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愛媛県 宇和島市

平成21年  3月 定例会 03月12日−04号




平成21年  3月 定例会 − 03月12日−04号







平成21年  3月 定例会



平成21年3月宇和島市議会定例会

議事日程第4号

平成21年3月12日(木)午前10時開議

会議録署名人指名

一般質問

議案第15号 宇和島市地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例(案)

議案第16号 宇和島市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例(案)

議案第17号 宇和島市保育所条例の一部を改正する条例(案)

議案第18号 宇和島市国民健康保険条例の一部を改正する条例(案)

議案第19号 宇和島市介護保険条例の一部を改正する条例(案)

議案第20号 宇和島市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例(案)

議案第21号 宇和島市農林水産物直売・食材提供供給施設設置条例(案)

議案第22号 宇和島市交流拠点施設の設置及び管理に関する条例(案)

議案第23号 宇和島市観光情報センター設置条例の全部を改正する条例(案)

議案第24号 宇和島市都市公園条例の一部を改正する条例(案)

議案第25号 宇和島市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例(案)

議案第26号 宇和島市立病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例(案)

議案第27号 宇和島市水道事業経営審議会条例(案)

議案第28号 平成21年度宇和島市一般会計予算

議案第29号 平成21年度宇和島市国民健康保険特別会計予算

議案第30号 平成21年度宇和島市後期高齢者医療特別会計予算

議案第31号 平成21年度宇和島市老人保健特別会計予算

議案第32号 平成21年度宇和島市介護保険特別会計予算

議案第33号 平成21年度宇和島市財産区管理会特別会計予算

議案第34号 平成21年度宇和島市土地取得事業特別会計予算

議案第35号 平成21年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

議案第36号 平成21年度宇和島市簡易水道事業特別会計予算

議案第37号 平成21年度宇和島市港湾施設特別会計予算

議案第38号 平成21年度宇和島市観光施設特別会計予算

議案第39号 平成21年度宇和島市公共下水道事業特別会計予算

議案第40号 平成21年度宇和島市小規模下水道事業特別会計予算

議案第41号 平成21年度宇和島市駐車場事業特別会計予算

議案第42号 平成21年度宇和島市病院事業会計予算

議案第43号 平成21年度宇和島市水道事業会計予算

議案第44号 平成21年度宇和島市介護老人保健施設事業会計予算

議案第45号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の一部変更について

議案第46号 宇和島市過疎地域自立促進計画の一部変更について

議案第47号 宇和島市地域情報ネットワーク施設の指定管理者の指定について

議案第48号 あけぼの園の指定管理者の指定について

議案第49号 宇和島市農林水産物直売・食材提供供給施設の指定管理者の指定について

議案第50号 宇和島市冷蔵所の指定管理者の指定について

議案第51号 宇和島市育苗センターの指定管理者の指定について

議案第52号 宇和島市林業総合センターの指定管理者の指定について

議案第53号 宇和島市交流拠点施設の指定管理者の指定について

議案第54号 宇和島市観光情報センターの指定管理者の指定について

議案第55号 宇和島市総合交流拠点施設の指定管理者の指定について

議案第56号 宇和島市御槙財産区財産の譲与について

     (質疑・委員会付託)

(追加案件)

議案第58号 工事請負契約について

     (理事者提案説明・質疑・委員会付託)

(陳情・請願)[今議会提出分]

(産業経済委員会)

陳情第1号 市営駐車場料金引き下げに関する陳情書

(環境建設委員会)

陳情第2号 陳情書(市道用地の寄付について)

(陳情・請願)[継続審査分]

(総務企画委員会)

陳情第3号 宇和島市の公共設備工事の入札についての陳情書

陳情第6号 空調設備に関する陳情書

(文教福祉委員会)

陳情第9号 運動施設の使用料金に関する陳情書

(環境建設委員会)

請願第10号 宇和島市祝森柿ノ木地区へのごみ処理施設新設地反対を求める請願書

     (委員会付託)

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本日の会議に付した事件

     議事日程のとおり

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出席議員(26名)

 1番    石崎大樹君

 2番    大窪美代子君

 3番    清家康生君

 4番    岩城泰基君

 5番    坂尾 眞君

 6番    赤松与一君

 7番    山内秀樹君

 9番    兵頭司博君

10番    我妻正三君

11番    松本 孔君

12番    木下善二郎君

13番    河野具彦君

14番    福島朗伯君

15番    上田富久君

16番    薬師寺三行君

17番    富永照瑞君

19番    赤岡盛壽君

21番    藤堂武継君

23番    赤松南海男君

24番    福本義和君

25番    小清水千明君

26番    三好貞夫君

27番    若藤富一君

28番    土居秀徳君

29番    泉 雄二君

30番    浅田良治君

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欠席議員(2名)

18番    山下良征君

22番    大塚萬義君

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説明のため出席した者の職氏名

市長             石橋寛久君

副市長            森  忠君

教育長            明神崇彦君

総務部長           岡野 昇君

市民環境部長         西田丈一君

保健福祉部長         児玉悟朗君

産業経済部長         桐田敏昭君

建設部長           水口明彦君

建設部技監          末廣通正君

教育部長           松浦博文君

水道局長           白井栄一郎君

病院医療行政管理部長     奥藤幹治君

病院対策室長         武田教雄君

吉田支所長          大久保清重君

三間支所長          安岡賢司君

津島支所長          細川 泰君

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会議に出席した議会事務局職員

局長             河野廣行君

次長             後藤 稔君

次長補佐兼調査法制係長    山本清隆君

次長補佐兼庶務係長      藤田 良君

専門員兼議事係長       宮本啓行君

調査法制係主任        有馬孝行君

議事係主任          上甲由美子君

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    午前10時00分 開議



○議長(泉雄二君) ただいまの出席議員は26名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第4号により進めます。

 本日の会議録署名人に、赤岡盛壽君、藤堂武継君を指名いたします。

 それでは、昨日に引き続き、一般質問を行います。

 まず、赤松与一君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) おはようございます。

 本日は、吉田町の議員OBの皆様方が多数おいでいただいております。早朝より大変御迷惑をかけてありがとうございます。

 それでは、発言通告に従い一般質問をいたします。一問一答方式で行ないますので、市長並びに関係理事者の明快な答弁をお願いいたします。

 まず、学校教育のあり方について。

 1月3日の愛媛新聞で、愛媛新聞社加盟の日本世論調査会が昨年12月に実施した全国世論調査によると、小・中学校の新学習指導要領で「ゆとり教育」を見直し、今春から授業時間数をふやすことについては「評価する、どちらかといえば評価する」があわせて78%に上った。全国学力テストの市町村別や学校別の結果公表は「賛成、どちらかといえば賛成」と考える人が72%となった。授業時間増は「評価する」38%、「どちらかといえば評価する」が40%、あわせて78%であります。評価する理由で最多だったのは「必要な学力は身につけなければならない」が36%、続いて「学力が低下している」が30%であったと書いてあります。この結果を教育長さんはどう考えますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 赤松議員の学校教育のゆとり教育の見直しについての御質問にお答えしたいと思います。

 御存じのように、平成20年3月に新しい学習指導要領が告示をされました。それに伴い、一部報道等ではゆとり教育から詰め込み教育への転換などとなっておりましたが、180度学校での取り組みが変るものではありません。授業時数が増加したことにつきましては、内容の増加だけでなく、小・中学校の円滑な接続や知識・理解・技能の活用をねらいとしたものです。ゆとりか詰め込みかの二者択一の考えでなく、私個人としては、バランスのとれた教育を進めていくことが大事であると考えております。よろしく御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 私は昨年3月の議会で、ゆとり教育の見直しに伴う学校教育の方向性について質問をしたわけですが、小・中学校新学習指導要領の中で、学力向上に期待、教科書丸覚えのような暗記重視ではなく、指導要領改定に当たって中教審が昨年示した「知識、技能を活用し、課題を発見して解決する力」が必要とする学力観を支持したとも言えると書いていますが、この内容をどう理解し、どのように指導要領に取り入れていきますか、教育長、お答えください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 教育基本法、学校教育法などの改正を踏まえまして、小・中学校の新しい学習指導要領が告示をされました。新学習指導要領による教育活動は、小学校が平成23年度から、中学校が平成24年度から完全実施することになっておりますが、来年度、平成21年度には、道徳、特別活動、一部の教科は新学習指導要領によって事前に実施することになっております。生きる力をはぐくむ教育の理念は、新学習指導要領でも継続していくことになっております。知識・理解・技能を活用し、みずから課題を見つけて解決していく力の育成は大切であり、移行が始まる平成21年度から、その趣旨に沿ってそれぞれ学校現場を指導していきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 昨年は「知識の活用に課題」との全国的な分析結果が示されましたが、世論調査では、学力テストの市町村別や学校別の結果公表に賛成する人が70%を超えました。学校現場は結果をもとに指導や説明をしていますが、保護者や地域に伝え切れずにいるのではないでしょうか。過度な競争や序列化を防ぐために非公表を求める文部科学省の姿勢も理解を得ていないことがあらわれた形となりました。数十億円をかけ学力テストを続ける以上、文部科学省は学校に責任を丸投げせず、点数以外でも子供の学力を保護者らに伝え、課題を共有する方策の充実を図る必要があると言っています。学力向上をどのような形で行なうのか、教育長、お答えください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 全国の学力学習状況調査が、平成19年度、20年度と2回実施されました。その結果を見てみますと、宇和島市の子供たちの学力や家庭生活の状況が全国や県に比べましてやや劣るという結果になりました。その結果を受けまして、市内各小・中学校では、学校の実態、児童・生徒の実態に基づいた学習指導改善計画をそれぞれの学校で立てさせました。学力向上を目指して取り組んでおります。

 しかし、具体的に申しますと、教師は課題を踏まえ、創意工夫して授業改善に取り組んでおります。子供たちに対しましては、1つの例ですけれども、携帯電話を持っている子供のうち1日平均3時間以上携帯電話を使うという市内の小学生が4.1%、中学生が29.2%いるという実態がございます。家庭学習の習慣化、それから読書習慣の定着化など、学校だけでなく、それぞれの御家庭の協力を得ながら学力向上に努力してまいりたいと考えております。よろしく御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 現在、小・中学校の耐震の1次診断を終え、2次診断が行なわれていますが、どのような進捗状態ですか。教育部長、お願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 学校の耐震補強事業の進捗状況につきまして報告いたします。

 まず、御心配をおかけいたしました明倫小学校耐震補強工事でありますが、無事に工事の着工をいたしました。施工については、児童・職員の安全について十分配慮するよう指示いたしております。工事の完了予定は7月末の予定であります。

 次に、平成21年度の予算にも計上いたしております小・中学校15校についての補強事業でありますが、昨年末より発注いたしております耐震2次診断業務21件につきましては、診断結果を待っている状況でありまして、各診断業務の進捗状況にもよりますが、新年度に入り順次結果が出てくる予定であります。この結果、Is値0.3未満の建物につきまして補強設計委託を行ないまして、その後補強工事を実施していく計画であります。

 この中で、三間中学校につきましては現在耐震補強設計業務を行なっているところでありまして、設計業者による補強方法の検討を現在行っております。近々補強方法案についての提示がなされると思いますので、その後、教育施設耐震化調査研究特別委員会等に諮りまして補強工法の決定を行い、設計ができ次第工事を行なう計画であります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 今ほど言われました、21件第2次診断を行なっているようでございますが、大体何月ごろ終了して、何月ごろからそこの対応策に入れるのかお聞きいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 2次診断の結果が、早いところでは5月ぐらいには出てき始めるのではなかろうかと予測をいたしております。その結果、たびたびお答えしておりますが、Is値0.3未満のものにつきましては優先的に工事を進めていきたいと思っておりますので、その結果を見させていただいて実施計画を立てていきたいと思いますので、いましばらくお時間をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 現在、吉田公民館全体であちこちで雨漏りをし、ひどいところでは障子や畳まで雨が落ちていますが、どのような対応をしていただく考えですか、市長に答弁を求めます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今御質問ありました吉田町の公民館、それから、私から見ますと、津島町の公民館も、そして三間町の公民館、それと、あと行政が使っておる施設、老朽化が進んでおります。その中で、耐震補強とあわせて、トータルでどういうふうにしていくのがいいのか考えていくべきだろうと思っております。

 私としては、もう少し早く取りかかりたかったわけですけれども、学校の耐震化というのを、今御質問ありましたように最優先でやっていくということで、この1年間大きくかじを切りました。したがいまして、来年度になりましたら、各支所、それから各地域に地域審議会がございます。その中で、そこの方々を中心として、公民館を中心として、それぞれの地域の核としてどういう施設配置がいいのか、それに従って整備をどういうふうにしていくかということで、全体的な計画をまず作成していきたいというふうに考えております。

 それに基づいて、実際の工事というのは平成22年度からになってくると思いますけれども、逐次必要なところからやっていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 今、平成22年度から対応策を考えて実施していきたいという答弁ですが、そうしたら、それまでは雨漏りはそのままの状態で飛ばしておくということですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 雨漏り、確かに吉田公民館は特にひどいかもしれませんけれども、1年間ぐらい猶予をいただいて、計画をきちんと練るべきだろうというふうに思っております。

 吉田公民館の実情からいきますと、合併前に大ホールの上は修理したという写真を見せていただいております。ただ、それも不十分であったということで、吉田のホールも壁からしみ込んでいるというところもありますし、反対側の小さい施設があるところはもっと雨漏りするというような状況があるんだろうと思いまして、それをどういうふうに、ただ単純に雨漏りだけとめればいいのかというと、私としては、せっかく合併して新しい市となったときに、吉田町のあの中心施設をどういうふうにしたらいいのか。やはり、市民の方々に、特に、吉田町は吉田町の方々に考えていただきたいということで、来年度1年間かけて、その計画づくりをまずやっていただきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 早急な対応をこの場にお願いをしておきます。

 それでは、今後の農業経営と販売について。

 年内の温州ミカンは不作で高値で売れたものの、年明けからのポンカン、伊予カン等は、経済不況の影響を受けてか、価格が低迷しています。現在のところ、農産物は市場で価格をつけてもらうほうなので、収入の計算ができないのが現状であります。

 昨年9月4日より6日までと11月21日より24日までの2回、シーズンワーク事業を行なっています。案内文を見ますと、「農家の手伝いに来ませんか。ミカンの町、愛媛県宇和島市3泊4日のシーズンワーク。ミカンといえば愛媛県、その中でも一番の産地、宇和島市で農業体験をしてみませんか。柑橘農家が多い宇和島では収穫が始まる秋から冬が農繁期。猫の手も借りたいくらいの忙しさです。そんな忙しい農家のお手伝いに来ていただける方を募集しています。労賃はお支払いできませんが、その代わりに食事と宿泊は、受け入れ農家が御提供します。一緒に生活し、一緒に働くことで、農家の生活を丸ごと体験しませんか。朝早く起きて、うまい空気を吸い、自然の中で一日体を動かし、農家と語らう、そんな充実した4日間になるはずです」と募集しています。結果はどうでしたか、産業経済部長、お答えください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) ただいまの結果についてですが、宇和島シーズンワーク事業は、御発言がありましたとおり、繁忙期の農家を手伝っていただける人を全国から募集し、最長4日間受け入れるものです。昨年の9月と11月に吉田町の柑橘農家を中心とする14戸に受け入れをし、夏は大学生を対象に15名、冬は一般10名の参加がありました。

 農家に泊まり込みながら仕事のお手伝いをしていただくというもので、農家へのボランティア受け入れは全国で徐々に広まっており、田舎暮らしや農業に関心のある方々を地域へ呼び込むためのきっかけとして注目されております。

 人口及び農業者が減少している宇和島市において、シーズンワーク事業は、定住者の獲得、労働者の補完、都市との交流を目的として実施したもので、参加者、受け入れ農家とも大変好評でした。この事業は、将来的には長期の受け入れや地域への定着を目的としており、新規就農者の獲得や移住を最終目標としています。一朝一夕に効果が出るものではありませんが、初めての試みとしては、今後に十分な期待が持てる結果であったと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 募集方法はインターネット、雑誌等による広告と聞きますが、予算はどのような形で形成されていますか、産業経済部長、お答えください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 本年度の予算につきましては、財団法人地域活性化センターからの補助金194万円のみで事業を行いました。支出の内訳といたしましては、会議及び研修費に約24万円、広告印刷費、チラシとか雑誌広告などでございますが83万円、受け入れ農家の調査報告書作成費81万円、消耗品に6万円で実施しております。平成21年度も適した補助金や助成金への申請を計画しており、予算の獲得に努めていきたいと思います。

 なお、補助金や助成金が獲得できなかった場合においては、市単独予算にて事業を行ないたいと考えております。宇和島シーズンワーク事業はできる限りお金をかけないスタイルにこだわっているため、この場合においても、一番経費がかかる広告費を削減すれば、少ない予算で行なえる見込みです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 資料を見ますと、「ボランティアではるばる関東や関西から休みを4日間もつぶし、旅費を自費で払ってまで農家のお手伝いに来てくれる人たちがいます」と書いています。「11月10日現在、8名の方から申し込みをいただいており、遠くは茨城から参加していただく方もいらっしゃいます。参加者の方々には農家の暮らしを肌で体験していただきたいと思っています。そして、宇和島のファンとなり、地域の担い手となってくれる方が出れば、これほどうれしいことはありません」と書いてあります。

 私は、このようにミカン収穫等を体験していただいた方は、宇和島のミカンを食べてもらい、また宣伝してもらうと思います。いわゆる口コミ宣伝。このような方々が日本じゅうに多くできれば、必ず宇和島のミカンの価格は上がると思うのですが、今後宇和島市の事業として予算も組み、事業の拡大を図る考えがあるのか、産業経済部長、お答えください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 本年度は、先ほど申し上げましたとおり、受け入れ農家は14戸、参加者25名の規模で行いました。この経験を生かし、今年度は夏冬あわせて60名の受け入れを計画しております。ただし、そのためには1戸2名を受け入れるとしても30戸の受け入れ農家の御協力が必要になります。JAえひめ南農協の協力も仰ぎながら、参加者の呼びかけにつとめてまいりたいと思います。

 なお、全国的な先進地である長野県の飯田市では、年間延べ400人の参加者が訪れ、新規就農者や定住者、また地域産品の販売拡大に大きく貢献しております。当市といたしましても、飯田市に追いつけ追い越せの気概を持って事業を推進していきたいと考えております。農業の盛んな宇和島市の地域特性をうまく生かした事業であり、宇和島市の宣伝・周知にも効果がありますので、今後は事業規模を拡大する方向で取り組んでいきたいと考えておりますので、御協力、御理解のほどをよろしくお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 私は、このような家族ぐるみの事業は人の心を密にすると思います。宇和島を愛していただく方は、宇和島の山と海の幸、真珠・ハマチ・ミカンを口コミで宣伝していただけると思います。全国の人に口コミで宣伝してもらう事業に予算をつけ、より前向きに事業を進める必要があると思います。少ない予算で将来多くの富を得る事業であると思うのですが、市長の考えを聞かせてください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私としても、ことし始めました事業で、本当に応募があるのかなという少し不安なところもありました。結果においては、今産業経済部長が答弁させていただいたとおりでございまして、今後ともどれだけふえるか、できる限り多くの方にこのシーズンワークにも参加していただくということで、行政も前向きに考えていきたいと思っております。

 ただ、事業のやり方としては、行政がすべてお金を出し続けるということになると、また考えなければいけないところもあるのではないかと思っております。行政とJAさん、それから実際に受け入れる農家、この三者で協働しながら、息長く事業をできるように頑張っていきたいと思いますし、そのための議論をこれから進めていきたいと思っておりますので、よろしく御理解ください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) それでは、吉田愛生寮について質問いたします。

 宇和島地区広域事務組合吉田愛生寮は、昭和46年に新築されております。定員は50名で、老人福祉法第11条2号に基づいて、65歳以上の方であって、身体上、もしくは精神上、または環境上の理由及び経済的理由により自宅において養護を受けることが困難な方が入所する施設であり、健全で安らかな生活を送ってもらうところであります。

 しかし、築後38年経過し、トイレも昔のままのくみ取り式のトイレ。部屋も狭く、老後の快適な生活を送る施設とは言えないのではないかと思います。今後改修をするか、新築をするのか、どのようにする考えですか。組合長の市長さん、答えてください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 吉田愛生寮、これは御存じのとおり広域が所有運営する施設でございまして、広域のほうが基本的に考えなければいけない問題であろうというふうに思っております。ただ、私も広域事務組合のほうの責任者もやらせていただいておりまして、皆さんにも当然この課題というのは御理解していただいていると思いますけれども、この施設、今議員御発言のとおり大変古く、そしてまた、今の生活水準からしても大変見劣りすると言わざるを得ない施設であるということは、万人が認めているところでございます。

 広域事務組合といたしましても、公有施設の改築案と改善をどうしていくかということで昨年から取り組んでおりまして、去年は人的な配置がどういうふうになるかということを、御存じのとおり、公務員の制度といたしまして、今ある人員を有効活用していかなければいけないということもありまして、昨年はそういう人員の見直しというのを中心にやりました。

 これに基づいて、今、施設をどういうふうに実際に配置してやっていったらいいのか計画を練らしているところでございます。これに基づいて、私としては、皆さんの理解を得られるところから改築をしていかなければいけないんだろうというふうに考えております。どうぞ御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 新築をするのであれば、できれば、吉田町にある施設なので、吉田に建ててほしいと思います。吉田町は土地が少ないといえども、この施設を建てるくらいの土地は幾らでもあります。市長さんの考えを聞かせてください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) この養護老人ホームは吉田町にありますが、宇和島市にももう一つ、少し規模の大きいものがあります。そこらあたりに統合ができるのかどうか、それとも別個に改築をしたらいいのか、そういうところも含めて検討を進めていきたいと思っております。吉田町にも適地があるというふうに、私も理解はしております。そこで住民の方々が本当に合意をしていただけるのか、これからそういうところも探りながら改築計画を煮詰めていきたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 建てかえる計画があるのであれば、大体いつごろから建築をするような段階になるのでしょうか。市長さんの考えをお聞きします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 具体的年次につきましては、何年度からやりますということはまだ発表できないレベルでありますので、これから年次も含めて検討を急ぎたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) それでは、きさいや広場について質問いたします。

 交流拠点施設、きさいや広場の開店の日が近づき、建物、周辺の整備が急ピッチで行なわれています。事故もなく工事が進んでいることで、心より安心をしている状態であります。12月議会で水槽の予算を可決いたしました。あとは記念式典、オープニングイベント、開店の日を迎えるだけとなっております。

 昨日落成式が4月24日、開店が4月24日と聞きましたので、工事は順調に進んでいるのであると思っております。開店というのは、喜びと不安があります。店は思ったほどお客さんが来ていただくか、店の配置はこれでよかったのか、不安もあると思いますが、社長としての今の心中を市長さん、聞かせてください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まず、先ほどの発言の中で、オープニングの記念式典を4月24日、それで実際のお客さんを受け入れる本当の意味の開店というのは4月26日ということで予定しておりますので、ぜひ御理解をいただきたいというふうに思っております。

 工事につきましては、当然発注をしております会社が今頑張って最後の仕上げをやっているというところでございまして、3月末までにはすべての工事が、発注している分については完成するであろうというふうに思っております。ただ、一部、先ほど議員の発言にもありました水槽の発注がおくれておりましたので、その分が4月に少しかかってくるかなということを報告を受けております。いずれにいたしましても、この工事につきましては外部にやっていただくということで、私としてはお任せして、できるだけ早く完成をお願いしているという状況であります。

 あと、オープンまでの日が大変な日程になってくるんだろうということで、私としては心配しておりますけれども、担当の伊藤支配人以下、実際のオープンに向けて、この4月は急ピッチで作業をしてもらえるものだと信じております。

 多少の不安もありますけれども、私としては待ち望んだ施設でありますし、ぜひ宇和島市民にも喜んで使っていただきたいというふうに思いますし、特に、今不況の真っただ中にあります1次産品を展示即売できる施設として、実際に農業、それから水産業にかかわっている方々を中心として、ぜひ経済的な面でも貢献できるように、私としては、施設が宇和島市民、それからよそから来る方々に多く利用されることを期待して、頑張っていきたいと思っております。ぜひ御協力もお願いいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 開店に当たりまして、何かと、これで計画したとおり十分に事が進んでいると思われても、大体家を建てても、何をしても、ここをこうしとったらよかったと思うのが常でございます。再度今の計画を検討し直してみるところはし直そうし、確認を十二分にしていただいて、100%に近い満足度を持てる開店にしていただきたいと思います。

 それと、市長さんは、この交流拠点施設きさいや広場について、昨年よりいろいろ御苦労されこの施設を開店にまでこぎつけたわけですが、きさいや広場に対する現在の心中と将来に対する展望を聞かせてください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) このもともとの予算を議員の皆様にお願いするときにも言わせていただきました。旧の宇和島市においては、観光にかかわるような施設、それから、こういう1次産業の宣伝にかかわる施設、真珠会館等、いろいろな計画はありました。ただ、いずれもこれまで長い間実現できなかった。以前に実現したものは何だろうということで考えますと、伊達博物館、40年前につくったものが実際の最後であろうと。

 それから後にはこういうことに関連する施設整備というのは一切できていなかったのが実情であるということで、私としては、ぜひこの施設の完成、合併前の旧町では、当然吉田にも吉田のきさいや広場、それから国安の郷、こういう施設があります。三間にもコスモス館があります。津島にも温泉があります。そういう施設が旧町のほうにはあったわけですけれども、宇和島市はなかったということで、これを足並みをそろえてやれるなと。

 連携をとりながら、私としては、食い合いをするのではなくて、よそから来る方のパイをふやすという発想のもとに、ぜひとも頑張っていきたいと思いますし、この厳しい時代ではありますけれども、こういう施設ができたということで、宇和島市によそから来ていただける方々をぜひともより多くしたいという思いで予算もつけていただきましたし、これからの運営も頑張っていきたいと思っております。

 中身につきましては、昨日の答弁の中で答弁させていただきましたので省きますけれども、せっかくできた施設です。文字どおり交流の拠点になるように、またきっかけになるような施設として活躍してくれるように、私も含めて頑張りたいと思います。議員の皆様方にも、今後とも御理解と御協力をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) それでは、法花津峠の再開発について質問いたします。

 法花津峠の先端から海を眺めると、心が温まる思いがします。都会の人が列車で西予市より法花津トンネルを抜け、一面にミカンが実った時期には「わーすばらしい」と声を発したそうであります。また、夜都会から彼女を連れて宇和島に来られた人が、法花津トンネルを抜けるといさり火が一面に光っているのを指さし、「あれが私の町」ですと言ったとの笑い話があります。遊子の段畑、昔の人々が一つ一つ積み上げた石垣、これも宇和島特有の財産ですばらしい。

 ある宇和島の議員さんが、吉田に法花津峠というすばらしい、どこにもない眺めのいい場所がある。これを放っておくのはもったいないと言われていました。国道56号線が峠を走っていたときは、トイレが完備され、またレストランもあり、展望台もありましたが、現在の56号線ができて以来閉鎖してしまっています。宇和島市の玄関である法花津峠の再開発を市長はどう考えますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 市長。



◎市長(石橋寛久君) 議員の発言のとおり、法花津峠は大変すばらしい眺望を持っているすばらしいポイントだというふうに私も理解しております。できる限りの方々が多く行っていただきたいと思いますけれども、今は、御存じのとおり、残念ながら幹線であります国道56号線が新しい道路につけかわりました。そういう関係で、下を実際には走っているということで、わざわざ目指していかなければ、今はあそこのポイントには行けない、通らないというところになっております。

 そういうことで、今通る人というのは、本当に目指していく人、一部になってしまっているということでございますけれども、議員の発言のとおり、せっかくいいポイントでございまして、できる限り私としても宣伝はしていきながら、より多くの人にその眺望を楽しんでいただきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) 今、市長さんよりできる限り眺望を楽しんでいただきたいというような話もあったわけですが、立間より法花津峠までの道路拡張に約9億4,500万円かかると昨年言われたと思いますが、現在は木が茂り、10人乗りのマイクロバスでも天井に木が当たる状態であります。側溝はあちこちに土砂がたまり、水が道を流れている状態です。私は、現在の道路をせめてマイクロバスくらいがスムーズに走れる道路に早急に維持してほしいと思うのですが、建設部長、お答えください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) ただいまの維持管理につきましては、道路維持予算において舗装等の維持修繕を行なっているほか、沿道の除草につきましては、立間及び玉津地区の農業後継者協議会等の各種団体により作業を行なっていただいております。また、このたび国の地域活性化対策臨時交付金事業により防護さくや舗装の整備も行なう予定であります。議員御指摘の通行に支障のある木や側溝の土砂につきましては、現地調査の上、早急に対応していく所存でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) よろしくお願いします。

 私は、法花津峠線をせめて西予市が拡張しているくらいの道路に拡張してほしいと思うのですが、市長の見解をお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 西予市がどれぐらいの道路で整備がされているのか、最近私は走っておりませんので承知しておりませんが、聞いたところでは4メータープラス側溝が50センチ、50センチ、要は5メーターの幅があるということで、かなり改造されるのかなということを思っております。

 それに比べて宇和島側はどれぐらいのサイズがあるかということで見ますと、私の印象では、やはり、宇和島側のほうがもともと道路が狭いというところがあります。それは、基本的には山の谷を縫っているというところで、厳しい状況があるということで、これを全面的に改造するといたしますと、先ほど議員が言われたような大変なお金がかかるということで、どういう整備がいいのか、私としても、また建設部の意見を聞きながら、具体案を考えてみたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 赤松与一君。



◆6番(赤松与一君) そういうような遊子の段畑も1つのいい例でございますが、いろいろな計画を立て、自然を生かした方法でございます。宇和島市の玄関口である法花津峠も、できれば宇和島市に入る方が通っていただけるように改良していただいたらと思うわけでございます。

 以上で一般質問を終わりますが、本年度3月末で退職されます職員さんに一言お礼申し上げます。長年にわたり宇和島市政に対しまして御尽力いただきましたこと、また、私ごとになりますが、公私ともにお世話になりましたことにつきまして心よりお礼を申し上げ、終わりといたします。



○議長(泉雄二君) 以上で赤松与一君の質問を終わります。

 次に、若藤富一君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) おはようございます。

 まず最初に、岡野総務部長を初め、ことし春退職をされます多くの職員の方に対しまして、本当に市政に対しまして御貢献されたことに対し心より感謝を申し上げたいとともに、この数多くの皆さんが本当にせっかく汗水をたらして築いてきた歴史に、きょう、私の本当につたない質問で多少泥を塗るかなということだけをお許しを願って、質問させていただけたらと思っております。

 まず、通告に従いまして質問いたしますので、答弁よろしくお願いをいたします。

 まず、1市3町が合併いたしまして、新宇和島市という名称のもとに4年間が経過しようとしております。今回の大合併におきましては、全国でさまざまな名称・地名が誕生いたしました。今になっても、その地名がどこに位置するのか、旧名を聞くまで理解できないところが数多くあり困惑をしております。

 明治23年の合併時に、国の指導要綱に優劣なき諸町村の場合は旧名称の設置とあり、私の地元でございます奥浦と南君で奥南が誕生をいたしました。高光もそういうことによるんだろうと思いますが、まずもって旧名を重視して名称をつけよという、これに追随をしてきたと思っております。

 合併協議会の席でも何回か言わさせていただきましたけれども、宇和という2つの漢字の文字は、大化の改新645年でございますけれども、以後中央体制の確立の中で2文字漢字による地名が生まれてまいりました。今残っております全国のほとんどの旧の県の名前、伊予とか、あるいは土佐とか阿波とか、すべて2文字の漢字で、それ以後続いているのもこの当時できたものでございます。そういう歴史がございます。

 それで、宇和島で平仮名という要望もございましたけれども、漢字の宇和島を使わないと将来に遺恨を残すんだということを言ってまいりました。地名というものは、日本の郷土の歴史と文化、風土、日本人の美意識そのものであり、一時の感情と思惑で新名称を作り出したことや、こういう国の配慮のなさに対しまして、今さらながら非常に残念に思っております。また、このことがいろいろな方面で日本人の持つ日本人たる心の崩壊につながらなければいいと懸念していますし、今後子供たちに歴史を語る上でこれをどう説明し、どう教育していくのか、非常に疑問に感じているところでございます。

 この問題につきましては、若干近くの町村がございますので質問はいたしませんが、私の今からの質問の中にこのことが基本になっておりますので、以後それを基本にして質問をしてまいりたいと思います。

 合併前から町民に、合併後の市民の方に対しましては、合併効果があらわれるのは年月を要すると私自身弁明をしてまいってきておりますし、この4年間ではなかなか合併効果は無理ですよというような話もしてはきました。ただ、ちょうど4年間という節目の年でございますし、それに対して質問をさせていただいたらと思っております。

 そこで市長さんにお伺いいたします。この4年間で合併をしたからこそこういうことができたんだ、こういう問題が改善されたんだと思われる点と、特にこれを重視したいと思いますけれども、今後このようなことができる、このようなことが期待できるんだという施策についてお伺いをいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 大変大きなテーマでございまして、なかなかどうお答えしたらいいのかなとは思います。ただ、私としては、合併するときに旧の宇和島市民には、合併してより大きくなることによって効率化が図られると、その効率化を図った原資でもって、市民の皆さんにできる限りサービスの質を落とすことなく、また負担を上げることなくサービスを継続していきたい、そういうまちづくりをしたいということで基本的に述べさせていただきました。まさに、合併してそういうことになっているのではないかというふうに思います。

 先ほどの施政方針のときにも言わせていただきましたけれども、まず、財政的には、いずれも宇和島市といえども、その当時の合併前の財政力指数で0.45ぐらいの町でございまして、半分以上は交付税に頼らざるを得ない財政構造でございます。周りの合併した旧の3町というのは、もっと指数等においても悪い、自主財源がないという、はっきり言って貧乏な町同士が合併したというところでございますけれども、合併した効果によって、今のところ、市政をすべてのレベルで満足できるとは思われませんけれども、平均点が取れるようなところの市政の水準にあるんではないかというふうに思っております。これをさらに効果をもっともっと市民の方々に還元できるようにやってきたいというふうに考えております。

 その中で、財政運営の大きな指針として、経常収支比率の改善とか、実質公債比率、こういうことの改善を取り組んできて、これが実現できたというのも、やはり合併した効果もあるんだろうと思っております。そんな中で、当然指数がよくなったことで財政運営の幅が広がると思います。こういう改善されたことをもとにして、これからまた新しいまちづくりを実現していきたいというふうに考えております。

 また、市民の方々に対しての一番の問題というのは産業の振興ということですけれども、これについても、いろいろ、今少ないながらも、1,000万円単位ということで販売の促進とかということで具体的な予算も組むことができております。これは、やはり合併した効果においてそれだけのお金を生むことができるようになったということで、ぜひ議員の皆様には評価をしていただきたいというふうに思っております。

 ただ、これだけでは十分でないということも十分承知いたしておりまして、今後新しい流れとしては、宇和青果もJA南さんと合併するようになりました。組織もよりスリム化を目指して統合しております。漁協においてもしかりでございます。ぜひとも、そういう新しくなる組織と連携をとりながら、本当の意味で一次産業が我々の地域に産業としてしっかり根づけられるように、ぜひともこれから頑張っていかなければいけないんだろうというふうに思います。

 実は、前回の4年前の選挙のときに何を言ったかなということで考えてみましたけれども、そのときに、一次産業というのは30年先には絶対に必要になると、日本でも見直しになるということを訴えてまいりました。ただ、この数年から10年という間は大変厳しい状況が予想される。それに対応できるようにまちづくりを頑張りたいということで訴えさせていただきました。今まさに、昨年の原油の高騰に端を発しまして、あらゆる資源の高騰、そしてまたリーマンショックによります経済の不況、こんな中で世界は一次産業に目を向ける時代になってきたということで、今も全国紙を見ますと、毎日一次産業にかかわるところ、新しい取り組みをやっていかなければいけないという声が出つつあると思っております。

 私といたしましては、そういうところにおいて情報をできる限り職員の頑張りにおいて拾って、国の制度と国の考え等も取り入れながら、できる限り有効な補助金もいただきながら、宇和島市の一次産業の復興ということを頑張っていきたいというふうに、そうしなければいけないんだろうということで考えている次第でございます。

 ちょっと先のほうまで答弁させてもらったようなことになりますけれども、合併の効果としては、そういうことで基礎づくりができたんだということが、今までの現時点での一番の効果だと私としては思っている次第でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 合併の効果についてお伺いをいたしました。

 これは、今から反省ということでお聞きしたいことの答弁もいただいたかなと思いますけれども、紙ではございませんが裏と表がございますので、これがよかっても裏から返せばいけないという点も数多くありますので、これを一つ一つ、4点に絞りお聞きいたします。

 まず1点ですけれども、4年間の行政運営の中で、事前に行なわれた合併協議がございました。その中で、決定事項とか内容についてどれだけの思い入れと重要性を認識し、この4年間の行政に当たってこられたかお聞きいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 合併時の合意事項に基づいて市政を運営していくというのは、これは大切な要素でございまして、私としても常にそういうことも考えながらやってまいりました。ただ、現実に、ではどれを実現できたかというと、まだまだできていないところも多いと思います。

 また、大きな流れといたしましては、合併前に新市の建設計画までつくっておりましたが、それを集大成する形で、新市になりまして宇和島市の総合計画というのを作成しております。これが、今の宇和島市政を運営する上での最上位の計画であるということで、議員の皆様にも各計画というのはお届けしたと思いますけれども、それに基づいて今市政の運営をやっているということでございまして、ぜひとも御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 今までも何回もお聞きいたしましたが、総合計画ができるのが非常に遅うございました。それで、総合計画ができるまでは、新市の合併の計画に準じ、合併を基本にするということがもとだったので、総合計画もそれをもとにしてできた計画なので、やはり、合併協議会での決定事項というものは十分に今からも反映されていくのかなと思って信じております。

 2番目になりますけれども、旧市町の歴史、文化、教育、イベント、行政、各組織の特性を重要視し、生かして、一層の推進を図って行政に当たられたかどうかということをお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私としては、合併に当たりまして、行政としてはスリム化を目指していかなければいけないだろうということを基本的に、先ほど述べさせていただいたように、ずっと今でも思っております。

 ただ、一方で、地域の重要さ、地域の活性化ということも同時に追求していかなければいけないんだろうということで考えておりまして、合併前の旧市町それぞれに、夏祭り的なものと秋祭り的なもの、大きなイベントが2つございました。吉田でいきますと夏祭りと産業祭ということになろうと思いますけれども、そういう大きなお祭り2つについては、各町これを今までどおりやっていこうということで、職員の協力体制も含めて、同じように運営してきたつもりでございます。あと、個々のより小さい地域で持っているそれぞれのお祭り、それから文化財等の保存ということについても、できる限りやっていかなければいけないということで、基本的には、財源も含めて余り変更していないつもりでございます。

 ただ、一方で、やはり、残念ながら人口の減というのが各地域に大幅に押し寄せております。特に小さいところに行けば行くほど、本町から離れれば離れるほど人口減が大きいということで、それぞれの地域でのイベント、これの実行に当たってイベントを行なう人間がいなくなりつつあるというのが、これが一番大きな問題ではないかというふうに思っております。私の知る限りにおいては、宇和島市においてもお伊勢踊りというのが三浦地区、下波地区にあります。ただ、これを運営できるのは来年から心配だということも運営を一生懸命やっていただいている関係者の方々から聞いておりまして、こういうところの人口減、子供の数の減少というのは本当にしんどい、つらいなということを今思っている次第でございます。

 ただ、補助金につきましてはより小さいところに、補助金検討委員会でもことしの答申の中で、小さいところのイベントといいますか、文化財の伝承等に頑張っているところにはふやすべきだということで、今までは1万円でございましたけれども、それを3万円にするということで増額も図っているということで、多少は努力をしている。少額ではありますけれども、そういう実質的な努力もしているということもぜひ御理解をいただきたいと思います。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 各種団体にめり張りをつけて、今から伸ばしていかなければいけないところに増額をしているということを聞きまして、ありがたく思っています。

 まず、合併前に町民に対しまして、今度の合併でいろいろな問題があるんではないかという問いに対しまして、私は、中国の歴史に見られるように新しい権力がその町、その市をつくるんだったら、すべて異なり、言語なり、貨幣なり、すべて変えて新しい法律もつくっていくだろうけれども、1市3町という昔から従来にある市町が合併するんだから、絶対だれが市長になろうとも、だれが議会に出ようとも、今までのそこにあった歴史・文化というものを重要視した上で、もっと推進した上で今からの市の創造に当たるのは当然であるというようなことをずっと言い続けてきましたので、また今後ともよろしくお願いをしたらと思います。

 あと、組織機構の再編成の中で、いつしか本庁方式となってまいりました。平成22年には各支所は窓口業務だけになってまいろうかと思いますけれども、旧町民の実質的、さきに赤松議員さんのときに公民館が核と言われたように、核の存在でございました。そういう核の存在を、精神的にも実質的にも維持し続けるための施設として、空きスペースを利用する等々、住民をいろいろな方法で集めていくという方法があろうかと思いますけれども、その準備とか、あるいは受け付け業務だけとなっていく、そういう支所に対しての十分な住民への説明、さらには、住民サービスの低下を招かないための、そこに当たる窓口業務者への教育とか指導を徹底を行われているのかどうかお聞きいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 住民の皆さんへの市の職員の対応ということでは、私も常々、できる限り丁寧に対応してくださいということでお願いも、また教育もやっているつもりでございます。実際の教育といいますか、研修は、総務部を中心に各支所の窓口にも責任者を中心にやってもらっておりまして、実際の支所の窓口の担当というのは、各支所のそれぞれの幹部が指導に当たるということになることが多いと思っております。私としては、住民に直接対面いたします窓口というのは何としても残して、今後とも、より市政として親切であると評価されるように頑張っていただきたい、また、その教育をやっていきたいと考えております。

 また、至らないところはまだまだあると思います。特に聞きますのは、「これはうちではできませんから本庁に行ってください」ということで、住民からすると、せっかく支所に行っているのに本庁に行けということをすぐ言われるということも、まだ残念ながら時々聞きます。そういうことがないように、私としては支所で住民の必要とするレベルというのはすべて対応できるようなことにしていきたいという理想を持っておりまして、それをより実現できるようにどうしたらいいのか常に考えているということで、まだ完全な答えはよう対応し切っておりませんけれども、常に問題意識は持っているということで御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 最後の4つ目の質問に移りますけれども、一番最初に合併効果の中で市長が言われましたように、確かに、大きな合併になると、人件費の削減とか、あるいは経常収支、財政率の向上につながってきたことも確かに効果だと思っています。ただし、今私たちが考えてみますと、今の合併の中においての特例、合併特例債、あるいは旧市町になかった過疎債というような財源がいたるところに使用されていく。あと10年後の合併特例債がなくなったとき、あるいは特例の条件がなくなり交付税が減ってきたということを大変心配をしております。

 そういうことで、1市3町に対しましては、合併の特例債というものがありますのでいろいろな事業がまだできますということを言ってまいりました。その特例債について、地域格差がどうも生じているんではないかという、いろいろな市民の声が聞かれてなりません。それについてお伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 特例債の実際の使用状況、確かにトータルで見ますとばらつきがまだまだあるなということで、議員の皆さんも疑問に思っておられるところもあるかもしれません。

 しかし、私としては、今の財政状況の中で特例債というのは余りいい有利な起債とは認識しておりません。御存じのように、合併いたしまして、宇和島市全体がみなし過疎の適用地域ということで指定を受けました。これは何を意味するかというと、全市的に、適債事業であれば過疎債を使えるという地域になりました。ですから、特例債と過疎債と比べますと過疎債のほうが有利なものであるということで、過疎債が当たるものは特例債よりも過疎債を当てていると。過疎債が当たらないところについて特例債を使っているというのが現状でございます。もちろん、一番いいのは辺地債というのがあります。これにつきましては、議員も御存じのとおり、島嶼部等の一部の辺地のところにおいてはまだこれが使えますので、当然これを使いながら財政運営をより有利にやっているということでございまして、特例債の使用だけで見ていただくとアンバランスはあるかもしれませんけれども、私としては、優先順位としては、1番に辺地債、2番が過疎債、3番目が特例債ということで、こういう起債がかからないものについては事業順位としては落とさざるを得ないなという判断で全体を運営しているということも、ぜひ御理解いただきたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 私の質問の内容は、合併特例債を使う、これ1市3町と今さら言えるかどうかわかりませんけれども、その使い道の格差がないのかというお話をしたかったんですけれども、今まで反省いたしまして、一つ一つの特例債の使い道、あるいは財政の使い道を見ますと、これは、我々が反対する余地もない、本当に正しい道のものに使われてはおります。確かに反対もできませんし、使ってほしいものに使われてはおりますけれども、ただし、トータルしたときに、ある一部に偏っているんではなかろうかという懸念がちょっとございましたので、このような質問をさせていただきました。時間がありますので、後でまたその話がありますけれども、次に行かさせていただきます。

 郷土の歴史につきましてちょっと調べてみましたけれども、明治以来、旧宇和島というのは合併、合併、合併で、恐らく全国でも一番合併回数が多い都市なのかなと思うぐらい合併をしておりますけれども、そこにいろいろな遍歴がございますけれども、その歴史や先人に学びまして、活用し、活性化と繋げる道への模索について若干質問をしてみたいと思います。

 昭和51年に海音寺潮五郎のNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」が報道されました。配役は平将門に加藤 剛と藤原純友に緒形 拳、密偵に草刈正雄と、我々の年代の方は覚えられているのかなと思っていますけれども、最高視聴率30%を超える人気番組でございました。これは承平天慶の乱、939年の事件をもとにしたものでございます。これに追随いたしまして、現在でも大河ドラマを要望するいろいろな市町村が多いわけで、海賊をもとにいたしますと、瀬戸内沿岸の河野とか村上水軍なんかが、毎年のようにNHKに陳情をしているようでございます。

 その後、これを踏まえまして、昭和61年に主催が県の文化振興財団と宇和島市の教育委員会、宇和島市の文化協会、愛媛新聞が主催いたしまして、宇和島の中央公民館、よく聞きますと図書館らしいんですけれども、2日間にわたりましてシンポジウムが開催されております。これも何回か以前に、幕末の宇和島市の活躍と松山人における宇和島市の活躍ということで、きのう岩城議員が言われた冊子もそのときにできあがった冊子ではないのかなと思っておりますけれども、そういうことも行なわれております。講師に有名人が来られまして、東京工大の福田教授とか京大の上横手教授とか、新潟大の小林教授とか、サアコのヨコタ氏とか、いろいろなシンポが行なわれたようでございます。残念ながら、宇和島市のどこを探してもこの記述がございません。教育委員会の文化課に聞き合わせてもわからないということで、昔から私は知っていましたので、原本は図書館にはあるんですけれども、後の話がだれも知らないというような記述がございます。

 あと、純友につきましては、平成12年に「純友と将門の東西の兵乱」という企画展が開催されました。ここでお聞きいたします。教育長にお聞きしたらいいのかと思いますけれども、教科書といいますか、もし、小学生、中学生あたりに純友を教えるに至りましては、どういう存在として教えられるのかお伺いしたいと思います。

 もう一つ、教育長自身純友に対してどうお考えになっておられるのか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 学校教育の中で歴史や先人に学ぶ、そういう活動というのは大変大事だろうと思っています。また、一般市民に対しましても、文化課や生涯学習課を中心に、それぞれ先人や歴史に学ぶような講座等もたくさん計画して、実施いたしておりますので、その辺は御理解いただきたいと思います。

 ただ、純友につきましては、教科書の中にとり入れるというようなことはちょっと無理でして、やはり、郷土の副資料として活用するということは大事なことだろうと思います。純友につきましては、特に日振島の皆さん方にとっては大変大事な存在でして、私もぜひ、可能であれば郷土資料の中に取り入れて、一部は現在入っておりますけれども、さらに学校教育の中でも、教育の中で先人に学ぶ、歴史に学ぶという意味で活用していきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 大体そういうお話といいますか、お答えを想定しておりました。

 もともと、今の福岡の太宰府関係よりも宇佐神宮が主だったもので、昔は天皇たちがお参りするということで、そこに行く行程が多うございました。そこに行く行程の中で、日の振る島、日振島という名前がそこにホジから出てまいりますけれども、そういういろいろな地区の特徴といいますか、この地区は、当然純友を破った橘遠保にしても、あと伊達政宗がこの地を逆指名したんだろうと言われているように、中国、あるいは大陸との交流が本当にこのころから盛んでございました。

 そういう文化の中で、私は純友の位置づけとしては、本当に、律令制に対する初めて国レベル、あるいは地方民族が起こした地方反乱であると受けとめています。そういう一つの大きな歴史、そしてさらには純友・将門の乱を機会に武家社会へ時代が移行しつつ、これを基本にした時代であると思っていますので、非常に歴史上大きな意味があります。

 ただ、純友につきましては、天皇に反した逆賊であるということで、戦前までは、どこのだれも全く書も書けないという逆賊扱いでございました。ただ、将門は神田神社とかいろいろなところでお祭りされているように、本当に英雄伝説が残って、関東地方では将門は本当に有名人で、今もなお愛されている存在でございます。そこの差がいろいろ説明すればあるんですけれども、そういうことで、やはり純友の歴史を知ることが郷土の歴史でもあるし、大きな日本の歴史につながるのかなと思っております。

 そこでひとつ、どういうことか皆さんにお伝えしたいんですけれども、牛川地区に最福寺という小さなお堂がございます。これは昔から純友の守り本尊と言われている地蔵菩薩がございます。これは別名夜泣き地蔵といいまして、実は、立目にあったものを牛川に移しただろうという逸話があるんですけれども、8月23日だけの開帳ということで、余り世の中に知られておりません。

 そういうことで、お堂の改修時にちょうど仏像も改修するというので、今の農大の後ろに仏師がおられるので、そこに持っていきまして、私は改修工事まで見させていただいて、そこのいろいろな木材とかいうものも牛川の方々にとっておけと、ビデオに映せということで映させております。最初見たときが、もともと地蔵菩薩は三重に塗りたくられまして、一番表が本当にドーランというか、うどん粉を塗ったような真っ白な像で、まさにそこの地蔵菩薩だということなんですけれども、全部きれいに掃除しますと、本当に藤原の金色堂にある釈迦如来とまでは言わないですけれども、そういう像を思い浮かべました。これは1つの木を彫りまして、そして、なたで半分にぶち割り、そこで中をのけていくという割りはぎづくりということで、これは平安朝後期にしか見られない技法で、平安朝後期のものであるということは確かでございます。そういう歴史とミステリアスを持った地蔵がございます。

 このときに、ちょうど修繕した後なんですが、さっきいいました西予市といいますか、宇和の歴博がございまして、そこの学芸員とともに牛川地区にまいりまして、ぜひともそこに展示していただくようにお願いをしました。絶対だめだということでございましたけれども、ここの学芸員というか、ここに載せれば全国で調べてもらうと、やはり由来もわかるんだということで説得いたしまして、この展示会場のメインの仏像として、何週間か祭られました。

 そういう仏像、伝説が、非常に数多く吉田町、宇和島にも残っていますので、こういういろいろな歴史なり、今いう文化・歴史を本当にとうといものとして、いろいろな報道なり、今からの宣伝、文化、あるいは観光に結びつけていければなと前々から思っておりましたけれども、市長はどうお考えになっていますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) それぞれの地域に歴史がありまして、そういう言い伝えを証明するというか、彷彿させるようなものが仏像等残っているのも、私も時々話を聞きます。そういうものをぜひ伝承していかなければいけないだろうと思いますし、そういう保存も考えなければいけないだろうと思っております。

 その中において、教育委員会においては、合併した新しい市での郷土の歴史と文化ということで、今年度中に本ができるんだろうというふうに思っておりまして、そういう文字にして残す、写真して残すということも重要であろうと思っておりますし、興味のある方は、そういう本でさらに取っかかりの知識を持って、あと詳しく自分なりに勉強していただきたい、そういう町ができればいいなというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 続きまして、約800年飛びますけれども、吉田時代に国際交流の講演者として、占拠事件で有名なんですけれども、青木ペルー元大使に来ていただきました。そのときに事前に話す機会がございまして話したんですけれども、いきなりこういうことを言われました。最初に私は伊達博物館に行きましたと。その地域に入りまして、やはり講演するに当たって、その地区の歴史を知らなければ話せないんだということをお伺いいたしました。そこで私に質問がありまして、伊達当主で3人「宗」の字がない方がおられるがどういう理由だと言われました。全くわかりませんで、頭を下げたことがございます。

 さらに、岩出山の閉町式にどうにか連れて行っていただきまして、そのときに当別町の泉亭町長、そして岩出山の佐藤町長のあいさつをお聞きいたしました。伊達家に始まり伊達家に終わる、本当にすばらしい話でございました。血が躍るといいますか、何十年ぶりに非常に感激をいたしました。そういうことで、こういう血縁関係の姉妹都市というのは吉田町時分に経験がございませんで、血縁関係の姉妹都市というのはすごいなということをつくづく感じました。

 うちの例を挙げますと、吉田町なんかは広島の吉田町でございますけれども、毛利元就の生誕の地でございまして、市長がお好きなサンフレッチェのジュニアチームの養成のための天然芝のコートを3面つくっております。そこで全国から何十人だったですか、関東からも来ておるんですけれども、ジュニアチームのために学校に留学をしている方が非常に多うございました。そういうことで、非常に興味のある交流を行なってきたんです。

 そういうことで、通告にはございませんけれども、市長に簡単に、大崎とか千曲とか、後ろにかなり来られていますので、象山県の問題も含めて、簡単にですけれども、今からの交流はどうあるべきなのか、どう進めていくのかということを、構わなかったらお答え願いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今の宇和島市、旧の宇和島市の姉妹都市というのをそのまま引き継いでおりますので、姉妹都市として正式に縁組みしているのが、歴史・文化都市ということで、宇和島市の伊達家の秀宗さんの出身であります仙台、当然伊達政宗さんが開祖となっておりますけれども、そことまず姉妹都市があります。これが親でございます。その後に縁組したのが千曲市、これは今アンズの里として有名ですけれども、そのアンズを持って行ったのが豊姫でしたか、伊達家のお姫様が千曲のほうに、当時の上田藩におこし入れをしたという縁で、そのときにアンズの木を持って行って、それが広まったということが伝えられておりまして、その縁で姉妹都市をやっております。今は大崎市となっておりますけれども、もとの岩出山町、これは政宗が生まれたところでございましてその縁で姉妹都市ということになっております。

 これが公式の国内での3つの姉妹都市ということですけれども、最近、岩出山が合併のころにつき合いが始まりまして、私も何でかなと思っておりましたが、議会でも言わせていただいたかもしれませんけれども、明治維新がありまして、日本じゅう、藩は官軍と賊軍という大きな分かれになりました。宇和島伊達藩は、御存じのとおり官軍の中でも主導権を握って活躍できたというところで今日に至っておりまして、その恩恵は、特に明治維新のころには多くの有名人を輩出できたということにもつながっているんだろうと思います。ただ、伊達の縁でいきますと、宇和島の伊達は官軍でしたけれども、そのほかの伊達家はすべて賊軍のほうに属してしまった。その中でも悲惨だったといいますか、苦労された藩の一つが岩出山伊達藩で、この方々は、殿様みずからが北海道の屯田兵、開拓をしなければいけないというほどに追い詰められて、殿様みずからが北海道に移ってつくった町が当別町ということで、今その縁でつき合いを深めております。できることなれば、将来は正式なおつき合いの約束をしたいということを考えております。ぜひとも議員の皆様方にも御理解をいただきたいと思います。

 あと海外におきましては、吉田町は、長年中国の象山県とミカンの支援に始まりつき合いをしておりまして、私としても、これをいかに引き継いでいけるか、今後も考えていかなければいけないところだろうと思っております。それと、海外では、姉妹都市としてハワイ州のホノルル市ということでやっておりますが、これは御存じのとおりえひめ丸事故を端と発しておつき合いが始まったということですけれども、実際のおつき合いが、海外とはなかなか、費用の点もありますし、言葉の点もあります、やりづらいところもありますけれども、それぞれに頑張っていただいている方もおります。ぜひその方々を中心にして意見を聞きながら、宇和島市としても今後交流が続けていけるように考えていかなければいけないと思っているところでございます。よろしく御理解と御協力をお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 徳川の藩政に入りたいと思いますけれども、これも240年という歴史があるので、ここで一言で言うこともなかなか難しくて、時間もありますので、かなり飛ばそうかなと思いましたけれども、伊達政宗の話が出てきました。

 7代の伊達宗紀の時代に、次に英雄宗城が藩主になるわけでございますけれども、そのいきさつといたしまして、宗紀は2人の子供を亡くして跡継ぎ問題に困っておりました。そういうことで、そこに目をつけた徳川幕府が、自分の嫡子を養子に迎えるとか、あるいは薩摩藩の嫡子を養子に迎える。うちはもともと井伊直弼関係の井伊家、これは彦根ですけれども、あるいは佐賀の鍋島とかの血縁は、行ったり来たりの多い血縁関係でございまして、そこでかなり家督相続があったと聞いております。ただ、そこで恐らく宗紀と宗城はいとこ関係かふたいとこの関係になりますけれども、やはり独眼政宗の血を絶やしたらいけないということで、宗紀を選んだのが、今宇和島の歴史に大きな貢献をしただろうということも言われています。

 ここで宗城の話ですけれども、これも当然皆さん知っているように、明治には軍事参謀として、明治維新の改革に三大の藩主とうたわれるぐらいの名君でございました。ただし、軍事参謀のときに薩長の討伐といいますか、政府に対する討伐の動きがございました。これは幕府に対してでございますけれども、それについては、征討については、諸藩の厚誼を尽くすことを旨とすべしということで、陸軍大臣的な存在であった宗城が全部諸藩といいますか、宇和島藩を引き揚げさせまして、宇和島に帰りました。明治維新の中心的人物になるべき宇和島藩の人物が余り見られないということは、この時点で起こったことだそうでございますけれども、非常に私は、郷土者といたしまして、本当に尊厳をいたすところでございます。

 そういう歴史を持った伊達藩の中で、いろいろな改革が行なわれています。特に、財政改革とか産業振興とかということに力を注がれているようでございます。ただ、1つここに注目したいのは、どうしても廃藩置県までの一藩というのは、徳川幕府の傘下ではあるにしても一国一城でございますし、自活生活、自給自足というものを旨としておったわけでございます。

 そういう中で、今我が国を見てみますと、非常に地方分権ということが叫ばれております。そういう中で、合併してから10年の合併特例債の特例趣旨というものはございますけれども、それを過ぎると特例債も下がっていくということで、今地方はやはり目覚めて、地方財政の自主独立を促す地方財政システムの改革が今必要な時期に来ているということも言われております。それについて、市長どう思われますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 地方財政の独立というのは、ぜひとも実現をしたいと思っております。ただ、昔のように鎖国ができれば、生活水準を落として身の丈に合った財政運営、それから経済の運営、生活というのができるのかもしれませんけれども、今の時代、日本国内で宇和島市だけが鎖国をするというわけにもいかないとしますと、やはり、全体でのサービス水準というのは、今皆さんが実感しているように、比較的恵まれている世界にある。これをさらに継続するとすれば、やはり、宇和島市の税収だけではなかなか難しいと言わざるを得ないと思っております。

 それが端的にあらわれているのが財政力指数だろうというふうに思います。国の定めた基準の財政を行なうのに、宇和島市は、今新宇和島市になりまして0.35ぐらいのところであります。平たく言うと3分の1ぐらいしか自前で賄えるお金がないということでこの宇和島市の市政が行なわれているということで、残り3分の2は国の支援によって、要は、よその地区で稼いでくれたお金をこちらに持って来ているというところがかなりあるんだろうというふうに考えざるを得ません。

 そういうことで、私といたしましては、国の示す財政規律の中で、我々としては地方の声を出せるところにおいては出していきながら、より公平的・客観的、さらにまた宇和島に有利になるように、できる限り財政運営がやっていけるように努力を続けていく以外にないのかなというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 地方財政の独立というのは、市長が言われたように、本当に、国民といいますか、住民に負担をかけなければならない。それを、負担をよしとして決行せざるを得んという、非常に苦しい立場な点もございます。そういうところで、なかなか踏み切れないところがございますけれども、やはり、税源移譲というものを恐らくやがてやってくるんだろうと思っています。

 今、そういう事情の中で、やはり、事務事業の再編成、これは財政の支出額の大小が選別の基準ではなくして、事務事業による住民満足度の充実こそを基準とするということを旨とするというような、つまり、100億円の金を使いまして利用率10%のものをつくるよりも、50億円で利用率90%のものをつくるほうが効果が大というような考え方になければ行政運営ができないだろうと。

 あと、2つ目といたしましては、きのう市長は言われましたが、公共投資とかサービスの最適化によって、最小コストで最大の効果を達成する効果的行政サービスの創出が必要になってこようかと思います。そして、その財源確保のために、これは税で補うというよりも、やはり地方自治体が新産業の担い手となって、その産業立ち上げにかかわっていくと。これは、当市、いろいろな面もありますけれども、そういう方向に持っていくべきであると思っておりますけれども、この3点についてどうお考えですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まず、最小の費用で最大の効率をという財政運営に関する、また、市政の運営に関する基本的な考え方というのは、前から今に至るまで私は変わっておりませんので、それは御理解していただいているということで、私としてもありがたく思っております。

 ただ、個々の案件として、特に産業の振興ということで、私は、やはり、宇和島市の規模になると、行政が主導権を持って引っ張っていける分野というのは大変しれているだろうということで、お手伝いをしたいということでずっと考えておりました。ただ、ここの一、二年の動きを見ておりますと、特に一次産業というところはますます疲弊しているというところで、行政もこれまで以上に大きくかかわりながら、どういうことをやっていくのか、そのための費用、そしてそのための費用分担ということまで突っ込んでいかなければ、なかなかこれは浮揚が図れないんだなということを最近つくづく思っておりまして、そういう意味においては、私自身もこれまで以上に、産業の復興のために行政としてできる限り実のある協力をしていけるようにしなければいけないという思いでおりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 次の質問に、ぜひともそれのほうがよろしいですよということで、質問を用意していたんですけれども、若干時間もありますし。

 平成5年にうちの学芸員の秋田のほうから電話がありまして、下波の清家金治郎さん宅の屏風の下絵から古文書が見つかったと。そういうことで、私のおじのところにそれを持っていきまして、ちょっと解明してくれということで呼ばれました。そういうときですけれども、これは1779年に、よく皆さん御存じの武左衛門一揆がございまして、これは吉田町史にもほとんど後のことは書かれてないんですけれども、その後のことや、武左衛門が寡兵であったという記述がここで初めて、ちょうど200年後なんですけれども、あらわれました。

 武左衛門一揆のいろいろな問題を語りたかったんですが、時間の問題で、ここで行なうのが、やはり、武左衛門一揆のもともとは専売制が問題になって行なったことで、今の国安の郷の法花津屋がございます。あそこにまずは押し入ろうというような歴史のことで、三間・鬼北・日吉の、これは、ろうではなくして紙の専売の問題でこういう問題が起こりました。

 そこで、専売制というものを今の原点に考えて、必要ではないのかというような観点でまたお聞きしたいのですけれども、先ほど言った、やはり、行政が中心に声をかけながら、私は、新しく生産者とか、あるいは加工する業者とか、販売業者とか、搬送する業者とか、宣伝をする者とか、行政の信用とかということ、分担の割合制をつくりまして、それぞれの組織協力のもとに、本当に宇和島を一つの企業体ブランドとして、今からはいろいろな新製品、あるいは新作物、あるいは宇和島ブランドをつくるためにいろいろ考慮、あるいは努力、そして販売していかざる世界がやって来たのかなと思っています。これは、徳島の上勝町が若干違う方式ではやっているんですけれども、そういう方式よりももっと、本当に一つの会社としてみなす組織づくりというものをやらなければ、産業おこし、自活・自立ができないのではないかということで、ここで専売という話をさせていただきました。

 当然、交流拠点も昔で言えば専売制ですよね。だけど、専売制が悪いとは言っていないので、専売制は、一商人とか、一武士とかいう者に特別の利益があったために、それによって逆影響を受けた農民たちが反乱を起こしてきたということで、私といたしましたら、もう農民も商人も、あるいは工業者も、すべてがそこに参加できて、すべてが利益をこうむるという組織づくりを今から検討すべきではないかということで、市長のお考えをお聞きしたいわけでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) なかなか大きな問題になってまいりまして、どうお答えしたらいいのか、私も考えないけませんけれども、まず一つ、海の駅というお話、交流拠点ということが出ましたけれども、これについては、私は専売制というよりも市場をつくっていると。今の用語でいきますと自由市場ということで表現されておりますけれども、売りたい人が持ち寄って、買いたい人が来てそれを買っていくという、城下町をつくったころの楽市楽座というようなものに近いものになってほしいというふうに思っております。

 みんなが参加して、みんなが恩恵を受けられてということで組織ができれば一番いいとは思います。ただ、現実論としては、やはり、頑張る人が、まず頑張るためにどうしたらいいのかということを引っ張っていただかなかったら、みんなが参加してということになるとなかなか前に進まない。何をやるのか千差万別になってしまって方向性も出せられないのではないかというふうに思っておりまして、やはり、業界のそれぞれのリーダー的な方々の意見を聞きながら、それぞれの業界で方向性を出していくという方向でやっていかざるを得ないのではないかというふうに考えている次第でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 続いて、4番目の問題に移りますけれども、この問題についても、非常にいろいろな問題がございます。ただ、きのうのいろいろな議員さんの中で、専売制とか、あるいは非公務員独立型の問題については答弁をいただいております。そういうことで、次に移させてもらったのが時間の問題もありますのでいいかなと思って、次に移させていただきます。

 5番目になりますけれども、いろいろな歴史を十分には語れなかったんですけれども、いろいろな郷土の歴史がございます。吉田町のときには、小学校4年生から5年生を対象に郷土の歴史と先人ということで、週に1回ばかり勉強をする機会がございました。そういうことで、宇和島市が小学生、中学生対象に先人・文化教育の導入推進が必要であろうかと思っています。私は、吉田のときには図書館にでも、漫画本の1年生、2年生が見れるような冊子をつくったらという提案もしておったわけなんですけれども、教育長、そういう人材教育、郷土文化の教育が大切と思いますけれども、どうお考えになっておりますか、どうなされていますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 先ほどもお答えしたかもしれませんが、小学校の総合的な学習の時間を中心に、副教材を使いまして、郷土の先人、歴史等については学習をいたしておるところでございます。先ほどからお話しいただきましたが、牛川にありますお地蔵様が純友と関係があるというようなところまでは、私、勉強不足で存じ上げておりませんでした。実際に、伊達家の宇和島藩につきましては、いろいろな史料もありまして宇和島に残っておりますが、吉田藩の史料につきましては、なかなか現段階で残っておりませんで、ぜひ、今お話しいただきましたようなことを参考にさせていただいて、文化課を中心に収集等に生かしていきたいと思います。

 宇和島には、御存じと思いますけれども、国や県や市の無形・有形文化財に指定されておりますのが161ございます。この指定につきましても、さらに合併しました後見直しをする予定でおりますので、また、先ほど御指摘いただきましたようなことも参考にさせていただいて、さらに文化財保護委員会等にかけて審議をさせていただいて、学校教育の中でも取り入れていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) ありがとうございました。

 本当に合併しての統一化というのは、文化財にしてもそうですし、今から話すスポーツ面にしても、やはり、まだ1市3町の気持ちがございまして、教育長にも話したんですけれども、宇和島の体育館にオリンピック選手の名前は旧宇和島の名前しかないと。何で一括にせんのだということで、やはり、今から1市3町を宇和島市として応援すべきだろうし、やはり、郷土出身者としていろいろイベントにも参加してもらいたいというお願いがございます。

 そういうことで、ことしやられたんですけれども、岩村選手、現役がおられます。WBC、今活躍されています。まだヒットを打っていませんけれども。そういうことで、岩村とか宮出とか、いろいろ野球選手がおられます。宮川さんとかアナウンサーもございます。津島でいえば松本さん、土居さん、うちで昔の大塚とか、いろいろ有名人がございます。そういう現役の有名人、さらに忘れていました、これは後ろのOBの方がおられますけれども、やはり、吉田町は、陸上で有名なのは、清家の恵でございまして、清家さんのお孫さんでございますので、恵とか大平の美紀とか、これは有名人がおられますので、こういう方々を、やはり陰ひなたとして組織をつくりながら応援してやっていったら、彼女や彼らも喜ぶのかな。さらには、いろいろな講演の場所、いろいろなところに呼んで指導を受けたり、いろいろとお話をできたりするような組織を今から郷土としてはつくるべきであると思っていますけれども、これについてどう考えておられますか。市長のほうがいいんでしょうか、だれがいいんでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今おっしゃられました、宇和島は、有名人はもちろんのこと、宇和島市にかかわる方、出身の方々、できる限りそういうネットワークをつくりたいということで、宇和島クラブという事業も昨年から実際に取り組んでおります。ただ残念なのは、有名人の参加の方は意外と少ないので、そこらあたりはこちらからお願いをしていかないけんのかなということも思っております。今現在活躍されている方はぜひともお誘いをしながら、輪を広げたいというふうに思っております。

 その中で、ことしのそういう方面でいく大きな事業として、国が認めましたふるさと納税制度というのがありました。それにつきまして宇和島市も、そういう宇和島に関心を持っている方に機会を得ながら協力をお願いしていたわけですけれども、300名以上、金額で1,000万円以上ということで、金額では残念ながら愛媛県トップではありませんでしたけれども、今のところ人数では断トツのトップであるというところで、私としては、宇和島市に関心を持っている方々がよそにおられる方で大変多いんだなということを実感させていただきまして、ありがたく思っております。また、こういうネットワークをさらに拡充しながら、宇和島市の宣伝、それからまた、地域の浮揚というのに一役を買っていただけるようにお願いをしていこうと思っております。ぜひともまた御協力をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 若藤富一君。



◆27番(若藤富一君) 宇和島東の森岡先生が東高に来たときにお会いできまして、こういうことを私に言われました。野球で宇和島東が優勝したと、サッカーで南宇和が優勝したと。南予の子供たちは東予や中予の子供たちに比べて本当にセンスがなさ過ぎると。ところが、なさ過ぎる割に、本当に言うことをよく素直に聞いてくれると。そして、泥臭さがあって、どこまでも頑張ってくれて根性があるということで、駅伝で、三度といいますか、野球、サッカーに続いて優勝するならば、南予の子供たちが欲しいから南予に来たんだということを言われました。

 あと吉田中学校、津島中学校におられた清家先生とも親しい関係でございますので、清家先生ともよく話したんですけれども、清家先生は、中学生は練習されれば、多少の素質があれば、四国とかそこら辺にできるような実力は、当然練習次第で出てくると。でも、私はその場で強くするよりも、高校とか大学とか、将来にかけて一生陸上が好きで、それで一生続けられる、そういう指導をしたいんだということで、ずっと感動しておりますが、そういう教育者というものを、今の教育者もすごい人はおられるんですけれども、やはり、選んで子供たちに指導に当たっていただきたいということで。

 あとゼロ分になりましたので、職員の教育、本当にこれは非常に重要なんで、介護を含めて、やはり研修機会を十分に与えてやって、それがやはり歴史を生んだ、明治維新をつくったと思っていますので、よろしくお願いしましたことと、6番目のこれは皆さん言われましたけれども、緊急対策の防災無線は早急につくってほしいことをお願い申し上げまして、一般質問を終えさえていただきます。



○議長(泉雄二君) 以上で若藤富一君の質問を終わります。

 しばらく休憩し、午後1時から再開をいたしたいと思います。

    午前11時44分 休憩

   −−−−−−−−−−−−−−

    午後1時00分 再開



○議長(泉雄二君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、質問を行います。

 次に、我妻正三君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 公明党の我妻正三でございます。一問一答で質問を行ないますので、明快なる答弁をよろしくお願い申し上げます。

 まず初めに、多重債務者問題につきましてですけれども、金融庁の資料によりますと、我が国の消費者金融の利用者は少なくとも1,400万人に上ると言われております。このうち5社以上から借り入れがある方、これはすなわち多重債務者の方になるわけでございますけれども、この方は200万人を超えておると。これは大きな社会問題でございます。200万人といいますと、愛媛県が147万人の人口でございますので、それ以上の方だということになります。

 この多重債務者につきましては、個人の問題でとらえるのか、それとも行政が積極的に市民に対してセーフティーネットの役割を果たし問題を解決していくのか、どちらかだと考えております。それで、私の考えといたしましては、これは、やはり、市が、行政が積極的に取り組むべき問題だと考えております。このことを理事者の皆さんは頭の中に入れていただいとっていただきたいと思います。

 先日消費者金融についての相談を市民の方から受けました。話を丁寧に聞くことによりまして、その状況がだんだんと見えてまいりました。その方は、最初は1社から借りていたわけでございますけれども、この不況の中、失業し、仕事を探すがなかなか見つからない。また、病気になり生活費に追われていった。そういう形から、いつの間にか数社から借り入れをしていたと。それを気づいたときには利息も払えない状況に陥り自殺も考えたんだと、そのような話をしておりました。

 また別の方は、これは経営者の方だったんですけれども、経営状態が苦しい中ですけれども、銀行等に借り入れを申し入れますと断られました。どうしたかといいますと、商工ローン、あるいはまた消費者金融で借りるようになったそうでございます。また、いつの間にかその方も数社から借り入れをしてしまい、自転車操業に陥り、気がつけば多重債務者になっていたそうでございます。

 でも、この方々の多くは、要するに、本来払う必要のない上限29.2%、これは刑事罰のないグレーゾーン金利ということでございますけれども、その利息を払っております。平成18年の貸金業規制法の改正によりまして、平成21年、遅くとも平成22年6月20日までには、このグレーゾーン金利は廃止をされます。この改正を受けまして、国も多重債務者対策本部を設置し、平成19年4月には、国・自治体がこの問題に取り組むべき多重債務問題改善プログラムを作成しておる次第でございますけれども、通告を出していないんですけれども、このプログラムは御存じだったですかね。これはだれに聞いたら、市民環境部長、総務部長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの御質問でございますが、我妻議員の質問が出まして、それから多重債務問題ということをいろいろ勉強して、そういうふうなのがあったんだなというふうな認識をいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 正直言いまして、私もこの質問をしようかなということで勉強してきました。私もいろいろ調べた結果、やはり、多重債務問題改善プログラムというのはかなり重要だなと。自治体としては、これに沿って物事の解決にやっていかなければいけないと、そのように考えております。次はその概要を言いますので、よく聞いていただいたらと思います。

 この概要は、1、丁寧に事情を聞いてアドバイスを行う相談窓口の整備・強化、2番目が、借りられなくなった人に対する顔の見えるセーフティーネット貸し付けの提供、3が、多重債務者発生予防のための金融経済教育です。4がヤミ金の撲滅に向けた取り締まりの強化などとなっております。

 そこでお伺いしますけれども、相談窓口の整備と強化についてでありますけれども、宇和島市にも多重債務整理相談が設置されておると聞いておりますが、現在の状況をお聞きいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの我妻議員の質問でございますが、先ほども申しましたように、質問が出てから勉強したのでちょっとあいまいな点もございますが、お答えをさせていただきたいというふうに思います。

 多重債務の問題は社会問題となっておりまして、平成19年3月に示されました、先ほど議員が言われました多重債務問題プログラムとあわせて貸金業法の改正が行なわれ、総量規制やグレーゾーンの金利廃止、これも先ほど言われましたように、平成21年12月までには廃止される予定であるというふうに私も勉強いたしました。多重債務問題は、100年に一度の経済不況もあり、ますます深刻化するというふうに思われます。

 市の対応でございますが、1階市民活動推進係の消費相談窓口を設置し、最終的な解決には、やはり法律の専門家でなければ解決できない面もございまして、弁護士会とか司法書士会に御協力を仰いでいるところでございます。現在相談窓口を設けまして、平成20年度ですが、41件の相談がございました。また、年6回、2カ月に1回ですが、市役所におきまして、弁護士、または司法書士による多重債務整理相談業務も行っております。月に1度の無料法律相談とあわせまして、指導や助言を仰いでいる体制をとっているところですが、これには19件の相談がございまして、あわせまして、平成20年度は今のところ60件の相談が寄せられている状況でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 相談される方が60件あるということでございますけれども、まだまだ潜在的に多重債務で苦しんでいる方がいらっしゃると思います。

 そういうことで、千葉県船橋市では、多重債務問題対策庁内連絡会というのがございます。これはどういうことかと申しますと、庁内の間で情報を共有し合って、多重債務の方がおられた場合には、その市民の方々の救済として取り組みをするということになるわけでございます。ここでお伺いするんですけれども、この相談窓口には、現在相談に来られる方だけですね、総務部長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) そのとおりでございます。また、今、各課との連携という御質問がございましたが、宇和島市におきましても、保護課でありますとか、包括支援……

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 今、部長がちょっと言っていただいたんですけれども、来られる方だけだという対応で私は聞いておりましたので、ぜひ、当市においても関係部課とも連携をとり、生活保護世帯、家庭内暴力、保険料・税金滞納者の方々の中にもこの多重債務者の方がもしおられた場合には、相談窓口に連絡をとる体制を進めて、市民の皆さんの救済、支援に取り組むべきだと思いますけれども、その点についてお伺いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの御質問でございますが、やはり、多重債務に追われまして、生活保護の相談でありますとか、家庭内暴力という形で包括支援センターへの相談もあるということでございまして、保護課でありますとか、包括支援センター、福祉課と連携をとりまして、相談がある場合は、相談の窓口まで担当員が一緒に来ていただいて現在対応をしているというふうな状況でございますので、各課との連携はとれているというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 連携はとれているということでございますので、なお一層の連携をとっていただいて、市民の方々の再出発の場をつくっていっていただきたいと、このように思う次第でございます。

 では、次は、セーフティーネットの貸し付けの提供についてお伺いいたします。

 多重債務者の方々は、高利の貸し付けに苦しんでおる状態でございます。まず、丁寧に状況を聞くことによりまして、返済能力が見込まれる、この方は返せるなと、今の生活状況では苦しいけれども、ある程度の金利の低いもので貸し付けをしたら返せるとか、そういう問題解決につながる場合の方もいらっしゃると思います。そういう方には、生活福祉資金や既存のセーフティーネット貸し付けを活用推進すべきではないかと思うんですけれども、その点について。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 質問の中の社会福祉協議会が実施しております生活福祉資金でありますとかセーフティーネット貸し付け、これは宇和島市にも商工観光が窓口になっておりますが、この活用については、今議員も申されましたとおり借金返済に充てることはできませんので、返済能力があれば貸し付けはできるということでありますが、多重債務に追われている方にとりまして、返済能力があるというふうな判断は非常に難しいというものが現実でございまして、返済計画を立てて、返済のめどがない場合には貸し付けの対象とすることはできないというのが現実でございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) では、今のお話では、返済能力があるような計画を立てればオーケーということですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 返済をすれば、後の生活に対してはそういう貸し付けもできるが、その貸付金で返済をするということはだめだということでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) では、低金利でその方に貸すことによって、その方の生活を支援して多重債務者の問題を解決することはできないと。そこで解決した後の生活は見るということですね。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 計画を立てていただいて、これが事実であるというふうな判断が下せれば、貸し付けも可能であるというふうに考えています。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) それではお聞きしますけれども、新しく貸し付ける制度の、そういう多重債務者の方でも対応できるような貸し付けの検討はどうでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 多重債務を抱えたままでの貸し付けは不可能というふうなのが、私の考えであります。多重債務のある程度返済めどがたって、返済が終わりましたと、今からの生活に対していろいろと救済をしてほしいというときに、この貸付制度というのは有効に利用できるのではないかというふうに考えます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 今の質問の中で、後をちゃんと面倒を見るが、多重債務がある限りはできないということですね。では、これはまた後でつながって質問しますので、またお願いします。

 今度は多重債務者の予防を聞いてみたいと思います。

 金融経済教育についてお伺いいたしますけれども、改善プログラムの中にも、相談体制とともに金融経済教育は対策の車の両輪だと言われています。社会に出る前に高校生までの段階ですべての生徒が、借金をした場合の返済額上限金利制度、多重債務状態からの救済策の知識を得られるように取り組むとこの改善プログラムの中にも書いてあります。先ほどホームページでも見ていたんですけれども、金融教育活動も掲載されておりました。ですけれども、具体的な金融教育活動というのが余り載っていないのですけれども、私は具体的な金融教育というのが必要だと考えております。

 ここでお伺いいたしますけれども、多重債務に陥らないためにも、学校教育や市民に対して行政としての金融経済教育の強化が必要だと思われます。今後の多重債務の予防につながる金融教育について、教育部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) お答えいたします。

 学校における金銭教育とは、健全な金銭感覚を養い、物やお金を大切にし、資源の無駄遣いを避ける態度を身につけさせ、それを通じて自立して生きることができる社会の形成者としてふさわしい人間形成を目指す教育という考え方を持っております。小・中学校では、生活科、社会科、家庭科、総合的な学習の時間などで金銭教育を行なっているところであります。義務教育である9年間に、子供の発達段階を踏まえて指導計画を立て、具体的かつ体系的な活動を通して金銭教育を実施しています。しかし、このことは学校だけでできるものではありません。家庭と連携を図り、子供の金銭感覚等について話し合う機会を持ちながら、継続して取り組む必要を考えております。

 なお、一般成人に対しましては、公民館が開催をいたします学級・講座の中で、税務署のほうから講師を招きまして、消費者教育を実施しているところであります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) この経済教育の件なんですけれども、私自身も、高校を出て大学へ行っている間に消費者金融とか、そういう経済教育を全然受けていなかったです。ですから、社会人になって、やはりどういうものかというのがなかなかわからないし、安易に借りたらいけないなというだけでやってまいりましたけれども、今後、やはりカード社会にどんどんなっておりますので、この教育というのはしっかりと、学校だけではなしに、やはり家庭もやっていく。一般社会に出た方にも、今公民館でと言われましたけれども、そういうのをぜひ続けていっていただきたいと、このように思います。

 では、次に、過払い利息返還についてお伺いいたします。

 過払い利息とは、利息制限法の規定で元本10万円未満までは年利20%、10万円以上100万円までは年利18%、100万円以上は15%、これを超える分は支払う義務はありません。貸しても、これは罰せられません。ですけれども、利息制限法以外に出資法というのがあります。調べてみますと、貸金業法43条、みなし弁済の規定によるというのがあるんですけれども、そこを読んでいますと、借り手が任意に支払いをした場合には、貸し手はこれを有効に受理することができるとあります。

 これはどういうことかと具体的に言いますと、例をとって申しわけないですけれども、市長が石橋金融とします。僕が借り手で29.2%の高利で石橋金融からお金を借ります。そうしたら、僕は知らずに、人がいいものですから29.2%の利息を市長に渡します。これは利息制限法で10万円としては9.2%取り過ぎなんですけれども、借り手が任意に支払った場合、石橋金融は「はい、いいですよいただきます」と受け取れるんです。これがみなし弁済と言われる貸金業法43条にあるところらしいんですけれども、消費者金融はみなし弁済を利用して29.2%の利息を得ているということになります。

 これを単純計算でいきますと、元本10万円未満を見ますとこの差額が9.2%、その9.2%が、言われていますグレーゾーンとなってくるわけでございます。利息制限法の上限、金利年20%を上回る9.2%返した分を、今全国では過払い利息の返還の訴訟を起こしております。これが過払い利息返還ということでございます。

 2007年6月4日付国保新聞によりますと、日本弁護士連合会で、多くの事例で、毎月の返済額が9万円から12万円になった時点から、国税や地方税、国保税、国保料の滞納が始まってくるということでございます。

 それで、厚生労働省は、日本弁護士会の協力要請を受けて、平成19年度から多重債務相談モデル事業を実施しております。この内容は、多重債務者の法定利息を超える過払い金を回収して国保の滞納している分に充てる。そのことにより、自治体の財政の改善を図る事業であります。これは厚生労働省がやりなさいと言った事業です。ですから、昨日小清水議員の言われています国保料の徴収率のアップにも、これはつながってまいります。2008年5月1日付国保新聞に、このモデル事業に参加した5都県22国保保険者で、平均しておよそ半年間に800万円を超える過払い金が国保保険料の滞納分に充当されたとあります。800万円とはすごい金額です。

 また、新しい試みとしまして、兵庫県芦屋市では、今のは国民健康保険料だけだったんですけれども、それ以外に地方税の滞納者の方のまず同意を得て、先ほどの国保料のほうは国の事業であったわけでございますけれども、これは違いますので、地方税を滞納している方の同意を得て、過払い金の債権を差し押さえして、市が滞納者にかわって業者に返還請求をしております。また、熊本県天草市でも同様に、滞納者を庁舎内で調べるわけです。先ほど言った連携をとるということです。調べて、過払い金が発生している方が6人おられます。6人分の債権を市が差し押さえするんです。約500万円の過払い金返還を請求している。

 2008年11月に芦屋市で、自治体や税債権回収機構など100団体が集まって、過払い金問題のサミットを開催し、その動きが全国に広がっております。ちなみに、グレーゾーン金利が平成21年度で廃止になるんですけれども、その過払い金の債権は消滅はしません。債権の時効は10年あるそうです。ですから、まだやろう思ったら間に合います。

 ここでお伺いしたいんですけれども、やはり、宇和島市として滞納の問題には苦慮している状況だと察しております。まず、この滞納している多重債務者の方の状況を調べ、過払い金請求を行い、債務者の経済支援策と生活再建の手助けをするとともに、地方税や市営住宅、病院代金等の滞納の充当に充てるべきではないかと思います。先ほどのセーフティーネットの件なんですけれども、あれと関係しているのですけれども、セーフティーネットを貸し付けができなかったら、もうそれでおしまいですよではないんです。市民の方を助けるために、そこで市が債権を差し押さえて、市がかわって請求をするんです。もうあなたのところには貸しませんよではない。先ほどの部長の話では、そこまで多重債務者の方が相談に来られても、貸し付けネットはそれはできないと言われたんですけれども、そうではなしに、ここではその債権を差し押さえをして、市がかわって請求をして、まず市が取ることによって滞納分に充てるという。それについて、これは関係部長になるんですか、それを行なうべきではないかと。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの御質問でございますが、やはり、宇和島市の多重債務で御相談にみられる方といいますのは、ほとんどがその日の生活ができないというふうな相談の方が多くございます。そういう方の多重債務の分を市のほうが肩がわりといいますか、その債権をそういうふうに請求するということでございますが、やはり、現在の宇和島市におきましては、先ほども言いましたように、弁護士とか司法書士とか専門的な知識がどうしても必要になりますので、そういう方との連携をとっている相談というのが現実でございます。

 そうしまして、確かに議員の言われることもわかるんですが、市といたしましては、もしそういうことが可能になった場合でも、どこからそのお金を充てていくかというと、どうしても生活費のほうに優先的に充てていただくというふうな考えでおります。それを税金とか保険料の滞納分に充当するというのは、今の宇和島市の中の多重債務の方にとりましては難しいんではないかというふうな現実感を持っておりますが、これにつきましては、我々も今からもっと勉強していかなければいけませんので、勉強して、今後の方針というのを出していきたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) ほかの市ではやられるところはありますけれども、これは、やるとなるとやはり職員の方々が大変なんです。これを調べてみますと、テレビで放映もされておったらしいですが、奄美大島かどこかでやっていますけれども、やはり、職員が一番先頭になって多重債務者の方の状況を把握しながら、よく理解して進めていく。

 今部長が言われたように、生活が困難な方が多い、それはそのとおりでございます。その場合には、やはり保護課と連携をとりながらその方の一時的生活をできるようにしながら、まず債権を差し押さえて、滞納している保険料なり、いろいろな滞納の税金等がありましたら、そっちにまず最初に回す。それから生活できるような保護を受ける形に持っていきまして、それから、もし自立できるようになったらセーフティーネット貸し付け等を利用しながらやっていくという考えもあるんではないかなと思います。

 この問題は法律が絡みますので、具体的には、やるとしたら簡単には進まないと思います。ですから、このサミットを2008年11月に芦屋市で行なわれておりますけれども、こういうサミット、勉強会等がもしありましたら、ぜひ宇和島市も出席して、どのような対策がとれるか今後は検討していただきたいと思いますけれども、通告していないですけれども、その点について。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) やはり、今からは、職員の資質というものの向上がどうしても必要になってきますので、いろいろな法律も勉強しながら、住民の方が住みよい町だと言われるように、いろいろな件におきましても勉強していきたいというふうに考えますので、御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) ぜひ、市民の方々で、もしそういう多重債務等、また、そういう貸金業で困っている方がいらっしゃいましたら、手を差し伸べてあげて、再出発ができるように行政も行なっていただきたいと思います。そのためには、やはり、職員の方々の努力なりお力も必要と思いますので、ぜひとも今後ともここでお願い申し上げておきます。

 では、次は防災についてお伺いいたします。

 東南海・南海地震は今後30年以内に高い確率で発生が予想されております。地震に備えた対策が急務でございます。当市におきましても、自主防災組織や災害時の企業間との連携の締結、学校屋内運動場の耐震など、災害に対する備えも進みつつあると思われます。そこで、まず防災無線とライフラインなどの現在の状況をお聞かせを願いたいと思います。

 災害時に必要とするものは、まず、トイレ、水、食料、電気などのライフラインと、また、正確な情報だと言われております。災害時に自分が置かれている状況をどのように把握するかで、次に行なうべき行動が生死に大きくかかわってくると言われております。これはどういうことかといいますと、やはり、正確な情報を持っていないと、どこに逃げたらいいのか、どちらの方向に行ったらいいのか、どの道がふさがれて行けないのか、自分は今どういう立場にいるのかということが把握できないということは、次に行動に移せないということになります。

 この正確な情報を市民の方々に伝えるということは、行政としての大きな役割だと思います。また、第一の役割でございます。ここでお伺いしますけれども、旧3町には戸別に防災無線の設置が行なわれております。旧市内は防災無線については皆無の状態のように思われますが、先ほども申しましたけれども、正確な情報が市民の命を守ります。今後の旧市内における防災無線の設置、FM局、また、防災無線にかわる正確な伝達情報についてはどのように考えられておるかお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今我妻議員御発言のとおり、防災に対して市独自の有効な手段を確保しなければいけないというのは、宇和島市政の大きな課題の一つでございます。

 御指摘のとおり、旧3町のほうは一応防災無線があります。しかし、旧宇和島市のほうは全然ないということでございますけれども、それにかわるものが一部ケーブルテレビということで、これは有線ですので無線とは違いますので、どこまで有効かというと疑問なところはありますけれども、宇和島市により濃密な情報を伝えるという手段においては、マイナスではない、プラスには働くと思っております。

 また、これに匹敵するものということで、今情報通信基盤の整備事業ということで、光ファイバーの敷設を全市的に行っております。これを早く完成させたいというふうに思っております。ただ、これは当然ながら、今言いました有線ということでございまして、やはりもう一つ安全性といいますか、ライフラインを守るための二重性を確保するとすれば、無線系のものもぜひ導入しなければいけないのだろうということで考えております。

 そんな中で、特に防災無線の中でも、旧の3町も、今国に求められておりますのはデジタル化ということであります。これを導入すれば一番いいんでしょうけれども、大変な費用がかかるということと、実際にデジタル系の一番のメリット、私の理解する限りにおいては、双方向性が確保されるというメリットがあると思います。

 要は、今の防災無線は、役場からアナウンスをしますと、各家庭の受信機、もしくはトランペットのスピーカー等で旧3町は音声が流れます。ただ、逆方向は行かない。個々の家で起こっていること、小さい地域で起こっていることを役場に伝えることができないという大きな欠陥があるということで、これを解消するために、デジタル化ということが国としても推奨しているんだろうと思っておりますけれども、これを個々にやるととんでもない費用がかかってしまう。受信機1台が何万円もするということで、これを現実に宇和島市に導入するというのは、実際問題として不可能と言わざるを得ないだろうという判断をしておりまして、それにかわる方法というのをどうやればいいのか、今煮詰めているという状況でございます。かなり昨年から煮詰まってきましたので、平成21年度中には計画を決めて、平成22年度から実際的な対応が図れるようにぜひ考えていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 今市長が言われましたとおり、私もいろいろ防災無線等のアンサー子機というんですか、双方にできるあれは、値段が相当高いらしいです。私も聞きました。それを全宇和島旧市内のほうにつけるということは、大変だろうという気はいたしております。ですけれども、それにかわる何か伝達方法が、必ず、絶対必要となってくると思います。それを今、平成21年度に計画中で、平成22年度には実現したいという市長の答弁でございましたので、それをぜひ一日も早くできるようにお願いしたいと思います。

 次に移りたいと思います。都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業についてお伺いいたします。

 この事業の目的は、生活者の視点に立った安心で質の高い暮らしを実現するため、大規模地震に備えた市街地の防災の向上や子供や高齢者を初め、だれでもが安心で安全に利用できる都市公園の整備を推進する事業でございます。

 それでは、まず、小規模公園における防災拠点の整備についてお聞きいたします。

 国土交通省が平成21年度から小規模公園、2ヘクタール未満の公園を防災拠点として整備する自治体への補助制度を新設しております。この補助率は2分の1だったと思うんですけれども、それを5カ年計画でやりますけれども、全国に約8万の小規模公園があると言われておりますけれども、この宇和島市には2ヘクタール未満の公園は何カ所あるでしょうか。建設部長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 現在2ヘクタール未満の都市公園は、市内で13カ所ございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) この13カ所の公園は、現在整備はどんなような状況ですか。これは通達していないのですけれども、そこだけ。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 公園の整備につきましては、現在は公園の安全性につきまして、担当職員並びに専門業者により、遊具等の安全点検を行っております。現状はそのような状況です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) それは後の答弁の、私が聞きたかったのは、13カ所は防災公園としては全然整備されていないですね。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 現在のところ、合併後13カ所になっておりますが、それぞれの公園については、議員言われますように、防災対策の工事等に関しては実施しておりません。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 防災公園は皆無の状態ということでございます。

 全国に8万ある小規模公園で、一時避難地として指定されている公園が約2,500あります。2007年度末の時点の調べでございますけれども、貯水槽設置率は13%。貯水槽というのは、地中に埋めるタイプで水を貯蔵していつでも飲めるという大きなタンクです。食料や毛布などの備蓄倉庫では5%。全国的には、防災拠点としてまだまだ機能は十分ではありません。

 当市も、今お聞きしましたけれども、全然進んでいない状態でございます。災害時には避難場所に指定されている建物というのを調べてみたんですけれども、耐震補強を行なっているのはほとんどありません。倒壊のおそれが大きいわけでございます。そうなってくると、避難する場所というのは、倒壊した場所には逃げるわけにもいきませんので、公園等に避難するということが予想されております。

 東京、特に都会のほうでは、地震等が起きた場合は家には帰れないだろうということで、ではどこに避難するかということで、公園等に避難するという形で今計画されていると聞いております。そういうことで、公園における防災整備ですけれども、これは今後防災対策としては非常に大事になってくるのではないかと、このように思っております。

 神戸・淡路大震災の経験を生かして、神戸市と明石市は公園に備蓄倉庫、飲料水兼用耐震性貯水槽、また組立式非常用トイレ、テント、かまど兼用ステップ。かまど兼用ステップというのは公園にあるんですけれども、行くといすになっているわけです。そのいすの上の部分を外すとかまどになっておるんです。災害時にはそのいすをのけてかまどとして使える。そういうものなどが、急をしのげる公園として、いろいろ神戸市と明石市でつくられていました。ほかに大阪でもあります。

 今後高い確率で予想されます東南海地震と南海地震に対して、公園の有効利用を検討すべきだと考えております。ですから、新たな補助制度を生かして、貯水槽というのは非常に値段が張りますけれども、2分の1の補助が出ます。小規模公園に、備蓄倉庫、飲料水兼用耐震性貯水槽などの設置を行なって、小規模公園を有効利用して防災公園としての整備を行なうべきと考えますけれども、その答弁をお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 議員のおっしゃるとおり、都市公園の災害時の利用を考えますと、耐震性貯水槽、防災トイレ等の整備を行なうには、本事業は大変有効な事業だと思っております。なお、本事業採択におきましては、公園施設長寿命化計画により適切に維持管理されている施設であることとの採択条件があり、また多額の事業費が必要となりますが、今後は、市の財政状況や防災計画等も含め、財政担当課、防災担当課など関係部署とも協議をしまして、本事業の有利性を検討しながら対応してまいりたいと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 前向きな答弁どうもありがとうございます。ぜひ、今後の災害に備えまして、公園を有効利用していただきたいと思います。

 今出ました公園施設長寿命化計画ですけれども、それを今から質問いたします。

 次には、保護者や子供たちが安全で安心して利用できる公園、また、高齢者を初めだれもが利用できる公園の推進についてお伺いいたします。

 厚生労働省によりますと、公園の遊具で骨折などの重傷事故が2002年度以降68件起こっております。この27件が老朽化によるものと見られると調査には出ております。老朽化が原因で倒壊などによる子供の事故というのは後を絶たないということでございます。担当課に現在宇和島市はどうされているのかと聞いたら、年に2回程度は点検をちゃんとしておりますと聞いております。

 ここでお伺いしますけれども、宇和島市において、過去に公園での遊具の老朽化による子供の事故は発生したのかどうかお聞きいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 過去において、平成2年に城山公園で事故が発生いたしております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) では、それ1回だけですか、わかりました。やはり、けがをされたということで。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 実際の事故の詳細記録が残っておりませんので、当時を知っている人に聞きますと、小学校高学年の男児が滑り台にぶら下がっていて、その滑り台が倒れ骨折をしたという報告を聞いております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 骨折でございますので、重傷事故ということですね。

 先ほど申しました事業で、金属製遊具は設置15年、木製が設置10年を目安とされて、その基準に当たる遊具は、先ほどの公園施設長寿命化計画を策定して国交省に提出して必要と判断すれば、やはりこれも半額の補助が出ます。金属15年、木製10年以上たった老朽化した遊具は出ますので、これを策定するべきだと思います。それで、保護者は、やはり、子供が安全で安心に遊べる公園を望んでおります。この際、やはり、子供や高齢者を初めだれもが安心して遊べる公園整備を行なうべきではないか。先ほどの計画を策定して老朽化した遊具を直すべきだと思いますけれども、その点についてお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 安心、また安全な公園づくりを行なうに当たっては、これも本事業は非常に有効であると考えております。先ほどの回答と重複いたしますが、やはり、今後の状況を考慮いたしまして、今後関係部署と協議し、対応してまいりたいと考えております。

 なお、先ほども回答させていただきましたが、公園の安全性につきましては、現在職員並びに専門業者により遊具の安全点検を行なっており、平成2年の城山公園の事故以来事故は発生しておりませんので、御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) ぜひとも、安心・安全に遊べる公園を目指していただきたいと、このように思います。

 では、次に、城北中学校周辺の安全についてお伺いいたします。

 まず、和霊公園横の須賀川沿い市道駐車場についてでございますけれども、以前はこの場所は駐車禁止区域でありました。土日・祭日には、子供連れの家族、また孫と一緒に来ている老夫婦、グループで遊んでいる若者など、市民の憩いの場の一つでございます。

 以前は、この和霊公園には駐車場がなかったせいで、ほとんどの方が横の道路のほうに駐車されておりました。ですが、あそこは駐車禁止場所であったため、私も何度も目にしたんですけれども、駐車違反で検挙されている方もおられまして、ちょっとぐらいいいやないかな、遊びに来ているのにと思いましたけれども、やはり、駐車違反だということで検挙されておったんだなと思いましたけれども、正直気の毒な印象を受けておりました。

 現在は、須賀川沿いが全面駐車可能になっております。この市道の駐車場になっている側なんですけれども、最近数人の方からの相談を受けました。この市道駐車場に四六時中駐車している車があると。自分の車庫がわりにしているのではないかという話がありましたので、私もこの5日ぐらいあの前を通ってみますと、4日間ずっと同じ車がとまっていました。さすがにきょうの朝通ったときはなかったです。このような状態であります。

 また、中学校が近くにございます。登下校中の時間帯に駐車している車があるために、やはり、あそこの場はなかなか車の離合ができないんです。生徒や通行人の方が通っていると、車が横をすれすれに通りまして大変に危険な目に遭ったということも聞いております。この城北中学校の登校時間帯というのは、和霊神社側は二輪も車も通行禁止になります。須賀川沿いの和霊公園の見返り橋からずっと城北中学校の前は通行禁止です。ですから、反対の和霊神社側の、今車道駐車禁止区域以外になっているところを通るわけでございます。そこも子供たちも通ります。通行人も通ります。ですから、そこもまた南中の生徒もよく通っています。高校の生徒も通っています。

 そういうことで、私も現場を何カ月か前か朝見たんですけれども、やはり危ないなという感じを正直受けております。そういうことで、和霊公園に遊びに来た方々の駐車場がありませんので、あそこの駐車場は私も必要だと思います。そこで、生徒や通行人の安全を確保するために、市としても、やはり警察との協議をしていただいて、駐車時間帯について検討をいただいたらと思うんですけれども、その点について、これは建設部長ですか、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) ただいまの須賀川沿いの駐車に関してでございますが、駐車監視員制度が導入されるに当たり、駐車場の少ない地域の駐車場確保を目的として、和霊公園横の須賀川沿いの市道が平成17年11月に駐車可に指定されております。当初の目的は公園利用者の駐車場確保であったと思われますが、公園を利用している人がいない場合でも常時駐車しており、現在は特定の人の駐車場として道路が利用されているのではないかと危惧しております。

 また、我妻議員御指摘のとおり、生徒の登下校時並びに通行者の安全の確保が脅かされているばかりでなく、車の離合もしにくい状況になっております。今後は、警察と駐車可の時間帯の設定や駐車可の撤廃も含めて、地元の方とも連携して協議してまいりたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) あそこの駐車場は、やはり、公園に遊びに来られた方々には必要だと思っていますし、それ以外、夜中ずっととめていますので、また部長も1回見ていただいたらびっくりすると思います。ずっととまっています。夜中ですから、公園には一人も遊んでいる人はいませんので。そういうことで、ぜひとも検討をよろしくお願いいたします。

 それから、次に、地元から相談を受けたんですけれども、城北中学校の裏の市道についてであります。城北中新築に伴い、通学路でもあり、消防車や緊急自動車が通行できない狭い道路がございました。そのことで、周辺道路を拡幅するという約束で新築が始まったんですけれども、実際には進んでおりませんでした。私も議員にさせていただいたときに地元の方々のお話を聞き、また、地元の方々の協力を得まして、市に対して要望をお願いいたしました。その結果、周辺道路の拡幅なり、また橋の改修を行なっていただきました。これについては、突然ですけれども、武田技監、昔、覚えはございませんか、城北中学校の。ちょっと答弁。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 武田病院対策室長。



◎病院対策室長(武田教雄君) 私が当時建設課長時分だったと思うんですけれども、一応城北中学校の改築のときにそういうような話があったかと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) きょうは答弁が短かったですね。

 今、元建設課長の武田室長が言われたとおり、そういう約束がございました。それで、これは実際に直していただいたわけなんですけれども、約2カ所ぐらい角度の鋭角に曲がった道がございました。その1カ所についてでございますけれども、やはり、まだまだ緊急自動車も通行しづらい状況でございます。また、生徒や通行人も、やはり危険な目に遭ったということも聞いておりますし、実際に車がその角のところに衝突した事故も発生しております。

 そういうことで、以前はあそこに電話ボックスが設置されていましたので、それがあるために隅切りができないということがあったと聞いております。現在は撤去されております。ですから、今後は生徒や通行人の方々の安全や、また、消防車、緊急自動車等が通行が容易にできるように、道路の角の隅切りの検討をお願いしたいと思いますけれども、建設部長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 御指摘の箇所につきましては、市道和霊町3号線沿いにあり、この路線は、議員おっしゃる通り通学や緊急車両の進入等に利用され、地区の重要幹線となっております。御指摘の隅箇所については学校用地にかかるため、現地精査を行ないまして、学校関係者と協議の上、今後対応を検討してまいりたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) ぜひ、角の隅切りのほうをよろしくお願い申し上げます。

 それでは、介護従事者処遇改善交付金についてお伺いいたします。

 あるテレビ番組で、介護施設での介護従事者の厳しい現状を放映しておりました。仕事の内容の厳しさに比べると、報酬の低さということに関しましては、私もびっくりさせられました。でも、その方は、介護の仕事が楽しくて、充実感を持って頑張っておられる姿に感銘した次第でございます。

 厚生労働省の調べでは、2007年度の介護職員の1年以内の離職率は21.6%と高く、全産業の15.4%を上回っている次第でございます。また、年収のほうは、40代後半、大体私と同じ年代ですけれども、約360万円、製造業に比べると350万円低いと言われています。

 このように厳しい介護従事者の確保の現状打開策として、今回与党が2次補正予算で介護従事者処遇改善臨時交付金として報酬改定をプラス3%の処遇改善を対策に盛り込んでおる次第でございます。この3%の介護報酬の引き上げに伴い、全国の介護事業者の収入は約2,000億円増となったと言われております。サービスの種類によりまして介護報酬の加算も変わってきます。介護従事者の勤続年数、夜間業務、有資格者人数、介護事業所の種類や規模、施設によっても違いも出ます。ですから、事業所ごとを見てみると、報酬が上がるところと変わらないところがあるように聞いております。現状では、一律に従事者報酬3%プラスは厳しい状況にも思える次第でございます。

 ここでお伺いいたしますけれども、介護報酬はサービスによって加算が違い、事業者にその裁量が任されております。このプラス3%の介護従事者の処遇改善にきちんとつながるような指導強化をどのように行なうか、これは保健福祉部長にお聞きします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 平成21年度の介護報酬改定を介護従事者の処遇改善にできるだけ結びつけることが重要であることから、国では、介護従事者の処遇改善に向けた総合的な対策として、今回の介護報酬改定に伴う措置のほか、キャリアアップ、処遇改善等のために各種人事制度の導入を行なうなど、雇用管理の改善に取り組む事業者に対する助成、事業者に参考となる経営指標や経費配分のモデルの作成、提示、介護報酬改定後の介護従事者の給与水準についての検証など、さまざまな取り組みを進めていくこととしております。

 市におきましても、国はまだやっておりませんので、介護従事者の処遇改善に向け、指導、情報提供を行なっていく予定でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 介護従事者の方の報酬アップに少しでもつながるよう、指導強化のほうをよろしくお願い申し上げます。

 次に、議案第19号の介護保険の一部改正条例案において、平成21年度から23年度までの保険料が700円から2,000円に改正になっております。厳しい経済状況ですけれども、市民の家計を圧迫いたします。松山市においてですけれども、介護保険料値下げの改正になっております。宇和島市の基準額を見てみますと、5万1,000円を5万2,300円、年間1,300円に改めております。保険料の上昇を抑えるため、3月の補正予算で、介護従事者処遇改善臨時特例基金ということで積立金を5,838万8,000円の積み立てをしております。まず、65歳以上の方の平成21年度の介護報酬の改定に伴う保険料の上昇分、それをまず平成21年度は全額基金で補てんする。平成22年度は上昇分の半分補てん、平成23年度はなしと。40歳から65歳の方の保険料は財政に応じて限定として、交付金としてくれるということになっております。

 今回の改正は保険料の上昇を低く抑えておるようではございますけれども、高齢者を取り巻く社会情勢は非常に厳しく、保険料の上昇は高齢者の生活を圧迫することには変りません。ここでお伺いいたしますが、平成21年度の当初予算の介護保険料の改正はどのようにされたかお聞きいたします。簡単にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 平成21年度の当初予算における介護保険料は、予算作成時において保険料の推計料でございましたので、平成20年11月時点での保険料推計値である月額4,363円、これは日額5万2,300円ですかね、それをもとに予算計上をさせていただいております。また、平成21年度介護報酬改定、介護従事者処遇改善臨時特例交付金においても内容が未定でございましたので、影響額を反映できておりません。つきましては、確定保険料額と平成21年度の介護報酬改定及び介護従事者処遇改善特例交付金の影響額を平成21年度の補正予算において計上させていただく予定であります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 補正予算に上乗せするということでございます。この改正、値上がりはごくわずかと言われますけれども、やはり高齢者にとっては厳しい状況でございますので、介護保険というのは、今後宇和島市にとっても大きな問題になってくると思います。そこで、保険料を低く抑えていただくのが、高齢者に対する安らぎだなと思います。

 今後は、介護報酬はアップするということは、保険料もアップにつながります。財政状況、急速な少子・高齢化、問題は多々あると思いますけれども、基金も現在崩しております。平成21年度全額、22年度は半額、23年度からゼロというふうに国庫負担金もなくなります。ですから、利用者の負担も今後は、高齢社会になりますとふえてまいります。そういう背景になりますと、サービスにも影響が出てくるような形になってまいります。

 また、こういうふうな状況の中を考えてまいりますと、保険料については上昇するのか、これは先のことになりますけれども、今後の高齢者の問題、保険料についての見解を最後にお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 今後の介護保険料でございますが、平成21年度から平成23年度の保険料は、本来であれば介護従事者処遇改善臨時特例交付金により段階的に上昇することになっておりますが、宇和島市では平準化を行ないまして、3年間を通した一律の保険料基準額5万2,300円を議案として提出させていただいております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 我妻正三君。



◆10番(我妻正三君) 時間が来ましたので、これで私の質問も終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(泉雄二君) 以上で我妻正三君の質問を終わります。

 次に、薬師寺三行君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 皆さん、こんにちは。初めに、今年度退職されます方々、長きにわたり宇和島市政をお支えいただき、まことにありがとうございました。心より感謝を申し上げます。自民党の薬師寺です。

 山も日ごとに色めくころとなりました。3月26日は、ベートーヴェンが亡くなった日でもあります。御存じのとおり、晩年水腫症で5回の手術を受けたそうです。しかし、彼は、その苦しい境遇、その上聴力を失う悲運にも屈せず、数々の不朽の名曲を残しました。現在世の中も不況、不安で大変なときですが、このベートーヴェンのように難局に立ち向かっていきたいものだと思っております。元気な魅力ある宇和島市となることを念じながら、私の質問を始めさせていただきます。今回は、理事者の答弁は、すべて「YES WE CAN」でお願いしたいと思っております。

 初めに、文化の継承について伺います。

 最近、総務大臣が古きよき文化に目覚められたような発言をされています。私たちの社会は、最近まで外形の成長に焦点を合わせ、人間の内面の省察より物質的な成果を誇示することにきゅうきゅうとしています。文化的に必要な持続的発展より、目に見える成果にとらわれているように思えます。経済成長や物質的反映は、その大半で精神の貧困、心理的不安定をもたらし、文化から得られる生命力を奪っていきました。アメリカ発の金融危機は、持つ者のマネーゲームと発展させ、持たざる者の夢や希望、生きる意欲を失わせることになっています。

 文化の発展は、一部の都市に住む人だけがつくっているのではなく、その都市を支える地方の人たちの文化も継続してこそのものであると思います。南北に長い日本には四季があり、それぞれ違った生活様式があり、文化が生まれ、伝承されてきました。地方の生活を豊かにする、それは決して物だけが生む文化ではなく、歌であったり、踊りであったり、敬いの心であったり、精神と結びついてこそ、人々はつながりを持ち、文化をはぐくみ、生み出していくのです。

 初めに、先人たちが残した市内各地に点在している史跡、地域固有の文化資源の発掘及び保存活動はどのようになされているのでしょうか。教育部長にお伺いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) お答えをいたします。

 宇和島市には、史跡宇和島城を初めとする文化財が多く、市民の誇りであり、後世に残して伝えていくべきものであります。その文化財の中で、指定文化財といたしましては、国7件、県26件、市125件、そして、市立歴史資料館などの国登録文化財3件を含めますと161件に上り、市内各地に貴重な文化財が保存・継承されております。この貴重な文化財を保存していくための事業といたしまして、国・県指定文化財につきましては、それぞれ補助制度も整っており、必要に応じまして制度の活用を図っております。

 今年度実施しております国庫補助事業では、史跡宇和島城の整備と天赦園の植木の剪定事業、県費補助事業では津島町大門、禅蔵寺薬師堂のカヤぶき屋根のふきかえ、そして、同じく津島町満願寺二重柿の樹勢回復工事、また、沖の島ハマユウの害虫駆除業務を実施いたしまして、文化財の保存に努めております。また、市指定文化財につきましては、八つ鹿踊りなどの無形民俗文化財の保存継承団体に対しまして、文化財維持管理費の補助を行なっているところであります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 宇和島にも八つ鹿、吉田にも七鹿、三間には六鹿、津島には五鹿があると思っております。そういう多くの鹿が点在をしておりますので、保存活動を行なう上でも、各地の鹿がそろって舞うような、見ることができるようなことがあればいいと思っておりますが、その点はどうでしょうか。教育長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 御指摘のように、それぞれ旧1市3町にあります文化財等につきまして、一堂に集めて市民に公開するということは大変いいことであると思います。ただ、地理的なこともありまして、なかなか1カ所に集めて市民の皆さんに楽しんでいただくというところまでは現段階では計画しておりませんが、今後、スポーツ活動等も含めて検討していきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 そういう保存活動を行う上にも、伝統的文化を将来につなげる活動について伺いをしたいと思います。

 宇和島圏域の祭りは、日本特有の伝統文化であります。宇和島といえば、和霊大祭、吉田といえば南山八幡神社秋季例大祭、荘厳盛大をきわめ、旧暦9月14日、15日に行われておりました。ことに、町方8町より繰り出す山車、吉田ではお練りといいますが、総漆塗りの2階建て、高欄幕、腰幕などには羅紗地に金銀の糸でさまざまな縫いどりが施され、中でも、背面、天井からつり下げた見送りの垂れ幕は、その絵柄が町内ごとに趣向もおもしろく、近郷近在より数万の人出があり、大変なにぎわいであったと言われております。

 近年、地域経済環境の悪化により保存活動を担ってきた地域コミュニティーの経済力が低下し、お練りの装飾に使われる幕類を初め、備品等の費用捻出が非常に困難な状態となっています。宇和島圏域の伝統文化を将来につなげるためどのような保存活動や支援を行っているのか、松浦教育部長にお聞きします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 伝統文化を将来につなげるための支援につきまして、市指定の無形民俗文化財の保存団体には、文化財維持管理費の補助を行っているところであります。合併以前は旧市町で行っていましたが、合併後は統一した内容で助成をいたしております。行政改革の推進による各団体の後継者不足や活動資金不足なども踏まえまして、貴重な伝統文化の継承が難しくなっている状況等を考慮いたしまして、平成21年度から補助金の増額を決定いたしております。各保存団体への支援強化を進めているところであります。

 また、衣装や用具の整備につきましては、用具整備等の金額が補助される文化庁直轄のふるさと文化再興事業、地域伝統文化伝承事業の制度を積極的に活用をいたしております。最近では、吉田地区のお練りの山車を飾る水引幕を、平成19年度、20年度と2カ年続けて新調をいたしました。また、三間地区の花踊りで使用いたします脇差し9振りも平成20年度に購入をいたしました。用具等の整備を進めております。保存団体へ当事業の積極的な活用を図っているところであります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 先ほど若藤議員の質問の中に、1万円から3万円になると言われておりました。本当にありがとうございます。また、いろいろな事業・制度を利用しながら、今後ともいろいろな方面にきめ細かい目配りをしていただきたいと願っております。

 次に、文化都市としてのインフラ整備についてでございますが、日本は、1980年代のバブル経済を経て、失った20年間の間に国家・地域のアイデンティティーを文化の中から見出しました。これからの宇和島市が文化都市として発展するために、インフラ整備は、今回は多目的トイレについてお伺いをしたいと思っております。

 今、全国の各サービスエリア、または公共施設において、オストメイト対応の多目的トイレが設置されるケースが次第にふえてまいりました。オストメイトとは、直腸がんや膀胱がんなどにより臓器に機能障害を患い、腹部に人工的排せつのための穴、ラテン語でストーマを造設した人のことです。日常の排せつ行為にはさまざまな苦労があります。

 以前、我妻大先生が質問をなされ、宇和島市役所、三間のコスモス館にオストメイトが整備されてまいりましたが、どこか忘れている地区があるのではないかと思っております。安心して訪れてよし、住んでよしの魅力ある町宇和島をアピールするためにも、各旧町最低1カ所はオストメイト対応型多目的トイレが必要と考えますが、いかがでしょうか。また、あわせて、現在の状況、今後の整備計画をお聞かせ願います。これは児玉部長ですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) オストメイト対応多目的トイレの設置についてでございます。

 日常生活、または社会生活を営むことで、地域におけるオストメイトの社会参加を一層促進するため、既存の公営施設に設置されている身体障害者用トイレにオストメイト対応トイレ設備を整備し、オストメイトの福祉向上を目的として、平成20年、県の全額補助事業、上限50万円として実施しました。平成20年度は、本庁舎身体障害者用トイレ、宇和島市総合交流拠点施設、道の駅、三間コスモス館の身体障害者用トイレ2カ所に設置をいたしました。平成21年度、障害者自立支援対策臨時特例交付金特別対策事業として、上限100万円の予算に対し、来年度も県に計画書を申請し、吉田地区、津島地区の公共施設身体障害者用トイレ2カ所を設置予定しております。現在市内には市立宇和島病院を含めて3カ所設置されております。平成21年度は、吉田地区、津島地区、きさいや広場の3カ所増設する予定になっております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 私たちのところも忘れられなかったようで、非常に安心をしております。ありがとうございます。これで安心して外出ができるようになると思います。

 ここで武田室長にお聞きしますが、病院内での多目的トイレ、オストメイトですが、それの整備状況、また、新病院になって非常に要望が多くあったと思いますが、利用に当たって何かありませんか。お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 武田病院改築対策室長。



◎病院対策室長(武田教雄君) 市立宇和島病院、新しい病院なんですが、多目的トイレは、本館に19カ所、今工事中なんですが、北棟に2カ所あります。そのうちオストメイト対応トイレは、本館に5カ所、それから北棟に1カ所できる予定でございます。本館のほうはもう5カ所設置しておりまして、2階の外来に3カ所、それから7階と8階の病棟、西病棟になるんですが1カ所ずつ、計5カ所を設置しております。

 社会保障のほうの関係でこういった質問をされるのかと思っていまして、関連してお答えをいたしますけれども、社会保障関係であれば、一応病院そのものでございます。今回病院に弱者に対する対応というようなところでは、ハートビル法という法律がありますが、施設はそれに基づいて建設をいたしております。あと、内部の精神的なもの、アメニティーな空間づくりというものに配慮いたしまして、中庭、それから屋上庭園とかそういったところで、それから、病棟では、いろいろと病棟からの眺望、そういった部分に配慮をいたしまして、点数的にいえば、100点満点というわけにはいきませんけれども、最低限度そういったところに配慮をしたつもりでございます。

 以上でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) すばらしい病院ができて、安心・安全に暮らせると思います。本当に御苦労さまでございました。

 なお、トイレのついでといっては何ですが、吉田公民館の多目的トイレは非常に老朽化をしておりまして、赤松議員が吉田公民館の建てかえをと言われましたが、文化の発信基地としても、ぜひ整備をお願いしたいと思いますが、市長、どうでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 吉田公民館の問題につきましては、午前中に答弁させていただいたとおりでございますけれども、建てかえがいいのか、全面改修でいいのか、これから今後の予想される使用目的等を勘案しながら、具体化を図っていきたいと思っております。その中には、当然、今の時代ですから、快適なトイレ設備というのも改善をしなければいけない課題だろうというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 次に、社会保障の充実についてお伺いをいたします。

 国民健康保険税が高いという市民の声は、市長の耳にどれくらい届いているのでしょうか。高齢化社会を迎え老人医療費が増大、国民健康保険を初め健康保険組合の経常収支は軒並み赤字となり、これに見合う国保税等を毎年引き上げるなどイタチごっことなり、決着のつかない混迷に陥って、毎年増加する高い保険税に生活不安を訴えております。そこで、宇和島市としては医療費の増加をどのように原因分析をしているのでしょうか。また、これまで市民に具体的な抑制のためどんなPRを行っているのか、お伺いをいたします。児玉部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 国保加入者が、人口の減少とともに年々減少している反面、高齢化の進展や医療技術の進歩などによりまして医療費は年々増加し、平成19年度に国保が負担した医療費総額は76億6,000万円で、前年度と比べ7.4%伸びております。特に目立つ伸びは70歳以上75歳未満の人の医療費ですが、この理由といいますと、旧老人保健制度の該当年齢が、平成14年度より制度改正によりまして、当時70歳以上であったものを毎年1つずつ引き上げてきたものによるものでございます。このため、昨年が制度改正の最終年度であったため、医療費の影響を最も大きく受けたと分析しております。なお、平成20年度宇和島市国民健康保険の1人当たりの総医療費は39万7,607円で、前年比101%と見込んでおります。

 PRの活動でございますが、宇和島市国民健康保険事業におきましては、医療費を抑制するため、医療費適正化対策事業の充実強化を重点目標に挙げております。レセプト点検の充実により財政効果を1%上げることや、年6回の医療費通知を実施し、医療費について被保険者の方に関心を高めていただいているところでございます。また、保健師と連携し保健指導を徹底し、多受診世帯や長期入院患者に対して訪問指導をしているところでございます。また、被保険者証の更新時には、国保の手引きやエイズ予防の冊子等を国保に加入している全世帯にお送りし、制度内容の周知や医療費抑制につきまして御協力をお願いしているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 その分析の中で、保健指導が大切であるとのことですが、この医療費の上昇を抑えるためには、市民一人一人が健康であることが第一条件であり、早期発見治療を行い、常時健康教育の普及によって健康管理に努めることが大切であり、また、国が示した実施基準率に比較して、達成率はどのようになっているのか。また、健康管理等を徹底するため保健師を増員して医療費の上昇を抑える考えはありませんか。石橋市長にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今御発言のところ、国においても予防が大切だという発想のもとに、今年度より健診を大幅に拡充させる計画で臨んでおります。ただ、私は報告を受けているんですが、なかなか宇和島市の目標、初年度は比較的低い目標であると聞いておったわけですけれども、その低い目標すらまだ達成がはるかかなたにあるのかなというぐらいのレベルでしか実現できていないという報告を受けておりまして、今後まだあと1カ月弱、20日間実際にはありますけれども、さらに最後まで健診を受けていただきたいと思いますし、来年度以降どういうふうに見直していくか、対応を考えていかなければ行けないというふうに思っております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) その健診指導なんですけれども、宇和島市の場合は、平成20年度は対象者が4万3,600人、被保険者数が2万5,574人、受診目標が20%とされておるようですが、これが平成24年度には受診率目標で65%、保健指導の実施率の目標は45%となっておるようでございますが、今でさえ人手が回らないのに、今後の健診、指導のためにも保健師の増員が必要であると考えますが、市長の考えをお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まだ分析と、それに対して対応というのができておりませんので、まだ保健師を増員しますということは言えないわけですけれども、少なくても来年度は、まだ今年度の試験において保健師を採用しておりませんので、当然増加ということにはなりません。私として、今後どういうふうな保健師としての仕事が必要になってきて、どれだけの人員が要るのか、この事業も含めて再度見直しをした上で、保健師の採用計画というのを改めて検討したいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ぜひともよろしくお願いをいたしたいと思います。

 次の質問に移ります。この質問は、元来若藤議員の持ち分でありますが、今回は私がさせていただきます。

 先日テレビを見ていますと、日本人の女性は罹患率が胃がんを抜いて第一位となり、約20人に1人の割合で乳がんにかかっていると言っていました。乳がんは、食事の洋風化や出産年齢の高齢化に伴う女性ホルモンとの関連が大きいことがわかってきました。乳がんによる死亡を防ぐ決め手は、早期発見・早期治療です。家庭内での検診も大切です。細かく言いますと、市長は奥様の、女性の疾患についてどれくらいの認識をお持ちでしょうか。

 そこで、乳房のエックス線撮影、マンモグラフィーと視触診の併用検診、特に40歳以上の方々は、受けることにより早期乳がん発見率の向上につながるのではと考えます。宇和島市におけるマンモグラフィーの検診率、今後の対応はどのようでしょうか。児玉部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 乳がんは、女性のがん罹患率の中で最も高く、これを早期に発見するため、乳がん検診を実施しているところでございます。乳がん検診として実施しているマンモグラフィー検査ですが、今年度は全市において40カ所で実施しております。受診者につきましては、2,224名の女性が検診を受けられました。平成19年度は2,007人でありましたから、今年度は217人の増加となっており、大変市民の皆様の関心の高い検診の一つでございます。受診希望者が多かったことから、来年度は2,500人分の予算案を提出させていただいております。乳がんは、ほかのがんと異なり自分で見つけることができる唯一のものです。その方法として、乳がんの自己検診法を健康教育の場で取り上げ、みずからが早期に発見する方法を指導しております。その上で、精度の高いマンモグラフィー検査の受診勧奨を行っていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 先日、市立病院に事務長さんを尋ね、マンモグラフィーを見学、また、お話を聞きました。私は写真は撮らなかったわけでありますが、和食の時代は胃がん多く、洋風化された現代、乳がんが若い人たちにもふえていると。20代では罹患率が低いので勧めないが、30代では一度は受けていたほうがいいのではないかと言われておりました。市のほうでは、30代に一度の検診を行うようにしていただきたいと思っております。また、任務を終えられた理事者の方々も、これからも御家庭内で検診を怠らないようにお願いをしておきます。

 次に、市立宇和島病院での未知の驚異に対応はどうかということをお尋ねをしたいと思います。

 新型インフルエンザの世界的大流行が懸念され、一たび発生すれば、健康被害と社会的影響は甚大であります。東南アジアや中国などで多くの感染者を出している鳥インフルエンザH5N1型、致死率は60%以上。この強毒性ウイルスが変異し、ヒトからヒトへ爆発的に感染する新型インフルエンザの出現が恐れられています。ほとんどの人は免疫を持たず、一たび発生すれば、日本国内での死者は最大で64万人と想定。愛媛県では、2005年に策定した行動計画で、県民の25%が感染し、最大で6,500人が入院、約2,000人が死に至ると推計されています。人的被害が南海地震を大きく上回る可能性もあり、社会機能維持、医療体制の確保、治療薬タミフルの備蓄と、直面する課題は多岐にわたりますが、被害が想定の範囲にとどまる保障はなく、最悪の場合を考えた対応が必要と考えます。

 未知の驚異にどう対応されるのか。あわせて、新宇和島病院となって救急患者に対する対応は適切にされているのでしょうか。奥藤部長に聞きます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 奥藤医療行政管理部長。



◎病院医療行政管理部長(奥藤幹治君) 新型インフルエンザの対応についてでございますけれども、市立宇和島病院は、現在厚生労働省により第2種感染症指定医療機関に指定されております。陰圧構造の感染症病床を5階に4床設置をしております。また、愛媛県新型インフルエンザ対策行動計画におきまして新型インフルエンザ外来及び入院協力医療機関となっており、新型インフルエンザが疑われる患者様の受け入れにつきましては、保健所から連絡があった場合、陰圧アイソレーターを装備した車で搬送され、患者専用の入り口から患者専用のエレベーターを使用いたしまして、感染症病床まで直接移動することが可能となっております。また、宇和島保健所と連携をいたしまして、この患者様の受け入れ態勢についての合同訓練を行っているところでございます。

 続きまして、救急患者の対応でございますけれども、宇和島病院の救急患者の件につきましては、今年度の4月から11月までの間、1日の平均救急患者数は47人でございます。そのうち1日平均入院患者数が8.2人、そのうち救命救急センターの入院患者数が2.3人となっております。医療スタッフの宿日直につきましては、内科系、それと外科系、ICUの医師をそれぞれ1名ずつの計3名、看護師を3名、薬剤師、検査技師、放射線技師をそれぞれ1名ずつ。また、各診療科の医師につきましては、オンコール当番制としておりまして、24時間体制で第3次救急医療に対応しております。

 以上でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 予想がつかない未知への対応、また訓練を通じて心の準備、救急体制もよろしく今後ともお願いをいたします。

 また、今後奥藤部長から引き継がれる方に一言アドバイスでもあれば、お聞かせ願います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 奥藤医療行政管理部長。



◎病院医療行政管理部長(奥藤幹治君) 病院エリアの建物だけではなくて、そこで働く人間によって価値が変ると信じております。病院の理念にもありますように、この地域になくてはならない病院。市として、やはり、さん然と輝く存在であり続けてほしいと、こういうふうに感じております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございました。

 次に、これからの新時代を生き抜く人材育成についてお伺いをいたします。

 初めに、崇高なる教育。

 徳川政権265年、長期封建社会から開放され、身分を超えて、外国に負けない近代的な国をつくろうと、一つの大きな目標を共有した文明開化の明治初期、明治の人たちが持ったそうした気概や情熱、目標に向かって進む行動力や高い理想の精神、これらをはぐくむ教育に宇和島市としてはどのように取り組まれているのでしょうか。教育部長にお伺いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 崇高なる教育についてありますけれども、議員も御存じのとおり、国民作家と言われました故司馬遼太郎は、作品「坂の上の雲」で明治の人々が大切にしたであろう気概や節度、そして勇気や決断などを大変熱く書かれております。では、宇和島市の子供たちに教育の場でどのように指導しているかということでありますけれども、郷土の偉人児島惟謙、穂積陳重、大和田建樹などについて、道徳の時間や総合的な学習の時間などで取り上げ、学ばせるとともに、読書活動などで数多くの書物に出会わせ、すぐれた人物の生き方や考え方の学びを通しまして、21世紀に生きる子供たちを育成しているところであります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 再質はするなということでございますので、次に移らせていただきます。次に、国際語についてお伺いをいたします。

 世界の中の日本として、国際化時代を迎え、メディアの発達で高度情報通信社会へと時代は変わり、ますます地球が狭くなろうとしています。エジプトの象形文字を簡略化した26字のアルファベットの英語が世界共通語として文化交流の主軸となっており、幼いころから話せる英会話が必要であると考えます。21世紀の時代は、言葉の力で、麻生総理のように世界と渡り合っていかなければなりません。したがって、英語教育では、英語で知的に真剣な会話のできる人の育成、英語を流暢に扱える層をきちんと育てていくことが大切であります。

 英語に限らず、外国語を身につけるには学習する本人の厳しい努力が必要であり、また、教える立場の先生の力量も問われており、さらに、教材、設備等、市としての責任も問われています。英語教育における宇和島市の対応はどのようでしょうか。また、宇和島市内の小・中・高の在校生のうち、約何%の生徒が英検等の何級に何名合格しているのか、年ごとの合格率向上ぐあいはどのようになっているのかお伺いをいたします。松浦教育部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 国際語についての質問でありますが、子供たちに21世紀を生きる国際人としての資質をはぐくむことは、重大な教育の使命であります。そうしたことを受けまして、新学習指導要領で小学校5・6年に外国語活動が入りました。正式には平成23年度からでありますが、移行期間として平成21年度から始まります。ただ、小学校2カ年の英語活動は、中学校での学習が2年早くなったということではありません。あくまでも、小学校では、英語を学ぶ楽しさを知り、積極的に英語を聞いたり、話したりする態度を育てたり、コミュニケーションを自然に身につけていこうとするものであります。

 教師の指導力ですが、平成19年度、20年度と鶴島小学校が文部科学省の指定を受けて取り組み、そこに市内各小学校の教員が参加をいたしまして、研修を深めてまいりました。今後も、各学校を訪問しております5人のALTと連携しながら教師としての力量を高めていく計画であります。教材としましては、英語ノートが作成されておりますので、指導用CDとあわせて活用していく計画であります。

 市内小・中学校の子供たちの英検についてでありますが、学校では、年次ごとに統計をとっておりません。今年度の状況について市内中学校のみ調査した結果によりますと、市内7中学校のうち、5級は125名が受験をいたしまして合格者が110名、4級は224名が受験いたしまして合格者が182名、3級は141名の受験で74名が合格、準2級は12名が受験いたしまして6名が合格しております。中学校の英語担当のコメントでは、年々受験者もふえ、高校、大学入試にもプラスになることから、取り組んでいる生徒が年とともにふえているということであります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 世界での英語は国際語になっているようでございますけれども、世界にはほかにもいろいろな言葉があり、また文化があると思います。そういうところにも、子供たちも英語以外にも触れさせていただけたらと願っております。

 次に、教育長にお伺いをいたします。

 昔は気骨のある人が多くいたように思います。自分の信念をしっかりと持たれている明神教育長は、真にその人であると肌で感じています。気概あふれる教育長が、この3年半において、その立場でなし遂げたかったこと、その途中となっていること、思うようにできなかったこと等についてお聞かせ願います。

 教育長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) ただいまの心境は、穴があったら入りたいような気持ちでございます。

 私は、平成17年9月28日に教育長に就任させていただきました。3年半が過ぎようといたしております。市の教育行政の責任者といたしまして、宇和島市の教育の発展に微力ですけれども取り組んでまいったつもりでございます。

 議員の質問でございますが、ハード面におきましては、学校の統廃合、給食センターの建設、そして学校施設の耐震化につきまして、早急に、かつ計画的に実施していかなければならないと考えております。この3点につきましては、相互の兼ね合いがありますので大変難しい問題ですが、できるところから進めていくつもりでございます。

 その点で、耐震化については、市長を初め議員の皆様方の御理解をいただきまして、少しずつ具体的に動き出しております。学校統廃合につきましても、予想外の児童数の減少に伴いまして、平成21年度は教職員の配置で教頭が未配置となる学校が2校ふえてしまいました。平成22年度以降、地元の御理解をいただきまして、できるところから統廃合について進めていきたいと考えております。

 また、ソフト面から評価してみますと、学校教育でいえば、児童・生徒の学力については、答弁させていただきましたとおり、国や県平均より少し劣る結果が見られます。また、不登校児童・生徒もかなりの数おりまして、健全育成の面からも教育の充実を図っていかねばならないと考えているところでございます。

 各学校では、平成20年度からの学校評価の結果を保護者や学校外の方々に評価をしていただいて、教育委員会に報告をするようになりました。同時に、教育委員会の取り組みにつきましても、学識経験者の皆さんに評価をいただきまして、議会にも報告するように指導がございました。こうした評価をしっかりと精査しまして、日々の地道な取り組みを大切にしながら、宇和島市教育の発展、21世紀を担う子供たちの健全な育成のために努力していきたいと考えております。

 今、子供たちを見ていまして、具体的には、人の話を聞ける耳、正しいことを見きわめる目、思いやりの心、これを持った子供たちを育てていくように頑張っていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 その中に学校評価の結果を保護者などとありますけれども、いろいろな子供の意見なんかも少し聞いていただいたらと願っております。これからも宇和島の未来に輝く子供たちの教育充実に努めていただきたいと思っております。

 教育長に負けず劣らない持ち主の石橋市長、新宇和島市の今後の教育について市長はどう考えておられるかお伺いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) きょうは、薬師寺議員は「YES WE CAN」で全部言ったらいいということですが、私に御指名あるのは、先ほども健診の結果、大変できていないところを言われて、「WE CAN」と言いづらいなということを思っておりました。

 また、この教育面においても、教育というのは本当に大切でございまして、幾らやっても切りがない分野だろうと思っております。そういう中で教育関係者は頑張っていただいておりますけれども、その成果を聞くと、学力においても中のちょっと落ちるぐらいかなという報告を聞いておりまして、私としては、いろいろな意味でまだまだ頑張らなければいけないんだろうと思っております。

 それと、先ほどの我妻議員の質問を聞いておりまして、私としては、教育の原点というのは、やはり、原則的に言いますと知育・徳育・体育ということになろうと思いますけれども、そんな中でも、日本人に今必要なのは徳育ではないかと思います。子供のころから人を傷つけない、自分も傷つけないということになりますけれども、命を大切にするということを一番に学ばせないといけないと思いますし、次には、人のものを盗まない、それから、人のものを借りたら返す、これは日本人にとって絶対に守らなければいけない教育ではないかというふうに思っております。ぜひ、その最低限のことぐらいはきちんとできるような教育をやりたいと思っております。ぜひともまた御協力をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 突然の指名でありがとうございました。

 次に、景気対策についてお伺いをしたいと思います。

 アメリカのオバマ新大統領は、8,000億ドル、日本円で70兆円の景気対策を発表。日本国内では、事業規模で27兆円の第2次補正予算、中に、定額給付金を初め、中小企業の資金繰り対策、高速道路料金大幅引き下げ、医療対策、介護従事者の処遇改善と人材確保、地域活性化対策、緊急雇用対策などの経費等が含まれ、100年に一度の景気対策に、国・県・市町も村も、あれこれと躍起になっている現在です。今回は雇用対策に絞って質問したいと思います。

 現在不況の嵐が深まる中で、大量の非正規社員の削減計画が企業を中心として明らかとなり、多くの人が路頭に迷うことにもつながりかねません。本市でも影響は地元産業に連動し、失業者が増すのではと考えます。失業は地域の危機管理の問題としてとらえ、雇用の維持拡大に積極的に乗り出し、緊急の支援策をひねり出すべきではないかと思っております。桐田部長にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 失業者に対する緊急支援策としましては、昨日も答弁いたしましたとおり、現在のところ、国・県の緊急雇用対策事業及びふるさと雇用再生事業を活用する方向で取り組んでおります。平成21年度につきましては、県の採択待ちという状況ですが、事業は平成23年まで3カ年継続されますので、今後も地域の実情を踏まえて事業を要求してまいります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 現代は地域とのきずなが弱く、失業・退職などを機に社会から疎外される社会的排除のケースがふえております。排除が進めば、社会は分裂・崩壊へと向かいます。だからこそ、地域の実情に合った雇用を生み出し、活性化させる必要があると思っております。

 古代エジプトでは、雇用対策の一環としてピラミッドを建造したと言われております。現代の宇和島市も、このピラミッドたるものをつくるお考えはございませんか。石橋市長にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) ピラミッドほど大きなものということになると、はてと思いますけれども、先ほど来出ております宇和島市立病院の改築、これはまさに平成宇和島市にとってはピラミッドができたのかなというふうに思います。ピラミッドは王様を葬るところでしたけれども、宇和島病院は、ぜひとも宇和島市民を助けるところであってほしいというふうに思っております。冗談はさておき、必要なときには、ぜひとも活用していただいて、皆さんの命を守る病院として機能していくことを私としても期待する次第でございます。

 あとまた、そのほか小さいピラミッド、やらなければならないところはたくさんあると思います。また、ハード面だけでなくて、ソフト面も大変やらなければいけない。そして、先ほど来出ておりますオバマ大統領「YES WE CAN」という言葉でいきますと、我々のところもグリーン・ニューディールを先進的にやっていける地域だというふうに思っております。ぜひとも、今の一次産業をもとにしながら、我々としては、10年後には本当に誇れる産業になるように頑張らなければいけないと思っております。ぜひとも御協力、御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 今回の市長の施政方針の中で柑橘類とありましたが、温州ミカンは裏作として数量も少なかったように、日ごろからの手入れにより生産量を減らさなかった生産者は増収になったということでございます。現在の一次産業は、高齢化、後継者不足等に伴い日ごろの手入れ不足となり、悪循環を余儀なくされています。地域の活性を第一と考えるならば、地に足のついた後継者づくり、実情に合った雇用対策を考えるべきであると考えますが、いかがでしょうか。桐田部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 後継者づくりにつきましては、農業につきましては厳しい状況でありますが、農業支援センターを中心に関係各機関と連携を図りながら、視察研修、勉強会、担い手への農地集積等、各農家の農業所得を上げる支援をしております。新規就農者の相談につきましては、農業支援センターで各関係機関と連携し、相談者と各種の支援と研修について協議をしております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) 県では、集落後継者育成活動支援事業、営農体験ファームシティ事業、営農インターン推進事業、地域担い手集団活動推進事業など、後継者確保育成のため助成事業を行っています。また、近隣の鬼北町におきましては、農業の担い手を育成し農業振興を、定住人口の確保を図るため研修生を募集、各種の支援や研修費を支給しています。当市においては、地域の現状に合った市独自の農業支援、ヘルパー員を要請し、労働者不足解消と雇用増大を図ってはいかがでしょうか。研修の一定期間、労賃は農家負担が50、市負担が50、市独自のこのような雇用対策を企画してはどうでしょうか。これは石橋市長にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今おっしゃられるような雇用の増大も含めた案ということの取り入れにおきましては、前向きに考えたいと思っております。ただ、私として、一方で、本当に単純に生産だけふやしたらいいのかというところも考えなくてはいけないんだろうというふうに思っております。

 また、後継者という意味におきましては、宇和島市を見回したときに、特に農業関係で見ますと、吉田町の状況でいきますと、見た感じ、三間町よりははるかに後継者、ミカンを継ごうかという若い人が多いかなという気をいたしておりました。ところが、今回愛媛県全体の関係で、実は八幡浜地区の組合の方々と東京にミカン売りをする機会がありました。そのとき驚いたのは、やはり、あちらの方は吉田の方よりもさらに後継者の方が多いんだということを感じさせられました。やり方によっては、最低限八幡浜のレベルまでは、吉田のミカン後継者もできるんだろうと思っていますし、まだまだ改善の余地はあるんだろうというふうに思っております。

 ミカンに関係しておる議員さんもおられますし、ぜひとも柑橘の、一次産業の再興ということを大きな柱の一つだと思っております。いろいろな案を取り入れながら考えていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 薬師寺三行君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございました。

 終わりに、本日吉田から多くの方々が来ていただきまして、本当にありがとうございました。宇和島市の産業がよくなることは、町に活性が戻り、景気回復へとつながっていきます。不況というこの嵐を乗り切るためには、理事者、職員及び市民との連携、協力が大切であります。

 最後に、陶淵明の詩を送ります。「盛年重ねて来たらず。一日再びあしたなりがたし。時に及んでまさに勉励すべし。歳月は人を待たず」。市民の皆さん、ともに頑張りましょう。

 終わります。



○議長(泉雄二君) 以上で薬師寺三行君の質問を終わります。

 これをもちまして一般質問を終了いたします。

 次に、「議案第15号・宇和島市地域情報ネットワーク施設設置条例の一部を改正する条例(案)」以下、日程記載の順を追い、「議案第56号・宇和島市御槙財産区財産の譲与について」までの42件を、便宜一括議題といたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 異議なしと認め、議案第15号ないし議案第56号までの42件につきまして、便宜一括議題といたしたいと思います。

 これより質疑に入ります。

 質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 ここで、本日理事者からお手元に配付のとおり「議案第58号・工事請負契約について」が提出されました。

 お諮りいたします。

 この際、議案第58号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 異議なしと認めます。

 よって、「議案第58号・工事請負契約について」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 理事者の説明を願います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。

     〔建設部長水口明彦君登壇〕



◎建設部長(水口明彦君) それでは、ただいま上程されました議案につきまして御説明をいたします。

 「議案第58号・工事請負契約について」につきましては、昭和49年の竣工から34年経過しました丸山公園野球場の改築に係るもので、安全性、利便性及び機能向上を図るため、メインスタンド建築及び内外野フェンス設置等の工事請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定によって、議会の議決を求めようとするものであります。契約方法は一般競争入札方式で、一宮工務店・南興建設特定建設工事協働企業体、株式会社古田工務店及び株式会社山下工務店の3社の入札があり、株式会社山下工務店、宇和島市津島町上畑地甲553−1代表取締役社長山下昌弘が落札いたしました。契約金額は、3億8,115万円で、竣工予定日は平成22年1月31日であります。

 以上で説明を終わります。

 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願いいたします。



○議長(泉雄二君) 以上で説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 質疑はございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま上程中の各議案並びに本日追加提案されました議案第58号を含めた43件は、さらに慎重審議を行うため、お手元に配付の付託表のとおり日程記載の請願・陳情とともに所管の委員会に付託いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

 これをもちまして本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

    午後3時06分 散会

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 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

   宇和島市議会 議長 泉 雄二

          議員 赤岡盛壽

          議員 藤堂武継