議事ロックス -地方議会議事録検索-


愛媛県 宇和島市

平成19年  9月 定例会 09月21日−03号




平成19年  9月 定例会 − 09月21日−03号







平成19年  9月 定例会



平成19年9月宇和島市議会定例会

議事日程第3号

平成19年9月21日(金)午前10時開議

会議録署名人指名

一般質問

議案第95号 宇和島市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例(案)

議案第96号 平成19年度宇和島市一般会計補正予算(第2号)

議案第97号 平成19年度宇和島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

議案第98号 平成19年度宇和島市介護保険特別会計補正予算(第1号)

議案第99号 平成19年度宇和島市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)

議案第100号 平成19年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)

議案第101号 平成19年度宇和島市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

議案第102号 平成19年度宇和島市港湾施設特別会計補正予算(第2号)

議案第103号 平成19年度宇和島市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

議案第104号 平成19年度宇和島市小規模下水道事業特別会計補正予算(第1号)

議案第105号 平成19年度宇和島市駐車場事業特別会計補正予算(第2号)

議案第106号 平成19年度宇和島市病院事業会計補正予算(第2号)

議案第107号 平成19年度宇和島市水道事業会計補正予算(第2号)

議案第108号 宇和島市吉田観光文化センターの指定管理者の指定について

議案第109号 土地改良事業の実施について

議案第110号 土地改良事業の実施について

議案第111号 新たに生じた土地の確認について

議案第112号 新たに生じた土地の確認について

議案第113号 字の区域変更について

議案第114号 字の区域変更について

議案第115号 市道路線の認定について

議案第116号 市道路線の変更について

議案第117号 土地改良事業経費の賦課について

議案第118号 土地改良事業経費の賦課について

     (質疑・委員会付託)

 (陳情・請願)[今議会提出分]

 (総務企画委員会)

陳情第4号 電気計装工事に関する陳情

陳情第5号 機械設備工事・水道施設工事に関する陳情

     (委員会付託)

 (追加案件)

議案第119号 工事請負契約について

     (提案説明・質疑・委員会付託)

議案第120号 宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて

     (提案説明・質疑・討論・採決)

認定第1号 平成18年度宇和島市公営企業会計決算の認定について

認定第2号 平成18年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

     議事日程のとおり

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(30名)

 1番    石崎大樹君

 2番    大窪美代子君

 3番    清家康生君

 4番    岩城泰基君

 5番    坂尾 眞君

 6番    赤松与一君

 7番    山内秀樹君

 8番    池田弥三男君

 9番    兵頭司博君

10番    我妻正三君

11番    松本 孔君

12番    木下善二郎君

13番    河野具彦君

14番    福島朗伯君

15番    上田富久君

16番    薬師寺三行君

17番    富永照瑞君

18番    山下良征君

19番    赤岡盛壽君

20番    玉田和正君

21番    藤堂武継君

22番    福本義和君

23番    大塚萬義君

24番    小清水千明君

25番    三好貞夫君

26番    若藤富一君

27番    土居秀徳君

28番    泉 雄二君

29番    赤松南海男君

30番    浅田良治君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

欠席議員

    なし

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

説明のため出席した者の職氏名

市長             石橋寛久君

副市長            森  忠君

教育長            明神崇彦君

総務部長           薬師神津一君

市民税務部長         赤松一男君

保健福祉部長         岡野 昇君

環境部長           西田丈一君

産業経済部長         善家正文君

建設部長           板倉活夫君

教育委員会次長        勇 八郎君

水道局長           白井栄一郎君

医療行政管理部長       奥藤幹治君

技監兼病院対策室長      武田教雄君

吉田支所長          児玉悟朗君

三間支所長          松浦博文君

津島支所長          山本久則君

水産課長           水口明彦君

農林課長           桐田敏昭君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

会議に出席した議会事務局職員

局長             河野廣行君

次長             後藤 稔君

次長補佐兼調査法制係長    山本清隆君

次長補佐兼庶務係長      藤田 良君

専門員兼議事係長       宮本啓行君

調査法制係主任        有馬孝行君

議事係主査          有田佳代君

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    午前10時00分 開議



○議長(赤松南海男君) ただいまの出席議員は30名であります。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の会議は、議事日程第3号により進めます。

 本日の会議録署名人に、赤岡盛壽君、玉田和正君を指名いたします。

 それでは19日に引き続き一般質問を行います。

 まず、福島朗伯君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) 自由民主党の福島でございます。

 通告に従いまして一般質問を行わさせていただきます。一問一答方式でお願いをいたします。市長、理事者の皆様方の明快な御答弁のほどをよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 まず最初に、旧宇和島市における防災無線導入計画についてお伺いをいたしたいと思います。

 デジタル同報通信システムは、平成13年に省令改正され、従来のアナログシステムと同様に、庁舎内に設置される親局設備、また中継設備、避難所などに設置される屋外拡声器及び個別受信機により構成され、災害時における住民の生命や財産を守る情報伝達手段として、住民にとって安心かつ安全なまちづくりに大いに貢献するとともに、行政機能を災害緊急対応活動に即座に結びつけてくれる、市民にとって重要不可欠な広報設備であろうと思われます。

 津島町、吉田、三間では既に完備をされており、旧宇和島市のみ取り残されているのが現状であります。がしかし、3町のアナログ通信システムも早急にデジタル化を図る必要に迫られるという大変厳しい現実があります。

 8月17日の全員議員協議会において、担当課より地域防災計画の説明がありました。その中の広報実施方法の説明の後に、小清水議員の質問に対し、「旧宇和島市防災行政無線施設を計画中である」との回答があったように思います。近い将来起こるであろうと言われております南海地震に備え、一日も早い導入が必要であろうかと思います。

 2年前の大雨時の須賀川ダム放流による地域住民避難指示が出されたときも、広報車での連絡は周知徹底することができなかったことは記憶に新しいところであります。いつ防災無線導入予定なのか。また、旧3町のデジタル化の計画、予算案を含めてお伺いをいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師神総務部長。



◎総務部長(薬師神津一君) 御指摘の防災無線につきましては、即時に情報伝達ができますので、災害時の情報伝達手段としては最も有効な手段であると思います。まず、今年度の長期財政計画に計上して、できるだけ早い時期に設置できたらと考えております。

 現在検討しております事業内容につきましては、屋外子局、いわゆるラッパを30カ所に設置予定しておりまして、大雨などでも聴取することができます個別受信機を160個予定いたしております。個別受信機の設置箇所は、避難所でありますとか消防詰所、自治会、校区会長宅などを予定いたしております。

 また、この事業に要する経費は、今のところ3億5,000万円ほどになる予定であります。財源といたしましては、合併特例債を予定いたしております。

 次に、旧3町のデジタル化の計画につきましても、デジタル化移行まではもう少し時間があるようでございますので、旧市の計画が終了次第、検討していきたいと考えております。

 以上でございます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) 防災無線導入予定の日時につきましては、具体的な日時を示していただけませんでした。なるべく早い時期にという話でございましたが、一昨日の代表質問の中で、昴志会の代表者の方から交流拠点施設、海の駅、または九島架橋を早急に実施すべきだというような御意見も出されました。

 今、宇和島市が合併債を使ってしようとしている事業はたくさんあると思いますけども、その中で交流拠点施設の海の駅、それから九島架橋、そして丸山の野球場の大改修等々、いろいろな合併債を使っての予定を組まれていると思いますけども、何を優先させるべきかという話、私の考え方を少し述べさせていただきたいと思います。

 まず、宇和島市民にとって一番大切なのは、市民の生命と財産を守る。この学校の耐震化と防災無線の導入が何よりも一番急がれるのではないかと私は思っております。もし、ことし、来年に大津波が、南海地震が来た場合、と想定した場合に、しかも授業中であった場合に、学校の子供たちはどうなるか。これは一番、行政の方々が一番理解してわかっている問題ではないかと思います。

 また、防災無線につきましても、5メーター、7メーターの津波が来たときに、広報車で住民に知らせるのでは、吉田の沿岸から宇和島・宇和海、そして津島の沿岸、非常に長うございます。津波が来た後に保護者が守るという状態ではないかと思います。

 私の言いたいのは、合併債を使って1,300人の、67億円の予算を使って行う九島架橋よりも、やはり市民の財産、生命を守る、この学校の耐震化と防災無線の導入の方が急がれるのではないかと私自身は思っておりますけども、勇教育次長、どう思われますか。御意見をお伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 勇教育委員会次長。



◎教育委員会次長(勇八郎君) 確かに人の生命は大切だと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) 私の同じ考えの意見と理解してよろしいかと思います。ありがとうございます。ということで薬師神総務部長、一つ真剣に、前向きに、早目に、とにかくよろしくお願いをいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師神総務部長。



◎総務部長(薬師神津一君) 我々も生命、財産の大切さは十分認識しておりますので、今年度の長期事業計画は、今から見直しが行われます。その席に計上して、これが優先的に採用できたらいいなと思いますし、そのように頑張ってみたいと思うんですが、そのように御理解いただけたらと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) ありがとうございました。それでは、次の質問にまいります。

 2017年愛媛国体における宇和島市に開催種目の取り組みについて、お伺いをいたしたいと思います。

 我が国最大のスポーツイベント国体が2017年、あと10年後でございますが、愛媛県で開催されることが決定しておりますことは周知のとおりであります。スポーツは青少年の健全育成に寄与し、また地元選手の活躍は、多くの県民の感動と連帯感を与えてくれるものと思われます。

 また、地域経済の活性化にも大きく貢献することは言うまでもありません。現在、来るべく愛媛国体に向けた、ジュニアスポーツにおける指導者の育成強化が大きな課題となっており、国体へ向けた競技力向上対策のため、愛媛県体育協会では目標募金額10億円の「ひめっこ募金」を設立し、いち早く募金活動を行ってまいりました結果、その目標額も達成されようとしております。

 このように、愛媛県民全体を挙げて取り組んでおります2017年愛媛国体であります。今年3月に愛媛国体県準備委員会では、公式公開競技計38競技のうち、19競技の会場となります市、町を決定し、発表いたしました。約半分は松山一極集中型になっており、残念ながら我が宇和島市は軟式の高校野球のみの発表でありました。軟式高校野球は、各県1チームの出場ではなく、夏の全国軟式高校野球選手権において上位12チーム程度の出場エントリーとなり、大変人数的にも寂しく、また甲子園の硬式野球のような人気もなく、応援団の宇和島入りなど見込めないため、経済的効果も余り期待できないのではないかと思われるのが現状ではないでしょうか。

 残りの未決定競技の会場の決定は、来年度以降順次決められる方針でありますが、宇和島市においては、今まで国体競技誘致にどのような取り組み、努力をされてこられたのか。また今後残りの競技種目のうち、どのような競技種目の誘致を希望し、申請されておられるのか。誘致を実現するためにどのような取り組み、また、その方法等をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(赤松南海男君) 福島君、答弁する者の御指名を。



◆14番(福島朗伯君) 教育委員会、教育長でも。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) お答えいたします。平成29年開催の愛媛国体競技種目の開催希望種目は、当初宇和島市としまして8競技の種目、体操、サッカー、高校硬式野球、卓球、レスリング、バドミントン、柔道、ソフトボールを希望いたしておりました。

 今、福島議員が述べられましたように、先日3月に国体実施競技会場地としまして、宇和島市は丸山球場を主会場とした軟式の高校野球、これが内定をいたしております。県下各会場地19競技が第一次内定として決定されたわけでございますが、第2次内定に向けまして引き続き調整をしているところでございます。競技種目は21競技でございますが、第2次内定に向けまして宇和島市といたしましては、もう決まりましたところをのけまして、6競技種目、体操、サッカー、卓球、バドミントン、ソフトボール、バスケットボール、以上を第2次内定として希望をいたしたところでございます。

 内定に向けましては、愛媛県とそれから競技種目団体等の御協力をいただきまして、愛媛県の体操協会等へ要望書の提出等を行っておりますが、体育協会を初め、国体準備室など関係機関、団体と協力いたしまして、これからさらに誘致に向けて努めてまいりたいと考えております。また、準備室との協議では、福島議員の御指導も参考にさせていただきまして、強力にさらに要望してまいりたいと思いますので、どうか御理解をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) 今ほどまだ未決定の6競技に向けて全面的に取り組むというようなお話があったように思います。会場の選定に当たりましては、国体準備要綱及び同細則に定められている競技を前提に、「競技団体及び市町の希望をもとに、競技施設の状況、交通・宿泊の便等を総合的に評価し、選定する」と定められております。

 また、前回の会場地選定の際、県国体準備室は調整が難しくなるという理由から、非公開で選定委員会を実施し、前段階での競技団体と自治体の協議もおのおのの自主性に任せるとの方針であったため、両者での意見のすり合わせができなかったケースがあったのではないかと思います。

 すなわち、国体の選定委員会と自治体との話し合いが行われないままに協議団体の場所が決まったように思います。やはり宇和島市にあと残された希望の6競技を誘致するためには、市が愛媛県の方に申請するだけでは恐らく宇和島に来ないと思います。宇和島市の種目団体、そして愛媛県の種目団体等もじっくりお話をしていただき、協力をいただいて、県の方に行政の方から申請をすべきではないかと思います。答弁は要りませんが、私の考えでございますので、一つ頑張ってやっていただきたいと思います。

 恐らく10年後には私も市長もこの議会におるかどうかはわかりませんけども、10年後にあと3種目、4種目の競技団体を宇和島市に国体誘致をして、宇和島市に選手または応援団の方々がいっぱいになって泊まる設備もないというようなうれしい悲鳴を上げられるようにひとつ市長さん、頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 次の質問に移らさせていただきます。

 天赦園グラウンド・テニスコート児童公園返還について、市長にお伺いをさせていただきたいと思います。

 本年5月8日に石橋市長より宇和島市体育協会、宇和島ソフトボール連盟、宇和島ソフトテニス連盟、愛短ソフトボール部の代表者に対し、来年3月末をもって伊達家との借地契約を解約し、天赦園グラウンドを返還したいとの申し入れがありました。

 御存じのように天赦園グラウンドは昭和32年4月に整備されて以来、半世紀にわたり市民のスポーツの交流、または憩いの場として利用され、まさに宇和島市におけるスポーツ文化発祥の地として多くの市民に親しまれてまいりました。

 さらに市の中心部に位置し、国道に隣接していることから、さわやかに、そして元気はつらつとするプレーヤーの姿が目にとまり、道行く人々、あるいはドライバーの方々にもその光景に心を和ませる方も多々あったのではないかと思います。

 中でも宇和島ソフトボール連盟におきましては、200チーム4,000人の青年からシニアまでのメンバーが年間約2万人の方が、昼夜を問わず利用されており、宇和島の甲子園と称されます「市民早朝ソフトボール大会」は夏の風物詩として多くの市民に愛されており、その他ソフト連盟主催各種大会、愛媛女子短期大学ソフトボール部の活動等の活躍が認められまして、文部科学大臣賞を初め、愛媛県スポーツ功労賞を受賞するなど、天赦園グラウンドを利用しての活躍は目を見張るものがあります。

 また、宇和島ソフトテニス連盟におきましても、現在年間1万人の利用者があり、過去には天赦園テニスコートで育った私の高校時代のパートナーでありますけれども、寺田順三氏は日本一の栄冠を獲得し、名プレーヤーとして全国のソフトテニス界に名をはせました。そして現在では、一般男子、女子を初め、中学男女等も常に県優勝、四国大会優勝というハイレベルな成績を維持しております。これまた、天赦園テニスコートを利用しての活躍は著しいものであります。私もこの本会議の合間を利用いたしまして、あしたから青森で開かれます全国スポレクのソフトテニスの愛媛県代表選手として出場してまいります。そのように両クラブともどもその原点は天赦園グラウンドからの出発であると思います。

 市長におかれましても、先の3月定例議会の施政方針演説において、「世界基準の安全をもって安心して住めるまち」として、「スポーツや文化活動の楽しめるまち」さらには「いつでも・どこでも・だれでも・継続的にスポーツに親しめる環境づくり」を提唱されているところであります。

 市の中心部で立地条件もよく、利用しやすい環境であるため、スムーズな運営がなされ、今後のスポーツ文化の発展と市民が元気ではつらつとスポーツを楽しめるまちづくりにはどうしても天赦園グラウンドの利用存続は今のところ不可欠なところであろうと思われます。市長の見解をお伺いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 議員のおっしゃるとおりスポーツ振興、市民がいつでもスポーツを楽しめる環境づくり、これは大変重要なことであると思っておりまして、これまで施設整備というのを歴代の市長も進めてまいりました。

 そんな中で議員がおっしゃるように、天赦園グラウンドは昭和32年、今、昭和換算でいきますと、昭和82年、期せずして50年たってるのかなというふうに思います。

 その間にどれだけの施設整備ができたか、旧の宇和島市だけ見ましても、ソフトボールにおいてはそのときになかった丸山球場ができました。丸山公園の多目的グラウンドもできました。そして宮下のグラウンドができました。それだけの施設整備ができております。テニスコートにおいてもしかりだと思います。ましてや新しい宇和島市として見たときに、今、大変広いグラウンドが、例えば津島町の温泉の、やすらぎの里の入り口のところにあります。天赦園グラウンドよりも広うございまして、これの利用はどうなっているのかというと、ほとんど閑古鳥が鳴くような状態でございます。三間町にも立派にソフトボール、軟式野球が2面取れるグラウンドがあります。ここの使用状況を見たときにどうなんだということを考えたときに、私は天赦園グラウンドの市内中心部で今までといいますか、昭和30年代に果たしてきた役割というのは十分にもう終えたのではないかというふうに考えております。ここがなくなってもほかの施設で、結論を申しますと十分私はスポーツを楽しんでいただける施設整備ができたであろうと思っております。

 ただ、私としては今までこのグラウンドを使わせていただきました伊達家、これに対する感謝を忘れてはいけないと思いますし、あそこのグラウンドの地というのは、やはり宇和島市にとって中心部で残っている数少ない広いところでございまして、今後どういうふうに利用していくか。やはりより多くの意味で宇和島市のために、伊達家のためにもお互いに協調していける方向性を見出していきたいということで伊達家には私の考えとしては、スポーツ施設としては今までの利用させていただいたので大体整備はできたと思いますということについては、今後の利用ということについて御相談申し上げたいということで話をさせておりました。この方がある程度方向性ができたら、私としては最終的な決断をいたしたいというふうに考えておりますので御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) 今ほどソフトボール連盟の理由についてのみのお話であったと思いますが、テニスコート、今ソフトボール連盟の約8割は天赦園グラウンドで大会を行っておりますし、ソフトテニスにおきましても多分国道から皆さん御存じだろうと思いますけども、70歳、80歳の方が毎日自転車で、歩いて、利用をいたしております。幾ら丸山南庭球場をつくったからといって、80歳のおじいさん、70歳のおじいさんに丸山球場まで歩いて行きなさいというのは少し実現不可能ではないかと思います。

 私の例えば一案といたしまして、今、学校統廃合の問題が出ております。どういう結論が出るかは知りませんけども、もし市内中学が1校廃校になるのであれば、今の照明施設をその学校に移させていただいて、野球場なりテニスコートをそのまま使わせていただいて、その後に天赦園グラウンドを返還するというような方向が望ましいのではないかと勝手に考えているわけでございますが、いかがでございましょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 現実的な移行の方法として、今、議員さん言われたことも一つの案ということでは、私も検討していかなければいけないんだろうとは思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) それでは別の視点から少し質問をさせていただきたいと思います。

 今、天赦園グラウンドには二つの公衆トイレ、そしてお体の不自由な方の車いすのトイレが一つございます。そして天赦園のテニスコートの前にブランコ、砂場、滑り台等々の児童公園がございまして、若いお母さんが小さな子供を連れて毎日のように公園を利用して遊ばれております。

 教育長にお伺いをいたしますけども、恐らく都市公園法に指定をされている天赦園の児童公園であろうと思います。そして聞いたところによりますと、天赦園自体が歴史公園法にも指定されており、高い建物は建てられないんだと、その公園の法律を取り除かないとできないんだということも聞いておりますが、簡単に、例えば市長、来年の3月に返すと言われてますけども、簡単に児童公園の規約を取ること、歴史公園法の規約を取ることができるんでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 大変申しわけないんですが、法的なことにつきましては私ちょっと疎うございまして、明快なお答えができません。ただ公園という意味では、今、問題になっておりまして、学校の安心・安全という面もあるんですけども、近くにあります小学校の遊具等を使っていただいて、学校の授業に支障のない限り、そういう形で開放する方法も検討する一つの案としてあるのではなかろうかと思います。お答えになりませんが、お許しいただいたらと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) もう一つ、違う視点から御質問させていただきたいと思いますけども、大雨時におきまして、明倫校区の浸水被害は大変なものがございます。今、御存じのように、雨が降った場合に、天赦園に何万トンでありますか、何十万トンかわかりませんけども、かなりの水が天赦園グラウンドいっぱいに、国道までなりまして、佐伯町の雨の被害を少なくしているのではないかと私は思いますけども、もしあそこを返されて、国道まで埋め立てた場合には、雨の被害はどうなりますでしょうか。建設部長、お伺いをしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 板倉建設部長。



◎建設部長(板倉活夫君) 当然、遊水池としての役割がある今の現状でございますので、あの遊水池がつぶれてしまいますと、かなりの浸水被害が出るのではないかと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) ありがとうございました。今ほどのいろいろな御答弁の中にもありましたように、来年の3月というのはなかなか実現できるかどうかわかりませんけども、3月議会でこの問題は陳情いたしまして議会でも採択をしていただいております。市長におかれましてもひとつ重く受けとめていただきまして、前向きな対処をよろしくお願いをしたいと思います。

 次の質問に移らさせていただきたいと思います。

 うわじま牛鬼まつりの日程変更についてお伺いをさせていただきます。

 ことしのうわじま牛鬼まつりは7月22日から24日まで、4,500人という大勢の人が参加したガイヤカーニバルを皮切りに、天候にも恵まれ盛大に繰り広げられました。うわじま牛鬼まつりの歴史をひもといてみますと、昭和8年、不景気退散を旗印とする「商工祭」が行われたのが始まりであり、戦争という不幸な出来事で一時中断をしておりましたが、昭和28年、商工会議所と商店街連盟が共催し、年に一度顧客サービスをしたいという意向から、各商店主の自主的な発想、協力によりまして、「商工祭」が企画、実施されたわけであります。

 築地北陽の芸者さんによる日本舞踊、のど自慢、郷土芸能等多彩な催しが行われ、結構その時代の祭りの役割を果たしていたようであります。

 その後、昭和32年、「商工みなと祭」と改め、行事内容をより一層盛り上げるため、大名行列、自衛隊の体験航海並びに艦内見学、自衛隊の音楽隊パレード等、4月25日を中心に3日間の日程で実施されておりました。そうした中、今までの商工みなと祭を廃止し、さらに対外的な観光行事として県内外の客を誘致しようと、「宇和島まつり」と銘打ち、大幅な予算を組み充実した行事を実施した方がよいという結論に達しまして、昭和41年第1回「宇和島まつり」を10月10日の体育の日を選び、快晴の秋空のもとに企画実施されましたが、その後10月10日体育の日は市民運動会等体育行事が多く実施されておりまして、また農繁期を控え、また地元氏神様の地方祭があるなど、適当な時期ではないという声が強く上がり、昭和43年、宇和島まつりを和霊大祭に合わせて行う夏祭りが企画され、夏祭りの特徴を生かした花火大会であるとか、宇和島おどり、各種街頭パレード等を華々しく実施、好評を得たわけであります。

 このような過去の貴重な体験を生かし、充実した行事が立案をされまして、水上ショーを初め、特に近年は郷土色豊かな牛鬼パレードやガイヤカーニバルなど盛大に実施され、本日に至っている次第でございます。

 しかし、近年多くの市民の皆様より、お盆に帰省してくる人々にとり何のイベントもなく寂しい限りであるという声が多く聞かれます。7月23、24日の和霊大祭、そして例えば8月13、14日の牛鬼まつりと分けて行えば、二つのイベントにより宇和島の活性化において大いに役に立つのではないかと思います。

 和霊神社は350年以上の長い歴史がありまして、神事にのっとり神社独自で粛々と盛大に行われると思います。和霊大祭と分けての日程ということについてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 今の宇和島祭りを和霊大祭と分離して実行してはどうかという御提言でございます。確かにおっしゃるとおり、宇和島市のイベントカレンダーを見たときに、5月のゴールデンウィーク、これと8月のお盆の時期というのは宇和島市大きなイベントがありません。8月には闘牛大会がありますけれども、それ以外の大きな行事がないというところで、何かあったらいいのになという声は市民から私も耳にいたします。

 一方、うわじま牛鬼まつり、これについては、今、和霊大祭と併設ということで、旧の宇和島市においては一番の大きなイベントということになっておりまして、これを分離したときに果たしてこのにぎやかさを継続できるかどうか、やはり私としても検討しなければいけないところは大いにあるのであろうというふうに思っております。

 この件につきましては、実は先日行われました、ことしの宇和島祭りの反省会においても御意見がありまして、結論としては今後和霊神社側とも相談しながら、どういう方向がいいのか考えていこうということになったと理解しておりますので、その議論の行方を待ちたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 福島朗伯君。



◆14番(福島朗伯君) ありがとうございました。恐らく来年の春先に、来年度のうわじま牛鬼まつりの準備委員会が開かれると思います。7月22、23、24日の日にちが刷り込んだパンフレットができ上がってからでは遅うございますので、ひとつ今年中に各種の関係者を集めて、この問題は協議をしていただくことをお願い申し上げまして、かなり時間を残しましたけども、私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(赤松南海男君) 以上で福島朗伯君の質問を終わります。

 次に、若藤富一君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) 失礼いたします。

 合併によりまして、新宇和島市が誕生し、2年が経過してまいりました。合併特例法に基づきまして、1市3町が新市を建設していくに当たり、その策定した新市将来構想の精神を受け継ぐとともに、新市において地方自治法に基づく正式な総合計画を作成するまでの間、この総合計画ほぼでき上がっているとは聞いておりますけれども、その間の指針にもなるべくこの重要な新市建設計画、この計画は総合計画とは違いまして、県との協調を特った上で作成しなければならない。県と協議しながら作成してきたものでございますけれども、それについて以下の点につきまして質問をいたしたいと思っております。

 ただ、非常に基本方針であるがために、今までの議会におきましても、かなり多くの方々が御質問をされておりますし、特に今回の定例議会においても既に同様な質問が多うございました。そういうことでございまして、かなり私が聞きたい答弁もいただいている点も多うございますので、それらについては省略させていただくか、別観点から単純な質問に変えさせていただいたり、なるべく重複は避けたいと思いますので、答弁の方もその点よろしくお願いをいたします。

 住民に対しまして、合併前に新市宇和島の基本的な指針を訴えて合併を推進してまいりました。当然大きな重い責任の上で新議会議員として議会、行政活動に臨んだわけでございますけれども、この建設計画、基本方針が即すべてそのまま移行するとか、あるいは合併効果がすぐあらわれるとは当然思ってはおりません。当然できれば理想的にはすぐあらわれるのがいいんでしょうけれども、そこは無理だとは思っております。

 ただ2年たった在任、私の在任期間中の半分を過ぎたこの時点で、この問題につきまして質問を行い、再度合併時の思いを新たなものとするとともに、合併の方向性、合併後の方向性、過ちはないのかということを確認すべき時期であると当初より、今まではやらない、この2年たったらやろうということは決めておったわけでございます。そういうことで、細かい数値やそれぞれの事業内容は次の機会にということで、概枠といいますか、概要につきまして主に私指名する以外は市長に対して答弁を、お答えしていただきたいなと思っております。

 そういうことで、一問一答方式でお願いをしたいわけでございますけれども、どうも先ほど言ったように、今回ちょっと私今まで原稿を書いたことがないんですよ、一般質問に。そういうことで、総務部長からもうちょっと詳しい原稿を書いてくれということで、書いたらそのギャップがございまして、なかなかこう対応策に迷っておるというようなこともございますし、また今までの質問に対して、かなりの方が質問されていますので、もうすべて省略、省略、省略となっていますので、全く起承転結のない質問になってこようかなと思ってますので、そういう点、きょうは自民党議員会の一員としてということを除かせていただきまして、若藤個人の、もう本当に一思いの質問にさせていただきたいなと思っています。当然余りいい質問にはならないかと思っていますので、またその点、御迷惑をおかけしたいと思います。

 まず最初に、ことしの春、あるいは昨年の春ですけれども、思わぬ早急な組織機構改革が平成22年の目標で、本庁方式の方に移行し、旧町の経済、産業、文化、コミュニティー等々の、当然核的中心でございました旧庁舎の機能が喪失し、ワンステップ、このワンステップという問題もきょう朝説明がございまして、乳幼児医療申請、市民課の税ですか、固定資産税、国民保険、あるいは納税証明書、軽自動車、転入学申請が一つのワンステップ課窓口でできるという説明がございましたので、かなり改善されてるとは思いますけれど、ワンステップ対応の困難、住民サービスの低下、農地災害時への迅速な対応の困難、組織、団体の継続の懸念、商店街に及ぼす影響、防災時の不安等々がやはり合併前に考えていたとおりに町民、町民といいますか、市民の間で再浮上をしていると感じております。そういう声も聞けます。本来ならばことしの春、組織機構の大改革ある以前に、市長にもお願いしたんですけれども、当然今後の支所対応につきまして、やっぱり住民説明、不安を取り除くために住民説明を及ぼす必要がないでしょうかというお願いはしたんですけれども、それが行われませんでした。

 そういういろんな問題で、今度22年に向かいまして、その組織機構とかますますやっぱり職員の削減とか、いろんな中で組織が統一化されるというか、支所機能が低下されていくのかなとは思っています。そういう懸念の中で、もう我々が訴える、私が訴えるのは、最終的な22年の組織機構が果たしてどこに目的があるのか、どういう組織図であるのかというものをはっきりさせて、やっぱり職員の異動なり、対応を考えていただきたいということを再々申し上げているんですけれども、ほぼ徐々にはその説明はいただいてるんですけど、その説明が非常にやっぱりまだはっきりしておりません。

 さらには、そういういろんな全国組織を合併で考えてみますと、その支所機能の低下によるところ、あるいは住民ニーズにこたえられない支所、そして住民が集まらない支所に対しまして、あきスペースが出てまいりますので、新たな感覚といたしまして、そのスペースを利用して、再活性化、住民サービスを改めてやっていこうという動きがかなりいろんな各地で行われています。それが当初産業経済でいきました野田市なんかがやはり将棋の町としてあきスペースを、支所のあきスペースを将棋会館として利用して、住民のコミュニティーの場として、支所機能を以前よりも住民がそこに集うようになったというまちづくりを行われております。

 そういうことも考えていただきまして、今後その支所機能をいかに生かした活性化、支所機能の充実を、あきスペースを生かした充実化があるのか。当然そこにありきで、恐らくそういう組織機構をなされてきたんだと思いますので、その点のお考えを聞かさせていただいたらと思いますので、まずはよろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まず、支所のあり方についてということでございますけれども、私としては少なくてもことしの支所の改革に当たって人数は減らしたけれども、その支所の機能、特に住民の方がこれまで町の役場に行ってできていたような必要な手続、こういうことはすべて支所でできるように、支所機能は落とさないようにということで人員配置はやったつもりでございます。ただ人数は大幅に減ってまいりました。当然、予算等伴うものについてはなかなか、宇和島に来てもすぐに、市長といえどもわかりましたと、予算つけましょうなんていうことを言えるような状態ではないということで、支所においても当然ながら要望はするけれども答えがなかなか出ないということも出ようとは思いますけれども、基本的なサービスということにおいては支所で確保できているというふうに思っております。

 ただ一方で、この必要性ということについては、やはり残念ながらといいますか、これまで述べられてきましたように、財政事情が合併前よりか、また合併後、合併してから後の2年間においても毎年予想以上に厳しくなっているという現実がございます。それに対して、やはりサービスを落とさない、住民の負担をふやさないとすれば、人件費等の削減を図っていく以外にないと、大きな要素としてはそういうことだろうと思っておりまして、今後もこの削減についてはやっていかなければいけないということで、これからもどういう組織がいいのか、常に考えながらやっていかなければいけないと思います。

 ただ残念ながら、その結果において人数が経るというのはですからもう間違いないということで、御理解をいただかなければいけないと思うわけですけれども、そんな中で、当然今まで吉田支所におったらその帰りに周りの商店街で買い物をして帰ってたという職員がいなくなったというところで、購買力が落ちるという結果はやっぱり出てくるんだろうというふうには思っております。できる限り、吉田で買えるように、例えばバスを走らせて職員には自家用車での通勤をやめさせることができないかということも検討はしておりますけれども、なかなか検討という段階までに至らない、提案というところで手を挙げてもそんなもんできません、というのが職員の反応でございまして、現実的な対応ということでどういうことができるか。これは商店街の方々とも相談しながら、できる限りのことはやっていきたいと思っております。

 それと一方、それについて姿を示せということですけれども、はっきり言ってこれなかなか難しゅうございます。総論の人数のこれからの削減計画ということはお示しできると、今もう一度見直しをかけておりますので、今後10年間、その以降の平成33年までの職員の人数をどういうふうにやっていくか。こういうことは計画、煮詰まってきましたら議員の皆様にもお知らせをしたいというふうに思っておりますけれども、そんな中でどこにだれを配置するかという個別の問題につきましては、なかなか長期での計画というところでは難しいであろうなというふうに考えております。

 それともう一つ、最後にありましたあきスペースの有効利用、これについては私も当然何か利用できないかなということを思っております。ぜひ議員の皆様も、もし住民の方々がこういうことに使いたいんだがというようなことがありましたら、具体的提案がありましたら前向きに検討してみたいと思っておりますので、御提言のほどをよろしくお願いいたしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) はい、どうも。実はことしの春から市長の方で各支所、吉田の場合火曜日ですか、1日という約束で、市長大変だと思って、これどうなるのかなと思ってましたけれども、来ていただいて、支所の状況というのはかなり把握されてきておられると思います。ただ、私今回こういう問題がありましたので、そこにおる児玉支所長を初め、各できるだけ多くの職員に対して、今、合併した、あるいは組織機構に対していろんなハンデを住民に及ぼしてないかと。何か問題点はないのかということをやっぱりずっと聞いてまいりました。はっきり言って一番、結論といたしましては今のところ住民に対してそんなに住民サービスの低下を感じていないと。大きな問題点はないという答えをいただき安心はしておるんですけど、その中に一つ、今の職員の対応では、もうこれ以上減らされては目いっぱい、もう対応できませんよというのが一つございました。

 あと1点に対して、当然本庁と支所との職務分担をしていますので、どうしても我々知っていても、その住民に問われても、なかなか本庁に問い合わせて、電話で本庁から答えていただくとか、あるいは書類をいただいて、預かって本庁に持っていって、また再度住民に来てもらって書類を渡すとか、あるいはこれは農業委員会の方が多いんですけれども、ある火曜日なんですけど来ていただくので、そのときに再度来ていただけませんかと、そういうことで自分がすべてワンストップといいますか、できない。住民に対して非常に申しわけないということが一番つらいですというやっぱり職員が多うございました。

 そういう中で、今から考えますと、これは非常に人間の便利性といいますか、その境遇において人間の弱さが出てくると思うんですけれども、自分の権限、兼務というものが、もう本当に受付業務、あるいはその業務を規定された場合に、私はそれ以上のことはやらないというような形に必ずやっぱり今の職員もなっていこうかと思っています。それは人間の常でございますので。そうすると、旧吉田のことを申し上げて失礼なんですけれども、本当に旧職員の方々は、住民のニーズにこたえて、住民側に立って行政と戦うといいますか、本当に住民の方にできない仕事でも、やはり自分が一生懸命になってお世話された方が非常に多うございます。

 ところが、自分の業務以上のことをやっていこうとする住民に対するサービスといいますか、もう自分の仕事はそれまでだと。一つの考え方がどうしても職員に出てきてまいりますし、あるいは支所対応で、それを通じて本庁の担当に、その職務を持っていきますと、どうしても顔が見えません、肌が触れません、声が聞こえません。そうすると、その職員が幾らやる気がある職員でも、どうしてもその職務、その住民に対するサービス感というものは必ず下がってきます。そうすると、特例の企業的業務が行政の中にはびこって、今まであった住民サービスの本当の田舎的よさといいますものが喪失される懸念がございます。その点について、しっかりとやっぱり市長の中で、職員に対してそういう組織職員の心構えというものが再度注意をして、注意ってまだやってるわけじゃないので、注意じゃなしに、そういうことも心がけてやっていただいたらと思うんですが、いかがでしょうか、市長。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) おっしゃるとおり、職員のモチベーションの維持ということについては、私も心配するところがありますので、何とかしたいという気はあります。ただ、現実論としてじゃあどういうことをやればいいのか、平たく言えば、すぐ多分言われるのは講習会等をやって、モチベーションの維持を図りましょうというようなことだろうと思うんですけれども、現実に即してどうやったらいいのか、これはやはりやる気をもよおすようにということはやっぱり住民の方に出入りしていただく、あとできれば議員さん方にも支所にも出入りしていただいて、どういうものかということで、モチベーションの維持ということに気を配っていただきたいなと、もちろん私が配らなければいけない部分が多いとは思いますけれども、皆さんにも御協力をお願い申し上げたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) 済みません。今までの方がほとんど時間を超過しがちで、最後の質問になりませんが、私もそうなりそうなんですけれども、この問題についても非常にちょっと問いたいことがあってもう全然原稿を見ていませんので、どこを読んでるかわからないんですけど、実は今回、この問題につきまして、大分県、これは各市町村、あるいは県単位でかなり行われとるところがあると思うんですけど、隣の県でございますので、大分県の例を出しますけど、合併した市民や各組織、団体に対しまして、県が聞き取り調査をかなり行っております。17年でその意見書、問題点を提起し、各市町村、これ11市あるんですけど、市に提示をしております。そして18年にも再度その提言といいますか、その17年度に作成しました報告書に基づきまして、市町村合併、旧町村部の方につきましては大分県が提示といいますか、挙げておる問題点がございます。

 これは先ほど私が言いました、今からの、あるいは支所機能というのの低下、住民サービスの低下ということに対してかなり強く訴えておりますし、そういう懸念が書かれておりますので、二、三点内容を挙げさせてもらったらと思います。

 まず、課題解決に対しましていろんな推進を行っております。対策の一部としまして、地域活性化総合補助金を今回18年度に大分県が設立をしております。これは10億2,000万円でございますけれども、それは合併市の中の旧町村です。旧宇和島じゃないです。旧町村に対しまして、イベントや伝統文化等々の住民活動が合併により停滞しないように、緊急支援枠といたしましてそのうち1億円。県の振興職員が旧町村に出向きまして、住民とタイアップし、専門家の助言を受けながら、旧町村部の活力向上につながる、あるいは持続可能な取り組み計画づくりを、それが完成するまで続けるという補助金というのが5億ございます。そういう対応をとっておりますとともに、11市に対しまして、合併特例債を使ったコミュニティバスの実証運行の支援を強力に行っております。これによりまして、かなりの新しい市がコミュニティバスの導入を図っております。あと、その各町村だけになるので申しわけないんですけど、町村部の商工会の青年部とか、女性部等々のその組織に対しまして、地域活力増進事業創設と。事業というものを創設しております。

 あと、11市のうちに合併時にこれはほぼ機能をなくしてたり、そういう配置づけを消滅しておりました支所長問題でございますけれども、再度、支所長等で柔軟に執行できる予算の配置を持たせたのが、この1年間で11のうち8市がある程度の予算を再度つくり上げてきております。

 もう一つ、緊急時に市長にかわり支所長が避難勧告が指示できる体制づくりを、緊急体制を市長にかわり支所長が代理するというような制度もほぼでき上ってきております。

 さらには新たなセンター長を配置した市に、定期的に本庁から職員を送り込み、これは市長じゃないですよ、これは職員です。支所等に出向き、受け付けや事務等の手続をお手伝いする。支所機能向上に向けたさまざまな工夫が進められております。

 宇和島市は宇和島市で、組織機構の簡素化ということで、逆の方向で進んでいるわけでございますけれども、それはそれなりにいろんな目的があってでございますが、こういうことが全国的に今、逆に合併時のギャップとして、旧市町村の疲弊に対して、いろんな行政が取り組もうとする姿がかなり見受けられておりますので、また、その点何か御意見でもございましたら、市長のお考えを伺いたいと思います。よろしくお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まず最初に発言ありました、地域の活性化のための予算づけといいますか、支援策ということですけれども、大分県の例を出されましたけれども、愛媛県においても県の方で支援策、支援事業ということで実施していただいております。これについては多分吉田町の方においては、商店街の活性化というところで商品券の活用等のことを、事業をやっているというふうに思っております。

 また、行政としては今回、最後の、これは合併後2年間ということで、もう期限が来ますけれども、この事業を利用して、我々としては国安の郷の開業もできないかというところで、今、申請を上げているというような状況にありまして、県としても配慮をいただいていると。それに対して、我々としてはできる限り地域の知恵を絞って、今まで必要な事項については応募をしてきたということがあると思いますので、ぜひ御理解をしておいていただきたいというふうに思います。

 あと、できれば予算的に、できれば支所長、それから部長あたりに私も予算配分をして、その範囲内でということで、裁量権を持たせたいということは思っております。ただ、支所長に渡せる部分はもっと難しいかなと思いますけれども、基本的には予算の管理という中において、部単位でどういうふうになっているか、こういうところは見ながら、上がってくる事業についての配慮ということでやっていっておりまして、余裕があればそれは例え何百万円でも責任を任せる、自由裁量にできる部分をつくれたら一番いいんでしょうけども、なかなか宇和島市まだそこまでいけてないというところで、課題ではあろうというふうに理解しております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) どうもありがとうございます。またずっと関連で続けさせていただきますけれど、この問題につきましてはまた再度出てこようかと思いますので、またそのときにお伺いいたします。

 続きまして、CATV等の高度情報通信基盤整備事業についてお伺いいたしたいと思います。

 これは土居議員とか、先ほど福島議員とか、いろいろなところで答弁ございましたけど、ちょっと重要案件で余り詳しい説明を受けてございませんので、もう一度お願いしたいと思います。

 市民のより質の高い暮らしづくりや、地域の活性化等を推進するためのCATVや高速大容量通信網など、高速情報通信基盤の整備を進め、それぞれのサービスの充実や、産業の発展等を図るとともに、情報の地域間格差の是正に努め、ネットワーク化行政事務の電子化、証明発行事務、GISシステムとか電子申請等々を進める。

 特に、住民サービスの点で合併効果メリットとして、住民に対して非常にわかっていただくだろうと、当初一番理解していただける事業として位置づけしたものでございますし、国が2010年度までには高速インターネット全国整備「次世代ブロードバンド戦略2010」を策定し、ブロードバンド・ゼロ地域の解消を推進しており、2011年のデジタル放送の移行とか、防災無線等々への活用を考慮すると、早急な対応が必要だと思っております。

 この間土居さんの答弁の中を考慮いたしまして、それにつけ加えますと、実は西予市に参っていろいろお話を伺いました。西予市は住民の調査も終わりまして、今年度からケーブルテレビ、CATVですね、の整備事業に取りかかっております。20年から22年には本格工事にかかりまして、サービス提供は21年の予定だそうです。ただし、三瓶地区が八西のケーブルの中に入っておりますので、三瓶地区は後で加入ということになろうかということでございますので、対象世帯が1万3,500ですか、世帯を対象にいたしまして、設備を西予市が行い、後の部分は民間事業が恐らく委託になる部分かなと思っています。

 これ山本代議士の方の力添えによりまして、まずは総務省の補助事業をいただきに参ったそうでございますけども、今のところ57億円余りしかございません。恐らく来年度からまた多くなると思うんですけれども、あと農林省の関係で、地域情報基盤整備推進交付金というのが、これは総務省ですけど、農林省の元気な地域づくり交付金を併用させていただくことに決定いたしまして、3分の1の補助ですか。あと残りは過疎債ということで、工事費としては全体で45億円。ただし2回目がのきますので40億円。そのうち市の負担が25億円で、3分の1補助があり、各種いろいろな、これ裏話があるので、いろんなところで補助があるだろうということで、8億円を恐らく、当然かからないだろうというようなことでございます。

 ところがうちの合併より1年先でございますが、光ファイバーをうちが合併の際に引いた場合に、非常に規制がかかりまして、それまでは20基の光ケーブルを西予市は入れてるんですよ。うちはたったの8基。うちの契約が済み、工事が済んだ後に規制がまた緩和されまして、幾らでも構わんという、うちの間だけが8基なんです。三間町には申しわけないんですけど、三間町2基しか入ってないんですよね。2基ではインターネットとテレビとの共用が可能じゃないので、もう一回引き直さんといけんということなんですけど、そういういろんな状況を判断して、今度2011年には地上デジタル放送が入ります。これ1,300、1,300じゃないですね、135施設ですか。それでこの間聞きますと、恐らく宇和島の川内あたりですか。共同アンテナをもう既にデジタル用に申請して工事をしたと。350万円ぐらいかかるんじゃないですかね、それの補助事業を出している。宇和町、西予市はもう全く住民意思徹底してますので、ケーブルでテレビもやります、インターネットもやりますという情報を流しています。もうそういうことでいろんな対応が二手、三手になっていません。

 そういうことで、我々地区もケーブルの対応、あるいはインターネットの対応をどうするかという、いろんな悩みが区長会、自治会で悩んでおります。その前回は2010年までには対応したいというお言葉をいただいたんですけど、どういう方法でやっていくのかということが問題で、もう一つは難聴施設というのが11%、新聞にもあるんですが、あります。これはADSL、ISDN部分の11%なので、ADSL、吉田町の町中もADSLで対応してますけれども、かなり時間がかかります。吉田町民、町中の町民も、やっぱり光ファイバーとか、そちらの高速インターネットに変更してほしいという要望が各地で起こっています。

 あと島嶼部の日振とか戸島とかは、今、無線LANで送ってますので、無線LANをキャッチして有線で送る事業がもう既に完成していますけど、これはテレビはないですよね。そこで、UCATさんともお話に行きまして、もう例えば公的に光ケーブルを、までの工事をすると。そこのプロバイザーとして、そのケーブルさんが委託をするんだったら可能ですかと言うと、やっぱりケーブルさんの方も、公的にやられて委託業務ですべてを任されるんだったら、それはもう自分でできますよと。恐らく対応できるでしょうということなので、どういう方向でやっぱり難聴施設にケーブルテレビ、あるいはインターネットを引いていかれるのか、ちょっと若干、箇所箇所についてもお話いただいたらありがたいかなと思っていますが、市長でよろしいんでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) まずやはりこういう事業をやったときに、我々一番考えるのは、費用対効果ということになるわけですけれども、なかなかインターネットの活用だけでケーブル、もしくは無線等で施設をつくっても利用が伸びないというのが現実であろうと思います。旧の宇和島地区、三浦地区、補助金をいただいてやりましたけれども、やはりまだ40件ぐらいしかないということで、報告あったと思います。

 吉田地区においては、それより先に無線LANを通じて、奥南地区で事業化というか、試験をやりまして、それをそのまま使えるということですけれども、今の利用はふえているのかと思いましたら、やはりその当時の7件そのままで終わっているというところがありまして、やはり我々の課題としては、テレビも一緒になったときにどれぐらいの需要増が認められるか。それと地デジ放送が始まったときの難聴地域の実態と、そこらをどういうふうに総合的にとらまえて計画を練るかであろうというふうに思っております。

 それともう一つ、根本的なところは先に言いかけましたけれども、西予市の事業でも多分住民負担金というのが要ると思います。それが果たしてみんなが負担してくれるのか、負担できるのかというようなところで大いに検討しなければいけないというところがあるんだろうというふうに考えておりまして、せっかくのブロードバンドという大きな手段ができたわけですので、我々としてもここらを有効に利用できる方法、地デジと合わせて早急に宇和島市の方法というのを考えていかなければいけないと思っておりますので、もう少し時間をいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) 費用の問題も聞いてまいったんですが、時間の都合上。ただ、旧西予市、旧西予市というたらおかしいな、西予市は14局ございますけれども、ADSLさえ届かない、14局中3局しかADSL使えないんですね。ISDNさえ使えないところがございまして、対応を急いでいるということで。あと遊子、三浦地区ですか、に対応につきましては、インターネットだけということでアンケートを取りまして、80件の募集がございました。そういうことで加入されたのは20件、実際は。ということで、今のところは40件までふえておりますけれども。

 ただ私が言うのは、やっぱり今からのインターネットというのは、本当にもう経済発展のためになくてはならない、高速インターネットですけど、やっぱり経済効果があらわれてくるというのは、これは確かな技術でございますし、あとケーブルということを言っておりますけれども、インターネットプラスやっぱり地デジ対応のテレビが見れるということを併設でやっていかなければ恐らく住民サービスの意味合いがないのかなと。それをすればかなり加入率が得られるかなということで、地デジ自体が心配しておったんですけど、直進波の電波なので、かなりやっぱり難聴施設が出てくるだろうと、1,000件ぐらいと書いておられるんですけど、どうも実験してみると、鉄やブロック塀に乱反射して、映らない難聴施設が映ってくると。

 もう一つは変なことに、これ無線LANも同じなんですけど、海の海水の満ち引き、海水の乱反射によっていろいろ飛ぶところが違うということなので、今入っている地デジの電波も旧宇和島なんかよく入ってるんですけれども、1年を見ないと季節の変わり目、あるいは季節の変化によって、また難聴の地帯に変わってくる可能性があるということも言われておりますので、また今後検討していってもらったらと思います。

 あと、これ3番目になりますけれども、次、防災関係でございますけれども、この関係に対しましては、土居議員も公明党の松本議員も、そして福島議員も質問をされるということで、もう再度質問、答弁いたしませんということでしたので、一部総務部長にお願いだけしておきます。あと、当然旧宇和島にデジタル化の防災無線は絶対必要だと思っています。

 あとこの間、つい先日ですけど、衛星を使った防災緊急体制を松山が昨年2月、ことしの2月ですかね、全国でできたのは。それを取り入れてやると。そうすると、地震が起きる際の12秒で松山全土に報道されると。だから揺れてる間に地震があります、どこに避難しなさいというような、そういう、それは防災無線に接続ですけれども、というようなシステムが可能であるということなので、これもうちの3町はアナログでございますし、今度やろうとしているのはデジタルで、ちょっといろんな難しい問題もあるんですけれども、そういう接続をした、早い緊急防災体制をお願いしたらと思っています。

 あと、当然宇和島市の防災総合マップというのができ上がっております。ただ私が言いたいのは、やはり三つの要素だけでよろしゅうございますので、各小自治体の避難場所、避難場所における危険場所、あるいはこれは災害、土砂崩れ、あるいは津波に対応する、漫画で構わんので、もう本当に小自治体における小さいマップ、ハザードマップを作成してほしいなと思っています。時間のかかることですけれども、これは高知、徳島あたりではもうすべて完備されております。各全戸に配る必要はないので、各自治体の集会所なんかに張りつけて、もうこれはこれでええという本当に見やすいいろはにだけあれば、かなり覚えますので、難しいことを100も200も言ったって、急遽のときには間に合いません。

 そういう意味合いで、じゃこてんの歌ではないんですけど、小学生に歌詞でも募集させて、童謡の曲をつけてCDとかレコードというかテープに流して、本当に防災対応の歌いうものをつくったら、それを皆さんに強要というか歌ってもらうと、本当に防災緊急時に子供たちは歌を思い出して、恐らく子供たちからこうしなさいよという防災の避難に対する知識、認識というものが出てきますので、そういうものも考えていただいたらなと思っています。

 続きまして、保育園、幼稚園、小学校、公共施設の整備、特に耐震診断後の対策と、給食センターの設置状況につきまして、当然保育所、小・中学校の再編計画のもとでの推進となるはずでございますけれども、その再編計画について、少々お伺いしたいんですけれども、これも既にかなり質問ございまして、ある程度の答弁いただいております。

 ただ、ことし、きのうですか、ちょうど産業経済の方で、別な関係で広域水面の埋め立てで、甘崎の方に行きましたんですけれども、ちょうどことしの7月10日に子育て支援事業検討委員会保育部会が発足しまして、結出保育園と甘崎保育園の統廃合で、地元説明会が、これは保育園長とか保護者会長とか小学校校長とか民生児童委員とか自治会長らに対しまして行われたようでございます。まだ聞きますと場所の特定はできていない、ただし11月には基本設計を行い、来年7月には着工予定で、21年に開設の運びとなっているようでございます。これは当然児童の減少とか老朽化で、地元民の方から要求があったようにも聞いております。

 こういう一つの件に対しまして、統廃合の問題がありまして、すべて学校給食もそうです。新たな耐震の問題もそう。急遽、市長が城東中学校を閉鎖しますということもそうなんですけど、組織機構も全くそうなんですよ。もうすべてこの2年間、本当に最終的な大きな総合計画を立てられた上で、最終計画を立てた上で、その箇所箇所の部分の修正、改修について手をつけられるんだったらわかるんですけれども、いきなり我々というか議会にも住民にも説明のない中で、総合的な計画が示されないままで、各部分的な改修、あるいは改築、新築、いろんな行事が急遽、もう突然的に出てまいります。非常に対応しづらいと申しますか、わかりづらいところはございますし、住民説明に対しても苦慮しております。

 もともとこれは統廃合、学校給食の問題にしても、まず中学校の統廃合を考えて、例えば城東、宇和海中学を考えたら、もしなくなればその跡地利用も当然出てきます。そうした後で小・中学校、同時ですけれども、やっぱり統廃合を考えていただいて、それと同時にやっぱり幼稚園とか保育所の統廃合というものはあってしかるべきだと思うんですよ。

 今回の給食センターでも、まずは製図というか、まずは敷地の設計図上の要請はございましたけど、実際どこでやるんですか。土地ない、土地がありきで設計でしょう。土地がないのに、まだ未定なのに設計図の委託料をやっぱり議会に申し出ておると。非常に何か逆、逆、逆で、時間があればちょっとアインシュタイン論に入っていきたかったんですが、時間ないんですけれども、やはり基礎ができてないのにどうも屋根から修復していきたい、屋根を新築していきたいという、ちょっと我々には理解できないところが、逆じゃないかなという点が非常にやっぱり懸念されます。それは先進の目があってそうされるかもしれないんですけど、やはりそういうところを、今後統廃合にも生かしていただいて、やはり十分な統廃合の最終計画はできなくても、主だったものの中の総合計画の中で、統廃合を検討していただきたいし、耐震における、やっぱり地震対策の新築、改築を行うべきだろうと思っています。

 私、実は小学校も中学校も廃校になりまして、母校ございません。もう本当に寂しい思いがしております。さらには小学校区と行政区が違いますので、こういう立場でございまして、ここ何十年、本当に行政区と小学校区が違う方いろんな問題が持ち上がります。非常に難しいので、そういうやっぱり行政区と校区との違いが、ここにおいて、統廃合においてまたさらにできようとしているので、やはりそこも十分に検討していただいた後で、それに手をつけていただいたらなと思っていますので、これはほぼ皆さん答弁いただいていますので飛ばします。答弁は必要ございません。

 あと5番、これは医療体制、6番、歴史文化の保存と伝承、そういう問題につきましても、これ答弁いただいております。そういうことで飛ばさせていただきます。

 あと16分でございますので、これを本番にしたかったんですけれども、非常に短いですね、7番目の地場産業、商観光の振興と活性化対策についてお伺いいたしたいと思います。

 私の方で、私の方といいますか、私、産業活性化特別委員会に今おりますので、委員会におきまして既に昨年中間報告としまして農業、特にかんきつ産業、漁業ではハマチ、タイ等の養殖と真珠養殖産業に分けまして、問題点と対応策を提言し、ことしはその上に、商観光と環境福祉部門の研修、調査を行い、特産品等づくりについても研修中でございます。委員会における途中報告は近々できる機会もあるそうでございますし、もしそれをなくしても、報告書だけは提出する予定でございます。

 あと、行政においても活性化懇話会を立ち上げていただきまして、ものづくり事業と、虹色ツーリズム事業として、県に対しても報告し、事業展開を図り推進しているところです。虹色ツーリズムでは、どぶろくの特区とか芋焼酎の特区等々、都市農村の親子を対象に漁村体験交流事業等のグリーンツーリズムの開発推進予定、IUターン、農家民宿の推進等を行っていただいております。

 あと、岩ガキとかトサカノリの養殖の、新たな養殖業の品種に関する検討調査等の水産振興事業、シーカヤック導入の日本宝くじ協会助成事業とか、水荷浦の段畑保存の開発事業、今回、国より文化的景観に認定されましたが、あとまた今月14日には「“うわの海”豊かな恵みを世界に発信する地域づくり計画」が、内閣府の地域再生計画に認定されました。水産物輸出に向けた取り組みを行う際、農林水産省の事業に優先採用されることとなりました。さらにハマチ、血合い発表され、ハマチの血合い肉の褐色問題に対しても、これ輸出の件もございますけど、愛大農学部との官学間の連携の締結も発表されて、大変喜んでいるところでございます。

 また、スポーツ合宿誘致事業とか、うわじまデザイン塾事業等々と、前向きに、確かな形として動き出しておりますので、さらなる推進と努力をお願いしたいと思いますけれども、ここで恐らく善家部長がやりたいなと思って、時間もないんですけども、部長、新しい事業なんですけど、景観的ですね、段畑の。今回選ばれた、文化庁から選ばれました、その説明を簡単にと、あと、うわ海豊かな恵み地域再生計画ございますけれども、それに認定されたことをちょっと詳しく教えていただけますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 善家産業経済部長。



◎産業経済部長(善家正文君) 今回は重要文化的景観に指定されたわけでございますけども、これは全国では3番目の例でありまして、宇和島市といたしましても非常に誇りに思っております。この段畑を守るためには、やはり非常に地元の方々、高齢化、または人手もありません。そういった中で、いかに行政がこれを支援していくかということが重要であろうかと思っております。

 今回提案しておりますのは、そういった農地の推進、振興でございまして、荒れております、昔段畑であった段畑を復旧したいということで、今回0.8ヘクタールぐらいの予定をいたしております。それから、これは平成20年度の事業でございますけれども、それとか。またそれに伴いまして、平均勾配40度ほどありますけども、そういった急峻な段畑を守るためのモノレール、それはやっぱり農産物の運搬に必要でありますけれども、やはり段畑の維持、補修のためにはこういった石の、いわゆる段畑の石の運搬にも必要であります。そういった事業を展開しておりますし、また、そのほかに、展望台とか交流館とかそういったものも順次予定をいたしております。

 それからもう1件でありますが、今回、先般市長の方で昨年アメリカの方に視察にまいりまして、そのときにハマチの輸出関係の議題があったわけでありますが、やはりハマチの輸出となりますと、やはり血合い肉、これが褐変いたしますと、非常に市場価値をなくすということで、そういった褐変防止のための事業、これが今回国の認可をいただきまして、四国では3件の認可をいただいておりまして、県下では初めてでございます。この事業を愛大と共同で取り組んでいくということでございまして、これの事業で、愛大との共同で進めたいと思っております。

 以上であります。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) はい、どうもありがとうございます。そういうことで、さっき善家部長言いましたように、愛大との提携が可能になったということで、まず産業活性化特別委員会の中で一つだけ、1点だけお願いしたらと思っています。

 実はことしの6月19日に真珠、かんきつ等、地場特産品を素材にいたしまして、健康食品新加工特別品開発とか、研究の目的で地元出身の、津島の浜田教授を頼りまして、岡山理大の方に委員会全員で伺いました。学長も出席していただきまして、産学官連携の提案をいただきまして、今後は学外連携推進室というところがございますが、その参事を窓口にして、宇和島市との話し合いをしていきたいということを提案していただきました。

 また、その傘下の専門学校の山本教授とも偶然お会いすることができまして、早速7月10日に市長、副市長、地方局長等々にお願いいたしまして、関係部署と、あと漁協の役員さんと議員に声をかけまして、市役所にてセミナーを開催させていただきました。そこにおきまして、海水と淡水生物の同居できる、好適環境水の件とか、あるいは真珠の移植等につきまして、津島、田の浜にすばらしい真珠が、真珠じゃなしにサンゴが群生しておるという調査等も今からやっていこうかなというお話を伺っています。

 そういうことで、今後愛大との連携はもちろんのことでございますけれども、そういう産学官の連携、岡山理大というのは、いろんな今から可能性を秘めておるんですけれども、連携が果たして前向きに進められるのかどうかということを、市長、ちょっとどう考えられているのか、お願いしたいと思うんですけれども。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 議員御指摘のとおり、産学官の協力ということで、大きなテーマということで取り組んでおりますけれども、そんな中で愛大との連携ということがかなり現実的な面で進んできたかなと思っております。

 また一方、今、提言ありました岡山理大とのこれからの連携強化ということの御提言でございますが、愛大には愛大のよさ、それから岡山理大には理大のよさがあると私は思います。その中で、今、議員の言われたような素材を中心にして、この地域の振興策に寄与できるところ、ありそうな気はいたしますし、今後とも理大との連携強化ということも、私としても意識して強めていきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) あと農業の振興ということで、オーナー制を中心にした、今、全国でいろんな取り組みがございます。ここにおきまして住民、国民皆のといういろんな提唱をされたこと、方がございますけれども、この問題につきましていきますと時間がございませんので、農業政策についてよろしくお願いをいたしまして、オーナー制度とか、今回段畑の中、交流拠点等ができまして、その中できのうも部長の方には宿泊施設ができないものかという話をしておりましたので、また産業委員会なりそこらの方で、またお願いはしていきたいと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。

 産業経済の方で、8月に実はきょうも発表ございましたが、仙台とか東北の方に研修に行ってまいりました。先ほど福島議員と全く観点が同じで、宇和島祭りに対する今からの、今後の取り組み、どう扱っていったら宇和島祭りというものは、本当にガイヤとか牛鬼とかいうのは、私が見ても、ひいき目に見るんじゃないんですけども、本当に日本一の祭りに成長する可能性を十分に持った祭りです。

 そういうことで三大の東北祭りを見て感じたことなんですけれども、ただ仙台市の祭りに何で二百何十万人も人が集まるのかというのは、もう全くわからないんですよ。もういろいろ考えて、考え抜いたんですけれども、市長、ちょっと教えていただけますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 私は残念ながら仙台の祭りというのは多分七夕まつりなんですかね。これをイメージすればいいのかなと思うんですけど、現実に行ったことないものですから、なかなかその200万人の動員といいますか、人手があるのはわからないと言われても、私も余計わからないところあるんですけども、やはり基本的にはパイの太さだろうと。宇和島は人口9万人、仙台市は100万人を超えております。

 そんな中で、宇和島市の市民一人一人が参加しても9万人という数です。これを2回出ても18万人、よそから来る人を別にすればですけども、仙台市の場合は1人が出たら100万人、1回出れば100万人、2回出れば200万人という、達成できるというところの基本的なパイの大きさがまず違うのかなというところを考えなければいけないかと思います。

 もちろん当然お祭りですし、よそからいかに大人数を、できるだけ多くの方に来ていただけるか、それが地域の振興にもかかわってくるんであろうと思いまして、当然宇和島は25万人から30万人ぐらいの人手だろうと思いますけれども、そんな中で外から来てくれる人においては、仙台にも負けないぐらいに集めれるように頑張らなければいけないんだろうと。そのための工夫ということは、やはりもう一度考えてみる必要はあるのではないかというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 若藤富一君。



◆26番(若藤富一君) 明快な答弁ありがとうございます。実はそうなんですよ。何でなんかなと。もう非常に悩んで悩んでもう本当に研修行ってからずっと悩み続けなんですよ。

 まず一つは、当然これは伝統文化、あれですよね。300年余り、250年余り続いてますので、そういう伝統文化かなと。仙台の祭りには住民皆参加、これ100万人、今パイの話が出たんですけど、住民皆参加する、やっぱり参加した者が見るという、いろいろ昔のシステム、盆踊りのシステムですね、そういうものがあると。

 あと、やっぱりお盆、あるいは災害を流すという、この流しの行事なんですけれども、そういうやっぱり伝承、祖先をまつる、あるいは災害危機をやっぱり除外するというような伝統風習、日本人の伝統風習がそこにあるのかなというような気がしておりますし、一番最大の要因は、これねぶたと、秋田のねぶた、青森の竿燈ですか。これは戦後にほぼ再度行ってるんですけれども、それぞれが東北で話し合ってるんですよ、祭りのあり方について、日程をすべて設定しています。だから同じ日、一日ずつ全部メーンをずらしてます。だから東京に行きますと、関東、仙台、すべてツアーになっています。ツアーで二つ、三つの祭りが行けるように、すべてツアー組んだ日程のスケジュールになっていますので、やっぱりそこがメーンかなという感じで、もし仙台祭りは女祭りと言われてるんですけれども、男が竿灯とかねぶたでかなり酔いまくって暴れまくった後に、最後は女性の祭りとして、やっぱり仙台祭りを一番最後に持ってきてるんですよ。

 やっぱりそういういろんな流れがおもしろいのかなということで、四国のお祭り調べました。これうち7月24日ですよね。あと徳島がこれもう非常に遅くて、遅いというか、高知のよさこいがあるんですけど、これは4日から12日です。それからあと松山祭りが11、13、阿波踊りが8月12、15、高知のよさこいと阿波踊りさえ連携できてないんですよ、同じ地区で。何で四国大橋が出てくる、四国の八の字ルートが出てくる過程の中で、こういう祭り、観光文化に対して何で四国が協調、同調して、戦後できた、もう50年たちますけれども、新しい事業としてとらえますと、松山まつりなんかつい最近なんですよ。やっぱり日程を設定して、福島議員が言われるように、24日を変えようとは言いませんですけれども、できればそこに合わせた、四国で一周で順次回れて、3日で回れるような日程を、再度やっぱり四国同士で検討していただきたいなと。それが再度祭りの活性化につながるのかなと思っております。

 あと最後になりますけれども、あと財政問題ですけども、これもほとんどの方が質問されております。最後に嫌みを言うのも何ですけれども、合併特例債に対しまして、やはりこの意味づけですね。我々が合併特例債、合併する前に非常な意味づけがございました。というのは新市になって、お互いが市民に対して、やっぱりお互い利用できる、お互いが役に立つことに使っていこうじゃないかと。

 あるいはこれも申しますけれども、当然そこの中に地域間格差があれば、地域間格差を是正するがためにそれも使おうじゃないかと。これは決して担保されるものではございませんし、新市になってまた新たに考えて県と国とお互いに話し合ってやっていくという内容でございますけれども、やはり新しい新市になって、住民サービスのために、さっき言われたように防災無線とか、あるいはイントラとか耐震とか、いろんな総合的に、皆さんが活用できる大きな事業に対して、やっぱり合併特例債を住民のために使っていく、私は本当に重要なお金だと思っていますし、今後そうしていただきたいなと思っておりますので、そういうことで今後よろしくお願いをいたしまして、質問にかえさせていただきます。今後ともよろしくお願いします。どうもありがとうございました。



○議長(赤松南海男君) 以上で若藤富一君の質問を終わります。

 しばらく休憩し、午後1時から再開いたします。

    午前11時34分 休憩

   −−−−−−−−−−−−−−

    午後1時00分 再開



○議長(赤松南海男君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 それでは、小清水千明君の発言を許します。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 最近、キャラが立ち過ぎまして、どうも市長にあんまり気に入られてないんじゃないかと心配しております小清水でございます。

 3月議会におきましても、今議会におきましても、市政の間違いない発展、それと宇和島市民、また将来の宇和島市を願っての質問でございます。「良薬は口に苦し」と言いますが、私の場合毒かもしれませんが、毒も使い方によっては薬にもなりますので、御飯も食べましたし、市長、大きな気持ちでお包みいただきたいと思います。

 それでは、時間もございませんので質問に移らさせていただきます。

 まず、小・中学校の耐震診断結果についてお尋ねいたします。

 昭和56年以前の旧建築基準の建物80棟のうち、77棟に何らかの耐震化が必要とのことでしたが、その耐震結果はどうだったのでしょうか。また、いつ南海地震が来るかわからない中、一刻も早い改修が望まれております。今後の耐震化計画はどうなっておりますか、お伺いしたいと思います。まず全体の考えを教育長に、それから具体的な計画を教育次長にお願いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 小清水議員の質問にお答えしたいと思います。

 耐震化計画の基本的な考えでございますが、既に御報告を申し上げておりますように、平成18年度におきまして、昭和56年以前に建設されました幼稚園、小学校、中学校の第一次診断を完了いたしました。基本的にはこの診断結果に基づきまして、耐震性が劣る建物から順次耐震化を推進していくという考え方で整備計画を策定いたしました。

 目標年次は平成20年度から20年間を予定しております。そのうち第1期整備といたしまして、平成20年度から30年度において、耐震性能が著しく落ちる、補強が必要な校舎及び体育館を整備いたします。その後、平成31年度から40年度にかけまして、第1期整備分を除く建物について整備を行う計画となっております。

 以上が耐震計画に関する基本的な考え方でございます。以下、次長に答えさせていただきます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 勇教育委員会次長。



◎教育委員会次長(勇八郎君) 失礼します。それでは具体的な耐震計画について、御説明をいたしたいと思いますけど、具体的でございますとちょっと長くなるかもわかりませんけども、お許しを願いたいと思います。

 まず、耐震化の必要性を判断する数値として、Is値というものがございます。これは建物の形状や構造、経年状況により算出される耐震安全性を判定する指標でございます。

 整備計画策定に当たりましては、このIs値が低いものから順次整備を行うこととしまして、その優先度といたしましては、児童・生徒がその大半を過ごすスペースであります校舎を優先といたしました。体育館につきましては、校舎に比べ、使用頻度が少ないことに加え、鉄骨づくりが主でございますので、建物加重も比較的軽量であるということから優先度を下げて計画をいたしました。現在、学校統廃合に関しまして、議論がなされておりますが、今度の本計画は、このような流動的要因ということは考慮しておりません。また、当然のことでございますけれども、改築時期が到来する建物も混在しておりますけれども、これについても考慮しておりません。

 以上、2点につきましては、実施計画策定時に状況を判断し、柔軟に対応をしていこうというふうに考えております。

 さて、整備計画の内容でございますけれども、先ほど教育長も申しましたけれども、第1期分として校舎は小学校が13校、中学校が5校でございます。体育館は小学校3校を予定しております。その後、第2期整備分として、校舎については小学校8校、幼稚園2園、体育館は小学校14校、中学校6校を整備する計画となっております。以上77棟の耐震化に要する費用でございますけれども、補強方法が各学校の状況により異なります。

 したがいまして、詳細な事業費の算出は困難でございますので、概算で試算を行っております。経費算出の条件としましては、工期が短く、学習環境への影響が最も低い補強方法を採用いたしました。仮設校舎等は考慮しておりません。また、単価につきましても標準的な単価を採用をしております。

 申し上げました以上の条件により試算しました結果でございますけれども、総事業費として約130億円を予定しております。全施設を改築した場合、240億円ほどかかりますので、約2分の1の経費になろうかと思います。これにつきまして、毎年度5億円から7億円程度を投入し、耐震化を推進していくものでございます。

 財源でございますけれども、国庫補助金及び合併特例債、または義務教育施設整備事業債を予定しております。

 詳細な事業費につきましては、このあと二次診断を行いまして、補強工法の最終検討を得なければ算定できないものだというのが現状でございます。今後の事業実施において、その推移を見守りたいと思っておりますので、御理解をいただきますようお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 今の計画ではこれから20年、平成40年までかかるということでございましたが、これからの日本を背負う大事な子供たちの命がかかわっている施設でございます。きちんとした情報を出して、この学校がIs幾らという情報を出していただかないと、市民が逆に情報がないばかりに混乱するということになってくるかと思います。ぜひとも早い時期に、具体的なIs等の情報を出していただき、市民がこれでいいのか、この時期でいいのか、もっと早くやってくれという声が出ればそれに対応すべきかと思っております。

 また、国の補助は3分の1とお聞きしておりますが、地震防災緊急事業5箇年計画として、平成18年から22年度まで5年間で、国の補助率が2分の1であるとお聞きしております。宇和島市の場合には最大10棟の枠がある中、現在は5棟しか改築計画を入れていないということでございますが、この点についてお聞きしたいと思います。次長お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 勇教育委員会次長。



◎教育委員会次長(勇八郎君) 国の補助率のことでございますけれども、耐震化に対する一般的な国の補助率でございますけれども、3分の1となっておりますけれども、地震防災緊急事業5箇年計画に基づき、実施する事業については補助率が2分の1となっております。現在、国におきましては、平成18年度から22年度計画として、第3次の地震防災緊急事業5箇年計画というのを策定しておりますけれども、宇和島市といたしましては、いろいろ制約がございますが、耐震化推進整備計画というのに基づきまして、先ほど言いました最大10棟というのは、枠というのはそういう枠はありません。したがいまして、可能な限り同制度を活用し、事業を推進していきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 国の補助が2分の1という大変おいしい事業であると考えておりますが、その点につきまして市長、財政的にも頑張っていただきたいと思うわけですが、お考えを聞かせていただいたらと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 国の悪口は余り言いたくないんですけれども、補助率が2分の1といいましても、校舎を建てるときに我々の経験からいくと、いつも2分の1あるはずなのに、結果においてははるかに低い負担しかしていただけない。これは要は国が、どちらが勝手に決めておるのか知りませんけども、国は補助基準というのを決めております。その金額の2分の1ということですので、それで学校が全部建てば、耐震化も全部できれば2分の1になると思います。ただ、今まで学校を建てた経験においては、残念ながら3分の1からひどければ4分の1しか補助金は該当しないということがはっきりしておりまして、まして最初から3分の1と言われると、もっと低くなるかなということもありますので、私としては重要性は十分認識しておりますけれども慎重に対応を考えていかなければいけないと思っております。

 特に、この耐震化という問題につきましては、残念ながら宇和島市はまだ本格的にやったのは、広域でやった消防署、こういうところの建物のごく一部の建物です。学校施設においてはまだ実績がないという状況ですので、まず一番最初に、まず必要と思われるところをできるだけ早くやりたいということでお願いしている次第でございまして、ぜひそういう状況もあるということも御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 実質は2分の1ないということになれば、なおさらのこと3分の1になれば4分の1、5分の1ということになります。できるだけ早い実施計画を立てていただきまして、対応していただきたいというふうに思っております。

 また、あわせまして、小学校、中学校だけでなく、幼稚園また保育園も子供たちが預けられている施設でございます。そこも合わせて考えていただけますようにお願いしたいと思います。

 次に、プールの水質でございますが、ことしの夏は高温少雨ということもございまして、水質の悪化が顕著であったというふうに聞いております。プールの水質基準等は、ph5.8から8.6、濁度2以下云々というふうに難しいものがありますが、見てわかるものではなくて、ちょっと省かせていただきます。

 吉田の五つの小学校と中学校を調べました。小学校平均では、今年度20万3,000円を薬品代に使っております。また、中学校では63万円同じく使っておるわけでございますが、昨年の在庫もあった学校もありまして、ことしの方が一概に多いということは言えませんが、喜佐方小学校で4万円、吉田中学校で10万4,000円薬品代がふえております。高温による水質低下を防ぐために、また子供たちの安全の為に薬品を投入せざるを得ないという状況でございますが、消耗品費が限られている中でのやりくりは先生にとっても大変かなと。

 今、愛媛新聞の一面にも載っておりますが、先生が子供たちのためだけでなく、保護者に対しても気を遣わなければならない。また、予算に対しても気をつかわなければならないという状況では、先生たちの力が十分子供たちに向かないということもございます。ことしのような異常気象の年には、補正を組んでその薬品代に充てるという対応ができないものか。あわせまして薬品の一括購入、プールですのでほとんど同じ薬品を使うと思いますが、一括購入ができないものかということをお聞かせいただきたいと思います。教育次長、よろしいですか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 勇教育委員会次長。



◎教育委員会次長(勇八郎君) 確かに議員さんおっしゃるとおり、ことしは高温続きに加えて、小雨であったということから、プールの水質が低下したというふうには聞いております。

 薬品代についてでございますけれども、今ほど補正予算による追加はできないかということでございますが、各学校間でプールの使用期間や使用状況が異なっております。必要な経費につきましては、学校規模及び児童数等により、各学校に配当を行っております。原則その範囲内で執行していただくということになっております。

 したがいまして、現状におきましては、補正予算で追加配当する考えはございません。現状を御理解をいただきまして、御協力いただけますように御願いをいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 吉田のことばかりで悪いんですが、立間小学校の場合、8月末までプールを使っております。立間は海がないと、悪口じゃないんですが、海がない。子供たちもほかに、宇和島市内のように遊ぶ場所もない。それから先生、保護者の目も届くということで、8月末まで使っております。しかしながら、薬品代が、水道水じゃないということもあるかもしれませんが、24万円程度要っております。PTAの方から6、7万円、去年、ことしと出しておるわけでございます。そういうふうにPTAの方も力を挙げて学校のプールを使いたい、子供たちを泳がせたいという親心も十分にはぐくんでいただきたいというふうに思っております。

 また、ことしのプールの水質悪化につきましては、ろ過器のふぐあいもあったようにお聞きしております。今年度入札で、市内の業者をという市長の思いで、これはいいことなんですけども、それもございまして、入札が行われて業者が決まったわけでございますが、ろ過器が二、三回とまった小学校もございました。

 また、ほかの小学校に聞きますと、ことしじゃないんですけれども、メーカーの点検は1時間程度で終わるのに、業者によっては半日かかるというふうなこともあったそうでございます。メーカーであればどこをいらったらいい、ここはいらっちゃいけないというテクニックがあるわけで、多少高くても、計算すればそっちの方が安いということもあろうかと思いますが、今後このメンテナンス業務の業者の選定ということにつきましては、入札で行うのか、また考える余地があるのかということをお尋ねいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 勇教育委員会次長。



◎教育委員会次長(勇八郎君) 今年度のプールろ過器のメンテナンスにつきましては、断定的なことは差し控えさせていただきますけれども、一部問題があったのではないかというお話は漏れ聞いております。

 現在、メンテナンスを依頼している業者なんですけれども、大きく分けてプール及び旅客機のメーカーの専門業者と、そして専門でない業者が混在しておるのは御存じだと思いますが、当然のことながら、その技術には差があるということが推測されます。市の方針により現状におきましては、仕様書にもとづきまして、見積もり合わせを行いまして、業者を決定をしております。

 来年度のプールのメンテナンスにつきましては、本年度の状況を各学校に照会中でございますので、詳細な調査が完了次第、各学校の体育主任等の意見を聞きまして、よりよい方向に改善をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 今申されたあたり現場の声を聞いてください。議員が云々よりも学校の先生たち、また、機械を扱う人たちが子供のためにどう思っているかということが一番大事でございます。

 それと質問にはなかったんですが、小学校、吉田の場合は、今、警備員さんが点検を夜していただいております。きのうも窓があいておったというふうなことがございましたが、来年度からは夜の警備員をやめるというふうなことを聞いております。セコム等の警備会社も入れないということをちょっと聞いたんですが、その点はいかがになっているでしょうか。教育長、わかりましたらお願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 申しわけありません。ただいま御質問のことをまだ聞いておりませんで、明確な答弁ができないんですけども、何らかの形で学校施設の安全管理につきましては検討していきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 子供たちの将来を担う、育てていっていただく学校でございます。また教育でございます。十分な教育を与えたい、体験をさせてやりたいという親心は皆さんもわかっていただけると思っております。そのためにはどうしても予算も必要でございます。今後の教育予算を教育長はどのようにお考えかをお聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 明神教育長。



◎教育長(明神崇彦君) 教育予算につきましては、もう議員さん方も御存じのように、文部科学省では平成20年度、来年度の概算要求といたしまして、前年度より7,334億円多い5兆2,705億円を計上したと聞いております。国も環境整備や子供と向き合う時間の拡充ということで、力を入れていただこうとしているようでございます。

 本市におきましては、少子化によりまして、毎年度3から4%程度、児童・生徒の減少が続いております。しかしながら、教育にかける予算のうち、児童等に直接かかわる、いわゆる教育振興費につきましては、児童等の減少にかかわらず、毎年度同額を維持させていただいております。これに加えまして防犯ブザーの配付、またAEDの設置など、児童・生徒の安全に関する経費を新たに追加させていただいておりますし、また平成18年度事業として実施をいたしました情報化推進事業につきましても、市長並びに副市長の御理解をいただきまして、校内LAN工事、パソコン教室の1人1台のパソコン配置、またデジタルカメラやプロジェクターといった学校情報教育にかかわる機器類の整備に約2億円をかけて実施したところでございます。同様に、毎年度コンピュータ機器等のリース料は3,500万円程度計上いたしておりまして、小・中学校の情報化の推進を進めているところでございます。

 現在、非常に厳しい財政運営を強いられている中、以上のように総枠としての教育予算につきましては、可能な限り手当をしているものと思っておりますが、今後、先ほどお話がありました耐震化等につきまして、大変教育予算が多額になるのではなかろうかと心配しているところでございます。

 議員御指摘のように、教育というのは国づくりの根幹をなすものでございますので、今後とも児童・生徒のため、積極的な教育行政を行ってまいりますので、どうか御理解、御協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 丁寧な御答弁、ありがとうございました。諸先輩議員に習いまして、時間の方が足りなくなってまいりますので、次に行かせていただきたいと思います。

 財政問題についてお伺いいたします。

 当市の平成18年度末の地方債残高は4億7,000万円ふえて、774億1,079万円になりました。これに、金利をつけて償還していかなければならないし、これ以外に広域事務組合の当市の割合分もあるわけでございます。

 一昨日から言われておりますとおり、実質公債費比率が18.4%になりました。18%を超えると、財政適正化計画をつくり、起債許可団体になります。25%を超えると、普通起債ができなくなるという中で、当市は財政力指数も0.38と低く、また南予全体が低いわけでございますが、実質公債費比率も県下でワースト3という状況でございます。

 こういう財政の中で、今後の事業にも影響が出てこようかと思っておりますが、どのような基準で見直しを行うのか、理事者の考えをお聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師神総務部長。



◎総務部長(薬師神津一君) 具体的な改善計画につきましては、まず現在普通会計において、公債費の支払いがピークを迎えており、今後は減少に転じていくことに加え、合併に伴う普通交付税措置が優遇されている合併特例債を活用していくことで指数の低下を見込んでおります。これにより、平成20年度の決算では、実質公債費比率は18%を下回り、公債負担適正化計画の最終年度となる平成24年度決算におきましては13%程度になる見込みとなっております。

 なお、補足させていただきますと、現在策定しております長期財政計画の実質公債費比率の目標でありますが、平成24年度以降は16%以下を見込んでおります。

 次に、現在長期財政計画の見直しに着手し、事業計画の変更を行うことにしておりますが、これは地方交付税の減額が、前回策定したときの予測を上回っていることや、実質公債費比率が18%を超えたことなど、財政状況の変化に対応するため、見直しを行うものであります。その中で、今後とり行う事業の見直し基準につきましては、限られた財源を有効に活用するため、どの施策が本当に必要か、また費用に見合う効果が見込まれるかなど、総合的に考慮して将来を見据えた事業の選択と集中を行っていきたいと考えております。

 また、合併特例債を初めとする交付税措置が優遇される地方債を今後も引き続き活用していくとともに、公的資金の繰上償還制度を利用することで、公債費の削減に努め、実質公債費比率を含めた各種財政指標の改善に努めていきたいと考えております。

 また、これらを踏まえ、活力ある宇和島市となるよう、より一層計画的な行財政運営をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 平成24年には実質公債費比率を16%にするということでございますが、ごみ焼却場、クリーンセンター等々の施設の建設が24年以降にまだまだ残っておりますし、現在の1市3町での算定しております交付税も、合併後10年間、あと5年間で順次下がっていって、平成32年度からになるんですかね、1本算定になってきます。今でさえ19年度の交付税が132億5,000万円予定しておるわけでございますが、1本算定にすると117億7,000万、15億円ほど滅るわけでございます。そういうふうな中で、安易に、今、公債比率が低いからといって事業をやると、交付税が減っていく中での返済が厳しくなっていこうというふうにも考えておりますし、心配をしておるところでございます。

 市長は平成23年度から九島への橋をかけたいと。そのために事前の調査も行うわけでございますが、国庫補助金38億4,000万円、合併特例債21億5,000万円、市費2億5,000万、総額62億4,000万円の事業です。財政的に可能なんでしょうか。また資金計画、返済計画等はできておるのかお聞かせいただきたいと思います。部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師神総務部長。



◎総務部長(薬師神津一君) 御指摘のとおり厳しい状況でありますが、九島架橋は現在、長期財政計画では概算事業費でございますが62億円を見込んでおります。ただし、国庫補助事業に採択され、また、合併特例債に採択されるということが前提になりますが、事業費も大きく、複数年度にわたる事業となるため、市の持ち出しも多額になり、財政への影響は少なくありません。

 しかしながら、厳しい財政状況の中で、九島架橋は離島解消による地域間格差の是正を目的として整備される計画であり、架橋が実現すれば離島解消に伴う効果も大きく、宇和島市の将来にとって必要な事業と位置づけております。また、事業効果といたしましては、離島航路、診療所、小学校、幼稚園などの廃止や統廃合も可能であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 九島架橋は1,132名の九島島民のためにも必要であろうと考えます。ですが、人口がどんどん減っており、平成27年度には人口が宇和島市全体で7万7,357人というふうな試算も出ておるわけでございます。橋をかければ50年で13億5,000万円の経費が削減できるとの試算が議会の方に示されましたが、これには合併特例債の金利も含まれておりませんでした。財政課の職員にシミュレーションをしていただきました、忙しい中でございましたが、起債借入21億4,800万円、15年償還据置3年金利2.5%で計算しますと、金利が約5億円となってきます。また、橋の50年分の維持管理費経費も5億円とございましたが、年度ごとに何に幾らいるのか、根拠を出してもらわないと、この数字の信頼性というのもございません。また、当然島民の数も減っていき、今言っている経費も少なくなろうと思っております。これらの試算につきましても、きっちりできているのか、お聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師神総務部長。



◎総務部長(薬師神津一君) 御指摘のとおり、前回の説明会での試算は本当に大まかな試算となっておりますので、御理解いただきたいと思います。

 10月1日からは架橋調査係も新設し、建設に向けた調査研究を行う予定であります。職員2名で年度末までは今の仕事をしながらの兼務で対応することになっております。このため、これからはただいま御指摘いただいたことや、前回の説明会時に御指摘いただきました人口の件でありますとか、交付税の件なども合わせて、今、指摘がありましたように、年度ごとにより細かい根拠ある数字をお示しできると思いますので、御理解いただきたいと思います。

 また、節目ごとに議員の皆さんや市民の皆さんにも説明し、協議しながら事業推進に努めたいと考えておりますので、よろしく御理解、御協力のほど、お願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 破綻した夕張市の件ですが、市長がやりたい、やりたい、それは当然でしょう。しかしながら、それをとめれなかった議会が夕張市の財政破綻の責任があると思っております。今回もきっちりした数字が出てない以上は、安易に賛成するということは言えません。係をつくっていただくということは非常にありがたいことで、詳しい数字が出て、その中で宇和島市が橋に向かって進めるのか、またはほかの事業を優先するのかということは、数字が出てからの話であろうと思っております。

 先般から、先ほど若藤議員も御指摘ございましたが、給食センターにつきましても場所が決まってないのに設計委託料の予算が計上される。また、前回シーカヤックの艇庫の問題で、三浦に建てます、設計もできてここにやりますよと委員会でゴーサインを出しましたところが、地元の反対で三浦にはできなくなってしまいましたという話では、私たちが幾ら頑張っても職員の言うこと、理事者の言うことをうのみにはできなくなってしまいますので、その点十分精査して、議会にも出していただきたいというふうに思っております。

 橋が平成27年度に完成したということで、その後、九島にクリーンセンター、し尿処理場でございますが、建設予定と聞いております。九島へクリーンセンターをつくるメリット、またデメリットをお聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) この一問一答方式になって、私も欲求不満なところありますので、逆に私の方からも質問させていただきたいと思うんですが、このクリーンセンター、いわゆるし尿処理センター、こういう施設が議員さん、必要でないと思っておられますか、それとも必要だと思っておられますか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) こういう形も不思議でございますが、私は必要であろうと思います。だからこそ早い時期にもっといい場所はないのかということを考えていただきたい。漁業補償の問題がございまして、先般の9月7日の全協で、市長は、「橋に対する漁業補償は主張して欲しくない」と言われましたが、海の者としてはやはりそういう施設が建つと、直接排水を流すと、海に影響があるんじゃないかと。ppmですから、何万分の1か、何億分の1かはわかりませんが、それが出るだけでも、市長も申されました風評被害があるんじゃないかということが一番の心配でございます。そういう点で、特に宇和島市は養殖漁業が発達している、そういうふうな屋台骨を揺るがすことも考えられます。漁業全体に対する影響を市長はどのようにお考えでしょうか。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) 先ほどの私の質問に関連しまして、実は内々では広域でこのクリーンセンター、終末処理施設等の建設できる場所ということを調査いたしました。そんな中において、可能性があるところはたくさんあります。その一つが吉田町喜佐方であります。議員さんの地元です。地元でもし引き受けていただけるなら、この一、二カ月にその結論を出していただけるなら、私は喜んで喜佐方の建設を考えたいと思います。そういう施設であるということをぜひ御認識をしていただきたいというふうに思います。

 一方です、ただいま風評被害のことありましたけれども、今、別当の団地の保手川のほとりでこの施設動いております。我々としては安全に、そして事故がないように気をつけながら運転をさせていただいているというところでございます。そんな中で、安全でない施設ということについて、私は絶対にこれは認められません。安全な施設なんです。それを議員さんが安全でないと言うんだったら、今の保手川のものものけないかん。そういうことですから、そういう施設であるということもぜひ御理解いただきたいと思います。

 ですから、昔はこういう、ある意味では迷惑施設だったかもしれません。しかし技術的に相当上がってきております。それも理解していただいて、何よりも残念なのはこういう施設は必要なんだと。じゃあどこにやるのが一番いいのか。やはり議員さんとしては理事者に対して文句ばっかり言うのではなくて、真剣にどこにやるのが一番いいのか考えていただきたい、このように思っております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 安全な施設と申されましたが、原発も安全な施設ということでございました。実際に地震が起こって、事故が起きました。ですから、安全安全といっても人間がやるものです。失敗もあれば間違いもあるし、想定以上のこともあります。その心配をしているんです。まだ私は発言途中でございます。

 それから、この1カ月、2カ月に答えを出せと言われてもそれは無理でしょう。やっぱりそれなりの時間を持って地元住民と接して、またはそういう施設であれば代がえ条件、こういう施設を、施設じゃない、地元の要望にこたえますから、これを引き受けてくださいという話が、あと当然ついてくると思いますが、それを1カ月、2カ月で決めてくれというのは、どこの地区でも無理だろうと思います。何カ所あるかは私は知りませんが、喜佐方が候補地に挙がったということも初めてお聞きいたしましたが、そういうことを軽々に市民に1カ月、2カ月で決めてくれと言うようでは、学校の統廃合も決まりません。何事も地元に話をおろして十分話をして、そして地元の意見を聞きながら、行政の考えも出しながら、将来のためにこうした方がいいんですよという指針がなければ、何の事業も進んでいかないと思っております。

 次に、そのような観点から、市民の声を聞きながら、市民に理解を得た上での事業運営というのが必要であろうと思いますが、地域審議会やタウンミーティングを開催して、広く市民の声を聞き、財政や事業の説明を行い、理解と協力を求める必要があると思いますが、そのような計画はございますか。総務部長、お願いします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師神総務部長。



◎総務部長(薬師神津一君) 指摘のとおり、できるだけ市民の皆さんの声を聞き、理解をいただけるよう、タウンミーティングでありますとか、地域審議会などで財政状況や事業の説明も行っていきたいと考えております。

 また、今後財政状況の公表につきましては、広報やホームページなどを通じて、できるだけわかりやすく、市民の皆さんにお知らせしていきたいと考えておりますので、今まで以上に御注目いただき、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 市長、何かありましたらお願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。



◎市長(石橋寛久君) タウンミーティングについては指摘されるまでもないといいますか、ことし私もやっていこうということで、今、答弁ありましたようにやっていこうというふうに思っております。

 それとちょっとさかのぼりますけれども、財政問題絡めて、今まで少なくとも数十年前までは迷惑施設を持っていこうとすると、こういう施設をつくるから何とかしてくれやというところの裁量権といいますか、余分なところはかなりあったんだろうというふうには思います。

 しかし、もう時代は移ってまいりました。まず一番に安全、その点において物すごくレベルは上がっていると。それをぜひ理解していただいてほしいということが1点です。

 それとまた財政については、なかなかこういう施設をお願いしたいけど、こういうことをやるからというようなことが、もうやれるような余裕がなくなってきたということは、議員さんらが一番わかっていただきたいことだろうというふうに思っております。ですから、やはり我々としては、ここが一番客観的にいい施設、適地だと思ったときには、その地元の中心に、私としてはまじめに説明をしながら、財政的にも有利にいけるように頑張っていかなければいけないというふうに思っておりますので、ぜひ御支援をいただきたいと思います。

 また、安全に関する考え方ですけれども、先ほど原子力が爆発したらどうなるんだということと、原子力発電所と、私はこのクリーンセンターは全くレベルが違う問題だろうと思います。議員さん御存じのとおり、このし尿センターは人間が排せつしたものを基本的に処理しておる施設です。万が一大事故があって、全部流出しても、人間の命にかかわるものとは思われません。そこが私は全然違う施設だと思っておりますので、もう念のために言わさせていただきます。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) それを、魚を買っていただくお客さんが、そういうものでも構わないよと言ってもらえればそれでいいと思います。

 次に、漁業振興についてお尋ねをいたします。

 ことし6月23日ごろより宇和海でカレニア、ミキモトイの赤潮が大量発生いたしました。養殖業者に甚大な被害を与えております。被害を受けられた方々に衷心よりお見舞いを申し上げるところでございます。

 今、国内では漁価の低迷、資源の減少・枯渇、燃料の高騰など相まって、水産業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にございます。

 また、漁業の高齢化が進んでおりまして、平成8年と平成17年を比べれば68%にまで漁業経営対数が減っております。深刻な状況にある中、水産業の元気な活性なくしては、当市の繁栄はないと考えておりますが、現在の窮状に対し、どのような対策を市は考えているのでしょうか、具体的な取り組みについて御所見を伺いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 善家産業経済部長。



◎産業経済部長(善家正文君) 今回、赤潮被害に遭われました皆様方に対しましては、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

 水産業の振興と活性化には、その担い手であります若い漁業者が漁村に定住できるようにすることが必要不可欠であると考えております。宇和島市といたしましては、低迷する漁業収入を補うため、副業的養殖水産物の開発を進めておりまして、中でもトサカノリは平成19年1月に漁業権が免許となり、本養殖が開始され、本年5月には出荷が完了し、5カ月間で生産量27トン、約1,000万円の売り上げがあり、一定の成果を上げております。今後は岩ガキについても養殖の普及に積極的に取り組む考えであります。

 また先般、共同会見をいたしました宇和島市の地域再生計画に基づきまして、輸出促進を図るため、産学官連携による血合い肉の褐変防止流通技術の研究開発を行い、魚類養殖業の再生、魚肉フィーレ、加工増に伴う雇用創出等の地域活性化を目指していきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 今回の赤潮被害は、これまで過去3番目の被害額でございました。平成6年の8億円、昭和54年の5億円に次ぐ、約3億7,500万円、当市におきましては2億7,000万円の被害でございました。こうやって魚類養殖業者は、制度資金を活用して経営をしているわけでございますが、今回の赤潮被害で壊滅的な被害を受けた業者にあっては、経営的な危機に陥っております。そのような漁業者に対して、養殖漁業経営維持緊急資金の融資や利子補給、または難しいかもしれませんが、償還期間の延長等の救済措置を講じるべきだと考えておりますが、そのような対応をするお考えがあるのか、お聞かせいただきたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 善家産業経済部長。



◎産業経済部長(善家正文君) ただいまの資金の関係でございますが、基本的に新しい貸付資金、例えばハマチ経営維持緊急資金、つなぎ資金等を設定いたしましても、当然償還が伴いますし、また償還期間につきましても当然法律で定められておりまして、現行の制度資金で規定されております枠内での据え置き期間を活用されるのが最良ではないかというように考えております。しかしながら、漁業者の皆様方の強い要望があり、養殖経営維持緊急資金、いわゆるつなぎ資金の融資が県の方で施策された場合の利子補給につきましては、近隣市町村の動向を見ながら関係機関と協議の上、検討していきたいというふうに考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 前向きな御答弁、ありがとうございました。このような漁業被害の中で、漁業共済というものがございます。漁獲共済、養殖共済、特定共済、施設共済、地域共済がございます。全共済の共済掛金は3,953億円、加入率は55%でございます。養殖共済の共済金額880億円、加入率は59%となっております。

 県下全体で養殖共済、赤潮特約というものでございますが、そちらには平成18年の実績で愛媛県補助が約3,000万円、国庫補助が5,857万円出ております。また、赤潮特約を除く養殖共済につきましては、18年度都道府県単位では12件で2億712万円の補助が出されており、市町村単位におきましても、130の市町村が4億80万円の補助を出しております。特に、カキの養殖日本一の広島県におきましては、9市町村で1億878万円もの補助を出しております。

 宇和島市におきましても、先般「“うわの海”豊かな恵みを世界に発信する地域づくり計画」が内閣府の地域再生計画に認定されました。その根本となります養殖魚の共済掛金助成は、当然といえば当然かと考えております。県真珠も含め、当市の11漁協の養殖共済掛金は、8,598万円にも上ります。掛け捨てである掛け金、厳しい経営状況の中で捻出をしている掛け金でございます。掛け金負担の軽減と共済加入率のアップのために、市からも相応の補助を出してはどうかと思いますが、お考えをいただきたいと思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 善家産業経済部長。



◎産業経済部長(善家正文君) 水産課長から答弁いたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 水口水産課長。



◎水産課長(水口明彦君) それでは御質問の市も漁業共済への補助を出してはどうかという件についてお答えいたします。

 漁業共済につきましては、御質問の内容にあるとおりの状況となっております。その補助率は10から20%となっております。愛媛県内の共済普及率は非常に低い状況にあり、宇和島市管内における漁業協同組合の共済掛金合計も御質問の内容のとおり約8,600万円となっております。

 現在、愛媛県は、赤潮特約についてのみ助成をしており、養殖共済掛金については助成いたしておりません。市からの養殖共済掛金助成につきましては、他業種共済とのバランスや、近隣市町の動向を考慮いたしまして、財政部署とも協議していきたいと思っております。

 以上です。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) そこで、次は農業に移るわけですが、農業共済、果樹共済というのもございます。

 これまで行われてまいりました果樹経営安定対策事業が変わりまして、リンゴとミカンに対する価格保障制度がなくなりました。昨今の異常気象のもと、果樹共済の重要性が増してくることは明白であります。県も、農業共済加入促進連携支援事業として、農協等に加入促進事務の補助を出しているところでございます。

 宇和青果管内での加入率は6割弱、掛け金は約9,000万円ですが、宇和青果農協とえひめ南農協とで掛け金の一部負担を検討しているところであるようでございます。農協が負担すれば県も考えるとのお話もあったようでございますが、共済加入促進の立場から、市からも共済掛金の一部負担をしてはどうかと考えますが、御所見を伺いたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 善家産業経済部長。



◎産業経済部長(善家正文君) 御承知のとおり、平成13年度から平成18年度まで、温州ミカンを対象に果樹経営安定対策事業や、かんきつ園転換対策特別事業が取り組んでまいりました。今回の果樹産地の構造改革を進めていくため、平成19年度から22年度まで、温州ミカンの需給調整参加等要件といたしまして、果樹経営支援対策事業、果実計画生産推進事業、緊急需給調整特別対策事業が始まっており、これらの事業を活用し、競争力の強い産地の実現を目指して取り組んでいるところであります。

 今回、管内の農業団体でも助成を検討しておられるようでございますので、宇和島市といたしましても自然災害に備え、農業団体、要望があれば近隣町村らの動向を見ながら検討していきたいというふうに思っております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 次に、水荷浦の整備事業についてでございますが、現在、荒れている農地0.8ヘクタールの農地の復旧、先ほどお話がございましたが、それに1,135万円、580メートルのモノレールの設置に1,065万円、都市農村交流施設、加工体験施設、事務所、保管庫を計2,400万円で建て、総額5,462万円、地元負担も取らないという事業に取り組むと聞いております。農地の復旧は必要と思いますし、現在ある売店も手狭であると感じました。モノレールにおきましても、急傾斜地でございますので、大変必要なものであると考えております。

 しかしながら、景観保全地域に指定されたといっても、土地改良事業の性格上、10%の地元負担金というのが通例でございまして、これの半額の5%程度の地元負担はやはり取るべきではないかなと思います。その方がモノレールも大切に使っていただく、どうしても共同で買った物というのは手荒に扱い、長持ちしません。そういう意味からも負担を取るべきではないかと思っております。

 また、坪60万円の建物が必要でしょうか。300万円の展望台、350万円の音響施設や冷蔵庫等が必要でしょうか、私にはわかりません。補助金も削り、道路や水路等の社会資本の整備もおくれて、公共施設も老朽化して、みんなが辛抱をしている中、一部の地域の事業だけは市の丸抱えということでは、平等な市政と言えるのでしょうか。まるで小泉政権の一極集中、勝ち組、負け組のような印象を受けてしまいます。そのような余裕があるのでしたら、今、米やミカンを一生懸命つくっており、生計を立てている農家への助成がもっともっとあっていいのではないかと思っております。

 市長は3月の施政方針においても、第一に世界に誇る第一次産業を振興するという力強いお言葉を言われております。今年度から始まりました、県単果樹産地体質強化事業には補助金ベースで5,233万円、事業費ベースで1億5,700万円の予算がついております。この事業は、優良苗木や穂木の生産、新しい優良品種のPR、園地改造や栽培管理機械・施設の整備等に利用でき、県補助3分の1、市補助6分の1の事業でございます。今年度県下で2.7倍の希望額が出たと聞いておりましたが、県は南予地域活性化対策として、宇和島市から出ている希望額5,350万円のうち、3,100万円、60.5%を採択していただいたと聞いております。平均では40ないし50の町がほとんどでございます。普及所からは余り大きな声で言わんでくれと言われましたが、県に対してもお礼を言いたいという意味で申し上げております。

 同じく、水田農業経営確立対策事業、麦、大豆でございますが、県予算事業費ベースで1億430万円の、これも2倍の要望が出ていたというところを宇和島市分は、要望の85%、3,750万円を採択いただいたと聞いております。このような要望の大きい事業ですから、今後、市から県に対しての枠の拡大を要望していただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。

 また、あわせまして、担い手対策支援事業として、国の地域担い手経営基盤強化総合対策実験事業がございます。これも同様に、取得価格50万円以上で耐用年数5年以上の農業用機械等を整備するための整備資金を借り入れた場合、購入費の最大3割を国が補助するという事業でございます。予算枠は全国で35億円です。この事業にまた市の補助6分の1加えていただければ、ただいまの県補助と遜色のない事業になります。そのような選択肢への対応はできないものか、合わせて2点、お伺いしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 善家産業経済部長。



◎産業経済部長(善家正文君) 既に御案内のとおり、遊子水荷浦の段畑は、本年7月26日付で国の重要文化的景観に選定されました。この段畑石垣景観を後世に伝えていくためには、行政だけが頑張っても守れません。地元住民の皆さんやNPO法人、段畑を守ろう会の皆さん、そして市民の皆さんと一緒になって、もっと美しい水荷浦へ、日本一美しく、魅力のある漁村となるよう、取り組みを続けていく必要があると思っております。

 当地区の段畑は御承知のとおり、平均勾配40度、畑の幅が1メートルから2メートルでございまして、石垣はおおむね人の頭程度の空石積みでございます。それから平均高が1メートル以上に及びまして、その段数も50段を数えております。この石垣の景観を守るためには、年間を通じ、徹底した除草作業、今もなお手作業で行われております。このような農地で、石垣の維持管理や草刈り等、日々の農作業は農家の高齢化、後継者不足で、労力的には非常に厳しい情勢であり、今後どのように段畑を維持するかが課題であります。

 以上のことから今回、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業を実施し、農地を維持、保全していくため、生産基盤、整備事業に係るモノレールの新設、改良等、農地復旧の地元負担金を減免する議案を上程いたしております。市といたしましては、この段畑を新たな観光資源としてもとらえておりまして、都市住民はもとより、広く来訪者と住民が自由に体験学習や文化交流ができ、ひいては情報発信の基地となり、貴重な文化的資源が将来に継承するための手段として、住民交流を促進する施設が必要と考えております。

 ミカン、稲作農家にももっと補助をということでございますが、土地改良事業、果樹関係、米、野菜関係、農家全体で取り組んでおります中山間事業、または農地・水・環境保全対策事業を合わせました概算でも7億2,000万円の事業、そのうち約1億5,000万円が市が保障しているところでございます。

 今後も市の単独事業は厳しいと思われますが、国、県の補助事業に継ぎ足しを要望していきたいと考えておりますので、御理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

 これらの事業につきましては、高品質、生産省力化、条件整備等と事業という産地ブランド化を目指す私たちの地域には大変ありがたい補助制度でもあります。県の財政も非常に厳しい状況ではありますが、私たちも増額を要望していきたいと考えておりますので、議員の皆様方におかれましても、御協力、御支援を賜りますよう、お願いいたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) ありがとうございます。また別な立場からも強く要望していきたいと思っております。

 最後に、平成17年12月から18年1月までの寒風雪害に対する農業経営維持安定資金が、1農家上限200万円で、昨年2月から6月まで資金の貸し出しが行われました。借り入れ時期によって金利が異なりますが、0.9から1.55%で、これは利子補給費が完全に行われ、県は0.15%、市町村は0.3%、残りは農協団体からの補助でございます。これ県も市も当初予算で予算は組んでおると思いますが、締め切りがことしの12月で、そして支払いを来年度にするということだそうでございます。市からの申請を出して、県が支払うということだそうでございますので、もっと早い利子補給はできないものかということをお聞きしたいと思います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 善家産業経済部長。



◎産業経済部長(善家正文君) 農林課長が答弁いたします。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 桐田農林課長。



◎農林課長(桐田敏昭君) 愛媛県の農業災害資金でございますが、農業経営安定資金の融資を受けた農業者に対し、利子補給する制度で、当資金の仕組みは公庫資金のスーパーL資金に準じており、利子補給が年1回のため、単年単位で一括して申請する方法となっております。

 御指摘のとおり、借り入れ時期により金利も異なっており、その都度県に申請を上げることができ、利子補給についても申請に応じての認可になれば理想的なものになりますが、当該資金を含め、資金全般の制度上の見直しや、申請件数の増加に対処するための人員体制の拡充、それに伴う人件費の増加等、解決すべき問題点も多く、今後それらを視野に含め、円滑な制度になるよう、働きかけていきたいと考えております。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 小清水千明君。



◆24番(小清水千明君) 時間も終わりましたので、以上、質問を終わりたいと思っております。前向きな答弁、ありがとうございました。



○議長(赤松南海男君) 以上で、小清水千明君の質問を終わります。

 これをもちまして、一般質問を終了いたします。

 次に、「議案第95号・宇和島市公の施設の管理に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例(案)」以下、日程記載の順を追い、「議案第118号・土地改良事業費の賦課について」までの全案件を便宜一括議題といたしたいと思います。

 これより質疑に入ります。

 質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 次に、本日、理事者からお手元に配布のとおり、「議案第119号・工事請負契約について」及び「議案第120号・宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」の2件が提出されました。

 お諮りいたします。

 この際、「議案第119号」及び「議案第120号」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 異議なしと認めます。

 よって、「議案第119号」及び「議案第120号」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 まず、「議案第119号・工事請負契約について」を議題といたします。

 理事者の説明を願います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 薬師神総務部長。

     〔総務部長薬師神津一君登壇〕



◎総務部長(薬師神津一君) それでは、ただいま上程されました案件のうち、総務部に係る案件につきまして御説明いたします。

 「議案第119号・工事請負契約について」につきましては、宇和海地区簡易水道電気計装設備が、整備から約22年が経過し、老朽化が著しく、更新が必要になっております。

 去る9月19日、東芝・四電エンジニアリング特定建設工事共同企業体、日本電気株式会社・有限会社山九電気工事特定建設工事共同企業体の2業者により、一般競争入札を執行した結果、東芝・四電エンジニアリング特定建設工事共同企業体が落札をいたしました。

 工事請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をお願いしようとするものであります。契約金額は2億6,880万円で、契約の相手方は、香川県高松市寿町2丁目2番7号、東芝・四電エンジニアリング特定建設工事共同企業体、株式会社東芝四国支社支社長、寺戸弘之であります。

 工事の内容といたしましては、宇和海地区簡易水道施設のうち配水池15カ所、調整池4カ所、ポンプ場4カ所の計23施設の電気計装設備及び中央監視システムの更新工事であります。平成19年度から20年度の継続の事業であり、平成19年度は、電気計装盤の工場製作、平成20年度はその作製された計装盤の設置及び配線並びに中央監視テレメーター等の設備工事であります。なお、竣工予定は平成21年1月30日となっております。

 以上で説明を終わります。

 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願いいたします。



○議長(赤松南海男君) 以上で説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑はございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま上程中の各議案、並びに本日追加提案されました「議案第119号」は、さらに慎重審議を行うため、お手元に配布の付託表のとおり、日程記載の陳情とともに、所管の委員会に付託いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。

 次に、「議案第120号・宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」を議題といたします。

 理事者の説明を願います。

     〔「議長」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 石橋市長。

     〔市長石橋寛久君登壇〕



◎市長(石橋寛久君) ただいま上程されました「議案第120号・宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」につきましては、現在教育委員であります明神崇彦氏が、平成19年9月27日をもって任期満了となるため、同氏を再び宇和島市教育委員会委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。

 以上で説明を終わります。

 よろしく御審議の上、御承認くださいますようお願いいたします。



○議長(赤松南海男君) 説明が終わりました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑はございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております「議案第120号」につきましては、委員会付託、討論を省略し、即決を行いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。

 これより採決を行います。

 お諮りします。

 「議案第120号」は、提案のとおり、これに同意することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 異議なしと認め、「議案第120号・宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」は、提案のとおりこれに同意することに決定いたしました。

 次に、「認定第1号・平成18年度宇和島市公営企業会計決算の認定について」及び「認定第2号・平成18年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について」につきましては、それぞれ14名の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。

 なお、委員の選任につきましては、本会議最終日に指名いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(赤松南海男君) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。

 これをもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

    午後2時10分 散会

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

   宇和島市議会 議長  赤松南海男

          議員  赤岡盛壽

          議員  玉田和正