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高知県 四万十市

旧中村市議会 平成15年 6月定例会 06月06日−01号




旧中村市議会 平成15年 6月定例会 − 06月06日−01号







旧中村市議会 平成15年 6月定例会



            平成15年6月中村市議会定例会会議録



中村市告示第45号



 平成15年6月中村市議会定例会を次のとおり招集する。



                     平成15年5月30日

                        中 村 市 長  澤 田 五十六



                    記

1. 期 日  平成15年6月6日

2. 場 所  中村市議会議事堂



          平成15年6月中村市議会定例会会議録(第1日)

                               平成15年6月6日(金)

■議事日程

  日程第1 会議録署名議員の指名

  日程第2 会期の決定

        諸般の報告

  日程第3 第1号議案から第13号議案

        第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成14年度中村市一般会計補正予算(第7号))

        第2号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成15年度中村市と畜場会計補正予算(第1号))

        第3号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成15年度中村市老人保健会計補正予算(第1号))

        第4号議案 専決処分の承認を求めることについて(中村市税条例の一部を改正する条例)

        第5号議案 平成15年度中村市一般会計補正予算(第1号)について

        第6号議案 平成15年度中村市下水道事業会計補正予算(第1号)について

        第7号議案 中村市特定農山村総合支援基金条例

        第8号議案 中村市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

        第9号議案 中村市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

        第10号議案 中村市手数料条例の一部を改正する条例

        第11号議案 工事委託契約について

        第12号議案 中村市道路線の認定について

        第13号議案 固定資産評価員の選任について(伊与田徹喜)

       諮問第1号から第3号

        諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(青山高一)

        諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(藤原昭夫)

        諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(谷本邦宏)

              (議案の上程、提案理由の説明)

  日程第4 陳情1件(3月定例会より継続審査)

        陳情第17号 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書」採択の陳情

       所管事項の調査(3月定例会より継続調査)

       個人情報保護調査について(中間報告)

              (各委員長報告)

■本日の会議に付した事件

  日程第1から日程第4まで

出席議員

  1番 黒 石 栄 一     2番 遠 山 道 男     3番 浜 田 菊 枝

  4番 北 澤   保     5番 上 岡 礼 三     6番 白 木 一 嘉

  7番 松 田 達 夫     8番 宮 本 博 行     9番 渡 辺   稔

  10番 宮 本 幸 輝     11番 稲 田   勇     12番 岡 本 和 也

  13番 岡 村 剛 承     14番 宮 崎   等     15番 佐 田 久 江

  16番 安 岡   昭     17番 猿 田   勉     18番 北 沢 和 足

  19番 上 野   宏     20番 藤 田 豊 作     21番 宮 崎   工

  22番 渡 辺 大 東

欠席議員

  23番 柿 谷 繁 夫

出席要求による執行部側出席者職氏名

  市長       澤 田 五十六        助役       矢野川 信 一

  助役       今 井 一 之        収入役      浜 田   朗

  総務課長     佐 竹 徹 志        企画広報課長   浦 田 典 男

  財政課長     朝比奈 延 祚        市民課長     杉 本 整 史

  税務課長     伊与田 徹 喜        地球環境課長   平 野   正

  保健介護課長   佐 竹   猛        人権啓発課長   沢 田 俊 典

  建設課長     宮 川 昭 雄        商工観光課長兼公設市場長

                                   宮 村 和 輝

  都市整備課長補佐 山 崎   司        農林水産課長   中 屋 和 男

  福祉事務所長   山 内 徳 男        水道課長     浜 口 貞 雄

  市民病院事務局長 浅 能 信 秀        代表監査委員   加 用 敏 喜

  教育委員長    景 平 弥 輔        教育長      植 村 利 夫

  教育次長     尾 崎 圭 三        学校教育課長   野 中 正 広

  選挙管理委員会委員長

           平 野 靖 正

職務のために議場に出席した事務局職員職氏名

  局長       吉 本   茂        局長補佐     岡 本 則 雄

  総務係長     小 野 雅 也        議事係      井 村 恵 一







              午前10時0分 開会



○議長(宮本幸輝) おはようございます。

 これより平成15年6月中村市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 欠席の届けが参っております。柿谷繁夫議員、病気治療のため今会期中欠席、以上のとおり報告いたします。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(宮本幸輝) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、議長において渡辺 稔議員、宮本博行議員を指名いたします。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(宮本幸輝) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 会期日程について議会運営委員会の方でご協議を願っておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。

 岡本和也議会運営委員長。



◆議会運営委員長(岡本和也) 皆さんおはようございます。議会運営委員長報告を行います。

 6月5日委員会を開催し、6月定例会の会期及び日程について協議をいたしましたので、その結果についてご報告をいたします。

 まず、4月2日の委員会で事前に協議をしておりました今月19日東京都で開催される全国市議会議長会定期総会に正・副議長が出席するに当たり、休会として委員会審査などの日程とすることも踏まえて協議をいたしました。

 その結果、会期については、一般質問者が9名であり、質問期間を3日間として、本日から6月23日までの18日間といたしております。日程等の詳細につきましては、お手元に配付いたしておりますのでご参照をしていただきたいと思います。

 なお、執行部より教育委員会委員の任命について追加議案として予定をしているとの申し出がありましたので、併せてご報告をいたしておきます。

 また、議長より要請のありました市町村合併の協定項目であります議員の定数及び任期について本日の会議終了後に経過などの説明のため議員協議会を開催することを了承しておりますので申し添えておきます。

 次に、4月2日、改組後初の委員会を開催し、議会だよりの編集を行いました。編集に当たり協議した結果、お手元に配付しております議会だよりの原稿記入例により行うことを再確認し、提出原稿の字数については前委員会で検討した700字に改正し、今期定例会より実施するよう議長に要請をいたしました。

 なお、一般質問の議会だよりの原稿については、お手元に配付をいたしております原稿の記入例並びに字数を守って、6月27日の正午までに提出をお願いいたします。

 次に、前委員会よりの申し送り事項も含め所管事項調査の確認を行い、一般質問の対面方式の検討、決算予算審査のあり方、常任委員会の所管事項を事項別から課別に変更等について調査検討を行うことを確認をいたしました。

 なお、その他の所管事項の調査につきましては、引き続き閉会中の継続調査にお願いするものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(宮本幸輝) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期については、議会運営委員長の報告のとおり、本日から6月23日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。

 この際、諸般の報告をいたします。

 平成15年3月定例会以降における議長の事務報告及び議長が決定した議員派遣については、印刷としてお手元に配付をいたしておりますので、これによりご了承願います。

 以上で諸般の報告を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(宮本幸輝) 日程第3、「第1号議案」から「第13号議案」並びに「諮問第1号」から「第3号」を一括議題といたします。

 直ちに提案理由の説明を求めます。

 澤田市長。



◎市長(澤田五十六) 本日、議員の皆様の出席をいただきまして6月の市議会定例会が開会できますことをお礼申し上げます。

 議案の説明の前に、5月末に愛媛県に上陸した台風4号についてでございますけれども、今回の台風は広範囲での浸水被害、崖崩れや農地・道路の冠水など、大きな災害となりました。被災された方には心からお見舞いを申し上げます。

 今回の災害では市内数カ所で床上浸水があり、中筋川では既往最大水位を記録するなど、今後梅雨期、台風期を控え、さらなる浸水被害、土砂災害等を危惧しているところでございます。6月5日現在の集計では、住家や店舗等建物の床上浸水を含む浸水や損壊が50件、崖崩れ18カ所、道路・河川等の被害が27件、農林関係では施設野菜の冠水等が3ha(ヘクタール)、農林施設等が24件などとなっております。特に佐岡・古津賀地区の床上浸水被害に関しては、早速地元からも内水排除対策の要望があり、昨日国土交通省中村河川国道事務所へ要望してきたところでございます。また、公共土木施設等災害復旧については早急な対策を図っていきます。

 さて、今期定例会にお願いする議案は、専決処分議案で「平成14年度中村市一般会計補正予算」など4件、予算議案で「平成15年度中村市一般会計補正予算」など2件、条例議案では「中村市特定農山村総合支援基金条例」など4件、その他の議案では「工事請負契約」など3件のほか「人権擁護委員候補者の推薦」に関する諮問案3件となっています。

 議案の詳細については、後程助役の方より説明いたしますので、私からは平成14年度の決算概要及び3月定例会以降における主要課題等への取り組みについて報告いたします。

 初めに、平成14年度の決算概要についてでございますが、一般会計は歳入が159億419万円余、歳出156億6,562万円余で、形式収支は2億3,857万円余りの黒字ですが、15年度に繰り越した事業の財源2億2,796万円余を差し引いて、実質収支は1,061万円余の黒字となりました。これについては全額、減債基金に積み立てました。

 次に、特別会計についてですが、まず国民健康保険会計は、歳入29億3,301万円余、歳出29億2,982万円余で、形式収支は319万円余の黒字です。これについては全額、同会計の財政調整基金に積み立てました。

 老人保健会計は、歳入40億694万円余、歳出40億2,735万円余、差し引き2,041万円余の赤字でございます。これは平成14年度の支払基金交付金と国庫負担金の精算交付分が平成15年度に交付されるためで、この赤字については専決処分で平成15年度予算からの繰上充用により措置をしていますので、よろしくお願いいたします。

 下水道事業会計は、歳入15億1,709万円余、歳出14億8,939万円余、差し引き2,770万円の黒字ですが、これは全額、15年度に繰り越した事業の財源です。

 と畜場会計は、歳入2億6,999万円余、歳出3億2,624万円余、差し引き5,624万円余の赤字です。この赤字については専決処分で平成15年度予算からの繰上充用により措置をしていますので、よろしくお願いいたします。

 幡多公設地方卸売市場事業会計、住宅新築資金等貸付事業会計、鉄道経営助成基金会計、都市計画保留地処分清算事業会計、農業集落排水事業会計、簡易水道事業会計は、それぞれ歳入歳出とも4,893万円余、824万円余、1億8,989万円余、2,346万円余、3億1,234万円余、次の簡易水道会計についてミスプリがございまして、2億4,348万円、9万円でなくて8万円余となりました。

 幡多中央介護認定審査会会計は、歳入801万円余、歳出738万円余、差し引き63万円の黒字となり、全額を15年度に繰り越しました。

 介護保険会計は、歳入18億7,197万円余、歳出18億3,546万円余、差し引き3,651万円余の黒字となり、全額を15年度に繰り越しました。

 続いて、企業会計ですが、まず水道事業会計は、損益計算で収益4億3,983万円余、費用4億2,197万円余、差し引き1,786万円余の黒字です。また、資本的収支は、収入1億2,485万円余、支出3億5,242万円余、差し引き2億2,757万円余の不足で、これは過年度分損益勘定留保資金、当年度消費税資本的収支調整額、減債基金及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。次の1行は重複でございます。

 続きまして、病院事業会計は、損益計算で、収益30億4,600万円余、費用32億3,044万円余、差し引き1億8,443万円余の赤字です。この結果、累積で7億2,720万円余の未処理欠損金となり、全額翌年度への繰り越しとなりました。

 また、資本的収支は、収入1億5,300万円余、支出2億1,504万円余、差し引き6,501万円余の不足を生じましたが、これは当年度分消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填をいたしました。

 以上で平成14年度の決算概要についての報告を終わります。

 続いて、3月定例会以降における主要課題等への取り組みについてでございます。

 本年4月からのごみの回収については、市民の要望に応えまして、資源ごみの回収は紙類を加えて月2回に増やすとともに、乾電池を郵便局や市の施設への随時持ち込みとし、利便を図りました。また、資源ごみとして出せない家庭ごみのうち、可燃系・不燃系のごみは、普通ごみとして週2回の曜日指定の混合収集といたしました。これらの結果、資源ごみや紙類が増加したこともあり、4月末時点でのごみ量全体に対する割合が5.5%と増加いたしました。ちなみに昨年4月では0.8%でございました。

 一方、家庭ごみにつきましては、昨年4月比11%の増となりました。これは混合排出によるものと思われますので、資源ごみの分別が減退しないようさらに啓発を強化し、ごみの減量、資源化に努めていきますので、よろしくお願いいたします。

 中心市街地の活性化では、その中核的事業として栄町祇園風街並整備事業を平成14年度から17年度までの4カ年事業で実施することとしています。これは路面をしっとりとした雰囲気を醸し出す透水性の舗装に整備し、併せてそれに調和した側溝や街路灯の整備を行い、栄町商店街を京都の祇園風に整備しようとするもので、中心市街地への集客力を高め、飲食店街の売り上げ増を図るとともに、観光客を市街地に引き込むことで周辺商店街への波及効果も狙った事業でございます。14年度には中心市街地のまちづくりを行う組織として設立されましたまちづくり四万十株式会社によって路面・側溝整備214m(メートル)、街路灯整備11灯、事業費約3,200万円で1期工事が完成し、地元の商店街はもとより市民からも高い評価を得ました。15年度も引き続き天神下西線、稲荷天神下線、天神2号線の3路線で整備を行う予定でございます。

 国土交通省が実施いたします丸の内川の浄化事業を活用して市街地に潤いのある水辺空間や水と緑に調和した市街地整備に取り組む水と緑の市街地整備事業でございますけれども、国土交通省の方は14年度に事業が完成し、現在四万十川からの取水や幡多合同庁舎前の調整池までの通水試験などを行っています。

 中村市の事業については、14年度に歩車道や公園の整備を行い、引き続いて本年度は中村病院の裏側より大神宮前までの区間180mについてせせらぎ水路や植栽などの整備を行う予定でございます。また、裁判所や検察庁との用地取得の協議についてもおおむね整いましたので、この区間もせせらぎ水路などを計画し、市民に潤いのある生活空間を創出して、小京都風まちづくりの骨格づくりに資することができると思います。

 都市計画道路・堤防廻線の整備ですが、この事業は国土交通省が実施する佐岡橋から後川橋にかけての右岸の中村堤防の改修と合わせて堤防と道路を一体的に整備する事業で、国土交通省と中村市の合併事業となる予定でございます。中村堤防については、後川の治水事業の中でこの区間のみが未着手の状況となっており、市街地内における都市防災の観点からも大変重要な事業でございます。また、都市計画道路・堤防廻線については、高規格道路中村インターや国道56号から市街地を経由して国道439号、441号へ通じるアクセス道路として機能を高め、スムーズな交通体系を確保するとともに市街地の内環状線としての役割も担う道路でございます。この都市計画道路・堤防廻線の街路事業の新規補助採択に当たっては議員各位にもお力添えをいただき、御礼を申し上げます。この4月には国より交付金事業としては最大限の国の負担となる事業での採択の内示がありました。

 なお、事業着手に当たり、本定例会に補正予算を提案していますので、よろしくお願いいたします。

 市街地で取り組んでいる公共下水道ですが、栄町の雨水整備については、水道管の移設等仮設工事が終わりましたので、これから本体工事に入ります。栄町のような飲食店の密集した狭い場所や地下に帯水層があり土質が軟弱な場所での施工ですので、周辺家屋への影響も考慮して特殊工法、新オープンシールド工法で施工します。今後は天神橋、愛宕町へ順次伸ばす予定でございます。

 百笑排水ポンプ場ですが、建設予定者の地権者のご理解を得て買収が済み、この程全員の所有権移転登記が完了いたしました。関係各位に御礼を申し上げます。

 なお、汚水整備については、市街地の栄町、愛宕町、本町、丸の内、羽生小路等の枝線整備を引き続き実施いたします。工事期間中は通行制限等でご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。

 国土交通省が平成11年度より床上浸水対策特別緊急事業で整備を進めていた藤地区の藤川排水機場新設工事と安並地区の川家川排水機場新設工事がそれぞれ竣工いたしまして、今月の15日に竣工式が行われる予定でございます。両地区とも洪水時には道路の冠水、家屋の浸水等、これまで幾多の水害に見舞われてきましたので喜びもひとしおでございます。施設の完成は地区の生活の安全と産業経済の発展に寄与するものと確信をしております。

 観光振興の取り組みですが、14年度の観光関連施設の利用状況については、四万十カヌーとキャンプの里、四万十川学遊館、県立オートキャンプ場「とまろっと」の全体の利用者数が6万4,400人余りで、前年度対比46%の増加となりました。県下の施設が伸び悩む中で3施設とも利用者を増やしておりまして、特に四万十川学遊館はリニューアル効果が大きく、学遊館だけで1万9,000人余りの集客増に繋がっております。また、利用料金制の1年目であった四万十カヌーとキャンプの里「かわらっこ」の14年度の収支は、天候に恵まれたこともあり、若干の黒字であるとの報告を受けております。

 本年度のゴールデンウイーク対応でございますけれども、中村市観光協会に業務委託を行い、佐田の沈下橋、四万十川学遊館など4カ所に臨時観光案内所を設置するとともに、これに連携する形で高知西南交通?の協力を得まして「川バス」が運行されました。中村駅と四万十川学遊館、そして佐田の沈下橋、「かわらっこ」でございます。期間中のアンケート調査も好評で、引き続き夏休み期間中にも予定するなど、今後も観光面での充実に取り組んでいきます。

 次に、映画「釣りバカ日誌14」のロケ支援についてでございます。去る5月19日、勝間橋(沈下橋)を背景に四万十川ロケが行われました。ロケ隊は5月9日高知県入りし、高知市、大月町、中村市、土佐清水市で撮影が行われ、当日の舞台となった鵜ノ江・勝間地区には地元見物客と東京を始め記者会見のため全国から集まった報道人の見守る中、西田敏行さんや三国連太郎さんなど、熱のこもった演技が披露されました。

 ロケは勝間川・勝間地区を始め地元や関係者のご協力によりまして無事終了することができ、御礼を申し上げます。今後は市内の各種団体で組織する「釣りバカ日誌14」四万十ロケ支援委員会や高知県観光コンベンション協会と連携し、高知・幡多路ロケツアーの企画に取り組むなど、観光客誘致と全国への情報発信に繋げていきたいと考えています。

 四万十川学遊館とトンボ自然公園の取り組みについてですけれども、学遊館の展示魚種については随時刷新を行っておりまして、この4月には環境学習施設としての充実を図ることを目指して滋賀県立琵琶湖博物館より国の特別天然記念物に指定されているミヤコタナゴの譲渡を受け、飼育・展示をしています。この魚は貴重な種で独特の美しさがあり、観覧者からの評判も上々でございます。学遊館ではこうした取り組みを始め、家族で楽しめるイベントを継続的に実施したこともあってか、ゴールデンウイークには、県内の各観光施設が観光客を減少させる中、昨年の1.5倍に当たる3,500人が訪れました。今後も展示魚種の刷新やイベント企画なども行い、環境学習施設として市民や観光客に楽しめる施設となるよう努力していきます。

 また、トンボ自然公園の整備については、本年も引き続き全国から寄せられた浄財や国の補助金を活用してトンボ池の購入を行う予定でございますけれども、5月には中村ライオンズクラブから公園の生態系保全のためにと寄附を受けましたので、この資金で公園の計画区域内の森林を購入することとしています。また、新たな公園整備の取り組みとしては、国の緊急地域雇用創出特別基金事業を導入し池の整備を予定しており、関係予算について本定例会に提案しておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、「四万十いやしの里」についてでございますけれども、昨年7月のオープン以来、市内外から大勢の利用者が訪れ、特に5月の連休期間中には、多い日で約900人の入浴客で賑わいました。14年度の利用状況についても目標数値を上回っており、決算上も黒字を計上することができました。また、4月からは管理運営業務を中村市観光協会に委託しています。運営者が代わることでサービスの低下やトラブルの発生などへの不安もありましたけれども、関係者のご努力により、概ね順調に業務の移管も終わり、新年度の業務をスタートすることができました。これからもより一層利用者に満足される施設となるよう取り組んでいきます。

 一方、利用者へのサービス向上を目的としたレストランの増築工事でございますけれども、4月に設計業務を委託し、関係者とも協議を進め、6月には設計ができ上がる予定でございます。また、工事のスケジュールは、夏場の最も忙しい時期を控え営業を継続しての工事となるなど特殊な事情もありますので、今後関係団体ともよく協議し取り組んでいきたいと考えています。

 ハウス栽培の本格的な実践研修施設としてスタートした竹島の四万十農園「あぐりっこ」ですが、研修生は2年目の収穫最盛期を迎えています。4月末現在の販売実績では、収穫量が平均で対前年比110%、販売金額では同117%と増収になっています。いずれも経営上の目標数値には届いておらず個々に課題も抱えておりますけれども、総じて確実に技術が向上し、研修の成果も見えてきていると判断しています。今後も研修施設・研修体制の充実に努めていきます。

 次に、中山間地域の振興ですが、平成8年度から富山地区で取り組まれてきた中山間総合整備の全事業が3月をもって完了し、6月30日には竣工式が行われる予定でございます。地域の生産基盤・生活環境等、立地条件に合わせて総合的な整備を行いましたので、今後の本格的な集落活動や営農活動等、中山間地域ならではの活発な取り組み、展開を期待しております。

 市制50周年記念行事関係についてでございます。昭和29年3月31日に中村市制が発足しましたが、来年3月には記念すべき50周年を迎えます。これを記念し、市民とともに祝うために市制50周年記念行事実行委員会を設置し、記念式典を始めとする各種の行事を企画、実行していきます。

 男女共同参画社会への取り組みについては、本年3月に「なかむら男女共同参画プラン」を策定しましたので、今後はプランに沿って推進体制の整備と市民啓発を進めていきます。

 具体的には、事業内容の検討や諸問題について協議する中村市男女共同参画社会推進協議会を設置する一方、庁内には効果的に事業を推進するための中村市男女共同参画社会推進委員会を設置し、関係部局との連携を図っていきたいと考えています。

 また、市民啓発については、「なかむら男女共同参画プラン」のダイジェスト版を作成し、各戸配布する予定でございます。

 3月末日をもって休校となりました常六小学校、片魚小学校、竹屋敷小学校及び片魚中学校、竹屋敷中学校の児童・生徒26人は、新学期からそれぞれ新たな統合受け入れ校に通学を始めています。ちょうど2カ月が経過したところでございますが、子供達は当初遠慮がちな面も見せたものの、今ではお互い打ち解けてそれぞれ勉学やクラブ活動に励んでいます。これまでのところ心配するような事例は発生しておらず、それぞれの小学校がスムースに統合後の新たな学校としてスタートが切れたものと感じております。

 また、統合に伴う子供達の通学についても、当初の計画どおり民間業者に委託してスクールバス運行を行っており、順調に登下校が行われている状況でございます。今後とも学校現場訪問を行う等、問題の把握に務めるとともに、休校となった各学校の地域との交流事業の推進などについてはできるだけ支援していくようにしたいと考えます。

 市町村合併については、本年2月に合併協議会が設置され、その後順調に協議が重ねられ、これまでの協議では、合併の方式、新市の名称、合併の期日等について合意されています。合併の方式については、任意協議会の合意に沿うよう新設合併で、新市の名称は公募することとなり、現在全国に呼びかけております。

 また、今後の取り組みに大きな影響を与える合併の期日については、平成16年8月1日を目標期日とすることで合意されたところでございます。これにより、今後の行政事務等の調整目標期日も設定されることになりますので、合併に関しての中村市内部の事務調整も本格的に実施していく段階になったものと考えています。

 次に、事務事業の洗い出し作業も始めており、今後4市町村での一元化に向けて各部署での具体的な検討作業を進める予定としております。

 なお、この合併期日設定については、できるだけ早い時期に合併し、新市のまちづくりを本格的に進めるべきとの協議会委員の意向が反映された結果と受けとめております。できるだけこの意向に応えるよう取り組みを進めたいと考えていますので、市議会におかれましても一層のご尽力をいただきますようお願いいたします。

 以上で、平成14年度決算概要並びに主要課題等への取り組みについての報告を終わります。ありがとうございました。



○議長(宮本幸輝) 続いて、矢野川助役。



◎助役(矢野川信一) それでは、私の方から順次議案の説明をいたします。

 「第1号議案」から「第4号議案」までは、専決処分の承認を求めるものでございます。

 まず、「第1号議案、平成14年度中村市一般会計補正予算(第7号)」でございます。予算書の1ページをお開きください。

 歳入歳出予算の補正でございますが、2,666万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を165億967万1,000円とするものでございます。

 それでは、歳出からご説明申し上げます。14ページをお願いします。

 年度末におきまして死亡者を含む2名の退職者があったことによります退職手当並びに病院事業会計への退職手当相当分の負担金の補正でございます。

 次に、歳入でございますが、12ページをお開きください。

 19款市債5,640万円の増額は、年度末におきまして起債額が確定するのに伴うものでございます。減債基金繰入金は2,973万5,000円の減額となっております。

 次に、4ページにお戻りください。地方債の補正でございますが、限度額の補正を行ったものでございまして、起債の目的等については表に記載のとおりでございます。

 なお、この補正予算は平成15年3月26日付で専決処分を行っております。

 次に、「第2号議案、平成15年度中村市と畜場会計補正予算(第1号)」並びに「第3号議案、平成15年度中村市老人保健会計補正予算(第1号)」につきましては、予算書が前後になっており済いませんが、先程市長が決算概要についてご報告をいたしましたように、平成14年度決算におきましてそれぞれ赤字となりましたので、これを補填するため、前年度繰上充用金の補正を行ったものが主なものでございます。

 なお、「第2号議案」並びに「第3号議案」の補正予算は平成15年5月30日付で専決処分を行っております。

 次に、「第4号議案、中村市税条例の一部を改正する条例」でございます。議案書をお開きください。

 この条例は、地方税法等の一部を改正する法律が平成15年3月31日に公布されまして4月1日から施行されることに伴い、専決処分させていただいたものでございます。

 改正内容の主な点は、特別土地保有税の課税停止、平成15年度の固定資産税の評価替に伴う土地に係る税負担の調整、個人住民税について配偶者特別控除の廃止などとなっております。

 次に、「第5号議案、平成15年度中村市一般会計補正予算(第1号)」でございます。予算書の1ページをお開きください。

 歳入歳出予算の補正でございますが、1億57万6,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を141億7,557万6,000円とするものでございます。

 それでは、歳出からご説明いたします。

 16ページをお開きください。2款総務費、緊急雇用対策費の848万円が主なものでございます。

 18ページをお願いします。6款農業費では、有機農業やグリーンツーリズムなどを推進するため新たに特定農山村総合支援基金を設立し、600万1,000円の積み立てとし、今年度事業分として182万4,000円をお願いしております。7款商工費では、トンボ自然公園用地購入に350万円をお願いしておりますが、ライオンズクラブによりまして同額の寄附金をいただいたことに伴う補正でございます。

 20ページをお願いします。8款土木費では、国の事業採択が確定したことに伴いまして、市道堤防廻線改良に8,000万円をお願いしております。

 12ページへお戻りください。12款使用料及び手数料以下の歳入につきましては、それぞれ歳出に見合う額を計上させていただいておりますので、ご参照いただきたいと思います。

 4ページをお開きください。「第2表、地方債補正」でございます。

 市道堤防廻線改良に伴います地方債の補正でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法等はそれぞれ記載のとおりでございます。

 以上で「第5号議案」の説明を終わります。

 続きまして、「第6号議案、平成15年度中村市下水道事業会計補正予算(第1号)」でございます。予算書の2ページをお開きください。

 百笑排水ポンプ場建設工事に要する経費につきまして、全体設計金額ができ上がりまして、平成15年度から17年度までの3カ年での事業実施となりますので、債務負担行為の補正をお願いするものでございます。

 以上で、「第6号議案」の説明を終わらせていただきます。

 次に、議案書をお願いします。「第7号議案、特定農産村総合支援基金条例」でございます。

 先程補正予算でもご説明申し上げましたが、中村市の特性を活かしつつ、中山間地域の農林業等の活性化を図るため実施する特定農山村総合支援事業に要する経費に充てるため、基金を設置するものでございます。

 次の、「第8号議案、中村市国民健康保険条例の一部を改正する条例」は、国民健康保険法の一部改正に伴い、介護納付金課税額の限度額を7万円から8万円に改正するものが主なものでございます。

 「第9号議案、中村市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」は、雇用保険法等の一部を改正する法律の施行により国家公務員退職手当法の一部改正が行われたことに伴い、本市におきましても就業促進手当への見直しなど所要の改正を行うものでございます。

 次に、「第10号議案、中村市手数料条例の一部を改正する条例」は、鳥獣保護及び狩猟に関する法律が鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に全面改正されたことにより、別表の一部改正を行うものと、本年8月25日の住民基本台帳ネットワークの2次稼働に伴い、希望者へ住民基本台帳カードを交付する手数料を500円とするものでございます。

 次に、「第11号議案、工事委託契約について」でございます。委託工事名は、中村市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する基本協定でございまして、百笑排水ポンプ場を平成15年度から3カ年で建設しようとするものでございます。契約の方法は随意契約で、契約金額は10億円、契約の相手方は日本下水道事業団代表者、理事長安中徳二でございます。

 当施設の設計につきましては日本下水道事業団に委託しておりますが、建設工事につきましても同事業団に委託をしようとするものでございます。

 次に、「第12号議案、中村市道路線の認定について」でございます。宅地開発により開設された具同城市線の認定をお願いするものでございます。議案関係参考資料に位置図を添付しておりますので、ご参照ください。

 次に、「第13号議案、固定資産評価員の選任について」でございます。前税務課長の川村栄徳氏より本年6月30日をもって辞職したい旨の申し出がございましたので、現税務課長の伊与田徹喜を固定資産評価員に選任したく、議会の同意を求めるものでございます。

 次に、「諮問第1号」から「諮問第3号」までを一括してご説明いたします。

 人権擁護委員のうち3氏が本年11月30日をもちまして任期満了となるため、委員の候補者の推薦について意見を求めるものでございます。

 本町3丁目6番地1の青山高一氏、楠島989番地2の藤原昭夫氏、蕨岡甲2824番地ノ1地の谷本邦宏氏の3氏でございまして、いずれも再任でございます。

 なお、3氏の経歴につきましては、議案関係参考資料に掲載いたしております。

 以上で、私の方からの提案理由の説明を終わらせていただきますが、平成14年度一般会計と下水道事業会計の繰越計算書、中村市公園管理公社、中村市体育協会、中村市土地開発公社の経営状況に関する書類をお手元に配付しておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(宮本幸輝) 以上で提案理由の説明を終わります。

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○議長(宮本幸輝) 日程第4、平成15年3月定例会より継続審査の陳情1件並びに所管事項の調査と個人情報保護調査について、以上の案件を一括議題といたします。

 本件に関し、各常任・特別委員長の報告を求めます。

 先に、北澤 保総務常任委員長。



◆総務常任委員長(北澤保) 総務常任委員長報告を行います。

 本委員会に付託を受け、閉会中の継続審査になっていました所管事項の調査のため、4月22日と5月14日に委員会を開催いたしました。その結果についてご報告いたします。

 まず、4月22日には、平成15年度課別所管事業について総務課、企画広報課、財政課、税務課、会計課、選挙管理委員会事務局、監査委員事務局から説明を受け、意見交換を行いました。企画広報課からは本年度の国際交流員テイ・イアさんの紹介がありました。税務課から市税条例改正等の専決処分、平成15年度の前納報奨金について報告がありました。

 次に、行政視察について協議を行い、管内視察を5月14日、19日どちらかに消防、防災の視察で、具体的には中村市防災行政無線システム、四万十川防災ステーション、中村消防署について行う。管外視察については、視察目的を防災とし、管内視察の日に先進地の資料をもとに具体的な視察先と日時を決めることと決しました。

 管内視察は、調整の結果5月14日に行い、中村市防災行政無線システムの概要説明を統制局で受け、その後四万十川防災センターの視察を行いました。次に、中村消防署において防災年報及び幡多中央消防組合の概要について説明を受けました。当初、消防施設視察とともに屋外においてはしご車等による救助訓練を視察予定でありましたが、時化模様の雨天のため、車庫においてはしご車、救助工作車、救急車等の説明を受けました。管外視察については、地震、津波対策をテーマとし、北海道の奥尻町へ7月の第1週に行うこととなりました。

 なお、その他の所管事項の調査については、引き続き閉会中の継続審査にお願いすべきものと決しました。

 以上のとおり報告いたします。



○議長(宮本幸輝) 以上で総務常任委員長の報告を終わります。

 続いて、岡村剛承産業建設常任委員長。



◆産業建設常任委員長(岡村剛承) 産業建設常任委員長報告を行います。

 3月定例会において本委員会に付託を受け、閉会中の継続調査になっておりました案件は、所管事項の調査のみであります。その調査結果についてご報告いたします。

 まず、4月23日に改組後初めての委員会を開催し、平成15年度課別主要事業について所管課長よりそれぞれ説明を受け、意見交換を行いました。

 建設課からは、県事業の促進要望、国道の改良促進、治水事業の促進、横瀬川ダムの推進、辺地対策事業、臨時地方道整備事業、緊急地方道整備事業について、商工観光課からは、中心市街地活性化推進機関支援、緊急地域雇用創出特別基金事業、四万十いやしの里、観光用誘導標識など整備、松竹映画「釣りバカ日誌14」のロケ支援事業、トンボ・アカメと花の里整備事業について、都市整備課からは、水と緑の市街地整備事業、古津賀土地区画整理事業、公共下水道事業について、農林水産課からは、特定農山村総合支援事業、中山間直接支払い制度、鳥獣被害緊急対策事業、森林整備地域活動支援交付金制度、山でがんばる林業者支援事業について、水道課からは簡易水道事業、上水道事業についてそれぞれ説明を受けました。

 次に、管内・管外視察について協議を行い、管内視察については、5月26日に水道課所管具同配水池、建設課所管市道利岡、田野川・藤線、農林水産課所管ふるさと農道、商工観光課所管四万十いやしの里、都市整備課所管古津賀土地区画整理事業の各課主要事業について視察することにしました。管外視察については、次回までにテーマを考えておくこととしました。

 次に、5月26日に水道課所管具同配水池を始め、各課の施設などの管内視察を実施しました。

 次に、管内視察後の委員会で、都市整備課より緑の基本計画、中村堤防、都市計画道路堤防廻線について報告を受けました。

 緑の基本計画とは、緑地の保全と緑化の推進に関する基本計画のことで、都市緑地保全法に基づいて住民に最も身近な市町村が緑の現状や緑に対する多様なニーズを踏まえて公共施設や民有地を幅広く捉え将来を展望し、総合的な緑地に関するマスタープランとして策定したものとのことでした。中・長期的に10年から20年を目途に防災面も考慮して公園などを整備するとのことでした。中村堤防については、国への要望などを行った結果、都市計画道路堤防廻線と中村堤防の改修工事について国の補助事業の採択を受け、平成15年度から4カ年間で同時に改良工事を行うとのことでした。

 次に、管外視察について協議した結果、11月を目途に実施することとし、それまでに各自でテーマなどを考えておくことを確認しました。

 なお、その他の所管事項につきましては、引き続き閉会中の継続調査にお願いすべきものと決しました。

 以上のとおり報告いたします。



○議長(宮本幸輝) 以上で産業建設常任委員長の報告を終わります。

 続いて、上岡礼三教育民生常任委員長。



◆教育民生常任委員長(上岡礼三) 教育民生常任委員長報告を行います。

 平成15年3月定例会において本委員会に付託され、閉会中の継続調査になっております陳情1件、所管事項調査について、4月18日、5月16日並びに29日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果について報告いたします。

 まず、4月18日の委員会では、各担当課より平成15年度の主要事業についての説明を受けました。

 学校教育課より不登校対策ネットワーク整備事業、教育用コンピューター整備事業、中筋小プール改築及び八束小増築工事について、生涯学習課より国際交流青年派遣事業、男女共同参画プラン推進事業等について、地球環境課より環境基本計画策定事業、清流保全対策に係る事業等について、保健介護課よりはつらつ宅老事業等について、福祉事務所より障害者福祉計画事業等についてなどを始めとする事業内容について報告を受け、意見交換を行いましたが、それぞれの所管事業については、今後も遅滞ない報告を求め、必要に応じて協議していくこととしております。

 次に、「陳情第17号、教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の陳情」についての審査を行いました。

 執行部より中教審の最終答申等に関する概略説明を受け、協議を行いましたが、委員から、陳情の趣旨から考えると時機を失しているのではないか、趣旨には賛同できるものだ、との意見があり、意見の一致に至らず、採決の結果、賛成少数で不採択にすべきものと決しました。

 次に、5月16日の委員会では、大用小学校・蕨岡中学校を訪問し、学校統合後の児童・生徒及び学校の状況についての視察を行いましたが、それぞれの学校で児童・生徒の授業を参観し、執行部や関係者から説明を受け、理解を深めたところでございます。

 次に、5月29日の委員会では、各所管課より所管事項に関する報告を受けました。

 まず、市民病院事務局長より3月定例会以降の中医学の運営状況についての報告を受けました。

 15年3月末までの診療実績は1日平均24人、うち市内客53%、施術実績は1日平均16人、市内客56%となっており、今年度は、健康相談会等の実施による健康衛生活動、講演会活動や学会の開催等を行っていく。また、診療内容・診療時間の見直し、自由診療化や鍼灸師2人体制について現在検討をしているところであるとのことでした。

 委員から、見直しをする際の需要根拠や2人体制による民業圧迫はどうなるのかとの質問がありましたが、以前からの鍼灸組合との話し合いの中で、最大2人となる可能性については説明をしてきているとのことでした。

 次に、福祉事務所長より保育所規模適正化検討委員会についての報告を受けました。

 少子化による定員割れや延長保育などの利用者の保育ニーズへの対応、運営負担の問題等、将来を見据えた効率的な施策の改善及び保育サービスの展開を図ることを目的として、保育所の規模及び配置に関する適正化の検討を行うため設置したもので、保護者代表2名、市民代表2名、関係団体代表6名、保育所職員代表1名の計11名で構成している。5月23日に第1回の委員会を開催したが、今後月1回のペースで開催し、11月末には報告をお願いできるよう取り組んでいくとのことでした。

 次に、幡多クリーンセンター事務局長より同センター内の負傷事故についての報告を受けました。

 15年3月17日、粗大ごみピット前で畳の投入作業中、破砕物の一部が破砕機から飛び出して頭部へ直撃し、全治1週間の頭部裂傷したもので、事故直後市民病院へ搬送、現在休業補償と示談について被害者と協議をしている。事故再発防止対策として、ヘルメット着用や投入時の破砕作業停止、防護ネット設備等の対策を講じるようにしているとのことでした。

 委員から、損害賠償保険等には加入していないかとの質問がありましたが、そうした保険には加入しておらず、全国的にも初めての事故であるが、責任を持って対応していきたいとのことでした。

 次に、教育委員会事務局より四万十川写真展についての報告を受けました。

 収支決算書等の提出と合わせて事件の経過概要等の報告と補助金の支出に関する県の調査結果の報告があり、5月16日付で県の補助金交付規則15条(決定の取り消し)・16条(補助金の返還)には該当しない旨の結果通知をいただいたところであるとのことでした。

 委員から、公金を利用したということについての認識が足りない、職員の資質や管理体制についてはどう考えているのか、経過を述べただけで再発防止のための具体的な改善策が示されていない、議決権と執行権という関係の中、お互いに責任を持って対応すべきことは真摯な態度で対応すべきでないか等の意見が出されましたが、公金の扱いという点で非常に問題のある行為であったと考えており、今回の問題を契機として、市長部局が中心となり実行委員会等の事務局を持つ部署に対して金銭管理面や事業実施運営面についての調査をしているところであり、チェック機能や運営体制の改善等を図っていくよう検討しているところであるとのことでした。

 また、写真集に特定の個人が製作協力者として記載されているが、どのような関わりがあったのか、今回のような担当者がやり放題というような事業はやめるべきでないか、厳しくチェックしていくことは必要だが、事業の展開が萎縮するようなことになってはいけないといった意見がありましたが、事務執行体制については、不正の起こらないような体制づくりを確立したい、職員の資質向上については、職員研修の実施や職務の遂行状態の把握に努め、その向上を図っていきたいとのことでしたので、過去の事件の反省も活かされるような事務執行体制の改善及び職員の資質向上に向けた対応策の実施等、早急な再発防止策を確立するよう要請しております。

 なお、その他の所管事項の調査につきましては、引き続き閉会中の継続調査にお願いするものと決しました。

 以上のとおり報告いたします。



○議長(宮本幸輝) 以上で教育民生常任委員長の報告を終わります。

 続いて、松田達夫個人情報保護調査特別委員長。



◆個人情報保護調査特別委員長(松田達夫) 3月定例会以降の個人情報保護調査特別委員会の活動について報告をいたします。

 去る5月20日に委員全員、総務課長、行政担当補佐、議会事務局長、担当出席で、中村市個人情報保護条例案について、管外視察についての2案件について委員会を開催いたしました。

 予定案件の審議に先立ち、副委員長より3月議会において副議長に選出されたので副委員長との任務重複により特別委員会の活動に支障を生じご迷惑をかけることを心配するのでとの理由で副委員長辞任願いが提出されたので、席上、副委員長に辞任願いの理由の説明を受けた後、その取り扱いについて協議をいたしました。

 委員の主な意見としては、議長に万一事故のある場合と、委員長に万一事故のある場合が同時期に重なることはめったにない、とすれば、そのために辞任することもないのでは、個人情報保護条例制定も執行部の予定では12月となっており、この特別委員会の任務も終了の見込みの時期に来ているとも考えられる、そのことも考えて留任を願いたいというものであり、全会一致で辞任願いの申し出の取り下げを求め、留任をすることを言明してもらいました。

 続いて、予定案の中村市個人情報保護条例案について執行部より説明を受け、意見交換を行いました。説明の主なものとして、執行部の各所管課長職で構成する庁内個人情報保護条例策定委員会と各所管課長補佐等で構成する庁内個人情報保護条例策定幹事会を設置し、5月13日にそれぞれ第1回目の検討会を開催したとのことでした。その検討会の意見として、条例第30条個人情報保護運営審議会については情報公開第16条規定の情報公開審査会に一本化しての運営が望ましいのでは、また、条例第28条で行政不服審査法に基づく不服申し立ての採決等の実施機関として中村市情報公開個人情報保護審査会を置くこととしているが、個人情報保護条例には審査会と審議会の2つの機関を持つこととなり、中村市情報公開との整合性がとれなくなるなどの意見がありました。

 次に、委員の主な意見では、条例第16条の代理人による個人情報の請求はやむを得ない理由がある場合に限りできるとなっているが、その理由についても条例上に具体的に明記すべきではないかということでありました。

 続いて、管外視察についてでありますが、条例制定予定の本年12月に対して、執行部、委員ともにこの委員会の意見をできるだけ反映させるためには本年12月中がリミットではないかとの認識があり、また、事務局より常任委員会の管外視察との関連調整もあるので、遅くとも6月定例会中には日程と視察先の決定を願いたいとの要望でありました。

 委員の多数意見としては、6月定例会まで執行部の要望を含め、正・副委員長と事務局で視察先と日程案を作成し、次回の委員会で正式決定するということでありましたので、現在、視察先、日程については3案程度調整中であります。

 以上、個人条例保護調査特別委員会の中間報告といたします。



○議長(宮本幸輝) 以上で個人情報保護調査特別委員長の報告を終わります。

 これにて各常任・特別委員長の報告を終わります。

 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 なお、6月7日から11日まで休会、6月12日午前10時会議を開きます。6月12日の日程は一般質問であります。質問者は6月9日月曜日正午までに質問内容を文書により通告を願います。

 念のため、質問順位を申し上げます。1番松田達夫議員、2番岡本和也議員、3番佐田久江議員、4番藤田豊作議員、5番浜田菊枝議員、6番宮崎 等議員、7番宮本博行議員、8番白木一嘉議員、9番北澤 保議員、以上、質問者は9名であります。

 本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。

              午前11時12分 散会