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高知県 土佐市

平成21年  第2回定例会(6 月) 06月17日−04号




平成21年  第2回定例会(6 月) − 06月17日−04号







平成21年  第2回定例会(6 月)




        平成21年第2回土佐市議会定例会会議録(第4号)
 平成21年6月17日第2回土佐市議会定例会が土佐市議会議場に招集された。

1 出席議員は次のとおりである。
 1番 黒木   茂    2番 大森  陽子    3番 西村  導郎
 4番 三本 富士夫    5番 浜田  広幸    6番 野村  昌枝
 7番 近澤   茂    8番 山本  竹子    9番 武森  ?嗣
10番 久保  直和   11番 江渕 土佐生   12番 浜田  太蔵
13番 石元   操   14番 中田  勝利   15番 楠瀬  守福
17番 山脇  義人   18番 森本  耕吉   19番 信清  吉孝
20番 田村  喜郎


2 欠席議員は次のとおりである。
16番 尾?  洋典


3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
市     長  板原  啓文    副  市  長  谷脇  博文
教  育  長  瀧本   豊

総 務 課 長  田中  和徳    企 画 調整課長  武森  正憲
税 務 課 長  松本  典興    市 民 課 長  三福  善和

USAくろしお  片山  栄次    戸 波 総合市民  西本  良一
セ ン ター所長            セ ン ター所長

総 務 課 防 災  原田  辰弥    収 納 統括管理  宮地  良和
担 当 参 事            担 当 参 事

建 設 課 長  森澤  律仁    都 市 計画課長  尾?  泰嗣

波 介 川 ・  森澤  孝文    福 祉 事務所長  吉村  通洋
水資源対策室長

生 活 環境課長  矢野 幸次郎    特 別 養 護  中桐   剛
                   老人ホーム所長

健 康 福祉課長  宇賀   実    産 業 経済課長  中内  一臣
水 産 課 長  福原  吉宗    会 計 管 理 者  小笠原 常和

生 涯 学習課長  原沢  洋子    学 校 教育課長  吉井  一正
                   兼 学 校 給 食
                   セ ン ター所長

水道局業務課長  岸本  光正    消  防  長  中内  建男
病院事業管理者  西村  武史    病 院 局事務長  横川  洋成


4 本会の書記は次のとおりである。
議 会 事務局長  宇賀  美紀    議会事務局次長  國澤  和吉


5 議事日程
平成21年6月17日(水曜日)午前10時開議
   第1 議案第2号から第9号まで、報告第1号から第10号まで
      (議案に対する質疑並びに一般質問・議案付託)







                            開議 午前10時 0分 





○議長(三本富士夫君) ただいまより、本日の会議を開きます。

  現在の出席議員数19名、よって会議は成立いたしました。

  日程第1、議案第2号から第9号まで、報告第1号から第10号まで、以上18件を一括議題といたします。

  これより、議案に対する質疑並びに一般質問を行います。

  通告順に従いまして、発言を許します。

  昨日に引き続き、5番浜田広幸君の3問目の質問を許します。



◆5番議員(浜田広幸君) おはようございます。

  それでは3問目の質問をいたします。社会福祉事業団についてであります。

  この件については、さる3月議会において12名の議員が登壇をし、6名がこの問題を取り上げ執行部をただしたわけであります。今回は3人の議員が取り上げております。毎議会、このように取り上げられるということは私は初めてでありまして、この問題の重要性を物語っているのではないかなと、こんなふうに思っております。

  市長さんの答弁によると、その時期その時期に議員や市民にお知らせをすると、こういうふうな答弁でありまして、あれから3箇月は過ぎてきたわけであります。

  土佐市の広報の6月号であったんですか、記事が載っておりました。市民にお知らせをしたわけでありますけれども市民からの反応というのはいったいどうでありましたんでしょう、お聞かせを願いたいところであります。

  4月1日付の市の人事異動ではなかったようですけれども、この6月10日付の人事異動発令では2名の方が社会福祉事業団担当となっておると聞いておりますけれども、これはそのとおりでありましょうか、お聞かせ願いたいところであります。事実であれば、いよいよ本格的に事業団展開を図ろうとしておるということだろうと思います。今後においては、特別養護老人ホームとさの里所長をトップとして、係長あるいは主査体制いうような形で進展をしていくのか、またその間に班長さんを入れるのか、この点もお伺いをいたします。

  さらにまた、もう1点お伺いしますと、土佐市行政運営改革検討委員会、これとのかかわりというのはどのようになっていくのか、重ねてお聞かせを願いたいと存じます。

  5点目に、社会福祉事業団の設立及び運営基準についてでありますが、これは一番、社会福祉事業団の設立から始まって12項目めの予算、決算の承認まで、12項目あります。現在の進捗状況についてお伺いするところであります。

  以上で、3問目の第1回目の質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) おはようございます。

  浜田議員さんからいただきました社会福祉事業団についてのご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  まず、広報6月号につきましては、市民の皆さんに対しまして、私の事業団化に対する思い、また社会福祉事業団とはどのような法人なのか。そしてまた事業団の基本理念等につきまして、ご説明を申し上げてきたところでございます。

  市民の皆さんからの反応ということでございますが、市民の皆様からは保育時間の延長あるいは就労の場の確保等について、幾つかの前向きなご意見をいただいてきたところでございます。

  また、現在作業を進めております、「第5次土佐市行政振興計画策定に伴う市民アンケート調査」の中で、少子化への対応についての質問に対しまして、「子供を産み育てやすい雇用の場の拡充」との回答をされた方が50.4パーセントもございまして、すべての年代におきまして1位の回答となっております。そういうことで雇用の場の拡充に関する市民の皆さんの要望の大きさというのを実感をいたしているところでもございます。

  現在、進めております事業団化により、市民の皆さんの要望におこたえすることができるよう、鋭意取り組みを進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

  次に、6月10日付の社会福祉事業団化担当職員の配置につきましては、より詳細のですね具体的内容を詰めたのちに、社会福祉事業団の設立申請及び移行に伴う諸業務に必要な人員の配置を行ったものでございます。

  また、土佐市行政運営改革実行委員会とのかかわりについてでございますが、この実行委員会は各関係所管等で構成をされておりまして、事業団化の業務を担当する職員につきましては、事務局的役割を担っていただくことになると考えております。

  最後に、社会福祉事業団の設立及び運営基準における12項目の進捗状況とのご質問がございました。この12項目につきましては、46通知で示されております社会福祉事業団についてのあくまで定義でございますので、ご理解をたまわりたいと存じますが、社会福祉事業団の設立に必要な関連書類等の進捗状況につきましては、現在、設置を準備をいたしております事業団設立準備会の中で十分な議論を行い、整理を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をたまわりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 浜田広幸君。



◆5番議員(浜田広幸君) まず、最初の質問のお答えですが、市民の反応についてというところで、おおむね、まあこら市民の皆さんは、今の社会情勢の反映とでもいうんでしょうか、やはり雇用の場の拡充ということで期待をされておるというふうなお話でもあったわけですが、まあこら、反応があったということはそれ相応の期待を込めておるところもあると思うんです。で、是非、市民の期待にこたえれるような方法で取り組んでいっていただかなくてはならないわけであります。

  それから、この2番目の担当の職員というのは、やっぱりそのとおりということでありまして、行政組織図の中では課長があって、班長があり、それから係長と、こういうふうな土佐市の組織図だと思うんです。で、この場合にはどうなるんですかね、これはお答えがなかったようですが、やはりとさの里の所長をトップとして、当面、設立準備等も含めてですね、設立準備会を中心に進めていくというお話ではありましたけれども、とさの里に、この2人の職員が配置をされておるわけですから、その上司である所長がかかわってないというのは、何か、こう、変な感じを受けるわけでありまして、このあたりを一つ、明確にしていただきたいと。そうしないと組織としては、十分機能を果たせないのではないかなという、こう思いもするわけでありまして、明確にお答えを、再度いただきたいところであります。

  それから、土佐市行政運営改革検討委員会。それについては、事務局的役割を果たすというふうなお答えであったというふうに思いますけれども、この検討委員会の綱領・規約というか、これを見てみますと任期は1年だというふうに書いてあるわけですが、現在のこの検討委員会のメンバー、以前渡されたのは委員長がですね土佐市総務課長であり、それから副委員長が土佐市職員労働組合執行委員長、それから委員として土佐市教育長、土佐市福祉事務所長、土佐市企画調整課長、特別養護老人ホームとさの里所長、さらに土佐市職員労働組合書記長というのが委員で載っております。で、事務局は土佐市企画調整課長補佐と土佐市総務課総務防災班係長の名前で載っておりますが、現在の委員の実態はどういうふうになっておるのか、これもお聞かせを願いたいところであります。事務局としての役割を果たすんであればですね、大変重要な役割を担うわけでありますんで、よろしくお願いをいたします。

  それからですね、5番目についての12項目のことでありますけれども、これは、まあ、設立準備会の方で検討されておるというふうなことでありますけれども、私はですね、国の方の示された基準というものがクリアできれば県の方は認可をすると、こういうことになろうと思うんです。で、この国の決められた基準をしっかりクリアするために、今、作業を進められておるはずなんですね。で、1項目ずつ、それをお知らせを願います。今、教えていただきます。

  まあ、とりあえず2問目としては、そのあたりでおいちょきます。



○議長(三本富士夫君) 10分間休憩いたします。

      休憩 午前10時14分

      正場 午前10時27分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんから再度いただきましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  まず、1点目の体制の問題でございますが、ご紹介のありましたのは2人ということで、係長と主査であるわけでございますが、体制といたしましては、所長が課長級でございますので所長がトップとして、それから次長、次が次長ということになります。で、ただ、所長・次長につきましてはとさの里の業務があるわけでございますので、それもですね、含めておりますので、事業団化の体制としては、所長・次長・係長・主査という形になります。

  で、検討委員会という形でご質問にありましたけども、昨年の4月から実行委員会に改編をしております。で、その実行委員会のメンバーにつきましては今から申し上げますけれども、副市長、教育長それから総務課長、福祉事務所長、それから学校教育課長兼給食センター所長、そして健康福祉課長、そして福祉事務所の次長兼ふれあい班長、そして福祉事務所の次長兼すこやか班長、それから学校給食センターの次長、そして健康福祉課の介護保険係長、そして総務課の総務係長、それから特別養護老人ホームとさの里の係長、そして市職労から2名ということで、合計14名になっております。

  で、3点目の国の基準をクリアする項目、12項目について1項目ずつどういった進捗かというご質問でございますけども、先ほどもお答えを申し上げましたとおり、この12項目というのは社会福祉事業団等設立及び運営の基準、いわゆる46通知のそれぞれの項目であるわけでございまして、その12項目というのは、1つは社会福祉事業団の設立、そして2点目は事業団の事業目的、それから3点目は条例の制定、それから4点目は資産について、それから5点目は役員等、それから6点目は施設整備、7点目は委託料、それから8点目は職員、それから11番目が付帯事業、で12番目に予算、決算の承認という内容で、それぞれ基準を規定をしているところでございます。ということで。

  失礼いたしました。ご質問の趣旨は認可申請のですね、段取りがどれくらい整っているかという趣旨だと思います。で、その申請に必要なものを上げますと、申請書があって、約款が必要でございます。そして、就業規則等の運営に関する諸規則が必要です。そして資産台帳、これは運転資金とかいうふうな。それから役員名簿、それから収支を含みます事業計画。まあ、これぐらいが必要になってまいります。で、それぞれたたき台的なものは既に作っておるわけですが、まだ役員等は決まっておりませんけれども、それぞれの内容につきましてはほとんど整理をしつつありまして、先ほど申し上げました設立準備会の中でご検討いただいて練り上げていくという段取りに、今なっておるところでございます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 浜田広幸君。



◆5番議員(浜田広幸君) そうしますとですね、行政運営改革検討委員会というのは、これはもう、既に廃止になって、新たに準備会か、何やら言うたのう、実行委員会か、実行委員会。それに名前が変わって、そっくり、規約からこうらも一緒になっちゅうがですか。

      (発言する者あり)

  一緒じゃない。それまた、見せてくださいや。

  (「はい」と、板原啓文市長述ぶ)

  で、大変、今度は重厚な、今までは7人じゃったのが倍になってですね、重厚な布陣を敷いてやろうとこういうことですね。

  で、問題なのはですね、実は市長、よくメリットはあってもデメリットはないと市長はずっと言い続けてきたわけですけれども、果たして、本当にそうだろうかと、また、こう疑問に私は思いゆうところなんです。というのもですね、昨日も申しましたけれども、我々議員というのもですね、執行機関に対して監視機能を高めていく、こういうことを国からも求められておるんです。だから、かなり、この事業団問題についてはですね、慎重に取り扱う必要があるんです。で、市長の言われるとおりとんとん拍子に行ってしまうと、実は議会の手を離れてしまうんです。ここが非常に大きな問題になってきます。条例と予算だけなんですよね、かかわりを持てるのが。全く、これは市長以下執行部にとっては都合のえいやり方かも分からんけれども、議会にとっては非常に危険なことにもつながってくるんです。

  で、非常に大事な、今、12項目の申請のときの12項目のことについて、お尋ねを一つ一つしたわけですけれども、市長は十分な答えはなかったわけで非常に残念ですけれども、特に問題となるのがですね、この委託料とそれから役員ですね。これについては、非常にこう、明確にしておかないと、賛成も反対も私はできにくい立場になるんです。で、これは、もう、以前から言われておることだけに、もう既に公表してもえい時期に来ておるのではないか、市長の腹の中にはあるのではないかと、こう、私は思うのですが、いかがですか。市長が理事長になるということは既にもう言われておるわけですから、そのことは分かります。分かりますけれども、副理事長以下どうなっていくのかっていう、その役員構成が明確でないとですね、なかなかこれを私たちも判断をしにくい、ほかの議員も同じだろうと思うんです。で、ここな辺は明確にしていただきたいわけでありますが、どの程度ここは、これまで進んでおるのか、これをはっきりとしていただきたいところであります。

  それから委託料のことですが、これも大変お金がかかるわけですから、委託料の試算についてはですね、もうできておると思うんですが、具体的にどういうふうな試算が出されておるのか、議会の方に示していただきたいと思います。できますか、できんでしょうか。

      (発言する者多し)

  まだできん。これはねえ、そりゃ市長、やっぱりねえ、議会の理解をするということになるとですね、全部さらけ出してみんとですね判断材料がないんですよ。で、判断材料がないことをえいことに、議会は、その、ごり押しをすると、そんなようなことで市民に印象を与えるというのは、非常におもしろくないわけでですね、フェアじゃないんですよ。公平にやりましょうや。

  で、もう一度お伺いをしますが、この委託料あるいは役員の人事ですね、それから定款。この付帯事業がありますよね。この付帯事業に関する文言についてもですね、もう既にでき上がっておるんであれば教えていただきたいと思います。妙に、市長ね、これを見ゆうとまるっきり、この事業団っていうのは、ここの経営っていうのはだれがやってもほんとにいくんですよ、普通にやれば。本当に市がこんなことをしていいんですかねえ、僕は本当に心配します。市長さんは非常にえいえいいうてメリットばっかりを言われるけんど、聞けば聞くほど、これ、心配になってきましてですね、市民も、これはそういうふうにえいえいと市長がいやあもうえいと、分からんけんど、何や分からんけんどえいというふうなことで市長の方に応援をしていく。議会だけがひっとり、何かごねゆうというふうな印象を受けられても非常に困るわけですけれども、実際は分からんということになりますと、これ、困るがです。だから隠さずに教えてくださいや。本当に協力を。

      (発言する者多し)

  まず、今、申し上げましたような、特に役員の問題と委託料と、それから定款ですね、付帯事業。こういったものを明確にお答えいただきたいと思います。

      (発言する者あり)



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんから再度いただきましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  12項目の中にある役員あるいは委託料、定款の付帯事業の部分について、隠さずに示せということでございますけれども、今回、最初にも申し上げましたとおりですね、今まとめの段階に入っておる内容でございまして、まあ、役員等はまだ具体の中身はまだありませんけれども、委託料等の試算もしつつありますけれども、まだ明確に、今お示しできるような内容にはまだなってないところです。付帯事業も同じでございまして、冒頭に申し上げましたけれども、今議会終了後できるだけ早い段階で、まとまり次第ですね、皆様方にお示しをし、そしてまた、ご意見もお伺いをする機会を持ちたいというふうに思っておりますので、現段階では申し上げる部分はないということで、ご容赦願いたいというふうに思います。



○議長(三本富士夫君) 浜田広幸君の4問目の質問を許します。



◆5番議員(浜田広幸君) 4問目であります「市制50周年記念事業総括について」を、お願いいたします。で、お伺いいたします。

  昨年は土佐市制50周年で数々の行事が多くの団体の協力を得、盛大に執り行われました。また、江別市との友好都市提携30周年でもあり、記念すべき1年であったと思います。私の記憶でも、NHKのど自慢、江別市との30周年記念レセプション、石元泰博氏の個展、また冬の花火等、思い浮かぶところであります。多くの市民に数々の感動を与えることができたのではないかと思うわけであります。

  これらを行うために新しい事業として予算計上されております。企画調整課567万5,000円、のど自慢250万円、生涯学習課291万2,000円、産業経済課607万3,000円、合計1,716万円が予算要求をされております。予算に対する実績と事業に対する反省・評価、これについて各課長さんにお伺いをいたします。なお、そのほかに、どっかの課で新規事業を行っておるところがあればお示しをいただきたいところでございます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 武森企画調整課長。



◎企画調整課長(武森正憲君) このたび企画調整課長を命ぜられました武森と申します。

  今後とも、議員の皆様方のご指導とご協力をいただきもって責務を果たしていきたいと考えております。どうかよろしくお願い申し上げます。

      (拍 手)

  浜田議員さんよりいただきました市制施行50周年記念事業について、お答え申し上げます。

  まず、私の方からは、市制施行50周年記念式典及び江別市・土佐市友好都市提携30周年記念式典並びにNHKのど自慢についてのご報告をさせていただきます。

  本年1月1日に土佐市は、市制施行50周年を迎えました。

  この日に先立ちまして、昨年11月2日、日曜日、午後1時より現在のグランディール、旧ウェディングプラザ寿苑におきまして、多くの来賓の方々を迎え、土佐市制施行50周年記念式典を開催してまいりました。

  式典におきましては、今日まで市勢の発展に功績のあった市民の方々に感謝の意を表するために、名誉市民表彰1名、特別顕彰2名、市政功労者表彰18名、一般市民表彰個人19名・団体9団体の方々に、感謝状並びに記念品の贈呈を行っております。

  なお、式典への来賓及び招待者につきましては、313名の方々が出席されております。

  また、同日午後6時より、同じく旧ウェディングプラザ寿苑におきまして、江別市・土佐市友好都市提携30周年記念式典並びに土佐市江別会主催によります記念レセプションを開催しております。

  出席者につきましては、江別市からは三好江別市長ほか総勢24名が、土佐市からは市長ほか119名が出席のもとで開催をしております。

  この二つの記念式典開催に要した経費につきましては、会場借り上げ料、表彰者の記念品料、案内状等の作成及び発送料、土佐市50年のあゆみ印刷料等を含めまして、予算額490万1,000円に対しまして、総額380万834円の支出となっております。

  また、市制施行50周年関連事業といたしまして、NHK高知放送局との共同開催によりまして、NHKのど自慢公開生放送を、昨年11月9日、日曜日に土佐市民体育館で開催をしてまいりました。なお、この前日の8日の土曜日、予選会では、出場希望者約450組の中より、NHKの書類選考で決定をされました250組の出場者によりまして、本戦出場を目指し、多くの市民及び応援団の声援を受ける中で激戦が繰り広げられております。そして、翌日の日曜日、本戦へは、予選を勝ち抜きました20組によりまして公開生放送が行われ、土佐市の公立保育園に勤務する女性職員が、見事グランプリを獲得し、全国グランプリ・チャンピオン大会に出場したことは、議員の皆様も記憶に新しいことだと思います。

  そこで評価についてでありますが、この公開生放送は日本全国に生中継をされておりまして、土佐市をアピールする絶好の機会となったものと考えております。

  なお、この公開生放送への入場者数は約1,100名、うち土佐市内からの入場者は、当日の入場整理券1枚で2名の入場ができたわけですけども、整理券回収枚数561枚に対しまして290枚が土佐市内の方の住所となっておりまして、入場者の約半数以上が土佐市内の市民であったと推測されております。

  こののど自慢開催におけます経費につきましては、会場内の照明設備、舞台設備、出場歌手の控え室、屋外簡易トイレ等の設置及びレンタル料といたしまして、予算額391万9,000円に対しまして、総額で289万6,475円の支出となっております。

  以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(三本富士夫君) 原沢生涯学習課長。



◎生涯学習課長(原沢洋子君) 浜田議員さんの「市制50周年記念事業総括について」のご質問に、お答え申し上げます。

  生涯学習課では、市制50周年の記念事業として、土佐市フォトコンテストと石元泰博先生の写真展、土佐市イメージソングの作成の三つの事業を実施いたしました。

  1点目の土佐市フォトコンテストにつきましては、予算額12万6,000円に対しまして、執行額は11万5,950円となっております。主な内訳は、入賞者への記念品代や審査員への謝金となっております。土佐市の歴史や自然の風景など、ふるさとの魅力を題材としましたこのコンテストには、土佐市内外から30人、108点の応募がありました。その中から大賞や金賞・銀賞など入賞作品を14点選びまして、昨年の11月に入賞作品展を開催するとともに、入賞作品につきましては、土佐市の広報の表紙に掲載するなど、市の啓発物や印刷物におきまして、紹介しております。 

  2点目の石元泰博先生の写真展につきましては、予算額132万4,000円に対しまして、執行額は113万8,548円となっております。主な内訳は、作品の搬送と展示にかかる専門業者への委託料や会場の借り上げ料となっております。こちらの写真展につきましては、高知県立美術館の協力をいただきまして、先生の代表作品である「シカゴ」や「東京」、「桂」などを中心に、40点の作品を展示いたしました。昨年の11月1日から3日までの写真展開催期間中は、413人の方にご来場いただきまして、石元先生が土佐市出身であり、日本を代表とする写真家であることを初めて知った方もおられ、間近に見る作品に感動されていました。

  3点目の土佐市イメージソングの作成につきましては、予算額242万2,000円に対しまして、執行額は222万4,866円となっております。主な内容は、イメージソングを作成するための委託料やコンサートの費用となっております。市民のだれもが親しみを持ち、楽しく笑顔の輪を広げることができる歌を作って、土佐市をアピールすることを目的として、歌の歌詞を公募しました。その結果16人、16点の応募がありまして、「TOSAみんなが夢と出会うまち」を最優秀作品として選びまして、土佐市にゆかりの深い堀内佳さんに作曲していただきました。親しみやすく覚えやすい曲となっておりまして、昨年の11月2日に開催されました50周年記念式典では、高岡第一小学校の児童にイメージソングの披露をしていただいております。

  また、3月28日には、宇佐しおかぜ公園におきまして、堀内佳さんによるイメージソングの発表コンサートを開催しております。

  現在、市役所庁内の電話回線の保留音として、イメージソングが使われております。

  いずれの事業にしましても、多くの市民の方々の参加をいただきまして、大変好評であったと思います。

  フォトコンテスト入賞作品展と石元泰博先生の写真展を、同じ建物内で同時に開催したことで、写真に興味のある方から好評の声が寄せられました。

  イメージソングにつきましては、市の実施しますイベントや学校での行事、友好都市・江別市との交流事業などを通して広めていきたいと考えております。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 中内産業経済課長。



◎産業経済課長(中内一臣君) 浜田広幸議員さんから私にいただきました市制50周年記念事業について、お答えいたします。

  産業経済課におきましては、市制50周年記念事業といたしまして、次の六つの事業を実施いたしました。

  一つ目は、記念品といたしまして携帯ストラップを1,300個、A4クリアファイルを2,100枚作成、イベントの参加賞や市内小・中学生に配布いたしました。経費は96万9,675円でございます。

  二つ目は、市民や観光客が気軽に歩ける健康コース、園児や児童が遠足や学習に利用できる内容のウォーキングマップを2万部作成いたしました。経費につきましては86万8,723円でございます。

  三つ目は、ふれあいフェスタ2008 in TOSA city、第2回土佐市ドラゴンウォークに彩りを添えるため山の手地区の住民、リハビリテーション学院の協力により、約8ヘクタールの畑にコスモスの花を咲かせました。大変美しかったと好評でございました。事業費につきましては30万6,240円でございます。

  四つ目は、第18回土佐市パラグライダー大会を市制50周年記念大会と位置づけ、50万円の補助金を支出いたしました。この大会は、四国四県はもとより、関西地方からの参加も含め、参加者数75名の大会となり、土佐市がパラグライダー競技に優れた地域であることを十分アピールすることができました。

  五つ目は、第2回・第3回ドラゴンウォークの実施でございます。第2回は、昨年10月18・19日の2日間で実施、参加者数延べ363名。第3回目は、本年3月28・29日に実施、参加者数延べ438名であり、参加者の健康増進と、市内外からの参加者に、おもてなしの心で、土佐市の食、自然を堪能していただき、大変喜んでいただきました。また、毎回、参加者は増加いたしております。なお、市からは100万円の補助金を支出いたしております。

  六つ目は、3月28日に行われました四国優秀花火共演大会in土佐市でございます。これは土佐市全域連携を掲げ、土佐市全体で土佐市を活性化させることを目的に、市が240万円を補助し、高知県、徳島県、愛媛県の花火業者の協力で、また、全国優秀花火10玉を買い取り、四国初の共演花火大会として実施いたしました。

  花火打ち上げまでは、土佐市三大芸能等の披露もあり大盛況の中終了することができ、推計で約1万2,000人の方々に、早春の花火を楽しんでいただきました。事業実施後のアンケート調査におきましても、非常に好評で継続を望む声が多く寄せられました。このイベントにおきましては、1回限りの予定でございましたが、継続の声も多くあるため、実行委員会は解散せず、本年度の実施について検討していくとのことでございます。なお、土佐市といたしましては、この事業はあくまでも50周年記念事業との位置づけで補助金を支出いたしております。

  また、活力創出事業の中で、土佐市を彩る市制50周年特別記念事業費補助金といたしまして、総合クラブとさを応援する会よさこい実行委員会に50万円、高知県相撲連盟宇佐支部に20万円、土佐市特産品活性化協議会に50万円を補助し、各団体ともに市制施行50周年記念事業として趣向を凝らし、市内外に十分土佐市をPRしていただきました。

  市制施行50周年を記念した事業総括といたしましては、それぞれ高く評価できるものばかりで、今後の土佐市の躍進に欠かせないものと確信いたしております。

  今後におきましても、記念事業にこだわらず地域の活性化につながる事業に対しましては、援助を続けてまいりたいと考えておりますので、ご理解・ご支援をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。



○議長(三本富士夫君) 浜田広幸君。



◆5番議員(浜田広幸君) 私は、この50周年記念では、従来の様々な事業に加えて新しい事業として、それぞれ企画調整課、生涯学習課、産業経済課の課長さんの方から新規事業について非常に一生懸命取り組まれ、また、関係の職員の皆さんのおかげで大変市民にも好評であったというふうな報告を、今、受けました。で、大変ご苦労でございました。

  今、産業経済課の課長の方からも言われたように、ただ、この50周年だけで終わらすのは、何とももったいないような内容のものもあるわけですけれども、この50周年記念の意味というのが、単に市制が50歳を祝うというだけではなくってですね、やはり先人の業績をしのんでですね、また、将来へのステップにして土佐市が発展していくための一つの位置、これを大きな契機にしていかなくてはならないと、こんなふうな思いも持つわけでありまして、今、予算と決算の方を教えていただいたんですけれども、大変なお金をつぎ込んでおる中では、効果が、非常に大きな、お金だけの効果ではなくって市民の心までも浸透するような効果があったようにこう思われます。

  とりわけ、特に、この冬の花火につきましては、市民の多くの人たちから来年も引き続いてやってもらえるろうかというふうな話、問い合わせなんかもあったりするわけですけれども、今年、来年以降ですね、また、市長はこれについては、どんなふうに取り組んでいくのか。何かえい案なり、また、引き続いてこういうものもやっていきますよということを市民に知らせるもんがあるならば、また、そういうお考えがあるならばですね、是非聞かせていただきたいと思います。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんからいただきました50周年記念事業に関するご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  ご紹介のありましたすべての事業、それぞれ非常に成果が上がっておるというふうに私も思っておるわけですが、ご紹介のあったその花火につきましては、特に私の方へもたくさんの方々から、是非続けてやってやという話をお伺いもしております。ただ、基本的に、先ほどご紹介がありましたように、非常に、50周年記念として多額の経費を使ったということは、皆様方にお認めいただいた予算というのは、50周年記念だからこそ認めていただいたというふうにも思っております。で、50周年の一過性に終わらずですね今後も続けていくことも当然、非常に、好ましいことでもありますし、私もそうあるべきだろうというふうにも思っております。で、ただ、その予算、このご紹介のあった件は240万という金額になるわけでございますけれども、ただ、通年でこれを執行するということについては考えておりません。というのは、240万といいますと、非常に多額の金額でありまして、例えば臨時職員さんを1年雇用することすらできる金額でもあります。で、そのほかにも花火に使うことに対して、なかなかご理解いただけない、通年使うのであれば、また問題も出てこようと思いますし、場合によっては、むしろ240万もあればですね、恵まれない方とかですね、福祉の関係とか教育とか様々なことを思われる方もおありだろうと思います。で、執行については、なかなか、50周年記念だからこそできたというふうな認識をしておるところでございます。

  ただ、これについてですね、非常に反響も大きく、またアピール効果も高い。また、全国発信も含めてですね、可能性のあることも、私も認識をしておりまして、で、住民の皆さんの、まあ、思いもお伺いもしております。ただ、安易な形で補助ということは考えてはおりませんけれども、できる範囲のですね、また、支援もさしていただきたいとも考えております。

  様々な今後のやり方についてもですね、工夫をしながら、単なる、一過性のイベントに終わることなく、やはりつながりがある、例えば、産業でつながるとかいったような形、また、様々な、その効果をより高めるような形での、やはり、バージョンアップ、そうしたことを期待もしておるところでございます。そうしたことがあれば、一定、また、皆様方のご理解をいただきながら予算づけも可能ではあろうかというふうには思っております。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 浜田広幸君。



◆5番議員(浜田広幸君) ええとですね、まあ、考え方の問題になってくると思うんです。で、企画調整課長の方からも報告がありましたように、やはり宣伝効果というふうなことは、非常に大きな効果があるんです。

  それから、私は知らなかったんですが、実は、花火についてはマニアがおるようでして、そういう人は、わざわざ関西のとっと、ところから花火を見に来る。高知県の土佐市の花火を見に来る、そういうて、来られちゅうんですね。こんな人がおるんです。これは、それぞれ、そのマニアがネットワークを持っておるわけで、口コミで土佐市のことの宣伝をしてくれる。これはねえ、240万でできりゃあ安いもんです。

      (発言する者あり)

  そうやってですね、かなり、数字に表れないような宣伝効果もあるわけでして、それから市民のやっぱり思いというものも、また、是非お願いをしたいというふうな、こう、思いもあるわけで、まあ、こら、予算にもかかわることでありますんで、今すぐにというわけにはいかないでしょうけれども、なにぶん、市民の気持ちというものも市長によく、重ね重ねご理解をいただいて、可能性のあることであれば、是非、引き続いて事業をやっていけるようにお願いを申し上げまして、質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 以上で、5番浜田広幸君の質問を終結いたします。

  続きまして、12番浜田太蔵君の発言を許します。



◆12番議員(浜田太蔵君) ご指名をいただきましたので、通告をしております福祉事業団についての政治姿勢ということで、質問をさせていただきます。

  板原市長の政治姿勢を問う。で、こういう形で質問をすることには大変残念な思いがあります。

  で、板原課長が市長選挙への立候補を決意をされたときに、板原氏の性格は政治家向きではないと思い心配もいたしました。しかし、この1年半、板原市長の努力を見ておりまして大変一生懸命やっておられ、市民との交流や対話にも努めておられる。お酒の席も、私どもが心配をするほど頑張って努めておられる姿を見て、政治家、板原市長になってきたなと思っております。

  板原氏は大変多くの市民の期待を背負って市長に当選されました。また、生え抜きの土佐市職員として、評価の高かった板原氏に対して市職員、OBの方々の期待は大変大きなものがありました。

  私も、あなたの政治性には一抹の心配をいたしましたが、人間として、また、職員として非常に真摯な姿勢は高く評価をしておりましたし、今でもそう思っております。市長として、市民の期待にこたえ、立派に職責を全うしていただきたい、このように強く思っているところです。そのような思いで質問をいたしますので、真摯な答弁をお願いをいたしたいと思います。

  なかなか、一番最初に質問いたしました森本先生のごとく、えぐるような質問にはなかなかならないと思いますけれども、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

  福祉事業団について、今議会では具体的な質問ができるものと、そのように期待をいたしておりましたが、残念ながら、こういう形になってしまいました。

  事業団構想についてですが、全国でもここ近年、事業団を立ち上げた自治体がないこと。このような事業団を9月議会で条例を可決し、事業団を設立。10月には特別養護老人ホームを事業団に移行させるという、大変拙速なやり方で、この事業団化が進められようとしています。私は、このような強引で性急な姿勢に十分な審議ができるのか、市民への説明がきちんとでき、不安や疑問を十分払拭してスタートになれるのかとの疑問と不安を抱いておりました。

  議員諸氏も同様の思いで、3月議会でも多くの議員の皆さんが、事業団化に対して様々な角度から質問をされました。そもそも、3月議会での事業団についての市長提案には、土佐市としてのそれぞれの事業に対する考えや展望などの具体的な提起は行われず、議員勉強会で示された福祉事業団構想の説明資料と行政改革検討委員会の市長答申を基に議論がされるという結果となりました。そのため、議論は隔靴掻痒、目をつぶって象をなでるような、もどかしい質疑・応答にしかなりませんでした。議会としては大変不満の残る内容であったとしか言いようがありません。

  私は、今議会では、3月議会に示された、これらの質問や提起した疑念についての明確で、具体的な内容のある提案が行われるものと思っておりました。残念ながら、何ら具体的な提案もありませんでした。そのため、今議会では、土佐市福祉行政の大転換となるこの事業団について、3月議会と同じベースでしか議論ができない状況です。これは、一定のスケジュールを想定しておきながら、議会に対して説明責任を果たし、審議を求めるという市長の責任性において重大な瑕疵があると思います。どのようにお考えでしょうか。また、今議会に提案できなかった原因をお聞きをいたします。

  社会福祉法人の設立については、民間の場合だと6箇月程度はかかる。県の担当所管の方は話しておりました。自治体の場合でも、完璧な資料を出していただいて2・3箇月はかかるというように伺いました。

  このように、今、進められている事業団化には、審議の内容においても、時間的な問題においても、市の準備においても大変無理をしていると言わざるを得ません。このように、本事業の進め方を見ていると、市長は何か大切なことを忘れているのではないかと、市長の政治姿勢に疑問を持つところです。

  また、6月の広報には事業団についていいことずくめの説明が載っていました。私は3月議会での質疑応答の状態では、何も事業団の具体的な内容が見えない、議会への十分な説明責任も果たしていない状況下で、広報に載せることには反対だと、当時の課長に申し上げました。

  3月議会では、議会としては、慎重に取り扱うようにとの条件を付けたうえで、予算を承認した経緯があります。福祉行政の大転換となる事業です。だからこそ、議会での納得のいく審議を踏まえて、事業を進めていくことを求めたのです。3月議会での、慎重に取り扱うようにとの条件をどのように受け止め、具体的に対処をしていくのかをお聞きいたします。

  次に、昨日の森本議員の質問に、東北福祉会の視察によって事業団化を決意したとの答弁がございました。市長がこの東北福祉会を視察されたのは、市長になられる前のことですので、1年半から2年以上前になるでしょう。だいぶ時間がたっておりますし、この東北福祉会をネットで検索してみますと、東北福祉大学の関連法人となっております。東北福祉会を事業団化の手本とするには若干無理があると思いますが、いかがでしょうか。

  また、市のOBの方から、この事業の進め方について、「慎重にやらんと犠牲者が出るぜよ」との忠告もいただいたことがありますが、指摘されたようにこの事業を推進する所管の課長が突然辞職をするという事態になりました。市長は大事な事業ですので、適材適所、実績と信頼、そして能力のある人物を配置したものと確信をいたしております。このような人物が、事業の途中で職を投げ出すということはよほどのことがなければあり得ないことだと思います。

  議員各位も心配していることは、市長が理事長に就任するとはいえ、全く新しい、初めての事業体が、300余名という大きな事業体が生まれる事業です。こういう場合には、いろいろな思惑による圧力が担当職員には寄せられることを市長は十分認識し、市長の意を職員が十分いかして仕事ができるよう万全のフォローを行わなければならないと思います。

  今回の職員の退職は、事業への無理、圧力、フォロー能力の不足という市政としての欠陥や問題が露呈したと感じていますが、いかがでしょうか。

  市長は、昨日、森本議員の質問に対して、「前企画調整課長の退職の理由は伺った。任命責任は痛感をしている」と、答弁をされました。任命責任を痛感をするというのはどういうことか、お伺いをいたしたいと思います。

  以上で、1回目の質問を終わります。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんの「社会福祉事業団についての政治姿勢」というご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  第1点目の事業団化について、今議会で十分な議論ができないことについてでございます。

  皆様へのご説明を今議会までに行うことができなかった、遅延したということに対しましては、まず、おわびを申し上げたいと存じます。

  本年第1回の定例会での付帯決議をいただきまして、現在、土佐市行政運営改革実行委員会におきまして各部門ごとにおけます公的サービスの拡大・拡充に向け、慎重に検討を重ねているところでございます。

  検討内容につきましては、その一部を申し上げますと、保育部門につきましては、すべての11園で現在行っております午後4時から午後6時30分までの延長保育の無料化及び有料化による午前7時から午前7時30分、午後6時30分から午後7時までのさらなる延長保育時間の拡大等、新しい保育サービスについての方法及び経費等について具体的検討をいたしております。

  また、高齢者福祉部門につきましては、特別養護老人ホームとさの里の稼働率の向上、デイサービスセンター陽だまりの営業時間の延長、認知症対応型デイサービスセンターの併設等の検討を、そして給食センター部門につきましては、アレルギー児童・生徒への対応、栄養士の配置、地産地消の推進等について検討を行っているところでございます。

  現在、このことにつきまして具体的な取りまとめの段階に入っておりまして、本議会終了後の早い時期に議員の皆様にお示しをし、また、ご意見をたまわりたいと考えておりますので、ご理解をたまわりますようお願い申し上げたいと存じます。

  第2点目に、私の政治姿勢として、慎重に取り扱うようにとの付帯決議をどうとらえ、取り組んでいくのかという趣旨のご質問がございました。

  放置できない現場の実態等については、ご理解いただいたうえでの私の取り組み方に問題ありとしてのご質問である、いうふうに受け止めております。先ほど申し上げましたとおり、具体的内容の取りまとめができました段階で皆様にお示しをし、ご意見をたまわる所存でございます。申し上げるまでもなく、皆様にご理解いただかなければ進められないわけでございますので、ご理解いただける内容にまで熟度を高めたうえで歩を進めていくことが、いただいた付帯決議に対しての私の取るべき取り組みであるものと存じておりますので、ご理解をお願い申し上げます。

  なお、社会福祉法人についての申請につきましては、大変ご心配をおかけいたしているところでございますが、早急に設立準備会を設置いたしまして県及び関係機関と十分な協議も行いながら、事業団設立に向け歩を進めてまいりたい、いうふうに考えておりますのでご理解をたまわりたいと存じます。

  また、広報6月号についてでございますが、第1回定例会におきまして、市民の皆様とのコンセンサス確保の方法の、その一つといたしまして、広報、インターネット等を通じてお知らせを行い、併せて保護者等関係者への説明につきましても引き続き進めるってことを答弁申し上げたところでございまして、議員の皆様にご説明いたしました内容を超えない範囲でのお知らせを行ってきたところでございます。

  今後におきましては、広報のみならず、順次、保護者等、関係機関の皆様にも説明を行ってまいりたいと考えております。

  いずれにいたしましても、付帯決議を尊重し、慎重な協議を進めてまいりたい、いうふうに考えておりますので、ご理解またご協力もお願いを申し上げたいと存じます。

  3点目に、東北福祉会への視察の件についてのご質問がございました。私が視察をさせていただいた平成18年当時でございますが、事業団構想には当然至っていなかった段階ではございまして、当該法人が先進的な取り組みをやっているという情報に基づきまして、本市の行政運営の抜本的改革の参考になるというふうに考え、視察をさせていただいたところでございます。

  この社会福祉法人東北福祉会につきましては、ご紹介もありましたように東北福祉大学を母体としておりまして、平成7年6月に法人格を取得をし、その中の事業所といたしまして、せんだんの杜を、平成8年4月に開所しております。

  このせんだんの杜につきましては、老人福祉事業、これは特別養護老人ホーム等でございますが、それと児童福祉部門として保育園等のほか、児童デイサービス、知的障害者デイサービス等福祉部門全体を複合的に持つ施設でございました。

  その中でも老人福祉事業につきましては、ユニットケアでありますとか、民家を利用した逆デイサービス等の新たな取り組みも行っておりまして、そして児童福祉部門におきましては午前7時から午後7時までの延長保育を含む保育時間に関する職員のローテーションの組み方でありますとか、また、土曜日の保育の実践方法そして保育園の園長の経営感覚などなど、これから事業団で行おうとする事業内容や、あるいは考え方について非常に参考になるものでございました。

  特に、この視察で学んだこととしましては、理念と情熱を持った取り組みが重要なこと。また、事業部門の一つ一つでは経営が成り立ちがたくとも、幾つかの統合経営体方式の中で一定経営が可能となっている実態を目の当たりにしたことでございました。そういう意味で、社会福祉法人東北福祉会での視察が私の今般の構想の大きな契機となったところでございますので、ご理解をたまわりたいと存じます。

  第4点目に、今回の職員の退職が市政の欠陥によるものであるとの、大変痛烈なご指摘をいただきました。今回のことは管理職が異例の退職をし、様々な憶測あるいは混乱を招いたことは一に任命責任者たる私の責に帰するところでございました。その責任を痛感するとともに大変有能で市民の皆さんの信頼も厚く、かつ、市政にまっすぐな尊敬する仲間が早期退職されたことで市民の皆さんに対しましても申し訳なく存じております。このことは、私の、生涯心に残る痛恨の現実でございますし、人事というものの大切さや怖さを再認識いたしております。

  今後におきましては、議員、ご指摘もございますとおり、任命後の細やかなフォローアップ、あるいは市政推進に対しての、ともに取り組む姿勢、また、コミュニケーション等による意思疎通の取り組みなどにより一層配意してまいりたいいうふうに存じております。

  なお、事業団設立に際しましては、私が理事長となり、また、理事につきましても、行政内部からの理事就任も行う中で、民間からご就任いただく専門的なノウハウを持った方々とともに全面的に事業団の運営に対して、市としての設置責任を果たしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解たまわりますようお願い申し上げます。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 暫時休憩いたします。

      休憩 午前11時26分

      正場 午前11時32分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  浜田太蔵君。



◆12番議員(浜田太蔵君) 市長から、ほんとに、職員の退職についてはね、心を痛めているという気持ちがよく分かります。これは職員の皆さんも、そして議員の皆さんも思っていることですけれども、市長の意を受けて仕事を皆さんされておられるわけで、ここでやっぱり、市長、副市長がいろんなことにきちんと当たっていかないと、これが、職員だけになってしまうといろいろ問題が出てくると思います。

  今回、いろいろ言われてる中身でも、市長の政治性ということでは、職員に対しても、市民に対しても自らの行動について説明責任を果たす、疑惑を抱かせない、こういう行動をする。まあ、このことが大変大事だろうというふうに思います。で、その辺については、やっぱり、きちんと身を処していただきたい。そういう注意をしていただきたいという思いがやっぱりあります。

  それから、この事業団の進め方ですけれども、勉強会の資料では、9月条例制定、10月から移行と、特養の移行というスケジュールになっております。で、市長認めのとおり、今議会で内容のある議論ができておりません。すると、9月でしかきちんとした議論、公に議事録に載って、市民の皆さんにもどういう内容でどういう議論ができたかということは9月でないと明らかにはなりません。で、そういうスケジュールで予定どおりやられるおつもりなのか。で、そうすると、我々としてもですね9月議会だけで、わずかな時間で結論を出さなければならない。大変、土佐市の福祉行政の大転換でございますので、その辺のスケジュール、どういうふうに進めていこうとされているのか、改めてお伺いをいたしたいと思います。

  二つ目に、いろいろといろんな施策がですね、だいたい政策調整会議っていうところでの議論で進められるというふうに受け止めておりました。しかし、今回の進め方は、政策調整会議等に諮られないで、まあ、実行委員会と、それから検討委員会という狭い範囲で議論が競って進められています。そこら辺、どういうふうに受け止めたらいいのか、政策調整会議との関係についてお伺いをいたしたいと思います。

  もう一つ、これは労働組合についてですが、市長は労働組合について、どのようにお考えになっておられるのでしょうかということです。特別執行委員に、大所高所からの調整をということで、というお話もございました。私は何よりも、労働組合は、トップは委員長でありますし、やはり労働組合を市長としてどのように見て、どのように思っておられるのか。私が組合員であればですね、やっぱり、委員長を大切にして、労組の主体性を大切にする。そういう姿勢が求められると思いますが、いかがでしょうか。

  それから特養についてですけども、今言いましたように10月からというようなスケジュールでいかれるわけで、内容的にいろいろ問題があると市長は言われます。

  で、私も何人かに聞いてみたんですけれども、ここ近年で、特に、事故とか大きな問題が起きているかいうことでいえば、そういう話は、それほど変わったことはないようですし、特に、問題となるのは、いろいろ指摘をされてますように、一定の資格を取られた方が、何年か、3年・4年働いて、資格を取られた方が退職をしていくと。より条件のいい民間へ移ってしまう。そういうところでいろいろ問題が出ているというお話は伺いました。

  で、今議会でも、非常勤の方々の賃金を上げるようにという質問もございましたが、モチベーションを高めていくっていうことであればですね、例えば、高知市ですけども、非常勤特別職に10段階の給与の階層を設けています。あちこちで1年契約の、毎年更新をしていく、そういう職種の方に対して、一定の資格、一定の経験に対してモチベーションを高めていただくために給与体系を、段階を作っている。そういうことができています。そういうやり方をやることによって、モチベーションを高めるっていうこともできるのではないか、いうふうに思います。

  で、もう一つは、また、福祉事業の大転換でございますので、この機会にもう一度特養の在り方、それから保育、今言われましたように延長保育うんぬんの要望にこたえるということもそうですけれども、やはり市民と対話をして、福祉事業団に移行するその中身を詰めて、また市民が福祉やそれから保育にいろいろ参加をしていけるような、そういう方向性も含めた事業団構想を作っていく。今の段階は庁内でかなり性急に作りながら、駆け足で事業団に移行をしていく、そういう形になっているように思います。で、むしろ一大転換であればあるほど腰を据えて、市民との対話も含め、市民が一緒に福祉や行政を担っていくような、そういう気運を作ると一緒に事業団化をしていくような、そういうステップを踏まれる方がもっと豊かな事業団ができるのではないか。そのように思いますが、いかがでしょうか。

  以上、何点か、2回目の質問といたします。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんから再度いただきましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  まず、1点目のスケジュールに関する部分でございます。議会審議が、10月ということであれば9月議会しかないではないかということでございます。

  先ほども申し上げましたように、議員の皆さんにご理解をいただけなければ進められない事業でもあるわけでございますので、今議会終了後、できるだけ速やかに、まとまり次第ですねご説明をし、また、ご意見をたまわる。

  (「市長、非公式な説明じゃいかんで。非公式な説明会じゃ事足らんがで。はっきりしちょかな」と、森本耕吉議員述ぶ)

  はい。まあ、場を持ちたいというふうに思っておるところでございます。その10月のお話でございますけれども、これにつきましては、あくまで目標ということでございまして、必ずしもこれにこだわっているわけではないということでございますので、ご理解をたまわりたいと思います。

  そして2点目につきましてですが、政策調整会議との関係という部分でございます。政策調整会議と申しますのは、その手前に、名前としては、都市整備政策調整会議いうことでございまして、都市マスとかですね、そういったまちづくりとか、そういった部分での整備の調整会議でございまして、その横断的な組織体ということでございますので、今回のこととは関係がないといいますか、すべてを束ねたものではございませんので、そこはご理解をたまわりたいと存じます。

  そして、3点目に労働組合を、まあ、どう考えているかいうふうな話で、私も議員さんのご指摘がありましたとおり、大切に考えておるわけでございます。こういった労働組合との関係につきましては、やはり大事にしていきたいいうふうに思っております。特に、今般の事業団構想につきましては、組合員といいますか職員の皆さんの深いご理解がなければ、やはり進められないことでもございますので、特に、やはり大事にしていきたいいうふうに思っておるところでございます。

  そして、特別養護老人ホームの問題という部分につきまして、まあ、あまり大きな問題も起こってないじゃないかというふうなお話もございました。特別養護老人ホームにつきましては、現在、ご紹介もあっておりますけれども臨時職員といいますか、非常勤の方がですね8割を占めておるという実態にありますし、また、夜間のですね、まあ、医療行為といいますか、看護師さんの問題もございます。そういった形、そしてまた、十分な責任体制が取れないがために受け入れをできない状態にもあります。そういったことなんかもありますし、また、先ほどご紹介のありました高知市のモチベーションを高める取り組み、これも非常に参考にはさせていただきたいとは思いますけれども、そういった形では、やはり、安定したこの雇用っていう形にはならないわけでございますし、今般の、やはり構想を進めていく必要があるというふうに認識をしております。

  そして5点目に、保護者の皆さんに参画をいただくということのご提案がございました。非常に大切なお話だと思います。これも、やはり並行してですね、やっぱり、今後検討していくべきだろうと思います。

  以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 浜田太蔵君。



◆12番議員(浜田太蔵君) 一つですね、事業団を、まあ、4月に立ち上げるということで、なった場合に、まあ、来年の4月に正式発足ということですよね、確か。新事業団発足、来年4月、3月末かな。

  (「10月、10月」と述ぶ者あり)

  いや、10。まあ、要するに全部の、3事業を一括でやる事業団としては4月というスケジュールだったと思いますけれども、だいたい、タイムリミット、この事業団が認定を受ける、そういうスケジュール的なタイムリミットっていうのはいったいどの辺を考えているのか。まあ、スケジュール、10月にはこだわらないというお答えですので、どの辺まで考えておられるのか、ひとつお聞きをしたいとは思います。

  それからもう一つ。市民への説明という、議員に対する説明責任もまだ十分ではないわけで、市民への説明っていうのはいったいどういうところまでを含めてですね、市民に説明責任を果たす、いうふうにお考えになっているのか、この2点を最後に聞いておきたいと思います。



○議長(三本富士夫君) 板原市長。



◎市長(板原啓文君) 浜田議員さんから再度いただきましたご質問に、お答えを申し上げたいと存じます。

  タイムリミットの話がございました。前段では、認可の申請をしてから2・3箇月いうお話もお聞きしております。このことも当然承知をいたしておるところでございますが、できるだけ早期に、県の方にもお認めをいただくような形での、事前の、関係者との協議いうこともですね、取り組みながら進めていきたいいうふうに思っております。まあ、10月にこだわらないいうことの中で、まあ、タイムリミットはということでございますけれども、私は、少なくとも年度内には、やはりスタートを切っていきたいいうふうには考えております。ただ、来年の4月にすべてということになりますと、非常に、また、困難性があるというふうにも思っておりまして、そういった考え方をしております。

  そして、市民の皆さんへの説明をどこまで考えておるかというご質問がございました。まず、当然、議員の皆様にご説明をさせていただいて、また、ご意見もたまわる中で、補正すべきは補正もする考え方でございますし、そののちに市民の皆さん、特に関係をされておる皆さん、保護者の皆さんでありますとか、PTAの関係の方とかには必ずやっていかなければならない、いうふうに思っております。

  2点目は、以上でございます。



○議長(三本富士夫君) 以上で、12番浜田太蔵君の質問を終結いたします。

  これをもって、議案に対する質疑並びに一般質問を全部終結いたします。

  これより、議案の付託を行います。

  ただいま、議題となっております、議案第2号から第9号まで、報告第1号から第10号まで、以上18件については、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

  なお、委員会は、1日1委員会の開催で、委員会の会場は本議場であります。

  よろしく審査をお願いいたします。

  以上で、本日の日程は、終了いたしました。

  (「議長、休憩をして」と、信清吉孝議員述ぶ)



○議長(三本富士夫君) 暫時休憩いたします。

      休憩 午前11時50分

      正場 午前11時58分



○議長(三本富士夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  次の本会議は、6月24日、午前10時開議であります。

  定刻のご参集をお願いいたします。

  なお、委員会審査は、6月22日までに終了していただきますようにお願いをいたしておきます。

  本日は、これをもって散会いたします。



                            散会 午前11時58分