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高知県 土佐市

平成21年  第4回定例会(12月) 12月16日−04号




平成21年  第4回定例会(12月) − 12月16日−04号







平成21年  第4回定例会(12月)




        平成21年第4回土佐市議会定例会会議録(第4号)
 平成21年12月16日第4回土佐市議会定例会が土佐市議会議場に招集された。

1 出席議員は次のとおりである。
 1番 黒木   茂    2番 大森  陽子    3番 西村  導郎
 4番 三本 富士夫    5番 浜田  広幸    6番 野村  昌枝
 7番 近澤   茂    8番 山本  竹子    9番 武森  ?嗣
10番 久保  直和   11番 江渕 土佐生   12番 浜田  太蔵
13番 石元   操   14番 中田  勝利   15番 楠瀬  守福
17番 山脇  義人   18番 森本  耕吉   19番 信清  吉孝
20番 田村  喜郎

2 欠席議員は次のとおりである。
16番 尾?  洋典

3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
市     長  板原  啓文    副  市  長  谷脇  博文
教  育  長  瀧本   豊
総 務 課 長  田中  和徳    企 画 調整課長  武森  正憲
税 務 課 長  松本  典興    市 民 課 長  三福  善和

USAくろしお  片山  栄次    戸 波 総合市民  西本  良一
セ ン ター所長            セ ン ター所長

総 務 課 防 災  原田  辰弥    収 納 統括管理  宮地  良和
担 当 参 事            担 当 参 事

建 設 課 長  森澤  律仁    都 市 計画課長  尾?  泰嗣

波 介 川 ・  森澤  孝文    福 祉 事務所長  吉村  通洋
水資源対策室長

生 活 環境課長  矢野 幸次郎    特 別 養護老人  中桐   剛
                   ホ ー ム 所 長

健 康 福祉課長  宇賀   実    産 業 経済課長  中内  一臣
水 産 課 長  福原  吉宗    会 計 管 理 者  小笠原 常和

生 涯 学習課長  原沢  洋子    学 校 教育課長  吉井  一正
                   兼 学 校 給 食
                   セ ン ター所長

水道局業務課長  岸本  光正    消  防  長  中内  建男
病院事業管理者  西村  武史    病 院 局事務長  横川  洋成

4 本会の書記は次のとおりである。
議 会 事務局長  宇賀  美紀    議会事務局次長  國澤  和吉

5 議事日程
平成21年12月16日(水曜日)午前10時開議
   第1 議案第1号から第16号まで
      (議案に対する質疑並びに一般質問・議案付託)  





                            開議 午前10時 0分 





○議長(三本富士夫君) ただいまより、本日の会議を開きます。

  現在の出席議員数19名、よって会議は成立いたしました。

  日程第1、議案第1号から第16号まで、以上16件を一括議題といたします。

  これより、議案に対する質疑並びに一般質問を行います。

  通告順に従いまして、順次発言を許します。

  8番山本竹子さんの発言を許します。



◆8番議員(山本竹子君) おはようございます。8番の山本です。議長のお許しをいただきましたので、教育に関する問題と高岡商店街の活性化に向けての取り組みについての2点を質問をさせていただきます。

  まず始めに、教育についての質問をいたしますが、今から何十年か前に、講演の先生の演題は、「子どもは全て親の作品である」との言葉は、今でもきのうのように私の頭に残っております。

  全くそのとおりと痛感もいたしております。自分の作品を完全に仕上げていない私が、教育、また、子育ての質問等々議論をするのはいかがなものかと思いますけれど、だからこそ教育は大事である。この観点から子供はあまやかしてはいかん。あまり厳しくしすぎてもいかん。子供の基礎づくりの原点であると認識をしておりますので、何点か、教育長また担当課長のご答弁を求めるところであります。

  先日の、信清議員から教育全般にわたっての質問がありましたので、また、大森議員の質問には、教育予算についての詳しく説明がありましたので、私は違う観点から質問をさせていただきます。

  まず、教育に政治の介入は、よしとは私は思っておりません。現場の先生方、また子供たちの思い・意見、また世界の状況も視野に入れながら指導していくのが教育の原点ではなかろうかと、私は考えております。

  まだ記憶に新しい南国市の児童虐待による死亡事件のような悲惨な問題は、当市においてはありませんけれど、耳にしますのは、両親が子供の養育を放棄をしたような形の中で、夜1人カップラーメンとか出来合いのコンビニの冷めた食品を食べながら留守番をしておる子供。まだひどいのは、晩の食事も構えていない家庭とか、子供は両親のパチンコからの帰りを寂しく待つ家庭の子供。このような現状の家庭があると耳にしますけれど、家庭の愛情に恵まれていない境遇の子供は一定の年齢になれば非行に走るケースが多々ありますが、20年の12月議会でのご答弁の中で、土佐市では、虐待問題については、少年育成センターが中心となって対応しておるけれど、増え続ける虐待をはじめとする児童相談は、県の児童相談所の児童福祉司では対応しきれていない状況になっておる現状があるので、児童福祉司相当の資格を有する職員の配置など、相談業務に的確な対応のできる人、人材配置が求められておる中で、当市としては1名で対応しておるので、21年度からは増員などで充実を検討をし、相談機能の充実や支援体制の強化に努めなくてはならないとのご答弁をいただいておりますが、現在、資格を有する職員を増員をして何名で対応しておるのか、お示しをいただきたい。

  また、現在、いろいろな問題等々の子供がどのくらいおり、行政として担当所管としてどのような対応・対処しておるのか、詳しく説明を求めます。

  次に、給食について、私の希望を含めながら質問をいたします。

  12月4日の高新の投書に、パンはご飯と同じ主食の分類とされている。また、厚生労働省の食事バランスガイドの中でも、パンとご飯は同列に並んでおるのに対して違和感を覚える。理由としては、パンには砂糖や油が含まれておるのがほとんどであるけれど、ご飯を炊くのには砂糖も油もいらない。パンはご飯では決してないと投書の中で明言をせられておるようです。私もそのような考えで、なぜ学校給食にパンの日があるだろうかと疑問がありますけれど、学校給食は、今、盛んに言われておる食育です。どういうものを食べたらいいのか子供は給食の中で毎日学んでいると思いますが、パンをご飯と教えるのはいかがなものかと疑問を持ちながら、学校給食についてご飯とパンの日で残食の現状を把握をさせていただきました。最近は給食センターの配意と努力のおかげで、米飯食とパン食の日でもほとんど残食はありません。たまに副食によって残食はありますけれど、何年か前と比較をすると確かに向上の跡が見え、除去食にしても26名の小中児童がおりますけれど、その対応にしても給食センターの配意がうかがえます。

  教育長にご答弁をいただきたいのは、私は全部米飯給食にした方が、現在子供たちの体力が低下をしておる問題、また、食料自給率の向上等々、また、体力の向上にも関連があると認識をしておりますが、教育長のご所見を求めるところであります。

  前段に述べました少年育成センターの現況と虐待を受けておりはしないかと思われる子供、また、警察とか児童福祉司よりの通告による問題の子供たちに対してどのような対処・対応をしておるのか説明を求めまして、教育についての1回目の質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 原沢生涯学習課長。



◎生涯学習課長(原沢洋子君) 山本議員さんからご質問のありました少年育成センターの取り組み状況につきまして、お答え申し上げます。

  少年育成センターでは、相談機能の充実や適正な支援を図るために専門的な職員として、健康福祉課と兼務している保健師を1名、家庭相談員を2名配置して3名で対応しております。家庭相談員につきましては、本年4月から1名増員しまして相談業務の強化に努めております。

  平成16年12月の児童福祉法の改正により、市町村が児童家庭相談の窓口になったことに伴いまして、市町村におきましても児童福祉司相当の資格を有する職員の配置が求められております。

  このため、本年11月から12月にかけて市町村の保健師や看護師・家庭相談員等を対象とした児童福祉司養成のための講習会が開かれておりまして、育成センターの保健師と家庭相談員も受講しまして、本年度中にこの資格を取得する予定となっております。資格取得後は、専門的な立場で虐待問題等に対応できることになります。

  育成センターが本年11月の時点で対応しているケースは、虐待又は虐待が疑われると思われるケースが15ケース、また、非行問題や養育困難など、家庭的に支援が必要であると思われるケースが11ケースとなっております。

  虐待の内訳といたしましては、児童の体に暴行ややけどを加えたりする身体的虐待が5ケース。児童に適切な食事を与えなかったり、衣服などを何日間も不潔なままにするなど、保護者として子供への健康や安全への配慮を著しく怠るネグレクトが6ケース。児童に心理的な外傷を与える心理的虐待が4ケースとなっております。

  これらのケースにつきましては、学校や保育園、地域の民生児童委員、県児童相談所、警察等と情報を共有しまして、定期的にケース検討会を開いて対応に当たっておりますが、現在のところ世帯分離や施設への入所というような重篤な状況には至っておりません。

  このケース検討会では、関係している機関それぞれが役割を分担して対応しておりますが、特に複雑なケースにつきましては、保健師や学校関係者等が要保護児童の家庭に入って支援に努めております。

  警察や市民から虐待の相談を受けた場合には、早急に目視による児童の安全確認を行い、確認後は、その情報を基に緊急会議を開いて今後の支援内容について協議を行っております。

  児童虐待は、心身の成長や人格の形成に重大な影響を与えます。

  虐待を防止するために、啓発活動をはじめ、子育てに関する不安や負担を少しでも少なくするように、教育や保健・医療・福祉など関係機関と連携しまして支援の強化に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をたまわりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 瀧本教育長。



◎教育長(瀧本豊君) おはようございます。

  山本議員さんからいただきました米飯給食のご質問に、お答えをさしていただきます。

  議員さんもご承知のとおり、土佐市におきましては、学校給食法等関係法令に基づきまして、小・中学校12校全校を対象にいたしまして、主食、これはご飯若しくはパンになっております。副食、これはおかずでございます。及び牛乳がそろった完全給食を毎日約2,400食提供いたしております。

  米飯給食につきましては、平成14年9月から週2回で開始をいたしまして、平成15年には週3回、そして平成18年からは現在の月曜、火曜、木曜及び第2・第4の金曜日の週3.5回となっております。したがいまして、現在、パン食につきましては、水曜日及び第1・第3・第5週がある場合もございますが、第1・第3の金曜日の1.5回ということになっております。

  パン食を週1.5回提供することにつきましては、昨年の食材費の急激で大幅な上昇の際、小麦粉価格の暴騰に伴いましてパンの価格も値上げが行われまして、給食材料費のやりくりに苦慮した原因の一つでございました。

  また一方、米飯のお米につきましては価格が安定している食材の一つでありまして、米飯給食の回数を増やすことで材料費の安定が図られます。また、米飯給食の回数増は多くの児童生徒及び保護者の皆様方のご理解を得ることができるものと確信もいたしておりますし、お米は土佐市内産の低農薬有機栽培のコシヒカリを指定いたしまして、年間契約のうえで購入をしておりますので、学校給食における地産地消率の向上にも直接つながりまして、食育の観点からも大変有意義なものであります。

  しかしながら、米飯給食では、パンと違って給食センターでの大量炊飯、配食、配送等の作業が必要となってまいります。この分にかかります人件費と光熱水費の市負担分が増加することになりますが、私といたしましては、ご飯の回数増は推進すべきものと考えておりますので、お米の購入先でありますJAとさしとも必要量の確保ができるのかどうかも協議のうえ、土佐市立学校給食センター運営審議会及び保護者の皆様や学校の教職員の意見をお聴きする場でございます、土佐市学校給食連絡協議会等のご意見をたまわりながら、米飯給食を増やしていけるよう努力してまいる所存でございます。

  また、一方、パンが好きな児童生徒がいることも事実でございまして、パン食という食文化に触れる機会を提供するという意味からも、当面はすべてを米飯給食にするのではなく、ご飯を週4回、なお、高知県の平均は週4.17回ということになっております。といたしまして、パンについては、これからも主食とするにふさわしい種類のパンを選定をいたしまして、週1回を実現するよう努めてまいる所存でございますので、ご理解をたまわりたいと存じます。



○議長(三本富士夫君) 山本竹子さん。



◆8番議員(山本竹子君) 教育長より、いろいろ、給食についての詳細にわたった説明をいただきました。

  まあ、私が考えるのに、教育長の考え含め学校の中の考えの中で、学校給食は米飯給食にという推進を進めていくというように私は理解をしておりますので、今後、私としては、絶対、米飯が子供たちのために良くないか、という私の理念でございますので、今後に向けて取り組んでいただきたいと、このように考えております。

  次に、少年育成センターの現況と取り組みについてのご答弁は、いろいろと現況の説明をいただきましたので2回目の質問はいたしませんけれど、全国的にも、また、児童相談所の調査の中でも虐待は増え続けている結果が出ております。内容としては、最も多かったのが身体的虐待の暴行、子育ての怠慢、ネグレクトによる栄養不良での衰弱死、暴言・差別など心理的虐待、性的虐待。今後、ますます増え続ける虐待防止に向けて、行政と地域が手を差し伸べる必要性が求められております。担当所管としては、大変気の重い責務と思いますけれど、育つ子供たちのために頑張っていただきたいと考えております。

  前後いたしましたけれど、米飯の質問をいたしますが、全国的に子供たちの間に生活習慣病の予備軍が増えておるようです。

  静岡県の三島市では、米飯給食の週4回を、来年度から週5回とする方向に決定をしたようです。米を食べればすべての子供が健全に育つとは私は思っておりません。けれど、朝食を取らない子供が多いこととか、また、部活動に行く子供に弁当を持たせず、代わりに肉中心の弁当を買う子供とかが増えることなどによって、問題行動の背景にありはしないかとの観点の下で、現在、米飯給食を拡大したことによって静岡県の三島市では非行もいじめも減ったようです。

  確かに課題はいろいろあります。また、米飯給食を増やすことによってコスト面でも違いはあろうかと思いますけれども、子供たちの体の安全、心の安全のためにも、ここは教育長の決断が必要と考えますが、米飯給食について、再度、教育長の見解を求めるところでありますが、今後、全部米飯にせられるお気持ちを持たれておるのか。また、パン食も必要と考えておられるのか、お聞かせいただきたい。

  私は食育含めて、全部米飯がいいと考えておりますが、子供の危機を食から見直すとのキャッチフレーズで食育指導士養成通信講座の中に、今の子供の偏食・肥満・味覚異常・アレルギー・生活習慣病など、原因は家庭料理の崩壊。また、乱れた食が子供たちをむしばんでいる。また、むかつく・きれるといった問題も食と密接な関係があるとも言われております。日本の未来を担う世代の子供には、まず、心と体を食生活から見直さなくてはならないとも言われております。子供たちに食の大切さを教えるのに、食育指導士資格取得の講師によって指導をせられておるのか、ご説明をいただきたい。

  確かに、食育も大事とは思いますけれど、まずしっかりしなければならないのは、家庭と親であると私は考えますが、親が変われば子供も自然と変わるし、母親がちょっとだけ早起きをしてご飯とみそ汁と野菜を作り、少しでもいいので子供と話す時間を作ることによって、どんな教育改革よりも必要であると認識をしておりますが、学校では子供たちに朝ご飯の重要性をどのように指導しておられるのか、ご説明をいただきたいと思います。

  今、全国至るところで、食育の一つとして米糀づくりで学ぶ食文化、また、バケツ稲づくりコンテストとか、雪印乳業では、おいしさ・栄養・命のめぐみという三つのプログラムをテーマにして食育出張授業で小・中学校の食育支援など、全国的にも食育に関心の中でいろいろな取り組みがなされておりますが、ご説明をいただきたいのは、食育の指導をいろいろな発想の中で当市独自の取り組みをなされておれば説明をいただきたい。また、朝ご飯の重要性を子供たちにどのように説明・指導しておられるのか、学校教育課長に求めまして、2回目の質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 瀧本教育長。



◎教育長(瀧本豊君) 山本議員さんの2回目のご質問に、お答えをさしていただきたいと思います。

  米飯給食の推進・拡大につきまして、私の考え方は、先ほどの答弁でお答えをさせていただいたとおりでございますが、児童生徒が様々な食文化に触れる機会を提供することも学校給食に求められているのではないかと考えております。パン食も食文化の一つでありまして、子供たちが学校給食以外でパンを食べる機会もあるわけでございますので、パンに合わせるおかずは栄養バランスを考えたときどのようなものがよいか、また、パンを主食とする場合には、どのようなパンを選べば栄養学的にベターなのかなどを学ぶ機会でもあり、まさにこれも食育の一つではなかろうかと考えております。

  ご心配をいただいておりますコスト増につきましては克服できる課題でございますが、今述べさせていただいたことなども検討課題でございます。

  山本議員さんからいただきましたご提言につきましては、今後、協議・検討にいかさせていただきますが、給食をすべて米飯にするということにつきましては、今しばらく時間をいただきたいというふうに考えておりますので、ご理解をたまわりたいと、お願いいたします。



○議長(三本富士夫君) 吉井学校教育課長。



◎学校教育課長(吉井一正君) 山本議員さんのご質問に、お答えさせていただきます。

  学習指導要領において、学校における食育に関する記載は、第1章総則、教育課程編成の一般方針の3において、学校における食育の推進並びに体力の向上に関する指導、安全に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導については、体育科、中学校では保健体育科の時間はもとより、家庭科、中学校では技術・家庭科、特別活動、これは小中同じでございます。などにおいてもそれぞれの特質に応じて適切に行うよう努めることとする。また、それらの指導を通して、家庭や地域社会との連携を図りながら、日常の生活において適切な体育・健康に関する活動の実践を促し、生涯を通じて健康・安全で活力ある生活を送るための基礎が培われるよう配慮しなければならないとされております。教科の例といたしまして、中学校学習指導要領、第2章各教科、第7節保健体育、その中の保健分野の内容(4)のイにおいて、健康の保持増進には、年齢、生活環境等に応じた食事、運動、休養及び睡眠の調和のとれた生活を続ける必要があること。また、食事の量や質の偏り、運動不足、休養や睡眠不足などの生活習慣の乱れは、生活習慣病の要因であることと示されています。なお、食育という教科があるわけではございません。

  学校における食育の推進においては、偏った栄養摂取などによる肥満傾向の増加など、食に起因する健康課題に適切に対応するため、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることにより、生涯にわたって健やかな心身と豊かな人間性をはぐくんでいくための基礎が培われるよう、栄養のバランスや規則正しい食生活、食品の安全性などの指導が一層重視されなければなりません。食に関する指導に当たっては、地域の産物を学校給食に使用するなど創意工夫を行いつつ、学校給食の教育的効果を引き出すような取り組みが必要であると考えます。

  子供たちへの朝ご飯の指導につきましては、学校によって取り組み方法は異なっていると思いますけれども、どの学校においても、早寝・早起き・朝ご飯活動を通して、朝ご飯の大切さについては指導を行っております。

  以上、ご理解たまわりますよう、よろしくお願いいたします。



○議長(三本富士夫君) 山本竹子さん。



◆8番議員(山本竹子君) 教育長より、全部学校給食を米飯にしたらどうかについては、いろいろの事情の中で、向けて、将来、全部を米飯給食にする推進の中で、今後、取り組みをしていくとのようなご説明のように理解をいたしました。また、今、学校教育課長よりいただいたのは、米飯給食の指導は学校の教科にはないというような中では理解をしましたけれど、また、その朝ご飯については、早寝・早起き・朝ご飯というスローガンの中で、それに対して進めていくというようにご説明をいただきました。

  食育指導に対しての取り組みとか朝ご飯の重要性とか、担当課長から詳しく説明をいただきましたので、現在の乱れた食生活を改善するのに食育は何よりも大切と私は考えますので、今後に向けての取り組みをよろしくお願いをいたします。

  私は教育の質問をさせていただくたびに痛感するのは、教育には終着駅がありません。学力テストの結果で、国語・算数の基礎学力の向上とか外国語の教育を取り入れるとか、また、開かれた学校づくりの推進とか総合的な学習とか教師の質の改善とか、次から次と課題が山積の中で、教育に携わる方にとっては、責務の中で、大変ご苦労と思います。

  特に教育長には、教育全般にわたっての責務、また、今回の国の制度の、人事院勧告のかかわりとはいえ、報酬の減額に対しては大変心苦しいですけれど、どうか多忙とは思いますが、思いを持っていただけると確信を持っておりますので、よろしくお願いをいたしまして、教育問題は以上で終わります。



○議長(三本富士夫君) 暫時休憩します。

      休憩 午前10時33分

      正場 午前10時33分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  山本竹子さんの2問目の質問を許します。



◆8番議員(山本竹子君) 2問目の質問の、商店街活性化についての1回目の質問をいたします。

  土佐市のシンボルは高岡商店街です。歴史的にも蓮池城下町として長年栄えてきた商店街の明かりを消すことはできません。しかし、近年の車社会に伴って道路など公共施設整備といった都市計画・市街地形成等々で、また、道路整備による自動車の利便性の向上が拍車をかけて、また、夫婦共働きなどの世情が反映をされ、買い物はより安く、また、時間を取らないまとめ買い。ひとところで買えることのできる量販店に車が流れる現実がありますけれど、時代の流れには逆らえないといって目をつぶれば、ますます商店街の復活は不可能です。私は、今こそチャンスではなかろうか、ピンチをチャンスに変えるときではなかろうかとも考えております。

  まず、商店街を愛する市民・各種ボランティア団体との連携を図り、消費者の目線から女性の方々に多く参加をしてもらい、そして商工会、日曜市街路市組合、また行政ともに一丸となって商店街の活性化に取り組むべきと考えますが、各市町村では、まちおこしに躍起になっている、また、それかあきらめているのか、この二つしかありません。

  先日の4週、日曜市でのイベントは大変好評で、市民からは、「4週でやめたら一過性になってしまって意味がない。継続のないのは土佐の市民性やき」とも言われております。

  今回、農林水産省の商店街活性化タイプモデル実証事業の国の採択を受け、12月1日に宇佐商店街に直販所・宇佐もんやがオープンをし、直売所は女性部のメンバーが中心で運営しておるようです。地元の食品を直売、また加工して、地元のまちおこしですので、是非、継続は力なりの意気込みで頑張って成功してもらいたいと思います。

  政権が変わったのでどのように事業仕分けをするのか見えませんけれど、国土交通省予算のまちづくり関連事業などの交付金は、地方自治体や民間の判断にゆだねると判定をされ、地方移管と決定をされておりますので、ここで市長に決断をしてもらいたいのは、私は今こそ市税を投資をして、国からの交付金を含めて、土佐市のまちおこしに投資するときではなかろうかと考えますが、そうすることによって住みやすいまちにすれば、定住人口へもつながりはしないか。また、少子化対策へもつながるようにも考えますが。市長の12月議会での説明の重点化項目として、安全・安心に向けて、また定住・交流に向けて、次に産業振興に向けて、この三つの実現を基本理念として施策展開を図っていくと明言をされております。

  ここで、市長にお聞きしたいのは、商店街の活性化に向けて、市長はどのように構想を持たれておられるのか、お示しをいただきたい。また、高岡商店街活性化協議会主催のイベントに、行政としてどのような取り組みの中協賛をされたのか、補助金を含めて詳細な説明を担当課長に求めまして、1回目の商店街活性化についての質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) おはようございます。

  山本議員さんからいただきました高岡商店街の活性化構想についてのご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  高岡商店街の活性化につきましては、高知県産業振興計画地域アクションプランにも取り上げていただいている、本市にとりましては大変重要な課題でございます。

  今年度におきましては、議員さんからもご紹介がございましたように、商店街活性化対策の新たな取り組みといたしまして、商工会が中心となり、10月の11日から連続4回、あったか高岡スーパー日曜市が開催をされました。詳細につきましては、産業経済課長から申し上げますけれども、私も高岡商店街を何度も歩きましたけれども、本当に多くの方にお越しをいただき、久しく会っていない方々にもお会いできまして、とても懐かしく、うれしい気分にもなりました。また、商店街の皆様、日曜市の皆様、そして出店者の皆様だけでなく、多くのご来場の皆様にも大変喜んでいただいたと伺っております。

  議員さんご指摘のとおり、すべてのことが一過性であってはならないというふうに存じております。今回の、あったか高岡スーパー日曜市の開催を一つのきっかけといたしまして、商店街がにぎわい、多くの人が集まるような企画・事業を商工会はもとより、高岡商店街自治会、街路市販売組合、また、JAとさし等ともですね、協議・検討をいたしてまいりたい、そのように考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。

  私からは、以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 中内産業経済課長。



◎産業経済課長(中内一臣君) おはようございます。

  山本議員さんからの高岡商店街活性化協議会主催のイベントへの行政としてのかかわり等についてに関するご質問に、お答えいたします。

  まず、高岡商店街活性化協議会は、高岡商店街のにぎわいづくり及び地域商業の活性化を図るとともに、商店街のある地域の人と人とのつながりづくりを推進することを目的に、商工会、街路市販売組合、中町・本町自治会で構成され、本協議会の主催によりまして10月11日から11月1日までの4回の日曜日に、あったか高岡スーパー日曜市を開催いたしました。

  市といたしましては、本年度、高岡商店街の活性化を目的に、本商店街を活用した新たな事業に対する補助金といたしまして100万円を予算化いたしておりまして、このあったか高岡スーパー日曜市の事業計画に基づき、協議会に対しまして同額の補助金を交付いたしております。

  あったか高岡スーパー日曜市の事業運営費につきましては、そのほかに、高知県の補助金100万円、商工会・街路市販売組合の出資金・寄付金などがございます。

  日曜日、連続4回の開催でございましたが、4回で約8,000名ほどの人出がありました。また、4回連続訪れてくださった方も200名以上いらっしゃいまして、各店の売り上げも上々であったと伺っております。

  出店者につきましては、日曜市出店者以外に、新たに市内外から延べ83店の出店があっております。また、友好都市であります江別市商工会議所からの出店もあり、江別市のたくさんの特産物が販売され、多くの方に喜んでいただきました。

  市といたしましても、補助金交付だけでなく、協議会への参加はもとより、仁淀川流域産品の出店、本部での対応等、すべての面で協力させていただきました。そして、高岡商店街活性化協議会が一体となったイベントになりました。

  議員ご承知のとおり、多くの市民の方に喜んでいただき、開催継続の声も多く聞こえております。

  協議会の反省会におきましては、次年度よりは毎月1回、あるいは季節ごとに実施するなど、継続を望む声ばかりでございました。また、11月3日に開催しているふれあいフェスタと日曜市の合同開催の意見もあり、商店街活性化に向け、多くの期待できる検討課題が残されております。

  市といたしましても、今回のイベントで得られたあらゆるものを参考に、商店街の活性化に向け積極的に取り組んでまいりますので、議員さんのさらなるご支援・ご協力をお願いいたします。



○議長(三本富士夫君) 山本竹子さん。



◆8番議員(山本竹子君) 市長の商店街活性化に向けての意欲は私は分かりましたけれど、私が言いたいのは、今後、この間やったイベントを一過性にせずして、継続をして、これからの商店街活性化に向けて、市長の考え方をお聞きをしたいと思っております。

  また、担当課長からは、イベントについて大変好評であったと。それから、江別市の特産物を含めて効果があったと説明をいただきましたので、この、何度も言うようですけど、やはり、こういうイベントを含めて、やっぱり商店街の活性化に向けて取り組んでいただくことを要望したいと思っております。

  いよいよサンシャイン高岡が、56号線沿いに約100台分の駐車場を完備をして、商店街から退店をいたしました。このたびのサンシャインの移転は、商店街の人通りに与える影響は多大であります。商店街の店主の人から、「きょうは町筋を何人、人が通ったろう」と寂しく言われるたびに、何とか復活をしなくてはとつくづく痛感をいたします。

  長年城下町として栄えてきた商店街の背景には、先人の方々の多くの汗と涙があり、ともに助け合いながら商店街を守ってきた先人の方々の功を台無しにするわけにはいかないのです。商店街はどんな形となったとしても、土佐市のシンボルの明かりを消すわけにはいけないと私は考えます。都市の大小ではなく、いかに商店街を再興するかです。商店街を何とか存続したいという市民が集まって、立ち上がって、消費者がこんな店があったらいいとか、こういうところが改善されたらいいとか、こんなものをいかしたらいいとか、市民の声を聴いてアイデアを出しながらまちづくりの構想を練っていくことが重要であり、市と商工会だけのまちおこしは絵に描いた餅になりかねません。

  そして、市民も商店主も、自分たちの商店街としての意識と自覚を持ち、助け合いの精神で各種ボランティアの団体との連携を図りながら、まちづくりの気運を高めることこそが商店街の復活の基本理念ではなかろうかとも私は思っております。

  これは私の発想ですけれど、今回退店をしたサンシャインとか近辺の空き店舗を借りるなり譲り受けるなりして、サンシャインの店舗を利用して、そこに街路市販売組合に協力をもらいながらサンシャインの店舗を利用するのも一策かと私は考えますが、屋根のある日曜市ができれば、必ず集客にもつながるし、組合員の増員へもつながる。また、雨の日に日曜市ができる。特に、土佐市には生鮮食品が豊富なことが大きな強みであると自負もしております。まず、宇佐の新鮮な魚、新鮮な野菜・果物。また、土佐市には年間10万余りの巡拝さんが来ております。これも大きな強みです。久礼の市のように、県外の方たちに商店街を歩いて土佐市を知っていただくことも一策ではないかと私は考えますが、そのためには人づくりです。また、商店街特有の店主と消費者との触れ合いやきずな。また、おもてなしの心で商店街の良さをいかす奉仕精神の高揚も、まちづくりの運動の気運を高めるための基本ではなかろうかとも考えます。

  このような基礎づくりができたら、初めて行政の出番と私は考えますが、市長は商店街の活性に向けてのサンシャインの空き店舗に対する構想を持たれておるのか、市長の見解を求めまして、2回目の質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 山本議員さんから再度いただきましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  商店街の活性化に向けてのサンシャインの空き店舗に対する構想とのご質問でございますが、商店街の再興に対する考えは山本議員さんと同じでございます。

  高岡商店街の活性化にとりまして、やはり大切なのは、まずは人づくりでありまして、まちづくりの気運の醸成であるものと私も考えております。今回のあったか高岡スーパー日曜市の開催によりまして、高岡商店街活性化協議会の盛り上がりとともに、市民の皆さんの商店街に対する思いも一定感じることができました。

  策定作業中であります本市の第5次行政振興計画には、商店街の活性化策といたしまして、中心市街地のにぎわいを創出するため、空き店舗の利活用や、土曜市・日曜市を含めた商店街の集客向上を掲げるようにしておりまして、サンシャイン跡地は商店街活性化には大変重要ではございますが、商店街のその他の空き店舗も含めた、商店街全体の活性化策が必要であるものと考えております。

  私の商店街活性化に向けた構想といたしましては、市民の皆さんの心、買い手の思いを大切にしながら、市民のみでなく、山本議員さんご指摘の、遍路客の集客も考慮した温かいもてなしの心を持った施設を、山本議員さんご指摘の行政の出番に配慮したうえで、市民の皆様とともに整備していければと考えておりますので、ご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 山本竹子さん。



◆8番議員(山本竹子君) 今の市長のご答弁の中に、商店街の活性には、まず、今、商店街にある空き店舗の方々に協力をしてもらいながら、サンシャイン近辺の空き店舗ではなしに、全体含めて商店街の活性に取り組むべきとご説明をせられたように私は受け止めましたけど、確かに商店街の活性化に対しての市長の思い、また、前市長の森田氏の口癖の熱い思いは感じますけれど、また、第5次行政振興計画におけるまちづくりの理念の中に、第4次計画の自立と共生を継承して、元気で安心、3万人のまちを目指して、定住・交流に向けて、安心・安全に向けて、産業振興に向けて、この三つのテーマを掲げられておられる説明がありましたので、是非、絵に描いた餅にならないように、実現に向けて早急に取り組むべしと私は強く感じております。

  私が年の功で言わせてもらえば、どうすれば市民のためになるかを常に念頭に置いて、攻めるが勝ちか、引くが勝ちか、選択するのもトップの手腕でございます。

  最後に、再度、市長の決意を求めまして、私の質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 山本議員さんから再度いただきましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  高岡商店街の活性化につきましては、先ほど申し上げましたけれども、第5次の、次の振興計画につきましても商店街の活性化策ということで、中心市街地のですね、にぎわいの創出、そして空き店舗の利活用、土曜市・日曜市を含めた商店街の集客向上を掲げておるわけでございます。そういったこともございまして、まあ、サンシャインの跡地のお話もあったわけでございますけれども、たくさんの空き店舗等も出てきておる実態もございます。こういった状況をできるだけ早く解消しながら、また、にぎわいを創出していく。そうした、先ほども出ておりましたイベント等も絡めながら、そういった気運を高める、そして人づくり、そうしたことをやはりやりながら取り組んでいくことが非常に重要になると思っております。そういった意味合いで、そういった人づくり、あるいはまちづくりの気運の醸成、そこに、やはり行政としてもそういったことを誘起できるような取り組みも含めて、そういったことにはイベントが必要だと思いますけれども、そういったことも絡めながら、住民の皆様、特に商店街の方々とも意見交換も十分行いながらですね、取り組みを進めていきたい、そのように思っておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(三本富士夫君) 以上で、8番山本竹子さんの質問を終結いたします。

  10分間休憩いたします。

      休憩 午前10時57分

      正場 午前11時 6分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  3番西村導郎君の発言を許します。



◆3番議員(西村導郎君) 議長のお許しをいただきましたので質問をさせていただきますが、質問項目の三つ目、児童・生徒に、いわゆる「賤称語」、これは江戸時代の賤民身分を示す用語を学校で教えることの問題につきましては、今回は取り下げさせていただきます。

  それから、私の質問は、これまでの質問者と同じ趣旨の質問もございますが、この点もよろしくお願いをいたします。

  それでは、「社会福祉事業団について」。「議会のチェック機能の十分な担保など市長の行政報告等に関して」、具体的には3点お聞きいたします。

  まず最初に、議会側が大変心配し、私も9月議会で質問をさせていただきましたが、議会のチェック機能の十分な担保について、市長は、これにこたえる立場から、12月7日に開かれた議員協議会に条例案を示されました。その条例案の中の第5条2項は、市長は、前項の規定に基づき、事業団から報告を受けた場合、すみやかに土佐市議会に報告し、意見を聴取するものとするとなっております。事業団からの報告というのは、予算、決算、基本財産の処分、事業計画及び事業報告、予算外の新たな義務の負担又は権利の放棄、定款の変更、合併、解散、解散した場合における残余財産の帰属者の選定などに関することでございますが、これらについて事業団から報告を受けた場合、すみやかに土佐市議会に報告し、意見を聴取するものとするとなっておるわけでございます。

  ところが、12月7日の議員協議会でも指摘いたしましたが、11月21日に市長と副市長が全議員宅を訪ねられ、私の家にも来ていただいた折、条例案の第5条2項と、事業団への委託を指定管理者制度に変える方が議会のチェック機能を一層発揮できる、そういう趣旨の説明をされた折、市長と副市長は第5条2項について議会の承認がいるということだ、そういう趣旨の説明をされましたので、私から条文はそうなっていないと指摘したところ、市長からは表現は検討する旨の回答がございました。

  私は納得し、直されるものと思っておりましたが、12月7日の議員協議会に出された条例案には承認の文言はなく、すみやかに土佐市議会に報告し、意見を聴取するものとすると、トーンダウンした内容になっておりました。

  私は議員協議会でこの点を指摘しましたが、他の複数の議員からも指摘があり、市長からは、議会の承認ということを条例に入れることが可能かどうか、県に問い合わす旨の答弁がございました。

  12月7日の議員協議会からきょうで9日たっておりますが、県に問い合わせていただいていると思いますので、その結果をお聞かせいただきたいと思います。

  次に、市長は、今議会冒頭の行政報告で、これまでの方針、つまり、高齢者施設、保育園、学校給食センターを同時に事業団化するのではなく、まずは、高齢者施設について先行導入し、その状況をご確認いただくとともに、並行して他部門についての熟度をより高め、早期導入を目指して取り組む考えだと述べられました。

  私は、12月7日の議員協議会でも発言しましたが、予算の凍結解除の検討・議論は残っておりますけれども、仮に凍結が解除され高齢者部門から出発するとしても、保育園と給食センターは拙速を避けるべきだと思っております。

  それは、先行導入した高齢者部門の状況を議会も市民も十分にチェックできる期間が必要であり、さらに良くなっている、事業団化して良かったと思えるような状況になっていなければならない。そうでなければ、他2部門の導入はもちろん、先行した高齢者部門の見直しも必要になってくると考えているからでございます。

  私は、2部門についての議会の議論も十分とは言えず、市民の皆さんからも心配する声が私の耳にも届いております。

  そこで、仮に予算の凍結が解除された場合、高齢者部門から出発するとしても、保育園と給食センターは拙速を避けるべきだと考えますが、いかがでしょうか。市長のお考えをお聞きいたします。

  三つ目ですが、12月7日の議員協議会で、市長らは、特別養護老人ホームの職員の8割超が臨時という不安定雇用の状態にあり、資格を取れば条件の良い職場へ移っていく。特養が研修施設的な存在になってしまっている。これは市長ですが、そう述べられました。また、24時間のローテーションを組まなければならないが、きちきちの状態だ。ローテーションを組むのに、賃金も低く、身分も不安定な臨時職員が責任を持たなければならなくなっており、そのために辞めていった人もいた。これは中桐所長ですが、そのように現状を述べられました。

  つまり、現在の特養などの実態は、入所者や臨時職員の犠牲のうえに運営されているということが執行部の皆さんの口からも述べられたわけでございます。

  市長は8日の行政報告でも、「現在の職場実態から、これ以上放置できない状況となっている」との認識を、重ねて示されました。

  特別養護老人ホームは、体制的に手も打ち、臨時職員の賃金も少し上げた。中桐所長ですが。けれども、抜本的な改善をやらなかったために、危機的な状況を招いているということだと思います。

  このような状況を招いたことについて、市長は、12月7日の議員協議会の場で、私たちの怠慢と言えると述べ、初めて行政責任を認めました。率直ではありますが、しかし重大なことでございます。

  そこで、二つのことを具体的にお聞きいたします。一つは、これは板原市長だけの責任ではございませんけれども、こうした事態を招いたことの謝罪を、市民の皆さんに土佐市の市長として、この市議会の場で行うべきではないか。そして、そのうえに立って、市民の皆さんに対して、危機的状況の根本的改革を目指す決意を表明すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

  今一つは、この危機的状況をできるだけ早く改善するために、3億7,045万8,000円ある基金、あるいは特別会計のお金が4,200万円くらいあるわけですが、これらも使って、今すぐにでも改善ができること、改善に着手すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

  1回目を終わります。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 西村議員さんの社会福祉事業団に関するご質問に、お答えを申し上げます。

  まず、1点目の議会のチェック機能の十分な担保について、条例案の規定の仕方についてでございます。

  本件につきましては、県の市町村振興課に問い合わせをいたしましたところ、地方自治法上明確な規定がない以上、最終的には土佐市の判断ということになるとは思われるが、別人格である法人の独立性をそこまで阻害する条例が法制上妥当かについては特異性を感じており、総務省等にも確認をしてみないと現時点では判断できない趣旨のお話がございました。ということで、引き続き検討をお願いしたいと存じております。

  まあ、いずれにいたしましても、本条例の文言につきましては、できるかぎり議会のチェック機能を保証し得る条例の制定に向け、県等のご指導もいただきながら、また、設立準備会にも諮ったうえで議員各位に相談させていただきたいと存じておりますので、ご理解たまわりますようお願い申し上げます。

  第2点目の高齢者部門先行での事業団立ち上げと、その後の2部門、保育園、学校給食センターの移行についてでございます。

  本議会の行政報告の中で申し上げましたように、高齢者施設、保育所、給食センターにおきましては、現在の職場実態から、いずれもこれ以上放置できない状況となっていると認識しているところでございますが、まずは、高齢者施設について先行導入し、その状況をご確認いただくとともに、並行して他部門についての、議会の皆さんはもとより各関係職員等と十分な意見交換、コンセンサス確保を図るなど、熟度をより高めたうえで、早期導入を目指して取り組む考えでございます。ご指摘の2部門の移行につきましては、拙速とのご指摘をいただくことがないよう、高齢者部門での状況の確認もしていただき、議員各位に歩を進めることへの見定めをいただいたうえで進めたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

  第3点目に、特老の運営実態についての行政責任についてのお話がございました。

  この点につきましては、私に放置責任があるものと認識をいたしており、市民の皆様におわびを申し上げますとともに、この反省に立って様々な解決策について検討を重ね、価値・効果において、本市の現状に最もふさわしい方途として社会福祉事業団の導入を目指しているところでございますので、ご理解をたまわりたいと存じます。

  また、事業団導入による運営までには時間もかかる状況でもあり、議員さんご指摘のとおり、それまでの間には危機的状況を少しでも緩和するための施策を展開してまいる考えでございます。ただ、ご指摘の特別会計の基金につきましては、事業団導入時に、別途目的基金化し、使途を明確にしたうえで今後の当該施設整備関連経費に充当したいと存じておりますので、ご理解をお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 西村導郎君。



◆3番議員(西村導郎君) 一言、苦言を呈しておきたいと思います。

  1回目でも触れましたが、はっきりとですね、議会の承認という言葉を使って説明をされたわけですが、1箇月もたたないうちにそうではないという状況になってきております。非常に大事な問題でございます。私だけではなくて多くの議員の皆さんが、この問題には触れてきた問題でございますので、率直に、まあ、軽率だったというように、まあ、思っております。しかし、県の見解としては、地方自治法にはないから、最終的には土佐市の判断になるろうというようなお話もあったようですけれども、これは念を入れてということだろうと思いますが、この事業団の独立性、それを、まあ、阻害しないか、その面での、法制上の妥当性を国などに問うということも必要かと思いますので、まあ、そうは思います。ただ、まあ、市長言われたように、できるかぎり議会のチェック機能、これを保証する条例の制定に向けて努力するという言葉が、まあ、最後にあったわけですが、是非ともそういう方向で努力をしていただきたいということをお願いをしておきたいと思います。

  第1問は、以上で終わります。



○議長(三本富士夫君) 西村導郎君の第2問目の質問を許します。



◆3番議員(西村導郎君) 第2問をやらせていただきます。

  「生活保護行政について」。具体的には、「手持ち金がほとんどないなど急迫状態にある要保護者の救済について」でございます。

  今回は、この項目一つに絞りました。それは、これまでの私の生活保護に関する質問で詰めた議論になっていなかった問題でございます。手持ち金がほとんどないなど、急迫状態にある要保護者をどう救済するかという、大変大事な議論でございますが、よろしくお願いしたいと思います。

  生活保護法第25条は、保護の実施機関は、要保護者が急迫した状況にあるときは、すみやかに、職権をもって、これは申請がなくてもということが生活保護法の第7条にも書かれておりますけれども、職権をもって保護の種類、程度及び方法を決定し、保護を開始しなければならないとございます。

  さらに、平成20年3月4日付の生活保護関係全国係長会議の資料には、保護の実施機関においては、特別な理由がある場合を除き原則14日以内に保護の決定を行う必要があるが、その中でも、申請者の手持ち金が限られているなど急迫している状況にあるときは、迅速な保護の決定が求められることに留意願いたいとあります。

  私は6月議会で、土佐市福祉事務所ではこのとおりの内容で対応されていると思いますが、確認させていただきたいと質問をさせていただきました。

  これに対して、吉村福祉事務所長からは、要保護者が急迫状態にある場合につきましては、生活保護法第7条但し書き及び第25条にも示されているように、特に急迫な状況が見受けられる場合は職権をもって速やかに保護を開始します。また、面接相談の中で要保護者の手持ち金が限られているなど、急迫状況がうかがえる場合についても速やかに保護を開始しておりますとの答弁をいただきました。ただ、速やかにということが、いったいどのくらいの時間なのか、どのくらいの日数なのかが明確になっておりませんでした。

  ところで、ことしの8月、所長もご存じのことでございますが、手持ち金はわずか52円、食事代にもならない、電気も止められるなど、まさに急迫状態にあった市民が生活保護を申請し、保護費が手渡されるまで、それまでなら、普通で約1箇月かかっていたものを11日まで短縮していただいたことがありました。

  これはこれで、努力していただいたわけですが、しかし、今、紹介したような急迫状態にある市民、きょうの食事代もない市民を助けるためには、急迫状態を把握したその日のうちに、まさに職権で保護を適用し、保護費が本人に手渡されなければ助けられないというケースでございました。

  この市民は何とかなりましたけれども、こういうケースに、市民生活最後のセーフティーネットである生活保護を所管する福祉事務所が、即座に対応できなければならないと思います。

  そこで、速やかにとは、いったいどのくらいの時間なのか、どのくらいの日数なのか、所長にお聞きをいたします。

  よろしくお願いをいたします。



○議長(三本富士夫君) 吉村福祉事務所長。



◎福祉事務所長(吉村通洋君) 西村議員さんから私にいただきました、6月議会におきまして、急迫状況の要保護者に対し、速やかに保護を開始しますと、お答え申し上げました答弁のうち、速やかにとはどのくらいの時間・日数なのかとのご質問に、お答えを申し上げます。

  まず、急迫状況の要保護者のケースの場合、面接相談で状況把握と資産状況や世帯・親族の状況など必要最低限の確認を迅速に行い、ケース診断会議において保護の要否を判断します。そのため、開始決定についてはあまり時間を要することはありません。

  しかしながら、保護開始決定後、保護者の手元へ保護費が支給されるまでには様々な事務処理が必要であり、それに時間を要しております。西村議員さんが特に心配されておられます手持ち金がわずかな状態に加え、電気・水道・ガスなどのライフラインの供給が止められ、近くに身内や親戚もなく、お米など食べ物もないなどのように、真に急迫状況の要保護者の場合では、保護費の支給に日数を要すること自体、生死にかかわることになります。そのため、できるかぎり迅速かつ適切に事務処理を行い、関係する所管にも協力をいただくことにより早急な支給に努めます。

  時間や日数でお答え申し上げることはできませんが、最大限の努力を行い、保護行政の適正執行に努めてまいりますので、西村議員さんをはじめ議員の皆様方におかれましても、より一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。



○議長(三本富士夫君) 西村導郎君。



◆3番議員(西村導郎君) 吉村所長からお答えをいただきました。

  時間や日数ではお答えはできんけれども、保護費の支給に日にちをかけること自体が、生死にかかわる、そういう問題だという認識を示していただきました。まあ、そのうえに立って、最大限の努力をするという趣旨の話があったわけです。今後の福祉事務所の対応を見守りたいと思います。

  で、二つのことを、お願いをしておきたいと思いますが、一つは、発想を変えていただきたいというか、その手続きができ次第保護費を支給するという趣旨に受け取りましたけれども、まあ、そうではなくてですね、急迫状態をもうできるだけ早く救わんといかんわけですので、そのために事務処理も急ぐ。それから、関係所管との連絡も急いで取る。そうして、まあ、一刻も早く急迫状態を救うために、やっぱり努力をしていただきたいと思います。

  それから、もう1点は、きょう、所長からお答えいただいた内容を、まあ、ケースワーカーをはじめですね、関係職員に徹底をしていただきたい。うなずいてお聞きいただいておりますので、まあ、確認しておきたいと思いますが、ひとつよろしくお願いをします。

  この場の答弁いただいたことが、具体化されていないことも、これまで何件かありまして、福祉事務所へ行ったときには、まあ、お願いもしてきた経過もありますけれども、今、お願いした2点、どうかよろしくお願いをいたします。

  以上で、終わります。



○議長(三本富士夫君) 以上で、3番西村導郎君の質問を終結いたします。

  続きまして、12番浜田太蔵君の発言を許します。



◆12番議員(浜田太蔵君) 通告順に質問いたします。

  最初は、「土佐・龍馬であい博」に関してですが、県は、来年1月から放送される「龍馬伝」に合わせて、「土佐・龍馬であい博」の取り組みを進め、観光客の大幅な増加を図ろう、こういう動きをしております。

  「土佐・龍馬であい博」の前段の取り組みとしては、室戸市では「坂本龍馬にちぃっくと!影響を与えた男『河田小龍』展」だったかな。檮原町では「坂本龍馬 脱藩の郷『龍馬脱藩の道』ウォーク」を、安芸市では「龍馬ゆかりの地めぐり―幕末・維新、古(いにしえ)ウォーキング―」を、土佐清水市では「土佐清水・ジョン万次郎くろしお社中約100日前プレイベント」、高知市は「龍馬の生まれたまちあるき」や「〜龍馬と愛でる月の宴〜桂浜観月の夕べ」を行い、土佐市でも「ジョン万の愛した宇佐うるめ祭り」が行われました。ジョン万、龍馬に何でもかんでもくっつけて、いろんなイベントをやっているというところですけども、また、12月5日から13日にかけては、開幕が間近の「土佐・龍馬であい博」のプレイベントとして「土佐・龍馬ゆめ燈篭」が、恒例の高知城会場のほか、「土佐・龍馬であい博」の社中、サテライト会場を設置する安芸市、土佐清水市、檮原町で開催をされました。

  「土佐・龍馬であい博」のパビリオンから、もう一歩、地域へと足を伸ばしてもらうために、地域の特色や資源をいかした滞在型・体験型観光への取り組みなどを支援する補助金も設けられております。

  文化施設企画として、幕末維新の土佐「志の時代展」を銘打って、各自治体でいろんな企画が立てられております。また、県もパンフレットを作っておりますけれども、残念ながら、ジョン万次郎の出航の地であります「土佐市宇佐町」は掲載をされておりません。で、こういう機会に、少しでも土佐市を売り込み、観光客の誘致などに取り組む必要があると思いますが、土佐市の取り組みがどうなっているのかを、お聞きをいたしたいと思います。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田太蔵議員さんの「土佐・龍馬であい博」への土佐市の取り組みについてのご質問に、お答えを申し上げます。

  本市として、現在取り組んでおります関連事業といたしましては、現在、ジョン万次郎研究の第一人者と言われております、元慶応義塾大学文学部教授の川澄哲夫博士の監修の下、ジョン万次郎に関するパンフレット作成を進めておるところでございます。

  内容としましては、ジョン万次郎が宇佐から出漁・漂流したことが日本開国の原点であるという事実を市内外にアピールすることをメインといたしまして、市内の観光資源、観光施設、特産品、イベント情報、土佐インターや桂浜から南風の郷を通る観光ルートの紹介などを掲載した、一歩踏み込んだ観光パンフレットでございます。また、小学生から高校生の教材としても活用できるようにしたいと考えておるところでございます。

  このパンフレットを県内のパビリオン等にも広く配置するなど、多くの観光客の皆様に土佐市をPRしていく所存でございます。

  そのほか、土佐・龍馬であい博推進協議会発行のパンフレットに、桂浜から横浪へのドライブコースの掲載を提案しておったところですが、残念ながら、現在のところ採用には至っておりません。

  また、高知市内のホテルの宿泊客向けの体験観光1日コースとして、いくつかのテストコースを実施したところ、宇佐土曜市でのかつおたたき体験と田舎寿司を食べるコースに参加者から好評をいただいたところでございます。

  本市には、ホエールウォッチングをはじめとしたマリンレジャー、高岡の日曜市、南風の郷などの直販所、うるめやうつぼなどの独特の食材など、豊富な地域資源があり、それをいかした体験コースの可能性を実感したところでございました。

  年明けには、「龍馬伝」のテレビ放送や「土佐・龍馬であい博」が始まり、高知県が全国から注目されることは確実でございます。

  本市は、高知龍馬空港やJR高知駅に近く、市内での宿泊客のみならず、高知市を拠点とした1日観光の場としても注目されており、製作中のパンフレットなどによる宇佐を中心とした本市への観光客の増加が見込まれることから、現在、ホエールウォッチング協会、漁協、商工会等関係団体との連携による新たな観光メニュー開発にも取り組んでおります。

  また、私たちの大きな財産である清流仁淀川の全国への売り出しについても、広域観光を視点においた取り組みを進めておるところでもございます。

  「龍馬伝」を契機に、一過性でない土佐市のファンづくりを行うため、積極的なPR活動を行っていく所存でございますので、今後とも、どうかご支援たまわりますようよろしくお願いを申し上げます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 浜田太蔵君。



◆12番議員(浜田太蔵君) 前市長が、常に、ジョン万次郎を、出航の地宇佐ということを口癖にしておられましたけれども、前市長のときにできたのは、非常にしょぼい、掲示板が1枚、宇佐の、これもどっかから譲っていただいたくじらのモニュメントの隣に立っていると。これがジョン万次郎を、出航の地という、そしてまた、今、市長も言われたように、パンフレット等を通じて日本開国の原点のジョン万次郎を売り出す、そういう中にあって、土佐市をアピールする現状です。まあ言えば、宇佐へ来てもですね、ジョン万次郎に関するものがないというのが現状なわけで、せめてそういう、今までもたくさん、そういう要望があったわけですけれども、そういう趣旨のものも含めてですね、設置をしていくと。そういうお気持ちはないのかどうか、お聞きをいたしたいと思います。



○議長(三本富士夫君) 暫時休憩いたします。

      休憩 午前11時45分

      正場 午前11時47分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんから再度ちょうだいしましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  まあ、是非、ジョン万次郎さんを、出航の地といいますか、アピールするものを設置をしてほしいが、いかがかというご質問であったと思います。

  大変に大事なことではありますけれども、ちょっと2点ありますが、一つは、やはり、そういった検討の際にはですね、大事にしていきたいのは、やはり、同時に出漁されました筆之丞さんとか重助さんとか、五右衛門さんとか寅右衛門さんとか、いわゆる、宇佐で、一緒に出られた方も含めた形でやる必要があるだろうと思うことと、やはり何と申しましても、そうした、どういったものを設置するかということの中で、その投資効果というふうなこともですね、十分に考慮したうえで検討をしてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をたまわりたいと存じます。



○議長(三本富士夫君) 浜田太蔵君。



◆12番議員(浜田太蔵君) 投資効果という中身をですね、まあ、伺ってみたいというふうには、ひとつ思います。

  で、一つは、まあ、これはね、市長とも話もしたんですが、せっかく、くじらの、大きなモニュメントがあるわけですので、どうもあのくじらは、ちょっと、ジョン万次郎がとりよったくじらじゃないということですけども、まあ、くじらにはかわりがないんで、まあ、その台座がですね、今、ほんとに、何か、潮の絵が描いてあるだけなわけで、まあ、あの周りに、きちんとジョン万次郎の生涯をレリーフ化したですね、そういう形で、4面回せば、宇佐から出て行った4人の漁師さんの姿も出てくるわけで、そういう形でですね、まあ、万次郎が開国を導いたということも伝えられていくと思うんですよね。で、そういう、ある意味、教育的な、宣伝的な面も含めてあろうと思います。

  で、市長が今言われた、投資と効果。いったい、どういうふうに受け止めたらいいのか、お示しをいただければと思います。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんから再度いただきましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  まあ、くじらのモニュメントの周りに、こう、レリーフをというふうなお話も、ご提案もございました。

  まあ、こういったご提案もですね、是非、また、参考にもさせていただきたいと、アイデアを参考にもさせていただきたいとは存じますが、その投資効果は、やはり十分に考慮していく必要があると、その投資効果というものはどういうふうに考えているのかというご質問だったと思います。

  まあ、これは、現在でもご案内のとおり、このくじらのモニュメントを背景にして写真を撮られる方とか、いうふうな形もありまして、そういった観光面での効果ということはあるわけですけれども、先ほど、ご質問の中でも出ておりましたように、教育的効果と申しましょうか、土佐市の、ほんとに歴史的な部分についてのですね、アピールといいますか、そういった効果もある。いわゆる教育的効果とも言えるかもしれませんが、そういった効果、幅広いその効果いうものを、やはり考えたうえで検討をしてまいりたい、いうふうに思っておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(三本富士夫君) 1時まで、昼食のため休憩いたします。

      休憩 午前11時51分

      正場 午後 1時 0分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  浜田太蔵君の2問目の質問を許します。



◆12番議員(浜田太蔵君) 福祉事業団に関する市政運営についてということで、質問をさしていただきます。

  事業団の内容等々については、まあいえば、たくさんの皆さんが質問をされましたので、おおむね理解はできておりますけれども、私は、この間の市政の運営について、質問をさしていただきたいと思います。

  私は、9月の定例議会において、指定管理者制度と福祉事業団の関係についていうことで、質問を行いました。

  まあ、いろいろと、質問、趣旨を述べたうえで、まあ、土佐市の条例、そして法の趣旨、そういうものとの関係で心配がありましたので、市長に対して見解をお聞きをしたところですが、その際は、事業団については、業務委託であるので指定管理者制度はとらないと、こういうふうに答弁をされました。まあ、そういうことでございますので、答弁をいただけなかったわけでございます。まあ、本来、ここまで質問を1回目でするつもりでしたんですが、まあ、だいたい指定管理者制度の中身についてはありますので、2回目の質問の方からですね、私は、今、質問をさしていただくわけですが。

  私は、今回、市がこの問題を指定管理者制度でやるというふうに説明をされてきたことについては、こういう経過からいって、大変問題があるんではないかというふうには思います。

  私は、そもそもの事業団構想については、三位一体改革の名の下で交付税が削減をされ、地方の切り捨てが進められている状況下で仕事を分かち合う、そういう意味での一種のワークシェアリングかなとも考えまして、そういう観点では、事業団というものも検討に値すると、こういうふうに思っておりました。ただ、保育園や給食センターの民営化や指定管理者への移行については各地で問題になっており、十分な説明と合意が求められると考えておりましたので、拙速な取り組みを避け、慎重に進めるべきだと、こういうことで予算凍結議案に賛成をしてまいりました。まあ、皆さんもご存じのように、市のスケジュールは9月議会で条例を制定、特養の先行委託。来春からは保育・給食の委託。まあ、こういう大慌ての取り組みでございましたので、こんなことで十分な説明が、合意も得られない、こういうふうに思っておりました。

  今議会に、特別養護老人ホームを先行して、指定管理者制度を活用して福祉事業団に管理委託をすると。こういうことで、予算の凍結を解除をということが求められております。この内容については、私たちがこれまで心配をしてきた点や、これまで議会が指摘をしてきたことを踏まえて、まあ、修正をした提案がされているということで評価をいたしたいとは思います。

  とはいえ、この間の行政推進の在り方については厳しく指摘をしておかなければならないとは思います。この間に、こういう拙速な取り組みではなくして、本当に慎重な取り組みをしておれば、1人の職員の退職というような事態も起こらなかっただろうし、そして、今議会に指定管理者制度でやるというような、はっきり言って、大変恥ずかしい執行をしなければならない、こういうこともなかっただろう。やはり、この市政運営の責任というものは、私は、大変大きなものがあると。まあ、この責任をどうとるのかという具合に、具体的に迫るつもりはございませんけれども、やはり反省すべきはきちんと反省をして、何に問題があり、どういうふうに考えているのか。まず、その点について、お伺いをしておきたいと思います。



○議長(三本富士夫君) 10分間休憩します。

      休憩 午後 1時 6分

      正場 午後 1時15分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんからいただきました社会福祉事業団に関しますご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  まあ、議会の皆さんが、なぜ、予算凍結という行動をとられたのかと。このことは、やはり、説明不足あるいは拙速ということでございますけれども、やはり本質的には、やはり、私の政治姿勢、これに対する信頼感の揺らぎと申しましょうか、注意喚起の意味があるというふうに理解をいたしております。この、指定管理者に変わったということも含めまして、皆様方にご心配をおかけいたしましたことを、やはり反省をいたしております。

  今後、議会の皆さんのご意見を真摯に受け止めまして、また、皆様との意思疎通には一層配慮しながら取り組みを進めたいと存じておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(三本富士夫君) 浜田太蔵君。



◆12番議員(浜田太蔵君) まあ、決して、市長を信頼してないとかということではないんですけれども、まあ、私は、市長は、あの、信頼をしていますので、まあ。それと、まあやっぱりね、こういう事態を起こしてしまったというのは、まあ、市長個人の問題ではなくって、やっぱり、これを担当している職員の方がですね、本当に、ちゃんと仕事をしよったのかと言われてもしょうがない事態でありまして、で、そこは強く認識をしていただいて、こういうことが二度とないようにしていただきたい。これが1点でございます。

  で、もう一つは、行政報告のところでですね。市長は、「まずは、高齢者施設について先行導入し、その状況をご確認いただくとともに、並行して他部門についての熟度をより高め、早期導入を目指して取り組む考えでございます」、まあ、こういう表現をしております。そうすると、要は、この間ですね、まあ、議会で、多くの議員の方々が、指摘をしてきた、不安に思ってきた。また、まあ、いろんな疑念といいますか、疑惑といいますか、まあ、そういうものも言われてきたわけですけれども、まあ、先行に、具体的にやってく中で、これら様々な問題が、問題というか不安や疑念を払拭できると。まあ、そういう、議員の払拭をする、実績を上げていくんだと。そういう実績を見て、今後について判断をしてくれ。まあ、こういう市長の姿勢、そういうふうに受け止めているところですが、そういうことでよろしいのでしょうか。お伺いをいたします。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんの再度のご質問に、お答えを申し上げます。

  ご指摘のとおりと考えております。



○議長(三本富士夫君) 浜田太蔵君。



◆12番議員(浜田太蔵君) まあ、私の考えで言えばですね、今、議会の中でも、まあ、解除に向けての話し合いもされておられますけれども、そういう姿勢を、まあ、評価をしながら、やはり見させていただいて、今後について判断をすると。これが私たちの務めだろう、いうように思います。そういう意味で、今後については、まあ、これを教訓に、きちんと、丁寧にやっていただくと、そういうことを要望いたしまして、私の質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 以上で、12番浜田太蔵君の質問を終結いたします。

  これをもって、議案に対する質疑並びに一般質問を全部終結いたします。

  これより、議案の付託を行います。

  ただいま、議題となっております、議案第1号から第16号まで、以上16件については、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

  なお、委員会は、1日1委員会の開催で、委員会の会場は本議場であります。

  よろしく審査をお願いいたします。

  以上で、本日の日程は、終了いたしました。

  次の本会議は、12月24日、午前10時開議であります。

  定刻のご参集をお願いいたします。

  なお、委員会審査は、12月21日までに終了していただきますようお願いいたしておきます。

  本日は、これをもって散会いたします。



                            散会 午後 1時21分