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高知県 土佐市

平成19年  第3回定例会(9 月) 09月19日−03号




平成19年  第3回定例会(9 月) − 09月19日−03号







平成19年  第3回定例会(9 月)




平成19年第3回土佐市議会定例会会議録(第3号)
 平成19年9月19日第3回土佐市議会定例会が土佐市議会議場に招集された。

1 出席議員は次のとおりである。
 1番 黒木   茂    2番 大森  陽子    3番 西村  導郎
 4番 浜田  太蔵    5番 浜田  広幸    6番 野村  昌枝
 7番 近澤   茂    8番 山本  竹子    9番 武森  ?嗣
10番 久保  直和   11番 江渕 土佐生   12番 尾?  洋典
13番 石元   操   14番 中田  勝利   15番 楠瀬  守福
16番 三本 富士夫   17番 山脇  義人   18番 森本  耕吉
19番 信清  吉孝   20番 田村  喜郎   


2 欠席議員は次のとおりである。
  な し


3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。
市     長  森田  康生    副  市  長  中島  敦彦
教  育  長  瀧本   豊
総 務 課 長  谷脇  博文    企 画 調整課長  森   勇一
税 務 課 長  中内  一臣    市 民 課 長  矢野 幸次郎

USAくろしお  片山  栄次    戸 波 支 所 長  西村  美英
セ ン ター所長            兼戸波総合市民
                   セ ン ター所長

建 設 課 長  森澤  律仁    都 市 計画課長  森澤  孝文
波 介 川  ・  田中  和徳    福 祉 事務所長  田村  隆彦
水資源対策室長

生 活 環境課長  宇賀   実    特 別 養 護  吉村  通洋
                   老人ホーム所長

健 康 福祉課長  宮地  良和    産 業 経済課長  尾?  泰嗣
水 産 課 長  福原  吉宗    会 計 管 理 者  小笠原 常和

生 涯 学習課長  西本  良一    学 校 教育課長  村岡   治
                   兼 学 校 給 食
                   セ ン ター所長

水道局業務課長  岸本  光正    消  防  長  中内  建男
病院事業管理者  西村  武史    病 院 局事務長  井上  雅次


4 本会の書記は次のとおりである。
議会事務局長   松本  典興    議会事務局次長  國澤  和吉

5 議事日程
平成19年9月19日(水曜日)午前10時開議
   第1 議案第2号から第15号まで、認定第1号及び第2号
      (議案に対する質疑並びに一般質問)


                                        

                             開議 午前10時 2分





○副議長(久保直和君) ただいまより、本日の会議を開きます。

  現在の出席議員数19名、よって会議は成立いたしました。

  これより、日程に入ります。

  日程第1、議案第2号から第15号まで、認定第1号及び第2号、以上16件を一括議題といたします。

  これより、議案に対する質疑並びに一般質問を行います。

  通告順に従いまして、順次発言を許します。

  14番中田勝利君の発言を許します。



◆14番議員(中田勝利君) おはようございます。

  議長のお許しがございましたので、通告順に質問いたします。

  土佐市における国保調整金について、質問いたします。

  現在、高知市では、平成7年から11年間にわたり、国民健康保険の特別調整交付金の配分を国に申請せず、毎年、億単位の収入を逃していた可能性が指摘されている問題で、高知市だけでなく、県内の22市町村でも、過去、申請に必要なレセプト調査を十分にせず、交付金を逃していたおそれがあると、新聞の記事に掲載されており、昨年度では、土佐市は5,000万円を得ているとありました。

  特別調整交付金は、昭和38年から続く制度で、市町村運営の国民健康保険で使われた医療費のうち、特定の病気、結核、精神疾患の割合が15パーセントを超えれば、超えた分の8割までが、国から支払われる交付金制度で、申請のためには、患者ごとのレセプト調査、診療報酬明細書をチェックする必要があります。

  7月に高知市の問題が表面化したあと、県に残る13年度以降の資料によると、毎年欠かさず、毎月レセプト調査をしているのは、室戸、安芸、南国、宿毛、4市と、東洋、佐川、大月、大川、北川、芸西、三原、日高の8町村。また、大野見、仁淀、吉川、赤岡、夜須、香我美、土佐山田の7町村は、合併するまで、レセプト調査をしていたようです。それ以外の県内市町村では、大まかにしか状況をつかめない疾病分類表や給付一覧表、抽出調査などの資料によるか、1・2箇月のレセプト調査をするだけで、15パーセントに届かないと、判断していた年度があった。疾病分類表で、長年判断していた高知市は、県の再三の指導でレセプト調査し、18年度に5億3,600万円を得たほか、須崎市は6,800万円、四万十市は5,600万円、いの町は7,800万円を得るなどしているようであります。

  そこで質問いたします。

  土佐市についての特別調整交付金の申請は、13年度以降、どのような経緯であるか、お伺いいたします。

  次に、給食への異物混入について、質問いたします。

  本年7月2日、高岡中学校保護者あてに、生徒便で「給食への異物混入について(お詫び)」文書が届きました。学校給食センター所長からでございました。

  ちなみに、私自身、高岡中学校生徒保護者の1人でございます。

  ここで、本文を読ませていただきます。

  「平素は、学校給食につきまして、ご理解とご協力を頂き、心から感謝申し上げます。さて、誠に申し訳ございませんが、本日のメニューのうち酢豚の中に異物(防水型食品用温度計の一部のプラスチック片)の混入の可能性があることが判明いたしました。つきましては、学校長とも協議のうえ、本日の主菜である酢豚につきまして生徒様への提供を見合わさせていただきましたので、失礼とは存じますが、取り急ぎ文書にてご連絡申し上げます。なお、今後は、給食センターといたしまして、今まで以上に安全衛生管理に最善を尽くす所存でございますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。本日は誠に申し訳ございませんでした」との、文書でありました。

  そこで、質問いたします。

  この件の原因と今後の対策について、お伺いいたします。

  続きまして、特別支援教育支援員の拡充について、質問いたします。

  この特別支援教育は、昨年6月に学校教育法が改正され、小・中学校に在籍する教育上、特別の支援を必要とする障害のある児童・生徒に対して、障害による困難を克服するための教育、いわゆる特別支援教育を行うことと、法律上、明確に位置付けられました。

  本年4月より、特別支援教育が本格実施となり、情緒障害学級と自閉症学級との分離、教員の増員など、人員の確保、教科教育における具体的な指導法をカリキュラムに位置づけなど、子供たちに対する地域や学校での総合的な支援が行われることになりました。

  法改正により、従来の特殊教育で対象としていた盲・ろう・知的障害などに加え、発達障害も特別支援教育の対象として位置付けられた点は、教育関係者からも高く評価されているようであります。

  本年3月までは、障害者教育は、制度上、障害の種別により、盲学校、ろう学校、養護学校に分かれていましたが、昨年の学校教育法改正で、この4月から、特別支援学級に一本化され、小・中学校の特殊学級も特別支援学級に改称されました。

  新たに対象となる発達障害とは、学習障害、注意欠陥多動性障害、自閉症などの総称です。周辺とうまく意思疎通ができない、関心に偏りがある、落ち着きがない、などが特徴です。

  教育現場では、算数は得意なのに、漢字が書けない。話は理解できるのに、衝動的な行動があり、学習に参加できないなど、問題がある子と見られることもありましたが、教師の発達障害に対する知識が深まるとともに、通常学級だけでの指導の限界や、こうした児童・生徒に対する支援を求める声が高まっておりました。

  単なる性格や人柄とは異なり、先天的脳機能障害が原因とされ、何度注意されても、同じ間違いを繰り返したり、コミュニケーションが苦手なため、いじめの対象となり、不登校につながるという2次的障害も指摘されており、きめ細かい対応が課題となってきておりました。

  文部科学省の調査によると、全国の小・中学校の児童・生徒に、約6.3パーセントの割合で発達障害の子供が存在する可能性があり、その対応が喫緊の課題となっております。

  特別支援教育の本格的なスタートに当たり、子供一人ひとりのニーズに応じた教育をするべきとの観点から、障害を持つ児童・生徒への支援教育の推進を図るために、該当児童・生徒に対し、日常活動の介助と学習活動上のサポートを行う特別支援教育支援員の計画的配置が行われることになりました。

  特別支援教育において、特に、重要なのが、この人的体制の整備です。小・中学校に特別支援教育支援員を配備するための地方財政措置を、国は、平成19年度から新たに創設し、平成20年度までの2年間、おおむね全小・中学校に配備する予定です。

  そこで質問いたします。

  土佐市における、この特別支援教育の必要となる児童数、また、在籍する学校は、幾つありますでしょうか。

  1回目の質問を終わります。



○副議長(久保直和君) 矢野市民課長。



◎市民課長(矢野幸次郎君) 14番中田議員のご質問に、お答えいたします。

  今般、国民健康保険の財政調整交付金について、厚生労働省の交付金算定システムの欠陥により、過去13年間、全国の自治体への交付金の算定誤りが指摘されたことを発端に、自治体の特別調整交付金の申請状況が、マスメディア等で大きく報道されたわけであります。

  県内の特別調整交付金の申請状況及び経過は、議員のご指摘のとおりでございます。

  調整交付金制度は、市町村間の国保財政力の不均衡を調整するために設けられた制度でありまして、普通調整交付金と特別調整交付金に大別されております。

  特別調整交付金の算定には、普通調整交付金算定に係る調整対象需要額を算定したのち、国保一般被保険者個々の特殊事情に係る医療費のうち、精神・結核疾病の医療費については、その額が調整対象需要額の15パーセントを超える場合に、その80パーセント以内の額が交付される仕組みでございます。

  国の平成17年度の交付実績は、普通調整交付金が6,339億円、特別調整交付金が1,161億円となっております。

  土佐市が受けた交付金の額につきましては、厚生労働省の財政調整交付金システムの欠陥により交付された平成17年度の交付額は、普通調整交付金で4億7,565万2,000円、精神・結核に係る特別調整交付金が2,277万円、保健事業、医療費通知等の特別の事情に係る特別調整交付金が909万8,000円、合計5億752万円となっております。

  平成18年度は、システム改修後の正規の額として、普通調整交付金5億1,724万円、精神・結核に係る特別調整交付金5,044万円、その他の特別の事情に係る特別調整交付金375万円で、合計5億7,143万円となっております。

  平成17年度以前の、財政調整交付金システムの誤りに基づく調整交付金の再算定と調整方法につきましては、現在、いまだ国の方針が示されておりませんが、平成17年度の特別調整交付金は、全国で約100億円以上の交付不足となっておりますので、今後、国において再算定が行われ、原則論からすれば、普通調整交付金の減額調整で処理されるものと考えております。

  さて、議員ご質問の、本市の特別調整交付金の申請経過につきましては、端的に申し上げまして、平成17年度から特別調整交付金の申請を行っております。

  平成16年度以前には、なぜ、交付金申請が行われなかったかといいますと、二つの問題点があったと考えます。

  1点目は、平成13年度以前には、特別調整交付金申請が行えるかどうかを、一定判断するため、国保連合会に委託した経過がありますが、その時点では、交付基準である、精神・結核疾病に係る額が調整対象需要額の15パーセントに届かず、その後において、委託経費を使っても15パーセントラインに届かない場合もあることから、費用対効果の面から、予算措置が行われず、申請できるかどうかの診断がなされておりませんでした。

  2点目は、事務執行体制の問題であります。

  議員もご承知のように、現在も毎月約2万3,000件にのぼるレセプト点検業務と並行し、特別調整交付金申請のためには、精神・結核に係るレセプトを、1枚1枚内容のチェックを行い、抜き出していく必要があるため、極めて専門知識のある職員の配置が必要となります。専門知識がなく、人事異動のたびに一から勉強しなくてはならない一般事務職員では、レセプト点検自体も不十分ではなかったかと考えます。

  このような体制の中で、レセプト点検の充実強化や、特別調整交付金の申請事務のためには、経験のある専門職員の配置が必要不可欠との認識に基づきまして、平成15年度、他市の専門職員の配置状況を調査いたしましたところ、土佐市のみが、一般事務職員での対応でございました。その後、人事・財政部門との協議を重ねまして、平成16年度に老人医療関係の専門職員を1人、翌17年度には国保一般の専門職員1人を嘱託雇用し、レセプト点検補助の臨時職員を含めた3名体制といたしました。

  したがいまして、平成17年度からレセプト点検の態勢が整ったわけでありまして、平成16年度以前の事務執行体制の中では、特別調整交付金の申請が困難ではなかったかというふうに認識いたしております。

  以上、特別調整交付金申請の経過を申し上げましたが、今後におきましても、国保財政制度の維持・健全化のために努めてまいる所存でございますので、議員のご指導・ご支援をたまわりたいと思います。

  よろしくお願いいたします。



○副議長(久保直和君) 村岡学校給食センター所長。



◎学校教育課長兼学校給食センター所長(村岡治君) 中田議員さんのご質問に、お答えさせていただきます。

  学校給食への異物混入は、本来あってはならないことで、皆様方にご心配・ご不安をおかけいたしましたこと、おわび申し上げます。

  7月2日に、学校に給食を配送した直後の調理器具の洗浄中に、温度計のプラスチック握り部分の一部が欠けていることに気が付きました。

  直ちに、配送の可能性のある各校へ緊急連絡を行い、該当の献立を停止し、保護者の皆様方に文書連絡を行った次第でございます。

  幸い、児童・生徒及び教職員への健康被害はございませんでしたが、学校給食センターといたしましては、事態を重大に受け止め、早急に反省会を持ち、原因究明や今後の対策等を話し合いました。

  原因としては、器具等の検査は毎日行っておりますが、温度計の老朽化によるひび割れを確認できなかったことや、調理中の破片の脱落に、すぐに気付かなかった等、点検の甘さを認識いたしております。

  今後の対策としては、今まで以上に、調理器具の事前点検を徹底し、異状・不具合を見つければ、すぐに使用を中止し、予備で対応することなどを徹底いたしました。また、調理中は初心に戻り、細心の注意を払い、異物の混入を見逃すことがないよう、再度、確認を行うこと等を確認いたしました。

  学校給食センターとしましては、今回の事態を真摯に受け止め、一昨年度に作成いたしました、衛生管理マニュアルに従い、より一層の安全衛生管理を図り、児童・生徒・保護者の皆様に、安心・安全でおいしい給食をお届けすることができるよう、職員一同最大限の努力を続けてまいる所存でございますので、ご理解たまわりますようにお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。



○副議長(久保直和君) 瀧本教育長。



◎教育長(瀧本豊君) おはようございます。

  中田議員さんのご質問に、お答えをさせていただきたいと思います。

  議員さんご案内のとおり、平成18年6月の学校教育法の改正に伴いまして、平成19年5月、障害のある児童・生徒の教育の充実を図ることを目的といたしまして、日常生活の介助や学習活動上のサポート等を行う、いわゆる特別支援教育が実施されることとなりました。

  この教育特別支援、教育支援員を活用する経費の地方財源措置もなされたところでございます。

  現在、土佐市で支援を必要といたします児童・生徒の実態につきまして申し上げますと、特別支援学級在籍者が、小・中学校合計で34名在籍いたしております。そして、それ以外に、通常学級に在籍する学習障害、注意欠陥多動性障害や高機能自閉症等で医師の認定を受けております児童・生徒数につきましては、18名が在籍をいたしております。また、医師の認定は受けてはおりませんが、支援の必要性を感じられる児童・生徒数が26名在籍いたしております。

  今、申し上げましたように、これら支援が必要な児童・生徒は、市内全学校に在籍をしておりまして、児童・生徒数全体比率につきましては、小学校で3.9パーセント、そして、中学校におきましては、3.3パーセントになっております。

  私ども教育委員会におきましては、特別支援教育の法改正を受けまして、学校長との協議や各校の現状を協議いたしまして、この特別支援教育支援員の配置が必要であると判断をいたしております。そして、その必要な予算を、9月補正予算に計上いたしておるところでございます。

  現在、小・中学校に在籍いたしております、発達障害を含む障害のある子供たちは、増加の傾向を示しておりまして、一人ひとりのニーズに応じた教育的対応が求められておりますが、教育委員会といたしましても、この特別支援教育に対しまして、引き続き学校現場と協議等を行いながら、支援員配置を含む教育環境の整備に精一杯の努力をしてまいる所存でございますので、ご理解とご協力をたまわりますよう、お願いを申し上げまして、私の答弁とさせていただきます。



○副議長(久保直和君) 中田勝利君。



◆14番議員(中田勝利君) 高知市などが調整金の申請をしていなかった背景には、特別調整金は仕組みが複雑で、精密なレセプト調査を必要とするもので、手作業の煩雑さや複雑な交付金の仕組みに加え、苦労して拾い出しても15パーセントに届かずじまいに終わる可能性など、様々な要因があるようです。

  レセプトとは、医療機関が患者の自己負担分を除く医療費の7割から9割の支払いを市町村に求める請求書のことで、患者1人ずつ、A4サイズの紙に、氏名、生年月日、傷病名、診療開始日、診療の回数や点数などが記載されているもので、ここから結核と精神疾患をチェックする。たとえ、病名が書かれていなくても、結核や精神疾患の薬が使われていると、交付金対象になるなど、専門知識が必要で、作業量と係る人員、実際に15パーセントを超えるかどうかの見極め方などで各自治体の判断は分かれてきていますが、1番多いのが、保険事務を請け負う県国保連合会から提供される疾病分類表や給付一覧表で判断したり、同連合会に結核、精神疾患のレセプト抜き出しを委託するケース。しかし、県国保連合会は、提供している資料では、到底基準に達するか判断できない。レセプト抽出も、交付金の対象を割り出すには、おおざっぱすぎると話し、1枚1枚レセプトするしかないとしています。

  さらに、国保には、特別調整交付金のほかに、自治体間の保険料などの格差を是正する普通交付金があり、特別が増えれば、普通が一定減る仕組みとなっており、高知市の試算では、1億円の特別を受ければ、普通が3,600万円減少で、煩雑で膨大な事務量の割に、メリットが得られるとはかぎらない制度になっております。

  しかし、土佐市においても、18年度の申請で、5,000万円の特別調整交付金を受けておりますので、今後とも、国保財源のために、堅実な努力をお願いいたします。

  次に、給食の混入の件ですが、給食への異物混入、この件に関しては、まことに迅速な対応・対処が取られていると思い、感心し、また、安心させられました。保護者としても、感謝している次第であります。

  昨今では、行政組織、民間組織にかかわらず、何か不都合なことが起きると、原因を追及せず、報告せず、わびずのセットで、雲にまくなどと言われておりますが、今回の給食センターの措置は、昼の給食のことを、その日の夜には、みなさんが納得できるように報告及び対処していることから見ましても、学校との連携態勢が普段から綿密に、スムーズになされている証拠だと思います。

  今後とも、土佐市の未来を担う生徒たちのために、また、保護者や市民に信頼される学校給食センターでありますように、ご尽力のほど、よろしくお願いいたします。

  次に、特別支援教育ですが、この特別支援教育支援員を配置するための地方財源措置は、地方交付税として交付されておりますが、一般財源化しておりますから、あくまでも各自治体の裁量に任されております。

  該当する児童が1人でもいるのであれば、是非、支援員の配置をお願いしたいと思います。また、各学校に該当する児童がいる場合では、1校に支援員1人という考え方も現状に即さないのではないかと思います。

  特別支援教育制度についての中央教育審議会による最終答申には、「一人一人の教育的ニーズ」という言葉が何度も登場しています。言い換えれば、一人ひとりを重視する学校にと、いうことだと思います。

  当然、厳しい土佐市財政の中で、予算の配分の問題はあろうかと思いますが、本来、教育は、すべての子供に公平に適した指導や支援を提供するものであります。

  特別支援教育を成功させるためには、担任任せではなく、学校全体が、発達障害のある児童・生徒の実態把握や個別指導計画の作成、対応策の実施など、また、関係機関の連携、そして、専門性も求められると思います。

  多くの小・中学校教員は、特別支援教育に関する知識の習得に努めていただいているようでありますが、発達障害についての知識、対応などには、ばらつきがあるのも現実です。

  ともかく、障害のある児童・生徒一人ひとりに焦点を当て、生活や学習の困難を克服し、社会参加につなげることができるよう、枠組みだけにとどまらず、内容の充実も含め、どうか、積極的な取り組みと、ご検討をお願いいたします。

  質問、以上で終わります。



○副議長(久保直和君) 以上で、14番中田勝利君の質問を終結いたします。

  続きまして、8番山本竹子さんの発言を許します。



◆8番議員(山本竹子君) 議長のお許しをいただきましたので、通告順に質問をいたします。

  9月議会を最後にご勇退をせられます市長に、私が18年3月より19年6月までの、毎議会の私の質問に対しまして、市長が、どのように受け止めて、執行部として、現在、どのような対策をせられておるのか、何点かの進ちょくの状況を含めまして、説明を求めたいと思います。

  まず、はじめに、18年3月議会の質問の中の、国の医療制度の改革による医療病床の削減によって、治療の必要のない社会的入院の高齢者、また、特に、低所得者の退去後の受け皿となる特別養護老人ホームは、入所待ちの方が100人以上いるとの現実のようでございますけれど、市長の議会での答弁では、社会的入院と言われる高齢者、また、低所得者に対して問題を考えるうえで、この問題は、真剣に取り組まなければならない重要な問題であるけれど、一自治体ですべて解決のできる問題ではないので、予算の問題も含めて、県、また、市長会に提案をしながら、国の方への要望をし、厚労省の早急な決断を求めたいとの答弁だったように記憶をしておりますが、今、現状として、どのように対処をしておるのか、また、国への要望は進んでおるのか、説明を求めたいと思います。

  仮に、国の施策で対応ができない場合には、高齢者、また、低所得者が、民間施設の利用者となれば、多大な負担を余儀なくされるわけで、差額の補てんを市として考えておられるのか、市長のご所見を求めるところでございます。

  医療制度の改革によって、本人負担が増額になったことによって、通院をすることをやめたために、ますます病気が悪化をする実態もありますので、次の、この現実を深く受け止めていただきまして、希望の持てる答弁をいただきたいと思います。

  次に、学校教育の問題に触れさせていただきます。

  教育基本法、教育3法が民意無視、良識欠如の強行採決により改正をされ、教員免許法の実施が本決まりとなり、10年ごとに認定講習を受けさせ、審査のうえ、免許の更新をする制度となりましたけれど、結果として、教師は、余計な準備をしなければならず、普段の教材研究や生徒と過ごす時間がますますなくなり、また、講習中の教師の肩代わりを残りの教師がすることになり、学校は、ますます忙しく、先日、教職員の組合活動への参加について、全国の小・中・高校などの教職員約2万2,000人を対象に実施をした結果、回答として、あまりにも多忙で、児童・生徒と向き合う時間が取りにくい。76パーセントの教員が、多忙との不満が集中した結果、忙しくて組合活動に参加がしにくいとの回答も出ております。積極的に組合に参加をしたいと考える教職員は、9パーセントだった結果も出ております。

  今の教育界の目立った現象の一つに、管理職選考の受験者の減少とともに、教員採用試験の受験者の教員離れとも言える状況が各地で起こっており、今春の受験者は、前年に比べて1割の2万人近くの減少の実態があり、若者にとって、魅力ある職業となっているのか、私は、危ぐをするところでありますが、また、そのうえに、認定講習の結果、非更新者が多ければ、身分が不安定になり、教職員の魅力が低下をし、それによって、優秀な学生が教職を目指さなくなり、かえって教師の質が低下をする不安もあり、また、教育再生会議が提案・検討している学校選択制の全国展開、また、エリート的な中・高一貫校や小・中学校の人気度一覧や、こうした教育制度が作り出す教育の格差は、決してあってはいけないと、私は考えました。

  すべての子供の将来にも、社会の未来にも、夢を託すことのできる子供を育てるには、子供にとって魅力ある場所でなければならないのに、競争原理導入が色濃くなればなるほど、学校が息苦しい場所になり、今回、平成3年度の不登校の調査後以来の、最高の小・中・高の不登校の増加の結果が出ておりますけれど、これも競争原理の導入が原因の一つではなかろうかと、私は考えますが。

  学校現場におられました学校課長として、今回の教育再生に対して、どのような見解を持たれておるのか、お示しをいただきたいと思います。

  また、土佐市の小・中の不登校の実態をお示しください。

  今回、20年度採用の教職員を目指す受験者と、19年度の受験者の実態をお示しください。

  次に、保育所問題について、担当所長に、質問をいたします。

  今回、新しい、保育所保育指針が来年3月に告示され、その素案が提出された中の保育所指針の告示化は、幾つかの時代の状況を反映をした中の一つに、教育基本法改正による就学前の教育の重要性が強調され、幼稚園教育要領が改定されることに先駆けて、全国の中には、昨年10月からは、認定こども園が本格的にスタートしている幼・保一元化の流れの中で、養護と教育の一体となった取り組みがなされ、就学前児にとっては、先生と友だちとかかわりを持ち、生活や遊びを通じて体験を広め、深めるところに、教育のねらいと内容があると、理解をしておるところですが、また、保育者が示すやさしい気遣い、共にする取り組みそのものが、養護と教育の一体化を表しているとも認識をしております。

  今回の改定では、保護者への支援や、保育士、保育所の自己評価、施設長の役割など、行政への検討課題も山積であります。

  また、将来は、保育・学校との一体化も、当然、検討せられる課題だと考えますが、子供の情操教育を考えたときに、少子化の中で、子供のためにも必要と考えますが、所長には、将来、子供のために、保育・小学校の一体化について、どのような見解を持たれておるのか、お示しをいただきたいと思います。

  次に、定住人口の確保と蓮池小学校土地取得に対しての質問をいたします。

  地方分権に続き、市町村合併、三位一体改革が強力に進められ、中央と地方の格差を痛切に感じるところでございますが、昨今の大企業の倒産、また、建設業の不況、若者の就職難、今の厳しい財政状況の中で、まず、社会基盤整備の充実の施策の一つに、市長が19年3月議会で答弁をせられたように、都市整備政策調整会議で検討された内容を基に、第4次土佐市行政振興計画との整合分析等を行いつつ、短期、中期、長期という項目整備を行い、次期、第5次土佐市行政振興計画への反映も含め、具現化に向けて取り組む施策の一つとして、定住人口との確保に取り組んでいくとの市長の強い意欲のように受け止めましたが、その後、具現化に向けて具体的な取り組みがなされているのか、お示しをいただきたいと思います。

  次に、蓮池小学校の敷地の不十分な現状をご理解をいただきたく、再度、質問をいたします。

  前回も言わしてもらいましたけれど、公的な施設を検討する場合には、地域の変化の状況と学童数の変化をシミュレーションをして、将来、どうあるべきかを踏まえながら、対処していくのが常識と、私は思いますが、特に、敷地の取得の場合は、隣接の土地が対応が遅れたために、取得ができなくなったために、学校教育において、後々禍根を残すことは、決してあってはならないと思いますけれど、前回の市長の答弁では、調整会議並びに作業部会で議論を深めて、将来に向けて、保育園・小学校の統廃合等々、視野に入れながら、土地の取得に取り組むとの答弁だったように、私は、受け止めておりますけれど、3月議会でも言わしていただきましたが、保育園児の保護者が、子供を送迎する面、また、子育て支援等、情操教育の観点からいっても、小学校・保育園の隣接の必要があると、強く感じております。

  今回、7月に蓮池公園のハスまつりを開催いたしました。県外各地から、はすを見物に来られました方々は、まつりの当日は4,000人くらい、7月中の見物客は、1万3,000人くらいと聞いております。中には、車いすの方もたくさん来られまして、感激をしておった姿も見かけました。

  蓮池公園のはすを県外へ発信することによって、土佐市をアピールするうえの波及効果が大きいと考えますが、今回、産経・建設課の努力と協力をいただきながら、また、県の元気のある自治体を支援する事業の採択をいただきまして、池の橋の幅を広め、また、車いすの方たちが安心して車で見物ができるような、じょうぶな安心な橋に架け替える計画もできておりますので、今さら県内外へ有名になったはすの池をつぶして、保育の施設の設置はもうできません。

  このような現状の中で、また、将来を考えたときに、絶対、保育園の隣接の土地を取得は、小学校、また、保育園にとっては、必至と考えますので、市長に今一度、前向きの答弁をいただきたいと思います。

  ただ、検討するとか、考えるとかではなしに、保育、また、学校問題に禍根を残さないように、この土地の重要性を認識をしていただきまして、当初の予算に向けて、検討しているような、計画性のある明確な答弁を求めまして、1回目の質問は終わりますけれど、教育長として、この問題をどのように受け止めて、どのように見解をされておるのか、お示しをください。

  以上です。



○副議長(久保直和君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) おはようございます。

  ただいま、山本竹子議員さんから、私にいただきましたご質問に、お答えさせていただきたいと思います。

  医療制度改革による、医療難民への取り組みについて、まず、お答えいたします。

  取り組み状況と、今後、国の施策により、利用者の受け皿が不十分な場合、市としての対応の2点について、ご質問をいただいたと、認識をいたしております。

  この医療制度改革に伴います療養病床の再編につきましては、私も議員と意を同じくしておりまして、国の数字先行の、今回の医療制度改革によりまして、介護・医療難民という事態が発生しかねない状況を非常に危ぐしているところでございます。

  まず、取り組みの現状についてでございますが、昨年10月1日現在の実態調査が、全国一斉に行われました。

  本市の二つの関係医療機関では、転出の可能性のある方が、139名という結果が出ております。また、県は、これらの結果を受けまして、本年3月には、県下四つの保健福祉圏域の中で、高知市、土佐市などの中央保健福祉圏域をモデル圏域に設定しまして、三つの基本方針として、医療機関の意向も尊重しながら、入院患者の実態に即した計画的な転換、また、行き場のない入院患者を出さないよう、医療機関の転換の動向に応じた新たな施策整備の推進、そして、再編成に伴う介護施設の体制や、医療提供の在り方などについて、国への提案を掲げまして、高知県地域ケアモデルプラン2007を策定いたしておりまして、現在、このプランを基本といたしまして、県下で残る三つの保健福祉圏域を含めた、県全体の地域ケア整備構想を、本年度中に策定すべく、各福祉保健所管内で意見交換会を行っているところでございます。

  本市につきましても、さる7月に、福祉保健所、関係医療機関を交えまして、意見交換会を持ちましたが、現時点では、医療機関としましては、転換に関しては事業としての採算性などの面で、目まぐるしく変わる国の動向を、今、少し、見極めたいとの意向が強く、市といたしましては、引き続き、県・関係医療機関との協議を続け、一定の転換方針が出た中で、転換対象者の意向を個別的に調査・研究し、実態を明らかにしまして、さらに、高齢者保健福祉計画推進委員会で調整・検討いただきつつ、また、生の声として、引き続き県・国への要望を続けてまいりたいと、考えておるところでございます。

  また、2点目の、受け皿が不十分な場合の市独自の対応につきましては、1点目で申し上げましたとおり、まず、このようなことのないように地域の声を、県・国に届けることが肝要でございますが、この課題につきましては、利用者の負担限度能力の面から考えますと、ご提案の内容も、今後の検討課題として避けては通れないものでありますが、一方では、事業者としての採算性、市の財政負担という、相反する要素もございます。

  今後におきましても、本市といたしましては、介護医療難民を出さないとの強い理念で取り組んでまいらなければならないと、考えておりますので、議員の一層のご指導・ご支援をたまわりますよう、お願いを申し上げます。

  続きまして、議員ご案内のとおり、土佐市では、まちづくりの具現化に向け、18年度には、都市整備政策調整会議を立ち上げまして、本年度は、高岡エリアのまちづくりの検討を行い、経過報告書もお示しさせていただきました。

  今後は、順次、次のエリアの検討に入る予定でございます。

  高岡エリアの文教施設を検討する中で、現状分析、将来の変化予測、防災を含めた市民生活の必要度、まちづくり等が検討され、児童・生徒の減少と各施設の老朽化が見られる中で、耐用年数や学校、保育園の統廃合を考慮した施設整備が必要であると、提言されております。

  ご指摘の、また、蓮池小学校の隣地の取得に関しましても、今後、調整会議で学校だけでなく、保育園、蓮池コミュニティセンターなどの周辺施設との関連も考慮に入れ、現状分析や将来の変化予測、まちづくりの寄与等の検討がなされ、具体的な内容が見えてくると考えております。

  物事を進めるには、時機が必要であることは、もう、十分に承知をしておりますが、そのためには、現状を的確に判断することが必要であり、今、しばらく都市整備政策調整会議での協議の時間をいただきますことをお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。

  続きまして、定住人口の確保についての具体的な取り組みにつきましては、土佐市の将来人口は、少子高齢化社会が進む中で、20年後には2万6,000人を下回ることが予測されておりますが、平成17年度に策定されました、都市計画マスタープランでは、現状の人口を維持することを目標に、将来人口を約3万人に設定しております。

  都市整備政策調整会議では、第4次行政振興計画との整合性を図りながら、目標人口を確保するため、ハード・ソフト両面にわたって、施策の検討を行っております。

  私は、その方策の一つとして、高岡地区周辺での波介川の良質な掘削土を利用した定住人口の確保のための施策を検討するように、都市整備政策調整会議に指示をいたしております。

  現在、その具現化を図るため、財団法人日本システム開発研究所に依頼をし、費用対効果面等を含め、様々な角度からの可能性について調査をしております。

  この事業は、波介川河口導流事業の工事進ちょくと、深くかかわっておりますので、早い時期での判断が必要と考えておりますので、この点、ご理解たまわりますよう、お願いいたします。          

  私からは、以上でございます。



○副議長(久保直和君) 瀧本教育長。



◎教育長(瀧本豊君) 山本議員さんのご質問に、お答えをさしていただきたいと思います。

  土佐市としての、まちづくりの考え方につきましては、先ほど、市長の方から答弁がございましたとおりでございますが、私ども教育委員会といたしましても、都市整備政策調整会議の提言を踏まえまして、各教育施設整備、あるいは、配置等を検討していきたいと思っておるところでございます。

  私の方からは、蓮池小学校の施設の現状と、教育委員会としての施設整備の方針等につきまして、述べさせていただきたいと思います。

  まず、蓮池小学校の施設の現状につきましては、校舎は、昭和56年に建築をされておりまして、土佐市内の他の校舎が40年代の後半、あるいは50年代の前半にほとんどが建築されたものから考えますと、築26年が経過をいたしておりますが、市内では2番目に新しい校舎になっております。敷地面積につきましては、8,111平方メートルで、市内小学校におきましては、ご案内のとおり、3番目に少ない敷地面積となっております。また、現在の児童数につきましては、本年度253名を数えておりまして、ここ1・2年が最も児童数の多い、まあ、ピークといった時期に差し掛かっておりまして、推計をいたした資料から見ますと、5年後につきましては30数名減る、217名前後になることが推計されております。この数字につきましては、他の小学校に比べますと、市街化も進んでおる関係で、減少率は少ない状況でございますが、今後は、やはり、少子化といったことで、減少傾向を示しているというところでございます。

  先ほど、述べさせていただきました現状を、都市整備政策調整会議に報告をいたしまして、その内容等に基づき、学校を含めた蓮池地域のまちづくりの検討がなされるものと認識をいたしておるところでございます。

  次に、教育委員会としての施設整備の方針につきましては、これは、本年度の土佐市教育行政方針にもございますように、環境安全整備を五つの重点項目の一つとして掲げておりますが、その中でも、特に、児童・生徒の安全対策が第一と考えておりまして、緊急の課題としては、来るべき、必ず、ここ2・30年間には起こる、発生が高いと言われております、南海、あるいは東南海地震に備えての校舎・体育館の耐震化施設の整備を最重要課題と考えております。

  そのため、本年度中に全校の耐震の2次診断を終えまして、結果等を参考にいたしまして、施設整備計画の再検討を行う予定といたしております。

  議員ご指摘の、蓮池小学校の隣の土地取得につきましては、いわゆる先行的、あるいは投資的な施設整備ということを考えておりまして、これらにつきましても、都市整備政策調整会議のまちづくりの一環といたしまして、協議していきたいというふうに考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたしたいと思います。

  以上でございます。



○副議長(久保直和君) 村岡学校教育課長。



◎学校教育課長兼学校給食センター所長(村岡治君) 山本議員さんのご質問に、お答えさせていただきます。

  議員ご案内のとおり、平成19年6月に、学校教育法、地方行政の組織及び運営に関する法律、教職員免許法及び教育公務員特例法の教育3法が公布されました。

  教育3法の改正では、義務教育の目標や学校組織運営体制の見直し、教育委員会の責任体制の明確化や、教育の中央分権の推進、教職員に対する人事管理の厳格化や、新しい義務教育制度が示されました。

  今まで教育が求めていたことは、格差なく、教育水準を維持する教育制度でしたが、この3法では、国の責任で結果や成果を検証し、教育の質を保証する教育制度に変換しています。すなわち、結果が厳しく求められる教育制度に変換がなされました。

  この背景には、内閣府をはじめ、教育界以外からの教育の取り組みと成果が厳しく問われはじめたためと認識しております。

  教育3法の指針では、市町村教育委員会の広域化などは、土佐市教育委員会の考えと国・県とに温度差があり、教育制度の根幹にかかわると同時に、市町村の在り方にもかかわる重要課題であり、今後、県教育委員会や他の市町村教育委員会との慎重な検討が必要と考えております。

  また、学校評価制度の推進などは、学校の内容を市民に明確に説明し、教育の信頼を深めるためには効果的な施策と考えますが、学校比較につながらないような評価内容の厳選も必要と感じております。

  教育3法に関しましては、多くの指針や課題もあり、現在、県教育委員会を中心に、協議をしておりますので、今、少し、動向を見守りたいと考えております。

  次に、ご指摘の競争原理と不登校の関係につきましては、市内の不登校の実態は、平成16年度と18年度の比較では、小学校は15名が6名に減少しております。反面、中学校は29名が36名に増加をしておりまして、小学校の取り組みには非常にいい効果が見られております。しかし、中学校でも小学校と同様な取り組みを行っているのですが、増加傾向に歯止めがかからないような状況で、対応に困窮しております。

  今後、ご指摘の競争原理との関係からも検証してまいりたいと考えております。しかし、競争原理は、人間が向上するための本質的なことでもあり、適切に活用すると、一人ひとりの成長に役立つもので否定はできませんが、過度の競争原理が働くと、教育の本質を損なうことにつながるため、指導的立場の人の良識ある判断も必要と思っております。

  最後に、教職員を目指す受験者数につきましては、高知県では、約、例年50名前後の採用者が予定されておりますけれども、19年度受験者総数は1,309名でございます。そして、本年度、20年度の受験者総数は1,265名でございますので、ご理解たまわりますようにお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。

  (「それは高知県の受験者数ですか」と、山本竹子議員述ぶ)

  はい、小・中・高、合わせての受験者数です。



○副議長(久保直和君) 田村福祉事務所長。



◎福祉事務所長(田村隆彦君) ご質問に、お答えをさせていただきたいと思います。

  保育と小学校との一体化についての見解ということでございますが、そのことは、まさに子供たちが健やかに育つうえで、大変重要な問題であろうと認識をしております。

  まず、教育に関する国の縦割り行政が、今、どういう状態にあるかと考えますときに、例えばでありますが、保育園の境界、つまり園区でありますが、を、今日は取り払いを行いまして、土佐市内はおろか、条件さえ整えば、隣のいの町でも、あるいは、日高村でも、佐川町でも、通園ができるという状態になってまいりました。

  また、山本議員さんの言われた、幼・保の一元化、つまり一体化でありますが、今日、日常的に取り組まれ、まさに市民権を得た感じさえあります。

  そこで、お尋ねの保・小の一体化となりますと、これは、もう、厚生労働省と文部科学省にまたがる大きな問題でありまして、私一人が答えられることではなく、土佐市におきましても、当福祉事務所と教育委員会とが検討組織を作りまして、協議を重ねる、まさに子供が育つ将来に向けての良好な環境をどう作るのかという、子育ちの根源にかかわることであろうと思います。とても、一元的な対応では困難であろうかと考えます。

  そこで、山本議員がお聞きになっている点でございますが、今日の教育界にとりまして、大変重要な大切な問題ではあります。が、しかし、昨今、教育基本法を改正するこに固執をしてまいりました安倍晋三首相もお辞めになったわけでございまして、今、そのことが、とん挫をしております。

  ご承知のように、教育基本法の中に、幼稚園教育法も含まれておりすので、きちんと、将来、結論が出され、自治体に示されたときには、お答えも必要であると、認識をしております。

  最後になりますが、土佐市の保育園の将来あるべき姿について、これは、まあ、一般論としてお答えをさせていただきたいと思います。

  昨年9月30日に答申をされました、土佐市保育所問題検討委員会の方向性、つまり、当面の間は直営とし、この間に公社化やNPO法人等の委託方式による運営について検討せられたいの指針に沿いまして、今後、保護者の代表の方々とか、あるいは学識経験者などを入れて、十分に時間をかけて議論をし、新たな組織を立ち上げることだと、今日的に考えております。

  以上であります。



○副議長(久保直和君) 5分間休憩します。

      休憩 午前11時 6分

      正場 午前11時14分



○副議長(久保直和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  山本竹子さん。



◆8番議員(山本竹子君) 2回目の質問に移りたいと思います。

  最初の医療難民への取り組みについてのお答えをいただきました。

  それは、高齢者又は低所得者が、民間施設の利用者になった場合に、特別養護老人ホームとの差額の補てんを、市として考えておるのかとのお答えに対しましては、いろいろと前向きの説明もいただきましたけれど、その中で、介護施設の充実や、いろいろの取り組みをしながら、中央保健所管内で協議をしながら、進めていくとのように、私は理解をしておりますけれども、今の段階のご苦労も分かりますけれど、結論としては、今の財政状況の中では、差額の補てんはどうすることもできないとのお答えのように受け止めましたけれど、18年3月の私の質問の答えと、あまり進展がない。1年半経過の中で、何の進展もないというのは、あまりにも市長の怠慢のように受け止めざるを得ません。福祉をスローガンにせられて、登壇をせられました市長ですので、もう少し、行き場のない医療難民に対しての、何らかの汗をかくべきと、私は考えております。

  医療の企業化、医師不足は、医師の過重労働につながり、それは、時間的にも収入面でも効率の悪い患者の切り捨てにもつながらざるを得ません。治る患者の場合は、それでも、まだ、幸せですけれど、病気の原因も治療法もまだ分かっていない難病や認知症の、治らないがん、多くの病気を抱えた老人、こうした行き場のない、ますます増え続ける医療難民に、今後、行政として、急速な老齢社会に向けて、何らかの対策を講ずべきと考えますが、また、公立市民病院の完成を控えて、医師不足の解消はできておるのか、また、議案第15号の等々、課題は山積であります。

  国は、深刻化する医師の不足を解消するために、入学金や授業料が免除される施策計画を提案をしておりますけれど、これも厳しい法則が課せられており、実のあるものにするには、国や自治体が取り組むべき課題は多いと考えますが、今一度、今後に向けて増え続ける医療難民への取り組みを、現状の実態をお示しをください。

  大変、気になる課題ですので、市民病院の新築開院を目前にして、今の段階でのお答えはいただけると思う中で質問をいたしますが、医師の確保はできておるのか、診療科目別に説明を求めたいと思います。これは、関連した中で言わしていただきますけど、お答えができればです。

  まあ、今、もう、どうせ市民病院が、はや開院をせられるところの中で、医師の不足の中で、まあ、科目別にどういうふうな状態になっておるのか、これは、医療難民についての関連の質問ですので、ご理解いただけましたら、お願いをいたします。

  この医師の確保については、今後、いろいろの方々の協力をいただきながら、取り組んでいかなければならない課題だと思いますけれど、市民が路頭に迷わない施策が一番の課題でありますので、今後、新築した病院の一番の課題であると考えますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○副議長(久保直和君) 暫時休憩をします。

      休憩 午前11時19分

      休憩 午前11時20分



○副議長(久保直和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  山本竹子さん。



◆8番議員(山本竹子君) 定住人口の確保については、具体的な説明をいただきましたけれど、20年後には2万6,000人になるような予定があるようですので、調査の結果、土佐市としては、3万人を減数しないような、今後に向けて、努力と政策を持っていくというふうに理解をいたしましたけれど、できるだけ人口が減少しないような取り組みが、行政として一番の、私は、今後に向けての取り組みでなかろうかと考えております。

  次に、教育問題でございます。

  課長の教育再生に対しましての見解をいただきました。詳細にわたっての説明をいただきました。

  そして、全国的に教職員を目指す受験者数が減少の結果が出ておりますけれども、高知県の場合は、危ぐをいたしておりましたけれど、教職員を目指す受験者数の減数の結果も、いろいろ小・中ですか、中でいろいろ違いはありますけれど、今、また、こういう課題が、たぶん出てくると考えておりますので、私は、この学校問題に、あまり教育へ政治が関与することは、あまり好きではございませんので。

  それでは、教育免許の更新制の具体的な内容が検討され、また、ゆとり教育の路線が転換される、学習指導要領の作業が進められ、小・中学校の主要教科の授業時間を増やす素案がまとまったことによって、総合的な学習の時間を削減をし、学力の低下への危機感や、ゆとり教育への批判に配慮した結果と、理解をしておりますけれど、総合学習が導入されて5年にしかたっていない。今、自ら学び、考える力を養うというねらいの下に、教員は、教科書も持たない手探りの中で、地域学習や環境問題、職場体験など、試行錯誤を重ねながら、学校教育の中に根付かせてきた各学校の努力。全校が、総合学習の中にテーマを決めて、新居小学校は、輝く風の子をテーマにして、温かいふるさと、学年ごとに地域の方々と交流を深める。また、戸波小の場合は、人権教育をテーマにして、人権の重みを知る。蓮池小学校の場合は、自己学力や表現力を育成する、また、生命を大切に豊かな心をはぐくむ。第一小学校は、自ら学び、課題を見つけ取り組む。高石小の場合は、気づき、学び、活動、また、ともに生きる。宇佐小は、ふるさとをテーマにし、身近な自然や暮らしを考え、自ら課題を見つける、自ら学ぶ。

  このような、すべての子供たちが社会へ出たときに、戸惑うこともなく、生きる力を養う。これが総合学習の基本だと思いますが、この先生方の努力を考えましたときに、様々な疑問点を残したままの、あまりにも猫の目のような改革は、現場を混乱させるだけだと、私は考えますが、今、土佐市の学校現場は、どのような対策をしながら、今後、学習の時間を増やし、今までの取り組みができておるのか、総合的な学習時間の削減に向けて取り組んでおるのか、今の学校現場の実態をお示しをいただきたいと思います。

  また、今日の新聞では、中教審方針の徳育の教科が見送られたというような記事も出ております。あまりにも、総理が替わったら、すぐ姿勢が変わる。これには少し疑問も持っておりますけれども。

  次に、福祉事務所の所長よりの、今後の保育行政についての説明をいただきました。

  保育園の園区を取り払い、条件さえ整えば、仮に、いの町であろうが、佐川であろうが、通園ができる状態であるとの説明をいただきました。

  保育、学校の統廃合の問題は、少子化、また、社会の変化をどう受け止めるのかが問われる中で、将来を見据えた教育観によって、統廃合による危機をチャンスに変える度量が、どれだけ生かされていけるのかが、担当所管に問われる課題だと、私は思います。

  19年3月の答弁で、民間活力の導入も含め、最も効果的な方策を模索をしていかなければならないし、土佐市保育問題については、検討委員会の中で、将来にわたって、保育のあるべき姿、また、方向性、そして、基本的な考え方について、答申も出ておるので、運営業態の仕様等について、今後、検討していかなければならないとのお答えだったように記憶をしておりましたけれど、その後、保育所の問題は、どのように進展をしておるのか、大変関心のある課題でありましたけれども、当面のあいだは、直営として、NPO法人等々の委託方式による指針によって、今後、保護者の代表とか、学識経験者など、いろいろな方たちと時間をかけて議論をしながら、新たな組織を立ち上げるとの説明と受け止めましたので。

  保育問題は、学校教育の原点でありますので、今後に向けての取り組みは、大変重要な課題ですので、保育、取り組んでいただくことを強く要望いたしまして、保育の質問は終わります。

  次に、定住人口の確保ですが、蓮池小学校、また、保育関連の土地の取得について、2回目の質問をいたします。

  先日の蓮池地区市政懇談会の協議事項の中の蓮池地域として、昨年と同じく1番に要望事項として取り上げているのが、土地の取得の問題が、蓮池地域にとりましては、一番の重要課題です。

  前回、学校用地の格差の問題を述べさせていただきましたけれど、そのときの市長の答弁では、1人当たりの面積差のみで論ずるのではなく、狭い中で様々な工夫をして、子供の健やかな成長を確保しようとする努力を見ながら、子供一人ひとりの成長に目線を置いた分析が必要との説明並びに答弁だったように、私は、受け止めておりますけれども、蓮池小学校の運動場の現実は、市長の言われますように、決して、子供たちの工夫とか、努力とかで解決できる次元の問題ではありません。

  前回も言わしていただきましたけれど、2階建ての校舎が運動場の南に建てられている。冬の寒いときには、午前中は凍っておって運動場が使えない。どうして、南側へ校舎を建築したのかと調べてみますと、北側の土地は軟弱な地盤について、費用の負担が大きいので、南側に、岩盤の上に建てられたので、当時の学校関係、また、保護者、学識経験者等々の方たちと議論のうえで、南側に建築をしたという経過があります。

  現在は、蓮池地区は、団地化の中で生徒の数が増え、これも今の少子化の中では大変うれしい悲鳴ではありますけれど、午後からは、ソフトチームが練習をしておるので、他の子供が、放課後、運動場で遊ぶことができない。と、申しますのは、あまりにも運動場が狭くて、また、危険があるので、他の子供たちが遊ぶ場所がない。

  子供の安心・安全のためには、どうしても運動場を蓮池保育園の方へ進入をしなくてはならない現状でございます。

  教育長もご承知のように、子供からも遊ぶ場所がないという不満も出ております。

  コミュニティセンター、また、保育園の隣接しておる、西側の土地の取得は、私は、必至と考えますが、保育、また、学校教育にとって、また、子供の安心・安全のためにも、早急に検討していただく課題ですので、ご勇退せられます市長には、12月議会では、答弁を求めることはできません。福祉と文教をスローガンの、市長の最後の決断を期待をいたしまして、2回目の質問を終わります。



○副議長(久保直和君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) 山本議員さんから、二たびいただきましたご質問に、お答えさせていただきたいと思います。

  これまで、議員からはですね、その後、何ら進展が見られない、このようなご質問をいただきました。

  先ほども申し上げましたようにですね、この問題につきましては、大変、私も、議員同様、本当に、こう、深刻に考えなければならない課題であるということは、もう、十二分に承知をいたしております。

  その後につきましてはですね、先ほど、申し上げましたように、本市につきましても、さる7月にはですね、福祉・保健、あるいは、関係医療機関を交えましてですね、意見交換会も持ち、現状問題につきましてですね、現時点での当面しておりますところの課題等につきましても、十分、この、議論もいたしております。

  また、昨年10月1日にはですね、その当時の実態調査が行われまして、それらのことも踏まえまして、県は、これからの結果を受けまして、本年3月にはですね、先ほども申し上げましたように、県下四つの保健福祉圏域の中で、この問題につきましてもですね、慎重に取り組んでいかなければならない、そういう課題でございます。

  そういう中でですね、私どもといたしましても、先ほど、申し上げましたように、大変、重要な課題であるという位置づけからですね、地域の声を、これは、当然、土佐市のみで対応できるような安易な課題ではないことは、まあ、議員、十分、ご承知と存じますので、地域の声をですね、私どもとしましては、県・国に届けることが、まず、肝要であるいうことを考えております。

  このことはですね、利用者の負担限度能力等々もありますので、国・県に上げていく、そうした提案の内容もですね、今後、検討課題としては、避けては通れない問題だと、このように認識をいたしておりますので、今後、なお一層、この件につきましてもですね、十分な対応向けまして、その方向を検討してまいりたいと考えておりますので、議員の、なお一層の、また、ご理解をたまわりたいと存じます。

  また、蓮池小学校のですね、土地の取得についてでございます。

  確かに、市政懇談会等も踏まえまして、地元のご意見は、十分、私も拝聴させていただきました。

  が、しかしながらですね、そのときもお話しさせていただいておりますように、厳しい財政状況の、今日の状況、本市の状況からしてもですね、それは、確かに、これは、購入できれば、それはよろしいんですが、やはり、先ほど、申し上げましたようにですね、土佐市のまちづくりの全体の構想の中で、このこともですね、十分、そうした課題、検討も深めていく中で取り組まなければならないと、考えております。

  で、また、なお、このことにつきましては、新しい市長に向けてですね、また、熱い思いも届けていただければ、なお、ご理解いただけるんじゃないだろうか。

  今、私がですね、先ほど申し上げましたように、大変厳しい財政状況の中で、ほいほいというわけにはいかない点がございますので、ご理解たまわりたいと存じます。



○副議長(久保直和君) 村岡学校教育課長。



◎学校教育課長兼学校給食センター所長(村岡治君) 総合的な学習の対応を、学校現場として、どのように受け止めているかというご質問であったと思いますけれども、土佐市では、今まで、土佐市の教育改革を各校で取り組み、その中で生きる力の育成に、非常に力を入れた取り組みを行ってきておりました。

  その中心になってきたのが、総合的な学習の時間の活用で、先ほど、議員さんの言われましたような内容を、各校は取り組んできました。

  しかし、近年、国や県から、学力向上や不登校部分の検証が非常に、こう、厳しく問われておりまして、現在、学校の授業時数総数の中で、総合的な学習の時間とか、選択の時間の占める割合が、非常に、こう、多くなっております。で、学力向上の時間をどのように確保するのかということが、各学校の課題でもありましたので、ちょうど、この、総合的な学習の時間も含めて、多少、見直しが必要な時機にきていたことも確かです。で、まだ、これから学習指導要領の内容によって時間数が、また、再度、示されてくると思いますけれども、ただ、前に比べて、総合的な学習の時間というものが少なくなるか、削減されるかになってくると思います。

  そこの部分で、生きる力を総合的な学習の時間だけでなくて、別の教科の中でもその力をつけさせれるような方法等の部分につきましては、明確に学習指導要領が示されたのちに、各学校で考えていきたいと思っておりますけれども、現在、先ほど、言いましたように、各校ともに、学力向上の時間をどのように作るかっていうことが、課題としておりますので、各校ともに、対応ができる状況になっているとは思います。

  以上でございます。



○副議長(久保直和君) 山本竹子さん。



◆8番議員(山本竹子君) 蓮池小学校の土地の取得に対しての市長からの、納得のいく答弁が、いただくことができなかったけれども、これは、大変、残念ですけれど、この問題は、蓮池地域にとっては、永久に続く課題でありますので、また、教育問題についても、子供の安全・安心のためにも、大変、重要な問題ですので、今後に向けて、取り組まなくてはいけないと、改めて自覚をしておるところでございます。

  他の質問の課題については、各所管より、いろいろ現状の説明をいただきました。また、土佐市の学習の実態も聞かせていただきました。

  学校教育は、今後、永遠の課題ですので、よろしくお願いをするところであります。また、学校予算については、国の方へも陳情・要望をしながら、日本を背負っていく子供たちのために取り組むべきと考えます。

  先日の8月26日の声のひろばに、「教壇52年間で思う『教育は愛である』」との見出しの中に、愛でもって心の美しい人間を育てていく。このことが、教育の原点ではないだろうかと、書かれておったのに、大変感動した記事でございました。

  私が、平成10年に議員に押し上げていただきまして、その間、議場では、市長には、いろいろ苦言も言わしていただきました。

  本当に長い間、ご苦労でございました。

  以上で終わります。



○副議長(久保直和君) 以上で、8番山本竹子さんの質問を終結いたします。

  続きまして、9番武森?嗣君の発言の許します。



◆9番議員(武森?嗣君) 久保副議長の方から、お許しをいただきましたので、質問をいたします。

  私も、今、山本議員が言われたように、6年間、議員として執行部に対して、鉄砲を撃ち続けてまいりました。なかなか、的に当てることが、大変難しい。6年間の間に一つ当てました。それは、みなさんもご承知のとおり、図書館の問題。もう一つも、羽根まで落としましたけれども、その鳥は、大変勇気のある鳥で、取り逃がしました。

  そういう関係で、なかなか、執行部と議会とのやりとりというものは、大変難しい。なかなか、作文で書いて逃げることが上手なわけですので、私たちの的の当たりぬくい点もあると思いますけれども、これは、議員として課せられた宿命でありますので、質問をいたします。

  まず、通告順に、高岡第一小学校屋内運動場・プール改築の件について、入札の件について、質問をいたします。

  執行部のみなさんもご存じのとおり、高岡中学校の体育館問題ののちに、平成18年12月議会で、基本設計、設計図書、行政の基本について、厳しく、私は、指摘しております。

  そのことについて、全く言うても過言ではございませんが、私の質問に耳を貸そうとしない。土佐市の行政の、議員の質問をよその火事のごとく聞き捨てる。行政のこの姿、私は、許すことができない。議員は、行政指導、過ちを正す責務があります。その、質問したことに対し、過ちを正そうとしない。議員として、市民の代表の役目が務まらない。今一度、真剣に議論をして、行政の考えを正し、指導・助言をし、正しく理解をして、正しい取り組みを、今後、このような、二度と起こらないような責務を果たしていく。このことが、今、問われている。

  県下の建築業者は、土佐市の建築工事を落札したら、やけどする。このことも、平成18年の12月議会で、私が質問いたしました。このような話を耳にしたので、昨年12月議会で、適切な設計図書、そのことを業者に示し、迷惑をかけない。基本設計、設計図書が、どれだけ大事なか。どれだけ建築の予算を決めるための選定で、どれだけ大事か。このことは、私は、12月議会にも明らかにしております。なぜなら、教育委員会が手がけた、波介小学校から今まで、高岡第一小学校に至る、教育委員会の建築現場、それを振り返った折に、あまりにも矛盾がありすぎる。行政のやることではない。始めから、8掛け、7掛けのやり方で取り組む。波介小学校にいたりましては、運動場の問題が凍りつくので、前に持ってきて、後ろの方では、大変、児童の運動に支障を来す。

  このような、前教育長の説明でしたけれども、全くその場限りの、うそのでっち上げ。そのような行政の主体性のない取り組み方、どうですか、みなさん、振り返った折に、あまりにも、議会を愚ろうしちゅう。

  私は、昨年12月議会にも設計図書、ねえ、正しい設計図書を業者に示し、迷惑をかけない基本設計、設計図書を作成し、正しい予算を決めて、建築業者に落札してもらって、立派な建築を施工してもらう。このような取り組みが、行政の責務であると考える。どうですか、全くそういう基本的な問題には、触れていない。

  本当に議会で質問しても、1日の芝居いうたら、語弊があるかも分かりませんけれども、全く限られた時間で、私たちの言うことを聞いて、何とか答えをすれば、それで終わりじゃ。このような考え方が、今日の行政は、総合計画、基本設計を立てずに、工期日程が迫り、設計図書を行政が再確認をしないまま、入札をしてしまい、その結果、入札が不落になってしまった。このような取り返しのつかないことが起き、この問題は、行政責任と設計業者の責任も大変な問題があり、設計業者にも何らかの処分が起き得る問題である。

  この大きなミスは、土佐市行政の取り組みの甘さが露骨に出てきた、氷山の一角である。市長の総括責任であり、市長は、今後はと、言いたいけれど、市長は、もはや辞めていく身、立つ鳥は跡を濁さずということわざがあるように、市長、あなたは、濁った水をきれいにして、市民が安心して生活できるような、土佐市をつくり上げるため、後任に自分の思いを託して、より豊な暮らしのできる土佐市の発展を願う、このことを強く求めておきます。 

  第2点に病院経営の何に、質問をいたします。

  市長の任期12年間中、後期6年間の総括と現状を、自分なりに分析したとき、議員として、その責務を果たしていたのか、今一度、振り返って、見直す時期ではないだろうか。

  例えば、市民病院の問題。

  改築して、立派な病院が完成間近になっていますが、いまだに各科に医師の確保ができていない。どこに問題があるでしょうか。分析ができていない単なる医師不足が原因であると言われているが、医師不足は、近年、始まった問題ではない。問題は、総合的な経営の取り組みにあるのではないでしょうか。行政が、病院経営の指導権を持って経営していくという、あまりにも無理な考えではないでしょうか。このような経営方針は、他県では少なく、市長の今日までの病院経営の甘さが露骨に出てきている。なぜなら、病院の経営は、院長中心に、医師に任し、市長は話し相手になる。この経営方針を、改築前に取り組むべきではなかったでないでしょうか。

  私も議員研修で、県外市立病院の視察に行き、健全な経営ができている病院は、院長中心の経営方針で、立派に運営されている。このような県外の状況を、市長も知っていたと思う。なぜ、取り組みができなかったか、大変残念であり、市長が、病院の設立者として、今後に大きな問題を残して辞めていく。今日の市民病院の現状を、私なりに考えたときに、これでよいだろうか、大変、心配をしております。

  市長、病院設立者として、責任説明を市民にどのように説明していくのか。市民病院の今後の健全な経営指導に、どのように取り組めばよいか、市長の考えを、今一度、お聞きしておきたい。

  病院の改築に当たり、あまりにも無理な決断をしたではないだろうか。確かに、病院は老朽化しています、市民に大変迷惑をかけてきております。改築について、総合的な経営判断がなされていないまま、あまりにも無理な取り組みである。

  改築すれば、患者が集まる。集まれば、健全経営ができる。このような甘い考えが基本ではなかったろうか。私はこのように思う。

  なぜなら、私が当初言うたとおり、土佐市の各課の事業計画、事業実施が目先しか見ない取り組み方、世の中の移り変わりを考えない、市民の声を聞かない事業実態、このような行政の取り組みが、露骨に見え隠れしている。取り返しのできない、大きな問題であり、市民の生命と生活を守るため、病院の健全経営が、病院の今後の行方を大きく左右する問題ではないだろうか。このことが、土佐市の財政負担にならないよう、全力で取り組むよう、提言をしておきたいと思います。

  第1回目の質問を、これで終わらせていただきます。



○副議長(久保直和君) ただいま、9番武森?嗣君の質問続行中でありますが、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

      休憩 午前11時56分

      正場 午後 1時 3分



○議長(浜田太蔵君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



◆9番議員(武森?嗣君) 議長。



○議長(浜田太蔵君) 武森さん。



◆9番議員(武森?嗣君) 1回目の質問の最後に要望しますというようなことを申したかも分かりませんが、質問ということですので、よろしくお願いいたします。



○議長(浜田太蔵君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) 武森議員さんからいただきましたご質問に、お答えさせていただきたいと思います。

  まず、第一小学校屋内運動場・プール改築の工事に関するご質問で、私にいただきました件につきまして、お答えいたします。

  当該工事につきましては、本月7日に、本体工事を一般競争入札により、執行いたしましたが、ご案内のとおり、入札不調、つまり不落となったものでございます。

  内容につきましては、教育長から申し上げますが、議員ご指摘のとおり、設計図書の再チェックの重要性や、スケジュール作成の甘さなど、市にも反省すべき点が多々あると、認識をいたしております。

  公共事業の発注におきましては、工事の品質を確保するための適正な価格の計上が基本であり、このことが、市内業者の活用と、併せまして業者の経済的基盤の安定など、業者育成にもつながっていくことであると存じております。

  残りわずかな任期の中ではございますが、この点、しっかりと留意したうえで、適正な価格での発注に努め、業者育成にも、さらに努めてまいりたいと考えております。

  また、次の市長になられる方にも引き継ぎの中で、十分、依頼してまいりたいと考えておりますので、ご理解たまわりたいと存じます。

  また、病院に関してのご質問でございます。

  病院改築に関する説明責任についてのご指摘でございますが、この点につきましては、市民病院は、築後30数年を経過し、老朽化と狭あいが進み、近代医療の提供及び療養環境の悪化により、病院機能の確保のためには、施設の抜本的な改善が緊急の課題となり、改築の具現化のため、平成16年2月の病院改築整備基本計画書の策定を基本に、議会に対しましては、将来にわたる病院経営に係る整備事業計画及び資金計画をはじめ、建設改良、減価償却計画についての病院改築計画を申し上げ、予算に対しても承認をいただきまして、建築を進めてきたいう経過がございますので、市民に対する説明は、折に触れ、行ってきたと自負をいたしております。それでも、近年の市民病院を取り巻く環境を、心配されての議員のご質問と受け止めさせていただきます。

  議員のご指摘のとおり、新病院開院に向けた、医師確保の見込みについてでございますが、医師不足解消を経営の最重要課題と位置づけ、再三にわたり、病院局職員とともに、高知大学を訪問し、各科教授との協議を深めるとともに、病院改築、医師住宅整備、臨床研修指定病院、開放型病院として一層の整備を進め、医師に選ばれる病院づくりを推進し、医師が働きがいと生きがいを持てる病院づくりを進めているところでございます。

  新病院では、特に、急性期医療を進めていくうえで、医師の質と量、高度な医療機器、医師にとって、働きがいのある職場環境の確保、この三つのことが求められております。そこで、新病院オープン時に獲得できる見込みとなっております医師につきましては、脳神経外科に常勤医師2名の着任が予定されておりますし、救急医療領域における緊急手術も可能となります。

  次は、高知大学以外からの医師確保でございますが、循環器科に循環器専門医1名が着任予定で、循環器科は3名体制となり、診療体制の充実を図ります。

  次に、消化器科ですが、新たに優秀な経歴を有します、消化器科指導医が着任する見込みとなっております。着任後は、消化器科は1名増の5名体制となり、消化器センターの充実を図ります。

  このことにより、医療の質的向上が期待できるものと考えておりまして、以上が、現時点での確定的な医師確保の見込みでありまして、中心科の診療体制の充実を図ることができる見込みであります。

  なお、その他の非常勤の診療科の医師確保につきましても、今後、一層努力を傾注してまいる所存でございます。

  次に、経営への医師の参画についてでございますが、近年、医療環境は、国の財政悪化を基調とした聖域なき行政改革、三位一体改革などの構造改革による交付税の大幅カット、また、診療報酬制度改革による、医療費抑制策では、過去5年間で6.86パーセントのマイナス改定が実施されております。さらに、深刻な医師不足などによりまして、18年度の決算見込み調査によると、全国の自治体病院の74.4パーセントが赤字となるなど、医療環境は、激動の時代を迎えており、自治体病院経営についての真価が問われております。

  当市民病院におきましては、いかなる状況に遭遇しようとも、市民の医療を守るため、健全な病院経営の構築を図るために、自律し得る病院づくりを目指しまして、目標管理に徹した経営を進めているところでございます。

  このような経営の状況ですので、管理社会制度の下で、医師と一体となった経営を進めたいと考えておりますので、ご理解たまわりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(浜田太蔵君) 瀧本教育長。



◎教育長(瀧本豊君) 武森議員さんのご質問に対しまして、私の方からも、お答えをさせていただきたいと思います。

  さる9月7日に行われました高岡第一小学校屋内運動場・プール改築工事入札におきましては、業者の方々並びに関係各位の混乱を招いたことに対しまして、担当所管として、大変申し訳なく思っております。

  まず、工事の概要及び経過につきまして、ご説明をさせていただきたいと思います。

  予算成立後、学校との協議や公募型プロポーザルの準備を経まして、5月に設計監理委託業者の1次審査及び2次審査を行いました。この審査におきましては、審査委員会設置運営要領の業務実施方針及び手法と、そして、会社の業務実績及び業務の実施体制などの評価基準に基づきまして、採点加算方式で設計監理委託業者を選定いたしました。

  その後、設計監理委託業者と建築確認書提出のための日程調整や、設計内容の協議を行いまして、6月19日に県に対しまして、建築確認申請書を提出いたしました。8月17日にその建築確認書が下りてまいりました後に、入札準備等が整いましたので、9月7日に工事入札が行われました。

  入札におきましては、1回目の入札で開札いたしましたところ、全社が予定価格に達していなかったため、直ちに2回目の入札を行いましたが、開札の結果、全社が辞退の意思表示をしてまいりました。そのため、後に続きます電気設備、機械設備の入札は延期するという事態となったところであります。

  今回の入札では、業者が2回目の応札ができないような設計図書であったと知り、担当所管といたしましては、早急に設計監理委託業者に設計図書の再点検を行なってもらいましたところ、厳しい設計図書であることが分かりました。

  この原因を双方で検討いたしましたところ、今回の建設工事は、国の建築基準が改正されることや、防災避難施設を兼ねているため、じょうぶな構造が求められ、相当の金額が加算されたことや、また、工期が短く、資材が安く入手しにくい状況も加味されたこと、さらに下請に出す内容も多く、人件費のかさみや、既成資材が占める割合が高く、利益率が低くなること等々、多くの要素が加わったため、設計金額と業者見積金額の差が生じたと確認をいたしました。

  私ども、教育委員会といたしましては、建築確認までの期間が少なかったため、設計を急がしたことや、設計図書が適正な価格であるかの十分なチェックができなかったため、混乱を招きましたことを、反省をいたしております。

  今後の対応につきましては、昨日、設計図書の見直しが完了いたしましたので、早急に入札を行っていただきたいと思いますので、ご理解たまわりますよう、お願いを申し上げたいと思います。

  以上でございます。



○議長(浜田太蔵君) 武森?嗣君。



◆9番議員(武森?嗣君) はい。

  体育館の問題を指摘したいと思います。

  教育委員会の説明、市長の説明は、今、私は、納得しかねます。なぜならば、このような、ほかにも例のない、体育館を設置しようとする土佐市行政が、あまりにもずさんな取り組みとしか言えない。

  私が、最初に申し上げたとおり、この問題については、昨年の12月議会で厳しく指摘をしております。総合設計設計図書確認の件について、昨年の12月に、既に指摘をしております。このような、他市に例のないような建築物を施工する場合に、あまりにも認識の甘さが露骨に出ているではないですか、市長。

  図書の確認の件について、1回目にも質問いたしましたが、基本設計設計図書、この問題を確認をしてもらわなければ、土佐市ではできない。

  昨年の12月にも、私は、専門の職員を配置したらどうなということも言いました。それが財政的に厳しければ、専門的なコンサルを、土佐市が図書を見てもらうような人を選んだらどうか、このことも指摘しております。

  一つには、あまりにも行政の中で、県の助成機関に技術公社というものがあります。

  建築なんかは、かなり金額が大きゅうなったら、技術公社に委託して、県も一緒でございますけれども、設計施工監理をやってもらっております。

  なぜ、技術公社に設計図書の確認をさせなかったのか、私は、理解ができない。

  土佐市の独自な取り組みの中で、確認できないにもかかわらず、それで、入札を続行する。その格差があまりにも大きい。

  今、教育長の方から図書の再確認をしたので、早急に入札をしたいという答弁がありましたけれども、そのような簡単な設計であったがですか。

  市長が、森本議員の質問にも答えましたけれども、適正な入札、この適正なという言葉を、森本議員の方から指摘されましたけれども、連合設計の精査がね、簡単に数日でできて、再入札をするという行政の考え方、物事があまりにも分かっていない。

  なぜ、県にそのような出先機関があるにもかかわらず、これに、再確認をしてもらわざったという理由。

  私は、先ほど、教育長が述べられましたけれども、建築確認が、すべての確認と、認識したではなかったでしょうか。

  建築確認は、構造設計と設計図書、これを細かく、今の耐震の問題がありますので、厳しく、それは指摘を受けたんでしょう。このことと、入札に関する設計図書の確認は、違うわけです。

  私が、最初にも質問いたしましたとおり、土佐市の仕事を取ったら、業者がやけどする。こういう言葉を述べましたけれども、行政が大やけどをしたやでないですか。取り返しのつかないようなやけどをしたじゃないですか。

  あまりにも立派な総合的な設計を立てて、どのように再入札するか分かりませんけれども、4億5,000万という限られた金額の中で、私は専門ではないき、分かりませんけれども、簡単に、この設計の見直しができるとは思わない。やろうとすれば、品質を落とす、ねえ、それしかない、だれが考えても。これで立派な、高知県に誇れるような、下がプール、上が体育館、2階建て構想でできると、市長、思うんですか。

  私が、当初、言うたとおり、このことは、波介小学校の改築から始まって、今日まで、指摘をし続けてまいりました。

  高知県に誇れるような立派な建物を建ててほしい。小学校の建築に当たっては、5年先、10年先を見つめた学校建築がふさわしいじゃないかという質問までしました。

  けれども、土佐市行政の取り組み方は、目先のことしか考えない、私たちの質問に耳を貸そうとしない、ねえ。

  森本議員に言われた、市長の適正な入札を、ねえ、したと言うけれども、この入札が適正な入札ですか。適正な入札であれば、7日に落札したではないですか。この入札は、適正ではなかった。

  私は、これほど、強く質問をするとは考えていませんじゃったけれども、あまりにも執行部の答弁が無責任すぎるので、私は、初めの質問でも、ねえ、強く、私なりの指摘をしておりましたけれども。私がパソコンの中から、文書を取り出すのに失敗いたしましたので、子供に頼んだところが、あまりにも親父の質問はねえ、厳しいということで、これは、子供に一部直されました、はっきり、ここで申しますけれども。

  あまりにも行政が議会をなめて、甘く思っている。議会で、指摘が、私が当初言うたとおり、なんぼここから弾を撃ってもね、当たらない、当たるはずがない。議会の言う言葉をね、万に一つ考えない。このことは、今後の議会の、行政に、大きな問題を残してしまう。

  これからの公共事業には、金額が大きくなれば、電子納品という、全部、業者が来なくてもえいようなシステムに、行政は、今後、取り組んでいく。これは、土佐市がそのことも言っております。一人前に物事は指摘しますけれども、行政側がその受け皿としてできてない点が往々にある。私は、電子納品についても、市の職員の対応の、これからの取り組みが、どのようになるか分かりませんけれども、もうちょっと、行政が、先を見つめて、もっと真剣に考えて取り組みをしなければならない。

  教育委員会も教育委員会。このような県下にも例のないような建物建てるに、教育委員会だけで取り組む、他の課の知恵、助言も受けない。このことが露骨に出てるんじゃないですか、市長。

  いろいろな協議を、課長を寄せてしていると言われておりますけれども、協議というのは、問題が起きないように、土佐市行政の取り組み方、今後の問題含めて検討し、確認をし合う。このようなことが、一番大事な問題ではないですか。

  適正な入札をすると、市長は、何回も言われておりますけれども、既に、この問題は、適正ではない、何回言っても。

  もう一つは、指名競争入札ですので、仮に、再度、入札するとなれば、はじめの市内業者を含めて10社で、再度、入札をするという考えですか。それとも、最初の10社をのけてという考えですか、それも明らかに、聞いておきたい。

  今一度、もうちょっと、納得できる適切な答弁をお聞きしたい。

  2問目を終わります。



○議長(浜田太蔵君) 暫時休憩します。

      休憩 午後 1時35分

      正場 午後 1時41分



○議長(浜田太蔵君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  森田市長。



◎市長(森田康生君) 武森議員さんから、二たびいただきましたご質問に、お答えさせていただきます。

  これまでの議員さんから、厳しくご指摘をいただきましたことにつきましては、これまでにも述べさせていただいておりますように、私どもとしましても、今後、十分、留意して取り組まなければならないことを、強く認識をいたしておるところでございます。

  この入札は、適切であったのか、どうかということではございますけれども、あくまでも、私どもといたしましては、委託しておりました設計業者からいただきましたその数字をもって、適正であろうということで、入札行為に移ったわけでございます。

  その結果といたしまして、今、議員さんから厳しいご指摘をいただいた内容であるわけでございます。

  また、再度、入札とする場合、何社で行うかというご指摘がございました。

  先の、不落入札の結果を非常に、こう、重くとらえまして、設計見直しをいたしまして、見直しをした新たな工事といたしまして、従前の10社に加え、新たに3社を加えた13社で行う予定をいたしております。

 なお、また、なぜ、この技術公社への依頼をしてなかった理由等につきましては、所管の方からお答えさせていただきますので、よろしくお願いします。



○議長(浜田太蔵君) 瀧本教育長。

  (発言する者あり)



◎教育長(瀧本豊君) それでは、私の方から、設計を委託するといいますか、設計の作業を行う時点におきましての経過等につきまして、述べさせていただきましたので、その中で、武森議員さんの方から、ご質問・ご指摘をいただきました、県の技術公社の方にですね、これほど大きい金額等々の建築物については、再確認、あるいは協議・相談を、なぜしなかったというご質問について、お答えさせていただきたいと思います。

  今回につきましては、残念ながら、この技術公社の方にですね、時間等々の関係もございまして、協議・確認等の作業は行っておりません。しかしながら、今後につきましては、もし、そういうふうな状況等々があると判断した場合にはですね、何らかのしかるべき、技術公社等々にですね、協議等もさせていただきたいというふうなことをですね、これから協議、また、考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

  以上です。

  (「庁内の中でも、なんぼでも専門家おるがじゃおがえ」と、尾?洋典議員述ぶ)



○議長(浜田太蔵君) 武森さん。



◆9番議員(武森?嗣君) 大変申し訳ございません、2問の折に、病院問題を、あまりにもこちらの方に力が入った関係で落としておりますので、病院の方にもしたいと思います。

  病院問題については、市長の方から、いろいろな答弁をいただいて、もらいましたけれども、私たちは、責任を逃れるわけではございませんけれども、私たちが、議会に上げてもらった折は、すでに病院は、開局が議会で承認されていました関係で、市長が言われる、みなさんに承認を得たという、そのことについては、そのことを申し加えておきたいと思います。

  市民病院については、あまりにも、患者のねえ、話なんかを聞くと、人気がない、ねえ。これは、人気がないという原因がどこにあるかというと、確かに、病院というのは、院長主体ですので、もちろん、院長は、大事でございますけれども、病院の総合的な取り組みに、やっぱり問題がありはしないか。

  医師を含む、この前にも、ちょっと、その点については触れましたけども、医師を含んで幹部・看護師、全体のお世話が、市民に対して十分なことができていない。そのことも、一つは、市民病院の人気のない原因の一つではないか。

  今、市長、市民病院が、市民病院ではなく、ちまたでは、死の病院と言われております、ね。このような、大きな問題を抱えた市民病院の経営が極めて難しい。今後の取り組みに難問題が山積している。

  このような病院経営の問題点を速やかに、市長滞在中に早い分析をしていただいて、今後の経営の、どのような取り組みをすべきか、管理者、設立者、病院、企業経営の真の経営を、今一度、取り組んでいただきたい。

  そのことと、もう一つは、病院バス問題でございますけれども、この問題について、教厚委員会の委員長である、野村さんの方から、この問題を教厚でという協議を持ちかけましたけれども。

  (「それは個人、委員長としてやないろう」と、述ぶ者あり)

  委員長と、まあ、それは。それは、議員協議会で審議をいたしますということで、待っておりましたけれども、私が聞くところによると、議長が、それは、議員協議会をすべきじゃない、教厚委員会で、もっと詰めてほしいということで、そのこともやまって今日に至って、急きょ、病院バスを走らせていただきたい、これが今議会に提出されております。

  その、今まで、ずっと、教厚の委員会でこの問題は、それまでは詰めてきました。一つには、学校の予防接種の問題、学校、保育含んで。この問題で、医師会の方は、ボイコットをするということで、なかなか難しい。そいうことで、私たちも、じっと、今日まで見守ってまいりましたけれども、仮に、医師会が反対しても、市民病院が、あとの先生を一切引き受ける。この話が、事実か事実じゃないか、私も確認はしておりませんけれども、このような話まで出てくる。

  このことは、教育委員会に聞くと、かなりの数の健診をせないかん。保育を含めると、年に何百日の健診があるそうです。詳しいこと分かりませんけれども、そのことが、今の病院の体制でできるでしょうか。

  このような真実性のない作文を議会へ書いて出いてきて、承認せえ、ね。これはっきり言うて、議会も大変、苦しい立場におります。今、土佐市の市民が、ねえ、本当にお年寄りは困っちゅう、そりゃ。車もない、ねえ、子供が出て、おらんので、車も持っていない父母なんかを含めて。

  この病院の通知に対して、大変困っておると。そのような、議会の反対しぬくいような方向で、無理矢理出してくる。

  全く、得手のえいような話だけ、議会へ出してきて、ちょっと難しい問題になったら、離れていく。最後には、行政の言うこと聞いてもらわないかん、うんとえい話や。こういうようなね、やり方はすべきじゃない、行政として。まっと、説得、納得したね、取り組みをせないかん。

  私も反対やないですよ、この病院のバスの問題については。反対したら、いんで、隣のおばあちゃん、じいちゃん、怒られるき。これは反対じゃない、賛成じゃ、実は。けれども、あんまりにも、取り組み方が、簡単、ずさんじゃ、ねえ。本当に、あと、市民病院が、この学校の予防接種含めて、子供の面倒をみれるという確信があれば、私は、やって結構だと思う。実質、うちらで、行政の中の、ねえ、話し合いが詰んでないじゃないですか。それを議会へ、ぼったりほりかけてきて、もう、教厚の委員会に言うたち、あんたらあに言うたち、前はあきゃせんき、本議会で賛成してもろうたら、ほんでえわやと。こういうことはね、すべきではない。もうちょっと、慎重に論議をしおうてねえ、えい方向にしなければならない。やることなすことが議会任せ、えい折は。悪いことは、委員会へ言うたち取り合うことはない。このねえ、得手のえい行政のねえ、その言い方はね、すべきではない。

  それと、もう一つ、入札の問題ですけれども、あの、一つはね、一番、この、はじめの10社をそえて13社にする、ねえ。これはねえ、3回、仮に、入札してねえ、不落であった場合、業者を差し替えたり、そのようなことは、します。行政の不手際でね、とてつもない金額を出いてきて不落になった。これは業者の責任ですか、行政責任でしょ。ぼったり、業者を増やいて、何とか取ってもろうて、何とか仕上げてもらう。このようなことはすべきじゃない、なんぼ言うても、土佐市の行政は分からん、ほんとに。

  過ちは行政にあるんですよ、これ。業者10社、全員がじゃね、2回目の入札せん。私は、聞くところによると、平均の入札が4億2から5まで、こういう1回目の金額が入ってきたと、お聞きしました、ねえ。予算と同じようなね、総予算と同じような1回目の入札、ねえ。これで最低3億9,700万、そら落ちるはずがない、落ちるようになっちゃあせん、ねえ。あまりにも、しき札と開きがありすぎるきね。そのような、あたかも業者の責任のように、おまんら以外に、また、3社ばあ増やいて、何とか取ってもらう業者を増やす、これはねえ、常識なやり方じゃないですよ。業者には、全く非がないんです、これは。行政に問題があるんですよ、最初から言いゆうとおり。ほんで、取ってくれるまで業者増やいて、どうでもこうでも、この建築対象を仕上げていく。そんなことはね、すべきではない。なんぼ言うたち分からんきに、いきませんけれども、もうちょっとね、真剣な考えでね、取り組まないかん、ねえ。この問題、これは、仮に、次回、落札してねえ、仮に、施工して、完成したにしても、ねえ、立派なものはできん。わしは、素人やけんど、専門家に見てもろうても分かると思うけんど、できるはずがない、ねえ。本当に近いうちに、補修をせないかん予算も、先、組んじょかないかん、何が起こるやら分からん、これ。それこし、姉歯の二の舞になる可能性を含んでいる。もうちょっとね、慎重にねえ、行政の責任も踏まえてねえ、問題は、この設計業者、ねえ、連合設計ですか、この業者に問題がある。それを受けらした行政にも問題がある。その問題をあいまいにしてしまうと、今後に、ずうっと、こういうような問題が起きてくる。

  私が、1回目の質問したとおり、また、いろいろ、いろいろ処分じゃいう権限はございませんけれども、何らかのねえ、何らかの行政として、この問題については、正しゅうないわけですので、私は、私なりに考えた折に、処分の対象になりはしないか。

  このことを指摘として、まあ、3問目を終わりたいと思いますけれども、これは、きょう、ここで、私が、持ち時間をもろうて、日がな一日言っても、解決のつく問題やないし、また、行政が、このことをきちっと、胸の中へ閉じ込んで、今後の行政に、生かしていく。このことも、まあ、全くないとは言われませんけども、3分の1しか当てにならん。

  これから、いろいろ問題があります。私も、まだ、弾を撃ちかけた、ねえ、ところもまだ、残しておりますので、今後、その課に対しても、改めて、弾を撃ちかけていきたい。このことを重ねて指摘しておきます。

  こういうことでは、土佐市の将来には、ねえ、明るさはない、ねえ。日が暮れたらえいという考え方では、土佐市の未来はありません。少なくても、未来に明るい市政を築き上げるためには、今、撃てるところへは、攻撃をしておきませんとやね、よくならん。

  そのこと付け加えて、3問目の質問を終わります。



○議長(浜田太蔵君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) 三たびいただきました、武森議員さんからのご質問に、お答えいたします。

  まず、病院の問題でござます。

  健全化向けての新病院改築後におきましてもですね、これ、ご指摘のとおり、全力を挙げて取り組んでいかなければならない。そのためにはですね、やはり、医師団との意思の疎通を、より密にしていく中で、そして、病院全職員のですね、やはり、意識改革と申しますか、やはり、接遇の問題も、ご指摘の中の理由の一つであったと、私は、認識をいたしてます。このことにつきましては、私は、常に、病院職員にも機会あるごとに、そのことは指示しておりますので、今後、病院当局におかれましてもですね、そのことについては、十二分に認識をした病院運営に取り組んでいただけるものと、私は、確信をいたしております。

  また、今回の不落になりました、入札、この業務の件でございます。

  議員さんからも、本当に、この、内容の深いご指摘もいただいておりますので、議員ご指摘のことを十分肝に銘じて、今後の取り組み方を進めていきたいと、このように考えておりますので、ご理解たまわりたいと思います。

  以上です。

  (「バス」と、武森?嗣議員述ぶ)



○議長(浜田太蔵君) バスのことを。

  森田市長。



◎市長(森田康生君) 病院の医療バス運行についてでございますが、これまで、私も医師会との会合には、すべて参加もさせていただきまして、病院当局がですね、この、熱望しております、バスの運行についてのご理解をいただくためのお願いをさせていただきましたし、また、医師会の方からも、そのことにつきましてのご意見等もたまわってきております。

  十分な医師会のご理解はいただくまでには至っておりませんけれども、今後も、なお、一層、その、ご理解いただくための取り組みを進めていきたいと、このように考えております。

  また、病院当局もですね、並々ならぬ、ひとつ、また、医師団も、決意も固い面もございますので、先ほど、ご指摘いただきました、それぞれの所管が、これまで地区の医師会と連携を取って進めてきておりました、業務につきましてもですね、病院当局も、そのことも十二分に、ひとつ、心しての、この取り組みでございますので、なお、一層、私どもといたしましても、医師会との、この地域医療の連携医療につきましても、一層、また、ご協力いただけるように説明させていきたいと、このように考えておりますので、ご理解たまわりたいと存じます。

  (「議事進行」と、武森?嗣議員述ぶ)



○議長(浜田太蔵君) はい。

  武森?嗣君。



◆9番議員(武森?嗣君) あの、言うたとおり、その、医師会の確認。子供に対する予防接種とか取り組み、それが病院でいかな、できるかできんのか、それをはっきり、ここで答えてもらいたい。



○議長(浜田太蔵君) 市長。

  暫時休憩いたします。

      休憩 午後 2時 8分

      正場 午後 2時 9分



○議長(浜田太蔵君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) 先ほど、ご指摘いただきました件でございます。

  私のお聞きをしている範囲では、病院の医師団で責任持ってやる、このことをお聞きいたしております。



○議長(浜田太蔵君) 以上で、9番武森?嗣君の質問を終結いたします。

  5分間休憩いたします。

      休憩 午後 2時10分

      休憩 午後 2時20分



○議長(浜田太蔵君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  ただいま、森本耕吉君から、武森議員の先ほどの質問に対する答弁の中で、設計業者の図面見直しが、昨日、終わり、早急に入札をやり直すという答弁がございました。

  この件に関して、昨日の市長答弁含めてですね、適正な発注ということに関する、緊急質問をしたいとの動議が提出をされ、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。

  よって、本動議を議題といたします。

  おはかりいたします。

  森本耕吉君の緊急質問に同意のうえ、この際、日程に追加し、発言を許すことにご異議ありませんか。

      (「なし」と呼ぶ者あり)

  ご異議なしと認めます。

  よって、森本耕吉君の緊急質問に同意のうえ、日程に追加し、発言を許すことに決しました。

  森本耕吉君の発言を許します。

  森本耕吉君。



◆18番議員(森本耕吉君) テレビも入って、みなも喜んで、13人も質問が出て、3日間で済むか済まんかという非常に大事なときでございます。

  江渕さんの質問の前に、こういうことをしてしまいました。

  しかしながら、簡潔に質問をいたしますので、どうか、市長さんも、すじゃごぼじゃ、ああじゃ、ううじゃ、おおじゃ言わずに、本当に最後の大事な議会でございますんで、どうか、間違わない答弁をお願いします。

  どうして、緊急かというと、入札を急ぐあまり、先ほどの教育長の答弁の中に、早急に入札をするという、発言ありました。

  それで、それを繰ってみますのに、28日の最終日に追加提案出てくる、同意議案が出てきます。それまでに入札をするだろういうことで、当議会の意思として、間違わない方法でやってもらいたい、そういうことを含めた質問をしたいと思います。

  まず、1点。

  本当に3月31日年度末までに、この事業は完成するか。

  私は、ど素人でございます。しかし、物理的に考えて、たった6箇月で、屋内体育館、下はプール、2階は体育館という総合的な建物が、急ぐあまり、6箇月で済ますいうのが、私は分かりませんし、耐震強度の問題もあり、あらゆるものをクリアした形の中で、そういう建築物がほんとにできるかどうか、まず、1点。

  先ほど、連合設計に見直しを求めたと。それも終わったのでと、教育長は言われました。見直しということは、非常に大事なことなんです。

  ご承知のとおり、3億9,700万で落札しなかった。ほんとに求められたグレードは、それ以下の金額でできるかどうか。自信のない10社の業者さんは、2回目の入札を辞退した、先ほどから不落、不落と言ってますけど、これは、辞退なんです。入札を辞退したんです。そんだけ自信がないから、辞退をしました。これはねえ、異常な事態なんです。本当にね、みなさん、あんまり詳しゅうないから、分からんと思いますけどもね、2回目を全員、入札を辞退、これは異常な事態なんです。

  そういう事態が起こっておりながら、教育長は、あんたは、教育長は関係ないろうがと言いましたけども、なかなか責任をこうて出たように言いますので、これは、私、だれに聞いていいか分かりません。これはおそらく、市長に最終責任取ってもらわないかん。立つ鳥跡を濁さずいうて、だれか言いましたけれども、市長は片足で濁いてしもうちょいて出ていく気ですか。

  教育長は、設計業者の見直しが終わったと、市長は適正な発注を行うと、きのうは言いました。その二つを合わせれば、設計業者である連合設計に見直しを済まさせたということですよね。どんな見直しであったか、これは、具体的に、この場所で、当議会に説明をする義務があるんです。絶対に、なあなあにしただけで、うやむやで、見直したぜよというだけでは、済む問題じゃない。具体的に、何を、どう見直し、どのような形で、納得して発注するのか、それをつまびらかにしてもらいたい。

  次に、市長は、10社に3社を加えて入札をする。いとも簡単に言ってのけました。最初の10社は資格を問われた。例えば、土佐市外の県内業者は900点、工事実績、そして、10年間に単体1,500平米の鉄筋コンクリートの建物を建てた実績、土佐市の業者に対しては、点数は抜きにして、A級業者であるということで、2社が入っております。尾崎工務店と朝日工業。この10社で入札をしましたけれども、2回目は辞退ということで、形にならなかった。

  棒高跳びの日本の選手が、大阪の陸上で、ええ跳び越さんづくに記録なし。予選で、よう跳ばんづくに記録なし。これと同じなんですよ。

  そこでです、あなたは簡単に、3社を加えた、3社を加えて13社でやる。いったい、これ、どういうことなんですか。最初の業者は、資格を問われて、一般競争入札で入ったんですよ。後の3社は、あんたがつまんできたがですか、ええ。おまん来いや、おまん来いや、おまんやったら、できやせんかよ、なんとかしてやっとうせや、つまんできたがやないでしょうね、まさか。これをはっきりしてください。性格が違います、業者の性格が違います。よく、この辺を考えて、答弁をしてもらいたい。

  それと、非常に異常な事態を来たした、その設計金額、発注の金額ですか、それ、私は、きのうの、私の質問で、この金額を積算して出したのは、業者か、それとも、この金額を出さした市が、業者に強要したのか、二つに一つですよ、そう聞きましたけれども、あなたは、はっきり最後まで、答えなかった。私は、業者が出したがとも聞かざった、市が出さしたがとも聞かざった。それで済みましたよ。

  そういうことで、この入札辞退という異常現象を起こした、建築費、建設費の精査・精算を行った連合設計の責任の重大さ、これをあなたは考えなきゃならん。この責任大きいですよ。そう簡単に済む問題じゃないんです。

  これは、ほんとはね、土佐市の外へこれが聞こえたら、連合設計の大きな汚点になる。まあ、これは、新聞がそう扱いやしませんので、大したことないでしょ。

  もし、そうだったらね、市長さん、もし、連合設計が積算をして、はじき出した金額なら、土佐市が強要しない金額なら、それでやれる業者を連合設計に連れきてもらわないかん。そうじゃないですか。

  まあ、とにかくね、それは別にして、私、今、三つ聞きました。3月末日までに物理的に可能であるか、立派なものできるのか、見直しというのは、何を、具体的に、どう見直して、どういう結果が出たか、3社というのは、最初の10社と性格が違うが、あんたは、どっからつまんで、どうやってやる気か。

  この三つを、まず、ご答弁願いたい。



○議長(浜田太蔵君) 暫時休憩いたします。

      休憩 午後 2時29分

      休憩 午後 2時55分



○議長(浜田太蔵君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  森田市長。



◎市長(森田康生君) ただいま、森本議員さんから、緊急質問をいただきましたことに、お答えさせていただきたいと思います。

  まずは、3月31日までに完成をできるかいう件でございす。

  工期は、当初計画では、3月20日といたしておりましたが、見直し発注後は、厳しいことは、十分考えておりますけれども、3月31日までの完成を求めるものでございます。

  設計の見直し内容につきましては。

  (「いや、求めるじゃいう問題と違うぜ。『できるがですか』って聞いちゅうき、できるかできんかいうて」と、森本耕吉議員述ぶ)

 それは、業者と交渉もしていかなければなりませんので、私が施工業者ではございません。あくまでも、これは、業者にですね。

  (「そりゃ、おかしい、それは」と、森本耕吉議員述ぶ)

 ないいうたち、業者にお願いするがじゃき。

  (「発注する側が」と、森本耕吉議員述ぶ)



○議長(浜田太蔵君) すみません、1問1答ではございませんので。



◎市長(森田康生君) 設計の見直し内容につきましては、まず、ソーラーシステムによる発電量の減少、構造に影響しない内部の見直し、外構工事の見直し、備品等の見直しでございます。

  行政か設計業者の責任かに関しましては、プロポーザルで内容の指示をしてあり、その内容が適切なものであったと考えており、その内容で契約をいたしております。これは、前の契約時のことです。

  それから、10社を加える3社、計13社で、業者指定をしたいうことにつきましては、前回は、一般競争入札で公募したところを、10社の参加でありました。今回、設計図書を見直したうえで、時間的余裕がないことから、指名競争入札の方式を選択をいたしました。業者数については、1億5,000万以上は、12社以上の業者の指名が必要となっていることから、前回、参加いただいた10社に加え、県外業者で、国・地方公共団体から指名停止を受けていない建築専門業者で、技術力の高い業者3社を追加したものでございます。

  以上でございます。



○議長(浜田太蔵君) 森本耕吉君。



◆18番議員(森本耕吉君) 私も経験が浅いもので、緊急質問というものが、どういうものかをあまり知らない。しかしながら、何にも優先する質問であろうといういうふうに、素人なりに認識しております。で、また、何ものもそっちのけて、やったもんでございますんで、市長さんの方も、答弁に関しては、聞かれたことに対して、明快に答えていただきたい。

  例えば、私は、業者じゃないので、いつできるや分からん、けんど、3月31日までに仕上げてもらわにゃいかん。それは、あなたの答弁としては、聞けない。発注側として、3月31日の竣工をめどに発注をすると、それは、当然、それまでに仕上がるという確信も、自信もあってのことだというふうに言えないんですか、違いますか、と、思いますけんどね、私は素人やき。

  それと、あなた、見直し、ソーラー発電とか、内部・外部の建物の何やろに支障を来たさん、それから、備品がどうの、そんなにのけていって、えいがですか。

  今も、ある人が言うには、プールの上の天井の何やらをのけて、どうやら言う。水分が上へ行かんように間仕切りをする天井をのけて、水分が上へ上がるから、武森議員は、それなら、補修費も一緒に予算に上げちょけいうて、ここで、今、笑いよりましたけんど、まあ、そういうことなんですよね。この見直しが、安くするための手段であったというふうに理解してえいか。

  3億9,700万で落ちなかったので、県外のこじゃんとえらい、少々、損してもかまん業者をあんたがつまんできて、3社入れた。そこらやったら、やってくれるろうと、少々赤字でも。そういうことで3社呼んできたと思いますが、この人らあにやらしたら、4・5,000万の赤字はどうちゅうことないだろうというふうに、踏んでおると思います。

  しかしね、市長、これは、議会の同意が要るんですよ。落札した業者に請け負わすかどうかとういのは、議会の同意が要るでしょ。そのために、28日の最終日に追加提案するがでしょう。もうちっと、はっきりしてくれんと、立てれんですよ。

  まあ、あんたのための問題じゃない、子供たちのためのことやから、何としてでも3月の終わりまでに、あそこへ造ってから、卒業式をさせたいという、あなたの気持ちも分からんでもない。

  私は、設計業者の問題は、金額の問題を言ったんですよ、金額の。設計業者が適切かどうかというんじゃなしに、連合設計が、はじき出した積算、それが、入札に値しなかった金額であったのか、それとも、市が、こればあでやるぜよと言うたのか、それを聞いたんですよ。設計業者のはじき出したもんで入札したのか、それとも市が、いんげ、それじゃない、もっと安うなけりゃいかんというがで、市が決めたのか、その二つに一つどっちかって、聞くばあ聞きましたよ、この答弁がない。

  それで、私は、納得がいかないのは、3社をつまんできた、指名競争にした。3社をあんたがつまんできた。いいですか、どうせ、県外のゼネコンをつまんでくると思いよりました。ほんなら、ここなこんまい業者がどうじゃいうたち、4・5,000万ばあ赤字になったち、まあ、やっちゃらあやということになりゃあせんですか。ほんなら地元業者の保護育成はふてたというふうに、取らないかんですね。最後の最後まで地元を泣かいて辞めますか。

  だから、私は、もう1回、聞きます。

  年度末までに仕上がるような工事でございますか。見直しは、安かろう、安かろう、安かろうというがで、安うに、要るものも要らんものものけていたというがですか、それとも、金額は設計業者がはじき出したものか、それとも、いんげ、土佐市がこうじゃというて出したものか、それで入札したか。それから、3社がどうか。



○議長(浜田太蔵君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) はい。

  二たびいただきましたご質問に、お答えいたします。

  まず、1問目につきましてはですね、3点をお聞きするということで、私は、お聞きをいたしておりました。

  3月31日までに仕上がるかや、設計の見直しはどうならあ、10社を加えた3社について、この3点をお聞きするということで、私は、答弁の準備をさせていただきましたが、今のご質問の中に、業者、価格設定の強要はしたのかどうか、こういうことがございましたが、昨日も、私は、申し上げましたように、発注元からの業者への価格の設定については、決して強要したものではございません。

  また、この、工事完成、3月31日の件につきましてでございます。

  私は、やはり、今回、受注していただく業者には、当然、この、工期も明記をして発注いたしますので、それを期間までに完成をしていただけるものの業者であることが条件であると、認識をいたしております。

  また、設計の見直しにつきましては、安かろうという意味ではございません。あくまでも、総工費4億5,000万の中で、本体工事、そして、電気、機械、この三つの分野で、それぞれ発注をしなければならないわけでございますので、限られております予算の中でございます。その中でも、やはり、市民に納得してもらえる良質な完成品を求めなければならないわけでございますので、それには、どうしたものを見直していくべきかということで、先ほど、申し上げました、それぞれの見直しをさしていただき、設計金額の徹底を、お願いをいたしたところでございます。

  また、10社に加え、3社を加えたことにつきましては、先ほど、申し上げましたように、時間的な要因もございます。そういう中で、一般競争入札の、この手法を採ることは、もう時間的にも許されません。ただ、そのことにつきましては、きのうからもご説明し、おわびも申し上げてきておりますように、最初の工事が、いわば、参加業者の2回目の入札につきましては、辞退をされた、大変、この、申し訳ない結果を踏まえまして、時間的な形がございますので、なかなか一般競争入札を、同じ手法を採るにしましては、時間的に、もう、これは、余裕がございませんので、指名競争入札方式を選択をさせていただいたわけでございます。

  この指名競争入札には、先ほども申し上げましたように、1億5,000万以上はですね、12社以上の業者が必要であるいうことでございますので、一般競争入札に参加していただきました、すべての10社を加えさせていただきまして、12社以上の業者を選択をさせていただきましたので、この点も、何とぞ、また、ご理解をたまわりたいと存じます。

  以上でございます。



○議長(浜田太蔵君) 森本耕吉君。



◆18番議員(森本耕吉君) 最後に1点。

  それでは、他の部分については、まあ、聞いたことにしちょきます。ただ、見直しでございますけれども、グレードを保たずに、強度を残していけばということで、グレードを落としていったと、決して金額を上げたんではなしに、のけれるもんでグレードを落としていったというふうに理解してえいですね、そういうふうに言われましたね。市長さん、そのように言われましたね、確認。

  (「私は」と、森田康生市長述ぶ)



○議長(浜田太蔵君) 答弁で。



◆18番議員(森本耕吉君) あ、分かりました。

  それでは、確認。

  強度は落とさないけれども、グレードを落として、まあ、少々、見場は悪うても、安うにいこうということで、見直したというふうに理解したと、私は、そう取りますが、それでえいかどうか。

  それを3問目の答えにしてもらいたい。

  あの、どっちにしても、入札マニュアルで、12社以上がどうやら言いよりましたけん、まあ、そりゃ、やってください。ほんで、見直しは、決して金額を上げたんではなしに、必要ではないグレードを落とす、強度は抜きにしたグレードを落とす方法で、安う見積もりを出していったというふうに理解をしてようございますか、これをお答えください。



○議長(浜田太蔵君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) 三たびいただきました。

  私は、決して、強度を落とす、そういう、この発注内容では、あってはならない。

  (「いや、強度はそのままと言うた」と、森本耕吉議員述ぶ)

  いや、だから、そういう点で、先ほど、申し上げましたようにですね、見直しのできる範囲のものは、見直していき、限られた予算の中に見合う、この発注をしたい、そういう思いでございますので、その点、ご理解たまわりたいと存じます。

  (「どうですかって言うたら、うん、言うてくれたらえいにねえ。違う。グレードを落としたわけでしょ。だから、私が、そう理解してえいですかって言ったら、市長は、いらんことによばん、うん、言うてくれたらえいがじゃない。いんね、違うというように言うてもかまん、どっちかじゃないかえ。例えば、ソーラーシステムにしてもよね、それほど要らんもんじゃないわね、そんなこと聞きゆうがじゃき、ほら。もうえわえ、もう、終わり」と、森本耕吉議員述ぶ)



○議長(浜田太蔵君) 以上で、森本耕吉君の緊急質問を終結いたします。

  続きまして、11番江渕土佐生君の発言を許します。



◆11番議員(江渕土佐生君) 11番の江渕でございます。

  議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。

  ようよ、順番がきましたので、質問に入らせていただきたいと思います。

  私の質問はですね、きのう、きょうのみなさんの質問、当局の答弁等もかんがみまして、やはり、質問にも心配をする懸念の問題もございますので、要は、私の質問は、地元に対してですね、地元に配慮した形ということで、質問をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

  今期ですね、定例会の議案ですが、本市が加入する高知中央西部焼却処理事務組合、仁淀川下流衛生事務組合、この規約を変更議案が提出されてまして、ご案内のように、6号、7号、8号、9号ですか、全体的に、これに入っておるわけでございますが、私もですね、本来なら、これは、組合議会で質問をするのが筋でありますけれども、私も下流衛生組合の議員もしましたし、仁淀川広域の議員もしてきましたので、いろいろ合併等・脱退等で大変苦労してる問題もありますので、この議案に対しましては、私も土佐市行政の一員としての質問ということで、ご了解をお願いをしたいと思います。

  この変更議案が提出されておりまして、これは、二つの一部事務組合を組織する春野町の高知市への編入合併に伴う議案であります。

  春野町はですね、昭和39年に本市や旧伊野町、日高村と仁淀川下流衛生事務組合を組織いたしまして、以降、本年まで、43年間の長きにわたり、言えば、ほぼ半世紀にわたりまして、し尿処理を本市行政区域内で処理して、続けてまいりました。

  他方、可燃ごみの焼却等につきましても、平成13年度に同様の組織団体をもって、高知中央西部焼却処理事務組合を設立し、6年間、処理を続けてまいっております。

  この長い歴史の中で、この事務組合を設立するには、大変な、土佐市にとりましても、労力が要ったことは、ご案内のとおりでございます。

  そして、春野町は、本年をもって廃町といたしまして、翌年から高知市に編入合併せられることになっております。

  そして、これまでの経過から、平成20年1月から双方の一部事務組合に、高知市が旧春野町の区域を持って、新たに加入をしてくる。そして、平成24年度と平成26年度の、それぞれの年度末に脱退をするということが、組織団体間の基本協議で決定をされておるわけでございます。

  しかし、双方の一部下流衛生、西部焼却の組合においては、24年、26年に脱退しますので、脱退以降もですね、我が土佐市は、一般廃棄物の処理を行っていくべき処理施設が存在しておるわけでございます。

  そこで、本市は、それぞれの一部事務組合の組織団体として、この処理施設を含む一部事務組合の財産等について、脱退する春野町と新たに加入する高知市に対し、我が土佐市はですね、どういう基本姿勢で臨むのか、それを、明確にお答えいただきまして、市長の答弁等によって、2回、3回目の質問に入っていきたいと思いますので、よろしく、第1回目のご答弁をお願いをいたします。



○議長(浜田太蔵君) 森田市長。



◎市長(森田康生君) 江渕議員さんからいただきましたご質問に、お答えをいたします。平成20年1月1日の春野町と高知市の合併に係る、春野町脱退時の取り扱いについて、高知中央西部焼却処理事務組合及び仁淀川下流衛生事務組合の構成市町村として、既借入組合債の償還が終了するまでの間として、焼却が平成24年度末、ご指摘のし尿処理が、平成26年度末まで離脱しない方向で意志統一し、取り組みを進めてまいりました。

  高知市、現春野町分が脱退しても、事務組合は存続して運営していくため、不動産は分割できないので、放棄してもらうという方向での整理をしていただきたいとの考えでありまして、一方、残る財産に対しましては、減価償却耐用年数等による持ち分を調整し、脱退後の撤去費用にプールする整理をいたしたいと考えております。

  また、構成市町村で協議しながら、これら取り組みを進めてまいる所存でありますので、いずれにいたしましても、残された市町村に不利益にならないよう、配慮していきたいと考えておりますので、今後におきましても、ご指導とご協力のほどをよろしくお願いを申し上げます。

  以上でございまいす。



◆11番議員(江渕土佐生君) 議長。



○議長(浜田太蔵君) 江渕さん。



◆11番議員(江渕土佐生君) ええとですね、ご答弁をいただきました。

  私の調べておるかぎりではですね、執行部の経過の報告からですね、市長は、所管と打ち合わせしたかは知りませんけれども、まだ、こうした協議がですね、他市との協議がされてないという認識からですね、まあ、所管・本市の態度等についてですね、明確な答弁をお願いをしたいと。

  そのことはですね、組合債の問題、老朽化による建て替えの問題も起こってくる。そして、建て替えによる解体処理の問題、そして、地元対策、大変、今日まで、労力を費やしてまいりました。そしてですね、地元とのダイオキシン対策、ごみ処理の問題、そして、稼動しておりますので、機械のですね、設備の故障修理のこの問題、この問題がですね、いまだにですね、明確に果たされていない、協議をされていないということやと思いますが、今までの市長の答弁におきますと。

  そしてですね、今後ですね、この所管課長としてですね、この問題についてはですね、どういう協議の場に参画して、どういう態度で臨むかということも大切なことでございますので、その件についても、お答えをいただきたいと思います。

  やはりですね、このごみ処理、衛生処理はですね、我が土佐市にとりましても、市民生活にかかわる問題でございますので、また、市民生活の環境も整備して、環境も作っていかないかんという、まあ、都市行政の根幹でもあります、この二つの施設。これはですね、どういうふうに、他市とのですね、話し合いをしていくのかいうことでございます。

  これはですね、複数の自治体の参加でありますので、各市長が、土佐市、いの、日高と、お互いに各執行権を持っておるわけでして、まあ、管理者、副管理者で運営をしていくということで、お互いによ、信頼関係に基づいて、事務組合を設立をしてやっておるので、多数決で決めていくじゃいう話には、広域行政の関係はできないわけでございますので、なんちゃあなかったということになるとですね、その前にですね、こういう問題はですね、全員の一致の意思決定が要るわけです。これはですね、私も組合に参画をしましてですね、だいたいが暗黙の条件になっておるわけです。そうしないとですね、うちとしてもですね、ちり・ごみ・あくたを持ち込まれてですね、し尿も処理していくということで、不均衡が生じるとね、選挙民が収まらないわけです。

  そこで、私も、それに、回答していただきたいですが、まあ、3回目でですね、私の考えも、申し上げるつもりでございますが、所管としてですね、この組合でですね、どう、意思疎通ができて、解決をしていくかということのですね、答弁を2回目でお願いをしたいと思いますので、所管課長、お答えを願います。

  所管課長の答弁。



○議長(浜田太蔵君) 宇賀生活環境課長。



◎生活環境課長(宇賀実君) 江渕議員さんのご質問に、お答えいたします。

  今まででも、具体的な協議を、構成団体の幹事会で重ねてきたところでありますが、ご指摘をいただきましたように、春野町が高知市との合併する前の年内中には、執行部協議会におきまして、組合としての円満な解決に向けた統一見解を協議したうえ、高知市の離脱時の財産処分について問題が生じないよう、対処していきたいと考えておりますので、今後とも、ご指導とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

  以上でございます。



○議長(浜田太蔵君) 江渕さん。



◆11番議員(江渕土佐生君) ええとですね、簡単の思いのですね、答弁じゃきよね、そう難しい問題ではないわけよ。

  私のですね、意見ということをよ、まあ、参考にして対処してもらいたいのはですね、私も26年になりますけんど、各組合の議会議員にもなっておりまして、今までの経過を総括をしてですね、質問をし、意見を述べておきたいと思いますので。

  新しいですね、市長も、だいたい満期になるそうですので、新しい市長にもですね、この私の意見も参考にですね、して、広域行政に取り組んでもらいたいということです。ということは、新しい市長さんですからのう、そら、いの、日下のベテランの首長さんに合わいて、土佐市が損がしたらいかんきに、わしは、話ししゆうがであってよ、大変な重責を持って臨んでもらわんとよ、土佐市が不利益なことにならんようにという思いで、質問をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

  それではですね、まあ、審議に基づいての話ですので、この二つの処理についてはですね、今も申し上げましたとおりですね、半世紀にわたるわけです。

  この処理の歴史はですね、一様にして語るべきではない重さを持っておるわけです。これはですね、ちり・あくたを受け込み、し尿を受け込んだ、このね、痛さ。私はですね、それは、組合の中で言うべきであるけんど、議員じゃないけ、権限がないけれども、行政の一員として、市民としての心配で申し上げるわけでございますので、その点は、各組合の議員さんには、ご了解をお願いをしたいということでございます。

  このようにですね、脱退する春野町はですね、残る組織団体が、決してですね、負荷を負うことのないよう、相応の対応を示して去るべきであってよね、また、新たに加入する高知市はですね、この春野町の精神を引き継いで、堅持すべき立場にあると、考えるわけでございます。

  そしてですね、最後ですが、春野町が、高知市と合併をいたしまして、平成24年、26年に焼却処理からですね、高知市の行政に移るわけでございますので、焼却を、また、処理施設もね、同じ性格の一部事務組合であるわけでございますので、この合併を、24年、26年までのよね、この機会によ、春野町が脱退する機会にですね、二つの組合の、まあ、一本化に向けたよね、スタートも切るべきではないろうかと、私の考えですが、まあ、地元の問題もありますので、あまり深く切り込めれんところが、質問の痛さですけんど、まあ、地元からの幾つかのハードルもですね、今後、出てくる。ハードルも高いと思いますが、また、これをクリアしてですね、まあ、おのおのの各費用をですね、財政難等もありますので、各費用の見直しも含めて、簡素化をしていくというふうに考えるわけであります。

  まあ、近い将来ですね、一本化するという計画をよ、持つべきではないろうかと。これは、まあ、私の意見でありますが、この問題はですね、新しい市長にですね、引き継いでおくべきではないろうかと、かように考えるわけでございますので、その点はですね、また、組合のですね、組織団体の議会もあると思いますが、そういうねえ、行政の一員としての思いもあったということをですね、話があったということをですね、肝に銘じていただきたいというふうに考えます。

  本来ならですね、まあ、基金等も10億くらいもありまして、焼却施設で5億ばあは使うようになっておりますけんど、残りが5億ばあになっております。これについてはですね、本来ならですね、脱退する組合はですね、長きにわたる迷惑としてですね、まあ、置いていってもらいたいと、そういうことがですね、長い歴史の中、土佐市はですね、請け負うてきたということがですね、土佐市市民のですね、思いじゃないろうかというふうに考えますのでですね、その点はですね、今回の各組合の議会でですね、その対応目指してですね、お話をしていただきたいいうふうに、私は考えますので。

  まあ、あの、市長は、答弁は、これは、また、できないと思う、できないとは思うが、ちょっと、市長、最後にですね、市長の思いね、今まで、12年間、行政に携わってきたと、各し尿も西部焼却も土佐市へ受け込んできたと、私が去るにあたりよね、各組合のですね、副管理者含めましてですね、この点をよ、意をくんでいただいてですね、今後のですね、行政によ、反映していくということでですね、なかなか答弁がしにくいろうと思うけんど。

  (発言する者あり)

 まあ、ひと言ですね、市長の重みもあるろうきよね、お答えをお願いしたいと思います。



○議長(浜田太蔵君) 森田市長。

  (「去るにあたっての心境よのう」と、江渕土佐生議員述ぶ)



◎市長(森田康生君) 江渕さんの、二たびいただきましたご質問に、お答えさせていただきます。

  私が、去るにあたってという、非常に、こう、心に響くご質問でございます。

  議員ご指摘のとおりですね、この両施設につきましては、本当に、この、俗に言う、一般的にですね、俗に言われる迷惑施設であるわけでございますが、やはり、市民の、本当、こう、温かい、また、広い気持ちの中でですね、この計画受け入れてきて、今日まできておりますので、構成団体の方もですね、この点につきましては、十分、意はくんでいただいておるものと、私は、信じておるところでございます。

  ご指摘のとおりですね、春野町が高知市との合併前に、組合としての、議員のご指摘のですね、円満な解決に向けた統一見解を協議したうえ、高知市の離脱時にはですね、財産処分について問題が生じないように、対処いたしたいと考えておりますので、今後とも、また、後任が決まりましたら、おそらく、また、両施設の管理者としてですね、運営に携わっていっていただけなりませんので、なお、また、その節には、どうかご指導とご協力のほどを、よろしくお願いを申し上げまして、答弁とさしていただきます。



○議長(浜田太蔵君) 以上で、11番江渕土佐生君の質問を終結いたします。

  続きまして、6番野村昌枝さんの発言を許します。



◆6番議員(野村昌枝君) 議長のお許しをいただきましたので、通告順に質問させていただきます。

  1、「妊婦、小児等緊急医療体制の連携について」、お伺いしします。

  少子化問題がクローズアップされている今、さる8月末には、奈良県で救急搬送をされた妊婦が、9病院で受け入れられず、救急車内で死産、1年前には、妊婦死亡という、常識では考えられないような状況が起きております。これも、医師不足による影響だと思われます。

  厚生労働省も、医師不足にやっと力を入れ始めましたが、政策の結果が期待できるのは、まだまだ先のことでしょう。

  日本産婦人科医会発表、各都道府県の緊急搬送体制について、全国47支部のアンケート結果によると、「体制が機能している」との回答は、半数未満。体制整備の有無について、「ある」と回答した中でも、受け入れや病院間の連係が機能していると答えたところは、半数以下でした。

  そこで、土佐市におきましても、市民病院では、産婦人科と小児科の常勤の医師はいません。夜間や休日など、当然、市外の病院にお願いすることになります。

  妊婦、小児など、緊急医療体制の連携について、担当課長にお伺いします。

  次に、人にやさしい案内標示の進ちょく状況について、お伺いします。

  昨年の12月議会、人にやさしい案内標示について、質問しました。

  四国は、遍路の国、遍路道といった有形の場所に、自然や歴史・文化・いやしを求めて訪れてくる多くの歩き遍路さんの姿を見かけます。

  訪れる人との交流による地域の活性化、コミュニティーの再生、道を通した地域の活性化のため、土佐市の主要なところに、道案内と、併せて、その地域にあった、くじらウオッチング、大綱まつり、かつお、干物、メロン、文旦、小夏などの名産や文化の絵を挿入した、やさしい案内標示はいかがでしょうか。

  そのことは、観光面でも有意義な活用となるでしょう。標示作成は、高岡高校の漫画クラブにお願いしては、という内容の質問でした。

  前課長は、近年、市内では、多くの歩くお遍路さんの姿を目にします。四国霊場35番札所清瀧寺に問い合わせててみますと、年々増加の傾向にあるとのことです。

  そこで、本市では、歩かれる方々は、安心して、また、ほっとできるような特色のある看板作りや宇佐市街地への誘導など、遍路道の再検討も含めまして、土佐市らしさをアピールできるような、来年度以降の計画に盛り込むべく、現在、検討していると、大変前向きな内容の答弁をいただきました。

  その後の進ちょく状況について、担当課長にお伺いします。

  次に、財政問題、地方公共団体財政健全化法に基づいて、四つの指標から本市のレベルについて、お伺いします。

  「地方自治体の財政は人間の体と同じだろう。北海道夕張市のような破たんを避けるためには病巣の早期発見、早期治療が重要となる。総務省が今国会に提出する『自治体の地方公共団体財政健全化法』はそのための新法といってよい」。これは、3月5日付高知新聞社説、「『自立と自律』こそ」「」の記事です。

  法案国会提出前のこの記事は、地方財政への警鐘であると、私は受け止めていました。

  今年6月、地方公共団体財政健全化法が公布されました。最大のポイントは、財政状況をチェックするための指標として、現在の、1、実質赤字比率のほか。 2、連結実質赤字比率。 3、実質公債費比率。 4、将来負担比率など、新たに三つ加えられた点です。この4項目の数字の公表が義務付けられています。

  自治体が抱える負債は、負債といえば、聞こえはいいですが、借金は、普通会計分だけでなく、水道・病院などの公営企業、公社などの赤字は、隠れた借金でした。この法律により、普通会計、これらの会計連結型の指標を見ることにより、そのことは、自治体の財政状況を、より的確にとらえられるようになります。

  そのうえで、指標が一つでも基準を超えると、早期健全化段階に入り、健全化計画の策定、公表など、早期健全化が困難な場合は、総務大臣や知事の勧告を受け、外部監査も義務付けられます。

  総務省は、年内に基準となる政省令を定めると思いますが、四つの指標に基づき、本市のレベルは、どの程度になりますか。

  市長にお伺いします。

  次に、「鎌田用水路の豪雨時、対応策の進捗状況」について、お伺いします。

  先日、波介川河口導流工事見学会に参加、床上浸水対策特別事業に移行し、完了年度が平成24年から23年に前倒しされました。

  堤防が、姿を見せ始め、工事のペースアップを実感しました。これも昭和42年、計画されてからの長い経緯で、先人や地元の方々、国交省、県、市、多くの関係機関のご尽力のためと、感謝しました。

  平成17年9月議会、過去2回、台風を顧みて、市長の見解について、私は質問しました。

  災害対策基本法には、災害対策の基本は、国民・住民の生命と暮らしを守ることと、明記されております。

  台風、豪雨、地震などにより、過去に何度も大きな被害を受けている我が国では、多くの実体験もあり、研究も進み、防災技術も確立されております。しかし、それが、一般国民の安全に生かされず、災害が繰り返されているのが、日本の現実です。

  平成16年の23号台風、平成17年の14号台風と、連年、ハウス農業や一般家屋など、多くの方が被災されました。

  土佐市を取り巻く洪水時の環境は、歴史的な経過の中で、いの町の排水を受けている鎌田井筋、仁淀川本流の水位上昇による弊害、波介川樋門を閉鎖すると、鎌田井筋のオーバーフローや波介川水位の上昇など、治水の難しさが多く見られます。

  台風のあと、地域を訪ねますと、農業でハウスのつかった方は、毎年、つかると農業はできん、樋門を閉めたら、もっとポンプアップをしてもらいたいなど、強い願いでした。基幹の波介川河口導流事業と、併せて、周辺対策事業の推進が基ではありますが、応急的な治水対策と、第1次産業を衰退させないよう、農業者に対する援助が求められております。

  今後も地球温暖化による異常気象は免れないでしょう。市民の生命・財産を守るため、当面の対策をどうするか、執行部、議会は一丸となって考えようという内容の質問でした。

  市長は、今後におきましても、中島水門閉鎖時には、適切な状況判断により、国土交通省高知河川国道事務所に排水ポンプ車の配置を要請してまいりたい。また、鎌田井筋の溢水対策は、天崎の余水捌けを閉鎖している状況下での対応が重要であります。平成17年4月、いの町長と鎌田井筋の洪水時の排水対策について協議、共通課題として、国土交通省に要望することを決定しまして、6月に高知河川国道事務所長に、要望。今後は、いの町内でのポンプ車による仁淀川本流への直接排水などの対応策の検討を重ね、国土交通省に強く要請をしていく、検討を重ねていくという内容の答弁でした。

  昨年は、洪水の大きな被害もなく、経過しましたが、市民の方から、関係町内で署名を取り、鎌田井筋の洪水対策の要望をしたいという要望もありました。もう少し、様子を見させてほしい、土佐市といの町の動きを見てからということで、ここ1年、経過しました。

  今年の4号台風のあと、地域を訪ねてみると、一昨年と同じ農業ハウスが浸水、家屋にまで被害が及んでいました。ハウスで浸水の片付け作業をしている方に声も掛けづらく、早急に豪雨時の鎌田用水路の排水対策を実現させてほしいと、強く願ったものでした。

  鎌田井筋の通常の流量は、毎秒7トン、洪水時は最大流量をはるかに上回る毎分450トン以上が、いの町より流入しているという、この状況だけは何とかしていただきたい。鎌田用水路の豪雨時、対応策の進ちょく状況について、市長にお伺いします。

  次に、あさりの再生について、お伺いします。

  高知県漁協、来年4月発足に向けて、県内19漁協合併調印式が、9月4日、行われ、土佐市におきましても、6月議会から、宇佐漁協経営健全化計画に、海砂利採取により、収入が含まれていることで、いろいろ議論されました。

  議員協議会の中でも議論されましたが、根幹は、今の漁協の活性化をどうすればいいのかという問題だと思います。

  私は、この問題を契機に、漁業について、私たちができることはないかと、考えてみました。

  会派の皆さんで、先日、県水産試験場に行って、あさりの話も聞いてきました。

  あさりは、漁業権がありませんが、あさりの再生について、お伺いします。

  浦ノ内のあさり漁獲量は年々増加し、昭和58年には、約2,800トンのピークとなり、昭和63年には、1,000トンも下回り、さらに、減少している。このまま放置すると、絶滅するかも知れません。

  あさりを再生させ、漁場の活性化を図ることは、市の責務ではないかと思います。

  漁業権がないので、みんなのための資源です。漁業権がないことは、管理体制、規制体制が不十分で、現在に至ったのかもしれません。

  あさりについての実績としては、試験研究機関、県水産試験場が持っていますので、知恵を借り、実際、あさりで生計を立てている任意グループ、漁協など、参加していただき、中心は研究機関、行政など、土佐市が主導で協議会などをつくり、経済的、社会的問題など、総合的に考えていくことが、今、求められております。

  漁業全般もそうですが、まず、地道に、一つから取り組んでみることが大切です。あさりの再生から、自然を守り、資源を守ることは、土佐市の責務ではないでしょうか。

  担当課長に、お伺いします。



○議長(浜田太蔵君) おはかりいたします。

  ただいま、6番野村昌枝さんの質問続行中ではありますが、本日の会議は、この程度にとどめて、延会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

      (「なし」と呼ぶ者あり)

  ご異議なしと認めます。

  よって、そのように取り扱うことに決しました。

  本日は、これにて延会いたします。

  なお、明日の日程は、議案に対する質疑並びに一般質問であります。

  午前10時開議でありますので、定刻のご参集をお願いします。

  本日は、ご苦労さまでした。



                             延会 午後 3時51分