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愛媛県 東温市

平成18年  6月 定例会(第3回) 06月20日−04号




平成18年  6月 定例会(第3回) − 06月20日−04号







平成18年  6月 定例会(第3回)



        平成18年第3回東温市議会定例会会議録 第4号

            平成18年6月20日(火曜日)

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議事日程 第4号

日程第1.会議録署名議員の指名(18番 片山益男議員、19番 森貞章吾議員)

日程第2.委員長報告

 議案第45号 平成18年度 東温市一般会計補正予算(第2号)

 議案第46号 平成18年度 東温市水道事業会計補正予算(第1号)

 議案第47号 東温市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について

 議案第48号 東温市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

 議案第49号 東温市総合計画基本構想の策定について

 意見書案第3号 基地対策予算の増額等を求める意見書について

 意見書案第4号 耐震構造計算書偽装問題に関する被害者救済に関する意見書ついて

 意見書案第5号 地方交付税の制度堅持と総額確保を求める意見書について

 意見書案第6号 米国産牛肉輸入の安易な再開の中止を求める意見書について

 意見書案第7号 出資法の上限金利の引き下げを求める意見書について

 請願第4号 非核平和「東温市」宣言の議決を求める請願について

 請願第5号 教育基本法「改正」案の慎重審議を求める意見書採択を求める請願について

       (委員長報告、質疑、討論、表決)

追加日程第1.議員提出議案

 発議第1号 非核平和「東温市」宣言決議について

       (提案理由の説明、質疑、討論、表決)

日程第3.議員の派遣について

日程第4.閉会中の継続審査申し出の件

日程第5.閉会中の継続調査申し出の件

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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出席議員(23名)

  1番 渡部伸二            2番 丸山 稔

  3番 近藤千枝美           4番 竹村俊一

  5番 安井浩二            6番 佐藤壽兼

  7番 大西 勉            8番 三棟義博

  9番 藤田恒心           10番 山内孝二

 11番 永井雅敏           12番 伊藤隆志

 14番 佐伯正夫           15番 大西佳子

 16番 桂浦善吾           17番 野中 明

 18番 片山益男           19番 森貞章吾

 20番 東 一夫           21番 玉乃井 進

 22番 佐伯 強           23番 白戸 寧

 24番 松下 通

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欠席議員(0名)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長          高須賀 功   助役          佐伯 決

 教育長         岡 省吾    総務部長        別府頼房

 保健福祉部長      加藤 章    産業建設部長      菅野 貢

 川内支所長       杉原 収    教育委員会次長     岩川孝男

 消防本部消防長     露口憲三    総務課長        大北榮二

 企画財政課長      大石秀輝    税務課長        菅野睦志

 会計課長        小山澄男    市民課長        菅原富子

 社会福祉課長      桑原重寛    介護福祉課長      池川義晴

 保険年金課長      高須賀哲雄   健康増進課長      渡部昭義

 生活環境課長      坂本憲俊    産業創出課長      山内一正

 農林振興課長兼農委局長 大西 裕    国土調査課長      桑原常夫

 建設課長        中川秀孝    都市計画課長      束村雅則

 水道課長        池田典弘    下水道課長       緒方光男

 学校教育課長      山内数延    生涯学習課長      永田栄新

 重信給食センター所長  戒能重昭    川内給食センター所長  武智洋一

 監査委員        安部修治

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職務のため出席した事務局職員の職氏名

 事務局長        宮崎良輔    専門員兼庶務係長    菅野尚人

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               午前9時32分開議



○佐伯正夫議長 

 ただいまの出席議員数は、23名であります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

 それでは、日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。

 18番 片山益男議員、19番 森貞章吾議員、以上の2名を指名いたします。

 それでは、日程第2、委員長報告をいたします。

 6月9日、各常任委員会に付託いたしました議案第45号ないし議案第49号及び意見書案第3号ないし意見書案第7号並びに請願第4号ないし請願第5号を一括議題といたします。

 各委員長から、委員会における審査の経過並びに結果について報告を求めます。



◆安井浩二総務委員長 

 ご報告いたします。

 当総務委員会に付託されました議案第45号、47号、48号、49号、意見書案第3号、5号、請願第4号につきまして、去る6月14日、全員協議会室におきまして、議長出席のもと、委員全員と多数の傍聴議員、理事者側からは部長初め関係課長ほかの出席を得、審査を行いました。その主な内容と結果を報告いたします。

 議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算、総務関係では、パソコン2台の配置はという質問に対して、議員控室1台と議長室に1台、プリンターは議員控室に1台配置とのことでした。

 J2のマッチシティについて、ホームゲームでの催しか、また成果はどうかという質問に対して、愛媛FCに出資している市町がホームゲームで催し物を行うもので、東温市は8月11日のコンサドーレ札幌戦に行い、主な内容は、試合前に子供が選手と手をつないで入場するキッズエスコートや市長が特産物を記念品として渡したり、またハーフタイムにアトラクションを行ったり、市の歌も流すなどして、市のPRを行う予定である。予想されている成果としては、おおむね毎試合2,000から6,500の入場があり、当日は東温市からも動員をかける予定であるが、県内外からの来場があるため、市のPRになると思われるとのことです。

 市の特産品とは具体的にどのようなものを考えているのかという質問に対して、2つの地酒やせんべいなどで、特設ブースでは、市内の竹の子グループによる巻き寿司やおこわご飯、また生活改善グループによる惣菜などを販売する予定であるとのことでした。

 以上のような質疑があり、全員一致で可決されました。

 議案第47号 東温市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでは、職員の休息時間をなくし、勤務時間を午後5時30分まで延長する改正をなぜ行うのかという質問に対して、従来の昼の休息時間15分を廃止し、昼休みは現状のとおり1時間の休息時間とし、8時間の勤務時間を確保するために、勤務時間を午後5時30分まで延長するものである。また、有給休息制度は民間にないため、公務員の勤務条件は民間に準拠するという国の方針に従い今回改善するものであるとのことでした。有給であるということは賃金に影響しているのかという質問に対して、賃金に影響はしていないとのことでした。

 以上のような質疑があり、採決の結果、賛成多数で可決されました。

 議案第48号 東温市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正では、介護認定と障害の委員とは重複することはという質問に対して、30人の障害委員が10人ずつの合議体となり、5人ずつが審議をする。医師等は別組織ながらダブることもあるとのことでした。

 以上のような質疑があり、採決の結果、全員賛成で可決されました。

 議案第49号 東温市総合計画基本構想の策定についてでは、旧町時代や合併時に策定した長期計画と余りかわりばえがしないので、愛媛大学医学部や療養所、がんセンターなどを活用した保養施策など、特色をもう少し出せないかという質問に対して、この計画は新市建設計画を基本に策定しているので、余り目新しいものはない計画となっている。また、地域の特性として、医療、福祉、施設が充実していることは表記しており、具体的な施策等は基本計画、実施計画に盛り込むとのことでした。

 人口推計の考え方はという質問に対して、推計した平成27年度の人口の値は3万5,700人程度となっているが、さまざまな施策により推計値を上回る人口を確保することを目標とすべきであるので、目標人口を3万7,000人と設定したとのことでした。

 情報化の推進として光ケーブルが施策されているが、愛媛CATVの加入率がどのような状況か。将来的にNTTが参入してくると思われるので、価格差が生じないように配慮してほしいとの質問に対して、光ケーブルの16芯線のうち8芯線を愛媛CATVに貸与している。加入率は把握していないが、市内全体の80%をカバーする計画となっている。今後は、周辺地域の難視聴区域に対応できるよう、協議していく予定であるとのことでした。

 この構想は、議会で承認されれば印刷するのか。また、再度業者に委託して見直しを行ったのち印刷するのか。構想を策定するために当たっては、多額の委託料を支払っているが、業者にすべて委託するのではなく、職員で作成できないかという質問に対して、印刷は基本計画も含めて行う予定である。委託料420万については、市民アンケートの調査作成、集計、分析等も含まれており、また計画策定についてもすべて委託しているわけではなく、コンサルにおいて作成した検討素案を職員で構成する検討部会、検討委員会で検討、修正するなどして、職員が参画して策定しているとのことでした。

 過疎対策や中山間対策はどこにあるのかという質問に対して、これは基本構想であり、市全体のまちづくりの方向性をあらわす計画となっており、個別の地区別の課題等については基本計画に盛り込み、また実施計画についても、過疎化対策や中山間地域の事業を具体的に挙げ、地元の意向や状況変化に対応できる3カ年のローリング方式とし、市全体の均衡ある発展に努める計画としたいということでした。

 同時多発テロや有事を想定している表記は削除すべきではないかという質問に対して、テロが発生した場合、行政としては市民を守る義務があり、そのために国民保護条例も策定しているので、市の対応として必要と思われるとのことでした。

 顧客主義、成果主義とあるが、行政においてなじめない業務があると思われるという質問に対して、すべての事務事業に取り入れるのでなく、適用できるものについては取り入れる予定であるとのことでした。

 以上のような質疑があり、賛成多数で可決されました。

 意見書案第3号 基地対策予算の増額等を求める意見書について、基地が存在しているので当然である、増額はどうか、アメリカ軍再編成の中で、特に岩国基地の問題を考えると賛成できないといった意見が出、採決の結果、賛成多数で可決されました。

 意見書案第5号 地方交付税の制度堅持と総額確保を求める意見書についてでは、地方六団体の動向を踏まえ提出すべきである、独自で出すべきであるといった意見が出、採決の結果、賛成多数で継続審査となりました。

 請願第4号 非核平和「東温市」宣言の議決を求める請願についてでは、旧両町で議決している、モニュメント等については理事者に任すべきであるといった意見が出、全員賛成で採択されました。

 以上で報告を終わります。



◆大西勉産業建設委員長 

 去る6月15日午前9時、議長初め委員全員と多数の傍聴議員並びに担当所管出席のもと、当委員会に付託されました2議案並びに意見書3件について、慎重に審議をいたしました。結果はお手元に配付しております結果表のとおりであります。

 以下、その概要を報告いたします。

 まず、議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算でありますが、農業振興費の財源変更の理由をただす質問に対し、国のバイオマス交付金実施要綱が改正され、市の単独事業で実施せざるを得なくなったが、既に地元関係者の協議も終わり、その実施に向けて準備を進めている段階であり、また循環型社会の構築、戦略的産業の育成等、その重要性をかんがみると中止はできない、それゆえの補正であるとのこと。また、観光費では、観光キャラバン隊の補正のあり方と、民間に対する旅費支給のあり方についての質問があったが、映画ロケ等に端を発し、対外的PRの必要性が生じたゆえの補正であり、また旅費支給のあり方については、市が隊員となるべき人を任命したので問題はないとのことであり、特別旅費の額の多寡については、規定の範囲の中で積算されたものであるとの答弁でありました。

 次いで、市独自の観光振興をすべきではないかとの意見に対しては、議長の意見も踏まえて要約すると、官と民との形態に相違がある中で、必要に応じて連携することこそが、より効果的な地域活性化のキーポイントであり、今後ともそのような方向で鋭意努力していくということである。

 次に、議案第46号 平成18年度東温市水道事業会計補正予算でありますが、配水管などの実施設計委託料について、旧両町を比較すると、差があるのはなぜかという質問に対しましては、旧川内地区において、下水道事業完了地区での平面図面を併用しているため、その分委託料が低減したとの答弁があった。

 採決の結果、両議案とも全会一致で可決されました。

 続きまして、意見書案第4号 耐震構造計算書偽装問題に関する被害者救済に関する意見書についてでありますが、本来、加害者保障という考え方が基本となるが、現在は責任の所在が不透明であり、今後の国内外の推移を見守るべきであるということで、全会一致で閉会中の継続審査とすべきものとなりました。

 意見書案第6号 米国産牛肉輸入の安易な再開の中止を求める意見書については、日本の消費量の4分の1に相当する30万トンの輸入牛肉の減少で、ある地域では休業している店もあるが、反面、生産者にとっては、牛肉の価格が高値になってよいとの見方もあり、本意見書と同様の趣旨のものが生産者協議会から関係機関に提出されているとのことであります。

 また、近い将来、輸入が再開されるとの報道もある。さらに、本意見書の内容については、輸入対策を根底から見直しとあるが、もう少し内容表現を検討すべきではないかとの意見もあり、全会一致で閉会中の継続審査とすべきものとなりました。

 意見書案第7号 出資法の上限金利の引き下げを求める意見書については、提出者から日本弁護士連合会も同様の主旨の主張を行っているとの補足説明があり、委員の中からは、内容的には賛同できるが、金利のグレーゾーンの存在する根拠をいま少し調査したいとの意見があり、全会一致で閉会中の継続審査とすべきものとなりました。

 なお、提出した本人との質疑応答並びに専門家の意見も踏まえて審査したことをご報告いたします。

 以上でありますが、よろしくご審議をいただき、適切なご決定を賜りますようお願い申し上げます。



◆桂浦善吾文教委員長 

 当文教委員会に付託されました議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算(第2号)、請願第5号 教育基本法「改正」案の慎重審議を求める意見書採択を求める請願についての1議案、1請願について、去る6月14日、議員全員協議会室において、関係理事者、議長を初め全委員及び多数の傍聴議員出席のもと審査を行いました。その結果は、お手元に配付しております委員会審査結果表のとおりであります。

 以下、審査の経過につきまして、その概要を申し上げます。

 初めに、一般会計補正予算、10款教育費について、まず、小学校教育振興費の車借上料の問いに対しまして、森はともだち推進事業のバス借上料であるとのことです。

 次に、幼稚園費の臨時職員の賃金の内容についての問いに対し、園長の退職、人事異動に伴う欠員の補充及び産前産後・育児休暇に伴う臨時賃金であるとのことでした。

 次に、給食センター建設費の補正について、まず、工事請負費について、建築と厨房設備の2件となっているが入札は何件で予定しているのかとの問いに対し、建物本体工事、太陽光発電設備工事、BDFに係るボイラー設置工事及び厨房設備製作設置工事の4件で入札を行う予定であるとのことです。

 次に、予定価格の公表はとの問いに対して、入札については総務課が所管であるが、15節の工事請負費については、予定価格は事前に公表するとのことです。

 次に、実施設計の単価はとの問いに対し、建設物価及び特殊なものは、複数業者の見積単価を参考にしているとのことです。

 次に、厨房機器のメーカー指定は行うのかとの問いに対し、指定はしていないが、同等品以上の明記となっているとのことです。

 次に、国庫補助金の内容はとの問いに対し、5月1日現在の小・中学校の児童・生徒2,972人が基準となり、建物については基準面積609平方メートルに基準単価18万7,100円を乗じた2分の1、厨房機器については、基準事業費3,570万円の2分の1で、その合計額であるとのことです。

 次に、地産地消の対応はとの問いに対し、現在も農林振興課とともに進めている、今後も推進していくとのことでした。

 次に、太陽光発電10キロワットの充当率はとの問いに対し、全体使用電力の2.5%から5%程度であるとのことでした。

 以上のような質疑があり、議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算(第2号)は、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。

 次に、請願第5号 教育基本法「改正」案の慎重審議を求める意見書採択を求める請願について、審査の概要を申し上げます。

 初めに、委員より、昨年、教育基本法改正に関する請願を趣旨採択しているが、今回の請願との整合性はどうなるのかとの意見があり、提出者より、本請願の趣旨は昨年のとは異なるものであるため、問題はないとの意見でした。

 次に、今回の請願に対する賛成の意見を数点挙げます。まず、全国的なアンケート結果でも、今回の教育基本法の改正は慎重にやってほしいとの意見が多数を占めているので、この請願の趣旨に賛成。また、憲法第19条の思想及び良心の自由の法解釈は、内心の自由という文言で確かにうたわれている。本請願は、要するに慎重審議をしてもらいたいとの趣旨ですので、改正案の中身がどうこうということの問題ではない。また、国民の中には、現在の教育基本法のどこに問題点があって、今回このような改正をする必要があるのか理解できない人がいるように思われる。十分に議論をして、多くの国民から賛同が得られるような改正をしてもらいたい、などの意見。

 次に、今回の請願に対して、賛成できない意見を数点挙げてみます。国における教育基本法の審議では、70回を数える審議を行っており、十分に審議されていると思われるし、確かに教育現場も昔とは変わっている。それゆえ、教育基本法は現実に即した内容に改正されるべきと考える。改正案の内容を見ても、自国のことのみだけでなく、国際協調についての項目も掲げられており、よいと思われるので、今回の改正には賛成の立場であるが、本請願の趣旨には賛成しかねる。また、今回の改正は、10年先、100年先を見据えたものと考える。また、本請願に書かれている内心の自由の表現は、憲法のどこに書かれているのかとの意見、また家庭や郷土、さらには地球に対する愛を否定することこそ間違いだと思うので、本請願の記載事項には賛成できないなどと、活発な話し合いがされました。

 以上のような意見があり、採決の結果、賛成多数で閉会中の継続審査とすべきと決しました。

 以上、よろしくご審議の上、適切なるご決定をいただきますようお願いいたします。

 以上で終わります。



◆森貞章吾厚生委員長 

 厚生委員会に付託されました議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算(第2号)について、去る6月15日午後、議長初め委員全員、傍聴議員多数出席のもと、審査を行いました。

 まず、民生費では、児童手当制度改正についての質問に、児童手当の支給対象者が小学校3年生から6年生までに拡大され、ことしの4月支給から適用されることになった。あわせて、三位一体改革で国の負担割合が引き下げになり、市の負担がふえる。このたびの補正予算は、これら制度改正に伴うコンピュータシステムの変更経費と事務量増大による職員の手当の経費であるとの説明でした。

 生活保護費の特別旅費についての質問があり、人事異動による新任係長が査察指導員としての研修を受けるための旅費を計上しているとの答弁があった。

 次に、衛生費では質問もなく、採決の結果、賛成多数で可決されました。

 なお、少数意見の留保の申し出がありましたので、申し添えます。

 以上、厚生委員会の審査報告を終わります。



◆渡部伸二議員 

 厚生常任委員会所管の一般会計補正予算案について、これに反対し、少数意見の留保を行いましたので、ご報告いたします。

 今回の民生費の補正予算案のうち、障害者自立支援法の施行に伴う財源変更によって、非課税世帯に該当し、重度障害者を抱える最も厳しい世帯の住民が、大きな金銭負担をこうむることになる今回の障害者福祉費補正予算案は、断じて認めることはできません。今回の民生費補正予算案の根拠法である障害者自立支援法がいかなる性格の法なのか、障害者福祉の枠組みを大きく変える自立支援法について、私たちは批判的に確認しておかなければなりません。

 ご承知のように、1970年代、障害者にごく当たり前の市民生活が保障され、健常者と同じ社会参画の自由、人権が保障されること、つまりノーマライゼーションが国連で決議されて以来、世界各国の障害者施策の基本理念となっております。ところが、この世界の流れに反して、日本では小泉政権のもと、財政逼迫を理由にノーマライゼーションどころか、これまで以上に障害者の自由を制約し、行政みずからが障害者に対する偏見と差別で実態を理解しようとしていないことが、これまでの一連の動きからわかります。社会的に弱い立場に置かれている障害者が安心して暮らせる社会制度を整備しない限り、健全な社会の実現はあり得ないことは言うまでもないところです。

 さて、障害者団体の強い批判の中、昨年10月に強行可決した障害者自立支援法は、これまで培ってきた障害者支援の質を後退させ、生き続けるためには支援が必要な障害者を各種の福祉サービスから排除することで、障害者施策にかかる総費用を抑制しようとするものであり、およそ福祉などとは呼べないものであります。障害者の真の自立とは無縁の、うそとごまかしの障害者自立支援法のもと、地方自治体の政治は、障害者とその家族の不安を取り除き、生活を支えていくために何をすべきなのか。議会として行動で示そうではありませんか。そして、国に対しても、障害者福祉制度設計の一刻も早いやり直しを強く迫りたいものです。

 以上、簡単ですが、障害者自立支援法を根拠とする民生費関係補正予算案に反対する理由を述べ、少数意見報告を終わります。



○佐伯正夫議長 

 委員長及び少数意見者の報告が終わりました。

 議会だよりの写真撮影を許可します。

 これから、一括して、委員長及び少数意見の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 これをもって、質疑を打ち切ります。

 討論の通告がありますので、これから討論に入ります。



◆佐伯強議員 

 補正予算に反対するのはめったにないし、議員が比較的長い私でも、反対討論は補正予算においては今回が初めてであります。

 では、なぜ反対するかを申し上げます。

 1月から始まった第164通常国会は、6月16日、衆参両院の本会議で会期末まであと2日を残して、5カ月に及んだ国会を事実上閉幕いたしました。そして、小泉改革の名のもとに、一般国民には福祉や医療などの負担増と増税を13兆円も痛みに耐えよと押しつけ、その反面、大企業への法人税は12兆円もまけてやった5年間でありました。小泉首相最後の国会でもあります。5カ月間の国会開会中に、アメリカの軍事力再編強化のために3兆円を負担することを決めたりしながら、弱い立場にある高齢者や障害を持っている人たちへは次々と負担の押しつけ、さらに生命と直接かかわりのある医療制度を大幅に改悪して、医療を受けにくくしてまいりました。自民党、公明党の責任は重大であります。

 そんな中で、3月議会とこのたびの6月議会が開催されました。この補正予算は、その弱いものいじめが象徴的にあらわれていると思います。進行性筋萎縮性という回復できない短命で終わる難病の人、それも住民税を払うこともできない人に、4月から9月の6カ月間で22万3,000円、1カ月3万7,000円余りの自立支援という法のもとで、市が負担するつもりでいたのができなくなったので、あなたの方で負担することになりましたという内容になっています。財源変更というもっともらしい簡単な説明であります。9月までは何とかするから、あとはすまないが頑張ってくださいと、なぜ言えないのでしょうか。聞くところによりますと、市長は何とかならないのかと言われたそうですが、それなら何とかするのが部下の務めではないでしょうか。事務的、官僚的に考え、措置していくのもわからないでもありませんが、もう一踏ん張り、人としての踏ん張りがほしかった。また、市長は、私が責任をとるからやりなさいと、一言つけ加えていただきたかった、そんな思いで残念であります。

 一方、農業振興費は、140メートルの改修工事費が県によって補助対象外になったので、市が一般財源で出しますという財源変更になっています。法的解釈も違うものでしょうが、一般住民の目から見ると、どうしてなのという思いかもしれません。住んでよかった東温市、住んでみたい東温市、常に市長が言われております。1人でも2人でも、心の底からそう思える人がふえることを願って、反対の立場での討論といたします。



◆竹村俊一議員 

 議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場より討論いたします。

 今定例議会に上程されました議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算(第2号)は、国・県の補助内示に伴う事業の調整及び単独事業費の追加として、補正額12億1,171万8,000円を計上されたものです。その主な補正項目は、新市建設計画に登載されている事業として、児童・生徒の心身の健全な発達に資するよう、衛生的で安全な給食を提供することを目的として建設が進められている給食センター建設事業費を初め、複式学級に対応するための小学校改修費などの学校施設整備費や、児童一人一人の実態に応じ、きめ細かな学習機会が得られる授業推進に関する費用などの教育予算11億9,116万3,000円、補正費予算総額比98.3%が中心な内容ですが、少子高齢化時代に的確に対応し、子供を育てている家庭の生活の安全と子供が健やかに育つことを目的に、児童手当法が改正されていますが、それに対応するシステム改修費用などを含めた福祉予算478万1,000円、補正予算総額費0.39%、また市制施行に伴い作成された市の歌を市民に広く周知し、市民みずからが郷土愛の醸成を図るための文化予算等の総務予算813万7,000円、補正予算総額比0.67%、さらに市と商工会、地元観光事業所が一体となって東温市の魅力をアピールする広域的かつ継続的に行う観光宣伝事業としての観光キャラバン隊派遣事業などの観光予算を含めた産業建設予算763万7,000円、補正予算総額比0.63%等々であります。いずれの予算も、市長の公約及び新市建設計画実現のため、政策の選択と集中により、貴重な財源が重点的、効率的に予算配分されており、市長の誠実さと実行力のあらわれと高く評価することができます。

 なお、さきの反対討論、進行性筋萎縮症者療養等給付利用者負担金につきましては、平成18年4月から施行されました障害者自立支援法に伴うものであり、この4月より同法適用を受ける障害者すべてに公平、公正な行政の実施をしており、法律の規定に基づく執行であり、何ら問題がないものと理解しております。すなわち、障害者保健福祉政策は、平成15年度からノーマライゼーションの理念に基づいて導入された支援費制度により飛躍的に充実しましたが、次のような問題点、第1に、身体障害者、知的障害者、精神障害者といった障害種別ごとに縦割りサービスが提供されており、施設事業体系がわかりにくいこと、第2に、サービスの提供体制が不十分な地方自治体も多く、必要とする人々すべてにサービスが行き届いていない地方自治体間格差が大きいこと、第3に、支援費制度における国と地方自治体の費用負担のルールでは、ふえつづけるサービスの利用のための財源を確保することが困難であること等の指摘がされ、この制度上の問題点を解決するとともに、障害のある人々が利用できるサービスを充実し、一層の推進を図るために、今回の障害者自立支援法が制定されました。

 今回の法改正によりこの4月から、利用者負担は、所得に着目した応能負担から、サービスの利用と所得に着目した負担の仕組み、1割の定率負担と所得に応じた月額上限の設定に見直されるとともに、障害種別で異なる食費、水道光熱費等の実費負担も見直され、3障害共通した利用者負担の仕組みとなりました。なお、定率負担、実費負担それぞれに、低所得者の方に配慮した軽減策が講じられております。

 さきに申しましたように、この4月より、同法の適用を受ける障害者すべてに公平、公正な行政の実施をいたしており、法律の規定に基づく執行であり、何ら問題がないものと理解しております。よって、原案のとおり、速やかに可決されることを希望し、私の賛成討論といたします。



◆渡部伸二議員 

 まず、議案第49号 基本構想に関する反対討論を行います。

 まちづくりの基本方針を示した基本構想ですが、表現の一言一句に綿密に検討を加える作業を議会で行った後、表決を行うのが本来のあり方だと私は考えます。ところが、基本構想は、内容が多岐にわたるにもかかわらず、総務常任委員会にのみ付託されただけであり、しかも、発言も少ない中で採決が行われてしまったことは残念でなりません。構想の全体について事細かく指摘することは避けたいと思います。ただ、強い違和感を覚えた事項についてだけ述べます。

 それは、無造作に使われている「地球と共生」という表現についてです。基本構想案の31ページの本文に2回、見出しにも2回、地球と共生という語句が出てきます。この共生という生物学の用語は、異なる生物が緊密な結びつきを保ちながら、一緒に生活していることを意味しています。対等の立場で助け合ってともに生きるというような言葉のイメージを持っております。一方、地球という言葉はどうでしょうか。宇宙は140億年ほど前に始まったと言われています。そして、超新星爆発によってできたちりや小惑星の衝突によって、45億年前に地球は誕生したと言われております。そして、原始の地球で核酸やたんぱく質が合成され、生命が育まれ、動植物が進化を遂げ、人の祖先が20万年ほど前に登場したとされています。

 そして、現在の私たち人間は、生活領域の拡大によって自然を破壊し、多くの生物を絶滅に追いやり、温暖化で気象さえ変えつつあります。太陽系第3惑星地球に生命が誕生したことは、奇跡といえます。私たち人間は、地球の物質循環の中ではぐくまれてきました。地球に生かされてきたのです。したがって、地球と共生という表現は、45億年の壮大な時空の進化、そして自然史の認識に欠けた人間の倨傲に感じられて仕方がありません。宇宙的視野で私たちの暮らしや環境を考え、まだほとんど解明されていないといっていい地球生物の神秘を思えば、私たち人類は、生物の一員に過ぎないことを謙虚に反省することができます。その謙虚さがあれば、環境破壊をすることもなく、まして戦争など起こしようもないのではないでしょうか。地球に優しいなどというキャッチフレーズもよく目にします。思い上がりも甚だしい不快な言葉です。少し科学的に見れば、この言葉の欺瞞性に気づくのではないでしょうか。地球に優しいのではなく、地球は優しいと言うべきです。なぜなら地球は、生きとし生けるものの生命の源であるからです。以上、「地球と共生」というキャッチコピーの不快さの一端を述べました。

 総合計画や構想に記載される表現は、単なる流行語や手あかのついた常套句を避け、さまざまな角度から慎重に吟味し、実態に基づくビジョンでありたいものです。基本構想に対する反対討論を終わります。

 続きまして、最後に、意見書案第3号 基地対策予算の増額等を求める意見書案に対する反対討論を行います。

 本意見書案には、例えば次のような表現があります。2行目、「基地に起因するさまざまな問題」、4行目、「基地所在に伴う諸問題」、11行目、「自衛隊または防衛施設により生ずる障害」、以上のように、自衛隊や在日米軍の存在によって引き起こされる問題があると、漠然と述べていながら、その問題の解決のためと称して交付金や基地対策経費の増額を、この意見書は求めています。しかし、例えば最も深刻な基地問題が集中している沖縄の場合を見れば、米軍基地の存在によって引き起こされる問題とは、航空機による騒音、墜落事故、オイルや弾薬、基地拡張工事などによるサンゴ礁の破壊、土壌汚染等の環境破壊、米兵による犯罪や事故など、地域社会を不安に陥れる事柄、そして地位協定などによる法的な不平等な取り扱い、訓練や行軍による恐怖感という心理的、精神的事柄など、これらの問題は現在も変わらず存在し、国から自治体への財政出動で解決できる課題はほとんどないことは容易にわかります。

 したがって、この意見書は、基地の存在を解決すべき問題とはとらえておらず、むしろ基地の存在を経済的利益を得る手段として利用し、追求しているに過ぎないと言えます。言いかえれば、米軍基地問題から被害を受けている人々を放置し、基地の撤退あるいは総数の縮小という根本対策を避け、財政支援獲得の手段として基地問題を利用しているわけです。そこには、国の安全保障や日本外交のあり方についての問題意識もなく、60年間、米軍の重い負担に耐えてきた沖縄の人々への想像力もありません。自衛隊米軍基地対策を口実に、財政措置を単に求めるだけではなく、憲法9条のもと、核軍縮、反戦平和の実現を追求すること、そして基地問題という困難を解決するための誠実な外交的取り組みをこそ、政府に求めるべきであると考えます。

 以上、意見書案第3号に対する反対討論を終わります。



◆桂浦善吾議員 

 ただいまより議案第49号 東温市総合計画基本構想の策定について、賛成の立場より討論いたします。

 この東温市総合計画基本構想は、地方自治法第2条の規定に基づき、市の最上位計画として総合計画基本構想の策定がなされるものでございます。合併後1年8カ月が経過しましたが、この間のまちづくりにつきましては、合併前に策定した新市建設計画に基づき、各施策が進められております。

 今回策定されます総合計画は、東温市の向こう10年間のまちづくりを計画するものですが、新市建設計画を最大限尊重する必要があるため、基本的には新市建設計画の内容に準じて策定をされております。策定に当たりましては、市民参加の一環として、市民2,200人と中学生320人にアンケートを実施しております。直接市民の意見を調査し、それを反映するとともに、市長の掲げる政策目標を取り入れるなど、現下の社会ニーズに配慮して策定されております。この計画は、広く市民に親しまれるように、計画の愛称を「あなたが創る東温未来プラン」と定め、将来像を「いのち輝き緑あふれる東温市」として、27年度までのまちづくり構想を策定しているものです。

 内容は、東温市が誇る基幹的な総合病院を初め、医療、福祉、環境が充実した安心度の高い住みよい健康福祉のまちや、小さくてもきらりと光るまちづくりが可能なまちなどの7つの特性をベースに、市民の新たなまちづくりの意識と期待を踏まえ、発展への基本課題を6課題設定し、環境と健康の重視、東温らしさの創造と発信、協働体制と自立力の強化の3原則を掲げるなど、東温市の将来を見据えた構想内容となっております。

 この基本構想をもとに、今後、政策目標を設定した基本計画、さらに3カ年間のローリング方式で設定する実施計画の策定が順次進められるわけでございますが、特に委員会等で意見のあった過疎対策や中山間地域の振興対策を盛り込み、市全体の均衡ある発展に努めることが、東温市の将来像を実現できるものであります。現下の厳しい行財政改革のもと、最上位計画であるこの基本構想は、新しいまち東温市建設のための指針であり、まさに「いのち輝き緑あふれる東温市」建設のためのすばらしい基本構想内容となっております。よって、この条例案が可決されることを願い、私の賛成討論といたします。



○佐伯正夫議長 

 以上で、通告による討論は終わりました。

 ほかに討論はありませんか。



◆山内孝二議員 

 議案第49号 東温市総合計画基本構想の策定について、賛成の立場より討論をいたします。

 私は、この東温市総合計画基本構想を何度も読み返しました。策定の趣旨に始まり、我が市の誇る7つの特性の把握、市民アンケートの総括、基本課題の整理、そして将来像を見越した政策目標と、まちづくりの重点施策の7つのアクションへの展開への流れ、私は、これはどこに出しても恥ずかしくない内容であり、体裁も立派に整えてあるすばらしい基本構想であると認めるものであります。

 また、この時期にこのような長期構想、「あなたが創る東温未来プラン」を市民に示し、今後新しいまちづくりを市民参加、協働で行っていこうと呼びかけることは、市民が合併後の新しい姿を求め始めたこの時期、実に時宜を得ており、高須賀市政として本格的なスタートの形が見えたと言えると思います。

 さて、私は、ここで立派なものをつくったと賛美するのではなく、この東温市総合計画を今後いかに実行するかが問われてくる中で、進展している地方自治体の総合計画がいかにあるべきか、そしていかに実現していくべきか、このような視点から検証し、賛成の立場で討論をいたします。

 さて、この総合計画基本構想で、10年先の2015年の東温市の姿を描き、実現化を推進するとき、私は地方分権の進展によって自治体の権限や政策形成の領域が拡大するなど、我々を取り巻く環境が大きく変化をしていくことになり、これに伴って行政に対する市民のニーズももっと多様化、複雑化、高度化することが考えられます。このようなことから、自治体の総合計画は、一般企業と違って、この計画のように市民の生活の隅々まで、余すところなく広がりを持った構想にしなければならないのかと思います。また同時に、多種多様な市民の声をどう反映し、どうこたえるかという行政の命題に対して、厳しい財政と環境の中では、企業的な戦略やマネジメント、優先順位、そして厳しい選択が求められることになると思います。

 しかし、市民参加協働のもとに、創造する自立したまちづくりの軸がぶれることなく、市民の言われる前例踏襲主義からの脱却を行い、トップである市長の強いリーダーシップのもと、職員の意識改革を加速させ、もちろん我々議員の意識改革も加速させ、行政執行側、議会が一丸となって、それぞれの責任においてこの構想を基本計画、実施計画へとステップアップをしなければならないと考えるものです。もちろん自立したまちづくりには経営感覚が必要ではありますが、公立だけではなく、民間企業にない住民福祉の実現と高度な法令遵守や公平性が要求されますので、構想を具体化、実現するプロセスと市民の声が重要なことになります。すなわち、今後は、「あなたが創る東温未来プラン」の名のとおり、徹底した情報開示と多様な市民参加の手法、すなわち市民への説明会、パブリックコメントの採用、審議会等を重ね、市民参画の機会を拡大させ、市民の意思確認と理解、そして合意を図りながら進めていくことが肝要であり、特にこれを願うものであります。

 我々議員も資質を高め、率先して議会改革を進めながら、責任を持ってこの構想の実現化にかかわり、10年後の、「いのち輝き緑あふれる東温市」の具現化に向けて、市民の視点で提言・提案、また厳しい指摘もいたすことを約束し、この構想に期待を込めて賛成討論といたします。



◆佐藤壽兼議員 

 議案及び意見書について幾つか問題点を指摘しながら、議案につきましては、特に反対意見を述べたいと思います。

 今回の議案第45号の一般会計補正予算でございますが、まず、第1の問題は、何と言っても給食センターの建設の問題であります。この補正予算のほとんどを給食センターの建設費が占めているわけでありますが、私が議会で何度も、この明細を早く出せと言ったにもかかわらず、ぎりぎりになって出してくると。まず、私はそのことに抗議をしたいと思います。

 それから、地産地消、これを統合センターになってもやれますと、こういうお話でございました。しかし、地産地消をやろうにも、食材を提供できるところは非常に限られていると。説明によれば、さくらの湯のところでやっている直販場がございますが、そこへ自分がつくったものを持って来られている、そういう方々がタマネギを提供するというお話でございます。肝心かなめのJAえひめ中央はこれを拒否されていると、こういう説明でございました。これにも非常に驚きました。一体どういうことになっているのか不思議であります。そういった点から、この補正予算には、同僚の佐伯議員も言いましたが、初めて私どもは反対いたします。

 さて、次に議案第49号の東温市の総合計画基本構想の問題であります。特に2つの点を申し上げたいと思います。

 1つは防災の問題であります。

 防災の中でも地震の問題であります。どの地震学者も、世界的に見て常識になっているのは、トルコとこの日本の南海あるいは東南海地震、これは確実にあるというのが常識だそうであります。ところが、もう既に皆さんよくご承知のとおり、これに対する研究というのはまだ10年余りしかたっていない。本格的な研究はやっとこさこの10年ほどででき始めた、こういうふうに専門家が言っています。そして、国の方でも、特に耐震性の問題で、これを大幅に見直さなければならないと、こういうことが決定されております。私たちは、もっと自然に対して謙虚であらなければならないと思います。また、専門家の意見にも謙虚に耳を傾けるべきであります。そういった点から、特に地震対策についての構想、これを大幅に見直す必要がある。もう時代に合わない、現実に合わないと言わざる得ないわけであります。

 ちなみに、伊方にあります原子力発電所、もし何かあって、特に地震の関係で大変なことになっても、実は保障がないのであります。原子力発電所は地震に対して免責であると、こういう事実をぜひ知っていただきたいと思います。

 さて、次に、教育の中身であります。特色ある教育、私、大変期待をいたしました。しかし、説明を聞いていると、一体どこが特色があるのか。非常に首をかしげるわけであります。詳しくは委員会でも述べましたので、きょうはもうこれぐらいにいたします。そういった点から、この議案第49号には反対であると、こういうことを述べたいと思います。

 次に、意見書、ほとんどが私が出したものでございますが、まず、継続審査と、こういうことで、これからしっかり本当に勉強していくんだと、こういうことでございますので、あえて反対するわけではございませんが、しかし、いずれも緊急的な課題であると、こういうものでございます。

 まず、意見書案第5号の地方交付税の制度堅持と総額確保を求める意見書。

 本日も議会前の全員協議会でも、議員ご案内のとおり、東温市の財政状況及び中期財政見通しと、こういうものが出てまいりました。平成22年までの5年間、累積赤字が約28億円と。私どもが合併の前のいろんな議論の中で、この財政の問題を取り上げていろいろ言いました。大体当たっていたわけであります。私どももシミュレーションをいたしました。大体合併して3年ぐらいたったら赤字だと。まさしく予想どおりになったわけです。非常に残念なことであります。さまざま市の理事者も、これについては改革をしていかないと、何とか生き残って、小さくてもきらりと光る東温市をつくるんだと、そういう意気込みでございます。私は、その意気込みを非常に高く評価するわけでありますが、しかし、東温市だけでこれがやれるのかどうか、甚だ疑問であります。やはり何といっても、地方交付税制度をきちっと今までどおり堅持をして、そして合併前のお約束のように、その額を確保すると、こういうことを国に対して、その責任を強く求める必要があると、こういうことでございます。そういった点から、継続審査でございますが、慎重にこれを審査していただいて、できるだけ早く結論を出していただきたいと思います。

 その次に、意見書案第4号の耐震構造の問題でございます。

 これは、同僚の白戸議員のご提案でございます。今まさにこの時点でも、一体どこに住んだらいいのか、また、それをやろうにも二重ローンになると、こういうことで、非常に先に対する見込み、全く暗い状態で苦しんでおられる方々がたくさんおられます。そういう方々に対して温かい手を差し伸べる、これは憲法25条の、国が果たさなければならない責任であります。そういった点から、これをこういう意見書、直ちに私は採択をすべきだと、こう思っております。これも早く審議をして、そういう方向でぜひ採択をしていただきたいと思います。

 あと、意見書案第6号でございます。いわゆるBSE問題とのかかわりでの米国産牛肉輸入の問題です。

 委員会でも言いましたが、また本会議でも言いましたが、当のアメリカの農務省自身が調査いたしました、その報告書があるわけであります。しかし、日本の責任者、例えば食品安全委員長はその原本を読んでいない。農水大臣は今初めて拝見しましたと、こういうような非常に驚くべきことを国会で答弁しているわけです。日本国民の命にかかわる大変な問題であります。ぜひこれも早急に審議をして採択をしていただきたい、このことを申し述べたいと思います。

 さて、最後に、請願が出ております。第5号ですが、教育基本法「改正」案の慎重審議を求める意見書を採択してほしいと、こういう請願でございます。私は紹介議員でございますが、この議会の中で、委員会の中で、さまざまな議論が出たと、委員長報告もありました。例えば一部の改正だと、今あるものを踏襲してつくっていると、教育長もそのように答弁いたしました。それを聞いて言ったかなという気もいたします。しかし、私は、一般質問の冒頭でも言いました。政府自身が本会議の趣旨説明の中で、これは教育基本法の全部を改正するものだと述べているわけであります。文字どおり現行基本法を廃止して、新しい法律に変える、全面的な改定案であります。そのことをぜひご理解をいただきたいと思います。

 また、十分審議はされたと、こう言っていますが、これも国会で問題になりました。自民党と公明党さんは、十分審議しましたとおっしゃいました。しかし、密室で審議をして、その中身が出てこない、こういうことで、国会も紛糾したわけであります。そういう事実も十分考慮すべきであります。

 また、最後に、内心の自由、一体どこにあるんだと、憲法で。こういう一部の議員からご意見がございました。私だけの意見であるなら結構でございます。しかし、この議会の本会議の中でも、内心の自由という問題を言いました。私も言いました、教育長も言いました。また、国会でも言っているわけであります。文部科学大臣も内心の自由を言っています。小泉首相も言っているわけであります。また、裁判官も弁護士も言っているわけであります。ぜひそのあたりを十分調査研究されて、発言を願いたいと思うわけであります。

 以上で終わります。



○佐伯正夫議長 

 ここで10分間休憩をいたします。

               午前10時41分休憩

               午前10時51分再開



○佐伯正夫議長 

 再開いたします。

 それでは、採決を行います。

 採決は分離して行います。

 それでは、議案第45号 平成18年度東温市一般会計補正予算(第2号)について採決をいたします。

 議案第45号に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数、よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第46号 平成18年度東温市水道事業会計補正予算(第1号)について採決を行います。

 議案第46号の委員長報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第46号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第47号 東温市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について採決いたします。

 議案第47号の委員長報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数、よって、議案第47号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第48号 東温市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について採決いたします。

 議案第48号の委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議案第48号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第49号 東温市総合計画基本構想の策定についてを採決いたします。

 議案第49号の委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数、よって、議案第49号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、意見書案第3号 基地対策予算の増額等を求める意見書についてを採決いたします。

 意見書案第3号の委員長報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数、よって、意見書案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、意見書案第4号 耐震構造計算書偽装問題に関する被害者救済に関する意見書についてを採決いたします。

 意見書案第4号の委員長の報告は閉会中の継続審査であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、意見書案第4号は委員長の報告のとおり、閉会中の継続審査と決しました。

 次に、意見書案第5号 地方交付税の制度堅持と総額確保を求める意見書についてを採決いたします。

 意見書案第5号の委員長の報告は、閉会中の継続審査であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、意見書案第5号は委員長の報告のとおり、閉会中の継続審査と決しました。

 次に、意見書案第6号 米国産牛肉輸入の安易な再開の中止を求める意見書についてを採決いたします。

 意見書案第6号の委員長の報告は、閉会中の継続審査であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。

 (「異議あり」と呼ぶ者あり)

 異議ありますので、これより本案を起立により採決いたします。

 本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方のご起立を願います。

 (賛成者起立)

 起立多数、よって、意見書案第6号は委員長の報告のとおり決しました。

 次に、意見書案第7号 出資法の上限金利の引き下げを求める意見書についてを採決いたします。

 意見書案第7号の委員長の報告は、閉会中の継続審査であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、意見書案第7号は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査と決しました。

 次に、請願第4号 非核平和「東温市」宣言の議決を求める請願についてを採決いたします。

 請願第4号の委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、請願第4号は委員長の報告のとおり決定しました。

 次に、請願第5号 教育基本法「改正」案の慎重審議を求める意見書採択を求める請願についてを採決いたします。

 請願第5号の委員長報告は、閉会中の継続審査であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 起立多数、よって、請願第5号は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査と決しました。

 本日、安井浩二議員外5名より、発議第1号 非核平和「東温市」宣言決議について提出がありました。

 お諮りいたします。

 この際、発議第1号を日程に追加し、追加日程第1として議題といしたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、発議第1号を日程に追加し、追加日程第1として議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。



◆安井浩二議員 

 発議第1号 非核平和「東温市」宣言決議について

 非核平和「東温市」宣言案を別紙のとおり東温市議会会議規則第14条の規定により提出する。

 平成18年6月20日提出

 提出者 東温市議会議員 安井浩二

 賛成者 同佐伯強 同野中明 同藤田恒心 同三棟義博 同丸山稔

 東温市議会議長 佐伯正夫殿

 非核平和「東温市」宣言決議

 真の恒久平和は、人類共通の願望である。

 しかるに、世界において、軍備の拡張は依然として続けられ、世界平和に深刻な脅威をもたらしていることは、全人類の等しく憂えるところである。

 わが国は、世界唯一の核被爆国として、また平和憲法の精神からも、再びあの広島、長崎の惨禍を絶対に繰り返させてはならない。

 日本国憲法に掲げられた恒久平和主義の理念を市民生活の中に生かし、継承していくことは、地方自治体の基本条件の一つである。

 よって、東温市は非核三原則(つくらず、持たず、持ち込ませず)が、完全に実施されることを願いつつ、核兵器の使用禁止と廃絶を全世界に向かって訴え宣言する。

 愛媛県東温市議会



○佐伯正夫議長 

 説明が終わりました。

 それでは、質疑を行います。

 質疑はございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております発議第1号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 これにて討論を終わります。

 それでは、採決を行います。

 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

 (賛成者起立)

 全員起立、よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。

 日程第3、議員の派遣についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 お手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決しました。

 お諮りいたします。

 ただいま承認を得ました議員の派遣に関し、変更がありました場合の措置については議長に委任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。

 日程第4、閉会中の継続審査申し出の件を議題といたします。

 総務委員長、産業建設委員長及び文教委員長から、委員会において審査中の事件について、会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。

 総務委員長、産業建設委員長及び文教委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

 日程第5、閉会中の継続調査申し出の件を議題といたします。

 各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出により、各所管事項について、閉会中の継続調査とすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、各所管事項について、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

 以上で、すべての日程を終了いたしました。

 閉会に当たり、高須賀市長からあいさつがございます。



◎高須賀功市長 

 第3回東温市議会6月定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 去る6月6日に開催され、会期15日間にわたり、提案いたしました議案につきまして慎重にご審議賜り、いずれも適切な議決を賜りまして厚くお礼申し上げます。今議会で賜りましたご意見やご提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分配慮いたしたいと存じます。

 これから夏本番でございます。どうか議員の皆さんにおかれましては、十分ご自愛いただきまして、今年度の事業推進になお一層のご協力、ご支援を心からお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。



○佐伯正夫議長 

 以上で、平成18年第3回東温市議会定例会を閉会いたします。

               午前11時06分閉会

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