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高知県 香南市

平成18年第2回定例会(第1日) 本文




2006年06月05日:平成18年第2回定例会(第1日) 本文

          (午前10時31分 開会)

◯議長(野崎昌男君) ただ今の出席議員は26人です。定足数に達していますので、これから平成18年第2回香南市議会定例会を開会します。
 これより日程に入りますが、その前に平成18年第2回香南市議会定例会開会にあたり一言ご挨拶を申しあげます。
 先の臨時会は一回やったわけでございますが、定例会は初めてでございます。また、今回から市議会ということでございまして、委員会主義ということになりました。戸惑う面もたくさんあろうかと思いますが、執行部ともども私たちも一生懸命がんばりながら、政策論争を展開しながらがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 議事日程はお手元にお配りしたとおりです。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は会議規則の定めたところにより、今期定例会を通じて5番、野村正夫君、6番、真辺慶一君、7番、森本恵子君を指名します。
 日程第2、会期の決定についてを議題とします。本件については5月26日の議会運営委員会で協議をいただいていますので、委員長から報告を求めます。議会運営委員長、真辺慶一君。


◯6番(真辺慶一君) 皆さん、おはようございます。議会運営委員会の協議結果を報告いたします。
 平成18年第2回香南市議会定例会について、議会運営委員会で協議した結果は次のとおりです。
 1、定例会の会期及び会議、委員会の審議について。(1)会期は6月5日、本日から6月24日土曜日までの20日間といたします。なお、会議の都合により、繰り上げての閉会と、会期の延長を必要とする場合には議長に一任いたします。会議は裏面予定表のとおりです。
 3、追加案件については、最終日に従来通り委員会の付託を省略して本会議方式で議題といたします。
 (4)、委員会の審査は、次のとおりです。1)連合審査会。会期12日目の本義会終了後、議場で行います。総務常任委員会。会期15日目、議場で行います。3)産業建設常任委員会。会期16日目の午前9時より議場で行います。4)教育民生常任委員会。会期16日目の午後2時より議場で行います。
 2、一般質問の通告書の提出期限は6月7日水曜日の午後5時までです。
 3、提出のあった意見書案等については、日程の最後に従来どおり追加案件として審議採決をいたします。
 以上でございます。


◯議長(野崎昌男君) 委員長の報告が終わりました。
 お諮りします。今期定例会の会期は、委員長報告のとおり本日から6月24日までの20日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。
 [「異議なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 異議なしと認めます。よって会期は、本日から6月24日までの20日間と決定しました。なお、会期中の会議の予定につきましては、先ほど議会運営委員長からも報告がありましたが、お手元にお配りしておりますので予定表のとおりです。
 日程第3、諸般の報告を行います。
 始めに議長の報告をします。地方自治法第204条の3第2項の規定により、香南市土地開発公社の平成17年度事業及び決算報告書並びに平成18年度予算及び事業計画書、同じく財団法人香我美町開発公社と財団法人野市町開発公社の平成17年度事業及び決算報告書並びに平成18年度予算及び事業計画書等の提出がありましたが、お手元にお配りしております報告書のとおりです。
 その他の報告事項につきましてはお配りしました議長報告書のとおりです。
 日程第4、報告第1号、予算の繰越明許費繰越決算書の報告についてから日程第39、議案第26号、高知中央広域市町村圏事務組合規約の一部変更についてまで、以上36件を一括議題とします。
 行政の報告並びに提案理由の説明を求めます。仙頭市長。


◯市長(仙頭義寛君) みなさん、おはようございます。
 本日、平成18年第2回香南市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様には何かとご多用のところご出席いただき、開会の運びとなりましたことに対し厚くお礼を申し上げます。この度、多くの市民の皆様から温かいご支援を賜り、香南市長に就任させていただきました。新市に寄せる市民の期待も大きく、その責任の重さを痛感致しております。議会議員の皆様をはじめ市民の皆様の益々のご支援とご協力を改めてお願い申し上げます。
 さて、香南市が誕生し早3カ月が経過いたしました。市役所内の合併時の混乱もようやく落ち着き、事務体制も整いつつあり、いよいよ香南市としての真価が問われてまいります。特に本市は、人口増が見込まれている県下でも有数の自治体として注目され、また、陸・海・空の交通アクセス面においても優れていることなどから、今後発展の可能性の高い地域として期待されているところでございます。香南市は山、川、海の豊かな自然に恵まれ、旧5町村それぞれにすばらしい伝統と文化が育くまれてきました。今後はこうした特性を活かしながら、安全で安心なまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 私自身、香南市長を目指すなかで、先ず現地を知らなくてはと海岸部から山間部まで、市内全域を巡るなかで様々な行政課題も見えてまいりました。例えば、海岸部の砂浜の減少、特に、岸本一寿司会館前から夜須観光センターまでの間でございます。高波による岸本海岸の越波の状況、夜須市街部の大雨時の排水対策としての夜須川の改修問題、海岸部における津波対策として避難場所・避難経路の整備、山間部における防災対策面での県道、市道の整備など重要な課題が山積しております。
 また、日々の市民生活においては、ゼロ歳児保育の全市への拡大、幼稚園預かり時間の延長、中山間地域における農業振興策、若者が地域に定着できる企業誘致や情報化に向けてのインフラ整備、基幹産業であります農林水産業の振興などの声もあがってきております。
 今回、私は香南市長選挙の立候補にあたり、次の7つのビジョンを掲げてきました。一つ、環境と調和のとれたまちづくり。香南5町村の合併効果を十分生かすため、国の全国都市再生モデル事業により策定したエコ・テーマパークタウン香南まちづくり構想を基本に自然エネルギーを取り入れた人を主役としたまちづくりの推進。
 1つとして、産業の振興と活力のあるまちづくりの推進。市の基幹産業である農林水産業の振興。若者定住等企業誘致に向けた施策の推進。
 3つとして、福祉の充実と人に優しいまちづくりの推進。少子高齢化社会を迎え、子育て支援策の充実や高齢者生きがい対策の実施。
 4つとして、災害に強いまちづくりの推進。南海地震等災害防止に向け、公共施設や住民組織の整備の充実の促進。
 5つとして、創造性豊かな人材の育成。生涯学習を柱にまちづくりは人づくりの観点に立ち人材育成の推進。
 6つとして、教育・文化・スポーツの振興。基礎学力の向上策や学習環境の整備により学力の向上に努める。文化財の保護や地域の伝統文化の伝承に努める。生涯スポーツの推進を柱にスポーツの振興を図る。
 7つとして、道路網の整備。旧5町村を結ぶ幹線道路の整備を中心に、県道、市道の改良に努める。また、高規格道路南国安芸線の早期完成に向けて取り組む。以上の項目を重点に市政を進めて参りたいと考えております。
 また、香南市は誕生したばかりで、市民の皆様のつながりも旧町村の意識が強く、香南市民としての一体感も今後の市政にかかっており、連帯意識の醸成が極めて大切なものであると考えております。旧町村のそれぞれの特性を生かしながら進めて参りたいと思います。
 この度、財政危機を迎え5町村がそれぞれ合併という選択をいたしましたが、申すまでもなく合併は目的ではなく手段であり、いかにこれから合併効果を発揮できるかにあります。香南市の一般会計当初予算では、約13億6、000万円の基金を取り崩した予算となり、極めて厳しい予算となっております。これには合併効果は勿論表れず、旧町村の継続事業等を引き継いだ結果であります。
 地方分権化や国の財政改革に伴い、今後益々地方財政は厳しくなるものと予想されることから、本市においては、先ずは行財政改革が最も重要な課題であると考えます。特にハード面においても消防庁舎・本庁舎の増改築、防災行政無線の新設更新、ケーブルテレビの光ケーブル化など大型事業が山積しており、事業の絞り込みや実施時期の検討が必要と考えております。
 次に、香南市の事務事業の状況につきましてご報告申し上げます。
 まず最初に、香南市振興計画の策定について申し上げます。香南市振興計画につきましては、合併協議会で策定された「香南5町村まちづくり計画」(建設計画)が、合併後10年間に取り組むべき新たなまちづくりのための指針であることから、この計画を振興計画の基本とし、新たな行政課題や市民の意見を取り入れて策定したいと考えております。また、振興計画の内容を協議する審議委員は、市議会議員、教育委員、農業委員からの選出をお願いしておりますとともに、協働のまちづくりに向けて市民の声が反映できますように、公募による委員もお願いしたいと考えております。なお、審議会での調査、検討の他、素案と中間報告の段階で、広報紙やホームページを活用して公表し、市民の皆様のご意見をお聞きしたいと考えておりまして、平成19年3月までには、香南市振興計画を策定したいと考えております。
 陸上自衛隊新高知駐屯地について申し上げます。本駐屯地に関しましては、平成21年度末の開設を目標としておりまして本年度より本格的に工事が開始されます。工事内容といたしまして第1期造成工事、調整池工事、のり面工事の3工事が平成18年3月から平成20年3月までの工期で発注されておりまして、現在、造成工事は起工測量の段階でありその後立木の伐採に入る予定となっております。調整池は擁壁周辺の試験掘り、掘削等を行っております。また、のり面工事につきましては造成工事との事業調整から現在準備中であります。また、アクセス道路としての県道奥西川岸本線改良工事も県の協力によりまして、暫定ではありますが本年度末には香我美町稗地三叉路から新駐屯地間は改良済みになる予定と聞いております。さらに、隊員官舎用地の取得も平成18年度に計画されており、それに伴う市道久保田線の付け替え工事が必要となることから、早期の開通を目指し測量設計委託業務を発注を予定しております。
 南海地震に対する取り組みについて申し上げます。南海地震の強い揺れに備えるために実施しております木造住宅耐震診断事業は、昨年度86戸の申し込みがありましたが、平成16年度と比較すると半数程度の申し込み状況となっております。前年度を下回った主な原因としましては、地震に対する意識の低さに併せて、耐震診断後の耐震改修工事の費用に対する不安や耐震診断を受けなくても改修工事が必要であると認識していることなどが考えられます。本年度は、募集戸数を100戸予定しておりますので、揺れによる建物及び人的被害を少しでも軽減するためにもこの制度を活用していただきたいと思っております。耐震診断後の改修工事につきましては、県が昨年度から制度化いたしました木造住宅耐震改修助成制度を取り入れまして、昨年度事業として10戸実施しており、本年度も募集戸数を10戸予定しております。この制度は、耐震診断の結果として、総合評点が0.7以下で倒壊の恐れのある住宅を補強工事によって1.0以上の安全な住宅にするための工事費に対し、上限60万円の助成を行うものです。また、地震発生時における死傷者の軽減を図るために、高齢者や障害のある方で市県民税所得割が非課税の世帯を対象に、家具の転倒防止対策としての金具等の取付作業に係る費用に対して助成することとしております。この事業を推進することによりまして家具転倒防止対策の啓蒙、啓発につなげたいと考えております。それぞれの募集時期につきましては、耐震診断と耐震改修が7月頃から、家具転倒防止金具取付事業は8月頃を予定しております。詳細については広報紙やケーブルテレビなどでお知らせしたいと考えております。
 一方、現在の自主防災組織の設立状況は、57組織で、組織率は43パーセントとなっております。これまでの様々な災害の経験からも地域住民の横のつながりが重要であり、自主防災組織は地域の重要な防災力として必要不可欠であります。地域住民の相互扶助による連帯意識の醸成の場として、その育成や活性化への取り組みとして、本年度は5組織の設立を予定しております。また、津波浸水が予想される夜須町南部地域の避難場所の一つとして、本年度に夜須中央公民館に外付け階段の設置及び屋上の強度補強工事などにより津波避難ビルとして整備する計画です。この整備工事によりまして避難距離が近くなり、密集住宅地を通ることなく避難することが可能となります。自主防災活動や防災意識の高揚を図ることを目的に、防災訓練を9月に実施する計画をしております。内容としましては、津波や家屋倒壊からの避難訓練や自主防災組織による倒壊家屋からの救出訓練などを予定しておりますので、地域住民の方々の参加をお願いいたします。
 障害者の自立支援事業について申し上げます。障害者自立支援法が今年の4月から施行され、これまでは、身体障害者、知的障害者、精神障害者の皆様の福祉サービスや公費負担医療は、個々の法律に基づいて提供されてきましたが、これからは、障害種別に関わりなく一元的に共通のサービスを提供する仕組みと代わりました。通所や施設に入所して利用する新たな障害者福祉サービスは、今年の10月から概ね5年かけて移行されますが、ホームヘルプなどの訪問系サービス等は10月から開始されます。このため、居宅サービス利用者に対して、サービスの種類や量などを決定するために障害者の心身の状態を総合的に表す障害程度区分が設けられます。この障害程度区分は、全国統一の認定調査を基にした一次判定、医師の意見書、認定調査時特記事項等を踏まえて、当議会の提出議案でもございます香美市と共同設置を予定しております審査会による二次判定で審査判定され、その結果を基に決定されます。障害者自立支援法では、3障害に対する福祉サービスの提供の一元化とともに、利用したサービス量に応じて負担する応益負担となり、原則として定率1割の個人負担が必要となりました。その中で、所得に応じた月額上限額を設けるとともに、いくつかの負担軽減措置が設けられておりますが、障害が重くサービスが多く必要な方など、負担が重くなり、必要なサービスが受けられなくなる恐れが心配されております。このことから、国に対して負担上限額の引き下げなど負担軽減策の充実を要求していくとともに、本市におきましても、個人負担の軽減や社会福祉法人等に対する支援策など、本年度中に策定する障害福祉計画の策定委員会等で可能な施策を検討してまいります。
 障害福祉計画について申し上げます。障害福祉計画は、障害福祉サービス等のニーズに応じたサービスの必要量を的確に見込み、必要な需要を確保するとともに、障害福祉サービスの整備やケアマネージャーなどの人材育成を計画的に進めることを目的に、平成18年度中の策定が障害者自立支援法で定められました。策定にあたりましては、障害者の方々のニーズ等を把握するため、利用したい福祉サービスの内容をはじめ、日常生活や介助の状況、仕事や地域社会、保育、教育などについて、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の受給者約2千人を対象にアンケート調査を実施いたします。また、障害福祉サービス、相談支援、地域生活支援事業などの円滑な事業実施や障害者に関する施策の総合的な検討を行っていただくために、障害者団体関係者、民生・児童委員、社会福祉関係者、医療関係者、市議会議員及び学識経験者等で策定委員会を組織するよう準備を進めております。
 生活保護法の施行事務について申し上げます。香南市発足に伴い、生活保護法の施行事務が県から市福祉事務所に移管されました。香南市の今年4月分の保護状況は、被保護世帯数341世帯、被保護人数452人、保護率13.5パーミルとなっております。県から引き継いだ各ケースの問題点や地域の実情を把握するとともに、業務運営の適正化に向けて実施方針を定め、組織的な取り組みを行い、適正保護を推進してまいります。
 地域包括支援センター及び介護保険新予防給付について申し上げます。平成12年度から始まりました介護保険制度は、5年ごとに制度の見直しが行われます。今回の見直しの特徴としまして、介護予防給付の実施や地域包括支援センターの設置が市町村に義務付けられました。香南市においても平成18年3月から準備をいたしまして4月から市に地域包括支援センターを設置いたしました。この包括支援センターは、新しい認定区分として「要介護状態が軽く、生活機能が改善する可能性の高い人など」の要支援1及び要支援2の区分が設定され、この方たちへの介護予防プラン、高齢者やその家族の方への総合相談業務、権利擁護業務、地域のケアマネージャーへの支援業務などを行うことになります。現在は、7月からの介護予防給付の給付開始に向けてその準備中ですが、これまでの取り組みについて申し上げます。
 本市の介護認定者数は、このままで推移すれば平成18年度は1,657人、平成20年度には1,774人と見込まれております。このうち介護予防給付の受給対象者は、平成18年度で553人、約33パーセントと見込まれ、事業開始に先立ち現在サービス利用者のうち対象者と見込まれた方には、ケアマネージャーの訪問による事業説明をほぼ終了しております。これから6月の認定切れの方から新しい介護認定区分での判定となり、7月から約40人程度の方が介護予防給付の受給対象になると見込まれ、これらの方への介護予防給付事業は、通所リハビリテーション3箇所、通所介護事業所7箇所が実施を予定しています。現在、予防プラン原案の作成を委託する12事業所との契約も完了し、今後は認定結果が出しだい、順次対象者の方を訪問して介護予防プラン作成や事業所とのサービス利用についての調整を行い、サービス利用につなげていきたいと考えております。
 また、各地区民生委員協議会やJAのボランティア団体への説明会を開催いたしました。旧在宅介護支援センターから引継ぎを受けました見守り対象者については、緊急性のある方への訪問は終了いたしましたので、今後は定期的な訪問に加え、地域での見守りネットワークを整えていきたいと考えております。
 健康づくりについて申し上げます。各種健診事業は、旧町村での健診形態を大きく変えることなく実施しておりますが、病気の早期発見、早期治療を目的として健診を受けていただけるよう推進していくためにも、野市や香我美地区で市民が自主的に取り組んでいました「健康を守る会」を全市に広げ、組織的に健康づくり運動を進めてまいります。
 人権尊重の香南市づくりについて申し上げます。21世紀は「人権の世紀」といわれています。「平和」「環境」とともに「人権」が新しい世紀のキーワードとなっております。いうまでもなく、人権とは「一人ひとりが人間らしく生きていくために、生まれながらに持っている大切な権利」であり「人が個人として尊重され、安全で安心した生活を送るために欠くことのできないもの」であります。そして、人権はすべての人に保障されなければなりませんし、女性であるか男性であるか、どこの出身であるか、障害を持っているかなどは全く関係がありません。しかしながら、高知県の人権に関する実態の公表を見てみますと、同和問題、女性へのセクハラ・DV、子どもへのいじめ・虐待、高齢者への厄介者扱いや暴力、障害者への障害そのものをみくだしたり、のけ者扱い等が明らかにされ、私たちの社会ではいまだに人権が保障されているとはいえない現状があります。香南市としましても、今後よりいっそう、人権教育を通して人権尊重の精神の涵養の取り組み、市民への人権尊重の理念を普及させるための啓発の取り組みを推進し「差別のない安全・安心な明るい香南市」を目指してまいります。平成18年度は、人権擁護委員と連携しました人権相談の推進、人権啓発事業では7月13日の「部落差別をなくする強調旬間」にあわせて人権作文の発表や講演会、8月には命・愛・人権解放のまつり、9月実施予定の生涯学習の一環で実施する香南セミナーでの人権講座の実施、12月の人権週間にあわせた人権フェスティバルの開催、小・中児童生徒の人権作文・標語・ポスターの募集と冊子の配布を計画しております。赤岡市民館、吉川市民館の両隣保館では、地域社会全体の中で福祉の向上や人権啓発の市民交流の拠点となるコミュニティーセンターとして、生活上の各種相談事業や人権課題の解決のための各種事業を総合的に行うことを予定しております。具体的には社会調査・研究、相談事業、地域福祉事業としてボランティア参加によるデイサービス事業、地域交流事業としては教養・文化活動、パソコン教室や環境ボランティア活動を通じて市民の交流事業等を推進してまいります。男女共同参画計画については、平成18年度は市民参加を基本に策定委員会を立ち上げ、平成19年度を目途に計画を策定したいと考えております。
 夜須町夜須川地区への産業廃棄物最終処分場設置の件について申し上げます。昨年、高知市の業者が県知事に対して、夜須町夜須川字ハザマ山周辺へ、がれき類、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くずの安定5品目を埋め立て処分するために敷地面積80,323平方メートルの安定型最終処分場を、夜須町夜須川字ヲク竹ガサコ周辺へ、燃え殻、汚泥、鉱さい、動物のふん尿、動物の死体などを埋め立て処分するために敷地面積19,173平方メートルの管理型最終処分場の設置を目的として、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく許可を得るため、高知県産業廃棄物処理指導要綱による事前協議書を提出し受理されております。昨年のほぼ同時期に、夜須町長に対しても夜須町土地環境保全条例に基づき、安定型最終処分場の設置と管理型最終処分場の設置に関する事前協議書を提出し受理されております。高知県廃棄物対策課では、高知県産業廃棄物処理指導要綱に基づき、安定型及び管理型最終処分場の設置についての関係町村である、当時の夜須町長と芸西村長に対して関係法令との整合性及び地元住民等との調整状況等について、高知県の関係各課に対して所轄する法令や条例による規制の有無について照会し、町村及び県の関係各課からの回答を受け、業者に対して安定型及び管理型最終処分場の事前協議書に対する変更の勧告を行っております。その後、業者から勧告に対する報告書が提出されましたが、安定型及び管理型最終処分場とも「夜須町土地環境保全条例」、「夜須町有林道の設置及び管理に関する条例」、「夜須町法定外公共財産管理条例」等の勧告事項が改善されるに十分な内容となっていないため、業者に対して、引き続き勧告内容を改善し旧夜須町と事前協議を完了するように指導を行っております。県が改善勧告で指摘しました3件の条例は全て香南市に引き継いでおります。香南市におきましても、合併前に夜須町が業者に対しまして、夜須町土地環境基本条例や廃棄物処理施設設置協議に関する基本的な考え方等に基づき示してあります、土地利用に関する整合性や、地域住民等関係者への説明及び意見聴取の状況、開発区域内の水路の機能保全の必要性等の項目等につき、継続して協議を行う方針であります。なお、安定型最終処分場の境界を確定するなかで、旧夜須町と芸西村との町村界が国土地理院の境界と一致していないことが生じたため、業者が県及び香南市に対して変更後の協議書を提出することとなっております。管理型最終処分場についても、規模並びに埋め立てる産業廃棄物の種類等の変更を行うように聞いております。また、業者の国土利用計画法に基づく、土地売買届出書によれば約224,334平方メートルの土地を産業廃棄物処理施設として利用することを目的に取得していますが、現時点で、産業廃棄物最終処分場として利用するために申請している面積との差、約124,838平方メートルの具体的な利用計画は示されておりません。最終処分場の設置につきましては、こうした様々な問題点の整理や高知県関係各課や香南市関係各課が所轄する、関係法令や条例に基づく許認可や各種計画の変更等が必要ですので、高知県・香南市・芸西村で意見交換、検討事項や問題点の整理等につき協議を行っております。この度の産業廃棄物最終処分場の設置に関しましては、芸西村の和食川の水源を守る会から和食川上流の産業廃棄物処理施設建設に反対する請願書が、夜須町の環境を守る会からは、夜須川地区への産業廃棄物処理施設の設置に反対する請願書が、それぞれ高知県知事、高知県議会議長、夜須町長に提出され、2つの請願書は高知県議会において全会一致で採択されております。
 さる、5月26日には、香南市と芸西村との間で、山・川・海の恵まれた自然環境を大切な財産として守り育てる事を目的とした、森林の環境保全に関する協定書を締結いたしました。このたび、業者が安定型産業廃棄物最終処分場の設置を計画している地域は、和食川流域の洪水被害を軽減するという洪水調整機能と上水道用水の確保を目的として平成24年度竣工予定の県営和食ダムの上流、通称「フドウの谷」に位置し、和食ダムへの用水の流入が最も多い水系であります。管理型最終処分場の設置を計画している地域の水系は東谷ダム(農業用水)の下流の和食川へ排水されますが、その下流には芸西村の上水道の取水地があります。また、この地域は夜須町土地利用計画で森林保全・再生ゾーンとして森林の維持管理、沢筋の広葉樹林化等を図るように利用計画を定めております。一方において、ゼロウエイスト社会でない限り、産業廃棄物最終処分場の必要性は欠くことができないものですが、産業廃棄物最終処分場は施設の機能上、無原則にどこにでも設置できるものではないと認識しております。県知事も、昨年の県議会予算委員会で「芸西村民のうち中学生以上の90パーセント以上の方が署名をされたという事実は重く受けとめております。また、こうした産業廃棄物の処理施設の設置に関しましては、これまで指導要綱に基づいて関係市町村の合意なしに許可をしておりませんので、今回のケースも同じ扱いになると考えております。」と答弁されていることからも、今回の産業廃棄物最終処分場の設置に関する協議に当たりましては、関係法令や条例にのっとった審査はもとより、土地利用計画との整合性や、設置区域及びその周辺の公共施設及び公益施設への状況、設置区域及びその周辺の自然環境の状況、地域住民等関係者への説明及び意見聴取の状況、周辺地域における各種産業の発展を著しく妨げないような措置等につき、まちづくりの主人公であります地域の住民の方々並びに市民の皆様方のご意見をお聴きしながら、また協議の節目節目では議員の皆様方とも相談しながら、後世に憂いを残さないことを基本理念として取り組んでまいります。
 ごみの減量化について申し上げます。平成17年度の旧香南5町村の資源ごみの収集量は、約1,361トンで、前年度と比較しますとリサイクル量は、約99トン増加しています。また、燃えるごみの排出量は約7,916トンで前年度と比較しますと、約85トン減少しております。燃えるごみの量が8,000トン以下となるのは、平成9年度以来のことで、この成果は市民の皆様方一人ひとりが分別の徹底を図り、廃棄物の発生の抑制と再生利用の促進に努められたことによるもので、ご協力に対しまして厚くお礼を申し上げます。
 香南市の発足に伴い「香南市ごみ冊子」や広報「こうなん」などで新しいごみの分け方・出し方をお知らせしておりますが、旧5町村ともごみの分け方・出し方が合併前と比べて変更されている為、一部のごみステーションでは合併前の出し方で出されている所が見受けられるなど、ごみステーションを管理されている皆様方にご迷惑をおかけしていることを申し訳なく思っております。ごみステーションの管理は地域住民の方々にお願いすることとしておりますが、収集されなかったごみ処理に要する費用は、香南市で負担いたしますので、環境対策課までご連絡くださいますようお願いいたします。6月11日には、市内一斉清掃を計画していますので、美しいまちづくりを進めるためにも、多数の皆様にご参加いただけますようお願いいたします。また、当日は高齢者世帯や障害を持たれている方で、粗大ごみを市の受入場所に持ち込む輸送手段のない方を対象に個別回収を行います。年2回の取り組みですが、今後もこの活動を続けてまいりたいと考えております。
 メガワットソーラー共同利用モデル事業について申し上げます。地球温暖化防止対策の責任省庁である環境省では、京都議定書の発効による温室効果ガスの削減を図るため、「ソーラー大作戦事業」を展開中です。このメガワットソーラー共同利用モデル事業は、ソーラー大作戦5本柱の1つで1,000キロワット級、高知県は分散型でありますが、この大規模太陽光発電システムを、民間事業者が自治体や企業などに導入を行うモデル事業として実施することによって、地球温暖化防止はもとより、地域産業の振興、地域の活性化などを目指すことにより、事業用太陽光発電の全国的な普及促進を図る事を目的としております。
 この事業に先立ち、平成16年度と17年度の2ヵ年に渡り、環境省では、大規模太陽光発電のビジネスモデルを検討するため、全国で5カ所、これは青森県八戸市、長野県佐久市、福岡県大牟田市、宮崎県日南市、高知県を選定し、事業化の可能性調査を行ってきました。香南市では、エコタウン構想によるまちづくりを進めていたことから、環境省と高知県が行うこの調査事業に当初から参画し、事業化の可能性をともに検討してまいりました。調査結果を受けて、平成18年度から3カ年の予定で、それぞれの地域で1,000キロワット規模の大規模太陽光発電システムを導入する計画で、平成18年度は高知県香南市と長野県佐久市を中心に実施されるように聞いております。香南市ではこのモデル事業を活用し、太陽光発電の積極的な導入を行っていきたいと考えております。設置場所は、さらなる環境教育の推進、事業採算性などの観点から、まず、低圧電力を使用している幼稚園や保育所、コミュニティーセンターなどの公共施設とコンビニや商店、レストラン、病院、農家の農作業場等の事業活動を行う施設が対象となるように聞いております。この事業の特徴は、昨年8月に施行されました、有限責任事業組合契約に関する法律に基づき、民間企業で組織された有限責任事業組合が事業主体となり、環境省から1キロワット40万円の定額補助金の交付を受け、地方自治体等の施設に太陽光発電装置を設置するものです。一定期間、有限責任事業組合が所有権を有して利用者から利用料金等を徴収し、一定年数経過後、最終的には地方自治体等に所有権を移転する仕組みとなっております。現在、有限責任事業組合を組織する予定の民間企業が地方自治体等との間の契約内容や事業の実施にあたっての必要事項等について、環境省と協議を行っていますので、協議が整い次第、パンフレットや商工会、香南ケーブルテレビ等を通じて公募等の方法により希望者を募集するように聞いております。
 全国都市再生モデル調査について申し上げます。昨年度、野市町で応募し内閣官房都市再生本部事務局に採択されました、全国都市再生モデル事業「エコテーマパークタウン香南創造プラン」、合併シナジー効果と地域資源の有効活用によるまちづくり調査は、6つのワーキンググループによる協議と3回の策定委員会を経て、新エネ、省エネ、情報化、安全安心対策、生ごみの堆肥化と食の安全、「エコ」をキーワードとした新産業群の創造などについての調査を行いました。調査の成果は、都市再生整備計画の策定によるまちづくり交付金、民間活力の導入、住民力の活用などによる「エコテーマパークタウン」の実現をめざして、「産・学・官・民」の連携による環境と調和のとれたまちづくりのための基本設計書として活用させていただきます。調査にあたり、委員長をお願いしました高知工科大学総合研究所の山田教授をはじめ策定委員の皆様方のご協力に対しまして厚くお礼を申し上げます。
 市道の整備について申し上げます。野市町の市道駅前東西線の整備につきましては、県道龍河洞公園線及び南国野市線が狭隘なことから通行車両の緩和と歩行者等の交通安全確保のため、県道龍河洞公園線東野橋交差点から市道横井線を経由し市道駅前南北線に至る整備を進めております。事業の進捗状況につきましては、のいち駅周辺の一部用地が未買収となっておりましたが、地権者のご理解とご協力を頂き用地買収が完了し、代替地先への移転や家屋の撤去を本年9月末を目途に進めていただいておりますことから、本年度内に市道横井線から市道駅前南北線に至る区間の完成を目指しております。また、市道横井線から県道龍河洞公園線に至る区間につきましては、本年度に烏川の橋梁測量設計や河川協議、県道との交差点協議を進めまして、平成20年度の完成に向けて事業の推進を図ってまいります。次に、夜須町の市道千切備後線並びに市道坂目宮ノ首線の整備について申し上げます。夜須町の市道千切備後線並びに市道坂目宮ノ首線につきましては、現在施行中であります高知東部自動車道南国安芸道路から、夜須町南部のヤ・シィパーク等の観光施設に連結するアクセス道路として整備を進めております。市道千切備後線につきましては、国道55号手結交差点より北へ約50メートル付近から南国安芸道路東インターチェンジへの連絡道であります市道ウサイ堀町線との交差点までの延長426メートルを平成16年度より整備を進めております。事業の進捗状況につきましては、平成16年度に測量設計及び補償調査が完了し、平成17年度から用地買収及び事業所の移転交渉に取り組んでおります。坂目宮ノ首線につきましては、県道夜須物部線に連絡する市道吉田京間線から北へ南国安芸道路西インターチェンジを結ぶ延長560メートルを平成17年度より整備を進めております。事業の進捗状況につきましては、平成17年度に詳細設計及び物件調査に着手し、自動車道路との交差協議等が完了致しましたことから平成18年度より用地買収及び補償と工事に取り組んでまいります。
 県道の整備事業について申し上げます。県道奥西川岸本線の整備につきましては、県道稗地中ノ村線交差点より自衛隊駐屯予定地を南下し、国道55号の岸本交差点に至る延長3,590メートルの内、改良済み区間を除く延長2,960メートルの整備を進めております。事業の進捗状況につきましては、平成17年度より第一工区の稗地・徳王子地区において用地買収及び工事に着手し、第二工区の岸本地区においては、地図訂正及び地籍更正などの登記関係事務とあわせて用地買収を進めております。本年度の事業につきましては、各工区の用地買収等とあわせまして県道稗地中ノ村線交差点より南へ約420メートル区間の工事に着手し、本年秋頃の完成を目指していると聞いております。県道春野赤岡線の整備につきましては、通行車両及び歩行者等の交通安全確保のため吉川支所付近西側より以東に向けて延長380メートル間の車道及び歩道の拡幅整備を行っております。事業の進捗状況につきましては、平成17年度より用地買収及び工事に着手し、本年度も引き続き用地買収を行うとともに南側歩道の整備を進めていくと聞いております。
 国道の整備事業について申し上げます。国道55号手結歩道の整備事業につきましては、夜須町手結山より芸西村境にかけての延長1,300メートル区間の自転車歩道を整備するとともに道路線形不良部の解消と交差点改良等を図るものであります。事業の進捗状況につきましては、本年度も引き続き工事及び用地買収を推進いたしまして、平成19年度に終点側約300メートルの供用を目標に事業を推進していくと聞いております。
 高知東部自動車道(南国安芸道路)整備事業について申し上げます。高知東部自動車道は、高知市から安芸市までの36キロメートルを結ぶ一般国道55号の自動車専用道路で四国8の字ネットワークを形成する道路であります。また、南国安芸道路は、高知東部自動車道の一部をなす仮称高知空港インターチェンジから芸西西インターチェンジまでの延長12.5キロメートルで、芸西西インターチェンジから高知空港インターチェンジに向けて事業が進められております。現在、香南市の各地区におきましては順調に事業が進められております。夜須町工区は、手結山トンネルの掘削工事と手結山地区及び坪井・西山地区の用地買収に取り組んでおり、手結山第1トンネンルは平成19年10月に、第2トンネルは平成19年5月の完成を目指して工事を進めております。香我美町工区は、用地買収と並行いたしまして8月以降に用地買収済み本線への盛土工事に着手する予定と聞いております。野市町工区は、本年9月頃より東野地区・土居地区において用地測量を実施し、平成19年度から用地交渉を行う計画で事業を進めております。
 農業集落排水事業について申し上げます。農業集落排水事業の野市町における5月末の加入状況は、母代寺地区が、188戸で、68.1パーセント、佐古地区は、164戸で、39.9パーセント、上岡地区は、97戸で、36.5パーセント、富家地区は、61戸で、37.7パーセントとなっております。同じく香我美町における加入状況は、141戸で、49.8パーセント。夜須町は、141戸で、54.7パーセント。漁業集落排水事業の加入状況は、57戸で、54.3パーセントとなっております。
 農業集落及び漁業集落排水事業で施行している主な工事は、野市町本村地区において、現在、県道山北野市線から西内石灰工場に入る集落地区の管路施設整備を着手しております。本村地区における管路施設整備は、現在、工事中の路線から東側の2つの工区の整備を残し、平成18年度内の管路施設整備の完了を予定しております。香南市におきまして、現在、農林漁業関係の下水道区域で供用を始めている区域の下水道管路整備は、香我美町及び夜須町においては整備が終わっており、野市町においても、平成18年度には、整備がすべて終了する予定となっております。
 公共下水道事業について申し上げます。公共下水道事業の野市町における5月末の加入戸数は、153戸の加入となっております。香我美町における5月末における加入状況は、215戸で、43パーセント。夜須町における5月末の加入状況は、790戸で、74.9パーセントとなっております。公共下水道における下水道管路施設整備は、農業集落排水事業と同様、夜須町及び香我美町の下水道整備計画区域の下水道管路整備は終わっており、現在、野市町において、工事を継続している状況であります。野市町の公共下水道における平成18年度における主な予定工事は、県道山川野市線と町道野地中ノ村線との交差点からみどり野団地手前までの下水管路の施設整備工事等を予定しております。東町汚水中継ポンプ場の施工状況は、現在、マンホールの築造を終え、引き続きポンプ場本体、電気設備など順次施工を行う予定で、本年4月末の進捗率は、約23パーセントとなっております。中継ポンプ場の完成は、平成18年度末を予定しております。工事期間中は、地元の皆様には何かとご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
 農村振興総合整備事業の取り組みについて申し上げます。野市町では、農村地域の生産基盤や環境の向上を図るため、香宗地区及び西野地区において、農道及び集落道の改良や農業用・用排水路、排水機場、取水堰、集落排水路、農村公園等の整備を実施をしております。香宗地区は、平成13年度から着工しており、全体計画事業費8億8千万円で、平成17年度までの進捗率は事業費ベースで85.2パーセントとなっております。平成17年度は、事業費1億5千万円で排水機場1式、農業用・用排水路2路線延長680メートル及び農道2路線延長504メートルを実施する予定でありましたが、用排水路の工法で地元調整に時間を要したため、延長235メートル、事業費約1千2百万円を平成18年度に繰り越し、平成18年度予算と合わせて一体的に工事を実施することとしております。平成18年度は、事業費1億3千万円で、農業用・用排水路3路線延長680メートル、頭首工5ケ所並びに農道2路線延長662メートル及び集落道1路線延長193メートルを予定しておりまして、平成18年度ですべての事業の完了を目指しております。西野地区は、平成14年度から着工しており、全体計画事業費5億8千万円で、平成17年度までの進捗率は事業費ベースで48.3パーセントとなっております。平成17年度は、事業費5千万円で農業用・用排水路4路線延長1,126メートル及び農道2路線延長162メートルの舗装を実施する予定でありましたが、排水路の1路線延長155メートル、事業費560万円は平成18年度に繰り越し、平成18年度予算と合わせ一体的に工事を実施することとしております。平成18年度は、事業費8千万円で、農業用・排水路3路線延長586メートル、頭首工1ケ所、集落排水路1路線延長290メートル並びに農道1路線延長70メートルを予定しております。また、来年度工事を円滑に進めるため、予定箇所の測量設計、物件補償、用地買収を実施する予定でございます。
 中山間地域総合整備事業の取り組みについて申し上げます。夜須町につきましては、平成12年度に過疎地域に指定されたことから、町内全域を対象とした中山間地域総合整備事業を導入し、平成16年度から着工しております。全体計画事業費は約7億9千万円で、農業用用排水路、ため池、ほ場整備、集落排水路、生態系保全水路など13カ所の整備を5カ年間で実施する予定であります。平成17年度までの進捗率は、事業費ベースで18.9パーセントとなっております。平成17年度は事業費1億円で、上夜須添地地区にまたがる中夜須工区のほ場整備3.3ヘクタールの工事と確定換地委託並びに夜須川地区のシイノニワ工区ほ場整備及び上夜須地区の加増工区ほ場整備の測量設計委託、十ノ木排水路の測量設計の委託を実施する予定でしたが、年度内の完了が見込めず、中夜須工区ほ場整備の換地業務及びシイノニワ加増工区ほ場整備の測量設計委託業務1千3百万円を平成18年度に繰り越しております。平成18年度は事業費1億6千万円で、シイノニワ工区ほ場整備約1.6ヘクタール及び加増工区ほ場整備3.3ヘクタール並びに十ノ木集落排水路延長400メートルの工事を予定しております。
 中山間地域等直接支払い制度の取り組みについて申し上げます。中山間地域の農業は生産条件が不利な地域が多く、また高齢化が進行するなか担い手農家の減少や耕作放棄地の増加等により、多面的機能の低下等が懸念されております。中山間地域等において、耕作放棄地の発生を防止し、水源涵養、国土の保全、景観などの多面的機能を確保するという観点から「中山間地域等直接支払い制度」が平成12年度に制定されております。その内容は、中山間地域(特定農山村法・山村振興法・過疎法指定地)の急傾斜農地等で5年以上継続して耕作あるいは管理する農業者が集まり、1ヘクタール以上の団地がまとまれば集落協定を結び、耕作面積に対して、また傾斜度に応じて10アール当たり21,000円から3,500円の支援金が直接支払われるものであります。その中には、農地を維持していく為の負担金の要素も含まれております。この制度の対象となるのは、夜須町と香我美町でありまして、事業が制定された年度から活用しております。平成16年度で5カ年が経過し、平成17年度に制度の見直しがありましたものの、要綱、要領に基づき、集落協定を再度行い、継続した取り組みを実施しております。平成17年度の実績は、夜須町では、対象農地面積(農振農用地)は313.9ヘクタールでありまして、集落協定地区は14地区で協定面積は110.7ヘクタール、交付金1、267万2千円を農家に支払っております。また、香我美町では対象農地面積43.2ヘクタールに対し集落協定地区は6地区で協定面積は、33.9ヘクタール、農家への交付金は403万3千円であります。なお、平成18年度につきましては、集落協定に基づく交付金の申請を7月末までに行うこととしています。現段階では、新たな協定地区の手はあがっておりませんので、平成17年度の状態が継続される見込みであります。
 南国・安芸広域農道整備について申し上げます。南国・安芸広域農道整備は、香我美町から夜須町までの間が中止となっておりますが、本農道は、農産物の集出荷の中核的施設や生産団地を有機的に連絡する道路の位置づけであり、両町においては北部地域の産業、生活、防災の道となるものであります。一昨年には、地域住民による代替え事業の整備促進を要望する署名活動も実施されておりまして、地理的条件を考えると北部に短時間で通行可能な横の路線が必要であると考えております。つきましては、将来の交通体系を充実するには重要路線と位置づけ現在耕地課と整備する方向で協議をしているところであります。
 農業用の水及び施設の保全向上に対する新たな制度について申し上げます。農業集落では、農業者の高齢化や非農業者の混住化が進行して、農地や農業用排水などの資源が担い手農業者だけでは守れなくなってきていることや、こうした資源の恩恵を受ける農業者以外の方々が、保全活動に参加していないという不釣り合いを解消することで農村地域の新しいコミュニティづくりや、農業、農村に対する国民の理解を深め、将来にわたって集落の機能を守っていくためには、これまで以上の取り組みが必要との観点から、農林水産省は平成19年度から農地や水などの資源の保全と、その質の向上を図る新たな対策をスタートさせ、活動を実践する組織に支援する方針であります。活動組織となるのは、農業者だけではなく、それ以外の地域住民や自治会などの身近な人や、土地改良区やJAなどの団体、学校PTA等、さまざまな立場の構成員が参加する必要があります。支援を受ける組織は、組織を運営する規約や活動指針に基づいた活動計画を策定し、それに基づいて資源や環境を守る共同活動を実践することとし、市町村と協定を結ぶことにより、農地面積に対して、また地目に応じて、10アール当たり4,400円から400円の交付金が支払われる仕組みであります。平成18年度に、国はモデル事業を実施し、活動計画や規約、地域の農業者実情など事例集の作成や市町村の対応を含めて検証することとしておりますが、細部の事項については決定されておりませんので、今後の進展を見ながら対応していきたいと考えております。
 イベントの開催について申し上げます。旧町村単位で実施していたイベントについては、今年度は従来どおり実施するよう実行委員会に対して補助をしていきたいと考えております。4月30日には、赤岡町のどろめまつりが約1万人の観客を集めて行われました。NHKで全国放送されたこともあり、香南市赤岡町を全国に発信することができました。また、4月29日に舞川の大蛇藤まつりが、5月14日には香我美町の長平まつりが行われました。7月には野市町の花火大会、8月には吉川町の港まつり、香我美町の納涼祭、夜須町手結の盆踊り等のイベントを予定しておりますが、あまりにも開催日が接近しているため、来年度以降、時期を変更して実施できるもの、統合できるものは統合する等、十分、検討を重ねてまいりたいと考えております。
 香南市商工会及び観光協会について申し上げます。香南市誕生に伴い4商工会が本年4月、新市と一体となる香南市商工会として発足いたしました。市としても地域を代表する総合的経済団体として、より一層発展していくよう、できる限りの支援をしてまいりたいと考えております。観光協会については、現在、香我美町、野市町、夜須町に観光協会がありますが、これも新市誕生に伴い合併をする方向で調整を図っているところであります。合併後は新市の観光事業に積極的に参画していただき、活力ある豊かで明るい香南市づくりにご協力をいただきたいと考えております。
 吉川漁港排水路浚渫工事について申し上げます。吉川漁港公害防止事業で設置した排水路に土砂が堆積をしており、背後の農地を水害から保護するとともに漁港内の環境保全を図るため、浚渫工事を行います。また、周辺の砂浜の砂が少なくなっておりますので、浚渫した土砂で養浜をするように計画をしております。
 津波対策について、申し上げます。高潮津波対策としまして、吉川漁港の関連道路(進入路)2箇所にゲートを設置する工事は3月28日に発注を行い、市民の生命財産を守るべく、本年度中の完成を目指して現在、工事に着手しております。次に、平成16年度から実施している赤岡地区漁村コミュニティ基盤整備事業(津波避難広場)は、将来起こるとされる南海・東南海地震に伴う津波等の自然災害から人命を守るために、地域住民が安全かつ円滑に一時避難ができる施設、さらに、日常においては市民の憩いの場として利用のできる避難施設として整備しているものですが、今年度で本体工事は完成し、来年度は公園機能の植栽・緑地の整備を予定しております。
 教育行政について申しあげます。香南市発足以降学校教育においては、様々な課題を抱えながらも落ち着いた学習活動が保たれ、学習面やスポーツ、文化活動等においても一定の成果があがっております。特に、第2期土佐の教育改革の柱の一つである「子どもたちの基礎学力の定着と学力の向上」については、市内の一部の小・中学校で放課後の「算数教室」や加力学習等の主体的な取り組みを進めており、更に県の指定事業も受け、事業途中でありますが、すでに基礎学力の定着と学力の向上の成果が見られることから、今後市内各校に波及させ、学力向上の取り組みを進めて行くことにしております。本年度からの学校教育の制度改編では、ご承知のこととは存じますが、本年4月から赤岡中学校において、従来の3学期制を、前期及び後期の2学期制とすることになりました。これは、2学期制にすることで始業式や終業式が減ることなどで授業時間数が増加することと、この制度を切り口に教職員の意識改革や学校改革・改善に取り組み、学校教育を一層充実しようとするものであります。現在JETプログラムにより香南市に配置されておりますALTのうち、香我美中学校管内担当のブリアナ・ウインターさんが、2年目の契約期間が満了して7月に帰国することと、夜須中学校管内担当のエリザベス・ガウガーさんと野市中学校担当のドミニク・ボネットさんが1年の契約期間満了で帰国することになりました。このため、これに替わるALTとこれまでALTがいなかった赤岡中学校管内分を含めて、新たに4名のALTが配属される予定になっております。これによりまして、市内全校で英語教育の充実と国際理解教育が一層図れるものと期待しております。
 児童生徒の安全と青少年の非行防止・防犯に関する取り組みについて申し上げます。児童生徒の安全と青少年の非行防止・防犯に関する取り組みは、それぞれ市内5町の自主防犯組織により、これまで活発に取り組まれておりますが、この度、文部科学省の委嘱事業による学校安全体制の整備として、学校安全ボランティアを活用した効果的な安全体制の整備を図ることを目的とした「高知県地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」を実施することになりました。5月22日に高知県から香南市のスクールガード・リーダーとして野市町の金子繁豊氏が委嘱されましたので、今後市内小学校を中心とした登下校時の巡回や、校内の安全管理に係る助言、スクールガードへの助言などを行うことにより、一層の学校安全、地域防犯効果があるものと期待しております。
 次に、合併に伴う組織再編では、旧香美郡教育研究所及び森田村塾が3月末で廃止になったことから、新たに本市において教育研究所を夜須町「大峰の里」に設置し、教育計画の調査研究や教育内容及び指導方法の研究並びに特別支援教育の調査研究などに取り組んでおります。また、森田村塾についても野市町の現在地に教育支援センターとして開所し、引き続き不登校児童生徒の自立に向けた支援を行っていきます。
 保育所、幼稚園等の入所者状況について申し上げます。5月1日現在、市内7保育所に0歳児18名、1歳児103名、2歳児146名、3歳児199名、4歳児160名、5歳児132名、計758名、4幼稚園に3歳児59名、4歳児159名、5歳児168名、計386名の子どもたちが元気に通園しております。保育所は通園区を設けていないことから、合併により保護者の就労状況等によって保育所を選べるなど、利便性が図られたものと考えております。今後とも、多様化するニーズに対応するため、保育士の研修や保育所、幼稚園との連携、交流等を通じて職員の資質・指導力の向上を図り、子どもたちの健全な育成のため、それぞれの特色を活かしながら、保育・教育内容の充実を図ってまいります。
 次に、放課後児童クラブにつきましては、6クラブに273名の児童が登録されております。運営形態には相違がありますが、今後統一に向けて検討を進めるとともに、小学校との連携を深め、内容の充実を図ってまいります。
 給食センターの状況について申し上げます。現在、管内4カ所の給食センターで給食事業を行い、合計3,906食を扱っております。赤岡・吉川給食センターは、赤岡小学校、吉川小学校、赤岡中学校の3校で366食を供給し、香我美給食センターでは、香我美幼稚園、香我美小学校、岸本小学校、香我美中学校の1園、3校で694食を供給しております。野市給食センターは、野市幼稚園、野市東幼稚園、野市小学校、野市東小学校、佐古小学校、野市中学校、野市保育所、野市東保育所、佐古保育所の合計2園、4校、3保育所で、2,432食と市内最大規模の供給をし、夜須給食センターは、夜須幼稚園、夜須小学校、夜須中学校の1園、2校で、414食を供給しております。学校給食の目的は、児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであることから、今後も安全かつ安心な栄養バランスのとれた学校給食の運営に努めるとともに、学校給食を通して子どもたちに食の大切さや食の基本を身につける食育にも、積極的に取り組んでまいります。
 生涯学習に対する取り組みについて申し上げます。生涯学習は、自らの人生をよりよいものに、また充実したものにしていくために、学習や芸術文化、スポーツ等あらゆる機会を通じて、生涯にわたり行われる自己実現、社会参加の場であります。今日のような多様な社会構造と、長寿社会にあっては生涯学習の必要性はますます高まっていくものと思われます。しかし、これらの諸活動の啓発、推進にあたっては、行政のみならず家庭、地域、学校、行政が一体となった取り組みが欠かせません。したがいまして香南市としては、これらを育成、支援する体制づくりを現在急いでいるところであります。平成17年度には「高知県元気の出る市町村総合補助金」等を活用し、物部川河川敷の多目的広場にパークゴルフ場18ホール、約13,400平方メートルを造成いたしました。この施設は、地元住民「のいちパークゴルフ愛好会」が行政と協働で管理運営を行い、地域の世代間交流、健康づくりや介護予防につなげる施設です。事業費は1,359万円であります。なお、施設は現在芝の養生をしており、正式オープン、香南市長杯パークゴルフ大会を予定でございますが、これは8月になる予定でございます。
 社会教育活動について申し上げます。平成18年度の社会教育活動では、現在、文化、サークル団体が200団体、婦人会やPTA、高齢者学級や生活学級、教室などの社会教育諸団体が20団体あります。また生涯スポーツの主要団体である体育協会(40団体、1,000名)や、少年スポーツ団体(29団体、600名)等がありますが、香南市としてこれらを統合あるいは機能連携をするためのシステムづくりや組織化を現在進めております。これらの諸団体は、合併前の旧町村時代、それぞれの地域の歴史や伝統の中で築き上げられてきた経緯があり、また地域力向上の原動力となった大切な組織であることから、今後においては、そうした地域の特性に十分配慮しつつ、これを更に充実、発展さすための組織化を関係団体と協議をしながら進めてまいります。早速4月には、香南市連合婦人会、香南市PTA連合会、香南市人権教育研究協議会が発足したほか、6月中には香南市文化協会、香南市青少年健全育成市民会議が順次発足の予定となっております。一方、スポーツ関係では、5月30日に香南市スポーツ少年団が発足したほか、6月1日には香南市体育協会が設立されました。さらに上旬には体育指導員会、スポーツ振興審議会の設立を予定しております。合併以降、香南市として取り組みましたスポーツ大会としては、これまで野市町と夜須町が実施していました中学校招待野球大会を統合し、5月に県内の12校を招待した「第1回香南市長旗中学校招待野球大会」を実施したところです。本年はあらゆる面で香南市発足に合わせ、各種大会等の統合化が進むと思いますが、今後は市のスポーツ振興の諮問機関である「香南市スポーツ振興審議会」の意見を踏まえ、「香南市スポーツ振興計画」を策定し、競技スポーツ及び生活スポーツの充実向上など、中・長期的展望に立った香南市のスポーツ振興を図っていきたいと考えています。最後に、新聞報道でもありましたとおり香南市教育委員会生涯学習課スポーツ振興係、名倉海子が、2008年に開催される北京オリンピック強化選手として、日本セーリング連盟から指名されました。同職員は、平成14年高知国体セーリング女子個人の部で優勝の経験もあること、また今回の強化チームの中にアトランタ五輪銀メダリストも含まれており、オリンピック出場が期待されていることから、市としてもできる限りの支援をしたいと考えております。
 火災・救急件数について申し上げます。平成17年の火災件数は16件で、野市町4件、香我美町3件、夜須町3件、赤岡町3件、吉川町3件となっており、火災種別では建物火災4件、林野火災1件、その他火災11件で、損害額は193万円、1名の方が亡くなっております。続きまして、救急出場件数は1,571件の出場があり、内訳は野市町728件、香我美町249件、夜須町202件、赤岡町268件、吉川町122件、その他2件となっております。平成18年は5月25日現在で火災件数は11件、損害額98万円で、救急出場件数は646件となっています。平成18年度の事業等でありますが、救急救命士養成のため、救急救命九州研修所へ1名の職員を10月から約6カ月間、また、高度処置の薬剤投与追加講習へ6月から1名を派遣予定であり、更に全国救急隊員シンポジウム、日本救急医学会総会、救助隊員シンポジウム等へ職員を派遣、また関係機関と連携をして「集団災害医療訓練」「香南市消防防災訓練」「鉄道災害救助訓練」等を実施し、市民の安心・安全のため、一人でも多くの命を守るため、職員の資質の向上と、日進月歩する救急技術・救助技術習得のため日々訓練に励んでおります。
 市発注工事の状況等について申し上げます。市発注工事は、5月末日現在で4件の工事を発注しております。工事の詳細な内容につきましては、別紙添付の資料をご参照ください。なお、工事期間中は地元の皆様には何かとご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
 最後に、当香南市へのご寄附等について、ご紹介申し上げますとともに、ご寄贈いただきました方々に対しまして、衷心より感謝とお礼を申し上げます。今回、ご寄贈いただきました方々のご芳名の紹介は、個人情報保護の観点から割愛させていただき、次回から承諾を得られました方々につきまして、ご紹介させていただきたいと思います。寄贈は、2団体から軽貨物自動車3台、タイムレコーダー1台、芝刈機1台、高圧洗浄機1台、絵画1点、また14名の方々から電子ピアノ1台、図書257冊をいただきました。ご寄贈くださいました方々のご意志を尊重いたしまして、地域社会の福祉の向上と文化の発展に有効に活用させていただきます。
 以上、ご報告といたします。
 次に、本会議に提案しました各議案の提案理由の説明を申し上げます。
 報告第1号及び報告第2号の予算の繰越計算書の報告については、地方自治法施行令第146条の規定に基づき、平成17年度香南市一般会計及び特別会計並びに香南市水道事業会計における平成18年度への繰越額と財源内訳を報告するものです。
 同意第1号助役の選任及び同意第2号収入役の選任並びに同意第3号監査委員の選任については、空白となっておりますそれぞれの特別職を選任するものです。
 同意第4号から同意第8号までの固定資産評価審査委員会委員の選任については、合併により、暫定委員として選任しておりました現在の委員を地方税法第423条第8号の規定に基づき改めて選任するものです。
 議案第1号、香南市過疎地域自立促進計画(後期)の策定については、合併後においても、過疎地域である旧夜須町と旧赤岡町については、引き続き過疎地域自立促進特別措置法の適用を受けることから、香南市の夜須地域、赤岡地域という形で過疎地域自立促進計画の見直しを行うものです。
 議案第2号、香南市農村多元情報システム施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、指定管理者制度の導入のために改正するものです。
 議案第3号、香南市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部を改正する条例については、経過措置に旧赤岡町、旧香我美町、旧野市町及び旧吉川村の条例が規定されていなかったため改正するものです。
 議案第4号、香南市国民保護協議会条例の制定については、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関して、広く市民等の意見を求め、国民保護のための措置に関する施策を総合的に推進するため、国民保護協議会の組織及び運営に関して必要な事項を定めるため条例を制定するものです。
 議案第5号、香南市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例の制定については、武力攻撃事態等における国民の保護のため、国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部の組織及び会議等に関して必要な事項を定めるため条例を制定するものです。
 議案第6号、香南市土地環境保全審議会条例の一部を改正する条例については、土地の利用計画に関する各事項について明記し、審議会が土地利用に関する総合調整機能を果たしうるように改正するものです。
 議案第7号、香南香美地区障害者自立支援審査会の共同設置については、障害者自立支援法第15条の規定に基づき、審査判定を行う市町村審査会を香美市と共同設置するものです。
 議案第8号、香南香美地区障害者自立支援審査会特別会計条例の制定については、地方自治法第252条の7第1項の規定により、香南市と香美市が共同で設置する障害者自立支援審査会の円滑な運営とその経理の適正を図るため、同法第209条第2項の規定により、特別会計を設置するものです。
 議案第9号、非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、香南香美地区障害者自立支援審査会の委員及び事務嘱託員の報酬を加えるとともに現状に合った内容に改正するものです。
 議案第10号、香南市教育支援センター設置条例の制定については、これまで香美郡下の教育委員会で組織していた「香美郡町村教育委員会連絡協議会」が設置していた不登校児童・生徒を受け入れる施設でありますが、香南市発足に伴い本年3月31日付けで協議会組織が解散しましたので、新たに本市の施設として設置するため制定するものです。
 議案第11号、平成18年度香南市一般会計予算については、歳入歳出の総額はそれぞれ158億5,260万円で、旧5町村の前年度予算の合計額143億9,502万8千円に比べ、10.1パーセント増の予算となっております。これは、今回の合併による市制施行に伴う生活保護関係予算8億2,371万7千円の純増と旧町村の意向を考慮した事業予算の編成となったことによるものであります。また、歳入不足を賄うため、13億5,900万1千円の基金を取り崩しております。
 議案第12号、平成18年度香南市国民健康保険特別会計予算については、歳入歳出の総額をそれぞれ38億7,550万円とするもので、平成18年度暫定予算を基礎に年間分を積算したものです。平成17年度医療費の確定や平成18年度の国民健康保険税の賦課を待って、改めて補正予算を9月議会に提案したいと考えております。
 議案第13号、平成18年度香南市老人保健特別会計予算については、歳入歳出の総額をそれぞれ46億5,812万5千円とするものです。歳出の主なものであります医療諸費は、46億3,900万7千円で旧5町村における実績に基づいて計上しております。
 議案第14号、平成18年度香南市介護保険特別会計予算については、歳入歳出の総額をそれぞれ25億752万6千円とするもので、香南市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画を基に積算しており、旧5町村の前年度予算の合計額23億2,163万9千円に比べ、8.0パーセント増の予算となっております。これは、介護保険の浸透によりそれぞれのサービス利用が増加したことと新たな事業として地域支援事業の経費を計上したことによるものです。
 議案第15号、平成18年度香南市簡易水道特別会計予算については、歳入歳出の総額をそれぞれ1億5,755万8千円とし、歳出予算には、老朽等による配水管布設替工事を夜須町で1カ所、赤岡町で2カ所を実施するための予算を計上しております。
 議案第16号 平成18年度香南市下水道事業特別会計予算については、歳入歳出の総額をそれぞれ6億3,469万7千円とし、歳出予算には、前年度から継続している野市町東野汚水中継ポンプ場の建設、野市町東野地区汚水管渠布設工事など下水道建設費として2億1,865万8千円の予算を計上しております。
 議案第17号、平成18年度香南市農業集落排水事業特別会計予算については、歳入歳出の総額をそれぞれ2億8,608万円とし、歳出予算には、施設整備に係る費用を平成17年度繰越予算で実施し、平成18年度で整備が完了することから、主に維持管理費及び公債費の予算を計上しております。
 議案第18号、平成18年度香南市漁業集落排水事業特別会計予算については、歳入歳出の総額をそれぞれ3,573万2千円とし、歳出予算には、施設整備は完了していることから施設の維持管理費及び公債費の予算を計上しております。
 議案第19号、平成18年度香南市水道事業会計予算については、収益的収入の予定額を4億2215万4千円、収益的支出の予定額を4億701万4千円、資本的収入の予定額を1億1,110万円、資本的支出の予定額を2億6,577万5千円とするものです。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億5,467万5千円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額411万円、過年度分損益勘定留保資金1億5,506万5千円で補てんするものです。資本的支出の主なものは、公共下水道や農業集落排水事業による整備工事に伴う配水管布設替工事で9,780万円を計上しております。
 議案第20号、平成18年度香南市工業用水道事業会計予算については、収益的収入の予定額を4,258万9千円、収益的支出の予定額を4,721万5千円、資本的収入の予定額はなく、資本的支出の予定額を1,446万7千円とするものです。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1,446万7千円は、過年度分損益勘定留保資金1,446万7千円で補てんするものです。
 議案第21号、平成18年度香南香美地区障害者自立支援審査会特別会計予算については、障害者自立支援法第15条の規定に基づき、香美市と共同設置する市町村審査会の予算を定めるもので、歳入歳出の総額をそれぞれ275万6千円とするものです。
 議案第22号、高知県広域食肉センター事務組合規約の一部変更について、議案第23号高知県市町村総合事務組合規約の一部変更について、議案第24号こうち人づくり広域連合規約の一部変更について、議案第25号香美郡殖林組合規約の一部変更について及び議案第26号高知中央広域市町村圏事務組合規約の一部変更については、市町村合併による構成団体の変更とこれに伴う組合議員定数の変更を行うものです。
 なお、議案の詳細は、お手元に配布いたしました議案説明書をご参照いただきたいと存じます。また、議案に対するご質問は議案審議の過程でお答えすることといたしたく、よろしくご審議のうえ議決を賜りますようお願い申し上げまして、諸般の報告と議案の提案理由の説明といたします。


◯議長(野崎昌男君) これで市長の行政の報告並びに提案理由の説明を終わります。
 昼食のため1時30分まで休憩いたします。

          (午後 0時12分 休憩)
          (午後 1時30分 再開)



◯議長(野崎昌男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に入る前に、先ほどの市長の行政の報告及び提案理由の説明の中で訂正の申し出があっておりますので、それを許します。仙頭市長。


◯市長(仙頭義寛君) 先ほどの諸般の報告で、一部ちょっと字が間違ったり、抜かったりしておりますので、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。
 まず6ページでございますが、上から2行目です。「発注しております」と言うてご説明しまして書いておりますが、「発注を予定しております」と「予定」ということを入れていただきたい。それと25ページでございますが、国道の整備事業の中で、国道の整備事業について申し上げますというものの中で、上から3行目で「道路線形不慮」が字が違っておりまして、不良の「良」に、良い悪いの良に。すみません。ご訂正をよろしくお願いします。


◯議長(野崎昌男君) 続きまして、平成18年度香南市教育行政方針の説明を求めます。教育委員長、清藤好弘君。


◯教育委員長(清藤好弘君) それでは、平成18年度香南市教育行政方針を報告させていただきます。
 まず、はじめに、誰もが幸せに生きるために、心豊かでいきいきと輝く人づくりを基本理念として、創意と自主性に富んだ人間性豊かな市民を育成します。
 そのためには、保育所・幼稚園・学校・家庭・地域が一体となった組織的、総合的な教育施策を展開するとともに、合併前の町村で取り組んできた教育文化施策や、地域の特色を活かした活動を大切にしながら「子どもに夢、青年に希望、高齢者に生きがい」をテーマに、香南市の教育の向上を目指します。
 ただ、先ほど言いました理念の一つとして、「教育とは人づくり」ということにすべてをかけております。
 まず、それでは、生きる力をはぐくむ教育の推進ということで、基本方針。就学前・学校教育は生涯にわたる学習活動の基盤であり、社会生活に必要な基礎・基本を習得する場として重要です。今、その教育現場を取り巻く情勢は、少子・高齢化・高度情報化・国際化という大きな時代の変化の中にあり、こうした新しい時代に対応した教育の推進が求められております。
 また、いじめ・不登校や基礎学力低下の問題、子どもの安全確保等、さまざまな課題や問題が生じております。これらへの適切な対応が求められ、このため自ら学び自ら考え、課題を解決していく力、豊かな人間性や社会性などの生きる力、確かな学力をはぐくむために、一人ひとりの可能性を引き出す教育の推進、社会の変化に対応した教育の推進、さらには子どもたちが安心して学べる学校施設等の環境整備や安全確保に努めます。
 生きる力をはぐくむ教育の推進の中で、項目的にいくつかわけておりますので、それを報告したいと思います。
 まず1番に子ども一人ひとりの良さを生かし、可能性を引き出す教育の推進。指導方法や指導体制の工夫・改善と、個に応じた指導の充実を図りながら、すべての子どもたちの基礎学力の確実な定着や、自ら学び自ら考える力を育成する教育を推進します。なお皆さん方、お手元の資料の中に重点目標、具体的施策というのが出しております。ただ、これは全部の今読んだ1番の項目の中のことを説明したのがでございますので、これから後の項目では重点目標、具体的施策の方は目を通していただくようにお願いしたいと思います。なおまた先ほど市長さんの方の教育の方針の中にもだぶったことがたくさん出ておりますので、その点はお願いいたします。
 次に2番目、豊かな心と生きる力を育む教育の推進ということです。
 子どもたちをとりまく状況や環境の変化に伴い、人間関係の希薄化、問題行動の増加や、自然体験の減少など多くの課題が生じています。
 そこで、学校・家庭・地域社会が一体となって、それぞれの機能や役割を発揮しながら様々な問題に適切に対応するとともに、体験活動の機会を多く持つことなどにより、豊かな心と生きる力を育成するための取り組みを進めます。
 3番目、社会の変化に対応し、たくましく生きる力を育む教育の推進。環境にやさしい循環型社会、国際社会、高度情報化社会等の新しい社会に対応した教育を推進いたします。
 4つ目、一人ひとりが輝く特別支援教育の推進。障害者の自立と社会参加がいっそう求められている今こそ、生涯や軽度発達障害のある児童生徒の能力や可能性を十分に伸ばすために、一人ひとりの障害の種別、程度などに応じた、きめ細かな教育を関係機関との連携を図りながら推進してまいります。
 5番目、信頼され、期待される学校づくりの推進。各学校が地域の実情に応じて主体的に地域社会の教育力を生かし、創意工夫した教育活動を展開することにより、地域や保護者から信頼される魅力ある学校づくりを推進いたします。
 6番目、教職員の資質、指導力の向上。教育を取り巻く環境は大きく変化し、さまざまな課題が生じています。これらの教育課題を解決し、より効果的な教育を推進していくためには、教育の担い手である教職員の果たす役割は大きなものがあります。子どもたちの幸せのために、教科などに対する専門的知識とともに、広く豊かな教養、実践的指導力を高め、課題解決を目指して教職員の資質・指導力の向上に努めます。
 7番目。子どもの安全確保と所・園・学校の安全管理。近年、学校への外部侵入者による殺傷事件や登下校途中の児童生徒の誘拐事件等が多発しています。そこで、事件や事故を未然に防止するための教育の推進をするとともに、自然災害や事件・事故の発生時には迅速かつ適切な対応ができる危機管理体制の整備を図り、園児や児童生徒、所・園・学校の安全確保に努めます。
 8番目。人間形成の基礎を培う就学前教育の推進。幼児期は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う大切な時期であります。「道徳・社会規範・しつけ」のあり方が問われている今日、保育所・幼稚園は就学前教育の根幹をなす重要な場です。そのため、保護者と連携した教育活動や教育環境等の充実に努めます。
 9番目。健やかな心と体を育てる食育・健康教育の推進。便利で多忙な現代社会の中で、大人の生活習慣の乱れが子どもたちの成長を阻害する状況が多くみられるようになっています。生涯にわたって健康でいきいきとした生活を送るために、就学前から望ましい生活習慣や食を通じた豊かな人間性を育む教育を推進いたします。
 10番目。ゆとりある教育施設・設備の整備充実。子どもたちがのびのびと安心して学び、効果的な教育を進めるため、老朽化や耐震補強されていない校舎等の改修・改築や、また教材の整備などについて計画的に推進いたします。
 次に項目がかわります。いきいきと学ぶ生涯学習の推進ということでいきます。基本方針としては、活力に満ちた香南市として発展するためには、個性豊かで想像力に富んだ人材を育成し、生涯を通じて生きる喜びが実感できる生涯学習社会の構築が重要です。
 そのためには、市民一人ひとりが地域の自然や歴史、文化に親しみながら、生涯にわたり学び続けることを通じて、豊かな人間性を育むことのできる生涯学習推進体制を確立するとともに、学習機会の充実や、地域と連携した学習活動を推進いたします。
 また、子どもたちの健やかな成長のために、家庭や地域が一体となって健全育成に取り組むことのできる地域の教育力の向上に努めます。さらに郷土の発展にかかせない文化意識の向上とさまざまな文化的財産の保護・活用など、文化施策を積極的に推進いたします。
 「健全な肉体には健全な精神が宿る」の言葉通り、スポーツと健康は不可分の関係にあることから、学校や地域と連携を図りながら、健やかな心と体を育む生涯スポーツの振興に努めます。
 1番、生涯学習推進体制の整備と充実。生涯を通じて、誰もがいつでも、自己実現に向けた学習を推進していくためには、その活動を促進・支援する社会基盤が不可欠であります。市民の生涯学習に対する幅広いニーズに対応できる施設整備をはじめ、市民の自発的な学習活動を支援する生涯学習団体や指導者の育成が求められます。
 このため、生涯学習拠点である公民館や図書館の整備充実をはじめ、生涯学習推進体制の確立に努めます。
 次、2つ目。生涯を通じた学習機会の提供。生涯学習社会の中にあって、市民がいきいきと暮らしていくためには、生涯を通じて主体的に学習できる機会の提供が必要です。
 このため、多様化・高度化する市民の学習ニーズにこたえることができる学習プログラムを開発するとともに、家庭・地域だけでは実現できない高度な学習機会を設けるなど、あらゆる分野にわたる学習情報を提供し、学習意欲の向上に努めます。
 3つ目。地域社会に生かせる学習活動の促進。多様化する市民の生涯学習ニーズにこたえていくためには、いつでも手軽に参加できる地域での学習の場の確保をはじめ、地域の特性を生かした学習活動の促進や主体的に学習活動ができる環境づくりが必要です。
 このため地域での生涯学習の拠点である公民館等において学習活動の推進を図ります。
 また、生涯学習をより効果的に進めていくためには、学習を通じて得た知識や経験を自己表現や社会参加に結びつけることができる環境の整備が必要です。このため、学習成果の社会還元システムの構築をはじめ、学習成果の発表の場の充実に努めてまいります。
 次、4つ目。安全な地域の創出と子どもの健全育成に向けた地域教育力の向上。青少年による犯罪、児童虐待など社会的弱者に対する事件の増加や学校でのいじめ、不登校などが近年大きな問題になっております。このことは家庭や地域社会が担ってきた子どものしつけや基本的な生活習慣の体得、地域で子どもを守り育てる環境など、家庭や地域での教育力が低下したことが指摘されております。
 一方、少子化の進展や女性の社会参加機会の拡大、住民の連帯感の希薄化等も要因としてあげられます。こうしたことから地域や家庭の教育力の向上を図り、子どもたちが家庭や地域の豊かな愛情のなかで安心して成長できる地域環境の実現を目指してまいります。
 5つ目。たくましい子どもを育成する体験活動の推進。学歴社会や情報化社会が進展する中で、豊かな心をもったたくましい子どもを育成していくためには、成長する過程において子どもたちに欠如しがちな体験活動や、自然体験を通じた道徳観や正義感の体得が求められています。
 このため推進体制の整備をはじめ、地域社会と連携しながら子どもたちに多種多様な体験活動等の機会の提供や学習の場の確保に努めます。
 6つ目。地域に根ざした文化の振興。生活にゆとりと潤いを与える文化活動は、心優しい市民を育みます。そのため、多様な文化芸術活動を積極的に進め、幅広い文化芸術の振興を図ります。
 また、数多くの有形無形の伝統文化や文化財等を有しております。今後これらの文化財保護をはじめ、地域に伝承されている伝承文化や伝承芸能の継承と発展を図るとともに、広く生涯学習活動に役立ててまいります。その活用方法を積極的に検討し、地域に根ざした文化の振興に努めます。
 7つ目。平和で人権を尊重する社会を築くための教育の推進。香南市の発展を考えるとき、キーワード、重要になるのは人権尊重の理念です。その理念のもと、誰もが個人として等しく尊重され共生していく差別のない社会を実現し、自らの人生を切り開き、自己の能力を発揮でき、生き甲斐のある人生を想像できる社会を実現していくことを目的とした人権教育を推進いたします。
 次、生涯学習社会を支える高度情報化の推進。多様化、高度化する生涯学習ニーズに対していくためには、子どもから高齢者まで誰もがインターネットなどの高度情報通信ネットワークを容易に、そして主体的に利用できる環境の整備と、新しい情報通信技術を活用した学習機会の拡大などが求められます。
 このため情報通信技術を活用できる人材の育成や、情報通信技術を活用した学習の促進に努めます。
 9つ目。生きがいと活力のあるスポーツの振興と健康づくり。スポーツと健康づくりは豊かで活力に満ちた社会の形成や、一人ひとりの心身の健全な発達に不可欠なものであり、生涯学習社会に適応したスポーツの振興と健康の増進に向けた取り組みが求められます。
 このため、学校や地域と連携を図りながら、生涯スポーツの振興を図るとともに競技力の向上や健やかな心と体を育むスポーツ・レクリエーション活動を推進いたします。
 以上でございます。なお、始めに言ったように、重点目標、具体的施策は中へ載せてあります。これはすべてでもございません。これと市長さんの方から発表になった教育行政の方で発表があった教育の分を含めて、これから教育委員会としてはめいっぱい進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。


◯議長(野崎昌男君) これで教育委員長の香南市教育行政方針の説明を終わります。
 お諮りします。先ほど議会運営委員会委員長から報告がありましたが、日程第4、報告第1号から日程第13、同意第8号及び日程第36、議案第23号は、本日ほかの案件と分離し、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し、本会議方式により審議、採決したいと思います。これにご異議ございませんか。
[「異議なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 異議なしと認めます。よって左様決定いたしました。
 日程第6、同意第1号、助役の選任についてから日程第13、同意第8号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで、以上8件の一括補足説明を求めます。仙頭市長。


◯市長(仙頭義寛君) 議案を朗読いたしまして提案の理由にさせていただきたいと思います。
 同意第1号、助役の選任について。香南市助役に下記の者を選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第162条の規定により議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 氏名、山本学
 生年月日、昭和30年1月1日
 住所、香南市野市町下井554番地
 略歴、昭和53年3月、日本大学理工学部卒業
    昭和53年10月1日、野市町吏員
    平成8年4月1日、野市町総務課長
    平成11年6月1日、野市町総務課長兼企画課長
    平成11年10月1日から平成18年2月28日まで野市町助役であります。
 次に同意第2号、収入役の選任について。香南市収入役に下記の者を選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第168条第7項の規定により議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 氏名、別役朋之
 生年月日、昭和26年11月17日生まれ
 住所、香南市香我美町上分388番地
 略歴、昭和45年3月、土佐高等学校卒業
    平成12年12月、土佐香美農協退職
    平成12年12月、香我美町教育長
    平成15年2月、香我美町教育長退職
    平成15年4月から平成18年2月、香我美町長
 同意第3号、監査委員の選任について。下記の者を香南市監査委員に選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第196条の規定により、議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 氏名、北村秀夫
 生年月日、昭和19年5月15日
 住所、香南市夜須町西山1412番地1
 略歴、昭和38年4月、株式会社四国銀行入行
    平成12年7月、同人事部調査役四国保証サービス株式会社出向
    平成12年10月、四国保証サービス株式会社部長代理
    平成18年4月、四国保証サービス株式会社退職
 同意第4号、固定資産評価審査委員会委員の選任について。香南市固定資産評価審査委員会の委員に次の者を選任することについて、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 住所、香南市夜須町坪井1117番地
 氏名、田村章
 生年月日、昭和18年6月5日。
 略歴は以下のとおりでございます。省略させていただきます。
 同意第5号、固定資産評価審査委員会委員の選任について。香南市固定資産評価審査委員会の委員に次の者を選任することについて、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 住所、香南市香我美町岸本311番地1
 氏名、橋本盛夫
 生年月日、昭和15年11月18日
 略歴は記述のとおりでございますので、省略させていただきます。
 同意第6号、固定資産評価審査委員会委員の選任について。香南市固定資産評価審査委員会の委員に次の者を選任することについて、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 住所、香南市赤岡町517番地
 氏名、立仙淳一
 生年月日、昭和2年4月16日
 略歴については記述のとおりでございますので、省略させていただきます。
 同意第7号、固定資産評価審査委員会委員の選任について。香南市固定資産評価審査委員会の委員に次の者を選任することについて、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 住所、香南市吉川町吉原1117番地
 氏名、野村純幹
 生年月日、昭和3年11月10日
 略歴については記述のとおりでございますので、省略させていただきます。
 同意第8号、固定資産評価審査委員会委員の選任について。香南市固定資産評価審査委員会の委員に次の者を選任することについて、地方税法(昭和25年法律第226号)第423条第3項の規定により、議会の同意を求める。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 住所、香南市野市町西野2086番地
 氏名、公家靖孝
 生年月日、昭和16年4月30日
 略歴については記述のとおりですので、省略させていただきます。よろしくお願いいたします。


◯議長(野崎昌男君) 次に、日程第36、議案第23号、高知県市町村総合事務組合規約の一部変更について執行部から提案理由の補足説明を求めます。百田総務課長。


◯総務課長(百田博実君) 議案第23号、高知県市町村総合事務組合規約の一部変更について。市町村の合併の特例に関する法律(昭和40年法律第6号)附則第2条第2項の規定によりなおその効力を有することとされる同法第9条の3第1項の規定により、平成18年1月1日、平成18年3月1日及び平成18年3月20日の市町村合併に伴い、高知県市町村総合事務組合規約を次のとおり変更する。平成18年6月5日提出。香南市長、仙頭義寛。
 改正規約の朗読は省略をさせていただき、内容につきましてご説明を申しあげます。本案は、高知県市町村総合事務組合を構成する町村の合併に伴い規約の一部を変更するもので、本年1月1日の中土佐町、3月1日の香南市、香美市、3月20日の四万十町、黒潮町のそれぞれの合併にともないまして、構成市町村名に新市町名を加え、旧町村名を削除するとともに、同組合議員の定数を13人から12人に変更するものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。


◯議長(野崎昌男君) 説明が終わりました。
 暫時休憩をいたします。

          (午後 2時 5分 休憩)
          (午後 2時20分 再開)



◯議長(野崎昌男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第6、同意第1号、助役の選任についてを議題といたします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。24番、志磨村君。


◯24番(志磨村公夫君) 24番、志磨村公夫です。市長の方に人事案件ですので申し合わせ事項の中で質疑はしないという申し合わせでしたが、どうしても私も今回の香南市になった市会議員に立候補した中で、住民の方からいろいろ付託を受けて市会議員に通らせていただいた関係上、市長の今回香南市の市政に取り組む問題として、どうしても聞かなくてはいけないので聞かせていただきます。
 今回の香南市、合併を進めてきました責任者であります市長は、その中で、選挙戦の中でも5町村の融和を大きく掲げておりました。その5町村の融和を図るなかで、今回の助役の人事につきましては人物的にはどうのこうのはありませんが、5カ町村の均衡を考えた場合、そしてまた行政報告の中でもページ3ページに書いております「香南市は誕生したばかりで、市民の皆様のつながりも旧5町村の意識が強く、香南市民としての一体感も今後の市政にかかっており、連帯意識の醸成は極めて大切なものと考えております」このように言っている関係上、私は今回の助役につきましては野市町以外から出していただきたかったと思いますので、そのへんのお答えを市長の方にお願いをいたします。


◯議長(野崎昌男君) 仙頭市長。


◯市長(仙頭義寛君) ご質問にお答えしたいと思います。私は、香南市の合併を進めていくなかで、いろいろ助役人事も検討してまいりました。そういうなかで、やはり合併を進めてきた事務方のトップとして、幹事長としてやっていただいた山本 学氏が状態も知っておりますし、そういう中で私は彼が一番適任ということで今回お願いするわけでございまして、決してどこの町村をないがしろにするとかいうことは全然考えておりません。やはりそういう中で、やはり皆さんに力を借りながら、それぞれの町村の良さを引き出す、この適任者が誰かということで、私は山本 学氏を助役として推したわけでございますので、ご理解をいただきたいと思います。


◯議長(野崎昌男君) ほかに質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第1号、助役の選任について同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[起立多数]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立多数であります。よって同意第1号は同意することに決定しました。
 日程第7、同意第2号、収入役の選任についてを議題といたします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第2号、収入役の選任について同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[起立多数]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立多数であります。よって同意第2号は同意することに決定しました。
 日程第8、同意第3号、監査委員の選任について(識見を有する者)を議題とします。
 これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第3号、監査委員の選任について(識見を有する者)同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[全員起立]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立全員であります。よって同意第3号は同意することに決定しました。
 日程第9、同意第4号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を議題とします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第4号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[全員起立]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立全員であります。よって同意第4号は同意することに決定しました。
 日程第10、同意第5号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を議題とします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第5号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[全員起立]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立全員であります。よって同意第5号は同意することに決定しました。
 日程第11、同意第6号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を議題とします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第6号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[全員起立]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立全員であります。よって同意第6号は同意することに決定しました。
 日程第12、同意第7号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を議題とします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第7号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[全員起立]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立全員であります。よって同意第7号は同意することに決定しました。
 日程第13、同意第8号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を議題とします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより同意第8号、固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を採決いたします。この採決は起立によって行います。本件はこれに同意することに賛成の方は起立を願います。
[全員起立]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立全員であります。よって同意第8号は同意することに決定しました。
 次に、日程第36の議案第23号、高知県市町村総合事務組合規約の一部変更につてを議題とします。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。これより討論を行います。討論はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 討論なしと認めます。これより議案第23号、高知県市町村総合事務組合規約の一部変更についてを採決いたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。
[全員起立]


◯議長(野崎昌男君) お座りください。起立全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
 小休いたします。

 ( 休 憩 )
 ( 再 開 )



◯議長(野崎昌男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第4の報告第1号、予算の繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
 本案について質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。本件は報告案件でありますので、採決はいたしません。
 続きまして、日程第5の報告第2号、予算の繰越計算書の報告についてを議題といたします。本案について質疑を行います。質疑はありませんか。
   [「なし」の声あり]


◯議長(野崎昌男君) 質疑なしと認めます。本件も報告案件でありますので、採決はいたしません。
 本日のすべての日程がこれで終わりました。
 次の会議は6月13日火曜日の午前10時から開会いたします。本日はこれで散会をいたします。どうもおつかれさまでございました。



◯議長(野崎昌男君) 再開をいたします。議長の不手際で、少し訂正をお願いします。先ほど「これで本日の日程はすべて終わりました。次の会議は6月13日火曜日の午前10時から開会いたします」と言って「本日はこれで散会いたします」と言ったところを一回削除いたしまして、助役、収入役の同意案件でお二人の挨拶をいただいて、もう一度これをやっての散会にしたいと思いますので、始めの部分を削除いたしますのでお許しを願いたいと思います。



◯議長(野崎昌男君) それでは、先ほど同意第1号、助役の選任についてで山本学助役を皆さんで同意をいたしました。ここに山本助役が来ておりますので、就任のご挨拶をいただきたいと思います。山本助役。


◯助役(山本 学君) 貴重なお時間をいただきまして、議長並びに議員の皆様方に御礼申しあげます。このたびの選任によりまして、同意によりまして助役に就任することになりました山本 学と申します。
 市長を補佐しまして、この香南市の黎明期といいますか、しょっぱなの部分をこの基礎づくりを職員と共に市民のための市政をするために一生懸命がんばりますので、議員の皆様方の、また市民の皆様方のご支援よろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが私のご挨拶といたします。ありがとうございました。
   [拍手]


◯議長(野崎昌男君) ありがとうございました。
 続きまして、同意第2号、収入役の選任についてで同意をいたしました別役朋之氏がおります。ご挨拶をお願いします。


◯収入役(別役朋之君) 収入役に皆さん方の同意を得まして選任をいただきました別役朋之でございます。今、香南市、発足したばかりで職員やあるいは地域の皆さん方、大変混乱もし、動揺もしている時期であろうと思いますけれども、収入役に徹するというか、財政非常に厳しいものがございますので、収入役の責務に徹することはもちろんでございますけれども、やはり香南市が早く融和してひとつにまとまるということが大切でございますので、まず職員の融和、そして市民の融和を図るいうこともあわせて取り組んでまいりたいと思いますので、どうか皆さん方によろしくお願いを申し上げまして、簡単ですが就任のご挨拶とさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。
   [拍手]


◯議長(野崎昌男君) ありがとうございました。
 これで本日の日程はすべて終わりました。次の会議は6月13日火曜日の午前10時から開会いたします。
 本日はこれで散会いたします。ありがとうございました。

          (午後 3時 7分 散会)