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愛媛県 宇和島市

平成20年 12月 定例会 12月08日−02号




平成20年 12月 定例会 − 12月08日−02号







平成20年 12月 定例会



平成20年12月宇和島市議会定例会

議事日程第2号

平成20年12月8日(月)午前10時開議

会議録署名人指名

一般質問

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本日の会議に付した事件

     議事日程のとおり

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出席議員(29名)

 1番    石崎大樹君

 2番    大窪美代子君

 3番    清家康生君

 4番    岩城泰基君

 5番    坂尾 眞君

 6番    赤松与一君

 7番    山内秀樹君

 9番    兵頭司博君

10番    我妻正三君

11番    松本 孔君

12番    木下善二郎君

13番    河野具彦君

14番    福島朗伯君

15番    上田富久君

16番    薬師寺三行君

17番    富永照瑞君

18番    山下良征君

19番    赤岡盛壽君

20番    玉田和正君

21番    藤堂武継君

22番    大塚萬義君

23番    赤松南海男君

24番    福本義和君

25番    小清水千明君

26番    三好貞夫君

27番    若藤富一君

28番    土居秀徳君

29番    泉 雄二君

30番    浅田良治君

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欠席議員

    なし

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説明のため出席した者の職氏名

市長             石橋寛久君

副市長            森  忠君

教育長            明神崇彦君

総務部長           岡野 昇君

市民環境部長         西田丈一君

保健福祉部長         児玉悟朗君

産業経済部長         桐田敏昭君

建設部長           水口明彦君

建設部技監          末廣通正君

教育部長           松浦博文君

水道局長           白井栄一郎君

病院医療行政管理部長     奥藤幹治君

病院対策室長         武田教雄君

吉田支所長          大久保清重君

三間支所長          安岡賢司君

津島支所長          細川 泰君

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会議に出席した議会事務局職員

局長             河野廣行君

次長             後藤 稔君

次長補佐兼調査法制係長    山本清隆君

次長補佐兼庶務係長      藤田 良君

専門員兼議事係長       宮本啓行君

調査法制係主任        有馬孝行君

議事係主任          上甲由美子君

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    午前10時00分 開議



○議長(泉雄二君) ただいまの出席議員は28名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第2号により進めます。

 本日の会議録署名人に、岩城泰基君、坂尾 眞君を指名いたします。

 それでは、これより一般質問に入ります。

 質問は、お手元に配付の発言順位表により順次発言を許します。

 なお、議事進行の都合上、発言時間は一問一答方式の場合、質問と答弁の時間を含め、1人1時間以内といたします。

 この際、申し上げます。議員の皆様は、指定の発言席にて質問を行い、市長並びに理事者に対し、答弁を求めるものの指名をお願いいたします。

 なお、議員の質問に対する理事者の答弁は自席にてお願いいたします。

 まず、清家康生君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) おはようございます。

 自由民主党昴志会、清家康生でございます。一問一答方式によります一般質問をさせていただきます。

 きょうは教育行政一本に絞り込みまして、質問をさせていただきます。

 2008年も残すところあと20日余りということになりました。ことしも全国的に子供たちが犠牲となります事件・事故を初めまして通学路で起きる事故など、子供たちの人権と人格を完全に無視をした出来事が後を絶ちませんでした。また、携帯電話、インターネットなどを使用いたしました悪質ないじめが横行するなど、情報化社会へ新たな問題を提起したところでもあります。

 そんな中、私がことし一番最も衝撃を受けましたのが5月12日、中国で発生をいたしましたマグニチュード7.8の四川大地震でございます。死者6万9,000人、行方不明者が1万7,000人と甚大な被害をもたらしました。震災直後、届きました映像には無残にも倒壊をいたしました学校を指差し、まだあの中に子供がいるんだ、早く救出をしてくれと傍らで泣き叫びます家族の姿というものには、もうだれもが胸を打ち、そして改めて大地震の脅威というものを感じたんじゃないかなというふうに思います。

 この地震で学校の倒壊数が6,800棟を超えたという事実を日本政府もいち早く教訓といたしまして、耐震事業におけます補助率を大幅に引き上げ、近い将来起きると予想されます大地震に備えようと、迅速に対応をしたところでもございます。

 これに対しまして、当市も耐震問題と統廃合問題は切り離し、まずは子供たちの安全を第一優先といたしまして、3年以内、この有利な措置法が施行されます3年以内にでき得る限り耐震を優先、解消するという見解を示されまして、さきの9月定例会において2次診断費用、そして設計費用といたしまして1億円余りが予算化されたところでございます。このことによりまして、3ランクとされます震度6強の揺れに対して、倒壊または崩壊する危険性が高いとされる施設につきましては、21年度、22年度の2カ年において国の許可がおりれば、補強あるいは改築工事が実施されるという運びになりまして、私も高く評価をさせていただいております。

 しかしながら、このことですべての耐震問題が解決したとは言えず、きょうは23年度以降におきます耐震2次計画について質問をさせていただきます。

 まず、今回実施いたします2次診断の結果、赤信号数値でありますIs値0.3未満とはならなかったもの、そして2ランクとされますIs値0.7未満の32施設、これらは決して安全とは言えない、危険性のある施設に対しまして今後どのような耐震計画を立てられているのかを、教育長、伺いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) お答えいたします。

 清家議員、御指摘のように、耐震補強事業につきましては、私たち教育委員会としても喫緊の大変大事な問題と考えております。23年度以降につきましては、まだ詳細な計画は立てておりませんけれども、とにかく第2次診断、さらには現在計画しております耐震計画に従って進めまして、第2次診断の結果、Is値の低いものから順次、補強事業に進みたいと考えているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 現段階では、まだ23年度以降の耐震計画というものは立てられていないということでよろしいんですか。

 私は、この23年度以降の計画というものは、少なくとも22年の当初に耐震2次診断費用として当初予算で計上し、その結果というものを重視しながら、今回Is値0.3未満とならなかったもの、その中で優先順位をつけて23年度以降も、私は合併特例債というものもまだまだ期間もありますので、この起債というものを優位に使いながら、23年度以降も実施をしていくべきだというふうに考えております。

 今後とも補助率というものが22年度で終わりましても、そうなりましても、今後とも耐震工事というものは積極的に進めていただきたいということを求めておきたいと思います。

 次に、中央センターの建設について質問をさせていただきます。

 昭和41年に建設をされましたセンターは、老朽化が著しく決して衛生的とは言えない、そんな環境の中で子供たちの給食を調理、配送されているところでございまして、保護者のほうからも安全に対する不安の声が日々高まっているところでもあります。これに対しまして新センター建設として21年には工事の着工、そして22年度の2学期には稼動開始というような方向づけをいたしまして、作業を進めているところでございますけれども、しかしながら、建設候補地であります津島支所裏の市有地が都市計画によりまして、現在住居地域となっていることから、建設には前提といたしまして準工業地域への用途変更というものが条件ということになってくるんですけれども、現在その旨を県に対しまして求めていますけれども、なかなかその申請が許されない、許可をされないというような状況にあるようでございますけれども、今どのような用途変更については、どこまでの作業が進んでいるのか、それについて教育長に質問させていただきます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 新給食センターの改築につきましては、御指摘のように、建設用地を津島支所裏として現在計画を進めております。

 都市計画法によります用途変更中でございますけれども、建設申請、各種申請、そのほかの申請も行っているところでございまして、大変困難な状況ではございますけれども、当初計画しておりましたとおり、平成22年度中に何としてでも供用開始ができるように、他部局とともに努力をいたしているところでございます。御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) この用途変更に対して、作業がかなり手間取っているという理由について、どのような見解を持たれているのか、また努力を進めていく中にも、そういったここが用途変更の可能性としてなり得る、そんな努力になっているのか、その辺の可能性と滞っている理由について、もう一度教育長に質問させていただきます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 用途変更につきましては、議員も御承知のように、大変難しい段階になっておりますけれども、現在のところでは、地元に説明会、委員会を立ち上げまして説明をさせていただいて御理解をいただいて用途変更に向けて進んでいるところでございます。細かいことにつきましては、建設部のほうで答弁していただきたいと思います。よろしくお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) それでは、お答えいたします。

 現在、給食センター建設に係る用途地域変更に関する進捗状況でございますが、都市整備課において基礎調査を完了し、現在、愛媛県都市計画課と協議をいたしております。今後の予定といたしましては、県と協議をしながら用途地域変更の素案を作成し、住人説明会を開催いたしたいと考えております。その後、縦覧、公告及び宇和島市都市計画審議会の議を経て知事の同意となりますが、現在の予定といたしましては、平成20年内を目標に都市計画の変更作業を進めてまいっております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 稼動開始というものを今22年度の2学期以降という目標を設定しているんですけれども、工事工程などの時間というものを逆算していきますと、この目標というものを達成するためには、いつまでにその用途変更を得なければいけないのか、再度、建設部長に答弁をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 現在のところは、建設に係る工程については、規模等、詳細な部分についてまだ設計ができていませんのであれですけれども、21年内に計画変更を承認いただけるように作業を進めております。21年内です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 21年度内に……

     〔「21年内です」と呼ぶ者あり〕



◆3番(清家康生君) 年内、21年内。それでタイム的に22年度の2学期の稼動開始に間に合うということなんでしょうけれども、何か厳しいようなスケジュールで、かなり詰まったスケジュールで進行しているというふうに思うんですけれども、この現在の計画というものも以前より事務的作業のおくれ、そして宇和島道路開通に稼動時期をあわせるということ、実質これは1年おくれているということなんです。これがまた滞ってきますと、実質また1年後に後にいきますと、さらに子供たちの健康というものが脅かされることにもなりますので、県に対しての許可申請というものにも努力をしていただき、また住民の方にもしっかりとした説明で、その目標の期日に稼動できることを今の段階では求めておきたいというふうに思っておりますので、しっかりと滞ることのないように求めておきます。

 次に、統廃合問題について質問をいたします。ことし2月、学校整備連絡協議会より答申を受けました内容を基本といたしまして、市民への説明会を8月に終えたところでございます。今後の作業といたしまして、説明会で得ました地域の方々の声を十分考慮し、再度検討、その後再び協議会で意見を聞き、最終判断を示すということでございますけれども、この作業はどの段階まで進んでいるのか、統廃合について、教育長に伺いたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) お答えいたします。

 今お話ありましたように、本年2月に市の学校整備連絡協議会が出されました答申に従いまして、市内17カ所でタウンミーティングで説明をさせていただきました。また、教育委員会といたしましては、旧市内の6カ所で地区の説明会をいたしまして、地域の皆様方から御意見をちょうだいしたところでございます。今後におきましては、今お話がありましたように、できるだけ早急に学校整備連絡協議会を開催いたしまして、これらの意見を御報告させていただきますとともに、先ほど御質問がありました耐震化の問題につきましても、学校整備連絡協議会に報告いたしまして、それらを含めましてこれからどのように統廃合を進めていくかということについての御意見も協議会の委員の皆様方からちょうだいしたいと考えているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 今、話を聞いておりまして、どの程度までの作業が進んでいるのかなということから見ますと、9月以降、統廃合については作業が進んでいないというふうにも感じるわけなんですけれども、統廃合を実施するということに対しては、行政としてしっかりとその方向性というものと姿勢というものを示しましたので、これはもう事務作業が滞ることのなく、しっかりとした結論を導いて、また、市民の方へしっかりとした説明をしなくてはならないというふうに思っておりますので、慎重にも慎重に、時間を慎重に使っていただかなくてはならないんですけれども、その辺の方向性というものをしっかりと示していただいて、市民の方にはしっかりとした説明をしていただきたいというふうに思っております。統廃合問題の中でよく言われるんですけれども、少なくとも統廃合を実施するには、2年前には県に対してその案というものを提出しなくてはならんということを聞いていますので、今その事務的段階であれば、少なくとも宇和島市の統廃合は23年度以降というふうに考えてよろしいんでしょうか。教育長にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) お答えいたします。

 御指摘のように、県に対しましては教職員の配置等のこともあります。新しい教員の採用等にも統廃合は進みますと関係しますので、少なくとも県に対しましては2年前ぐらいには案は届ける必要があるのではなかろうかと考えております。統廃合につきましては、議員も十分御承知いただいていると思いますけれども、現在、教育委員会といたしましては耐震化を最重点に考えておりまして、若干進んでいないのが実情でございます。答申でも統廃合の年度を設定しなかったというのも、その辺のこともありまして、残念ながら統廃合の年度を入れることができませんでした。できるだけ早い段階で細かい方針等を具体的に決めまして、お示ししたいと思いますが、いましばらくお時間をいただきますようにお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 今、慎重にも慎重を期していただきまして、その結論というものはいち早く市民のほうへ示していただきたいというふうに思います。

 次に、吉田町におきます統廃合問題について伺いたいと思います。

 吉田町におきまして、今回、行政がタウンミーティング内で示しました説明に対しまして強く反応をいたしました。その結果、PTAが保護者に対しまして、あるいは各公民館長がそれぞれの公民館で検討委員会を立ち上げまして、町内全域でアンケート調査を実施いたしました。そのアンケートの意見の中には、急ぎ過ぎる、早過ぎるというような厳しい声もございましたけれども、今後、吉田町における統廃合問題というものをどう進めていくのか、現段階で構いませんので、その方向性というものを伺いたいと思います。教育長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) タウンミーティングでも参加していただきました皆様方にお願い申し上げたんですけれども、それぞれの地域でそれぞれの校区で、小さな集団でも結構ですので、統廃合についてはいろいろお話し合いをしていただきまして、ぜひ学校長を通じて教育委員会のほうにその話し合いの結果を御報告いただきたいというお願いをしてまいりました。現在のところ、残念ながら1件もその話し合いの結果を教育委員会のほうにいただいておりませんで、その後、タウンミーティングの後のそれぞれの地域の皆様方の御意見がどういう形になっているか、十分掌握いたしておりません。さらにこちらのほうからお話し申し上げまして、それぞれの地域でのお話し合いの結果等をお聞きいたしたいと考えております。

 ただ、吉田地区につきましては、現段階では、個人的にはここ数年来に統廃合が進められる状況ではないという、十分な御意見をお聞きしての個人的な考えではございませんけれども、まずほかの地域から統廃合を進めるべきであるというふうに個人的には考えているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 吉田町におきます統廃合案として示されましたのが、まずは名目統合をし、その後、何年後に実質統合を実施するのか方向性を示して、複式学級出現率の高い順に統合を進めるということになっているんですけれども、今回、教育委員会で議論をされ、その後、整備連絡協議会のほうで、また再度検討されるんですけれども、その中で今回の吉田町におきます統廃合の名目統合の時期、そして実質統合の具体的な実施年度を盛り込む予定があるのか、その方向性について教育長に伺いたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 統廃合につきましては、学校整備連絡協議会の委員さん方にいろいろ今まで御意見をいただきましたけれども、これからさらに次の段階、例えば吉田地区の統廃合をどのように進めていくかということにつきましては、協議会のメンバーは吉田地域の方々の人数も限られております。十分に御意見をいただくことはできないと思っておりますので、さらに、これから次の段階として、例えば吉田地域の統廃合について検討する場合であれば、吉田地域からのそれぞれいろいろな関係の方々もさらに委員の中に入っていただいて、それぞれの地区に応じた御意見を聞かせていただきながら進めていきたいと考えております。現段階、まだそこまで進んでおりませんけれども、今後はそのように個人的には考えているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) また、その議論の結果、結論というものはまたしっかりと示していただいて、住民の方にもしっかりと説明会を開催し、教育委員会の説明責任というものをしっかりと果たしていただきたいというふうに思います。

 次に、地区公民館のあり方について質問をさせていただきます。

 今述べました統廃合も当市の出生率がこのままの数で推移していきますと、10年後、15年後には恐らく統廃合もせざるを得ないというような、やむなしというような形で進んでいくのかなというふうに私自身はそんな感じをいたしております。また高齢化率も30%を大幅に超えることは、もうこれも確実でありまして、少子・高齢化がさらに深刻な問題となることは免れません。これに伴いまして、限界集落の数も増加の一途をたどることも予想されます。地域のあり方が現在改めて問われていると言っても過言じゃないというふうにも感じております。

 さきに実施いたしました吉田町の統廃合問題におけるアンケートにも、地域に学校がなくなると地域の活力が衰退すると、そんな声もございました。このことは今後の地域コミュニティーへの大きな不安を抱いている一つのあらわれなんじゃないかなというふうに私自身分析をいたしております。今後、これらの問題を解消する一つの施策といたしまして、現在、人と人とを結び、そしてつないでいく公民館のあり方というものがさらに今後重要になろうというふうにも考えますけれども、今後の公民館のあり方をどのように考えられているのか、教育長に伺いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 御指摘のように、学校の統廃合が進みますと、公民館がそれぞれの地域に果たす役割は大変大事になってくると思います。そういう意味でも、基本的には今の公民館をそのまま維持していきたいと考えているところでございますが、詳細につきましては、教育部長のほうから答えさせますので、よろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 地区公民館のあり方でありますが、社会教育法の第23条に公民館の基準として、文部科学大臣は公民館の健全な発展を図るために、公民館の設置及び運営上必要な基準を定めるものと規定をしてあります。昭和34年には、公民館に関する行政指導の指針ともいうべき、公民館の設置及び運営に関する基準が告示され、対象区域は市町村にあっては小学校の通学区域、市にあっては中学校の通学区域より狭い区域が望ましいとの考え方が示されました。

 以後、この基準を目安に公民館が設置、運営されてきましたが、この基準は平成15年に大綱化、弾力化の観点から見直され、大幅改定されまして、対象区域は公民館活動の効果を高めるため、人口密度、地形、交通条件、日常生活圏、社会教育関係団体の活動状況などを勘案して、市町村が定めることに改められました。このことにより、宇和島市の場合、一小学校区に一公民館という方針で公民館を設置してまいりました。また、運営につきましては、この基準に公民館の設置者は社会教育法第29条に規定する公民館運営審議会を置くなどの方法により、地域の実情に応じ、地域住民の意向を適切に反映した公民館の運営がなされるように、地域の実用を踏まえた運営を図るように規定されています。

 この改定によりまして、公民館の施設、設備、職員、運営審議会、分館等のあり方は市町村の判断にゆだねられることとなりました。

 以上のようなことから、委員会といたしましては、地区公民館のあり方につきましては、対象区域は現状のまま、今後の運営につきましては、現状のとおり公民館運営審議会を初め地域の実情に応じた運営を図ってまいりたい、そういうふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 次、市長に伺いたいというふうに思うんですけれども、現在、当市におきましては外郭施設というものを中心に、アウトソーシングという形で転換、そして計画、実施ということを今進められているんですけれども、県内新居浜におきましても、公民館17施設を3年をめどに弾力性を持ちながら地域主導型への移行という形をとられまして、何かしら市民の方にもかなりとまどいというものがあったようですけれども、今後、当市におきまして、公民館施設の運営の方法として市長はどのような方向性を考えられているのか、運営についてお伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 公民館の運営につきましては、今、議員の発言にありましたとおり、県下でも地域の方々に任せていこうという流れもできつつあると認識しております。

 ただ、宇和島市におきましては、まだまだ人員の問題もまだ工夫すれば職員を配置できる状況にあると思っておりますので、少なくとも当分の間は今の体制、館長さんは地域の方々、それから主事クラスといいますか、実務者は行政からという対応で、あと補助の職員がいるという対応をしばらくは少なくともやっていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 今後、支所機能というものが低下されることも非常に懸念をされているんですけれども、公民館はそんな意味でも行政と地域をつなぐ大切な役割を担うことにもなるんじゃないかなというふうにも思っておりますし、現在、人と人との間、関係というものは希薄になりがちの現在におきましても、人と人とをつなぎます公民館というものを今後ともしっかりとその必要性というものを考えていただきまして、これまで以上に目を向けていただきたいというふうに思います。

 次に、給食費滞納問題について質問をさせていただきます。

 この問題は、全国的にも大きく取り上げられておりまして、2005年には滞納総額が全国で22億円を超えまして、100人に1人がその対象にあるという報告もございます。残念ながら、当市におきましても納入率が100%とはいきませず、適正に納入をされております保護者のほうからも不満の声というものも現実上がっているんですけれども、まず、当市におきます17年、18年、19年の給食費滞納額について伺いたいというふうに思います。教育長、お願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 17年度につきましては数を持ってきておりませんが、18年度は未納者が14世帯、19人、44万4,930円でございます。平成19年度につきましては、31世帯、38人、72万1,985円というのが市内すべての調理場での未納者でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 滞納家庭の子供に対します給食費というものは、水道料金を滞納し水をとめるというもの、そういうふうな性質のものでもありませんし、住宅費を滞納し退去を求めるというものでもなく、滞納しながら、その子供たちは毎日そのサービスを受け続けているという実情があるんですけれども、その給食費を補てんしている財源というものはどこから捻出をしているのか、その財源について教育長に伺いたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 給食費につきましては、滞納者が出た場合、それぞれ学校から保護者に対しましてそれぞれ請求いたしますし、年に1度、市長さんのお名前と私の名前でそれぞれの家庭に滞納分につきまして請求のお知らせ文書を出させていただいているところでございます。滞納者につきましては、現実は補てんしておりませんで、家庭からいただいた給食費はすべて材料費に充てておりますので、その材料費の中でやりくりをいたしまして、滞納者についての補てんは現段階ではいたしておりません。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 適正に納入をされている家庭が滞納家庭の子供を援助しているという形だというふうに今受けとめたんですけれども、私は、適正に納入をされています家庭の子供は納入したその金額に応じた行政サービスを受けるのが、私は当然だろうというふうに考えております。現在のシステムというものに対し、矛盾というものを感じるんですけれども、市長はいかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 宇和島市おいては、幸いながら、これまで給食費の滞納問題というのは金額が少なくて、私としては気にしなくてもいい数字であろうというふうに思っておりました。

 ただ、今、教育長のほうから報告ありましたように、18年度から19年度の推移を見ておりますと、金額が大幅にふえているというところで、今後これについてどう対応していくのか、私としても判断をしなければいけない時期に来つつあるんかなということは感じております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 今私が質問いたしましたのは、滞納の額、あるいはそれに対する対応策ではなくて、適正に金額を納入しながら、その金額に応じたサービスを受けることのできない現状のシステムについてどうなんでしょうかという質問をしたんですけれども、もう一度市長に伺いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) それも含めてお答えをさせていただいたつもりなんですけれども、当然原則としては、市民の方々が負担願っているものは、それに見合うサービスを受けるのが当然であります。ただ、100%なかなか行政のものというのはすべてにおいて実施できる、思ったほどお金が入らないというところがあると思いまして、給食費つきましては、今までは私の認識では金額がそんなに多くないというところで宇和島のよさということを感じておったと思うんですけれども、ここまでふえてきますと、もう50万円を軽く超えてしまったというところになりますと、やはり無視はできないというところで、入ってこない分をどうしていくのか、具体的にいうと行政で補てんするべきなのか、何なのかということも検討しながら、また市民の皆さんの意見も聞きながら、これから考えていかなければいけない時期になってきたんだろうということは思っておりますということです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) もう繰り返しになるんですけれども、適正に納入をした、その額に応じたサービスを受けるのが私はもう行政サービスの基本、提供する行政側とすれば基本になるのかなというふうに思います。病院、水道企業にも繰入金というものがございますし、特別会計にも繰入金もありますし、繰り上げ充用というような補てん財源もあるんですけれども、なぜ給食に対するものだけないのかなというふうな、単純に疑問を持つものなんですけれども、今、市長も言われたように、私は、金額に応じたサービスを受けることができないというものは公正公平ではないというふうに思っております。少なくとも補てん財源は、金額が多い少ないではなくて、そのサービスにおけるシステム自体を考えていきますと、一般会計より繰り入れすることが妥当というふうに私は考えておりますので、来年度以降におきます補てんに対することについては、またしっかりと検討をしていただきたいというふうに考えております。

 次に、自動体外式除細動器AEDについて質問をさせていただきます。

 このAEDは、もう皆さん御存じのように、心臓突然死を防ぐための効果的な医療器具でございます。当市もその必要性を十分に理解をされまして、現在すべての公立小学校そして公的な施設13カ所に設置をされているところでございます。そんな中、総合体育館におきましてAEDの機能が十分に発揮をされまして、大事に至らなかったとの報告もございまして、改めて設置の効果というものを感じているところでございます。

 しかしながら、現在、保育園、幼稚園への設置はいまだなく、子供たちが1日の大半を過ごします園におきまして事故あるいは体調の変化にも対応でき得ない環境にありまして、保護者のほうからも設置へ向けた要望の声がございますけれども、今後の設置に向けた対応策について、教育長に伺いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 本年度は市長の英断と議員の皆様方の御協力をいただきまして、すべての小・中学校にAEDを設置することができました。万一あってはいけないんですけれども、あった場合にそれぞれ学校では対応できるようになっております。

 さて、幼稚園につきましては、AEDの設置の対応につきまして公立幼稚園分につきましては、市の財政状況を見据えまして、他の公共施設との関連も図りながら、今後検討してまいりたいと考えております。現段階では、宇和島市立幼稚園につきましては、すべての幼稚園でまだAEDを設置しておりません。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 今、教育長が答弁されたのは、設置できない理由というものの大きな理由として財源の確保がままならないというようなことなんだろうと思いますけれども、私が提案いたしますのは、今年度よりふるさと納税制度というものが発足をされました。この制度は、もう御案内のように、ふるさとに貢献をしたい、また自分とのかかわりのある地域を応援したいという、そんな思いを形にするという制度でございますけれども、これには5つの目的分野がございまして、そのいずれかを選択し、納税するというものでございます。11月1日現在、380万円が応援基金として集まりまして、多くの方々に御賛同をいただいているところでもございます。その中で教育分野といたしまして63万円、その他といたしまして目的達成のため市長が認めた事業としてこの100万円、合わせましてトータル163万円の寄附行為がございます。私は、この基金というものをAEDの設置の財源に充てることを求めたいというふうに思います。一式が30万円程度ですので、単純に言いますと、ふるさと納税制度の教育、その他の分野を補てん財源といたしますと、少なくとも単純に5園の中での安全と安心が確保されるということになるんですけれども、子供たちに対する安全対策に、しかも命にかかわる器具にその財源を充てたということに対しては、納入をされた方々、だれひとりとして決して不平を漏らす方はいないんじゃないかなというふうに思います。市長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) ふるさと納税制度をAEDの購入に充てたらという御提案ですので、それについては重く受けとめておきたいと思います。

 ただ、納税制度でいただいたお金全体に対しては、私としても今職員を中心に叱咤激励しながら、まずこの御協力をいただく方々の増大、要は寄附金額の増大ということに今年内いっぱいは努めようと思っておりまして、まだ使途についてはそんなに深く考えておりません。ただ、今御指摘ありましたように、宇和島市は寄附していただくときに、ある程度の大きな目的を寄附者の方々に問うという格好をしておりまして、それに基づいて集まった金額というのは年が明けましたら、また議員の皆さん、それから市民の皆さんの意見も聞きながら、使い方というのは考えていきたいというふうに思っております。

 AEDということにつきましては、教育でやるのがいいのか、保育園、幼稚園という世代になると、それよりも子育てのほうで考えたらいいのか、そこら辺も含めながら、集まってきたお金全体をどう使うかというところで検討させていただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 私は、この基金の性質というものは、必ずしも積み上げることが目的ではないんじゃないかというふうに思っています。逆に財政的に決して豊かとは言えない当市におきましては、この財源というものをむしろ積極的に施策に対して投入をしていくべきだというふうに考えています。また、納税者の方々に対してもその使い道というものをしっかりと明確にお伝えすること、それが21年以降のまた御協力にもつながっていくんじゃないかというふうにも考えていますので、その使い道に対してはしっかりと表明、何に使ったんだということを施策として示していただきたいというふうに思っておりますので、また3月補正の中に反映されることを求めておきたいというふうに思います。

 次に、子供の安全対策について伺いたいと思います。

 現在、子供たちが成長する環境、過程におきまして、全国的にも子供たちが決して恵まれているとは言えず、犯罪に巻き込まれる事件が後を絶ちません。私もかなり強い憤りを感じているんですけれども、むしろ逆に年々ふえているんじゃないかなというぐらい心配をしておるところでございます。子供たちを守り、はぐくんでいくのは、家庭、学校、地域そして行政、警察、さまざまな関係機関が緊密な協力体制を保ちながら、目配りと気配りをすることが必要不可欠なんじゃないかなというふうに私自身は思っております。

 きょうは、その中で行政がとるべき施策についての質問をさせていただきます。

 まず、校内におきます安全対策について伺いたいと思います。2001年6月に大阪府池田小学校で発生をいたしました校内児童殺傷事件で将来のある多くの子供たちのとうとい命が奪われましたことは、まだ理事者の方々も記憶の奥深く刻まれているんじゃないかなというふうにも思っております。あれから7年が経過した今日におきましても、相も変わらず不審者事件というものがニュースで流れてきておりまして、私も大変に心配をいたしております。そんな中、当市の学校施設における現状を見てみますと、これ必ずしも万全とは、私は言いがたいというふうに思っております。その1つといたしまして、窓ガラスを現在、透明ガラスを使用している学校とすりガラスを使用している学校の2通りがあるんですけれども、外部からの侵入者をいち早く察知いたしまして、即応するためにはすりガラスから見通しのきく透明ガラスへの交換を求める先生方、そして保護者の声というものがあるんですけれども、このガラスに対する今後の対応策について市長に伺いたいというふうに思います。

 すみません、教育長に伺います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 校内の安全対策につきましては、不審者の侵入を防ぐために学校にありましては門を閉じているような学校もございます。このことにつきましては、私自身もどうかなという疑問も感じておるんですけれども、開かれた学校という意味では、やはり門を開放するのが本当だろうと思いますけれども、子供の安心・安全という意味から考えると、それもいたし方ないかなと考えているところでございます。

 また、学校によりましては、学校の保護者に対して名札をつけてもらって、それぞれ巡視行動等をしていただくような、そういう体制をとっている学校も多くございます。

 ただ、透明ガラスにつきましては、すべての学校で曇りガラス、すりガラスを透明ガラスにはいたしておりません。一部、前と後ろの扉だけ透明ガラスにしておるような教室もございますけれども、すべての学校でそれがまだできていないのが現実でございます。

 今後検討いたしまして、できるだけ透明ガラスにしていくように検討していきたいと考えているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 宇和島市すべてにそういうふうな透明ガラスをというような一気にというのは無理なことも申しませんので、でき得る限り予算措置を行いまして、順次透明ガラスの変更をしていただきたいというふうにも思っております。

 次に、現在、旧吉田町の小学校、中学校におきましては、不審者侵入時、その緊急事態、異変というものを校舎全体へ周知するために、防犯ベルというものが設置されているんですけれども、しかしながら、他の1市2町の多くの学校というものがまだ未整備なのですけれども、被害を最小限に食いとめるためには、さすまた、防犯スプレー、ともにこの防犯ベルというものも必要不可欠な整備なんじゃないかなというふうに思いますけれども、教育長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 清家議員お話のとおり、吉田町の小・中学校では50数個のブザーが設置されているのは認識をいたしております。ただ、現在のところ、吉田町以外のところでは、吉田町ももちろんそうなんですけれども、さすまたとか防犯ブザー、小さなものですけれども、それを設置しておるぐらいが一生懸命でして、すべての学校に吉田町に設置してあるような施設は現在のところできておりません。

 ただ、財政的なこともありますので、今後検討はしていきたいと思っておりますけれども、一遍にすべての学校にこれを設置するということは不可能だと考えております。できるだけ早い段階で統廃合も含めまして、統廃合するからどうこうじゃなくて、できるだけ早く設置できるように努力していきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) これもしっかりと予算措置というものを順次計画をしていただきまして、整備に向けて努めていただきたいというふうに思います。

 次に、通学路で起きます子供をねらった事件というものも、これも全国的に後を絶たないんですけれども、教育委員会より不審者情報が頻繁に保護者へ毎日とは言いませんけれども、かなり多い数が保護者へ流れてまいります。その中で特に女子児童・生徒に関する情報がほとんどで、女の子を持ちます保護者の方々が大変犯罪に巻き込まれるんじゃないかというふうな心配をされているところでございます。特に秋から冬にかけまして、日も暮れるのも早くなりますし、そんな中を1人暗い中を帰宅する子供に対して保護者がかなり心配をされている方が学校まで子供を迎えに行っているといったようなケースも実際あるんですけれども、そんな背景もありまして、保護者のほうから通学路におきます防犯灯のさらなる増加設置について、安全・安心の確保を求める声というものがあるんですけれども、通学路全域におきまして危険箇所はないのか、また、子供たちが不安に抱いている場所というものはないのか、改めて検討する必要があるんじゃないかなというふうに思いますけれども、教育長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 清家議員御指摘のとおり、最も大事なことだろうと考えております。現在のところ、すべての小学校では地域の皆様方、保護者の皆様方の御協力をいただきまして、みまもり隊という隊を結成いたしまして、地域ぐるみで子供たちの安全確保に御協力をいただいているところでございます。また、不審者から身を守るために、小・中学校すべての子供たちに御寄贈いただきました防犯ブザーを持たせております。それから、また島嶼部を除きまして、すべての学校に青パトによる巡回を登下校のときに実施をさせていただいております。まだこれだけでは十分ではありませんので、いろいろな工夫をして、さらに子供たち自身が一番危険なところはどこであるか、危ないところはどういう通学路の場所かということを検討するような、そういう防犯教育も必要であるだろうと考えておるところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 防犯灯のことについての答弁というものが漏れているように思うんですけれども、防犯灯のさらなる増加設置についての質問にお答えいただきたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 教育委員会として防犯灯を設置することにつきましては、教育委員会独自ではお答えできませんので、できましたら、他の部局にお答えいただきたいと思います。



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 防犯灯の設置については、これ理事者はどなたか、総務部長でよろしいでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの清家議員の防犯灯の設置についてでございますが、合併以降につきましては、防犯灯の設置は自治会の設置維持管理をお願いしているところでございますが、やはり聞くところによりますと、ちょうど自治会と自治会の切れ目といいますか、そういうところにまだ若干暗いところもあるんではないかというふうなことも聞いていますので、自治会のほうからここは危険であるということがございましたら、総務課のほうへまた御相談をいただいたらというふうに思います。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 通学路で起きます事件・事故というものに対して、責任問題となれば、これはどこがとるんでしょうか、教育長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 一応登下校に関しましては学校の責任、管内でございますので、教育委員会として万一のことがあれば責任があるだろうと思いますし、子供たちにつきましては、登下校も含めましてそれぞれ保険に加入をしてもらっているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) 自治会に対するお願いの話ではなくて、通学路における事件・事故の観点から私は質問をさせていただいておりますので、これは自治会にお願いするものでもなく、これは行政がしっかりと子供に対する安全対策として実施しなくてはいけないもんだというふうに思うんですけれども、市長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 総論としてはおっしゃるとおりでございますけれども、今度、各論でどこに防犯灯をつけるかということになると、やはり自治会、地元の住民の方々の意見というのが大切に我々としては聞いていかなければいけないんだろうと思っておりまして、ちなみに吉田支所にもこの前も確かめましたけれども、今のところ、すぐに緊急につけてもらわなければいけないというようなところは、地元からは上がってきていないというのが現実でございます。

 ただ、一方で、我々としても防犯灯を毎年四国電力さんの寄附もあったりしてふやしております。そういう中において、どこを優先していくかということについて、議員なり、地元の方々の御意見というのを参考にさせていただきながらやっていきたいと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) どうしても自治会と切り離して考えていただけないんですけれども、また私のほうにも保護者のほうから伝わっている箇所というものが、具体的に私のほうにありますので、またしっかりとその点については、教育委員会のほう、支所なんでしょうか、支所長なんでしょうか、その辺にまたしっかりと伝えさせていただいたらというふうに思います。

 ただ、私が心配しておりますのは、子供をねらった犯罪というものは、大都市ではなく、逆に危機管理が比較的緩いとされます地域で今現在起こっているケースが非常に多いんですね。それを考えますと、今後とも特に山間地域であります宇和島市というものは、安全対策に向けた施策というものはしっかりととっていかなくてはならんというふうに思いますので、教育長に安全対策に対しましてはしっかりと万全を期していただきますように求めておきたいというふうに思います。

 最後の質問になりますけれども、防災教育について質問をいたします。

 この教育は、小・中学生に対しまして、災害時におけるとるべき行動というものを正しく伝え、教えることによりまして、有事の際、自分自身あるいは家族や友達を救うことができる、守ることができる、大切な教育でもございます。さらに自助、共助というものの精神というものもしっかりと身につけさせることのできる教育だというふうに考えておりまして、私自身も再々この定例会におきまして質問をさせていただいているんですけれども、昨年12月の定例会の中で教育長は、教育委員会内での防災教育についての議論はまだないとの答弁でございましたけれども、あれ以来、教育委員会の中で議論というものがあったのか、そして、引き続いて2点目、20年度におきます各学校でとり行っています、またとり行おうとしておる防災教育の実施状況について、この2点、続けて伺いたいと思います。教育長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 一昨年12月第12回定例会で清家議員から御質問がございました。その時点では、まだ教育委員会に諮っておりませんでしたので、昨年の12月以降、1月の定例教育委員会、1月9日でしたけれども、定例教育委員会で諮りまして、防災教育についてそれぞれ教育委員会としては、学校をまた教師を指導しなくてはいけない立場があるということで協議をいただきました。

 その後、2月の定例校長研修会で、その結果を校長にそれぞれ指導いたしまして、それぞれの学校で防災教育について十分取り組むようにという指導をしてまいったところでございます。

 その後、平成20年度におきましては、それぞれの学校でそれぞれの学校の実態に応じた防災教育、安全教育を実施してもらっていると考えております。それぞれの学校、海岸に近いところにつきましては、ただ一般的な防災教育ではなくて、具体的な津波についてを重点的にやったり、それから山につきましては、地震で山崩れがあったり、学校が倒壊したときにどうするかというようなことについての具体的な子供たちの指導もいたしております。普通、学校での避難訓練というのは、校舎から離れることを主に今までは実施してまいりましたけれども、今お話ししましたように、もし高潮等で学校の1階等が浸水すれば、避難する場所が運動場ではいけませんので、屋上に避難するとか近くの山に避難するとかいう、それぞれの学校の実態に応じた訓練を実施させていただいておるということで認識をいたしております。

 今後、さらに安全教育、防災教育について指導していきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 清家康生君。



◆3番(清家康生君) この防災教育というものは、命にかかわります重要なものでもございますので、その旨というものをしっかり御理解をいただきして、今後とも積極的に事業の中へ取り入れていただきたいというふうに思います。

 以上できょう私が用意しております質問はすべて終えるわけですけれども、この12月定例会が終わりましたら、その後、1月に入りましたら、当初予算の作成というものもかなり突っ込んだ形で始まるんじゃないかなというふうに思いますけれども、今後とも教育行政というものには予算措置をしっかりとっていただきまして、そして、また、しっかりと子供に目を向けていただきますことを私のほうより強く求めまして、私の質問を終わりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(泉雄二君) 以上で清家康生君の質問を終わります。

 次に、坂尾 眞君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 共産党の坂尾でございます。

 通告に従いまして、一問一答で質問をいたします。

 まず、病院問題について理事者のお考えをただしたいと思います。今年度中にガイドラインに基づくプランが作成されると伺っております。したがって、3月議会では間に合いませんので、この12月議会でお聞きいたします。

 検討委員会で運営されました副市長にお聞きしたいと思います。副市長は、ことしの3月の議会で若藤議員の質問に答えられています。若藤議員は、独立行政法人への移行ではなくて、経営形態を現状の直営でやる可能性はないのかというふうに質問されたことに対して、副市長は、誤解を解かないといけないと前置きされて、非公務員型の独立行政法人になっても、地域にとって、また患者にとっても全く同じだと、いずれにしても、市立病院として経営をしていくわけで、地域の方々とのかかわりは変わらないと述べられています。

 このことに関して、非公務員型の独立行政法人というものの認識について、きょうはまず最初に質問させていただきたいと思います。

 副市長は、民間また非公務員型の独立行政法人と現在の市立と変わらないと言われておりますが、どういう意味でそうおっしゃっているのでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) 3月議会でも答弁をさせていただきましたように、あくまで市立病院でございます。職員については、非公務員型ということですから、公務員ではなくなります。しかしながら、市立病院ですから、当然今までと同じように市からも繰り出しもあります。だから、住民にとっては今までと全然変わらないんではないかと思っています。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 私のほうの認識をまずお話ししたほうが話が早いのではないかということで、私のほうから述べさせていただきたいと思うんです。今も言われましたように非公務員型の独立行政法人化ということは、市立ではあるということですけれども、しかし、法人の経営に変わるということでは間違いありませんね。

 それで、まず運営の問題です。法人の理事長は首長、当市で市長が任命すると。その際、議会の同意は不要で、副理事長、理事長、理事は、理事長が任命する。ですから、市長が理事長を任命するということになっております。法人の事業は、中期計画おおむね5年ということになっておりますけれども、これは議会で承認しなければなりません。議会の議決が必要ですね。しかし、業務実績の評価は首長、市長が任命する評議委員会で行われます。そういう点からいうと、運営の問題に対しては、市長に権限が集中すると、その結果、市民不在、職員不在、議会不在と言われる可能性があるということですね。そういう判断ができる可能性があるということをまず言いたいと思います。

 2番目に、財政問題です。基本的には自己責任が追求されます。独立採算で、採算経営が優先されますので、不採算医療は切り捨てられる可能性があります。

 3番目に情報公開の問題です。情報公開や住民監査などが保障されておりません。これは努力規定といいますか、努力目標で、住民監査についても規定されていないということです。したがって、密室で首長と理事長が何でも決めることができる可能性がある、悪く言えば。そういうふうに解することができます。

 4番目に、市民である職員は、これはあくまで法人の経営になるわけですから、法人の職員になって法人の給与規定で支給されます。まして、指定管理者制度とか民営化された場合、市民との関係、議会の関係は、まさに大きくかわると思うんですけれども、その辺の認識について副市長にお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) お話のようなことは逆に裏返せば、非常に経営としては本当に柔軟な経営ができる。だから、本当に病院を改革していくためには、いろいろな首切りがたくさんあります。例えば給与の問題を言われましたが、それも一つです。それはまた組合と、これこそ民営化するうちに、非公務員型でありますから組合との話し合いが基本になります。それは、それでまたある程度そこに保障されていくんではないかと思っています。そして、例えば予算を本当に単年度主義ですね、今。それだから、非常に経営の柔軟性を抱えるわけですね。それがある程度5年の中期計画で市長、議会もそういうふうに関わっていくことができるということですから、首長というか、理事長さんにお任せをして、そして経営を本当に改革してやっていくことができるんじゃないかと、だから不採算医療につきましても、当然それは議会の中期計画の中での話ですから、それは当然やっていかなければならないし、当然そういうことをやってもらえなければ、それはそれで、また当然首長としてもそこはチェックすることができると。当然それは首長にはね返っていくことだと思っています。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 今、大まかに副市長、メリットとしては要するに理事長に権限が集中して、いわゆる採決権といいますか、運営権が集中するので経営改善ができやすいと、それでもう一つは、賃金の問題もそうですね、言われましたと思うんですが。私もこのコンサルタントの話なんかも直接聞く機会があって伺ったんですが、まさにこの非公務員型の独立行政法人については、職員の賃金問題が最も重要な要であったような報告だったと思います。先日もある新聞で見ましたところによると、総務省の公立病院の改革懇談会の座長を務められている長隆という公認会計士の話として、こういう記事が載っていました。公立病院の経営健全化には高い人件費を民間並みにする必要があり、直営方式の見直しが不可欠だということが本音のところのような記事でございました。今、副市長も言われたように、現在の市立病院の職員の人件費が高いのか、民間の病院の人件費が安過ぎるのか、それは大いに組合や職員の方と議論すべきところだろうと思います。

 この人件費の問題と経営形態との問題とは別の次元だと私は思います。先ほど言いましたように、非公務員型の独立行政法人になりますと、4つの点で大きく差が出てくるのは事実だと思うんです。全国、私もこの辺余り詳しく勉強したわけでないので、御批判は御批判としてしていただいて結構なんですが、全国自治体病院協議会というのがありますね。これはいわゆる厚生省がバックアップしている機関だと思うんですが、その自治体病院の倫理要綱というのがあります。これによりますと、自治体病院の使命について次のように述べられています。地域住民にとってつくられた自治体病院は、その地域に不足している医療に積極的に取り組むとともに、地域の医療機関や行政機関との連携を図りながら、公正、公平な医療を提供し、地域住民の健康の維持、増進を図り、地域の発展に貢献するというのが自治体病院の使命だというふうに規定されています。言いかえると、自治体病院は地域の中核的医療機関、保健、医療、福祉行政の中核的役割、国の行政責任の補完として不採算の地域医療を提供する使命を持っているということです。

 民間の医療、独立行政法人もそうですが、民間の医療になりますと、そこまで追求されないんですよね。これは公立であるがゆえに追求される役割だというふうに私は認識します。この問題の核心は、ここに余り時間をとってしまうと私も欲張って発言通告を出していますので、議論が長くなると思うんですが、問題の骨幹は、端的に言って、政府がこの地域医療を守る行政責任を放棄している、現状が。それによってむしろそのことで地域が支えなければいけないんだけれども、政府は交付金を減らすために地方自治体にも行政責任を放棄せよと言って迫っているというふうに私には思えてならないんですが、副市長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) 現代の本当に全国の公立病院、赤字が大変多くなって苦労しているわけですが、その根本はいろいろ議論がありますが、私は市立病院に限りますと、やはりいろいろな政府のですね、政府というか医療単価をどうしても病院としての単価ですね、それを下げられてきたところではないかと思っております。

 そして、それと吉田病院、津島病院につきましては、本当にそれと言われていますように、研修医制度の大きな改革をしたということから始まったことで、これには間違いないと思います。ただ、医療費を減らすためにということで、国が研修医制度なんかは始めたんではないと、私はやはり善意を信じたいと思います。やはり研修医さんを今までのとおり、今までは、やはり大学の力によって全部派遣とか、そういうところへ一時的なことをやっていた。そうすると、やはりどうしてもお医者さんとして勉強することが偏ってしまうと、そういうようなことがあって、国としてはこれは善意でやられたことでしょうが、それをやった結果、そこまで予測できなかったということは問題かもしれませんが、私は国のその辺の善意を信じたいと思っています。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 私は、改めてきょう、先ほどの若藤議員の質問に対する副市長の答弁を読ませていただいたんですが、先ほど言いましたように、非公務員型の独立行政法人と今の公立市立病院との運営形態、その責任の重さ、これは明らかに違うし、市民と住民とのかかわりにおいても明らかに私は違うと思います。まして議会の役割についても違うと思います。その辺を安易に変わらないんだというような、そういう発言をされたことに対して、私はすごく遺憾に思っております。

 それで、改めて私が言うまでもないと思うんですが、一昨年と昨年と比較して、吉田病院、津島病院は経営が大きく改善したと判断していいのではないかと思います。その原因は、やはりお医者さんを確保できたということですね。先ほど言いましたように、公立病院の改革のガイドラインの作成が迫られているわけですが、この肝心の問題、医師や看護師の不足の問題の改善とか、一部改善の方向が出てきておりますけれども、今言われた医療費の問題、そして今後の問題として大切になっている高齢化に向けた地域医療体制の充実の問題だとかというものが、まず地域医療を守るためには肝心な課題になるだろうと思うんですが、そういうものを抜きにして財政収支面だけで、この改革プランを作成するということについては、私は疑問を感じます。

 去る11月10日に自治労連の愛媛が県の市民振興課の課長ほか4人の方と交渉しました。ここで自治労連から公立病院の改革プランは再編ネットワーク化、運営形態の見直し以外の選択の余地がないが、自治体病院がそのまま運営するというプラン策定はできるのかという質問をしたところ、県はこのように答えております。それはそれで構わない。公立でも構わない。どうすれば地域医療を確保できるのか検討してほしいと。決して経営効率だけを求めておらず、地域ネットワーク化ありき、運営形態見直しありきではないというふうに答えられています。これはまともな回答だと思うんですね。政府が推し進める公立病院の民営化の流れの中でもう一つの大きな問題として私が今回お話ししておきたいのは、大阪などで問題になっております病院ファンド、投資ファンドの暗躍という問題があります。指定管理者の問題も含めて、やはり今、資本主義が大きく投資のほうに向かっている金融資本化していく中で、公立病院というのが一つの大きなターゲットになってきているというのも、これも客観的に言える事実ではないかと思うんです。

 そういった問題はさておいて、いずれにしても非公務員型の独立行政法人化は民営化の流れの一環であるというふうに私は思います。明治時代の官有地や官有の工場の払い下げなんかが行われましたが、まさに二束三文で市民の財産を資本やファンドに売り渡さないでほしいというのが私の主張です。吉田病院や津島病院も住民によってつくられ守られてきた住民の宝です。地方公共団体の本来の役割は、住民の福祉を守ることです。この厳しい情勢、時だからこそ原点に立ち返って地域に根ざした医療、福祉を発展させるべきときではないかと私は思います。市長にその辺のところをお聞きしましょうか。市長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私としては、病院の大切さ、これはもう地域にとって大変重要な問題であるし、大切に考えなければいけないと思っております。その中で、宇和島市宇和島病院、吉田病院、津島病院、3つの市立病院を今運営しているわけですけれども、この病院の地域における役割というのは、やはり相当なものがあるんだろうなというところで、私としてはまず一番には地域の方々が必要としている医療というのは、基本的にぜひこの市立病院を中心として維持できるように頑張っていきたいと思います。

 ただ、一方で専門的になりますと、例えばがんセンターが松山にできましたけれども、そういうもの何から何まですべてを完結させるというのは、やはり宇和島地域でも無理でしょうけれども、今、宇和島市立病院が担っている医療の領域というのは、少なくとも維持したいということは考えております。

 ただ、一方で、経営ということも無視できない要素であるというふうに思っておりまして、非公務員型の独立行政法人を施行していこうというのは、この経営ということに関して、やはり今私が市長で病院の開設者でもあって、最高責任者になっております。ただ、私が、じゃ、病院のことをすべてわかるのかというと、とてもそれはもう無理だと言わざるを得ないと、こういうことにおいて、やはり管理者もしくは独立行政法人になりますと、理事長という病院の専門の責任者ということを置いてやらなければ改善が図れないんではないかということも、経営ということを考えたときには私は強く感じている次第でございまして、委員会でもそういう方向性を目指そうということに対して、私としてもそうあるべきだろうなということは思っております。

 ですから、一番には、当然私としては地域の医療を守るということにおいて、今でもよそで報道されているような宇和島の圏域においては、たらい回し的なものが報道されていない。これは救急隊員も苦労はしていると思いますけれども、我々の地域においてはかなりの水準で維持できているんだろうと、大変ありがたく思っておりますし、誇りに思っております。

 ただ、一方で、経営ということに関しましては、特に宇和島病院も改築しまして、これから少なくとも決算上は赤字が続くということが予想されておりまして、そういう数字的なものを決算上の赤字と少なくとも国が求めております現金ベース、キャッシュフローでの経営というところにおいては、国の求めている水準をぜひ維持したいというふうに思っておりまして、また、吉田、津島においても、大幅に改善はされておりますけれども、じゃ、黒字になっているか、収支均衡しているかというと、まだそのレベルまでは行っていないということで、経営ということについては、さらに今後とも努力していかなければいけないであろうというふうに思っておりますので、ぜひとも御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 病院経営の適切な人員配置、管理者を決めて市長が配置するという問題と非公務員型の独立行政法人とか指定管理者とかということで、運営形態を変えるということとは、またこれ違った次元の話だと思うんです。

 また、私は繰り返し言っておりますけれども、民間企業というのは利潤追求が目的であるわけですから、非採算的な事業については、もう切り捨てるというのが基本なんですね。それではいけない。地域の医療をやはり守っていくんだ。非公務員型の独立行政法人にしたら地域医療が守れるんだというふうに誤解されてはいけないというふうに私は言いたいんです。今の小児科や産婦人科等の医療の危機が叫ばれておりますし、後で読みますが、救急医療体制の問題についてもやはり公立病院としてきちっとした責任ある体制、運営形態で維持していただきたいと思うんです。時間がありませんので、この問題は非常に重要な問題ですので、また取り上げていきたいと思います。

 先ほど言いました救急医療問題についてお聞きしたいと思います。今、宇和島市立病院の救急医療は本当に危機に瀕しています。医師の負担はもう限界に来ていると私は思います。そういった中で、医師会との協力体制がどうしても私は不可欠だろうと思うんですが、その後どのような話になっているのかお聞きしたいと思います。市長でも結構ですが。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 医師会との連携を図るという、この重要さというのは私も十分認識いておりますし、宇和島の病院においても市川院長以下、それは認識してもらって医師会との連携強化のために日ごろからコミュニケーションを図っているというふうに聞いておりまして、具体的なところは私、細部にまでは存じませんけれども、基本的には医師会との連携もスムーズにいっていると理解しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) スムーズにいっているということであれば、何らかの動きがあって当然なんですが、いまだにそういう改善の方向が見えてこないというのは、どういうわけなんでしょうか。改めて市長にお聞きします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 逆に言うと、どこに問題があるか、議員さん御認識されておったら、その点について指摘いただきましたら私のほうで答えるか、担当のほうで答えさせていただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 今、休日、日曜の救急については協力いただいていますけれども、平日の救急に対しては医師会は全くタッチしていないというのが現状じゃないかと思うんです。その点で、やはり医師会と十分に話されて、平日の風邪とか軽度の疾患についての受け入れ態勢をきちっと医師会がつくってもらいたい。つくるように医師会に協力を要請してもらいたいというのが、私の以前お願いした主張でした。そういう点です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) その具体的なことに関しましては、市川院長以下病院の運営陣で検討していただいて、もしそういうのが私のほうから医師会に対して要望するのが必要であるということになれば考えていきたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 私もある事情で救急に6時間座りよったんですが、本当に大変です。もうパンク寸前というか、パンクしていると言っていいのかもしれませんが、行政が主導して、その辺を本腰を入れて改善していく必要があると思います。改めてその努力をお願いしたいと思います。

 通告のタイムレコーダーについては、奥藤局長にお聞きしておきたいと思います。タイムレコーダーは、以前から私も何回か言っていますが、一向に改善されておりません。新病院になってICカードで職員の出入りが管理されているというふうにお聞きしております。このICカードを使って職員のいわゆる就労記録、タイムカードをつくることができるかどうかだけ、奥藤部長お答え願いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 奥藤医療行政管理部長。



◎病院医療行政管理部長(奥藤幹治君) 今の新病院になりまして、現在、宇和島病院の職員には管理部門とか更衣室、その入退室に使用しておりますICカード、これをタイムレコーダーにかわり使用するという件でございますけれども、経費と運用面におきましては多少問題が発生するかもわかりませんけれども、技術的には使用することは可能でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) それだけで結構でございます。

 それでは、次の2番目の質問に移らせていただきます。

 国保問題です。今、全国で幼児や小・中学生に保険証を交付する自治体がふえてきております。市長が9月議会でもこの質問に対して検討するというふうにお答えいただいたと思います。11月1日現在で、宇和島市で幼児、小・中学生のいる14世帯24人に対して資格証明が出ているというふうに聞いております。先日の新聞によりますと、新潟市が資格証明を出さないようにしたとか、松山市も先月の27日に、来月から4カ月の短期証書を出すように決めたということが報じられています。先日、担当課から国民健康保険証の資格証明、子供の一律対象は、これは厚労省の見解ですが、国保の資格証明、子供の一律対象外は不当、11月11日の閣議で政府答申書と現時点で国保法は改正せずというような国保実務というもののコピーをいただきました。

 政府の見解も本当に二転三転しているようですが、11月17日の参院の決算委員会で共産党の仁比聡平議員が舛添要一厚労相とか担当課に質問したところによると、次のような答弁が返ってきております。

 舛添大臣の答弁ですけれども、一時払いが困難であるという申し出さえあれば、医療の必要性という要件は必要でないと。短期証書を発行すると。また、資格証明書は一般に対しては、水田邦雄厚労省の保険局長は、資格証明書を出すという意味は、できるだけ窓口で被保険者の方々の接触する機会をふやすというのが本来の趣旨で、1年間出さなかった、出さなかったというのは保険料を出さなかったという意味だと思うんですが、ゆえに即その辺を確かめもせずに、資格証明書を出すというのは想定していないというふうに保険局長は述べています。法の趣旨を理解していない自治体、職員がいけないんだといわんばかりの答弁だというふうに思うんですが、とにもかくにも子供に何の責任もないわけで、無条件で短期保険証ではなくて、正規の保険証を子供に渡すべきだと思うんですが、市長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 前回の御質問で前向きに考えるということで、私も答弁させておりまして、宇和島市としても今月中旬からそういうことを踏み切っていこうということで担当者とも結論を出しております。詳しい内容につきまして担当から答弁させますので、よろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 平成20年11月1日現在、資格証明書交付世帯は365世帯のうち、幼児、小・中学校及び高校生を有する世帯は28世帯、7.59%でございます。しかしながら、今回、幼児、小・中学生及び高校生に有する28世帯に子供が医療を受ける必要が生じ、かつ医療機関に対する医療費の一時払いが困難である場合には、緊急的な対応として3カ月の短期被保険者証を交付いたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 高校生まで出すということについては、本当に大きな前進だと思います。3カ月の短期証書に関して、3カ月経過した残り、後どうなるのかということがあります。先ほど言いましたように、正規の保険証を発行するように、お渡しできるように改善をお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) その点も検討課題ではあったんですけれども、やはり我々としてはこの保険の趣旨、広く市民に等しく御負担願うというのがまず趣旨でございます。その中においては、当然ながら保険を全員の方に払っていただきたい、負担を願いたいと考えております。

 ただ、どうしても払っていただけない方、中でどうするかということですけれども、今回問題になっている、特に所得のない子供、高校生も私は所得がないと理解しておりますので、そういう子供たちが本当に病気になったときに受けられないというのは、やはり問題であろうということで、ここを改善したいということで結論としては3カ月の期間を設けながら、短期の保険証をお渡ししようということにいたしました。

 といいますのは、やはり1年にすると、どうしても1年間はもうそのままで終わってしまうんではないかという心配も一方でいたしまして、私が最初に言いました公平な負担という意味においては、極力保護者には理解をしていただいて保険料を払っていただくというのが趣旨でございますので、それを徹底するためにはやはり3カ月という期間がいいんだろうという判断を今しておりますので、これでまずとりあえずスタートをさせていただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) ぜひ今後の改善をお願いしたいと思います。

 次に、前期高齢者の問題です。後期高齢者はまだ始まって以来1年経過していませんので、後期の高齢者に対する資格証明というのはないということが前提ですが、前期高齢者については、10月末の時点で33世帯に36人の方々が資格証明書になっているようです。これも先ほど厚労省の見解でいきますと、保険料の納付相談の機会を確保することを目的とするものであって、短期証書の交付とか、資格証明の交付ですね、あくまでも介護保険制度は維持するんだというのが今現在の厚労省の基本的立場というふうに理解していいのではないかと私は思います。

 したがいまして、当市においても、高齢者の短期証及び資格証明については、機械的な運用をしないように、ぜひ指導していただきたいと思うんですが、市長、よろしくお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 前期高齢者については、やはり私としては自分で生活をしていただいて、その中で保険の負担もいただくというのが趣旨だろうというふうに思っておりますので、今のところ、検討の結果も今までどおり運用をしていこうということになっておりますので、ぜひ御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) またここで議論するのもなかなかなんですが、今本当に保険料も上がってきまして、年金制度も御存じのような制度の中で大変なんですね。やむを得ず、人間食うていくのが先ですから、食うことと住むことを先にして、こういう保険料というのはどうしても二の次になってしまうというのは、これやむを得ないことだと思うんですね。前も言いましたように、こういう社会保障制度というのは弱者救済というのが大前提で、払っていない人は制裁を受けるべきだという議論は、これは法の趣旨からも外れる問題だと私は思います。

 したがいまして、繰り返しますけれども、先ほどの厚労省の立場に立って、前期高齢者の33世帯36人の方々への資格証明を速やかに本人と接触することによって、短期証書なりに切りかえていただくように重ねてお願いしておきます。

 次に、国民健康保険料減免取扱要綱の改定を6月議会で市長、約束していただきました。どのようになったか御説明をお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 基本的には見直しをしております。内容について、私、細かいところを持っておりませんので、担当のほうからこれも答えさせたいと思いますけれども、基本的にはその趣旨に沿って減免制度を受けられる方をふやしていこうと、特に所得の問題があったと思いますけれども、所得は来年度からだったと思いますが、収入ということに置きかえていこうと、そうしなければ自営業者の方々は大変不利益をこうむりかねないという判断がありますので、そこは大幅に見直していこうということで変更を考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) ただいまの国民健康保険料減免取扱要綱の改定についてお答えをさせていただきたいと思います。

 現行の宇和島市国民健康保険料減免取扱要綱における減免基準は、収入でとらえているため、業種によって大きな差が生じるおそれがあることは前回もお答えしたとおりでございます。そこで、生活の最低保障である生活保護者支給基準を参考に所得160万円に改定し、平成21年、来年の4月1日から施行したいと考えておりますので、御了承いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 一つの前進だというふうに思います。ありがとうございました。

 実施時期を来年の4月以降ということなんですが、今、御存じのように、会社が倒産したり失職したりして、国民健康保険に切りかわる方が非常に多くなっております。そういった中で、余すところあと国民健康保険納期1、2、3の3月までですけれども、速やかに実施していただきたいと思うんですが、これぜひ市長、改めてお聞きしたいと思うんですが、来年の4月以降じゃなくて来月の1月から実施をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まず、最初に、先ほどの私の答弁で所得と収入を言い間違っておりまして、お許しをいただきたいと思います。

 また、この実施の時期を1月からということですけれども、所得の補足というところで見直しという作業が大変手間を取ってしまうということで、実務的には1月からの対応が難しいんではないかというふうに私も判断いたしまして、来年の4月からとしておりますので、御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) それでは、次の要介護の障害者控除認定について質問いたします。

 これも来年度の平成20年度の確定申告を前に、改めて要介護者の障害者控除認定について理事者の姿勢をただしておきたいということです。

 今現在、宇和島市の場合は、要介護3以上に限定されております。これは今の総務部長がつくっていただいたものですが、愛媛県の社会保障推進協議会の調査によると、県下で要介護者すべてに対して障害者及び特別障害者控除としての申請ができると、認定を申請できるというふうにしている自治体は松山市、四国中央市、西条市、伊予市、大洲市それから、お隣、八幡浜市の6市に及んでおります。町では、松前町、砥部町、伊方町、鬼北町、愛南町の5町がそういうふうになっております。これを何をもって基準にするかというんで私も考えたんですが、単純に人口比でとったらどうだろうと思って人口比でとりますと、今言いました6市5町の愛媛県下の人口比は65%を超えております。この辺もやはり今度の給付金の問題も含めてですけれども、やはり本来は税制できちっと明細分を提示して、各自治体によって取り扱いが違うというのはおかしな話であるわけでして、税の公平という原則からいっても、これは是正するべきだと私は思います。

 介護保険法が実質的に今破綻して、保険料の値上がりと利用料が大きな負担になっています。在宅介護で苦労されている家族の負担を少しでも軽減するために、全要介護者への適用を改めて求めたいと思うんですが、市長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 議員御指摘のとおり、こういうのが制度として各市町の保険者の判断に任されているというのは基本的におかしいんだろうというふうに思っておりまして、私としても、先ほど県下では65%ですか、人口比でいきますと。当然松山市が入りますと大幅にふえてしまいますので、そういうことになっているわけですけれども、私としても統一するのが普通だろうというふうに思っております。

 ただ、一方で、今の制度でいくと、これを広げると介護保険の負担というところでふえてくるということも考えられますし、それと、全市的、県下での平均、できれば全国での平準化というところも含めて、今後早急に検討はしていきたいと考えておりますので、もう少し時間をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) ぜひ早急に検討をお願いしたいと思います。

 それでは、4番目の質問に移ります。広報活動です。

 市長も日々実感しておられることと思いますけれども、宇和島地域はまさに深刻な経済状況に陥っています。先日、吉田のボブソンが閉鎖されたことについては、私も本当に驚きました。ハローワーク宇和島の業務月報によりますと、9月時点しか手に入らなかったんですが、9月時点で今までずっと1,000件を下回ったことがなかったんですね、この求人数について。だけれども、10月は求人数が979人というふうに4けたを割ってしまったということです。有効求人倍率は0.49です。2人に1人しか職につけない。そのうちパートとか期間とか、正社員の募集というのは何割カットというような状態になっております。先ほど言いましたように、ボブソンの影響もあって、10月、11月はもっと数字が深刻になっているんではないかというふうに推定します。

 地場産業がまさにこのような不振な状況の中で、残念ながら金融機関も貸し渋り、貸しはがしを行っているのが私は実態だと思います。そのような中で、さきに原油価格とか原材料の高騰と相まって、政府中小企業庁もセーフティーネット5号の対象業者を大幅に拡大しました。その対象業者の拡大によって、ほぼほとんどの業種がこのセーフティーネット5号の対象になったわけですが、全国でこの申し込みが殺到しています。私はインターネットでこの制度の状態を調べてみたんですけれども、多くの自治体がホームページに記載して住民に知らせています。

 この制度は少し説明しますと、保証料率が年に0.8%、保証割合が従来は80%に下げられているんですが、この制度は保証割合が100%です。そういった点で非常に魅力的な制度ということで、申し込みが殺到しているというのがあります。そういった、こういうのは非常にまれな、非常に明るいというか、制度がつくられたということについて、やはり自治体として積極的に広報活動をすべきだというふうに私は思うんですが、市長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 積極的な広報ということで、この点について、まだ広報では確かに載っていないなということを思っておりまして、我々としても広報とそれから市のホームページ等で宣伝できるように、早急に対応を考えていきたいというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) ぜひ市民の生活を支えるといいますか、温かい行政、そして地域を支える自治体の役割をぜひ積極的に発揮していただきたいというふうに思います。

 先ほど申しました宇和島市の国民健康保険の減免取扱要綱とか、要介護者の障害者控除認定の問題等についても、やはり同じように私は言えると思うんです。地域社会を守るためのセーフティーネットなんですね。まさにセーフティーネットなんです。緊急避難措置なんですね。このような制度はほかにも幾つもあるはずですが、市民が公平に受けとめて知ることができて、それを活用できるというふうにするのが私は市のまた市長の役割だと思います。市長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) おっしゃるとおり、必要な情報、また市民にとって有益な情報というのを広報でとか市のホームページで流す大きな役割の一つだろうというふうに思っておりますので、今後とも運用、私も改善を図るように指示をいたしますが、またすべてを私も編集の段階で見ておるわけではございませんので、また議員さん方、このように気がついたところがあったら御指摘いただいたら改善を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) これは総務が担当しているんですかね。ぜひその辺を注意深く検討していただきたいと思います。

 すみません。どうぞ、発言してください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) ただいま御質問のありましたセーフティーネット5号の周知につきましては、去る11月25日、四国経済産業局産業部中小企業課より広報掲載の要望があり、1月号に掲載することとしております。また、市のホームページでは、商工観光課のページの中にセーフティーネットの周知記事を従来から掲載していますが、アクセスが難しいという問題がありましたので、新規情報を追加するとともに、トピックスでアップすることでわかりやすくしております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 1月に掲載されるということで、これは22年、23年まで有効な制度ですので、ぜひ市民の皆さんに活用していただきたいと思います。私が言いたいのは、上から言われたからじゃなくて、やはり宇和島市の行政として、こういったものにもきちっと目を通して広報活動に積極的に携わってほしいということが私の主張です。

 最後に、時間もありませんので、同和対策事業についてお聞きしたいと思います。

 9月議会で松浦部長は、おおむね次のように述べられたと思うんです。住宅新築資金の問題です。本庁と3支所の担当者で会議を開き、滞納問題での実施計画を作成し、職員2人体制で取り組むと、悪質な事案に対しては法的手段も検討するというふうに述べられたと思いますが、松浦部長、間違いないでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) そのとおりです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) もう9月から2カ月たったわけですが、進展状況を御報告いただきたいと思います。件数と金額、そして悪質な事案に対する法的措置が講じられたのかどうかだけお答え願いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) お答えをいたします。滞納者をランク別に分類した調書でありますけれども、134件中Aランクの滞納金はあるが、現年度償還している方が57件で金額は約1億700万円、Bランクの滞納はあるが、10年以内に償還している人が55件で金額は約1億3,500万円、Cランクの滞納はあるが、10年以上償還のない方が14件で金額は約4,700万円、Dランクの自己破産している方が8件で金額は約3,300万円であります。この中には競売中のものが2件、滞納額2,028万2,807円が含まれております。

 今後におきましては、重点的にA、B、Cランクの126件、金額約2億9,000万円の滞納整理を重点的に実施していくこととなります。

 それから、議員のほうから質問のありました抵当権の執行もしくは法的手段の執行も検討した例があるかという件につきましては、今のところございません。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 今回、市営住宅の家賃の長期滞納者のリストが発表されました。実名入りで発表されました。悪質という点では、まさに公平な扱いをしていただきたいと私は思います。先ほどCランクとおっしゃいましたか、Cランクの14名の方のリストの公表をお願いしたいと思いますが、部長、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) ただいまのCランクの14名ではなくて、14件であります。それから、リストの公表につきましては、検討させていただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) まさに教育委員会だけの責任ではなくて、私も再三、市長の責任を追求しているわけですが、なかなか改善しない。数字で示していただかないとなかなか納得できないんですが、市長、いかがですか。本当にやる気があるんですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) このA、B、C、Dランクの中身、先ほど担当のほうから報告ありましたけれども、これについて当然AとBのランクの人についてはさらに返済を多くしていただく、契約どおりに返済していただくように担当のほうからお願い方々説得をしなければいけないだろう思っておりまして、あと、Cランクにつきましては、どういうふうに対応していくのか、それとDランクももう自己破産しているのがこれだけあるのかということを思ったりいたしまして、これに対して我々はどういう対応をしたらいいんだろうということもやはり考えていかなければいけないということで、特にC、Dというクラスについて今後どうするか、できるだけ早く対応を考えていきたいと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) ぜひ実績を示していただきたいと思います。

 最後に、改めて21年度の予算編成に当たりまして同和対策予算の見直し、特に補助金に対する見直しについて市長の考えをお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 基本的にはやはり補助金というのをこれ税金で出させていただいているわけですし、私としては、市民に同じ趣旨で同じような判断で出していかなければいけないと思っておりまして、そうしたときにこの団体に対する補助というのが適切かというと、まだ見直すところもあろうというふうに思っております。詳細については、これから査定の中で検討していきたいと思っておりますので、もう少し時間をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) ぜひ納得のいく数字をつくっていただいたらと思います。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(泉雄二君) 以上で坂尾 眞君の質問を終わります。

 しばらく休憩し、午後1時から再開いたします。

    午後0時00分 休憩

   −−−−−−−−−−−−−−

    午後1時00分 再開



○議長(泉雄二君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、質問を行います。

 それでは、松本 孔君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 公明党の松本 孔でございます。これから質問いたしますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、明倫小学校の耐震化工事の延期についてお伺いをいたします。

 今月着工予定の明倫小学校の耐震化工事が落札業者の辞退で入札不成立となり、着工が来年2月以降に延期になることになりました。冬休み中の着工が延期され、児童・生徒に負担をかけることになりました。入札した2社の甘い見積もりが入札不成立を招いたとして、この2社が6カ月の指名停止処分になったと聞いております。

 我が市の耐震化工事の第一歩がつまずいたわけであります。指名停止などの罰則が待っているわけでありますから、落札業者の辞退による入札不成立は異例と言われております。しかし、今回そういう異例の事態を招きました。市民に心配をかけ、市も不利益をこうむり、業者も大きな痛手を負う、こうした事態がなぜ起きたのか、今後も順次予定されている耐震化工事の円滑な実行のためにも、今回の事態をしっかりと精査をしていかなければならないと思います。

 そこで、まず1点、予定価格、調査基準価格というのは適正であったのかお伺いをいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの松本議員の御質問にお答えをいたします。

 予定価格は適正かつ合理的な積算により求めた設計価格を基準にしており、設計価格と大きく乖離したものではなく、適正であったと思っております。また、調査基準価格についても、設計価格内の直接工事費、共通仮設費、現場管理費により全国統一の計算式により算定したものであり、これも適正であったと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 私がいただいた資料の中で平成20年度実施事業というので明倫小学校校舎耐震化補強事業、事業費3億9,432万7,000円、こういうことで国庫負担交付金1億9,000万円、こういうふうになっておりまして、これはやはり設計価格というのは積み上げて算定した結果、こうした事業費に反映をされているというふうに思うわけでありますが、その設計価格というのから今回の予定価格といいますか、それでいいますと2億6,932万5,000円、これが予定価格ということになっております。これが私は素人でございますので、単純にこうしたことが適正なのかなというふうに疑問に感じたわけでありますが、もう一度、これはどうでしょうか、副市長さん、お願いできますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) 今のおっしゃられたその予算の価格ですが、それは当初予算ですから、昨年の予算査定の段階で設計も出ておりません。どういうようにしてその予算の査定をしようかということになりまして、それは今までの過去にやっておられる、よその地区の学校の単価を参考にして、それも平均単価で積算をして予算を査定いたしました。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) また後で順番にいきますので、数多いので、今も疑問は感じたわけですが、次に進ませていただきます。

 2点目は、最低制限価格は予定価格の67%、調査基準価格の86%というのは妥当な金額なのかと、失格になった業者は別といたしまして、契約辞退した業者の落札金額は調査基準価格とほぼ同額でありました。それでも辞退したというのは、業者の不誠実な対応ということで片づけられるのであろうかと疑問に思うわけでありますが、このあたりをお伺いをいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) 先ほど総務部長申しましたように、調査基準価格は数式で決まっております。そういうことで設定をさせていただきました。

 それと、最低制限価格は、これは今年の1月から試行しまして、変動型の最低制限価格制度を導入しました。そして、一応5社以上ありましたら、それの平均価格の80%で最低制限価格を設定します。それから、ということでも、それが変動制になっておりますので、そういうことになります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 3点目なんですが、外部作業だけで耐震補強できる今回の特殊工法を採用したわけですが、工事のできる下請業者というのが1社しかない中で入札というのは、入札と言えるのかどうか、こういうふうに疑問に思うわけなんですが、今後の対応を含めてお伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 松本議員の御質問にお答えいたします。

 明倫小学校耐震補強工事につきましては、建設部における今後の対応について、工法や使用材料について説明不足がありましたので、まず、教育施設耐震化調査特別委員会で詳細を説明させていただきたいと思っております。

 また、平成21年度以降も学校施設の耐震補強工事を予定しておりますが、今回の入札の結果を謙虚に受けとめ、それぞれの学校に適合した各種の工法について、同じく教育施設耐震化調査特別委員会並びに文教福祉委員会の議員の皆様に御相談をさせていただきなら、工法の検討を進めてまいりたいと考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) 今回の工法をピタコラム工法と言われておりますが、それにつきましては、建築住宅課では、工法、特許工法ですから、全国200社以上あるんですかね。会員がそこにおります。そこの会員は施工ができるらしいので、県にも5社あるそうです。だから、そこの中でやはり見積もりをとったところが1社ではなしに、何か多分見積もりをとられたと思うんですが、その中の1社のところの一番低いところで、みんなそこの同じところでと言われているんじゃないか。たまたま1社、5社の中からどういうようにして、全国もしかしたらとられたのかもわかりませんが、そういう安いところを探された結果ということではないかと推察しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 公共工事の品質確保に関する対策として、いわゆるダンピングによる工事品質の低下や下請業者へのしわ寄せの防止を徹底するために、工事請負契約にかかわる調査基準価格及び最低制限価格が設定されているわけでありますが、今回の事態を踏まえて検討の余地があると思うわけなんですけれども、先ほどとちょっとダブりますけれども、もう一度お願いできたらと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) 先ほど申しましたように、今年の1月から最低制限価格制度、それも変動の最低制限価格を導入しました。試行でございますので、1月から3月までは調査基準価格を下回る入札はございませんでした。しかしながら、本年度に入りまして、19年度は22件、昨年の12月まで調査基準価格を下回る入札がありましたが、今年度は12月今現在まで12件、まだ調査基準価格を下回る入札が行われております。ということは、やはり私も試行でございますので、最低制限価格を上げるような方向で模索していく必要があるんではないかと思っています。

 それと、調査基準価格も現在は全国の大体共通した価格なんですが、これも県が最近、調査基準価格を少し今までより数%上回るような調査基準価格制度を導入しましたので、これも研究して宇和島市も導入していかなければいけないと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 5点目なんですが、地元の業者に工事をとだれでも思っているわけでありますけれども、工事量が減少し、過剰な競争でこれだけ低入札が続いている。かえって地元業者を疲弊させている結果になっているのではないかと思っております。適正な競争を阻害するおそれがあることから、調査基準価格及び最低基準価格はいずれも非公開にすべきではないかと思いますが、そのあたりをお聞かせください。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) 先ほどから申しております最低制限価格というのは、もう変動制ですから、事前公表ということじゃなし入札の結果決まります。だから、それはもう公表、非公表ということは関係ございません。

 それと、調査基準価格につきましては、県は以前は公開しておりました。最近の改革によりまして、調査基準価格ちょうどのところへ入札が集中して、くじ引きがたくさんふえた。そういうことがありまして、今回、最近の改革では県はもう調査基準価格を非公表にしております。ただ、市といたしましては、非常に業者もたくさん県のレベルとは違います。いろいろあります。だから、調査基準価格を、その数字を読み取る力によって業者のまた差が出てくるのも、またどうかなと思っております。

 それと、もう一つ、やはり国は予定価格を公表しておりません。全国の自治体はもうほとんど公表しています。それはどうしてかといいますと、やはり秘密をできるだけしない、透明性を持った入札をやるということで、各地方自治体は予定価格を公表しています。そのようなことで調査基準価格がもし私どもも非公表にすると、またこれをいろいろ探るとか、いろいろな過去にそういう予定価格をめぐってはそういう問題もあった自治体もございますので、その辺がありまして、やはり調査基準価格の公表については、私ども今のところは慎重にしていきたいと思っています。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) そういうことでありましたら、先ほど副市長さん言われましたような、そうした調査基準価格のもう少し80%というのを上げていきながら、公正な調査ができるようにということと、やはりある程度地元業者を疲弊されることのないようにということでお願いできたらというふうに思います。

 国土交通省は、9月12日、都道府県知事及び政令市長あてに、安心実現のための緊急総合対策の適切な実施を求める緊急要請を発出しました。適正価格での契約を推進する観点から、公共工事の入札及び契約の改善を早急に行うために、1、前払金の適切な運用、2、早期発注、3、支払い手続の迅速化、4、最低制限価格及び低入札価格調査基準価格を算定方式の改定等により適切に見直すと、それで5点目に最新の実勢価格を予定価格に反映をする、6、単品スライド条項の的確な運用など、こうした対策を講じるように要請をいたしました。

 地域の建設業の経営を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあることから、国も地域の建設業の倒産防止に真剣に取り組み始めております。今回、落札辞退した業者のみに6カ月の指名停止という処分を下したわけでありますが、極めて厳しい経営環境の中で生き残りを図っている地元業者にとっては死活問題にならないかと案じております。

 また、児童の負担にならないよう冬休み中に工事を予定したわけでありますが、延期になり、保護者にも御心配をかける事態になりました。今後の耐震補強工事にも影響が出るのではないかと心配するわけでありますが、教育施設の耐震化は何よりも優先すべき喫緊の課題でありますから、今後の進捗も含めて教育長に御所見をお伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 学校施設は、児童・生徒が1日の大半を過ごす場所でありまして、そのためにも安心・安全な教育環境を整備することが必要であります。松本議員御指摘のように、耐震化は何より最優先で取り組むべき喫緊の課題であります。

 先般の明倫小学校耐震補強工事の入札不成立により、着工が大幅におくれる見通しとなりましたことはまことに遺憾であります。明倫小学校の保護者、それに児童並びに市議会議員の皆様方には大変御心配をおかけしまして、申しわけなく思っております。

 今後におきましては、工事担当者や設計業者などの連携を図りながら、学校施設耐震化調査研究特別委員会の御指導もいただきながら、子供たちが安心して教育を受ける環境が整備できますように、一刻も早く入札を実施しまして早急に耐震補強工事ができますように、あらゆる方策を検討してまいりたいと考えております。どうぞ御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私のほうから補足になりますけれども、まず、全協での議員さんに説明した説明の仕方、これについて私としても大いに反省しなければいけないと思っております。あの場に私もおりましたけれども、担当者の説明を聞いておると1社しか施工ができないというようなニュアンスで、細かくは覚えておりませんけれども、説明がされたと思いますけれども、今回採用されましたピタコラム工法、よくよくその後、私も勉強させていただきまして説明も聞きましたけれども、協会が特許を持っているのは間違いございません。だから、ここは1つです。ただ、全国で施工ができるところは1つだけかというと、先ほど副市長のほうから答弁がありましたように、250以上の会社が施工ができると、そして愛媛県においても5社以上の会社が施工の資格を持っているということになっておりますので、今回入札応募していただいたのは市内業者ということで、直接の資格は持っていないわけですけれども、この工法について、どこを使うかという下請けの選択というのは5社以上の選択肢があったということで、この工法に関しては設計の段階で問題があったとはちょっと考えられないというふうに私としては認識しております。

 ただ、全協の席でもお答えしましたけれども、この耐震化の工事というのは、やはり何らかの特許が絡んでいることは間違いないというふうに思われます。そんな中で、これから採用されてくる工法、もしこちらが選択するとすれば、1社に指定されないようなやり方を必ず考えていかなければいけないというふうに思っておりまして、今後においては、そこのあたりの理解をきちんとした上で、工法の選択からかかっていきたいというふうに考えておりますので、ぜひとも御理解いただきたいと思います。

 また、今回の入札につきましては、そういうことで、全社が資格、入札のこちらの予定しました予定価格をクリアできなかったということではなかったと、結果においては。一番手は最低価格を下回ってしまって、次の優先順位を持つところが辞退ということになりましたので、結果において残りのところがその最低価格で応募して受けてくれればよかったんですけれども、やはりそれでは損をすると判断したんでしょうか、応募していただけなかったということで、結果として入札が不成立になりました。

 我々としても、これからも気をつけて入札予定価格等を設定していかなければいけないと思いますけれども、業者の方にもぜひとも、適切な競争はしていただきたいと思いますけれども、本当に過当な、ましてや今回のように入札落札しながら、本来であれば受けられないというようなことはないように、ぜひとも今後とも御理解と御協力をいただきたいなというふうに思っております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 次にまいります。定額給付金・不況対策についてお伺いをいたします。

 政府・与党の新たな経済対策の柱となる総額2兆円の定額給付金については、急激な物価高と所得の伸び悩みに苦しむ家計を応援するための生活支援と緊急不安に伴う景気の先行き不安に対応するための経済対策という2つの意味合いがあると言えます。

 国のガイドラインに沿って各市町村が実情に応じて交付要綱をつくり、対応することになりました。大事なことは、スピーディーな対応とスムーズな運用、そして無事故のために準備作業を万全に尽くすことであるというふうに考えます。よって、以下お伺いをしたいと思います。

 未曽有の世界的な金融危機による市民生活への影響を市長はどう認識をされ、また定額給付金についてどのような期待を持っておられるのかお伺いをいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 全国的には、この数年間、世界的な好況の恩恵を受けて好況なところも日本全国でも何カ所かあったというふうに思っております。ただ、我々の地域というのは、もうこの10年間近くずっと1次産業を中心としているという産業構造的なものが一番大きいんでしょうけれども、好況の恩恵を全く受けられないまま今に至っているというところで、また今度は世界的不況がまた始まってきたということで、大変事態を憂慮しております。

 そんな中で、我々の地域にやはり一番何が不足しているかというと雇用でしょうけれども、雇用の裏返しとしてはやはり収入が不足しているというのは間違いないということでございまして、今回の定額給付金制度の導入ということについては、私としても大いに期待している面があります。すなわち収入不足しているところをぜひこの給付金で補って、この地域、自分の必要なものを有意義にこの地域で消費していただきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 定額給付金については、プロジェクトチームなどを早急に立ち上げ万全を尽くすべきであるというふうに考えておるわけなんです。今、市長にお伺いいたしますと、大きな期待を持っておられるということでございます。私も大体試算をしてみましたんですけれども、宇和島市にどの程度おりてくるのかと、皮算用じゃないですけれども、大体14億円ぐらいになるんではなかろうかというふうに思います。今、市長もおっしゃいましたように、宇和島市で使っていただきたい。宇和島市の中でそれが2倍、3倍と相乗効果が生まれるような、そういうふうな使い方をしていただきたいという意味でも、いろいろな創意工夫といいますか、そういうものを積み上げて準備をしていくというのが大事ではなかろうかと思うわけなんですけれども、そのところ、市長の認識、対応についてお伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今度、支給ということを考えますと、給付と背中合わせですけれども、大変心配をしております。といいますのは、御存じのとおり、この制度、提案はされましたけれども、まだ正式に国会に上程すらされていないという状況でございまして、我々としては、やはり最低限、国がきちんと方策を決めて県を通してこういうふうな配分をするということの指示がないと、具体的に動きづらいというところがあります。先日、今月の2日でしたか、県のほうに一応担当者集められまして、概略の説明があったというふうに聞いておるんですけれども、その場でもなかなか具体的な話には入れなかったというところがあります。

 我々としても、今回これ決まりましたら、当然1つの課で対応できるというような状況にはならないということで、一応大きな方策としては総務部長以下10名程度の先端の職員を配置して、早急に対応に当たろうということまでは考えておりますけれども、その後の具体的策というのにはなかなか、今の状況では踏み込めないという状況があります。私としては、早く政府・与党において国会で成立をしていただいて、的確な指示を早急にいただくということをこの場をお借りして、また関係の方々にもお願いしておきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) わかりました。

 また、金融危機の影響は、業種を問わず、規模を問わず、あらゆる分野の企業を直撃しております。政府のもう一つの柱は、事業資金の調達に苦しむ中小・小規模企業の資金繰りを支援する新たな緊急保証制度であります。既に10月末から業種を拡大し、セーフティーネット貸付とあわせて保証・貸し付け枠を9兆円から30兆円拡大し、新たな予約保証制度も始まりました。

 地方自治体には、地域経済を担う中小・零細企業を守り抜くという大きな責任があります。現在でも吉田町のボブソン工場の閉鎖、真珠市場の不振など、金融危機によるあおりが出ているわけでありますが、世界金融危機の本市地域経済への影響、また中小・零細企業への影響をどう認識をされているのか、また、10月末から始まった緊急保証制度についてどのような期待を持っておられるのか、お聞かせを願いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 世界的金融危機の影響をどう認識しているのか、また、緊急保証制度についてどのような期待を持っているのかとの御質問にお答えいたします。

 世界金融危機は、第3のオイルショックと言われる原油高騰、これに関連する原材料の高騰などによって、市内中小・零細企業にも深刻な影響を及ぼしているものと認識しております。

 このような中、中小企業庁も10月末に緊急保証制度を大幅に強化いたしました。いわゆるセーフティーネット保証制度における不況業種の大幅な指定業種の拡大及び要件の緩和であります。それまでの指定業種185種が一挙に545業種に拡大され、11月14日にはさらに618業種と拡大されました。また、最近、直近3カ月の売上高の減少率が前年度比5%という要件も3%に緩和されております。

 これによって利用者は激増し、11月の認定業者は30件、11月末の時点で昨年度全体で35件に対し99件の利用となっております。これまで建設業、運輸業が大半を占めておりましたが、卸・小売業、飲食店、宿泊業などの利用もふえています。

 資金繰りの支援策、貸し渋り防止策として中小企業庁が全力を挙げている制度ですので、市としましてもこの制度を推進していきたいと考えております。

 しかしながら、このような緊急措置がされるということは、すなわち中小・零細企業者が深刻な状況にあるということですので、制度の目的は期待するものの、宇和島市といたしましては現在取り組んでいる数々の産業活性化策を推進してまいりたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 既に自治体によってはすべての業種を対象にした責任共有制度の対象外とした100%保証や一定期間無利子とする利子補給制度などに取り組んでいる自治体も多くあるわけであります。年末、年度末に向けて一番困っている中小企業、零細企業に向けた本市の支援策についてお伺いをいたします。桐田部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 中小企業の支援策としましては、宇和島市には利子補給及び保証料補助1.85%という他市に比較して有利な中小企業振興資金融資制度を設置しております。合併後、旧3町も利用できるようになったことから、津島町、吉田町、三間町の利用が多くなっております。

 宇和島市は、利用者が完済後、保証料補助及び利子補給を補助金として交付していますが、11月末現在で100件、1,720万円、前年度同期93件、1,500万円を上回っております。制度利用者は、11月末現在で132件、おおむね前年と同じですが、貸付枠にはまだ余裕がありますので、年末、年度末の資金調達に向け、預託金融機関7業に対して積極的な融資を呼びかけることといたします。

 なお、本市独自の融資制度をさらに拡大あるいは創造することも一案ではありますが、県にも有利な制度があり、相談窓口である商工会議所と連携しながら利用の促進を図ってまいりたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 次に、障がい者福祉政策についてお伺いをいたします。

 平成19年3月、障がい者保健福祉施策のより一層の充実を図るため、宇和島市障がい福祉計画が策定をされました。これについて最近精神障がい者の家族の方から切実な訴えがありました。この計画の進みぐあいはどうなっているのか、計画の進捗状況のチェック機関はあるのか、それを知りたいと言われております。また、重ねて市役所の入り口に大きな広告塔があり、障がい者福祉のまちと、ほかに例を見ない立派な標語が掲げてある。

 しかし、現実はどうか。障害者割り当て住宅もグループ住宅もない。また、その方たちはこうも言っておられます。精神障がい者は莫大な国予算を使っています。一人一人を自立させることで国の予算も少なくでき、また喜びや悲しみ、人間的な生きがいも地域の中で取り戻すことができるんです。病院の中を歩くだけが人生じゃない。泣いたり笑ったり、それを一緒に味わう社会体験をしてこそ人生なんです。そのための福祉計画ではないんですか。金をもらうだけが福祉じゃないんですと。障がいを持ちながらも人間として社会の中で生きていけるための福祉政策であってほしい。こういうふうに訴えておられました。

 日本の精神障がい者の入院数は30数万人と言われ、そのうちの7万人ほどは受け入れ先がないため、やむなく入院をしている社会的入院であることを厚生労働省も認めております。これからはさまざまな障がいを持つ方もともどもに生きる共生のまちづくりを進めるべきであると思いますが、まず、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 基本的にはやはり玄関に掲げておりますとおり、障がいを持った方々、ハンディキャップを持った方々が安心していけるまちづくりを目指さなければいけないというふうに考えております。その中で、この精神障がい者に対する施策ということでございますけれども、それにつきましては、正光会宇和島病院のほうで基本的に対応をしていただいております。

 具体的にいいますと、19年度に厚労省の補助をいただきまして障がい者自立支援調査研究プロジェクトというものを立ち上げていただいておりまして、これは20年度も補助をいただいて引き続き調査研究中であるというふうに聞いております。その結果が来年の1月末ぐらいには上がってくるんではないかというふうに報告を受けておりまして、それをもとに我々としては具体的な対応というのを考えていこうというところが今の状況でございます。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) この障がい者福祉のまちの広告塔についてはどうですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 答弁をさせていただいたつもりなんですけれども、福祉のまちということで、先ほどの繰り返しになりますけれども、本当に障がい者が安心して住めるまちづくりというのを具現化したい、やはりこの時代、高齢化ということもありますけれども、一方で、障がいを持った方々もふえているということころで、やはり保健、福祉、医療、この3つの連携を含めて充実というのは、市政においても重要なファクターであるということは認識しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 広島大学の大学院社会科学研究科の教授で精神障がい者の人権を研究する法学者、横藤田誠さんが、精神障がい者の人権が守られるかどうかがその社会の人権レベルを示すバロメーターであると指摘をし、さらに精神障がい者への差別や偏見をなくすためには、正しい情報を持つことが重要であると言っておられます。精神障がい者は、何をするかわからないというイメージが先行して不安視されていることが問題なのですと、2005年に検挙された刑法犯のうち精神障がい者やその疑いのある人の比率は0.6%に過ぎません。総人口に対する精神障がい者比率の2.4%と比べてみても、精神障がい者が刑法犯に占める割合が小さいことは明らかです。世間がイメージするような通り魔的な事件でも、統計的にも健常者のほうがはるかに多いのです。それよりも精神障がい者は自殺の危険のほうが大きな問題なのです。一番不満に思うのは、マスコミです。犯罪事情がよくわからないうちに、容疑者には通院歴があるとか報じたりするのです。それが病気から起きた犯罪と断定できるならまだしも、初期の報道でそうした不安感を増幅させるのは人権的に問題が多いと思いますと語っておられます。

 また、横藤田教授は、こうも指摘をされております。身体障がい者よりもはるかに確率として高いにもかかわらず、自分が精神障がいになる発想がなかなかわかないものです。やはり他人事なのです。

 こう聞いてきますと、やはり真剣に取り組むべき問題であると痛感をするわけであります。

 それでは、具体的にお伺いをしたいと思います。これはまとめて御質問しますので、まとめて答弁いただきたいと思います。

 障がい者の地域生活意向に向けた住居の整備についてお伺いをいたします。宇和島市障がい福祉計画には宇和島市における退院可能精神障がい者数、これは平成19年1月現在ですが、75名。そのうち退院可能精神障がい者数の目標は56名、実際の退院可能精神障がい者数は予測より多く、今後、精神科病院へ退院可能精神障がい者の調査等を行うなど、実態把握及び退院後のサポート体制を検討していく必要があるとありますが、実態把握の状況、退院後のサポート体制の進捗情報をお聞かせ願いたいと思います。

 また、平成23年度末に施設入所者の39名が地域生活に移行するという数値目標が掲げられておりますが、退院者の全員が出身世帯に帰られるということは想像しがたく、退所される方の受け皿の整備が不可欠であると思います。グループホーム、ケアホームの整備に対する本市の助成制度についてどう考えておられるのかお聞かせください。

 国においても、平成20年度から障がい者グループホーム等の整備に対する補助制度が計画をされております。その制度の活用、また入院されている方が地域で安心して生活するための技術支援員の病院への派遣、退院に向けたケアプランの作成や地域との橋渡しとなる地域移行推進コーディネーターの活用など、退院促進への取り組みなどを具体的に進めるべきだと思います。

 安定した住居の確保や入居後の生活支援のために、各機関との連携を図り、地域社会への円滑な移行を進めるべきであると思いますけれども、福祉部長さん、御所見をお伺いいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 精神障がい者の地域移行に向けた住居の整備について、実態把握等の状況、退院後のサポート体制の進捗状況についてでございますが、宇和島市の地域資源として存在する財団法人正光会宇和島病院が精神障がい者の居住確保を目的とした実践的研究を行っております。その中で、宇和島市居住サポート連絡協議会と居住確保を目的としたNPO法人設立準備会が発足し、地域移行のためのネットワークの足がかりとなればと考えております。

 また、平成20年度の障がい者自立支援調査研究プロジェクト事業にも同法人が採択され、宇和島市としてもその調査研究に協力し、現在調査中で、来年1月末にはその調査状況が提出される予定ですので、報告したいと考えております。

 グループホーム、ケアホームの整備に対する本市の助成制度でございますが、現在、整備の要望がないので、特定の施設整備に関する制度はありません。要望がありましたら、その時点で検討をしたいと思っております。

 平成19年10月2日、県より紹介のあった障がい者自立支援基盤整備事業については、市内の各法人10カ所ですが、書類を送付し、要望を調査して行っていますが、具体的には整備計画は提出されておりません。第2期の障がい福祉計画の中で愛媛県の計画また圏域での施設基盤整備に従って、平成21年度から平成23年度の事業を推進していきたいと考えております。

 さらに、平成20年9月3日に愛媛県精神障がい者地域移行支援事業実施要綱が施行されました。宇和島保健所管内においても、9月8日の精神障がい者社会復帰連絡会で県の担当者より事業説明を受け、その後の意見交換で精神科医の要望を踏まえ、事業を推進していくための役割の確認を行っている状況であります。県事業なので、県と協力し障がい者の退院促進を推進していきたいと思っております。

 本年度中に策定予定の第2期障がい福祉計画でありますが、愛媛県または圏域市町と調整し、障がい者の地域移行がスムーズに行えるような事業の推進を行ってまいります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 丁寧な御答弁ありがとうございました。

 次にまいります。文化の発信基地としての南予文化会館の積極的な活用についてお伺いをいたします。

 文化会館は、1987年宇和島市と周辺11町村が建設資金を出し合って立ち上げたものであります。市民のみならず、周辺住民にとっても大切な芸術文化の発信基地であります。

 平成14年の当議会で私は文化会館、文化ホールの役割を見直し、貸し館、鑑賞事業で終わることがないよう、積極的に地域の文化活動の支援、広域交流、情報提供など、文化活動の底上げと活性化を図るべきと提案をいたしました。その折、先進的に実りある運営をされている富山県の魚津市、兵庫県の篠山市の文化ホールの取り組みを御紹介をいたしました。

 今回、同文化ホールの今後を見てみますと、やはり目を見張るものがあります。ミラージュホール・クルーと呼ばれる友の会、会員数614名、運営の手助けであるホールボランティアまたミュージックランチという日本や世界の名曲を中心とした親しみやすい内容の生演奏を無料で楽しめるショーから30分ほどのロビーコンサートは、平成7年9月から開催をされて、ことしの2月に400回を迎えたそうであります。同ホールの運営の財政面から支えるために、新川文化振興協議会が設立をされておりまして、会員263社の協賛企業が資金提供をしております。運営面、ソフト面の充実もしっかりと図っていかなければならないというふうに考えます。

 平成14年の質問の折、御答弁の市長は、南予文化会館の活用化ということですが、宇和島市の持っている施設のよりよい活性化、有効活用化という意味で、今後は本当に大いに参考にさせていただいて、取り入れていきたいと思っておりますと言われておりましたが、あれから7年、どのような取り組みをされたのでしょうか、お伺いをいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 文化会館のより有効な活用ということで、ずっと大きなテーマの一つであろうと思っております。ただ、現実問題として、私として、その前にさらに改善をしていかなければならない問題が今横たわっておりまして、と申しますのは、まず南予文化会館は広域の施設ということに名目上なっております。これが昨年度に起債の償還が終わりましたので、私としては、まず市の所有物件に移行させたいというふうに考えております。

 と申しますのは、実はもう会館15年以上たちましたので、かなりの金額を入れて手直しをやらなければいけないという部分が出てきているというところで、残念ながら、ソフトに使うお金を捻出するどころか、この会館のハードの再整備というところにかなりの資金を投入しなければいけない状況に今なってきつつあるというところで、私としては、この資金を有効に捻出するためにも、広域構成長、宇和島市が長ですので、町の首長さんの理解を得ながら、まず宇和島市の所有にするというところからの作業をこれから取り組んでいきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) わかりました。ハード面の整備をするというお話で、私はハード面がなかなか難しいだろうということで、ソフト面からということで質問させていただいて、そうしたところで余りお金のかからない部分で活性化、また文化振興を図っていくことが重要ではないかということを14年のときに言ったわけでございます。まずはハード面ということでありますので、ハードのほうをしっかり整備をしていくというお言葉でございましたので、うれしく思っております。もう質問せんでもいいぐらいになっておりますけれども、1番目の質問については、今やっているということでございますので、省きます。

 2点目の松山の県民文化会館もひめぎんホールになりましたけれども、南予文化会館も名前募集して少しでも費用を捻出したらどうかなというふうに思うんですけれども、この点を市長はどうお考えでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 県文のように手を挙げてくれるところがあるかという心配もあります。ただ、これも市のほうに移ったらそういうことも議員の皆さん、それから市民の意見を聞きながら、ネーミングライツの募集をするのも一つの手だろうと思っております。

 ただ、私としては、その前に実は自分としてやっている作業としては、この南予文化会館ができるまでは、市民ホールというのは大宮会館、大宮ホールということで、大宮庫吉さんの御寄付をもとにして立派な会館がつくられました。その名前が今なくなってしまっているので、私としては大宮庫吉さん、名誉市民でもありますし、ぜひこの名前を残したいということで、せめて中の大ホール、ここの大ホールに大宮ホールというのを使わせてもらえませんかということで、この数年来、実は京都に年に1回ぐらいですけれども行きながら、大宮庫吉さんの親族の方々にまだお願い中ということでございます。なかなか色よい返事を今のところいただけていないんですけれども、まず、これの結論を何とか出して、それからまたネーミングライツのところまで行けるものなら行きたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 今から言おうかなと思っとったんです。大宮ホール、名前残しましょうということ、もうそういうふうに既に始めておられるということですので、私もそれについては多いに賛成いたします。

 ハード面がきちっとできていなければ、やはり次の指定管理者制度に移ることもできないであろうと思いますので、そこの点はきちっともう21年が過ぎて、もう本当に老朽化しておりまして、いろいろな機材についても、もうテレビでも20年というと、もう耐用年数は完全に過ぎておりますけれども、そうした中で音響のいろいろな設備についても、20年というのは多分もう大昔の古道具になっているんではないかなというふうに思うわけですけれども、そうしたものをやはりきちっと整備をしていくということが大事であるということで、4点目の宇和島地区ふるさと市町村基金というのがあるということで、我々も6月の議会のときに、そうしたことで議案が提出をされまして、それについて了承をしたところでなんですけれども、私はそのときには余り、うかつでして、そうした基金を取り崩すことができるという、そういう議案であったということが余り気がついていなかったんですけれども、後でいろいろお聞きしますと、そうした基金があるんだということで、それも12億円もあるということをお聞きしまして、これはやはりいろいろなことに使うことも検討はされているとは思いますけれども、こうしたことに使うということも一つ考えてもいいんではないかというふうに思っているわけなんですが、その点について市長さんのお考えをお聞かせ願えたらと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 御指摘のありましたふるさと市町村基金ですけれども、これは御承知のとおり、広域のほうで基金の造成を図っているものでございまして、国も最初は余り賛同してくれなかったんですけれども、全国各地よりこの基金について取り崩しというところで陳情があったりして、国のほうとしても最近の判断では、もう取り崩しても構いませんと、その前提は償還の終わった部分についてはというところで条件がついおりますけれども、宇和島市の広域のほうでは20億円総額基金の造成ということで、総額20億円あります。そのうち県の出資金が2億円あります。あと市町村が持っているわけですけれども、合併によりまして今の宇和島市が持っているのは御指摘のとおり、権利としては12億円あります。これをどういうふうにするかというのは、やはり圏域の首長さんとまず協議をしなければいけないんだろうと、それで大きな方針が出たら、広域議会に図って最終的に各市町に返すという作業になろうと思っておりますけれども、その使途も含めて、また御存じのように広域では環境面においてこれから大きな資金を必要とする環境の整備というものがもう待ったなしで回ってきております。それに対応する資金ということも含めてどういうふうに使っていくのか考えながら、また皆さんの御意見も聞きながら慎重に、またかつ速やかに判断していきたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 広域の判断を待たなければならないということございますけれども、重ねてそのことについてはお願いをして、きちっと立派な宇和島市として胸の晴れるような、そうした整備をよろしくお願いしたいと思います。

 もう時間がなくなって、地デジをやっていると、もう完全に過ぎてしまいますので、これは次に回せていただきまして、最後の悪臭問題について質問をさせていただいて終わりたいと思います。

 別当、宮下、また夏目町のほうから悪臭の苦情というのが相次いでおりまして、もう真夏でも窓が開けられないということで、県営また市営住宅を含む住宅地の広い範囲で悪臭で悩んでいるということでございまして、その悩みはもう本当に深刻でございます。何度も市に対して要望をしておるということですけれども、なかなか変わらないということでございました。

 そこで質問でございますけれども、そうしたこれまでの苦情の件数とかそのときの対応とか、また今後どのように対処されるのか、まずお聞かせ願えたらと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 別当、宮下、夏目町方面の悪臭の解消という御質問でありますが、苦情件数でありますが、まず、平成19年度8件、今年度11月末までで4件となっております、これは産業経済部に届いた苦情であります。市民からの苦情申し出の内容によりまして、悪臭の原因は近隣の畜産業社からのものであると判断し、関係機関と連携し、現地確認を実施しております。

 また、県家畜保健衛生所においても、悪臭物質測定も実施されております。測定の結果は関係法令の基準を超えたものとはなっておりませんが、現地において事業者に対し一層の適正処理を指導しております。

 今後も臭気発生を抑制する堆肥化促進剤等の新技術の採用を提案するなどし、その解消策を図ってまいりたいとも考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) ただいまの悪臭の解消に対する解消策なんでございますが、当市民環境部環境課で受け付け受付いたしました苦情件数は19年度2件、本年度11月末までで2件となっております。先ほど部長が申しました件数と重複している部分もあるかと思いますが、受け付けいたしました部分はただいまのとおりでございます。苦情がある悪臭の発生源は、近隣の山中にある畜産場からのものであると判断しておりまして、指導機関である県家畜保険衛生所や市の農林課と連携し、現地確認を行っております。

 事業者におきましても平成18年6月に宇和島家畜保険衛生所に提出した環境改善計画所に基づき、養豚数の削減やふん尿を処理する発酵槽の改善等、設備の改善を行っており、これからも関係機関と連携をとりながら、悪臭発生の軽減が図られるよう指導してまいりたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) その悪臭のもとといいますか、それは処理する汚水処理施設というのは、きちっと正常に動いているのかどうか、お聞かせ願いますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) この発酵槽ですが、補助をもらってやった施設でございまして、調査に行ったところ、一応正常に機能しているというふうに聞いております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) 正常に機能しておると、そういう悪臭は出ないはずなんですが、正常に機能して悪臭を放つわけですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 18年6月に健康ファームから環境改善計画が出されまして、そのときは無処理の尿散布をしておったそうです。それから以降、改善しまして、尿浄化槽で浄化された処理水を散布するように改善しておると聞いております。それでも、まだ出るようです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松本 孔君。



◆11番(松本孔君) いろいろ資料を見ていますと、国の補助もいただきながら汚泥処理とか、また悪臭の処理とかやっているところはたくさんあります。その中では見てみますと、もうほとんどにおいは発生しないというような状況の報告書が出ておるわけなんです。そうして見ますと、やはりきちんと機能していないと思うのが、普通の考えではなかろうかと思うわけなんですが、そこら辺はきちっと掌握をしてもらいたいし、改善もしてもらいたいなというふうに思っているわけなんです。

 あと出てきました豚のふんというのが一番肥料には適しているということなんですね。牛よりも鳥よりも、豚のふんのほうがいいということもありまして、そうしたことも活用するようなことも含めて、そのにおい発生源を絶つということをお願いをして、時間もまいりましたので、終わりたいと思います。よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(泉雄二君) 以上で松本 孔君の質問を終わります。

 次に、小清水千明君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) それでは、通告に従いまして、一般質問を始めさせていただきます。

 いつもはあらかじめ原稿を早目に渡して御答弁を願うわけなんですが、もう大変忙しくてけさになって原稿を渡しました。おかげさまでといいますか、ことしはミカン裏年ですけれども、非常に単価がいいようで、ほかは景気が悪い悪いという割に、ミカン農家はにやっとしておるかなというふうに思っております。それでは、理事者の明快な答弁を求めまして、質問を始めさせていただきいと思います。

 まず、ボブソン吉田工場の閉鎖についてお尋ねいたします。

 ボブソン吉田工場は1973年、昭和48年7月に操業を開始しました。ボブソンの100%出資で資本金1,046万円、ジーンズの縫製、加工、洗浄を行ってまいりました。今月20日をもって閉鎖ということでございまして、現在の従業員数は54名、全員が解雇されるということだそうでございます。

 ボブソン側は希望者は山口工場での受け入れをしているほか、地元同業者へのあっせんを行うと新聞にも出ておりますが、今の景気のような状況では難しい面もあろうかと思っております。また、ジーンズのクリーニングを委託されております町内外のクリーニング屋さん等への影響も大変大きいというふうな状況もございます。

 市といたしまして、従業員のあとの仕事のあっせん、また他の企業への誘致等々、今後の対応をどう考えているか、市長にお聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私もボブソン工場の閉鎖というのは寝耳に水の話でございました。今思いますと、東京にちょうど出張中のときに第一報をいただきまして、ええっと思いました。といいますのは、ボブソンの工場の責任者とお話をした折に、ボブソンの工場は単なる縫製だけじゃなくて、染色もやっている、吉田はそういう工場だということで、市長、大丈夫ですよという話を数年前ですけれども伺っておりまして、私としてはそれを頼りといいますか、そういう話があったので、工場はこれからも運営していただけるものだというふうに期待しておりましたけれども、残念ながらこういう結果になってきたということで、特に吉田地区、宇和青果も合併に伴いまして加工部門を縮小せざるを得ないだろうと思っております。民間に幸いにも譲渡して、引き続き、加工部門も別の民間工場として存続するということを聞いておりまして、ひと安心はしておりますけれども、やはり規模ということについては、今までのような規模はなかなか難しいんではないかということを憂慮されております。

 そんな中で、またボブソンの閉鎖ということで、なおさら心配するわけですけれども、短期的にはやはりボブソンの従業員の方々、できることならば市内のほかの同業者、縫製工場あたりに就職していただけたら一番いいと思っておりますし、もしそこでいいところがなければ、やはりボブソンの山口工場ですか、先ほど言いましたような、系列の工場のところに行ける人は行って、まず食いぶちを稼いでいただくというか、所得を今後とも継続して得られるように頑張っていただきたいと思っております。市としても、できる限り紹介等も含めてやっていかなければいけないと思っておりますけれども、昨今の経済状況下なかなか厳しい状況にあると言わざるを得えないということで、新たな雇用対策、今までも雇用対策ということを大変頭を痛めているわけですけれども、これまで以上に力を入れていかなければいけないんだろうと認識しているところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 大久保吉田支所長にお聞きいたします。他の企業誘致等々で情報がございましたら、何かお答えいただきたいと思うんです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 大久保吉田支所長。



◎吉田支所長(大久保清重君) 先般、松山のほうから1件、そういう問い合わせがございました。一応ボブソンのほうに紹介をし、話をしていただいているところでございます。

 以上です。



◆25番(小清水千明君) ありがとうございました。

 今のような経済情勢、特にサブプライムローンから始まりまして、円高にもなりました。特に縫製という分野は人件費が大きなウエートを占めるわけで、なかなか国内での生産ということも難しくなっているというふうな状況も十分理解できるわけでございます。

 先般、10月15日に市役所の2階大ホールで宇和島地区合同就職面接会が開催されました。参加企業が30社、面接実施者数が131名でございました。昨年は参加企業34社、それから面接実施者数が49名ということで、両方とも減っているわけでございます。先ほども話がございましたが、南予の有効求人倍率、0.52から0.49に下がっております。こういうふうな状況、ますます厳しくなっていくというふうなことが考えられるわけでございます。そういう中で、大きな企業の撤退ということになったわけでございますが、また、今回の補正でも市民税の法人税、8,000万円が減額して7億円、市税総額が37億500万円から36億2,500万円になりました。また、たばこ税も3,300万円減額いたしまして4億9,500万円になったというふうな状況でございます。特にたばこ税はタスポの影響がございまして、なかなか買いにくいというふうな状況もございます。このたばこ税なんですが、コンビニで買ったら市にお金が入らないのではないかというふうな心配をされる方がいらっしゃるわけですが、その辺、実際はどうなっているでしょうか、環境部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) ただいまの御質問ですが、宇和島市のコンビニ店の経営形態はフランチャイズ契約による小売り販売許可を受けた個人経営者であるため、市内のコンビニ店で販売された市たばこ税は、当市に納税されております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 直営店だけ本社に入るということで安心をしております。そういうふうに言われている方がおりましたので、また、その点訂正をさせていただきたいというふうに思っております。

 先般、全協でも話がございましたが、来年度、固定資産税の評価がえがありまして税収の2億円減収になるというお話がございました。このような中で固定資産税の統一、100分の0.50に合わせる。3町分が上がる。宇和島市が下がるというふうな状況になってくるわけですけれども、そういうふうな固定資産税の見直し、また中長期計画の見直し等々が必要になってくるんじゃないかというふうに思っております。当然市税も減ってくるでしょうし、その他の税金も今回でもそうですけれども、マイナス補正になっているわけでございます。そういうふうな状況を踏まえまして、総務部長、そこらの中長期計画の見直し等々についてはどのようなお考えでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 全く予期しておりませんので、今とまどいを感じているところでございます。当然税収入が落ちましたら、中長期の計画も見直しせざるを得ないというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 同じ質問を市長にお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 小清水議員さんの発言では、もう市の不動産の税率は上げていただくということで何か了解をしていただいているのかなということを思いましたけれども、私としては、まだそこまで楽観視をしておりませんで、ぜひ議員さんも今後の市の税率どうあるべきか、さらに議論をしていただきたいというふうに思っております。

 また、当然、今も総務部長言いましたけれども、減収に伴いまして長期の計画というのは見直さなければいけないんでしょうけれども、一方で、多少あめがあるかなと期待しておりますのが、今回の麻生内閣によりまして経済対策、それからまた小泉改革に伴います地方の疲弊ということに配慮する対応というのがされてくるんだろうというふうに私としては期待しております。これも甘くいただくと、今度はまた国の借金がふえるというところでよしあしはあるんでしょうけれども、地方を預かる身としては、今まで絞られっぱなしであった地方に対する仕送りがふやしていただけるんではないかと期待をしているところもあります。そういうところ、減るところ、ふえるところ、その時々判断しながら、また的確な対応をしていきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 固定資産税につきましては、上げてもらったらいけんということで、早目早目に手を打って、上げるな上げるなと言っておるのでございまして、その点も間違いないようにお願いしたいと思っております。

 次に、ごみ焼却場でございます環境センターについてお尋ねいたします。

 通告書ではクリーンセンターとなっておりましたが、環境センターの間違いでございます。訂正をお願いしたいと思います。

 現在の環境センターでは、昭和57年から59年にかけて38億円弱をかけまして建設されて、日量120トンを処理しております。平成12年から13年にかけまして31億7,000万でダイオキシン対策を行い、現在にいたっているわけでございます。平成11年に環境センター延命に関する覚書が当時の柴田市長と祝森3自治会との間で交わされております。その中に延命期限は平成24年度までとする。現在地は、広域化整備に伴う建設予定地から除外するとの文言が明記されておることは御案内のとおりでございます。

 市は新しい環境センターの候補地を現在の環境センターの隣接地と決めまして、平成18年11月から祝森自治会との交渉を始められたと聞いております。平成19年5月16日の全員議員協議会でも現在地でやれないか協議中である、地元も絶対反対というわけではないという報告を受けまして、順調に進んでいるんだなという安心をしておりました。その後、協議が続けられたようですが、ことしの5月7日に祝森自治会が市に対し、ごみ処理施設新設反対の申し入れを行いました。

 そのわずか1カ月後の6月21日に市は祝森柿の木地区でのごみ処理施設新設説明会を行っております。その後も祝森自治会との協議が行われたようですが、10月20日に祝森自治会から泉議長あてに、宇和島市祝森柿の木地区へのごみ処理施設新設地反対を求める請願書が出されました。この請願を市長はどのように受けとめておられますか、お答えをいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 新しい焼却場の建設につきましては、時間を要しますし、また費用も要しますし、何よりも地元の同意をなかなか得られない施設であるというところで、私といたしましても慎重に検討をしてまいりました。

 そんな中で2年前、18年にやはり総合的にできることならば、今、稼動しております祝森の石丸地区で引き続き敷地を広げる形で対応させていただくのが一番いいだろうと言う判断をいたしまして、地元にお願いをしてまいりました。

 ただ、総合的にと申しましたのは、先ほど議員さん、説明ありましたとおり、前市長のときとは言いながら、市が次の新しい施設については、今の現在地を外しますということを約束しておりますので、この約束を何とかまずなきものにしてほしいと、なきものとして新しい受け入れの条件等を話をさせていただきたいということでお願いをしておったわけですけれども、残念ながら、2年経過後、ことしの4月に実際に私のところに報告いただいたのは、先ほどありました5月ですけれども、5月の連休明けに3人の自治会長さんが来られまして、現在地での新しい施設の建設はお断りすると、これはもう3自治会長のみならず、当時の33評議員の方々全員の意見だということで返事をいただきました。

 また、そのときにあわせて、石丸も反対だけれども、祝森地区での新しい炉の建設も反対したいということも、そのときに申し添えられておったのは事実でございます。

 ただ、私としては、やはりこの炉がなくて、まだ宇和島市の環境政策というのは済ませられるような状況には至っていないということで、新しい焼却場の建設というのは、宇和島市そしてこの圏域を考えたときには、何としても実現しなければいけないものだと思っております。そんな中で、時間がもう刻々と、この春の時点でもおくれているという危機感を抱いておりましたので、早急に庁内で検討いたしまして、石丸地区は先ほど言いました書き物、約束があるので、ここはもうギブアップしようと。そのかわりに口頭では断れているわけですけれども、祝森地区ではありますけれども、一番端の柿の木地区にやるのが一番いいんではないかということで判断をいたしまして、地元にも地権者の方々中心にお話を少しさせていただいております。これから本格的にお願いをしていかなければいけないと思いますけれども、自治会の方々にも年が明けたら、私としても自分の判断ということをもっともっと知ってもらうように説明していきたいというふうに考えておりますので、また議員さん方も御協力をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) この請願書の中に、祝森地区住民は単に新設整備を反対するのではなく、この問題と真剣に取り組み、慎重な検討協議を重ねてまいりました。しかしながら、市の不誠実な対応により合意には至ることができませんでした。と書いてあります。また、先ほどの話、市長も白紙に、なかったことにしてくれというのであれば、何らかの条件的なものを認めていただいてもいいんじゃないかということで、6項目の要望、20数年前に申し添えられておりました成川道の整備ができていない。保田の老健施設を祝森に持ってきてくれと、地元雇用をしてくれ、公民館をそのまま置いてくれ等々の要望があったと思いますが、その話も十分に討議をせずに断ち切れになってしまったというふうに聞いておるわけですが、その点はいかがでしょうか、市長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今の要望事項といいますのは、正式に全体としてこういうことをお願いする、これを受けてくれたら石丸で認めるという話ではなくて、我々が1年半の間、地元に直接入らせていただいたことが何回があります。そのときに地元の住民の個人的な要望ということで上げられた点、1回の会で6つが一遍に上がったわけではありません。それぞれやったときに、1つ、2つ、3つ出たことはあると思いますけれども、そういう話し合いの中で言われたことを自治会長さんらがまとめてきたものだということで、私は認識しております。

 ただ、私としては、やはり一番残念に思いましたのは、書き物があるので、私としては、その書き物を市長としては重視しなければいけない、できることなら守りたいというつもりでずっと思っております。ただ、総合的に判断したときには、やはり今のところで書き物はあるけれども、やらせていただくのが一番いいと判断したのでお願いに来ましたということで、2年前にスタートいたしました。その趣旨をわかっていただけなかったというところで、大変残念なわけですけれども、私としてはどこに行っても、先ほど言いましたように、この手の施設というのは、まだまだ地元の反対が起こり得る施設だと思っておりますし、そんな中に、さらに前市長とはいえ、市長がその地区に約束、次はやらないと約束しているところだけはもうこれだけ反対あるんだったら、そこは外したほうがいいだろうというのが私も含めて市の理事者の判断ということですので、ぜひとも御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 書き物があって云々というなら、最初から持っていかなきゃいいんですよね。それを持っていったなら、最後までやり通すということが必要ではなかったかと思っております。

 先ほども言いましたように、平成19年5月の段階では全協でも順調にというふうな話ですので、そのまま協議が続いていたら、できたかもしれなかったというふうに理解しております。11月21日に自民党議員会の会派で地元に出向きまして、3人の自治会長さんと意見を交わす機会を持ちました。その折に、自治会長さんからは、話が途中で吹っ飛んでしもうたんじゃと、そういうふうに私は理解しておるよと、市の怠慢もあるんじゃないかと思うよと、それからあとの努力が全くなかったと、ぱっとやめてしまった。煮詰めて問題出して動くのなら、できたはずだがというふうな意見もございました。

 また、署名ですよね。署名が祝森地区役員会が8月1日にありまして、反対決議がなされました。その後、祝森住民1,631名の78.5%に当たります1,281名の署名を集められているそうでございますが、その署名をすることも市長には言っているが、1カ月間、期間があったんだが、市側は何もせんかったじゃないかと、本当に建ててほしいなら、何らかのことをしたんじゃないかなというふうに、市に対して非常に不信感といいますか、疑念を持っているわけでございますが、その点につきまして市長はどのようにお考えでいらっしゃいますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私としては、当然署名運動もしていただきたくなかったという思いは今でもあります。ましてや自治会が署名をすることについてはどうなんだろうということは、私としてもいまだに思っております。

 ただ、市長として反対運動をするというのに、署名をするというのに、市長名でやめてくれということもなかなか言えないなということで、その集まった署名については、私としても重く受けとめなければいけないと思っておりますけれども、この手の施設、自分のところにあったほうがいいかどうかということで署名を集められると、多分ほとんどの方は署名をしてこられるんだろうなということも思いまして、私としてはぜひとも宇和島市において、またこの圏域において必要な施設なんだということを今後訴えていって、ぜひとも署名をされた方にも今後理解をしていただける努力をこれから始めていきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) それなら、今の隣接地でもよかったんではないかなと、隣接地なら環境アセス等々がほとんど必要ないということで、建設期間も短くなるんじゃないかなというふうに思っております。

 なぜ、祝森地区の柿の木地区に候補地を移されたのか、なぜ柿の木地区がいいのか、その点、地元の方も非常に何で柿の木なのか、わからないなと言われるんですが、その政治的判断をした理由というのをお聞かせいただきたいと思うんです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 誤解のないようにはっきり御理解をしておいていただきたいと思いますが、期間については、現在のところの隣接地を広げても、新たなところを求めてそこでやっても、時間的には理屈は同じです。今のところでも3年間近くの環境アセスの調査をやらなければいけないというのははっきりと法律で決まっておりますので、今のところにやったら期間が短くなる、今のところにやったら金額も安くなるという試算は、我々もいろいろ試算しておりますけれども、そういう試算はありません。新しいところでやっても費用はほぼ同じというぐらいの試算もやった上で計画を練っております。

 それと、何で隣接地で今のところでやらなかったということですけれども、私としては、自治会長さん方はもっと市が、先ほどの発言を聞いておっても、真剣に頼んだら、もっといい条件を出したら受けてやるがという気もあったのかもしれません。しかし、我々が心配したのは、本当にこの施設、現在のところはのいてほしいんだという声を真剣に思っている住民の方もおられるということです。それを地区全員が反対だということになったときに、その人たちがみんなが反対しただろうと、裁判すると例えば、地元の方がもし裁判をされたら、私としては前市長とはいいながら、もう次の炉はここではつくりませんという約束をしておりますので、大変厳しい状況になり得るだろうということまで心配した上での配慮と、それが政治的配慮ということでございまして、ぜひとも議員の皆様にも御理解をいただきたいと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 今の質問なんですが、なぜ柿の木、祝森地区の柿の木なんですか、第2候補地が。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 客観的に新しくつくるところとしては、やはり残念ながら宇和島市、そして全体を圏域を見たときにも、今の現在地、それから柿の木、それと保田の今のシロキの跡地、この3つが総合点で1、2、3位でございました。この3つがやりやすいところだというコンサルの答えが出ておりまして、私としてはそれを総合的に判断して1番は、現在地でできることならばやらせていただきたいということでお願いをしましたけれども、先ほど言いましたような経緯で、地元が全員反対だということを言われました。

 したがって、私としては残る2つのところでどこでやれるかというよりも、最初に3つあったわけですけれども、その中で保田のシロキの跡地というのは、それは整地ができて建物さえ壊せばすぐできます。ただ、あそこは、民家が近いし、何よりもすぐ横に老人保健施設がもう既に建っております。そこでやはりつくるというのは市民感情からしても、なかなか理解を得られない。私としてもそこまでお願いはできないだろうという判断をいたしまして、ここは最初にのきました。

 その中で、2つ残ったわけですけれども、1つがどうしてもそういうのでだめだったらもう残る1つ、柿の木では総合点でよかったんで、ここで地元の方々の理解を何とか得て、これから進んでいきたいというふうに判断しているということでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 環境部長にお聞きいたします。これ、勉強会を7月30日に自民党と公明党、社民党と合同でやっておるわけでなんですが、このときに市民環境部のほうからごみ焼却場についての話をお聞きいたしました。そのときに、時間的な環境アセス3年、並行いたしまして都市計画1年4カ月、測量地質調査8カ月、造成調査6カ月、それと別に造成工事8カ月、建設工事2年半という話をお聞きしまして、このときの話では環境アセスは現在地なら簡単でいいわいというふうな話を聞いたように理解しておったんですが、私の聞き間違いですか、部長さん。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 環境アセスにつきましては、先ほども市長が申しましたように、今の現在地であっても環境アセスメント調査は必要ですし、また、新しい場所に行っても必要ですので、同じ期限は要するというふうに説明が不足だったのかなもわかりませんけれども、そのような説明はしたつもりだったんですけれども、そういうふうに解釈されたということにつきましては、そういうような説明だったのかなというふうに、舌足らずだったのかということでおわびをいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) すみません、私の聞き間違いみたいですが、今の隣接地であれば、上側ですよね。あの分であれば市の所有地だと思うんですが、どうなっているんでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 今の環境センターの隣のところが民有地でございます。市の市有地ではございません。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 山の部分ですよね、ちょうど奥の。あの分は市の土地と聞いていたんですが。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 今、進めておりました今のビニールハウスがあるところは私有地でございます。個人の民有地でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) その手前の分ですよね。山の分。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 山は今の環境センターのある部分は市の土地でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) あのハウスとの間の分。山の。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 斜面のところまでは市で買収しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) ハウスの手前までそうですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) ハウスの分は市の土地ではございません。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) ハウスの手前まで。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 斜面の部分までは……

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) ちょっと山になっておったでしょう。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 山の部分ですね。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 山の部分は全部市の土地。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) はい。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 市有地で買収も要らないなと、どれだけの面積が要るかというのも私もよくわからなかったんですけれども、今の全然ないところですね、全然市の土地がないところを埋め立ててやるよりも、市の所有地を造成したほうが安くつくんじゃないかなと、また現在の道路も使えますし云々ということで、現在地の隣接地のほうが費用面では安くなるんじゃないかなというふうに思っていたのですが、建設部長、そこらの費用的なものは、環境部長がいいですか、どちらでもお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) 今ほど申しましたように、環境センターの隣接地もほとんどが民有地ということでございますので、買収費とかあるいは造成費におきましても費用にそんなに差は生じないというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) いずれにしても、6年2カ月かかるということでありましたら、今のところを延命して使うか、または24年末で締めて炉の開発に持っていくかということになるわけですけれども、今のような状況では、地元自治体との不信感がある中では延命の協力ということも難しいんじゃないかというふうには考えるわけなんですが、市長、その辺どのようにお考えでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今の状況では難しいんじゃないかと言われたら、そうかもしれないなということは思います。

 ただ、私としても、これから誠意を持って柿の木を選んだ理由、そして今地元がある意味では恩恵といいますか、雇用の状況と向こうに行くとなくなるんではないかと心配している人もおられると思いますけれども、そういうことについては、私としては同じ祝森地区に施設をつくるんで、今の環境のそういう面での変化はない。さらに、今まで成川への侵入道路等、まだ前回建設するときに約束しておいたものができていない部分についても、今後とも市としてはできる限り早く事業を継続しながら、当然完成を目指してやっていきますということを説明しながら、延命についても理解をしていただけるように頑張っていきたいと思います。ぜひとも議員の皆様にも御理解と御協力を賜りたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) このような施設は、全市民に影響することでございます。一日も早く、本来であれば24年度末には完成しておかないけん施設でございまして、これだけじゃない、ほかの施設も本当にクリーンセンター、し尿処理場につきましても、全然進んでいないような気がいたしますし、先ほどの給食センターもしかりでございます。市長の手腕に大変な期待をするところでございます。

 次に、丸山球場の改修についてお聞きいたします。全協でも説明がございましたが、十分に私の頭では納得できませんので、改めてお聞きいたします。

 丸山公園野球場改修検討委員会というのが設置されて、12名の委員で4回にわたり審議が行われたと聞いておりますが、工事費を5億円におさめるために、施設の優先順位をつけて行ったというふうに聞いておりますが、委員会の内容はどのようなものだったのか、委員長でございました副市長にお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 森副市長。



◎副市長(森忠君) お話のように、丸山球場の改修検討委員会、高野連の関係者、軟式野球連盟の関係者、それからマンダリンパイレーツの役員、それから体協の関係者、それから市議会議員の方2名、あとは市の関係者、合計12名の検討委員会、私が委員長で、昨年10月から本年2月までお話のように4回開催をさせていただきました。

 その検討段階で、毎年合宿をしていただく神奈川工科大学の監督さんからも御意見をちょうだいいたしました。そして、また、3月には議会の全員議員協議会でも報告させて御意見をちょうだいをして、その後、市長のほうに報告をさせていただいて、結果の報告をさせていただきました。

 会議ですが、まず、最初の会で基本的にどうするかということですね。それで一番は、グラウンド、今91メートル両翼ですが、それをグラウンドは両翼100メートル、センターが122メートル、坊ちゃん球場とか甲子園球場並みの公認の野球規則のプロ野球規格の広さ、これを売り物にしようということになりました。

 それと、また収容数は今までの高校野球の東と南のときの観客数等も考慮して、現在の収容数と少しメインスタンドも少し規模を狭めていいんではないかという御意見もありました。

 それと、検討に入る前に、市長の最初に協議したときは、私もわかっておりましたが、あそこのグラウンドは割と排水がいいので、余りさわなくいいんでないかといこともございましたが、野球関係者の意見、それでよく調査をしてみますと、やはり排水もたくさん大分傷んでおるし、また芝生も生えておりますが、あれはもう雑草化しているということになりましたので、これもグラウンドを直していこう。そして、また、これを人工芝にするか天然芝にするかという話もございまして、一応これも天然芝でやろうという皆さんの御意見がありました。

 それで、その後、現在の球場で欠けている設備、不便な設備、トイレの問題、そういうことも検討して、それから第2回、コンサルからそれぞれ第1回でいろいろ案をいただいたことをもとに3案出していただきました。検討の課題、検討委員会としては、あるべき丸山公園の姿、一番いい姿で報告したらどうだという意見がありました。その中で当然夜間照明は最初から硬式試合では照明は3億から5億かかるという話もありましたので、これはあきらめろという話で、中で金額、あるべき姿、希望する一番グッドの形ということはなく、市の財政状況もありますので、やはりそれは一応当初5億円程度という話もございましたので、それに向けて何とかやっていこうということで、私の記憶では7億5,000万円ぐらいですね、それから徐々にどうしたら落としていけるかと、メインスタンドの規模とか、屋根も必要ということでありますが、屋根も全部に覆ったらという意見もありましたが、これも縮小しましたし、観客席もメインスタンド以外は土を盛ってきた。下はコンクリートに土で節約をしたり、いろいろ節約をして最終的には私の記憶では6億円ちょっと超えるくらいの額になって、一応これである程度これも節約できるところとか、それと取り壊しの経費も5,000万円ということですので、5億5,000万の中でおさまり、入札差金ももしかあるかもしれません。そういうことも考慮してやっていけばということで、最終案を決定いたしました。

 そんな中で、今回、問題になったのは、当初想定外の鋼材とか資材の値上がり、そして、また、メインスタンドの基礎が当初想定していなかったのが要るようになったとか、それから、グラウンドが両翼レフト側ですが、少し削る必要が出てきたとか、そういうこともありまして、1億円程度は要ります。そのほか、一応今のところ、あと1億円あったらという中には、ほとんどのものが一応は市長への答申の内容に含まれています。一部、そのバスの回転ですか、外構の問題とか、それからスロープの問題ですね。ライト側ですが、それは最初は入っていなかったですが、あとの分は市長への答申内容に入っていると思っています。

 そして、また、念のためということですが、将来的な検討課題であるがということで一番最後の優先順位は、照明を一応は入れさせて答申をさせていただきました。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 詳しく説明いただきまして、ありがとうございました。

 この間の全協で市長にお聞きしました。何で5億なんですかと。勉強会でこのとき、11月21日の全協ですが、その前にうちの会派で勉強会をしましたけれども、そのときには市長が5億言われましたいうんで、この間、全協で聞きました。市長は前の建設課長が5億言うたんじゃということやったんですが、建設部長にお聞きしますが、当時、建設課長が5億円と見積もりを出した、その基礎的なものがあるはずなんですが、そういう引き継ぎは建設部の中で行われてはなかったんでしょうか、お聞きいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 小清水議員さん言われますように、確かに引き継ぎ事項としては検討委員会での答申書を引き継いでおります。

 ただ、今回の丸山球場改修の追加分につきましては、議員言われますとおり、検討委員会の中でも強い要望があったものでございますが、必要ならばなぜ当初予算に組まなかったという御質問もありましたけれども、これにつきましても、やはり不測の要因がありますが、担当の都市整備課における予算見込みが甘かったことに尽きると思います。

 全協でもおわび申し上げましたが、この場をお借りいたしまして、再度おわび申し上げます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) この11月21日の全協ですが、多分、三好議員だったと思うんですが、職員に住宅課の課長やったですかね、この施設は追加分ですよね。追加分の施設は必要なんかと聞かれたときに、すべて必要ですという返事でございました。必要ならば何で当初で入れておかんのということが、一番の問題だと思うんです。この事業だけじゃないんですよ。これから幾つも出てくる事業も当初で予算上げました。手をつけて初めて、これも要ります、これも要りますと言って事業費が上がっていくんじゃ信用ができませんと、だから基本的には認めたくないんですけれども、2017年の国体もあるし、めんどしい施設じゃいけんということもあって、みんなやり方は納得できないが、予算はつけないけんかなという考えの人が多いと思っております。これは行政の手腕ですので、その方向がいいときもあるかもしれませんが、今のような財政が厳しい中で追加追加でぽんぽんと、このように4割増し、1億は仕方ない面がありますけれども、というふうなことはいかがなものかなと、本当に当初予算をどのように組んでいるのかなというふうなことが、疑問が残るところがございます。それは十分に今後に生かしてもらうような予算を立てていただきたいというふうに思っております。

 それから、先ほど申しました照明なんですけれども、この施設が球場がだれのためのものなのか、それは神奈川工科大学に来てもらう、それも大事かもしれません。大会を開く、それも大事かもしれません。子供たちが使う、それもいいでしょう。しかし、一番には日ごろ、昼間働いて、夜、健康増進、またレクリエーション、趣味、そういう中で夜使うという機会が多いんじゃないかと思います。サッカー場はいつもきらきら上のほうで光っております。球場はしんと黒くなっております。それじゃ、余りにもいけんと思います。吉田の球場だって、吉高が専属で使いよるような面もありますけれども、やっぱり夜、ナイターソフトをやったりと、市民のための球場なんですよ。そういうことを思ったら、多少高くても照明が要るんじゃないかなと、小雨のときのブルペンよりも控え選手のアップスペースよりも僕は照明が必要だなと、そういうふうに思っている議員さん多いので、代弁して言いますが、市長、その点、照明はいかがなものでしょうか。市長のお考えを。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私は野球場のこの改築に、丸山球場の改築というところに入っていこうかというときに、まず予算の問題で改修が必要だろうというのは、これはもうだれが見ても、今の施設、やはり天井からコンクリートが落ちてきかなねい状況というところで、何とかしなければいけないと。

 ただ、そのときに私としても当時の課長に意見を聞いたときに、予算というのは5億円もあればできるでしょうというようなニュアンスだったので、それだったらもう新しいのにしようかと、そのほうがいいんじゃないかということで改築という方針に私そのときに判断をいたしました。

 ただ、思わぬ資材の値上がり、それと私もそのときに想定していなかったグラウンド全体をやり返ると、ましてや広げることによって土工工事まで、がけのところの工事まで何千万単位とは言いながら要るというような思わぬ不測の費用が発生するということで、大幅に事業費がアップということになってきて、大変申しわけないとは思うんですけれども、ぜひとも御理解をいただきたいなというふうに思っております。

 そんな中で、もう一つ、最後照明ということですけれども、私も一スポーツファンとしては照明があったほうがいいんだろうと。ただ、担当から出てくるのは2億5,000万かかりますと。もっと安くできんのかいと、はっきり言いまして、丸山のあの多目的グラウンドの照明は何千万もかかっておらない、何千万かかかっているでしょうけれども、下のほうの金額だろうというふうに思って、これはスポーツの違い、多目的のところはサッカー場じゃなくて、多目的のレクリエーションができるぐらいの照度ということで、大変暗い照明の中でやっておりますけれども、何とか使えるという判断でそれぐらいでやっております。野球場もぜひ私としてはせっかくそこまでやるんだったらという思いもあります。もうちょっと工夫をしながら、安くできないものかというところで、できることならば照明もあったほうがいいんだろうなということは思っております。

 ただ、施設として一般にこの丸山球場をふだんからナイターで使えるかというと、なかなか今の別当のところにも球場が、軟式野球だったら2面できるところがあります。吉田球場もあります。あとナイター照明ついたグラウンド、中学校等も入れますと結構数がございます。その中で本当に必要なのかどうか、どれぐらい利用されるのかということも当然考えていかなければいけないんだろうというふうには思っております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) また吉田球場が改築になると思いますので、そのときは宇和島の丸山球場を使わせていただく。当然ナイター施設がなかったら、なかなか使えませんので、その点は十分御考慮いただきたいというふうに思っております。来年度当初予算が大変楽しみでございます。

 それから、松本議員の質問にあやかって、ネーミングライツ、せっかく球場がきれいになる。中には岩村選手の関係グッズも置いてあるでしょうし、せっかくですから岩村選手の手型、足型を取って壁にはめ込むぐらいのことをやってもいいと思うんですけれども、そういうふうになったら、やっぱり何かのネーミングをかぶせて、少しでも照明代に充てないなと思うんですが、市長、その点はいかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私も野球関係者から特にそういう御提案がありましたら、自分としても当然市長という立場で御協力をお願いしたいと思いますけれども、自分としては夢は照明灯に名前を書き入れてもいいので、プロ野球選手岩村選手を初め何名もおられます。ぜひそこら辺を野球関係者の声で名だけでなくて、身も協力しようという雰囲気をつくっていただいて、実際にそういうふうになれば一番いいんだろうというふうに思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 前向きに御検討をよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、次に、学校施設の耐震化についてお尋ねをいたします。

 松本議員も同様の質問を行われたわけでございます。明倫小学校の耐震化の入札、11月13日に行われましたが、落札業者の辞退、入札のやり直しということになりました。この工事を議決するために、12月議会の開会を早くしたはずでございます。それと、子供たちのために冬休みの間に工事に取りかかる予定だったはずでございます。

 確かに入札業者の考えが甘かったことに起因するわけでございますが、市の落ち度はなかったんでしょうか。工法をピタコラム工法に絞ったがために下請業者が絞られてしまい、結果として工事費のアップ、それと入札業者の見積もりの甘さ等々につながったのではないかと思っております。このように工法を決めるのであれば、下請業者と直接随意契約ということもできたんじゃないかなというふうに思いますが、建設部長、御答弁をよろしくお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) まず、工法の選定につきましては、仮設校舎を建てずに現校舎で授業ができるのが外づけで、さびなどに対する補修の要らない既存の校舎が鉄筋コンクリートづくりで違和感のない、今回のピタコラム工法を採用いたしております。

 今回の耐震補強工法の下請業者との随意契約でよかったのではないかという御質問でございますが、この工法の工事以外に地元業者でできる足場などの仮設工、補強工事に伴う取り合い等の工事がございますので、地元の建設業者に発注をいたした次第でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 教育部長にお聞きいたします。今後のスケジュール、明倫小学校の耐震化入札から工事に至るまで、どのようになっているか御説明をお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 今後のスケジュールについてでありますが、工事担当部局や設計業者と連携を図りながら、子供たちが安心して教育を受ける環境が整備されますよう、一刻も早く入札を実施して、早急に耐震補強工事ができますように、あらゆる方策を検討してまいりたいと考えております。

 本年度事業であります明倫小学校耐震補強工事は、国庫補助事業でもあり、早期に着工する必要があります。現在の耐震補強設計により早急に入札を執行させていただきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) ありがとうございます。

 この明倫小学校の耐震化の予算なんですが、当初予算には、先ほど松本議員が言われました8月8日の全協でも3億9,432万7,000円でございました。平米6万円の6,000平米ということでございました。3億6,000万ぐらいにその計算ではなりますが、今回の予定価格は2億5,000万円でした。差があり過ぎるんじゃないかなというふうに思うんですが、建設部長、どのようなお考えをお持ちでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 当初予算の計上額につきましては、他市の類似の学校の価格及び2次診断における概算価格を参考に計上してまいりました。今回、耐震補強設計をするに当たりましては、2次診断を参考といたしましたが、再度補強設計を行う中で補強箇所を見直したところ、内外合わせて補強箇所が20カ所ほど減少いたしました。これが予算計上の額との差の一因ではないかと思われます。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 明倫小学校、当初Isで0.13でございまして、それが0.43に上がったということも関係しているかとも思いますが、今、厳しい予算状況の中で、これぐらいの差が出るのはちょっとすごいんじゃないかなというふうに思っております。初めてのことで単価計算も難しかったと思いますが、今後まだ数多くの工事が残っております。そういうふうなことで見積もり等々につきましては、正確なものをお願いしたいというふうに思っております。

 また、平成21年度から22年度でIs0.3以下の校舎と体育館36棟の耐震工事が計画されております。この工法でやるのか、他の工法も考えて、他の工法でもいいのかということを教育部長か建設部長かお答え願いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 今後の工法についてでございますが、耐震補強設計をする上で、工法の選定は大変重要なことであると考えております。工法の選定に当たりましては、各学校の規模、構造並びに形状、位置等を考慮いたしまして、規定の補強強度をクリアできる最も経済的な工法を決定する必要があると考えております。

 今後も議員の皆様並びに関係者の皆様に御相談をさせていただきながら、検討を進めてまいりたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 今回の入札で一番問題になるのは工法です。市内の業者ができない特許を持ったピタコラム工法であるということが、今回の入札辞退ということにもつながったわけです。ですから、この工法をできるような業者を育成ということが大事かと思っております。36棟の来年度、再来年度でやる工事費用の総額は32億9,200万、その後にIsの0.3から0.7の建物も40棟まだ残っているわけでございます。そういうふうなものを全部をしていくということになると、それこそ60億70億の費用が必要で、それをみすみす市外の業者にやらせることはない。最初、何回かは頼んでも、市内の業者を育成してそのレベルに持っていって、あとの工事は市内の業者でやる。市内にお金が落ちるようにするということが必要だと考えますが、建設部長、業者育成ということに対してどのような対策をお考えでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) 業者の育成に対しましては、この特殊工法を施工できる業者になるには、この工法については協会に入会し、技術を習得すれば施工ができるようになると聞いております。

 しかし、宇和島市において今後この特殊工法だけでなく、在来工法も含め耐震補強を進めていくという考えでおります。業界の皆様にも、耐震補強の施工についてはお互いに研究してもらうよう指導していく考えでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) ぜひとも早急にお願いしたい。特に厳しい建設業界でございます。このように市内で仕事があるのに、よそに持っていかれるということがないように、建設業者みずからがしなければいけない勉強かもしれませんけれども、市のほうで後押しをしていただくようにお願いしたいと思います。

 次に、監査報告第13号についてお聞きいたしたいと思います。

 先般、本会議、1日の本会議のときに配られておりました監査報告でございます。その中に保護課の生活保護費返還金において、分納出納員が4月14日に受け入れして、指定金融機関へ6月10日に払い込んでいる、そういうことは不適切であるとの指摘がございましたが、この詳細の説明をお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) この件につきまして御説明いたします。

 返還金の内容につきましては、保護開始時に、解約時における生命保険解約返礼金の届けを指示していたところでありますが、本人からの解約をしたので解約金をもらったと持参してきたところ、担当ケースワーカーが不在であったため、管理係が持参した金額の領収書を発行し、市金庫において保管しておりました。市の会計処理としては担当ケースワーカーの返還処理決済が終わって、関係書類添付のもと、調定書類を行いますが、担当ケースワーカーが該当者が直接持参したことを把握しないまま決算処理をしなかったため、管理係の領収書の日付と担当員が返還決済処理を行って調整した日時との差ができてしまったのであります。先般来、新聞で報道されているような担当員が決算金を預かり放置していたというような事案ではございません。御心配をおかけすることになり、申しわけありませんでした。

 金銭に関しましては、直接関係するケースワーカーが今までどおり管理することのないようにするとともに、処理の迅速化を心がけていくよう指示しておるところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 職員の不祥事ということを一番心配しておりまして、新聞紙上をほかの意味でにぎわせてもらうならいいんですが、そういうことが続きましたので、心配になりまして質問させていただきました。職員同士のコミュニケーションといいますか、意思の疎通が十分にできていなかった、情報共有ができていなかったと同時に、それを確認しなければならない上司が十分な管理を怠っていたということが原因だろうと思っております。十分な指導をしていただいているようですので、今後そういうことがないように、各部におかれましても十分な配慮をお願いしたいというふうに思っております。

 また、話はそれますが、市長、職員の不祥事が大変続いているわけでございます。お金の問題、飲酒運転の問題等々ありますが、その点について市長のお考えといいますか、職員一人一人が本来は気をつけなければいけないことなんですが、市長からどのように感じているか一言お願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 金銭にまつわるところにつきましては、お金の管理、それから伝票の管理、1人だけで完結するようなことのないように必ず職場には上司というものがいるわけですので、複数名で管理するように今後も徹底をさせていきたいと思っております。

 ただ、今回処分をした問題といいますのは、残念ながら、それに至るまでの資質の問題というところに金銭にかかわるところでは多かったのかなということを思っておりまして、今後とも職員の資質の向上のために講習等、さらにやっていかなければいけないんであろうと思っております。

 また、もう一つ、飲酒に絡みまして酒気帯び運転で処分された件につきましては、本当にこれも本人の自覚に頼るところ以外ないわけですけれども、私としては繰り返し再発の防止を訴えるとともに、厳罰で臨みますよという警告を常に発しながら、また、もう起こってはほしくないわけですけれども、今後はより厳罰化される中で酒気帯びにおいても、懲戒処分になるということも十分あり得るということをこの場で職員にも言っておきたいと思いますし、市民にも理解しておいていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) ありがとうございます。

 またこの監査報告におきまして、それぞれ保険課で1,100万円、福祉課で155万円、それから高齢者福祉課が3,039万、子育て支援課で326万、合わせまして総額4,640万の未収金が載っているわけですが、この未収金対策につきまして部長よりお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 未収金の内容につきましては、生命保険解約金、交通事故補償金、就労金額未申告金等であり、発生期日は平成3年2月からあり、未収金最高額425万9,000円であります。平成20年におきましては対象金額985万2,065円、徴収金額503万3,559円で徴収に努めている現状であります。

 今後も引き続き、公正、公平な保護行政に努め、不正につきましては厳格に取り計らうことをお約束いたします。

 保育課でございますが、372万既に徴収はしております。残金は118万5,614円でございます。結果を出してはおります。

 高齢者福祉課、ここは現在3,039万1,000円でございます。ここは介護保険料についてはより一層徴収に努め、収入の確保を図ることといたします。

 326万でございます、子育て支援課の分でございますが、この分も現実に11月27日で87万8,000円取っております。現在279万7,340円滞納額となっておりますが、この分につきましては園長等の協力を得まして、声がけをし、早期の納付を促しております。

 以上でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(泉雄二君) 小清水千明君。



◆25番(小清水千明君) 努力をされておるということで、大変ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 忙しい中、病院のほうも質問をして答弁を考えていらっしゃったと思いますが、もう時間も来ましたので、以上で終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(泉雄二君) 以上で小清水千明君の質問を終わります。

 これをもちまして、本日の質問を終わります。

 残りの質問につきましては、明日9日に引き続き行います。

 本日はこれにて散会いたします。

    午後3時05分 散会

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 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

   宇和島市議会 議長  泉 雄二

          議員  岩城泰基

          議員  坂尾 眞