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愛媛県 愛南町

平成19年第4回定例会(第1日12月13日)




平成19年第4回定例会(第1日12月13日)





 
 平成19年第4回愛南町議会定例会会議録(第1号)


                        平成19年12月13日(木)開会


1.議事日程


 日程第 1 会議録署名議員の指名


 日程第 2 会期の決定


 日程第 3 諸般の報告


 日程第 4 委員長報告


 日程第 5 一般質問


 日程第 6 第78号議案 愛南町自治基本条例の制定について


 日程第 7 第79号議案 愛南町執行機関の附属機関設置条例の一部改正


              について


 日程第 8 第80号議案 愛南町職員の給与に関する条例の一部改正につ


              いて


 日程第 9 第81号議案 愛南町道路占用料徴収条例の一部改正について


 日程第10 第82号議案 公有水面の埋立てについて


 日程第11 第83号議案 公有水面の埋立てについて


 日程第12 第84号議案 損害賠償の和解について


 日程第13 第85号議案 損害賠償の和解について


 日程第14 第86号議案 平成19年度愛南町上水道事業会計補正予算


              (第3号)について


 日程第15 第87号議案 平成19年度愛南町一般会計補正予算(第5号)


              について


 日程第16 第88号議案 平成19年度愛南町国民健康保険特別会計補正


              予算(第2号)について


 日程第17 第89号議案 平成19年度愛南町介護保険特別会計補正予算


              (第2号)について


 日程第18 第90号議案 平成19年度愛南町簡易水道特別会計補正予算


              (第2号)について


 日程第19 第91号議案 平成19年度愛南町温泉事業等特別会計補正予


              算(第2号)について


 日程第20 第92号議案 平成19年度愛南町病院事業会計補正予算(第


              1号)について


 日程第21 第93号議案 農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業


              (里地棚田)山出地区の実施について


 日程第22 第94号議案 愛南町道路線の認定について


 日程第23 第95号議案 愛南町過疎地域自立促進計画の変更について





2.本日の会議に付した事件


 議事日程第1から第15





3.出席議員(24名)


    1番 山 下 太 三 君     2番 中 野 光 博 君


    3番 浜 本 元 通 君     4番 清 水 雅 文 君


    5番 内 倉 長 蔵 君     6番 宮 下 一 郎 君


    7番 新 田 房 男 君     8番 二 宮 敬 典 君


    9番 山 下 正 敏 君    10番 澤 本   誠 君


   11番 篠 田 美 登 君    12番 増 元 久 男 君


   13番 脇 田 達 矢 君    14番 飯 田 利 久 君


   15番 斎 藤 武 俊 君    16番 尾 崎 春 夫 君


   17番 金 澤   卓 君    18番 畑 田 藤志郎 君


   19番 田 口   勝 君    20番 吉 村 直 城 君


   21番 西 口   孝 君    22番 浜 田 博 文 君


   23番 那 須 芳 人 君    24番 土 居 尚 行 君





4.欠席議員(0名)





5.説明のため出席した者の職氏名


   町長          谷 口 長 治 君


   副町長         本 多 七 雄 君


   収入役         坂 本   選 君


   教育長         森 岡 知 昭 君


   総務課長        赤 樫 俊 昌 君


   企画財政課長      浅 井   通 君


   消防長         佐 藤 謙 吉 君


   財産管理課長      吉 田 俊一郎 君


   税務課長        岡 田 敏 弘 君


   町民課長        土 居 道 博 君


   農林課長        石 河   浩 君


   水産課長        竹 田 武 久 君


   建設課長        草木原 由 幸 君


   商工観光課長      木 原 荘 二 君


   環境衛生課長      児 島 秀 之 君


   水道課長        井 上   誠 君


   保健福祉課長      那 須 英 治 君


   高齢者支援課長     尾 田 正 幸 君


   学校教育課長      橋 岡 政 文 君


   生涯学習課長      楠 木 憲 一 君


   国保一本松病院事務長  田 中 啓一郎 君


   内海支所長       石 川 芳 洋 君


   御荘支所長       高 橋 純 一 君


   一本松支所長      嘉 新 安 行 君


   西海支所長       和 田 俊 之 君


   教育委員長       野 平 弘 箕 君





6.職務のため出席した者の職氏名


   事務局長        岡   和三郎 君


   書記兼総務課長補佐   嘉喜山   茂 君


   係長          鈴 木 洋 文 君


   主事          中 田 旬 美 君





             午前10時00分 開会





○議長(土居尚行君) ただいまの出席議員数は24名です。


 定足数に達しておりますので、平成19年第4回愛南町議会定例会を開会いたします。


 町長より招集のあいさつがあります。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) おはようございます。


 本日は、平成19年第4回愛南町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かとご多忙の中をご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。


 さて、本定例会に提案いたします愛南町自治基本条例でありますけれども、これにつきましては、今年7月5日に愛南町自治基本条例検討委員会より答申をいただいたものを原案といたしまして、例規とする検討を加えて策定したものであります。


 条例原案を作成いただきました検討委員会には、平成17年8月29日に愛南町の自治の方向性を示す自治基本条例の必要性などについて検討いただきたいとお願いをして以来、延ベ13回の委員会と45回にわたる小委員会の開催、また、素案説明会を町内5ヶ所で開催されまして、町民からの意見募集を行うなど、熱心に調査や検討をいただきました。そのご労苦に対し敬意を表するとともに、厚く御礼を申し上げます。


 なお、答申には検討委員のご意見が付されてございまして、「自治基本条例が、地方分権の進展の中で、愛南町が総合行政を行う地方政府として自立するため不可欠な条例であり、厳しい財政状況の中で、さまざまな行政課題を解決する際の指針になるものと考えます」というぐあいに条例の必要性を述べられておられます。


 また、住民自治の実現が重要であり、住民、事業者、議会及び町がそれぞれの果たすべき役割と責任を分担して公共を担う、新しい自治への取り組みが必要であるという結論に達したと、委員としての成果を評価されておられます。


 私は、常々町政運営の基本方針といたしまして、町民や職員の融和と一体感の醸成を図り、公正で透明な町政、効率的で温かみのある行政を推進し「ともに歩み育て創造する町」を目指しております。そのためにも、町民の皆さんの参加をいただき協働してまちづくりを行ってまいることを常々申し上げており、実行してきたところであります。住民自治の実現を推進しているところであるというぐあいに考えております。


 本議会定例会で、愛南町の最高規範とする議決をいただき、条例の本旨に基づく、町民が主体的に町政に参画する、住民自治の推進に努めてまいりますので、ご理解とご尽力を賜りますようにお願いを申し上げます。


 それでは、本定例会に提案いたします議案でありますけれども、愛南町自治基本条例の制定1議案に愛南町職員の給与に関する条例の一部改正ほか2件の3議案、公有水面の埋立て及び損害賠償の和解についての各2件の4議案、そして、平成19年度一般会計補正予算(第5号)のほか、国民健康保険、介護保険、簡易水道及び温泉事業等の各特別会計の補正予算に上水道事業及び病院事業特別会計の補正予算で7議案、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業(山出地区)の実施について、町道路線の認定及び過疎地域自立促進計画の変更についての3議案、合計で18議案であります。


 それぞれの議案につきましては、提案の際に詳しく説明させていただきますので、よろしくご審議をいただきまして、適切な議決を賜りますようにお願いを申し上げまして、簡単でありまけれども招集のあいさつとさせていただきます。


○議長(土居尚行君) あいさつが終わりました。


 これより、直ちに本日の会議に入ります。


 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。





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◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(土居尚行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 本日の会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、5番、内倉議員と6番、宮下議員を指名いたします。





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◎日程第2 会期の決定





○議長(土居尚行君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りします。


 本定例会の会期については、議会運営委員会に諮り、本日13日から21日までの9日間といたしたいが、これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は本日13日から21日までの9日間とすることに決しました。





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◎日程第3 諸般の報告





○議長(土居尚行君) 日程第3、諸般の報告を行います。


 町長からの行政報告はありません。


 議長の活動状況報告はお手元に配付のとおりです。


 例月現金出納検査実施報告が、地方自治法第235条の2第3項の規定により提出されております。


 それによりますと、適正に事務処理並びに管理が行われておりますので報告をしておきます。


 次に、本日までに受理した請願については、会議規則第91条の規定により、お手元に配付した請願文書表のとおりであります。請願第7号、最低保障年金制度の創設をはじめ年金制度の改善を求める請願書及び請願第8号、「後期高齢者医療制度」中止・撤回の意見書採択を求める請願については、厚生常任委員会へ、請願第9号、万全なBSE対策で、食の安全・安心を守るよう求める請願書及び請願第10号、最低賃金法の抜本改正を求める請願については、産業建設常任意委員会へ付託いたします。


 また、本日までに受理した陳情等については、会議規則第94条の規定により、お手元に配付した陳情等一覧表のとおりです。議会運営委員会で審議の結果、議長預かりといたします。


 なお、趣旨に賛同する議員におかれましては、規定の賛成者をもって議案とし提出を願います。


 次に、去る11月16日付けで愛南町教育委員会教育委員長に野平弘箕氏が就任されております。


 本日、定例会に出席をしていただいておりますので、今後の愛南町教育委員会の基本方針及び抱負等の発言を求めます。


 野平教育委員長。


○教育委員長(野平弘箕君) おはようございます。


 一言ごあいさつを申し上げます。


 私、前児島教育委員長の後任として、今回教育委員長の拝命を受けました野平と申します。よろしくお願いをいたします。


 さて、愛南町教育委員会の基本方針について、7点ほど簡潔に述べさせていただきます。


 愛南町教育委員会は、主役は住民の精神のもとに、美しい郷土の自然を守り、「ともに歩み育て創造する町」を目指して、次の基本方針を教育行政の推進に努めてまいります。


 一つ目、教職員の資質・能力の向上を図るとともに、安全でゆとりある教育環境の中で、子供たちが学習意欲を高め、確かな学力、豊かな心、健やかな体などの生きる力を育む学校教育を推進します。


 二つ目として、家庭や地域の教育力の向上を図るとともに、学校・家庭・地域が連携・協働して、次代を担う子供たちの健やかな成長を支援します。


 三つ目、だれもが、いつでも、どこでも主体的に学ぶことができる多様な学習機会の提供や支援に努めるとともに、学習成果を地域社会に生かすことができる環境づくりを推進し、心豊かな生涯学習社会の形成を目指します。


 四つ目、互いの人権が尊重される社会づくりを目指し、あらゆる差別・偏見を解消するために関係機関が連携をとりながら人権・同和教育を推進するとともに、障害のある子供一人一人の教育的ニーズに応じた特別支援教育への取り組みを進めます。


 五つ目、町民にすぐれた文化に接する機会を提供するとともに、文化活動の支援や文化の振興・交流促進を図るほか、文化財の保存・継承を推進し、個性豊かな地域文化を創造します。


 六つ目、町民一人一人が生涯にわたってスポーツに親しめる環境をつくるとともに、スポーツを通じて健康の保持増進を図り、生きがいや感動を体感することができる町民総参加型のスポーツの振興に努めます。


 七つ目、情報機器やネットワークを活用した多様な教育を行い、高度情報通信社会に対応できる人づくりを推進してまいります。


 終わりになりましたが、保護者や地域住民の方々に大変ご心配をおかけしております、学校統廃合に関する問題があります。これにつきましては、保護者や地域の方々のご意見を十分に受けとめ、また、子供たちに不要な動揺を与えないよう配慮しながら、推進してまいるつもりでございます。


 まことに微力ではございますが、皆様方の英知をいただきながら任を果たしてまいりたいと考えております。どうかご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、言葉整いませんが、就任のあいさつにかえさせていただきます。


 どうぞ、よろしくお願いします。


○議長(土居尚行君) 以上で、諸般の報告を終わります。





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◎日程第4 委員長報告





○議長(土居尚行君) 日程第4、委員長報告を行います。


 総務常任委員会より所管事務調査の報告を行います。


 増元総務常任委員長。


○総務常任委員長(増元久男君) 愛南町議会議長 土居 尚行 殿


 総務常任委員会 委員長 増元 久男


 所管事務調査報告書


 総務常任委員会の所管事務等の調査を実施したので、愛南町議会会議規則第76条の規定により、その結果を下記のとおり報告いたします。


                   記


 1.総務常任委員会の招集


 平成19年10月29日(月)午前10時より


 2.開催場所 愛南町役場 3階 第3会議室


 3.出席議員 6名記載されているとおりであります。


 4.調査事項 「町税及び使用料の滞納状況について」であります。


 5.説明員の職氏名 これにつきましても記載されているとおりであります。


 6.調査内容


 担当課より総務常任委員会資料に基づき、机上審査により説明を受け、その後、取りまとめを行った。


 7.調査結果報告


 (1)町税の滞納状況について


 地方自治体の根幹を支える課税にあたっては、法律及び条例に基づいて納税者の所得に応じたものでなくてはならないとされている。本町の場合、厳正かつ公正に課税されたものでありながら、一部の滞納者の理解が得られないまま、毎年のように約9,000万円以上の滞納繰り越しが行われており、滞納処分についても厳格な措置をとることは言うまでもない。


 担当課においては、各税の徴収率向上のため、日ごろより検討・努力していると思われるが、結果に結びついていないのが現状である。滞納訪問にあたっては、礼儀的な接し方ではなく、一度課した税金は、時間をかけても納めてもらうという強い姿勢を持ち、担当課員は使命感と責任感を持って、公平な負担で公平な受益を図る気概が必要である。


 なお、愛南町独自の標語を募集し、常に町民に呼びかけてはどうかとの意見があったこともつけ加えておきたい。


 平成18年度の各税の決算状況を見ると、個人町民税、法人町民税、固定資産税、国民健康保険税、介護保険料の平均収納率は96.79%で、過去数年間にわたり低下する傾向にあり、中でも国民健康保険税の収納率は95.34%と低く、滞納整理についての取り組みを強化しなくてはならない状態である。


 また、平成18年度には、約1,400万円の不納欠損額を出しているが、単年度の処分としても少し額が大きいように感じる。愛媛地方税滞納整理機構には、平成18、19年度とも20件を移管しているが、徴収できたのは、18年度で約860万円、徴収率にして25.9%、19年度で約530万円、徴収率は22.7%と比較的低く、町自体の今後さらなる取り組みが必要である。


 (2)住宅使用料の滞納状況について


 長引く景気低迷下にあって、入居者の滞納は幾分減少傾向にはあるが、退去者の滞納が増えているのが現状である。


 現年度分では、未納者数、16年度63名から18年度21名に減少しており、未納率において4.92%から0.8%に減少している。その結果、収納率も95.08%から99.2%と向上している。


 過年度分でも、未納者数46名から31名に減少しており、未納率においては89.07%から74.78%に減少している。これに伴い、収納率も10.93%から25.22%と向上している。


 このことから、徴収の努力は認められるが、依然として滞納額が高額であるため、担当課として、これまで実施していない訪問徴収を行い、引き続き職員の意識改革と徴収率の向上に期待するものである。


 終わりに、総括として各税収の低下及び使用料の滞納理由として、地場産業の低迷や納税貯蓄組合の解散等の影響が要因としてあげられるが、このことは一挙に解決できることではなく、町民の納税義務、地域分権及び郷土愛の意識の高揚を図りながら、公共心を盛り上げていくことが必要である。


 以上、総務常任委員会の意見を集約し調査結果を報告いたします。


○議長(土居尚行君) 報告が終わりました。


 これより、委員長報告に対する質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで総務常任委員会の報告を終わります。


 次に、産業建設常任委員会より所管事務調査の報告を行います。


 清水産業建設常任委員長。


○産業建設常任委員長(清水雅文君) おはようございます。


 愛南町議会議長 土居 尚行 殿


 産業建設常任委員会 委員長 清水 雅文


 所管事務調査中間報告書


 産業建設常任委員会の所管事務等の調査を実施したので、愛南町議会会議規則第46条第2項の規定により、その結果を下記のとおり中間報告いたします。


 産業建設常任委員会の招集


 平成19年11月20日


 開催場所 愛南町役場


 出席議員 記載の6名


 調査事項 「一次産業の現状について」


 説明員の職氏名 石河農林課長と竹田水産課長であります。


 調査内容


 担当課より産業建設常任委員会資料に基づき、机上審査により説明を受け、その後、次のとおり現地調査並びに取りまとめを行った。


 アマゴの養殖(山出地区)


 ねぎ等の栽培(豊田地区)


 マハタの養殖(久良地区)


 フグの養殖(中川地区)


 畜産(広見地区)


 調査結果報告


 (1)アマゴの養殖


 養殖場は地下からの湧き水を利用して、年間を通じて水温が16ないし17度と安定しており、最適の環境下にある。アマゴ飼育には地理的な条件が必要なため、どこの地域でも養殖できるものではない。過剰生産になることはないが、大衆魚ではないので消費が伸びないことと、最近のえさ代の高騰が経営を圧迫しているとのことであった。他県では、放流のための稚魚を必要としているところもあり、ぜひ町としてグリーンツーリズムなどと連携するなど、販路を拡大していただきたい旨、強い要望があった。


 (2)ねぎ等の栽培


 青ねぎ、みかん、さつまいも、トマト等、季節に応じた作物をつくり、大勢の人を雇っており、農業も手法と努力次第でどうにでもなるものと実感させられた。「勾配のきつい中山問地より、平地にある休耕地の農地としての整理等の取り組みを、町が率先してやっていただきたい。人を雇用してこそ企業である」という経営者の言葉が非常に印象に残った。若い農業後継者は、ぜひ研修等の機会を設けて、経営者の話を聞くだけでも価値があると思われる。


 (3)マハタの養殖


 マハタの養殖について、業者からの説明を聞いたとき、稚魚のふ化、えさ、魚病、販路の問題と、ハマチや鯛の養殖が始まった当時と状況がよく似ていると思われる。しかしながら、ハマチや鯛と比較して、魚価が高く高級魚のため、販路は限られており、ふ化や一匹500円する稚魚の問題、魚病が出たときの対応等、課題は多いが、できれば、愛南町としてのブランド化を維持するなど、今後の動向を注視していきたい。


 (4)フグの養殖


 2005年に現在の内陸地に何か事業をということで始められた会社である。養殖池は限りなく淡水に近く、稚魚は海水に入ることなく入荷し、これまで試行錯誤しながら事業を行っているが問題点もまだまだ多い。まず、毎日えさの解凍等に使用するため、20立方メートルの排水があり、それに伴う下流との問題がある。次に、採算効率を上げるためには、施設の拡張が必要で、また、成魚の単価が海面養殖に比べて低くコスト高となっている。経営関係者は、「土地はあるので、今後、施設を拡張してこの事業で少しの利益が得られるだけでもよしとしなくてはいけない」と話されていたが、従業員のためにも愛南町の産業の一つとして頑張っていただきたい。


 (5)畜産


 本町の畜産農家は、比較的規模が小さいため、米、野菜等を含めた複合経営を余儀なくされている。繁殖牛は町内においては頭数が少なく、よい血統の繁殖素牛を購入するため、畜産農家の経営戸数等を踏まえて、優良牛導入資金制度等の取り組みを検討すべきではないかと思われる。また、畜産経営に伴う悪臭等のトラブルなどについては、えひめ南農協南宇和肉用牛部会で十分協議願いたい。


 最後に愛南マザーズの例で分かるように、事業縮小するのではなく、失敗を糧にさらなる意識高揚を図るべき支援が必要である。販路拡大についても、個人の力では限界があり、町の力強いバックアップを期待したい。販路拡大後は、多くの需要に対応するため、常に商品を発送できる体制が必要であり、業者間の連携と情報交換は欠かせない。


 引き続き当委員会は、町の基幹産業の一つでもある真珠養殖業等の所管事務調査を行うため、付託を継続し中間報告といたします。


 以上、産業建設常任委員会の意見を集約し調査結果を中間報告いたします。


○議長(土居尚行君) 報告が終わりました。


 中間報告ではありますが、現時点までのことにつきまして、ご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで産業建設常任委員会の報告を終わります。


 次に、文教常任委員会の所管事務調査の報告を行います。


 尾崎文教常任委員長。


○文教常任委員長(尾崎春夫君) 愛南町議会議長 土居 尚行 殿


 文教常任委員会 委員長 尾崎 春夫


 所管事務調査報告書


 文教常任委員会の所管事務等の調査を実施したので、愛南町議会会議規則第76条の規定により、その結果を下記のとおり報告いたします。


                    記


 1.文教常任委員会の招集 2.開催場所 3.出席議員は記載のとおりでございます。


 4.調査事項 「B&G海洋センター及び西海中学校改修工事の現状について」


 5.説明員の職氏名も記載のとおりでございます。


 6.調査内容


 担当課より文教常任委員会資料に基づき机上審査により説明を受け、その後、B&G海洋センター及び西海中学校の現地調査並びに取りまとめを行った。


 7.調査結果報告


 今回、当委員会は提出資料に基づき、机上審査の後、現地調査を実施したので、その結果を報告するものである。


 はじめにB&G海洋センターについて説明を受けたが、利用者は旧御荘町住民が多く、他地域住民の利用が少ないのが現状である。子供たちの水泳教室については、指導者等体制は充実しており、少子化が進む中、青少年育成とあわせて、今後、いかに利用者を増やしていくかが重要である。高齢者については転倒及び寝たきり予防教室などさまざまな事業を実施しているが、高齢化率が30%を超えている本町の現状を踏まえ、町内全域の方々が利用していただけるよう、交通事情などを考慮して車での送迎等を検討するなど、高齢者事業等のさらなる促進と充実を要望する。


 また、海洋性スポーツ等を中心とした海洋クラブ事業については、合併後もほとんど旧御荘町の子供たちで実施されており、各学校を通じて周知・宣伝するなど、会員を増やすための創意工夫が必要である。


 なお、当センターは平成5年に建築された施設であり、今後、老朽化に伴い維持管理に多額の経費が必要となることが予想され、効果的な施設の維持管理に努めていただきたい。


 次に西海中学校校舎及び屋内運動場改修工事については、昭和58年度建築の本施設を長年の風雨及び塩害などにより、外壁・屋上防水の劣化が進行して雨漏りなどが起こっている状況であり、19、20年度の2ヶ年において、外部の大規模改修を行うとの説明を受けた。


 本町においては、海岸部に小・中学校も多く、塩害等の影響は非常に大きく、また、現在、教育委員会により学校統廃合が推進されているが、既存施設の耐震性とあわせて将来残すべき学校などの改修計画を策定し、財政面も十分考慮した効率的な施設の維持管理を要望するとともに、今後も児童・生徒の安全と快適な教育環境を期待するものである。


 以上、文教常任委員会の意見を集約し調査結果報告といたします。


○議長(土居尚行君) 報告が終わりました。


 ただいまの委員長報告に対するご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで文教常任委員会の報告を終わります。


 次に、厚生常任委員会より所管事務調査の報告を行います。


 山下正敏厚生常任委員長。


○厚生常任委員長(山下正敏君) 愛南町議会議長 土居 尚行 殿


 厚生常任委員会 委員長 山下 正敏


 所管事務調査報告書


 厚生常任委員会の所管事務等の調査を実施したので、愛南町議会会議規則第76条の規定により、その結果を下記のとおり報告いたします。


 1番から6番までは記載のとおりでございますので、お目通しをください。


 7.調査結果報告


 今回、当委員会は提出資料に基づき、机上審査の後、現地調査を実施したので、その結果を報告するものである。


 現在、14の町立保育所が運営されているが、少子化による入所児童数の減少に伴い、地元の理解を得て今年3月末に休園した満倉保育所に引き続き、来年3月末をもって菊川及び赤水保育所の休園が予定されている。休園後の保育所の利用については、地元の要望を第一に活用する予定である。


 当日は、できる限り多くの施設を現地調査したが、旧町村単位で施設構造や設置備品等に、特色やばらつきが感じられた。


 柏保育所は、構造上事務所から正面玄関が見えないため、不審者対策等が必要である。長崎保育所は、地盤沈下により建物にゆがみが見られるので、早期の対応が望まれる。正木保育所は、特に遊具の老朽化が著しく、また、電子ピアノしか設置されておらず、休園予定の菊川及び赤水保育所の設置遊具及び備品等を移転するなどして、各保育所間でのサービス、保育教材等の格差の是正に努めていただきたい。


 また、紫外線対策として園庭に木々の植栽と情操教育の観点から、ウサギなどを飼育して、動物とのふれあいも大切であるという意見があったこともつけ加えておきたい。


 保育料の滞納については、年々少なくなってきてはいるが、合併以前からの滞納については、戸別訪問など徴収方法も検討しながら、さらなる徴収率の向上を期待したい。


 少子化の流れは止まらず、本町においても児童数は、平成18年から平成19年にかけて39名減の663名、平成22年には平成19年と比較して75名減の558名が予測されている。財政面も考慮した効率的な運営に伴い、将来的には大規模保育所に集約されていくと見られる中、途中入所に対応できる保育士の人員確保や、充実した保育を行うためにも、各保育所の主任保育士の完全フリー化が必要である。今後も延長保育事業や土曜午後保育事業等により、これまで以上に健全な児童の育成と保護者への支援を充実させ、児童福祉の向上や子育てに対する支援を強く要望する。


 以上、厚生常任委員会の意見を集約し調査結果を報告いたします。


○議長(土居尚行君) 報告が終わりました。


 これより質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで厚生常任委員会の報告を終わります。


 ここで暫時休憩いたします。


 5分間休憩して、40分に再開いたします。


                 午前10時35分 休憩


              ―――――――――――――――――


                 午前10時40分 再開


○議長(土居尚行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





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◎日程第5 一般質問





○議長(土居尚行君) 日程第5、一般質問を行います。


 始めに宮下議員の質問を許します。


 宮下議員。


○6番(宮下一郎君) 6番の宮下一郎です。


 本日の定例会から、質問の方法の変更申し合わせがありましたが、私は従前の答弁一括方式で、通告書に従い質問いたします。


 1.水道漏れ事故処理にかかる町の対応・処理について。


 この家屋の水道使用契約は使用者の申請により1年1ヶ月前に解約、水道管は閉栓済の〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇にある家屋が、19年9月26日発覚した水道止水栓の故障により二階から漏水した事故の件でございます。


 水道課の職員さんが確認したところ約1ヶ月前ごろから漏水をしており、約27トンの水漏れが二階の床・壁・一階の天井・壁・床に浸水して、ひどいカビによる腐食が進み、家具・衣類などにもカビが発生するなど甚大な被害を被りました。


 この家屋の所有者は、現在、〇〇〇に住んでいますので、私に電話で処理対応を依頼され、被害調査や状況の報告、写真など送りこの件にかかわりました。家主さんも被害の大きさにびっくりして、一日でも早く処置してほしいとのことで、応急処置としてカビ腐食部分の撤去解体・カビ繁殖防止材の散布など施工処理を行いました。しかし所有者に対しては、町からの連絡も少なく対応策も遅れ、家屋修繕工事費の最終協議がまとまり、修繕工事に着工できるまでに40日以上もかかりました。所有者からは、これだけの大きな被害を受けたのに、町からの対応が遅く誠意もなく、心労も続き睡眠も取れなくなり、身体の調子も悪くなったと言っておりました。私は今回のこの事故は当初は機械的事故であったと思いますが、町の対応処理の遅れなどから人為的事故になってしまったと思います。


 この漏水事故の被害者に対して、対処について町は住民の立場になって誠意ある対応をしたのか、できたのか。また、担当課の職員と理事者の意思の疎通はできていなかったのではないかと思います。私は町民の代弁者として、今回のこの事故の事実経過を指摘し、町の対応が適切であったかどうかお聞きいたします。


 そして、この事故を教訓に改善し、町民の立場になって判断ができる職員になってほしいと希望し、特に理事者に対しては町民の声に今以上耳を傾けていただくとともに、職員に対しても気軽に意見や相談ができる風通しのよい職場環境づくりに努めていただくよう願っております。


 経過説明、意見が長くなりましたが、4項目について質問をいたします。


 (1)町長は常々、住民と同じ目線に立って行政を推進していくと言っておられますが、この漏水事故の処理対応は被害者の立場になって考えた対応策を指示したのか、できたのか、町長にお伺いいたします。


 (2)理事者、特に副町長と職員の風通しの悪さから意思の疎通ができていなかったのではないか。また、管理・指導も行き届いていないのではないか、副町長に伺います。


 (3)今回の事故対応を教訓に、町の責任の比率が大きい事故が発生したときなどに対応できるマニュアルを策定してはどうか。また、管理職政策会議を設置して、本音で意見が言える環境づくりに努める考えはないか、町長にお伺いします。


 (4)今回のような事故を未然に防ぐための機械器具の点検、メーター器具部品の対応策を、事故後速やかに協議・検討しているのか。また、町の過失責任100%と指示をもらうのに発覚後6日間、修繕工事に着工できる話し合いがその後35日間、衣類・家具などの補償交渉に2ヶ月以上もかかったことなど、担当課長としてどのように考えているのか、水道課長に伺います。


 一言つけ加えさせていただきます。事故処理交渉の終わりごろ、一人の職員さんが報告・連絡・相談、「ほうれんそう」を意識しながら仕事に励んでいると言われましたが、課長さんもこの「ほうれんそう」を理事者と職員にうまく使い分けて職務に励んでほしいと願っております。


 前向きな発展性のある答弁を期待して質問を終わります。


○議長(土居尚行君) 宮下議員から質問がありました。


 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 宮下議員のご質問にお答えをいたします。


 水道漏れ事故処理にかかる町の対応・処理についてのご質問でありますが、今回のこの水道漏水事故により被害を受けられた所有者の方には、漏水事故といたしましては、大変大きな被害でありまして申し訳なく思っており、心からおわびを申し上げたいというぐあいに考えております。


 被害者の方が、現在は〇〇〇に住んでおられるということで、当然のことながら詳しい状況がわかりにくく大変心配をされて悩まれたのではないかというぐあいに思っております。


 町の対応が遅れたということで、心労が続き睡眠もとれない状況で身体の調子も崩されたとお聞きをして、本当に申し訳ないことだというぐあいに思ってるところであります。


 11月8日に愛南町に帰られたときにお会いをいたしまして、漏水事故での被害や処理対応が遅れたこと等について説明をし、重々お断りを申し上げたところであります。


 被害者は町の対応等に対し非常に不信感を持たれ、また、怒っておられたようでありましたけれども、あの被害の状況では当然のことであろうというぐあいに思っております。ただ、このように町の対応の遅れやまずさに加え、家屋はもとより高価な着物などにも損害が出たわけでありましたけれども、被害者は慰謝料も見舞金はもう要らないということでありまして、町が示した和解条件に同意をしていただき、この点につきましては、心から感謝を申し上げておる次第であります。


 それでは、私から議員の1点目の質問と3点目の質問にお答えをし、2点目の質問については副町長、4点目の質問については、水道課長がお答えをいたします。


 まず、1点目であります。


 町長は常々、町民と同じ目線に立って行政を推進すると言っていたが、この漏水事故の処理対応は被害者の立場を考えた対応をしたのかという質問でありますけれども、私は、機会あるごとに職員に対して住民の目線で見て、住民の立場で物を考えるようにというぐあいに言ってまいりました。また、住民からの苦情や要望については、迅速に対応するため記録表を作成し、理事者と協議をするという体制をとっておりまして、職員には浸透しているものというぐあいに思っておりましたけれども、中には、担当課でどう処理をしてよいか迷っていて、我々理事者にも相談せず、住民の皆さんへの対応が遅れるといったケースもあったのではないかというぐあいに思っております。


 今回の漏水事故は、理事者側と水道課職員との連携が取れていなかったことが、対応や処理の遅れにつながった大きな原因でありまして、その結果、被害者の心情を考えた対応ができなかったのではないかというぐあいに考えております。


 被害者やお世話をいただいた方に、大変ご迷惑と心労をおかけしたというぐあいに申し訳なく思っているところであります。


 この件が発生した後に開催いたしました管理職会におきましても、住民からの要望や苦情はできることもできないこともあるだろうけれども、担当課で処理できないと思うことについては、必ず理事者と協議をするように、そして迅速な対応をするよう重ねて周知をしたところであります。


 3点目の今回の事故対応を教訓に、町の責任の比率が大きい事故が発生したときなどに対応できるマニュアルを策定してはどうか、また、管理職政策会議を設置して、本音で意見が言える環境づくりに努める考えはないかということでありますけれども、今回のような事故等が発生したときに対応するための危機管理マニュアルにつきましては、町民の立場に立って全職員が迅速に対処できる指針となりますので、他市町村との状況等を参考に、これは前向きに検討させていただきたいというぐあいに考えております。


 また、管理職政策会議については、いつでも政策調整会議で理事者との話し合いの場が持てるという体制が既にできており機能しておりまして、それで十分対応できるのではないかというぐあいに考えておりますけれども、現在、年に数回の開催であります管理職会を管理職政策会議として、中身をより充実させたものにしていった方がよいのかどうか、管理職の皆さんとも意見を交換しながら検討を重ねたいというぐあいに思っております。


 以上、宮下議員のご質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) 宮下議員の2点目のご質問にお答えをいたします。


 理事者(副町長)と職員の風通しの悪さから意思の疎通ができていないのではないか。また、管理・指導も行き届いていないのではないかとのご質問ですが、まずはじめに、今回の漏水事故で被害を受けられた方に大変ご迷惑とご心労をおかけいたしましたことに心からおわびを申し上げます。また、この事故に対する被害状況の的確な把握ができず、対応や処理が遅れたことに対して、大変申し訳なく思っておるところでございます。


 さて、私はこれまで町の行政事務を円滑かつ迅速に進めるためには、多くの職員の意見が重要であると考え、政策や施策の提言をしていただくよう機会あるごとにお願いをしてきておりますとともに、各課の課題や問題点等について、職員から直接意見を聞くために検討会や政策調整会議等を開催しており、私としては意思の疎通が図られているのではないかと思っております。


 それから、毎年実施しております職員研修の中でも、住民生活に密着した窓口業務での応対や職員一人一人の調整能力、政策形成能力の強化を図るとともに、積極的に自己啓発に努めるよう指導もしておるところでございます。


 また、いつも緊張感を持って業務に当たり、自分で判断できないときは、必ず上司に報告や相談することなど職員の意識改革にも努めておるところであります。議員ご指摘のように我々理事者と職員の風通しの悪さや、管理・指導に欠けているとは思っておりませんが、一部にそう感じている町民や職員がいるとしたら、改善もしなければいけない、このように考えておるところでございます。


 いずれにしても、我々も含め全職員が町民の目線で考え、対応するという意識を常に持ち実行することが大切でありますので、コミュニケーションをとりながら公正公平で温かみのある職場にしていきたい、このように考えております。


 以上、宮下議員のご質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 井上水道課長。


○水道課長(井上 誠君) 宮下議員の4点目のご質問にお答えいたします。


 事故を未然に防ぐための、機械器具の点検、メーター器具部品の対応策を速やかに協議・検討しているかというご質問ですが、水道をとめる場合、給水装置廃止届及び閉栓届を提出していただくことになっておりますが、給水装置廃止届の場合はメーター器等給水装置を撤去し、また、閉栓届が提出された場合は止水栓のコックと副弁による停水を行っていました。


 9月26日の漏水事故後は、二度と今回の様な事故を起こさないように、止水栓のコックと副弁を閉め、さらに止水パッキンを取りつけることにしました。万が一、止水栓の故障があっても止水パッキンを取りつけることにより、水が通らないような対策を行いました。


 次に、町の過失責任100%と指示もらうのに発覚後6日間、修繕工事に着工できる話し合いがその後35日、衣類・家具などの補償交渉に2ヶ月もかかったことなど、担当課長としてどのように考えているのかというご質問ですが、私としては、保険会社の認定額を確認してから話を進めた方がよいと判断したこと。また、理事者に対する報告・相談が十分できてなかったことなどから、和解までの日数がかかったと思います。衣類の件につきましては、被害者の方が帰られてから、衣類・家具が被害を受けているとわかったもので、これの補償交渉に期間を要したものと思っています。


 今後は、議員のご指摘のように、報告・相談を密にし、危機意識を持って、十分気をつけて仕事を行っていきたいと思います。


 今回の漏水事故を起こしまして、被害報告や処理対応が遅れ、被害者の方、お世話をしていただいた方に、大変ご迷惑をおかけしましたことに対して、申し訳なく改めて心より深くおわび申し上げます。


 以上、宮下議員のご質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 宮下議員。


○6番(宮下一郎君) 先ほどの答弁で、町長さんは理事者側と水道職員の連携が取れていなかったことが対応処理が遅れた原因で反省をしておられると答弁されました。課長さんも、不手際なところを今後改善していくと今言われましたが、副町長は答弁で職員との意思の疎通は図られていると思うと言われ、また、職員の意識改革に努めていると答えられ、私の指摘に対して管理・指導に欠けていると思わないとも答弁されました。


 副町長がこのように言われましても、今回の事故処理対応のまずさが現実に起きたわけです。また、一部の町民に風通しの悪いと感じる人がいれば、改善しなければとも答えられましたが、風通しの悪いと感じるのは町民の中で私一人でしょうか。


 今回の事故処理、この処理対応の遅れは、管理・指導や風通しの悪さが原因ではないのですか。現実に起きたことを素直に受けとめられて、職員と今以上密接に連携して、町民に対して公平にぬくもりのある指示・指導がなされ、だれもが気軽に相談に行ける愛南庁舎になるよう希望いたします。


 このように、1対1の民間で普通の事故が発生しますと、1対1の場合と違った役所の組織の中で、自分が加害者だから、心から申し訳ないと思う気持ちが職員、理事者に少なかったのではないかと感じます。


 被害者は、大切な思い出のこもった和服など失い、非常に悲しんでいることを忘れないでほしいと思います。私は、今回の処置・対応のまずさばかり指摘・批判ばかりしているものではございません。改善策が町民に反映されて、町がよりよい方向に前進できる風通しのよい愛南庁舎になっていただくよう願い発言をしているところでございます。


 副町長さんも、役所的な難しい解釈の言葉を抜きにして、我々一般人にわかるように、素直に前向きな答弁を再度お願いして、再質問といたします。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) 再質問にお答えをいたします。


 今回の水道漏れ事故に対する対応につきましては、議員ご指摘のとおり、私も町長と同じ考えであります。水道課職員との連携が不十分だったことが、対応や処理が遅れた原因であると考えており、大変申し訳なく反省をしておるところでございます。


 今後、より一層職員との連携、意思の疎通を図り、対応が遅れることがないよう取り組んでまいりたい、このように考えております。


 以上、答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 宮下議員再質問ありますか。


 以上で、宮下議員の質問を終わります。


 次に、西口議員の質問を許します。


 西口議員。


○21番(西口 孝君) 日本共産党の西口孝でございます。


 私は、町民の皆さんから寄せられました声をもとに、通告書に従いまして質問いたします。理事者におかれては、明解なご答弁をお願いいたします。


 1点目、まず、高齢者の医療制度について伺います。


 来年4月から、後期高齢者医療制度が発足いたします。老人保健法にかわって新設されるこの制度は、高齢者の医療の機会を著しく制限するだけでなく、健康維持、疾病予防についても国と自治体の責任をあいまいにする最悪の医療改悪であると私は考えています。


 それは、75歳以上の人を後期高齢者と呼んで、これまでの医療保険制度と切り離して別建てとし、際限のない負担増と差別医療を押しつけることになる大改悪の医療制度であり、この制度の中止を求めるものであります。


 そこでお聞きをいたします。


 1点目、町長は、愛媛県後期高齢者医療広域連合の副連合長として、この制度の具体化に向けてこれまで検討されてきたと思いますが、この間どのようなお考え、気持ちでいろいろな諸決定に臨まれてこられたのか。率直な感想も含めて、お気持ちをお聞かせいただきたいと思います。


 2点目、保険料に関して伺います。冒頭に申しました、際限のない負担増が押しつけられるのではないかという問題についてであります。


 先般、保険料額が発表されました、一人当たり平均保険料が年額7万4,390円、月額6,199円ということであります。この額は、現在の国保税と比較して高いのか、安いのか。わかっていればお知らせをいただきたいと思いますが、いずれにしても、現在、安く設定をされていたとしても、2年ごとに医療給付費の増加や、後期高齢者の人口比率が増加するのに応じて、自動的に引き上がる仕組みになっているのであります。


 また、この保険料は介護保険とあわせて年金月額1万5,000円以上の人からは自動的に天引きされることになっています。年金が1万5,000円未満の人などは窓口納付となりますが、保険料を滞納したら保険証を取り上げられることになります。現行の老人保健制度では、75歳以上の高齢者については、保険証取り上げが禁止をされています。それは、お年寄りにとって医療を奪われたら直ちに命にかかわるからであります。これを、後期高齢者医療制度では廃止をした。低年金・無年金者から容赦ない保険証取り上げを行う、こういうことが起こる恐れがあります。


 もう一つ、現在、サラリーマンの被扶養者として健保に加入している人も保険料を徴収されることになります。こういう過酷な保険料徴収について、どのような実効性のある減免措置や救済措置を講じようとされているのか、お尋ねをいたします。


 3点目、差別医療についてであります。過酷な保険料徴収の一方で、保険で受けられる医療の内容についても問題があります。新制度がスタートすると、後期高齢者と74歳以下の人は診療報酬が別建てとなります。今検討されているのは、後期高齢者の診療報酬を包括払い、定額制として保険医療に上限を設ける、こういうことが言われております。包括払いになると、どんな治療行為をしても報酬は増えなくなる。これにより、手厚い治療を行えば病院が赤字となり、したがって医療内容を制限せざるを得なくなります。


 また、厚生労働省は終末期医療でも75歳以上の患者には特別の診療報酬体系を持ち込もうとしています。過剰な延命治療は行わないという誓約書を取ったり、終末期の患者に在宅死を選択させて退院をさせた場合には、病院への診療報酬を加算し、こういう一層の病院追い出しを進めようということがうたわれています。これらは、皆75歳以上の高齢者への保険医療を制限し、医療給付費の抑制を図るのがこの制度を導入した政府のねらいであると考えます。


 来年に実施が予定される医療改悪、高齢者いじめは、これらにとどまりません。70から74歳の窓口負担が1割から2割へと2倍に引き上げられます。人はだれも年をとりますし、年をとればいろいろな病気も出ます。そういう高齢者を別建ての医療保険することには何の道理もないと言わざるを得ません。こういった内容について、広域連合議会ではどのように議論されたのでしょうか。どのような理由付けをされるのか、所見を伺います。


 4点目、今まで申し上げましたような後期高齢者医療制度の中身が知られてくる中で、この制度がこのまま実施されたら大変なことになるという声が、現在、医師会、老人会、自治体からも、また、地方議会からも一斉に起こっております。既に300の地方議会から見直しの中止を求める意見書が出されているということであります。政府与党もそうした批判の声に驚いて、現行制度で健保の扶養家族の人から新たに保険料を徴収することを半年間延期する。70から74歳の医療費窓口負担を2倍に値上げすることを1年ほど延期するなど、医療改悪の一部凍結を言いださざるを得なくなっています。


 これは、昨年の通常国会の強行可決をした本制度の破綻を自ら認めたものにほかなりません。しかし、政府与党の方針は、対象となっている高齢者のごく一部の人の負担増をほんの少し延期するだけで、凍結とは名ばかりのごまかしだと考えます。後期高齢者医療制度の来年4月実施を中止すべきだと考えますが、町長の所見を求めます。


 次に、合併前後の町史の補完について伺います。


 合併をして3年を経過いたしました。合併前の旧5町村ともに立派な町史・村史を刊行されていますが、それぞれ発行後、発刊後、長い年月がたっています。私の出身地域、旧一本松町史の場合、発行が昭和54年4月でありますから28年前となります。合併前の25年間が空白となっているわけであります。他の地域においても同じような状態ではないかと推測をいたします。


 そこでお尋ねをいたします。この間の空白を埋めて、愛南町の新しい町史へ引き継ぐ必要があると考えますが、このことについて、どのようにお考えか。学識経験者等を招集され早急に取りかかるお考えはありませんか、所見をお伺いいたします。


 次に、全国一斉学力テストの結果とその効果、活用について伺います。今年4月に実施をされました全国一斉学力テストについて、つい先ごろその結果が発表されたと聞いております。


 そこでお伺いいたします。本町教育委員会管内の結果はどうだったのでしょうか。そして、どのような実施の効果があったとお考えでしょうか。また、今後その結果をどのように活用されるお考えでしょうか、所見をお伺いいたします。


 最後に、廃食用油の回収リサイクルについて伺います。資源ごみリサイクルについては環境問題、省エネ問題をはじめとして、今一番の命題であります。昨年の6月議会でも同趣旨の質問を行ってきたところですが、家庭で使用されているてんぷら油については、ごく一部がせっけん等に活用されてはいますそのほとんどは新聞紙等に吸いとらせて牛乳パックに詰められ可燃ごみとして出されているのが現状だと思います。その当時の答弁において、環境基本条例の制定も踏まえて今後廃棄物として処理するのではなく有価物として再利用のする方向で検討すると述べておられます。


 そこでお伺いをいたします。その後、何か進展はあったでしょうか。その当時において、大口の学校給食や病院等の廃油については専門業者に処理をお願いしているということでした。家庭からの回収ということについては、一朝一夕にはいかない、容易でないことは十分理解できます。最初は、理解された一部の自覚された人からでも、とにかく実践をしていかなければ始まらないと思うのであります。このことについてどのようにお考えか、所見をお伺いして、私の一般質問を終わります。


○議長(土居尚行君) 西口議員から質問がありました。


 はじめに、高齢者の医療について、理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 西口議員のご質問にお答えをいたします。


 今回から導入されました答弁分割方式によるご質問であります。それは、方式が変わると同時に、通告書に基づいた質問に限って答弁するということを議長の説明でも私は受けておりますので、西口議員が少し窓口を広げられたような点につきましては、ご答弁できかねる点があろうかというぐあいに思いますが、ご容赦願いたいと思います。


 高齢者の医療についてでありますけれども、まず、1点目の愛媛県後期高齢者医療広域連合の副連合長として、どのような考えで会に臨んでおるのかということであります。


 後期高齢者医療制度は国民皆保険という理念のもとに、国が将来にわたって安定的かつ計画的な医療保険運営及び財政運営を図るとともに、老人医療費を社会全体で支え合って、高齢者と現役世代による医療費の公平な負担のもとで、高齢者の皆様が安心して医療を受けられることを目指している制度でありまして、私も現状ではこの制度は町民にとっても今後の高齢者医療を考えたときに必要であるという考えで出席をいたしております。


 2点目でありますけれども、保険料の減免措置、救済措置はどのようなものがあるか、あるいは現在の保険料、これは通告文にはありませんけれども、多分、担当課の方で調べておると思いますので、現在の保険料との比較はどうなるかというようなことについては、担当課の方からお答えをいたします。


 3点目の医療の内容も問題であると、高齢者を別建て医療保険として分けようとする理由はどこにあるかということであります。


 さまざまなご指摘がありましたけれども、私どもといたしましては、一体どのような政府の決定に基づいて、議員のご発言があったのか、なかなかわかりかねておるところがあります。今後、中央社会保険医療協議会において、具体的な診療報酬案の検討が進められておるということを存じ上げておりますのでお答えしておきます。


 4点目でありますけれども、小手先の修正や凍結ではなくて、制度の実施そのものを中止すべきではないかということであります。


 この制度は、国が定めたものでありまして、愛媛県でもすべての市町が構成する愛媛県後期高齢者医療広域連合が運営することになっておりまして、財政基盤が大きくなり、市町単位の保険者であったときと比べまして、医療費の変動や被保険者の保険料額について、安定的な運営が図れることに加えまして、医療費が増大しても弾力的な対応が図れるといった効果が見込めるなどメリットがありまして、20年4月1日の制度開始に向けて、広域連合・各市町とも準備を進めておるところであり、制度の実施を今中止するということはできないというぐあいに考えております。


 以上、西口議員の質問の第1に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 土居町民課長。


○町民課長(土居道博君) 国保税と比べて高いのか、安いのかということなんですが、国民健康保険税の19年度の一人当たりが5万7,363円となっております。20年度の後期高齢者の保険料は、現時点では4万2,302円です。計算しますと1万5,061円安くなります。


 減免措置は、2年間2割減額されます。平成20年度に関しましては、半年間凍結され9割軽減されます。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 西口議員、まず、1の1について再質問ありますか。


○21番(西口 孝君) 1の1というか、この1の分全体で構いませんか。


○議長(土居尚行君) いえ、決まりでそういうことになっておりますので、指摘をしてください、自分の質問箇所の。


○21番(西口 孝君) 町長の副連合長としての感想・意見という項目に関してですが、私、こういう内容について、連合議会では討議をしたんでしょうかということを、まずお聞きしたいと思います。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) これは、国で決まったことでありまして、よりスムーズにこの体制を立ち上げるということが、我々の大きな関心を持っておったところでありまして、内容については国政レベルで討議をされたわけで、我々としてはしておりません。


○議長(土居尚行君) 西口議員、再質問ありますか。


 1の高齢者医療についてはありませんか。1全体です。高齢者について、1から4番まで質問を出されております。その中の質問のところ、自分で番号を言って質問してください。


 西口議員。


○21番(西口 孝君) 3の関係、差別医療の部分についての関連と言うか、質問をしたいと思うのですが、先日の議員協議会において、この後期高齢者の医療制度の説明が町民課長の方からありました。その際にも、現行の老人医療と同じであるということが強調されて、先ほどの町長の答弁でも、こういう私が先ほど質問の中で披れきした内容については、どこを根拠に言われたのかみたいな趣旨を今お話しされたと思うんですけれども、先ほど町長も言われました。これは、確かに現時点では決定事項ではないかもわかりませんが、その内容については、先ほど町長も言われました中央社会保険医療協議会、ここでの診療報酬制度の制定についての会合での討議の内容、それから、昨年に実施をされました診療報酬制度改定、こういったところから推察をして、今度新しくできる後期高齢者医療制度ではこうなるであろうということが、今、それをもとに大きな議論が起こっているのだというふうに私は思っております。


 まだ、決定されていないことだと言うわけですけれども、まだ決定されてない中で、こういうことが本当に決定されたら大変になりますよという警鐘を申し上げて、できるだけ住民のそういうお年寄りの立場に立った制度に変えていかなくてはならないのではないか。そういう立場で質問をしているというふうにご理解をいただきたいと思うのですが、そういう今言ったような医療に対して、お年寄りが非常にそういう病院からも追い出しを受ける、差別医療、そしてお金もかかる、こういう制度になろうということは認めませんか。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 私が申し上げました中央社会保険医療協議会の中の協議におけるさまざまな心配な点があると言われることであろうと思いますけれども、なかなかそれは議論されておるに先立って、こういう悪い方にばっかりいくであろうという前提に立って、なかなか私としてはご答弁申し上げかねるところであります。


 ただ、議員も多分ご案内のとおりだと思いますけれども、日本国民の一人当たりの医療費は26万円、後期高齢者は82万円であります。このように、非常に大きな負担となっておる部分を別建てにして、何とか継続さそうという努力のあらわれであろうと、新たに消費税を増税するとか何とかして、福祉税に向けるとか何とかいうことがない限り、ある程度こういう方法もやむを得んのかなというぐあいに思っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 西口議員、他にありませんか。


 西口議員。


○21番(西口 孝君) 今言われました高齢者への医療を抑制するということは、非常に高い国保料や医療費ということに対して、現役世代のためというニュアンスがあると思うのですが、これは私はとんでもないことだというふうに思うんです。政府の今こういう医療制度を新しくつくろうとしているところは、今のお年寄りではなくて、今の現役の方、団塊の世代の方などが一斉に同時になった折に大変になる、そういうものに対する布石だというふうにも理解をするのですが、こういう今からそういう意味で政府と言うか、公的なそういう医療や社会保障の制度をどんどん後退させていっておる、これははっきり言って、これまで6年間続きましたけれども、小泉、安倍、歴代の進めてきた構造改革、社会保障をまさに切り捨てていく、そういう構造改革の医療版だというふうに理解をして、こういう制度は一刻も早くやめていただかなくてはいけない。今回、ちょうど請願も同じ趣旨で出ているところでありますけれども、こういう立場で町長にぜひできれば頑張っていただきたいという立場で質問をしたところでございます。


○議長(土居尚行君) 4の質問に入ってると思います、4の再質問です。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 励ましをいただきまして、大変ありがたいというぐあいに思っておりますが、何分、これは国政レベルの話でありまして、ぜひ議員の同士たる日本共産党の国会議員の先生方にお願いをして、国政の場で十分議論されてはいかがかというぐあいに考えております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 高齢者の医療についてはよろしゅうございますか。


 次に、合併前の町史の補完についての答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 西口議員の第2の質問であります。合併前後の町史の補完についてということであります。


 私自身も、新たな町史の編さんは愛南町にとって大変重要な事業であるというぐあいに考えておりますけれども、今後の愛南町史、あるいは合併前の各町村を含めてでありますけれども、編さんの時期につきましては、平成18年の9月定例会において、二宮議員の質問にお答えをいたしましたように、今後、時期を見ながら有識者の方々にその方法や内容等の意見をお聞きして検討していくという考えを今も持っております。


 以上、西口議員の質問第2に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 西口議員、再質問ありますか。


 西口議員。


○21番(西口 孝君) やるということではお考えわかりましたが、その有識者のお考えを聞きながらという点で、いつごろをめどにという点で後でぜひ明確にしていただいたらと思うのですが、有識者と言いますか、近代史になっておるのでいろんな資料もたくさん残っているので、だれにでもできるという、書けると言えば書けるかもわかりませんけれども、いろいろな意味で有識者と言うか、だんだん皆さん高齢に今なっておるわけで、いつまでも延ばして若い人にぱっとそういう過去の歴史を書けと言っても無理だと思うんです。そういう意味で、めどを一つ明らかにしていただきたいと思います。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) お答えをいたします。


 具体的なめどと言いますか、今、ここにおられるような方々が、もう老いさらばれる、あるいはこの世におさらばをされてからというような、それほど先の話ではないというぐあいに考えております。十分、現役の方々の執筆できる時期にやりたい。しかも、有識者はだれでもできるというお話でしたけれども、これはやはりだれが見てもこの委員会でつくったものであれば、公平な目で見て書かれておるなというような選択をする必要があろうかというぐあいに考えております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 西口議員。


○21番(西口 孝君) だれでもできると言うておりません。有識者というのは数少ないと思うので、そういう方がしっかりした時点で、非常にあいまいなんですが、4年とか、3年とか、もうちょっと具体的なめどというのはないんですか。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) ありません。


○議長(土居尚行君) 次に、全国一斉学力テストに関する答弁を求めます。


 森岡教育長。


○教育長(森岡知昭君) 西口議員の第3のご質問、全国学力・学習状況調査の結果とその効果、活用についてお答えをいたします。


 4月に実施した全国学力・学習状況調査につきましては、町内の小学6年生、中学3年生を対象に、算数、数学と国語の二教科について、基礎知識と応用力を問う二種類の問題と生活習慣についての調査を実施しました。教科の正答率につきましては、小・中学校、各教科各区分とも、全国、県平均とほぼ同じかやや上回る結果となっております。また、全国、県と同様に本町でも応用力に関する問題の正答率は、基礎的知識に関する問題より10から20ポイント程度低く、基礎的な知識・技能の習得とともに応用力を養っていく必要があると考えております。


 また、生活習慣調査におきましては、早寝・早起き・朝ごはんの習慣の定着、宿題の実施、校則の遵守などの設問で肯定的に答えている児童・生徒が全国や県に比べてかなり多くなっている反面、家庭で自分から進んで学習したり、読書したりする児童・生徒の割合はやや下回るなどの結果が見られました。


 調査の実施効果につきましては、本町教育委員会、各学校が全国的な状況と県下の状況との比較において、自らの教育の成果や各児童生徒の学力、学習・生活状況を把握し児童生徒への教育指導や学習状況の改善に役立てることができると考えております。


 今後は、この調査結果を専門委員会で十分分析し、愛南町の児童・生徒の学力の向上に向け、各学校の教科指導の改善や教育委員会の教育施策の検討に役立てていきたいと考えます。


 以上、西口議員のご質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 西口議員、再質問ありますか。


 西口議員。


○21番(西口 孝君) 学力調査のこの実施については、多様な考えや意見があるわけでありまして、全国の学校間の序列化につながるのではないかとか、テストの成績を上げるためだけに教育が偏るのではないか。また、今回の場合には、特に全国の小・中学校の児童・生徒と家庭の個人情報を受験産業と国が握ることになる。こういうふうなことで、よりよい印象を持っておりません、私は。


 成績が学校別とか、個人別で発表されるということになると、どうしても先生の比較にまで及ぶことも予想されますし、テストで点数を上げるための教育に偏っていくということも予想されます。そうしたことが起こらないように、学校別での成績等は公表するべきではないと思いますけれども、その点については、どのようなお考えですか。


○議長(土居尚行君) 森岡教育長。


○教育長(森岡知昭君) お答えいたします。


 学校別には一切公表はいたしません。


○議長(土居尚行君) 西口議員。


○21番(西口 孝君) どの程度の人までわかるのですか、それは。知らすというか、教育関係者としては、各学校の校長とか、教師とか、どの程度まではわかって、その教育に活用すると言われるのでしょうか。


○議長(土居尚行君) 森岡教育長。


○教育長(森岡知昭君) お答えをいたします。


 各学校には各学校の結果については報告がいっております。それから、児童・生徒の方には、受けたテストとか、それから学習習慣、生活習慣のことなどは変えていくようにしております。愛南町としては、各学校と言いましたら、例えば一つの城辺小なら城辺小に対して、ほかの学校のがこうなっていることは、一切報告はしないことにしております。愛南町全体の小学校、中学校の結果については、今議員さんにお答えした点、全く同じことを報告をしております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) それでは、4番目の廃食用油の回収リサイクルについての答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 西口議員の第4のご質問であります、廃食用油の回収リサイクルについてお答えを申し上げます。


 議員ご指摘のとおり、学校給食センター等につきましては、これまで業者が回収しておりますけれども、一般家庭を対象としては未実施であります。


 ご質問のとおり、昨年6月定例会でも有価物として再利用する方針で検討すると答弁しておりましたけれども、松山の業者との話が整いまして、本年9月から本庁と城辺保健センターの職員を対象として、試験的に回収事業を始めております。


 この取り組みを来年1月からは各支所職員へ拡大をし、4月からは一般町民の皆さんを対象として本格的に開始したいというぐあいに考えております。回収体制が整い次第、町民の皆さんにはホームページや広報等で周知をしたいというぐあいに考えております。回収した廃油でありますけれども、業者が本庁・各支所を巡回して、松山へ持って帰ると、そういう段取りになっております。


 以上、西口議員の質問第4に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 以上で、西口議員の質問を終わります。


 暫時休憩をいたします。


 午後は1時15分から再開をいたします。


                 午前11時40分 休憩


              ―――――――――――――――――


                 午後 1時15分 再開


○議長(土居尚行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 一般質問の続きを行います。


 次に、二宮議員の質問を許します。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) はじめに、愛南町地域防災計画について質問をいたします。


 合併後、2年がたった昨年12月、愛南町地域防災計画素案ができ上がり、本年3月完成の運びとなりました。この間、南海地震等への防災対応として、防災対策室を設置、各種防災教育の実施、自主防災組織の設立、各種ハザードマップの作成、地域別避難訓練、小・中学校をはじめとする公共施設の耐震改修工事、避難標識等の設置など、積極的な防災行政の取り組みが見られました。


 そこで、愛南町の地域住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、この愛南町地域防災計画の成果、評価について町長にお聞きします。また、緊急備蓄物資の保管場所の変更や見直し、流通物資の民間企業、民間団体との協定が進められていますが、改定された事項の広報、周知方法についてお聞きします。


 地域防災緊急整備事業計画についてお聞きします。


 愛南町の海岸部は典型的なリアス式海岸を要し、平たん地が少なく海岸まで急傾斜地が迫っています。また、山間部では集落が広範囲に散在しています。これら地理的、地形的条件を考慮した場合、避難場所及び避難路の確保、ライフラインの確保、緊急交通網及び交通手段の確保、救命救助体制の配備、地区の孤立化対策など、緊急な地域防災整備が必要です。


 そこで、愛南町が実施する地域防災緊急整備事業計画についてお聞きします。


 次に、地域別防災教育やワークショップにおいて、意見収集された懸案事項の対応計画、進捗状況についてお聞きします。


 以上、よろしくお願いします。


○議長(土居尚行君) 二宮議員から質問がありました。


 はじめに、愛南町地域防災計画について答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 二宮議員のご質問にお答えをいたします。


 第1のご質問、愛南町地域防災計画についてお答えを申し上げまして、第2の地域防災緊急整備事業計画については、消防長が答弁をいたします。


 まず、1点目の愛南町の地域、住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、この愛南町地域防災計画の成果、評価についてはどうであるかということでありますけれども、この計画は今年3月に策定をされまして、計画に沿った事業実施は、まだ大変短い期間であります。自主防災組織の育成強化に努めていく中で、地域の住民が参加した津波避難訓練やワークショップ等を実施するとともに、地域防災リーダー研修にも参加をしていただくなど、この防災計画の中身を少しずつ実施していくことによって、地域の防災力が高まってきているというぐあいに思っておるところであります。


 また、避難標識の設置や防災資機材の貸与など、少しずつではありますけれども、災害への備えもできつつあるというぐあいに感じております。そして、何よりも大きなことは、町民の皆さんがこういう活動を通じて防災に対する意識を持ち、自分たちの地域は自分たちで守る自助の精神が醸成されつつあることが一番大きな成果ではなかろうかというぐあいに思っております。


 評価につきましては、これから各種防災訓練の実施や自主防災組織の横の連携、また、津波警報などの伝達に必要な防災施設整備を実施していく中で、今後具体的には見えてくるのではないかというぐあいに思っております。


 それから、2点目の緊急備蓄物資の保管場所の変更、見直しや流通物資の民間企業、民間団体との協定が進められていますけれども、改訂された場合、その広報、周知方法についてということでありますけれども、愛南町地域防災計画は、ホームページで公開しておりますけれども、現在、防災計画の一部見直し等の検討を行っておるところであります。


 ご指摘のように、物資の保管場所の変更や新たな災害協定が締結されましたら、広報「あいなん」や町ホームページ等で周知し、あわせて防災訓練等の自主防災活動時に、直接住民に説明をしていきたいとそういうぐあいに考えております。


 以上、二宮議員の質問第1に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 二宮議員、再質問ありますか。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 私の質問の防災計画の成果、評価と言うか、計画書の内容が何点であるか、極端に言ったら何点であるかというのを聞きたかったのですが、今の町長の答弁でも満足はいっていますが、後でまたこれ何点のできかというのをもう一度お伺いしたいと思います。


 それと、細かい両方関連してくるので、一括して再質問させていただきます。


○議長(土居尚行君) 1、2あわせて制限を3回ということでいいですか。


○8番(二宮敬典君) この防災計画が去年でき上がる前に、愛媛県地域防災計画の改定版が18年3月に国との協議、承認の結果でき上がり、やっと我が町の地域防災計画ができ上がったわけですが、言えば全く同じ内容の固有名詞が違うだけの丸々一緒のものなんですね。それが、わざわざ2年半もかかってでき上がったのかと思って私はちょっと残念に思っているわけです。


 なぜなら、でき上がってまだ何ヶ月もしてないのに、保管場所の変更や見直しをしなきゃいけない。協定もまだ済んでない。果たして、それまで言えば、防災対策室はどのような資料を集めておられたのか、ちょっと不思議に思うのですが、その点について町長、お答えお願いします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) まず最初のできぐあいについて、触れてみてくれんかということですが、私もこれはおっしゃるとおり、実はこれは県の点検を受けて、県が目を通してよしということででき上がっておるものであります。したがいまして、そういう性質のものでありますから、議員のおっしゃったように、これは非常に基本的な部分を網羅したと、その点で不合格点ではないだろうけれども、愛南町にとって特別な事情の部分は、これは補てんしていっていかなければ、実際運用するときに役に立たん部分があるだろうというぐあいに思っております。したがいまして、何点かという点を具体的に申し上げることはできませんけれども、辛うじて合格点にはなっておって、今からよりよいものに仕上げていくべきではないかというぐあいに思っておるところであります。


 どういう資料をもって防災対策室がおったかということにつきましては、消防長の方から答弁いたします。


○議長(土居尚行君) 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) 資料云々というご質問でございますが、先ほど町長が答弁いたしましたように、愛南町の地域防災計画というのは、国の防災基本計画、それから、愛媛県の地域防災計画、それに沿ったものでなくてはなりません。当然、それぞれの他市町村の地域防災計画が似たような計画になろうということは、それはいたし方ないところもあろうかと思います。十分、先進的な他市町村の地域防災計画を参考にいたしまして、愛南町の資料を収集しまして地域防災計画を作成したものであります。


 以上、答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 町長にしても、消防長にしてもなかなか苦しい答弁だと思うんですが、改めて、この防災計画を見ますと、一番計画が、計画と言うか防災対策が私は必要だと思うのは、海岸部はもちろんですが、御荘湾から長崎、馬瀬、栄町あたりがちょっと不安なところを感じているんです。銚子の口があれだけ狭まって、それから津波が来た場合に、広範囲にわたってから、もう床下浸水どころか床上浸水も懸念される状況で、それらの地域においての防災計画がかなり不備がいっているのではないかと指摘するのですが、消防長どうお考えでしょうか。


○議長(土居尚行君) 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) 市街地、私、消防の方では市街地と呼んでるんですけど、もっとも住民の多い地区でございます。市街地の津波対策、浸水対策にどうかということでございますけど、これは今最初の質問でも言われましたように、計画の中でまだ済んでいない点が水門の開閉をどうするか。あるいは、新たに水門を設置するのか、そういうふうなことになってきますので、担当課、水産課等と協議しながら、あるいは県とも協議しながら対策を講じていきたい、計画していきたいとこのように思っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 次に、地域防災緊急整備事業計画について答弁を求めます。


 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) 二宮議員の第2、地域防災緊急整備事業計画についてのご質問にお答えいたします。


 まず、1点目の愛南町が実施する地域防災緊急整備事業計画についてでありますが、5ヶ年計画の中で災害対応特殊救急自動車及び高度救命処置用資機材整備事業、耐震性貯水槽1ヶ所、地域防災拠点施設整備事業及び耐震性貯水槽整備事業を計画しております。


 そのほかに、愛南町中長期財政計画では、通信指令施設の整備や消防救急無線デジタル化の整備、老朽化した消防団詰所の更新、防災行政無線のデジタル化、防災資機材の貸与事業、避難標識整備事業などを計画に盛り込んでおります。


 次に、2点目のワークショップ等において意見収集した懸案事項の対応計画、推進状況についてでありますが、これまで久良地区や福浦地区などで行われてきた際の主な意見としては、隣のじいちゃん、ばあちゃんをどうしよう、津波一時避難場所にテントや水、食料などが必要、外灯も欲しい、避難路などもわかりやすく表示された案内看板が必要、避難路に危険な場所があるので町に整備してほしいなどがありました。このうち対応しているものとして、お年寄りなど災害時要援護者の支援対策は、災害情報の連絡や安否確認、避難路誘導を支援する人を地区で定める支援台帳の整備を進めています。避難看板等の整備につきましては、今年度に海岸部7公民館区に案内看板を設置することとしています。また、避難路になる里道等の整備は、地区要望に基づき補修や改修、ガードパイプの整備を実施しています。


 一方、対応できないものとして、津波一時避難場所へ物資や食料等を配備したり外灯の整備を行うことは、津波一時避難場所は緊急に一時的に避難する場所であり、避難は学校の体育館などに移動してもらうことになるので、そちらに備蓄物資や応援物資が配布できるよう体制の整備を図り、計画的に備蓄を行っています。大災害時の停電を想定した太陽電池を使用する外灯の整備は、事業費が高額になり財政的に困難なので、現実的な懐中電灯を必ず用意してくださいと、住民の皆様に理解を求めています。


 今後も、できることは迅速に、できないことは理由を明確に説明し、これらの意見をできるだけ反映させていきたいと思っています。


 以上、二宮議員の質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 二宮議員、再質問ありますか。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) まず最初の整備事業計画なんですが、先ほど冒頭に言いました、地理的・地形的条件から考えると、ライフラインである電気・水道はまずパンクするであろう、そういう意味では、これもワークショップで久良地区で意見が出たのですが、意見というか意見交換で出たのですが、海岸部には昔は上水道整備されませんで簡水、または井戸水で対応しておりました。今まだ一部落に1ヶ所ずつ井戸水があります。それの整備点検を行っておれば、緊急時には水の対応もできるんじゃないかという話が防災対策室の職員がおるところでも話が出ましたが、そのような計画がどうなっているのか。これは、当時の担当課であります総務課長にちょっとお伺いしたいのですが、それともう1点、救命ボートが旧西海地区の中泊でしたか、その分団に小さなゴムボートしかございません。津波対応や大雨洪水のときには、よく救命用モーターボートが出た、活躍しとるのがよく見かけます。せめて本部に言って、できれば港湾ごとに言って、100万から130万ぐらいかかるそうですが、これなどを配備しておけば、11月の臨時議会であるロック歌手ですか、600万円かかる、300万町が持ち出しをした、この場合3艇配備ができます。このことについて、消防長、どうお考えでしょうか。お二人にお聞きします。


○議長(土居尚行君) 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) まず最初の電気、水道、ライフラインの確保の中で、井戸水の件でございます。ご質問についてお答えしたいと思いますが、井戸水、それから同じように電気、これは発電機なわけですけど、当然、これも緊急レスキュー物資の中の一つの項目に入ろうかと思います。順次検討して整備する必要があろうかと思いますが、今のとこまだ計画に上がっておりません。町長の答弁でありましたけれども、自主防災の横の連携等のお話があったかと思うんですけど、一時避難場所から、当然、収容避難施設に移動する必要があります。これ、徒歩でいくのか、あるいはほかの輸送手段でいくのか、いろいろあろうかと思うんですけど、避難収容施設につきましては、食糧と同様に発電機と井戸水を、飲料水を整備する必要があろうかと思います。


 それから、救命ボートにつきましては、台風災害のときに救命ボート、中浦の救命ボートを利用した経験があるわけですけど、これは消防の消防業務の中で利用した経緯があります。当然、資機材がありませんでしたので、大洲消防からいろいろな資機材をお借りしたということを覚えておりますが、そういうふうなことで対応いたしました。ただ、津波対策について、救命ボートを配備ということになってきますと、地域防災計画におきましては、一応自衛隊とか、あるいは海上保安庁、あるいはそれぞれの海上輸送機関、そういうふうな事業所、あるいは関係防災機関との応援によって、人命の搬送、輸送を計画しております。


 なおかつ、今防災対策課の方で愛南町の民間のボートを利用できないか、協定できないかということで、今進めておるところでございますし、今年の愛南町の総合防災訓練では、ちょっと地形の都合で、あるいは天気の都合で自衛隊の上陸艇が参加できなかったわけですけど、来年度の防災計画では、自衛隊の上陸艇を訓練に参加していただくというふうなことで計画しておりますので、孤立地区の住民の救出について、より具体的な方策が計画できると、このように思っております。


 以上、答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) まずはじめに井戸水の件なんですが、ただこれ個人でも水質検査は可能かどうか、まだ確認してないのですが、ワークショップで出たときの役場の方の対応は、ただ聞き流していたのかどうか、検討の余地はあったのか、もう一度これは総務課長にお聞きします。


 それと町長にお聞きしますが、自衛隊や海上保安庁を待ってても、どこに来るやらわかりません。せめて1艇ぐらいは救命救急用のモーターボートは配備しておかなければ、相当な緊急な場合には配備をしておかなければ対応ができないと思うんですが、本部にせめて1艇配備する予定はないかどうか、お伺いいたします。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) 総務課長にということでございますので、私の方で私の考え方で答弁させていただきますが、まず、先ほど消防長申し上げましたように、井戸につきましては、被災後の水の確保という手段としては使えるものがあるだろうというように考えます。


 それで、どういった場所にどういったものがあるのか、そういった実態を調査して、それが現実的に使えるものなのか。そういったものが実際に使えて、それが安全なものなのか、それと水質について、それは住民が飲んでいいものなのかといったところは、情報として確保しておく必要があろうかと思います。


 それでもう一つ、それを担保する上では、安全性というのは確実に確保して、それとどこにあるといったところを住民に知らせていく必要があろうかと思います。そういったことを踏まえて、現在のところ、防災計画の中にはないと思いますので、今後検討していきたいと思っております。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 私の方からお答えをいたします。


 救急救命用のボートを1隻でも構えたらどうかということであります。確かに、あるに越したことはないんでありますが、先ほど消防長も申し上げましたように、今、渡船組合をはじめとして、民間のそういう船を持った方々と契約が結べないかと、協定が結べないかという今検討をしておる最中であります。その結果を見ながら、また、同じような状況にある、例えば宿毛市であるとか、この太平洋の方に面した津波の心配のある市町村でそういうところがあるのか。また、専門家にお聞きをして、実際に津波が押し寄せたような場合に救命用のボートが役に立つのか、そういうようなことを検討して、どうしてもこれは1隻は最低でもないとじゅうが悪いなというようなことであれば、これは設置をしなければならんかなというぐあいに思います。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) ワークショップ等で意見収集された懸案事項についての進捗状況等は、先ほど消防長から答弁がございましたが、その中でやはり太陽電池式の避難誘導灯、これは財政面でなかなか厳しいというお話でありましたが、やっぱり海岸部においては、お年寄りにとっては急な里道が続きます。最小限度の実験的でもいいですから、これが設置できればいいかなと思っております。これは答弁要りません。


 あと1点、久良地区でワークショップのときに話が出ました、久良地区では消火栓、小さい溝みたいなところを川と呼んでおります。4、50とセンチメートルからせいぜい大きくても河口にいって2メートルまでの大河です。これにストレッチャーも通れないほど幅が狭く、お年寄り、普通の住民でもなかなか通るのに、緊急時にはこれを何とか幅員を確保したい、消火栓の床版を設置していただきたいという話がでましたが、このことについてどうなっているのか、対応できるのか、できないのか。消防長、お願いします。


○議長(土居尚行君) 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) 消火栓のふたということでよろしいでしょうか。


 避難路の確保、これは道幅も当然でございますし、それから、久良でありましたらブロックなんかもあろうかと思います。当然、要援護者いうんでしょうか、お年寄りがおれば担架で搬送することも想定する必要があります。それから、手すりとかロープとか、そういうふうなことを今から検討いうのでしょうか、地区の人と話し合いながら、避難路が一つであれば、これもその避難路が通行できなければ避難路になりません。そういうふうなことを、今からせっかく自主防災ができて、町長の答弁でありましたように、非常に意識が高まっておりますので、これからそういうふうな問題について、地区の自主防災会と話し合って進めていきたいと、そういうふうに考えております。


 それから、ご答弁要らなかったということですけど、先進地に行きますと避難路、道に明かりじゃなくて、ここが道だというふうなことで、安く蛍光灯いうのでしょうか、そういうふうなものを設置しとるとこもありますし、今からそういうふうなものを地区と話し合って進めていく必要があろうかと、こういうふうに思っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 久良地区において、消火栓の床版はほとんど整備はされているのです。ただ、2ヶ所ほどまだ整備されてない、副町長、地元なのでよく知られると思っておりますが、西真浦の本多辰一さんとこの前あたりの里道は、隣に消火栓がありまして、これは高さが2メートル以上あって、ちょっとこれは危険な場所です。それと新浦地区にもう1ヶ所ございます。できれば、確認していただいて対応をお願いしたいところですが、これは要望なので聞き流してください。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 以上で、二宮議員の質問を終わります。


 次に、山下正敏議員の質問を許します。


 山下議員。


○9番(山下正敏君) 19年度は、愛南町にとりまして、前半のアスベストの国庫補助金問題、また、住民情報の流出問題など、暗い話が目立った1年ではありましたが、最近、本当に愛南町にとっても、我々にとっても明るい話、うれしい話が先日の愛媛新聞に載っておりました。


 それは、愛南町御荘平城、旧長崎出身の近平奈緒子さん、中学2年生で彼女は現在、松山南第2中学校に通われております。バスケットボールの15歳以下で全日本入りを果たしました。彼女は179センチの長身ながら、スピーディーな動きと身体能力の高さ、また、将来性を買われての全日本入りだと思い、我々も、また、町民の皆さんともども、これからの彼女の活躍と彼女の将来を温かく見守っていきたいと思います。


 それでは、一般質問に入ります。


 愛南町のごみ収集業務について、私が委員長をしている厚生常任委員会でも、ごみの問題は重要課題として取り上げ調査してきましたが、担当者からは納得した回答を得られていませんので、あえて一般質問で町長の意見をお尋ねします。


 (1)家庭一般ごみは、現在2社に収集を委託をしているが、収集範囲、業者数の見直しをする考えはないか。また、現在の体制を今後も続けるのか。


 (2)ごみの量は人口の変化等で変動するが、委託料に反映されていないと思うが。


 (3)家庭収集ごみの中の事業系の一般ごみの量はどの程度と把握しているのか。


 (4)事業系の一般ごみ大浜処理場への運搬許可を2社だけに出しているが、これでは競争がなく事業者に不利益になっていると思うが、事業系のごみの収集は他の自治体のように家庭ごみの収集と切り離して業者数を増やせないのか。


 2番、次に環境保全について、21世紀は環境の時代と言われていますが、愛南町の環境保全の取り組みについてお尋ねします。


 (1)19年度まで使用されていたハエ、カなどの駆除剤(スミチオン)は殺虫剤であり、川や海の環境破壊を促進する原因の一つとも言われています。20年度からはスミチオンをやめて、これに変わるものを使用する計画があると聞きましたが、その計画についてお尋ねします。


 (2)環境の先進地、内子町では町とNPO団体やボランティア団体との連携により、町内の環境保全事業に取り組んでいるとのことですが、愛南町としてもこれからはNPO団体やボランティア団体との連携で保全事業を進めていくべきだと思いますし、また、これらの団体を育てていかなければならないと思いますが、これからどう取り組まれるのかお尋ねします。


 (3)以前に質問した、愛南町の環境の日を20年度から制定して、月に一度みんなで汗を流したり、環境について考えたりするつもりはありませんか、お尋ねします。


○議長(土居尚行君) 山下正敏議員から質問がありました。


 はじめに、愛南町のごみ収集業務について、理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 山下正敏議員の第1のご質問、愛南町のごみ収集業務についてにお答えをいたします。


 まず1点目でありますが、家庭一般ごみは、現在2社に収集を委託しているが、収集範囲、業者数の見直しをする考えはないか、現在の体制を今後も続けるのかということについてでありますが、平成19年度の本町の一般廃棄物処理実施計画では、家庭系一般廃棄物の委託にかかる総量を過去の実績を基に約7,300トンと見込み、2業者所有の7台の収集運搬車両で処理するということにしております。


 町が委託して処理しているごみの総量は、ほぼ現状維持の状況にありまして、現行の委託状況で不都合な点は生じてないように考えておりますけれども、平成17年9月の厚生常任委員会の所管事務調査報告書で、一般廃棄物の収集業者については、以前より議論のあった業者を増やしてはどうかという問題については、考え方の基本が業者間の競争の原理ではなく、適正な業務の遂行であり、慎重に検討する必要があり結論を急ぐことはできないとの報告を受けておりますことから、今後、状況が変わりましたら、慎重に検討していかなければならないというぐあいに思っております。


 2点目のごみの量は人口の変化等で変動するが、委託料に反映されてないと思うがということでありますけれども、確かにごみの量はさまざまな要件で変化をいたします。それに対して、委託料は2社合計で年間8,207万1,000円であり、平成15年度から本年度まで5年間変更はありません。これは、ごみの量が多少変化したとしても、ごみ集積箱等の数が変更するわけではなく、収集して回るルート等は変わらないため、それに要する車両や人員を増減することができないものとの判断の上に立っております。


 3点目の家庭収集ごみの中の事業系の一般ごみの量は、どの程度と把握しているかということでありますけれども、家庭系と事業系が混同され同じ車両で搬入されることから、それを区分することは困難でありまして、それぞれの数量を把握できていないのが現状であります。しかしながら、事業系一般廃棄物許可業者に委託している52事業所と、自らが搬入している33事業所の年間のごみの量が約650トンでありまして、これら中には事業規模の大きい事業所が多く含まれていることから、家庭系に混入している事業系ごみも同程度の600トンから700トン程度あるのではないかというぐあいに推測をいたします。


 4点目の事業系一般ごみの大浜処理場への運搬許可を2社だけに出しているが、これでは競争がなくて、事業者に不利益になっていると思うが、事業系ごみの収集は、他の自治体のように家庭ごみの収集と切り離して、業者数をなぜ増やせないのかということでありますが、本町の廃棄物の適正処理及び清掃に関する条例第16条第2項でその処理業者は当分の間、家庭系一般廃棄物処理の委託業者に限り許可するという旨の規定をしております。


 これは、宇和島市の処分場などとは異なりまして、本町は事業所の直接搬入を認めていることと、先ほど答弁をいたしました本町特異な状況から、事業系一般ごみの処理を許可業者に委託している事業所の数が50ヶ所程度と少ないことが原因であります。


 現在の状況では、新規業者の参入を許可する必要があるかどうか疑問でありますけれども、これも状況が変われば検討の余地はあるというぐあいに考えております。


 以上、山下正敏議員の質問第1に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 再質問ありますか。


 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) 1の1で、現在2社で収集をしているが、現状の体制でいいという答弁をもらいましたが、地区は言いませんけれども、朝のごみをとにかく早い時間に出さないと、ちょっと遅くなって出すともう間に合わないと、そういう地区もあります。


 私思うのに、これは本当に体制が十分にそろっているのかと。これでは、ちょっと住民に不利益、不便さを与えるのではないかと、そういう意味で業者を増やしていくべきではないかと思いましたが、その点について町長に尋ねます。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 確かに、ごみの収集が早過ぎる、遅過ぎるという話はお聞きをすることがあります。どちらも、それぞれの理由があるわけですけども、遅いところはにおいがいつまでもしてるから早く来いというところもあるわけであります。ただ、これが例えば学校の登校時間のように、一斉にある時間にごみがなくなると、適当なもっとも適当な時間になくなるというような収集体制をとりますと、非常に多くの経費がかかるというぐあいに思っております。したがいまして、そこら辺との兼ね合いを考えて検討すべきではないかというぐあいに思っております。


○議長(土居尚行君) 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) 続いて、1の2に移ります。


 現在、合併後、人口を約3,000人、1割程度減っておりまして、当然、ごみの量も変わっていると思います。過去5年間の委託料8,207万1,000円ということでございましたが、この委託料をどのように算定していたのか尋ねます。


○議長(土居尚行君) 児島環境衛生課長。


○環境衛生課長(児島秀之君) お答えをさせていただきます。


 先ほど町長の答弁にありましたとおり、委託料につきましては、過去5年間2社合計で8,207万1,000円変わっておりません。その算定方法につきましては、これは、業者からの見積りを徴しております。その当然見積りの中には、各社ごとの基準ではじいた人件費、それと燃料費、または車両の減価償却費等ございます。これらの見積りを徴して契約をしております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) 普通、委託する場合、業者から見積りが出ます。その出た金額がありのまま、そのままで町の委託料になっていると今説明を受けましたが、普通では考えられないような算定の仕方だと思いますが、これはやっぱり今後見直していく必要があるのではないですか。


 普通、土木であろう、何であろう見積りがあって、見積りのまま、そのままそれが委託料になるということは、私は考えられないと思いますが、その点について、町長どう考えますか。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 人口の変化で変動すると言われましたけれども、それは必ずしも人口の変化がそのまま反映されるわけではないというのは先ほど答弁いたしました。


 それから、この見積りと言いましても、最初に見積りを徴するときには、非常に細かい検討をいたします。従業員が何名で、給料がどれでという検討をいたします。その後、大きな要因の変化がないということで、毎年同じような見積りが出てくるのを、それを材料に許可をしておるものであろうというぐあいに思っております。最初に決めるときには、非常に精査をして決めた金額であります。


○議長(土居尚行君) 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) 1の3に移りたいと思います。


 家庭収集ごみの中に事業系のごみが随分と含まれていると。これは我々厚生委員会で所管事務調査をしたときにもその事実がありました。今後、26年で大浜のセンターも稼働が終わりますが、今後、その選別を厳しくしていくとなると、当然、事業系廃棄物が増えてくると思います。現在の2社でこれから増えてくるのが対応できるのかと私は不安に思いますが、そのかわり26年以降、仮称の宇和島広域センターですか、あそこに参入する場合、多分、宇和島地区の選別は厳しく、今のままでは到底受け入れは難しいと思います。それまでに先ほど条例にあるように、当分の間はという条例があると聞きましたが、これはなるべく早いうちに、26年までに見直して、業者を増やしてサービスと言うかやり方を変えて、早目に変えていった方が転ばぬ先の杖ではありませんけど、そういうふうにいいのではないかと思いますが、もう一度その点についてお尋ねします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 今、山下正敏議員おっしゃるような考え方を我々も持っております。これは、事業系のごみを厳しく今より選別すると、随分増えてまいります。ただ、それを非常に、それに対して抵抗される住民があるのも、これまた事実でありまして、そこら辺をよく納得をしていただきながら、やはり事業系は事業系、家庭のごみは家庭ごみというぐあいにしていくのが本筋であろうというぐあいに思います。


 そのときには、今議員言われたように2社だけではだめで、これは家庭ごみと切り離して事業ごみを扱える業者を増やしていくということは十分考えなければならないというぐあいに思っております。


○議長(土居尚行君) 次に、環境保全について、理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 山下正敏議員の第2のご質問、環境保全についてをお答えいたします。


 20年度からはスミチオンをやめて、これに変わるものを使用する計画があると聞くが、その計画についてお尋ねするということであります。愛媛県工業技術センターで開発されました環境浄化微生物資材であります「えひめAI」の活用を検討中であります。ただし、これは代替案と言うものではなくて、スミチオンがカとハエの幼虫を直接駆除するのに対しまして、「えひめAI」は各家庭のごみの臭気取りや排水溝のぬめり除去など閉鎖的な環境美化に効果があるというぐあいに言われているものであります。


 この「えひめAI」につきましては、現在その功罪について関係機関からの情報収集を行っているところでありまして、情報分析が終わり次第、方針が決定いたしましたら改めて議会の方にはご報告したいというぐあいに思っております。


 2点目の愛南町として、これからはNPO団体やボランティア団体との連携で保全事業を進めていくべきと思いますし、また、これらの団体を育てていかなければならないと思うが、どう取り組むのかということでありますけれども、本町には四つのNPO団体と50を越える環境専門のボランティア団体があります。その中で、先ほどの「えひめAI」の普及促進を行っているNPO団体もあり、これからの町の環境施策とかかわりを持っていくものというぐあいに考えております。


 また、多種多様な環境問題すべてについて行政のみで解決していくことは到底不可能でありますから、町民の皆様が組織するボランティア団体に依存する部分が今後もこれは増大していくであろうというぐあいに推測しております。そのような意味から、議員ご指摘のとおり、それらの団体の育成に今後も力点を置いていこうというぐあいに考えております。その支援方法につきましては、それぞれの団体と相談をし、町として実施可能な支援を行いたいというぐあいに考えております。


 3点目の以前、質問した愛南町の環境の日を20年度から制定して月に一度皆で汗を流したり、環境について考えたりするつもりはないかということでありますけれども、この件につきましては、昨年の9月定例会で山下正敏議員にお答えをいたしておりますとおり、私も基本的な考えは同じであります。


 国は6月5日を環境の日と定め、愛媛県は7月をクリーン愛媛運動強調月間としているほか、国や県が環境関連で何々週間、何々月間というぐあいに定めているものが20程度あるそうであります。


 本町としても先のクリーン愛媛運動強調月間におきましては、町内で52件の清掃活動等を実施し、約6,000人の町民の皆さんが27トンを越えるごみを収集していただきました。


 その他にも、各地域における清掃活動等も季節を問わずに行われておりますし、啓発活動につきましても、今年度から始めました各地域を回っての環境学習会を来年度は開催回数を増やして実施する予定でありますし、一般町民の皆さんに環境問題を考えてもらう場として、環境フォーラムも予定をしておるところであります。


 このような活動の中で、町民の皆さんから愛南町の環境の日を設定しようというような機運が高まりましたら、ぜひ前向きに取り組んでいきたいというぐあいに考えております。


 以上、山下正敏議員の質問第2に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 再質問ありますか。


 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) 1番、2番は町長の答弁が満足のいく答弁なので再質問はいたしません。


 3番でありますが、国が6月5日、県は7月と、これはやっぱり国は国、県は県、愛南町は愛南町で独自の環境の日をつくってやるべきではないかと思います。ここは、町民からではなく、町長が自ら先頭に立って環境の日を制定して皆さんやりましょうと、そういう強い姿勢と強い意気込みを町民は期待しているのではないかと思いますが、最後にもう一度、20年度から環境の日を制定してやるのか、やらないのか、お尋ねします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) お答えをいたします。


 先ほどお答えいたしましたように、環境学習会というのは既に始まっておりますけれども、これを来年度は開催回数を増やして各地域を回りますし、環境フォーラムも予定しておるということであります。そういういわば種をまいていく、そういう機運の中で、よし環境の日をこれは制定できるなという機運をつかまえましたら、ぜひ制定したいというぐあいに思っております。


○議長(土居尚行君) これで、山下正敏議員の質問を終わります。


 以上で、一般質問を終わります。





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◎日程第6 第78号議案 愛南町自治基本条例の制定について





○議長(土居尚行君) 日程第6、第78号議案、愛南町自治基本条例の制定についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) 第78号議案、愛南町自治基本条例の制定について、提案説明を行います。


 本条例は、平成17年8月から約2年間、愛南町自治基本条例検討委員会で愛南町の自治のあるべき姿として、町政の基本理念であり、最高規範とする条例案のご検討をいただき、素案段階の平成18年11月には、町内5ヶ所で住民説明会を開催されるなど、町民から寄せられたさまざまなご意見なども原案に反映されまして、今年7月5日に答申されました。答申された条例原案と法律及び既存条例との整合性などについて審査・検討を行い、審査過程において法に抵触するとの指摘を受けた第22条第2項については、理念性を重視した条文に改め、そのほか、例規とする一部修正を加えまして、ここに上程とさせていただきました。


 では、制定条例の説明を行います。この条文は既にお目通しいただいているものと思いますので、概要説明とさせていただきます。


 本条例は、前文と10章で構成していまして、第1章、総則では、第1条で条例の目的を、第2条で条例の最高規範性を、第3条で定義を定めております。


 第2章、自治の基本原則では、第4条、住民自治の原則、第5条、基本的人権の尊重、第6条、分担と協力の原則、第7条、男女共同参画、第8条では、環境保全の原則を定めています。


 第3章、住民の権利と責務では、第9条、住民の権利、第10条、住民の責務、第11条、事業者の役割を定めています。


 第4章、議会の役割と責務では、第12条、議会の役割と責務を、第13条では、議員の責務を定めています。


 第5章、町の役割と責務では、第14条、町の役割と責務、第15条、町長の責務、第16条、職員の責務を定めています。


 第6章、情報の公開と提供では、第17条、情報の公開と提供、第18条、会議の公開、第19条で個人情報の保護について定めています。


 第7章、住民の町政への参画では、第20条、委員会等の委員の選任、第21条、住民の意見表明制度、第22条、住民投票について定めております。


 第8章、住民組織では、第23条、住民組織との連携について定めています。


 第9章、町政運営の基本では、第24条、総合計画、第25条、財政運営の基本、第26条、行政評価、第27条、意見、要望、苦情等への応答義務、第28条、行政手続、第29条、公益通報、第30条では危機管理体制について定めています。


 第10章、条例の見直しでは、第31条で条例の見直しに関することを定めています。


 附則として、この条例は平成20年4月1日から施行するとしております。


 以上、簡単ですが第78号議案の提案説明といたします。ご審議いただきましてご決定賜りますようにお願いをいたします。


○議長(土居尚行君) 第78号議案、愛南町自治基本条例の制定については、ただいま提案理由の説明が終わったところですが、議会としてより審議を尽くすため、質疑、討論、採決は最終日に行います。





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◎日程第7 第79号議案 愛南町執行機関の附属機関設置条例の一部改正について





○議長(土居尚行君) 日程第7、第79号議案、愛南町執行機関の附属機関設置条例の一部改正について議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) 第79号議案、愛南町執行機関の附属機関設置条例の一部改正につきましては、愛南町地域自立支援協議会を新たに附属機関として設置するため、本条例の一部を改正いたしたく提案するものであります。


 では、改正の内容について説明を行います。


 別表、町長の部、「愛南町老人ホーム入所判定委員会」の項の次に、「愛南町地域自立支援協議会」の項、「障害者自立支援法に基づく相談支援事業の適切な運営及び地域の障害福祉に係るシステムづくりに関する事務」と「15人」を加えるものであります。


 附則として、この条例は公布の日から施行するとしております。


 なお、愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正し、別表1の表に「地域自立支援協議会委員」の項、「日額7,000円」及び「交通費実費」を加えることとしております。


 以上、簡単ですが第79号議案の提案説明といたします。よろしくお願いをいたします。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第79号議案、愛南町執行機関の附属機関設置条例の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第8 第80号議案 愛南町職員の給与に関する条例の一部改正について





○議長(土居尚行君) 日程第8、第80号議案、愛南町職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) 第80号議案、愛南町職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、平成19年10月18日付け愛媛県人事委員会の勧告に基づく愛媛県職員の給与改定が行われたことに伴い、本町職員の給与についても愛媛県に準じて改定を行うため、本条例の一部を改正いたしたく提案するものであります。


 それでは、改正内容の説明を行いますので、裏面添付の新旧対照表20ページの次の1ページをごらんください。


 新旧対照表、第1条関係の扶養手当、第7条第3項中「6,000円(職員に扶養親族でない配偶者がある場合にあっては、そのうち1人については6,500円、」を「6,500円」に、「ない場合にあっては」を「ない場合にあっては、」に改めます。


 第8条第3項中「扶養親族たる配偶者の」を「配偶者の」に改め、「について当該職員の配偶者が扶養親族たる要件を欠くに至った場合又は同項第3号に掲げる事実が生じた」を「が配偶者のない職員となった」に改めます。


 裏面お願いします。


 勤勉手当、第21条の4第2項第1号中「100分の72.5」を「100分の77.5」に改めます。


 ここで改正条例本文の第1条に返っていただきます。2ページにお戻りください。


 最後の行、別表第1から別表第3までを次のように改めます。


 別表は、行政職給料表(1)3ページから6ページです。医療職給料表(1)7ページから9ページ、同じく医療職給料表(2)10ページから12ページ、同じく医療職給料表(3)13ページから16ページ、海事職給料表17ページから20ページのとおりに改めるもので、給料月額を愛媛県の基準に準じて改めたものでございます。


 次に、第2条の改正内容について説明いたしますので、裏面、新旧対照表、第2条関係、最終ページの下段をごらんください。


 勤勉手当、第21条の4第2項第1号中「100分の77.5」を「100分の75」に改めます。この改正は、平成20年度分から適用するためのものでございます。


 ここで再度、改正条例本文20ページに戻っていただきます。


 附則第1項、施行期日等、この条例は公布の日から、第2条の規定は平成20年4月1日から施行するとしています。


 附則第2項では、第1条改正文中の第7条、第8条及び別表の改正につきましては、内容的には扶養手当、それから給料表の関係でございますが、平成19年4月1日から適用する。同じく第21条の4の改正、勤勉手当の改正につきましては、平成19年12月1日から適用する。


 附則第3項、第4項では、異動者の適用、調整、附則第5項では給与の内払を規定しております。


 以上、第80号議案の提案説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 関連して質問いたします。


 合併により、町長ほか理事者は5分の1に、議員の数は3分の1以下に、関係附属機関の委員の数も相当数に減り、これらにかかる行政コストは大幅に減少しましたが、県下でも人口に対する職員数がトップクラスで、多くの町民から批判を受けている一般職の数については、職員適正化計画を進めているところです。さらに推進するため2点、副町長にお聞きします。


 平成16年10月1日、合併に際し施行された愛南町職員勧奨退職実施要綱が来年3月31日に適用期間が終了しますが、この延長についてお聞きします。あわせて、管理職者夫婦の共働きについてですが、旧城辺町においては、どちらかが管理職に昇進する際には、片方の配偶者が身を引き、若者や他の町民に職の機会を与えてきました。こうしたことは、若者の地域定着、行く行くは町の活性化、少子化対策にもつながってます。現在、愛南町ではこのような対象が何組あり、当然、話し合い等の機会を持っているとは思いますが、どのような考えをその対象者の方々はお持ちか、身を引く考えは一切ないのか、お知らせください。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) お答えをいたします。


 まず、第1点目の職員の勧奨退職実施要綱について、延長するかどうかいうご質問でございますが、この町の職員勧奨退職実施要綱については、これは期限を切っておるものではありません。ただ、議員ご指摘のように、合併後、職員が各支所とも多いということで、退職手当の加算措置の特例措置を3年間、3年間言いますが、平成17年8月8日から21年3月31日までの期間、特例期間を設けて退職手当を、これは勤続25年以上で50歳に達したものという条件がありますが、これまでの10分の2から10分の5の割り増しをして退職を勧奨していくという制度であります。ですから、この今の加算措置、特例の加算措置については、来年度、20年度末をもって、これを終了することになります。ただ、これを延長するかどうかにつきましては、これは愛媛県の市町総合事務組合の方での条例で決定しておりますので、その辺のとこは、またどうするかとは、この中で協議なされるのではなかろうかと思っております。ただ、町のこの勧奨退職実施要項については、その加算措置がなくなるだけで、普通の勧奨制度の場合は、従前どおりの10分の2の加算がするということで、今後も続いていくようになっております。


 それから、共稼ぎの職員の数なんですが、今現在で48組あります。これまでも議会の中でも共働きの勧奨を進めたらどうだろうかということで、いろいろご意見をいただきました。町といたしましても、先ほども言いましたように、加算措置が、退職手当の加算措置の条例改正になりまして、これに基づきまして、毎年勧奨退職の申し出について、全職員にメールで周知をしております。また、管理職会等でも勧奨についてお願いをしておるところでございますが、合併後、16年度から19年度、来年の3月に退職される予定者を含めて94名、合併後退職をされ、また退職される方を見込んでおります。そのうちに、勧奨で退職された方はこれまでに15名、それから、今後、来年3月末で、今退職願が出ておる方が5名ということで20名、このうち管理職が6名、この6名のうち4名の方は、この加算措置以前の勧奨退職制度を使って退職をされております。


 どちらにしても、類似団体に比べたら、非常にまだ職員の数が多いということで、そうか言いましても、地方公務員法で守られておりますので、なかなか我々としてもやめてくださいとかいうことは言えないのでありますが、極力、毎年申し出の届けを出してもらうようにお願いをしておるところでございます。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 他に質疑ございませんか。


 浜本議員。


○3番(浜本元通君) 関連なんですけど、夫婦共稼ぎ職員の今後の扱いなんですけど、副町長、町職員は法によって身分は保障され、違法でも何でもないし、ましてや強制もできないことは十分わかってますが、町民感情として根強い批判の声が多く聞かれるのも皆さんご承知のことと思います。


 しかし、管理職にある職員は、部下の指導管理などについて、また、人事異動や人員配置等について何らかの支障があると考えるべきでありますが、どうでしょうか。該当者は、自らの権利を主張するばかりでなく、町民の声や町政運営への配慮や協力も重要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) お答えをいたします。


 先ほど二宮議員のご質問にもご答弁させていただきましたように、公務員は地方公務員法で守られておりまして、合併するときも、その身分を合併後も保つということで法律でも守られております。


 ただ、我々といたしましても、職員の異動のときには、共稼ぎの場合について、例えば同じ管理職の下で勤務をしないように、また、管理職の指導が及ぶような部署には持っていかないようにということで、そういう点については気をつけて異動の方も行っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 浜本議員。


○3番(浜本元通君) なお、どうしても理解されない職員は、町民が納得のいく思い切ったそれなりの方策も考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) お答えいたします。


 町民の納得するというのが、町民すべての方がそういう考えを持っておるのか。また、一部の方がそういう意見を持っておるのかというのは、我々ではなかなか判断ができないと。また、そういう情報も上がってこないということもありますので、それは特に情報等が上がってきた場合については、また、我々理事者で協議して、また、住民のそういう意見も判断材料にしてから、異動の方も検討してみたいなと思っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 浜本議員。


○3番(浜本元通君) ここにおいでの越権ではありますけど、那須課長と楠木課長、参考までにどういう心境かお聞かせください。


○議長(土居尚行君) 暫時休憩いたします。


                 午後 2時35分 休憩


              ―――――――――――――――――


                 午後 2時45分 再開


○議長(土居尚行君) 休憩を解き再開いたします。


 先ほどの浜本議員の質問は、一担当の該当職員に意見を求めるという、質疑の要件に整っていないと私の方で判断をいたしまして、このことにつきまして、理事者の方から、先ほどから質問が続いておりますが、再度、意見がございましたら発言を許します。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) ただいま、先ほどからさまざまな職員の給与改正に関する関連質問あったわけであります。議員各位の意図されるところは、我々も十分くみとりまして、人事異動の際には、それをできるだけ反映させた形でやっていきたいというぐあいに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 先ほど、副町長の答弁で住民の情報を十分に把握してないというような意見がありましたが、先ほど、同僚の宮下議員の一般質問でもありましたように、町民の目線に立って、町民に耳を傾けていくのが理事者、管理職はじめ愛南町の職員だと思います。実際に、今のこの不景気の中で、私たち男性よりか女性、主婦の方々の批判はかなり強いものがあるということを皆さんにお知りおきいただきたいと思います。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第80号議案、愛南町職員の給与に関する条例の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。





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◎日程第9 第81号議案 愛南町道路占用料徴収条例の一部改正について





○議長(土居尚行君) 日程第9、第81号議案、愛南町道路占用料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 草木原建設課長。


○建設課長(草木原由幸君) 第81号議案、愛南町道路占用料徴収条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。


 本議案につきましては、先般10月1日の郵政公社民営化に伴い郵便ポストの占用料を本条例に追加するものであります。


 この占用料につきましての愛媛県下の市町の状況は、現時点では足並みは揃っていません。「徴収又は徴収する方向」は9市2町で、他の市町の動向を見て判断するとして「未定」としているのは2市6町、「徴収せず」を明確にしているのは伊方町のみとなっております。


 国、県は10月からの占用料徴収を決定して実施しております。


 本町におきましては、現在町道に設置されている郵便ポストはありませんが、将来設置されたケースを想定して条例の一部改正を提案いたしました。


 なお、占用料につきましては、道路法施行令に示された金額、愛媛県でも採用している450円としております。


 簡単でありますが、以上で条例改正の説明を終わります。よろしくご審議のうえ、ご決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


 篠田議員。


○11番(篠田美登君) 10月からの郵政の民営化により、道路の占用料を徴収するということであります。現在はないが、将来、占用許可を与えていくということで条例を改正されるんでしょうが、これに関連して質問しますが、例えば、普通財産なり、公共土地水面あたりに使用許可というのは条例で定めないのですか、郵便ポストの。


 例えば、役場の敷地内とか、公民館とかへ使用許可するというのは、今後あり得ることではないかと思うんですけど、これはどう考えられているか、お尋ねをいたします。


○議長(土居尚行君) 吉田財産管理課長。


○財産管理課長(吉田俊一郎君) 今のとこ、そういうことは考えておりませんでしたが、もし将来、そういう町の敷地内に設置したいというようなことがあれば、そのときに検討したいと思います。


○議長(土居尚行君) 浜田議員。


○22番(浜田博文君) 既に旧西海庁舎の中にポストは設置、この前しましたので、その辺の現在あるポストなんかのことを言われてるんだと思うんですが、その点、財産管理課長、将来、この条例もつくられるんじゃないかと思うんですが、どう思ってますか。


○議長(土居尚行君) 吉田財産管理課長。


○財産管理課長(吉田俊一郎君) 旧西海支所にあるポストについて、ちょっと知らなかったんですが、またその点について検討したいと思います。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 他に質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第81号議案、愛南町道路占用料徴収条例の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 挙手多数であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第10 第82号議案 公有水面の埋立てについて


 日程第11 第83号議案 公有水面の埋立てについて





○議長(土居尚行君) お諮りします。


 この際、日程第10、第82号議案、公有水面の埋立てについてから、日程第11、第83号議案、公有水面の埋立てについてまでの2議案について、続けて提案の説明をいたしたいが、これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 異議なしと認めます。


 これより、直ちに議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 竹田水産課長。


○水産課長(竹田武久君) 第82号議案、公有水面の埋立てについて、第83議案、公有水面の埋立てについての2議案につきまして、お許しをいただきましたので一括して提案理由の説明をさせていただきます。


 まず、第82号議案、公有水面の埋立てについて、提案理由のご説明を申し上げます。


 本議案につきましては、愛媛県施工の深浦漁港広域漁港整備事業にかかる日土・小屋の浦地区の公有水面の埋立てについてであります。


 日土・小屋の浦地区では前面海域で養殖漁業が盛んに行われておりますが、漁港の係船岸や作業用地が整備されておらず、養殖生けすの保守点検や荷揚げなどを、護岸の水たたきや背後の狭いスペースで行っているため作業効率が非常に悪い状態であります。これを解消し安全で効率的な生産活動ができるように整備するため、この埋立を行うものであります。


 それでは、図面をお開きください。


 1枚目は愛南町全図に施工箇所の位置を示しております。日土と小屋の浦の2地区であります。


 2枚目には利用計画の概要図で、日土地区の旧竹芳水産の作業場前面付近から浜見誠さん宅前面の公有水面であります。


 茶色の部分が道路用地1,253.64平方メートルで、緑色と紫部分が岸壁と護岸用地1,301.72平方メートル、黄色部分が養殖用の作業施設用地3,413.49平方メートルで、あわせて5,968.85平方メートルの埋立てを行うものであります。


 次のページをお開きください。次のページが、小屋の浦地区です。飯田?さん宅の道路前面から飯田祥嗣さん宅の道路前面の公有水面であります。


 同じく茶色の部分は道路用地642.92平方メートル、緑色と紫部分が岸壁と護岸用地で542.00平方メートル、黄色部分が養殖用の作業施設用地2,066.93平方メートルで、あわせて3,251.85平方メートルの埋立てをするものであります。


 では、議案に戻っていただきまして、1の出願者は、愛媛県であります。代表者が愛媛県知事、加戸守行であります。2の埋立区域の位置につきましては、埋立区域1が愛南町久良121番1から同町久良370番1に至る地先公有水面で、埋立区域2が、愛南町久良398番から同町久良615番6に至る地先公有水面であります。面積は、埋立区域1が5,968.85平方メートル、埋立区域2が3,251.85平方メートルであわせて9,220.70平方メートルであります。3の埋立地の用途につきましては、すべて漁港施設用地であります。


 この公有水面埋立てにつきまして、平成18年9月13日の公有水面埋立て計画審査会を経て、平成19年5月29日に予備審査願を提出し、平成19年10月12日付けで公有水面埋立免許願書を提出していたところ、平成19年12月5日付けで愛媛県知事より町長の意見を求められましたので、公有水面埋立法第3条第4項の規程により、議会の議決を求めたく提案するものであります。


 よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願いいたします。


 続きまして、第83号議案、公有水面の埋立てについて、提案理由のご説明を申し上げます。


 本議案につきましては、愛媛県施工の深浦漁港広域漁港整備事業内の町施工部分にかかる日土地区の公有水面の埋立てについてであります。


 日土地区には、住民の交流の場や漁民の研修の場となる集会所などもないため、地域住民からの要望でもあります、集会や研修の核となる公共用施設の整備を行い、住民の生活文化の向上を図るため、公用・公共用施設用地の整備を、県施工の漁港施設用地の整備とあわせて行おうとするものであります。


 それでは、図面をお開きください。


 1枚目は愛南町全図に施工箇所の位置を赤で示しております。日土地区であります。


 2枚目をお開きください。2枚目には利用計画の概要図を示しております。日土地区の浜見陽計さん宅の前面の公有水面であります。


 青色で着色した部分が公用・公共用施設用地として385.48平方メートルの埋立てをするものであります。


 では、議案書にお戻りください。


 1の出願者は、愛南町であり、代表者が愛南町長、谷口長治であります。2の埋立区域の位置につきましては、愛南町久良236番から同町久良359番1に至る地先公有水面であります。面積は385.48平方メートルであります。3の埋立地の用途につきましては、公用・公共用施設用地で385.48平方メートルとなっています。


 この公有水面埋立てにつきまして、平成18年9月13日の公有水面埋立て計画審査会を経て、平成19年5月29日に予備審査願を提出し、平成19年10月12日付けで公有水面埋立て免許願書を提出していたところ、平成19年12月5日付けで愛媛県知事より町長の意見を求められましたので、公有水面埋立法第3条第4項の規程により、議会の議決を求めたく提案するものであります。


 よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願いいたします。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより、第82号議案、公有水面の埋立てについて、質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 日土・小屋の浦両区域とも、平成17年の久良漁協の総会において同意議決されたものだと思います。17年、来年にはもう20年になってきますが、県営事業ではありますが、水産課長の知られる範囲で、果たしていつこの事業が進んでいくのか、お聞きします。


○議長(土居尚行君) 竹田水産課長。


○水産課長(竹田武久君) お答えいたします。


 今のところの予定は、日土・小屋の浦とも一応認可がおりてから3年ということでありますので、その予定で町の方としても対応をしていくつもりであります。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 他に質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第82号議案、公有水面の埋立てについては、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。


 次に、第83号議案、公有水面の埋立てについて、質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第83号議案、公有水面の埋立てについては、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第12 第84号議案 損害賠償の和解について





○議長(土居尚行君) 日程第12、第84号議案、損害賠償の和解についてを議題とします。


 提案理由の説明を求めます。


 木原商工観光課長。


○商工観光課長(木原荘二君) 第84号議案、損害賠償の和解につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。


 この議案は、平成19年11月4日、愛南町旅客船「ユメカイナ」の船内で発生した乗客の転倒事故につきまして、被災船客の親権者と損害賠償に関し、和解するにあたりまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決をいただきたく提案するものであります。


 その内容につきましては、1の和解の相手方は、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇であり、負傷者〇〇〇〇、3歳の父親であります。2の事故の概要は、平成19年11月4日、午後3時ごろ、愛南町船越瀬の浜において、愛南町旅客船「ユメカイナ」が出港準備を終え離岸後進中、船長が水中展望キャビン内からの物音を聞き室内を確認したところ、けがをした子供を母親が抱いておりました。母親によりますと、展望室内への階段をおりるとき、一瞬船が揺れたことによりふらつき、体勢を保持しようと手すりをつかもうとしたが握り損ね、結局子供をかばうように母子ともに転倒し、子供は展望ガラスの下部の縁あたりで頭部を打ち、負傷したと思われるということでありました。子供の負傷状況は、後頭部に4針の縫合手術を要したものの、CT撮影等による診察の結果は、明らかな異常はないとのことであります。3の和解の額は3万円であります。


 なお、この金額につきましては、医療費・通院費等でありまして、加入しております日本旅客船協会が取り扱っております船客傷害賠償責任保険から、全額直接個人の口座に振り込みをされることになります。


 以上、第84号議案の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) この間、住宅の訴訟の議案については、個人名は出てませんでした。今回、住所、名前、さらには未成年者の名前まで公表しておりますが、個人保護のプライバシーには影響しないのでしょうか、総務課長。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) では、私の方から答弁させていただきます。


 まず、本案の議会議決の必要な事項といたしまして、自治法の96条の第1項、12号と13号ということでございますので、和解をするための相手方について明確にする必要があろうかと思っております。それと補償額、そういったところも含めまして、相手方を明確にして、内容を理解いただいてということでございますので、そういう形を取れるものと考えております。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) たまたま本件と次の議案、愛南町の住民ではございませんが、本案の場合は金額が些少で見舞金として相当するだろうとは思いますが、金額がやはり大きくなれば、住所、氏名が載れば嫌がらせの電話もございましょう。そういう配慮はなかったのですか。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) お答えさせていただきます。


 地方自治法に基づきました96条に関しますことといたしましては、額の大小にかかわらずということになります。ただ、裁判と言いますか、訴訟をされて和解になる場合、そういった場合につきましては、氏名とかそういった形は決定された事項としてなりますので、議会議決を要しないということになりますが、あくまで和解をする場合については、相手方を明確にする。それと対象者を明確にするといったことは、最低限必要なことであろうかと、民法上と言いますか、契約上の問題としてもその部分は必要なことだと思っております。そういう形で表示してるということであります。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 当然、議案提出されてますから、これ庁舎の前に告示されてます。個人名、住所、別に告示しなくても議案の説明の中で説明すれば済むことであって、議決されて改めて名前が公表されるのが順序じゃないですか。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) 個人情報の取り扱いの中で認められている部分というのは、表示を必要な場合、本人の意思確認というのは意に反して使われる場合ということがございますが、こういった目的を持った使い方について、それと法律に基づいて使用することというのは認められている部分がございますので、表示して行うべきというように判断して使っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 他に質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第84号議案、損害賠償の和解については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 挙手多数であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第13 第85号議案 損害賠償の和解について





○議長(土居尚行君) 日程第13、第85号議案、損害賠償の和解についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 井上水道課長。


○水道課長(井上 誠君) 第85号議案、損害賠償の和解について提案理由のご説明を申し上げます。


 本損害賠償は、平成19年9月26日、愛南町〇〇〇〇〇〇〇〇〇の家屋で発生した水道漏水事故について、和解するもので地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定によりまして、議会の議決をいただきたく提案するものであります。


 和解の内容といたしましては、1、和解の相手、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、〇〇〇〇〇。2、事故の概要は、平成19年9月26日、午後0時ごろ、愛南町〇〇〇〇〇〇〇〇〇の〇〇〇〇〇所有の家屋2階外壁より、水が漏れていると住民から電話がありまして、職員が確認したところ、止水栓の副弁は閉栓状態であったが止水栓のコックが開いていたため、コックを閉め止水しました。所有者が〇〇〇に転出しているため、本人に連絡するとともに当該家屋の管理人に連絡し、管理人立会いのもと室内の状況を確認しました。家屋の被害状況は、2階の洋間2部屋、洗面所及び脱衣場の床全面及び壁及び1階の洋間2部屋、洗面所及び脱衣場の床、天井及び壁の全面、浴室及び便所の天井及び壁並びに洗面台2台が水浸しとなり、黒カビや白カビが繁殖している状態でありました。また、タンス等に収納されていた高価な着物を含む衣類にもカビが付着していました。原因としては、止水栓の副弁が故障し通水されたこと、また、家屋2階に設置してある蛇口が故障していたことでありまして、これにより約1ヶ月で27トンの水が室内に漏水したことにより、事故が発生しました。3、和解の金額は397万円です。内容と致しましては、家屋の修繕料や衣類の修復料及び愛南町へ帰省した旅費等でございます。


 なお、相手の方には、ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、慰謝料や見舞金の請求はされずに和解していただき、心より感謝いたしております。


 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) この和解金額の査定方法と、397万円の内訳についてお知らせください。


○議長(土居尚行君) 井上水道課長。


○水道課長(井上 誠君) 和解の金額の内訳でございますが、家屋修繕料といたしまして347万円、それから旅費、それから衣類の修復代として50万円、あわせて397万円でございます。


 これら日本水道協会、そこに保険を掛けておりまして、そこの保険会社より鑑定人が見えて、それによって認定額としております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 先ほどの説明で、被害者は見舞金も慰謝料の請求しなかったとおっしゃったんですが、町が100%、先ほど一般質問でもあったように、町が100%過失を認めたのであれば、少なくても見舞金ぐらいは出すのが当然じゃないですか。


○議長(土居尚行君) 井上水道課長。


○水道課長(井上 誠君) その点につきまして、向こうの方が、以前こちらの方におられたということで、町のために考えていただいて見舞金、それから慰謝料については請求しないということでした。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 他に質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第85号議案、損害賠償の和解については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 挙手多数であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第14 第86号議案 平成19年度愛南町上水道事業会計補正予算(第3号)について





○議長(土居尚行君) 日程第14、第86号議案、平成19年度愛南町上水道事業会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 井上水道課長。


○水道課長(井上 誠君) 第86号議案、平成19年度愛南町上水道事業会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。


 予算書の1ページをお開きください。


 第2条、3条予算で定めた収益的収入及び支出を増額するものであります。内訳として、第1款水道事業収益、既決予定額4億4,739万5,000円に337万円増額し4億5,076万5,000円とするものであります。


 支出におきましては、第1款水道事業費用、既決予定額4億4,739万5,000円に337万円を増額し、4億5,076万5,000円とするものであります。


 次に第3条、4条予算で定めた資本的支出を補正するものであります。


 内訳として、第1款の資本的支出の既決予定額4億8,120万4,000円に1億109万9,000円を増額し5億8,230万3,000円とするものです。


 2ページに移りまして、第4条、6条予算で定めた議会の議決を経なければ流用できない経費、既決予定額6,948万6,000円を133万4,000円減額し、6,815万2,000円とするものであります。


 それでは、補正予算の内容について、収益的収入及び支出の見積基礎によりまして、説明を申し上げます。


 まず支出についてご説明いたしますので、11ページをお開きください。


 1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費につきましては、既決予定額6,617万3,000円に11万5,000円減額し6,605万8,000円とするものです。


 それでは、節をおって説明いたします。


 1節給料3万8,000円及び2節手当3万6,000円を増額するものです。これは、給与改定に伴う職員2名分の給料及び期末・勤勉手当の増額であります。4節法定福利費24万8,000円の減額であります。共済組合追加費用負担金の不用によるものであります。24節負担金5万9,000円の増額、退職手当組合負担金の負担率の改正に伴う増額であります。


 2目配水及び給水費、既決予定額8,775万8,000円に3万4,000円を増額し8,779万2,000円とするものであります。1節給料11万2,000円、2節手当17万円増額は、給与改定に伴う職員5名分の人件費の増額です。4節法定福利費、共済組合追加費用負担金の不用により59万3,000円の減額であります。次ページ移ります。19節動力費20万円増額です。配水量の増加に伴う西海受水井ポンプの電気料の増額のよるものです。24節負担金、負担率の改正に伴い退職手当組合負担金14万5,000円を増額するものであります。


 次に4目総係費、既決予定額4,899万4,000円に384万6,000円を増額し5,284万円とするものであります。


 給与改定等に伴い1節給料5万4,000円の減額、2節手当2万5,000円減額、4節法定福利費77万円減額であります。5節旅費54万7,000円の増額、これは国庫補助事業で実施しています御荘浄水場の高度浄水施設整備事業で本年度発注しました工場製作品の自家発電機、電磁流量計及び水中ポンプの工場検査旅費を計上したものであります。21節補償費、水道漏水事故に伴う損害賠償金397万円を増額、24節負担金、退職手当組合負担金17万8,000円の増額をするものであります。


 次のページに移ります。4項予備費、1目予備費39万5,000円を減額するものであります。


 次に、収益的収入をご説明いたしますので10ページへお戻りください。


 1款水道事業収益、2項営業外収益、1目雑収益であります。既決予定額426万円に337万円を増額し763万円とするものであります。これは、水道漏水事故に伴う損害賠償保険金を受け入れるものであります。


 以上、収益的収入及び支出の見積基礎の説明を終わります。


 次に資本的収入及び支出の見積基礎についてご説明いたします。


 支出についてご説明いたしますので、14ページをお開きください。


 1款資本的支出、2項企業債償還金、1目企業債償還金につきましては、既決予定額に1億109万9,000円を増額しまして、2億4,519万4,000円とするものであります。これは、平成19年度公的資金補償金免除にかかる繰り上げ償還で借入利率7%以上の企業債5件を繰り上げ償還するものであります。


 以上、資本的支出の見積基礎の説明を終わります。


 なお、3ページから4ページには補正予算実施計画書、5ページには資金計画書、6ページから7ページには給与費の明細書、8ページから9ページには予定貸借対照表を載せていますので、お目通しください。


 以上、提案理由の説明とさせていただきます。慎重にご審議いただきまして、適切なるご決定をいただきますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 本86号議案ですが、先ほどわずか9分前に議決された85号議案の和解金額が補正額で上がっております。このような上程の方法は、我々議会人が優しいから上程したのか、これからもこのような上程の方法をされるのか、町長お聞かせください。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) お答えいたします。


 基本的にはこのような形でやりたいというぐあいに思っております。


○議長(土居尚行君) 二宮議員。


○8番(二宮敬典君) 先ほども言いましたが、優しい我々議会議員だから、85号議案が通ったのであって、ちょっといっぷりな議員が多かったら否決された場合、そういう場合、86号議案はどういうふうになるとお考えですか。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 例えばの話で、なかなか現実味がないかと思いますけれども、それは、そのように担当課で準備をしておるというぐあいに考えております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 他に質疑がないようなので、質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 第86号議案、平成19年度愛南町上水道事業会計補正予算(第3号)については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


                 (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 挙手多数です。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第15 第87号議案 平成19年度愛南町一般会計補正予算(第5号)について





○議長(土居尚行君) 日程第15、第87号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) 第87号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。


 今回の補正予算は、職員の給与に関する条例の一部改正でもご説明いたしましたが、人事院並びに愛媛県人事委員会の職員給与等の勧告に基づきまして、初任給を中心に若年層に限定して給与改定を実施するための職員給与費と、国庫補助事業及び県単独事業で内示のあった、高潮対策事業やがけ崩れ防災対策事業、それに利息の高い町債の繰り上げ償還を行うための減債基金の取り崩しなどの政策予算で、歳入歳出それぞれ1億4,630万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ150億6,654万3,000円として、ご提案申し上げるものであります。


 予算の主な内容につきましては、事項別明細書によりまして歳出からご説明いたします。21ページをお開きください。


 歳出全般の職員給与費に関する補正額につきましては、給料140万3,000円、職員手当等1,883万1,000円の追加のほか、また、共済費は830万6,000円の減額となっております。職員給与の補正総額は1,192万8,000円の追加計上となっております。


 それではまず、2款総務費ですが、補正額は1,304万9,000円の追加で、主なものは、一般管理費において職員の検診等委託料162万4,000円の減額、防災対策費で防災行政無線屋外拡声子局の修繕料210万円、県防災行政無線維持管理負担金258万9,000円、電算管理費では情報セキュリティー対策として電算システム改修委託料41万円の追加のほか、職員の給与費804万3,000円を計上しております。


 次に、3款民生費ですが、補正額は1,098万6,000円の追加で、主なものは、老人福祉費において生活管理指導員派遣事業委託料43万7,000円、障害者福祉費では、18年度の身体障害児援護費等にかかる国庫支出金等精算返還金309万6,000円、介護保険事業費において介護保険特別会計繰出金555万4,000円、児童福祉総務費では地域子育て支援拠点事業等委託料44万7,000円及び前年度次世代育成支援対策交付金にかかる国庫支出金等精算返還金87万7,000円の追加のほか、職員の給与費297万3,000円を計上しております。


 4款衛生費ですが、補正額は746万2,000円の減額で、主なものは、保健衛生総務費において臨時職員賃金144万4,000円の追加、清掃費の塵芥処理費で臨時職員賃金62万円、上水道費で簡易水道特別会計繰出金703万3,000円をそれぞれ減額のほか、職員の給与費で126万8,000円を減額しております。


 次に、6款農林水産業費ですが、補正額は4,494万円の追加で、主なものは、農業振興費において中山間地域等直接支払交付金32万6,000円、水産業振興費で漁業近代化資金利子補給185万円、漁港建設費では、地質調査委託料2,123万1,000円、同じく測量設計等委託料1,000万円、津波・高潮危機管理対策緊急工事185万円及び深浦漁港海岸保全施設整備事業家屋補償費1,200万円の追加のほか、職員の給与費270万4,000円を減額をしております。


 7款商工費ですが、補正額は113万8,000円の追加で、主なものは、観光パンフレット増刷による印刷製本費105万円の追加であります。


 次に、8款土木費ですが、補正額は3,732万7,000円の追加で、主なものは、道路維持費において工事材料費110万6,000円、道路新設改良費では県委託事業委託料137万6,000円、町道駄馬ハナ2号線用地購入費90万7,000円、県営事業負担金2,200万円、河川費の砂防費においては、中組A地区がけ崩れ防災対策工事470万円、住宅管理費では三島団地の部屋の改修工事費241万5,000円の追加、また、職員給与費31万2,000円を計上しております。


 9款消防費は、補正額325万9,000円の追加で、車両燃料費24万円、施設光熱水費30万円及び職員の給与費270万円の計上であります。


 10款教育費ですが、補正額335万3,000円の追加で、主なものは、小学校費の教育振興費において電算機器等備品の緊急修繕料30万円、中学校費では臨時職員賃金47万7,000円、社会教育費の社会教育総務費において、わが里づくり事業補助金20万円のそれぞれ追加のほか、職員の給与費238万8,000円を計上しております。


 12款公債費ですが、補正額は3,591万9,000円の追加でありますが、今回の公債費の補正は、年利5%以上の高利な残債について、平成19年度から21年度までの3ヶ年で、総額3億1,856万8,000円を計画的に繰り上げ償還を行うものであります。


 13款諸支出金は、補正額370万4,000円の追加で、財政調整基金をはじめ11の基金積立金359万9,000円及び土地開発基金繰出金10万5,000円であります。


 次に、歳出の財源となります歳入についてご説明をいたします。17ページにお戻りください。


 まず、12款分担金及び負担金ですが、補正額47万円の追加で、がけ崩れ防災対策事業受益者の負担金であります。


 14款国庫支出金では、補正額2,000万円の追加で、高潮対策費国庫補助金であります。


 次に、15款県支出金ですが、補正額955万4,000円の追加で、主なものは、児童福祉費県補助金において、地域子育て支援拠点事業県補助金ほか1件の29万6,000円、農業費県補助金では中山問地域等直接支払交付金24万4,000円、水産業費県補助金においては高潮対策費県補助金ほか1件の619万4,000円、河川費県補助金ではがけ崩れ防災対策事業県補助金282万円であります。


 次に、16款財産収入では、補正額369万2,000円の追加で、財政調整基金をはじめ12の基金預金利子であります。


 18款繰入金ですが、補正額3,500万円の追加で、減債基金の取り崩しによる繰入金であります。


 次に、19款繰越金は、補正額2,893万6,000円の追加であります。


 20款諸収入ですが、補正額1,573万8,000円の追加で、雑入で市町振興協会交付金1,183万円、建物災害共済保険金ほか2件の247万3,000円、過年度収入では老人保健事業国庫負担金過年度精算金ほか2件の143万5,000円であります。


 21款町債ですが、補正額3,290万円の追加で、水産業債が1,110万円、道路橋梁債が2,180万円であります。


 以上、第87号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第5号)についての説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 お諮りします。


 第87号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第5号)については、提案理由の説明が終わったところですが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 異議なしと認めます。


 よって、本日はこれにて延会することに決しました。


 なお、明日14日から20日までの休会中、14日に産業建設常任委員会及び厚生常任委員会を開催することになっております。


 12月21日最終日は10時より会議を開きます。


 本日はこれにて延会いたします。





              午後 3時45分 延会





上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため、署名する。








        議     長    土居 尚行








        会議録署名議員    内倉 長蔵








        会議録署名議員    宮下 一郎