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愛媛県 宇和島市

平成20年  6月 定例会 06月19日−03号




平成20年  6月 定例会 − 06月19日−03号







平成20年  6月 定例会



平成20年6月宇和島市議会定例会

議事日程第3号

平成20年6月19日(木)午前10時開議

会議録署名人指名

一般質問

報告第9号 専決処分した事件の承認について

専決第3号 平成19年度宇和島市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)

専決第4号 宇和島市林業総合センター設置条例の一部を改正する条例

専決第5号 宇和島市住居表示整備審議会条例の一部を改正する条例

専決第6号 宇和島市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例

専決第7号 政治倫理の確立のための宇和島市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例

専決第8号 平成20年度宇和島市病院事業会計補正予算(第1号)

専決第9号 宇和島市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例

専決第10号 宇和島市手数料徴収条例の一部を改正する条例

専決第11号 宇和島市税賦課徴収条例の一部を改正する条例

専決第12号 平成20年度宇和島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

専決第13号 平成20年度宇和島市老人保健特別会計補正予算(第1号)

専決第14号 平成20年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

専決第15号 平成20年度宇和島市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)

議案第65号 宇和島市手数料徴収条例の一部を改正する条例(案)

議案第66号 ふるさとうわじま応援基金条例(案)

議案第67号 宇和島市立歴史資料館設置条例の一部を改正する条例(案)

議案第68号 宇和島市吉田ふれあい国安の郷設置条例の一部を改正する条例(案)

議案第69号 宇和島市立コスモスホール三間設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例(案)

議案第70号 宇和島市総合体育館等設置条例の全部を改正する条例(案)

議案第71号 宇和島市老人憩の家の設置及び管理使用に関する条例の一部を改正する条例(案)

議案第72号 宇和島市一般廃棄物処理施設及び処分場設置条例の一部を改正する条例(案)

議案第73号 宇和島市農林漁業振興事業資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例(案)

議案第74号 宇和島市勤労青少年ホーム設置条例の一部を改正する条例(案)

議案第75号 宇和島市消防団条例の一部を改正する条例(案)

議案第76号 宇和島市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例(案)

議案第77号 平成20年度宇和島市一般会計補正予算(第1号)

議案第78号 平成20年度宇和島市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

議案第79号 平成20年度宇和島市病院事業会計補正予算(第2号)

議案第80号 津島やすらぎの里の指定管理者の指定について

議案第81号 土地改良事業の実施について

議案第82号 土地改良事業の実施について

議案第83号 土地改良事業の実施について

議案第84号 土地改良事業の実施について

議案第85号 土地改良事業の実施について

議案第86号 土地改良事業の実施について

議案第87号 土地改良事業経費の賦課について

議案第88号 字の廃止について

議案第89号 市道路線の認定について

議案第90号 市道路線の認定について

議案第91号 市道路線の廃止について

議案第92号 市道路線の変更について

議案第93号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について

議案第94号 工事請負契約について

議案第95号 宇和島地区広域事務組合規約の一部変更について

     (質疑)

 追加案件

議案第96号 宇和島市報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例(案)

     (理事者提案説明・質疑・委員会付託)

 請願・陳情[今回提出分]

 (総務企画委員会)

陳情第1号 竹薮伐採に関する陳情書

陳情第3号 宇和島市の公共設備工事の入札についての陳情書

陳情第6号 空調設備に関する陳情書

 (環境建設委員会)

陳情第2号 下水処理に関する陳情書

     (委員長付託)

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本日の会議に付した事件

     議事日程のとおり

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出席議員(29名)

 1番    石崎大樹君

 2番    大窪美代子君

 3番    清家康生君

 4番    岩城泰基君

 5番    坂尾 眞君

 6番    赤松与一君

 7番    山内秀樹君

 9番    兵頭司博君

10番    我妻正三君

11番    松本 孔君

12番    木下善二郎君

13番    河野具彦君

14番    福島朗伯君

15番    上田富久君

16番    薬師寺三行君

17番    富永照瑞君

18番    山下良征君

19番    赤岡盛壽君

20番    玉田和正君

21番    藤堂武継君

22番    大塚萬義君

23番    赤松南海男君

24番    福本義和君

25番    小清水千明君

26番    三好貞夫君

27番    若藤富一君

28番    土居秀徳君

29番    泉 雄二君

30番    浅田良治君

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欠席議員

    なし

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説明のため出席した者の職氏名

市長             石橋寛久君

副市長            森  忠君

教育長            明神崇彦君

総務部長           岡野 昇君

市民環境部長         西田丈一君

保健福祉部長         児玉悟朗君

産業経済部長         桐田敏昭君

建設部長           水口明彦君

教育部長           松浦博文君

建設部技監          末廣通正君

水道局長           白井栄一郎君

病院医療行政管理部長     奥藤幹治君

病院対策室長         武田教雄君

吉田支所長          大久保清重君

三間支所長          安岡賢司君

津島支所長          細川 泰君

総務課長           渡辺邦夫君

広域事務局長         水野 明君

企画調整課長         笹山誠司君

人権啓発課長         池本 伸君

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会議に出席した議会事務局職員

局長             河野廣行君

次長             後藤 稔君

次長補佐兼調査法制係長    山本清隆君

次長補佐兼庶務係長      藤田 良君

専門員兼議事係長       宮本啓行君

議事係主任          上甲由美子君

調査法制係主任        有馬孝行君

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    午前10時00分 開議



○議長(赤松南海男君) ただいまの出席議員は29名であります。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第3号により進めます。

 本日の会議録署名人に、山下良征君、赤岡盛壽君を指名いたします。

 なお、この際申し上げておきますが、本会議場に出席の皆様方におかれましては、携帯電話をマナーモードに設定をお願いいたします。ご協力のほど、よろしくお願いをいたします。

 それでは、昨日に引き続き一般質問を行います。

 まず、坂尾 眞君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾 眞君。



◆5番(坂尾眞君) 共産党の坂尾 眞です。一般質問をいたします。

 まず初めに、今日本列島を大きく揺り動かしております後期高齢者医療保険制度について質問いたします。

 市長は愛媛県後期高齢者医療広域連合の宇和島を代表しての議員となられ、また監査委員をされていますので、この後期高齢者医療保険制度についての認識を、まずお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今、日本の国内で大きな議論を巻き起こしております後期高齢者医療制度、もともとといいますか、この制度を取り入れたのは、今まであります老人保健制度の問題点を解決して国民皆保険制度を将来にわたって維持するために、現役世代と高齢世代がともに負担をしながら支えていくという理念でスタートしたと思っております。

 ただ、理念は我々も大いに賛同するわけですけれども、私も議会議員ということで責任は当然あるわけですけれども、なかなかその理念を裏打ちする数字的な検証ができないままに、この4月から保険制度の導入ということになったというところで、我々としてもなかなか一般論としてこういうふうになりますという数字的な裏打ちを市民の方々に説明できなかった。いまだに本当に安くなっているのかと言われたときに、それを検証できないと、そういうところでスタートしてしまったというところで、時間不足のまま突入してしまったのかなというところで、反省点は大いにあると思っております。

 ただ、国のほうもこの状況を重く受けとめて、検討委員会で今早急に見直しが行われております。私としては、できるだけ早く、かつ大胆に見直しをしていただいて、来年度からいい制度に、できれば秋から改善するところはまた改善して、いい制度になるように持っていっていただきたいと思っております。

 当然この制度、宇和島市のみならず愛媛県全体で運営されておりまして、広域連合というのが組織されております。その中においては国との連携の中で、国の施策に基づきまして我々としてはその説明を市民の方々に十分やりながら、今後とも運営の万全を期していきたい、改善を期していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 今の市長の答弁は、政府・厚労省の見解とほぼ同じというふうに理解しておりますが、私ども、こんな保険料を取られたらとても生きていけない、そして長生きは罪なんですかという切実な声がわき起こっています。福田自民党・公明党政権が4月に実施して以後、この間各地で世論調査が行われましたけれども、圧倒的多数が反対です。また、全国の都道府県の医師会においても、6割以上がこの制度について、反対または自粛、医療費の申請等について反対または自粛のことを会員医師に呼びかけているというのが現状です。

 宇和島市議会においても、さきの議会で自民党昴志会、公明党の会派の反対で今現在継続審議になっていますが、今議会で改めて廃止を求める請願書が出されています。全国では自民党の議員を含めて500近い自治体で反対の採択がされております。

 後期高齢者医療保険制度を廃止すべきだという理由として、第1に、70歳以上の高齢者を差別することが、どんな理由があっても許されないんだということです。このような医療保険制度は世界にはありません。また憲法25条の生存権、14条の法のもとの平等を踏みにじるものです。

 第2の問題としては、この制度が存続すればするほど重い負担が国民に押しかかる、そういう仕組みになっているということです。

 第3には、この後期高齢者医療保険制度は人間の命、健康をどう守るかという政治のあり方、将来の日本社会の根っこが問われている問題だからです。現在の自民党・公明党の連立政権の本質をまさに露呈した問題として、私は特に注目したいと思います。この後期高齢者医療保険制度はうば捨て山に例えられますけれども、市長におかれても、21世紀のうば捨て山を廃止させるために特段の行動を期待したいと思います。

 何しろこれは国政の問題ですから、余りこれ以上議論しても意味がありませんので、これまでにします。

 その同じ根っこの問題として、私は国民健康保険の問題を取り上げさせていただきます。

 国民の命、健康を守るという政治のあり方、また宇和島市政のあり方の問題として、国民健康保険の問題は非常に重要だと考えております。今議会に国民健康保険特別会計の19年度補正で2億5,630万円が財政調整基金から繰り入れられ、20年の補正では2億8,332万円が繰り上げ充用されています。2年で何と5億3,962万円が補正となっています。この原因として歳出面で療養給付金等の伸びが2億6,200万円あって、歳入の面では、特別調整交付金1億8,000万円が交付されなかったということが大きな原因とされています。

 まず、市長にお聞きしますが、この特別調整交付金1億8,000万円が交付されなかったことについて納得されているんでしょうか。そして、平成20年度においてこの交付金が交付されるかどうか、その辺のお考えを市長にお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今ご質問の特別調整交付金、今までずっと宇和島市は長年にわたって億を超えるお金をいただいておりました。それが突然昨年度3月末、20日過ぎだったと思いますが、もう決算期日、年度末を10日を残さないところで、突然に今年度の交付はありませんという連絡を受けまして、私としても大変驚きましたし、県に対してなぜなんですかということできつく問い合わせをいたしました。ただ、県のほうからは、宇和島市はことしは該当しないので、そのような方向で対応してほしいということしかなかったということで、私としてもまだまだ納得できていないところが非常にあります。

 ただ、この制度自体がなかなか納得できないところもあるのかなというところも思っておりまして、ただ宇和島としては長年いただいておったというところで、安閑と安住していたというところもあるのかなと思いますけれども、基本的には県の説明の中で大きな要素としては、宇和島市、これは保険制度の中でご存じのように成績のいいところに優先配分されるという、平たく言うと得々基金といわれているような性格のものでございまして、ところが宇和島市は、残念ながら毎年少しずつ収納率が落ちているというところにおいて、その県下の優良と認められる基準を下回ったというところで、宇和島市が落とされたというふうに説明を受けております。

 したがって、これを回復、制度としてはまだあるということなので回復する努力をしなければいけないと思っておりますけれども、一つにはそういう収納率の回復ということが大きな要素になってくるんだろうというふうに思っておりまして、これを中心に対応をしていきたいと考えております。ただ一方で、今年度はそれを回復できるかというと、まだ今のところ確たるめどが立っていないというのが正直なところであるというところです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 国民健康保険はご存じのように国民皆保険制度として大変重要な役割を果たしています。しかし、この国保が現在市民生活を大きく圧迫しています。保険料が高過ぎるからです。保険料の値上げの原因は、まさに国が行政改革の名のもとに総医療費の負担割合を減らしたこと、また現在の非正規雇用、臨時パート労働に若者を追いやって低賃金構造の名のもとに国民健康保険に追いやった。それが大きな原因の一つだと思います。そういう、所得が低いから払いたくても払えない世帯が急増していると。

 近々に国民健康保険の運営審議会が開催されますけれども、平成19年度の国民健康保険の徴収率が87.6%というふうにお伺いしています。そういった背景をもとに、市長はこの審議会にどういう態度で臨まれますか、お聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 正直言いまして、大変苦慮しているという状況でございます。まだ自分としても決断をようし切っていない。担当のほうからも決断をということで言われているんですけれども、今週いっぱい待ってくれということで言っております。

 私としては保険制度ですから、基本的には必要なお金を市民全体でご負担いただくというのが、この維持のためには大きな必要なことだろうと思っております。ただ、先ほど議員言われましたように、医療費が対前年比で7%以上伸びている。要は支出がそれだけふえているというところで、この医療費が何でこんなに急にふえたのかというのが、私としてはまだ議員の皆さんにも説明できるような納得できる資料が入手できませんし、自分としてもこの現実を受け入れがたい、数字としては受け入れないといかんのでしょうけれども、これを素直に受け入れてしまうと大幅な値上げを市民の方々に要請しなければいけないというところで、大変苦慮しているというところです。

 あともう一つ、収入の減になったのは、今議員さんが言われました交付金が1億8,000万なくなったというところで、これの影響だけでも平均で5,000円ぐらいに匹敵するというような計算になってくると思いますので、こういうところをどういうふうに私としては来年度の保険料の中で説明をしてご負担をいただくということをやったらいいのか、この1週間内には間違いなく決断をして、議員の皆様にも説明をしていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 今現在も高過ぎるんですよね。それで、国民健康保険の資格証明と短期証書の問題を別の角度から質問したいと思います。

 お手元にきのうお渡ししましたけれども、ことしの3月末の滞納状況や資格証明の発行、短期証書の発行が出されました。これによりますと、ことしの3月末で保険料の滞納世帯が4,854世帯、4世帯に1件、4分の1、25%というとんでもない数字です。これはこの間ずっと続いてきた数字ではあるわけですが、うち1カ月から3カ月の短期証書の発行者が1,201世帯です。資格証明の方が255世帯。この方々は保険が使えない、短期証書の方はご存じのようにマル短と書かれた保険証を医療機関の窓口に出すと、これは精神的にはかなり苦痛なものがあると思うんですが、そういう状態になっています。

 それで別紙、もう一枚の資料をお渡ししましたが、これは愛媛県の保険課の調べで出てきた数字です。これによりますと、資格証明や短期証書の発行実態が自治体によってかなり大きく違ってきているということが、一目瞭然でわかると思うんです。例えば西条市においては資格証明発行ゼロです。そして町を見ますと久万高原町、そして松前、砥部、内子、そして愛南町、ここで発行ゼロになっております。短期証書についても宇和島市が5.8%です。最新のデータは先ほどの1枚目の数字ですけれども、これによりますと、3月末では6.6%です。お隣の八幡浜、大洲市は2%から3%台ということになっています。

 保険証はまさに命にかかわる問題です。基準と運用に大きな差があると思われますが、早急に調査して、市民の立場での改善を求めたいと思いますが、市長いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) ご指摘のとおり、この数字を見せていただきますと、愛媛県内ではやはり期せずして市制をしいた順番にこの上位3つが悪いという数字があらわれていると思っております。宇和島市、その中でも市の規模としてはこの上位3つ、松山、今治、宇和島というところで見たときにも、人口としては今残念ながら一番小さい人口になっているわけですけれども、そんな中で数字的には大変悪いというご指摘のところがあります。特に短期証のところが大変多いというところで、私としてもこれは重視しなければいけないと思いますし、また短期証から資格証明になったときにさらに悪くなるというところで、改善の余地はやはりここら辺にあるかもしれないなということを数字を見ながら感じさせていただきまして、今後の対応ということで検討してまいりたいと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) ぜひ早急に検討していただきたいと思います。国の悪政に抗して市民の命と健康を守ることは自治体の仕事であり、市長の役割だと思います。

 昨年、宇和島市国民健康保険料減免取り扱い要綱という非常に長いものをつくっていただきましたけれども、私はこれは極めて不十分で不満なものです。この問題については今回立ち入って質問しませんが、一つだけ市長にお聞きしておきたいのは、全国でつくられている条例に基づく減免措置、これをぜひつくっていただきたいと私は思うんですが、市長いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 一応軽減措置というものがあるんですけれども、宇和島市の場合は前年度収入が200万円以下ということで、収入というところになっておりまして、所得で見るとかなり低くなるんではないかということが懸念されております。ただ一方で、残念ながら我々の地域、やはり収入が少ないというところで、これを収入と所得ということに変えると半分以上のところが該当してしまうということで、制度そのものの存続ができなくなるだろうというふうに思っておりまして、こういうところで今のところ運用しているというところですけれども、私としては、ここの偏りもやはり地域全体の問題としてどういうふうにして対応したらいいのか、最初に質問ありましたところ、自分としてどう考えていったらいいんだろうかというところで今整理をしているという状況でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) なお、同じ根っこの問題として、今回質問項目の一番最後に上げていました専決第14号・宇和島市住宅新築資金特別会計補正予算の問題について、関連して質問させていただきます。

 この問題は私もかなり何回も取り上げているんですが、改めて数字を言いますと、繰り上げ充用金は平成17年度が2億9,980万円、そして18年度が3億1,350万円、これはざっとした数字ですが、ことし上程されている繰り上げ充用が3億2,400万円です。1,000万円から1,500万円前後の数字がずっと積み上がってきているというのが、この会計の特色です。この問題は市長の在任期間に発生した問題では確かにありませんが、しかし、これ繰り上げ充用されている限りは市長の問題でもあると思うんですよね。

 自治体の民主主義、行政の公平性をまさに問う、市長にとってかなえが問われる私は問題だと思っています。保険料を払えない人から保険証を取り上げている。一方ではそういうことが、住宅資金を借りてそれを払わない人に対して一般会計から繰り上げ充用するということは、これは市民として納得できないことだと思います。

 私はこんな金があるのなら、国保会計に一般会計から繰り入れるべきだと思います。また特別な事情のある方、低所得者の方に対しては、思い切った減免、軽減措置をとるべきだと思いますが、いかがでしょうか。と同時に、もう一つついでに、時間の関係で質問させてもらいますが、この住宅新築特別会計のこの問題は、市長どのように解決されようとしているのか、改めて質問させていただきます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まず、国保のほうにつきましては、全体でも大きな問題があるということで説明させていただきましたけれども、その中で軽減措置、さらにどういうふうにできるのかも含めて検討をさせていただきたいと思います。

 また一方、もう一つのご質問であります住宅新築資金に対する回収の滞りということですけれども、担当者のほうで今、これまでの作業としてはかなり分析が進んできているという報告を受けております。今年度の作業としては、私としてはぜひとももう一段踏み込んだ対応をしなければいけないというところで、法的な強硬な手段ということも視野に入れて、ぜひとも必要のあるところ、また分析の結果負担をしていただけるというところについては、そういう措置も前提として対応を考えていきたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) この問題は、私が議員になって今5年くらいたつんですかね、最初から取り上げてきた問題で、率直に言って、今市長の答弁は不満です。調査はすでにかなり進んでいるだろうと思うんですよね。あとは実行するかどうかという問題だろうと思います。ぜひ早急に進めていただきたい。市民に対して胸を張って努力しているということが言えるような状態にしていただきたいと思います。

 それでは、次のやすらぎの里の指定管理者の問題、これは何人かの議員さんが取り上げられているので重複しないように質問したいと思います。

 国は憲法に基づくすべての国民に、そもそもの始まりから釈迦に説法の話ですが、話させていただきます。憲法に基づくすべての国民に教育、福祉など公共サービスを提供する義務を放棄して、地方交付税を削減して市町村合併を押し付けてきて現在に至っているということです。官から民へは小泉構造改革、小泉政権のトレードマークでしたが、今も続いている構造改革の合言葉です。

 地方公共団体という言葉をもう私も最近聞かないんですが、これが地方自治体という言葉に置きかえられてきました。特にまた小さな政府、分権型社会の構築、国から地方へ、地方分権というような言葉が言われています。同時に出てきた言葉が自治体破産、自治体解体、自治体壊滅などというタイトルの本が売られていました。政府・総務省は新しい公共空間と称して、自治体にPFIとか指定管理者、非公務員型の独立行政法人などへの移行を迫っているわけです。

 この政府の動きを指導したのは経団連を中心とした財界だと言われています。バブル崩壊後の再建策として国や地方自治体が提供していた公共サービスを新しい市場にする。一説には50兆円この市場があると言われていました。今議会でやすらぎの里の指定管理者の問題が提起されていますので、改めてこの問題に対して市長の考え方をただしたいと思います。

 企業は利潤追求が目的であり、利益が上がると考えるから指定管理者に応募します。しかし、公共用の財産の管理運営を移譲する自治体にとって合理性があるのか、市民の利益になるのかが問われると思います。やすらぎの里の建設費総額や19年度末の起債残高及び平成20年度の償還金額をまず教えていただけますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 今の坂尾議員のご質問にお答えをいたします。

 19年度末の起債残高は5億5,634万円となっております。今後の償還でございますが、平成20年度が1億3,468万円、21年度が1億3,308万6,000円、平成22年度が1億3,149万3,000円、23年度が1億1,894万3,000円、平成24年度が3,454万5,000円、最終年度であります平成25年度が2,002万円となっております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) この償還、大体1億3,000万が一般会計から繰り入れられているわけです。

 そこで、市長にお聞きしますけれども、使用料に該当する納付金が500万円ということですが、これは適切な対価と市長お考えになるのでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 当然償還額、民間の感覚でいったら償却をしていかなければいけないわけですから、借金をしたものについて償却をしていくと、返済をしていくという立場でいくと、到底500万や1,000万という世界では成り立たない事業だというふうに私としては個人的には思います。ただやはり、行政がこれをやったということは健康増進施設というところで、公の施設ということでスタートしておりますので、採算は二の次という発想でやっているんだろうと思います。

 ただ一方で、私としては、行政を運営するに当たってやはり今までのように何でもかんでも行政で抱えて赤字のところも税金で補てんしてという対応はやはりできないんだろうという中で、このやすらぎの里についても、これから建設しようとしております海の駅につきましても、私としては建築部分については行政がリスクを負担しますと、要は負担をいたしましょうと、ただ運営については基本的には民間でやっていただきたいという考えでおりまして、このやすらぎの里も今直営でございますけれども、成績を見ておりまして、2年前には1,000万ちょっとの利益を出しております。利益というのは民間で言う利益ではなくて、運営上の利益を出しておりました。ところが昨年は諸物価の値上がり等があって、それと一番大きなのはやはり客数の減だと思いますけれども、19年度の決算において既に何十万円かの赤字に陥ったというところで、これからさらに原油の値上がり、そしてまた、果たして今の経営の形態のままで客数の減というのをとめられるかというところになると、大変疑問に思わざるを得ないというところで、指定管理者を募集して民間の力をかりながら、この経営のほうに当たってもらおうということを判断したという次第でございます。

 ただ、500万円というのを、ですから高いか安いかと言われますと、民間の経営、もし民間が一から経営するとしたら、これだけの利益では到底できない施設でございますけれども、行政がやっている、そして今の状況、既に19年度で赤字になっているというところを踏まえて、私としてはこの施設の性格上、やはり500万ぐらいはいただきたいなというところで判断して決めたというところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) そうなんですね。今回の南レク株式会社とは500万円の修繕費は南レクが負うと、予算化していますよね、500万円。事業計画書の中で500万円の修繕費の予算が組んでありました。それを超える修繕費が発生した場合は追加施設、また追加設備、また資本的支出が必要になったときにはどういうふうな措置がされるんでしょうか。契約内容の詳細を私、承知しておりませんので、改めてお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの坂尾議員のご質問でございますが、議会の議決を得まして指定管理者を指定することになっておりますので、条例に基づく行政行為でありますから、契約を結ぶことは不要です。それにかわるものとして、今議会で指定管理者の指定が議決されれば、市と指定管理者の両者で管理運営条件等の詳細な事項について協議し、協定を締結することとなります。協定書には指定期間を通しての基本的な事項を定める基本協定と、年度ごとの業務に関する事項を定める年度別協定との2つに分かれ、現在所管課でその協定書の案を準備しているところでございます。

 協定書の内容でございますが、参考といたしましては、基本協定の主な内容といたしましては、指定の期間に関する事項、利用料金に関する事項、事業報告に関する事項、管理費用や納付金に関する事項と、あと年度協定を締結することになっております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 協定、契約みたいなものだと私は思って契約というふうに言ったんですが、私が今回南レク株式会社から出されたやすらぎの里の事業報告、計画書を読ませていただきましたが、市長読まれましたか。民だからできるというものは私、ほとんど見当たりませんでした。市長はどのような感想を持たれたのか、ちょっと急な質問で申しわけありませんが。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 南レクさんの計画、ざっと見せていただきまして、あと議員の皆さんと一緒にヒアリングもさせてもらった立場でございます。それ以上の細かいところは私も知らないということでございますけれども、南レクさんだけのみならず、今回応募していただいた方々、今の施設でやはり現状のままでやっていったのでは利益を生み出せないというのが、共通した認識だろうなというふうに思っております。

 そんな中で、どの応募者も提案しているのが、やっぱり食の部分、食堂部門、レストラン部門の改善ということであろうと思っておりまして、これについてはやはりある程度の投資が要るんだろうというふうに思います。我々の条件の中では、100万円以下の補修については管理者が持つと、それ以上のものについては市が協議をして市の応分の負担も考えるということになっておったと思いますけれども、新たに投資をするというところは、基本的には指定管理者のほうでやっていただかなければいけない部分になってこようというふうに思っております。

 そういうところを考えますと、先ほどのことに移りますけれども、利益を出すというのはなかなか難しいであろうと思いますけれども、私としては今現状で、もう既に予想どおりといいますか、残念ながらといいますか、19年度の決算で、運営費の部分でもう既に赤字になっているというところで、ぜひとも議会の皆さんにも管理者の導入というところでご理解をいただきたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 私が疑問に思うのは、官だからできない、民だからできるというこの論理が理解できないんです、まず。そして、収入金額は確かに減少していますけれども、これはあくまでも管理者、その施設管理者の努力の欠如であり、その任命権者としての市長の責任であると私は単純に思うわけです。

 だから、民だからできる。例えばレストランを民営化すれば金がもうかるんだという今のお話でしたが、それは別に自治体が経営してもいささかも変わりがない。要はやり方とやる気だと私は思うんですが、市長いかがですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今議員が言われたような考え方も一つの定理といいますか、理屈であろうと思います。ただやはり、公務員制度に基づいている公共団体というものは、なかなか民間のように動けない、一つはっきりしているのが、やはりすべて予算主義というところで、1円たりとも議会の了解をいただかなければ出せないというところにおいて、機動力が非常にない。それともう一つは、やはり官の場合というのは民間との競争ということを非常に想定しづらい、やったらいいじゃないかということですけれども、なかなか実際にはできないというところがあろうと思います。その結果がやはりやすらぎの里においても、建設のときに地元の方々との話の中でああいうふうな施設になったというふうに私としては理解しておりまして、それをやはり民間の方でやるとすれば、どなたも改善をしていかなければ、改革しなければいけないんだろうという提案があるんだろうというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) かといって、片方では浄水場の民営化をして経費を削減している。何か一部民営化するということは十分可能であるし、利益を上げようとする行政の努力というのは、やれば可能だと私は思います。

 それで、この施設を今後20年間ほど維持しようと、先ほど市長も言われましたけれども、設備の更新が必要になりますよね、当然。普通の一般企業会計であれば減価償却の引き当てをしていくわけなんですが、市長、いかだですか。この施設の更新については、また改めて一般会計から繰り入れたらよいというお考えでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 基本的には指定管理者の募集のとき、先ほど言いましたように100万円以下のものについては指定管理者のほうで維持補修をしてもらうと。ただ、もし大規模な補修が必要になった場合には行政と相談をしなければ、我々も負担の一部はしなければいけないだろうというふうに認識はしております。これは施設を維持するということにあって、例えばボイラー等はやはり5年から10年ぐらいの間で多分だめになるんだろうというふうに思っておりまして、もうその時期に近づいているんではないかというふうに理解しておりますし、そういう水ものですから特に耐用年数以下しかもたないところもあるんではないかと、大変私としては心配しておりまして、そんな中において、ぜひとも民間の知恵をかりながらやっていきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 同じことの繰り返しになるかもしれませんけれども、今回つくられようとしております交流拠点施設についても私は同様だと思います。自治体は本来やるべき仕事では私はないと思います。しかし、考え方の問題として、宇和島市のような地方都市で、大企業が資本投下して商業集積基地をつくったり、また大規模な温泉施設をつくるということは考えられないわけですよね。だから、地域振興のために自治体が先行投資して、国等の有利な起債を活用して設備をつくろうとする。市長を初め理事者の方々を取り巻いている方々が、そういう強い要望があれば、なおさら理事者としても対応せざるを得ないというのは、私は考え方としては理解できます。

 100歩譲って理解したとしてお聞きしますが、そのために一般会計から繰り入れるということは、私はおかしいと思うんですよね。繰り返しになりますけれども、自治体の本来の役割は住民の福祉、教育を守ることです。先行投資された施設を維持し、更新するための先ほども言いましたけれども、建設費、建物の償却や設備等の償却費の積み立て、また起債の償還金額を、その施設から上がってくる利益で賄われないのであれば、その投資事業の正当性が私はないと思います。

 以上の理由で、私は今回の交流拠点施設についても納得できない、反対をしておるんですが、市長、今度の交流拠点、やすらぎの里と同じような私は過ちをしようとしているのではないかと思うんですが、市長いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 交流というところにおいては同じ、大くくりですれば温泉施設も今回目指している交流拠点施設も同じだと言われればそうかもしれませんけれども、私としてはこれから建設をお願いしようとする交流拠点施設は、宇和島市の産業の発展のために何としても、また観光のためにも必要な施設だと私は思っておりますので、ぜひご理解をいただきたいと思っております。

 ただ、やはり温泉施設ということについては合併前、宇和島市も温泉を持っておりました。そんな中で議会との議論の中で、市としては民間にお任せ、最初からお任せするということで宇和島市の施設は幸か不幸か、今においてはどうなのかですけれども、最初から民間にやってもらっておりました。ただ、津島町の場合は自分ところでやらざるを得なかった、その町なりの事情があったと私は思っております。

 そんな中で合併して同じ中になったときに、やはりより効率化を目指して、できるだけといいますか、本来ならば1円たりとも一般会計からこれ以上は出さないように運営をしていきたいというふうに考えているわけですけれども、温泉施設という性格上、それを今ここで私断言できるほどのちょっと自信がないというところでございますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 私の手元にいただいている資料としては、交流拠点施設の問題についてですが、指定管理者経営計画という1枚の紙をいただいているんですが、附属資料ですよね、これ。

 これを見ますと償却費はもちろんありませんし、起債の償還もありません。これは本当に一般会計からどんどん繰り入れていかないと、この施設は維持できないというような状態になっていますが、改めて質問しますが、それでいいんでしょうか、市長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) この件につきましては既に何度か説明させていただいておりますけれども、この交流拠点の建設に対する行政の役割、そして民間、一応三セクに任せようと思っておりますけれども、その役割分担というのは、私は、市のほうは建物は基本的につくりますと、ただ維持も含めて今後の運営については三セクのほうできちんとやっていただきたいということで考えております。

 また、何とかそこで利益を出していただきたいと思っているわけですけれども、利益は私としては市の観光、それから交流のための新たな事業というところでぜひ取り組んでほしいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) しつこく聞きますが、これらは建物や施設の設備の償却が入っておりませんよね。それは一般会計から賄うんですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 当然そういうことです。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) そう言っていただいたら非常にわかりやすいです。

 それで、それでいいのか悪いのかということですが、私はやはり先ほども言いましたように、地方自治体の本来の役割からは少し逸脱しているし、こういう事業計画をするのであれば、先行投資として自治体が積極的に投下するということは理解できる。だけれども、その施設の維持、運営、そして将来の更新、また借金の返済、そういったものについては、やはりその施設で生み出されるものであるべきだと私は思います。

 これは市長としてもかなり強い意思で進められている問題だとは思いますけれども、今一般会計が非常に逼迫して硬直化している中で、こういう施設が一般会計をより一層硬直化するということについては、やはり十分な配慮が必要なのではないかと私は改めて述べさせてもらって、この問題は終わりにいたします。

 最後に、小学校、中学校、また幼稚園の耐震対策の問題ですが、これは昨日かなりの方が質問されましたので、一応二、三だけちょっと述べさせていただいて質問とさせていただきます。

 今月14日の岩手・宮城内陸地震の被害というのは、本当に地震の恐ろしさを示しました。被災者の方に心から哀悼の意を表したいと思います。きのうも言われましたけれども、同時に中国の四川省の地震では、世界の人たちが非常に悲しんだのは、いたいけない子供たちが学校の倒壊によって、今言われているのは6,500人以上亡くなったんじゃないかというふうに言われていますが、そのことがまず第一だろうと思います。

 そこで、現在教育委員会が作成した宇和島市立小中学校、幼稚園耐震化推進整備計画によりますと、現状では宇和島市は46.53%で、全国平均が58.6%、愛媛県下の平均でも52.1%がされているのに対して、宇和島市は46.53%と、かなり低いレベルであると、そういう認識であるにもかかわらず、きのうも再三の議論しましたが、なかなか進まないというのが現状だと思います。

 それで私は、私が入っておりました学校整備連絡協議会で市長の諮問に対して答申では、城東中学校の存続については継続すべきだという答申が出されましたけれども、市長はこの問題について明快な今の判断をちょっとお聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私個人としては将来2つでいいんではないかと。要は南中学校ができているというところで、市立が2つになっても3つあるというところで、将来の児童生徒数を見込んだときには私は十分やれると、今でも自分としては確信を持っているつもりでございます。それに基づいて諮問をさせていただきました。

 ただ残念ながらといいますか、委員会の中では城東は残してというところで、市内3中学校体制というところで答申が出たということで、私としては当然委員会の方々にお願いしているわけですから、その委員会の答えというのも重要視しなければいけないというふうに思っております。そんな中で最後の結論も耐震化とあわせて早急に出していかなければいけないんだろうというふうに思っておりますけれども、あとは議員の皆様、あと市民の皆様に今これからも含めて意見を少し聞いてみて、最終的な判断をしていきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) きのうの議論でも、合併協議よりもやはり耐震化の議論、問題が一番先行すべきだという議論があったと思うんですけれども、私は今の状況からいって、率直にそうだと思いますけれども、やはり小中学校の統廃合問題というのも非常に急がないといけないというふうに思うんです。そうすることによって、むしろ耐震化構造の問題も大きく前進していくのではないかと思います。

 それで、私、宇和島市とのタウンミーティングに出させていただいたんですけれども、やはり父兄の方は本当に率直なことをおっしゃっていました。市長も答弁されていましたけれども、この耐震化構造はやはり一日も早くやらなければいけないし、きのうも3年から5年というような話が出ていましたけれども、自治体としてこの宇和島市の将来を担う子供たちを守るということは、行政の第一義的な役割だと思います。

 それで、統廃合についてタウンミーティング等のああいう集団的な議論でかなり市長も認識はされたと思うんですけれども、やはり込み入った、立ち入った住民等の納得と合意を得るということでは、まだまだ時間がかかってしまうと思うんですが、その辺、市長どのようにお考えなんでしょうか。また、いつまでに納得と合意を得ようとされているのか、指針では、もう今回のタウンミーティングが終わった後、大体判断するというようなことをちょっと考えられていたようですが、いかがでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) いろいろな要素を昨日からご議論いただいている中で、質問いただいている中で出ていると思いまして、それを整理しながら、私としては秋か遅くとも年内ぐらいには大きな方針というのは決めなければ対応ができないだろうというふうに思っております。

 また、物によっては、物によってはと言ったらおかしいかもしれませんが、学校の実情によりましては、それまでに決断をしなければいけないところもあろうというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 坂尾君。



◆5番(坂尾眞君) 今度の南海大地震というのは世界でも予測される地震としては本当にまれな地震だった。30%から50%ぐらいの確率が言われていますけれども、そういうのであれば、なおさらやはり行政としてはもっと大きな力をこの対策に注いでいただきたいと、そうお願いして私の質問、大分余りましたが終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(赤松南海男君) 以上で、坂尾 眞君の質問を終わります。

 次に、松本 孔君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 公明党の松本 孔でございます。通告に従いまして質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。

 まず初めに、宇和島市情報通信基盤整備事業についてお伺いをいたします。

 広報6月号に、住民向けの高速インターネットサービスを市内全域で利用できるよう整備することと、2011年の地上デジタル放送への対策として、光ケーブルによる高速インターネットとともにケーブルテレビの整備を計画していますとありました。これを読んでもわからんのですが、複雑でわかりにくい事柄でありますし、また市民の皆様も関心のあることでありますので、わかりやすく説明をお願いしたいと思います。また、これで新たな格差や不公平が生まれてはならないと、こういうふうに思いますので、その点も含めてご説明をいただいたらと思います。

 まず初めに、1点目でございます島嶼部や山間部等の条件不利地域の情報格差解消のために、今回宇和島市の情報通信基盤整備事業が約15億円を投入して行われるということでございますが、これで一般家庭での高速インターネット環境とテレビの難視聴地域は100%解消するんであろうかということを、まずお聞きいたしたいと思います。総務部長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの公明党、松本議員のご質問でございますが、高速インターネットの環境整備におきましては100%整備可能でございます。あと難視聴地域につきましては、現在135施設の共同受信施設がございますが、そのうち79施設程度が整備対象となっております。世帯カバー率で申し上げますと84%が可能になります。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) わかりました。

 2点目ですが、旧市内の難視聴地域、今回その対象にはなっていないというふうに聞いておるわけなんですけれども、どういう理由で対象から外れたのかということをお知らせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 今回の事業は総務省の補助事業により実施するものでございます。現在民間の通信事業者が同じ光ケーブルのサービスを提供している地域は競合となるため、補助を受けることができません。以上のような理由で対象外となっております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 3点目ですが、我が市の難視聴地域では共聴組合が組織をされておりまして、これまでずっと運営をされてまいりました。私の住んでいる地域でも共聴組合がございまして、今回解散をいたしまして、ケーブルテレビに移行するという方向で進んでおります。加入費用というのは一般家庭で約6万5,000円でございますけれども、特別料金ということで約5万5,000円ということになっております。内訳といたしましては加入金と引き込み工事費で約4万5,000円で、宅内工事費ということで、これはそのお家お家で違うらしいんですけれども、大体1万円前後だろうということでございます。月額の利用料というのは一般加入の方では3,000円、これはいいんですが、基本の12チャンネルだけでありますと1,050円ということで決まっております。もう既にユーキャットやそのケーブル、それとNTTの光ケーブルが敷設されているところは対象外ということでございますけれども、今紹介いたしましたように、新たに共聴の場合、うちはないわけですが、ケーブルを敷設するための費用というものを支払わなければテレビが見えない、こういうことになるんですけれども、住む地域で大きな違いがあると、不平等であり、この格差は容認できないという方もおられるわけですけれども、それについてちょっとお答えを願えたらと思うんですが。総務部長でいいんですかね。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまのご質問でございますが、私も考えまして、すべてが完全にクリアできるということはないと、やはり不公平な面も出てくるのは仕方ないというふうに考えております。このそもそもの事業目的は先ほども申し上げましたように、旧市内以外の地域では、地理的な制約や採算性の問題から民間事業者による情報通信環境の整備が進まないという現状で、地域間の情報通信の格差が長年にわたって生じていると。今回はそれを解消するというのが目的で国のほうから補助をいただいて実施すると。それにあわせまして、本線から約1.5キロ以内ぐらいであればケーブルテレビをお願いして映像も映せるようにしたいというふうなことでございますので、本来の目的はインターネット整備が目的でございます。

 先ほど議員から言われましたように共聴でやられている施設が宇和島で現在135施設、約1万1,000世帯、32%がその受信を利用しております。やはり共同受信施設を改善するとなりますと、規模にもよりますが、100万から600万程度の金額が必要であると言われています。今回の事業で135施設のうち79施設、約7,400世帯が整備の対象となっておりますが、その地域につきましては今回のサービスで、ケーブルテレビに加入することによって共同受信施設を改修しなくてもテレビを見ることが可能になります。

 あとNHKが管理する共同受信施設で既に改修完了した地域がございます。NHKのほうが約半額負担して改修をされているというふうに聞いております。これを利用して残り、宇和島市の場合、あと23施設については今後国の補助を利用して整備をしていくのか、検討が必要となってくるというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 私のところは共聴組合、ある程度積立金があったということで、それで負担しまして、ある程度皆さんの負担は軽減しますよというふうにやっていただいておるんです。うちの地域の半分ぐらいはアンテナを立てたら何とか見られるということで、そちらも共聴組合脱退してもいいと、あとアンテナを立てればデジタルテレビは見えますよという方ですから、脱退したときの4万5,000円ぐらいのお金でアンテナを立てたら、それでもう済むわけですね。そういうところもある。

 だから、ほかのところの地域を聞いてみますと、積立金とかそういう余裕もないと。その上でこの5万5,000円とか6万何がしまで負担をして、そして毎月毎月NHKの視聴料とは別個に支払わなければならないと、これは大変やなというお話なんですね。そこらのところを今後どうするかということ。時間はまだありますけれども、2011年までありますけれども、そうしたところをどうするかというところ、市長さん、何かいいお考えないでしょうかね。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 非常に総務部長も歯切れの悪い答えをしておりますけれども、私もこれについては正直に言いますと、旧市内が逆差別を、差別を受けているんではないかというところは、事業の性格上あると思います。ただやはり我々としては、国の大方針の中で日本全土を高速インターネットで結ぶと、その情報格差はなくすというところの大方針がありまして、それに対して、まず一番に宇和島市としても対応を早急に考えなければいけない、考えていきたいという大きな方針の中で、少なくとも今回の事業において情報のほうにつきましては100%、先ほど言いましたように事業化されて、皆さんが利用したい人は利用できるという状況になります。

 ただ問題なのは、その先、テレビという通信のほうでどういうふうになってくるかというところにおいて、どこの地域でも見るというところにおいてある程度の負担は要るということは間違いないと思います、これを利用するとすれば。ただ、その利用の料金において、今旧宇和島市内の特に中心部、高串、伊吹町から保田のところまでですかね、ケーブルテレビが入っているところは、今まで既に入っている人は当然のことながら、何万円という自宅への引き込み料、それから自宅まで来て、その中、宅内の引き込み料と実際の宅内の配線というところで負担をし、またかつ利用料というところで毎月負担をしていると、それが今回の事業で光ケーブルが敷かれるところは、基本的に自宅の軒先までは来るということになります。あとはその料金というところで、私としてはできるだけ幅の広い市民の方々にできる限り公平になるように、少なくとも今後引こうという方にとっては、宇和島市内の方も含めてできる限り公平にできるように、ケーブルテレビと協議をしながら結論を出していきたいというふうに考えております。

 ただ、なかなか、最初に言いましたように、旧市内ケーブルテレビ、民間がやっているところを行政が乗り込んでいって同じレベルですべてやるとなると、逆にまた行政の負担がふえてくるというところも懸念されておりまして、そこの調整を今後できるだけ早くやって、市民の方できるだけ、100%とはもう自信ありません、正直言って。ただできるだけ多くの方々に納得していただけるような料金システムということを打ち出していきたいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 先ほど当初の質問のときに、高速インターネットは100%可能ですということでございました。しかし、それはありがたいことなんですけれども、その高速のインターネットを軒先までつないでいただいたとして、どれだけそれを利用するのかという部分があると思うんですよ。そうすると、せっかく光ケーブルが軒先まで来たとしても、使わなければ何の意味もないわけです。だけれども、今回このデジタル化をするということになりますと、双方向のやりとりもできるというようなテレビらしいので、それもよくわかりませんけれども、そうすると、そうした高速のインターネットよりも、デジタルテレビが100%普及できたほうが、より皆さん便利に思われるのではないかなというふうに思うんです。だけれども、こういうような状況がありまして、年間1万2,600円払わなければテレビは見られませんよという、こういう状態というのは余り感心せんわけです。

 そうであるならば、インターネットよりもテレビのデジタル化のほうを進めていただいたほうが、より市民に対してはサービス提供できるんではないかなというふうに思うわけなんですが、この点はどうお考えでしょうか。市長さん。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今のご質問の中で、テレビのデジタル化というところにおいては、基本的にはNHK初め、あと民放がそれぞれ今やっているところにおいては、基本的に同じサービスができるように、システムが変わってもサービスという、テレビを見るということにおいては変わりのないようにそれぞれの施設を改善しなさいと、改造しなさいということが国から出ていると思います。それで、今見られるところはそういうことで基本的には問題がないというふうに思っております。

 ただ、共聴とか使っているところについてどうするかというところが問題なんだろうというふうに思っております。そこの対応ということになりますので、もう一つデジタル化の大きな宣伝項目の中に、今議員言われたように双方向性があると、要はアンケートとかも、自分のところのこっちの端末をいじれば東京のほうで集計ができるとかいうことがデモンストレーションの中では宣伝されておりますけれども、これが共聴施設になったら本当にできるのかとか、今度市が敷設しようとする光ファイバーでそういう機能までそのままできるかということになると、私もまだそこまで勉強よくしていないというところがありまして、これはまだまだ研究をしなければいけないというところはあると思います。

 ただ、何よりも最初に言いましたように、高速インターネットを日本全土で使うという国の大きな方針の中でやっている事業だということでご理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) それじゃ次に参ります。

 NTTの光ケーブルを敷設されているところは対象外ということですので、しかし、そのNTTのケーブルというのはうちの家までは来ておるわけなんです。それを利用させてもらうことはできるのかなというふうに、素人考えですけれども思うんです。それをそのケーブルにテレビ放送を乗せることはできないのかということです。それで逆に言いますと、今度市が光ファイバーケーブルを敷設しまして、CATV以外にも民間の通信事業者に対しても光ブロードサービスというその線を利用してもらうわけでしょう。ということは、逆に民間事業者の光ケーブルを利用させてもらうこともお互いさまということで利用可能ではないかなというふうに思うんですけれども、これについては岡野部長さん、どこまで研究をされておりますかね。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野部長。



◎総務部長(岡野昇君) 光ケーブルで映像も見えるんじゃないかということで、NTTの関係を今議員からおっしゃられたと思うんですが、やはりこれは民間のことでございますので、現在NTTが放送事業としてはやっておりませんので、例えばNTTが放送事業とやって、その線を例えばユーキャットに宇和島共同テレビに利用させるとなりましても、宇和島ケーブルテレビのほうでも今は旧市内におきましては同軸ということで、なかなか光ケーブルに転換する装置はないということを聞いておりますので、その装置をつけるとなりますと、かなりまたケーブルテレビのほうもお金がかかるんじゃないかというふうに思っています。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 今また聞きまして、ちょっとまた疑念がわいてきましたのですが、このケーブルテレビが、ケーブルテレビに聞いたらいいんですけれども、敷設するというのは光ファイバーケーブルなんですか。同軸ケーブルを今後ともずっと敷設していくということなんですかね、その辺はご存じないですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野部長。



◎総務部長(岡野昇君) 今回の島嶼部のほうで国の補助を受けて整備するところは光ケーブルでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) この旧市内。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野部長。



◎総務部長(岡野昇君) 旧市内は今もずっと同軸のままでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 今後ともずっと。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野部長。



◎総務部長(岡野昇君) それはもうケーブルテレビのあれになりますので、将来的には光ケーブルにしますと、かなりスピード的にも可能であるが、現在のところは整備しているのは同軸で整備しているというふうに聞いています。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 何か市長さん、ありますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 100%の自信はないんですけれども、ケーブルテレビさんも、最近やっているのは光ファイバーのほうをできるだけ使っていっているというふうに理解しております。ただ、これまでにやっている部分は同軸を使ってやっているところが多いという、最初は少なくとも100%同軸からスタートしているというところで、順次これは切りかわってくるんであろうというふうに思っております。

 それと、先ほどのNTTの回線を使って、NTTさんも光ケーブルを引いておるところがあります。つい数日前のテレビ、土曜か日曜か見ておりましたら、NTTの宣伝が入って、映像も見られますというようなことを言っておりまして、私もそれだったらこれやらんでもいいじゃないかと思って担当のほうにちょっと確かめますと、やはり映像が見られますというのは、ネット等を通じた映像は見られますけれども、一応テレビという映像はNTTでは流すことができないと、先ほど言いましたような法律の中で、ということになっているので、大変紛らわしい宣伝やなということで私思ったんですけれども、そういうところが現状ではその垣根がまだ取り払われていないということだと思います。

 ただ、この垣根が取り払われると同じ光ケーブルですから、私は技術的にはそんなに問題はないんだろうということで、当然これから国の中で検討されるんだろうと思いますけれども、この世界、ご存じのように、もう日進月歩というか、1年の間に変わりかねないというようなところですけれども、私としても数年内には変わってくるかもしれないなということは思ったりもいたしております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) そうですか。そうしたら余り急がないほうがいいということですかね。2011年までに様子を見ながらやったほうがどうもお得ですよというような言い方されたようにも聞こえたんですが。

 わかりました。余りこればかり時間かけるといかん。

 あと、ちょっと話は変わるんですけれども、この地上デジタル放送への完全移行のために共聴施設整備の支援を打ち出しておりまして、我が市でも広報の5月号に掲載をされておりました辺地共聴施設のデジタル化支援ということについて、説明会を開催予定しておりますということで記載をされておりましたけれども、これはいつごろこういう説明会をされるのか、ちょっとお願いをいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 総務省の四国総合通信局と調整を行いまして、7月中旬に共同での開催を予定しております。宇和島、吉田、津島の3会場で実施する予定でございますが、三間につきましては1施設でございますので個別に対応をするという予定でございます。あと各公民館単位におきましては8月から市が単独で説明会を開きまして、加入申し込みも受付をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) その同じ広報の15ページには、ギャップフィラーということで、テレビ放送を光ケーブルを利用してアンテナを立てて、直径でいいますと1.5キロメートルぐらいのカバーをするということで、その無線共聴の支援ということで載っておりますけれども、これについての宇和島市の支援策ということでお聞きできればと思うんですが、どうお考えか、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまのギャップフィラーの件でございますが、やはり幾らぐらいかかるのかメーカーに問い合わせてみますと、約700万程度かかるというふうに聞きました。これを利用しますと、その地域でのワンセグ放送も利用可能になったり、有線の共聴施設と異なり、維持管理が不要となるメリットもございますが、無線機器等は特殊でございますので、コスト面でメリットは少ないのじゃないかというふうに考えております。

 しかし、共聴施設の整備の中でギャップフィラーをぜひ整備したいという地域におきましては、国の補助制度もございまして、3分の1国から補助されるようになっております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) この実験報告書を見てみますと、平成18年のときには結構言われたように経費かかっておるんですけれども、この19年12月の段階ではギャップフィラー、1基地に200万円と、こういうようなのが出ておるわけなんですよ。だから、これも日進月歩で、初めは高かったかもしれんけれども、だんだん安くなるということじゃなかろうかというふうに思うんですが。だから、これで見ますとアンテナをそちらに向ければ配線も要らないということですので、これについてはもう少し研究もしていただいて、そちらのほうが経費的にも安いということであれば、これも検討願えたらというふうに思います。よろしくお願いします。

 それじゃ、次の質問に参りたいと思います。

 やすらぎの里の管理者選定についてお伺いをいたします。きのうもきょうもお話が出ておりますので、やはりそれだけ関心の高い問題かなというふうに思っております。重複しておりますので、なるだけ避けて通りたいとは思います。

 第1次審査で選ばれた3社で第2次審査が行われたというふうに聞いておりますけれども、この私がもらっている表で言いますと、AからG、そして南レクと、こうありますのですが、この表の中で言いますと、G社というのは1,230万円、そして南レクは500万円の納付金ということで、こう見てみますとそれでも選ばれないというのは、G社というのがよほど信用ができないのかなというふうに思っております。あれだけの土地と建物、家賃でいいますとわずか月額42万円で貸すことになりますよね。

 2年後には宇和島道路がやすらぎの里まで延伸をいたします。申請団体もそのことはもう織り込み済みだというふうに思っております。現在は確かに経営は右肩下がりの状況だとしても、将来のことを考慮して申請を行っているというふうに思うわけです。そうでなければ8団体も申請はしてこないというふうに、私思っております。総事業費も聞いてみますと、土地とか温泉とかも全部含めましたら、21億円もかかった施設だというふうに聞いておりますが、その施設の家賃が42万円というの、それだけの値打ちしかないのかということは、これはなかなか市民に納得を得られるのかなというふうに思っておりますけれども、そのことについて、市長さんお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 先ほどの質問の中でもちょっと言わせてもらいましたけれども、今の松本議員の、20億をかけたものが40万円ちょっとぐらいの家賃で貸して、市民が納得するかというところですけれども、これが新しい事業としてこれから取り組む事業としてだったら、私も大いに疑問を持たざるを得ないというところはあります。市民もなかなか、つくって40万円で貸すということになったらペイしないだろうというのは、もう一目瞭然だろうというふうに思っております。

 ただ、今ある施設を、じゃ今後どうやっていくかというところにおいては、先ほど言いましたような数字の中で、私として、募集のときに500万というのは期せずして南レクさんも500万として出しておりますけれども、私が募集するときに見てもらったらわかりますように、募集要項の中で年間で500万以上の納付をしてもらえるということを条件に上げております。それでこたえてきた数字がそれぞれ各社いろいろあったということですけれども、そんな中において、現実論としてはやっぱりなかなか厳しいんではないかというのを、私は自分も施設を運営していて思わざるを得ません。ですから、コストからすると安過ぎると言われたらそのとおりです。しかし、現実を見るとそれぐらいしか利益というのはなかなか見込まれないんではないかというふうに思っております。

 ただ、今回の選定委員会の中で議事録見ていただいたらわかりますように、委員の方々は最初の中で、まず納付の金額よりも安定性、それから中身を重視していこうというところが強く出たんではないかというふうに思っておりまして、その中での委員会での選択だということで私としては受けとめております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 指定管理者の締め切りが3月14日、第1回選考委員会が1カ月後の4月16日に行われました。そこで、選考基準となる配点について検討がなされて、特に指定管理者が宇和島市に納める納付金の配点は当初25点であったが、選定委員会で15点に引き下げられました。結果的に南レクが選ばれまして、納付金についての配点が25点であったらG社が選ばれた結果ということになります。

 第1回の選考委員会の議事内容を繰り返し繰り返し読んでみますと、各委員さんはそれぞれ立派な見識を持ったご意見を述べられておりますが、全体を通して読んでみますと、もうさまざまな疑問がわいてきます。ある委員さんの「宇和島市にとって納付金はどのぐらい重要か」という問いに、事務局は「納付金額の設定は幾らにするか悩んでいたが、市長が最終的に500万でいくという判断をされたので500万円以上という設定の足切りの数字を出した」と答えております。市長さん、まずその決定の根拠を、500万の根拠を教えていただけますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私として、根拠というのを言われると、大変何を根拠にしたかというと数字的には言いづらいところがあります。ただ、前年度一番ピークに利益といいますか、運営費で利益が出ていたのが1,000万ちょっとだったというふうに記憶しておりまして、その半分ぐらいは最低限利益をいただきたいなというところで、最低限という線ということで出させていただきました。

 それから、先ほどちょっと言い忘れたわけですけれども、500万のところと、あと最高のところが1,200万か300万でしたよね。ですから、コストからすると、1,300万もらおうが20億も投資したら到底合わない数字です、民間ベースでいきましたら。ですから、私としてはもう今回委員の方々もそういうふうにとられたというところがあるのかなと思いますけれども、やはりこの今できている施設を安全に安定してできるだけ市民の方々、圏域の方々に利用していただけるというところの運営上の点数を多く出しているのかなというところを思っておりまして、私としても、それでいたし方ないのかなというふうに、いたし方ないというか、指定管理者に出そうという意図はそういうところであったということですので、委員の方々もその方向でやっていただいているんだなということを理解しているという状況でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) また時間がなくなるんですけれども、ちょっとひっかかるんですよね、そういう話が。この20億もかけたんだから500万も1,200万もそう大して変わりないんじゃないかというお話なんですが、700万というのは大変な額やと思うんですが。もう我々もいろいろ要望しても、100万、200万のことでもなかなかうまいぐあいにいかないじゃないですか。その100万でも捻出するということは大変なことやというふうに、一番市長さんが思われておるんではなかろうかと思うんですけれども、やはりそこでちょっと私、一緒だというふうな話はちょっと無理筋やないかなというふうに思うんですが。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) ですから、誤解を招かないように私も注意して言わなければいけないかもしれませんけれども、20億、もし民間の立場でという話です。20億、民間の立場で私が20億のお金を投資する、その中において上がってくる利益が何百万、何千万というところだったら、当然投資はできない話ですというところで言わせていただいたというので、500万も1,000万も大差ないというところでございます。

 あと実際にいただくというところ、今の現実問題としては、この施設が既にあるというところにおいて、しかも行政も今まで経営というか運営をしてきておりまして、その中でお客もどんどん減っている、あとこれから心配されるのは管理費もふえてくる、補修費を中心にふえてくると思います。そんな中において、私としては指定管理者を導入したいというところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 次へ行きます。

 また、ある委員は「指定管理者の場合、売り上げは上がると思いますと。金額は500万ですが、これ以上出ると思います」と言っております。そして「減価償却を考えないと」というふうに言っています。減価償却を考えないのかというふうな問いだと思います。その後、別の委員さんは「あくまで市のサービスということである」と、こういうお方もおられまして、これで結局減価償却も考えず、市のサービスを行うということになりましたが、市長さん、今も同じような話になりますけれども、指定管理の施設に対する収益性と公益性ということをどのようにお考えか、ちょっとお聞かせ願いますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 収益性と公益性、そこらを厳密にどう考えるかと言われると大変難しいというところでありますけれども、私としては収益というところにおいては、今の施設の運営状況ということを念頭に置いて、500万ということを最低条件として決めさせていただいたということでございます。あと南レクにつきましては運営上の計画でいきますと、ご存じのように、後年度においてはもっと利益が出るというようなことが出されておりまして、市への納付金の条件としても利益が出た場合には500万以上の増額も相談するというような条件に、提案になっていたというふうに思っております。そこについては今後詰めさせていただかなければいけない一つの点だろうというふうには思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) また、ある委員は、「やすらぎの里の場合は2年後にドル箱になる可能性がある」「ピークの2億円まで戻る。逆にもっと超える可能性がある」と言っています。さらに「公益事業、地域の活性化とともに収益を上げて活動してくれる業者に配点を高くするのがいいと思う」というふうに言う委員さんもおられました。なのに事務局が「全国の事例を見ると、納付金を納めている事例は少なく、配点も10%が多いようです」と、こう言いまして、最後に「納付金の配点を15点にしておいて持って帰っていただいて、異論があれば次回に協議するということでよろしいですか」と、この時点で配点が25点から15点に変わったわけであります。

 私はもう本当に不思議な、本当にそういう思いになったわけなんですけれども、総務部長さんはこの今のところ、どう思われますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの点でございますが、納付金だけではなく、納付金もあくまでも25点というのはたたき台で示していた数字でございまして、自主事業も5点から10点とか現状サービスの維持も5点から10点とか、いろいろ項目によりまして配点はその4月16日に検討していただいて、最終的に納付金のところは15点ということで決定しましょうということで委員会で決定していただきました。それをもちまして17日に第1回の委員会の後、選定審査基準として、津島やすらぎの里指定管理者候補選定要項を決定して公布したものでございます。

 やはり私といたしましては、25点を15点に意図的に変更したとかいうことではございません。確かにたたき台としては上がっていた数字でございますが、15点に決定していただいたというふうな認識でおります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) そういうお考えもあるかもしれません。私はもう初めに南レクありきというふうに疑われても仕方がない選考ではなかったかなというふうに思います。

 民間よりも第三セクターのほうが無難だという考えが点数に影響していないかなということは市民の皆様からも声が出ております。この総務省からの第三セクターに関する指針の改定というのでは、第三セクターに公の施設の管理を委託している地方公共団体にあっては、地方自治法の改正により指定管理者制度が導入されたことを踏まえ、第三セクター以外の民間事業者の活用について積極的に検討を行うこととありますけれども、この点、どうお答え願いますかね。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私は南レクというのは確かに第三セクターの会社で興っておりますけれども、これはあくまでも県の三セクというところで、市からいきますと当然成り立ちのときに市も出資はしておりますけれども、市の第三セクターである会社ではありません。ですから、私としては一つの会社として見ていいんだろうと思っておりますし、県においても当然ご存じのとおり、南予レクリエーション施設の見直しの中で、2年前ですかね、指定管理者制度導入するというところにおいて、それまでの南レク株式会社という第三セクターの性格を大分変えたんだろうというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) これは指定管理者制度ができましたときに、平成15年12月12日に総務省の自治財政局長が県知事あてに送っておりまして、それで貴都道府県内の市町村にも連絡の上、その徹底を図られるようお願いしますということで、指定管理者については民間を使えと。だから第三セクターはなるだけ排除していきなさいよということがもう既に出ておるわけですので、知らないわけじゃないと思うんです。それをあえてやるかという、逆に思っているんですよ。答え要りませんけれども。

 結論といたしまして、今回の選定は、この過程で不審とか疑念とか抱かせるものがありました。今後、指定管理者を選ぶときの透明化、公正化ということでどういうふうにお考えになっておられますかということを、最後にお聞きしたいと思います。これは市長さんかな。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今回の議員の方々から示された疑問のところも、きのうも述べさせていただきましたけれども、点検いたしまして、今後の指定管理者の導入については参考にしたいと思います。

 また、三セクについての取り扱いというところにおいて、また議員の方々とも意見交換さらにしていって、次のものがあるときまでにはきちんとお互いの合意点を、認識を同じレベルにした上で条件を決めていきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 岡野部長もどうぞ。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 市にとりまして納付金を提案する指定管理の導入は初めてのことで、蓄積されましたノウハウもなく、全国的にも事例がまだまだ少なく、応募団体の納付金額にも大きな格差があり、選定委員会の前から市民の納得できる選定を心がけ、職員といたしましては心血を注いでまいりました。今回の事案を踏まえまして、さらに指定管理者選定における透明性、公平性を図っていきたいというふうに考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) よろしくお願いします。

 次に参ります。

 今回、ふるさとうわじま応援基金条例(案)が提出をされました。これは2006年12月議会において提案した寄附による投票が、ふるさとうわじま応援基金と名を変えて提案をされたと私は認識をしております。寄附による投票は、具体的な事業メニューや事業額を提示し事業を遂行するというものでありますが、今回の提出のふるさとうわじま応援基金条例は余りにも漠然としており、この条例が実効あるものとなるかどうか不明であります。1年半の間、どのような検討がなされたのか、まずお伺いをしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ふるさとうわじま応援基金条例は、平成18年12月議会におきまして、松本議員から寄附による投票条例の提案をいただき、検討を始めたものでございます。基金名につきましては、ふるさと納税制度の受け皿としての位置づけや、寄附者へのPRを意識したものであります。

 条例の提案までの検討の流れは、平成19年1月に庁議におきまして、当時の総合政策課から提案書が出され具体的な協議に入り、3月には9月議会の提案に向け、制定する際の事業案を各課に照合するなどして準備を進めてまいりました。しかし、平成19年5月になって、総務大臣からふるさと納税の創設に関する表明があり、7月にはふるさと納税研究会により制度のスキームなどが示されたことから、寄附による投票条例の特徴を出していくのか、ふるさと納税を視野に入れたものとして条例を提案するのか検討を行う必要があると判断し、9月議会の提案を見送ったものであります。

 また、新市の総合計画指針となる第1次宇和島総合計画との整合性につきましても検討してまいりましたが、議会への提案がおくれましたことにつきましてはおわびをいたします。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) わかりました。これまでやろうとして実現できなかった事業のメニュー、こういうものを載せて提案をするということ。それによりまして、どれだけ支持をされておるかということを問うことも、事業を実現させるためには有効であるというふうにも思っております。城山の整備とか、木屋旅館の保存とか、大和田建樹の生家の保存展示とか、そうした文化的な、観光的にも整備を急がれる、そういう事案もあるというふうに思いますので、そうしたことも寄附条例の中に生かしていくべきではないかなというふうに思いますけれども、市長のご所見をお伺いしておきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 議員のご発言のとおり、我々としても私としても、寄附をいただくときにはできるだけ具体的なものを上げたいなという思いはあります。そういうことで、これからPRを兼ねてやっていくわけですけれども、そのPRのときを中心として具体的な案というのを示しながら、できるだけ多くの方に寄附をしていただくという格好にしていきたいと思います。その点につきましては、また本日ここの議場におられます皆さん方にもぜひともご協力をいただいて、私としては、市の職員、それから議員の皆様の理解を得て協力の中で成績を上げなければ何にもならないと思いますので、ぜひともよろしくご理解とご協力をお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) それじゃ、次にまいりたいと思います。

 鍼灸マッサージ施術補助制度についてお伺いをしたいと思います。

 医療制度が変わりまして、長寿医療制度の対象者がはりやきゅうの治療を受ける場合に、3月までは市からの補助がありました。しかし、国民健康保険の被保険者でなくなった方はこの対象から外れ、この4月から補助が受けられなくなりました。実例を挙げますと、これまでなるべく病院に行かず、はりやマッサージで体調管理をしていた方が75歳になったとたん、補助がなくなったと。昨日までは補助があったのに、寝て日がかわったとたんにきょうは補助が受けられないという、そういう現実に、この先どうしようかなというふうに不安を覚えたということでございます。

 県内の鍼灸マッサージの施術補助制度の状況を見てみますと、県内で補助制度がないところは松前町だけで、また75歳から補助がないのは宇和島市と大洲だけという状況であります。平成18年度の鍼灸マッサージ施術の市の補助金は908万7,400円でありまして、そのうち、75歳以上が受けた補助分というのは全体の23.69%、単純計算で210万ぐらいであります。機能保持、健康保持に努める高齢者にとっては頼みの綱といえる制度だったわけであります。

 鍼灸マッサージで病気の予防に努める、そしてまた健康維持を図っている方も多いわけでありまして、私の知人も難病にかかっている方でございますが、薬だけではとても現状が維持できないということで、マッサージで進行を食いとめておるという方もおられます。かかりつけの医師も、その効果を大いに認めておりまして、病気にならないための健康管理ということで、鍼灸マッサージは大変有効であるというふうに言われております。

 山口県の周南市は70歳以上の高齢者の健康の維持を促し、医療費を抑制するためにはりやマッサージを受ける場合に、1回につき760円、または920円、1人について1カ月に12回まで補助を出す助成制度が行われております。助成事業の目的を、はっきりと健康維持を促進し医療費を抑制するためというふうにうたっております。はりときゅうの治療を受けて1回840円の補助を受けたとしても、月に2回行っても1,680円。それで体が楽になり腰の痛みも取れて病院に行かなくて済んでいるという方がいらっしゃいます。病院で支払う医療費を思えば、鍼灸マッサージの補助金は決して高くないというふうに私は思うんですけれども、早急な対応を望みたいと思いますが、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) この鍼灸マッサージに対する補助制度ですけれども、基本的に後期高齢者医療の中でどうするかというところで昨年議論がされまして、市としても検討いたしました。その中において、大きな流れとしては県の議論の中で、広域連合の中で取り上げられるんだったら当然認められるというところで対応していこうということで諮ったわけですけれども、後期高齢者制度では残念ながら、もうこの制度は必要ないだろうということで補助から外されたというのがあります。それは先ほど発言ありました松前等やっていないところがあるというところで、補助制度から外されました。

 それで私としても当然全県下でなくなった、ほとんどなくなっているんだろうという認識をしておりましたけれども、先日タウンミーティングをやっておりましたら、津島のほうだったと思いますけれども、1人の方がこれを復活してほしいということで調べてみますと、国保のほうではないわけですけれども、福祉のほうで補助をやっているというところが結構あるということが判明いたしましたので、私としてはもう一回検討はしてみなければいけないかなというふうに思っております。

 ただ、昨年の議論の中で、この制度を利用して75歳以上の方で利用されている方というのは大体70名前後ではないかと、宇和島におきましては、というところで、この70名という方を補助するというために補助制度を設けるのがいいかどうかというところで、宇和島としても積極的に後期高齢者医療の中でこの推進を訴えていこうというほどの判断ではなかったというところもあります。そういう数字をもとにして、これから福祉の世界でどう考えていくかという考え方を早急にまとめてみたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 先ほどの議論の中でも医療費の高騰ということもございました。やはり医療費の高騰、下げるためにもこうしたものも大いに利用していくということは大事だと思うんですね。これについても補助の1割とか3割負担じゃないですよね。7割は自分が出して3割だけ市のほうで持っていただくというような制度ですので、その点も含めて検討していただいて、なるだけ早くこういう制度がまた利用できるようにお願いをしたいというふうに思います。

 次、まいります。

 津島町から宿毛に至る主要地方道、この件につきましてお願いをしておきたいというふうに思います。

 この主要地方道宿毛津島線は、四国8の字ルートの見通しが立たない今、主要地方道としての重要な路線であります。この路線は災害時等の緊急輸送路になっており、大地震のときに津波被害が予想をされ、また分断が予想される国道56号線の迂回路としても重要な路線であります。しかし、災害時等の緊急輸送路にもかかわらず狭い未整備区間があり、また宇和島市総合防災マップによりますと、依然通行規制区間も6カ所となっております。この路線が整備されませんと、広域に及ぶ災害被害が出た場合、道路が分断され、けが人、病院の搬送など緊急輸送に重大な支障を来す結果になります。

 また宿毛津島線は災害時等の緊急輸送路だけでなく、この路線は観光にも大いに役立っている路線であります。アケボノツツジで知られる篠山は四国屈指の花の名山であり、樹齢1,000年の大杉コウヤマキもあり、篠山の7合目には落差50メートルの山の緑の中に1枚の白い布をたらしたような美しく流れる白滝があります。この篠山の登山口には、宿毛津島線を通り祓川温泉を経由してまいります。祓川温泉も小規模ながら泉質のよさで知られ、根強い人気を得ております。豊かな観光資源でありながら、道路が未整備のために宝の持ち腐れというふうになっております。

 愛媛県の道路行政では、県都60県域内30アクセスプラン関連道路、また緊急輸送路、市町村合併支援道路という3つの道路ネットワークを選定しておりますけれども、宿毛津島線にはこの3項目すべてに当てはまっております。早期実現のために、関係省庁への積極的な働きかけが必要であるというふうに思います。この工事の進捗状況と今後の計画について簡単にお願いいたします。これは建設部長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 水口建設部長。



◎建設部長(水口明彦君) それでは、ご質問の主要地方道宿毛津島線の工事の進捗状況と今後の計画についてお答えいたします。

 緊急輸送道路であります主要地方道宿毛津島線の整備状況につきましては、愛媛県の説明によりますと、改良率は現在92%となっております。今後は篠山橋付近の改良を行い、継続して加塚橋付近の整備を進める予定とのことです。

 また横吹渓谷付近の整備につきましては、1.5車線的整備と防災事業を組み合わせた待避所等の整備を進めていく予定であるという報告を受けております。

 なお、高知県側の道路改良率につきましては、平成19年4月現在約80%ということでございますので、今後は高知県側との連携も含め、路線整備の早期完成に向け積極的に要望をしてまいります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

 最後でございますが、昨日の質問の中で、九島架橋と汚泥再生処理施設とはもう分離をして考えていきたいと、こういうふうに答弁がございました。これは大変な方向転換であるというふうにとらえております。22年までには給食センターの移転改築、26年までには汚泥再生処理施設をつくらなければなりません。きのうもありました学校の耐震化を加速させるために、この3年間でしっかりやっていくというような教育長のご決意もございました。これはどうしてもやらなければならない、そういう課題であるというふうに思っております。

 市長は、今議会に九島架橋の調査費5,000万円を計上されておりますけれども、本当に学校の耐震化、それから給食センター、また汚泥再生処理施設を進めていくおつもりであるのか。それと並行して橋をかけるおつもりであるのかということを最後にお聞きしたいというふうに思います。よろしくお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 昨日も申し上げましたとおり、当然事業の年度割ということは慎重に考えていかなければいけないと思いますし、その裏づけとして財政の健全化、それと現実性ということも考えていかなければいけないというところ、そういうところをトータルで考えながらやっていきたいというふうに思っております。ただ、本当に今地震等の問題で耐震化というところ、学校に対する予算づけというところを、今まで長期をほぼでき上がってきておりますけれども、そんな中でもまた多分、多分というか、間違いなく組み直しを考えなければいけないだろうというふうに思っておりまして、そういうところも含めてさらに精査をしていって、必要な事業についてはやっていくという格好で頑張りたいと思いますので、ぜひともご理解とご協力をお願いいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) すべてやるということで。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 基本的には、必要なことはやっていきます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) 分離をしてやるということについては特例債が使えなくなるのではないかというふうにも心配をするわけですけれども、九島架橋について特例債を使わないということになりますと、辺地債とか過疎債ということを利用して橋をかけるということになるんでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 特例債が使えなくなるというのは、橋に関してということですかね。橋に関しては当然県・国との協議が必要ですけれども、分離しても特例債は可能性はあると思っております。

 それともう一つ、今出ました架橋ということにつきましては、私としては、より有利な起債である辺地債、何とかして使わせていただけるように今後頑張っていきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松本君。



◆11番(松本孔君) わかりました。ちょうど時間になりましたので、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(赤松南海男君) 以上で、松本 孔君の質問を終わります。

 しばらく休憩し、午後1時から再開いたします。

    午前11時54分 休憩

   −−−−−−−−−−−−−−

    午後1時00分 再開



○議長(赤松南海男君) 再開いたします。休憩前に引き続き一般質問を行います。

 岩城泰基君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 社民党の岩城でございます。2点について質問をいたします。

 1点は後期高齢者医療、この制度についてでございます。もう1点は、学校の統廃合に関する問題でございます。若干意見を述べながら質問につないでいきたい、このように思います。

 後期高齢者医療制度は2006年6月、小泉政権の構造改革路線の中で医療制度改革法として成立をしております。まさに強行で成立をさせたものでございます。その前年には障害者自立支援法が成立をしております。まさに応能負担から応益負担への方向づけがこういった中で決まってきておると。能力に応じた負担から、お金があろうがあるまいが受けたサービスに対して一定の金額を負担しなさいと、こういった中身でございます。そして2004年には労働法の改正があります。製造現場への派遣労働の原則自由化、これよって労働者の権利が大きく剥奪され、現在日雇い派遣労働の問題が大きな社会的な関心事になっております。そういった中で生まれたのがこの後期高齢者医療でございます。

 小泉さんは改革には痛みが伴う、このように述べられました。大企業が史上空前の利益を上げる中、痛みを感じておるのは障害を持った方であり、高齢者であり、働く仲間ではないでしょうか。そして3万人を超えるみずから命を絶つという、こんな悲しい実態が今の日本にあるわけでございます。

 後期高齢者医療はもう施行されるや否や、全国各地から批判や反対の声が上がっており、野党4党による廃止法が提案されております。与党からも見直しの意見が続出をしております。私は、病気になるリスクの高い75歳以上の人だけを集めて新たな保険制度をつくるということは、本来あった保険制度、みんなで助け合って何とかしようという制度から大きく逸脱しておると、このように考えます。市長に見解を求めるところでありましたが、朝の坂尾議員の質問に市長見解を述べられておりますので、この点については割愛をしたいと思います。

 後期高齢者医療制度設計は国が行ったものであり、極めて自治体では裁量権のないものでございます。坂尾議員、国政の問題であるからという形で、常識的な判断で後期高齢者医療質問を打ち切っておられますが、国政の部分に入っていかないと後期高齢者医療の中身が見えてこない、そういったことがございます。大変答弁に対しては答えにくい部分があろうかと思います。しかし、見解を聞くという形で質問を行いますので、そういった点よろしくお願いいたします。

 なお、市長は地方六団体の大きな構成団体であります市長会の県の会長を現在なさっておられますね。ぜひ後期高齢者医療の問題点について、市長会を通して国に意見反映をぜひとも行ってほしい、こういった思いもございます。それと実施機関である広域連合の議員でもあります。こういった点を含めて質問いたします。よろしく答弁というか、見解になろうかと思いますが、お願いをしておきたい、このように思います。

 朝の答弁の中で市長は、後期高齢者医療に対する認識として、国民皆保険の制度を守っていく理念としてはいいだろう、ただ具体的な数値の裏打ちがなかったと、説明不足であったと、そして大胆な見直しも場合によっては必要であると、こういった答弁されております。こういった制度つくることによって国民皆保険の制度が本当に維持できるのかどうか、私は甚だ疑問でございます。そういった意味で、一つは大きな大枠の中での医療費に関する問題、そして保険料の算定に関する問題、そして後期高齢者医療でうたわれておる医療の中身の検証、こういった構成で質問を行っていきたいと。

 一つの数値がございます。経済協力開発機構であるOECD、この調査によりますと、GDP、これは企業の税引き前収益と労働者の額面給与、大体足したものではかられるといわれております。言いかえたら、国民が生み出した富の総体であると、私はこのように理解しております。GDP比で比べると、加盟30カ国中21番であると。OECD加盟は30カ国でございます。30番中の21番、これ平均です。そして高齢化率が一番高いのは日本でございます。そうなりますと、高齢化率を加算すれば30分の30に行くんじゃないかと、こういった予測も可能かと思います。先進7カ国、GDP比に占める割合は10%、日本は8%で最低となっておると。金額換算すれば大体10兆円程度医療費にお金が入っていない計算になると言われております。

 本当に国民の医療を皆保険の中で守っていこうとするなら、医療費の問題、そしてそれぞれの負担する負担割合、国の責任、企業の責任、国民の責任、そういったものを合意形成させていくようなものが必要だろうと私は思っております。このGDP、これで見る比較について市長はどのようにお考えか、見解をお伺いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 国際比較の中での判断ということについてどう思うかということですけれども、やはり大きな指標として世界の中で見るということは、何においても必要だろうというふうに思っております。

 そんな中で、この数字のご質問受けるというところでちょっと担当のほうにも聞きましたら、統計の仕方等少し疑問なところはあると、要は日本は医療費ということで明確に区分されておりますけれども、国によっては保健医療費というところで出されているというところもあるというふうに聞いておりまして、厳密な比較はできないんでしょうけれども、大まかな比較はできるだろうと。そんな中において、今議員言われたようにGDP比と医療費の数字でいくと、日本は効率よくやれているところがあるのかなと。逆に言うと、GDP比でいくと負担は少ない状況でいっているというのは間違いないんだろうというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 一応は見解を聞くということで、再質問はいたしません。

 同じような経費の問題にかかわる問題でございます。これは1997年、当時の厚生省、もう2000年には国民医療費は38兆円になる、こういった宣伝を行っております。さらに2010年には68兆円にもなるだろうと、こういった国民医療費の予測値を出しておるわけです。実際と大きくかけ離れております。2000年の医療費は30.4兆円で、8兆円もの差があると。そして2006年の医療費は約33兆円と言われています。

 またもう一つのデータとしまして、国民医療費の財源構成という数値がございます。1980年、国は30.4%を負担しておったと。そして2005年、国の負担は25.1%まで下がっておる。大体5%程度下がっておる。事業主の負担が24%あったものが20.2%まで下がっている。国と事業主の負担が減った分が地方自治体と家計に回っておると。地方は5.1%あったものが11.4%、そして家計は40.2%あったものが43.3%、こういった表が示されております。

 また、公的医療制度における自己負担の割合の数値も一定示されております。日本は16.1%、自己負担の割合。イギリスは2.0、まさにイギリスの8倍以上です。ドイツは6.0、フランスは11.2、さらに社会保障財源に占める事業主の負担割合、これについての数値もございます。日本が5.7%、イギリスが8.4%、ドイツが11.2%、フランスが14.0%、こういった数値が続いております。

 医療費の推移、私は当時の厚生省、医療費の抑制策のためにミスリードしたんじゃないかという危惧を持っております。医療費大変だ大変だ、医療費上がったら国が滅んでしまうよと、そういった中で8兆円も差があるような予測値を出してきた。それに乗っかってさまざまな医療費の抑制がなされていった。それは診療報酬の改定であり、引き下げであり、医師数の削減、医師数の削減につきましても、1,000人当たりで比べますと日本は2人です。国民1,000人当たりに対してドクターが2人しかいない、これはOECDの同じような比較で、30番中27番目になっております。医師不足言われておりますが、意図的に医者を減らしていった政策もあったわけでございます。こういった点含めて、医療費の、私は国の責任あるいは企業の責任きちっと問いながら、そして負担すべき国民の負担割合、それらを示しながら国民の合意形成をやった上で国の医療制度をきちっとやっていく、こういうことが何よりも大事だろうと思っています。

 きのうの朝日新聞見ますと、医療対策予算確保と、2,200億円毎年減らしていくという社会保障費の減額は、もう限度に来ているんじゃないかといったことが与党内からも起きておると、こういった新聞報道もありました。そういった点含めて国民医療費のあり方、財源構成、国と企業の責任きちっと明確にした上で、そしてなおかつ国民の負担をどうすべきか、このように考えることが必要だと思いますが、市長どうでしょう、市長の見解について1点聞いておきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 先ほど議員から言っていただきました。私もことしは順番ということで県下の市長会の会長をさせていただいておりまして、そんな中でこの中でも委員会等余計に入れるというチャンスになってきたと思っております。そんな中で、先日市長会もありまして、その中で市長いろいろ、私も大概うちうちでいきますと反体制派というか、上に対して物を言いたいほうの性格でございますけれども、全国の市長、不満が息巻いているなというところを強く感じました。それはやはり、我々市長として行政をやっていく、そのためには国・県の指導、それから法律で決まったことを守ってやっていかなければいけないという制約は当然あります。ただ、今まではそれで済んでいたわけですけれども、我々も三位一体の改革等を経験した中において、国の言うとおりやっていっておって、果たして地方がやっていけるのかという疑問を一番末端で預かっている市町村長というのは大変強く感じているのが、今の時代ではないかというふうに思っております。

 そういうことにおいて、今までは国のやることだからといって、私もはっきりと言って、この後期高齢者も昨年議会が立ち上げられたときに松山の市長が広域の長でございますけれども、その松山市長を中心にして、もっともっと説明をしていかなければ大変なことになりますよということは、国の機関に言っておったと思います。ただ、そこで終わっていて実際の行動までできなかった、その結果においてこういう混乱のところの一端は、我々にも責任があると強く反省しております。

 ただこれはやはり、国政においても強く反省してもらいたいと。はっきり言って、昨年の夏には与野党逆転が参議院のほうで起こっているわけですから、国もできることなら、今になって廃止法案を出すんだったらもっとさきに出しておってほしかったのにというところもあります。要は、私としてはやはり我々政治にかかわるところ、本当にいろいろ市民のためにどうするのか、もっともっと真剣に考えなければいけない。今回のこの後期高齢者というのは大きな意味においては、その大きな反省をする材料になっているんではないかというふうに思っておりまして、私としても大いに反省しながら、今後どうできるかを考えていきたいと思います。

 そんな中で当然、先ほどちょっと言いかけました、我々としては国・県の指導のもとに法律に基づいて行政をやっていかなければいけない立場ですけれども、その決めるときにおいては今まで以上にやはり一生懸命考えなければいけないと思いますし、その改善等、今起こっている問題、これからどうすべきかということ、本当に真剣に考えなければいけないと思っています。

 それで、最後の議員のご質問のところ、やはりこの結果を見ると、我々もひょっとしたら、国ばかりええとこをとって市長は痛い目に遭っているんじゃないかなというのが今の大まかな感じなわけですけれども、この数字を見ても、やはり負担が減っているのは国と企業かといわれると大いに見なければいけないんだろうと思っておりまして、私としてもこういう数字を見ながら、また今後とも市長会の中で活動していきたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 私も以前、自治労という組織におりまして、ちょうど地方財政の問題で地方六団体の一つである町村会と連携して行動をとったことがございます。地方財政が危ないと、大変力強い運動が地方六団体にできますので、ぜひとも市長会のほうで意見具申をお願いしておきたいと思います。

 私、後期高齢者医療施行以来、呼ばれて3回、退職者の方と勉強する機会を持ちました。非常に大きな関心持っておるのは、1つはやっぱり保険料についての算定の仕方ですね。今私のほうに渡された年金振り込み通知のコピー、これ見ますと、これは退職された方じゃなくて国保に加入された世帯で75歳以上の方ですが、7万6,566円の支給額、どうも若年受給60歳で国民年金受給しているので額が少ないんだろうと思われます。年額、介護保険が8,500円引かれております。長寿保険料として6,900円が合わせて天引きされておると。支給額は6万1,166円、これ2カ月分です。6月は国民年金は複数月で1回ですから、6万1,166円の中から1万円を超える額が介護と後期高齢者医療の保険で天引きされておると。大変重い数字だと私は思います。それについてあといろいろ聞かれましたので、私なりに勉強してみました。

 保険料の算定が所得割と均等割額2つになっておりますね。個人単位で計算される仕組みで、世帯の所得水準によって7割・5割・2割の均等割の軽減措置がある。こういった制度でございますから、個人単位の保険料、そして世帯での所得での軽減措置、160万の年金もらっている方よりも50万の方が保険料が高いというケースたくさん出てきます。単身世帯とか高齢者世帯であったら均等割額の軽減措置になるけれども、世帯の収入、世帯構成の違いによってこういったことが出るわけでございます。基本的に個人単位で算定しながら、軽減措置についてだけは世帯の収入でやりますよと。国保世帯単位の考え方ありましたから世帯の収入によって軽減措置があると、これについては納得できるわけです。これは高齢者に説明してもわからんですね。こういった保険料の算定の仕組みがある。制度の設計に若干無理があったんじゃないかなと。

 そして見ますと、国保との比較の中で国保の制度もスライドさせて後期高齢者をつくったと言われておりますので、所得割額が8.25%が国保ですね。そして後期高齢者では所得割は7.85に下がっております。これも一つ大きな問題です。といいますのは、国民年金もらっている方、ほとんど所得割かからんわけですね。120万の公的年金の基礎控除と33万の控除があると。153万までは所得ゼロに計算されますから。所得割を減らして下手したら均等割を大きくしているんじゃないかなと。均等割は所得にかかわらず全体にかかってくる。そして資産割は当然取っていないわけですね、後期高齢者の保険料の中で。だから、後期高齢者の制度の言う均等割制度の中には、国保で言う均等割と平等割が中に入っておるんじゃないか。その中に減らされた資産割がカバーされる分として均等割額の中に入っておるんじゃないか。さらには上限を国保は56万ですが、後期高齢者医療50万になっております。高額所得者にとっては安くなっているわけですね。その分もカバーした分が後期高齢者医療の均等割額に算定されておるんじゃないかと、こういった危惧を持ったわけでございます。

 本来であれば低所得の方に対して配慮するんであったら、均等割額を下げて所得割をふやしていく、これは基本だろうと思います。後期高齢者医療の保険料算定の中におきましては、たくさん資産持った方、そして高額所得者は完全に優遇されております。低額所得者に対する優遇措置はかなり少ないと。保険給付の1割を保険料で賄うという制度でございますから、しかも75歳以上、市のほうで調べますと、1人年間75万ぐらいかかるという話聞いております。つまりたくさんかかる医療費の1割を負担しなければいけない。この保険料というのは国保ベースで以上のものが中に求められてくるんじゃないか。今すぐそういったことをやれば大変な反発に遭うんで、一応国保と合わせたような形で設定してはおるんだろう。単身高齢世帯下がった方もあります。複数世帯では下がる可能性はほとんどないだろうと思います。

 そういった意味で、後期高齢者医療制度の均等割額4万1,659円の積算根拠、これは広域連合でお決めになったと思いますので、広域連合の議員である市長に、その積算についてお伺いをしておきたいと。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 細かい積算が、数字までは覚えておりませんけれども、基本的にこの制度の仕組み上、予想される保険医療費に対して50%・50%という割合で計算がされていると、それの頭割りということでこういう数字になったというふうに記憶しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 朝の坂尾議員の質問で数値的な裏づけがはっきりしていないという答弁がありましたので、もうこれ以上は無理だろうと。言いかえたら、見切り発車したのが後期高齢者医療制度であろうと思っています。もう見直し、できれば廃止にしたいと、こういった思いを個人的には持っております。党としてもそういった方向で今動いているところでございます。

 将来的な後期高齢者医療の保険料の推移についての見解でございます。これも1割を見込むんだから、将来的にどんどん上がっていく可能性が私は強いと思います。具体的な数値はないとしましても、今の保険料の倍近くまで伸びていく可能性があるんじゃないか。年齢構成、私ども団塊世代でございますが、間もなく60歳、そして75歳に大きな塊として入っていく、こうなったとき、1人75万以上の年間医療費がかかる、そういった世代がぼっと入っていったら、1割の保険料の額というのは莫大なものになってくるんだろうと、負担に耐えられない額になるんではなかろうかと思うんですが、その辺について市長の見解をお尋ねしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 見解といっても難しいんですけれども、私も心配されますのは、当然今導入期であって、本来ならばいただく金額よりもさらに軽減措置がとられております。それでこれぐらいの状況ということでありますけれども、これが本当に5年、10年たったときには、今議員が言われたように大幅な保険料のアップということが十分に起こってくるんではないかと、そこらあたりの見通しということも、本来ならば事前に我々がもちろん理解した上で市民の方々にも説明して最終的な導入をするべきであったろうというふうに思っておりますけれども、そこの部分がいまだにきちんとした説明がないというところで私としても疑問に思って、これから国の考え、今後の見通しというものをよく聞いていかなければいけないと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 本来、国政の場でじっくり議論されるべき中身なんで、ここでこれ以上の質問は控えたいと思います。

 医療の内容についてもいろいろ問題があるだろうと思っています。後期高齢者医療制度の中でうたわれた医療制度、主治医制度の導入とかあるいは定額制の導入、これについてはやっぱり高齢者に対する医療の質の低下につながりかねない心配がございます。一つの批判として、複数の病気を持つおそれが多い後期高齢者に複数の専門医の診察や治療を受けるフリーアクセスの権利が侵害されるんじゃないかという、それによって受診抑制して病気が重くなって、結果として医療費が多くかかる、こういった批判もあります。

 定額制についてもこれは選択制になっておるようでございますが、かなり無理があるだろうと。開業医の試算でも、高血圧で通院されている方、背中が痛いといってほかの検査もしなければいかん、やってみたところ、とてもじゃないが6,000円でおさまるものじゃない、必要な検査の抑制につながりかねない中身を持っております。

 個別に聞きたかったわけですが、まとめて終末医療、これもうたわれております。75歳の方にだけ生前の意思確認を求める。もうあなたは延命治療やりますかどうですかと。本来、延命治療やるかやらないか決めるのであれば40代、50代、60代、70代、75歳に限らずやったらいいんです。もう自然に死にたいと、もう下手な管通して長生きしたくないという方もたくさんいらっしゃると思います。なぜ75歳以上に絞ってやったのか、ここにはどうせ死ぬんだからという冷たい仕打ちがあるんだろうと思います。大変心配するところでございます。生前の意思表示であれば2,000円の報酬を出しますよという制度まで中に入れておる。まさに安楽死は75歳以上の方について進めておる、こういった中身だろうと。

 それとあわせて、終末期は在宅でといった方向性が強く出ております。在宅で死を希望する人はたくさんいらっしゃると思います。本来それができれば一番いいだろうと私も思っております。しかし、今の現状では共働きでやらないと生活ができない実態、勤労者の多くは2人で働いて子を養い、あるいは親の面倒を見、生計を維持しておると。幾ら在宅支援のシステムをつくったとしても、24時間支援できるわけではございません。かなり多くの部分を家庭の負担の中でクリアすべき問題がたくさん出てくるだろう。現状を無視した中で自宅で終末期を迎えなさい、こういったことについても多く問題があるだろうと。

 また、医療費抑制のために入院日数を減らすという方向性が強く出ております。在宅医療への移行として退院調整を行った場合や退院の円滑な情報教育のため、医師らが共同して指導した場合等については診療報酬を高くしておると。これについては患者を早く退院させて、そして次の患者を迎える。長く病院へ置いておくと医療採算に合わないという診療報酬上の問題もあるようですが、入院加療を必要とする高齢者を病院から追い出しかねない問題があるわけでございます。

 私どもの党の政審会長であります阿部知子さん、3月21日に宇和島へ来られて市立病院を調査した後、3月26日に厚生労働委員会で宇和島市立病院の問題について厚労省へ発言されております。宇和島市立病院の今までやってきたことに対する大変高い評価、3次救急医療までやっておると、こういったことを厚生労働大臣に訴えて、停止措置をやるということは死を宣告することであるといった中身の発言をされております。私が宇和島市の概要というのをお渡しした関係で議事録の速報をすぐ送ってくれまして、きょういい機会なので報告しておきたいと。

 阿部知子さんが調査した孤独死、だれにも見守られることなくひとりで死んでいったある変死の方、自宅で。これ10年間で倍増していると言っているんですよ。警察庁を中心に調べたようですが、1997年9万人であった変死者あるいは孤独死、2007年には15万人以上になっておると。事故や何かもあるわけです。事故や事件性のあるものもある。これは1万人にも満たないだろうといわれています。13万人以上の方が本当にひとりで孤独のうちに死んでいっておる、こういった実態があるわけでございます。そういった中での早く退院させて自宅に帰らせる、こういった制度が高齢者の医療難民あるいは孤独死の倍増につながるおそれはないかどうか、大変危惧するわけでございます。

 私も生活保護を兼務しましたので、この経験の中で何ケースか対応した事実がございます。人が死ぬとき、やっぱり人生の最期をだれかにみとられて死んでいったらよかったのになと思いながら遺体を対応させてもらうと、もう顔も前か後ろかわからない、そういった実態もございました。今も多分ケースワーカーの仲間は何ケースかそういったケースに対応しているんだろうと思いますが、そういった問題もございます。

 まず1点は、宇和島市の1996年4月1日現在における高齢者世帯数と単身高齢者世帯数の数及び全世帯に対する割合、それと2001年4月1日現在での同じものの比較、そういったものについて関係理事者に答弁を求めたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) ただいまのご質問ですが、平成7年と平成12年に行われました国勢調査による高齢世帯数と単身高齢者世帯数の割合でございますが、合併いたしました1市3町の合計でお答えさせていただきます。平成7年の総世帯数が3万5,167世帯、そのうち高齢夫婦世帯数3,342世帯で約9.5%、単身高齢者世帯数が3,451世帯で約9.8%となっております。これに比べ、平成12年は総世帯数が3万4,910世帯と減少しているのに対し、高齢夫婦世帯数は3,943世帯で約11.3%と増加しております。単身高齢者世帯数も3,986世帯、約11.4%と増加しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 高齢化の中で単身高齢化世帯というのはこれからますます進んでいくだろうと。特に女性が寿命が長いので、女性がおひとりで生きていかなければいかん、そういった実態というのはこれから出てくるんだろうと思います。

 今ある老人福祉施設、入所可能な施設や、あるいは病院での看護も必要になってくるだろうと思っています。残念ながら社会的入院を少なくする、そういった方向で、新しい市立宇和島病院につきましても療養型病床は全くゼロといった流れになってきております。ぜひ津島、吉田の病院の機能をフルに発揮しながら、そういった方の受け入れ態勢ができる仕組みの検討をしていただきたいと。民間では採算ベースに合わないので、療養型どんどんやめていっております。採算ベースが合わないところについてはやっぱり市が責任持ってやっていくんだと、こういうやっぱり決意性は要るだろうと思います。そうしないと極めて不幸な孤独死が増加しかねない形になりますので、そういった点については要請をしておきたいと思います。

 後期高齢者医療につきましては医療費の問題あるいは国保医療費の算定の問題あるいは医療の中身の問題、3点について意見を述べ見解を聞いたわけでございますが、最後に1点だけ意見を述べて、この問題終わりたいと思います。

 社会保障審議会の後期高齢者医療に関する特別部会、今回3点について後期高齢者医療についての特性を上げております。1点、2点は省きますが、3点目、こんなことを言っているわけですね。「後期高齢者はこの制度の中でいずれ避けることのできない死を迎える。この制度の中で死んでいく」こういったことを部会では述べておるんです。死はみんなに訪れます。死は結果であり、制度の中で死んでいくのではありません。制度は人を生かすためにあるべきだと。極めて高齢者に対する冷たい仕打ちが、意思がこの言葉にあらわれているのではなかろうかと、こういう気がいたします。そういった思いを述べ、後期高齢者に対する質問を終わりたいと思います。

 次は、学校統廃合にかかわる件につきましてお尋ねをしたいと。

 2007年7月27日に市長から諮問を受け、宇和島市学校整備連絡協議会は2008年2月27日に答申を行っていますね。そして、インターネットで調べてみますと、学校整備連絡協議会は小中学校の校舎の整備、並びに通学区域の調整を目的として設置されたとあります。同協議会の設置年月日と委員の任期及び諮問を受ける直近1年前の主な会議、活動についてお伺いをしたいと思います。関係理事者に答弁を求めます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 昨年5月10日に、新宇和島市における通学区域及び学校整備についてご審議していただくために、旧宇和島市において設置されておりました学校整備連絡協議会を新市でも発足をいたしました。

 なお、委員の任期は2年であります。

 また、諮問を受ける直近1年前の主な会議、活動につきましては特に実施をしておりません。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 委員の性格を、とにかく性格を見るためにお尋ねした基本的なことでありますので、直近1年前、主な活動をしていないとおっしゃいましたが、耐震問題等についての協議や何かをここではなされていないわけですね、教育長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 最初の第1回の整備連絡協議会のときに耐震問題について協議をさせていただきました。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 学校統合の問題と耐震補強の問題、かなりリンクした関係で考えなければいけないということがありますので、そして集中的に積極的な議論をこれからやっていく必要があろうかと思っています。

 委員会構成見ますと、市会議員3名、小中学校教諭5名、宇和島市PTA連絡協議会で7名、自治会長会等で5名、教育委員4人の24人となっておりますね。地域の選定等についても配慮をされておるようでございます。自治会等の役員の方にも入ってもらって民意の反映にも努めておられる、そういったことは一定うかがえるわけでございます。しかし、市の基本的な施策である女性参画の問題、あるいは私、中央審議会の委員に関する質問の中で、公募委員ぜひ入れてくださいねといったことを、当選した初議会で述べております。そういった点での民意をより反映させるような仕組みづくりのための検討はなされたのかどうか、これは教育部長に答弁をお願いできますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 委員の選出につきましては、統廃合を含めた通学区域の調整を図るという目的でありますから、学校関係者、保護者の皆さんだけではなく、小中学校の編成という市民の皆様の生活の根幹の自治会組織の内容にも触れますので、地域コミュニティーの代表といたしまして自治会関係者の皆さん方にもご参画をいただきました。

 ご質問の選出基準でありますが、旧市同様に市、PTA連合会、各地域自治会長会などの団体にお声をかけさせていただき、ご推薦をいただきました。その方々について4地域のバランスを考えまして構成メンバーを決定し、委嘱を行ったものであります。

 なお、女性参画という観点から人数的には少数となりましたが、女性委員も4名参加いただいております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) いつも選出も済んでおりますのでこれ以上言いませんが、やはり公募の導入とか女性参画についてはきちっとこういった中に入れていく、民意をどういった形で反映させるのか、そういった仕組みづくりもやっぱりきちっと考えていくことが大事だろうと思っていますので、今後よろしくお願いしておきたいと思います。特に学校統廃合につきましては、今学校に行かれている方だけじゃなくて、将来学校に通うであろう特に青年層の意見というのは極めて大事なものがあるんだろうと思います。地域における役割の中でまた述べさせてもらいますが、そういった意味で、ぜひ民意がより反映できる仕組みづくりについて特に考えておいてほしい、これは要請としておきます。

 学校統合を協議する上で基本的な確認事項として8点が示されておりますね。協議経過は公開されております。インターネット見れば、こういったテーマについて議論しましたよといった中身はあるわけですが、協議の中身については全く不明でございます。愛南町では学校統廃合の検討委員会の議事録を提出したと、こういった記載も見られるわけでございます。ぜひ協議の中身、委員の名前は必要ございませんので、どういった中身で議論されたのか、こういったものはぜひとも欲しいなと。

 私はやっぱり学校統廃合については3つの視点、優先順位的にいえば、子供たちにとってどういった教育環境が一番望ましいのか、これはまず1点目に来るだろうと思います。2点目としては、やっぱり学校が果たしていった地域における役割はどういったものがあったのか、あるのか、これも十分議論する必要があるだろうと。3番目については、やっぱり財政的な面での検討、これは欠かせないだろうと思っております。子供たちにとって望ましい教育環境、当初諮問の中身見ますと、複式学級、これをまずなくすことだといったところから始まっておりますようですが、こういった点についてもやっぱりなぜ複式学級がだめなのか、いろんなバリエーションがあっていいじゃないかといったことを、昨日の質問でも小清水議員のほうから出ておったようでございますが、とにかくいろんな形があってもいいだろうと思っています。複式学級の中でもいろんな可能性の引き出しはできるだろうと、そういった中で、教育論がどこまで展開できたのか、これ議事録見ないとわからないと。ある一定の集団がなければクラス運営難しいだろうと私は思っています、一定の数は要るだろうと。安全面、遠距離通学の問題どうするのかといった具体的な議論も多分あったんだろうと。そういった中で、吉田については小学校1つにすると、これ見ましたとき、かなり乱暴な答申出しているなと。これ吉田町民の方大変だろうと思います、理解するのに、納得するのに。

 私も高校時代でございますが、バス通を経験しております。大体1時間かかって南高まで、まだトンネルがなかったころでございますから、朝6時に起きて7時過ぎのバスに乗って8時ころ学校に着き、そして勉強してクラブ活動やって最終バスで帰る。大体8時過ぎのバスでございましたから、山道揺られて帰ったら9時過ぎですね。飯食ってふろへ入ればもう10時回ってしまうと、こういった経験しておりますので、遠距離通学の問題点、統合の子供たちに不公平にならないかという観点持っておられますので、遠距離通学の問題がどういった形で議論されたのか、この辺についてもまた明らかにしてほしいなと。

 それと、地域における学校の果たした役割、これタウンミーティングでも出たわけですがね、学校がなくなれば若者が定住しなくなる。保育園や学校がないところに結婚される人たちが住み続けることができるかといったら、近くにある市内に出てしまう。保育園もない小学校もない、あるいは中学校もない、そうしたら、若者は保育園や学校のある市内のほうに移り住むと、過疎化に歯どめがかからないという意見がありまして、まさにそのとおりだろうと思っています。統廃合によって地域の高齢化が進み、そして過疎化がますます進んでいく。宇和島市の発展というのは、やっぱり中心地も地域もバランスある発展が何よりも望まれておる、このように思っています。地場産業も周辺の地域の方が頑張って支えておられます。そういったことを踏まえながら、学校の果たす役割、あるいはまた別の意味で学校はコミュニティーの中核施設であったろうかと思っております。人が集まって学んでつないでいく、こういった機能を学校は持っていると思うんですね。PTAという形で集まって話して勉強して、そして地域に運動を広げていく、こういったことが学校数の減少によってなかなか難しくなってくるのかなといった心配もあります。

 そういったことがどういった形で議論されたのか、そういったことについて議論の中身について簡単に説明をお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 協議内容につきましては、小学校の適正規模及び再編方針の整理、適正規模による小学校統廃合の協議、旧4市町ごとに検討グループによる協議、中学校統廃合の協議、旧宇和島地区4中学校について検討グループによる協議、各検討グループの協議内容の確認、それから答申内容の協議等でありまして、市長より諮問のありました小学校における複式学級解消と旧市内の中学校の統廃合について、保護者の視点、地域住民の視点とあわせまして教育現場に携わる者の視点など、いろいろな立場の方々からご意見やお考えをお聞かせいただきまして協議を行ったものであります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) これからはもう具体的な統合に向けての動きが始まってくるだろうと思っています。いいか悪いか、これから議論すべき中身だろうと私は思っておるんです。

 それから、統廃合フローについて若干質問しておきたいと。

 こういった資料が提出されておりますが、これは協議会のほうから出されたものでございますか。統廃合フロー、教育長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) それは事務局の一職員の私案であろうと思いますので、まだ細かく見ておりませんが、そのように認識しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 資料の出どころが正式なものでなかったので、私のほうの質問に間違えがある可能性もありますが、一定のスケジュールとしまして、現在タウンミーティングや何かで話されております。答申説明会、統合学校について1学級をめどに完了すると、このスケジュールについては間違えありませんか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 昨日もお話し申し上げましたが、現在教育問題に関しましてはいろいろな課題がございまして、その中で最優先をやはりしたいのは、私個人としては耐震化だと思っております。そういうことから含めまして、統廃合につきましても早急に実施していきたいんでございますが、今そこにご指摘いただきましたような形で、早急に最終的な案をお示しする段階では若干ないんではなかろうかというふうに認識いたしております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 答申内容と実施方針についての関係、これについてお尋ねしたいわけですが、答申説明会をやると、多分校区単位、学校関係者、PTAを中心にしておやりになるんだろうと。その後、保護者の意向やいろんな意見聞いて検査結果を検討した結果、実施の方針を作成すると、こういった手順になっておるのは間違いないわけでございますか。

 はい、結構です。

 そうしますと、答申説明会、対象学校の教職員であったりPTAが中心になるわけですよね。実施方針の説明が住民に対しての説明会として実施方針が決定した後、住民に対しての説明会がなされると、こういう理解でよろしいんでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 今までの答弁でもさせていただきましたが、タウンミーティング17カ所である程度ご理解、ご説明をさせていただきましたが、旧宇和島市につきましては、ほとんどまだ細かい説明ができておりません。7月1日から蒋渕小学校区をスタートいたしまして、教育委員会事務局としての説明、さらにタウンミーティングに出席していただけなかった地域住民の方々等々に対しましても細かい説明をこれからさせていただきまして、今議員ご指摘のような形で最終的に実施計画を立てていきたいと考えておるところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 一番聞きたい点は答申説明会、それによっていろんな意見が上がってくる。それに基づいて実施方針を作成すると。作成した後、住民に対する説明会が持たれる、こういった流れになっておりますね。住民意向はどういった形で反映されるのか、これについてはどのようにお考えでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 基本的には、以前にも市長が答弁したと思いますけれども、答申案を重視したいというのが基本的にはございます。ただ、先ほどご心配いただきましたように、安心・安全な通学方法とか、それから統廃合して廃校になった学校敷地、学校校舎等の跡の活用の問題等々、たくさんの課題がありますので、それまでに地域住民等の皆様や保護者の皆様等のご意見を聞かせていただいて実施計画案を立てたいと考えております。

 さらに計画を立てた段階で再度説明させていただいて、できるだけのご理解をいただいてから実施の方向にというふうに個人的には考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) 1点述べておきたい点は、去年の6月議会でした。私ここで質問しておるんですね。横浜地裁の保育園民間委託に関する判例、住民説明会のあり方が問われたわけです。市は、民営化はもう決定事項で変更できませんよと、そういう態度で住民説明会を持ったことが厳しく批判されて、市に賠償命令が出ておるんです。これは横浜地裁です。だから住民説明会するのであれば、実施方針に対して修正なり意見を反映できる仕組みを残しながら私はやるべきだろうと。いろんな角度からいろんな意見が出てきます。そして附帯条件もかなり抽象的ではありますが大きな問題が示されております。そういったスタンスで住民説明会をやるのかやらないのか、その点について、教育長どうお考えでしょう。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) ありがとうございました。

 できるだけそういう方向で検討していきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岩城君。



◆4番(岩城泰基君) これ言いますのは、学校の問題、統廃合の問題は学校教育現場だけじゃなくて地域にとって大きな課題であると。そして今学校に通っている父兄だけの問題でもないと。将来通うであろう青年たちの問題であり、そして地域づくりの中核である学校を取り巻く地域社会に住むすべての人の課題でもあると、このように思っております。ぜひ慎重な住民説明会をお願いしたいし、そして耐震改修の問題とリンクしてどうしても考えなければいけない点があるだろうと私も思っています。そういった意味で、集中的にこの議論はやっていかなければいけない課題だろうと思っておりますので、そういった点を要請して、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(赤松南海男君) 以上で、岩城泰基君の質問を終わります。

 次に、薬師寺三行君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 今議会の最後の質問者となります。自民党の薬師寺です。お疲れのところではありますが、いましばし耳を傾けていただきたいと思っております。

 初めに、世界各地で大きな自然災害、人的災害に不幸にして遭われました方々に、心より哀悼の意を表します。

 それでは、西南地区観光についてお伺いをいたします。

 観光とは、中国の歴史書には、外部に国の光を見ることがもとの意味だとされています。これは一国の為政者が領地を旅して人々の暮らしを見ることによって、よい政治が行われているかどうかを確認したのであります。また、よい政治のもとで人々が生き生きと暮らすこと、すなわち鼓腹撃壌ができれば他の国に光を示すことにもつながる。つまり観光の原点は、人々の暮らしを見るとともに、その地域に住む人々がみずから光を示すことでもあるのです。

 私たちは古くから独自の光を持っていましたが、戦後の高度成長期の間に輝きを失ってしまったようです。今私たちの目指す観光立県、その光をもう一度私たちの手で磨き上げることでもあるのです。住んでよし訪れてよしのまちづくりを実現することが大事であります。観光はただ単に名所旧跡などを見るものととられるのではなく、地域やまちの魅力を再確認し、私たち自身が誇りを持つことです。それは現在の産業として観光につながっていきます。殊に観光は旅行業、宿泊業、運送業、飲食業、土産品業等、裾野の広い産業であり、その経済効果は極めて大きいことから地域の活性に期待されています。

 そこで、海のオアシス宇和海を中心とした四国西南地域全体での具体的観光開発計画をどのように構築されているのでしょうか。また、交流拠点施設を有する宇和島市の観光に果たすべき役割はどのように考えておらえるのか、お伺いをします。

 まず初めに、為政者である石橋市長の目には現在宇和島市に住む人々の光、どのように映っているのか、お伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 観光のもともとの語源ということを今聞かせていただきました。ああそうだったのかというふうに思っております。まさに政治が当たらなければいけない、しっかり見なければいけない光なんだろうというふうに思っております。

 そんな中で、我々の地域は大変厳しい状況にはありますが、今お話いただきました議員の発言の中で、私としても最近グリーンツーリズムというのが日本でも言われて、また我々の愛媛県でも、またこの宇和島圏域でも、このグリーンツーリズムの変形という形で虹色ツーリズムということを取り入れていこうということは、まさにやはり今までの物を見るというところが主体の観光というところから、人を見るといいますか、やっぱり生活を見るというところに大きな流れが移りつつあるのかなと、それをやはりいろんな面で象徴的なことが出ているのかなということを思ったりいたしました。我々の地域にも遊子の段々畑、これは景観でなくて文化的景観ということで、文化的ということがついております。要は人がつくった、人が生活したというところをよく見てほしいというところであろうと思っております。

 そんな中で、我々としても虹色ツーリズム、今後ともこの事業を中心として、また実際の施設としてはこれから建設を計画しております(仮称)海の駅、この施設を中心として、さらに宇和島の圏域での観光の振興、さらに宇和島の海ならず四国西南部での観光振興というところまで、できるだけ早く取り組んでいけるように頑張っていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 できれば、市民が平和を楽しむさま、鼓腹撃壌のかなう地域にしていただきたいとお願いします。それでは桐田部長、お答えをお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 南予の広域的な観光行政につきましては、これまで県、関係市町、関係機関、団体と連携し、小さな四国推進協議会、四国西南サミット観光部会、旅南予協議会、四国西南地域観光連絡協議会などにおいて、広域観光の推進を図ってまいりました。これらの事業は、観光客誘致のためのパンフレット作成、体験型観光メニューの紹介、県外キャンペーンなど、集客に一定の効果が上がっているものと考えております。地域が広過ぎて的が絞れないという問題もございます。宇和島市としましては来春の交流拠点施設の開設を一つの機会ととらえ、観光情報発信機能や着地型観光エージェント、宇和島に来てもらえるツアーを立案する機能を盛り込むことにより、観光行政の強化を図ってまいりたいと考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 そこで、宇和島観光、西南観光活性のために私なりに幾つか提案をしてみたいと思います。

 初めに、私は町議時代より蛇口からジュースをと訴えてまいりました。先日、松山空港が実現されました。原料が豊富なこの宇和島市、今回は蛇口からではなく、見てまた飲んで楽しいジュースの泉、ジュースの噴水なるものを考案してはいかがかと提案いたします。

 2つ目には、観光来訪者に市発行のパスポート、市にある施設の共通特典券を発行してはと思っております。ちなみに、アンコールワットではこういうパスポートで寺院をめぐるようになっております。

 最後に、四国八十八カ所めぐりではなく、宇和島市観光八十八カ所めぐりを策定して、宇和島市をより強くアピールをしてはいかがと思っておりますが、できれば笹山課長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 笹山企画調整課長。



◎企画調整課長(笹山誠司君) ご指名でございますので、お答えをさせていただきます。

 私のほうからは、冒頭にご質問されました交流拠点施設におけるかんきつの飲料設備といいますか施設といいますか、そういったものを整備してはどうかというご趣旨ではないかというふうに理解をいたしております。

 昨日来の一般質問の中にもございましたように、交流拠点施設につきましては、入札が終わりまして工事の段階に入ってきております。この交流拠点施設の整備予算につきましては、市といたしましてはすべてをひっくるめて5億円というふうな上限があるものというふうに認識をいたしております。そういった認識のもとで新たな設備、施設を整備することが可能かどうかということにつきましては、必ずしも前向きなご返事がしにくいところがございます。

 しかしながら、もうご承知のとおり当初から宇和島市を代表する施設ということで、真珠でありましたり、また議会のほうからのご提案もありました魚類養殖でありましたりというふうな部分を取り上げながら、施設の特徴づけをしてきたというふうなところがございます。そういった意味で、農産品に関しましては業者団体でありますJAえひめ南が中心的な役割をになっていただいておりますし、さらに宇和青果との合併も来年4月に控えているというふうなこともございます。そういったことで、そういう施設設備が必ずしも行政が整備をするという前提条件ではなくて、施設の中の特徴づけとして前向きに検討するかどうか、前向きに対応することが可能かどうかという検討については十分させていただきたいと思います。

 その他の案件につきましては、産業経済部長のほうで。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 宇和島市に88カ所観光施設をつくって、共通特典券などというご質問であったかと思いますが、先ほども述べましたように、宇和島市だけという観光では狭いと思いますので、四国西南地域を調べまして、いろいろ先ほど述べました協議会等で検討して、88カ所にちょうどなるかどうかわかりませんが、今後協議していきたいと思います。どうかよろしくお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 今後とも前途ある観光行政をよろしくお願いいたします。

 次に、四国八十八カ所霊場遍路道についてお尋ねをいたします。

 四国八十八カ所霊場遍路道は18年度提案の文化遺産であり、四国4県を一周する弘法大師ゆかりの全長約1,400キロメートルに及ぶ寺院順拝で大師入滅後、僧侶等により始まったといわれています。メッカ巡礼、チベット五体倒地と同じく、生きた文化遺産であります。宇和島市にも四十一番、龍光寺、四十二番、佛木寺があり、現在年間約30万人、歩き遍路は約5,000人と言われています。

 そこで、霊場順拝の世界遺産登録に向けた活動はどのようになっているのでしょうか。世界遺産の選定に当たっては国主導で行われてきましたが、18、19年、地方公共団体からの提案を求める方式に改められています。また、霊場への遍路道、設備の充実につながるトイレ整備についてはいかがでしょうか。トイレの整備は他の観光客にも役立つと思うのですが、これは総務部長ですか、お願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) ただいまの薬師寺議員の中で、トイレに関してはちょっと回答できない面がございますが、四国八十八カ所霊場と遍路道の世界文化遺産化に向けての取り組みでございますが、昨年12月20日に、四国4県知事と関係58市町村長の連名によります再提案書を文化庁に提出いたしました。本年3月28日には、愛媛県内の関係自治体が協議意見交換する場として四国遍路世界遺産登録推進愛媛県市長協議会を設立するなど、さらなる関係自治体の連携を図っているところでございます。

 宇和島市におきましても民間有志の団体による遍路道の整備や遍路小屋つくりなど具体的な活動が行われており、世界遺産化へ向けて地域ぐるみの取り組みがなされております。今後世界遺産登録に向けては数多くの検討課題があるかと思われますが、四国が誇るべき貴重な財産である四国遍路を将来にわたり保存伝承していくという共通認識のもと、関係者が一体となって取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 昨年ですか、太田市の石見銀山がかなりの多くの観光客が来て、非常に太田市は今潤っていると聞いております。その分駐車場に非常に困難というか、駐車場が少ないということもございますので、また何かと駐車場あたりも整備していただきたいと思っております。また、人と人とのつながりが非常に今現在希薄になっております。一期一会やおもてなしの心は必ずリピーター確保の糸口になるのではないかと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 次に、衛生環境整備について質問をいたします。

 WHO地域の成人1人当たりの年間たばこ消費量は、先進国2,590本、開発途上国1,410本、全世界平均約1,660本、日本では何と3,240本と、最も多く消費をされています。不快に感じる迷惑行為はとの問いに、歩きながらの喫煙が29%も占めています。東京千代田区では、平成11年4月ポイ捨て禁止条例をスタートされましたが、目立った効果はなく、平成14年11月、路上喫煙地区に指定され、区内全域で公共の場での歩きたばこをしないように努めなければならない努力義務があり、結果、効果は絶大でありました。今全国各地で安全・快適なまちづくり、清潔で美しいまちづくりをつくる条例等、歩きたばこ禁止条例が定められ、積極的に啓発活動が行われています。

 本市でも歩きたばこ禁止条例を定める方向性を示すとともに、喫煙者が他人に迷惑をかけず安心して喫煙できる喫煙室、またあずまやを市内各所に設置してはいかがでしょうか、西田部長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 西田市民環境部長。



◎市民環境部長(西田丈一君) ただいまのご質問の市内における喫煙所等の環境整備についてお答えをいたします。

 歩きたばこ禁止条例を定める方向性につきましては、当市では歩きたばこ禁止条例は定めておりませんが、きれいなまち宇和島をみんなでつくる条例の中でポイ捨て禁止の条項を設けております。公道上へのたばこポイ捨て防止策の一環として、市内の環境美化推進重点地域、これは和霊公園、駅前から東港までに至る56号線に吸い殻入れを12カ所設置し、環境美化に努めているところでございます。

 また、市内各所における喫煙室、あずまやの設置につきましては、受動喫煙等健康問題が取りざたされ、喫煙場所を制限したり、あるいは減少していることもあり、設置する考えはございませんのでご理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 健康面確保の面からは禁煙条例を定めるべきではとありますが、宇和島市の財政の面から考えますと、数多く喫煙していただきたいとも思っています。他人に迷惑をかけない迷惑条例をつくるように努力をしていただきたいと思います。

 次に、衛生面のレストルームについてお伺いをいたします。

 平成18年10月、東京都千代田区に有料料金100円で利用者が安心して使える快適で清潔な有料トイレができました。治安の悪化、老朽化、バリアフリーの不十分さなど、数多くの課題が上がり、これからの公衆トイレのあり方として欧米などで一般化している有料トイレの導入であります。この有料トイレには協賛企業など情報カウンター、喫煙室、メッセージウオールが設置されています。その他自動演奏ピアノのある1億円もする豪華なトイレ、また自動回転清掃でいつもピカピカのレストルーム等、いろいろな工夫で人が集まる魅力的なまちづくりを行っていけばと考えております。

 そこで、市内全域のトイレマップを策定し、観光客、住民が安心してまちを散策できるよう図るとともに、未整備地区箇所には特徴あるトイレをつくり魅力的な地域の活性につなげてはと。衛生環境整備をどのように考えておられるのか、保健福祉部長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) 今議員さんが述べられた中で、トイレマップのことのみお答えさせていただきます。

 平成16年に続きまして一昨日、宇和島ロータリークラブ様より、南予一円のトイレマップを寄贈していただきました。西予市から愛南町までのトイレ及び身障者用のトイレ、すべてが網羅されており、非常に便利なものとなっております。そのマップを各関係機関及び周辺の学校へ配布し、ご活用していただくようにしております。

 今回はそのロータリークラブ様より、そのトイレマップのデータを流用するようになっております。それを参考にして当市も社会福祉協議会と相談しながら、市民の方はもとより観光客等にご利用していただくため、簡易版のトイレマップの作成を検討していくこととしております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) できれば、この宇和島市中心ガイドマップ、これにもトイレのマップをはめていただいたらと思っております。

 それで、市長はよく東京のほうへは行かれますが、有料トイレをご利用したことはございますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 貧乏性なのと気ぜわなので、有料トイレまでは利用しておりません。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 今から30年前は自動販売機でお茶を買う人はいませんでした。今ではすっかり当たり前になっております。さらに20年前もミネラルウオーターは物好きな人しか買うことがありませんでした。今では水も買う時代になっております。今はまだ有料トイレは一般的ではありませんが、今後外出先での清潔なレストルームにお金を払う時代に突入するかもしれません。ぜひとも宇和島市でもそういう施設をつくっていただきたいと念願をしておきます。時代の流れは非常に速く、恐ろしいものがございます。

 次に、ミカン研究所を活用した地域活性についてお伺いをいたします。

 ミカン研究所は果樹試験場南予分場を再編整備することにより、本県の温州ミカンを初めとしたかんきつ類に関する栽培、育種、研究機能を集約、市場で有力な新品種や栽培技術を開発し、愛媛のかんきつ農業全体に元気を起こす中核施設となることを目的に整備されました。この南予地域に適する新品種の育成、新しい栽培技術の確立には長い時間が必要であります。地域の活性化を図るためにも、地域ブランドをつくり出すとともに早期の栽培が望まれます。研修、新品種への対応支援策はどのように考えておりますか、桐田部長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) ミカン研究所の研修、新品種の対応策、支援策はとのご質問ですが、このミカン研究所と行政レベルの連携につきましては、吉田支所では吉田町農業技術者連絡協議会、北宇和地区では北宇和地区農業技術者連絡協議会果樹部会というミカン研究所南予地方局産業振興課、えひめ南農協、宇和青果、市役所農林課職員で構成する農業技術者の組織を支所レベル、市レベルで持っており、日ごろから職員の活発な意見交換を行っております。

 その実証圃での対応につきましては、それぞれミカン研究所でできた実証圃はアイカカエとか直接農家の方に要望されて試験栽培されておりますので、行政のほうに要望がありましたら協力支援してまいりたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) また、ミカン研究所を全国に宣伝し、一般見学者及び消費者のアイデアを募集したり、多くの人が参加できる収穫祭、主な園地の提供など、市として対応できる整備はどのようですか、桐田部長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 一般見学者のアイデアを募集し、より多くの人に参加してもらえる施設整備とのご質問ですが、ご承知のとおりミカン研究所は県の施設であり、宇和島市で余りアイデアを募集してどうこう言うのもどうかなという感じがしております。もしよいアイデアがありましたら、先ほどの協議会などを通じて要望していきたいと思いますので、また議員さんのほうからもご提案のほうよろしくお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 九州のほうでは、新品種により数千万と高所得を上げておられる農家もございます。生産者側からだけの声でなく、消費者の要望にこたえ得る商品をつくる観点でなければ、生まれるミカンも市場での闘いに勝てるとは思えません。県の施設であると引き下がってしまうのではなく、県を説き伏せるだけの意見を持つことが必要かと考えられます。市の一般からの声のデータ集めはできておるのでしょうか、桐田部長にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 消費者の意見を集約しておるかということでございますが、昨年度から始めております物産販売などで、これからもいろいろな消費者等の意見を吸収していきたいとも考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ぜひとも農家に元気が出る施策をお願いいたしておきます。

 次に、体験型観光開発について、都市の人々の児童や生徒が市と触れ合い、ミカンの栽培や収穫を経験できる農園作業、釣りやヨット、魚の料理、漁村での暮らしなどの体験、また米、魚、真珠、ミカンのオーナー制度と、体験型観光開発をどのように考えているのでしょうか、桐田部長にお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) 体験型観光開発でございますが、海、山、里の資源に恵まれた宇和島市は体験型観光の適地といえますが、広い地域に海、山、里の観光資源が散在しているため、連携を図りにくいことも事実です。このような中、南予活性化策として宇和島市地域活性化懇話会で立案され、現在産業経済部で取り組んでおります虹色ツーリズム事業につきましては、事業も2年目を迎え、少しずつではありますが成果もあらわれております。

 毎月約50名の市民から成る研究員によるワークショップや先進地視察、研究発表などを実施してきた結果、農林漁家民宿としては、三浦半島に漁家民宿遊海、海荘四季の2軒の開業を見ております。市内大超寺奥と津島町に農家民宿も開業準備中でございます。また、移住モニターツアーの受け入れを行った結果、4組8名のうち、1組2名が三間町に移住しております。

 今後も農林漁家民宿の開業を推進していくほか、体験メニューの充実やグループの活性化を図り、体験観光の促進と交流人口の拡大を進めてまいりたいと考えております。

 また、宇和島市では体験型観光のメニューとしてシーカヤックの活用を進めてきた結果、艇と艇庫を設置した津島町田之浜地区をシーカヤックの体験基地としました。4月には民間による宇和島シーカヤッククラブが設立され、最近注目されているサンゴ群などの自然保護、美化清掃、地元住民生活優先をルールに、現在は指導員の要員を行っているところでございます。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 宇和島出身者やかかわりのある人を介して繰り返しPRをしていただきました。それと同時に宇和島を体験し、いろいろな分野の育てる会ということを、仮称ではございますけれども、全国に募ることは考えられないでしょうか。桐田部長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田産業経済部長。



◎産業経済部長(桐田敏昭君) どのような方法があるか今から研究して、そのような方向を全国に発信していきたいと思いますので、またご協力をお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) いろいろとよろしくお願いをいたします。

 次に、自然環境の中での生活改善についてお伺いをいたします。

 宇和島市は県の西南に位置し、県都の松山市からJR及び国道56号、また高速道路で結ばれており、約1時間半の距離にあります。地勢はリアス式海岸を持ち、耕して天に至る段々畑を形成した豊かな自然を誇っています。人間にとって心身の浄化を図るのは、こうした豊かな自然の中で生活することにほかならないと思うのです。

 近年、国民の健康に関しては高齢者の介護、若年層よりの飽食時代の産物ともいうべきメタボリックシンドロームの広がりなど、予防医学や特定保健指導を必要としています。この場内には余り多くはおられないようですけれども、メディアやいろいろな場面で聞き飽きたメタボ、よくないとわかっていても、もう少しは大丈夫とたかをくくってしまいがちでおります。介護や生活習慣病、成人病等々、指導をしたり、罹患した際の医療スタッフは、医師不足を筆頭に満足できるものでは到底ありません。

 ところで、医師不足で空き室が多く閉鎖した病棟を持つ吉田病院や津島病院、人口減で使用していない農家や商店街などを住民の健康管理のために役立てることはできないものでしょうか。現在宇和島市に住んでいる人だけでなく、リタイヤした後の健康管理ができる専門医療施設対策チームをつくってはいかがでしょうか。これはだれですかね、保健部長ですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 児玉保健福祉部長。



◎保健福祉部長(児玉悟朗君) ただいまのご質問ですが、完全なるお答えができないかと思いますが、お許しください。

 これまで実施してまいりました40歳以上の成人の方の健診につきましては、平成20年4月から医療制度改革により、高齢者の医療の確保に関する法律により特定健康診査、保健指導等を実施することになっております。この健診は生活習慣病の改善を目的として実施するものであり、現在は市庁舎ホール、保健センター等におきまして実施しております。

 議員ご指摘のとおり、今後はできる範囲の中で病院、農家、商店街の空き間を利用して医療健診の実施について検討いたしたいと考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 病院医療行政部長はお答えはございますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 奥藤医療行政管理部長。



◎病院医療行政管理部長(奥藤幹治君) よく最近耳にするメタボリックということなんですけれども、全国的に見ますと、このメタボリックドックというのが多くなっている病院もあるようでございます。その場合には、やっぱり血液検査と各種の検査や、また栄養士、理学療法士とか専門の医師等の指導がなされているということでございます。

 吉田病院、津島病院に健康改善のヘルスセンター等々を開設ということでございますけれども、その場合には、今申しましたように医師とか栄養士等の専門のスタッフが必要でございます。現状での開設は非常に難しいなと考えております。しかし、医師が確保できたときには地域住民の健康の保持のために、農家の空き家とか商店街を利用しまして、ぜひ検討してまいりたいと思っております。

 また、現在、吉田病院におきましては糖尿病相談窓口と、これは常時開設をいたしまして、医師、薬剤師、理学療法士が相談に応じております。また宇和島病院、津島病院におきましては人間ドックを行っておりますので、その中で生活習慣病の検査も含まれておりますので、ぜひそちらのほうもご利用いただけたらと思っております。よろしくお願いをいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) それで、ちょっとお伺いをしたいんですが、宇和島にある保健センターですけれども、1市3町の住民も利用できるでしょうか、市長にお伺いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 宇和島市にある保健センターがやっていることについて、利用は可能だと基本的には思います。ただ実際問題として、あそこでやっているのは母子健診とか相談事業だろうと思っておりまして、そういう事業は各3町のほうでもやっているというところで、余り利用は見込めないのかなと。特に宇和島市の保健センターという意味でいきますと、ちょっと中心部にあるのではなくて地区が南のほうにありますので、交通機関等利用の問題もあって、なかなか全体的な利用というのは難しいんではないかというふうに理解しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 これからは皆さん、メタボにならないようにお酒を少し控えた生活を心がけてください。

 次に、弱者に優しいまちづくりについてお伺いをいたします。

 お年寄りが元気になればまちも活性をいたします。吉田地域では公共施設が老朽化し、お年寄りや障害者に対応し切れない施設が目立っています。最も激しいのが吉田愛生寮です。現在生活には大変不便であります。定員50名、室数25室、新基準の1人当たり10.65平方メートルにはほど遠い広さで、トイレもくみ取り方式で不衛生です。耐震性も数十年前のもので、今後予想される南海地震、対応するにはほど遠いものです。施設の安全面やメンタル面を考えても、早急に対応すべきであろうと考えますが、事業計画等について対策はどうなっておるのでしょうか、これは水野事務局長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 水野広域事務局長。



◎広域事務局長(水野明君) 吉田愛生寮につきましては、昭和45年度に建築された定員50名の施設であり、築後37年が経過をしており老朽化が著しく、今後施設内各所の補修が多く発生するものと思います。また、消防法の一部改正によりまして、経過措置の終わる平成24年3月31日までにスプリンクラーの設置が義務づけられております。

 居室は四畳半に2人が生活をしておりまして、現行の国が定める施設基準に比べて非常に狭く、またトイレもくみ取り式であるなど各設備も古く、入所者の生活環境やプライバシーの保護の観点からも改善をする必要があるというふうに思っております。

 また、同じく広域事務組合が設置をしております養護老人ホーム宇和島寿楽荘につきましても、昭和46年度に建築された定員80名の施設でありまして、築後36年が経過し老朽化が著しく、吉田愛生寮と同様に改善する必要があるものでございます。

 このような状況でありますので、どちらの施設も早い時期に改築の必要があると考えております。

 今後、改築計画の策定をするに当たりましては、吉田愛生寮と宇和島寿楽荘を統合することも想定をしまして、入所定員、施設規模、敷地面積等を検討していきたいというふうに考えております。

 なお、建設用地の確保につきましては、これまでの慣例によりまして福祉施設を建設する所在の市町に提供をしていただいております。この用地や財政状況の見通しが立てば、関係機関と協議の上、広域市町村圏計画の中に改築計画を位置づけまして、具体的な改築計画を立てていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 弱者に優しいまちづくりの一環としてお願いをしたいと思います。また、お年寄りや障害を持つ人が生活の中で若い世代と違う第一は、そのテンポというべきところだと思います。田舎町とは言っても車の流れは相応にあり、安全・安心を考えれば、これも対応しにくい現状と言わざるを得ません。まちにベンチなど休憩施設をつくり、老夫婦世帯、独居老人等が安全に買い物に出かけたり通院したりができるような、弱者に優しいまちづくりを考えるべきではないかと思っております。これは市長にお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 弱者に優しいまちづくりという大きなテーマについては行政も常に考えなければいけないところであって、先ほど言いました広域の施設等、広域ではありますけれども、市の施設でもあると思っておりまして、私としても実現というところで具体案をこれから検討していきたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 絵にかいたもちではいけないと思います。早急に事業計画を立てていただきたいと願っております。

 次に、地域活性のための地域審議会についてお伺いをいたします。

 平成17年大合併に伴い、旧1市3町人選により、地域審議会が設置されました。この間、3年になろうとしておりますが、その成果はどのような提案をし、どのような変化をもたらしてきたのでしょうか。もしこの会を長期に継続するのであれば、人選に一工夫加えてもいいのではないでしょうか。各団体のリーダーばかりが集まるなら、団体に所属しない人の声は届きません。もちろん各団体のリーダーが悪いというのではなく、もっと多くの人の声を聞く、門戸を開いたものにするべきではないかと考えます。公募もその一つですが、公募での人選一、二名というのは適当な数字ではないと思っております。これは総務部長に。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 審議会の設置期間は合併前の1市3町が締結いたしました地域審議会の設置に関する協議書によって、合併の日、17年8月1日から平成28年3月31日までと定められております。委員の任期でございますが、現在2年の任期でございます。

 現在、各団体の代表者、学識経験者、公募の区分によって、各地域15人以内で組織されております。これからも宇和島市を考えていく場合、若い人の意見をもっと聞きたいという声もあり、農業・漁業後継者の代表や青年会議所の代表委員に対する期待も大きいところであります。

 現在、幅広い市民の意見を求めるために、団体代表だけでなく公募制を採用し、幅広く人材を求め委員を委嘱し、活躍していただいているところでございます。平成20年度は4月21日に4地区合同の地域審議会が、5月には4地域それぞれの定例会が開催され、各委員からさまざまな要望を聞かせていただいております。

 今後におきましても、委員の人選に当たっては改選時に各団体、学識経験者、また公募により委員を選び、広範な市民の意見が反映されるよう努めていきたいと考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 任期についてですが、参議院制度のように1年ごとに委員の半数を交代させるという方法はとれないものでしょうか、部長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) 今のところは、協議書によりまして委員の任期は2年ということで決まっております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 この地域審議委員会の成果といいますか、どのような提案があったり、成果はどのようなものがあったか、石橋市長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 宇和島でいきますと議員の方々、税金の問題を早く統一するべきでないかというような声を、ことしの審議会ではいただきました。あと、周りの3町でいきますと、やはり当然建設的な意見というところでの要望が多いわけですけれども、その中では、学校の耐震化と、あと統廃合の問題、それから道路建設の問題、こういうところが要望として多く取り上げておられるというところでございまして、なかなか特に1年ででき上がってしまうというような単純なものが少ないというところで、今目に見えてこういうことを言われたのでこれをやりましたというところは言いづらいところがあるんですけれども、そういう総合的な合併のときから話が進んでいる宿題的なところを中心に議論が行われているというところでございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 今後とも努力をお願いしたいと思います。

 最後に1個、地域を育てる教育についてお伺いをいたします。

 生活水準の向上、余暇の増加により、人生80年の時代と言われる今、子供から大人まで各世代において自己の能力や個性を開発し、それを生かしていくための学習活動が求められています。昭和30年代、40年代初期までは大家族で構成されている家が多くあり、おじいさん、おばあさんから聞いたことがたくさんあったと思います。地域とのかかわりも多く、伝統文化や地域の行事もよく流れ、実施されていました。子供はその中で人間形成されていったと表現しても過言ではありません。

 平成は少子高齢、核家族、都会では隣にどんな人が住んでいるかも知れず、人と人とのきずなは希薄になっていく一方であります。思いやりの心が欠けているというところですが、心が欠けているのではなく、方法、すべを知らない人が多くなっているのです。地域を考えられる人間づくり、隣人や友人と上手につき合っていく方法を学習できる教育が望まれるのではないでしょうか。これは、教育部長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 宇和島市教育委員会では、文化の薫るまちづくりを進めるため、教育基本方針を定めまして教育行政の推進に努めているところであります。教育重点施策の中の学校教育では、学校の実態に応じた特色ある教材を展開し、児童生徒に生きる力を育成するよう努力しているところであります。そして、伝統文化の尊重や国、地域を愛するなどの情操教育におきまして、豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる日本人としての自覚を育成するために、道徳教育や特別活動などの充実を図っているところであります。また、ボランティア活動や体験活動の充実を図るとともに、障害のある幼児、児童生徒や高齢者との交流を推進しているところであります。

 さらに、今回改定されようとしております学習指導要領では、改定教育基本法及び学校教育法に盛り込まれた教育理念を受けまして教育内容の改善が行われようとしております。

 その一環として、道徳教育の充実を目指し、その目標や内容の改善を図り、新たに道徳教育推進教師を設け、道徳の時間をかなめとして学校の教育活動全体を通じて道徳的な心情、判断力、実践意欲等態度などの道徳性を養うことが強調されています。そして、学習指導要領において小学校低学年では、あいさつなどの基本的な生活習慣、社会生活の決まり、人間としてしてはならないことをしないこと、中学年では、集団や社会の決まりを守る、身近な人々を協力して助け合う態度を身につけること、高学年では法や決まりの意味の理解、相手の立場を理解し支え合う態度、集団における役割と責任を果たすこと、また国家社会の一員としての自覚などの指導を重点として上げられているところであります。

 宇和島市教育委員会といたしましては、この学習指導要領を踏まえ、まず学校、学級という社会の中でみずからその決まりを守り、集団の一員としての役割と責任を果たす自立的な児童生徒の育成に努めていく所存でありますので、ご理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) ありがとうございます。

 しかしながら、実態に応じた特色のある教育はと、どのような状態、状況を言っているのでしょうか、モデルケースを挙げてお答えいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 松浦教育部長。



◎教育部長(松浦博文君) 特色ある教育ということですが、地域の自然環境や人材、施設などを生かした、その地域にしかできない学習活動のことを言います。例えば、遊子小学校におきましては、段畑にジャガイモを植える体験活動等して先人の苦労や工夫を学習いたしますし、また玉津小学校では、ミカン研究所を利用してミカン栽培についての学習を深めています。宇和海中学校では、沖ノ島のハマユウの保護活動を通して環境教育を学習しているところであります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) 少し時間がありますので、教育長にもちょっとお聞きをしたい。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 今、教育部長が申し上げましたように、地域それぞれの皆様方に学校が育てていただいておるという例が今も報告があったと思いますけれども、今一番学校教育の中で私が心配しておりますことは、子供たちが人間関係を上手に育てていない、育っていないということが大変気になっております。学校の統廃合に関して無理やりひっつけようという気持ちはさらさらないんでございますけれども、全校で10人も満たないような学校の中で、少人数の中で人間関係を十分育てるということは大変難しいことでございまして、先日もそれぞれの学校の生徒指導主事と学校、警察、それから各機関等の連絡協議会がございまして、その場で高校の先生方が、こういう言葉を発言されました。学校で教室の中でぽつんと一人でおる生徒がいるので、教師のほうが心配しまして声をかけましたら、その生徒がいわく、「先生、僕は一人のほうが気が楽なんです」と、それぞれグループの中でそれぞれの集団の中で生活しようとするとすごく疲れるんだというようなことを発言したそうでございます。

 こういうことからも考えまして、やはりある程度の規模の集団の中で教育をしていくということは大変大事なことだと思います。そういう意味では、今教育部長が言いましたように、それぞれの地域の中でそれぞれの学校、皆さん方にご協力をいただいて子供たちを育てていただいておるということは十分承知をいたしておりますけれども、学校の中である程度の規模、そういう中で教育していくということは大変大事であろうと、そのように考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) まだ少し時間がございますので、市長に庁舎内での情操教育についてお伺いをしたいと。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 庁舎内での情操教育と言われると、ぱっとひらめいたのは、昨日実は殺風景な中で大変静かな中で仕事をしているのはいいんだけれども、物を言いづらいと、よそから入ってきた市民の方々が。だからバックグラウンドミュージックといいますか、音楽を流したらどうだという提案なわけですけれども、やはり私も日ごろきついことばかり言うんでなくて、たまには優しいことも言えるようにやらなければいけないと思いますし、また職員の研修等、特にまじめな話、一般論としても、またこの庁舎内でもやはり心の病を持っている人間がふえているということを心配しております。ぜひそういうことに立ち向かっていけるような職員をつくらなければいけないということで、情操教育も含めて職員の指導、教育ということも力を入れていかなければいけないと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師寺君。



◆16番(薬師寺三行君) まだ時間はありますけれども、最後に、先日退職されました職員の方からメッセージをいただきました。その言葉は「仁は人の心なり、義は人の道なり」です。思いやる心をはぐくめば、この宇和島市はすばらしいまちになるのではないかと思います。

 市長並びに職員の大奮闘をお願いいたしまして、質問を終わります。



○議長(赤松南海男君) これをもちまして一般質問を終了いたします。

 次に、「報告第9号・専決処分した事件の承認について」、「専決第3号・平成19年度宇和島市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)」以下、日程記載の順を追い、「議案第95号・宇和島地区広域事務組合規約の一部変更について」までの全案件を、便宜一括議題といたしたいと思います。

 質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 次に、本日、理事者からお手元に配付のとおり、「議案第96号・宇和島市報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例(案)」が提出されました。

 お諮りいたします。

 この際、「議案第96号」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 異議なしと認めます。

 よって、「議案第96号」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 それでは、追加案件について理事者の説明を願います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 岡野総務部長。



◎総務部長(岡野昇君) それでは、ただいま上程されました条例議案につきましてご説明をいたします。

 「議案第96号・宇和島市報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例(案)」につきましては、その他の非常勤職員の報酬限度額を35万円以内から50万円以内へ変更することに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。

 以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。



○議長(赤松南海男君) 以上で説明が終わりました。

 これより追加案件に対する質疑に入ります。ご質疑はございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま上程中の各議案並びに本日追加提案されました議案は、さらに慎重審議を行うため、お手元に配付の付託表のとおり、日程記載の請願・陳情とともに所管の委員会に付託いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。

 これをもちまして本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

    午後2時56分 散会

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 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

   宇和島市議会 議長  赤松南海男

          議員  山下良征

          議員  赤岡盛壽