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高知県 四万十市

平成18年 3月定例会 03月15日−04号




平成18年 3月定例会 − 03月15日−04号







平成18年 3月定例会



         平成18年3月四万十市議会定例会会議録(第10日)

                              平成18年3月15日(水)

■議事日程

  日程第1 一般質問

  日程追加 追加議案

              (議案の上程、提案理由の説明)

        第53号議案 平成17年度四万十市病院事業会計補正予算(第2号)について

        第54号議案 四万十市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

        第55号議案 四万十市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

        第56号議案 四万十市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

        第57号議案 四万十市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例

        第58号議案 助役の選任について(浦  真)

■本日の会議に付した事件

  日程第1から日程追加まで

出席議員

  1番 竹 葉   傳     2番 芝 藤 健 司     3番 黒 石 栄 一

  4番 遠 山 道 男     5番 浜 田 菊 枝     6番 北 澤   保

  7番 上 岡 礼 三     8番 白 木 一 嘉     9番 ? 田 敦 夫

  10番 篠 田 定 亀     11番 稲 田 豊 明     12番 芝   和 雄

  13番 松 田 達 夫     14番 宮 本 博 行     15番 渡 辺   稔

  16番 宮 本 幸 輝     17番 稲 田   勇     18番 竹 内   顯

  19番 市 川 史 郎     20番 今 城 良 和     21番 土 居 隆 夫

  22番 岡 本 和 也     23番 岡 村 剛 承

  25番 佐 田 久 江     26番 安 岡   昭     27番 坂 本 圭 子

  28番 滝 平 繁 行     29番 毛 利 正 直     30番 安 岡   茂

  31番 猿 田   勉                    33番 上 野   宏

  34番 川 村 一 朗     35番 藤 田 豊 作     36番 宮 崎   工

  37番 渡 辺 大 東

欠席議員(なし)

出席要求による執行部側出席者職氏名

  市長       澤 田 五十六        助役       中 平 正 宏

  収入役      浜 田   朗        総務課長     野 中 正 広

  企画広報課長   浦 田 典 男        財政課長     武 田 光 司

  市民課長事務代理 弘 田   昌        税務課長     杉 本 整 史

  地球環境課長   長 尾 亮 一        保健介護課長   佐 竹 徹 志

  人権啓発課長   沢 田 俊 典        建設課長     安 岡 俊 一

  商工観光課長兼公設市場長            都市整備課長   宮 川 昭 雄

           宮 村 和 輝

  農林水産課長   川 上   悟        市民病院事務局長 茶 畑 真 澄

  福祉事務所長   山 内 徳 男        水道課長     浜 口 貞 雄

  代表監査委員   横 山 則 夫        教育長      宮 地 昭一郎

  教育次長兼図書館長佐 竹   猛        学校教育課長   大 林 郁 男

  総合支所総務課長 土 居 佳 伸

職務のために議場に出席した事務局職員職氏名

  局長       吉 本   茂        局長補佐     岡 本 則 雄

  総務係長     杉 本 義 和        議事係      井 村 恵 一







              午前10時0分 開議



○議長(渡辺稔) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 欠席の届けが参っております。池本教育委員長、岡林総合支所長、公務のため欠席、以上のとおり報告いたします。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(渡辺稔) 日程に従い、一般質問を行います。

 宮崎 工議員。



◆36番(宮崎工) おはようございます。

 お許しをいただいて、同僚議員の共産党の岡本和也議員に拍手で送り出されましたんで、下手な質問はできないかなと、こういうつもりで壇上へ上がりました。

 本当に、長い間皆さんにお世話になって、若干途中、後で触れますけど、休んだ時期がございますが、25年間でいろいろ4代ですか、西村市長さん、刈谷市長さん、それから岡本市長さん、澤田市長さん、4代の市長さんと議員と市長という立場でいろんな議論をさせていただきました。中村市、現在の合併して四万十市のますますの発展を祈りながら、私の議員生活の最後の質問とさせていただきたいと思います。

 実は、安岡議員が、私大変所用で欠席したときに、奥さんも同行されて礼を言われたということで、わしもそれじゃあ倍やから女房、子供、孫まで連れてお礼をしたいけん、協力してくれと昨日話したが、誰一人として賛同してくれるものはおりませんので、この辺が引退の時期かなと、こんな思いで今日この席へ立ちました。

 ところで、私も去る人間でございますので、細かいことじゃなくて大まかな点を2点ぐらいお聞きというか、私の意見も含めてぜひお願いもしておきたいなと、こういう思いで壇上へ立ちました。

 第1点ですが、確かに市長の施政方針の要旨の中で、ずっと読ませていただいていろいろ目配り、気配りの内容で津々書かれておる訳ですが、この中で集約するとこれからの四万十市政のあるべき姿に象徴される「抑制と集中」、この言葉が非常に気に入りましたんで、これを取り上げさせていただきました。これに、特に抑制というのはこれからだんだんと議員の皆さんもこれまで一般質問を通じて毎議会議論をされてます行財政の改革を含め市民に痛みも分かち合っていただかなきゃいけないこの今日の地方自治の財政の逼迫化、これに対していろいろな形で協力を仰ないかんということで、これは主に総務委員会に関することでございますので、若干この問題はこの程度で置きまして、集中という表現、私議員になったときから常々行政のあるべき姿というのを考えた中であたかも、表現が適当かどうか、まずかったらご注意いただきたいと思いますけど、何か一つのパイ、煎餅をみんなが隅からちょこちょこちょこちょこかじっていって、知らん間にだんだんパイが小さくなっておる。だから、効果というものが、行政効果というのが案外目立たない感じ、そういうことが市民が役所は何しよらあと、こういうことでよくご批判をいただくというか、これ行政と市民との信頼関係を構築する基本のとこの総花的ないわゆるそういう施策が果たしていいのかどうかということを疑義に思っておった訳ですが、ここの集中という言葉で、これはもうあくまでも現在のような行財政の状況ですと痛みを分かち合えると共に、本当に市長も書いてられるのに真に市民生活の向上に繋がるもの、あるいは市民が本当にやってもらいたい満足度の高いものを選択をして、今やっていきたいという決意の表明じゃないかと私は感じる、そう受け取った訳ですが、特に集中という言葉に込められた、今後の四万十市政の方向性について、一つは今議会明確になりましたんですけど、学校給食はやりますという明言をされました。これは立派なことだと思いますし、私も常々行政とは公平の原則という、この原則を曲げてはいけないということを常々議論の中で申し上げてきた中で、あまり時間が経ち過ぎると東山小学校を中心にした一つのグループからよう脱皮しなければ、やっぱり住民の中での、市民の中での不平等というか、公平性が欠くということで、いわゆる行政の大きな問題点だなと常々思っていた中で踏み切っていただいたことについては高く評価をしたいと思います。それ以外にも含めて、市長の集中という思いに対してのひとつ思いを語っていただきたいということが第1の質問でございます。

 2番目は、これは我々、自分ももう間もなく4月25日が任期でございますので、それまでの任期でございますが、議会と執行権、いわゆる議会は予算権を持っております。が、執行権はその予算を使って市民の幸せのためにいろんな事業を執行していくという、議会と執行権のあるべき姿、これも私ももう1期目のときから常に、西村市政の時代からいわゆる議会と執行権のあるべき姿というのも議論してまいって申し上げてきた訳ですけど、ややもすると若干方向が変わってきたかなという感じも、昨日の発言も、後で触れますけど、あったように若干感じるとこがありまので、まず市長の方からいわゆる執行権のトップとして、首長として議会と、執行権と議決権との関係について日頃お考えになってることについてのお話をまず第1回目お伺いをしたいなと、こういうように思います。この2つの点でお答えをいただきたいと思います。

 1回目の質問を終わります。



○議長(渡辺稔) 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) 宮崎 工議員には長い議員生活の経験を活かされまして、いつも大事なことを指摘いただいて大変ありがたく思っております。特に、議会と行政のあり方などにつきまして、深い造詣を持っておられまして、教えられるところが多くございます。今回は、残念ながらご勇退されるということで寂しくなるなあという思いと共に、これまでの数々のご貢献に対しまして、本当に心から感謝しております。どうもありがとうございました。

 またこれからも自由な身になられるのはまだ先ですけれども、そのときにもまたお気づきの点をいろいろと教えていただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

 さて、2点ご指摘でございますので、まず第1点は集中という言葉にどのような思いを託しているかということでございますが、市勢発展のためにどのような事業に集中して進めていくかということでございますが、これからの四万十市の全般的なまちづくりにつきましては、合併協議の中で策定しました新市建設計画を指針として進めていきたいと思っております。しかし、今議会冒頭の施政方針でも申し上げましたように、財政は大変厳しい状況にございますので、事業の実施に当たっては将来の発展に繋がるものや市民満足度の高いものに厳選して進めていきたいと思っております。

 その中で、第1に取り組むことが農林水産業、観光業、商業などの産業の振興と雇用の拡大でございます。これまで続けてきた事業を拡充すると共に、西土佐の道の駅整備や中央地区の圃場整備に取り組むほか、西土佐に続きまして中村でも雇用促進協議会を立ち上げまして、観光や商工業の振興による雇用の拡大を目指した事業が全市で展開できるような取り組みを進めていきたいと思っております。

 2点目に大事にしたいのが、防災対策でございます。南海地震対策と台風対策が中心となりますけれども、自主防災組織の設立とか洪水時のハザードマップの作成を始め、防災行政無線の整備あるいは木造住宅耐震診断や改修事業に取り組んでいきたいと思っております。

 3点目は、教育施設の整備でございます。市民要望の強い全小学校への給食の導入を目指して検討を進めていきます。

 そのほか、合併効果を高めるため国道441号の10年以内の改良を働きかけると共に、戸籍の電算化につきましても事業を進めたいと思っておりますし、また木質バイオマス事業については実現に向けて更に研究を進めていきたいと思っております。

 次に、議会と行政とのいわゆる執行権と議決権との関係についてでございます。

 この点については、本当にいろいろと教えていただきましてありがたく思っております。改めて、この点について考えさせられた訳でございますけれども、地方自治制度の根本は憲法の8章に地方自治として規定されておりまして、地方公共団体にその意思を決定する議決機関としての議会の設置について、そして議会の議員と地方公共団体の長は住民が直接選挙するという規定が置かれております。議員として選ばれた以上、議員それぞれが全市民の代表として選ばれたという責務につきましては、議員各位それぞれが自覚されていることと思います。この共に公選によるものを相対立させ、相互に牽制することによって公正が期せられる仕組みとなっております。民意をそれぞれが代表するという、いわゆる二元代表制は常に緊張感ある関係を維持しつつも、協力して自治体運営に当たる責任を求めているものでございます。

 この二元代表制のポイントといたしましては、地方公共団体の議会と長の双方が地方公共団体の役割とされる住民の福祉増進を図るということを基本といたしまして、地域における行政を自主的かつ総合的に実施するという役割を負うという共通の責務を持っている点でございまして、それに対して論議し合いながらよりよい行政の実現を目指すという関係では、執行機関と議決機関がそれぞれ相手方に対してお互いを尊重することが重要ですし、また尊重されるような努力をすることも必要と思っております。

 近年の地方分権によりまして、自治体が自ら判断して自己決定、自己責任において地方を運営していく権限が拡大されてきている中で、二元代表制はますますその重要度を増してきているのは周知の事実ですし、システム的には大変すぐれたものであると理解しておりますので、今後このシステムがより効果を上げることができるよう、私自身も努力をしていきたいと思っております。

 以上でございますが、更なるご指摘をお願いしたいと思います。



○議長(渡辺稔) 宮崎 工議員。



◆36番(宮崎工) 本当にいい答弁をしていただいて、もうそのままありがとうございましたと、お世話になりましたと言うて降りたらいいようですが、宮崎 工らしからぬことになりますので、一言言葉を添えたいと思います。

 1番目の集中について一つの思いを述べていただき、各項目についてのあるべき姿というか、これから本当に四万十市を支えていく執行権の思いとして述べていただいたこと、この中に西土佐の分野も随分触れられておりました。私も合併議連の会長として、どうしても4カ市町村の合併が破綻したときに、何としてでも西土佐と合併したいという思いを持った議員の一人でございまして、皆さんと共に手を取り合って今日の四万十市というのを、合併を見た訳でございますので、どうか西土佐の皆さんの思いというのも十分酌み取って、大切にして、市政執行に当たっていただきたいなとお願いをして1項目めの質問については終わりたいと思います。

 執行権と議決権、非常に確かに国会答弁並みの法律論に基づく優秀なご答弁をいただいた訳でございます。まさにそのとおりでございます。だけど、現実が若干違うんじゃないかという思いが大変私は強く感じております。これは市長だけじゃなくて所管の課長さんを含め職員、ということは随分私も昭和56年に初当選をして、当時は与党は社会党さんと共産党さんが与党で30人の議席の中で野党の保守系自民党というんですか、確か9人、公明党さんが2名で11名で、11対19の関係でしたんですけど、いろんな関係があった訳ですけど、やはり一つの例をとればここ10年ぐらい決算でも含めて繰越明許なんていうのはもう当然の事情があって、明許繰り越しするのが当たり前みたいな形で報告されてきてますけど、これは単年度決算主義の地方自治でもう決まってる訳ですから、それはいかに予算が配分が遅れたとか、工事の相手方が困難だと、交渉がいわゆる長引くとか、努力の問題は議会は指摘しなきゃいけないんですよ。私は、議員の仕事というのは第1番目は市長が触れられたように執行権のチェックだと。これがいわゆる緊張感のある関係と。このチェックをきちっと議会がやらない限り執行部も、まあそうしたら議会が言わんがやったら、まあまあでええかなと。やっぱり当時は本当にそら繰越明許するにしても執行部から根回しというか、もう事前に各会派に対してもこういうことでどうしても繰越明許をしなきゃいけないと。何とか理解してもう了解をほしいと。きちっとやってきたんですよね。それでも、なおかつ議会の方としては駄目だとは言わんけど、景色が悪いという本会議場できちっと指摘を議会側はしてきた。こういう緊張感の中でお互いに切磋琢磨してお互いにレベルが上がっていくという関係が、ややもすると崩れて欠けてるんでじゃないかという気持ちが大変大きい訳です。今日の市長の答弁、本当に優秀なご答弁で、それだけ聞きますと納得ですけど、昨日の?田敦夫議員に対する答弁で、そら感性というんか、感情という思いはわかります。けど、少なくとも澤田市長さんここへ立った以上はあなたは公人です、この議場の中へ入ってもう。公人としての立場であたかも議会制民主主義を否定するような形の、だからそら詳しくは言いません、あとで下でも議論もしましたけども。だから、場所柄をわきまえて僕はぜひ市長に話の仕方を考えていただきたいなと。私自身が、これはもうはっきり申し上げますけど、市長をやってみたいということで平成8年立候補して、三つ巴の戦いをしてあなたに惨敗をしました。そして、平成12年の選挙のときに負けたあなたを支持すべく、私は中央公民館でマイクを持って澤田さんが中村市政の発展のためにどうしても必要な市長であるということを訴えながら私は支持をさせていただきました。16年の選挙も支持をさせていただきました。それから、合併後の選挙も私は支持をさせていただきました。ずっと支持をしてきました。しかし、支持をすることと、与党でもあった訳ですが、そのことと議会人としてチェックすること、これは別問題です。

 私は、平成2年に議長時代に、余談になりますけど、刈谷市政の2期目だったと思いますけど、例の人事院勧告で管理職手当と民間との、公務員との管理職手当の格差があり過ぎるので、公務員の課長さんの管理職手当を15%の値上げをしなさいという勧告がありまして、その中で当時課長だった人はこの中にはいないと思いますけど、ほいでそのときにこれは組合の高知県下の労組懇ですか、うちの組合の所属の。だから、室戸で統一の交渉でそれが、15%が一律5%、職員も含めて一律5%に妥協して助役が帰ってきて、そんな馬鹿な話があるかということで、ほいで喧々諤々とやったときに僕は議長のときに申し上げたのは、与党、野党の前にまず議員は議員たれと。その上で与党、野党ということはもちろんあっていい。しかし、提案したことが間違ったことはやっぱり与党といえどもノーという勇気を持とうじゃないかということを申し上げたことがあります。

 いろいろあって、結果的には決められたとおりになった訳ですけど、やはり執行部の皆さんも含めてお互いに緊張感を持って私はやっていただきたいし、それから市長にはぜひこれはお願いですけど、やはり場所によって発言をもう一言息をのんで考えてやっていただきたいなと。私も支持をさせていただいた思いも込めまして、お願いをしておきたいということでございます。これは答弁は要りません。

 最後にあまりくどくど言うことも如何なもんかなと。大変お世話になったことはもう本当に、多分ここへおいでの皆さん当時私議員になって、それこそ当時は最初は野党でしたけど、まあここにお座りの皆さん恐らく係長になってたかなってないかぐらいのときやったと思いますけど、随分それから以来お付き合いをさせていただきまして、ほれから新しい職員の方もおいでますけど、市の職員、それから同僚議員を含めて大変お世話になったことを感謝しながら、なお四万十市の発展を願いながら私の質問を終わりたいと思います。大変お世話になりました。ありがとうございました。

              (拍手あり)



○議長(渡辺稔) 以上で宮崎 工議員の質問を終わります。

 続いて、岡村剛承議員。



◆23番(岡村剛承) おはようございます。

 お許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 まず初めに、ご勇退されます職員の皆様、議員の皆様、大変ご苦労さまでした。今後もご指導、ご鞭撻をお願いいたします。

 それでは、市長施政方針要旨について、雇用対策についてお尋ねをいたします。

 一般質問の中でも答弁で、西土佐に続き中村地区にも設立された雇用促進協議会のこれまでの経過については、平成18年以降の雇用対策を地域提案型雇用対策事業を雇用の柱としていることが理解できましたが、その提案者の四万十川の水面に輝く観光のまちづくりをテーマに、観光産業の振興や中心市街地の活性化に取り組むことで新たな雇用を創出することで4つの柱を考えているようでございますが、具体的に事業展開をされるのか、お尋ねをいたします。

 古津賀地区や具同地区では雇用が拡大されていますが、契約社員やパートなどの雇用条件はあまりよくなく、現状は大変厳しいと思います。もっと踏み込んだ雇用対策が必要であるかと思いますが、その辺りについてもお尋ねをいたします。

 次、中心市街地活性化についてお尋ねをいたします。

 各商店街も自助努力はしていますが、先日栄町祇園風街並整備事業が完成し、盛大にイベントが開催されました。ちょっと寒かったので、参加者が少ないような気がしました。公家行列やウルトラマラソン、一條大祭、年末の売り出しや行政の行事、ほかのイベントと連動すればもっと盛り上がったのではないかと思いました。

 四万十市は、人口比率では飲食店の数が日本一であると聞きます。栄町商店街は、現在でも力のある商店街で加盟店も多く、活動も活発であると思いますが、四万十川料理やうまいもの、旬のもの、四万十川カクテル、地酒や日本一の規模をもっと行政もPRして取り組む必要があると思いますが、その辺りについてお尋ねをいたします。

 次、個性的な観光振興についてお尋ねをいたします。

 社会人野球の強豪松下電器野球部のキャンプも昨年に続いて四万十スタジアムで行われ、修学旅行生も倍層するなど地道な活動も実を結びつつありますが、「釣りバカ日誌」のロケのときは大変盛り上がった勝間の沈下橋、終わってみれば看板だけ残っていますが、ロケ地の後にはたくさんの観光客がおいでています。しかし、トイレがなく、民間のトイレを借用しているのが現状です。観光客を受け入れる側としては、ロケ地跡にはせめてトイレぐらいは必要ではないでしょうか。有料トイレを設置したらという提案もあったようですが、そのほかの地区では無料ですから、ぜひ無料のトイレを計画したら如何かなと思います。

 継続は力なりと申しますが、旧中村市では平成元年4月10日に四万十の日を制定して、ふるさと創生事業で様々な活動を展開して、一部現在の四万十市にも四万十の日実行委員会として残っております。しかしながら、四万十の日実行委員会事業部会で制定したぞっこん四万十のマークはあまり使用されていません。皆さんご存じですか。議員の中でもあまり知らない方が多いんじゃないかと思いますが、ぞっこん四万十に惚れる。あるいは好きだという思いのマークを統一規格で作成したコースターなどを製作して飲食店で使用したり、観光客には無料配布したりとか、四万十川保全を訴えたり観光PRするのもいいのではないかと思います。

 次、防災関係についてお尋ねをいたします。

 私の生活している右山地区は約960世帯で、この4月1日から右山元町1丁目右山五月町が右山北区、右山元町2丁目右山天神町が右山中区、右山元町3丁目右山駅前町が右山南区になり、各地区で自主防災組織が設立されました。

 右山地区の自主防災会では、南海地震や風水害に備えて岡ノ下児童公園で給水や消火訓練などの防災訓練が去る1月29日に行われました。四万十市と中村消防署、市消防団、中村分団の皆様方にご指導をいただき、右山地区全体としては初めてで、県の起振車による地震体験や四万十市唯一の耐震性貯水槽からの放水も行われ、防災用具の使用についての説明もありました。自分の命は自分で守る。地域は住民が守るを目標に、平成11年度より防災対策事業として自主防災組織の設立、活動についての助成が行われていますが、現状と今後の取り組みなどについてお尋ねをいたします。

 組織設立時には補助金が交付され、資機材の整備などができたけれども、その資機材を維持していくために必要な消耗品、例えばガスボンベ、固形燃料、木炭、薪、緊急食品、ガソリン、電池などや新しい防災マップの作成費、訓練時の炊き出し費用なども今後必要となってくるでしょう。区長会でも質問があったと聞きますが、自主防災組織が今後活動していくために費用な補助金はどうなっているのか、お尋ねをいたします。

 次に、手押し汲み上げ式のポンプを設置することをご提案いたします。

 右山元町3丁目の岡ノ下児童公園の地下には飲料水を4,000人に5日間供給できるようになっていますが、そのほかの地区では災害時には上下水道が使用できません。以前井戸があったところに手押し汲み上げ式ポンプを設置するには3万円程掛かるようですが、共同で利用すれば夏場などは花壇や庭の水撒きにも使用できると思います。また、地震で上下水道が破壊されると水洗トイレは使えません。先程の井戸水を汲んできて使用するとか、この程東洋製作所が開発した水洗循環切替トイレを自治体の体育館や公園、地域などに設置すれば、災害時に使用する設備として素晴らしいと思いますが、そういう計画がないかどうか、その辺りについてもお尋ねをいたします。

 土佐くろしお鉄道についてお尋ねをいたします。

 ごめん・なはり線は何かとイベントが行われて報道関係で紹介されております。羨ましい限りでございますが、私達のふるさとのレール、中村線、宿毛線はちょっとイベントが少なく、寂しい気がいたします。この18日の時刻改正で14本の普通列車が減便となります。住民の声、現場の声、沿線の声、利用者の声を聞いたのか、残念でたまりません。

 まず、JRから借入料金が要る特別急行列車、特急車両を少なくして、ごめん・なはり線では快速があるようですが、中村線と宿毛線には走ってない。普通列車を準急や快速車両として有効に使用したり、利用率の高い宿毛から土佐、佐賀まで普通列車の時刻の便利性を図る必要も大事かと思います。

 昭和45年10月1日、陸の孤島幡多地方に国鉄中村線が開通して35周年、今中村・高知は特急で1時間50分程です。すごく快適です。中村駅舎内の喫茶くろしおがこの3月末で終了することとなり、18日からはこれまでの感謝ということでモーニングが200円のサービスで行うということですが、常連客もいて残念がる声をたくさん聞きます。全国の至る駅には売店や喫茶店などがあり、鉄道利用者、帰省客、観光客に喜んでおられると思います。喫茶店閉店後は、市などが借り上げて活用する計画がないのか、その辺りをお尋ねいたします。

 最後に、合併後の四万十市についてお尋ねをいたします。

 西土佐村は、47年の歴史に幕を下ろし四万十市となりました。合併して目に見えてよくなるような取り組みをお尋ねする予定でしたが、目に見えない携帯電話の電波の充実やこれからの取り組みについても答弁がありましたので、理解できました。これからも住民から合併してよかったとの声が聞こえるように、中平助役は株式会社四万十市の副社長として、澤田市長には代表取締役として更に頑張っていただきたいと思います。発想の転換からアイデアと知恵を出して、更に豊かな四万十市を築いていただきたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。

              (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺稔) はい。

              (「質問の途中で悪いがですけど、今議場で携帯電話のような音がしたが。工さんもせっかく立派なことを申したけんね、議会の権能について。その辺り議員としても、しゃんとせないかんと思うがよ。議長を通じて一回厳しく言うようにしてください」と呼ぶ者あり)

              (発言する者あり)

              (聴取不能)

              (「議長がきちっとして。それだけでええ」と呼ぶ者あり)

 申し合わせ事項で電源を切るか、あるいは持ち込まないようにしようということで申し合わせてありますんで、議員も、それから執行部の皆さんもお守りいただきたいと思います。

 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) 合併してよかったと思われる取り組みにつきまして、西土佐の部分だけでなくいろいろありますので、議員にも知っていただいて、市民にも周知徹底を図っていただきたいと思いますが、合併は深刻な財政危機を乗り越えまして、将来にわたって持続可能な財政基盤を構築する上で必要不可欠なものでございましたけれども、合併の特典を使った事業の大部分がまだ着手されていないこともありまして、市民の皆さんの中には合併のメリットを実感されていない方も多いのではないかと思います。しかしながら、これからは単独自立では実現できなかった事柄が次々と目に見えてくるようになりますので、十分理解していただけると思いますが、庁舎建設とか防災行政無線の整備でございますとか、これまでたびたび言ってきました西土佐での道の駅あるいは中央地区の圃場整備、そして全小学校への給食の導入等の事業が目に見えてくると市民の皆さんにも合併効果を実感していただけるものと思います。

 また、合併支援道路として位置付けられました国道441号の改良が加速されますので、市民の利便性が向上するほか愛媛県や中国地方との交流が活発化することが期待できます。こうした道路整備に伴います様々な効果を観光産業や農林水産業が特に享受いたしまして、更に他産業に波及していくことができれば、そういった意味でも今回の合併が大きな意味を持つことになってくると思います。

 そうしたハード面のことだけでなく、財政面でも大変大きな成果が出てきております。例えば特別交付税の交付額でございますけれども、かつては県下これまでの9市、これから11市になりますけれども、9市の中で下から2番目というふうな位置に甘んじたときもあった訳でございますけれども、今年度交付額はいろいろ要望した、助けていただいた方々の努力などもございまして、高知市に次ぐ県下第2位の交付を受けることができるようになりました。初めてのことでございます。

 また、合併特例債だけでなくて経常経費につきましても合併の特典が多くございまして、このことは当然5年ないし10年経ったら消えていくものでございますけれども、この5年ないし10年間の特典というのは大変重要なものでございまして、そうでなければこの行政改革というのが大変急激な、また大幅なものにならざるを得ないことを、いわば時間を買い取ったというふうな意味合いで行革をより緩やかな形で、より実効的に進めていけるというふうなことがある訳でございまして、こうした額が何億円にも上ります。こういった点でも大変に合併の効果が出ているということをおわかりをいただきたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(渡辺稔) 宮村商工観光課長。



◎商工観光課長(宮村和輝) それでは、まず最初に、地域提案型雇用創造促進事業の提案書の4つの柱についてお答えいたします。

 四万十市は、地域の特性を活かして四万十川を中心とした観光により雇用を生ますという計画を計画を立てております。観光業においても雇用の場がなかったり、またあったとしても雇用形態が繁忙期だけに雇われる非常勤者の多い脆弱な状況となっており、地域の活性化にとって非常に問題となっております。このような状況を克服するため関係団体が集まり、4つの事業を柱として観光客数の増加を掲げ、観光産業としての発展を図り、地域の活性化を目指すものでございます。

 1つ目の事業は、幡多広域観光協議会の公社化であります。現在、幡多広域市町村圏を構成する7市町村と観光協会5市町村ですが、民間団体が連帯しながら教育旅行等交流人口を拡大を図るために必要な施策や基盤整備を推進し、観光の振興と地域の活性化に取り組んでおります。ツアーの企画、実施などは旅行代理店に依頼しております。幡多広域観光協議会を公社化し旅行業務取扱者を雇い入れ、ツアーを地域でコーディネートし、より魅力的な観光メニューを提供することにより更なる観光客入り込み数を増加し、観光産業の発展を図ることとしております。

 2つ目の事業は、観光遊覧船の一元化であります。四万十川の観光を目的として遊覧船を利用する観光客が多いが、現在ある8業者のメニューや乗り場の連帯が図られていないため、観光客が利用しづらい状況にあります。一元化を図ることにより、利用者の利便性向上が図られ、更なる観光客入り込み数が増加することにより、観光産業の発展を図るものであります。

 3つ目の事業は、商店街の活性化であります。現在TMOが主体となり、まちづくりの環境整備が完成しつつあります。残すところはこの環境整備を活かした商店街の活性化にあります。商店街活性化の策の一つとしてTMOが空き店舗を使って市街地に不足している観光商品の販売、営業時間帯の延長等観光客のニーズに応じた運営を計画しているところであります。

 また、その店舗の中で平成20年度から本格的に実施を計画しているふるさと中村応援隊事業を確立することにより、ふるさとで地域活性化に取り組む者とふるさと中村を離れて暮らしている者とでお互いに情報を交換し、ふるさと中村をもっと豊かに素敵に住みやすい街にしていくことで商店街の活性化を図り、観光客を商店街へ呼び込むことにより産業の発展を図ることにしております。

 4つ目の事業は、観光関連団体間同士の連携及び強化と基盤整備であります。各団体の質の向上を高め、各団体との連携を強化し、よりバリエーションに富んだ観光メニューを充実させることで更なる観光客入り込み数が増加し、観光産業の発展を図るものとしております。

 しかしながら、産業の振興や地域の活性化を推進していくためには、事業を効果的に推進するために運営、指導のできる中核なる人材や各分野における専門的能力の高い人材が不足していることや、地域の取り組みやUターン希望者などへの情報提供が十分できてないことがあります。このようなことから、地域提案型雇用創造促進事業による雇用創出メニュー、能力開発メニュー、情報相談メニューを実施することによって克服し、四万十川での水面に輝く観光まちづくりによる雇用機会の創出、地域の活性化を目指すものでございます。

 次に、もっと踏み込んだ雇用対策が必要ではないかと質問でありますけども、雇用対策は企業対応といった短期的な課題も重要でございますが、中・長期的に四万十市全体の産業の力を高めることが抜本的な対策であると考えます。また、雇用対策は一自治体が行える対策には限界があると思いますので、今後も国、県、商工会議所等の関係機関と協力しながら雇用対策や産業振興を図っていきたいと考えております。ご理解の程よろしくお願いいたします。

 次に、中心市街地の活性化についてお答えいたします。

 まちづくり四万十株式会社が平成14年度から4年間にかけて実施してきました栄町祇園風街並整備事業が完成し、栄町商店街振興組合主催によります完成イベントが先月18日に実施されました。当日は商店街の飲食店の協力によるドリンクラリー等が実施され、お店の方々からは普段来たことのない人も店に来てくれ、大変よかったという声も聞いております。議員がおっしゃられますように、当日は寒かったこともあり、参加者が少なかったと思いますが、今回は完成イベントで寒い時期になったが、今後開催するに当たっては実施時期や隣接する商店街と共同でやるとか、イベントに参加する人を増やしていきたいとの地元商店街の意見も聞いております。中心市街地のイベントは、単独で行うより各商店街が協力していくことでより効果的になるものと考えておりますし、単なるイベントだけで終わるのではなく、引き続き商店街に足を運んでもらえるような仕掛けづくりをしていくことが重要であると考えますので、今後とも商店街等の事業に協力し、官民一体となって中心市街地の活性化に取り組んでいきたいと考えております。

 議員のおっしゃられますように、栄町商店街振興組合は全国にも珍しい組合員のほとんどが飲食店ということでもあり、飲食店が集中してあることも大変珍しい街の構成をしております。栄町商店街も独自のホームページにより商店街のPRを全国に発信しておりますし、まちづくり四万十株式会社のホームページでも商店街情報として各商店街のPRをしております。

 また、路面整備と街路灯整備が完成し、今後ハザード整備を進め、祇園風街並整備が進んでいけば更に全国に誇れる商店街になっていくものではないかと考えております。

 次に、観光客受け入れ体制の整備についてお答えいたします。

 平成15年には「釣りバカ日誌」の映画ロケが勝間の沈下橋などで行われています。また、今年は「平家伝説殺人事件」が民放で放送されております。このように映画、テレビで放映されますと、放映終了後はロケ地などの問い合わせなどか頻繁にありますので、映像でのPR効果というものは大変大きいものがあると考えております。また、今年はNHKの大河ドラマ「功名が辻」が放送されておりますので、この大河ドラマを観光に活かそうと官民挙げた取り組みが行われておりまして、当市としても史跡巡りコースを設定し、新たな観光コースとして加えているところでございます。このような観光PR効果を一過性のものとしないためにも、議員ご指摘のとおり観光客の受け入れ体制の整備が大変重要であると考えております。

 そこで、「釣りバカ日誌」の映画ロケ地であります勝間の沈下橋にはせっかく来てくれるのにトイレがないというご指摘でございますが、沈下橋等のトイレにつきましては常時設置が難しいということもございまして、観光シーズン中に簡易トイレを設置しております。この簡易トイレにつきましては、観光客のアンケートでも非常に不便であると意見が多く、不評でありますので、平成18年度の事業といたしまして、最も観光客の多い最下流の佐田沈下橋にあるトイレの整備を地元の活性化に結びつけることができるよう、オープンスペースの交流施設の整備を計画しております。今後もこのような観光客の利便性と地元にメリットのあるような整備を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(渡辺稔) 野中総務課長。



◎総務課長(野中正広) 防災対策に関するご質問にお答えをさせていただきます。

 まず、自主防災組織の現状につきまして、ご説明をさせていただきたいと思います。

 中村地域におきましては、自主防災組織を設立しています地区が本年度末で36地区、34団体でありまして、組織率がまだ34%でございます。今後も引き続き組織化を進めまして、最終的には西土佐地域を含め、市内全地区で自主防災組織の設立を目標としております。

 自主防災組織への補助金の交付につきましては、現在県の補助事業「みんなで備える防災総合補助金」を活用しまして、自主防災組織設立時のみ補助金の交付を行っております。各組織より資機材の追加整備や設立後の活動補助金の要望がありますが、先程申しましたように中村地域での組織率がまだ34%と低うございますので、未組織の地域での組織化に重点を置き、事業を実施しております。ご質問のありました装備、資機材の維持管理に必要な消耗品等につきましては、現在のところ地域においてお願いをしております。購入した資機材は、地域が自主防災活動に必要であるとして購入したものでありまして、自分達のための資機材であるという認識を持っていただきまして、維持管理経費につきましては地域でご負担をお願いしたいと考えております。

 なお、今後ある程度まで組織率が上がった場合には、資機材の追加など必要な場合は補助金の交付も検討していかなければならないというふうに考えております。

 今申しましたように、現在では組織化を優先して取り組んでおりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

 このことにつきましては、岡村議員さんも言いましたように先月2月に開催された中村地域の区長総会におきましても要望がありましたが、そういうことでお願いをしております。

 次に、地震発生後の水道、下水道施設の代替施設としてのご提案がありました。手動式ポンプを備えた井戸とか、循環型トイレにつきましては市民生活を営む上で非常に重要な水の確保、衛生施設の確保の面から有効な施設だと考えております。私どもも資料なども取り寄せまして、今研究をしているところでございますが、以前起こった阪神大震災、新潟中越地震では断水や下水道の破損で水洗トイレが使用できなくなりまして、トイレパニックも起こったようでございます。トイレに行きたくなるからといって水分や食べ物を摂らない方が多くいたようでございまして、衣食住は我慢できましてもトイレはなかなか我慢できませんので、このことにつきましては関係機関や自主防災組織などとも協議しまして、震災後の住民生活の安定のための施設として今後検討していきたいというふうに考えております。

 また、今後ともこれはいいというふうな製品等ありましたらまたご提案をいただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 以上、お答え申します。



○議長(渡辺稔) 浦田企画広報課長。



◎企画広報課長(浦田典男) 土佐くろしお鉄道につきまして、お答えをいたします。

 岡村議員には日頃から支援イベントの開催などで土佐くろしお鉄道の存続に向けたご協力をいただいておりまして、大変感謝を申し上げる次第でございます。

 今年度は、中村・宿毛線運営協議会で中村駅祭り、またモニターツアーなど実施いたしましたが、今後も沿線でのイベントを充実してまいりたいと考えております。

 ご質問の普通便の減便につきましては、昨年中村・宿毛線運営協議会と会社が一緒になりまして、今後5カ年の会社の運営方針となる鉄道再生計画を取りまとめまして、その中で利用客の少ない赤字の大きな便を中心に節減をすることとしておりまして、高等学校など回りましてご理解をいただけるよう説明をいたしております。今後も市民周知に努めていきたいと考えております。

 また、準急、快速の運行などご提言をいただきましたが、次回のダイヤ改正に向けまして、幹事会などで会社と協議をしてみたいと思います。

 次に、ご指摘のあった中村駅舎内の喫茶店と売店は、土佐くろしお鉄道の子会社であります土佐くろしお鉄道サービスが運営をしておりますが、喫茶店についてはその経営赤字が大きいことから、今年3月末で閉店することとしております。その空きスペースを今後どうするか会社に問い合わせたところ、4月以降の使用方法は決まっておらず、新たな借り主を探しながら、一方で待合室、売店を含めた駅舎内スペースの有効活用についても検討していきたいとのことですので、市といたしましてはこの空きスペースの利活用を含め、会社の利益増進や駅活性化への取り組みを今後も支援していきたいと考えております。



○議長(渡辺稔) 岡村剛承議員。



◆23番(岡村剛承) それぞれご答弁いただきましてありがとうございました。

 澤田市長におかれましては、昨日の答弁で私かなり理解をしていたところでございましたが、更にご答弁いただきましてありがとうございました。

 それでは、2回目の雇用対策について質問をさせていただきますが、4つの柱の事業内容についても詳しくご説明をいただきました。事業主体、四万十市中村地域雇用促進協議会補助金の受け皿となって事業を進めるというふうにお伺いをいたしましたが、国、県とも協力していただくというご答弁でしたが、ハローワークですか、そこの方には商工観光課の方からは来たことがないようにもお伺いしておりますが、私が古津賀とか具同地区では雇用が拡大されてきたけれども、パートとか契約社員とか大変厳しい現状、特に商工観光課の管轄のいやしの里が指定管理者制度になった訳ですけれども、12月議会にはJRの子会社へそのまま職員を引き継いでいただくということでしたけれども、私が聞くところによりますと、風呂の方は8人の職員のうち6人が辞める。レストランの山川海の方についても板前が2人辞めて、お運びさんも3人辞めると。だから、あえて雇用対策については課長がとらの巻、台本を読んで答弁はしていただきましたけれども、辛口で言えばちょっと雇用対策が答弁とはちぐはぐじゃないかなというふうに思いました。

 中心市街地の活性化につきましても、やはりインターネットとかホームページで全国へ先駆けてく、そういったこともPRすることも大事ですけれども、一歩踏み込んだ取り組みは行政だけでは当然できん訳ですから、優秀な議員の皆様方も知恵を出して、市民の皆さんと共にやらないとどこの商店街も今は大変厳しいですよね、全国津々浦々の商店街。これは時代の流れといいますか、けどやはり時代の流れを商店街も頑張られるようにやらないかんがじゃないかと思いますが。そこで、イベントも一つのやり方かもわかりませんが、先程コースターをつくったけんというてそれ程個性的な観光振興にもならんかもわかりませんけれども、何かやってみんとわからんがじゃないですか。できることから一つ一つ知恵を出し合ってやっていくべきじゃないかなと思いますね。

 防災関係につきましても、現在自主防災組織は課長の答弁で34%、地域の協力がないと組織化の100%は大変厳しいでしょうけれども、早く100%に自主防災会はする必要があります。地震はいつ来るかわかりません。30年後に来ればそれまでにつくればいいですけれども、その答弁になかった早く100%にする目途、現状が34%でしたけど、その目途、計画、そういうものがあれば教えていただきたいと思います。

 乗って残そう土佐くろしお鉄道、大変厳しいくろしお鉄道ですが、逆に普通列車は地域の皆さんは無料で乗せるとか、もう抜本的な見直し、そういうことも普通列車はみんな無料、沿線住民は。そういうふうな、やってみんとわからんですよね。そういう工夫も必要やないかと思います。私ら素人ですからわかりませんけれども、JRに特急車両乗入料を払うがでしたら窪川で止めて、特急を、快速、自前の普通列車を2両とか3両でも編成して快速とか準急で走らせたら、窪川出たら次停まるがは土佐佐賀、大方、中村、平田、終点の宿毛、やってみんとわからんじゃないですかね。普通列車2両でやってください。今の特急中村駅で降りられますと、宿毛の方面の方には悪いですけれども、10人ぐらいしか乗ってませんよ。JRには乗入料を払わないかん。義理があってJRに特急車両の乗入料を払う、そんなことやりよったら会社潰れますよ。もっと声を荒げて自分達のレールとしていま一度考えて残すべきじゃないでしょうか。鉄道に乗らない人が真剣に考えてもわからないかもわかりませんけども、今ある財産の普通列車を活用しましょうよ、土佐くろしお鉄道。

 喫茶店につきましても、閉店後は今のところ計画がないようですけれども、幡多の玄関ですよ。陸路の四万十市の玄関です。四万十空港つくりましょう、西南空港つくりましょうというて知らん間にトーンダウンしました。けど、現在あるものは活用したいと思います。

 昭和50年、北海道の西海岸、日本海に面した増毛町長に当選した本間泰次は、吹き叫ぶ風と荒れ狂う波など厳しい大自然を逆手にとった自然エネルギーへの取り組みを行いました。全国に先駆けて次々と風力発電や波の力を電力に変える波力発電、太陽熱などで実用化に成功しました。自然エネルギーで街を元気にしました。現在でも、北海道では197の風力発電の風車が回っております。みんなで知恵を出して豊かな四万十市にしましょう。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(渡辺稔) 宮村商工観光課長。



◎商工観光課長(宮村和輝) 2回目の質問にお答えいたします。

 まず最初に、いやしの里の雇用関係について質問があったようですけれども、昨年の12月にJR四国の方に指定管理者として受けていただきまして、議場の方でも職員については引き続き雇うていただくようにというお答えをいたしております。

 そこで、その後すぐいやしのお湯の方に行って職員の方に今回指定管理者にJRの方がなったという説明をしまして、そこですぐアンケートを取ることにしまして、平成18年度の1月11日……。

              (発言する者あり)

 ちょっと待って、聞いてください。18年の1月11日にアンケートを取りまして、職員21名中希望する者が11名、希望しない者が8名、保留の方が2名でございました。それで、1月24日に面接をJRでやっていただきました。その中で、15名面接に来まして、13名が採用となっております。

              (発言する者あり)

 人が話ししちゅうときは聞きなさい。

 今条件のことについては確かに悪い部分もありますが、観光協会の職員1時間当たり813円でした。今回、JRの方になりまして決して条件は悪くありません。その辺はきちっとした内容で情報を取ってください。よろしいですかね。

 それから、ハローワークの方に市の職員が訪れていないという話でしたけれども、ハローワークの方に対しては市の職員はいつも訪れております。ハローワークのそれぞれの会の役員もやっております。その辺は理解していただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(渡辺稔) 野中総務課長。



◎総務課長(野中正広) 防災対策に関するご質問にお答えをさせていただきます。

 自主防災組織の組織率の目途についてのご質問でございますが、現在のところ組織率をいつまでに100%にするという計画は定めておりません。南海地震に備えた四万十市の地域目標を今策定する準備をしております。この地域目標の中で自主防災組織の組織率の充実、そしてそのほか消防団の充実強化とか、地域の防災力の向上とか、そういう数項目にわたった地域目標を定める準備をしております。この中で、自主防災組織の組織率の100%をいつまでにやるかということを定めたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(渡辺稔) 浦田企画広報課長。



◎企画広報課長(浦田典男) 土佐くろしお鉄道につきまして、お答えをいたします。

 特急の運行につきまして、2回目でご指摘をいただきましたけれども、これにつきましては現在の状況から申し上げますと土佐くろしお鉄道の特急中村線は黒字でございますが、宿毛線は赤字というような状況でございます。次回のダイヤ改正におきまして宿毛線の減便も検討しておるとこでございます。

 また、JRの乗入料の関係でございますけれども、現在土佐くろしお鉄道は特急車両を4両持っておりまして、これがJRに乗り入れをいたしまして、また中村・宿毛線についてはJRの車両が入ってくるということで、乗入料をいただき、またこちらからお支払いと。これで差し引き現在黒字でございますが、この特急をなくしていくということは、この土佐くろしお鉄道の運営に大変な重要な関係にございます。つまり特急車両を窪川駅で止めますと、JRは中村線までの黒字が見通しができるので、現在乗り入れをしておると。もし、これ窪川で止めますと高知止まり、須崎止まりと、そのようなことも考えていかなけれどいけないと申しております。つまり特急を窪川止まりということになりますと高知まで全て普通車両というようなことにもなってまいりますので、慎重な対応が必要ではないかというふうに考えております。

 また、喫茶店につきましては、ご指摘のとおり幡多の玄関口の中村駅におきましての利用者の利便性、これに大変また利用サービスに関わる問題でございますので、今後とも会社の話を聞きながらどうしていくか、市としても支援をしていきたいというふうに考えております。



○議長(渡辺稔) 以上で岡村剛承議員の質問を終わります。

 これにて一般質問を終了いたします。

 小休にいたします。

              午前11時26分 小休

              午前11時29分 正会



○議長(渡辺稔) 正会にいたします。

 ただいま「第53号議案」から「第58号議案」が提出されました。

 お諮りいたします。

 「第53号議案」から「第58号議案」を日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(渡辺稔) ご異議なしと認めます。よって、「第53号議案」から「第58号議案」を日程に追加し、議題とすることに決しました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(渡辺稔) 直ちに提案理由の説明を求めます。

 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) お許しをいただきましたので、追加議案の提案理由を申し上げます。

 まず、「第53号議案、平成17年度四万十市病院事業会計補正予算(第2号)」でございます。これは退職給与金の計上額に誤りがあり、昨日取り下げさせていただいたものを改めて提案させていただくものでございます。

 補正予算の1ページをお開きいただきたいと思います。第1条平成17年度四万十市病院事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるものでございます。

 第2条、収益的収入及び支出の補正でございますが、収入につきましては370万6,000円を増額し、補正後の額を29億4,770万5,000円とするものでございます。

 次に、支出でございますが、8,393万9,000円を増額し、補正後の額を30億5,036万8,000円とするものでございます。

 2ページをお開きいただきたいと思います。第3条の資本的収入の補正でございますけれども、資本的収入を211万7,000円増額しまして、補正後の額を1億843万5,000円とするものでございます。

 第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございますが、職員の退職に伴いまして職員給与費を7,996万6,000円増額し、13億5,609万円とするものでございます。

 第5条、他会計からの補助金の補正でございますが、病院事業に対する繰入金を442万3,000円増額し、1億5,469万円とし、附帯事業に対する繰入金を140万円増額し、4,733万9,000円とするものでございます。3ページ以降にそれぞれ明細を添付しておりますので、ご参照していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 次の「第54号議案」と「第55号議案」は、本年度の人事院勧告の給与構造改革に準じました一般職員の給与改定に関する関係条例の一部改正条例であります。

 まず、「第54号議案、四万十市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」でございます。

 主な改正内容は、育児休業期間の2分の1を勤務したものとみなし、職務に復帰した日または最初の昇給日に号級を調整するものなどでございます。

 続いて「第55号議案、四万十市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」でございます。

 この条例は、四万十市一般職員の給与に関する条例、西土佐診療所等に勤務する職員の給与に関する条例及び四万十市特別職及び一般職の職員等の給与の特例に関する条例の3条例を一括して改正するものでございます。

 まず、一般職員等の給与に関する改定でございますが、1点目としては職員の昇給月が年4回であったものを年1回とするもの、2点目は給与月額の引き下げのための給料表の改正と現在の各号級を4号級に分割するものでございます。

              (聴取不能)

 1号級の中が4号級に分かれるんです。よろしいですか。

 3点目は、次の昇給までの期間を良好な成績で勤務した職員の昇給の号級数は4号級を標準とし、55歳以上を超える職員は2号級を標準とするものでございます。

 4点目は、その職員の級の最高号級を超えることができないとするものでございまして、つまり枠外昇給を廃止するものでございます。

 5点目は、一般職給料表を8級制から6級制に改正することから、期末手当基礎額を職務の複雑困難性や責任に応じて適用する加算割合を4級から3級に改正するものでございます。

 次に、西土佐診療所等に勤務する職員の給与に関する改定は、給料月額の引き下げのための給料表の改正でございます。そして、四万十市特別職及び一般職の職員等の給与の特例に関する改正は、給料月額の削減率を現行の4.7%を本年4月から3%とするものでございます。

 また、給料表の減額改定に伴いまして、附則の第8項から第10項において現給を保障する規定を設けております。

 続いて「第56号議案」でございます。終わりの方になりまして恐縮でございます。

 職員の退職手当に関する条例改正でございます。この改正は、国家公務員退職手当制度の構造見直しに伴う国家公務員の退職手当法の一部改正に準じた改正を行うものでございます。改正内容は、支給率のカーブのフラット化と勤務機関の職制上の階級、職務の級や職務の複雑責任等を考慮した調整額を支給するものでございます。

 また、給料表の減額改定に伴い、激変緩和策として附則で経過措置も設けております。

 続きまして、「第57号議案、四万十市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」でございますが、これはグループホーム等の施設に入所した者の医療費を施設の所在市町村でなく、施設支援の決定を行った市町村が助成するように、助成対象者についての規定を改正するものでございます。

 続きまして「第58号議案」、最後のページでございます。助役の選任についてでございます。

 同意をお願いいたしますものは、国土交通省の職員で河川局砂防部傾斜地保全課課長補佐、中部地方建設局天竜川上流工事事務所長を歴任され、現在広島県土木建築部河川砂防総室砂防室長の浦  真氏でございます。施政方針でもご説明申し上げましたけれども、平成18年度の重点施策として一つは合併制度、財政移譲の特典の活用、2つは行政改革による財政健全化の推進、3つは産業振興の推進の3点について強力に取り組む必要があると思います。しかしながら、今日の厳しい財政状況や加速する社会情勢に対応するためには、これまで以上に効率的な行政運営が求められております。先に述べました3点を強力に推進し、合併効果をいち早く市民に実感していただくためにも特に重要な国道441号の改良促進など、合併事業を一日も早く軌道に乗せることが重要でございます。

 浦氏の経歴の方を見ていただければおわかりをいただけると思いますが、追加資料に載せておりますが、これまでの本省や建設局での豊富な行政経験や知識が本市の重要施策の推進、また四万十川を始めとする河川の防災対策等においても活かされるものと確信をいたしております。詳しい経歴につきましては、議案関係参考資料として添付しておりますので、ご参照をいただきたいと思います。

 追加情報でございますけれども、前に助役として手腕を振っていただきました今井助役に人柄等お聞きしましたところ、今井助役と同級生ということでございまして、大変すぐれた、自分よりもすぐれた人物であるので、よろしくお願いしますというふうな情報がございましたので、追加してお知らせいたします。

 以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議をお願いいたします。



○議長(渡辺稔) 以上で提案理由の説明を終わります。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 16日の日程は、提出議案等に対する質疑、委員会付託であります。

 本日はこれにて散会いたします。

 どうもご苦労さまでした。

              午前11時42分 散会