありますけれども、冒頭御挨拶いたしましたように委員各位の意向等を勘案しながら、正副委員長に御一任を願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
    〔「はい」という者がある〕
---
◯新村雅彦委員長 ありがとうございます。御異議ありませんので、そのように進めてまいりたいと思います。
 それでは、詳細につきましては、後は事務局より連絡をさせますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 最後に、会議録署名委員の指名をいたします。武藤英治委員、新開昌彦委員、お二人を指名をいたします。よろしくお願いをいたします。
 以上で、当委員会の議事はすべて終了でございます。終始熱心に御審議いただきまして、委員各位、執行部の皆さま方にお礼を申し上げて、閉会をしたいと思います。ありがとうございました。
   午 前 十 一 時 二 十 五 分 閉 会