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愛媛県 愛南町

平成19年第2回定例会(第1日 6月14日)




平成19年第2回定例会(第1日 6月14日)





 
 平成19年第2回愛南町議会定例会会議録(第1号)


                        平成19年6月14日(木)開会


1.議事日程


 日程第 1 会議録署名議員の指名


 日程第 2 会期の決定


 日程第 3 諸般の報告


 日程第 4 一般質問


 日程第 5 報告第2号  繰越明許費繰越計算書の報告について


 日程第 6 第48号議案 愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び


              費用弁償に関する条例の一部改正について


 日程第 7 第49号議案 愛南町中小企業振興特別融資条例の全部改正に


              ついて


 日程第 8 第50号議案 山出憩いの里温泉条例の一部改正について


 日程第 9 第51号議案 西海中学校校舎・屋内運動場大規模改造工事(


              其の一)請負契約について


 日程第10 第52号議案 愛南町自主防災資機材購入契約について


 日程第11 第57号議案 県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御


              荘長洲地区の実施について


 日程第12 第58号議案 県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・豊


              田地区の実施について


 日程第13 第59号議案 県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・瀬


              戸谷地区の実施について


 日程第14 第53号議案 平成19年度愛南町一般会計補正予算(第2号)


              について


 日程第15 第54号議案 平成19年度愛南町簡易水道特別会計補正予算


              (第1号)について


 日程第16 第55号議案 平成19年度愛南町温泉事業等特別会計補正予


              算(第1号)について


 日程第17 第56号議案 平成19年度愛南町上水道事業会計補正予算


              (第1号)について


 日程第18 諮問第1号  人権擁護委員候補者の推薦について


 日程第19 諮問第2号  人権擁護委員候補者の推薦について





2.本日の会議に付した事件


 議事日程第1から第14





3.出席議員(24名)


    1番 山 下 太 三 君     2番 中 野 光 博 君


    3番 浜 本 元 通 君     4番 清 水 雅 文 君


    5番 内 倉 長 蔵 君     6番 宮 下 一 郎 君


    7番 新 田 房 男 君     8番 二 宮 敬 典 君


    9番 山 下 正 敏 君    10番 澤 本   誠 君


   11番 篠 田 美 登 君    12番 増 元 久 男 君


   13番 脇 田 達 矢 君    14番 飯 田 利 久 君


   15番 斎 藤 武 俊 君    16番 尾 崎 春 夫 君


   17番 金 澤   卓 君    18番 畑 田 藤志郎 君


   19番 田 口   勝 君    20番 吉 村 直 城 君


   21番 西 口   孝 君    22番 浜 田 博 文 君


   23番 那 須 芳 人 君    24番 土 居 尚 行 君





4.欠席議員(0名)





5.説明のため出席した者の職氏名


   愛南町長        谷 口 長 治 君


   副町長         本 多 七 雄 君


   収入役         坂 本   選 君


   教育長         森 岡 知 昭 君


   総務課長        赤 樫 俊 昌 君


   企画財政課長      浅 井   通 君


   消防長         佐 藤 謙 吉 君


   財産管理課長      吉 田 俊一郎 君


   税務課長        岡 田 敏 弘 君


   町民課長        土 居 道 博 君


   建設課長        草木原 由 幸 君


   水産課長        竹 田 武 久 君


   農林課長        石 河   浩 君


   商工観光課長      木 原 荘 二 君


   環境衛生課長      児 島 秀 之 君


   水道課長        井 上   誠 君


   保健福祉課長      那 須 英 治 君


   高齢者支援課長     尾 田 正 幸 君


   学校教育課長      橋 岡 政 文 君


   生涯学習課長      楠 木 憲 一 君


   国保一本松病院事務長  田 中 啓一郎 君


   内海支所長       石 川 芳 洋 君


   御荘支所長       高 橋 純 一 君


   一本松支所長      嘉 新 安 行 君


   西海支所長       和 田 俊 之 君


   教育委員長       児 島 隆 子 君





6.職務のため出席した者の職氏名


   事務局長        岡   和三郎 君


   書記兼総務課長補佐   嘉喜山   茂 君


   係長          鈴 木 洋 文 君


   主事          中 田 旬 美 君





             午前 9時30分 開会





○議長(土居尚行君) ただいまの出席議員数は24名です。


 定足数に達しておりますので、平成19年第2回愛南町議会定例会を開会いたします。


 町長より招集のあいさつがあります。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) おはようございます。


 本日は、平成19年第2回愛南町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かとご多忙の中、全員のご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。


 5月14日に発覚いたしました本町住民の個人情報がインターネット上に流出し漏えいしたことにつきましては、町民の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことに対し、深くおわびを申し上げます。


 漏えいした個人情報は、平成16年の合併前の情報の住基情報、口座情報等の14万2,843件、実人員にいたしまして5万4,850人分と大変量が多く、全町にわたりますことから、おわびと事情説明、そして住民票コード変更手続を簡略しようと、総勢416名の職員により該当1万474世帯、非該当280世帯を訪問して直接お伝えをいたしました。また、幾たびも訪問いたしましたが不在の359世帯と、漏えい対象で転出者の9,700名の方々には、おわびと事情説明を封書でさせていただきました。


 住民票コードの変更を希望された方は、5月末日で3,416名という状態であります。ご家族で相談をして改めて町民課窓口ヘ変更手続に来られる方もおられるというぐあいに思っておりますので、この数はもう少し増加をするものというぐあいに考えております。また、職員の訪問時や電話等で寄せられたご質問やご意見には、漏えい情報の照会に関することや町の今後の対応に関することが多くあったようなわけであります。


 このような町民の不安等にこたえるために、本庁総務課と各支所住民福祉課に5月17日の対策本部の設置にあわせて、相談窓口を設置し、ご質問やご相談に対応しているところであります。


 今回の住民情報漏えいの経緯につきましては、5ヶ町村のデータ統合の業務委託を受けておりました(株)デンケンが納期に間に合わないと判断をして、これを間に合わせるために契約に違反をし、NECの仲介で山口市の山口電子計算センターに業務を再委託し、山口電子センターの元社員が自宅のパソコンに無断でデータをコピーして、これが平成19年4月30日、自宅でパソコンを使用中に、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上に情報が流出したものであります。


 戸別訪問時に多く寄せられたご意見にもありますように、町として今後の対応といたしましては、不祥事を起こした業者には何らかの法的措置を考えたいと、弁護士と協議を進めているところであります。町民に対しましては、二次被害の防止を含め少しでも不安解消に努めるため、相談窓口は継続してまいりたいと考えております。


 また、情報セキュリティーアドバイザーの助言のもとに職場内の情報管理を見直し、職員の個人情報保護教育を徹底して行うなど、全庁的な職場の情報管理体制を強化してまいります。そして、二度とこのような事態を発生させないように努めてまいりたいというぐあいに考えております。


 さて、本定例議会に提案いたします補正予算につきましては、国、県の内示がありました事業のほか、地区要望のありました町単独の予算を計上し、早期発注により地域の活性化及び住民福祉の向上を図ってまいりたいというぐあいに考えております。


 提案いたします議案は、条例の一部及び全部の改正条例が3議案、工事請負契約が1議案、自主防災資機材の購入契約にかかるのが1議案、県単独補助土地改良事業の事業承認案件が3議案、それと人権擁護委員候補者の推薦諮問の2議案。予算関係におきましては、平成19年愛南町一般会計補正予算(第2号)と特別会計の簡易水道補正予算(第1号)、温泉事業補正予算(第1号)及び上水道事業補正予算(第1号)の4議案、すべての合計14議案であります。


 なお、報告事項は、繰越明許費繰越計算書であります。


 それぞれの議案につきましては、提案の際に詳しく説明させていただきますので、よろしくご審議いただきまして、適切な議決を賜りますようにお願いを申し上げまして、招集のあいさつとさせていただきます。


○議長(土居尚行君) あいさつが終わりました。


 これより、直ちに本日の会議に入ります。


 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。





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◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(土居尚行君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 本日の会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、12番、増元議員と13番、脇田議員を指名いたします。





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◎日程第2 会期の決定





○議長(土居尚行君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期については、議会運営委員会に諮り、本日14日から22日までの9日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は本日14日から22日までの9日間とすることに決しました。





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◎日程第3 諸般の報告





○議長(土居尚行君) 日程第3、諸般の報告を行います。


 町長から行政報告があります。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) それでは行政報告を申し上げます。


 愛媛大学南予水産研究センターの設置の件でありますが、平成20年4月を目標に愛南町に開設すると、先月18日、愛媛大学の記者会見で学長から公表されました。


 当センターは、旧西海庁舎、現西海支所でありますけれども、2階の一部及び3階を改修して誘致を行うものでありまして、運営は大学の他に県、町及び漁業団体等が参画できる地域密着型の推進体制がとられます。また、従来の水産学研究にとどまらず、革新的な養殖技術と斬新な普及戦略の開発を行うことによりまして、産学官連携や大学の地域貢献を十分意識した地域活性化のための研究センターを目指すところに大きな特徴があります。


 研究部門といたしましては、水産養殖学部門、漁病研究・診断部門、漁場環境科学部門、水産社会学部門の4研究部門を設置する計画となっております。また、各研究部門には、大学院生や博士研究員を配置するなど、現地常駐型で研究が遂行されます。地域連携部門におきましては、地域の研究課題を発掘し、地域ニーズに応じた研究等を進めるということになっております。


 開設当初、センター長には北海道大学の山内皓平特命教授が就任される予定となっておりまして、センターの管理・運営は、専任・兼任教員からなる管理委員会で行われます。また、当センターには参与会というものが設置されまして、構成員として当センター長、学部長などのほか、宇和島市長、愛媛水産試験場長、愛媛県漁業協同組合連合会長及び愛南町長が参画する予定となっております。


 センターの設置の効果といたしましては、地域ニーズに応じた水産振興研究により地域の水産業の活性化につながること、地域研究者の育成により体力のある養殖産業の実現が可能になること、教育・研究活動によりまして地域水産業の後継者の養成につながっていくこと、NPO法人の活動により地域の活性化につながることなど、町の水産業の活性化はもとよりでありますけれども、南予地方の発展に寄与するなど、センターの有益活用により地域経済の再生に大きな効果があるものと考えております。


 センターの概要は先ほども少し申し上げましたけれども、西海支所の2階、3階の空きスペース及び車庫棟を改修いたしまして、2階部分にはセンター長室や事務室、3階部分には実験室や実習室、車庫棟は幼魚の採苗を行う屋外飼育施設に予定をしております。


 なお、センターの設置は、愛南町の水産業の振興と町の活性化に大きく寄与するものと考えておりまして、町民の皆様や議会のご理解をいただきながら進めてまいりたいというぐあいに考えております。


 以上、概要説明をもちまして報告といたします。


○議長(土居尚行君) 以上で行政報告を終わります。


 議長の活動状況報告はお手元に配付のとおりです。


 なお、地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月出納検査の実施結果報告が提出されております。


 それによりますと、適正に事務処理並びに管理がされておりますので報告しておきます。


 次に、本日まで受理した請願書については、会議規則第91条の規定により、お手元に配付した請願文書表のとおりであります。請願第4号、安全・安心の医療と看護の実現を求める請願書については厚生常任委員会へ、請願第5号、「核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願については総務常任委員会へ付託いたします。


 また、本日までに受理した陳情等については、会議規則第94条の規定により、お手元に配付した陳情等の一覧表のとおりであります。


 議会運営委員会で審議の結果、議長預かりといたします。


 なお、趣旨に賛同する議員におかれましては、規定の賛成者をもって議案として提出を願います。


 以上で、諸般の報告を終わります。





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◎日程第4 一般質問





○議長(土居尚行君) 日程第4、一般質問を行います。


 始めに尾崎議員の質問を許します。


 尾崎議員。


○16番(尾崎春夫君) おはようございます。


 今年は、平年に比べ雨が少なかったり、梅雨入りが遅れたりでダムの貯水率低下などを受け、農業に影響が出始めたり、各地で取水制限が行われておりますが、昨日、四国地方においては梅雨入りになり、今後、渇水解消ができればと思っております。


 それでは、通告によりまして一般質問を行います。


 住民の個人情報漏えいについて、5月14日、愛南町住民の個人情報が漏えいするという事態が発覚し、その後の調査で、漏えい件数は14万2,843件に達すると聞かされました。流出した情報は、住所、氏名、生年月日、性別や一部の金融口座番号、年金や老人保健に関するものなど、ほぼすべてのもので愛南町の住民の情報はインターネット上では、丸裸状態で半永久的に漂い続けることになります。今後、いつどのような被害が出るのか不安を持ち続けなければなりません。


 また、国が14年8月から稼働を開始した、住民基本台帳ネットワ−クシステムは、11けたの背番号で国民の情報を管理するというものであり、そのシステムへの不安から参加しない自治体が出るなど大きな関心を呼びましたが、その度に政府は、システムの安全性を主張してきました。しかし、今回愛南町で発生した事態は政府の述べてきた安全神話を簡単に覆す事態となりました。


 町は、住民に対して職員総出でおわびと説明を行いましたが、説明に行った職員の対応に大きな開きがあったとも聞いております。説明会前に職員の研修は、十分行ったのか。町当局が住民に苦情を言わせにくいように、わざと意図的におわびと説明を町職員を出身地区担当にしたと伺いました。しかし、その中において、住民に対する対応がさまざまであり、住民票コードの変更を申し出ると、ある職員は、この地区では誰も変更しているものはいない、あからさまに嫌な顔をしたり、漏えいしたことは大した問題ではないし、住民へ余り影響はないなどと言い切った職員がいたり、留守宅も素通りされたところ、きちんと町への連絡票を配布したところなど、実際に対応はさまざまだったようです。また、おわびと説明に行った一部の職員から、私たちは詳しいことはわからないけど、おわびに回りなさいと言われたからといった言葉も聞かれたそうです。


 実際、町職員にそのような発言があったのかどうか、町職員がそのような発言をしたことに対して不信感を持った方もいるようです。個人情報漏えいについて、町職員が自信を持って住民に説明されているようですが、職員のほとんどの方が住民票コードを変更されてないのでしょうか。今後、絶対に漏えいしたものが悪用されることなく、全町民に被害が生じないと職員が補償できるのでしょうか、町が補償できるのでしょうか、町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


 現在までに、この事態に対しての費用は幾らかかっているのか、今後どのような試算をしているか。また、その経費も含めてデンケンに損害賠償を請求するのかお尋ねします。


 今年度の保守管理料を満額デンケンに支払うのか、今後もデンケンと委託契約を続けるのか、また、デンケンに対して責任を明確にするために刑事訴訟を起こすという考えはないでしょうか、お尋ねをいたします。


 防災無線を使ったおわびの言葉を町長自らの声で聞きたかったという町民の声が多いが、ご自身はどう思われているのか。昨今、ウィニーなどによる情報流出が大きな問題となっております。先日も千葉県の男性教諭が勤務していた小学校の児童の個人情報をウィニーを通じてインターネット上に漏らしたとして、事情を聞かれた後、自殺した例とか、自衛隊の内部情報が流出し、また、本日の新聞にも警視庁捜査資料1万件流出し、大きな問題となったり、漏えい問題が取りざたされております。


 愛南町にとりましても、全国自治体においてこれだけの個人情報漏えいは愛南町が初めてという大変不名誉な出来事であり、重大なことと思います。先般、あるテレビ局のニュースにおいては、町が業者に丸投げしたことが問題であると言われておりました。しかし、この問題について、町の最高責任者である町長からの町民に対する謝罪は全くなく、倫理観に欠けるのではないか、おわびの言葉を防災無線を通じてでもいいから町長の声で聞きたかったという町民の声が多数です。このことについて、ご自身はどう思われているのか。また、今後のその予定はないのかお尋ねをいたします。


 以上で終わります。よろしくお願いをいたします。


○議長(土居尚行君) 尾崎議員から質問がありました。


 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 尾崎議員のご質問にお答えをいたします。


 住民の個人情報漏えいについての1点目、説明会前に職員の研修は十分行ったのかというご質問でありますが、今回の個人情報の漏えいの対応としては、町がまず一番になすべきことは、住民の皆さんに早くお知らせをし、不安の解消に努めるとともに、二次被害にあわない対応をお願いすることが大切なことであるというぐあいに考えまして、各戸を訪問しおわびと事情説明を行うとともに、相談窓口の設置や住民票コード変更希望者への申請の受付のため、416名の職員による訪問を実施したわけであります。


 訪問した職員への周知方法は、まず、管理職会で対応を説明し、旧町村職員ごとで班編成を行い各支所と本庁で、あいさつとおわびの例、想定問答集、対応のQ&A、コード変更の記載等の資料を配布して説明を行いましたけれども、その際、全員の職員が出席できていなかったことや、この説明に関して十分な周知期間を設けることができなかったこともありまして、訪問の趣旨が十分に理解できていない職員がいるのではないかというぐあいに心配はしておりました。住民の中には、今議員が言われるように訪問した職員の対応や説明が不十分だと言ったおしかりをいただいた例もありまして、大変申し訳なかったというぐあいに思っておるところであります。


 ただ、その地域の出身者をなるべくその地域に行かしたということは、住民の皆さんに、これは間違いなく役場の職員であるという安心感を与えるためというのが大きな目的でありまして、いわゆる苦情を封じるためというような意図は全然ございませんでしたので、申し添えておきます。


 次に、現在まで費用は幾らかかっているのか、どのように試算しているのか、また、経費を含めてデンケンに損害賠償を請求するのかということでありますけれども、対応に要した経費は人件費、通信運搬費に消耗品等で、現在集計を行っているところでありますけれども、概算では1,350万円程度になるものと考えております。これについては、確定次第デンケンに請求したいというぐあいに考えております。また、今後においては、町民に実害が生じた場合の賠償請求も考えられますので、その対応も含め弁護士と協議を進めているところであります。


 次に、今年度の保守業務委託料を満額デンケンに支払うのかということにつきましては、現在締結の契約に基づき保守業務を行っている対価として受領権利を有するものであるというぐあいに考えますので、一方的に減額措置はできないのではないかというぐあいに考えられますけれども、契約の破棄、または継続等を含め、弁護士等との協議を重ねております。


 本町の電子計算処理システムは、NEC、デンケンが開発した独自のソフトが組み込まれておりまして、単に業者だけを入れかえても電算業務が停滞をし、住民サービスに支障を来すことが予想されます。また、他の業者に変更するとしても、ソフトウエアの改修等に長時間と多額の経費を要すること等が問題としてあげられておりまして、現在は可能性について多角的に検討しているところであります。


 次に、責任を明確にするために刑事訴訟の考えはないかということでありますけれども、責任は契約違反をした(株)デンケンにあることは、デンケン自らが公に認めておりまして立証されております。今後、町民に実害が生じた場合の補償対応等が考えられますので、弁護士ともよく相談をして進めてまいりたいと考えております。


 次に、防災無線でのおわび放送についてでありますけれども、このようなご意見が町民の皆様の中にあることは私も承知しておりますけれども、5月16日と5月18日の記者会見において、テレビ・新聞報道を通して、町民の皆様に対しては、おわびと漏えいの原因や経緯及びその内容、また、今後の対応などについて報告と説明をさせていただきました。また、個人情報漏えい後に開催いたしました地区懇談会、あるいは各種団体の総会や大会でのあいさつなどにおきましても冒頭に陳謝をしてまいりました。そして、職員による全戸訪問では、報告とお詫びの文書をお渡しをしておりまして、私の気持ちは町民に伝わっているものというぐあいに考えております。


 いずれにいたしましても、二度とこのような事態を発生させないためにも、情報管理体制を強化してまいりたいというぐあいに考えておるところであります。


 以上、尾崎議員の質問への答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 尾崎議員。


○16番(尾崎春夫君) 今回、住民票コードが漏えいしたとわかった時点で、全町民の住民票コードを変更するのも選択肢の一つと考えられると思うのですが、町当局においては、希望を尋ねるのではなく、全町民の住民票コードを変更するという意見は全くでなかったのでしょうか。お伺いいたします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 当然、考えつきました。ただ、その点の経緯につきましては、総務課長の方から答弁させます。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) 対策本部の事務局を努めております赤樫でございますが、この件につきまして、調査等をいたしましたことについて報告をさせていただきますが、住民票コードの変更につきましては、私どもといたしましても初期的に考えまして愛媛県、それから総務省の方に問い合わせをしていただくようにということで、町民課の方を通じて調査をしていただきましたら、この住民票コードにつきましては、本人の意思で変えるものであるということの回答がございまして、職権で変えることは好ましくないという回答でございまして、その取り扱いといたしまして、町民の方が望む場合に変更していくということで、変更手続を自宅におわびに行ったときにとれるような措置を準備させていただきました。


 以上でございます。


○議長(土居尚行君) 尾崎議員。


○16番(尾崎春夫君) 多数の方が、まだこの漏えい問題に対しまして一般質問を出しておりますので、最後に、今回失った信用を取り戻すことは大変なことと思います。町職員一丸となり、平身低頭で住民の信頼を取り戻していただきたいと思います。


 以上、終わります。


○議長(土居尚行君) これで、尾崎議員の質問を終わります。


 次に清水議員の質問を許します。


 清水議員。


○4番(清水雅文君) おはようございます。


 先ほど、先輩議員の尾崎さんが質問されましたので、重複する部分があろうかと思いますが、一応、通告どおり質問いたしますが、重複した部分については、答弁をカットしていただいても結構ですので、理事者におかれましては明解なる答弁を期待いたします。


 まず最初に、愛南町住民情報の流出について、連日、マスコミ・新聞紙上に愛南町の名前が出ない日がないほど世間を騒がせた愛南町民の個人情報流出問題であるが、日がたつにつれ徐々に全容が明らかになってきた。町は受託業者デンケンが契約に違反し、下請に回したり、データを持ち帰り、さらに廃棄処理を怠ったことが主な原因としているが、町の個人情報保護の意識の欠如と認識や管理の甘さが大きな原因の一つであると思われる。


 ある専門家の声として、悪意を持った人間が流出情報をどう利用するのか、それが今すぐなのか、それとも数年後か全くわからない。住民に大きなリスクを背負わせた業者と自治体の責任は非常に大きいと言われております。


 そこで質問いたします。


 一つ、謝罪と経過説明の戸別訪問において十分に理解は得られたと考えているのか。もっと別の方法での謝罪と説明があったのではないでしょうか。


 一つ、デンケンからのその後の調査結果や対応の報告はあったのかどうか。また、誠意は見られているのか。そして、再発防止策の提示はあったのかどうか。


 一つ、契約違反をしたデンケンに対して法的措置どうするのか。町職員の時間外手当等を含め、今回こうむった損害賠償請求はどうされるのか。


 一つ、今後、デンケンとの関係はどうするのか。契約の解除を含めた検討を即刻すべきと考えますが。


 一つ、住民の今後の被害は防げると思っているのかどうか。特に高齢者の方の不安は取り除けれるとお考えかどうか。もし、実害が出た場合のことはどのように考えておられるのか、お伺いいたします。


 続きまして、愛南町入札契約制度と格付基準について質問いたします。


 最近よく話題になっている建設工事の低入札問題で、工事の品質の低下、安全管理の不徹底による事故の発生、下請へのしわ寄せ等の問題が表面化しており、国、県ともその対策に乗り出している。国では、低入札業者を指名から排除するなどダンピング受注の排除をする対策をとっており、また、愛媛県の場合も低入札が行われた場合には、徹底的に調査が行われ、落札に至ったとしても落札業者には厳しいペナルティーが課せられていると聞いている。


 愛南町においても、先般の西海中学校屋内運動場大規模改造工事(其の一)の入札において、低入札をした業者があったようであるが、このようなことは今後ともあり得ることと思われる。今回の入札に対し、町自体はどのような調査、審査基準で臨む考えなのか、安かろう悪かろうではだめであり、安くてよい仕事にこしたことはないが限界がある。調査基準価格を下回った低入札の場合、どれぐらいまでのパーセンテージを容認基準としているのか。条例では10分の8.5から3分の2まで切れるということは、設計段階での調査基準価格をもっと低く設計できるということになる。また、今後ともこのようなことを容認していくのか、お考えを聞かせていただきたい。


 次に、格付総合数値による業者の格付基準を愛南町でも県に準ずるものとすると聞いているが、実際はどのようになっているのか。また、格付に沿ってきっちりと公平・公正・平等に入札参加資格を与えているのかどうか、お伺いいたします。


 続きまして、AED自動体外式除細動器の設置について質問いたします。


 今年4月30日、大阪府岸和田市の市立飛翔館高校の上野投手がマウンドで打球に直撃され、心肺停止状態になったが、たまたま観戦中の救命救急士が同校に設置されていたAEDで蘇生をさせ一命を取りとめた報道があった。それを期に、県内でも運動中の事故対策として、学校への配備の必要性が指摘されている。6月3日の愛媛新聞に松山市教育委員会は、今月2日までに市立小・中学校90校すべてにAEDを配備する方針を固めたという記事があった。


 最近では、5月2日に奥道後ゴルフクラブで体調不良の男性が、また古くは愛知万博の会場でも家族連れの父親が体調不良となったが、AEDにより一命を取りとめたという報道があった。人の多く集る公共施設、スポーツ施設や百貨店、学校施設等での設置の必要性が強く望まれている。全国的にも公共施設や学校に導入が進められていると聞きますが、そこで質問いたします。


 町内の公共施設や学校への設置状況はどのようになっているのか。


 一つ、愛南町での設置予定はあるのかどうか。教育長にもお伺いいたします。


 続いて、最後に収入役の進退についてお伺いいたします。


 4月から地方自治法の改正により、行政のスリム化を目的として都道府県出納長、市町村収入役が廃止となった。収入役は、6年度末で原則廃止であるが、任期切れまでは在職できるという経過措置を適用している自治体もあるにはあるが、愛南町の場合、当初予算に占める一般会計の人件費の割合は29.7%であり、県下でもっとも高いと聞いている。それ故に財政運営は予想以上に大変厳しい状況にあり、そのしわ寄せが教育現場や福祉関係に及んでいるのが実情である。


 議員も24名から20人に定数削減することであるし、本町は合併以来、職員が多過ぎて財政を圧迫している現状からして、厳しい本町の財政を管理する要職で職員を指導する立場にある収入役が自ら範を示して辞任する考えはないのかどうかお伺いいたします。


 町のため、しいては町民のことを第一に考えた常識のある判断をしてくれるものと期待いたしまして終わります。


○議長(土居尚行君) 清水議員から質問がありました。


 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 清水議員のご質問にお答えをいたします。


 私からは、愛南町住民情報の流出についてからAEDの設置についてまでの3点についてお答えをいたします。4点目は収入役から答弁をいたします。


 まず、愛南町情報の流出についてのご質問でありますけれども、先の尾崎議員の質問に対し答弁させていただいたことに同様な場合は、議員のおっしゃるように省略をさせていただきます。


 1点目の謝罪と経過報告に十分な理解が得られたか、別の方法があったのではないかということにつきましては、尾崎議員においてお答えをいたしましたとおり、今回の個人情報の漏えいということの重大さについて、職員一人一人の考えに差があるようで、訪問し説明した住民の皆様の中には、十分な理解が得られなかった方もおられたのではないかというぐあいに考えておりますけれども、私としては、これが最善な対応であったというぐあいに考えております。この各戸訪問は我々が決めた直後に総務省や県からも同様な対応をするようにという指示があったところであります。


 2点目のデンケンからの報告でありますけれども、町として求めた報告事項は調査報告書として提出をしていただいておりまして、責任や再発防止策、また、今後の対応についても記述をされ、誠実に求めに応じていただいておるというぐあいに考えております。


 3点目と4点目は、重複いたしますので省略をさせていただきます。


 5点目の住民の今後の被害は防げるのかというご質問でありますが、漏えい情報はウィニー上に公開されており監視は継続しておりますけれども、いつどういう形で使用されるのか不明で対応不可の状態であります。このような状況において対処できることといたしましては、二次被害の想定されるものを町民によく知っていただく、遭遇したと思われる場合には相談窓口に連絡をいただくなど二次被害防止に努めてまいります。このことも町民に周知し高齢者の皆さんにも理解していただく目的も含めて、全戸訪問を実施したというところであります。


 漏えいが要因で被害にあわれた場合対しましては、町として誠実に対応をしていくとともに、デンケンにその補償を求めていきたいというぐあいに考えております。


 2点目の、愛南町入札・契約制度と格付基準についてのご質問でありますが、今年度より、設計金額が130万円以上で1,000万円未満の工事は工事希望型指名競争入札、1,000万円以上の工事は条件付一般競争入札を導入した新しい入札・契約制度の施行により、より公正で透明度の高い制度推進を図っているところであります。


 このことは、今年2月14日開催の議員全員協議会でもご理解をいただいておるところころであります。ご質問の内容は、先月30日に開催されました入札会での、西海中学校校舎・屋内運動場の大規模改造工事(其の一)における調査基準価格を下回る低入札に対する町の対応についてということでありますが、ご承知のように、調査基準価格を下回る低入札が行われた場合は、愛南町低入札価格調査制度実施要領に基づきまして、契約の内容に適合した履行が可能かどうかの調査を行い、低入札価格調査表を作成するとともに、愛南町低入札価格審査会を開催し意見を求めるということになっております。


 この工事に関する低入札価格審査会は、今月5日に開催をされました。審査の結果、契約の内容に適合した履行が可能であるとの審査結果が提出されております。あわせて、今回の入札価格が、国が調査基準価格を下回った場合に適用する特別重点調査対象となる基準価格以上であることや、愛南町が設計金額3,000万円以下で採用している最低制限価格75%でありますけれども、これ以上の価格であることからも履行が可能な金額という判断をされたようであります。


 今後の対応につきましては、全国的に低入札価格による入札が増える傾向にありますので、担当課には低入札価格調査制度における失格基準価格の調査・検討を行うように指示しているところであります。また、入札業者の格付基準についてでありますけれども、愛媛県の格付基準をもとに作成した愛南町建設業者格付事務取扱要領により、公平・公正な格付を行っておると考えておりますけれども、土木工事、建築工事については、建設業法に定められた経営事項審査、完成工事高、工事成績等による格付総合数値を算出した上で、格付基準A、B、C、Dの4段階に等級を分けております。


 19年度、20年度の格付は愛媛県が2年間の工事成績表で点数をもとにしているのに比べて、愛南町は工事成績評定の導入から間もないので実績が1年しかありませんから、その緩和措置といたしまして、町内業者及び準町内業者においては、愛南町独自の格付総合数値による格付基準により、公正・公平・平等な等級分けを行っているところであります。


 3点目のAED、自動体外式除細動器の設置についてのご質問でありますけれども、このAEDは、突然心停止状態になったときに心臓に電気ショックを与えて、正常なリズムに戻すための医療器具であります。平成16年7月1日付の、厚生労働省医政局長通知により医療従事者だけでなく、一般人も簡単な講習を受けることで使用可能となり音声ガイドに従って、簡単で安全に操作することができることから、病院、学校、スポーツ施設、公共施設、民間企業等、人が多く集まるところを中心に設置促進が図られているところであります。また、テレビや新聞報道にもみられますように、AEDを使用して救命をした事例も増えてきております。


 愛南町内の設置機関の状況でありますけれども、県立南宇和病院、南宇和高校、愛南警察署に各1台が配備されておりまして、町の施設においては消防署に救急用を含め4台、さらに本年度、内海診療所1台・御荘B&G海洋センターに1台・保健福祉課の1台の合計3台を設置することにしております。なお、保健福祉課の1台につきましては町内のイベント等の際に会場に持ち込みも可能なものというぐあいのものを考えております。


 今後の設置につきましては、小・中学校や町民が多く集まる公共施設等について順次整備をしていきたいというぐあいに考えております。AEDの設置とともに、広く町民に使用方法や有効性などを理解していただくため、消防本部が中心となりまして救命講習会を開催するなど、救命救急に対する普及啓発の推進に努めてまいりたいというぐあいに考えております。


 以上、清水議員の質問に対する私からの答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 坂本収入役。


○収入役(坂本 選君) 清水議員のご質問にお答えいたします。


 3月の定例議会でも同様の質問がありお答えしましたが、地方自治法の一部改正附則第3条にありますように、収入役は、その任期中に限り在職するものとするとなっております。私は、法に基づいて、職務を全うしていきたいと思っております。


 以上、清水議員の質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 通告書の答弁を求めるものについて、AEDについて教育長とありますが、教育長ありますか。


 森岡教育長。


○教育長(森岡知昭君) 清水議員にお答えをいたします。


 学校への設置につきましては、私も早急な設置をすべきと考えます。各学校ごとの位置等の諸条件を考慮しまして、緊急度の高い学校を優先して計画的に設置を行っていきたいと考えております。終わります。


○議長(土居尚行君) 清水議員、再質問ありませんか。


 清水議員。


○4番(清水雅文君) まず、情報の流出についてですが、町では報告とおわびのチラシに主原因はデンケンが処理を怠ったことにあると言われておりますけど、町民の多くの方は、今回の大きな問題点は、町長が自分の責任を認めようとしない、人に責任を押しつけようとしている、そこが一番大きな問題であると言っておられます。


 なぜなら、町村合併から2年7ヶ月もたって、漏えい問題に何で今御荘町長の名前が出てくるのか。あの記事を読んだ人は代表で契約を取り交わした御荘元町長の責任と勘違いする人も多くいたはずであります。あの記事を書くよう上から指示があったということは、そういう意図があったと言わざるを得ない、否定することはできないはずです。それに、おわびに回る職員も、保育園の先生と調理師さん、おまけに先ほども言われた地元の顔見知りの方、文句を言おうにも言いにくい、これでは計算で口封じと言われても仕方がないと思います。


 町民にも十分伝わっていると言われましたが、防災マイクもあることだし、地区別説明会を開いて、こういう場合の専門家を交えて地区の住民とひざを交え理解を求める方法もあったはずです。旧5ヶ町村でもおわびに行った職員が心配は要らないとか、大きな問題ではないというような言い方をして回ったということは、これ事態が大きな問題であります。


 デンケンとの契約の内容で見逃してはならないのは、この業務はデンケン事務所、または旧城辺町庁舎にて行うとしております。部外者が勝手に電算室に出入りしていたという話は聞いていますがセキュリティーはどのようになっていたのか、管理責任は厳しく問われるべきであります。責任について、町長はどのように考えているのか、質問いたします。


 それと、これほど誠意のないデンケンとの契約を即刻打ち切るべきではないでしょうか。なぜなら、これだけ全国に町の恥をさらされて、7,339万5,000円もの金を支払い、迷惑をかけられこけにされ、恐らくデンケンは丸投げでぼろもうけをしているはずであります。このまま、デンケンとの関係を続けようものなら、町民は恐らく許さないでありましょう。


 宇和島圏域も含め、ほかにデンケンと契約している自治体もたくさんあろうと思いますが、流出したのは愛南町だけです。町からたくさん仕事をもらって世話になっている気持ちがあるなら、こちらから言わなくても住民票コードはデンケンの方ですべて変更いたしますよというのが筋ではないですか。それさえ言ってこないような、そういう会社といつまでも取引をする必要が絶対にありません。恩を仇で返すようなものは、会社であっても個人であっても、義理人情も恩も知らんようなものは、即刻取引をやめるべきではないでしょうか、質問いたします。


 弁護士に相談していると言われましたが、損害賠償の請求訴訟について、どう言っておられるのでしょうか。


 続きまして、副町長に4点伺います。


 西海中学校校舎屋内運動場のことですが、この落札決定に至った経緯を教えてください。


 2点目に、この物件の調査内容をお聞かせください。


 3点目に、この低入札を調査するには、それなりの専門家と設計監理をする設計事務所が立ち会いのもと、設計事務所の内訳明細書と業者の内訳明細書及び協力下請業者の内訳明細書等をチェックすることが不可欠でありますが、そのようなつけ合わせは行ったのかどうか。


 4点目に、ほかの設計事務所の方にお伺いした結果ですが、設計どおりのやり方で、そのとおりの材料を使用した場合、この金額で仕事ができるかどうか、かなり疑問であります。そのあたりの調査は完了しているかどうかをお伺いいたします。


 格付基準の件でありますが、町長は公平・公正にしていると言われましたが、5月8日、建設業協会南宇和支部総会がサンパールでありましたが、その席上で谷口町長は、町民が災害や非常時等において、安心・安全でいられるのは会員の皆様のおかげであると言っておられましたが、業者が弱く、我々は盆正月、日曜、休祭日、台風シーズン、また大雨、大水が出ても、いかなるときも協会に入っている以上はいつ呼び出しがあってもいいように常に待機をしていると。土のう袋も常に100袋以上は各業者が用意しておるんだというように言われました。一つでも上の格付をもらおうと各事業所は技術者確保に苦労していると、そのためだけに無理をして雇っているところもあるんですよと、協会にも入らず、技術者一人しか置かないような気に入られた業者が何でランクがぽんと上がるのか、保検等もやりっ放しであると、これはどの業者を言っているかは副町長はわかると思いますが、こういうことがまかり通るなら、協会に入る必要はないではないかと、えらいけんまくでしかられましたが、これにはどう答えられますか。格付基準の点数などは関係ないのではないですか。また、ここに一つのデータがありますが、本年4月の工事発注において、場所は愛南町緑乙左谷の予定価格1,459万5,000円の工事に参加資格が土木の格付がA・B・C・D、そして成川漁港護岸補修工事が136万5,000円の工事に、これも格付参加資格がA・B・C・Dです。そして、和口道路補修工事に288万7,500円の工事に参加資格がC・Dだけです。このからくりをはっきりわかるように説明していただきたい。だれが聞いても、また我々がだれに聞かれても、これはこれこれこうなっているんですよと、きっちり説明ができるような説明をしていただきたい。


 最後に、収入役については、就任のときに西海の先輩の小谷議員が言われたことは全く間違いではないという信念のもとに、私個人は反対した一人であります。今、世間では情けないことに、自衛隊の内部機密資料の流出とか、愛国心のなさが問題になっていますが、収入役に本当に町を思う愛町心というものはないのですか。議員も在任特例があったが、当初予算をきちっとしてから解散しております。収入役がいないので支障を来すというのなら別でありますが、収入役が居続ける恩恵より、身を引いてもらう方が町のためになるとしても、このまま居続けるつもりでしょうか、再度お答えをお願いをします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) お答えをいたします。


 大変たくさんのご質問でありましたので、私にまずお尋ねになった点でありますが、責任転換をしておるのではないかということでありますが、そういうことはございません。これは、デンケンの方も自分の方が悪いということ、これをきちんと認めておりますので、今回の事件はデンケンの責任であります。


 それから、御荘町長の名前を上からの指示で入れたのじゃないかと、勝手な推測をされては困ります。私は指示はした覚えはありません。


 それから、他の流出、これはデンケンが契約しておられるこの近所の南予地方を中心にどうも得意先と言いますか、あるようでありますけれども、その点は知りませんけれども、この山口電子計算センター、YCCこれを通じては秋田市であるとか、あるいは山口県であるとか、そういうところで全国的にぽろぽろとこの同じ状態から住基ネットの情報ではありませんけれども情報が漏れております。


 それと、デンケンとの契約を即刻破棄せよということでありますけれども、これは住民感情としては私もよく理解できるのでありますが、やはりどういう措置をとるのがもっとも愛南町にとって有利であるかということを冷静に専門家とも相談しながら考えていきたいと、検討しておるというようなところでありまして、弁護士と協議中だと言われるが、どこまで話が進んでおるのかと言われますけれども、それはまだお話しできるような状態のところまではいっておりません。いずれ、議員の皆様にはご相談を申し上げることになるというぐあいに思っているところであります。


 私からは以上であります。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) 私の方からは、西海中学校の校舎の大規模改修工事の件についてお答えをいたします。


 この西海中学校の校舎の大規模改修工事でございますが、議員ご質問のとおり5月30日に入札を行いました。その結果、最低入札価格が調査基準を下回ったこともありまして、落札を保留しております。ただ、この調査基準価格というのは、もう議員ご承知のとおりで、失格価格ではございません。この調査基準価格を下回りましたので、6月5日に愛南町低入札価格調査実施要領に基づきまして、低入札価格調査審議会を開催し、審査をいたしました。


 この審査会の委員は8名と決められておりますが、当日はちょうど建設課長が出張をいたしておりまして7名で審査を行いました。この中で、工事所管の学校教育課長の方から、この低入札価格の札を入れた業者の聞き取り、また、この実施設計をした設計業者からの聞き取りを行っております。


 その中で、最低価格入札者からは、この工事は外部仕上げの工事が多い、特に共通仮設費の足場等を使う工事が多いということで、その自社が所有の機材を有効に活用できるということもあって、経費の節減ができるという説明があったそうであります。また、この工事の実施設計をした設計業者の方からは、先ほども言いましたように、この工事は外部仕上げの工事がほとんどである。また、この最低価格の入札者につきましては、このような同種の工事をこれまでもしておる実績もあるということで、設計業者の方からも施行完成は可能であるというような意見書もいただいております。


 また、入札担当課、企画財政課の入札契約係でございますが、町には今このようなことがあったときに、やはり設計書を見る職員を置いております。一級建築士を置いております。その建築士の方も、この業者から提示されました工事内訳書も慎重に審査をした結果、この価格で履行が可能であるという判断をしております。また、今回この愛南町の入札制度が変わりまして、この基準調査価格を下回った工事というのが初めてでありましたので、愛媛県の見解も聞いております。その中で、愛媛県も履行できるかどうかは、まず工事内訳書等の審査によって判断をすべきというような意見をいただいております。また、履行できない理由がない限り解除はできないということでありました。


 そういった中で、この工事につきましては、先ほど町長が言いましたように、最低入札価格が国が調査基準価格を大幅に下回った、特に定めております特別重点調査対象となる基準価格以上であること。また、この予定価格から見た落札率が78.5%ということであります。これは、町が設計金額3,000万以下で失格基準と定めております最低制限価格、75%でありますが、75%を上回っておるということ等を踏まえて、この低入札価格審査委員会では、この工事について最低価格入札者が契約内容に適した履行ができるという委員全員の一致で町長に報告をしております。


 また、18年度にこの同種の工事を愛南町でもしております。その中で、これは町営住宅でございますが、そのときの落札率が75%という落札率で工事をした住宅の改修が2件あります。この75%でも適正に設計どおりに工事が施工されております。


 それから、今非常にこの調査基準価格を下回っておる入札が愛媛県、また、県下でもかなり多くなってきております。中には、60%台の落札率で契約をし、工事を施工しておるとこも出てきております。愛南町でも、この入札制度の改正によりまして、これからますます調査基準価格を下回る入札が行われるのではないかと思っておりますが、その場合にはきっちりと内訳書等を専門の職員が見て、この工事が適正にできるかどうか、調査をしながら判断をしていきたい、このように思っております。


 それから、愛南町の建設工事の格付でございますが、この格付につきましては、今年から愛媛県の格付ではなくて、愛南町独自の格付をしております。ただ、この格付は基本的には、それぞれの業者が県の方に経営審査をしていただいておるわけでございますが、経営審査の総合評点、これが主にこの格付の基準になります。この経営審査の総合評点というのが、格付を決める場合の7割を占めておるような状況でございます。


 そのほか、平均完成工事高とか、工事の成績表、また、地域の貢献度等を若干加味して、この格付を決めておるわけでございますが、町といたしましては、できるだけ格付が高い方がいいのかどうかというのは、これからの工事の発注状況によっても変わってくると思ってはおるのですが、できるだけ業者の方と言いますか、公正・公平な格付になるように審査をしてやっております。ですから、どの業者が有利になっていくというようなことは一切ありません。一定の基準に基づいて格付を行っておるところであります。


 それから、4月の入札の関係でございますが、議員ご指摘のように、4月については、A・B・C・Dの条件設定をして入札をできるだけしております。これは、4月が初めての愛南町が入札制度を改革した初めての工事ということもありまして、できるだけ参加をしていただこうという形でA・B・C・Dにしております。ただ、今言われました和口の関係の工事につきましては、審査会の中で、これだけC・Dにしたわけでございますが、この中で、やはり一つか二つは、やはりそういうせっかく新しく格付、条件付一般競争入札、また公募型指名競争入札をするのだから、一つ、二つはやはりこの格付にあった工事の入札執行もするべきではないかということで、この一つだけ、意図はありません。そういう形で審査会ではC・Dという形で条件設定をいたしております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 坂本収入役。


○収入役(坂本 選君) 清水議員の質問の2点についてお答えいたします。


 まず、町を愛する心はないのかということでございます。私も自分では人一倍町を愛する心を持っていると思っています。


 次に、町のためにならないのに居続けるのかということでございますが、何をもって町のためにならないのかということは、いわゆる先ほどの質問の中に私の年収があるという厳しい中でということだろうと思いますが、今、議員ご案内のように、昨年、夕張市が破綻いたしました。国におきましても、財政健全化法をあげ、いわゆる公会計の改革に取り組まれております。それに基づきまして、愛媛県も今年度から公会計の改革を実施するようになっております。私は目の前の金額も大変大事ではあるが、これから私がやらなければならないことは、今年度から取り組まれる、先ほど申し上げました公改革制度への的確な対応をいたしまして、現在、愛南町の財政が危険水域にあるという財政の構造を変えることが必要であろうと、構造を変えるために構造を改革し、それをもって長期的には健全な財政が堅持できるような仕組みをつくっていくのが、現在、私に果たされた任務であると考えておりまして、引き続き職務を全うしたいという答弁をさせていただきました。


○議長(土居尚行君) 清水議員。


○4番(清水雅文君) 先ほど、副町長の和口の件ですが、わからないですよね、副町長の説明で。皆さんにわかると思いますか。これで、町民に聞かれて。136万でさえA・B・C・D入れておるのですよ。それに288万の工事に、何でAとBを外すかということを聞いとるわけです。


 当然、このA・Bの中に外してやらんといけんという意図がある、丸々見えておるのじゃないですか。この業者は絶対外してやろうという、その業者を外すという意図が丸々見えているやないですか、それはどう説明するのですか。


 はっきりと、さっきの説明はわかりません。もっとわかるように説明してください。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) お答えをいたします。


 先ほどの答弁と一緒でございます。何の意図もございません。これは、今議員がご指摘のように、どの業者を外すとか、外さないとか、そういうことは一切しておりません。これは、審査会の委員に聞いていただいてもわかります。公正・公平・透明に審査をしております。


 それから、今先ほども言いましたように、この工事についてC・Dにした理由でございますが、先ほどから何度も説明をしておりますように、新しい入札制度であります。ですから、新しい入札制度は格付によって公募型、条件付一般競争入札をするものであります。その中で、この事業について、工事について1件、2件はやはり格付を何のためにするのか。格付をするのだったら、当然、条件をつけて、条件を設定して入札をするのが適正ではないかということで、審査会ではこの工事だけC・Dという形で試みしてみようということで、条件設定をしたわけでございます。そういう、どの業者を外すとかいうような意図は一切ありません。


 以上です。


○議長(土居尚行君) これで、清水議員の質問を終わります。


 ここで暫時休憩をいたします。


 10時55分に再開いたします。


  午前10時43分 休憩


  ―――――――――――――――――


  午前10時55分 再開


○議長(土居尚行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に田口議員の質問を許します。


 田口議員。


○19番(田口 勝君) 私も住民情報漏えいについて質問をいたします。


 傍聴の皆さん、ご苦労さまです。いかに皆様がこのことについて関心を持たれているかということがあると思います。


 まずはじめに、愛南町町民の個人情報がインターネット上に流出した問題で、職員による謝罪と経過説明が26日に終了したと聞きました。職員の皆さん、大変であったと思います。本当にご苦労であったと思います。その謝罪と、それから説明の結果、二人一組で昼夜と走り回っているのを見聞きしました。職員から、いろいろな報告があったと思われますが、その町民の反応はどうであったか、まずお聞きをいたします。


 インターネット上に氏名・性別・生年月日・住所・家族構成などもすべてわかります。その結果、振り込み詐欺や悪質な訪問販売、しつこいダイレクトメール、電話勧誘、新入学や七五三、成人式、また、趣味に合わせた勧誘等、実際に国民生活センターに相談があった件数は、1985年度は160件、昨年は1,135件と数倍になっております。このように悪用されているが、町民の被害防止と今後の対策をどうするのか、お伺いをいたします。


 次に、情報技術の発展により、さまざまな情報を大量にかつ迅速に処理することが可能となっております。そうした中で、個人情報の盗用、流用など大規模な事件が今後も発生することが十分に予測される。都内だけでも個人情報売買業者が30社はあると言われている。各種学会、各種学校、同窓会、社員名簿等実にさまざまな名簿がそろっているそうであります。


 愛南町町民の回復不可能な個人情報がいつどこでどういう形で売買され、利用されるかわかりません。この責任は、町に責任があるのか、また業者にあるのか、お聞きをいたします。また、今後、情報漏えい対策について、どのように対処していくのかお伺いをいたします。


 以上。


○議長(土居尚行君) 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 田口議員のご質問にお答えをいたします。


 住民情報漏えいについてのご質問でありますけれども、先の質問にお答えしたものと同様なご質問に対しては、答弁を省略をさせていただきます。


 職員がおわびに回った町民の反応はどうであったかということにつきましては、町の今後の対応についてのご意見がもっとも多く寄せられました。そのご意見は、情報管理を徹底しなさい、二次被害の補償はどうするのかなどでありまして、寄せられたご意見やご要望には誠実にこたえてまいりたいというぐあいに考えております。具体的な数字につきましては、先日の全員協議会でお配りしたものと大きな変化はございません。


 次に、2点目の町民の被害防止と今後の対策はどうか、3点目のデンケンと行政の責任をどう対応するのかのご質問につきましては、先に同様なご質問にお答えをさせていただきましたので省略させていただきます。


 4点目の今後、住基ネット情報の漏えい対策をどう取り組むかというご質問でありますけれども、情報漏えいを発表した記者会見においても申し上げましたように、デンケンに対しましては再発防止策の提出を求め、内部的には職員への個人情報保護の徹底を図り、セキュリティーポリシー遵守の研修の実施、委託業者への指導・管理の徹底等できる限りの措置をとるように指示をしておるところであります。


 その一環といたしまして、当初予算計上のセキュリティー外部監査の実施と、今回の補正予算計上の情報セキュリティーアドバイザー業務を専門業者に委託をいたしまして、情報管理の現状分析を行い、課題を抽出して、その対策を実行するとともに、全職員を対象にセキュリティー研修を実施してまいります。全町的な職場の情報管理体制を再構築し、職員の意識改革を図ることで情報管理の強化を進めてまいりたいと考えております。なお、委託業者においても、個人情報の取り扱いの監視を強化し、情報漏えいが二度と発生しないように努めてまいります。


 以上、田口議員の質問への答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 田口議員。


○19番(田口 勝君) 町の職員の皆さん、本当に大変だったと思うのですが、世帯数の約98%を訪問されて説明されておられます。その中には保母さん二人が行ったり、また、何にも事故はありませんよと言ったり、いろいろな説明があったようであります。本当に、町長のかわりに謝罪に来ましたと、そういう職員が何人あったかという気がいたします。また、世帯数はすべて98%ですから、ほとんどおられるとこは回ったと思いますが、個人情報というのは個人個人であります。個人個人会っておわびをしたのは何%くらいおわびをしてるか。また、今後、個人個人に対してどのような謝罪をしているか、お聞きをいたします。


 私、先ほど述べたように町民被害防止、これは非常に大変なことではありますが、今後、半世紀、いつどこで何が起こるかわかりません。お年寄りの方、また、年の若い方、いつだれにどのような被害があるかわかりません。町として最大限の防止対策をしていかなければならないと思っておりますが、お伺いをいたします。


 デンケンと行政の責任の対応ということで説明がなかったのですが、県の保護審議会によりますと、ほとんど行政の監督不足、町の責任を認めた、このようになっております。私、今町長から聞くところによると、すべてデンケンが悪い、デンケンがおわびをしていると聞いておりますが、デンケンが本当に悪いのであれば、ただ、テレビの前で頭を下げるのじゃなしに、町民一戸一戸職員と回っていって、デンケンすべての職員が回るべきじゃないかとも思われます。また、議会にもデンケンの社長を呼んで、はっきりと議事録の中に悪かったと言わせてはどうでしょうか。情報漏えいは、本当に大変なことでございますが、出てからでは遅かったのであります。本当に、今後、町として、また国としても対策をしておりますけれども、やはり町として条例等をつくって、きちっと業者にもペナルティーをかけるようにすべきじゃないかと思います。その点についてお伺いいたします。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) では、私の方からご質問にお答えをさせていただきたいと思います。


 まず、おわびには各世帯を回りましたが、個人個人にはいかがだったかというようなところでのご質問かと思いますが、まず、私どもが目標といたしましたのは、情報が漏えいして住民の方が不安になっておるといったところで、世帯ごとにその情報をお伝えして対策をといったところで、訪問したときにお渡ししたのが、対応していただく、こういったときに想定といたしましたQ&A的なものもあわせてお渡しをいたしておりました。それで、個人的には、個人といたしましては、数を把握しておりませんが、世帯すべての皆さんにということでお願いをしております。


 それから、個人的にと思われる部分といたしましては、町外転出者につきましては、9,700人余りに直接一人ずつ、同一世帯に何名かおられるとは思いましたが、誤りがあったらいけないということで、一人一人のあて名でおわびと報告をさせていただきました。約9,700でございます。


 それから、今後の防止対策の関係につきましては、内部的には、先ほど町長が申し上げましたように、セキュリティーポリシー研修といったところを行っていく。それから、会社といたしましては、個人情報取り扱いの研修、それから資格を取っていただくといったところを今のところ目標として取り組んでおります。


 それから、もう一つ愛媛県の本人確認情報保護審査会におきまして、状況といたしまして、6月7日に愛媛新聞に掲載されましたことにつきましては、県の指摘事項といたしましては、データの持ち出し禁止の契約条項がない。それから、作業従事者や進捗の把握が不足している。データの引き渡し消去などの確認が不足している。流出情報の解析能力が不足をしているといったところを問題点に取り上げられておられます。


 いずれの点におきましても、反省点といたしましてはごもっともと認められるものでございますが、作業所が狭い関係から、デンケン事務所を作業所としたこと、作業場所が合併協議会と離れているため、作業員の十分な管理が行えなかったこと、提供データは書類の受け払いとしておりましたが、使用した媒体確認が不十分であったこと、そして、ウイルス付の流出データの解析に手間取ったことが指摘されたものと思います。


 当時といたしましては、この取ってきました対応につきましては、そういった進める方法しかなかったのかなと思われるものでございまして、対応不足で職員などを究明することが難しいものであると考えております。


 掲載されました記事につきましては、県において開催した本人確認情報保護審査会における発言を記事にしたものでありまして、本町が取りました姿勢と異なる点もございますが、事情とか条件、作業条件とか、そういったことが加味されずに、批判されたものと受けとめております。


 それから、デンケンの会社におわびをということでございますが、デンケンといたしましては、第1回の記者会見、第2回目の記者会見におきましても同席をしていただきまして、町民に対しまして、私どもは記者会見でおわびをしていただいたのは、町民に対しておわびをしていただいたと受けとめておりますので、そういった対応で、受けとめ方で現在のところおります。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 田口議員。


○19番(田口 勝君) 非常に大変なことであると思いますが、時間がたつと忘れてくるというのが普通でございます。町としては、時折広報紙等にこういうことがあってはいけないので、被害が出ないようにしていただきたいと思います。個人的には大変難しいと思いますが、何らかの形でインターネット上の流出問題に対して、たびたび載せていただきたいと思います。


 それから、愛南町は直ちに個人的また社会的プライバシーの侵害はないと言っているように県の方は書いておったのですが、回復不可能な個人情報なのに、被害はたいした事がないというような認識不足というのは感じられるのであります。本当に、当時町長、職員に危機管理が脆弱であったのではないか。やはり、真剣にやっておれば、県が指摘するように、庁舎内で出さなければこういうことはなかったのじゃないか。確かに、監督不足というのは言えると私は思っております。町長として、その点について、お答えを願いたいと思います。


 出てしまったことをとやかく言ってもいけないのでありますけども、一番大事なのは、町民一人一人を守っていくと、これが行政の責任でありますので、できる限りのことをしていただきたいと思います。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) お答えをいたします。


 先の愛媛県の本人確認情報保護審議会の新聞記事でありますが、これは先日も議員協議会でご説明申し上げましたとおり、あれは愛媛県が作成した資料に基づいて、審議委員さんがあたかも愛南町の資料のような発言をされたということであろうと我々は解釈をしております。プライバシーとか何とかいうような文言を使った覚えが愛南町ではございませんので、あれは県の資料をどうもはきちがえられて、愛南町がやったごとく、愛南町がそういう考えを持っておるがごとくに発言をされたのではなかろうかというぐあいに我々が解釈をしておるところでございます。


 それからまた、今後のことにつきましては、議員のおっしゃるとおりでありまして、大切なのは今後であります。今後、二次被害が起こらないように、また起きた場合に誠実に、適切に対応するということで、住民の皆さんの不安を払拭したいというぐあいに考えております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 先ほどの田口議員の質問の中に、デンケンの本会議への出席をという質問がございましたが、議員各位の意見をお聞きいたしましてから対応を行いたいと思います。


 以上で、田口議員の質問を終わります。


 次に西口議員の質問を許します。


 西口議員。


○21番(西口 孝君) 日本共産党の西口孝でございます。


 私は、町民の皆様から寄せられました声をもとに、通告書に従いまして質問をいたします。理事者におかれては、明解な答弁をお願いいたします。


 まず最初に、先般発覚いたしまして、本町住民情報流出問題について伺います。この件につきましては、今一番町民の関心の高い問題であり、町民の付託を受けた議員として、当然の結果、質問が集中しているのであると思います。そこで、既に答弁された問題については、なるべく割愛しながら質問をしたいと思いますが、仕切れない面もありますし、再質問的な意味合いの質問になる部分もあろうと思いますが、そういうことを了解していただきたいと思います。


 これまでの質問戦を聞いておりまして、私は要は認識の問題だと思うのであります。どれぐらい重要な問題であると認識するか、これによって取る態度が当然違ってくると思うのであります。率直に言って、私はこの漏えい問題に対する理事者の認識は、少し甘いのではないか、あるいは甘かったのではないかと思います。


 職員に全世帯をおわびと説明に回らせましたけれども、とても重大なことを起こした責任を感じてわびて回った雰囲気ではなかったと思いますし、それも一定理解できる話で、全く関係のない現業職の者まで動員され、せめて管理職とのペアならまだしも、平職員だけで回られた、やむを得ないかなという思いもいたします。どこかに、自分の責任ではない、他人事になぜ自分がそこまでしなければならないのか。こういう気持ちがあったのではないでしょうか。


 また、先ほど説明されておりましたけれども、自らがマイクの前に立っておわびと説明をしなかったことについても、私は同じようなことが言えると思います。今回のような住基ネットを中心としたコンピューターによる個人情報漏れというものは、今後まだまだ起こる可能性が高いと思います。そういったものに対処するマニュアルはできているのでしょうか、あればお示しをしていただきたい。危機管理体制の一つとして整備の必要があろうと思います。所見を伺います。


 今回、希望者についてのみ住基ネットのコード変更を行ったのですが、私は町の方からお願いしてでも、全町民にコードを変えるべきではなかったかと思いますが、なぜそうしなかったのか、お伺いいたします。


 今回、流失データはほとんどが基本事項、いわゆる氏名や性別、生年月日、住所や国籍、こういったデータだけなので、心配ないと言われるのでしょうか。その後において振替納税の手続等も取られておりますし、今後その他の個人情報が載せられることが予想されると思うのですが、絶対大丈夫という根拠があるのでしょうか、あればお示しを願いたい。


 次に、2点目ですが、前議会、3月定例会一般質問において、国庫補助金の申請ミス問題について質問をいたしました。そのとき、町長答弁として、このことは私も含め上司の監督責任でもあり、今後は課内のチェックはもとより、財政担当課等との連携も密にして、チェック機能の充実をはかり、二度とこのようなことのないように努めたい。責任問題については、町の分限及び懲戒処分審査委員会で私も含めた職員の処分について検討すると答えられました。その後約3ヶ月を経過した今日、いまだ議会への報告がありません。経過と結果の報告を求めます。


 最後に、コミュニティバス運行1年間の結果と今後の方向についてお尋ねをいたします。ちょうど1年前、この問題について質問をいたしました。運行開始直後、2ヶ月を経過しただけであり1年間の経過を見て改善をしていくということでありました。私の住んでおります一本松地域におきましては、この4月からダイヤもコースも変更され、城辺へのアクセスも確保され、私の聞く範囲ではおおむね好評のようであります。1年間を総括されて、どのような反省と問題点が出されたのか、また改善がされたのか、またどれくらい住民が利用されたのか。そして、今後どうされようとお考えか所見をお伺いいたしまして、一般質問を終わります。


○議長(土居尚行君) 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 西口議員さんの質問にお答えをいたします。


 私からは、1点目の住基ネット、個人情報流出問題についてと2点目の3月定例会一般質問に対する答弁に基づく結果報告についてをお答えして、3点目のコミュニティバス運行1年間の結果と今後の方向については、担当課長より答弁をさせたいと思います。


 住基ネット、個人情報流出問題についての認識の問題でありますけれども、認識が甘かったか、あるいは現に甘いのではないかというご指摘でありますけれども、全町民の個人情報が漏えいしたということで大変危機感を持っておりまして、対応につきましても最大限努力してまいったつもりであります。マイク放送を通じてというご意見がかなりありましたようですけれども、これは何をもって多いとするか、少ないとするかということで、大いに見解の分かれるところでもありますし、これまでの議員各位の質問の中にもありましたように、訪問した相手によってクレームをつける、あるいはつけないということもありますので、一概に言えることではありませんけれども、私どもが職員を通じて入手をしました数字は、町長がマイク放送をせよと言われた方は15人ぐらいであったというぐあいに認識をしております。パーセンテージにいたしまして0.12%、1,000人の方のうちの1人か2人ということであります。それから、そのほかのクレーム、あるいは課長以上が回れとか、町長が戸別訪問をせよとか、三役が来いとか、そういうようなクレームが30数件ございました。これは1,000人のうちの3、4人ということであります。我々がつかんでおる数字は、一つの参考ではありますけれどもそういうことであります。


 それから、全町民のコードを変更すべきではないかというご質問でありますけれども、これは先ほど尾崎議員の再質問にお答えしましたように、本人の希望に基づく変更はできますけれども、それ以外はできないというぐあいの指導を受けております。住民票コードは重複しないコードといたしまして乱数郡からランダムに住民票に記載する番号でありまして、居住確認のためだけに利用設定されるもので、全国共通の本人確認を可能としております。民間部門での利用が禁止されておりまして、住民票コードの記録されたデータベースを作成したり、契約に際して住民票コードの告知を要求したりしますと一年以下の懲役、あるいは50万円以下の罰金など刑罰が科せられることになっております。


 また、各種の申請、手続等には住民票や戸籍などの証明書の添付が必要でありまして、添付する住民票や戸籍には本人確認を行って発行するものでありますから、第三者からの申請等は行えないものであります。以上のことなどから、住民票コードの漏えいしたことでの実害は考えにくいのではないかという考え方がございます。


 3点目の直ちに刑事告発等を行い、徹底的に責任追及をすべきだということでございますけれども、これも既にお答えを申し上げました。


 2点目の3月定例会一般質問に対する答弁に基づく結果報告についてのご質問でありますけれども、町の分限及び懲戒処分審査委員会の事務局で、3月定例会終了後から委員会の開催に必要な先例の調査や、県内、他県の処分事例等の検討、研究を行いまして、5月16日に愛南町分限及び懲戒処分審査委員会を開催し審議を行うこととしておりましたけれども、今回の個人情報の漏えいが5月14日に発覚をいたしまして、事務局である総務課職員を総動員して対策に当たらせましたことから、委員会の開催を延期しておる状態であります。


 延期した委員会は、いつ開催するのかについては、交通死亡事故の処分検討も含め、9月定例議会に間に合う時期までには答申をいただけるというぐあいに考えておりますのでご了解を願いたいと思います。


 以上、私からの西口議員の質問への答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) では、西口議員の3点目のコミュニティバス運行一年の結果と今後の方向についてのご質問にお答えをさせていただきます。


 平成18年4月から運行をしていましたコミュニティバスも一年を経過いたしまして、平成19年4月1日から岩水・大僧都線においては、敦盛まで延長して敦盛・大僧都線として、1便増便した4便で運行を行っております。延伸いたしました理由といたしましては、敦盛地区からの要望も強く、孤立解消と病院等への交通手段の確保を図ったものでございます。


 次に、一本松地域の3路線、小山・正木線、広見・上大道線、増田・中川・満倉線を2路線に変更、増田・広見・上大道線、小山・正木・中川・満倉線といたしました。利用状況の少ない地区を一部カットし、路線を見直したことで、週2回の運行を週3回の運行に変更することが可能となり、より一層日常交通手段としての密着度を高めてまいりました。一本松地域の2路線のうち、増田・広見・上大道線は、直接県立南宇和病院へ乗り入れますが、小山・正木・中川・満倉線の利用者で県立南宇和病院の受診を希望される方は、岩水で敦盛・大僧都線のバスに乗りかえていただければ、県立南宇和病院へ乗り入れが行われますので、受診が可能となっております。


 以上、今年4月からご意見・ご希望にお答えして改善、対処したところでございます。


 次に、どれくらいの住民が利用されたのかにつきましては、岩水・大僧都線の18年度の年間利用者は、1万1,220名で、月平均939名の状態でありました。一本松地域の3路線では、18年度の年間利用者は4,273名で月平均356名の状態でありました。19年4月からの新路線での利用状況につきましては、敦盛・大僧都線の4月利用が1,209名、前年に比ベまして28.8%の増、5月では1,530名の利用と大幅な増となっております。


 一本松地域の2路線におきましても利用が伸びまして、4月利用で694名、前年に比ベまして95%の増で約倍増しております。5月には764名の利用となり、路線見直しが利用増につながったものと考えております。


 次に、今後どうするのかにつきましては、利用の推移を見守るとともに各地域のご意見、利用者からのご要望などを踏まえ、改善可能なことから取り組んでまいりたいと考えていますが、料金と運行経費の問題など、課題を一つずつ克服して利用者のニーズにこたえられますよう、コミュニティバスの運営に心がけてまいりたいと思います。


 以上、西口議員の質問への答弁とさせていただきます。


○議長(土居尚行君) 西口議員。


○21番(西口 孝君) たくさんの項目があるので、まず1番の情報問題に関連しまして、町長、マイクの前になぜ自分が立たなかったのかという点、るる理由を説明されておりましたが、私、ほかの議員も聞かれたように、今回の責任というのは、やっぱり町長が負わなければならないと思うのです。町長にかわって職員が説明に回ったという立場だろうと思います。


 町長は選挙戦を戦うわけですけれども、短期間で全町恐らく全戸訪問する意気込みでそういう期間には回られると思うのですけれども、そういう意味で認識の問題だろうと思いますけれども、テレビの前で全国ネットの放送に頭を下げたから、町民におわびをしたというふうな認識というのは、私は住民にとっては、それはそういうふうな受けとめはできないというふうに言っておきたいと思いますが、反論があれば、一つお答えをいただきたいと思います。


 それから、住基ネット、安心だという、絶対安全装置があるのだと言われておりますけれども、インターネットというのは、ご存じのように回線でつながれて、リンクをしながら、どんどん別の分野へ入っていける、ご承知のとおりだと思います。最高の軍事機密のあるアメリカのペンタゴンのコンピューターにさえ侵入をするという事実もあるわけであります。


 今回、事件が全国に報道されましてから、私のところへもいろいろな問い合わせや、また、情報などが寄せられてきたのですけれども、この住基ネットシステムの導入当初から心配をされてきた問題が、もう早くもあらわれてきたのではないか、こういう感じがいたします。そういう寄せられた情報の中で、愛南町にとってどうなのかという問題がありましたのでお尋ねをするのですが、今、それぞれの自治体でこの住民情報の管理を外部の民間に委託する動きがあるようでありますが、本町においては、そういうことがあるのかどうか、一つお答えを願います。


 ある市におきましては、個人情報取り扱い事務登録簿なる個人情報ファイルが作成をされておりまして、その中身には記録されている個人情報の該当者の氏名は明らかにされておりませんけれども、経歴や財産や家庭の状況から思想、心情まで非常に広範囲の個人情報が本人の同意なしに収集、そして利用されているという、こういうことがほかの自治体で実例があるということが寄せられておりますが、こういう点、本町においてはそういうことは絶対ないんだと言えるのかどうか。しかも、この個人情報は、その市役所庁内だけではなくて、国や県へも提供されると、そういう事実はあるようでありますが、本町にはそういうことは絶対ないんだと言われるのかどうか、まず、この点をお伺いしたいと思います。


 そういう意味で、市町村の自治事務ということで住基ネットだろうと思うのですけれども、国や県の要請には、何をおいてもこたえようとする、今の姿勢、町の姿勢、それからもう一つ気になったのは、その全コードをこの際、町の方からお願いしてでも変えるべきではないかという質問に対して、その本人の意思が必要と言われましたが、この住基ネットに入るときには、個人個人の1個1個の確認というものの少し経過もしておりますけれども、果たして今言われるほど慎重に個人の情報だからということで断りをしながら入れたのだろうかということが疑問に思います。


 私は重ねてお聞きしますけれども、そういう意味で、今回、全員のコードを町の方からお願いしてでも変更する、そういう立場にたつべきではないかと思いますが、重ねてそういうお考えについてお聞きをしたいと思います。それは、今、個人情報の問題については、まず、質問それです。


 2の問題ですが、5月16日に開かれようと予定をしておったけれども、この問題が発生したと。それから、また交通事故の件などもあるのでと言われますが、それはそれ、これはこれとして処理をしていかなかったら、また、別の件が起こるかもわかりません。昨年度のことでもありますし、今言われるのは、本当言いわけのようにしか私には聞こえないのですが、一つ早急に開いて結果をご報告を願いたいと思います。その結果によりましたら、本当に重大な問題なので、またいろいろな行動が取られるかもわかりませんのでお願いをいたします。


 それから、続いて3の件ですが、非常にコースも改善されて、乗車率も高まっている。結構なことだと思いますが、今後の問題として、この乗車率にも関係をいたしますけれども、何もマイクロバスほどの大きさのものも実際には要らないのではないか。普通車で対応できるのではないかなというふうに思います。今後、恐らくバス路線などがだんだん中止に、廃止になったりした部分を肩代りしていかなくてはならないだろうと思うのですけれども、その際に、ぜひそういう具体的に車の問題などにも考慮すべきだと思いますがいかがでしょうか。


 当初、これがはじまる1年前に聞いた意図は、合併によって5台も6台ものマイクロバスが愛南町という名前で寄せられておるので、これを活用するのかなというふうに思っておりましたが、新車が購入されました。そういう点で、非常に財政のいろいろなことがすぐ取りざたされる中ですので、車の購入についても、そういう普通車で対応十分できるのであれば普通車でもいいですし、できればそういう検討をされておるのかどうか。また、福祉タクシーの補助券との比較、これらも今後検討する必要があると思うのですけれども、もし検討されているのであれば、お知らせを願いたいと思います。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 私の謝罪の意思表明と言いますか、多大の不安をお与えしたことに対する意思表明の件でありますけれども、現実の問題といたしまして、これが発覚をいたしまして、どう対処するかというので、本当にてんやわんやと言いますか、庁内あげてこの問題に取り組んでおる。そのうちに日がたつ、すぐ戸別訪問を始めさすというようなことで、その結果として、先ほど申し上げましたような数字として私の耳にも入ってまいりました。しかし、これはタイミングを視して申し上げても仕方のない点もあるわけで、今後、こういうことがあってはいけませんけれども、こういうようなことがあれば、住民の方が直接私の声が聞きたいと言われるようなことであれば、今回のことを参考にして、今後の対応ということには気をつけたいというぐあいに思っております。


 それから、2番目に住民情報の外部委任とか、そのほかのことについて聞いてないかというようなことでありますが、少なくとも私の耳には入っておりません。担当課の方でこれに類したような情報を持っておりましたら、私のあとで補足で答弁をさせたいというぐあいに思っております。


 それから、本人の意思がどうであれ、説得してはどうだったかということでありますけれども、先ほどからの議員の皆さんのご質問に職員の対応がこちらの意図したとおり十分行われてない面もあったようなので一概には申せませんけれども、訪問をした際に、これは変えようと思ったらすぐ変えれますがということは申し上げさせているので、その上でなお且つ変える意思のない方は、それはそれで結構なのではないかというぐあいに私としては思います。


 それから、審議会の早期開催、これはできるだけ早く、それはそれ、これはこれで何回でもやれというご意見かとも思いますけれども、やはりできれば1回なり、2回なり回数少なくして片づけたいという思いがありますが、早期に開催するということについては、そのように申し伝えたいと思います。


 バスの件につきましては、担当課の方から答弁いたします。


 住民票のコードのことは問題ないと言っておるがということでありましたけれども、住民票コードの流出問題ないと言った覚えはございません。一応、先に述べたような見解を、先の県の審議会の資料でも県が書かれておったように、そういう一つの見解はございます。他のものと一緒にならんと何もならんというのが、これは公式の見解であります。ただ、これは絶対無害なんだということは、私もある程度本当かなという思いがありますし、申し上げた覚えもございません。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) では、私の方からコミュニティバスの関係の追加にお答えさせていただきますが、マイクロバス的なものは必要ないのではないかということでございますが、昨年度、現在の状態を確立しておりますので、この車が使用できなくなった状態と言いますか、故障が頻繁で運行がじゅうが悪くなったといった状態には、利用者の数を踏まえてバスの購入、次の準備についてはそう考えさせていただきたいと思います。


 それから、福祉タクシー関係につきましては、私の方は検討はしておりませんので、高齢者支援課の方で検討している場合がございましたら、お答えさせていただきます。


○議長(土居尚行君) 尾田高齢者支援課長。


○高齢者支援課長(尾田正幸君) お答えいたします。


 福祉タクシーの件ですが、うちはコミュニティバスの路線から500メートル以上離れた人が対象になっております。そういう中で、先ほど答弁しましたように、コミュニティバスの方が充実すればするほど、うちの福祉タクシーの方は少なくなっております。現に、昨年度と現在あわせまして、大体40人近くが減っております、対象者が。そういう状態になっております。


○議長(土居尚行君) 西口議員。


○21番(西口 孝君) もう1点だけ、1の問題で町長に。8日の協議会の場で、6月7日付の愛媛新聞の記事を気にされて町が言ったのではないということを弁明されておられましたし、今日もそのことについて発言があるのですけれども、私、言った言わないの問題ではなくて、事態はまさに記事に書かれているようなとおりだと私思うのですけれども、違うのでしょうか。重ねて聞きますけれども、そういう意味で、今回、全員のコードを変えるということ、形としてはもちろん住民からの申請によって変えるのですけれども、今回、これだけの大量のそういう情報が部外に流出して、それこそ宇宙を漂う星くずのように永久に漂い続けるという、今回新たに番号全部、愛南町はやりかえましょうというふうになりませんか。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) まず、愛媛新聞の記事でありますけれども、再三申し上げましたように、あれは、この住民コードだけでは直ちにプライバシーの侵害にはつながらないという県が会議のときに配られた資料の中に県として書いておられたわけであります。それを、委員が愛南町がそう言っておるのかというぐあいに誤解をされたような、愛南町がこういうとき住民に対して、いかにも大したことではないような説明をしておるのはけしからんではないかという発言があったという新聞記事でありました。あれは、我々の与り知らぬところでありまして、総務課の方からある程度抗議はしたというぐあいに伺っております。


 したがいまして、これは県がそう書いておるからそのとおりだとは思わないということを先ほども申し上げましたけれども、しかし、そういう見解があることは、これは一つの間違いのない事実でありまして、住民コードだけがひとり歩きをして、これだけでどうこうなるという問題ではないわけであります。


 したがいまして、これは本当にそうなら、このぽんと変えてしまったら一番世話がないことなのでありますけれども、そうではない問題でありますから、個人の意思に任されておるというぐあいな解釈をしております。


○議長(土居尚行君) 以上で、西口議員の質問を終わります。


 今回の一般質問で、情報漏えいに関する質問がもうひと方ございます。12時の時間が迫っておりますが、これに関連して多くの傍聴の方もみえておられますので、質問を、会議を続けます。


 次に、宮下議員の質問を許します。


 宮下議員。


○6番(宮下一郎君) 1番の尾崎議員さんをはじめ4人の議員さんが住民情報漏えいについて質問をされて終わりました。重複部分もありますが、通告書に従い質問させていただきます。重複部分の答弁については、町長省略してくださって結構です。


 住民個人情報の漏えい時の説明と処理について、再度町長のお考えをお伺いいたします。


 愛南町全世帯に配布をしたおわびとお知らせ文書と原因説明のホームページに(5ヶ町村が連携主体となり御荘町長が代表で契約)と記載部分がありましたが、今現在ネットには御荘町長代表部分が削除されております。なぜ削除したのか説明を求めます。


 漏えいの主な原因は、(株)デンケンが適正な処理を怠ったということは言うまでもありませんが、町行政にかかわる人すべての合併時の当時72人の議員さんも含め、今現在私たち24人の議員も含めて誰一人このデータの引き渡し、または廃棄処分してるかどうかなどを再確認しなかった、落ち度があったのにと多くの町民から業者責任ばっかりにしてると怒りの声を何度なく聞かされました。私も議員の一人として、議会のチェック機能が果たせなかったことを深く反省をしております。


 業者にどんなペナルティーを科し、町が受けた被害をどのように請求していくのか。また、今後住民の個人情報が犯罪等に悪用される恐れはないかお尋ねをいたします。


 合併前、当時の4町村の首長に責任の問い方も今となってはできないことですし、合併を引き継いだ最高責任者である、今現在、谷口町長が代表で町民に対して何らかの形を持って、方法をもって謝罪するお考えがあるかどうかお伺いいたします。


 次に、上水道、簡易水道にかかわる当初予算の算出方法について、お伺いいたします。


 平成19年上水委第2号、御荘浄水場膜ろ過施設整備事業測量設計業務、これは5月30日の入札において、予定価格3,622万5,000円に対して落札金額808万5,000円、簡水の和口・長月簡易水道整備事業測量設計業務についても、予定価格が1,942万5,000円に対し、落札金額672万、一本松簡易水道整備事業測量設計業務においても、予定価格が735万に対して、落札金額262万5,000円、この3物件の入札結果、予定価格の4分の1以下、3分の1以下、同じく3分の1以下で落札をされています。3物件とも落札業者の企業努力で一般常識の範囲内の金額であるとするならば、当初予算の積算方法がどのように、どこに依頼して、どのような方法で算出をされたのか、説明を求めます。


 なお、愛南町入札制度5項目目に、業務委託、物品購入について最低限度価格を設定しませんと記してあることを承知した上で質問をいたしました。明確な説明を願い、質問を終わります。


○議長(土居尚行君) 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 宮下議員のご質問にお答えをいたします。


 住民個人情報漏えい時の説明と処理についてのご質問は、私から答弁をしまして、水道にかかわる当初予算の算出方法については、水道課長より答弁をさせます。


 1点目の住民個人情報の漏えい時の説明と処理についてのご質問で、ホームページの原因説明の欄の一部が削除されているということにつきましては、確かに5月31日掲載の住民情報の流出に関するおわびとお知らせの漏えいデータを説明している文中から、御荘町長の、正確に言いますと、となり御荘町長が代表で契約という文言が削除されております。このことは作為的に削除したものでなくて、3度目の掲載でもあり、新たに伝えたい事に主眼を置くために、職員が配慮して削ったものでいうぐあいに聞いております。


 次に、漏えいの原因は町側にもあったのではないかというご指摘につきましては、委託業務のデータ移行の作業場所は、城辺庁舎の会議室またはデンケン事務所で行うということになっておりまして、漏えい原因をつくったデータの複製は、デンケン事務所で作成をされ山口電子計算センターに郵送されたものであります。デンケンは契約違反であることを承知のうえで、職員の知ることのできない状況においてこの作業は行われたものであります。


 確かに、職員に落ち度は全然なかったかと申しますと、事件発覚後の調査におきましても、委託作業が遅れている現状把握とその対策などにより細やかな監視の目を配っていたらなというような反省点は浮かんでまいりますけれども、当時の責任者や合併の幹事会、そして担当職員においても、明らかに過失があったものとは認めがたく、法的な責任は問えないものであるというぐあいに考えております。ただ、町民が不安感を覚えたということに対する責任は、おっしゃるように現在の町長たる私にあるというぐあいに考えております。


 次に、業者にどのようなペナルティーを課すのか、町が受けた被害額の請求はしていくのかというような質問に対しましては、先の同様な質問にお答えいたしましたので、省略をさせていただきます。


 次に、今後、住民の個人情報が犯罪等に悪用される恐れはないのかと、ご質問でありますけれども、情報漏えいしたもので直接の被害が想定されますのは、口座の利用に関することや、ダイレクトメールが多くなるのではないかということなど、職員が訪問時に各世帯にお渡しをいたしましたQ&A方式の想定される被害とその対処についてが代表的なものであるというぐあいに考えておりますけれども、こういうぐあいな想定外の発生も考えられまして、その対応に本庁と各支所に相談窓口を設置しておりまして、継続的に相談に応じることとしております。


 代表して謝罪する考えについてのご質問につきましては、先の尾崎議員をはじめ議員の皆様にもお答えをしておりますので、省略をさせていただきます。


 以上、私からの宮下議員の質問への答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 井上水道課長。


○水道課長(井上 誠君) 宮下議員さんのご質問にお答えいたします。


 2点目の上水道・簡易水道にかかわる当初予算の算出方法についてのご質問でありますが、この3件の測量設計業務は、国庫補助の対象事業になっておりまして、国庫補助金交付要綱、国庫補助事業歩掛表により積算した設計金額を予算計上したものです。なお、この設計業務の実施設計書につきましては、県の担当職員に審査をしていただきまして了承を得ています。


 また、今回の入札結果を受けて、県に照会しましたところ、設計書の歩掛りも国庫補助事業歩掛表により作成しているので問題はないと言われました。そして、県下の下水道国庫補助対象事業でも測量設計委託業務の入札で似たような低い落札率で入札されたところもあるとお聞きしております。


 以上、宮下議員さんのご質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 宮下議員。


○6番(宮下一郎君) 漏えい問題の町長の責任の取り方、何回も謝罪をしておりますということですが、私がお聞きしたいのは、謝罪する、頭を下げる以外の何らかの方法をもって、違った形をもって謝罪をするお気持ちございますかという質問でした。


 次に、上水道にかかわる問題ですが、県からの指導を受けて、審査を受けて予算計上に問題がなかったということならば、予定価格の4分の1、3分の1以下で業者が自主的に値下げ、悪い言葉で言えば勝手にしていただいた。そうした結果が、業務委託だから幾らでも安い方がいいじゃないか。このような極端な低価格で競争さす入札制度が正しいのでしょうか、このままでいいのでしょうか。施設づくりの大切な測量設計業務を、常識の範囲の中で価格競争をさし、価格競争ができるような制度にしなければ、設計業務図書が不備になりかねる危険な結果を招くかもわからない確立が出てくると心配をいたします。


 関連で町長さんにお尋ねいたします。より安全・安心できる設計図書づくりのために、測量設計業務の予定価格について、何十万以上とか、金額は言えませんが、何十万以上は最低制限価格を設定することにした方がよいのではないかと考えますが、今後、検討されるお考えがないかお伺いをいたします。


 また、建築の構造物は、設計監理者と町の担当課で管理監督が二重にされております。設計図書については、おおむね業者を信頼して担当課で図面のチェックまで行うことは、余り少ないのではないかと考えますが、仮にチェックするとすれば、しているとすれば、このような膜ろ過関連の管工事図面が十分にチェックをできる資格者、または専門知識を持っておられる方は町の職員に何人ぐらいおられるのかお尋ねをいたします。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 最初の責任問題でありますけれども、今後の、あってはいけないことでありますが、今後の推移もありますけれども、現在のところは、議員の言われるような形での謝罪というものは考えておりません。


 それから、この設計監督業務における件につきましては、副町長の方から答弁をさせます。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) この設計業務につきましては、私の方で答弁をさせていただきます。


 今回の上水道・簡易水道の工事の設計の委託につきましては、先ほど担当課長も申しましたように、この実施設計書にかける設計書の審査は、県の方で行っていただいております。また、この業者と契約をいたしまして、実施設計書が出ましたら、町の審査ではなくて県の方の設計審査を受けます。その中で、県の方の技術者の方から、この設計で間違いなくこの工事ができるかどうか、それをチェックをしていただいて、意見書をいただくようにしております。これは、国の補助事業では、もうすべてこういうような設計の審査を県で行っていただくようになっております。


 それから、議員ご指摘のように、この業務委託についても最低制限価格をもうけるべきではないかというご質問でございますが、これにつきましては、今の町の入札制度では、業務委託につきまして、最低制限価格をもうけてはおりませんが、県とも協議しながら、こういうような本当に低い価格で業務委託を受けた場合に、町の単独事業等ではこれで適正な設計書ができるのかどうか等々もありますので、最低制限価格をもうけるかどうかについては、県ともまた協議しながら入札制度の審議会の方で検討をしたいと思っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 宮下議員。


○6番(宮下一郎君) もう一度、再度ちょっと意見を述べさせていただきます。


 県が認め、国が認め、愛南町も認めた適正な予算が、この3物件で合計6,300万に対して、落札価格が1,743万、この入札余剰金が6,300万の予定価格に対しての余剰金が4,557万、このような予算計上というのは、もうちょっと検討する余地があると思うのですが、どうにもならないのでしょうか。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) 私の方で答弁させていただきます。


 この実施設計の設計委託料につきましては、先ほども言いますように県の方の審査を受けております。それは、国の歩掛りによりましてそういうような実施設計の設計書を作成しておりますので、それで県の方で承認を受けており、予算計上をしております。


 ただ、このような大幅な入札、落札金額が下がるとは、これまでは、今まで愛南町でやってきた水道事業ではありませんでした。今回が初めてであります。それから、特に膜ろ過のこの実施設計書の委託を受けた業者につきましては、愛南町に初めてこの入札制度変わりまして、条件付一般競争入札になって初めて参入した業者でありますが、業者の方の実績はこれまでも奈良県、高知県でこういうような実績もありますし、実績がない業者につきましては、当然、条件付一般競争入札での条件設定の中にそういうような設計をしたことがある業者ということで条件設定をさせていただいております。


 確かに、今回のこのような落札が低い委託料で本当に適正な実施設計書ができるかどうか、これはきっちり県の方とも審査をしていただいて、この工事が適正にできるようにしていきたい、このように思っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 以上で、宮下議員の質問を終わります。


 ここで、暫時休憩いたします。


 午後は1時20分に再開をいたします。


  午後 0時09分 休憩


  ―――――――――――――――――


  午後 1時20分 再開


○議長(土居尚行君) 午前中に引き続き会議を開きます。


 引き続き、一般質問を行います。


 次に、山下正敏議員の質問を許します。


 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) 午前中と比べて、傍聴の方が少し減ったようですが、緊張感をもって一般質問をやって行きたいと思います。


 町長の政治姿勢について。


 谷口町長誕生以来、2年8ヶ月が過ぎようとしています。町長におかれましては、合併後のさまざまな諸問題を抱え、悪戦苦闘しながら、また、谷口イズムを浸透させながら、あっという間に今日を迎えたことだと思います。


 合併後、いまだに多くの住民の方々からの声に、合併のメリットは少なくデメリットばかりだという暗い話が多く聞かれます。そこへ今回の住民の個人情報の漏えい問題という暗い話。住民は、愛南町の将来を大変危惧しております。町長は住民や子供たちに、夢や希望を与える責任と義務があります。町長として残り1年4ヶ月の任期となりましたが、そろそろ守りの政治から攻めの政治に変えるつもりはありませんか。また、町長として任期中にやり残していること、どうしても任期中にこれだけはやるんだということがあればお聞かせください。


 次に、町職員は日ごろからまじめに、真剣に業務に励んでおります。しかしながら、何事にも完璧にいくことはありません。ときには失敗もすることもあります。職員の失敗は、当然、最高責任者である町長が取るべきことだと思いますが、その責任の取り方にいささか疑問を感じます。指摘をされてからの報告、謝罪ではなく、指摘される前に報告、謝罪するのが最高責任者である町長の本来の姿、また、政治家の姿ではないでしょうか。町長の政治姿勢をいま一度尋ねます。


 次に、学校統廃合について、新児島教育委員長のもと、新たに学校統廃合基本計画が発表されました。今回の計画では赤水小、菊川小の2校の統廃合の年度が削除されました。また、中浦中が1年先送りされました。あれほど強く答申を重く受けとめるいう教育委員会の方針が新しい委員長のもとでは柔軟になったように思えます。余り答申にはこだわらず保護者の意見や地域の意見を十分に取り入れるという方針に変わったと理解してよろしいのか尋ねます。


 次に、公開討論会の開催についてですが、先日の統廃合を考える会の方との話し合いの中でも十分に開催の必要性が理解できたと思いますが、公開討論会の開催についてどのように考えているのか尋ねます。


 次に、地区懇談会での教育長の説明が住民や保護者にはっきり理解されていない点が多くみられます。このことで保護者や地域住民に混乱を起こさせているように思いますが、いつものように言った言わないというようにならないためにも、もっとはっきりわかりやすく、正確に丁寧に説明をすべきだと思いますが、この点について尋ねます。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 山下議員のご質問にお答えをいたします。


 私からは、1点目の町長の政治姿勢についてのご質問にお答えをし、2点目の学校統廃合についてのご質問は、教育委員長と教育長がいたします。


 1点目の町長の政治姿勢についてのご質問でありますけれども、私の姿勢は、常々申し上げておりますように、町民の皆様の参加をいただき協働してまちづくりを進めるということでありまして、愛南町の発展が望める、あるいは発展につながる政策を着実に実行していきたいというぐあいに考えております。攻めとか守りの視点で考えたことはありませんし、今後も今申し上げたような信条を貫いていくつもりであります。


 任期中にこれだけはやるんだということがあればということでありますけれども、私の町政運営姿勢や政策を盛り込んだ、愛南町総合計画を18年3月に策定しておりますけれども、その中から、限られた財源を効果的に活用することで実施可能な優先順位の高いものから実行してまいりたいというぐあいに考えております。


 特に、愛南ブランドの創出に取り組んでいく中で、地場産業の活性化による町おこし、そして災害に強い町、あるいは環境対策が進み住みよい町など、安全・安心で活力のある愛南町づくりを進めてまいりたいというぐあいに考えております。


 次に、政治姿勢を再度尋ねますということでありますけれども、通告内容と発言内容から拝察しますと、職員の不手際の議会報告が遅い、指摘をしないと陳謝しないのかと指摘されているように思いますけれども、私は愛南町の責任者として、職員の任命権者として、その役割を十分自覚しておるつもりでありまして、職員の失敗は、最終的には私に責任であるというぐあいに思っております。


 議会への相談や報告についてもできるだけ早く行う、速やかに行うという姿勢を変えずに今日までやってきたつもりでありますし、今後におきましても、この姿勢を変えることなく、町民や職員の融和と一体感を醸成する中で、公正で透明な町政、効率的な温かみのある行政を推進してまいりたいというぐあいに考えております。


 以上、山下正敏議員のご質問に対する答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 児島教育委員長。


○教育委員長(児島隆子君) 続きまして、山下議員さんのご質問の学校統廃合についての考え方と公開討論会の開催について、私からお答えします。


 私が委員長になってから、統廃合について柔軟になったと思われたとのことですが、特に前委員長の方針を変えたわけではなく、あくまでも教育委員会としまして、統廃合検討委員会の出された答申を重く受けとめ、地域への説明に出向き、保護者や地域の方々の意見をお聞きしてまいりました。まだ十分に話し合いが深まっていない校区もありますが、保護者や地域の意見も十分にお聞きしながら、その結果などをもとに教育委員会として、統廃合の基本計画を打ち出すという方針は、前委員長のときからも変わっておりません。


 次に、公開討論会の開催についてですが、教育委員会としましては、各学校には、各学校の伝統、地域の実態、児童・生徒数の推移、校舎等の施設状況などに違いがあり、一律に議論するよりは、学校ごとに懇談会をもち、ご説明をしたり、ご意見をお聞きした方がより深まりのある話し合いができると考えております。教育委員会といたしましては、今までどおり、校区ごとに懇談会を持ち、保護者や地域の方々との話し合いを深めていきたいと考えます。なお、この件につきましては、3月の文教常任委員会及び議会本会議での審議結果も重い決定と受けとめております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 森岡教育長。


○教育長(森岡知昭君) 続きまして山下議員さんの学校統廃合にかかわる地区懇談会での説明の件について、私からお答えをします。


 説明は、簡潔にしなければならないと思って話し合いをしてきましたが、言葉のニュアンスや受け取り方で、地域の方々に混乱を招いているとのことですが、今後は、その点を十分踏まえ、保護者や地域の方々に真意が伝わるよう適切な説明に心がけ、教育委員会の考えを正しく理解していただけるように話し合いに努めてまいります。


○議長(土居尚行君) 山下正敏議員、再質問ありますか。


 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) まず、町長に対して先ほどの本当に模範解答のような答弁を皆さんお聞きをしている、期待をしているわけではございません。後ろの傍聴の皆さんの顔を見てください。皆さん、本当に暗い顔で、これでいいのか愛南町、そんな顔をしているように見えます。こういうときこそ、町長が強いリーダーシップを発揮していただいて、この愛南町をいい方向に引っぱっていくべきだと思います。


 それと、先ほど町長は職員の失敗に対しての責任の取り方について、私はいつも職員に対して全責任は自分が取るという言い方をされて、本当にそのとおりだとは思いますが、どうも言葉と行動がちょっと食い違っているような感じがします。もしそういうことならば、私は指摘、2件あるのですが、中浦のスロープのこととか、財産課のアスベスト工事のこととか、これは、当然、議員議会で指摘をされるまでに、例えば議会の冒頭で、実はこういうことがありましたと、町民の大切な税金を使うことになりましたという、早期に指摘されるまでに報告をすべきだと思いますが、その点について、もう一度お聞かせいただきたいと思います。


 次に、教育委員長さん、今、答弁の中で3月定例会と文教委員会での決定で重く受けとめると今おっしゃられましたが、教育長、文教委員会で教育長は新しい委員長のもとで検討をするということでした。それが、最終日の篠田議員の一般質問では、公開討論会はしないと断言をしました。私、常々教育長というのは事務方の統括の責任者であろうかと思います。そして、教育委員長は教育委員会全般の最高の統括者だと思っております。その統括者が辞職をされていないときに、教育長のあのような発言はちょっと不適切だと私は思っておりました。その点についてお聞きします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 職員の責任は私の責任だということでありまして、これは皆さんもご異論のないところであろうと思います。ただ、どういう形で責任を取るのかということについては、これは自分で決めるというよりかは、先ほど西口議員の質問にありましたけれども、それをつかさどる委員会がありますので、そちらの決定に任せたいというぐあいに思っております。


 今、議員がご指摘のあった2点、確かに議会への報告がおくれてしまいました。しかしながら、できるだけ早く報告をしようという私の政治姿勢には、これはいささかも変わりがないということを申し上げたいというぐあいに思ったわけであります。


 ただ、このアスベストの問題の方につきましては、本来、もっとも事情に詳したるべき課長がああいうことで、自分は責任取ったと言いますけれども、どういうのか我々降ってわいたような話でわかりにくかったのですけれども、もうやめてしまっておりまして、本当に詳しい状況ということがわかりにくかった点がありました。そういう点も踏まえて、今回、懲罰を受けることになろうかと思いますけれども、その結果にかかわらず、先ほど申し上げましたように、職員の最終的な責任は当然町長にあるわけでありまして、しかもこういうことがありますから、できるだけ早く公にするという心がけでおることは間違いないということを申し上げておきたいと思います。


○議長(土居尚行君) 森岡教育長。


○教育長(森岡知昭君) お答えをいたします。


 公開討論会のことなのですが、前委員長さんが体調不良で休んでおられましたが、職務代理者である児島委員のもとで公開討論会をするかどうかのことについては話し合いまして、対象の学校で話し合う方がより深まっていくということで、公開討論会はしないとお答えをいたしました。不適切ではないと考えております。


○議長(土居尚行君) 山下正敏議員。


○9番(山下正敏君) 最後ですが、町長に、今やっぱり愛南町の住民の方で一番気になっていること、やっぱりちょっと離れるかもわかりませんが、新庁舎の建設のことだと思います。谷口町長が誕生して、合併協議会で、法定協議会で決定しておりました場所の不採択ということで決定をされました。当然、初代の町長として、新庁舎のことを避けて通ることはできないと思います。あと1年4ヶ月になりましたが、町長としまして、この新庁舎の問題を任期中に道筋をはっきりと決める、そういうつもりがあるのか、それをお聞きします。


 そして教育委員長にお聞きします。私、統廃合を考える会との公開討論会は、ぜひ必要だと思うのですが、それは、この前、公開討論会を考える会の方々との懇談、会議を持ったときに、討論会の方々が統廃合というのは受け入れられる学校の説明ばかりではない、受け入れる方も本当に不安を持っておりますと。受け入れる先生方も不安を持っておりますという、今までにない意見を聞かれたことだと思います。


 私は、各学校で地域の懇談会を開くことは、それは結構だと思いますが、その前に、まず公開懇談会を開いていただいて、受け入れる方、受け入れられる方がさまざまな意見を出して、その意見を集約した後に、各地域で懇談会を開いていくべきではないのかと思いますが、その点について最後にお聞きします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 庁舎の件は、ちょっとこの質問から多少外れるかもわかりませんが、先の正確な日にちは覚えておりませんけども、全員協議会で議員の皆様のご了解をいただきました。時期については、平成26年、合併特例債が使用できる時間帯の中で建設をする。そして、費用においては、10億円内外の金額を目標とするという、この二つのご了解をいただいておりますので、この線に沿って検討したいというぐあいに思っております。


○議長(土居尚行君) 児島委員長。


○教育委員長(児島隆子君) お答えします。


 公開討論会については、先ほどお答えしたとおりなのですが、私は受け入れる学校側の保護者、地域住民の皆様、入って行く方の学校側の地域住民、保護者、その方たちとも話し合いを進めていって、ご理解をいただこうというふうには思っております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 以上で、山下正敏議員の質問を終わります。


 次に、浜田議員の質問を許します。


 浜田議員。


○22番(浜田博文君) 私の765人を代表しまして、一般質問をさせていただきます。人生120年と言われております。私ももうあとわずか半分過ぎてしまいまして、あの世に行く方が近くなってまいりました。先ほど、清水議員が単刀直入に言われましたようなことを言う馬力もなくなってまいりました。3点について、穏便に一つお聞きいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。


 愛媛県議会議員選挙の結果について、先々月、4月8日に行われました県議会議員の改選について、町長の所見をお聞きいたします。町長は、愛南町長に就任したときの広報に、公正・公平のもとに地域の均衡ある発展を心がけることによって、必ずや町民の融和が図られるものだと確信しておりますと町民に訴えております。


 今回の県議会議員選挙において、特定候補者の後援会長をされました。私は、公正・公平とはどちらにも隔たりもなく、えこひいきのない中立の立場に立って物事を正しく判断することだと考えております。


 町長は、特定候補者の後援会長をされたことは、公正・公平を期すことに抵触しないとお考えでしょうか。二人の候補者が立候補した中で、特定の候補者の後援会長をされたことは、私は公平・公正を期すことにはならないと思います。町長が町民に訴える公正・公平・融和という言葉を言われますが、それは言葉だけで隔たりのある行動を取った、そういう行動もよいとお考えでしょうか。そうすることで、町長の言われる住民の立場に立った思いやりのある対話行政につながり、行政への信頼も生まれ、自発的住民参画によるまちづくりが実現するとお考えでしょうか。そういう確信を持って町政をやっておるのか、お伺いをいたします。


 また、町長は選挙期間中に特定候補者の応援の中で、県議と町長は町政を運営するに当たり、一体となって行うことが行政発展のためには必要であると演説をされました。私もそれは正しいと思っております。ならば、なぜ特定候補者の後援会長をしなければならなかったのか。公正、公平を期すならば、中立の立場に立って、正しい判断をなぜしなかったのか。そうすることが、町民の融和につながったのでしょうか。言ってることと行っていることがばらばらに感じるのは私だけでしょうか。町長の任期は残り1年6ヶ月となりました。今後の町政運営に当たり、県議との関係や対応をどのように愛南町政に反映させていかれるのか、町長のお考えをお伺いをいたします。


 2番目に、愛南町財政運営についてお伺いをいたします。国の三位一体の改革で、起債事業の大幅圧縮、それによります財源確保の困難や地方交付税の減少、大企業の撤退等による減収、町財政の非常に厳しい状況にあることは、我々議員も認識いたしております。また、町長も議会の中でもたびたびお話をされております。地方自治法の一部改正であります収入役の設置が廃止されました。任期の経過措置は収入役の解職に関係した規定はありません。ただ、県内20ヶ所の市町村の中で、5月末現在、13市町が収入役を廃止しております。一般職の会計の管理者が業務を行っております。特別職や議員の減少による人件費の削減、行財政の効率化でやろうと、それが町民に説明をし、理解を得て合併をいたしました。言うまでもなく、町財政が少しでも助かり、健全な財政運営になったらという思いで合併をしたわけでございます。その中で、昨年12月定例議会に出されました一本松温泉あけぼの荘の指定管理者の指定について否決されました。町財政の非常に厳しい中で、採点された採点は同数である。指定管理者、納付する金額のいい方を採用すべきであると私は町財政の助かる方に、手を挙げずにそれは否決されました。


 この指定管理者制度の導入は、民間のできることは民間にお願いし、町の財政負担を少しでも軽減し、そうすることによって町財政の負担を軽くしようという、そういう提案のもとに出されたものと理解しております。ならなぜ、一本松のあけぼの荘の臨時職員を置くのでしょうか。経費の削減を図るのであれば、一本松あけぼの荘の臨時職員を置く必要はないではないですか。職員300名もの余裕のある職員を持ちながら、無駄な経費を出す、そんなことをしなくて済むのではないでしょうか、町長。6ヶ月過ぎまして、もう一本松あけぼの荘については、今後、どのようにされるかお考えのことと思います。その今後をお伺いいたします。


 そして3点目、職員の研修制度についてお伺いをいたします。人口がほぼ同数の松前町の職員300名でやっておられます。愛南町は、現在約600名近い職員で、300名ほどは余裕のある職員、仕事を分け合いながらやっておるような状態でございます。町長は、今後の愛南町は第一次産業の活性化こそ、将来の愛南町の活性化につながると思っているのではないでしょうか。先ほどの説明で、それもよく理解をいたしております。ならば、なぜ次の時代を背負う若い人たちを第一次産業の研修に出して、そして研修していただく、そういうことも考えてはどうかと思うわけです。その中で、約年間38億、給料の万分の一でもそういう研修制度を利用して、職員がほかで勉強することによって、町の負担が少しでも軽くなればというようなお考えはないものでしょうか。


 今、愛南町は職員の人数300名余り余裕がございます。この一度研修制度をお考えになってみてはどうかと思います。町長の所見をお伺いをいたします。


○議長(土居尚行君) 理事者の答弁を求めます。


 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 私も、浜田議員とはわずかに1年の隔たりしかないのであります。残りの人生が少なくなっております。穏やかにお答えをいたしたいというぐあいに思います。


 まず、1点目の愛媛県議会議員選挙の結果についてのご質問であります。特定の候補者を応援することは、公平・公正でないとの議員のご指摘でありますけれども、政治家たるもの、公平・公正を標傍しない者はないと私は思います。浜田議員もやはり、おれも公正・公平だよと、おれは不公平だよという、そういう方はおられないのではなかろうかというぐあいに思います。その理屈でいくならば、政治に携わる者はすべて選挙活動ができないことになってしまいます。私は、選挙に際しては、できるだけ旗幟を鮮明にして、自分の姿勢をはっきりとさせることが、町民に対する誠意であるというぐあいに思っております。


 先日の県議会議員選挙におきましても、私は、愛南町のためになる候補者はどちらであろうかと熟慮して応援しようとする候補者を決めたものでありまして、明白で正しいと信じての行動であります。


 今回の参議院議員選挙におきましても、愛南町の将来にはどの候補予定者が望ましいのかを判断して、後援会長を努めることにいたしております。いずれの場合におきましても、愛南町の発展に最も尽力がいただける方を選び、応援し、そしてその結果を受け入れてこそ、役割が果たせるものであるというぐあいに考えております。


 住民が選んだ地元県議には、県政の場において、愛南町の活性化に向けた支援や政策推進にご尽力がいただけるものというぐあいに考えておりますので、協働して愛南町発展のために努力してまいりたいというぐあいに考えております。


 次に、2点目の愛南町財政運営についてのご質問で、一本松温泉あけぼの荘について、今後どのようにお考えかということにつきましては、一本松温泉あけぼの荘は温泉3施設、かつて三つの町村が持っておりました温泉3施設の中でも、唯一町からの繰出しのない施設であります。


 今年4月に指定管理者に移行したゆらり内海と山出憩いの里温泉については繰出しの必要な施設でありましたけれども、指定管理者制度を活用したことで運営改善もなされ、経営状態もよくなる様相を示しているようであります。


 いずれにいたしましても、一本松温泉あけぼの荘は直営の温泉施設でありますので、経営状態を良好に保つことに努めなければならない。したがいまして、運営に必要な措置、これを講じなければならないというぐあいに考えております。


 今後の一本松温泉あけぼの荘は、ゆらり内海、山出憩いの里温泉施設と同様に、指定管理者に移管したいというぐあいに考えておりますけれども、その時期は未定であります。


 次に、3点目の職員の研修制度についてのご質問でありますが、本町の職員の中には、消防、病院、老人ホームなど、現業部門の職員が多く、類似団体との比較では、これらの職員を除くと80名程度が多いのではないかというぐあいに思っております。しかしながら本町は、面積も広く、支所も4ヶ所あり、議員が言われる松前町とは比べにくいところであります。松前町はご案内のとおり、20平方キロ、4キロ、5キロの中に3万1,000程度の人が住んでおりまして、しかも町内でもっとも高いところは川の堤防だと言っておりますように、本当に行政効率の高い、愛媛県で一番行政効率のよい町であるというぐあいに言われております。


 さて、職員に第一次産業の研修をとのことについては、地場産業の現場に若い職員を出向して職場体験を通して職員育成を行ってはどうかというご提言であろうかというぐあいに思いますけれども、受け入れ可能な事業所があるかどうか。また、公務災害補償の問題等もありますので検討はしてみますけれども、実現はなかなか難しい面もあろうかというぐあいに思っております。


 現在、愛媛県等との人事交流をしておりますけれども、人件費は愛南町が支給をしている状況であります。来年4月、行政報告でも申し上げましたけれども、西海支所に設置される愛媛大学南予水産研究センターにおきましては、本町に必要な専門職員を育成するには大変よい場所でありますので、これについては積極的に検討してまいりたいというぐあいに考えております。


 以上、浜田議員のご質問への答弁といたします。


○議長(土居尚行君) 浜田議員。


○22番(浜田博文君) 1点目の県議選についてでございますが、町長、私と町長と給料の差から言っても随分違いますし、影響力が全然違うということもお考えで答弁されたのでしょうか。やはり、あなたは公平・公正という立場を貫かねば、町民はついていけないということを私は言いたいのです。


 議員は、それは利害関係が自分を押してくれる人ということもありますけども、やはり愛南町長となった以上はそうはいきません。やはり、2万7,000人の一番トップに立って行政を行う人間と、その行政を批判し、そしてまっすぐいくようにいろんな意見を言う人間の立場と全然違うわけでございます。町長がやはり公正・公平でなければ、我々も何やあいつ片一方の目で見やがってというふうに不平・不満がわいてくるわけです。そのことさえもわからんようではちょっと困りますが、一つその辺は私と見解が違うと言われたらしまいですが、やはり先ほど言われましたように、自分が気に入った県議やったらええけども、気に入らん県議やったらどうするんやと、向こうが言うて来るまでほったっとたらええがというようなことになろうかと思いますので、その点、町長のお考えもちょっと私は理解できにくいというふうに思っておりますが、その点、どうお考えでしょうか。


 そして、2点目の収入役の件でございますが、私、この収入役さんは優秀な方で、この財政が非常に厳しいこともよくご存じあげておられるし、この厳しい財政をやっていくのに、別に町長が収入役がおらんでもええやろうということで、15ヶ町村がそれに取り組んでおる。うちはそうはいかんということで、町長は気が弱いのか、気が強いのか、収入役やめてくれと言うたか言わんかわかりませんが、その点はどういうふうに収入役の方に言われたのか。そして、また収入役は、確かにやめる必要もないし、朝言われましたように、自分は愛南町のためにこれだけの仕事をまだこれからやっていきたいという信念に燃えておられるということで、町長にもうちょっとやらせてくれと言われたのか、その点もお聞きしたいと思います。


 そして、一本松の管理者制度につきましても、私は財政がこれだけ厳しいのに、たかが1,440万を1,200万、240万やないかと、町長はお考えかもしれませんけども、先ほど朝からも入札問題で安いの、高いのと言われたように、結局愛南町の財政を切り盛りする中で、少しでもということを考えれば、私は1,440万の方にすべきだったのではないかと。それを新たに240万も入れて、退職された方を再びお使いになるということが私は理解できない。これだけ、80人とは言え、職員が若い職員、これからの職員が余っている中で、それもよう使わない、私には不思議に思います。


 そして、そういう私は少しでも余った人材があれば、何とかこの人材を使うことによって、町財政に少しでも貢献できるのではないかというふうに、町長今後お考えになっていただきたいと思いますし、そういう面では、西海地区にできる水産大学のプラスマイナスを考えて、養殖の恐らく現場なんかに人が要ると思いますが、そういう研修を含めた人材育成を考えられるということを前向きに考えていただきたい、そういうこともお考えになっているというふうにとってよろしいんでしょうか。その点、答弁をお願いします。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) まず、最初の選挙活動のことについてでありますけれども、これは、人の例を出すのも何ですけれども、当県の知事なんかでもかなりはっきりと片一方Aを支援する、Bを支援するということをおっしゃいます。私はあれが正しいというぐあいに思っておりますので、浜田議員とはこの点に関しては見解が大いに違うというぐあいに申し上げておきたいと思います。


 それから、収入役の件でありますけれども、ここにちょうど新しい、この条例の附則、よく例に出る附則第3条でありますけれども、これは、この法律の施行の際、現に在職する出納長及び収入役は、その任期中に限り、なお従前の例により在職するものとする。これはいるのが当たり前なのであります。したがいまして、私がやめてくれとか何とかいう筋合いのものではない、この条文を読む限り、そのように解釈をしております。


 それから、一本松温泉に関しまして、これはまた前の指定管理者制度の際の云々を言いますと、金額が多かったか、低かったかと言いますと、これはなかなか議論の分かれるところではありましょうが、私は点数の1番のものを常に議会にお出しをしておるのであって、2番目を私が出したときにはそれを説明せよと言われるのは当然でありましょうけれども、点数の1番を出したのでありますから、それを否決されたのでありますから、町民に対する説明責任は議会にあると私は思っております。


 それはそれといたしまして、この臨時職員を雇ったということは、確かに冒険ではありますけれども、彼は非常に実績があって、また、この営業の才能と言いますか、経営の才能というものは浜田議員も経営者の一人でありますのでよくご存じだと思いますけれども、だれでもできるというものではないし、間違った人事異動をやりますと、その年は非常に欠損を出してしまうということがあります。これは、やがて指定管理者制度に移行させたいというぐあいに思っておりますので、最低限度、今の状況、1,200万近くの黒字、これを出していただきたい。それには今の臨時職員にやってもらうのが、まず手がたいであろうという判断に置いてやっていただくということになりました。


 それから水産試験センター、これは積極的に活用していただいて、後継者の養成、これは行政報告の中でも申し上げましたけれども、設置の一つの条件がそういう幅の厚い、足腰の強い養殖業にしていくということも当然入っておりますので、できるだけこれは、また、議会の方のお知恵も拝借しながら活用していきたいというぐあいに考えておるところです。


○議長(土居尚行君) 坂本収入役。


○収入役(坂本 選君) 浜田議員の質問にお答えいたします。


 先ほど町長から答弁いたしましたように、この自治法の改正によりまして、収入役をやめてくれないかというような話は一度もございませんでした。議員おっしゃるように、現在、愛南町の財政事情が非常に厳しいことは十分承知をいたしております。その中で、どうしても必要なのは、これからは、先ほど午前中にも清水議員の質問にもお答えいたしましたが、夕張市の事情がありますように、地方自治体も倒産をしないというような時代ではなくなったということであります。


 そういった中で、今私が最大限の取り組むことは公会計制度の改革に的確に対応いたしまして、この愛南町の財政構造を改革し、長期的にも安定した健全財政に努めるための事務を取り組んでいるのが一番大事であろうと考えております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 浜田議員。


○22番(浜田博文君) 町長さんに見解の違いや言われたら、私もそういうことであればというふうに思いますけども、町長さん、私は本当にその辺は見解の違いで片づけるのはちょっとおかしいような気がするのですよ。やはり、私は町民の一人として、町長は公平・公正なものの考え方であっていただきたい、今回の場合、特に二人しか出てないのに、結局片一方だけを押すと、今度の参議院選は違いますよ。参議院選は構いませんけども、地元を代表する県議ですから、この場合はやはり片一方でお断りできたら、やはりお断りすべきではなかったかと、私はこう思います。これは、公平・公正という立場で、私は言いわけができたのではないかというふうに思います。


 そして、収入役さんの方は、自分でやれるという自信があって言われたことで、職員の方ではちょっとようそれをやっていくという、それだけの人物がいないということで、非常に自信を持っておられますので、これ以上言っても私はやめますとは言いませんやろうけん、これで収入役さんの方は終わらせてもらいますので、町長、その点、二人の場合は違うということ、これも浜田とは考え方が違うというてお考えですか。


○議長(土居尚行君) 谷口町長。


○町長(谷口長治君) 私は、先輩議員として浜田議員の意見を非常に大切には受けとめさせていただきますが、二人であろうと、三人であろうと余り関係がないのではなかろうかというぐあいに思いますし、今回の参議院議員でも、やはりこれは現実に中田県議が立候補者と一緒におみえになって引き受けてくれというぐあいに私に要請がありまして、私もその場で微力ですがということでお引き受けをしたわけであります。


 先ほども言いましたように、町民に対してうやむやして、本当の中立をやらないけんときも、町民の利益を考えたらあるであろうというぐあいに思いますけれども、やはり自分の政治信条に照らして、この方の方が愛南町のためになるのではなかろうかという場合は、やはりそちらを選択をするというのが私の政治姿勢であります。


○議長(土居尚行君) 以上で、浜田議員の質問を終わります。


 以上で、一般質問を終わります。


 ここで、休憩します。


               午後 2時10分 休憩


             ―――――――――――――――――


                午後 2時20分 再開


○議長(土居尚行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





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◎日程第5 報告第2号 繰越明許費繰越計算書の報告について





○議長(土居尚行君) 日程第5、報告第2号、繰越明許費繰越計算書の報告を行います。


 企画財政課長より報告があります。


 浅井企画財政課長。


○企画財政課長(浅井 通君) 報告第2号、繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。


 平成18年度の3月議会でご承認いただきました繰越明許費にかかる歳出予算経費の繰越使用額が調製できましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告申し上げます。


 それでは、内容についてご説明いたします。1ページ、おめくりください。


 先の3月議会においてご承認をいただきました、平成18年度一般会計補正予算(第8号)の、繰越明許費の8事業にかかる調製の報告でございます。


 まず、介護保険制度改正に伴うシステム改修費用ですが、金額1,092万円、翌年度繰越額は、承認済の繰越明許費と同額の630万円です。


 船越漁港広域漁港整備事業は、金額3億1万円、繰越明許費は1億8,700万円の承認でしたが、翌年度繰越額は1億8,521万円です。


 柏崎漁港地域水産物供給基盤整備事業は、金額2億1,701万円、繰越明許費は3,400万円の承認でしたが、翌年度繰越額は3,311万円です。


 魚神山漁港地域水産物供給基盤整備事業は、金額9,901万円、繰越明許費は3,800万円の承認でしたが、翌年度繰越額は3,751万円です。


 柏崎漁港海岸保全施設整備事業は、金額3億6,921万円で、繰越明許費は8,700万円の承認でしたが、翌年度繰越額は6,601万円です。


 町道浜銭坪線道路改良事業は、金額1億2,665万2,000円、翌年度繰越額は承認済繰越明許費と同額の2,587万円です


 町道樽見線道路改良事業は、金額1億388万2,000円、翌年度繰越額は承認済繰越明許費と同額の2,448万円です。


 公営住宅改修(地域住宅交付金事業)は、金額3,271万円、翌年度繰越額は承認済みの繰越明許費と同額の3,253万円で。


 以上、8事業の合計金額は12億5,940万4,000円、翌年度繰越額は、4億1,102万5,000円で、翌年度繰越額に充てるための繰り越す財源の内訳は、既収入特定財源が9万円、国庫支出金が1億7,065万5,000円、県支出金が5,262万円、地方債が1億4,750万円、一般財源が4,016万円でございます。また、各事業の繰り越す財源の内訳は、左の財源内訳欄のとおりでございますので、お目通しをよろしくお願いをいたします。


 以上で、繰越明許費繰越計算書の報告について、説明を終わります。よろしくお願いをいたします。


○議長(土居尚行君) 報告が終わりました。


 これより質疑を受け付けます。


 ご質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで繰越明許費繰越計算書の報告を終わります。





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◎日程第6 第48号議案 愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について





○議長(土居尚行君) 日程第6、第48号議案、愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 赤樫総務課長。


○総務課長(赤樫俊昌君) 第48号議案、愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、国会議員の選挙等の基準に関する法律の一部を改正する法律が、平成19年3月31日公布、同日施行されたことに伴いまして、愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改める必要が生じたので、本条例を提案するものであります。


 では、条例内容の説明を行いますので、裏面の新旧対照表をごらんください。


 改正は、別表中を改めるものでございまして、選挙長、1万700円を日額1万600円に、投票管理者、日額1万2,700円を投票所の投票管理者、日額1万2,600円に改め、期日前投票所の投票管理者、日額1万1,100円を追加いたします。開票管理者、日額1万700円を日額1万600円に、投票立会人、日額1万600円を投票所の投票立会人、日額1万700円に改め、期日前投票所の投票立会人、日額9,500円を追加いたします。開票立会人、日額8,900円を日額8,800円に、選挙立会人、日額8,900円を日額8,800円に改めます。


 本文に返っていただきまして、附則、この条例は公布の日から施行するとしております。なお、期日前投票制度は平成15年度の公職選挙法の一部改正により導入されておりますが、条例の整備が行われていないため、今回の改正にあわせて追加させていただいております。


 以上、簡単ですが第48号議案の提案説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 ご質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第48号議案、愛南町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第7 第49号議案 愛南町中小企業振興特別融資条例の全部改正について





○議長(土居尚行君) 日程第7、第49号議案、愛南町中小企業振興特別融資条例の全部改正についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 木原商工観光課長。


○商工観光課長(木原荘二君) 第49号議案、愛南町中小企業振興特別融資条例の全部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。


 今回の改正は、経済産業省中小企業庁が信用保証協会が行う保証制度について、経営者本人以外の第三者を保証人として求めることを原則禁止とするため、責任共有制度要綱を制定したところであり、愛南町においても、従前は中小企業振興特別融資を行う場合、原則として経営者本人以外の連帯保証人を必要としておりましたが、今後は特別な事情がある場合を除いては、第三者保証人を徴求しないよう改正するのに伴い、その他諸規定についても所要の見直しを行うため、本条例の全部を改正いたしたく、提案するものであります。


 それでは条例の内容をご説明いたしますので、裏面2ページをごらんください。


 第1条の目的から第7条の回収方法については、既存条例の中で諸規定の見直し及び一部字句の整理を行ったものであります。


 第1条で目的、第2条で融資の対象、第3条で融資金の使途を定めております。


 第4条では融資金の限度額を300万円とし、第5条で融資期間を60ヶ月に、第6条で融資金の利息を、第7条で回収方法について定めております。


 第8条の愛南町中小企業振興特別融資保証審査会の設置から第14条の庶務については、3ページの附則の2に掲げておりますように、既存の愛南町中小企業振興特別融資保証審査会条例を廃止して、今回、この条例に一本化して運用するために定めるものであります。


 第9条で審査会の所掌事項、第10条で審査会の組織、第11条で委員の任期、第12条で会長の設置、第13条で会議の招集等を、第14条で庶務を担当する部署として商工観光課を定めております。


 なお、第15条として、事務的な対応に必要な事項を明記するための委任事項を定めております。


 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものであります。


 以上で、第49号議案、愛南町中小企業振興特別融資条例の全部改正について、提案理由の説明を終わります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 ご質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第49号議案、愛南町中小企業振興特別融資条例の全部改正については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第8 第50号議案 山出憩いの里温泉条例の一部改正について





○議長(土居尚行君) 日程第8、第50号議案、山出憩いの里温泉条例の一部改正についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 木原商工観光課長。


○商工観光課長(木原荘二君) 第50号議案、山出憩いの里温泉条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。


 山出憩いの里温泉につきましては、4月1日から指定管理者としてハートinハートなんぐん市場が管理運営を行っておりますが、これまで同施設は温泉と研修施設としての利用が多く、宿泊者があった場合には、施設使用料としてその料金を徴収しておりましたが、指定管理者から宿泊施設としても積極的な利用を行いたいという意向がありまして、これまでの料金算定方法では、利用者にもわかりにくい部分があり、今回宿泊使用料として一人当たりの金額を明記するため、本条例の一部を改正いたしたく提案するものであります。


 それでは、改正内容をご説明いたしますので、3ページ目の新旧対照表をごらんください。


 右側の改正案の中で、まず別表の1の浴室に、備考といたしまして、宿泊者が浴室を利用する場合は、浴室の使用料を免除するを、また、別表の3宿泊施設として、その料金表及び備考を追加しようとするものであります。宿泊施設の表中の区分で、まずやすらぎ交流館につきましては、お城風の本館となる建物でありますが、これまで宿泊施設としての利用をしておりませんでしたが、指定管理者が研修等、また、合宿等での活用を見込み、利用しようとするものであります。


 まず、交流室は2階56畳の大広間でありまして、大人3,000円、小学生2,000円、幼児はすべて無料としております。家族風呂につきましては、使用料の設定をしておりますが、これまで通り家族風呂としての利用者を最優先にいたしまして、仮に当日の利用者がなく宿泊希望者があった場合に限り利用できるよう、大人一人で利用の場合6,000円、二人以上で利用の場合4,000円、小学生3,000円としております。同じく研修室8畳につきましては、大人一人で利用の場合5,000円、二人以上で利用の場合3,000円、小学生2,500円としております。次に、体験創造館の交流室8畳ほかにつきましては、大人一人で利用の場合6,000円、二人以上で利用の場合4,000円、小学生3,000円としております。


 最後にログハウスにつきましては、6畳・12畳タイプともに、大人一人で利用の場合3,000円、二人以上で利用の場合2,500円、小学生2,000円としております。


 改正の使用料につきましては、一本松温泉あけぼの荘の料金体系とこれまでの施設使用料で徴収していた料金を参考に設定をしております。


 なお、附則といたしまして、この条例は平成19年8月1日から施行することとしております。


 以上、第50号議案、山出憩いの里温泉条例の一部改正について、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 ご質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第50号議案、山出憩いの里温泉条例の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第9 第51号議案 西海中学校校舎・屋内運動場大規模改造工事(其の一)請負契約について





○議長(土居尚行君) 日程第9、第51号議案、西海中学校校舎・屋内運動場大規模改造工事(其の一)請負契約についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 橋岡学校教育課長。


○学校教育課長(橋岡政文君) 第51号議案、西海中学校校舎・屋内運動場大規模改造工事(其の一)請負契約について、提案理由のご説明を申し上げます。


 本工事につきましては、昭和58年に建築された西海中学校校舎と屋内運動場の改修にかかる工事で、屋根及び外壁部分において、長年の風雨並びに塩害により、外壁の劣化が進み、雨漏り等が起こっております。このため、今年度と来年度において、建物の屋根及び外壁の大規模改修を行い学校の耐久性の向上を図っていくものでございます。今年度に行う工事につきましては、管理棟と屋内運動場の改修となっております。


 工事の概要をご説明いたしますので、裏面をごらんください。


 本工事の施工部分につきましては、校舎配置図の太線で表示している管理棟と屋内運動場でございます。バツ印をしている教室棟につきましては、来年度の計画としております。管理棟につきましては、鉄筋コンクリート造三階建で、その校舎の外壁の改修1,325平方メートルと、屋上の防水工事431平方メートルを施工するものでございます。屋内運動場につきましても、同じように外壁の改修を1,457平方メートルと、屋根の防水改修を1,036平方メートルを施工いたします。あわせまして、管理棟と教室棟のジョイント部分の改修も行うこととしております。


 この工事につきまして、5月30日に愛南町内5業者により入札を行いました。入札の結果、調査基準価格を下回りましたので、6月5日、低入札審査会で審査を受け落札と決定をさせていただいております。


 なお、金額につきましては、4,410万円でございます。この工事の予定価格が5,000万円を超えておりますので、地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして、議会の議決をいただきたく提案するものでございます。


 契約の内容につきましては、1の契約の目的、西海中学校校舎・屋内運動場大規模改造工事(其の一)であります。2の契約の方法、条件付一般競争入札(事後審査型)による契約であります。3の契約金額は、4,410万円であります。4の契約の相手方は、南宇和郡愛南町蓮乗寺193番地、南予建設(株)、代表取締役、岡田正寿であります。


 なお、工期につきましては、議決の翌日から平成19年10月31日までとしております。


 なお、入札参加業者につきましては、南予建設(株)、(株)御荘建設、(株)兵頭建設、(株)明正建設、(有)清水建設、以上の5社でございます。


 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のうえ、ご決定いただきますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 ご質疑ございませんか。


 田口議員。


○19番(田口 勝君) 建ててから何年ぐらいたっているのですか。


○議長(土居尚行君) 橋岡学校教育課長。


○学校教育課長(橋岡政文君) 24年です。


○議長(土居尚行君) 田口議員。


○19番(田口 勝君) 24年くらいで、雨漏り相当ひどいのですかね。


○議長(土居尚行君) 橋岡学校教育課長。


○学校教育課長(橋岡政文君) 量的にはがいな量ではないのですけど、部分的な漏れがあります。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


 尾崎議員。


○16番(尾崎春夫君) この件につきまして、副町長にお伺いいたします。


 午前中に清水議員さんからも一般質問がありましたように、予定価格の75%、国も県もそれ以上切った場合には失格と、それまでは認めるとおっしゃいましたけど、この前、5月31日、冬柴国土交通大臣、国土交通委員会において、言われた言葉があります。我が方のある程度の数の調査によりますと85%、予定価格を85%切った落札、いわゆるダンピングだと思いますが、これは急激に下請いじめ、労働者の搾取とか、それから品質が確保できない。それから下請業者が倒産するというようなことが明らかに統計上出ております。


 したがいまして、ダンピングというのは、やはりどこかにしわ寄せがなければおかしいのでありまして、85%を切るような値段というのはやめてもらいたい。先ほどおっしゃいました本質が確保できない、あるいは工事中の保安業務におろそかになる、あるいは下請に対して一方的な値引きを要求する、あるいは工事に手抜きが起こるということで帳じりをあわすんでしょうけれども、そういったことを是認するということは許されないと私は思います。


 したがいまして、国土交通省としては立入調査などでそういうものを厳しく調査をした上で、ダンピングだということがわかりますと、これに対する対応をはっきり取ると言われておる大臣が冬柴大臣でございますが、先ほど、県においての発注工事、これは三間の工事なのですが、これは2%を切った工事です。愛媛県発注工事において、調査基準価格をわずかに2%下回る入札をした業者から、たまたまその調査内容について聞く機会がありまして、その会社の責任担当者、営業担当者、管理技術者、社長が毎日県庁に足を運び、2週間ほど呼ばれたそうです。事情聴取を受けたそうです。その内容は、内訳書の細かい一つ一つに目を通して、少しでもおかしい単価があれば、直ちに下請の会社などに電話して裏を取ったり、調査側の納得がいくまで厳しい追求があったそうです。最後には、営業利益の細目がないことに関して、何で利益が出ない工事の入札に参加するの、一度入札、低入札をした会社は二度としないです。そういったところをもっと勉強しなさいなどと厳しく責められたそうです。


 この愛南町に取りましても、調査とはどの程度の調査をしたのか、調査基準価格からこの物件は7.6%も切った入札です。県工事ならば落札決定は厳しいと思います。今回の判断は、決して国、県の流れに沿ったものではないと思います。それがゆえに、議会を通過し本契約したならば、設計書通りの工法で設計書通りの材料が使用されているのか、工事に手抜きがないか、安全に手抜きがないか、監督責任は重大だと思いますが、その点について、副町長、お考えをお聞かせください。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) お答えをいたします。


 今、国交省とか県の方の低入札基準調査価格を下回った聞き取り内容についてはお聞きいたしましたが、今回の工事の関係で、基準調査価格というのは、失格価格ではありません。先ほどから何回も言いますように、その低入札、調査基準価格を下回った価格で、その設計通りの工事ができるかどうか、それを判断をする調査価格であります。


 先ほど、私、清水議員の一般質問で答弁をしたのですが、3,000万以下の工事の場合は、最低制限価格というのを75%に決めております。ですから、今、尾崎議員が言われる85%、3,000万以下やったら75%でいい。それで3,000万以上だったら85%でないと品質が保てないのではなかろうかという、国、県の低入札価格で入札をした業者について、そういう指導があったいうことなのですが、町としては先ほどから何度も言っておりますように、調査基準価格のものは、あくまでもこの価格を割ったときに、設計通りの工事が施工できるかどうかという判断の基準であります。


 それから3,000万以下の場合は、75%を切ったら失格ということであります。県の方にもいろいろこの今回の設計書とか、一応担当者の方が持っていっていろいろ聞いてきました。その中で、午前中の答弁にも言いましたように、履行できるかどうかは、工事内訳書等をきっちりと審査をして判断すべきであると。それで、履行できない理由がない限り排除はできないという形で聞いております。


 尾崎議員もホームページ等で見ていただいたらわかると思いますが、松山市なんかもかなり今低入札、基準調査価格を割った落札率で工事をしております。60%をちょっと超えたぐらいの金額とか、落札率でやっておりますし、松山市が昨年、18年度の低入札価格の落札率は72%という形できいております。


 ですから、町といたしましては、その落札率云々というのもあるのですが、実際に業者の聞き取り、それから実施設計をした設計業者の意見書、それから町には一級建築士もおります。それで、こういう内訳書をきっちりと精査した中で、この金額でもできるという判断をしておりますので、今言いましたように、今後は品質の確保、それから設計通りの工事ができるのかどうか、きっちりと町としては見ていきたい、このように思っております。


 ですから、この履行できない事由がない限り、排除はできないという形になっております。排除する方が、履行できない事由がない場合については、排除できない、落札を認めるべきだという形で聞いておりますので、町としてはそのような方針でなっております。これから、かなり低入札価格での入札が増えてくるのではなかろうかと思っております。


 それから、先ほども答弁いたしましたように、同じような規模ではないのですけど、公営住宅の外装の工事をやっております。2,000万以上の工事でも、昨年75%で落札して、これは最低制限価格ぎりぎりの率でございますが、そういった工事の落札も2件ありました。ですから、町としては後の工事施工をきっちりとやっていきたい、このように考えております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 尾崎議員。


○16番(尾崎春夫君) この工事の資材の平方メートル単価、町が単価表を出したのと、業者が単価表を出してきた。県ならば2週間ほどかかる。町では30日に開札して、31、1日、2、3が土曜日で4日が月曜日、その3日間で調査が本当にできたのかどうか、その資材の単価表、町の単価表と業者から提出された単価表、役場に来たらこれは公表できるのかできんのか、その点お伺いします。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) 公表できるかどうかは、ちょっと検討してみたいと思いますが、先ほどから国の基準調査価格を下回った場合に、先ほどから一般質問でも答弁いたしましたように、特別重点調査という調査の基準があります。これは直接工事費、それから仮設工事費、現場管理費、一般管理費等、この4つの項目について工事内訳書等、落札した業者の工事内訳書を比較して、これよりすべて上回っております。国が示した基準に比べて、今回の内訳書はすべてクリアをしているということもあります。ですから、ただ単に町が町の基準でもって話をしているわけではございません。国が審査をしている4つの項目の基準を示して審査委員会で審査をして、これならば履行ができるという判断をしております。


 それから、先ほどから何回も言うように、今、町の方にもこういうようなこともありますので、一級建築士を契約入札係に置いております。かなり、今研修もしながら、適正な設計で工事ができるかどうかというのも、きっちりと後の評点も出して、業者の方には評点の成績表もお配りしておりますので、町としては、審査委員会としては、これでできるという判断を持っております。ですから、町の判断だけでやってはおりません。国の基準等も参考にしながらやった結果できると判断しております。


 以上です。


○議長(土居尚行君) 尾崎議員。


○16番(尾崎春夫君) それならば、平方メートル単価、町の単価と業者から出した単価と、これは公表できるのではないかと思うのですが。


○議長(土居尚行君) 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) これにつきましては、また企画財政課の方の審査をした、調査をした設計士、職員と話をして、この平方メートル単価がどうなっておるのか、また確認して公表できるかどうかも含めて、検討してみたいと思っております。


○議長(土居尚行君) ほかにご質問ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第51号議案、西海中学校校舎・屋内運動場大規模改造工事(其の一)請負契約については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 挙手多数です。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第10 第52号議案 愛南町自主防災資機材購入契約について





○議長(土居尚行君) 日程第10、第52号議案、愛南町自主防災資機材購入契約についてを議題とします。


 提案理由の説明を求めます。


 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) 第52号議案、愛南町自主防災資機材購入契約について、提案理由のご説明を申し上げます。


 防災資機材貸与事業は、防災講演会、避難訓練などの自主防災組織の活動支援策の一つとして、平成17年から取り組んでおります。自主防災組織結成に関するご相談に応じるとともに、説明会に出向いて、必要性の説明あるいは結成の相談活動を行い、今年、新たに自主防災組織を結成された44行政区に対し、それぞれ1セットの防災資機材を貸与するものであります。


 5月30日に入札執行いたしましたが、その取得予定価格が700万円を越えるため、愛南町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条及び地方自治法第96条第1項第8号の規定によりまして、議会の議決をいただきたく提案するものであります。


 その契約の内容といたしまして、1の契約の目的につきましては、愛南町自主防災資機材整備事業であります。1セットの防災資機材の貸与の内容でございますが、議案書裏面のとおり、カート付キャリーバッグに収納できるバール、ハンマーなどの救助器具、20人用救急箱、防水シート、消火器、四つ折ができる担架などでございます。2の契約の方法につきましては、指名競争入札による契約であります。指名業者につきましては、5月2日、入札参加資格審査会で決定いたしました、すべて愛南町内の業者であり、南和事務機、(有)中川商店、(株)サンキョウ、(合資)ササヤ金物店、(合資)和田金物店、以上の5社であります。3の契約金額は、558万1,695円であります。4の契約の相手方は、愛南町御荘平城2086番地、(合資)和田金物店、代表者、和田孝男であります。納入期限は、平成19年8月31日としております。


 以上で提案理由の説明といたします。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 ご質疑ございませんか。


 田口議員。


○19番(田口 勝君) 細かいこと聞きますが、それぞれの金額お願いします。


○議長(土居尚行君) 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) 契約金額の558万1,695円割ることの44、すべて1セットあたりの単価は一緒でございます。品物の単価は、入札の方法は総額で入札しておりますので、それぞれの単価契約ではございません。


○議長(土居尚行君) 田口議員。


○19番(田口 勝君) セットらしいんやけど、それぞれの金額出てないのですか。わかりました。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


 篠田議員。


○11番(篠田美登君) 各資材セットは、各行政の44組織ということを言われましたけれども、それの例えば集会所あたりに格納されるわけですか。それとも、その防災というからには、海岸端あたりの集会所等は、そういうときにはちょっと無理があるので、例えば少し高台のとこへ格納庫等を設置して置かれるということも考えられているんでしょうか、お尋ねいたします。


○議長(土居尚行君) 佐藤消防長。


○消防長(佐藤謙吉君) 防災資機材対応事業は、自主防災会、行政協力員ですが、その方の申請に基づいて設置いたします。当然、設置場所については、申請者が希望するとこに設置するということになろうかと思います。


○議長(土居尚行君) 他にございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 他にないようなので、これで質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第52号議案、愛南町自主防災資機材購入契約については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 挙手多数であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第11 第57号議案 県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御荘長洲地区の実施について


 日程第12 第58号議案 県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・豊田地区の実施について


 日程第13 第59号議案 県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施について





○議長(土居尚行君) お諮りいたします。


 この際、日程第11、第57号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御荘長洲地区の実施についてから、日程第13、第59号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施についてまでの3議案を一括議題とし、質疑・討論・表決はそれぞれ別々にすることにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 異議なしと認めます。


 これより、直ちに議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 石河農林課長。


○農林課長(石河 浩君) ただいま提案させていただきました第57号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御荘長洲地区の実施についてでございますけれども、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御荘長洲地区を実施するため、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。


 次に、提案理由の説明をいたします。


 この県単独土地改良事業は、国庫補助事業に該当しない比較的小規模な土地改良事業について実施するものであります。県の補助率は40%でございます。このような土地改良事業を実施する場合には、土地改良法により市町村は、都道府県知事に協議し、その同意を得る必要があります。土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、あらかじめ市町村議会の議決を経て、事業計画の概要などを公告する必要があります。このため、議会の議決を得たく提案するものでございます。


 それでは、事業計画の概要についてご説明いたします。裏面に平面図をつけておりますので、見ていただいたらと思います。


 事業名は、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御荘長洲地区です。事業実施位置につきましては、国道から約100メートル、長洲地区に入ったところの右側でございます。町道長崎長洲線と長洲越線の交差点、愛南町御荘長洲98番地1先から、長洲川、御荘長洲51番地先まででございます。図面の青い部分が施工箇所でございます。工事内容は、排水路の改修事業で、鉄筋コンクリートU型水路、延長は200メートル、高さ30センチ、幅30センチの既製品の水路を計画しております。


 現況につきましては、土水路でございまして、老朽化が著しく、このため漏水によりまして、湿田となりまして耕作に支障を来していると、そういうような状態でございます。受益面積は1.4ヘクタール、受益戸数は5戸でございます。予定工期につきましては、平成19年9月から19年12月までを予定しております。事業費は350万円で、そのうち県の補助は40%の140万円でございます。


 以上、工事概要の説明をいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のうえ、ご決定いただきますようお願いいたします。


 続きまして、第58号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・豊田地区の実施についてでございますが、先の議案と同様の理由によりまして、議会の議決を得たく提案するものでございます。


 それでは、事業計画の概要についてご説明いたします。裏面に平面図をつけておりますので、見ていただいたらと思います。


 事業名は、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・豊田地区です。事業実施位置につきましては、豊田地区の惣五郎神社下でございまして、緑方面に向かう町道豊田当時線と上大道方面に向かう上大道石井手線の交差点付近でございまして、大井手堰の左岸の愛南町城辺甲5005番地2先から町道の三差路付近、城辺甲4189番地先まででございます。図面の濃い青い部分が施工箇所でございます。


 工事内容は、用水路の改修事業で、自由勾配側溝、延長は57メートル、幅が30センチで高さが30センチから80センチの既製品の水路を計画しております。


 現況は、コンクリート水路でございますが、漏水によりまして道路の地下に空洞ができたり、路面が陥没して、施設の維持管理に手間がかかっているというような状態でございます。受益面積は2.8ヘクタール、受益戸数は13戸でございます。予定工期は、平成19年9月から19年12月までを予定しております。事業費は330万円でございまして、そのうち県補助は40%の132万円でございます。


 以上、工事概要の説明をいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のうえ、ご決定いただきますようお願いいたします。


 続きまして、第59号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施についてでございますが、本議案につきましても、先の議案と同様の理由によりまして、議会の議決を得たく提案するものでございます。


 それでは事業計画の概要について説明いたします。裏面に平面図をつけておりますので、見ていただいたらと思います。


 事業名は、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・瀬戸谷地区です。事業実施位置につきましては、県道長月城辺線沿いにありますセレモニーホール南宇和から長月方面に約150メートルほど行った山添にある水路でございます。愛南町城辺乙197番地先から城辺乙187番地先まででございます。図面の濃い青い部分が施工箇所でございます。工事内容は、用排水路の改修事業で、鉄筋コンクリートU型水路、延長は200メートル、幅45センチ、高さ45センチの既製品の水路を計画しております。


 現況につきましては、土水路で老朽化が著しく進んでおりまして、現況の石積が崩れたり、用排水路としての機能が不十分なために耕作に支障を来しているというような状態でございます。


 受益面積は1ヘクタールで、受益戸数は6戸でございます。予定工期は、平成19年9月から19年12月までを予定しております。事業費は450万円で、そのうち県補助は40%の180万円でございます。


 以上、工事概要の説明をいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のうえ、ご決定いただきますようよろしくお願いいたします。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 これより、第57号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御荘長洲地区の実施について、質疑をお受けします。


 ご質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第57号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・御荘長洲地区の実施については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。


 次に、第58号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・豊田地区の実施について、質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第58号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・豊田地区の実施については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 挙手多数であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。


 次に、第59号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施について、質疑を受けます。


 ご質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 質疑がないようなので、質疑を終わります。


 続いて討論を行います。


 討論ありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 第59号議案、県単独補助土地改良事業(かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施については、原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。


  (賛成者挙手)


○議長(土居尚行君) 全員挙手であります。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。





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◎日程第14 第53号議案 平成19年度愛南町一般会計補正予算(第2号)について





○議長(土居尚行君) 日程第14、第53号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 本多副町長。


○副町長(本多七雄君) 第53号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。


 今回の補正予算は、国や県の内示により、財源がほぼ確定した町道・農林道・漁港等の整備事業費や地域要望などの政策推進費をはじめ、住民情報の漏えい対策として情報管理の強化を図るための情報セキュリティー強化関連事業費、地域活性化基金積立金などの政策予算及び人事異動等にかかる職員給与費などで、歳入歳出それぞれ16億7,247万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ145億7,593万3,000円として、ご提案申し上げるものであります。


 予算の内容につきましては、事項別明細書により歳出からご説明いたしますので、23ページをお開きください。


 まず、1款議会費ですが、補正額は99万5,000円の追加で、職員人件費が18万円の減、議員研修費117万5,000円の追加であります。


 次に、2款総務費ですが、補正額は2,359万4,000円の追加で、主なものは、企画費おいて、愛媛大学南予水産研修センター設置にかかる改修の設計監理委託料500万円、交通安全対策費として町道港入線転落防止策設置工事費ほか14件の720万円、地域活性化対策費として尻貝集会所新築工事費及び一本松集会所舗装等改修工事費のあわせて2,037万2,000円、電算管理費で情報セキュリティーアドバイザー業務委託料等236万3,000円、指定統計費では就業構造基本調査費65万2,000円の追加であります。


 次に、3款民生費ですが、補正額は3,652万6,000円の減額で、主なものは、社会福祉総務費において、高額療養費貸付金234万5,000円の追加と人事異動等による職員給与費・賃金などの人件費の減額であります。


 次に、4款衛生費ですが、補正額4,524万7,000円の追加で、主なものは、上水道費において、上水道企業会計出資金4,000万円、簡易水道特別会計繰出金600万5,000円の追加であります。


 6款農林水産業費ですが、補正額8億1,468万円の追加で、主なものは、農業費において、瀬戸谷地区水路改修工事費ほか9件の1,628万3,000円、県営土地改良事業負担金1,411万7,000円、林業費では林道松尾光野線開設工事費ほか1件の4,039万3,000円、水産業費の漁港建設費において、柏崎漁港地域水産物供給基盤整備工事費ほか3件の6億1,922万2,000円、県営漁港整備事業負担金9,350万円であります。


 7款商工費ですが、補正額は1,275万6,000円の追加で、主なものは、職員の給与費43万円、観光施設費で上大道地区休想所及び公衆便所新築工事費ほか1件の972万3,000円であります。


 次に、8款土木費ですが、補正額2億5,098万4,000円の追加で、主なものは、道路橋梁費の道路維持費において、町道駄場6号線路肩補修工事ほか13件の971万6,000円、道路新設改良費では、町道灘元越線道路改良工事費ほか8件の1億3,468万円、河川維持費において、谷ノロ水路維持補修工事費ほか11件の1,260万3,000円、砂防費では脇本地区がけ崩れ防災対策工事費ほか2件の2,630万円、住宅費においては、三島団地6棟外壁等改修工事費ほか1件の4,914万8,000円であります。


 9款消防費は、補正額125万9,000円の追加で、主なものは、職員人件費20万円の減額、県消防広域化・消防救急無線広域化・共同化等協議会負担114万2,000円の追加であります。


 次に、10款教育費ですが、補正額5,949万円の追加で、主なものは、中学校費において城辺中学校エレベーター設置工事費2,562万円、社会教育費では、御荘漁村振興センター駐車場整備工事費95万6,000円、保健体育費において、内海運動公園フェンス張替工事費206万9,000円であります。


 13款諸支出金ですが、補正額は5億円の追加で、合併特例債を活用して地域活性化基金を積み立てるものであります。


 次に、歳出の財源となります歳入についてご説明いたします。17ページにお戻りください。


 まず、10款地方交付税ですが、補正額1億3,520万9,000円で普通交付税の追加であります。


 12款分担金及び負担金ですが、補正額491万7,000円で、集会所改修及びがけ崩れ防災対策事業受益者等の分担金並びに中山間総合整備事業受益者負担金であります。


 次に、14款国庫支出金ですが、補正額3億4,717万8,000円の追加で、主なものは、国庫補助金で地域水産物供給基盤整備事業費国庫補助金ほか2件の3億2,300万円、地域住宅交付金ほか1件の1,809万3,000円、安全・安心な学校づくり交付金608万5,000円であります。


 15款県支出金ですが、補正額1億7,361万8,000円の追加で、主なものは、県補助金で地域環境整備事業費県補助金ほか1件の1,390万4,000円、障害者自立支援事業費県補助金68万2,000円、水路整備事業費県補助金ほか1件の471万2,000円、普通林道開設事業費県補助金2,692万8,000円、地域水産物供給基盤整備事業費県補助金ほか1件の9,953万2,000円、道路新設改良費県補助金800万円、がけ崩れ防災対策事業県補助金1,578万円、農業用施設災害復旧費県補助金31万6,000円の追加であります。


 なお、県委託金では、愛媛県議会議員選挙事務交付金95万円の減、就業構造基本統計調査事務委託金63万9,000円、県営中山間換地関係業務委託金200万9,000円、教育費委託金で子どもと親の相談員活用調査研究委託金ほか2件の206万6,000円をそれぞれ追加しております。


 20款諸収入ですが、補正額495万7,000円の追加で、国民健康保険高額療養費貸付金返還金234万5,000円、雑入では森林災害保険金ほか1件の261万2,000円であります。


 次に、21款町債ですが、補正額10億660万円の追加で、その内訳は過疎対策事業債1億3,750万円、合併特例債6億2,720万円、一般会計収支債4,000万円、一般公共事業債2億110万円、辺地対策事業債が80万円であります。


 以上で、第53号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(土居尚行君) 説明が終わりました。


 お諮りいたします。


 第53号議案、平成19年度愛南町一般会計補正予算(第2号)は、ただいま提案理由の説明が終わったところで、本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(土居尚行君) 異議なしと認めます。


 よって、本日はこれにて延会することに決しました。


 なお、明日15日から21日までの休会中に、15日に総務常任委員会並びに厚生常任委員会を、19日に産業建設常任委員会を開催することになっております。


 6月22日は9時30分から会議を開きます。


 本日はこれにて延会します。





              午後 3時27分 延会





上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため、署名する。








        議     長    土居 尚行








        会議録署名議員    増元 久男








        会議録署名議員    脇田 達矢