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高知県 四万十市

旧中村市議会 平成16年 6月定例会 06月16日−04号




旧中村市議会 平成16年 6月定例会 − 06月16日−04号







旧中村市議会 平成16年 6月定例会



            平成16年6月中村市議会定例会会議録(第10日)

                               平成16年6月16日(水)

■議事日程

  日程第1 一般質問

■本日の会議に付した事件

  日程第1 一般質問

出席議員

  1番 黒 石 栄 一     2番 遠 山 道 男     3番 浜 田 菊 枝

  4番 北 澤   保     5番 上 岡 礼 三     6番 白 木 一 嘉

  7番 松 田 達 夫     8番 宮 本 博 行     9番 渡 辺   稔

  10番 宮 本 幸 輝     11番 稲 田   勇     12番 岡 本 和 也

  13番 岡 村 剛 承     14番 宮 崎   等     15番 佐 田 久 江

  16番 安 岡   昭     17番 猿 田   勉     18番 北 沢 和 足

  19番 上 野   宏     20番 藤 田 豊 作     21番 宮 崎   工

  22番 渡 辺 大 東

欠席議員(なし)

出席要求による執行部側出席者職氏名

  市長       澤 田 五十六        助役       矢野川 信 一

  収入役      浜 田   朗        総務課長     佐 竹 徹 志

  企画広報課長   浦 田 典 男        財政課長     武 田 光 司

  市民課長     杉 本 整 史        税務課長     伊与田 徹 喜

  地球環境課長   平 野   正        保健介護課長   朝比奈 延 祚

  人権啓発課長   沢 田 俊 典        商工観光課長兼公設市場長

                                   宮 村 和 輝

  建設課長     宮 川 昭 雄        農林水産課長   中 屋 和 男

  都市整備課長   安 岡 俊 一        福祉事務所長   山 内 徳 男

  水道課長     浜 口 貞 雄        市民病院事務局長 浅 能 信 秀

  代表監査委員   加 用 敏 喜        教育委員長    景 平 弥 輔

  教育長      植 村 利 夫        教育次長     佐 竹   猛

  学校教育課長   野 中 正 広

職務のために議場に出席した事務局職員職氏名

  局長       吉 本   茂        局長補佐     岡 本 則 雄

  総務係長     杉 本 義 和        議事係      井 村 恵 一







              午前10時0分 開議



○議長(宮本幸輝) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(宮本幸輝) 日程に従い、一般質問を行います。

 宮崎 等議員。



◆14番(宮崎等) おはようございます。

 お許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。いつものとおり原稿がありませんので、どこに飛ぶかわかりませんけれども、よろしく。また、動議など出さないように速やかに進行させていただきたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。できれば午前中に白木さんと話をして終わりたいということでやっておりますので、よろしくお願いいたします。

 まず最初に、市長におかれましては、本当に元気になられてご退院されて、本当に心よりお喜びを申し上げます。3月議会は、澤田市長もいなくて大変寂しい中の一般質問でしたけれども、元気になられて、今日はいつものように思い切って市長に質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 市長は、聞くところによると、東京の方に入院をされたということですけれども、全くその病名とかどうなのかというのはベールに包まれたような状態です。実際のところは市民の皆さんも大変心配をされて、本当は私もどこにいるかわかれば、お見舞いに行かなければならない立場にあると思っておりますけれども、わかりませんので行きませんでした。誠に申し訳なく思っております。それで、話の続きですけれども、病名はどんな病気で、どこで、どういうふうに入院をされていたのか。本当に市民の方々も心配されておりますので、プライバシーのことになるかもわかりませんけれども、市長は公人ですので、やはり市民に対して説明責任があると私は考えます。その点について、市長の方からご説明をお願いをいたしたいと思います。

 それで、3月から職務を離れて、助役におかれましては職務代理ということで大変ご苦労なさったと思います。その点市長がいなくてもうまくいったのか、何か問題があったのか、その点について何も支障なく、もちろん市長とは連絡を取りながらやられたと思いますので、助役の方は病気も所在も全てわかってたのか、その点についてご説明をお願いいたします。

 それでは、続きまして8年間を振り返って、市長は松田達夫議員の質問の中にもいろいろな事業をやって、是非とも3期目も頑張ってくださいということでした。私は、今までも市長に対して、いろんな事業に対して批判的といいますか、そういう立場で今までも質問をさせていただきました。いろんな事業の中で総括をいたしますと、市長は大変無駄遣いが多いんじゃないかと。全て税金ですので、岡本議員も言われますように、少ない投資で最大の効果を生むという観点が欠けとるんじゃないかと言います。例えば、昨日の話の中でもありました水と緑と市街地整備を取り上げても3億2,500万円でしたか、そのような事業をつくって、ミニマムといいますか、あんな箱庭といいますか、ああいうせせらぎつくって、観光客が10万とか100万とか来るようなことになるという、考えること自体が僕はおかしいと思います。本当にそうなるんであれば、いいです。あこに観光客が仮に10万、100万来て、やはりそれを受けるだけの市内に商店なりホテルなりなければ、あこに人が来ても潤うということは全くないとも思いますし、誰が考えても、中村じゅう、中山間に行けばせせらぎだらけですよね。そこにわざわざつくらなければならないということは、どう考えても僕は納得がいきませんし、おかしいと思います。そして、国土交通省も、あそこに水を引き込むということ、丸の内川の浄化事業、こんな馬鹿げた話もないです。公共下水事業がどんどん進んでいる中、もうそんな国民を馬鹿にしたような国土交通省でしたら、もう無いなった方がずっとましだと、僕は思います。そのこともしかりですけれども、その事業そのものがあそこにアユを放流するとか、エビを放流するとか、アユは四万十川に生息するものであって、あんな側溝に生息するもんでもありませんし、せせらぎの中にアユは棲んでいません。それについても、四万十川には去年辺りから特にアユが少なくなって、アユもエビも少なくなってます。これは大きな問題だと思います。そのことに3億2,500万円使えば、まっと四万十観光も開かれて、遥かにその方が近道じゃないですか。この8年間、市長は四万十川に対してそういうことを一切してないと、私は思います。あれば説明をしていただきたいと思います。

 広域のごみ処理もできたと書いておりますけども、その中身は全くでたらめと言っていい。いろんなことに対応できるようにはなってないと、私は思います。ごみの大きさも、大きかってもいけない、小さかってもいけない。一定の大きさでなければ投入もできない。もし災害が起きれば、大量のごみが発生します。家が倒壊すれば、大きいものも出ます。それをストックするとこすらないです。南海大地震も起こると言われております。そういうことも含めて、やはりそういうストックする場所、一定ごみが出れば、それを保管といいますか、蓄えておく場所が全くないです。そういうものが、大きいものが出れば、木材であればチェーンソーで全部小さく切らないけません、そういう施設。破砕をすれば人に当たる。この補償の問題も、僕おかしいと思うんですけれども、話が飛びますけれども。業者といいますか、新日鉄の方が悪いんじゃないですか、そういう施設にして。何で中村市が補償せないかん。それも無駄遣いだと思います。いやしの里にすれば、変更に変更を重ねて、1年も経たないうちに4,000万円も5,000万円も掛けて、すぐやり直す。一度「かわらっこ」で市長に質問したことがあります。あの施設も、する前からここが悪いとか指摘があって、ほんでできて1年も経たないうちにそこも改築とか、悪いとこがいっぱい見つかって、あのときに市長答弁がもうそういうことがないようにしますと。でも、次から次にそういうことです。物事をつくるには、やはり最低の投資で最大の効果を生むんであれば、いろんなことを想定して、ただつくればいいんじゃなくて、いかに最大の効果を生めるか、それを本当に考えてやらなければならないことだと私は思います。その点についてどういうふうに考えるのか、質問をいたします。

 続きまして、不祥事についてです。

 これについても、もう何回も何回も繰り言です。市長が答弁といいますか、言うのもいつも同じ文句です。これでまた次が起こらなくなりますか。徹底すれば、いつものことですよね、職務規律など周知徹底、いつもいつもこれで、一度このことについて僕指摘をしました。前兆があるんじゃないか、その職員。そういう把握、一度僕指摘しましたが、そういうことをなされましたか。この職員なんかも聞くところによりますと、原因は、間違いだったら訂正してください、誰かの保証をしてお金に困ったと。原因がある訳ですね。そういう中で、ある建設課の職員、ある人に聞きました、市民といいましょうか。家の庭の整備なんかをさせたとか、庭石をどっかから運ばせたとかという噂もあります。もうそういう職員なんか、その人が指摘すると、間違いなく問題を起こすんじゃないか、そういうふうな話もある。そういうとこ把握してますか。一般市民からそういう声を聞いてますか。間違いなく、また起こりますよ、その点について。以前も、矢野川助役の口の乾かないうちに、飲酒運転がありました。そういうことも含めて、今後これだけで大丈夫なのか、これ以上の対策はないのか、お聞きをいたしたいと思います。

 続きまして、市町村合併についてでございます。

 壇々の議員から、もう6人の方から質問もありましたので、私もそんなに申し上げることはない訳ですけれども、私は少し考え方が違いますので、少し触れさせていただきます。4市町村の合併は駄目になりました。市長答弁をずっと聞いていると、市長は本当に4市町村でやる気があったのですか。何かどうしても中村市にとって、スケールメリットという言葉を市長は言いましたけれども、そういうことを考えれば、最低でも4市町村では、そのメリットを考えればしなくてはならなかったのではないですか。市長の考えも、もともとそうだったと把握してますし、議会もそういうことで市長にあまり強いことも言わないで何とかまとめてくださいとお願いもしました。しかし、結果は佐賀がああいう形で駄目になったと。けど、やはり本当にまとめる気であれば、4市町村でやる気であればもっと、市長は結婚問題に例えました。市長も、奥さんを口説いたような気持ちで最初から対応すれば、うまくいったんじゃないか。やはりもう合併ありきで、少々きついことを言おうが、何をしようと、合併はできるんだという驕りがあったんじゃないですか。だから、強いことも言う。中村にとっては、マイナス面てほとんどないんじゃないかと、私は思うんですけれども、だから何とかまとめて、市民のアンケートも1割満たないということも、中村にとってあまりデメリットがないから、あまり関心もない。メリットの方が多いですよね。庁舎だって、中村市から離れる訳はないですし、他の町村は庁舎もなくなる訳ですので、そういう思いを、相手の思いを思いやる気持ち、やはり市長はどうも溶融炉のときもそうですけれども、まとめるということがどうも不向きではないかと。まあ長年の官僚で、上から下への命令だけで全て事がうまくいったということもあると思いますので、そういうことを含めて、どうもまとめごとが苦手といいますか、ある西土佐村の職員ですけれども、傍聴に行ったら、市長の態度を見て、最初の頃です、呆れてました。そういうことも含めて、やはり今回の合併問題がこんなになったというのは、相当僕は市長に責任があると。だから、駄目だから、西土佐村とさあやりましょうかみたいな話でもないと思いますし、やはり理想は4市町村だと思います。最悪でも大方は一緒にくらいな気持ちでしないと、やはりそういう気持ちを踏まえた中で進めていかないと、ただ西土佐村と合併すれば、あとは皆ついてくるみたいな考えでは、私はうまくいかないと思います。

 そして、その中でいつも言われますけれども、特例債とか特例措置の問題を言われますけれども、しなければ交付税も減るから大変。いや、そんなことは僕は問題ないと思います。将来中村にとって、西土佐にとって、大方にとって、佐賀にとってよくなるという全体がなければ、ただ目先のことだけでは駄目だと思います。財政は中村だけでなく、国の財政なんかも破綻ですよね。700兆円もある。これで特例とかいろんなやって、ますます膨れていきます。そこの部分は全く触れられてないですよね、飴の話ばっかりして。よければ、その700兆円近い今の国と地方ですよね、それはどうして返すんですか。市長はどんなふうにその点考えてますか。やはり市町村合併も、そういう財政が厳しい中で少しでも無駄を省いて市民サービスをしよう、国にも負担を軽くしようというのが、僕は最大の目的と思いますし、極端に言えば行政のリストラ的な部分もありますし、やはり公務員の数も先進国並みに今の3分の2にしなければならないと僕は思います。そういうことによって中村市も起債は、借金ですね、市長になられてもう30億円近くですか、増えておりますし、蓄えといいますか、減債基金とか財政調整基金も全部食い潰して全てやられてます。ですから、どことでも市町村合併をして、何かそこを運ぶといいますか、うやむやにして、何とかこの10年の、15年の、国もそうだと思いますけど、茶を濁すような形でやっていこうと。けど、根本は中村市も同じ、国も同じ、その借金をどうするかという議論が僕ないのが大変不思議です。その点について、その借金をどうして返すのか、市長の考えがあれば、お聞かせを願いたいと思います。

 これで1回目の質問を終わります。



○議長(宮本幸輝) 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) 多くの点について指摘していただいてありがとうございます。

 まず冒頭、私の元気になったことを祝っていただきましてありがとうございます。病気の内容でございますけれども、診断書によりますと、過労に伴う全身の倦怠感、食欲低下ということでございますけれども、いろんな市長としての仕事、また合併の仕事で日夜非常に忙しくしておりまして、そうした仕事のストレスから神経が参っていたものというふうに思われます。ご心配ありがとうございました。おかげさまで元気になりましたので、よろしくお願いいたします。

 また、次の質問でございますけれども、水と緑のせせらぎの水路についてのことでございますけども、私もこれ1つの事業で観光客が何十万も来るというふうには考えておりません。やはり中村市全体としての特色、四万十川と小京都という特色を浮き彫りにしていくことによりまして、全体としての中村市はいいとこだというふうなことで観光客が増えて、それが商店やホテル等を潤していくというふうなことで考えている訳でございます。そういう訳で、おっしゃられましたように、四万十川というふうな大事な観光資源がございますし、またそのほかにトンボと魚と花の里、あるいは「かわらっこ」とか、あるいは香山寺世界の藤園とか、そういったような中村の魅力を総体的に増すような中で観光の振興、地場産業に潤いをもたらすというふうな流れになっていくというふうなことで捉えていただきたいと思います。水と緑のせせらぎ水路も、そういった中でいろんな中村市に行くと潤いがあると、面白いものがあると、こういうふうなことで観光が振興されるというふうにお考えをいただきたいと思います。

 それから、溶融炉についてでございますけれども、これは岡本和也議員の質問にも答えたことでございますけれども、溶融炉とこれまでの焼却炉とを比べた場合、総体的に溶融炉の特点が格段に優れている。特に、安全性とかビニール・瓶・缶などの不燃物の埋め立てをしなければいけない。そういった場所を確保しなければいけない。また、そういうものに伴う安全性の問題があるというふうなことが解消されたというふうなこと。また、最終処分場が延命化されて、15年使えるものが150年使えるようになるというふうなことで、最終処分場をつくらなくて済むようになる。こういうふうなことを総合的に勘案して、溶融炉は優れているということでこの事業を進めてきた訳でございまして、そういう点を周りの市町村なども非常に評価して、全国から視察が来るようになっているというふうなことでもおわかりをいただけると思います。そうした中で、大きなものについてはサイズを整えないといけないとか、そういうふうな点はございますけれども、これは従来の焼却炉についても全く同じことで、焼却炉の場合はもっと厳しい制約があったのではないかというふうに思われますので、その辺を比較・検討しながら、総合的な観点からこの評価というのをしていただけたらというふうに思う訳でございます。

 それから、合併につきましてご質問がございましたので、幾つかお答えしたいと思いますけれども、この合併協議会は、私は基本は私が会長としてみんなを説得してまとめていくというふうなことではなくて、やはりそれぞれの町が主権を持っている訳でございますので、それぞれの町が合併できるかどうかということを探っていって、合併の方向で検討するということが基本でございます。その際にやり方として、相手の気持ちというものを大事にするということはもちろん非常に重要なことでございまして、中村市としても例えば編入合併でなくて新設合併にしようというふうな大事なところで譲るところは譲って、この全体がまとまるような方向になるように働き掛けを行っている訳でございまして、ただその市庁舎の問題については、これまでの答弁でもお答えしましたように、中村市として主張すべき点は主張して、最終的には採決で決められるというふうなことになったというふうなことがあった訳でございまして、そういった経緯、全体の流れを理解していただきたいと思います。そうした中、合併するとしたらどうかということで、協定項目を粘り強く全ての協議項目について取りまとめを行ったということで、私は会長としての責任を果たせたものというふうに考える次第でございます。

 また、これからの財政運営につきまして、合併と絡めまして非常に厳しい状況に置かれております。国も県も市も財政難というふうな波で、それが全部市町村にしわ寄せが来るというふうな中で、この生き残りを探り、さらに発展する芽を育てていくということが大事な訳でございますけれども、そのためには当然行財政のリストラでありますとか、市町村合併によるスケールメリットを求めて発展させることによって全体が潤うようにしていくとか、あるいはこの合併によります特例的な措置、こういったものを利用して、来るべき10〜15年間にわたって将来厳しいことが予想されますけれども、そうした中で運営をしていくことによりまして、やがて来るべき厳しい時代に対しても維持管理を中心とした運営でやっていけるような体質をつくり上げていくというふうなことが、この期間に求められていることではないかというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 不祥事につきましては、助役の方からお答え申し上げます。



○議長(宮本幸輝) 矢野川助役。



◎助役(矢野川信一) 私の方から、一、二点、お答えをします。

 ちょっと通告がなかったとは思いますけれども、市長のいない職務代理の期間中の支障はなかったのかどうかという、8年間振り返ってという中での質問でございましたけれども、この市長のいない期間というのは、職務代理をやらせてもらいまして、皆さんには大変ご迷惑を掛けたと思いますけれども、ご支援大変ありがとうございました。一番心配しましたのは、50周年の記念式典を4月10日に予定をしておったもんですから、そこに焦点を当てて、そこまでに回復してくれればいいがという思いはございまして、心配をしておりました。市長がその50周年の記念式典に帰っていただきまして、大変安堵した訳でございました。

 それから、3月では人事がある訳ですけれども、この職員の人事異動につきましては、早くから市長と協議をしておりまして、ほぼ市長の意思も聞いておりましたから、それで最小限の人事異動にとどめながら、人事をやらせていただきました。

 それから、市長のいない期間でやはり一番お詫びしなければならないのは、不祥事の件であります。市長のいない期間に不祥事が起こった訳でございます。後程申し上げます。

 それからもう一つは、3月議会の対応でございました。これらにつきましても、市長とできるだけ連絡を取りながら一応進めてまいりましたので、皆さんにもご迷惑を掛けたと思いますけれども、大過なくといいましょうか、今日までやってこれたと思っております。

 さて、不祥事の件でございますけれども、いつも起こって、その綱紀粛正については繰り返しでないかという点でございますけれども、まさにそのとおりだと思っております。いろいろ不祥事にも違いがございまして、過去をずっと振り返ってみましても、平成13年までの間は職務上における非違行為が2件ございました。それから、13年以降は6件ございますけれども、これは職務外の非違行為でございまして、これらの分析しますと、不祥事の質が大分違っているという点でございまして、これらについては、やはり繰り返しになりますけれども、その都度それらに対応する綱紀粛正をやらなきゃいかんということもありまして、これはどうしても繰り返しの職員への徹底ということになってくる訳でございまして、その辺につきましてはひとつご理解をいただきたいと思います。やはりその都度引き続き常時の事務全般の点検と改善、あるいは適正な執行に努めると共に、法令の遵守と公務員としての自覚の向上に努めるということが最大であろうと思っております。

 今回の不祥事につきましても、職員組合の中で起こった、いわゆる先程申し上げました職務上と職務外に分けますと、職務外で起こった不祥事でございまして、職員の身分を有する者でありますから、市としてどうするかという対応策をとった訳でございます。やはり全般的に考えてみますと、職員の公務員としての自覚の欠如というのは免れません。公務員倫理に対する自意識の不足と思います。

 次に、やはり考えられますのは、事務の専門化や長期間の配属に伴う慣習化とこれに対するチェック機能の形骸化ということも考えられますので、これらについても徹底を図りました。

 また一方で、組織及び職員間のコミュニケーション不足もあろうかと思います。宮崎議員は、平成13年12月議会で、私が答弁いたしておりますけれども、そのときにも原因があって、やはり相談に応ずる体制といいましょうか、そういうものが欠けているんじゃないかというところを指摘されております。その指摘も受けまして、私も助役室に相談に来れる体制をと思って、かなり職員にも言っておりますし、それから各課長も一番その職場でわかる訳ですから、職場会等を通じてやはり職員の相談に乗るというのも徹底をしてきたつもりでございます。そういうことが、繰り返しにはなりますけれども、やはりやっていくことが大切ではないだろうかと、こう思っているところでございます。



○議長(宮本幸輝) 宮崎 等議員。



◆14番(宮崎等) それでは、2回目の質問をさせていただきます。

 8年間を振り返ってということで質問させていただきましたが、いつものとおりの答弁でございますし、病気についても市長職がいつも言われるように市長は激務でありますから、真面目に激務をこなす余りに病気になられたと。お気の毒な限りでございます。しかし、企業のトップも同じですけれども、市長は中村市のトップでありますので、健康管理をされないということは、もう極端に言えば資格がないということにもなりますので、やはり自分の健康管理もきちっとしてやらなければならない。過去8年間は二人助役制で、今までの一般的に考えれば、少しは、同じ仕事の量であれば、楽だったかもわかりません。それはわからないことですから、比較することもできませんし、普通に考えれば楽なはずだと思いますので、そういう中で健康管理をされてですね、やるということが市長にとっても大事ではないかと。その間、あまり問題もなく、市長と連絡を取りながらやられたということですので、助役におかれましては本当にご苦労さまでございました。もしそれでもうまくいけば、市長が要らないのか、助役が要らないのかということにもなりますので、2人助役はもってのほかということにも繋がりますよね。そのときは1人でしたから、助役も。どういうふうに皆さん判断するのか、それは僕が申し上げるべきことでもないと思います。

 2人助役のことが出ましたので、2人助役ですね、私、この過去8年間振り返ってできたこと、先程市長も答弁がありました水と緑の市街地整備、これはもう2人助役のおかげでできましたよね。建設省の予算を無理やり浄化事業にして、無理やり引っ張ってきたと。こういうことをするから、700兆円近い赤字にも繋がるんじゃないですか。全くその3億2,500万円という話がありますけど、国土交通省の事業の予算は入ってないんじゃないですか。国土交通省であれ、県であれ、中村市であれ、全部国民の税金ですよね。何か考え方が、中村市の財政さえきちっとして、なるべく交付税措置がある有利な起債って言いますけれども、有利であっても中村の市財を持ち出すがが少ないだけで、税金の持ち出しには何ら変わりはないと思います。その点について、やっぱり今の国の状態も簡単に言えば今の予算の半分しかない訳ですから、半分の予算になって、まだ借金はなくならない訳ですよね。そういうことも踏まえて、地方もやはり僕考えていかないと、ただあれもやれ、これもやれというふうな考え方では、ますます国の借金も膨らみ、最後にツケは国民に来ますよね。そういうどうするのかという先程答弁がなかったですけれども、市長の考えがあれば、700兆円どうして返すんか。僕簡単に考えれば、700兆円お札を刷れば終わってしまうような気もしますけれども、僕が考えつくくらいはそれくらいのことしかありませんので、市長は専門家でもありますし、そういう考えがあれば、もうどうするのかと、大変心配ですし、自分の子供達、孫達、まあ黒石君なんかはその借金をどうするんでしょうかと思う訳です。そういうことで何かあれば、その700兆円の借金をどうして返すのか、お聞かせを願いたいと思います。

 8年間を振り返ってという中で、例えばの話で溶融炉の話が出ましたけれども、そこで僕が言いたいのは、施設がどうこうと言うんやなくて、せっかくあれ113億円か112億円ですか、そんな大金を投入して、税金を、そういう不備があるような施設をどうしてつくるんですか。今までよりは少しはよくなったっていう話ですけれども、せっかくつくるんであれば、そういうことに対応した施設にすべきではないですか。やっぱり有効に税金を使うということは、やはりいろんなことを考えてするべきじゃないかという指摘です。やっぱり大きいもん、小さいもん、切るには切る施設。やはり災害の場合はそれを蓄える場所とか、近くに。一度に燃やせる訳じゃないですし、そういうことも、考えれることはやはり対応をしていかないと、そんな思い付かないことではないと思います。市長が言われるように、今までの焼却炉では先程言われたように、いろんな大きいものとか、そういうものは対応できなかったということであれば、新しい施設をつくるときには、それに対応できたものにするのが常識だと、僕は思います。そういうことを言いたいがです。

 ほんで、いやしの里も同じことなんですよ。いろんなことが想定できてないから、でき上がったときに何千万円も出して、またその対応をしなくてはならないし、まだ対応できない箇所もいっぱいあるでしょう、不備な点。あれも7億2,000万円くらいでしたか、そういうお金を出して、せっかくいいものをつくりながら、不備な点がいっぱいあるということは、やはり考え直さなければ、本当に税金を有効に使うんであれば、そういうことをきちっとしなければならないと思いますし、また水と緑に返りますけれども、全体を想定した中であそこに10万とかということという答弁ですけれども、あそこにそれだけのことをもう本当にしなくてはならないかということですね。佐田の沈下橋にも多いときには1,500人とか2,000人来ると言われます。けど、あの橋は3,000万円ぐらいしか掛かってないですよね。だから、ああいうものを、本当に観光客が求めてるのか。本当にあそこにつくったせせらぎに行きたいのかですね、やはり中村に来る観光客は四万十川であったり、本当のせせらぎを見たいんやないですか。東京とか大阪の街にああいう整備をするんであれば、そんなとこはいっぱいありますよね、ああいうきれいな整備。あれ中村らしさが光るまちづくりの一環ですから、何が光ってるかわかりませんし、あの石なんかを見ても、僕に言わすと下品ですね。あの石は中村の石ですか。あんな下品な石は見たことがないです。やはり石にしろ何にしろ中村のものを使って、中村にもこんないいものがありますよというPRも兼ねてすれば、同じ石を使っても、ああこんないい石が中村にある。ほしたら、大阪の人も東京の人も、自分の庭石にも使ってみようかということに発展すると思うんです。以前にも何回もそういう指摘もしました。桜並木もそうです。いつの間にか何本か切り捨てたかどっかへ植えたか知りませんけれども、当初の目的からはもう離れてますよね。最初説明して、写真も見せてこんなになりますよって議会に示して、僕は反対しましたけども議会も認めて、できたけれども、実際はああいうものにならない。将来的にももうならないやないですか。あの史跡巡りの石碑もそうですけど、中国から石を取ってきて、中国の石の宣伝にしかならないんじゃないですか。あれもいろいろ小学生とか中学生の教育の一環として史跡巡りをするということでしたけれども、パンフレットもつくるということでした。やりましたか。やってないと思いますよ。もうそういうふうに、同じ税金を使うんであれば、より有効に、より中村市の発展を考えてすれば、やっぱりそういう工夫が必要じゃないかと。市長は、中村の発展は極端に言えば、中山間の振興よりも市内とか大きい国道とか県道とか高規格道路とかをつくることが発展する。まあ極端に言うたら、より金持ちを金持ちにして、そっから税収を取るか。その税収で昨日の危険な箇所に住んでいる方は守っていくような考え方ですけど、そういう考えに立てば、中村なんかでは国から考えればもう要らないとこですから、そういう意味ですよ。中村にそういう税金を投入することはなくなるんじゃない、そういう考えで国までいけばです。けど、こういうことも言えるんじゃないですか。道がよくなる。高知から仮に1時間で来るようになりゃ、今2時間くらいですよね。ほしたら、ほとんどのセールスマンといいますか、高知からセールスに来られる方は日帰りしますよね、道がよくなれば。だったら、ホテルとかそういう人は泊まり客が少なくなりますから、逆に道は不便な方がいいですよね。だから、道がよくなればいい。逆に言えば、あなたの嫌いな若松なんかであれば、おいしいものを食べに来れば、これ1時間、2時間で来れば、日帰りでおいしいもん食べて帰れますから、高知から食べに来るようになる。そういうとこもあります。だから、道がよくなればどうとかという、いいなると困るし、悪くなると困る。僕なんか選挙するたびに干されますから、中村市では商売できませんから、よそばっかし行きますから、道路がよくなれば、大変助かっております。次の日には着きますから。だから、様々ですよね。市内の商店街でも、簡単に高知の方に買い物に行くようになりますし、だから全て道がよくなればよくなる。全て発展、発展はそのためということには、やはり個々の企業、個々の事業なりが努力するしかないと思うんですよ。ただ道つくることに専念、中村市を磨くこと、市長の今までの8年間を振り返ってみますと、やはり中山間は切り捨てて、中村は庁舎を中心としたまちづくりの考え方ですよね。この中村市を支える、文化という言葉もよく使いますけれども、やはり周辺が栄えてこそ、この商店街も栄えるし、中村の発展があるんじゃないですか。林業になると、全くもうやってくれませんから、僕が林業をしてるから、市長はどうもやってくれんかもわかりませんけれども、昨日パンフレットの話が出ましたけれども、林業のリの字もないですよね、あの中に。僕見らしていただきましたけど。だから、完全にもう中山間は切り捨てて、この中村だけ磨いて、さあきれいになった、道がきれいになったから、せせらぎができたから、皆さんいらっしゃいというふうな発想のように、極端な話をすればですね、見受けられます。やはり僕は郡部が栄えて、周辺が栄えてこそ、特に中村にとっては1次産業が栄えてこそ発展があると思うんですけれども、その点についてどういうふうに考えますか、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 2番目の不祥事についてであります。

 矢野川助役から答弁をいただきました。起こることはケース・バイ・ケースだと思います。しかし、僕が言いたいのは、その原因というのはやはりいろいろ聞き取りというか聞くようにしてるようですけれども、いつも何か原因がありますよね、そのケース・バイ・ケースの原因。けど、個人個人の原因ですから、やっぱりそこをきちっとしないと、なかなかなくならないんで。確かに言うとおりですよ、職務規程とか倫理とか。けど、それ幾ら言ってもできない職員が悪いんですけれども、答弁を聞きますと、何か言い訳ですよね。職務外だとか何とか、言い訳にしか僕にとっては聞こえませんし、やっぱりもっと正面からぶつかるといいますか、そういうことも大事と思いますし、今言ったようにもっと徹底してその原因、個々の原因を察知するといいますか、もう体制をより強くした方がいいんじゃないかと。それと、ちょっと悪口になるかもわかりませんけれども、やはり公金といいますか、人のお金だからどうしてもいい。税金だから、無駄遣いをしてもいい。いろんなこと、またいやしの里に戻りますけれども、7億円も使って、5,000万円また補正をつけても、何か平気でしょう。そのときも言いましたけれども、自分の家を建てて、車庫が狭いから、2,000万円で建てて、あと200万円出せって、そんな話ですよね。自分だったら、けど文句言うんやないですか。税金で、人のお金で、自分に痛くも痒くもないですから。今のせせらぎの事業にしても、ワークショップ方式でやったって言われます。その周辺の方だけに聞いて、お金を一円も出す訳でもないし、きれいになる訳ですから、誰も反対しませんよ。やはりそれが公平で正しいかということは、執行権者の市長なりが判断して、正しい判断かどうかは決めなくてはならないことだと。それであれば、もうそういう整備をどこでもしなくては、僕は不公平と思います。そういうふうに、不祥事もそういう考え方があるから起こるんじゃないですか。人のお金に手をつけるっていう、流用って書きますけど、こら泥棒ですよね。こういうことが平気で行われる。僕としては、子供とか親とか、そうなったらわかりません、人のことですから。そういう倫理観といいますか、どうしてでしょう。もう一度、どうしてでしょうかね。矢野川助役に、倫理観念がないからでしょうか。もう一度お伺いをいたします。

 市町村合併についてです。

 責任については市長はそう言われますけれども、僕が言いたいのは、本当に中村市のためにメリットを考えれば、大きい合併程僕はいいと思いますので、言われることはわかりますし、市長の言うとおりだと思いますけれども、中村の市長の立場としては、やはり4市町村で何とか合併をしょうという努力が必要だったんじゃないかと。今までの答弁が、僕何回も言いますけど、聞きますと、それ程に、他の町村のことですから、自由な考えでやればいい。それは確かにそうですけれども、市長としては、議会の意思もそうですけども、何とか4市町村でまとめてくれと、先程も言ったように、そうするべきじゃなかったですか。本当に庁舎がどこ、こことか、建て替えにどこをするとかという問題じゃなくて、中村の将来を考えれば、また先程も言った、いろいろ財政のことを考えれば、4市町村でやるべきじゃなかったか。

 それと、ついでに聞きますけれども、庁舎の建て替えですよね、ここで庁舎に40億円、周辺整備に40億円、そのような特例債を使うような話があります。そういうことはどうなのですか。やっぱり今からの財政を考えたら、どうしてもここでやるのにはそんなお金は掛けれないんじゃないかと思いますし、庁舎の位置はどうしても合併にするために位置は決めなくてはなりません、合併できませんよね。けど、建て替え論はその後で、やはりここにあるべき、みんなの理解を得んといかんと思うがですよ。無理やりにここに、合併協の中で無理があったから、それに反感があったと聞きますので、今度西土佐とする場合は、そういうことより合併ありきで、庁舎の位置というのはその後に、位置じゃなくて建て替えというのは。そういう形でやっていただきたい。その建て替えにまだそういう庁舎40億円、けどそういうのも今の西土佐とでは難しいんじゃないんですか、その辺りについてお聞きをいたしたいと思います。

 これで2回目の質問を終わります。



○議長(宮本幸輝) 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) 水と緑に関連いたしましてのご質問にお答えいたします。

 この水と緑のせせらぎ水路の事業でございますけれども、あくまでもこの小京都としての特徴を浮き彫りにするという意味で、市内の風格を上げるという一つの大きな柱の構成項目として考えていただきたいと思う訳でございます。中村市の魅力は、おっしゃるように四万十川というもう一つの大きな柱がございまして、これの保全ないし、また川の持っている安らぎを強調するようないろんなプロジェクトを考えていくというふうなことと併せまして、市内の風格ということが大事な話ではないかと。中村へ来たら四万十川を見れば終わりということでは、今までと同じことでございまして、それだけでは市の発展ということはあり得ないということで、小京都としての市内の風格を上げていく、四万十川の良さをどんどん引き出していく、その2つが相まって中村市の良さが高まるもの、そしてそれが地場産業なり農業なり、そういったところへ潤いをもたらしていくというふうに考えていただきたいと思う訳でございます。

 それから、二人助役制についてお聞きのようでございますので、水と緑の事業につきましては、最初から浄化事業であった訳ではございません。建設省の時代に、こういった水と緑のネットワークということでご賛同をいただいてたのが、建設省の方で予算の仕組みが変わりまして、浄化事業というふうなことなら出せるから、そういったものを使って、その所期の目的を達成したらどうかというふうなことでこのような形になった訳でございます。浄化事業自体の効果としては、もちろんこういった水を流すことというのは、どっちかというと副次的なことでございまして、そのほかに行っております下水道事業でございますとか、四万十方式による浄化事業とか、そういったものが総合的に働いて浄化に適するような形になっていくものと思われますけれども、こういった仕組みを利用して、あそこの産業事務所のところまで水を運んでくれる仕組みを国土交通省の方でつくってくれた訳でございまして、こういったことにつきましては2人助役と一緒に働いてきた訳でございます。2人助役になると、何か荷が軽くなるような話し方をされておりましたけれども、そういうことではなくて、全く市長や矢野川助役が担当しない新規分野の開拓、中村市の新しい発展の姿を探るというふうなことで、また技術系の職員を中心としまして、そういった技量の指導、そういったようなことを目的として働いていた訳でございまして、決して今までの2人でやっていたことの荷が軽くなって楽になるというふうな意味合いでお話をしている訳ではございません。このほかに、浄化事業のほかに堤防の補強であるとか、都市計画道路堤防廻線の補助率のアップなどに大変大きな貢献をしてくれましたし、また横瀬川ダムとか、高速道路の延伸とか、こういったようなことに多大の貢献をしてくれておりますし、また助役がこちらにいるということで、国土交通省から貴重な情報などもいただいたことも沢山ございます。そういった意味で、新しい分野の中村市の発展を探るという意味で理解をしていただきたいと思います。

 それに関連して、国の債務があるのに、そんなことをして却って国の債務を増やすようなことになるんじゃないかというふうなことをおっしゃられましたけれども、今進めております国の三位一体改革は、どちらかというと都会型、富んだところ、既に整備されたところはますます良くなり、そうでない未整備のところ、遅れたところ、地方、あまり財源がないところ、こういったところはますます苦しくなるような、いわば毛細血管は放置して、動脈部分だけを強化する、そういうふうな改革になっているように思う訳でございまして、そうした中で我々は生き残り、さらに発展していく芽を探っていかないといけないというふうに思っております。そうは言いながら、おっしゃったように、国が大きな債務を抱えて、これを解決するために地方交付税を減らすとか、補助金をなくすとか、あるいは財源譲与をするとか、そういうふうなことをいろいろ提案してきてる訳でございますけれども、そうした中、大きな流れの中にあって、中村市が生き残っていく道、さらに発展の芽を出していく道というふうなものを探っていかなければならないというふうに思ってるところでございます。

 それから、それと似たような、今度中村へそれを持ってきたような話になる訳でございますけれども、私自身も中村市の発展ということを考えた場合、郡部の発展は非常に大切だというふうに思っておりまして、これまでも農林業の振興でございますとか、中山間対策というふうなものを考えて、中山間対策室を立ち上げたり、そういう形で努力をしてきました。特に、中山間対策につきましては、有機農業などを促進して、こういったものを給食の方に回していくとか、あるいは工夫のある農業を側面から支援したり、直接支払制度、こういったものの普及というふうなものに努力をしてきた訳で、郡部の発展が大切であるというのは、私も同じ考え方でございます。ただ、どちらかといいますと、これまでの市政で道路などを見てみましても、ほとんどがもう郡部偏重と。市内への投資がほとんどなされてきていなかった。小京都に磨きを掛けるという意味でも、また市の顔である中心部を心地よい、ここに泊まりたい、滞在したいというふうな形のものにしていくためにも重要であるというふうな認識で、郡部の方ばかり行ってた投資の一部を市内の方に割いて、そういった小京都に磨きを掛けるような事業を推進することも重要であるというふうに考えて、いろいろと行ってきた訳でございます。

 それから、溶融炉について、議員は火災に遭われまして、焼けたものをそのまま入れるようになってないではないかというご不満があることはよくわかる訳でございますけれども、数あるいろんな焼却施設の中で、現在のこの直接溶融炉の形が一番そういったことにも対応できる形になっておりまして、ピットが非常に大きな容量でとられておりまして、正月など大量にストックできるヤードがある訳でございます。いろんな要望を全部叶えるような施設というのは、これは現状のところそういったものはございませんので、そういった制約の中で最善のものを選んできているということについてご理解をいただきたいと思う訳でございます。

 それから、合併につきましてでございますけれども、基本的には4市町村での合併という方向に向けて努力してきた訳でございます。しかしながら、4市町村、その成立については対等な責任を持っている。今回、そのことについて、佐賀町はその対等な責任の中の一端を行使して離脱ということになってしまったというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。

 それから、庁舎建て替えの件につきましては、これは中村市内での長年の検討を受け、また議会での現位置建て替えというふうな、この趣旨採択を受けまして、そういった方針に基づいて、中村市として主張すべきことを主張してきた、そういうことはこれは他町村でも同じように主張すべき点は主張して、そして合併のためにはどうするかということでいろんな譲り合いとか、調整とか、さらには採決というふうな道がとられてきたんだというふうにご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(宮本幸輝) 矢野川助役。



◎助役(矢野川信一) 不祥事の件につきまして再度の質問でございます。

 この今回の不祥事につきまして、人物を見たときに、職員誰しもこの人物の評価は人がいいと。非常に人がよくて、こういうようなことをする男と思わんかったと、こういうことです。したがって、職員とのコミュニケーションもいいし、いわば先程から言われましたような相談というような面では非常に相談もしやすい男だったのではないかというように思われますけれども、やはりこういう事件を起こすというのはどうしてだろうかという質問でございますけれども、人間にはよく魔が差すとか言いますね、そういう言葉がございますけれども、本人にちょっとした隙間ができる、心の隙ができるといいましょうか、そういうことではなかろうかと、こう思います。高知の親しい友人の保証人をしていた。その借金の返済に当たって、何とかしてくれんかということを頼まれて何とかしなきゃと思う、その一心でありまして、これは身近に、結局このお金の始末をするに家族から出していただいた訳ですので、いわば一番近いところへ相談しょうと思うたらできる訳ですね。できるが、なかなかそういう問題につきましては、自分が何とかしなきゃという気がやっぱり出てくる、そこだろうと思います。だから、相談しても、人はなかなか100万円単位のお金というのを右左へ貸せるという問題でもなかろうと、こう思いますので、そういったときになかなか難しい問題だろうと、こう思います。

 だから、一口で先程言いましたけれども、これはもういまだ職員一人ひとりに残念ながらこれまでの取り組みというのが浸透してないといいましょうか、非常に遺憾なことでありますけれども、職員の公務員としての自覚の欠如、公務員倫理に対する自意識の不足と、これが一番ということだろうと思っております。



○議長(宮本幸輝) 宮崎 等議員。



◆14番(宮崎等) 10分までに終わる予定でしたが、ちょっとオーバーしましたので、早く終わらせたいと思います。

 市長の言うこともよくわかりましたし、理解もできます。僕も立場が違いますから、少しお許しを願いたいと思います。

 水と緑の市街地整備についても、小京都の風格を上げる。僕から見ると、風格が下がったと思いますけれども、それはもう見方の違いですから、市長の思いどおり、もうできたものですから、なることを期待をしてもう敢えてこれ以上は申しません。8年間振り返ってということで、本当にいろいろとご苦労さまでしたし、僕も嫌事言うて誠に失礼をしました。

 1点だけ、浄化事業、これについては何か二重投資ですね。オンブズマンか何かに引っ掛かれば、これはちょっと問題があるんじゃないか、のような気もすることだけ指摘をしておいて、この点については終わりたいと思います。

 続いて、不祥事について。

 もう助役の言うこともよくわかりますし、公務員だからいけないとか、一般人といいますか、公務員じゃない方だから、こういうことがいけないという問題でもないですので、事情もよくわかりますし、こういう不幸なことになった、本人が一番不幸と思います。それと、真面目にしてる人も不幸ですので、何とかなくすことを祈って、これはもうおきたいと思います。

 市町村合併についても、市長の言うこともわかりますし、やはり僕が一番言いたいのは、何回も言いますけれども、市長も一生懸命やられて、結果的にこうなったと言いますけれども、やはり本当に4市町村でいくのがベストでしたから、最初からどうしてもそういうふうになるようなまとめ方といいますか、中村にとってはそれがプラスだったですから、それができないことが残念でもありますし、もっと努力をしてほしかったという気持ちですので、責任云々の話は結果が結果ですので、あるとかないとか、僕はあると思いますけれども、市長はないと言うんですから、もうそれはそれで終わりたいと思います。

 まあ8月に向けて共に頑張っていきましょう。よろしく。

 これで3回目の質問を終わります。



○議長(宮本幸輝) 以上で宮崎 等議員の質問を終わります。

 続いて、白木一嘉議員。



◆6番(白木一嘉) お許しをいただきましたので、一般質問をいたします。

 昨年12月議会では、我が会派の宮崎 工議員が大トリで市町村合併1つに絞って、迫力のある質問をされました。今回、私も真似をした訳じゃございませんが、たまたま他の質問項目がなくてこのようになってしまったことで、別に他意はございません。私の場合はトリではなくて、今回9人の質問者ですから、野球で言えば9番バッターといったところでございます。一昨日から、質問者のほとんどが合併に関する質問され、全て出尽くしてしまいまして、仲間からもうやめろやめろの大合唱でございますけれども、そういう訳にはいきません。簡単にさせていただきたいと思います。

 質問に入ります前に、岐阜県高山市の合併に関するニュースをちょっと紹介させていただきます。これちっちゃくて見えないと思いますが、それは高山市を中心とした飛騨地域合併協議会が5月26日、合併協定調印式を行ったとのニュースでございます。我が中村グループが、最後の法定協で解散を確認しょうとする3日前ですから、特別強烈に羨ましい印象を受けたところでございました。我が会派が平成14年10月8日、視察に訪問しましたときは、1市2郡の15市町村でまだ任意の協議中でございましたが、14町村から新設合併の希望が強く、大変苦慮されておりました。町村からの新設合併の要求の原因は、県の職員がこれからは対等新設合併だとの勇み足が、発言があったようでございます。合併の方式でなかなか法定協に移行しないため、高山市から他の14町村に14年8月29日付で合併についての高山市の考え方を文書で表明しています。この考え方の中身は、前文があるんですけども、結論として、合併は対等互譲の精神で行う。2番、対等互譲の精神に基づき、住民の視点に立って合併効果が発揮できるようにする。3として、合併の基本原則は次のとおりとする。1として、合併相手、高山市の考えに賛同される町村とする。2として、合併方式、高山市への編入方式とする。3として、新市の名称、高山市とする。4として、新市の事務所位置、高山市役所とする、など他の項目が続くんですが、割愛させていただきます。これに対して、古川町を含む5町村が抜けましたが、1市2町7村の10市町村が高山市の考えに同調して、その年の平成14年10月、法定協を立ち上げました。さらに、驚くことには、協議会26人の構成で、首長は各1人で10人、あとの議会議員16人のうち高山市の市会議員が6人、2つの町のうち1つの町のみ町会議員が2人、他の1つの町の町会議員1名と7つの村からの村会議員各1人で計8人、合計26人で構成されていました。これインターネットで調べ、高山市にも確認いたしたところでございます。そして、ついに先程申しましたように、この5月に合併協定調印式がなされた。高山市の人口は、約6万6,000人。他の9町村で3万人強。人口割合が高山市2に対して町村が1。今回の中村グループの比率とよく似ております。私は高山を訪れる前の6月議会で、いわゆる3つの条件に関し、市長に対等の新設合併でいいのではないか。市の名前も中村にこだわらなくてもいいんじゃないかと提言した後のことでもありまして、強烈なショックを受け、びっくりし、少し反省もしたところでありました。その後、私の考えも、我がグループが法定協に入って順調に推移しているときは、自分の言ってきたことはそれでよかったんだなと思ったり、逆に前に進まないときには、私は間違ったことを言ってしまったんではないかと考えたり、非常に複雑な気持ちでありました。昨年の宮崎 工議員の12月の質問の中にも、その思いが入っておったんではないかと、私は感じております。

 さて、高山のことはこの辺りにしておきまして質問に入りますが、重複するところを割愛しますと、何も残りませんので、そこら辺りはお許しを願いたいと思います。

 私は、今まで合併に関していろいろ質問や勝手な意見も述べてきました。その後、今回のような事態になるのを知らず、昨年の12月議会では、法定協も中盤を過ぎたこともあって、全協定項目合意が大事と、慎重を期するため、徒然草の「高名の木のぼり」の例えをいたしました。結果は、全協定項目合意終了後、合併協定調印前の佐賀町の同協議会からのまさかの離脱で、知事のアクセルの前に急ブレーキの激変が起こりました。

 さて、昨年の6月議会に法定協を傍聴しての感想として、市長の会長としての調整役を高く評価する旨申しました。法定協が合意に達する前の決別することが多い中、その後粘り強く回を重ね、全協定項目合意に至ったところであります。

 ここで、まず1点質問いたします。

 もう過ぎてしまったことで、今さら意味がないかもしれませんが、改めて市長は法定協会長として、また中村市長としてどのような基本的姿勢で対応されてきたのか、お伺いいたします。

 また、ほとんどの市民の方は、法定協を傍聴されておりません。どのように進め、どのような点に苦労されたか、併せてお伺いいたします。

 次に、県は先月5月10日、最近の市町村合併の混迷事態を受け、緊急コメントを出し、合併しない場合は、これまでの負担のまま行政サービスを維持するのは困難、また地方分権や少子・高齢化、財政状況などを踏まえ、市町村合併は避けられないと指摘。また、5月17日知事は、合併により強くアクセルを踏む必要がある。自立してやっていくのは難しいだろうとの、いわゆる知事合併促進発言がありました。また、その後、26日の知事記者会見の中で、少しでも市町村の財政難を知ってもらいたい。直接自分が出向いて説得することも考えたい。市町村は説明に向けて大変努力をしているが、財政の実態が理解されていないのではないか。県の試算では、2006年度では県内の全市町村が予算を組めなくなると述べています。確かにどれをとってももっともなことばかりでございます。私は合併のメリットをごく簡単に言えば、行政能力の向上と経費削減と思っています。ただ、最近は財政窮乏の折、後者に関心が高まっているのは確かでございます。これに当てはまる事例として、合併反対の町が財政が厳しいと言って合併したところがあります。これは岡山県邑久郡の長船町。昨年の10月の住民投票では合併反対が過半数を占めたが、その後合併を求める町民が反対を大きく上回る署名を集め、町議会に合併推進の決議を求める請願書を提出。異なる2つの民意が示された格好になっていたが、町長が財政が非常に厳しく、単独では現在の行政サービスを維持するのは困難として、投票結果に反する判断をしたという内容でございます。

 ここで、いわゆる知事合併促進発言について、後日新聞で市町村長の見解として、8割は肯定的だが、後手の印象に否めずとの声が出ています。さてここで、今の中村市の現況下において、厳しい質問ですが、知事合併促進発言について、一昨日松田議員も触れましたが、市長はどのように評価されているか、お伺いいたします。

 次に、私も松田議員と同じで、1市1村の合併を考えています。理由は、既に述べられたとおりでございます。最初から、8カ市町村の広域合併を主張している人から見れば、4カ市町村ならまだしも、1市1村では小さ過ぎるとの声がありますが、とんでもない。意外とこの合併でのメリットは大きいものがあります。

 さて、1市1村を前提としての質問に入ります。

 まず、中村市のメリットについて、特例債合併算定替等の財政支援も小さくはありませんが、それ以外に2点程確認をいたします。

 1つは、西土佐との合併により、今まで同様幡多の拠点として発展を続けるため、また次の大合併のリーダーとなるためにも、今回の合併は大事ではないか。2つ目として、私は合併のメリットは銭金のことよりも行政能力の向上について重視したい。合併により自治体がワンランクアップして、行政能力を高めてもらいたい。地方分権時代には最も大事なことであります。

 そこで、中村市の普通会計の職員は約400人、西土佐村は80人ですが、市長はこの場合、行政能力の向上についてどのように認識されてるか、お伺いいたします。

 次に、西土佐にとってのメリットについて。

 1市1村の協議では、今まで以上の力関係に差ができることになります。そこに西土佐村の住民にとっては不安感が増すのではないか。何か特別な対応は考えられるか。また、今回の合併によって、西土佐村にはどのようなメリットが出てくると考えているか、お伺いします。

 次に、1市1村の合併期日を、松田議員と同じく平成16年度内を目指してほしい。一昨年、平成14年12月議会、まだ法定協議会設置前には、合併推進の私としては当然期限内の合併をしなければならないと考え、後日の決別を心配して、時間的に余裕を持たせるため、急げという意味で拙速を尊ぶと申してきました。拙速の意味は、言葉はいい響きはないかもしれませんが、物事はぐずぐず久しきにわたってやっていてはろくなことにはならない。欠けるところがあって完璧でなくても、早くやることが成功に繋がるという趣旨でありました。当時心配の最初は、法定協設置で4つの議会で足並みが揃うかどうか。次は、法定協設置後の協定項目合意に至らないことが原因での決別を考え、決別後のさらなる模索に時間を要することを考えていたからであります。先程申しましたように、昨年の12月議会では今回の事態になるのを知らずに、協定項目合意目前でしたので、早くせよとは逆に、徒然草の「高名の木のぼり」で、慎重にと提言をしてしまいました。

 さて、事ここに至っては、特例の門に残された時間はありません。最後の時間との闘いになってきました。ここでなぜ平成16年度内を目指すのかについて、私の考えを申し上げます。

 先月19日に合併特例法が改正されました。ご存じのように、17年3月までに合併ができなくても、県に申請しておけば、18年3月末までに合併すれば、特例債や交付金の合併算定替えの特典を受けることができるようになりました。これを受けて、合併算定替えは合併年度とそれに続く10年間となっていますので、3月末なら合併年度は1日しかないけれど、翌月の4月にすると、合併年度はほぼ1年あり、それに続く10年で激変緩和の時点が1年先になり得をするという考えで、合併期日をわざわざ4月に転がすところが東北の方でありました。しかし、この考えは注意しなければなりません。わざわざ遅らせて得をするはずがありません。確かに、17年度になっても特例債や交付金の合併算定替えの特典はありますが、政府の構える合併支援プランについて保障されるかどうかわからないと言われております。例えば、合併支援道路などに影響が出るかどうかまだわかりませんが、1市1村の両方のメリットである国道441号に影響が出て、改良に遅れが出ると大変であります。3桁国道で県の管理ですが、結局国の支援プランに関係してまいります。16年度内であれば、その点は保障されている訳ですから、確実であります。松田議員の質問に、非常に厳しいと前置きをしての答弁で、合併期間を17年3月末であれば、7月の臨時議会での法定協立ち上げが必要とのことでした。市長は、議会と住民の協力が不可欠と申されました。私達志を同じくする者は、17年3月末までの合併に向かって力いっぱい協力させていただきます。また、聞くところによりますと、民間からも1市1村での合併を求める要望書が提出されているようでございます。実は17年3月末の合併へのぎりぎりのスケジュールを示してもらおうと考えていましたが、もはや時間のない今、この質問はいたしません。相手のあることで大変難しいかもしれませんが、合併期日を17年3月末までにするべきであると、強く求めておきます。

 これで1回目の質問を終わります。



○議長(宮本幸輝) 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) 合併の質問に関しまして、まず協議会における会議の進行についてどのように苦労したかというふうなご質問がございました。今回の合併協議は、ご承知のように対等合併を前提として進めてきました。この協議の過程においては、それぞれいろんな項目において各市町村の意見があり、また主張があった訳でございます。この中で、私としても会長としてまとめる役割があると共に、中村市長として他町村に主張する役割、そして他町村の主張を受け入れる役割をしてきた訳でございます。ただ、会長の場合は、全てにおいて中村市長として発言することは適当でないと思いましたので、矢野川助役や今井前助役などにいろいろと分担をしていただいたところでございます。

 そして、協議については、4市町村の合意を前提として進めてはきましたが、どうしても一部には意見の違いが埋まらず、限られた時間の中で同じ議論を繰り返す訳にもいかず、採決のやむなきに至った事項も出てしまいました。今回の協議の流れにおいて、それぞれの市町村の主張が分かれても、会長にその処理を一任されたということは一回もございません。せいぜい会長としての調整案を示すにとどまり、また協議会の議論が膠着して進まなくなった場合には、4市町村長が別室に集まり、合意の形成に努めたというふうなこともございます。このように、協議内容については円満に合意した事項、また内容を修正し合意した事項、あるいは採決によらざるを得なかった事項などいろいろございます。そういう中で、繰り返しになりますが、会長としては全ての協定項目について、合併の方向になるように長い間の忍耐を掛け、また時間を掛けて全協議がスムーズに終了するように努力してきたというふうに思っております。そういう意味で、責任を会長として果たしてきた訳でございますけれども、そのようにして出てきました結果こそは4市町村の協議結果でございまして、これに議会や住民がどう反応するかについては、4市町村長の皆がひとしく責任があるものというふうに思っております。

 それから、2点目の高知県の姿勢転換が合併促進型となり、知事からも積極的なコメントが出されたという点につきましてお答えを申し上げます。

 このような知事からのコメントが出されまして、また県企画部の意見などもいただきまして、今後の市町村合併に積極的に県が関わる姿勢が示されたことは、私共としては前向きに評価をしたいというふうに思っております。市町村間の調整といった事務的関与についても大きいものもありますけれども、何よりも県民の世論にも影響を及ぼす知事発言で、地方自治制度の危機的状況や戦後最大とも言える改革期に入っていることを、住民にとって難しい資料や数字を使わずに認識してもらう意味で、大きいものがあるのではないかというふうに思う訳でございます。もちろん法定協議会が新たに設置されることがあれば、県の参加も積極的にお願いしたいし、総務省など国機関との連絡調整、あるいは新市建設計画に入った事業については、多方面からの支援をお願いしたいと思ってる次第で、特に441号の改良については、合併の成果として後世に大きく評価されるような支援を期待しているところでございます。

 それから、3点目の西土佐との合併について、幡多の拠点として位置づけるためにも重要だという点でございますけれども、全く同感でございます。これまで中村市は一条公のまちづくり以来500年以上幡多の中心としての地位を保ってきている訳でございます。一方、地方にとって厳しい社会情勢の中で、中村市の発展もむやみに期待できない状況となっております。中村宿毛道路の延伸とか、古津賀の市街地整備とか、あるいは中心市街地の活性化など多くの取り組みによって拠点としての歴史を守ってきてはおりますけれども、合併が実現できないなら、緊縮財政による事務の簡素化、新庁舎建設など各種事業の削減というふうなことも必至となる訳でございまして、今後拠点としては、単独であれば弱体化していくものというふうに思われる訳でございます。悪くすればマイナス、よくて横這い程度で生き残りをしていくように思う訳でございまして、今後も拠点を目指した発展を考えるならば、合併の検討はしておかなければならないというふうに考えるところでございます。

 それから、行政能力の向上という点の4点目でございますけれども、もし合併をすれば、これまで同じことをしていた行政業務を整理しまして、職員配置も柔軟に対応できるというふうに思います。もちろん将来的に職員削減は必要でございますけれども、専門的な職員養成というふうなことに振り替えができれば、そういった点で行政能力は向上するというふうに思います。また、西土佐村にとっても、中村市の持ちます都市計画等のまちづくりのノウハウ、西土佐村の保健健康対策のノウハウといったものをお互いに共有して、中山間対策あるいは四万十川の保全、観光振興、農業対策など共通する課題に取り組んでいけば、これまでにない活路が開けることが考えられる訳でございまして、行政能力の点でも合併による効果が少なからず期待できるのではないかというふうに思います。

 それから、次の西土佐村への配慮でございますけれども、1市1村の合併を想定しますと、自治体としての力に相当の差がある訳でございます。合併協議を進めていくためには、そうした点に対する十分な配慮が必要と考えております。これまでの合併協議でも、地域の声が届かなくなる、あるいは周辺部が寂れるのではないかという住民の不安が大きい訳でございます。このために総合支所や地域審議会の設置といった対応を互いに認め合ってきた訳でございます。こういった点の配慮は依然として必要であると思いますし、さらには特に西土佐から要望の強かった農産物価格安定基金の地域運用など受け入れてきた訳でございますけれども、今後もこのような配慮が必要と思います。

 また、西土佐村にとって合併のメリットとしては、これまで行政で専門的に取り組みのできなかった福祉事業のサービス向上とか、あるいはこれまで取り組んできた保健健康対策なども財政的に安定すれば、より取り組みが進めやすくなるというふうなことが考えられますし、またこれまであまり進まなかった国道441号の改良を促進できれば、手薄であった医療面などでも幡多けんみん病院、中村市民病院の利用をしやすくなるといったようなこともできますし、またいやしの里などの連携というふうなことも考えられるのではないか。さらに、四万十川観光などもカヌー館と「かわらっこ」と連携した取り組みができるなどの充実というふうなこともありますし、西土佐で考えております木質バイオマス事業の促進といったようなことも、十分合併となった場合合併協議の中で推進していける事業ではないかというふうに考えます。

 最後に、支援措置適用のために16年度合併を是非とも目指してほしいということでございますけれども、我々といたしましてもできるだけ早い合併を目指して最大限の努力をしていきたいと思います。その際、今回の法改正に沿った流れで各省庁の支援措置が改正されていくことになるかどうか、まだ明確な見込みはない訳でございますけれども、特に合併支援道路につきましては、協議と並行しながら、そうした流れを強く求めていきたいと思っておりますので、またそういった点のご協力もお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。



○議長(宮本幸輝) 白木一嘉議員。



◆6番(白木一嘉) ご答弁ありがとうございました。

 まず、最初の法定協議会を通しての基本的な姿勢、またどのような点に苦労されたかについてご答弁いただきました。全ての協定項目の合意に向かって忍耐強く時間を掛け、スムーズに終了するように努めたということでございます。よくわかりました。ご苦労さまでございました。しかし、これで任務終了ではありません。本当の苦労はこれからでございます。

 次に、知事合併促進発言について、市長はどのように評価するかについて、前向きに評価したいとのお答えでございました。遅きに失したとかというふうな批判はありますけども、やはり批判するよりも、今言われましたように評価していただいて、今からでも間に合う合併への追い風と理解し、今後県からの強力な支援を期待するのが賢明であると思います。先程申しましたように、双方のメリットであります国道441号の改良については、合併支援道路としての特典がありますので、大いに支援を期待したいと思います。国道441号の改良で愛媛との便利な改良ができ、四万十川を通して観光・環境の新しい市が発足するのが楽しみでございます。

 次に、西土佐との合併により、幡多の拠点として発展し続けるため、また次の大合併のリーダーとなるためにも、今回の合併はということについて、合併は検討しておかなければならないとのこと。もうここまで来ますと、必ず合併を実現していただきたいと強く要望しておきます。

 次に、2つの合併による行政能力の向上について、合併による効果は少なからず期待できるとのことでございました。人口は1割強しか増えませんけれども、職員の増加の割合はもっと増える訳でございまして、私の最も主張するワンランクアップの自治体、すなわち行政能力が向上をする訳でございます。今後の地方分権時代には最も必要なことでございます。合併をしてもしなくても、経費削減は必要で、合併をしてもイバラ道かもしれませんが、単独自立の場合には、私は有刺鉄線を含んだイバラ道と考えております。よく合併算定替えの10年過ぎた後、激変緩和という言葉を使っておりますが、私はこれをもっと広い広義の意味に理解しまして、激変というのは急ブレーキ、急カーブだと思いますが、単独自立は激変というふうに理解しております。そして、合併は激変緩和かなというふうに私は理解をしております。また、単独自立の経費削減は、やはり無理があるために行政能力が低下する恐れが大きいと思います。行政能力を向上させながら経費削減する、これは合併以外にはないと。

 次に、西土佐と合併しないことによるデメリットについて、私はこれを逸失利益と呼びたいんですが、小さな合併より次の大合併まで待てという無責任な意見もありますが、それはあまりにもこの逸失利益が大き過ぎる。私は、幡多郡の議員ではありません。中村市の議員でありますから、中村市のこと、また四万十川流域の発展を最優先に考えております。単独を選んだ中村と合併で同規模になる新宿毛市がどうなるか。答えははっきりしております。同じ規模でも、合併の効果で行政能力が下がる市と上がる市では、将来の幡多の中核の交代になります。長男の果たす役割を放棄することになってしまいます。

 ここで1つ質問しておきます。合併をしないことによるデメリットに対する危機意識をお伺いいたします。

 次に、西土佐村に何か特別な対応は考えられるかについては、よくわかりました。特別な対応を図っていただきたいと思います。

 また、西土佐にとってどのようなメリットがあるか。先程言われましたように、福祉事業サービス等、また目玉の国道441の改良によって幡多けんみん病院や市民病院への利用がしやすくなる。西土佐村にとっても大きなメリットがあると思われます。

 最後に、16年度中の早い合併を目指すということで、なお要望しておきます。

 2回目の質問を終わります。



○議長(宮本幸輝) 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) 合併しないことによる不利益、総体的な地位の逆転という点につきましては、全く同じ意見を持っております。このままうろうろして合併特例法の門が閉まるのを見ているだけということになれば、拠点としての位置づけは下がるものと考えておりますし、特に新宿毛市の誕生ということになれば、中村市と同じ規模の市が生まれ、総体的に中村地域は地位が低下するということについても、全く同じでございます。そういう意味で、合併スケジュールは厳しいけれども、これまでの伝統を守っていくためにも、合併協議に最善を尽くしたい、危機意識を持っているという点を表明して、ご質問に対する答えとしたいと思います。



○議長(宮本幸輝) 白木一嘉議員。



◆6番(白木一嘉) 合併しないことによるデメリットについて答弁をいただきました。同じ意見を持っていらっしゃるということで安心をいたしました。

 最後に、歴史が証明することになりますが、後世の子孫から、幡多の中核の中村の発展にアクセルを踏んだのは、あの2005年の合併からと言われるようにしなければならないと思います。反対に、中村にブレーキが掛かったのは、あの2004年から2005年の頃と言われないように願っております。ちょっと大きな話ですが、大久保利通の最後の言葉で、明治8年10月20日に岩倉具視への手紙の中で、「国家創業の折には難事は常に起こるものである」というふうに続くんですが、この難事とはつまり難しい事柄でありますが、この国家創業を読み替えて、市町村合併と当てはめますと、市町村合併の折には難事は常に起こるものであると、このぐらいの気持ちで市長として大変な仕事になりますが、必ずや合併に向けて市民や我々有志の協力が得られると信じ、政治生命を掛けるつもりで努力をお願いいたします。

 これで私の質問を終わります。



○議長(宮本幸輝) 以上で白木一嘉議員の質問を終わります。

 これにて一般質問を終結いたします。

 本日の日程は全て終了いたしました。

 明17日午前10時会議を開きます。明日の日程は、議案等に対する質疑、委員会付託であります。

 本日はこれにて散会いたします。

 どうもご苦労さまでございました。

              午前11時55分 散会