議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛媛県 東温市

平成21年  2月 臨時会(第2回) 02月25日−01号




平成21年  2月 臨時会(第2回) − 02月25日−01号







平成21年  2月 臨時会(第2回)



        平成21年第2回東温市議会臨時会会議録 第1号

            平成21年2月25日(水曜日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議事日程 第1号

日程第1.会議録署名議員の指名(16番 片山益男議員、17番 玉乃井 進議員)

日程第2.会期の決定(2月25日 1日間)

日程第3.議案の審議

 承認第1号 専決処分第1号の承認を求めることについて

       (平成20年度東温市一般会計補正予算(第4号)について)

 議案第4号 東温市営下沖団地新築工事変更請負契約の締結について

       (提案理由の説明、質疑、討論、表決)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(18名)

  1番 平岡明雄            2番 細川秀明

  3番 相原眞知子           4番 酒井克雄

  5番 渡部伸二            6番 丸山 稔

  7番 近藤千枝美           8番 安井浩二

  9番 大西 勉           10番 三棟義博

 11番 山内孝二           12番 伊藤隆志

 13番 佐伯正夫           14番 大西佳子

 15番 桂浦善吾           16番 片山益男

 17番 玉乃井 進          18番 佐伯 強

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

欠席議員(0名)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

説明のため出席した者の職氏名

 市長         高須賀 功   副市長          佐伯 決

 教育長        寺澤房和    総務部長         加藤 章

 保健福祉部長     山内数延    産業建設部長       菅野 貢

 消防長        露口憲三    川内支所長        永田栄新

 教育委員会事務局長  山内一正    総務課長         大北榮二

 企画財政課長     大石秀輝    税務課長         中川秀孝

 市民課長       林 宏保    社会福祉課長       桑原重寛

 介護福祉課長     池川義晴    保険年金課長       高須賀哲雄

 健康推進課長     菅野睦志    生活環境課長       伊賀悌二

 産業創出課長     大西 裕    農林振興課長兼農委局長  坂本憲俊

 国土調査課長     桑原常夫    建設課長         宮崎良輔

 下水道課長      緒方光男    水道課長         渡部清則

 学校教育課長     野口泰治    生涯学習課長       武智洋一

 学校給食センター所長 白戸 隆    会計管理者        水田一典

 監査委員       安部修治    監査委員事務局長     池川忠徳

 都市計画課長補佐   菅野政博

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

職務のため出席した事務局職員の職氏名

 事務局長       池田典弘    課長補佐兼庶務係長    菅野尚人

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午前9時30分開会



○桂浦善吾議長 

 ただいまの出席議員数は、18名であります。

 定足数に達しておりますので、平成21年 第2回東温市議会臨時会を開会いたします。

 なお、議会だより等に使用する写真の撮影を許可します。

 ここで、高須賀市長から、今議会招集のあいさつがございます。



◎高須賀功市長 

 本日、第2回東温市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆さん方にはご多忙中にもかかわらずご出席を賜り、まことにありがとうございます。

 本臨時会でご審議をお願いします案件は、一般会計補正予算(第4号)の専決処分の承認及び東温市営下沖団地新築工事変更請負契約の締結議案の2件でございます。

 本臨時会において、さきの第1回臨時会でご承認いただけませんでした東温市営下沖団地新築工事変更請負契約の締結につきましては、審議の結果を真摯に受けとめ、議員各位からご指摘いただきましたご意見を尊重し、再度議会のご承認をいただきたく、本臨時会において再提出させていただいております。

 さて、このたびこのような事態を招いたことは私の責任でございまして、大変遺憾であると思っております。深くおわび申し上げます。議員の皆さん方からご指摘いただきました議会に対する報告、連絡、相談でございますが、問題が発生したときなど節目、節目で議会にご報告申し上げ、ご審議をお願いすべきであったと深く反省いたしているところでもございます。

 今回の事案に対しまして、鉄筋数量の適正な判断を行うため、第三者機関の示す数量により決定いたしました。

 2月10日の臨時議会において否決された変更契約の内容について、一連の事務処理の不手際と遅滞等により、市民並びに議員の皆さん方に多大なご迷惑をおかけする事態に至ったことはまことに遺憾であり、心から深くおわび申し上げます。今後はこのようなことのないよう、職員の指導・監督に細心の注意を払い、議会とより一層連携を図り、市民の皆さんに信頼されるよう諸施策に取り組んでまいりたいと、このように考えております。

 以上のことから、発注責任者、また市政の最高責任者として、私の監督不行き届きにより、みずからに減給処分を科するとともに、職員の処分についても適切に対処し、再びこのようなことが起きないよう努力してまいりますので、議員の皆さん方には、何とぞご理解をいただきますようお願いを申し上げ、本議案のおわびといたします。

 各議案の内容につきましては、提案の都度、関係理事者からご説明申し上げますので、十分ご審議いただき、適切なご決定を賜りますようお願い申し上げ、臨時議会招集のあいさつといたします。



○桂浦善吾議長 

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。

 それでは、日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。

 16番 片山益男議員、17番 玉乃井進議員、以上の2名を指名いたします。

 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。

 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。

 それでは、日程第3、議案審議に移ります。

 承認第1号を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。



◎大石秀輝企画財政課長 

 それでは、承認第1号 専決処分第1号の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。

 2ページをごらんください。

 専決第1号 平成20年度東温市一般会計補正予算(第4号)について、緊急執行を要したため、2月18日付地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、これを報告し、承認を求めるものでございます。

 別冊、専決第1号 平成20年度東温市一般会計補正予算書(第4号)をごらんください。

 まず、1ページをお開きいただきたいと思います。

 平成20年度東温市一般会計補正予算(第4号)について、ご説明を申し上げます。

 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,456万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を121億6,010万6,000円とするものでございます。

 次に、補正予算の概要をご説明いたしますので、2ページをごらんください。

 まず、歳入でございますが、全額特定財源で、国庫支出金2,382万1,000円、県支出金74万2,000円の合計2,456万3,000円でございます。

 それでは、歳出からご説明いたしますので、8ページをごらんください。

 8ページでございますが、2款総務費、1項総務管理費に13目定額給付金費として2,255万1,000円を補正いたします。特定財源国支出金2,255万1,000円は、10分の10の定額給付金給付事務費補助金でございます。定額給付金として、2月1日を基準に1人当たり1万2,000円、ただし65歳以上及び18歳以下につきましては1人当たり2万円を給付するため、事務費補助金交付要綱に基づいた補正をするもので、3節職員手当等の568万5,000円は超過勤務手当、9節旅費21万円は費用弁償等、11節需用費246万3,000円は一般消耗品と案内用封筒、チラシ等の印刷製本費でございます。12節役務費844万5,000円は案内・返信通知用の通信運搬費687万円と口座振込手数料157万5,000円でございます。13節委託料574万8,000円はシステム改修委託料282万5,000円と臨時事務員派遣委託料292万3,000円でございます。

 次のページをごらんください。

 3款民生費、2項児童福祉費に8目子育て応援特別手当費として127万円を補正いたします。特定財源国支出金127万円は10分の10の子育て応援特別手当事務取扱交付金でございます。子育て応援特別手当として、2月1日を基準日に、第2子以降の3歳から5歳の児童に対し3万6,000円を支給するため、事務取扱交付金交付要綱による補正で、3節職員手当等の82万6,000円は超過勤務手当、9節旅費5,000円、11節需用費16万3,000円は消耗品と案内用封筒ほか印刷製本費、12節役務費27万6,000円は郵送料、振込手数料でございます。

 次のページをごらんください。

 5款労働費、2項失業対策費に1目緊急雇用創出事業費として74万2,000円を補正するものでございます。財源はすべて10分の10の県緊急雇用創出事業費補助金でございます。急速な経済情勢の変動により離職を余儀なくされた非正規労働者、中高年齢者等に対して、臨時的・一時的なつなぎ就業の機会を提供するための緊急雇用創出事業費として、4節共済費6万9,000円、社会保険料、7節賃金51万7,000円、11節需用費8万2,000円、14節使用料及び賃借料7万4,000円の補正でございます。

 次のページの給与費明細書の補正は、ただいまご説明申し上げました定額給付金及び子育て応援特別手当支給に伴います職員の時間外勤務手当651万1,000円の補正でございます。

 次に、歳入でございますけれども、歳出の財源内訳でご説明したとおりでございます。

 以上、専決第1号 平成20年度東温市一般会計補正予算(第4号)のご説明でございますが、定額給付金及び子育て応援特別手当等につきましては、第2次補正予算関連法案が成立次第、補正予算の追加提案をお願いいたしたいと思っております。

 以上で説明を終わります。



○桂浦善吾議長 

 提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。



◆佐伯強議員 

 何点かお尋ねをしたいと思うのですが、歳入はほぼ国が、あるいは物によっては県が100%出しておると。次の段階に行くための手当てというか、準備をするための補正だと思うのですけれども、これは8ページから行きますけれども、この関連する問題として、全額国が手当てをしてこういう補正になっておりますけれども、市の負担は実際問題として全然要らないのかどうなのか。そして、職員のこれだけの手当を出すことについても、どの程度の手間が何人ぐらいでかかるのかというのを、ちょっとお尋ねしておきたいと思います。

 9ページ、子育て支援というからちょっと見たら金額が少ないので、えーと思ったら、今の説明では1人3万6,000円の手当を次回に予算が通ったら出す、それの準備をしておるということですが、これも市にはどの程度のものがかかるのかということ。

 そして10ページ、県が10分の10ということですが、これも準備のためと言いますが、どの程度のものがどのような形で実施されようとしておるのか、74万2,000円、社会保険料は6万9,000円、賃金が51万7,000円、言うたらほんの知れたものだという感じがいたしますので、どの程度の規模のものなのかと。そして、東温市の現状から考えて、これがどの程度の影響を及ぼすのかについてちょっとお尋ねしたい。



◎大北榮二総務課長 

 まず、お尋ねの第1点の事務費が全額国庫補助金の対象になるのかというご質問でございます。市の負担は要らないのかということでございます。これは総務省の定額給付金の通達によりまして、すべて国庫で賄ってもらえるという通達が来ております。

 次に、定額給付金の組織、何人でかかるのかというご質問でございます。現在、想定いたしておりますのが、こういった特別な事業に対しましては、各課からの助けをかりてやる事業であるということから、平成20年12月1日に、東温市職員の流動支援体制に関する規程というのをつくりました。それによって、関係する各課、総務課から4名、市民課、下水道課、社会福祉課から2名、学校教育課から1名、正職員としては9名の体制でございます。あとの人員につきましては、13節委託料で臨時事務員派遣委託料292万3,000円を上げております。その内訳といたしましては、一応5名で計上いたしておりますけれども、時期によりましては、事業が開始したときに例えば7名人数が要る、事業がある程度終息したら3名に減員できるような体制をつくりたいということで、派遣元にそういった条件で引き受けていただけるような条件をつけまして、今回、入札にかけたいと思っております。ですから、今のところ、支所も含めまして14名体制で臨む予定にいたしております。

 以上でございます。



◎大西裕産業創出課長 

 緊急雇用創出事業の関係のご質問にお答えをいたします。

 東温市の企業におきましては、大きな解雇ということは、今のところ発生していないと認識しております。ただ、東温市内からも、市外に勤めておられる方の中で解雇等発生しておるのではないかというふうに思っております。そういう中で、今回上げさせていただいております緊急雇用対策の予算につきましては、2事業、教育委員会で行います学校図書館管理データの入力関係、それと総務課で計画いたしておりますカーブミラー等の設置状況の調査事業という2つの事業を予定いたしておりまして、この事業で今年度から4名の雇用を計画いたしております。今回上げさせていただいておりますのは、今年度の予算ということで、先ほど言いましたように6カ月の雇用でございますので、新年度分については新年度予算で対応させていただくということで考えております。なお、新年度におきましては、これらの事業に追加して新たな事業も計画いたしております。

 以上です。



◎桑原重寛社会福祉課長 

 子育て応援手当の事務の関係でございますが、先ほど総務課長からご説明をしたような内容で、事務取扱交付金要綱による補正ということで、全額国の補助金によって事務が行われると。事務の体制につきましては、総務課と歩調を合わせた形で体制を組んでいくというふうに考えております。



◆佐伯強議員 

 それはもうそれで結構ですが、そのとおり行けばいいのですが、ああは言ったけれどもということで市が幾らか負担するということは、じゃ、あり得ないということですね。



◎大北榮二総務課長 

 市の負担はございません。これは言い切れます。

 以上でございます。



◆渡部伸二議員 

 定額給付金のことでお聞きしたいと思います。

 まず、この定額給付金の目的なんですが、これはどのように理解したらいいのでしょうか。

 それから、今回の2兆円の定額給付金のばらまきについて、850億円の事務費を使うということなんですね、総務省の試算では。ということは2兆850億円を、我々の税金を使うわけなんですけれども、その結果として、さっきの質問の目的が達成できるのかどうか、その検証についてはどのようにお考えなのか、根拠も含めてご答弁いただきたいと思います。これは非常に批判の多い制度で、2兆円をばらまくんですね。実際こんなことではなくて、本当に重要な生活支援のための雇用対策ないしは福祉対策ということに政治家はなぜ頭を使わないのだと。こういう批判が非常に強いですよね。にもかかわらず、公明党を主体にして保守政権が強行したというわけなんですけれども、謙虚に考えまして、自治体として、今回東温市が5億ちょっとですか、そのお金を自治体として主体的に何か基金をつくる、例えば雇用対策の基金とか、そういうものをつくって運用できる制度かどうかという問題なんですが、これはいかがですか。自治体で独自な施策に使えますか、これは。

 それから、本来だったら定率減税とか恒久的な対策が必要ですよね。にもかかわらず、一時的なこういうばらまきをやるわけですよ。しかし、本当は、現状から見まして、定率減税のような恒久的な制度が本当は大事なんです。3年後にもう一度見直しがあって、消費税が10%になるということも言っているわけですね、現政権は。消費税というのは非常に逆進性の強いものですから、かえって低所得者には打撃であるわけですが、そういったことがありながら、選挙対策なんでしょうか、一時的なこういうことをやるわけなんですけれどもね。これについて、国がするから仕方ないというところがありますけれども、自治体の職員として、執行部として、こういった政策といいますか、この手法、これについてどのように評価しているのかということなんですけれども、それもあわせてお聞きしたいのです。

 それから、緊急雇用なんですけれども、結局、費用対効果の問題で、どの程度の効果が今後発生するのかということなんですが、その見通しについてご所見をお聞きしたいと思います。

 以上、よろしくお願いします。



◎大北榮二総務課長 

 渡部議員の質問にお答えいたします。

 まず、目的でございます。これは、政府の見解でございます。定額給付金事業は景気後退下での生活者の不安にきめ細かく対処するため、家計への緊急支援として実施するものであり、あわせて家計に広く給付することにより、消費をふやし、景気を下支えする経済効果を有するものであるという位置づけで今回実施するものでございます。現在、いろいろな報道機関の世論調査等でこの給付に対する賛成、反対等々の率と申しますか、出ております。しかしながら、我々自治体といたしましては、国が決めた制度に従って、粛々とこの事業を実施していくのが使命かと思っております。そのためには、間違いないように全市民に対して広く給付するのが、我々の使命だと考えているところでございます。

 (「基金を設けることはできますか。雇用対策基金であるとか、独自のものを」と呼ぶ者あり)



◎大北榮二総務課長 

 今のところ、Q&Aとかいろいろ来ていますけれども、その中にはそういった項目は想定していないということでございます。

 以上でございます。



◎大西裕産業創出課長 

 雇用対策の効果ということでございますけれども、取り組みにつきましては、雇用情勢を見きわめながら取り組むべきと考えております。取り組みに当たりましては、県のほうで当然予算を計上いたしておりますけれども、県の予算の枠内で、できるだけの取り組みを進めていきたいと考えております。

 以上です。



◆渡部伸二議員 

 今回の定額給付金の目的が消費をふやすということですね。そして、景気の浮揚策として考えたのだというご答弁だったわけなんですけれども、実際、今回の給付金は口座に振り込まれることになるのではないかと思うのですが、そうなった場合には、実際それが消費に回るのかどうかということはわからないのではないでしょうか。したがいまして、本来だったら、麻生総理も言っているように、盛大に使ってほしいということなんですけれども、実際それが東温市内で使われるかどうかも確定ではないわけですよね、多分。したがって、そういった目的に沿った形での評価、それはどのように検証したらいいのでしょうか。実際に消費がふえて景気が浮上するというふうなことが検証できるのかどうか。それが検証できて、初めてこの給付金制度の目的が達せられるわけですからね。それが検証できなければ、全くこれは意味がないことになりますから、そのあたりどのようにお考えでしょうか。

 それから、自治体として、基金などこういった給付金を市で独自に政策的に生かしていくというようなことは、一切できないということなんです、確認されましたけれども。実際、要綱を見ましても、もし市民がこの給付金を要らないとした場合には、市に行くのではなくて、全部国に返ってしまうということなんですね。市町村は一切独自の施策には使えないと、こういう非常にばかげたことをやっているわけです。このあたりもこの給付金の内容の不純さといいますか、地方自治に対しても非常に問題を抱えたような押しつけであるわけです。ですから、政治的な施策としては全く評価できないというふうなものです。この点について、率直なご意見はどうですか。



◎大北榮二総務課長 

 今回の定額給付金によって、GDPと申しますか、その景気押し上げの率がどの程度になるかというご質問でございます。これは実際、その給付の作業が完了した時点で、東温市、ミクロの経済ではなかなかはかりにくいところがあると思います。結果的には、マクロで国全体の経済効果の中で何%の効果があったという結果を待って判断すべきじゃないかと、私はそう考えております。

 以上でございます。



◆渡部伸二議員 

 定額給付金制度のその後の評価については、ご答弁いただけなかったわけなんですけれども、率直に申し上げまして、マクロということになりますと、個々の消費動向についてはわからないということですね。本来だったら、制度というものは必ず検証があって、それを評価して、その上で再度施策について再検討するわけですけれども、そういう一連の手続が全くできない制度なんですね。ですからこれは、市民から見ても税金の無駄遣いであるというしかないのであります。私はこれは評価できません。しかしながら、事務手続の問題ですから、専決については賛成しますけれども、実際はもうこれは政策とは言えないような、政治ではないような政策であるということを訴えて終わります。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。



◆丸山稔議員 

 まず、今質疑がなされております定額給付金についてなんですけれども、固有名詞として公明党を出していただいて、何やら公明党単独の政策のように、暗に宣伝をしていただいたのかなというふうに理解をしておるところでありますけれども、批判の代名詞のように使われておりますが、2兆円ばらまきであるとか、そんなお金があれば雇用、福祉のほうに回せばいいのではないかというようなご意見もあるようでありますけれども、雇用についても福祉についても、また、子育て、医療、その中ですべてに打てる手を打って、どれをやるかではなくて、これもやり、あれもやりの中の1つがこの定額給付金であると私は理解をしております。総額75兆円の中の2兆円をそこだけ取り上げておっしゃられるのはいかがなものかなというのが基本的にあるのです。給付金という言葉自体も私はちょっと100%納得といいますか、言葉がよくないのではないかなと思うのですけれども、私自身は税金の還付であると理解をしておるのです。この税金の還付を断固反対するというのも妙な話だなというふうに、批判を聞くたびに思っておるのですが、質疑でありますので討論ではありませんので、質疑といたしましては、5億数千万円の東温市の給付金の財源の中で、東温市独自の経済対策であるとか、そういうものを考えられているのかどうか、これをまず1点お伺いいたしたいのと、子育て応援特別手当について、いろいろな難しい条件がついておりますけれども、支給されるようになった場合の市内の支給対象者、これが約何人ぐらいになるのか、この2点についてご答弁いただきたいと思います。



◎高須賀功市長 

 市独自の定額給付金に対して、例えばお買い物券とかプレミアム券とか何かのご質問であったと思いますが、今のところ、私は市独自のことは考えておりません。それは先般の12月議会でもご答弁させていただいたと思います。

 次に、子育て応援特別手当事業で、対象者は今のところ550人を想定しております。

 以上でございます。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。



◆酒井克雄議員 

 先ほどから同僚議員からの質疑がでております定額給付金の件ですけれども、1点だけお聞きします。支所がございますが、支所での対応はどのようにお考えでございますか、その点だけお答えを願います。



◎大北榮二総務課長 

 先ほどスタッフのところでご説明いたしましたように、定額給付金等対策室というのを、法案が3月6日成立予定とけさの新聞に載っておりましたが、早速その時期をもって正式に立ち上げたいと考えております。その中で支所の職員にも一応事前に制度説明をします。それと補助職員として、今回、派遣職員を要請いたしております。ですから、事務の補助職員1人と、あと支所の職員1人ないし2人で、郵送によらない直接来た人の対応をしたいと、そのように考えております。

 以上でございます。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 これをもって質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。

 承認第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 以上で、討論を終わります。

 それでは、採決を行います。

 承認第1号 専決処分第1号の承認を求めることについて(平成20年度東温市一般会計補正予算(第4号)について)、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、承認第1号は原案のとおり承認されました。

 次に、議案第4号を議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。



◎菅野貢産業建設部長 

 議案書3ページをお願いします。

 議案第4号 東温市営下沖団地新築工事変更請負契約の締結について、ご説明いたします。

 この工事は、平成20年4月25日の臨時議会におきまして議決をいただき、株式会社岡崎工務店と請負契約を締結し、現在工事を施工いたしております。工事の施工に伴いまして、請負契約の内容に変更が生じましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

 変更内容について概要を説明いたしますので、議案関係説明資料をあわせてごらんください。

 まず、建築主体工事では、基礎ぐいと地中ばりを連結させる補強筋の仕様変更並びに鉄筋数量等の見直しにより473万5,787円の増、電気設備工事では、テレビ共聴設備の仕様変更等により22万7,333円の減、給排水設備及び機械設備工事では、ポンプ室内の排水設備工事の追加等により8万604円の増、外構工事では、住宅敷地の土質改良を行うための土の入れかえにより66万942円の増となるものでございます。以上の変更によりまして、設計金額で525万円の増となり、この金額に当初の請負比率76.8%を乗じた額403万円を増額し、変更後の請負契約金額を3億4,423万円とするものでございます。

 なお、契約の方法につきましては随意契約で、工事の完成は3月上旬の見込みでございます。

 以上、簡単ではございますが、よろしくご審議をいただき、適切なご決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明を終わります。



○桂浦善吾議長 

 提案理由の説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。



◆佐伯強議員 

 ただいまの部長の提案説明は、前のとほとんど変わっていない説明であったように思います。2月11日の愛媛新聞では、この問題に対して「見通し甘い、議案否決」という見出しで報道されておりますし、最後のほうには、名前を出して申しわけないのですけれども、桂浦議長が「6月に問題発生していたのに何の報告もなく、完成前になって提案するのは議会の混乱を招く。今回の否決はやむを得ない」と話したと書いてあるのですね。確かに議会軽視という感は免れないということですけれども、提案の中身についてはどうこう言うことない、今回も前回も全く同じということで、では反対された人たちは議会軽視だからいかんということで否決されたような感じがいたします。

 先ほど市長のあいさつの中では、私の責任で非常に迷惑をかけたというお話の中で、減給処分を決めたと。先般の新聞では、市長は5%、4万5,000円を数年間、副市長3%、教育長は2%と。このように決めたのは、これは経費の節約でされたのかなと思っていたら、さっきのあいさつでは、そうではないので、皆さんに迷惑をかけたので、こういうふうに減給いたしましたというような中身のあいさつですね。ちょっと驚いたんです。減俸せねばいかんほど、これは市長が悪いことしておったのですか、その辺をちょっとお尋ねしたいと思います。

 それと、お聞きしたところでは全く同じ内容なので、それはそれでいいのですが、反対をしておった議員には、その人たちに集まっていただいて説明会を開いたと。また違った説明があったのかなと思ったりしたのですが、どうもそうではない。また、賛成した議員ももろ手を挙げて賛成したのではないし、それぞれに思いは違うんです。反対した理由も、またそれぞれ、議会軽視だという人もおるし、理事者がお金を出したらいいんだと、市が出すことないがと、だから反対だと言うた人と、いろいろな理由で反対した人たち。そういう状況で今日に至っておるのです。今まで申し上げましたが、総合的にちょっと私の疑問に思うことに対してお答えを願いたいと思います。



◎高須賀功市長 

 最初の開会のあいさつの中で、私は、発注責任者、また最高責任者として、皆さん方に事務の停滞、あるいは不手際をしたということで、減給を科すと、こういうことを申しました。このたびの提案説明が非常に遅かったということは事実でございまして、本当に皆さん方に迷惑をかけたと、これは節目、節目で報告すべきであったと、非常に反省しております。そして、そういう結果が先般の臨時議会での否決という結果になったわけでございまして、その節目、節目に報告しなかったということは、最高責任者として、私は非常に皆さん方に失礼なことをしたと。そういうことで、私みずから減給を、今、幾らにするかは検討中でございますがやりたい。一方、先般、報酬審議会がございまして、毎年開いてもらっているのですが、こういう不景気なんだからと、市長以下三役の分は検討していただきました。その中で、5%、3%、2%減という結果が出ましたので、答申どおり3月議会には別に出させてもらいますが、自分の減給は別個に追加提案をさせていただきたいと、このように思っております。

 以上です。



◎佐伯決副市長 

 先ほどの説明会の件でございますけれども、執行部としましては説明不足ということを非常に受けとめておりまして、反対をされた議員さん方に何とかして説明させていただきたい、その一念でございましたから、賛成議員の皆様方にご説明する機会はなかったのではありますけれども、この本案件については、どうしたって議決をいただかなければいけない、その説明不足の分をどこで補うかということで説明させていただいたということでございます。

 以上でございます。



◆佐伯強議員 

 不十分ですが、それはそれとして、市長の今の発言では議会軽視ということで、節目、節目に相談しなかったことに対しては非常に反省されておると、これは大いに結構です。二度とこういうことがないように。議会軽視だということについては、私なんかも賛成はしたけれども、そういう点では大いに不満を持っておるわけですから。じゃ、契約内容そのものは余り変わりがないということですね。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。



◆渡部伸二議員 

 確認をしたいのですけれども、今、佐伯議員からの質問がありましたので。先般の報酬審議会の答申ですけれども、今のお話では報酬審議会に執行部が諮問をした内容というのは、要するに今回の下沖団地の建設の停滞に伴う処分として減給をするのだというふうに審議会には説明したのですか。ならば教育長も三役ですけれども、教育長までも減給にするというのが、ちょっとその整合性がよくわからないのですけれども。今回の報酬審議会でどういう説明をされたのか。それと今のご答弁では、新たに市長ご自身がさらに減給も考えているというご答弁ですけれども、その辺が混乱するのですが、もう一度ご答弁願えますか。



◎加藤章総務部長 

 報酬審議会につきましては、例年、特別職の職員、それから議会の議員、また非常勤のものの職員、これらの方々の報酬について妥当かどうか、諮問をして答申をいただいておるところでございます。したがいまして、今回の案件とは全く別でございまして、報酬審議会の答申につきましては、3月議会の条例案として、定例議会でご説明する予定となっておりますので申し添えます。

 以上でございます。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。



◆大西勉議員 

 今回の件で、先ほど市長の答弁と最初のあいさつとを聞いておりまして、非常にみずから責任を感じペナルティーを科しておるなということで、謙虚さといいますか、責任の重さを認識しておるということで、非常にその面では敬意を表するものでありますけれども、あいさつの中で触れましたけれども、それに関連して、職員の処分も考慮しておると言われましたけれども、最高責任者がそれだけの責任をとっておるということですから、それは不要ではないのかなと。それはもちろん、組織内部のことですから、私が口を出すべきではないのかもしれませんけれども、そういう処分を余りやっていくと、組織がぎくしゃくしてくる。それよりは、わしがおまえらのために責任をとったんだと。失敗があった責任はとったんだ、おまえらはこれから市民のために懸命に努力してくれというふうにいさめ、指導するほうが、今後の運営がうまいこと行くのではないのかなと、私自身はそのように感じるわけでありますが、市長のご見解をお伺いいたします。



◎高須賀功市長 

 非常に、私にとっては好意的な発言であったと、このように思っております。確かに言われるとおりでございまして、私の不手際でございまして、職員にもいろいろな迷惑をかけました。副市長をトップとする懲罰委員会がございますが、いずれにしろ、そこにかけるかかけんかを含めまして、今後、職員の処分については、今のご意見を参考にして対応したい、このように思っておりますので、よろしくお願いします。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。



◆酒井克雄議員 

 大変大事な案件でございまして、今回がこの件で臨時2回目ということでございまして、ご存じのように1回目は否決という結果が出ております。そのことを踏まえまして、いわゆる2月10日以降の件でございますけれども、いろいろ問題がある中でそういう結果が出ておるという、そのあたりを、それから以後のいわゆる理事者の、業者ももうわかっていますから言いますが、大建さん、岡崎さん、こういう業者とのいわゆる対応をどのようになされてきたのか。我々、きょう出されてきておる以上は何らかの判断を下さなければならない。一般の市民に対してわかりにくいところもまだあるのではないかと思います。出されておる案件が前回と同様だと。なので、2月10日から以後の経過を、再度ここに提出された経過をご説明いただきたい。理事者の姿勢というものはよくわかりました。しかしながら、この案件については、まだ少しわからないところがあるのではないかなと思いますので、10日以降の経過がどうであったということがあるならばご答弁をしていただきたいし、やっていなければやっていないと、こういうご答弁でも結構でございますから、非常に重要な案件でございますし、その案件が否決という結果が出ておるものですから、なお一層ここで再度お聞きをしたいと思いますので、ご答弁をお願いします。



◎佐伯決副市長 

 2月10日からどういうことをしたのかというご質問でございますけれども、2月10日の質疑の経過を踏まえまして、何をしたらいいのかということについては整理をいたしました。それで、私も民間に38年おった人間でございますけれども、民と官の差を痛切に感じながらやってまいりましたが、アドバイスを受けるために、やはり弁護士に協議に参りました。弁護士さんのお知恵をかりるということにいたしました。その弁護士さんに質問をしたときのことでございますけれども、「否決をされて困っておるということは言うても、それ以上のことはな」ということが第一声として返ってきたのが、今も耳に残っております。それはどういうことかというと、やっぱり公の団体が、結果としては、何とかしてやというのはお金を持ってくれということにもなるかということもあろうかと思いますが、弁護士の先生からは「困っとんよということまでは言うても、それ以上はな」というようなアドバイスがございました。

 それで本当に「この問題というのは設計会社の問題なので、設計会社さんへお願いに行くのは筋かもしれんけれども、それも最終的には訴訟の方法もあるかもしれんが」というようなアドバイスまではいただきました。しかし、訴訟するということにつきまして、なじまないという判断をしましたのは、長期にわたるということが前提でございますので、長期にわたるということは、これは差し迫った問題を解決するにはなじまないと判断をいたしました。

 それから、直接交渉を請負会社さんにするという方法もございましたけれども、このことについては、当初から私がそれはすべきではないということを職員にも言っております。このことについては、今も確かに民の中でございましたら、そういう交渉はさまざまな切り口がございますから、そういう方向へお願いができるという分野もございますけれども、私どもの場合には、やっぱり一定の制約の中でのことでございますので、そういう意味で直接交渉はいたしておりません。一般論で、神経質なのかもしれませんけれども、職員がそういう場面で借りができるというようなことは、将来いろいろなことに発展してもいけないというようなリスクの面から、私は個人的にもすべきではないということでございましたから、一方的にそういうことを言いましたけれども、いろいろ一般論として報道されていることというのは、そういう関係、貸し借りの関係が思わぬところで3年か5年後にいろいろなことになるというようなことを想定しますと、その代償を払うのは大変なことでございますので、そういう意味でも勧めもございませんでしたし、慎重にしろというようなアドバイスもございましたから、そういう意味で直接交渉はいたしておりません。ですから、以上の経過が2月10日以降の経過でございます。

 以上でございます。



◆酒井克雄議員 

 副市長からご答弁がございましたが、私がなぜこんなことをお伺いするのかといいますと、議会で否決をする、これは言わなくても、皆さん十分感じておられると思いますけれども、これは今後の行政には非常に大きなバッテンがつく、こういったことなんですよね。ですから我々は、こういう経過をずっと説明を聞きながら、この件だけですべて判断する。今後のこともいろいろあると思いますが、そういったことも含めながら判断をさせていただかないかんと。本当に私は今残念だな、こういう感じがしております。

 副市長のお話を聞いていますと、限られた範囲で、限られた方にご相談をなさって、我々が考えていた、そこまで手足が伸んでいないのではないかなというふうに考えます。確かに、貸し借りの物事をつくるわけにはいきませんけれども、この否決という重みを考えたときには、やはり、一般的に皆さん、市民の方々にもわかっていただかないかんと。私はいつも言いますけれども、我々議員にはいろいろ細かい説明をしていただける。100%とはいかなくても、それなりに判断材料があります。だけれども、ほかの一般の人には、この新聞で見た範囲ではなかなかわかりにくい問題であります。そして、きょうは25日ということでございますので、非常にタイムリミットが来ておる中でのことです。こういったことをやはり考えたときに、本当に、市長がご答弁なさったように、私たちのやってきたことがわかったと、こういうふうに言われるようなことでございますけれども、私もそのとおりだと思います。今ここで表決をなさって、再度同じような結果が出るのかどうかわかりませんけれども、そういったことを心配しながら私もご意見をお伺いしておるのですけれども、余り中身が濃いものではございませんが、今後におかれましても、ぜひひとつ、各常任委員会もございますので、これを機会にぜひひとつ、さきもご答弁いただきましたが、ないように、切にお願いをしておいたらと思いますが、再度、副市長、どうですか。



◎佐伯決副市長 

 私自身が、事務方の最高責任者でもございますし、それからまた、議会とのパイプ役でもございます。その任務が不十分であったということは、深く反省をいたしております。再発防止のためには、やはり三役部長会、次長会がございますので、市長からは常に連絡、報告、相談ということを言われながらも、その実行ができていないということにかんがみまして、副市長の所管事項として議会への連絡、報告というのを定例議題とするようなことで、注意喚起をしながら、漏れがないということをチェックしてまいりたい、そういうふうに思っております。

 なお、そのことをすることによって、また議会への連絡、報告の中から、我々が及ばないお知恵を議会の皆様方からちょうだいするというようなことから、こういう事案がもし再発しましたときには、そういう意味で違った意味からの角度で解決の道を、知恵が授かるのかなということから、再発防止のためにそういうことを対策したということもお含みおきいただいて、何とぞご理解をいただきたいと思っております。

 以上でございます。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 これをもって質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。

 議案第4号については、委員会の付託を省略したいと思います。

 これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。

 これより討論を行います。

 討論の通告がありますので、これから討論に入ります。



◆山内孝二議員 

 先ほどの酒井議員の疑問にもある程度お答えができるのではないかと思いまして、また、私の否決以降の活動を通じて、保守系を代表して賛成討論をいたしたいと思います。

 さきに報道されましたように、事業に対する甘さから、当初計画より400万円以上の追加予算を計上しなくてはならなくなった。すなわち、市民の税金の投入を余儀なくされたということは、重大な失態と言わざるを得ない。しかも、その事実を期限ぎりぎりになるまで明らかにせず、議会に説明しなかったのは議会軽視も甚だしく、市民の負託を受けた議員に対する軽視であり、説明責任を果たさないということは、市民の信頼を踏みにじると考え、多数の議員が納得がいかずノーの意思表示をし、議案は否決されたと思っております。私はこれに加え、施主である東温市がすべての責任をとるべきものではなく、設計会社、施工会社にも責任があり、認めるわけにはいかないという疑義は最後まで晴れず、否決の意思を示したわけであります。

 そして今、同議案で2度目の臨時議会を行っているわけですが、2月10日の臨時議会で形式的な上辺だけの追及で可決していたらどうなっていたのか。私の知る限り、否定した議員はその重大さを受けとめ、市民に負託された真の責任を果たすため、否決してから昨日まで市長以下関係者に何度も説明を求めたり、資料を請求したり、議員同士で情報交換をして、各自いろいろな形で調査してきたのを知っております。その結果、いろいろな事実がわかってきた。個人攻撃ではなく、市民目線の健全なまちづくりに向けて、議会へのタイムリーな報告、連絡、相談などの事務作業や、工事請負契約書の第18条の問題等、重要な反省点、課題が表面化した。

 さて、本日2月25日に臨時議会が招集された背景といえば、約1億6,000万円の起債日が、県を通じて四国財務局にお願いしても、本日25日がリミットだという。要するに、本日2月25日を過ぎれば、この補助金は支払われないということなんです。しかもこのことは、私たち議員にはほんの最近わかったことであり、これには本当に愕然としております。市民目線で市政に対峙するという議員の本質の部分を人質にとられたような情けない形になっている。高須賀市長はこの議会の冒頭で、責任の重大さと非を認め、深く反省とおわびを述べられ、みずからの減給と関係職員の処分を科すと言われた。大変なことであり、厳粛に受け入れたい。

 私は、事務上の不手際によって発生した400万円余りの追加支出を容認するものではないが、このことで1億6,000万円の補助がなくなり、市民に多大な迷惑をかけることだけは避けたい。そして、さきの臨時議会で否決したからこそたどり着いた本当の意味での市民への迷惑の回避、市長の反省に伴う厳格な対応姿勢、問題の本質の整理、再発防止の確認、職員の意識改革、また、当工事に絡み、鉄筋数量の差異における関連会社への責任追及は継続して行う等の確認ができたことから、私は、一定、市民に説明し、理解がいただけると考え、実に不本意で苦渋の選択となりますが、可決賛成とするものであります。

 皆さんの賛同をお願いしたいと思います。



○桂浦善吾議長 

 以上で、通告による討論は終わりました。

 ほかに討論はありませんか。



◆渡部伸二議員 

 それでは、原案に対して賛成の立場から討論いたします。

 今回の下沖団地の建設に当たっては、昨年の議会において、施工上の懸念、つまり人為的な施工不良の発生を危ぶむ声が少なくありませんでした。例えば、鉄筋量の不足やコンクリートのかぶり厚さの不足などによる建築物の耐力低下などは、絶対にあってはならない致命的な欠陥と言えます。しかし、幸い、完成に近づいております下沖団地においては、設計図面そのものには問題はなく、当初の設計数量に問題がある鉄筋量については、施工業者において、現場では十二分に基準を満たして配筋されていることは確認済みとの説明があったところです。

 今回、問題になっておりますのは、設計業者が積算をした鉄筋数量の妥当性であります。所管課からの説明資料によりますと、設計者が当初の鉄筋数量をみずから見直した結果、12トン、6.3%の鉄筋量がふえております。これについては算出漏れと言えるのでしょうが、それでも第三者による積算と比較しますと、まだ15.4トン少ない積算となっております。この理由が私にはわかりませんので、所管課に第三者の報告書を見せてもらいましたところ、次のような指摘がなされておりました。「建築数量積算基準には、床板、スラブと壁は適切な略算法、つまり省略して算出する方法という意味ととれますが、略算法によることができるとあり、当該設計業者は同一配筋のスラブについて、その規定を使っている。同一配筋のスラブはどの部分を基準にするか、基準にしたスラブの寸法により大幅な差が出る」と、このように書いてあります。また、報告書には次のようにも書かれてあります。「壁については略算法ではなく、各箇所を丁寧に拾っていますが、定着、継手等の見方が壁式構造の場合、規定が明確でなく誤差が生じる」つまり、細い異型鉄筋、例えばD10、D13というような設計数量は、見直しの後でも第三者の積算と開きがあるわけですが、これは略算法を使っていることや、積算基準の規定が明確でないゆえの誤差によるものだという見解です。

 確かに、建築数量積算基準を見ますと、第三者の説明のように、適切な略算法によることができると規定されております。ですから、よい、悪いは別にして、できる規定のとおりに計算をすれば、鉄筋量は少なく算出されてしまうということになります。ただし、この建築数量積算基準は、実は平成18年3月30日に改定が認められております。そして、昨年あたりから講習会が全国各地で開かれているようです。つまり、この基準の改定がまだまだ周知徹底されていないのが現状のようです。改正された積算基準を見ますと、略算法の文字は消えており、それにかわって適切な計算法と記されております。また、壁式構造の壁の配筋状況についても、大幅に加筆されております。

 したがって、改定後の建築数量積算基準にのっとってみれば、今回のような鉄筋数量の誤差を生じさせた積算手法は基準に違反するものとして指弾されても仕方がないと、私は思います。しかし、改定前の積算基準書に基づいての算出というのであれば、鉄筋量が少なく積算されたとしても、直ちににミスだとは言えないと思います。しかし、見直しを行った結果の誤差については算出漏れであると考えられることから、人間のすることで多少のミスはやむを得ないとしても、専門業者としての信頼を損ねかねない結果と言わなければなりません。

 当該設計業者に対しては、本市としても今後において何らかのペナルティーを検討すべきであるということを指摘した上で、下沖団地への入居を心待ちにしている市民の立場をかんがみ、本議案に対し賛成の立場から討論を行いました。

 よろしくご検討を願います。



○桂浦善吾議長 

 ほかにありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 以上で、討論を終わります。

 それでは、採決を行います。

 議案第4号 東温市営下沖団地新築工事変更請負契約の締結について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 全員起立、よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

 以上で、すべての日程を終了いたしました。

 閉会に当たり、高須賀市長からあいさつがございます。



◎高須賀功市長 

 第2回東温市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日提案いたしました議案につきまして、慎重にご審議をいただき、適切な議決を賜り、厚くお礼申し上げます。

 また、今議会で賜りましたご意見、ご提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして、十分配慮してまいりたいと存じます。今後は市政の円滑な運営を図り、市民の皆さんにご迷惑をかけることのないよう、議会と連携を密にし、職員と一丸となって各種施策の遂行に当たってまいる所存でございます。

 時節柄、議員の皆さん方には十分ご自愛いただきますとともに、今後の事業推進になお一層のご協力、ご支援を心からお願い申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。

 本当にありがとうございました。



○桂浦善吾議長 

 以上で、平成21年第2回東温市議会臨時会を閉会いたします。

               午前10時46分閉会

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

東温市議会  議長  桂浦善吾

       議員  片山益男

       議員  玉乃井 進