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平成18年 商工生活労働委員会 本文




2006.08.08 : 平成18年 商工生活労働委員会 本文


   平成十八年八月八日(火曜日)
   午 前 十 一 時 十 一 分 開 会
◯吉村敏男委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから商工生活労働委員会を開会いたします。
 本日の議題はお手元に配付のとおりであります。御確認願います。
 それでは、これより本日の議事を行います。
 まず、「地場産業ブランド戦略の推進について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。城商業・地域経済課長。
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◯城商業・地域経済課長 地場産業ブランド戦略の推進について、御報告申し上げます。まず、お手元に「グラフふくおか」を配付させていただいておりますので、その四ページから九ページに、本日の議題でございます、FUKUOKAブランドの特集記事を掲載しておりますので、あわせて御参照いただきながら、ブランド推進のイメージをつかんでいただけたらというふうに思っております。大まか三つのブランド化の取り組みを掲載させていただいております。
 それでは、委員会資料に基づきまして、御説明をいたします。委員会資料の一ページをごらんいただきたいと思います。本県では、地場産業の振興施策として、高い技術力を有し、チャレンジ精神あふれる、やる気のある地場中小企業が行いますブランド化に向けた取り組みを集中的に支援いたしておりまして、産地の他の産業企業を牽引する、いわばフロントランナー企業の形成を促進する取り組みを行っているところでございます。ここで言うブランド化の取り組みとしましては、地域の企業がその特性を生かし、そこで生産される製品の価値や魅力を、さらに高めることによりまして、海外市場でも通用する高い評価の確立を目指すこととしております。
 次に、個々の産地の取り組みの状況について御報告いたします。まず、博多織でございます。「HAKATA JAPAN」と銘打った博多織のブランドを支援しております。新商品では、これまでハンドバッグや小物入れなどの服飾品を開発してまいりましたが、今後ブラウス、ドレスなどのアパレル分野などへの進出も考えております。販路拡大では、シーホークホテル内に専門店を開設しておりまして、また、有名百貨店などとの取引も積極的に開拓いたしております。また、現在JR九州にも働きかけを行っております。具体的には九州新幹線の座席、客席シートなどへの活用について協議をいたしているところでございます。海外市場につきましては、これまでのニューヨークや上海での展示会出展に引き続きまして、今年度は欧州においての出展が予定されているところでございます。今後その評価を受けて、国内での認知度をさらに高めてまいりたいと考えております。同時に、人材育成の面でも、その取り組みを促進させております。現在この業界の、いわゆる職人は、そのほとんどが六十歳以上で、博多織の後継者が懸念されていることから、ことしの四月より博多織ディベロップメント・カレッジを設立したところでございます。職人養成の学校を設立したところでございます。ここでは伝統技術の承継とブランド化事業の中核となる博多織の技術者など、今後十年間で約百名を育成していくことにしているところでございます。
 続いて、二ページをごらんいただきたいと思います。久留米絣の取り組みでございます。これまで紫外線カットの婦人用日傘などのヒット商品はございましたけれども、現在ブランド化事業では織り元十三社が協力いたしまして、若者向けカジュアル着、絣織りを活用したニットなどを開発しております。また、従来の絣着物の分野におきましても、有名デザイナーのプロデュースのもとに、黒い縞柄のファッション性豊かな仕事着、作務衣と言っておりますけれども、作務衣として生まれ変わらせております。これらは東京青山のブティックやインターナショナル・ファッションフェアでの展示で、かなりの評価を博したところでございますけれども、特にこの二月のフランスのプレタポルテ・パリ出展では、外国人の来場者の方たちに絣の染と織りが非常に珍重されまして、商談の交渉も進みつつあり、一部は商談成立も獲得できたということを聞いております。
 次に、大川家具でございます。大川家具でございますけれども、新ブランド商品の開発やその販路拡大とともに、大川インテリア塾により、人材の育成にも力を入れているところでございます。麦焼酎いいちこの総合プロデューサーで有名な久留米市出身の河北秀也氏の指導のもとに、塾生たちは産地の将来を担う経営者や技術者の卵としてスキルアップが図られております。支援するブランドといたしましては、有名インテリアデザイナーとともに、九州大学芸術工学院と緊密に連携いたしまして、都市型生活者の高級家具として開発したSAJICAを一押しに、ブランド化を推進しているところでございます。SAJICAにつきましては、資料にも掲載しておりますとおり、「世界に満足してもらえる日本の創造的な物」の頭文字、S、A、J、I、C、Aをとりまして、SAJICA(サジカ)と命名されております。
 三ページをお願いいたします。販路開拓の取り組みといたしましては、SAJICA製品について、現在東京三鷹に専門のアンテナショップを設置いたしまして、大消費地東京での反応と消費動向などの調査を兼ねて運営されているところでございます。また、最近では当ショップの販売促進の展開によりまして、国内百貨店で売上げ最大を誇る新宿伊勢丹での取引が予定されているところでございます。他方、大学との交流も進んでおりまして、さきに述べました九州大学のみならず、東京芸術大学との連携によりまして、同大学の講師らがデザインしたものが、大川の家具会社によりまして製品化されるという実務的な共同製作も見られております。そのほか欧州の家具業界での高い評価を得まして、それが国内需要に還元されることを目指しております。このためパリの有名展示会メゾン・エ・オブジェへの出展が予定されているところでございます。
 このような県内地場産業のブランド化の流れを受けまして、他の産地でもブランド化による活性化を図ろうという動きが芽生えております。小石原では、全国での知名度が低い現状を打破しようと、特に若手職員が中心となりまして、日本の食文化を表現する器としてのブランド小石原の販路拡大を企画しておりますし、イグサ製品の分野では、環境に優しい自然素材を売りに、高付加価値製品の開発等、新しい流通ルートによる販路拡大などを検討しております。また、城島瓦も素材を生かし、環境に優しい土木建設材部門や工芸部門への進出が考えられております。
 このように、本県では特徴ある地域資源を最大限活用することによりまして、それぞれの地域ブランドの確立を目指すために、地場産業の意欲ある積極的な動きを強力に支援しているところでございます。いずれの地場産品につきましても、本県の工業技術センター、大川にありますインテリア研究所、筑紫野市にあります化学繊維研究所と連携を図りながら、積極的に技術的サポートを行っております。また、国の方からも本年度JAPANブランド育成支援事業の補助事業に採択されまして、県とともに資金的な支援がなされているところでございます。
 最後になりましたが、御報告いたしました県産品以外にも、現在ブランド化のための戦略的な計画づくりを進めようとする動きも見られます。このため、県といたしましても、今後とも売れる地場産品づくりを目指して、意欲ある地場中小企業のブランド化への積極的な取り組みに対しまして、支援してまいりたいと考えております。
 以上、地場産業のブランド戦略の推進について御報告いたします。よろしくお願いいたします。
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◯吉村敏男委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。井上委員。
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◯井上幸春委員 お聞きしますけれども、大変すばらしいことだと思うんですけれどもね、例えばニューヨークとか上海、フランスなんかで展示会をやっているみたいですけれども、これはどういう方法でやっているのか。
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◯吉村敏男委員長 城商業・地域経済課長。
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◯城商業・地域経済課長 一つはJETROあたりとタイアップして、有名展示会というのが、特に欧州の方ではかなり有名な展示会が行われておりますので、JETROあたりと協力しながら、その出展を計画し、出展をしているところでございます。
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◯井上幸春委員 そういう場合は、これをつくった人が行くんですか、それとも県の方でやるんですか。
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◯城商業・地域経済課長 あくまでも、私どもはサポートする立場でございます。いろんな、こういう戦略的な計画とかですね、そういった部分には携わっておりますけれども、実際つくっている人たちがそちらの方に参ります。
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◯井上幸春委員 もうパリでは展示を、これは計画ですか、したんですか。
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◯城商業・地域経済課長 久留米絣がパリで実際やっております。他の産地につきましては、今後欧州に向けての出展を計画しているというところでございます。
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◯井上幸春委員 ドイツに、福岡県の駐在員がいますよね。そことはどういう連絡をしているんでしょうか。
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◯城商業・地域経済課長 ドイツの駐在員につきましては、博多織の今後の展開を考える上で、いわゆるマーケティングも含めて、今情報交換をやっておりますので、今後駐在員につきましても、積極的に勧誘していただきたいというふうに考えております。
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◯井上幸春委員 せっかく駐在員が、今ドイツと中国の上海、ソウル、ニューヨーク、サンフランシスコ、五カ所ですかね。その五カ所にいる人たちがどういう動きをしているのかなあ、まあ、一生懸命頑張っていると思うんだけどね、この前も、前田議員がレポートを言われてたけれども、その辺が見えないんだよね、我々は。一生懸命やってくれてると思いますよ。そこら辺、もうちょっと、こういう、せっかくいいものをつくっているんだから、駐在員の皆さんにうまくPRしてもらうとか、そういうことはどういう方法でやっているのかなあと思っているんですけれども、ちょっと教えてください。
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◯城商業・地域経済課長 このブランド化事業につきましては、当初十六年から始まった事業でございまして、今戦略をつくりながら、具体的な動きを進めている段階でございます。今後必要に応じて、駐在員とは十分に連携をとりながら、私どもとしてはやっていきたいと。特に情報を取るということが、非常に必要でございますので、そういった意味では、今後さらに活用していきたいというふうに考えております。
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◯井上幸春委員 今度九月一日から、たしかパリで国際見本市があるんですが、知ってましたか。
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◯城商業・地域経済課長 知っておりません。
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◯井上幸春委員 その辺、せっかくいいものをつくっているんだから、もうちょっと現地といろいろと、どういう、そういうものがあるか調べておかないと、ここで幾らいいものを、こういうふうにやると言ってもですよ、現実的にはそういうものが開かれようとしているわけだから、やっぱり地元の城課長あたりが知っておかないとね、やっぱり世界にPRできないんじゃないかなと思って、ぜひその辺の連携を、ちょっと金納課長から、その辺を聞きたいんですけれども。
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◯吉村敏男委員長 金納課長、補足してください。金納国際経済観光課長。
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◯金納国際経済観光課長 今、井上委員の方からお話がありましたように、こういった地場産品を海外で展開する場合、やはり効果的な戦略が必要かと思っております。そのためにも、今現在五カ所に配置しております海外駐在員、これを積極的に活用するということが大事だと思っております。そのことから、城課長のところとも連携を図って、また、かつそれぞれの地域駐在員との情報を密にしまして、より効果的な事業が展開できるようにやっていきたいというふうに考えております。
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◯井上幸春委員 前、よくミッションで行ってたじゃないですか、いろんな。最近そういうものも、我々議員にも案内もないけれども、最近そういうのはやっているんですかね。
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◯金納国際経済観光課長 従前は、そういった委員の先生方も一緒のミッションということがあったように聞いております。最近では、ミッションにつきましては、どちらかと言いますと、アジアを中心にやっておりまして、そういった積極的な先生方の御参加も、決して否定しているわけじゃございませんので、参加いただければ、一緒にやっていきたいというふうに思っています。
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◯井上幸春委員 はい、わかりました。とにかくPRをよくやってください。以上です。
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◯吉村敏男委員長 ほかにありませんか。武藤委員。
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◯武藤英治委員 それぞれパリでやろうというのが、取り組みが出てますよね。ですから、単独で取り組むのがいいのか、福岡ブランドとして、博多織も久留米絣も大川家具もセットで、福岡ゾーンをつくるような取り組みがいいのか。博多織に興味を持って見に来て、久留米絣もいいものだなあと認識をされるとか、そういう相乗の効果もあろうかと思いますが、その辺はどのようにお考えですか。
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◯吉村敏男委員長 城商業・地域経済課長。
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◯城商業・地域経済課長 一つは、先生の御指摘のとおりだと思います。そういった意味で、相乗効果をねらうということは、今後私ども考えていかなければいけないと。ただ、今回ちょっと御報告しましたのが、いわゆるスタート時点が、若干ずれているということもございますし、各産地での取り組みの、今後の戦略という部分での若干の時間的差がございますので、今後、今年度、来年度といいましょうか、そういった部分では連携というものも、一つの視点に置いて、今後進めてまいりたいと。非常に貴重な御指摘ありがとうございます。
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◯武藤英治委員 さらに、福岡だけじゃなくて、九州とかいう、もっと幅を広げて取り組んでもいいと思います。そのようなことも、ぜひあわせ、検討していただきたいと要望しておきます。
 さらに、伝統工芸で、福岡県に人間国宝の方がいらっしゃるかどうか、御存じですか。
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◯城商業・地域経済課長 いらっしゃるというのは知ってますけれども、何名いらっしゃるかについては、ちょっと数字は把握しておりません。
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◯武藤英治委員 一名なんですよ。博多織なんですよ。博多織のカレッジの校長を務めてある方です。私、個人的に大変親しくして、外国に行くときなんか、お土産で持っていったり、直接購入しているんですけれどもね。東京の国立博物館には展示したいからというオーダーがあって、しているんですよ。私は、九州全体に何人いらっしゃるか、もう聞かんことにしましょう、御存じないと思うからね。佐賀にいらっしゃる、沖縄にいらっしゃると、あるわけですが、九州国立博物館に、あれだけの来場者がいらっしゃるんですよ。人間国宝なんですよ、日本が誇る。ところが、全く展示されてないんですよね。これは所管外の話になることはわかって、尋ねておりますが、地場産業のステータスをアップするためには、あれだけの方が見える国立博物館に、九州国立博物館ですから、九州の人間国宝の作品のコーナーみたいなものを常設するような、県外から、九州外から、修学旅行でと、そういう来場者が、九州にはこんなすばらしいものがあるんだなあと。そこで品物は買えなくても、じゃあ、どこかで探してみようかと、そういう展開になれば、福岡の地場産業のブランドも、さらに価値が高まるんじゃないかと、そう思います。ですから、教育委員会の方とでも調整をしていただいて、国立博物館の中に、人間国宝が福岡にいらっしゃるんですから、二年前かな、指定されましたのは。非常に高いものではありますけれどもね、博多献上帯が百十万かな、展示するなら七十七万とおっしゃってました。そんなものを、ぜひ商工部という枠を越えて、そういうPRというか、そんな努力も、ぜひしていただきたいなと、それだけの評価があるわけですから、そんなことを要望しておきたいと思います。以上です。
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◯吉村敏男委員長 要望でよろしいですか。
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◯武藤英治委員 はい。
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◯吉村敏男委員長 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯吉村敏男委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
 次に、「子育て応援宣言企業登録制度の進捗状況について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。家守新雇用開発課長。
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◯家守新雇用開発課長 それでは、お手元に配付しております、子育て応援宣言企業登録制度の進捗状況について、御説明いたします。
 この制度、三年前に始めておりますけれども、制度の趣旨を、まず御説明いたしますと、育児介護休業法を初めとして、いろんな法的な、制度的な仕組みは、整備が進みつつあるんですけれども、実際には女性の七割が、出産を機に離職するという現状がございます。その主な理由は、育休が取れる雰囲気ではないとか、あるいは周囲に迷惑がかかるといったような、職場環境に問題があるというのが、県が行いました就業実態調査でも明らかになっているところです。この状況を改善するためには、やはり、経営のトップの方の理解、協力が不可欠ではないかということで、経営者の方に子育て応援の宣言をしてもらって、それを県が積極的にPRすると、そういう子育てに積極的な企業ですというようなPRをするというような取り組みでございます。
 二番目、現在の企業数三百四十四、これは八月三日現在ですけれども、三百を突破したところなんですが、先ほどちょっと言いましたが、十五年から始めておりまして、最初の百社突破に二年間を要しております。なかなか認知度が高まってこなかったということもあるんですけれども、十七年、それから十八年に入りまして、二百社突破までに六カ月、それから、次の三百社に四カ月ということで、だんだん加速度的にふえてきておりまして、だんだん周知が広まっているのではないかと。これは既に宣言された企業が、お取引のある企業に、そういう制度があるというような紹介をしていただいたり、あるいは中小企業団体中央会を初めとして、いろんな商工関係団体の協力を得るというようなことで、だんだん広がってまいりました。
 今までのところの宣言企業は、そこにちょっと書いてございますが、やはり中小企業が中心でございまして、約七割ということで、これは経営トップの方に宣言してもらうということで、やはり、大企業よりかは中小企業の方を中心に動いてたということもあって七割と。大企業は一割以下なんですけれども、今後は大企業に対する取り組みも強めていこうと考えております。
 それから、業種的には、やはり女性の管理職の登用が進んでいる業種の割合が高いと、これはある意味当然のことなんですけれども、女性の基幹人材が要るような業種というのが、やはり宣言される企業に多いということでございます。
 それから、宣言内容、これは複数宣言してもらって構わないんですけれども、やはり、これは従業員の方の要望も多いんですけれども、勤務時間の短縮とか、あるいはフレックスタイム制の導入とか、そういう勤務時間の弾力化というような宣言が多くなっております。これが大体四割ぐらい占めておりまして、意外に多いのは、一たん退職した従業員をもとの会社に再就職するということで、そういった再雇用制度を導入するという企業が四分の一ぐらいございまして、かなり多いのではないかと考えております。
 宣言した企業のいろんな新しい動きがありまして、二百社を突破したときに、十八年の三月でございますけれども、宣言企業同士のネットワーク会議というようなものを創設いたしました。その中で、宣言した企業同士で、いろいろサービスをしようじゃないかというような動きがあらわれておりまして、具体的には、そこに書いてございますが、商工中金の子育て応援企業に対する低利融資、これは低利と言いましても、通常の融資に比べまして〇・一%優遇するというようなことなんですけれども、そういう優遇融資、それから、西鉄がやっております保育園の保育料の割引、これは宣言企業が法人契約していただければ、そこの従業員の方が来られた場合には割引しますよと。それから、インターネットの自宅学習をする会社も宣言していただいてまして、宣言企業の従業員のお子さんが、そういう家庭学習のインターネット教材を使用する場合には割り引くとか、そういうような、宣言企業間同士のいろんな新たな動きも出ております。
 三番目でございますけれども、今目標といたしましては、十九年度末までに千社の登録を目指すということを目標に掲げております。
 二枚目、参考までにつけておりますけれども、今まで宣言していただいた企業からの具体的な声ということで、幾つか挙げさせていただいております。一つは、やはり人材の流出防止に効果があったと。それから、企業イメージが高まったということもあって、採用の応募者がふえたとか、それから、子育て中の従業員の時間管理というのが、結果としては周囲にもいい影響を及ぼした、集中力を高めることになった等々でございます。
 それから、二番目に、これは六月に厚生労働省の研究会の報告があったんでございますけれども、仕事と家庭の両立支援、それから、職員の能力開発とか、あるいは長期雇用の維持とか、そういった人材育成を重視する企業ほど、以下書いてございます四つの点でメリットといいますか、効果があるということで、一つは人材確保に効果がある。それから、二つは、従業員の定着も進む。それから、従業員のモチベーションも高いと、これは経営者の方がそういうふうに評価しているということですけれども。それから、最後に、企業業績とも相関関係があって、両立支援と人材育成に積極的な企業ほど、好業績の割合が高いというような研究会の報告もございまして、今後こうしたことを企業にもPRしていく必要があると考えております。
 説明は以上でございます。
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◯吉村敏男委員長 説明は終わりました。
 これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯吉村敏男委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
 次に、その他としまして、何かございませんか。井上委員。
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◯井上幸春委員 自動車産業の関係です。きのう、北九州で自動車生産百五十万云々とか、何かありましたよね。委員長も行かれましたか。
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◯吉村敏男委員長 行きました。
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◯井上幸春委員 私も行ったんですけれども、非常にいい会だったかなあと思っているんですけれども、どういう人たちを対象に案内を出されたか、教えてください。
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◯吉村敏男委員長 今村自動車産業振興室長。
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◯今村自動車産業振興室長 今回のフォーラムの開催に当たりましては、まず、地元の企業さん方、それは、まず主体となりますのは、百万台推進会議のメンバーになっておられる方々がいらっしゃいますので、その企業さんに御案内しております。それと、県の外郭団体、中小企業振興センター、今回の参入促進会の主宰をしていただいておりますけれども、そちらの会員企業の皆様、それとか、地元の市町村、商工会議所等々、幅広く御案内を差し上げております。
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◯井上幸春委員 きのうはどのくらいの方が出席されてたんでしょうか。
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◯今村自動車産業振興室長 約七百名ほど出席いただいております。
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◯井上幸春委員 きのう行って、久しぶりにこんなにまじめというか、皆さんが熱気にあふれ、話を真剣に聞いている会議というのを、福岡に来て初めて見たのかなあという気がしたんですけれども、それぐらい、きのうは会場は多かったですよね。私は田舎に住んでいるから、ああいうのを余り見たことないんですけれども。本当にいい会議だったと思うんですけれども、ただ、議員はどの辺まで案内を出したのかなあと思っているんですけれども。
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◯今村自動車産業振興室長 私どもの方で御案内を差し上げましたのは、当商工生活労働委員会の委員さんの方に御案内を差し上げました。
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◯井上幸春委員 委員長の顔は、僕は見えたんですけどね、ほかの方はちょっとわからなかったんですけれども、やはり、ああいういい会議を、議員全員に、出席は別としても、なかなかああいう話を聞けないところがあるじゃないですか。その辺もうちょっと配慮していただいて、やっぱり出してもらったら、ああ、こんなに自動車産業にみんなが関心を持って、企業誘致に真剣に取り組んでいるのかなあということがわかるんじゃないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
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◯今村自動車産業振興室長 今回、私どもの方で、この委員会の先生方にだけということで御案内差し上げました。井上先生御指摘のとおり、もう少し幅広く、今後御案内を差し上げるようにいたしたいと思います。
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◯井上幸春委員 本当に会議の内容が、私も聞いていまして、すばらしいものだなあというふうに思ってました。やはり、ほかの議員の先生方にも聞いてもらいたいなあと思いましたので、あえて質問しました。今後ともよろしくお願いいたします。以上です。
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◯吉村敏男委員長 ほかにありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者がある〕
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◯吉村敏男委員長 ほかにないようですので、次に進みます。
 次に、今後の委員会活動についてでありますが、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
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◯吉村敏男委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
 なお、次回委員会を九月十一日(月曜日)に、管内視察を同日から翌十二日(火曜日)までの日程で予定しております。
 詳細につきましては、事務局より連絡させますので、よろしくお願いいたします。
 最後に、会議録署名委員を指名いたします。
 井上幸春委員、前田宏三委員、お二人を指名いたします。よろしくお願いいたします。
 以上で、本日の議事はすべて終了いたしました。
 これをもちまして、商工生活労働委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
   午 前 十 一 時 四 十 三 分 閉 会