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高知県 土佐市

平成18年  第2回定例会(6 月) 付録 市議第5号




平成18年  第2回定例会(6 月) 付録 − 市議第5号









市議第 5 号

   違法伐採問題への取り組みの強化を求める意見書

  右の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

          平成18年6月27日

                  提出者 土佐市議会議員   田村 喜郎

                   〃     〃      山本 竹子

                   〃     〃      尾? 洋典

                   〃     〃      武森 ?嗣



 土佐市議会議長 浜田 太蔵 様

市議第 5 号

      違法伐採問題への取り組みの強化を求める意見書(案)

  我が国の林業不振は、いまだ脱出の兆さえ見えない状態が続いています。地球温暖化対策としての森林整備も、そのための財政問題が大きなネックになって、事業の推進が困難な状況となっています。

  もともと整備された森林を温暖化対策にカウントすることに決定されたのは、我が国が強力に主張して盛り込まれたものであります。自ら求めて国際的に公約をした我が国はこのことの実現を果たさなければ、それこそ国際的な非難の的となり、世界中の国の信用を失うことになりかねません。

  森林の整備のみでなく、二酸化炭素を吸収して成長した木材を伐採して生活に利用していくことで、さらにその成果を大きなものにしていくのであり、林業不振を早急に克服していくことが、強く求められています。

  そのような過程に大きく立ちはだかっている最大の問題として、我が国に大量に流入している違法伐採された外材の輸入の問題があります。このことは世界中の大きな批判のひとつとなっており、一日も早い解決が求められています。今日このことは国際的な大問題となっており、先のイギリスでのサミットにおいても大きく取り上げられています。

  我が国に流入してきている違法伐採された外材の量は、輸入材の2割を占めていると言われています。この量は我が国の国産材の量に匹敵するほどであり、今や我が国の林業不振の最大の原因になっています。国とこの違法伐採された外材を輪入している商社等の責任は極めて重いといわざるを得ません。

  よって国におかれては、違法伐採された外材の輸入を直ちに禁止し、国内の林業の振興を図り、求めて国際的な公約とした森林整備を早急に進めていくために、次の事項について実行されるよう強く要望します。

1 政府は違法伐採された外材の流入を根絶するため、監視体制をより強化し、徹底した調査を行いその状況を明らかにし、流出元の国との交渉を強化することに努めること

2 政府は輸入商社等に対して、これが違法性のない外材であることの証明を求め、これの証明のないものの輸入は取り止めるように強く求めること

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

   平成18年6月27日

                    土佐市議会議長 浜田 太蔵

内閣総理大臣

外務大臣

経済産業大臣

                    様

環境大臣

農林水産大臣

林野庁長官