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高知県 香南市

平成21年第21回定例会(第4日) 本文




2009年06月18日:平成21年第21回定例会(第4日) 本文

          (午前 9時36分 開会)
◯眞辺慶一議長 ただいまの出席議員は25名です。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。
 議事日程に入る前に報告をいたします。
 6番 野崎昌男君は、病気治療のため、遅刻という連絡がありました。
 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりです。
 議事日程により会議を進めます。
 先ほど、斉藤朋子君から、6月17日、昨日の会議における発言について、会議規則第65条の規定によって、発言を取り消したいとの申し出がありました。その内容について説明を求めます。
 17番 斉藤朋子君。


◯斉藤朋子議員 おはようございます。17番 斉藤でございます。
 私の昨日の一般質問の中で、訂正あるいは削除していただきたい箇所がございますので、よろしくお願いいたします。
 まず最初に、「4,000食の愛媛県東温市」というところを、「E県T市」と訂正をしていただきたいと思います。
 それと、再質問の中で、「もっと、失礼な言い方かもわかりませんけれども、旧野市の方がどなたかがこれを早く気がついて、もっと早く野市の子供たちに調理室を設けていただけなかったのか」という部分で、私は、「旧野市の方が」と申しております。野市町議会とは一言も言っておりません。
 ただ、昨日の動議では、野市町議会というふうにとられたようですので、私は、本当はこれは、「野市の方」というのは執行部という思いで言いましたけれども、「野市の方が」ということになれば野市町議会と野市町執行部というふうにとられたということで動議が出たと思います。
 だから、このことについては、前段で、野本議員が議会でもやったと。公文志信さんにも聞きました。議会でやったけれども、執行部はがんとして違法ではないということで改めなかったということをお聞きしました。私は「野市の方」と書いておりますので、これは野市町議会と言うたつもりはなかったですけれども、これが不適切な発言で、野市の方は実際に公文さんや野本さんが野市町議会のときに一生懸命やってくださったにもかかわらず、執行部はがんとして受け入れなかった。このことに対しては、旧野市町議会の方に対しては失礼な言い方であったということであろうかと思いますので、これはおわびをさせていただきたいと思います。
 次に、「野市は2,000食ですので確かに食数が多いけども、赤岡、吉川、香我美、夜須の子は本当においしい給食を食べています」という発言は、暗に野市がおいしくないというふうな受け取り方ができるので、不適切だという指摘がございました。これについては取り消しをさせていただきます。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 説明が終わりました。
 8番 岡崎君。


◯岡崎健議員 ここで動議は出していいんですか。


◯眞辺慶一議長 いいですよ。


◯岡崎健議員 昨日の斉藤議員の質問に関連いたしまして、彼女は、「議会の教育民生常任委員会ともども、この重大な大事業に対して十分な調査・研究もせず、議論も深めることもなく」、ちょっと省略しまして、「余りにも無責任な結論を出した」と、こういう発言をしております。私ども教育民生常任委員会は、各検討委員会の結果を受けまして、真摯に十分な審議をしてまいりました。それに対してこういった発言をされる、これは非常に私たち常任委員会を否定、侮辱するような発言でございます。私は、この発言に対して取り消しを求めたいと思います。そういうことで動議を提出いたします。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 ただいま、8番 岡崎健君から、17番 斉藤朋子君の昨日の一般質問の中のですね、発言について、削除の希望の動議が提出をされました。本動議に賛成の方の起立を求めます。
             (賛成者起立)


◯眞辺慶一議長 動議成立には2名以上の賛同者が必要でございますので、この動議は所定以上の賛成者がありますので、成立をいたしました。
 暫時休憩をいたします。
          (午前 9時43分 休憩)
          (午前 9時52分 再開)


◯眞辺慶一議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 17番 斉藤朋子君。


◯斉藤朋子議員 訂正の発言を許してください。


◯眞辺慶一議長 はい。それを許します。


◯斉藤朋子議員 私のために申しわけございません。皆さんのお時間をお割きいたしまして、申しわけございません。
 最初、「もっと、失礼な言い方かもしれませんけれども、旧野市の方がどなたかがこれを早く気がついて、もっと早く野市の子供たちに調理室を設けてあげていただけなかったのか」という部分について、取り消しを言ってございませんでしたので、これを取り消していただきたいと思います。
 それと、先ほど、岡崎議員から出ました私の発言の中で、「執行部、議会の教育民生常任委員会ともども、この重大な大事業に対して十分な調査研究もせず、議論も深めることもなく、そして学校現場の声を聞くこともなく、余りにも無責任な結論を出した」ということを削除していただきたいと思います。
       (「執行部は求めてないんです」の声あり)


◯斉藤朋子議員 失礼しました。訂正します。
            (発言する者あり)


◯斉藤朋子議員 岡崎議員の指摘のあったことに対して、取り消しをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯眞辺慶一議長 説明が終わりました。
 お諮りします。
 まず、ただいまの岡崎健議員から動議が提出されました件についてですね、取り消しということで発言がございました。
 これを許可することにご異議ございませんか。
           (「異議なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 異議なしと認めます。
 よって、斉藤朋子君からの発言取り消しの申し出を許可することに決定をいたしました。
 続きまして、野崎昌男君から動議が出されておりました動議についてですね、先ほど陳謝と説明をいただきました。
 これを許可することにご異議ございませんか。
           (「異議なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 異議なしと認めます。
 よって、斉藤朋子君からの発言取り消しの申し出を、これも許可することに決定をいたしました。
 それでは、日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。
 通告順に従いまして、順次発言を許します。
 16番 山崎朗君の一般質問を許します。
 16番 山崎君。


◯山崎朗議員 3点にわたりまして一般質問を行います。
 農業委員会の会長さん、どうもきょうはご苦労さまです。
 この議場は相互の議論の場でもございますので、気軽に、そしてまた、私どもは農業行政にうといものですから、いろいろ質問の点につきまして教えていただきたいと思っております。
 今回の農業委員会委員選挙の件については、会長さんはじめ農業委員の皆さん方、また事務局も含めまして大変心を痛められたことと思います。
 ただ、農業者の中核の公的団体として、全く意図的ではないにせよ、報道されましたような失態を犯してしまった、このことは大変重たい事実でもあります。私どもは、議会人の一人として、単にそのことを責めるということだけではなくて、誤りがあったらあったで、そのことの経緯を明らかにしてもらい、そして、その上で、農業がこういう危機的情勢のもとにありますので、今後大いに農業委員会には頑張ってもらう、そういう思いで以下の質問をさせていただきます。
 マスコミ等で今回の農業委員会委員選挙の不手際が報道されました。残念ながら、農業委員会の内部資料の取り扱いにおいて確かに誤りを犯したわけで、このことによりまして農業委員会ないしは香南市行政への不信が生じてまいりました。新聞報道の中で、また市広報6月号の中で会長名による謝罪が発表されております。
 改めて、農業委員会に関する法律あるいは農業委員会委員選挙に関する条文、また県の農業委員会委員選挙に関するガイドブック等を読んでみました。農業委員会法第1条は、「農業委員会は農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄与する」、こういうことが目的としてうたわれております。
 農業委員会の性格の1つとして、自治法による行政委員会の1つとして自治体の長から独立して、みずからの責任においてその職務遂行、農地行政を行うことが一面としてあります。もう一つの性格は、農業委員の多数が農業者の直接選挙で選ばれる。農業者の代表機関、農業者の議会と言われる性格があります。
 農業委員会の具体的な仕事は法第6条の所掌事務に列挙されておりますけれども、いずれもこれらは農業委員会でなければならない重大な業務であります。そして、この農業委員会の委員の選挙は、第7条以下に定められておりまして、また、実際の選挙につきましては、規制はかなり緩やかではありますけれども、公職選挙法が準用されております。
 農業委員会のこうした法律で定められた崇高な使命を考えても、そして、その農業委員を選ぶ重要な選挙に当たり、事務手続上の不公正とも言える行為は大変残念かつ遺憾でもあります。
 改めて農業委員会にお伺いをいたします。
 なぜ内部資料の流出という不適切な事態を招いたのか。また、期日の定まっていた農業委員会委員選挙に向けて選挙事務や啓発にどう取り組んでいたのか。この問題発生に至る経過をまずお伺いをいたします。
 次に、この問題は、合併後初めての、しかも旧5町村時代も含め旧野市町で平成7年に行って以来の14年ぶりの選挙とはいえ、間違いは間違いとしてきちっと、どこでどう間違ったのか、また、法解釈の認識が甘かったのか、選挙実施に向けての取り組み体制も含めて総括を行っておくべきだと思います。選挙期日前にこういう問題が報道され、大変混乱を来したこととは思いますけれども、その後、農業委員会としてどういうまとめ、総括を行ったのか、お伺いをいたします。
 次に、こうした問題を起こした後、一番大事なことは、失った信頼をどう回復するかにあります。そしてまた、3年後に向けて、今度は間違いないようどう取り組んでいくのかが問われてまいります。農業委員会の今後の取り組み、そして決意を伺っておきます。
 次に、行政委員会の報酬問題についてお伺いをいたします。総務課長にお伺いをいたします。
 市の行政機構全体として見ますと、議決機関としての我々の議会、そしてあなた方の執行機関とに分けられます。そして、あなた方の執行機関は、副市長や収入役、そして職員といった市長の指揮のもとに置かれる市長部局、そして行政委員会から成り立っております。行政委員会制度は、首長とは相対的に独立した執行機関として、行政上の決定を慎重かつ公正中立に行い、かつ、それを執行するために設けられ、住民の代表が委員として合議によって決定、執行するもの、つまり、権力の一局集中を避けまして、行政全体の安定的能率的継続を期したものであります。
 この行政委員会は、自治法第180条の5で、県には9つ、市町村には教育委員会、農業委員会、選挙管理委員会、監査委員会等々、6つの行政委員会があります。今回は、この行政委員会の報酬問題についてお伺いをいたします。
 市の非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例で、香南市は、6つの行政委員会のうち、教育委員会委員長、同教育委員、また農業委員会会長、同委員が、出務日数にかかわらず、それぞれ月額報酬となっております。
 端的にお伺いをいたします。
 ことし1月に大津地方裁判所で、滋賀県に対し、これらの行政委員会への月額報酬を支出してはならないという判決が出されました。内容的には、1つに、非常勤の職員に対する報酬は生活給としての意味を全く有さず、純粋に勤務実績に対する反対給付としての性格のみを有することから、原則として勤務日数に応じてこれを支給すべきとしております。
 また、ことし2月に、高知県に対しまして県民から、非常勤の行政委委員に対する月額報酬は自治法に対する違法な公金支出であり、支出しないよう必要な措置を求める監査請求が出されました。これは、結論から言えば、非常勤の行政委員に対する月額報酬の支出は報酬条例に基づいてなされており、それ自体に違法性、不当性はないとして、県民からの請求を棄却しております。つまり、これは、議会が条例を認めているわけで、条例どおりに出しているから違法性、不当性はないというものでございます。
 ただ、注目すべきは、この高知県の監査結果報告書の最後の知事に対する監査委員としての意見の中で、監査委員はこう述べております。「非常勤の行政委員に対する報酬は、法第203条の2第2項の規定により、勤務日数に応じて支給することが原則とされ、これによらない場合は例外と考えられる。このことから、報酬条例ですべての非常勤の行政委員に対して月額報酬を支給するとした部分は妥当性を欠いていると考えられる。よって、報酬条例で規定されている月額報酬については、日額報酬に改めるよう検討すべきである」こういう県の監査委員の見解であります。
 市として、現在、教育委員会、農業委員会というこの2つの行政委員会に出している月額報酬制度を見直す考えはないか、お伺いをいたします。
 次に、最後に、住民自治についてお伺いをいたします。
 中元さん、また信吉同僚議員に対しまして、各旧町村に対する現在の取り組み状況が答弁をされました。同じ香南市といいましても、それぞれ、この問題、住民自治についての取り組みのスタートラインが違っておりましたので、当然、現在の状況の違いがあります。今回質問を出したのは、職員の担当制度をつくる、この機会にそれぞれの旧町村に合わせた進め方と共通する認識をいま一度確認しておきたいがために質問をいたします。
 といいますのも、例えば、香我美町の現状や今後のことを考えますと、いわば形づくりの組織づくりから、最終的には、行政との協働による自治づくりの方針が3年前の合併によって少し目が届かなくなってきたな、あるいは停滞ないしマンネリ化になってきたんではないかというような思いが、私には個人的に今感じております。こうした運動の持続、そして発展への1つの壁が今立ちはだかってきたんではないかというような思いがあります。もちろん、それぞれの役員の方々をはじめ、担当職員も一生懸命やっておりますし、また、大変な苦労もされております。しかし、そういう苦労の正当な評価と今後の展望が行政にも、また自治会の会員に芽生え、地域に共感を呼び、ふえているかと、この運動が発展しているかというと、どうも今ここで考えるべきときじゃないかというようにも思います。
 そういう自治づくりの現在の状況、悩み、課題が課長の頭にあるのだろうかと心配しておりましたけれども、一昨日の中元さんへの答弁で、例えば、香我美町では、改めて地区担当制を置く、そして、数年経過しているので、現状把握に努めるという課長の答弁がありまして、私も同感の意を強くいたしました。
 ただ、職員の方々、これは地域の方々もそうでありますけれども、日ごろ話をしていても、非常に温度差が残念ながらあります。どうしても夜間や休日のイベントもあります。会議もあります。何でここまでというほっこりしない職員意識も中にはあります。自治会、協議会づくりを市政運営の柱とするには、それ相応のトップ及び幹部の情熱が必要であります。旧町村のときばかり振り返ってもいけませんけれども、やはり、各自治会、協議会の様子が、我々の手のひら、目の届くところにありました。そしてまた、絶えず執行部からの報告で住民自治の問題点あるいは展望がある程度つかめておりましたが、何か今、漠然とした取り組み、企画課という1つの担当課のみの動きになっていないかと懸念するものであります。
 やはり、市政運営を市長が、現在、そして将来にわたり、この方法を手段としてやっていくという、いわば骨太な線を貫くなら、今度の職員担当制をどう考えるかに比重がかかってくると思います。地域担当職員には住民自治をサポートする役割、そしてもう一つは地域住民と協働しながらも、どうリーダーシップをとっていくか、その両面が問われてくるんではないかと思います。担当課長としてこの職員に対する行政と住民の役割を明確に示し、住民自治への認識を高め、同一意識にする取り組みが求められます。
 改めてお伺いをいたします。
 1つには、各地域の自治会づくりの現状と今後の取り組みについて、実際に現場で説明をしている課長としての悩みも含め、説明会ではどういう意見が出ているのか、お伺いをいたします。
 また、職員の地区担当制には職員の意識づけが大事となってまいります。今後の研修会等への構想、またその取り組みについてお伺いをいたします。


◯眞辺慶一議長 福田農業委員会事務局長。


◯福田信夫農業委員会事務局長 16番 山崎朗議員の農業委員会委員選挙についての1)なぜこういう問題(個人情報保護条例違反)が発生したのか、選挙に向けて事務や啓発にどう取り組んでいたのか、経過を問う、のご質問と、3)今後の信頼回復に向けての取り組み及び議会の選挙に向けた改善への取り組みについて、のご質問のうち、次回の選挙に向けた改善への取り組みについて、のご質問にお答えします。
 このたび、農業委員会の内部資料の取り扱いに関して不適切な事務処理があり、関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心よりおわびいたします。
 さて、今回の問題が発生した原因は、1月1日現在で登録します農業委員会委員選挙人名簿登載申請書の回収率が非常に低調であったことが考えられます。
 合併前の旧町村農業委員会でも回収率は低かったかと思いますが、これを補うため、農業委員会では、選挙権を有する者からの申請がないときは、その者について本人からの申請書にかわるべき文書を作成して、選挙管理委員会に提出しておりました。こうしたことができたのは、各地区に農業委員がおり、選挙権を有する者から申請がされなかった場合、地元の農業委員が確認することができたためです。このため、今までこうした資料は必要がありませんでした。
 1月の農業委員会で、少しでも選挙権を有する者に選挙人名簿登載申請書を提出していただこうと、会の終了後、選挙人名簿登載申請書を提出していない農家に声かけをすることを申し合わせました。
 しかし、選挙人名簿登載申請書を出した農家と出していない農家がわからないため、だれに声かけをすればよいか、わかる資料を用意することとなり、請求のあった一部の委員に手渡しました。手渡す際には、個人情報が記載されているので、取り扱いには十分注意し、他人には決して見せないように、また使用後は必ず返却をと伝えました。
 しかし、農業委員会委員選挙が告示された後、この資料を回収し切れなかったことが結果的に目的外使用に利用されることになりました。
 次に、選挙に向けて事務や啓発にどう取り組んでいたのか、経過を問う、についてのご質問にお答えします。
 選挙に向けての事務は、職員3人で、昨年10月から11月末にかけて、農家基本台帳システムに登録されている世帯及び世帯員の確認並びに保有面積の確認作業に取りかかり、選挙人名簿登載申請書の打ち出しテストを行いました。12月から正式な選挙人名簿登載申請書を町行政区ごとに打ち出し、その申請書の説明と記入例を示した文書及び提出依頼文書を同封し、12月19日に2,416通を該当世帯に送付しました。
 1月には、返信された選挙人名簿登載申請書の有権者の確認作業及び農家基本台帳システム入力を1月27日まで行い、翌日28日の農業委員会定例会で選挙権の有無を確認した後、市選挙管理委員会へ選挙人名簿登載申請書を送付しました。
 次に、選挙に向けての啓発は、昨年12月1日発行の市広報紙へ選挙人名簿登載申請書の提出のご協力の呼びかけの記事を掲載、1月1日発行の市広報紙へ選挙人名簿登載申請書の提出の呼びかけの記事を掲載、3月には農業委員会広報紙で農業委員選挙に関する期日等の記事を掲載し、お知らせしました。また、農業委員が地元の会合等に出席した折には、農業委員選挙の年ということの周知をし、選挙人名簿登載申請書の提出の呼びかけも行ってきました。
 次に、次回の選挙に向けた改善への取り組みについてのご質問にお答えします。
 今回の問題を受け、4月の農業委員会定例会で、経過報告並びにこうした問題を二度と起こさないための対策を協議しました。来年1月1日現在の選挙人名簿登載申請書から、選挙権を有する者からの申請がないときは、農業委員のいる地区から順次有権者資格の調査を行っていき、本人からの申請書にかわるべき文書を作成します。これにより、選挙権を有する者の登録漏れが相当解消されると考えます。
 しかし、本来の有権者登録は、経営主及びその世帯員の農業従事日数等の申告に基づき、その要件を審査し、登録されるものですので、まずは選挙人名簿登載申請書の回収率を上げるため、市、農業委員会広報紙、ケーブルテレビや各支所の防災行政無線の活用、宣伝カーでの周知等を積極的に行い、選挙への関心を持っていただき、選挙人名簿登載申請書を提出していただけるよう、市選挙管理委員会とも連携していきたいと考えています。
 また、農業委員による地域での声かけもいろいろな機会を利用して行い、選挙人名簿登載申請書の回収率アップにつなげていきたいと考えております。
 今回問題となりました内部資料の取り扱いは、農業委員会定例会での選挙人名簿登載申請書の確認事務のみだけに今後は使用いたします。
 早速、今月の農業委員会定例会で、公務員として守秘義務、個人情報の取り扱い、農業委員選挙等について改めて再確認を行うため、個人情報保護条例及び農協委員会委員選挙の研修会を開催する予定です。また、農業委員活動に使用する資料等を原則返却すること、資料の受け取り日、返却日、使用目的等必要事項の記載用受付簿を備えつけること、個人情報の漏えい等が発生した場合の措置、報告等も話し合うことなどを徹底してまいります。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 安岡農業委員会会長。


◯安岡洋光農業委員会会長 おはようございます。農業委員会の会長の安岡です。
 このたび、農業委員会の内部資料の取り扱いに関しまして不適切な事務処理がありまして、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。心からおわび申し上げます。
 16番 山崎議員さんからの2)今回の問題について農業委員会でどういうまとめを行ったのか、とのご質問と、3)の今後の信頼回復に向けての取り組みについて、は私からお答えしたいと思います。
 農業委員会では、合併直後、旧町村間に事務の考え方や取り組み方に若干ずれがあったため、農業委員が行うべき法令事務や農業振興に関する事務等について5町の委員の融合と委員事務のレベルアップと統一に努めてまいりました。
 しかし、今回こうした問題が発生したことは、特別職の地方公務員としての使命や資質の向上に関することがおろそかになっていたのではないかと、会長として責任を痛感しております。
 同じような問題を今後発生させないよう、農業委員会で協議を行いまして、先ほど事務局長が答弁いたしました取り組み等を指示してまいりました。委員、事務局一同、気を引き締め、農業委員会の信頼回復に向け、より一層適正、公正で透明性のある事務に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 安井総務課長。


◯安井士郎総務課長 16番 山崎議員の行政委員会の月額報酬問題について、のご質問にお答えします。
 香南市に設置されている行政委員会では、教育委員会と農業委員会の委員に月額報酬が支払われており、両委員会とも委員が月額4万3,000円、委員長が月額5万5,000円となっております。
 両委員会の活動状況を見ますと、教育委員については、教育委員会の会議など委員活動としての定例の出務のほか、学校行事等への参加などがあり、また、農業委員についても、農業委員会の会議など委員活動としての定例の出務のほか、農地に関する相談や調査業務などの出務があります。
 このように、教育委員会及び農業委員会では、定期的な出務以外に委員の身分を持って活動する場合があり、日額では反映し切れない部分があることから、多くの自治体が月額報酬としているところです。これらのことを踏まえ、本市の月額報酬を見てみますと、適正な額であると考えております。
 ご質問にありました滋賀県の行政委員のケースは、月額19万から22万と本市の約4倍の報酬が支払われており、本市のものとは単純に比較できないケースで、なお現在も係争中であります。
 また、本年3月に出された高知県監査委員による県の行政委員会委員報酬の監査結果報告を見てみますと、重大かつ明白な法令違反とは言えないが、すべての非常勤の行政委員に月額報酬を支給するとした部分は妥当性を欠いているとして、日額報酬に改めるよう検討すべきとしております。
 これらのことから、本市では、今のところ、日額報酬への改正は考えておりませんが、今後は、裁判の行方や他団体の動向を見守りながら適切に対応してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 田内企画課長。


◯田内修二企画課長 16番 山崎議員の住民自治についてのご質問にお答えいたします。
 最初に、各地域の自治会づくりの現状と今後の取り組みについて、お答えいたします。
 住民自治組織づくりの現状は、4月以降、市職員への説明、また協議を行い、現在、各地区での話し合いを始めたところであります。現在、香我美町を除く各地区で行っております町内会長の方々への説明は、各地区の担当職員が中心となって説明を行っており、企画課職員は同席し、また、必要あらば補足などを行っております。
 ご質問の、どのようなご意見があるかにつきましては、将来的にも継続できる取り組みが必要、地域で話し合いの場を持っても人が集まらない、担当職員が積極的にかかわってほしい、現在の町内会の加入推進を積極的に行ってほしい、補助制度について金額を下げても8割補助を全額補助にできないか、そのほか、積極的なご意見、消極的なご意見など、さまざまありますが、地区によっての違いもありますが、全体的には、やらんといかんけんど、ようやるろうか、必要と思うけんど、会長などをやってくれる人がおるろうかのご意見が多く聞かれます。
 このご意見は、地区担当職員が今後とも地域にどのようにかかわり、どう支援していくのかを含め、住民自治活動を進める上で重要な課題だと思っております。
 次に、職員の地区担当者制には職員の意識づけが大事となる、構想とその取り組みついて問う、についてお答えいたします。
 本市が目指す協働のまちづくりを実現していくためには、市民の皆様の自治意識の高揚と住民自治組織の充実は必要不可欠なものですが、それと同様に、市職員の意識の持ち方が大変重要になってくると考えております。
 職員は、住民自治の必要性や自治会及びまちづくり協議会の設立、活動にどのようにかかわっていくべきであるか等につきまして理解を深めるために勉強会や協議を行っておりますが、実際に住民の方々と話し合い、ともに活動していく中で、さまざまな課題に直面することが考えられますので、地区担当者の体制は、各地区ごとに班長のほか数名を配置し、旧町村ごとの責任者を支所長、野市町は私と市民保険課長とするとともに、この責任者に総務課長を含めたメンバーでの責任者会議を置いており、各地区の課題などを班で協議し、また、旧町村ごとの班長会で、そして内容により責任者会議で協議するとともに、情報を共有し、それぞれの連携、協力ができる体制としております。また、今後とも、職員の意識向上のため、勉強会や研修を行ってまいりたいと考えております。
 なお、地区担当者制は、市民の皆様と一緒に活動することにより、職員自身の意識改革を行うことになるとも考えております。また、地域へ入り、市民の方々の声を直接聞くことで地域が抱えるさまざまな課題や問題を認識し、市民とともに課題の解決に取り組むことが協働のまちづくりを進める上で大変重要なことであると思っております。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 16番 山崎君。


◯山崎朗議員 再質問を行います。
 まず、農業委員会委員選挙についてでございます。2、3、気がついたことで再質問をいたしたいと思います。
 事務局の方からの経過報告で大体わかりましたけれども、私も実際ある候補者の支援に応援に入りましたけれども、農業者からの根本的な問いかけがありました。それは何かというと、1つには、何の選挙が今行われているのか、それからもう一つは、農業委員会とは何か、農業委員はどういうことをやっているのか、そういう根本的な問いかけがあったわけであります。そして、もう一方では、この選挙に関心を持ち得ず、申請をしていない方々が結構おりました。それは、今局長の言われたような状態です。これは、今まで無投票できたという1つの負の側面があったわけであります。もちろん、今回の問題は、そういう自分たちの重大な選挙でありながら申請をしないという、この農業者の責任も問われてきます。
 農業委員会の出しておりますこの「あぐりぽーと」という広報紙を読ませていただきました。非常に大事な農業者への情報や農業委員会の活動報告、そしてまた、市長に対して本当に農業委員会が果たすべき生命線とも言える建議書、これもきちんと出されております。私は、農業委員会としたら精いっぱいの活動をやっているんだという自負もあろうかと思います。
 ただ、やはり、このように大事な選挙についての申請者が極めて少なかったという点では、今後なお一層農業委員会の存在意義を農業者に広め、なおかつ、選挙前の啓発に農業委員会としても大いに取り組む必要があろうかと思います。
 局長の言われるように、いろいろの広報で啓発が出されております。小さなことですけれども、例えば農業委員会の出した選挙の期日についての広報等もありますけれども、小さなことで申しわけないんですけれども、例えば投票日の曜日が間違っていますわね。日曜日投票なのに、これで見ますと、月曜日投票ということにもなっております。
 それはともかくとして、新しい体制になった農業委員会は、どうか、先ほどの会長さんの答弁のように、なお一層頑張っていただきたいと私は思います。本当に香南市の農業、危機的状況というか、もう曲がり角を曲がった状況ですが、農業委員全員が頑張っていただくことを大いに期待をいたします。先ほど強い会長さんの決意を伺いましたので、答弁は結構でございます。
 それで、総務課長にお伺いをいたします。選管への通告を出そうかと思いましたけれども、それほど大げさにしなくても、事務的なことでもありますので、総務課長の速攻の答弁でいけるだろうということでお願いしたいと思います。
 今回の問題は、基本的には、あなたの選管へ届く以前の手前の問題、あくまで農業委員会の内部資料流出という問題であったと私は認識しておりますけれども、ただ、選管としても今後の農業委員会委員選挙を考えて反省点と工夫を示していただきたいと思います。といいますのも、この選挙に入ってみまして農業者の方々が口々に言うのは、だれが立候補してるのかわからん。それはそうですわね、掲示板もないですから。ただ、投票所に行くと立候補者の掲示といいますか、これがなされていたようですが、この字が余りにも小さくて見えんと。わからんと。さらに言えば、一般選挙の投票所は33カ所ですか、でありますけれども、この農業委員会選挙は各支所の5カ所でありました。こういう箇所数で果たしていいものかどうか。啓発と選挙のやり方を選管としても再検討してみる余地があるのではないかと思います。
 例えば、海の県会議員と呼ばれる海区の漁業調整委員会、ここでは、県の選管は漁業者に直接働きかけております。この海区漁業調整委員会などは対象者は限られるわけですね、選挙できる。だから、一般的に広報啓発をしてもこれはなかなか漁業者に行き届かないということで、県の選管としても頭をひねって、直接漁業者への呼びかけ、ここに力点を置いております。
 それで、先ほど、局長さんの方から、今後の選挙に向けて、3年後の選挙に向けていろいろ啓発をしていくということもありましたけれども、やはり、この選挙については、一般の選挙と違いまして、対象者が、選挙人が限られておりますので、それ相応の工夫等が必要だろうと思います。その点について、選管として今度の選挙を経験する中で反省点、そして改善に向けて今後どう取り組んでいくのか、お伺いをいたします。こういうね、投票日のポスターなんかも各支所やJAにも張ってありましたけれども、余り目につかなかったというような声もありましたので、お伺いをいたします。
 それから、行政委員会の問題であります。定期以外の業務があると。現在の市の条例で定めている額は適切な額だと。それで、大津の場合、滋賀県の場合は額が非常に大き過ぎて比較にはならないと。確かに今、大阪高裁の方へ滋賀県は控訴をいたしまして、今裁判中、係争中でもあります。
 ただ、この問題を考えるときに、金額の多寡の問題では1つはない。第203条の2の第2項で、確かに、条例で定めた場合は出してもいいですよということになっています。それがために、例えば香南市と香美市でも違いがありますし、各自治体でばらつきがあります。ある市は月額に、ある市の行政委員会は月額になっていたり、それから日額になっていたりしています。
 県のやつ、県の監査委員の調査報告書を見ましたけれども、例えば、1日当たりにすると、県の選管委員は10万円を超える報酬額になっています。それからまた、教育委員会や労働委員会、これなども1日当たりにならすと報酬額が5万円以上というように、非常に高額になっております。それぞれ職務と職責に違いと重みがあるにせよ、これはやはり県民から見たら異常とも言える高額でありますし、これで県民の理解を得るというのはちょっと難しいんではないかと思います。
 それで、香南市の場合ですが、額的には適切な額だと言われました。確かに、農業委員会、この「あぐりぽーと」に農業委員の動きの記事が出ておりまして、それを見てみますと、例月の会とか、研修会とか、それから特に会長さん、会長代行の方々のなぐれが非常に大きいわけであります。それから、一般の農業委員の方々にしても、日ごろからの農業者との相談業務、これなんかもかなりあるだろうとは思います。その報酬として毎月同じ額でいいのかどうか。総務課長が言うように、報酬額の多寡、多い少ないということを考えると、むしろ日額でやってあげた方が当該委員も、また市民もすっきりと納得できるのではないのか。
 確かに、目に見えないところでなぐれている分をどうするかという問題もあります。その点でいえば、市の条例では同じ行政委員会でありながら月額と日額に分けておりますので、この条例で日額、月額をどのような基準で分けているのかという問題も出てまいります。その辺について、いま一度、市の条例で分けている理由等についてお伺いをいたします。
 それから、住民自治の問題ですが、企画課長の答弁をいただきました。私も、この点、職員は張りつけるだけでほうりっ放しでいいのかどうか、気になっていましたが、班をつくって、そこでやっていくと、また、その上に責任者会議を設けて議論しながら進めていくということでございます。それはそれで、私は、そういう組織立った活動をやるということで、個人での非常に背負いこんだ活動ではなくて、職員の団体がつくりながらやっていくということでは評価をいたします。
 なお、もう一つつけ加えるなら、地域審議会、それから県の支援員、それからJAや各団体の力をどう取り込んでいくのかということの検討も必要かと思いますので、その辺について、その職員のチーム、これをもう一つ、今すぐには無理かもわかりませんけれども、ちょっと広めて各団体等との連携、これについてどう考えるか、お伺いをいたします。


◯眞辺慶一議長 総務課長。


◯安井士郎総務課長 16番 山崎議員の再質問にお答えをします。
 最初に、次回の選挙に向けた改善への取り組みということだったと思いますが、その点について申し上げます。
 まず、ことしの選挙につきましては、本年4月19日に執行しておりまして、この啓発については、選挙執行に関するチラシを作成して、土佐香美農協の本所、支所、また農業共済組合、土地改良区事務所、香南ケーブルテレビ、市役所の本所、支所並びに野市ふれあいセンターなどに掲示をお願いしまして、また市の広報紙への掲載、さらにケーブルテレビのテロップなどで啓発を図ってまいりました。
 次回の選挙に向けた取り組みとしましては、候補者が投票に積極的に参加していただくよう啓発を図ってまいります。また、先ほどのご質問にもございましたが、候補者の名前が小さくて見にくいという、そうした苦情や要望につきましては十分な対応を図ってまいりまして、これからも明るくきれいな選挙の推進と啓発に努めてまいりたいと思います。
 次に、行政委員会の月額報酬問題についての再質問のお答えでございます。法第203条の2の解釈についてと、市の条例で、同じ行政委員会でありながら月額と日額を両方うたっておる理由ということであったと思います。
 香南市では、行政委員会として、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員会、農業委員会、固定資産評価審査委員会がありまして、このうち、月額報酬をとっておるのは教育委員会と農業委員会でございます。ご質問の地方自治法第203条の2では、非常勤の報酬は原則勤務日数で支給し、例外として月額が認められております。日額にするか月額にするかは行政委員会のそれぞれの状況により各自治体で判断し、定めておりますが、県などと違いまして、住民に直接接する機会の多い市町村にあっては委員の立場で相談や調査等の業務に当たる場合があり、これらは時間や場所などが不規則なことが多く、単に勤務日数ではあらわしがたい状況がございます。このことは、多くの自治体が教育委員や農業委員について月額報酬で定めておることからもうかがえます。また、本市で日額と月額の両方が存在するのも、こうした理由からでございます。
 先ほども申し上げましたとおり、裁判の行方や他団体の動向なども見守りながら、今後は、日額報酬への改正もひとつ念頭に入れ、市の監査委員や特別職報酬等審議会のご意見もお聞きして適切に対応してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 田内企画課長。


◯田内修二企画課長 16番 山崎議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 県の支援員につきましては、若干、県の産業振興計画の方に少し重きを置いていく傾向がございますが、住民自治、また地域の活性化については、当然一緒になってやっていってくれるというような話をしております。
 また、ご質問にございます農協をはじめ各団体についての連携というのも、議員がおっしゃられるように、大変重要なことだと思いますので、今後、それに向けまして取り組んでまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 16番 山崎君。


◯山崎朗議員 最後の質問を行います。
 総務課長、最初にお伺いしておけばよかったんですけど、農業委員会の問題ですが、報道で見出しで、個人情報保護条例違反、それから有権者名簿、立候補予定者の一部に有権者名簿が渡ったというような報道がなされました。このことについてちょっと私は気にかかっておりますのでお伺いをしたいんですが、局長の方からも、個人情報についてこれから農業委員会として研修等に取り組んで、こういうことの起こらないようにするということでありましたけれども、私は、この市の個人情報保護条例、これを何回も見ましたけれども、この条例のどこの部分でひっかかったのか。農業委員会は個人情報保護条例違反という認識をどこでしたのか、妙にわからなかったわけです。総務課としてこの条例違反という認識をあなたはされておるのか。突然の質問で、1週間前はそれとなく言っておきましたけど、ちょっとお伺いしたいと。
 それから、報道でも、これも同じく、立候補予定者の一部に有権者名簿となっていますけれども、この選挙の条文とかを見ましたけれども、単に内部資料であって、正式な有権者名簿というのは、これはもう3月31日で確定するわけですが、正式な有権者名簿というのは選管が農業委員会から提出を受けて選管がつくるべきものであって、有権者台帳とはあれは言えないんではないかというように思いますけれども、その辺の見解をお伺いをいたしたい。
 それから、市長にお伺いをいたしたいと思いますけれども、けさの新聞にも出ましたけれども、今度の議会でもさまざまな問題点が出てまいりました。これは何としても解決しなけりゃならんと。合併をしたという旧5町村の遺産相続の中には、財産もあれば、また借金もあります。改めることに、これは大胆に改めていくと。必ずしも、真っすぐな道ばかりで、その道を進めるとは今の情勢は限らないわけで、できるだけ誤りは小さい方がいいですけれども、誤りを犯したところは犯したところできちんとそこで即断で改めていくというようにしてもらいたいと思いますけれども、この住民自治についていえば、合併してこういう旧香我美町のような取り組みをされてはどうですかという質問をさせていただきまして、また、職員の担当制も提案もさせていただきましたけれども、こういうように市長はじめ取り組んでいただいております。
 中元さんの言われるように、市長みずから出ていけということもありますし、私は、市長、副市長が若い職員に与える影響というのは、トップの姿というのは、これはもう非常に大きいものがあるだろうと思っております。やはり、もう若い者でなければ、山本孝志君も言っておりましたけれども、この香南という地域には非常に突拍子もないような発想を持っている方々もおられますし、地域づくり、まちづくりに一生懸命の人たちもおられる。そういう人たちに負けないように一緒になって若い職員が自由濶達に跳びはねると。その中でいろんなアイデア等々の取り組みも生まれてくるのではないかと思いますので、そのあたり、若い職員への声かけとか、それからこの住民自治づくりへなお一層熱意を固めていただきたいと思いますので、そのあたりのトップとしての熱意、決意をお伺いをいたします。


◯眞辺慶一議長 安井総務課長。


◯安井士郎総務課長 山崎議員の3問目のご質問にお答えします。
 まず1点目の個人情報保護条例に違反するのか、そういった見解という部分についてお答えします。
 ご質問の個人情報が流出されたとされる農業委員会の有権者名簿資料は、これは複数の委員からの要請によって職務に関する情報提供との判断で行われておりますので、個人情報の違法な提供とは認識しておらず、むしろ、認識不足から生じた不適正な事務処理であると判断をしております。
 続いて、農業委員会の作成する名簿と選挙管理委員会が作成する選挙人名簿、この件についてご質問がございました。
 農業委員会が作成いたします農業委員会の有権者名簿といいますか、これについては、農業委員会が農業の従事日数とか耕作面積とかを調査しまして、農業委員の選挙権、被選挙権の確認を行うものでございます。その資料は選挙管理委員会に送られてきまして、選挙管理委員会では、法の規定に基づき、住所要件、年齢要件のみを審査しまして、それを選挙人名簿として調整し、縦覧に付して、これを最終的に決定するものでございます。したがいまして、もともとの資格調査というのは農業委員会が行いますが、選挙管理委員はいわゆる形式審査という部分に特化することになっております。
 以上です。
            (発言する者あり)


◯安井士郎総務課長 済みません。抜かっておりました。
 したがいまして、先ほど言いました流出いたしました部分は有権者名簿ではございません。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 仙頭市長。


◯仙頭義寛市長 山崎議員のご質問にお答えしたいと思います。
 合併していろんな財産、負の財産もあるという中で、真っすぐにだけじゃいかんというお話でございます。また、いろんな意味で住民自治組織づくり、そしてトップとしての考えということでございます。いろんな合併前のですね、状況から判断して、再度内容を点検しますと、いろんな意味も含めてですね、さまざまな課題も残ってきております。やはり、それを一つ一つ点検しながら解決していくということも大事でございます。昨日出ました問題についても同じでございます。なるだけ早くですね、解決するようにですね、予算措置もしながら、議員の皆さんに相談しながらですね、進めていきたい、こういうふうに考えております。
 また、自治組織づくりにつきましては、特に私考えておりますのは、旧香我美町が10年くらいかかって立ち上げたという内容についてはですね、私自身もですね、そういう組織をつくりたい。そして、質問にありましたように、今進んでおりますが、自分自身がですね、それぞれの地域地域へ入ってですね、肌でその自治組織の運営の仕方ですとかいろいろ協議をしながらですね、進めてまいりたいと思ってですね、合併以来、4年目になりますが、可能な限り地域へ入ってですね、例えば岸本でやっております協議会、無人島長平まつりとかですね、そして東川のブルーベリー部会とかですね、舞川の大蛇藤とか、さまざまな機会へですね、そして山北の健康マラソンも含めた、さまざまなといいますか、自治組織が自主的に運営している組織の内容もですね、見せていただきながら、そして、地域の人と話をしながら進めているわけでございまして、今、ほかの町村については入ったばかりでございますが、やはり、そういう意識をですね、若い職員にですね、感じていただき、そして住民と接することによって自分の知識も能力も伸ばしてくれる、こう信じておりますので、これから先もですね、そういうことで積極的に、特に幹部職員も含めてですね、対応してまいりたい、そういうように考えておりますので、今後ともよろしくお願いします。


◯眞辺慶一議長 ただいま安井総務課長より発言の一部訂正の申し出がありましたので、これを許します。
 安井総務課長。


◯安井士郎総務課長 済みません。先ほど、山崎議員の3問目の質問で、農業委員会の名簿と選挙管理委員会の名簿の件の最後の後段で答弁しましたことについてちょっと訂正と追加をしたいと思います。
 農業委員会の名簿が流出したということでございましたが、名簿ではなくてですね、農業委員会がつくった名簿の資料ということで、世帯主のみが表示されたものでございまして、全員の方が表示されたような、そういう個人情報とはなっておりません。その点、誤解のないよう、訂正をいたしたいと思います。よろしくお願いします。


◯眞辺慶一議長 山崎朗君の一般質問が終わりました。
 暫時休憩をいたします。
          (午前11時00分 休憩)
          (午前11時10分 再開)


◯眞辺慶一議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、21番 野島利英君の一般質問を許します。
 21番 野島君。


◯野島利英議員 21番 野島です。
 香南市の観光産業振興への取り組みについてお尋ねをします。
 現在、高知県では、産業振興計画の中で観光8策を掲げ、400万人観光の実現、1,000億円産業へと滞在型・体験型観光の推進に力を入れていますが、香南市にも、県立ののいち動物公園、月見山こどもの森、ヤ・シィパーク等の施設や手結住吉県立自然公園、ゴルフ場やホテルもあり、市の産業に占める観光産業の割合は高いと思いますが、前年度、香南市へ訪れた観光客数と、そのもたらした経済効果はどのぐらいあったものか、お尋ねをいたします。
 次に、商工水産課が主管して指定管理の委託をしている絵金蔵、弁天座、羽尾活性化センター、サイクリングターミナル、道駅やす、ヤ・シィパークは県の指定管理ですが、全体の方がわかりやすいと思いますので、全体の数値でお願いします。この5カ所の施設の集客数、経営状況はどのようになっているのか、お伺いいたします。
 来年度のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送に合わせて、JR高知駅前にメイン会場となるパビリオン、テーマ館と情報館が設置をされ、県内3カ所、安芸市、土佐清水市、檮原町にサテライト会場を設置して、岩崎弥太郎、ジョン万次郎、龍馬脱藩の道など、各地域の特性あふれるドラマ関連の展示を行い、観光客の周遊を促し、県内全域をフィールドに高知を満喫できる土佐であい博が平成22年1月16日から23年1月10日まで開催されます。メイン会場の高知市と安芸会場に位置する香南市はどのような戦略を持ってこれに対応していくのか、お聞きします。
 塩の道は、香南市、香美市の塩の道保存会の地道な整備の活動が認められて、平成16年12月に日本ウオーキング協会が選定をした日本の歩きたくなるみち500選に選ばれました。昨年の秋には、花・人・土佐であい博のバックアップ事業を活用し、道の駅案内所、リーフレットが完成しました。この4月には仙頭市長も物部から赤岡まで30キロの全区間を歩いたということで、この道にかける思いも深いかと思います。全国的にウオーキングへの関心が高まる中、この道をどのように活用しているのか、また、そのための全国に向かっての発信体制はできているのか、お尋ねします。
 ことしの4月でしたが、久々にヤ・シィパークのこども広場へ行ってみますと、週末には何人かのお孫さんを連れてよく訪れるという人が、この広場は何ぼおってもお金も要らんし、孫を見るにはうんとええけんど、遊具がいつぞから壊れちゅうけんど、ひとつも直らんがどうなっちゅうろうという話がありました。遊具を見てみますと、ターザンのようにロープを持ってワイヤの線上を滑空する人気ナンバーワンのターザンロープをはじめ、幾つもの遊具が使用禁止になっていました。指定管理者の株式会社ヤ・シィに問い合わせると、もう何年も前から市に対して修理を要請しているが、予算がないの一点張りで、らちがあかないという返答でした。5月の10日には、小さなけがでしたが、遊具の破損による事故が起きました。先日、こども広場に行ってみますと、約半分の遊具が立入禁止のロープで囲まれ、まるで廃虚のようになっています。海岸にある施設であり、市が予定した以上に塩害による傷みも早かったとは思いますが、もっと早い取り組みをするべきだと思います。
 幸いにも、今回、地域活性化・経済危機対策臨時交付金充当事業によって3,000万円が予算化をされました。香南市地域情報センターもここにあり、年間40万人の集客がある香南市観光の顔であり、全国に向かっての情報発信の基地であるヤ・シィパークでこれから長い間この施設を利用してもらう子供たちの目に最初に入るのが荒れ果てた公園では、余りにも寂しい気がします。高知龍馬空港の南側にはもっとたくさんの遊具があります県立のトリム公園がありますが、壊れた遊具がそのままだという話は聞きません。ヤ・シィパークは県の施設ですが、こども広場は市の管理です。現在のこども広場の実情をどのように認識しているのか、今後はどのような計画で修理、維持管理をしていくのか、お伺いします。
 この件につきましては、株式会社ヤ・シィの51%の株を持つ筆頭株主でございます市長の見解をお伺いいたします。
 香南市には、多くの史跡や安岡家住宅などの文化財、ヤ・シィパークやのいち動物公園など、たくさんの人を集めるスポットがあります。先般、安岡議員、杉村議員からお話のあった三宝山もあります。また、近年、地域の人たちが力を出し合ってつくり上げている山北城山公園の懸崖菊、千舞のブルーベリー、岸本のチューリップ祭りなどもできています。山北の懸崖菊の入り口のすぐ近くには旧保育所跡に香南市文化財センターが開設し、発掘した土器などが見れる展示室もできました。海岸から山間まである香南市には、海産物、農産物、林産物と、多様なものがあります。それらの加工品を開発して売り出すことも重要です。地域の観光資源と産品を組み合わせた観光開発のビジョンはあるのか、お聞きします。
 観光事業でも、香南市だけでは限られたものとなります。現実に、施設にしても、ゴルフ場の土佐カントリークラブは香南市と芸西村にまたがっております。また、いろいろな面で物部川流域というとらえ方もあります。大きく人を呼ぶためには、近隣自治体との協力体制が重要であると考えますが、現状はどのようになっているのか、お尋ねいたします。
 以上で1回目の質問を終わります。


◯眞辺慶一議長 久武商工水産課長。


◯久武正則商工水産課長 21番 野島議員の香南市の観光産業振興への取り組みについてのご質問にお答えいたします。
 まず、現在、香南市への観光客の総数と経済効果はどのくらいあるのか、についてお答えいたします。
 香南市への観光客の総数と経済効果につきましては、香南市独自の調査は行っておりませんが、高知県から発表されている香南市内にある観光施設の利用者数と香南市が把握している利用者数を使用して算定すると、香南市内8施設、龍馬歴史館、のいち動物公園、サイクリングターミナル、羽尾大釜荘、月見山こどもの森、絵金蔵、弁天座、道の駅などで、年間61万1,275人の利用がありました。
 私もこの経済効果などを非常に知りたいところであり、県や観光コンベンション協会に問い合わせたところ、現在の算定方法はアンケート調査等のデータにより専門的な解析及び作業が必要となり、専門業者へ委託をしているとのことでした。
 この調査につきましては、香南市単独で実施するにはかなり厳しいと思いますが、今後、皆様のご意見をお聞きしながら、各種イベントや観光客等に対する経済波及効果調査の実施の是非等を論議する必要があると考えております。
 次に、指定管理を委託している絵金蔵など5カ所の施設の集客数、経営状況はどうなっているか、についてお答えいたします。これにつきましては、平成20年度の資料でお答えいたします。
 まず、サイクリングターミナルにつきましては、宿泊、レンタサイクルその他で6,349名の利用がありました。昨年度との比較はほぼ横ばいとなっております。収入につきましては、1,900万円余りの収入がありますが、経営状況は良好なものとは言いがたい状況であります。
 このことに関しましては、当該施設指定管理者が中心となり、香南市での体験学習、体験旅行の受け入れ団体であるYASU海援隊を先般正式に設立いたしました。現在まで行ってきた県外進学塾の体験旅行の受け入れに加え、新規顧客誘致の計画も進んでおりますので、今後の活動により収支を安定できるよう努力しているところでございます。
 次に、道の駅、(株)ヤ・シィについてお答えいたします。
 利用者数としましては、38万9,125名の利用がありました。収支につきましては、テナント収支を除き、(株)ヤ・シィとしまして、5,658万4,000円の収入がありました。
 当該施設につきましては、利用者、収入ともに年々増加しており、良好な経営状況が保たれております。
 次に、羽尾林業活動活性化センター、これは羽尾大釜荘についてお答えいたします。
 3,850名の利用がありました。前年と比較すると若干利用者数は減少しておりますが、179万6,000円の収入があり、おおむね良好な経営状況が保たれております。
 今後は、長谷寺との連携による遊歩道の整備なども地元で計画されておりますので、施設のみならず、羽尾地区全体の活性化につながるような方策が見込めると考えております。
 次に、絵金蔵についてお答えいたします。
 8,910名の利用がありました。前年度と比較すると、マイナス6%程度の入館者数となっており、チケット及びグッズ等売り上げは699万1,000円です。平成16年度の開館から入館者数は徐々に減少しておりますが、絵金蔵独自のイベントの開催や、弁天座等、地域連携により入館者をふやしていきたいと考えております。
 また、絵金蔵で保管しているびょうぶ絵23点が、この春、高知県保護有形文化財に指定されましたので、文化財の保護という観点からも絵金蔵にて良好に保管することはもちろんのこと、全国でも珍しい美術品として有効活用していこうと考えております。
 次に、弁天座についてお答えいたします。
 年間の利用日数は240日で、来館者は1万2,657人、弁天座の利用収入は120万1,000円となっています。営業日数に対する利用日率は76%となっていますが、利用率拡大のため、香南市文化協会や文化活動団体に対し利用促進活動を行うとともに、弁天座2周年記念行事や映画上映会などの自主事業を積極的に実施し、また、本年11月に四国4県共同舞台芸術公演「四国の地芝居」の公演も決まっており、活力ある文化施設を目指し、ケーブルテレビやホームページを活用したイベント紹介や、手づくり看板を設置し、精力的に宣伝活動を行ってまいりたいと考えております。
 次に、土佐・龍馬であい博への対応は、についてお答えいたします。
 来年1月より開催される土佐・龍馬であい博につきましては、新聞報道等で周知されているように、高知駅前にメインパビリオンの建設、坂本龍馬や岩崎弥太郎、ジョン万次郎にゆかりのある安芸市、檮原町、土佐清水市にサテライト会場が設置されることが決まっております。
 当市といたしましては、龍馬歴史館が存在することと、安芸市のサテライト会場など東部地域を訪れる観光客は必ず当市を通過しなければならないことから、観光客増加を見込めるようなPRや誘致を行うことが重要であると考えております。
 こういったことから、本年3月に観光協会や市内各観光施設等の代表の方々と土佐・龍馬であい博への連携の仕方を協議する場を設け、話し合いを行い、今後、具体策を官民協働で考え実行してまいりたいと考えております。
 次に、塩の道の活用方法はどのように考えているか、についてお答えいたします。
 現在、塩の道に関しましては、香美市、香南市、それぞれの塩の道保存会が地元有志により結成されており、本年4月には、大栃から赤岡までの約30キロの全行程を歩くイベントを行い、100名ほどのご参加をいただいたところであり、塩の道はウオーキング愛好家、歴史愛好家などのニーズがあることが認識されておるところでございます。
 塩の道は、歴史的価値のある素材を生かした体験型観光の1つとして位置づけております。
 今後は、塩の道保存会、観光協会、そして香美市と連携してのPRやウオーキングに来られた方へのガイドと食を含めたおもてなしを行えるよう、ボランティアガイドの養成も行いながら、イベント等の企画をしてまいりたいと考えております。
 次に、ヤ・シィパークこども広場の遊具の現状をどのように認識しているか、今後の対応はどうするのか、についてお答えいたします。
 ヤ・シィパークこども広場の遊具につきましては、地域の子供たちをはじめ、市外、県外から遠足やレジャーなどで来られ、多くの方々が利用されております。
 遊具につきましては、潮風が直接当たる位置にあるため、金属遊具、木製遊具とも腐食が進んでいることは認識しており、昨年度、業者点検により利用者に対して危険度が高いと認められたものにつきましては撤去させていただいております。
 その後、現在までに、11の遊具が腐食、破損しており、これらの遊具を封鎖の上、利用をご遠慮いただいております。このため、利用者の皆様方にはご不便をおかけしておるところでございますが、安全性を考慮した結果でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 さて、今後の方向性としましては、大規模な修繕が必要であり、今議会に予算を計上させていただきました。
 内容としましては、既存の遊具を撤去し、安全性が高く、現地に適応した耐用年数の長い遊具に交換し、低学年、中学年、高学年をそれぞれ対象とした遊具をゾーン分けして設置したいと考えております。高知県や現地管理者である株式会社ヤ・シィと協議を進めており、できるだけ早期に事業を実施したいと考えております。
 また、今後の維持管理につきましては、日常的な目視点検は指定管理業務に入っておりませんが、(株)ヤ・シィのご協力をいただき、市は定期的な保守点検を実施し、利用者の方に安心して使っていただきたいと考えております。
 次に、市内の史跡や施設、景観などの観光資源、農産物、海産物やその加工品の販売などを組み合わせた観光開発のビジョンはあるか、についてお答えいたします。
 香南市振興計画の中で、地域に親しむ観光の推進として、観光レクリエーション施設や史跡などを紹介するボランティアガイドの育成、支援を推進します。
 また、塩の道、ウオーキングトレイル、海岸部のサイクリング道などを骨格とした、徒歩でも自転車でも地域の風土や歴史に触れ、魅力を満喫できる環境づくりの推進、地場産業との連携としては、観光事業と地場産業との連携を強化するとともに、農林水産加工品の開発やブランド化を支援するなど、地場産品を観光資源として価値を高め、効果的な販売促進を図るとあり、この香南市振興計画がビジョンであり、この実現に向けて、現在、地域雇用創造協議会が、観光協会や商工会、JA、漁協等と連携を図りながら、さまざまな取り組みを行っております。
 例えば、さきにお答えいたしました塩の道もその1つとなっておりますが、体験・滞在型旅行商品の開発や、また、香南市へ来ていただいた方へのおもてなしとして、地場料理の開発や1次産物を活用した土産商品の開発などを計画し、事業を進めております。
 最後に、近隣の市町村との観光事業での協力体制はできているか、についてお答えいたします。
 現在、高知市、南国市、香美市、香南市から成る高知中央広域市町村圏事務組合において観光PRを実施しています。活動内容は、関西圏での観光展及び物販、高知まんなか体験ガイドブックによる構成4市の観光施設等の紹介、土佐・龍馬であい博に合わせたフリーペーパーの配布による観光客の誘致などを行っております。また、ごめん・なはり線沿いの市町村によるイベント等も実施されており、今後も連携を強化するとともに、今後は道の駅四万十とおわや四万十ドラマなど幡多地域との連携も図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 21番 野島君。


◯野島利英議員 2回目の質問を行います。
 経済効果が算定できないのは大変に残念ですが、5つの指定管理の集客数、経営状況をお伺いしました。
 サイクリングターミナルの経営のために、香南市での体験学習、体験旅行の受け入れ団体であるYASU海援隊を設立したとのことですが、その構成メンバー、またその活動内容をもう少し詳しく説明を願いたいと思います。
 絵金蔵には670万円、弁天座には737万円の指定管理料が支出をされています。2つの施設は並んで建設をされており、絵金蔵は、絵金の絵の展示、保管とともに、絵金文化の継承、発信、弁天座は劇場であり、地域のコミュニティーセンターです。両施設とも、イベントのときには多くの人の力が必要です。2つの施設の運営を支えている地域の方々もほとんど共通した人たちであり、年間を通じての企画を立てるのにも運営にも、メインになる人がそれぞれの施設を少人数で担当するのではなく、1つの組織の中で2つの施設を運営した方がもっと有効に活用できると思いますが、将来1つの組織にして統合していく考えがあるのか、お尋ねをいたします。
 土佐・龍馬であい博についてですが、県外の観光客の流れとしては、まず、高知駅前のメイン会場に行って、そこから各地のサテライト会場へ移動になろうかと思います。安芸への国道55号の道中には、龍馬歴史館、絵金蔵、弁天座、ヤ・シィパークが並んでいます。課長の答弁によりますと、3月に話し合いをしたが、具体的な案はなかったということですが、高知のパビリオンには情報発信館もあります。香南市なり香南市の観光協会なりが1つのコーナーを出して香南市を売り出し、観光客を誘致する考えはないのか、お聞きします。
 香南市の振興計画では、観光レクリエーション施設や史跡などを紹介するボランティアガイドの育成・支援をするとなっています。塩の道についてもボランティアガイドを養成するとのことですが、どのような方法、また体制で養成を行うのか、いつごろまでにその養成を行うのか、また、その予算措置はどうなっているのか、お尋ねします。
 ヤ・シィパークのこども広場の管理ですが、香南市が算定をしている香南市全体の集客数61万人の中で約40万人が集まる香南市のメインの観光地で長い間壊れた遊具が放置をされています。ヤ・シィパーク全体、また香南市のイメージが下がります。
 県立の公園である高知・龍馬空港みどりの広場の1つの施設であるトリム広場の管理については、年に1回は業者による本格的な点検を行い、日ごろは統轄をしている南国土木の職員が週に1度は自分の目で広場全体の遊具の点検を行っています。外国製の遊具もあり、部品の調達がすぐにできないために一時使用禁止にする場合もあるが、いつも使用できるように心がけているという話でした。
 毎年、業者による点検のための予算をつけているが、週に1度の点検で危険な箇所が見つかれば、その都度補正予算で対応しているということでした。高知県は全国的に財政状態が逼迫していることで有名な県ですが、たくさんの人が集まるここの広場での子供の安心・安全にはきちっとした対応がとられています。香南市も同じく財政の逼迫したまちですが、対応がまるで違います。日常点検も行ってきたという答弁がありましたが、香南市になってからこの3年間、どのような点検の体制をとってきたのか。
 今回、大規模に改修されることはうれしいことですが、できた後の遊具の管理体制はできているのか、答弁を求めます。市長の出番がありますので、よろしくお願いします。


◯眞辺慶一議長 久武商工水産課長。


◯久武正則商工水産課長 21番 野島議員の2回目のご質問にお答えいたします。
 先ほど言いました体験旅行の受け入れ団体であるYASU海援隊の構成メンバーというようなことでご質問がありましたので、この構成メンバーについては、ちょっと今全部を記憶しておりませんが、(株)ヤ・シィ、道の駅を含めた(株)ヤ・シィ全体の部分、それと海の駅クラブ、そして絵金蔵、そして手結漁協の女性部の方たちが連携をしていると。まだそのほかありますが、ちょっと今ど忘れしましたので、申しわけないです。
 そして、2点目に、絵金蔵、弁天座を将来1つの組織にしてはということにつきましては、確かに、ご意見のとおり、連携をして、双方が相乗効果が上がるような内容に持っていこうとしたときには、やはりこういう1つの組織ということは考えられますので、現在も絵金蔵のメンバーの方とはこれについて話をしたことはございますが、まだ弁天座の方に持ちかけた経過はございませんので、これからちょっと検討していきたいというふうに考えております。
 そして、土佐・龍馬であい博の件につきましては、確かに、その時点では具体的なところは出ていませんでしたが、今回、6月の22日ですが、この日に一部関係者が集まって、とりあえず事前協議というようなところで、龍馬ゆかりの地をめぐるツアー検討というような検討会を開催するように考えております。
 そういうところで、順次計画をつくり、売り込んでいきたいというふうに考えております。
 そして、塩の道の部分につきましては、現在、地域雇用創造協議会が推進事業として行っておりますこの事業を利用させていただきまして、ボランティアガイドの育成ということをやりたいと考えております。
 この内容につきましては、現在、塩の道保存会の方とどういうガイドさんに育てていこうかとか、内容の詰め方をちょっとやりまして、この秋ぐらいに始めたいということで、今年度中に事業を着手したいと。予算につきましては、先ほど言いました地域雇用創造協議会の予算で実施いたします。
 とりあえず、済みません。私の方としては以上でお答えを終わります。


◯眞辺慶一議長 仙頭市長。


◯仙頭義寛市長 野島議員の2番目のご質問にお答えしたいと思います。
 ヤ・シィの関係でございますが、香南市の年間の利用客、8施設で61万1,000人余りという中で、ヤ・シィには、道の駅やす、ヤ・シィには38万9,000人余りのですね、利用客がございます。先ほどご質問の中でいろいろな遊具施設の関係、長い間放置しておるんじゃないかということで、飛行場の南のトリム広場との比較をせられました。今回ご質問にありましたように、3,000万ですか、余りをかけて改修していく。そして、学年別にゾーンを分けるということにしてございます。これについてはですね、今後、どういいますか、ヤ・シィへも多くの人に来ていただかないかんということと、香南市のですね、中核的な施設でございますので、維持管理についてはですね、特に職員とともにですね、ヤ・シィの職員にもですね、見ていただきながら、年に何回か点検し、そして、傷んだときにはですね、すぐ補正対応できるようにですね、今後また議員の皆さんにもお話ししながら進めていきたい。年間を通じて良好な施設として子供たちが楽しく1日過ごしていただくような施設にしていきたい、そういうように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 ただいま久武商工水産課長から訂正の申し出がございましたので、これを許します。


◯久武正則商工水産課長 済みません。先ほどのYASU海援隊の構成メンバーのところで、私は「手結漁協の女性部」というようなところで話をさせていただきましたが、現在は高知県漁協手結支所になりますので、これを訂正させていただきます。
 そして、済みません。申しわけないのですが、先ほど「とりあえず」と言ってしまったことについて取り消しをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯眞辺慶一議長 21番 野島君。


◯野島利英議員 3回目の質問をさせていただきます。
 4月にヤ・シィのこども広場から家に帰って、うちの嫁さんに、こども広場はこんなになっちゅうと話をしました。この嫁さんは自分のじゃなくて、息子の嫁さんで、子育て中の方でございます。そうよ、お父さん、みんな言いゆう、子供を連れていくんやったら、ヤ・シィパークへ行ってもいかん、南国のトリム広場か安芸のナス公園に行かんといかん。こういう評判が立つというのは。
            (発言する者あり)


◯野島利英議員 いやいや、安芸のナス公園です。こういう評判が立つのが観光事業にとって一番怖いことだと思います。ヤ・シィパークのやすらぎ市に出店をしている農家の人たちは、よいものを出して市の評判を上げようと懸命に努力をしております。今のヤ・シィパークの現状は、懸命に頑張っている民間の取り組みを行政が足を引っ張っているというような状態となっています。今回の遊具の更新にしましても、何年も前から傷みが見えています。塩害の状況もわかっているはずです。今度予算がついたら、塩害の対策も含めて、こんなに改修していこう、日ごろから職員がそういう気持ちを持って仕事をすることが大切だと思います。これは行政のトップであります市長に答弁をお願いしまして、質問を終わります。


◯眞辺慶一議長 仙頭市長。


◯仙頭義寛市長 野島議員の3回目のご質問にお答えします。
 おっしゃるとおりでございまして、行政としてですね、職員も含め、全体的にですね、ヤ・シィの職員も含めてですね、努力し、そして、ヤ・シィの広場へ行ってよかったと言っていただけるような施設に今後していきたい、そして職員の意識改革もしていきたい、こんなに考えておりますので、よろしくお願いします。


◯眞辺慶一議長 野島利英君の一般質問が終わりました。
 どういたしましょう。
 昼食のため、暫時休憩をいたします。
          (午前11時50分 休憩)
          (午後 1時30分 再開)


◯眞辺慶一議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、9番 山本茂夫君の一般設問を許します。
 9番 山本君。


◯山本茂夫議員 9番 山本茂夫です。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。
 まず最初に、東部自動車道について質問をさせていただきます。
 高速広域ネット、四国8の字ネットワークの形成ということで、高知南国道路では平成元年に基本計画がなされ、順次、整備計画、事業化がされてきました。そして、平成20年代半ばの使用を目指してきたが、4月に一時凍結が国土交通省によって明らかにされました。建設コストが主な理由だということですが、この自動車道が高知県にとってどれくらい大切な道路かということはご承知のとおりであります。
 国道55号の慢性的な交通渋滞の解消や、損失時間の削減、またバス路線の利便性などが考えられると思っております。そして、高知県といえば災害と考えられるように、豪雨や地震などの自然災害によるときに必ず必要になる避難や緊急輸送のための命の道路としての大切な役割を担っております。また、農林水産物の流通が便利になり、物流の効率化や販路の拡大も期待され、アクセスが便利になると観光分野の発展も視野に入れることができ、それに連動して地域の活性化につなげていくというように、高知県の将来を担っているとも言えるほどの本当に大きな効果が得られる大切な道路であり、県は早急にコスト縮減など事業を見直し、凍結解除への再評価を受けたいと要望書なども提出しています。
 また、国土交通省もインターチェンジの一部変更などでコスト削減を検討していることを明らかにしているということだが、市として現在までどのような対応をされてきたのか、また、それまでの工事の進捗状況及びそれとあわせて南国安芸道路の今後の工事予定についてお伺いをいたします。
 次に、2点目といたしまして、新型インフルエンザについて質問をさせていただきます。
 世界的大流行のおそれがあるとして日本を含む各国が警戒してきた新型インフルエンザでありますが、これまで本命とされていたのはアジアを中心に蔓延している鳥インフルエンザが人に感染しやすい新型に変異するということのようであったが、メキシコと米国で判明した豚インフルエンザの人への感染で、別ルートの脅威があったことが表面化し、ふいをつかれた形の展開により、世界規模での感染拡大が懸念されたのは、ついこの4月であります。それから、ほとんど連日のように、関連する報道がテレビやネット、新聞など、あらゆるメディアで流されたわけです。
 世界では、世界保健機構が対応に追われ、情報収集や専門家を集めた緊急委員会が開催され、日本でも、新型インフルエンザに関しては、発生に備え、大流行前ワクチン3,000万人分を備蓄するなど、対策を進めてきましたが、これは鳥インフルエンザをもとに製造したもので、豚インフルエンザから新型が発生する事態を想定した具体的な対策はなかったため、想定外であったと思っております。
 そして、連日映し出された国の水際対策の様子、検疫官の完全防備の姿や体温を測定するサーモグラフィーの設置など、まだ記憶に新しい光景でありますが、そんな中、5月9日、カナダから米国経由で成田空港に到着した男子高校生2人と、引率男性教諭の計3人が新型インフルエンザ感染の確認がされました。
 そして、16日には、国の水際対策をすり抜けた形で、海外渡航歴のない神戸の高校生の感染が確認され、それからは、ご承知のとおり、関西地域を中心にあっという間に広範囲に広がり、現在でも、国内では、数は少なくても、どこかの地域で感染が確認されている現状であります。
 しかしながら、この新型インフルエンザの症状については、比較的弱毒性であり、感染力、病原性の性質から見ても、季節性インフルエンザと余り変わらないという専門家の指摘や、国の現行計画に従って自治体や企業が行動した場合、必要以上に社会機能が麻痺してしまうとの懸念が出ていることに配慮し、柔軟な対策を、実態に応じての運用策をとることと、順次対応策も見直しをされてきました。
 高知県では、16日に新型インフルエンザ危機管理本部を設置し、その時点で地域のイベントなど一律自粛は要請せず、感染を拡大させない取り組みを優先する方針をとっております。また、発熱相談センターなど24時間対応を進め、職員も増員し、ライフライン事業者などには継続的な供給対策がとれるよう、文書で要請をしております。そして、ちょうど修学旅行シーズンと重なった小中学校では、特に関西方面の旅行を延期しております。また、交通機関でも運転手のマスク着用指示や、社会生活を続けていく上でのあらゆる方面への影響が出ていました。県内のマスクや消毒液が売り切れ、全くなくなったのもこのころであります。県内でも感染発生は時間の問題とされていましたが、高知県ではまだ確認はされておりません。
 そこで、市でも今回の新型インフルエンザについて対応したものと思いますので、特に保育園、幼稚園、小学校、中学校の教育現場を含めた市での対応をお伺いをいたします。
 また、この6月12日に、世界保健機構が新型インフルエンザの警戒水準を現行の5から6に引き上げました。当初のメキシコ、米国、日本などからオーストラリアの南半球を含む多数の国に感染拡大したことで地理的拡大が一向におさまっていないことが最大の理由になっております。
 日本では、現在、終息ムードが漂い、また夏に向かっている季節的なこともあり、過度のパニックなどは起こっていませんが、今回のことを教訓にし、今後懸念されます新型インフルエンザの秋以降の再流行に備えて万全の対策を早期に考えておかなければならないと思いますが、市の考えをお伺いをいたします。
 次に、3番目といたしまして、産業振興計画についてお伺いをいたします。
 平成20年度から進めてきました県の産業振興計画ですが、ことしはついに実行元年と位置づけ、推進すべく、産業振興推進本部も設置し、始動のときを迎えました。20年度より県内各地で開催されました地域ブロックの策定委員会の最終案もでき、現在まで高知県内各地域7ブロックで、具体的な取り組みが全部で221件出ているということです。
 その7ブロックの中でも、地域によっては温度差があり、この具体策を出すまでは大変だったと思われますが、物部川流域については、上流については森林資源豊かな環境、また下流では県内有数の園芸地帯や海岸地帯での漁業など、農業、林業、水とそろっている非常に恵まれた地域であると考えております。
 しかしながら、中山間地域では高齢化が著しく進み、山は荒れ、地球温暖化の防止などに対する関心は高まり、森林が見直されているのに生かし切れていないのが現状であります。
 また、農業においては、多品目・優良産地であるにもかかわらず、価格低迷や後継者不足、さらには最近の重油価格高騰により、作付転換や離農など、情勢は極めて厳しいものがあります。
 そして、漁業でも、魚価の低迷や燃料高騰などで大変苦しい状況にあります。
 また、商業関係でも、大型量販店などが進出し、商店街には空き店舗などが目につくようになっています。
 そして、工業関連では、ご承知のとおり、世界的不況により大きな影響を受けております。
 観光方面では、山、川、海の自然環境に恵まれてはおりますが、アンパンマンミュージアムやのいち動物公園など、多数の集客率のある施設などとの連携が十分にとられておらず、残念な面が今までありました。
 このような中で、物部川流域のアクションプランですが、どのように現在まで話し合いが進んできたのか、具体的な内容や取り組みをお伺いいたします。
 そして、もう1点、今後の予定についてですが、全般的なものと、この物部川流域アクションプランには22件の案件がありますが、その中には、市単独のもの、また連携して取り組むものがあると思いますが、特に香南市としてどの取り組みを将来的に有望として実施できると考えているのか、お伺いをいたしまして、1回目の質問を終わります。


◯眞辺慶一議長 久保建設課長。


◯久保慎二建設課長 9番 山本茂夫議員の東部自動車道についてのご質問に私の方からお答えします。
 まず、高知南国自動車道の一時凍結について、市としての対応でございます。
 平成20年11月に、国土交通省は、交通需要推計の中で、費用便益費、いわゆるBバイCの点検結果として、平成21年度に実施する予定の高規格道路及び直轄事業等について費用便益比を見直し、全国で18カ所が費用便益比が1.0を下回るとして、事業を一時凍結する方針が示されました。
 その18カ所に高知南国道が含まれ、費用便益比が0.9と算定されました。高知新聞紙上では、21年3月31日に報道され、香南市をはじめ、これまで整備促進をともに運動を続けてきた高知県、高知市から安芸市等県東部の全市町村で結成している東部自動車道整備促進期成同盟会としても、地方の声や実情を無視したものであり、到底受け入れられない、災害時に必要な命の道としても国に早急な凍結解除を求めることとしました。
 香南市としては、4月3日、香南市長をはじめ、東部自動車道整備促進期成同盟会の各市長が高松市の四国整備局局長に緊急要望を行い、4月7日には、同メンバーで、東京の国土交通省副大臣等に直接要望活動を行いました。
 また、今月の6月8日には、高知市から東洋町まで、商工会、JA、高知県道路利用者会議等、東部自動車道関係で、2万4,000余りの署名を持参し、高知県知事とともに再度四国整備局局長に緊急要望を行ってきたところであります。
 これら香南市も加盟賛同している東部同盟会関係の活動は、4月からこの6月8日までに十数回にわたり要望活動を行ってきました。
 国土交通省四国整備局においては、これらの要望を受けて、6月9日の新聞紙上で、「生活になくてはならない道路で、コストなどを考慮して改めて見直す」、また、今月中に事業評価監視委員会で再検討を始める考えを明らかにしております。
 市としましても、今後とも、国の動向を注視し、一日も早く凍結解除に向けて、関係市町村と連携をとり、さらに要望活動とともに事業の推進に鋭意努めてまいります。
 次に、現在までの進捗状況と南国安芸道路の今後の工事予定についてでございます。
 平成21年3月議会の諸般の報告と重なる部分もございますが、現状としては、まず、夜須インターから芸西西インター間の早期供用に向け、現在、手結山第1トンネル及び第2トンネルの舗装工事を終え、トンネル内の設備工事の発注準備をしています。また、月見山トンネルの終点坑口付近の改良工事や夜須高架橋の下部工事が推進されております。
 現在までの進捗としましては、4月末現在で、夜須インターから芸西西インター間の用地買収はほぼ終わり、野市インターから夜須インターまでの用地は約8割が買収済みと聞いております。
 また、工事進捗状況では、夜須インターから芸西西インター間はほぼ全区間で工事に着手し、市内では、野市インターから夜須インターまでの工事着手の延長比率で申しますと、約4割となっています。
 今後の予定としましては、現在、手結山第1トンネル及び第2トンネル内の設備工事や夜須・香我美地区の改良工事の発注が21年度に予定されています。
 現時点での完成年度等の予定時期について公表されているものは、夜須インターから芸西西インター間の供用を平成22年度末として目指しており、順次、夜須から香我美等へと供用を目指して進めていきたいと聞いております。
 今後におきましても、早期供用に向け、事業を推進できるように市としても支援をしてまいります。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 田内健康対策課長。


◯田内基久健康対策課長 9番 山本議員の新型インフルエンザについてのご質問の1点目と3点目について私からお答えします。
 今回の新型インフルエンザの対応につきましては、4月28日に首相を本部長とする新型インフルエンザ対策本部が設置されたことを受け、29日に県による市町村等関係機関説明会が開催されました。
 市では、翌30日の臨時庁議において新型インフルエンザ対策会議を開催し、状況説明と連絡体制の確認、連休中のイベント等行事の把握を行うともに、国内で発生した場合には新型インフルエンザ対策本部を設置することを確認いたしました。
 その後、国内感染が確認された5月16日に、香南市新型インフルエンザ対策マニュアルに基づき、市長を本部長とする香南市新型インフルエンザ対策本部を設置し、状況説明と連絡体制の確認を行うとともに、各班の業務内容の確認等の協議を行っております。
 市民の皆様への広報、予防対策としましては、香南ケーブルテレビで発熱相談センターに関するテロップや、厚生労働省ビデオ「インフルエンザの予防」の放映、「まちの出来事」で予防についての広報を行うとともに、研修会や各リフレッシュサロン、いきいきクラブ等において保健師などによる予防についての健康教育を実施しております。
 また、21日には予防についてのお知らせを新聞折り込みで各戸配布をするとともに、各公共施設等に予防に関するポスターの掲示、チラシの配布や手指用消毒液の設置を行っております。
 インフルエンザウイルスは高温多湿に弱いとされており、これから夏を迎える北半球では徐々に終息に向かうものと予想されておりますが、現在も国内で新たな感染が確認されていることから、引き続き細心の注意を払う必要があると考えております。
 ご質問にありますように、現在、南半球では感染が拡大しており、秋以降に第2波としての感染拡大が懸念されております。
 今後、市の対策としましては、日ごろより手洗い、うがい、せきエチケットを習慣づけるための広報活動を継続するとともに、消毒液等の衛生資材についても、関係各課、関係機関と協議し、その確保に努めてまいりたいと考えております。
 また、県並びに保健所等の指導もいただきながら、これまでの対策についての検証や今回の感染地域での検証をもとに、今後の対応について検討してまいりたいと考えております。
 もし県内や市内で感染が確認されれば、その拡大を最小限にとどめることや重篤者を出さないことが重要であります。今後とも、国・県及び関係機関と連携・協力を密にして、情報収集を行うとともに、状況に応じた対応に努めてまいります。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 松崎教育次長。


◯松崎俊比古教育次長兼学校教育課長 9番 山本茂夫議員の新型インフルエンザへの対応について、2問目、3問目の質問にお答えをいたします。
 ご質問の新型インフルエンザへの対応につきましては、諸般報告で申し上げましたとおり、5月16日に兵庫県、大阪府で新型インフルエンザの感染者が確認され、感染が拡大していたことから、関西方面へ5月に修学旅行を予定しておりました赤岡中学校、野市東小学校、佐古小学校の修学旅行の延期を決定いたしました。
 また、5月中に中国地方へ修学旅行を予定しておりました野市小学校、香我美小学校につきましても、感染地域に近いことや、人込みを避けることが望ましいということなどから、時期を変更しての実施がより適切であると判断いたしまして、5月18日に延期を決定しました。
 新型インフルエンザへの教育現場での対応につきましては、5月18日に臨時の所属長会を開催いたしまして、発熱や体調不良のある児童・生徒等の確認と対応、家庭への感染予防の呼びかけ、感染者や感染の疑いがある者が発生した際の対応について共通確認を行いました。
 さらに、対応の徹底と保護者への理解を図るために、教育長名で新型インフルエンザへの対応についてのお知らせ文書を5月19日に各所属所から全家庭に発送することを指示をいたしました。
 5月下旬には、新型インフルエンザは感染力は強いが多くの感染者は軽症のまま回復していることや、抗インフルエンザ薬の治療が有効であることが確認され、国の基本的対処方針において、患者や濃厚感染者が活動した地域であっても外出の自粛要請を行わないということになりまして、高知県教育委員会新型インフルエンザ対策本部からも、6月4日付文書にて、国内の修学旅行等について自粛を求める状況ではなくなったとの通知がありましたので、6月9日には香南市教育委員会としての対応方針を変更いたしまして、教育長名でお知らせ文書を各所属所から全家庭に発送することにより周知を図りました。
 内容としましては、以後の修学旅行等は予防対応をした上で実施を基本とすること、近隣で感染者が発生した場合には状況に応じて臨時休業の措置を行うこと、感染予防については継続して家庭に協力をお願いすることなどとなっております。
 秋以降の再流行に備えた対応も含め、今後の対応につきましては、児童・生徒等の体調確認や感染予防の呼びかけは各所属所を通じて継続して行うとともに、国内の感染状況あるいは県内での感染状況によって対応が異なってくる場合が想定されますので、国や県の動向を確認し、中央東福祉保健所などの専門機関とも連携しながら、状況に応じた対応策をとることを考えております。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 山本農林課長。


◯山本智農林課長 9番 山本議員の産業振興計画の質問についてお答えします。
 高知県産業振興計画は、農林業、水産業、商工業、観光などの産業分野及びこれらを結ぶ連携テーマである311施策の産業成長戦略と県下7地域での取り組みを盛り込んだ221事業の地域アクションプランでできています。
 物部川地域アクションプランには各分野から22項目が計画されています。
 本年度は、各項目をA、B、Cの3ランクに仕分けし、Aランクの「事業活動などに本格的に着手するもの」から、Cランクの「具体的な取り組み内容の検討を継続するもの」までの協議を進めるため、22項目すべてに関係機関の担当者で構成する実行支援チームを本年4月に立ち上げ、毎月1回のペースで協議を進めることとしています。
 農業分野では、まず、香南市、香美市の園芸主幹品目の振興について協議を重ねており、林業分野では県産材の利用推進について、また、観光部門では体験観光型メニューの滞在型観光商品プランなど、各項目について協議を進めています。
 Aランクの協議と並行して、B、Cランクの項目についても、22年度以降の取り組みについて研究、協議を進めてまいります。
 いずれの項目につきましても、4半期ごとに進捗状況を把握し、県の産業振興推進本部で取りまとめを行うこととしています。
 なお、本計画は、おおむね10年の中長期的な観点に立ちながらも、当面の目標を平成23年度末に置いています。また、毎年、産業成長戦略の充実とあわせて、地域のアイディアを掘り起こし、地域アクションプランに取り入れてまいります。
 最後に、香南市として力を入れていきたい取り組みは、農林水産物など1次産品の加工への取り組みであります。
 産業間で連携して1次産品を加工する取り組みを行うことにより、首都圏、近畿圏などの巨大マーケットでも通用するように商品の魅カアップを図り、大規模市場から遠く物流コストがかかるなどの本県の置かれた不利な条件を補うことが重要でありますので、生産者や関係機関が協力して積極的に取り組んでまいります。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 9番 山本君。


◯山本茂夫議員 再質問をさせていただきます。
 まず初めに、東部自動車道の件ですが、課長のもうちっと詳しい説明、答弁が欲しかったわけですが、南国安芸道路の月見山トンネルをこれから掘削をするという方向になっておると思います。これは入札が済んでおるのか、どうなっておるのか、そこまではわからないわけですが、近いうちにはこれが始まると自分は思っております。
 そうした中で、お聞きするところによりますと、このトンネルの掘削をするときに水が必要というような話もお伺いしております。あこな徳王子地区のトンネル、あこで水といえば、通っておる水といえば、上水、かん水、川もありますけど、川には水はないと。そして、あこで打ち込みをして出るのか出ないのか、そういう状況であるわけですので、恐らく上水は使うにはならんと。使えばかん水ということになってきはしないだろうかと。そこな辺で、水がトンネルを掘削するのに必要なのか、必要でないのか、必要であればどのような対応をするのか、まずそこなところをお伺いをいたします。
 そして、野市インターから空港インターまでの間でございますが、まだ協議会の立ち上げというところまでは行っていないと思います。この協議会がいつごろ立ち上げができるのか、わからなければ結構でございますので、わかっておれば答弁をいただきたいと思っております。
 そして、2点目の新型インフルエンザの件ですが、今回の新型インフルエンザにつきましては弱毒性であり、症状も比較的軽いということでございましたが、海外では亡くなった方もおられます。そうした中、基礎疾患を持つ方はまた重症化するおそれもありますし、また、先ほど言いましたように、第2波、第3波の流行も予想されるわけでございますので、そこで変異をすると毒性が増してくるという可能性もありますので、やはり、備えというものは市として万全を期していただきたいと。市民に大きな影響が出ないような対策を考えておかなければならないと思っておりますので、その件についてのご答弁をお願いをいたしたいと思います。
 また、教育・学校現場の方ですが、保育、幼稚園、小学校、中学校は休園とか休校になるおそれもあるわけですので、そうした場合には保護者の仕事にも影響が出てくると自分は思っております。また、授業時間の確保やテストなどの問題にも影響してくると思っております。また、特に小学生から中学生にかけまして、受験もこの年が明けますと始まってくるわけでございますので、そうしたときにインフルエンザにかかりますと受験にも行けなくなるようなことも起き得ることが想定されますので、そこな辺、これは教育現場だけではない、家庭でもやらないかんわけですが、学校現場としてどのような対策を考えているのか、お伺いをいたしたいと思います。
 そして、最後の3点目の産業振興計画ですが、これにつきましては、知事も非常に力を入れて、県挙げて取り組みをされておるわけでございます。県内、それぞれ各市町村、ブロックごと、また、そのブロックごとの中でもいろいろな温度差も出てくると思いますが、そうした中で、課長の答弁では、香南市として力を入れていきたいものについては農林水産物の加工への取り組みという力強い答弁をいただいたわけでございますが、そうした中で、物部川流域では22の項目が挙がっておりまして、その中で、農産物の加工等への取り組みというのは、香南市だけの取り組みでございます。
 以前にも質問もさせていただきましたが、いろいろなものが加工の中にも出てきております。ニラとか、ショウガとか、ブルーベリーとか、ナスとか、水産物ではドロメとか、こうした中で、ニラが、前回も言いましたように、少し早く、ニラずくしといいますか、いろいろ加工の方が進んでおるようにも思うわけですので、そこな辺、早くひとつ品ができるような立ち上げに力を入れていただきたいと思っております。
 このニラにつきまして、これは商工の水産課の方とも連携をしてやっておると思いますが、ニラの商品に向けてのものがどのくらいまで、どの辺まで進んでいるのか、お伺いをいたしたいと思います。
 また、それ以外の品目ではどのようになっているのか、わかっている範囲でご答弁をいただきたいと思っております。
 2回目の質問を終わります。


◯眞辺慶一議長 久保建設課長。


◯久保慎二建設課長 山本議員の2問目のご質問にお答えいたします。
 現在、月見山トンネルの工事の件でございますが、我々の方に入っている情報では、もう既に3月から発注がされておるということでございまして、ご質問にありました工事用水として必要な水といたしましては、1日当たり最大量として約80トンの水が必要ではないだろうかという情報が入っておりますが、当市の方にはそれ以上の要請とか相談等まだございませんけれども、国土交通省の方で調査をし、関係各所へ今後相談をさせていただきたいというふうに聞いております。
 したがいまして、今後、情報等が入り、そういう状況が詳しくわかりましたら、またお知らせもし、できる協力はしていきたいというふうに考えます。
 それから、今後の予定としまして、野市インターから空港インターの関係でございますが、これは、先ほどの答弁の中でちょっとお答えをいたしました、今月中に、もう開かれておるんではないかとは思いますけども、事業評価監視委員会でBバイCの見直しがされる予定でございますので、国としては、それを受けて、再度この計画について調整をし、連絡協議会で皆さんにどういうふうにやっていくかということをお示しするというふうに聞いておりますので、これがわかり次第、またご報告を申し上げていきたいと思います。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 田内健康対策課長。


◯田内基久健康対策課長 山本議員の再質問にお答えします。
 インフルエンザの秋以降の再流行についてですけど、ご質問にありましたように、国外では、基礎疾患がある方、例えば糖尿病の方とかは重篤になった例があります。また、妊婦等につきましても重症化するおそれがありますので、そういったことにつきましても、関係機関等について今後の対応を検討してまいりたいと思います。また、国の方の方針としまして、軽症者は自宅療養という形が多分とられると思いますので、そういった場合に、いわゆる災害弱者と言われています要援護者等のフォローというか、対応につきましても、今後、関係機関と十分に協議して対応してまいりたいと考えております。
 突然変異につきましても、過去の例で、過去のインフルエンザの例で、変異して、再来のときに大きな被害が出たという例もありますので、それにつきましても、最新情報を収集するとともに、国・県の情報を最大限に生かし、また保健所等と協議して取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 松崎教育次長。


◯松崎俊比古教育次長兼学校教育課長 山本茂夫議員の再質問についてお答えをいたします。
 現在の学校教育現場と、それから中央東福祉保健所等との対応でございますが、現在、集団監視ということで、クラスターサーベイランスということで、連携をして、保健所と早期に情報交換をしながら、県対策本部に情報を集約して対応していくような対応をつくっております。
 そうした中で、また、市内で万一発生した場合、これつきましては、議員ご指摘のような小中学校の臨時休業、そういったものも出てくる可能性も当然ありますので、そうした場合にはさまざまな可能性が、影響があらわれることが考えられております。先ほどの、現在の状況としては、まだ県の対策本部の方から発生した場合の具体的な指示、そういったものは県へ集約して対応していこうということになっておりますので、先ほどのクラスターサーベイランスと迅速な対応によって、発生した場合に最小限にとどめるような対応をしたいという、そういう取り組みをしていきたいと思います。
 いずれにいたしましても、今後の県の対策本部との情報共有をして連携して対応していくことになりますので、その時点でまた対応したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 久武商工水産課長。


◯久武正則商工水産課長 9番 山本茂夫議員の再質問にお答えいたします。
 農産物等の加工への取り組みについてということのご質問でありまして、先ほど議員からお話がありましたように、ニラにつきましては、それぞれの飲食店等で商品をつくられ、販売をされているところもありますが、それ以外の取り組みとしましては、地域雇用創造実現事業を立ち上げ、そして、この事業にかかわる関係される方には個々に説明をしてまいったところですが、去る6月8日にJAの各生産部会の代表の方、園芸連、そして関係機関の方々にお集まりいただき、この事業の趣旨等をご説明して、現在の取り組みについてご説明し、そして、新たな自分たちで考える商品はどんなものがあるのか、また改めて提案もお願いしますという話をしたところで、その中で、1つ具体的に今動いておりますのが、シイラ、そしてフルーツトマト、ラッキョウ等を使ったハンバーガーの製作、これにつきましては、今試作品をつくって、今ちょっといろんな関係機関の中でこの商品について検討していただいております。
 これにつきましては、ハンバーガーをつくって売るということも目的の1つにはなっておりますが、これは、最終的にはフルーツトマトを使った、何といいますか、何だったかな。済みません。ちょっとど忘れしました。出てこなくなった。ごめんなさい。ちょっと済みません。フルーツトマトの方はちょっと置いて、言葉が出てこんようになりましたので、申しわけないです。
 ラッキョウを使ったタルタルソースとかいうような部分を新たな商品としてつくっていきたいということで準備をして、試験販売を、できれば、ことし夏に開催されるマリンフェスティバル、ここら辺で1度試験販売をやってみたいというようなところへひとつ進めております。そのほかには、農家の方の提案で、ハナユズを使った商品の開発というところも協議をされておりますので、今後ますますいろんな商品を使ったご提案なんかもいただきながら、一緒に物をつくり上げていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 9番 山本君。


◯山本茂夫議員 最後の質問をさせていただきます。
 東部自動車道の件ですが、課長の答弁によりますと、1日当たり80トンの水が必要と。この水の確保はどうするのかということを自分は考えております。この確保について、80トンといいますと、かなりの、どれくらいの期間これが続くのか、心配もされるわけでございますが、現在、かん水の井戸が1つおかしくなっておりますわね。それは工事が原因か、何が原因か、わからない。自分はまだわからないわけですが、そこな辺を、ひとついかんようになった場合、それを仮に使うとなれば、農業用に影響が出ないのか。それとも、別の水を使えば問題ないですよ。それを、かん水を使うとなれば、そこでどのような対策をとるのか、また、それに対してかわりの井戸を掘るのか、その点につきまして答弁をいただきたいと思っております。
 以上で終わります。


◯眞辺慶一議長 久保建設課長。


◯久保慎二建設課長 山本議員のご質問にお答えします。
 答弁の中で先ほども申しましたけれども、詳しい情報がまだ入っておりませんので、かん水を利用するのかしないのかにつきましても、国土交通省の意向を再度確認いたしまして、地元にどういう影響があるか、きっちりとした説明をしてもらうように伝え、また、一緒に説明もさせてもらいたいと思います。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 山本茂夫君の一般質問が終わりました。
 以上で一般質問を終わります。
 暫時休憩をします。
          (午後 2時20分 休憩)
          (午後 2時32分 再開)


◯眞辺慶一議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ここでご報告を申し上げておきたいと思います。
 19番 竹村暢文君は所用のため早退ということで申し出がありましたので、これを許可いたしました。
 日程第2 議長の報告を行います。
 市長より議案書の訂正の申し出がありました。
 また、地方自治法第180条第2項の規定により、報告第3号及び地方自治法第179条第3項の規定により、承認を求める議案書の送付がありました。
 この際、日程第3 議案の訂正の件についてから、日程第5 議案第16号 専決処分の承認を求めることについてまで、以上3件を一括議題といたします。
 議案の訂正及び提案理由の説明を求めます。
 仙頭市長。


◯仙頭義寛市長 本定例会に提出いたしました議案の訂正と追加議案の提案説明を行います。
 最初に、議案の訂正について申し上げます。
 報告第1号で提出しました予算の繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、平成20年度香南市下水道事業特別会計の繰越明許費繰越計算額に誤りがありましたので、訂正の上、再提出をいたします。
 議案第10号 平成21年度香南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、別途補正予算を専決処分したことに伴い、補正前の額に変更が生じたため、関連する数値の訂正を行い、あわせて補正第1号を補正第2号に訂正するものです。
 歳入歳出の総額にそれぞれ40万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ9億1,544万4,000円といたします。
 主な補正内容には変更なく、人事異動に伴う人件費の増額と事業費の組みかえとなっております。
 次に、追加議案の提案説明を申し上げます。
 報告第3号 専決処分の報告につきましては、市営住宅建物明渡等請求事件に係る調停の和解を行うためのものです。
 議案第16号 専決処分の承認を求めることにつきましては、平成21年度香南市下水道事業特別会計補正予算について、歳入歳出の総額にそれぞれ6,094万9,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ9億1,503万6,000円とするものです。
 主な補正内容は、平成20年度の特定環境保全公共下水道事業の実施に伴う収入が平成21年度に歳入されることになったため、平成20年度に不足した6,094万9,000円について繰り上げ充用金として補てんするものです。
 議案の詳細並びに議案に対するご質問は、議案審議の過程でお答えすることといたしたく、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
 また、このたび報告事項と提出議案に訂正が生じたこと、並びに議会の開会後に専決予算の追加提案を行うことにつきましては、事務処理上の不手際でありまして、謹んでおわびを申し上げます。


◯眞辺慶一議長 これで、市長の議案の訂正及び提案理由の説明が終わりました。
 お諮りします。
 日程第3 議案の訂正の件についてから日程第5 議案第16号 専決処分の承認を求めることについての案件は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、審議、採決したいと思います。
 これにご異議ございませんか。
           (「異議なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 異議なしと認めます。
 よって、そのように決定をいたしました。
 日程第3 議案の訂正の件について、執行部から提案理由の補足説明を求めます。
 光明院財政課長。


◯光明院修一財政課長 私の方から、20年度香南市一般会計及び特別会計繰越明許費繰越計算書につきまして、訂正のご説明をさせていただきたいと思います。
 1ページ目の定額給付金事業につきましては、翌年度繰越額と既特定財源の方が間違っておりましたので、そちらの方は直しております。修正をしております。
 続きまして、6ページの方をお願いしたいと思います。
 6ページの方につきまして、地域活性化・生活対策臨時交付金、公共下水道施設管理費及び公共下水道事業特定環境保全公共下水道事業、この3点につきまして、左の財源内訳という中の財源内訳の方が間違っておりましたので、ご訂正をさせていただきたいということでございます。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 北野上下水道課長。


◯北野幸男上下水道課長 議案第10号 平成21年度香南市下水道事業特別会計補正予算の第2号についてご説明をさせていただきます。
 予算書の主な内容につきましては、人事異動に伴う人件費の見直しと、下水道建設費では、夜須町浄化センター改修工事と自衛隊関連の徳王子汚水幹線布設工事に伴いまして、工事請負費、事業費を組みかえるものでございます。
 以上です。


◯眞辺慶一議長 説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 質疑はありませんか。
            (「なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 質疑なしと認めます。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
            (「なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 討論なしと認めます。
 これより、議案の訂正の件についてを採決します。
 議案の訂正の件について、これを承認することに賛成の方の起立を求めます。
             (賛成者起立)


◯眞辺慶一議長 起立多数です。
 よって、議案の訂正の件については、これを承認することに決定をいたしました。
 日程第4 報告第3号 専決処分の報告について、執行部から提案理由の補足説明を求めます。
 暫時休憩をいたします。
          (午後 2時42分 休憩)
          (午後 2時45分 再開)


◯眞辺慶一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 報告第3号 専決処分の報告についての補足説明を求めます。
 北岡住宅都計課長。


◯北岡栄二住宅都計課長 追加議案の1ページをおあけください。
 報告第3号の専決処分の報告をさせていただきます。
 報告第3号の専決処分内容については、和解の相手方、事件番号、和解の内容等についてはお手元の議案書に記載しているとおりでありますが、本件の和解については、追加議案書の2ページをあけてください。
 2ページの和解要旨の1)の2行目に、未納家賃合計79万2,000円の支払い義務があるということに和解で合意いたしましたが、和解要旨の7)、最後の端、「申立人は、その余の請求を放棄する」という表現があります。これについて少し補足を申し上げておきます。
 本件の相手方は、滞納期間が15年6月から21年5月までで、総額申し立て金額は83万6,500円でありました。これまで、6月の4日の和解合意に至るまで2回の調停を行いました。その中で、滞納期間の15年6月から16年の2月分までの9カ月間、この間の金額が4万4,500円、前段言いました83万6,500円と調停和解した79万2,000円、その差の4万4,500円、これは、2回の和解調停の話し合いのもとにおいて、時効の援用申し立てが相手方から来ましたので、それは法的に時効が成立しておりますので、合意に至ったということを報告を説明申し上げておきたいと思います。
 次に、本件の専決理由については、去る6月4日に高知簡易裁判所において市営住宅建物明渡等請求事件の民事調停を民事調停委員2名、裁判官1名により申立人である香南市と調停の相手方との間の仲介を行っていただき、争い事の問題点の聴取と双方の意見調整が行われ、話し合いを継続した結果、和解で合意に至ったものであります。
 以上でございます。


◯眞辺慶一議長 説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 質疑はありませんか。
            (「なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 質疑なしと認めます。
 本件は報告でありますので、採決は行いません。
 日程第5 議案第16号 専決処分の承認を求めることについて、執行部から提案理由の補足説明を求めます。
 北野上下水道課長。


◯北野幸男上下水道課長 追加議案書の3ページをお開きいただきたいと思います。
 議案第16号の専決処分の承認を求めることにつきましてご説明をさせていただきます。
 それでは、議案第16号の補正予算書の方を、1枚目の方をごらんいただきたいと思います。
 平成21年度香南市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
 歳入歳出予算の補正、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,094万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億1,503万6,000円とするものでございます。
 専決の理由につきましては、自衛隊駐屯地に伴う下水道工事におきまして平成20年度の収入に不足が生じましたことから、赤字欠損にならないよう、21年度の予算から20年度の決算へ繰り上げ充用を行うものでございます。
 よろしくお願いします。


◯眞辺慶一議長 説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 質疑はありませんか。
            (「なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 質疑なしと認めます。
 これより討論を行います。
 討論はありませんか。
            (「なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 討論なしと認めます。
 これより議案第16号を採決します。
 本案は、原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
             (賛成者起立)


◯眞辺慶一議長 起立多数です。
 よって、議案第16号は、原案のとおり承認されました。
 次に各案件の議案付託につきましては、お手元に配付している議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託をします。
 お諮りします。
 付託いたしました各案件は6月22日までに審査を終えるよう、期限をつけることにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
           (「異議なし」の声あり)


◯眞辺慶一議長 異議なしと認めます。
 よって、付託の案件は6月22日までに審査を終えるよう、期限をつけることに決定をいたしました。
 以上で本日の日程はすべて終わりました。
 本日はこれで散会をいたします。
          (午後 2時54分 散会)