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高知県 土佐市

平成 9年  第3回定例会(9 月)付録 市議第9号




平成 9年  第3回定例会(9 月)付録 − 市議第9号








市議第9号 
   ごみ処理に係るダイオキシン対策の強化に関する意見書(案)
 右の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。
          平成9年9月30日
                  提出者 土佐市議会議員    津野 勝彦
                   〃     〃       西川  貢
                   〃     〃       麻岡  博
                   〃     〃       吉村 正男
                   〃     〃       矢野 光顕
                   〃     〃       信清 吉孝
    土佐市議会議長 西村 信治 様
市議第9号
   ごみ処理に係るダイオキシン対策の強化に関する意見書(案)
 わが国において発ガン性や催奇形性等の様々な毒性を有するダイオキシン類による汚染
が予想以上の広がりを持っていることが、本年6月の環境庁の調査結果によって明らかに
なった。環境庁の調査地点は全国21地点であるが、それによると都市部の大気中濃度は
1990年の測定開始以来最も高く、国内の農村部や欧米各国の都市部の10倍の濃度と
なっており、極めて憂慮すべき事態となっている。
 政府においては、中央環境審議会の答申を受けて、大気中のダイオキシンの濃度指針並
びに廃棄物焼却施設の焼却炉についての排出抑制基準を設けることとしている。また厚生
省においては、本年1月にダイオキシンの発生を防止するためのガイドラインを発表し、
今後、地方自治体に対し、一定の濃度を超える施設についての緊急改善措置、ダイオキシ
ンの発生の少ない全連続炉の新設、ダイオキシンを含む焼却灰等の無害化処理及び排出濃
度の定期的測定・公表を行わせていくこととしている。
 ダイオキシンの発生防止のためのかかる施策の実施は極めて重要であるが、それらを地
方自治体のみで推進していくことは財政的・技術的にも極めて困難であり、政府の特段の
支援が不可欠である。
 よって政府におかれては、ダイオキシンの発生防止を図るために、下記の施策を速やか
に推進すべきである。
                    記
1.ダイオキシン発生の根本原因である塩化ビニール等の廃プラスチックの回収・再資源
 化を関係企業に強力に行わせること。
2.国の廃棄物処理・再資源化対策予算を増額し、全連続炉の新設や既設炉の改善に要す
 る費用の負担について従来以上の助成策を講ずること。
3.ダイオキシンの削減に有効なごみの固形燃料化(RDF)やダイオキシン等濃度測定
 機器の整備に対しても必要な助成を行うこと。
4.民間の産廃焼却炉等のダイオキシン排出状況についても調査し必要な規制を図るとと
 もに、ダイオキシンの人体や食品等の汚染状況を常時調査し公表すること。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

   平成9年9月30日
                         土佐市議会議長 西村 信治
内閣総理大臣  
厚生大臣    様
通商産業大臣