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高知県 高知市

平成13年第359回 3月定例会 03月08日−01号




平成13年第359回 3月定例会 − 03月08日−01号







平成13年第359回 3月定例会



 第359回高知市議会定例会会議録第1号

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  議事日程 第1号

 平成13年3月8日(木曜日)午前10時開議

第1 会期の決定

第2 会議録署名議員の指名

第3 高知駅周辺都市整備に関する件についての中間報告

第4 第57回国民体育大会の運営に関する件及び第2回全国障害者スポーツ大会の運営に関する件についての中間報告

第5

 市議第1号 高知市議会政務調査費の交付に関する条例制定議案

第6

 市議第2号 愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書議案

第7

 市第1号 平成13年度高知市一般会計予算

 市第2号 平成13年度高知市下水道事業特別会計予算

 市第3号 平成13年度高知市中央卸売市場事業特別会計予算

 市第4号 平成13年度高知市国民健康保険事業特別会計予算

 市第5号 平成13年度高知市老人医療事業特別会計予算

 市第6号 平成13年度高知市収益事業特別会計予算

 市第7号 平成13年度高知市駐車場事業特別会計予算

 市第8号 平成13年度高知市国民宿舎運営事業特別会計予算

 市第9号 平成13年度高知市産業立地推進事業特別会計予算

 市第10号 平成13年度高知市都市開発資金事業特別会計予算

 市第11号 平成13年度高知市公共用地先行取得事業特別会計予算

 市第12号 平成13年度高知市国民体育大会事業特別会計予算

 市第13号 平成13年度高知市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

 市第14号 平成13年度高知市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

 市第15号 平成13年度高知市介護保険事業特別会計予算

 市第16号 平成13年度高知市水道事業会計予算

 市第17号 平成13年度高知市病院事業会計予算

 市第18号 平成12年度高知市一般会計補正予算

 市第19号 平成12年度高知市下水道事業特別会計補正予算

 市第20号 平成12年度高知市中央卸売市場事業特別会計補正予算

 市第21号 平成12年度高知市老人医療事業特別会計補正予算

 市第22号 平成12年度高知市収益事業特別会計補正予算

 市第23号 平成12年度高知市国民体育大会事業特別会計補正予算

 市第24号 平成12年度高知市介護保険事業特別会計補正予算

 市第25号 平成12年度高知市水道事業会計補正予算

 市第26号 平成12年度高知市病院事業会計補正予算

 市第27号 高知市職員の分限に関する手続及び効果等に関する条例の一部を改正する条例議案

 市第28号 高知市報酬並びに費用弁償条例の一部を改正する条例議案

 市第29号 高知市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例議案

 市第30号 高知市公務災害見舞金支給条例の一部を改正する条例議案

 市第31号 高知市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例議案

 市第32号 高知市団地下水道条例の一部を改正する条例議案

 市第33号 高知市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例議案

 市第34号 高知市市民活動サポートセンター条例の一部を改正する条例議案

 市第35号 高知市立保育所条例の一部を改正する条例議案

 市第36号 高知市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例議案

 市第37号 高知市知的障害者更生施設条例の一部を改正する条例議案

 市第38号 高知市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例議案

 市第39号 高知市東部総合運動場管理条例の一部を改正する条例議案

 市第40号 高知市介護保険条例の一部を改正する条例議案

 市第41号 高知市介護保険事業運営基金条例の一部を改正する条例議案

 市第42号 高知市放課後児童健全育成条例の一部を改正する条例議案

 市第43号 高知市立高等学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例議案

 市第44号 高知市筆山文化会館条例等の一部を改正する条例議案

 市第45号 損害賠償の額の決定についての市長専決処分の承認議案

 市第46号 高知市総合計画の基本構想策定に関する議案

 市第47号 包括外部監査契約締結議案

 市第48号 市道路線の廃止に関する議案

 市第49号 市道路線の認定に関する議案

 市第50号 町の区域及び町の名称の変更並びに字の廃止に関する議案

 市第51号 字の区域及び名称の変更に関する議案

 市第52号 保育園園舎の無償譲渡に関する議案

 市第53号 (仮称)長浜工業団地造成工事請負契約締結議案

 市第54号 準用河川辰ノ尾川改修工事(その3)請負契約締結議案

 市第55号 米田都市下水路1号幹線管渠築造工事(その2)請負契約の一部変更議案

 市第56号 舞台備品購入契約締結議案

 市第57号 訴訟の提起について

 市第58号 パーソナルコンピュータ等購入契約締結議案

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  本日の会議に付した事件

日程第1 会期の決定

日程第2 会議録署名議員の指名

日程第3 高知駅周辺都市整備に関する件についての中間報告

日程第4 第57回国民体育大会の運営に関する件及び第2回全国障害者スポーツ大会の運営に関する件についての中間報告

日程第5 市議第1号高知市議会政務調査費の交付に関する条例制定議案

日程第6 市議第2号愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書議案

日程第7 市第1号議案から市第58号議案まで

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  出席議員

1番 下本 文雄君  2番 下元 博司君

3番 大石 真司君  4番 岡崎  豊君

5番 岡田 泰司君  6番 林  昭子君

7番 浜田  拓君  8番 楠本 正躬君

9番 近藤  強君  10番 高橋  徹君

11番 江口 善子君  12番 吉良 富彦君

13番 小原 敏一君  14番 藤沢 朋洋君

15番 津村 一年君  16番 宮島 和夫君

17番 坂上 京子君  18番 安岡  保君

19番 浜辺 影一君  20番 橋詰 武勇君

21番 戸田 二郎君  22番 中野 城久君

23番 岡部 忠孝君  24番 河野 隆博君

26番 尾崎 武志君  27番 吉田 哲男君

28番 水口 晴雄君  29番 西村 和也君

30番 岡崎洋一郎君  31番 今西  清君

32番 近藤 正成君  33番 小崎千鶴子君

34番 田中  健君  35番 福島  明君

36番 島崎 利幸君  37番 岡村 康良君

38番 久保 昭一君  39番 浜川総一郎君

40番 中澤はま子君

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  説明のため出席した者

      市長      松尾 徹人君

      助役      山本平四郎君

      助役      宮地  毅君

      収入役     高野 拓男君

      企画財政部長  長崎 豊彦君

      総務部長    高橋 正道君

      市民生活部長  木村 重來君

      健康福祉部長  植田 和子君

      産業振興部長  西川 博行君

      都市整備部長  長尾 達雄君

      建設下水道部長 窪田 勝茂君

      国体推進局長  山中 博通君

      環境部長    武政 孝典君

      教育委員長   岩崎 芳英君

      教育長     森山 泰宏君

      水道事業管理者 筒井 章允君

      消防局長    岸野 信之君

      監査委員    佐々木義明君

      財政課長    吉岡  章君

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  事務局職員出席者

      事務局長    島本 博子君

      事務局次長   川井  保君

      事務局参事   森岡 憲夫君

      庶務課長    西  讓二君

      庶務課長補佐  山本 直喜君

      議事調査課長補佐坂本 年晴君

      秘書係長    中尾 絹代君

      議事係長    永森 芳和君

      調査係長    古屋野雄作君

      書記      宮村 裕子君

      書記      正木 哲宏君

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  午前10時0分開会



○議長(安岡保君) これより第359回高知市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会期の決定



○議長(安岡保君) 日程第1,会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は,本日から3月27日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(安岡保君) 御異議なしと認めます。よって,会期は20日間と決定いたしました。

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△日程第2 会議録署名議員の指名



○議長(安岡保君) 日程第2,会議録署名議員の指名を行います。

 今期定例会の会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において吉田哲男議員,今西清議員,江口善子議員を指名いたします。

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○議長(安岡保君) この際諸般の報告をいたさせます。



◎事務局長(島本博子君) 御報告いたします。

 第358回定例会以降,包括外部監査人から次の報告書の提出がありました。

2月28日 包括外部監査の結果に関する報告書について

 書類は事務局に保管してあります。

 監査委員から次の書類の提出がありました。

3月2日 平成12年10月分,11月分,12月分例月現金出納検査の結果について(収入役所管分・水道事業会計・病院事業会計)

 書類は事務局に保管してあります。

 市長から議案の提出がありました。

 市第1号議案から市第58号議案まででありますが,内容につきましては,印刷してお手元に配付してありますので,朗読を省略させていただきます。

 市長から報告書の提出がありました。

 市報第1号から市報第15号まででありますが,内容につきましては,印刷してお手元に配付してありますので,朗読を省略させていただきます。

 市長から法人の経営状況を説明する書類の提出がありました。

 議員から議案の提出がありました。

 市議第1号議案及び市議第2号議案でありますが,内容につきましては,印刷してお手元に配付してありますので,朗読を省略させていただきます。

 以上でございます。

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               12重財第49号

             平成13年3月8日

高知市議会議長 安岡  保様

          高知市長 松尾 徹人

     議案の提出について

 下記の議案を市議会に提出します。

         記

市第1号 平成13年度高知市一般会計予算

市第2号 平成13年度高知市下水道事業特別会計予算

市第3号 平成13年度高知市中央卸売市場事業特別会計予算

市第4号 平成13年度高知市国民健康保険事業特別会計予算

市第5号 平成13年度高知市老人医療事業特別会計予算

市第6号 平成13年度高知市収益事業特別会計予算

市第7号 平成13年度高知市駐車場事業特別会計予算

市第8号 平成13年度高知市国民宿舎運営事業特別会計予算

市第9号 平成13年度高知市産業立地推進事業特別会計予算

市第10号 平成13年度高知市都市開発資金事業特別会計予算

市第11号 平成13年度高知市公共用地先行取得事業特別会計予算

市第12号 平成13年度高知市国民体育大会事業特別会計予算

市第13号 平成13年度高知市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

市第14号 平成13年度高知市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

市第15号 平成13年度高知市介護保険事業特別会計予算

市第16号 平成13年度高知市水道事業会計予算

市第17号 平成13年度高知市病院事業会計予算

市第18号 平成12年度高知市一般会計補正予算

市第19号 平成12年度高知市下水道事業特別会計補正予算

市第20号 平成12年度高知市中央卸売市場事業特別会計補正予算

市第21号 平成12年度高知市老人医療事業特別会計補正予算

市第22号 平成12年度高知市収益事業特別会計補正予算

市第23号 平成12年度高知市国民体育大会事業特別会計補正予算

市第24号 平成12年度高知市介護保険事業特別会計補正予算

市第25号 平成12年度高知市水道事業会計補正予算

市第26号 平成12年度高知市病院事業会計補正予算

市第27号 高知市職員の分限に関する手続及び効果等に関する条例の一部を改正する条例議案

市第28号 高知市報酬並びに費用弁償条例の一部を改正する条例議案

市第29号 高知市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例議案

市第30号 高知市公務災害見舞金支給条例の一部を改正する条例議案

市第31号 高知市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例議案

市第32号 高知市団地下水道条例の一部を改正する条例議案

市第33号 高知市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例議案

市第34号 高知市市民活動サポートセンター条例の一部を改正する条例議案

市第35号 高知市立保育所条例の一部を改正する条例議案

市第36号 高知市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例議案

市第37号 高知市知的障害者更生施設条例の一部を改正する条例議案

市第38号 高知市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例議案

市第39号 高知市東部総合運動場管理条例の一部を改正する条例議案

市第40号 高知市介護保険条例の一部を改正する条例議案

市第41号 高知市介護保険事業運営基金条例の一部を改正する条例議案

市第42号 高知市放課後児童健全育成条例の一部を改正する条例議案

市第43号 高知市立高等学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例議案

市第44号 高知市筆山文化会館条例等の一部を改正する条例議案

市第45号 損害賠償の額の決定についての市長専決処分の承認議案

市第46号 高知市総合計画の基本構想策定に関する議案

市第47号 包括外部監査契約締結議案

市第48号 市道路線の廃止に関する議案

市第49号 市道路線の認定に関する議案

市第50号 町の区域及び町の名称の変更並びに字の廃止に関する議案

市第51号 字の区域及び名称の変更に関する議案

市第52号 保育園園舎の無償譲渡に関する議案

市第53号 (仮称)長浜工業団地造成工事請負契約締結議案

市第54号 準用河川辰ノ尾川改修工事(その3)請負契約締結議案

市第55号 米田都市下水路1号幹線管渠築造工事(その2)請負契約の一部変更議案

市第56号 舞台備品購入契約締結議案

市第57号 訴訟の提起について

市第58号 パーソナルコンピュータ等購入契約締結議案

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               12重財第50号

             平成13年3月8日

高知市議会議長 安岡  保様

          高知市長 松尾 徹人

     報告書の提出について

 下記について,市議会に報告します。

         記

市報第1号 北部汚水幹線管渠築造工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第2号 高知市総合運動場第二期整備多目的ドーム新築工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第3号 第6次高知市中央卸売市場施設整備青果卸売場棟改築工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第4号 第6次高知市中央卸売市場施設整備青果卸売場棟改築電気設備工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第5号 たかじょう庁舎新築電気設備工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第6号 たかじょう庁舎新築空調設備工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第7号 長浜都市下水路2号幹線管渠築造工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第8号 南部3号汚水幹線管渠築造工事(その2)請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第9号 初月都市下水路3号幹線管渠築造工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第10号 一宮雨水ポンプ場放流渠築造工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第11号 大津鹿児雨水幹線管渠築造工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第12号 東消防署建設工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第13号 神田1号汚水幹線他1件管渠築造工事請負契約の一部変更についての市長専決処分の報告

市報第14号 調停の申立てについての市長専決処分の報告

市報第15号 損害賠償の額の決定についての市長専決処分の報告

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               12重財第51号

             平成13年3月8日

高知市議会議長 安岡  保様

          高知市長 松尾 徹人

法人の経営状況を説明する書類の提出について

 下記について,地方自治法第243条の3第2項の規定により市議会に提出します。

         記

高知市土地開発公社

 平成13年度事業計画書

財団法人 高知市環境事業公社

 平成13年度事業計画書

財団法人 高知市学校建設公社

 平成13年度事業計画書

財団法人 高知市学校給食会

 平成13年度事業計画書

財団法人 高知市都市整備公社

 平成13年度事業計画書

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             平成13年3月8日

高知市議会議長 安岡  保様

   提出者 高知市議会議員 浜川総一郎

               近藤 正成

               下元 博司

               近藤  強

               江口 善子

               津村 一年

               浜辺 影一

               河野 隆博

               田中  健

               島崎 利幸

               岡村 康良

     議案の提出について

 下記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出します。

         記

市議第1号 高知市議会政務調査費の交付に関する条例制定議案

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             平成13年3月8日

高知市議会議長 安岡  保様

   提出者 高知市議会議員 藤沢 朋洋

               久保 昭一

               宮島 和夫

               浜川総一郎

               島崎 利幸

               津村 一年

     議案の提出について

 下記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

         記

市議第2号 愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書議案

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○議長(安岡保君) この際,去る3月5日御逝去されました前議員故高岡康男殿の御冥福をお祈りいたしまして,黙祷をささげたいと思いますので,全員御起立を願います。

 黙祷。

  〔全員黙祷〕



○議長(安岡保君) 黙祷を終わります。

 御着席願います。

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△日程第3 高知駅周辺都市整備に関する件についての中間報告



○議長(安岡保君) 日程第3,高知駅周辺都市整備調査特別委員会に付託中の高知駅周辺都市整備に関する件については,会議規則第45条第2項の規定により,同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので,この際これを許します。岡村康良議員。

  〔高知駅周辺都市整備調査特別委員長岡村康良君登壇〕



◎高知駅周辺都市整備調査特別委員長(岡村康良君) おはようございます。

 委員長報告の前に,去る3月5日急逝されました故高岡議員に対しまして,衷心より哀悼の意を表しますとともに,謹んで御冥福をお祈り申し上げます。

 高知駅周辺都市整備調査特別委員会の報告を申し上げます。

 高知駅周辺都市整備は,市施行の土地区画整理事業及びそれとの合併施行である密集住宅市街地整備促進事業,県施行の鉄道連続立体交差事業,県,市施行の関連街路事業などにあわせ再開発を一体的に行うものであります。

 以下,それぞれ事業ごとの進捗状況について申し上げます。

 まず初めに,土地区画整理事業であります。

 昨年8月1日には待望の仮換地指定を行い,同月25日には,年度別施工箇所図を地区内関係者全員に発送,9月からは順次説明会を開きながら,移転補償金算定のための立入調査に着手しております。予定では,本年度末までに約170戸の家屋調査が完了し,逐次,移転交渉に入っていくとのことであります。

 なお,この事業に関連し,地区内の営業者の実態を把握するため,2回にわたり商業関係214店舗すべてについて,個別聞き取り調査が実施された結果,工事期間中の仮設店舗への入店希望が多く,高知駅北側市有地に集約してその建設が予定されております。

 次に,密集住宅市街地整備促進事業であります。

 昭和町に建設中のコミュニティ住宅は,既に本体工事が完了,年度内には完成が見込まれております。4月からの本格的な家屋移転に対応して入居の受け付けが開始されます。

 県施行の鉄道連続立体交差事業は,薊野駅部の行き違い区間工事も年度末には完了し,同じく県施行の都市計画街路はりまや町一宮線とともに順調に推移しておるとのことであります。

 最後に,再開発であります。高知駅周辺再開発基本計画検討委員会は,本市の新総合計画等との調整を図るため休止しておりましたが,今後検討が進められていくとのことであります。

 以上,事業の進捗状況について概略を申し上げましたが,解決すべき課題も残されております。

 一つには,地元商業者対策であります。地元商業者は,地区内の人口流出から売上高が減少しており,近隣への大型商業施設の進出といった商業環境の変化とも相まって,大変厳しい状況に置かれております。

 とりわけテナントによる営業者は,事業完了後も引き続いて営業を継続する意思がありながら,家屋移転完了後の,営業の再開に不安を抱えております。

 また,昨年4月の特別経営安定化資金が創設の際,その対象地域に指定されながら,融資資格を満たさないテナント営業者も多く存在しております。

 こうした状況を踏まえ,営業継続のため,市として何らかの救済策が必要であると考えられます。よって,早急に関係部局間の調整を図り,積極的な施策展開が講じられますよう,当委員会として要望いたします。

 また,これまで方針の決定がおくれていた栄田町,比島町の市営住宅の建てかえについては,ようやく現在の比島町市営住宅用地へ建設したいとの報告がされました。

 今後は,両市営住宅45戸の入居者への,速やかな情報提供に努めるとともに,早期着工に努力されるよう要望いたします。

 なお,先ごろ経済団体より,高知駅直下を直結する南北貫通道路を実現されたい,との要望が出されております。

 従前には,南北直結道路を百年の大計とした本市のまちづくりの基本的な方針がありながら,そのときの事業担当者の立案が,その後の事業の方向性に大きく影響したとの指摘もありましたが,昭和59年にこの南北直結道路と駅環状道路の比較案が提示されて以来,熱心な論議を経て,本市市議会を含めた関係機関すべての合意を得た上で,平成7年に都市計画決定された経過があります。

 言うまでもなく,周到な準備のもと,事前に十分な説明を行うとともに,事業内容の周知徹底が図られますことは当然のことであります。

 よって要望に対しては,引き続きこれまでの経過を十分に尊重しつつ,丁重で適切な対応をされますよう求めます。

 いずれにせよ,地権者で構成する高知駅周辺土地区画整理事業対策同盟会など地域住民からは,事業の早期着工,早期完了が求められております。このことから,今後とも県との連携を密にし,事業推進に格段の配慮がなされますよう強く要請いたします。

 以上で,高知駅周辺都市整備調査特別委員会の報告を終わります。



○議長(安岡保君) これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが,ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。

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△日程第4 第57回国民体育大会の運営に関する件及び第2回全国障害者スポーツ大会の運営に関する件についての中間報告



○議長(安岡保君) 日程第4,国民体育大会対策特別委員会に付託中の第57回国民体育大会の運営に関する件及び第2回全国障害者スポーツ大会の運営に関する件については,会議規則第45条第2項の規定により,同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので,この際これを許します。島崎利幸議員。

  〔国民体育大会対策特別委員長島崎利幸君登壇〕



◎国民体育大会対策特別委員長(島崎利幸君) 報告の前に,お許しをいただきまして,3年間に及ぶ壮烈ながんとの闘病生活を続けてまいりました高岡議員が,去る5日急逝されましたことに対しまして,心から哀悼の意を表し,お悔やみを申し上げたいと思います。

 国民体育大会対策特別委員会の中間報告をいたします。

 まず,国体運営に関して申し上げます。

 本年6月からは,いよいよリハーサル大会が開始され,よさこい高知国体本番も目前に迫ってまいりました。

 昨年7月には,県実行委員会の専門委員会におきまして,高等学校野球競技の会場を東部総合運動場野球場から総合運動場野球場へ変更することが決定されました。

 また,9月には,夏季国体の開会式会場を東部総合運動場のプールとすることが正式決定されております。

 本市におきましては,市民一人一人が何らかの役割を持って国体に参加しようと呼びかける,ひとりひとやく運動を展開中でありますが,この運動を盛り上げるべく,キャッチコピーと,歌の歌詞及び曲の募集を行っており,選定されたものは,今後市民運動の取り組み等に広く活用していく予定とのことであります。

 また,12月には,企業協賛により国体カー3台の贈呈式が行われ,既存の2台と合わせて,国体カーは計5台を有することとなりました。

 これらは国体終了まで無償貸与されるものでありますが,これにより,国体事務の機動性がより向上されるものと期待されております。

 そして今年度は,実行委員会の各専門委員会や連絡会,ひとりひとやく運動の地区別集会等が頻繁に開催され,大会本番に向けた具体的な方針,計画等が順次決定されております。

 市役所内部におきましても,実施本部の設置に向けた作業が順調に進行中であります。

 本年度は,当委員会としても,執行部から準備状況などの詳細な説明を受けるとともに,国体の円滑な実施に協力するため,精力的な活動を行ってまいりました。

 6月には,一連の会長人事問題で物議を醸した県体育協会に対し,国体運営への影響を憂慮する立場から,組織の正常化を強く申し入れることを全会一致で決定いたしました。

 また,9月には富山県で開催された「2000年とやま国体」の夏季大会を視察してまいりました。

 県立高岡総合プールで行われた開会式では,時折激しく降る雨にも負けず,けなげにアトラクション演技を見せる幼児らの姿に感動を覚え,また,関係者の御苦労に思いをはせつつ,各競技会場も見てまいったところであります。

 以下,これまでの審査経過につきまして,昨年の中間報告以降,委員会において出されました意見,要望を交え,重立ったものにつきまして報告を申し上げます。

 まず最初に,シャトルバスに関してであります。

 交通混乱を防ぐ意味でも,選手,観客を運んで競技会場を結ぶシャトルバスは欠かせないものと考えますが,委員からは,観光地や文化施設等も含んだ輸送ルートをぜひ検討されたいとの意見が出されました。

 次に,競技施設に関して申し上げます。

 東部総合運動場のプールもほぼ完成するなど,市内の競技施設の整備は順調な仕上がりを見せております。

 委員からは,せっかく立派な施設ができるのであるから,県内外に広くPRし,選手の競技力向上のために役立たせるべきである。

 また,合宿の誘致等を図ることにより,将来的な経済効果も期待できるのではないか。

 よって,執行部においては,国体関連施設を,シーズンオフの選手強化のための練習会場として利用できるように配慮してほしい,との意見が出されました。

 次に,輸送交通に関連して申し上げます。

 国体開催時には,近隣市町村で開催される競技等に参加するため,公共交通機関を利用し,本市に立ち寄る方も多いものと思われます。

 そういった方々に対し,特に市内周辺部の駅の施設整備や案内などの面で,利用者に不便が生じないよう,近隣市町村との広域的な連携や,関係機関との十分な協力体制のもと,万全を期して対処されたいとの意見が出されました。

 次に,民泊に関してでありますが,食事の提供場所となる地区公民館等につきまして,保健衛生面の十分な指導,配慮とともに,冷蔵庫など,最低限必要な備品等の整備支援を検討されたいとの意見が出されました。

 次に,全国障害者スポーツ大会に関して申し上げます。

 この大会につきましては,国体と違い,リハーサル大会の開催が本大会と同じ平成14年度ということであります。

 また,13年度の宮城県での開催が第1回大会ということもありまして,執行部においても,今年度は,仙台市での準備状況の調査や既存大会の視察,ボランティアの募集といったものが主な活動であったとうかがっております。

 しかしながら,委員からは,この大会には国体以上の細やかな気配りや準備,体制づくりが必要であるとの認識から,以下のような意見,要望が出されました。

 こういった大会では,医療機関との連携が非常に重要である。

 参加者や観客の安全と健康を確保し,トラブルを防止するためにも,医療機関との協力体制については十分に検討するよう,要望する。

 また,専門ボランティアである団体の一部からは,この大会への人員派遣がしにくいといった声が聞こえてくる。

 こういった方々が柔軟に,また日常的に活動できるよう,配慮していただきたい。

 以上のような本年度の取り組み,意見,要望を申し上げまして,国民体育大会対策特別委員会の中間報告といたします。



○議長(安岡保君) これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが,ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。

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△日程第5 市議第1号高知市議会政務調査費の交付に関する条例制定議案



○議長(安岡保君) 日程第5,市議第1号高知市議会政務調査費の交付に関する条例制定議案を議題といたします。

  〔市議第1号議案は30ページに掲載〕



○議長(安岡保君) 提出者の説明を求めます。浜川総一郎議員。

  〔浜川総一郎君登壇〕



◎(浜川総一郎君) 故高岡議員の御逝去に心から御冥福をお祈りいたしたいと思います。

 市議第1号高知市議会政務調査費の交付に関する条例制定議案の提案理由について御説明いたします。

 この条例は平成12年5月の地方自治法の一部改正により,今まで交付要綱に基づき交付されておりました市政調査研究費が地方議会の会派・議員に対する政務調査費として交付できるよう条例の制定が義務づけされたことに伴うものであります。

 同条例の素案づくりに当たっては,既に設置されておりました,高知市議会情報公開条例等制定調査特別委員会を議会改革調査特別委員会に名称変更するとともに,付議事件に政務調査費の交付に関する条例制定の件を追加し,同委員会で検討してまいりました。

 昨年12月26日に第1回目の委員会を開催し,全国市議会議長会の政務調査費の条例案を初め,先進自治体から収集した資料,あるいは現行の市政調査研究費の交付要綱などについて総合的に分析を行い,条例の理念・骨子についての独自の考え方をまとめ,条例素案の作成を行いました。

 この素案を基に検討を重ね,本年2月7日の第6回目の委員会において条例案をまとめ,3月7日の第7回目の委員会で最終的な確認が行われました。

 以上が,条例案の検討経過の概要であります。

 次に,条例案の主な特色について御説明をいたします。

 まず,交付の対象については会派といたしております。四国の他の3市は議員個人に交付するようお聞きしておりますが,本市では現行の交付要綱どおり,交付金は議会活動に資するためのものであり,議員個人に支給するものではないとの視点に立ち,会派に交付することにいたしました。このことは,市民の皆さんに御理解いただけるものと考えております。

 また,条例に使途基準を設け,使途項目について具体的に明記し,透明性を持たすことといたしました。

 次に,政務調査費の交付額を定めるに当たっては,第三者からなる高知市議会政務調査費審議会を設け,市民の意見を聞く公開の場を設けたことであります。

 このほか政務調査費の交付を受けた会派の代表者は,収支報告書を議長及び市長に提出しなければならないとしておりますが,今まで交付金については全国的に支出の実態が不透明だとの批判があることから,委員からは全国に先駆けて収支報告書に一定額以上の委託費や旅費などの領収書を添付し,使途を公開していくよう何らかの規則を設けるべきではないかとの強い意見が出されました。

 これを受け検討した結果,これらの交付金の交付は予算執行が伴うものであるため,地方自治法上,議会にはその規則の制定権はなく,市長が制定すべきものであることから,「長」が制定する規則の中へ盛り込むようにいたしました。

 本市では,昨年12月議会で議会独自の情報公開条例を制定し,議会情報を積極的に公開していくこととしていることもあり,規則に委託費や一定額以上の旅費などの領収書の添付を明記をするよう執行部に要請したところであります。

 それでは,本条例案を逐条的に御説明いたします。

 本条例案は12条で構成され,まず第1条の趣旨では,政務調査費を市議会議員の市政に関する調査,研究に資するため,必要な経費の一部として交付することを明記いたしました。

 第2条の交付対象では,政務調査費の交付の対象を会派とし,所属議員が1人の場合も含むと規定しております。

 第3条では交付額及び交付の方法として,議員1人当たり,月額10万円を年度の四半期ごとに交付することといたしております。また,各四半期の途中に新たに会派が結成された場合や,議員が辞職したときなどの交付方法について,詳細に規定をいたしました。

 第4条の所属議員数の異動に伴う調整では,各四半期の途中において政務調査費の交付を受けた会派の所属議員数に異動が生じた場合や,会派が解散した場合の政務調査費の返還等を規定しております。

 第5条では使途の基準及び制限として,政務調査費の使途基準を条例の中に具体的に9項目設け,別表として,それらの内容をわかりやすくまとめております。また,使用できない経費として,議員個人の私的目的のための使用など,5項目を明確に規定いたしました。

 第6条では経理責任者として,会派は政務調査費に関する経理責任者を置かなければならないことを規定いたしました。

 第7条の収支報告書の提出では,政務調査費の交付を受けた会派の代表者は,同費に係る収入及び支出の報告書を翌年度の4月30日までに提出することとし,会派が解散したときは,その日から起算して30日以内に収支報告書を提出する規定を設けております。また第9条では,収支報告書の保存年限を5年と規定いたしました。

 第8条の政務調査費の返還では,政務調査費の交付を受けた会派の代表者は,その年度内に交付を受けた政務調査費に残余が生じた場合や,会派が解散し,政務調査費の残余が生じたときは,会派みずからが返還しなければならないとの義務規定を設けたところであります。

 第10条では,政務調査費の額については市民の批判を招かないよう第三者で構成された高知市議会政務調査費審議会を設置し,そこで審議していただく規定を設けたことであります。

 その審議会の組織及び運営に必要な事項は,規則で定めることといたしました。

 第11条の議員の任期開始及び満了又は議会の解散に関する取扱いでは,一般選挙後における政務調査費の交付月や,議員の任期が満了する場合の交付月を規定するとともに,年度途中に議員の任期満了または議会の解散があった場合などの収支報告書の提出や,政務調査費の残余が生じた場合などの規定を設けております。

 以上,高知市議会政務調査費の交付に関する条例制定議案について,御説明をいたしました。

 今日,本市を取り巻く社会状況も,中核市への移行,さらに地方分権一括法の施行などに伴い,市政の自己決定権等が拡大され,議会が担う役割はますます重要なものとなってきております。このことから,これまで以上に市議会の政策・立法機能などの強化が求められている時はないと思われます。

 地方分権時代を迎えた今,この条例施行により,市議会議員の政策形成能力の向上と市議会の審議機能の強化が一層図られ,市議会が今まで以上に活性化されることを確信するものであります。

 最後になりましたが,本条例案の策定に当たって参考資料の提供をいただいた各自治体や議会を初め,同僚議員等,関係各位にこの場をおかりいたしまして厚くお礼を申し上げ,提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(安岡保君) これより質疑に入るのでありますが,ただいまのところ通告はありません。質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。

 ただいま議題となっております市議第1号議案については,総務常任委員会に付託いたします。

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△日程第6 市議第2号愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書議案



○議長(安岡保君) 日程第6,市議第2号愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書議案を議題といたします。

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市議第2号

   愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書議案

  高知市議会は,愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書を次のとおり提出する。

   平成13年3月8日

   提出者 高知市議会議員 藤沢 朋洋

               久保 昭一

               宮島 和夫

               浜川総一郎

               島崎 利幸

               津村 一年

   愛媛県立宇和島水産高校実習船「えひめ丸」の米原潜との衝突・沈没事故に関する意見書

 去る2月10日,愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が,ハワイ・オアフ島沖でアメリカの原子力潜水艦「グリーンビル」に衝突され沈没した事故は,乗員35人のうち,実習生4人を含む9人が,今なお行方不明という大惨事となった。

 現在,行方不明者の捜索は成果がなく,家族を初めとする関係者の悲しみは頂点に達している。

 今回の事故は,事前に十分な安全確認をすることなく急上昇したアメリカの原子力潜水艦に起因するものであることは明白であり,状況が判明するにつれ多くの問題が明らかになっている。

 よって,国においては行方不明者の家族の痛切な思いにこたえ,下記の事項について,誠意と責任のある対応措置を講じられるよう,強く要望する。

         記

1.引き続き行方不明者の捜索に全力で取り組むこと。

2.「えひめ丸」の早期引き揚げに全力で取り組むこと。

3.事故原因の徹底究明と関係情報の公表を行うとともに,再発防止を図ること。

4.負傷者並びに恐怖体験をした被害者・高校生に対し,心身のケアなど十分な支援措置を講じること。

 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成13年3月8日

      高知市議会議長 安岡  保

内閣総理大臣  森  喜朗様

外務大臣    河野 洋平様

文部科学大臣  町村 信孝様

国家公安委員長 伊吹 文明様

防衛庁長官   斉藤斗志二様

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○議長(安岡保君) お諮りいたします。ただいま議題となっております市議第2号議案については,提出者の説明,質疑,委員会付託を省略し,直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(安岡保君) 御異議なしと認めます。よって,市議第2号議案については,提出者の説明,質疑,委員会付託を省略し,直ちに採決することに決しました。

 これより市議第2号議案を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

  〔全員起立〕



○議長(安岡保君) 起立全員であります。よって,本案は,原案のとおり可決されました。

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△日程第7 市第1号議案から市第58号議案まで



○議長(安岡保君) 日程第7,市第1号議案から市第58号議案までを一括議題といたします。

  〔別冊議案参照〕



○議長(安岡保君) 提案理由の説明を求めます。松尾市長。

  〔市長松尾徹人君登壇〕



◎市長(松尾徹人君) おはようございます。第359回高知市議会定例会に御出席をいただき,まことにありがとうございます。

 議案の説明に先立ち,去る3月5日急逝されました故高岡康男議員の御霊に対しまして,市民を代表して謹んで哀悼の意を表します。

 故高岡議員は,平成3年5月2日に市議会に議席を得られて以来,厚生常任委員会の委員長や総務委員会及び経済文教委員会の副委員長,高知駅周辺都市整備調査特別委員,集中豪雨災害対策特別委員などの要職を歴任され,3期9年9カ月余りにわたり,県市病院統合問題の審議や中核市への移行準備,消防音楽隊整備,荒廃した教育問題等への提言,新図書館建設構想の検討など,数多くの市政課題全般にわたって,時には辛口の歯にきぬ着せぬ率直な御発言をいただくなど,幅広い見識のもとにすぐれた政治手腕を発揮してこられました。

 また,大変,研究熱心で勉強家でもあり,議員活動の合間に高知短期大学で学ばれますとともに,議員活動を記録された「驚異のパワー「高岡力」議員奮闘記」という本も出版され,情熱を持って議員活動に取り組んでおられた高岡議員のひたむきなお姿は多くの市民の方々の心に焼きついております。人一倍高知を愛し,正義感と洞察力の鋭い政治家としてのお力を,今後の新しい時代に向けた高知市政のために,もはや発揮していただけないことが残念でなりません。

 志半ばで逝ってしまわれた御本人もさぞ御無念と思います。

 ここに,改めて,今は亡き高岡康男議員のこれまでの御努力と御業績に対しまして,市民とともに深甚なる感謝と敬意を表し,安らかな御冥福をお祈り申し上げますとともに,御遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。

 さて,科学技術の発展による物質的豊かさの実現の一方で,戦争,環境破壊,人間性喪失など多くの禍根も残した20世紀に別れを告げ,迎えた21世紀は,これらを教訓に平和,地球環境保全,心の豊かさ,人間性の回復を目指し,真に人間を大切にする世紀として,次の世代に引き継ぐのが私たちの責務と感じます。

 21世紀幕あけの本年は,高知城築城400年という歴史的に大きな節目の年でもあり,400年の間築かれてきた歴史,伝統,文化を振り返り,先人の知恵と勇気に学びながら,城下町の風情とにぎわいを回復し,21世紀の新しい城下町づくりに取り組む契機ともしたいと考えています。

 21世紀の高知市の羅針盤となります新しい総合計画につきましては,平成10年の市民意識調査からスタートし,市民と語る21世紀プランでの提言等の集約,庁内の策定推進委員会での素案づくり,策定委員会による原案作成,総合計画審議会における精力的な審議など,多くの市民の皆様の参画を得て,英知を結集した計画案を策定することができました。

 新しい総合計画の基本構想では,高知市を取り巻くマクロ環境を把握し,本市の現状と発展の可能性,地域における地方中核都市としての役割などを再認識した上で,今後の都市発展の方向を見極めるとともに,都市空間を,人と社会のあり方,都市構造,環境といった視点から新たにとらえ直しております。

 さらに,郷土の先人坂本龍馬の先見性とロマン,人間愛と改革の精神等は,現在の都市づくりにも相通ずるものがあり,龍馬の心が息づく「龍馬都市」を都市づくりの理念とし,目指すべき都市像として,「ひと・まち・みどりが輝くふれあい元気都市」を掲げています。

 この将来の都市像を実現するために,「新しい価値を創造発信する都市」,「いきいきと輝き安心して暮らせる都市」,「環境と共生する安全で快適な都市」の3つの基本目標とそれぞれに対応する施策の大綱を定めるとともに,これらを実現するプロセスを重んじて,「実現に向けてのしくみづくり」として,市民との協働,広域的な連携,情報化の推進,行財政新システムの確立などに取り組むこととしています。

 また,基本構想の前半期の10年間における都市づくりを着実に進めるため,施策の内容を具体的に示した基本計画を策定するとともに,平成13年度を初年度とする3カ年の第1次実施計画をあわせて作成しました。

 第1次実施計画を実現していくために,高知市第2次財政構造改革方針に沿って,中長期の財政フレームのもとに将来の健全な財政運営を見通しながら,景気対策としての地域経済にも配慮し,プロジェクト事業を除く全体事業費において,前回の第4次実施計画を上回る事業費を確保いたしました。

 新総合計画の第1次実施計画総事業費は,総額で1,363億円余りを予定しており,新清掃工場や文化プラザ等のプロジェクト事業の完成を図るとともに,よさこい高知国体の開催,情報化の推進,環境施策の展開,社会福祉や教育の一層の充実,産業振興施策の推進など,中核市としての機能と権限を最大限に生かしながら,県域の発展をリードする積極的なまちづくりを進めてまいります。

 また,平成6年度から12年度までの都市計画事業促進プランを策定し,都市計画事業を積極的に促進するため,固定資産税の超過課税をさせていただいておりますが,今後も,土地区画整理事業が本格化しますとともに,遅れている公共下水道や,都市の主要道路ともなる街路も積極的に整備推進の必要がありますことから,新総合計画のもと,平成13年度から18年度までの6年間の新たな都市計画事業促進プランを策定しました。

 その財源として,厳しい財政状況も踏まえまして,引き続き現行の固定資産税の税率を継続させていただきますよう御理解をお願いいたします。

 以下,今後の主要事業及び当面する市政課題に関連して,御報告と考え方を申し上げ,御理解を賜りたいと存じます。

 まず,市町村合併について申し上げます。

 高知県においては,去る2月23日に市町村合併に関する要綱を策定し,市町村合併は財政環境が悪化する中で行政サービスの質を落とさずに自治体経営を行っていくための主要な選択肢の一つと位置づけています。

 高知市といたしましても,日常的な生活・経済活動圏域の拡大に伴い,広域的な視点から見て,地域社会全体が自立的に発展していくためには,それぞれの地域の資源,個性を大切にしながらも,圏域内の連携,交流をこれまで以上に深めていくことが重要であると考えています。

 また,今後の少子・高齢化,地方分権の進展等地方を取り巻く社会情勢や財政環境を考えますと,圏域の一体的発展を図る上での選択肢の一つとして,県が示しております指標等も参考にしながら,市町村合併に関しても,庁内外での研究,検討を進め,論議を深めてまいりたいと考えております。

 次に,高知城築城400年祭について申し上げます。

 築城400年祭は,昨年の大みそかから元旦にかけて高知城で開催いたしましたオープニングセレモニーにより,華やかに開幕を告げました。

 このセレモニーには,私どもの予想をはるかに上回る多くの市民,観光客の方々に御参加いただき,400年祭の開幕を盛大に祝うことができました。

 昨年の本県への県外観光客の入り込み数は,4年ぶりに500万人台を割ることとなった一昨年と比較しますと,1%の微増となり,かろうじて500万人の大台を回復した状況となっております。

 このことは,本県の観光情勢に一筋の光明を見出した感がいたしますが,一向に景気回復の兆しの見えない我が国の経済状況や,今月末に大阪でオープンします「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」や山口県の「きらら博」,兵庫県の「See阪神・淡路キャンペーン」の開催など,本県を取り巻く環境は,決して予断を許さない状況が予想されます。

 このため,本市といたしましては,攻めの戦略で魅力的な観光素材を適切なタイミングで企画し,効果的なPRを展開してまいりたいと考えております。

 お城まつり,高知城薪能,高知城時代絵巻,こうち花フェスタ等,春のビッグイベントの開催で本格化します高知城築城400年祭を,本市観光振興の重要な起爆剤として,民間の皆様方,県並びに関係機関との緊密な連携のもと,積極的に事業を推進してまいりたいと考えております。

 次に,中心市街地活性化対策について申し上げます。

 本市の商業を取り巻く環境は,大型店の相次ぐ出店や消費の低迷などにより,依然として厳しい状況が続いております。

 昨年11月に商工会議所とともに実施いたしました市内商店街の空き店舗調査によりますと,中心商業地,周辺商業地ともに空き店舗率が上昇いたしております。

 本市の空き店舗率は,他都市と比較いたしますと際立って高い数値ではありませんが,今後も空き店舗が増加してまいりますと商業機能が低下し,中心市街地の空洞化に拍車がかかることも懸念されるところであります。

 このような状況から,本市といたしましては,町の顔ともいうべき中心市街地において,商業の振興を図る観点から空き店舗を活用して起業者の育成を図る施設,いわゆるインキュベーターショップ等の設置による商店街活性化に対して,積極的な支援を行ってまいりますとともに,今後,空き店舗対策に関する他都市の先進的な取り組み事例を参考にしながら,効果的な空き店舗対策システムの構築を図ってまいりたいと考えております。

 次に,新たな市の創出事業について申し上げます。

 高知市の日曜市を初めとする街路市は,1次産業のほか,幅広い業種の出店による生活市として,さらには観光資源としても高知市の貴重な財産であり,近年,特に本四3架橋及びエックスハイウエー効果等により,県外観光客も増加し,高知城の景観と相まってにぎわいの場となっております。

 しかしながら,高知市街路市問題検討委員会の「21世紀の街路市の方向性」の答申においても指摘されていますように,街路市の中で,特に,土曜市には,「市」としてのにぎわいが少なく,出店者数が激減するなど,今後のあり方について検討する時期を迎えている一方で,ふるさと祭り的要素を取り込んだ,これまでにない交流の場があれば,との意見や要望が数多くあります。

 こうしたことを踏まえ,今後ますます「土・日」休日が一般化することが予想されますことから,ふるさと祭り的要素とともに,女性と高齢者,障害者をコンセプトに憩いといやしの要素を盛り込んだ,新たな市として,毎週土曜日に追手筋で「ふるさと・交流バザール土曜市」を演出し,観光客及び市民交流の輪を広げ,中心市街地ににぎわいを誘導していくこととし,今後,関係機関との協議を重ねながら,できるだけ早い時期の実現を目指し,取り組みを進めてまいります。

 次に,中山間地域の農業振興について申し上げます。

 中山間地域は流域の上流部に位置し,下流域の都市住民の命や財産,豊かな暮らしは,この中山間地域の農業,農村が有する水源涵養,洪水防止機能等の多面的機能により守られています。

 しかしながら,中山間地域では,高齢化が進展する中で平地に比べ自然的,経済的,社会的条件が不利な地域であることから,農業の担い手の減少や耕作放棄地が増加する傾向にあり,今後,中山間地域における地域農業の担い手の育成等による農業生産の維持を通じて,農業の持つ多面的機能を確保する必要があります。

 そこで,来年度から本市北部の中山間地域の12集落を対象として集落協定に基づき農業生産活動を5年間以上継続する集落に対し,国の中山間地域等直接支払い制度を導入し,交付金の直接支払いにより中山間地域の農業,農村の活性化を図ってまいります。

 次に,新たな農業振興の取り組みとして,土佐の花国際発信研究事業について申し上げます。

 農産物の輸入増加によります価格低迷は,園芸野菜を中心としまして高知県農業に大きな影響を与えており,高知市の農業も長引く不況や価格低迷により,厳しい状況が続いております。

 本市の農業は,全国的にも高い水準の生産技術,品質,流通体制の確立した産地を有していますが,中でも花卉のグロリオーサは全国販売量の60%が三里地区で生産され,栽培技術,品質ともに高い水準にあります。

 また,グロリオーサは世界でも比較的新しい花で,他に世界市場を動かすような産地は見当たらず,品質的には三里で生産されたものが最もすぐれていると言われておりますことから,国際化,グローバル化による農産物の輸入攻勢に対して,守りばかりでなく,攻めの戦略で高知市から世界市場へ打って出ようとする機運が高まっています。

 こうしたことから,このほど答申をいただいた第九次高知市農業基本計画の提案を踏まえ,輸出のための事務手続,輸出許可の取得,国際見本市への出展,新たな生産・流通体制の確立など生産団体が行う調査・研究活動に対して,土佐の花国際発信研究事業として支援してまいります。

 次に,都市基盤整備への取り組みについて申し上げます。

 まず,弥右衛門地区土地区画整理事業につきましては,南金田地区,北久保,川添地区におきまして,引き続き面的整備を促進するとともに,若松町比島線や愛宕町北久保線など東西主要幹線の整備促進,保留地等の早期処分により,積極的に事業を推進してまいります。

 潮江西部地区土地区画整理事業につきましては,本年1月31日に仮換地指定を行いましたことから,今後,地権者や関係者の皆様の御理解を得ながら,施工計画に合わせた移転交渉や街路築造工事に着手し,事業の早期完了に向けて全力で取り組んでまいります。

 また,密集住宅市街地整備促進事業につきましては,昨年11月に完成いたしました地区外の第1コミュニティ住宅への入居を開始するとともに地区内での第2コミュニティ住宅の建設に着手いたします。

 高知駅周辺土地区画整理事業につきましては,昨年8月1日の仮換地指定,9月の年度別工事施工計画の発表後,順次,説明会を開催し,地権者や関係者の皆様の御理解を得ながら,移転交渉等を行ってまいりました。

 平成13年度も引き続き,家屋移転のための交渉や街路築造工事への着手など本格的に事業を進めてまいります。

 また,密集住宅市街地整備促進事業につきましては,昭和町コミュニティ住宅が完成し,この4月から入居を開始いたします。

 加えてこの4月には念願でありました路面電車の高知駅構内乗り入れが開始されますが,今後とも関連いたします鉄道高架事業等とも十分調整をとりながら,地元からの強い要望でもあります本事業の早期完了に向け,積極的に取り組んでまいります。

 次に,上街地区町並み整備について申し上げます。

 上街地区におきましては,平成7年度の上街コミュニティ計画の作成を受けまして,地域の皆様と協働で地域の歴史や文化的な資源をまちづくりに生かしていくための取り組みを進めております。

 高知城築城400年を契機とした21世紀の新しい城下町づくりを具体化し,坂本龍馬生家の再現や史跡等を結ぶ歴史の道の整備検討を行うとともに,この上街地区を都市美形成モデル地区に指定し,城下町の雰囲気を感じることのできる町並み整備を総合的に進めてまいりたいと考えております。

 平成13年度の取り組みといたしましては,モデル地区指定に向けての仮称上街まちづくり協議会の組織化を進め,その自主的なまちづくり活動を支援するとともに,都市美形成モデル地区指定及び事業化のための調査等を実施いたします。

 次に,超低床電車の導入に関しまして申し上げます。

 路面電車はその公共性や環境への配慮,安全性,高齢化社会への対応等から,全国的に積極的な活用の動きが強まってまいりました。

 また,昨年11月には,高齢者や身体障害者の方々の公共交通機関を利用した移動の利便性及び安全性の向上を促進するための交通バリアフリー法が施行されるなど,交通事業の福祉対策も強く要請されております。

 環境対策,福祉対策や公共交通の活性化の面から実現性の高い具体策を検討する中で,本年2月から導入された低床よさこいぐるりんバスに次いで,このたび,四国で初めて導入される超低床電車に対しまして,国,県,沿線市町で協調補助を行うこととし,予算計上いたしました。

 この超低床電車は,クリーンエネルギーの路面電車をさらに高性能化し,低騒音で床が低くノンステップとなっておりますことから,高齢者や身体障害者の方々にとりまして乗降が容易な利便性の高い国産第1号の次世代型電車です。

 これを契機として,親しまれる公共交通の構築や活性化に向け,さらなる取り組みを進めてまいります。

 次に,介護保険事業について申し上げます。

 要介護認定者数につきましては,当初事業計画を大幅に超える7,800人程度で推移し,給付費においても大幅な増となっており,来年度以降は保険料不足部分を財政安定化基金より借り入れする必要が生じております。

 このような状況から,このままでは次期保険料算定時には大幅な保険料アップを余儀なくされる見込みであり,今後,在宅サービスへの移行促進を図ることにより介護給付費の適正化に努め,保険料増を抑制する必要があると考えております。

 低所得者の利用料負担の軽減につきましては,国の特別対策であるホームヘルプサービスの継続利用者に対する軽減措置に加え,来年度から市単独事業として生計中心者所得税非課税世帯のホームヘルプサービス新規利用者についても利用料負担を3%に軽減することとしました。

 これらの施策により,経済的な理由でサービス利用が抑制されることなく,必要な介護サービスを十分利用していただくことにより,介護度の重度化を防ぎ,在宅生活の継続維持を図ることが,施設依存傾向を抑制することとなり,ひいては介護保険財政の適正化にもつながるものと考えております。

 なお,新たに高齢者等訪問理美容サービス事業など生活支援サービスの充実に取り組むとともに,介護支援事業として,なごやか宅老事業や学校地域交流デイサービスの拡大,新たに家族介護慰労金支給事業等を進めてまいります。

 次に,統合新病院について申し上げます。

 新病院の整備につきましては,病院組合において,その整備手法について,いわゆるPFI法に基づきますPFIの導入が検討されておりましたが,2月21日に開催されました組合議会定例会で,その実施方針案が報告されました。

 今後の予定といたしましては,5月中をめどに特定事業の選定に向けて検討を進めるとのことです。

 また,県及び市からの新病院職員の受け入れにつきまして,2月21日付で病院組合から,その要件と職種別の職員数の考え方の提示があり,今後,本市といたしましても,職員の意見等も踏まえながら,県並びに病院組合と協議してまいりたいと考えております。

 次に,新福寿園建設について申し上げます。

 新福寿園は,養護老人ホームの改築を柱とし,あわせて介護保険法の施行後,より一層重要な行政課題となりました高齢者の健康増進と,介護予防事業を展開していくための新たな拠点施設として整備するものです。

 養護老人ホームは,低所得階層を対象とした施設であることに留意しながらも,すべて1人部屋にしてプライバシーを保護し,またグループケアユニットを採用するなど,生活の質の向上を目指しております。

 また,介護保険や養護老人ホーム措置の対象外の方々の受け皿となる高齢者の生活支援ハウスを併設するとともに,地元の皆様方から強い要望が寄せられていますコミュニティ機能を持った複合施設として,平成15年度竣工に向け3カ年計画で整備することとしております。

 現在,すべての人が利用しやすいユニバーサルデザインを基調とした実施設計を終えたところであり,平成13年度から現在の養護老人ホーム棟を解体し,新福寿園本体工事に着手いたします。

 次に,仮称健康あんしんセンター機能検討事業について申し上げます。

 この事業は,平成10年度の中核市移行時以来の懸案であります保健所の整備とともに,休日夜間急患センターや平日夜間小児急患センター等の施設を併設することにより,市民の命と健康を守る総合的な施設となる仮称健康あんしんセンターについて,その基本となる構想を検討しようとするものです。

 平成13年度は,高知市地域保健推進協議会に市民等を含め15名程度の委員で構成する専門部会を設置し,中心部における公的保健医療のあり方も含め検討してまいります。

 次に,放課後児童クラブについて申し上げます。

 待機児童の解消を図りますため,定数の20名程度以上を上回る入会申し込みがありました初月小学校,高須小学校,横内小学校は新築することにより,朝倉第二小学校,介良潮見台小学校は余裕教室等を活用することにより,それぞれ第二児童クラブを開設いたしたいと考えております。

 また,定数の10名程度以上を上回る申し込みがあった児童クラブにつきましては,余裕教室等を活用し,分室として運用することによりまして,待機児童の解消を図ってまいります。

 さらに,保護者から要望の強かった長期休業中の対応といたしましては,4月の春休みにおいて新たに全日開設を始めますとともに,これまで午前中の開設でありました夏休み,冬休みについても午後5時までの全日開設として対応することといたしました。

 障害児の受け入れにつきましては,12年度に引き続き4年生についても試行的に受け入れてまいりたいと考えております。

 児童クラブの保護者負担金につきましては,これまで3年間据え置いてまいりましたが,保護者のさまざまな御期待にこたえるための経費が大幅に増加しますことから,増額改定を御提案申し上げておりますので,御理解をよろしくお願いします。

 次に,成人式について申し上げます。

 本年1月8日に行われました高知市の成人式におきまして,一部の新成人の心ない行為により全国に報道されるような事態が発生いたしましたことに,主催者として改めておわび申し上げたいと思います。

 成人式における乱れにつきましては,全国的な問題となっており,今後の成人式のあり方自体が問われていますが,その後,本市におきましては,成人式の意義や必要性,今後の方向性等について,若年層へのアンケート調査や,今年の新成人や高校生を含んだ市民各層によります,成人式の在り方についての懇話会を実施し,検討を重ねてまいりましたが,存続を要望する声が大勢を占めており,来年度も集中方式で開催する方向で考えております。

 なお,内容につきましては,本年の事態を教訓に生かしつつ,企画段階から,これまでの青年センターを利用する青年によります実行委員会に,新たに新成人を加えた中で企画,運営について検討し,成人となった自覚を新成人に感じてもらえるような意義深い成人式としていきたいと考えております。

 次に,特認校制度の実施につきまして申し上げます。

 全国的な規制緩和の流れの中,子供や保護者に学校選択の道を開くとともに,過小規模校,小規模校における教育効果の向上を目的として,平成13年4月から特認校制度を小学校8校,中学校1校においてスタートさせます。

 初年度には,この制度により9校合わせて66名の児童・生徒が特認校に転入学することになっており,今後,この制度による教育効果等を見極めながら,翌年度の募集や,今後の方向性について検討してまいりたいと考えております。

 また,校区外通学基準の緩和につきましては,平成13年4月から,中学校におけるスポーツ部活動において,居住区の中学校に希望する部活動がない場合に限定し,当該部活動のある中学校への校区外通学を許可することといたしました。

 このことによりまして,特認校制度に加え,生徒・保護者の学校選択の機会が一層拡大いたしますとともに,本市の中学校のスポーツ部活動がさらに活発になっていくことを期待するものであります。

 次に,よさこい高知国体について申し上げます。

 いよいよ目前に迫ってまいりました競技別リハーサル大会につきましては,6月の弓道競技を皮切りに10競技11大会が順次開催されることとなっておりますが,この競技別リハーサル大会では,審判員など競技役員等による競技運営や吹奏楽やプラカード保持者等による式典運営等,競技団体と本年4月に設置いたします本市実施本部との連携を図り,競技会運営の習熟に努めてまいります。

 また,競技会場につきましては,東部総合運動場に建設中の仮称高知国体プールは工事の進捗率が90%を超え,完成間近となっております。

 ぢばさんセンターに設置いたします特設近的弓道場につきましても,リハーサル大会に向け準備を進めております。

 国体をもてなしの心で支え,今後のまちづくり活動にもつなげていくための「ひとりひとやく運動」につきましても,市民の皆さんの御協力を得まして,市内の東,西,南,北,中央の5ブロックそれぞれに地区推進協議会が結成されたことから,今後は,この推進協議会を母体として,「花いっぱい」,「元気いっぱい」,「笑顔がいっぱい」等,全市的な市民運動の展開を積極的に図り,市民総参加の感動国体の成功につなげてまいりたいと考えております。

 一方,宿泊対策につきましては,旅館,ホテルの宿泊提供率のアップや転用施設の確保の取り組みとともに,民泊の実施に向け市民の皆様方の御協力をいただきながら,民泊家庭の推薦確保や民泊協力会の設置を目指してまいりたいと考えております。

 また,輸送対策につきましても,リハーサル大会輸送業務の経験を生かしながら,関係団体と協議を進め,本大会での輸送計画の策定に取り組んでまいります。

 次に,エコタウン計画に関しまして申し上げます。

 本計画は,既存の地場産業との連携や分別収集等の徹底等により市域内における大幅なリサイクル率の向上とゼロエミッション化を図り,資源循環型地域社会システムを形成するため,浦戸湾沿岸地域の約50平方キロメートルをエコタウン計画地域とし,その中に循環型産業を集約的かつ計画的に進めるエコ産業団地を整備し,廃木材,発泡スチロール等のリサイクル事業を行おうとするものであります。

 地元に対しては,昨年9月から10月にかけ4回にわたり説明会を開催した後,昨年11月24日に国へ承認申請を行い,12月13日付で承認されたところであります。

 しかしながら,去る1月26日にエコ産業団地が立地する予定の仁井田木材団地に近接する町内会の方々からこの団地の立地に反対する5,670人の署名が本市に提出されるとともに,計画について三里地区住民の方々への周知が不足しており,計画を知らないという住民の方が少なくないという御指摘もいただいたところです。

 こうした状況も踏まえまして,改めて2月6日から16日までの間に,再度三里地区全域を対象としまして,4回の説明会を開催させていただいたところですが,その説明会の中では,特にこれまでの手続等に関しまして厳しい御意見をいただき,住民の皆様に誤解や不信感を与えたことなど,至らなかった点があったことにつきましては,深く反省をいたしております。

 しかしながら,循環型社会の構築は,将来に向けて,今を生きる私たちが避けて通れない課題であり,その解決を図るためにも,また,産業振興という視点からもこの事業はぜひとも必要な事業であると認識いたしており,引き続き,三里地区の住民の皆様に御理解,御協力をいただきますよう取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 また,これまでにいただきました御意見等を踏まえまして,本年2月から大気や交通安全の項目につきまして,環境現状調査に着手しており,この結果が得られ次第,情報の提供に努めますとともに,事業者とは「地域の環境保全に関する協定書」の締結について検討してまいります。

 次に,家電リサイクルへの取り組みにつきまして申し上げます。

 家電リサイクル法は,国内の一般家庭や事業所等から排出される電気製品廃棄物の年間廃棄量約80万トンのうち,約60万トンを占めるエアコン,ブラウン管式テレビ,電気冷蔵庫,電気洗濯機の指定4品目を対象に再生資源として有効活用することにより,生活環境の保全と国民経済の健全な発展に寄与することを目的としたものであります。

 指定4品目を廃棄する際に,消費者は製造メーカーが資源化に必要とされる再商品化料金に加え,排出先から指定引き取り場所までの収集運搬料金を加算したリサイクル費用の支払い義務が,また小売業者には一定の収集運搬義務が,製造メーカーには法に規定する基準以上の資源化義務が課せられることとなりました。

 本法の円滑な推進を図るには,市民への周知徹底が最も重要であり,広報紙及びチラシ,回覧等の各戸配布や,新聞,テレビ等マスメディアの活用,また町内会,衛生組合,資源不燃物登録団体の役員,廃棄物減量等推進員等を対象とした市内24会場での地区説明会を開催する等,多様な方法によりPRに努めております。

 なお,これらの指定4品目の収集運搬につきましては,排出段階でルートがふくそう化しますと市民が混乱を招きますことから,引き取り義務のない4品目につきましても高知県電機商業組合高知支部の御協力をいただき,一定の助成をしながら小売業者に収集していただくこととしております。

 次に,里山保全事業につきまして申し上げます。

 里山保全地区につきましては,早急に対応することが必要な市街化区域内で12か所を選定し,都市環境,土地利用,防災,生態系,歴史,文化等の面から調査及び評価を行い,今年1月に里山保全審議会に諮りまして,大津の鹿児山,秦泉寺の秦山及び長浜の野越山の3カ所を当初の里山保全地区指定候補として作業を進めることといたしました。

 2月の中旬に候補地の土地所有者や周辺の住民の方々,近くの小学校,PTA,コミュニティ計画推進市民会議の代表者等を対象とし,里山保全への御理解をいただくべく説明会を行いましたが,今後とも,御理解を深める努力をしてまいりたいと思います。

 次に,東消防署及び東部出張所の建設について申し上げます。

 四国横断自動車道及び東部自動車道の高速道路に対応する救助・救急体制や,市街化が進む市東部への均衡のとれた常備消防力の整備を図るために,高須地区に移転整備中の東消防署は,工事も順調に進捗し,本年11月開署の予定です。

 同署施設は,本格的な訓練棟を設置し,救助隊を配備することにより,火災等各種災害時の人的被害の低減を図ってまいりますとともに,浸水対策への対応も含め,大地震にも十分耐えられるように強度を持たせ,災害時には一時的な避難所機能を有するとともに,周辺環境や景観に配慮し,木材等県内産材を十分使用した施設にしてまいります。

 また,東部出張所建設につきましては,平成14年に本市で開催されます,よさこい高知国体に備えた県道整備事業に伴い,現庁舎を取り壊し,再整備するものであり,平成14年8月の完成を予定しております。

 98高知豪雨災害の教訓から一時的な避難所機能を有するとともに,地元の自主防災組織の会合にも利用できるものとし,また,夏季国体の主会場入り口に当たることから,デザイン等にも十分配慮した親しみのある施設としてまいりたいと考えております。

 次に,支所機能の再編につきまして申し上げます。

 まず,窓口センターにつきましては,本年7月から周辺部7カ所と中央部1カ所に地域窓口センターを,また本庁に中央窓口センターを設置し,従来の窓口業務に,新たに税務証明,戸籍情報システムを新規稼働することにより,どこの窓口でも除籍や改製原戸籍が交付できるなど,証明業務の充実を図ってまいります。

 また,開所時間は,地域窓口センターでは午前10時から午後7時まで,開所日は,年末年始や祝日等の休日,店舗の休みを除き土・日も含めて業務を行う等,市民窓口としてのサービスの向上に努めてまいります。

 一方,ふれあいセンターにつきましては,各地区センター,文化センターの運営委員会の皆様の御意見を参考にしながら,バリアフリー等にも十分配慮し,施設によりましては,エレベーター等を設置する予定となっております。

 また,各施設とも1階の事務所スペース等を可能な限りオープンスペース化いたしまして,地域の皆様が気軽に御利用いただけるような住民サロン的なスペースも設けることといたしており,地域のコミュニティ活動の拠点として,連帯感のあふれた地域社会の形成に寄与できる施設にしてまいりたいと考えております。

 次に,情報通信技術講習推進事業について申し上げます。

 この事業は,市民のパソコンやインターネット等のIT基礎技能習得のための講習を実施するもので,平成12年度に10講座200人規模の講習を計画し,現在,その取り組みを進めているところですが,さらに13年度は504講座,受講者1万人余りの規模の講習を実施することといたしました。

 この講習は,パソコンの基本操作,文書の作成,インターネットの利用,電子メールの送受信に係る技能の習得を目的にしており,1講座12時間程度実施するものであります。

 中央公民館やふれあいセンター,図書館などの市の施設のほかに民間施設での開催も考えており,積極的なPRや受講しやすい講座の開設に努め,市民のIT利用技能の習得,向上のための取り組みを進めてまいります。

 できるだけ多くの市民の皆様に,ぜひ,今回の講習を御利用いただき,インターネット等のIT基礎技能の習得により,IT革命を実感していただきたいと思っております。

 平成13年度予算編成に当たりましては,高知市第2次財政構造改革の方針に基づきながら,新たな総合計画の初年度予算として,引き続き都市基盤整備や新たな産業活性化対策,介護保険制度補完システム,子育て施策の拡充,教育・スポーツ・文化の振興,環境保全対策,災害に強いまちづくり等,21世紀にふさわしい先見的なまちづくり施策を展開していく,龍馬都市元年予算として,平成12年度3月補正と一体となった編成を行いました。

 平成13年度当初予算規模は,清掃工場,文化プラザ等プロジェクト事業の多くが完了すること,及び平成12年度補正予算において国の経済対策に対応する公共事業を大幅に前倒し計上したこと等から,一般会計では1,279億円で対前年度当初比で6.8%減,全会計の純計では,昨年のオールスター競輪や国体施設整備の終了等から2,607億7,226万余円,対前年度当初比12.2%の減となっています。

これまで突出していたハード中心のプロジェクト事業の終息により平年ベースに戻り,ソフト中心の事業への転換期としての予算と言えます。

 事務事業再評価による各種事務事業の見直しにつきましては,86事業を見直すこととし,事業廃止や管理的経費,繰り出し金等について事業費ベースで約5億5,800万円の削減を行いました。

 平成13年度当初予算の財源といたしましては,地方交付税を今後の財源として,一部留保しつつ,市税等につきましては年間収入見込み額を計上するとともに,国の制度改正による地方交付税の減額分につきましては,臨時財政対策債で補てんすることとしております。

 国の税制改正や地方交付税制度の見直し等,地方自治体を取り巻く環境が大きく変化していく状況のもと,本市におきましては,平成14年のよさこい高知国体の開催経費や公債費負担額の増,職員の退職手当の増等から,今後,ますます厳しい財政運営となりますが,第2次財政構造改革方針に沿って将来に向けた健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。

 以下,平成13年度予算の主な施策の概要につきまして,さきに述べました事業以外のものを施策体系に従い御説明いたします。

 まず,新しい価値を創造発信する都市についてです。

 にぎわいの都市空間整備では,中心市街地のにぎわいの創出を目指した土佐橋地区交通結節点改善事業や,市街地中心部への居住推進に向けて,優良賃貸住宅事業の推進や歴史的,文化的に由緒ある旧町名の保存伝承事業に取り組むとともに,都市計画マスタープランの策定のほか,新たに都市の緑化誘導等を目的として大規模建築物への助成等を行ってまいります。

 総合交通体系の整備では,引き続き国体や新港に関連する道路など主要幹線道路の整備を進めるとともに,街路事業では,上町2丁目南城山線など6路線9工区を継続して整備し,新たに高知駅山ノ端線,愛宕町北久保線の実施設計等に取り組みます。

 道路新設改良事業では,国体関連道路の五台山2号線等の継続整備や大津5号線の整備着手を含め,国の各種制度を導入し,13路線の整備を進めるとともに,四国横断自動車道及び高知東部自動車道の関連公共施設整備を進めます。

 単独道路事業につきましては,3月補正予算での前倒し分を合わせまして,舗装工事等を中心に事業量を確保するとともに,道路改良につきましては,特に,本年度は国体関連施設周辺の道路改良に取り組んでまいります。

 出会いと発見をはぐくむ観光・コンベンションの振興では,よさこい全国大会や坂本龍馬生誕地周辺整備,歴史の道整備,龍馬ゆかりの地統一案内標識整備等に取り組むとともに,桂浜公園内の身体障害者用トイレ増築や売店周辺の段差解消等のバリアフリー化を進めてまいります。

 新しい価値を生み出す商工業の振興では,創造と起業の促進に向けて創業支援助成や,産業活性化融資資金の拡大を図るとともに,機械金属系工業団地としての長浜工業団地の開発,港湾空間の再編成を推進するための事業計画の策定に向けて国,県,市によるこうちハーバー・リフレッシュ調査費負担等を行ってまいります。

 また,中央卸売市場は第7次施設整備として,平成12年度から14年度までの継続事業による塩干卸売場棟改築を進めます。

 都市と調和した農林漁業の振興では,土地改良や塩水化対策事業などの農業基盤整備を引き続き進めますとともに,農業経営の高度化や農業の担い手確保と育成等に努めてまいります。

 林業振興では,林業基盤整備に取り組むとともに,市有林造林事業等の森林保護育成を図ってまいります。

 漁業振興では,漁業資源の拡大や漁場整備事業等の漁業基盤整備に取り組むとともに,外国人漁業研修生受入事業や,漁業用共同利用施設設置補助等を行います。

 国際交流,広域交流としましては,高知城築城400年記念事業として,本年4月7日に姉妹友好都市でありますフレスノ市,蕪湖市,スラバヤ市,北見市の参加による高知サミットを行い,4月8日には,姉妹・友好都市伝統芸能公演の開催を予定しております。

 次に,いきいきと輝き安心して暮らせる都市についてです。

 子育て支援では,乳幼児の医療費助成について,新たに2歳児から就学前児童に対しても入院医療費助成を拡大するとともに,新たに民間保育園3カ所に子育て支援センターを設置していきます。

 また,少子化対策として市立保育所緊急施設整備や新たに療育支援ハンドブック作成,幼児教育の推進等に取り組み,幼稚園就園奨励については,新たに国補助対象外の市民税所得割課税額14万円以下の保護者に対し助成を行います。

 学校教育では,基礎学力の定着と学力の向上,総合的な学習時間の推進や新たに小学校英語活動の推進を図ってまいります。

 また,新たな事業として男女平等教育の推進や,中学校生活教育支援等を行うとともに,高知県産木材の活用による木製遊具等の活用促進に取り組みます。

 学校施設の整備では,新たに平成13年度から14年度にかけて鴨田小学校の屋内運動場及びプールの改築や,横浜小学校,養護学校のプール改築に取り組みます。大規模改造では,城東中学校屋内運動場,高知商業高校南舎を整備します。

 学校教材の整備では,龍馬副読本を小学5年生全員に配付するとともに,学校図書の充実を図ってまいります。

 学校情報化の推進では,小中学校の備品や給食等の事務改善システム構築や,商業高校電算プログラム再構築等に取り組みます。

 青少年の健全育成では,新たに青年センター・教育研究所複合施設整備として基本設計に取り組みます。

 生きがい輝く生涯学習・スポーツの環境づくりでは,学校開放の推進や生涯学習活動支援,スポーツ日本一運動や学校体育施設整備に取り組むとともに,新たに設立される仮称財団法人高知市スポーツ振興事業団に平成13年4月から総合運動場と東部総合運動場の施設管理委託を行い,施設利用者の健康やスポーツに関する多様な要求に対し,弾力的に対応してまいります。

 文化と歴史を育むまちづくりでは,高知市文化プラザの本年10月末の完成を目指すとともに,平成14年4月の開館に向けて準備を進めてまいります。また,子ども科学館の基本計画の策定に取り組みます。

 文化財保護では,国の文化財指定に向け,竹林寺の庭園調査を行うとともに,高知市保護無形民俗文化財の記録保存を目的とし,新たに地域伝統芸術等保存事業として朝倉神社の秋祭りの収録や,介良,長浜地区の史跡再発見事業の取り組みを進めます。

 健やかに暮らせる環境づくりでは,健康づくり推進や,母子・成人の健康づくり,結核・感染症対策,地域保健の推進を進めます。また,新たにユニバーサルデザインの推進として,行動計画の策定,交通バリアフリー基本構想の策定に取り組みます。

 自立いきいき障害者福祉の充実では,高知市障害者福祉センター,東部健康福祉センター,南部健康福祉センターを拠点として,デイサービスや在宅生活支援など障害者福祉の充実を図るとともに,新たに全国障害者スポーツ大会競技力向上遠征に助成を行います。

 保健・医療・福祉の総合基盤づくりでは,高知市西部地区の拠点施設として仮称西部健康福祉センター整備調査を行います。

 また,地域福祉の総合的な推進を図るため新たに地域福祉計画の策定に取り組みます。

 人権と平和が尊重される社会づくりでは,人権啓発の推進や平和の日記念事業,憲法集会等の平和活動の推進に引き続き取り組みます。

 男女共同参画社会づくりでは,男女平等の啓発推進に向けて新たに教育職員男女平等意識調査を実施します。

 災害に強いまちづくりでは,自主防災組織の育成・強化や,新たに災害対策本部の整備,津波防災マップ作成に取り組むとともに,五台山地区の唐谷排水機場の整備,下知分団屯所建設の実施設計などを進めます。

 地球環境に貢献する循環型社会の構築では,平成13年度のISO認証取得に向けて環境マネジメントシステムの策定や,省・新エネルギー調査に取り組むとともに,ダイオキシン類,環境ホルモン等の調査を実施します。

 廃棄物の適正処理として,容器包装リサイクル法に対応していくため,プラスチック減容工場に圧縮梱包処理設備を整備するとともに,東部環境センターの汚泥を搬出し,新清掃工場で処理するための生物脱臭設備の整備に取り組みます。

 また,新清掃工場整備については,本年11月から試運転を開始し,平成14年4月からの本格稼働を目指しますとともに,余熱利用施設建設については,新清掃工場との同時完成を目指し,できるだけ早い時期の開館に取り組みます。

 都市緑化の推進では,秦泉寺公園,沖田公園,初月公園の施設整備を進め,新たに中須賀公園,伊勢崎町公園の整備に取り組むとともに,花とみどりのまちづくりを推進します。

 水道事業では,送配水施設の整備,漏水防止対策,仁淀川及び鏡川水系での水源林用地取得や水源地域との交流を図るとともに,非常用貯水槽の設置や老朽管布設がえ等の災害対策事業に取り組みます。

 公共下水道の整備では,緊急防災対策としての雨水対策やマンホールぶたの整備に取り組むとともに,平成13年度末普及率42.9%を目指して管渠築造等面的整備の拡大を図ります。

 市有墓地の整備では,新たに無縁墓地の改葬,皿ケ峯里山公園墓地の整備,一宮墓地公園の整備を図るとともに,新たな公園墓地の整備調査に引き続き取り組みます。

 次に,実現に向けてのしくみづくりについてです。

 市民主導型市政の推進では,コミュニティ活動の支援やまちづくりの啓発,市民活動サポートセンターの管理,運営,NPO高知市民会議への運営助成等に取り組みます。また,東部自動車道対策として,五台山会館の建設や地区公民館の建設に対して助成を行います。

 情報化の推進では,情報通信ネットワークの環境整備,地理情報システムの導入,住民基本台帳ネットワークの整備,住情報システムの構築等に取り組みます。

 事務改善の推進では,新たに行政事務支援システムの整備,文書管理システム基本計画の策定等に取り組むとともに,行財政運営の推進では,部局別研修を中心とした職員研修,行政評価システムの推進,PFI制度の研究に取り組みます。

 開かれた議会の推進では,情報公開制度が本年7月から施行されることから,市民への情報提供のために議会棟の図書室の整備を図るとともに,市議会特別番組の制作等に係る予算を計上しております。

 次に,平成12年度補正予算について申し上げます。

 今回の補正予算の主なものは,港湾や連続立体交差等の県営工事負担金,IT関連事業,合併処理浄化槽設置費補助等の国の補正予算関連事業,新清掃工場や余熱利用施設,文化プラザ等の経済対策としての公共事業の前倒し,老人医療事業の医療給付費や介護保険事業の居宅介護サービス給付費,職員退職手当等であり,補正総額は全会計の純計で156億1,353万円となり,昨年に引き続き,大型補正予算となっております。

 これらの補正財源は,国庫補助金,市債等の特定財源のほか,一般財源として利子割交付金,地方交付税等を充当いたしました。

 次に,予算外議案について申し上げます。

 条例議案は,福祉医療費助成条例の一部改正など18件です。

 この中で市第28号議案は,放課後児童指導員,介護認定調査員等の報酬額を改定するものです。

 市第36号議案は,新たに小学校就学前までの幼児に対し入院医療費の自己負担分の全額を助成するよう改定を行うものです。

 市第39号議案は,高知市東部総合運動場に新たに設置されるプール,体育館の使用料の設定,消費税の内税化に係る改定を行うものです。

 市第42号議案は,放課後児童クラブの保護者負担金について,月額現行6,300円を7,300円に改定するものです。

 市第43号議案は,市立高等学校の授業料,入学料について,国の改正に伴い,授業料は平成13年度の新入生から全日制で,月額現行9,000円を9,300円に,入学料は平成14年度の新入生から全日制で現行5,550円を5,650円に改定するもの等です。

 その他の議案は,包括外部監査に係る契約締結議案,市道路線の廃止・認定議案,保育園園舎の無償譲渡議案,パーソナルコンピュータ等購入契約締結議案など14件です。

 報告15件につきましては,いずれも法令所定の手続により御報告するものであります。

 以上,提出をいたしました議案について,概要の説明を申し上げましたが,よろしく御審議の上,適切な御決定をお願いいたします。

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○議長(安岡保君) お諮りいたします。議案調査のため3月9日及び3月12日の2日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(安岡保君) 御異議なしと認めます。よって,3月9日及び3月12日の2日間休会することに決しました。

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○議長(安岡保君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(安岡保君) 御異議なしと認めます。よって,本日はこれにて延会することに決しました。

 3月13日午前10時再開いたします。

 本日はこれにて延会いたします。

  午前11時24分延会