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愛媛県 松山市

平成29年 6月定例会 06月15日−01号




平成29年 6月定例会 − 06月15日−01号







平成29年 6月定例会



                 平成29年

          松山市議会第2回定例会会議録 第1号

          ──────────────────

                                 松山市告示第261号

                                 平成29年6月8日

                                松山市長 野志克仁

  6月定例市議会を次のとおり招集する。

                   記

  1 日 時  平成29年6月15日(木)午前10時

  2 場 所  松 山 市 役 所

 ─────────────────────────────────────

             平成29年6月15日(木曜日)

             ─────────────

 議事日程 第1号

   6月15日(木曜日)午前10時開議

日程第1

 会議録署名議員の指名

日程第2

 会期の決定

日程第3

 諸般の報告

日程第4

 永年勤続議員の表彰について

 (表決)

日程第5

 所管事務等の調査について

 (表決)

日程第6

 承認第1号 松山市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例を定める専決処分の承認を求めることについて

 承認第2号 松山市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定める専決処分の承認を求めることについて

 議案第45号 平成29年度松山市一般会計補正予算(第1号)

 議案第46号 松山市市税賦課徴収条例の一部改正について

 議案第47号 工事請負契約の締結について(第一和泉団地1工区(1・2号棟)新築主体工事)

 議案第48号 工事請負契約の締結について(第一和泉団地2工区(3・4号棟)新築主体工事)

 議案第49号 交通事故の損害賠償額を和解により定めることについて

 議案第50号 新たに生じた土地の確認について(外港地区)

 議案第51号 町の区域の変更について(外港地区)

 議案第52号 市道路線の認定について

 議案第53号 市営土地改良事業(県単独土地改良事業(農道)・由良地区)の施行について

 (説明)

   ────────────────

 本日の会議に付した事件

日程第1

 会議録署名議員の指名

日程第2

 会期の決定

日程第3

 諸般の報告

日程第4

 永年勤続議員の表彰について

日程第5

 所管事務等の調査について

日程第6

承認第1号・第2号、議案第45号〜第53号

   ────────────────

 出席議員(43名)

  1番  池 田 美 恵

  2番  白 石 勇 二

  3番  本 田 精 志

  4番  岡   雄 也

  5番  川 本 健 太

  6番  岡 田 教 人

  7番  上 田 貞 人

  8番  杉 村 千 栄

  9番  中 村 嘉 孝

  10番  太 田 幸 伸

  11番  山 瀬 忠 吉

  12番  長 野 昌 子

  13番  清 水 尚 美

  14番  吉 冨 健 一

  15番  大 塚 啓 史

  16番  大 木 健太郎

  17番  向 田 将 央

  18番  松 本 博 和

  19番  角 田 敏 郎

  20番  小 崎 愛 子

  21番  武 田 浩 一

  22番  上 杉 昌 弘

  23番  梶 原 時 義

  24番  武 井 多佳子

  25番  渡 部   昭

  26番  友 近   正

  27番  大 亀 泰 彦

  28番  雲 峰 広 行

  29番  渡 部 克 彦

  30番  若 江   進

  31番  菅   泰 晴

  32番  栗 原 久 子

  33番  原   俊 司

  34番  猪 野 由紀久

  35番  丹生谷 利 和

  36番  寺 井 克 之

  37番  森 岡   功

  38番  宇 野   浩

  39番  池 本 俊 英

  40番  田 坂 信 一

  41番  土井田   学

  42番  清 水 宣 郎

  43番  白 石 研 策

   ────────────────

 欠席議員(0名)

   ────────────────

 事務局出席職員職氏名

  事務局長     平 野 陽一郎

  事務局次長    渡 部 俊 明

  総務課長     芳之内 克 暢

  議事調査課長   山 内   充

  議事調査課主幹  篠 原 陽 三

  議事調査課主査  上 田 勝 洋

   ────────────────

 説明のため出席した者の職氏名

  市長       野 志 克 仁

  副市長      梅 岡 伸一郎

  副市長      西 泉 彰 雄

  総務部長     片 山 雅 央

  理財部長     前 田 昌 一

  理財部副部長   黒 川 泰 雅

  財政課長     大 木 隆 史

  総合政策部長   河 合 洋 二

  総合政策部危機管理・水資源担当部長

           矢 野 博 朗

  総合政策部坂の上の雲まちづくり担当部長

           中 富 宣 行

  国体推進局長   池 田 和 広

  市民部長     唐 崎 秀 樹

  保健福祉部長   松 原 ゆ き

  保健福祉部社会福祉担当部長

           西 市 裕 二

  保健福祉部子ども・子育て担当部長

           黒 瀬 純 一

  環境部長     松 本 善 雄

  都市整備部長   川 口   学

  都市整備部開発・建築担当部長

           隅 田 完 二

  下水道部長    竹 田 正 明

  産業経済部長   大 崎 修 一

  産業経済部道後温泉活性化担当部長

           大 西 高 史

  産業経済部農林水産担当部長

           中 田 忠 徳

  消防局長     鵜久森 政 則

  教育長      藤 田   仁

  教育委員会事務局長津 田 慎 吾

  会計管理者    片 本 悦 央

  公営企業管理者  平 岡 公 明

  公営企業局管理部長高 市 健 次

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

       午前10時0分開会



○雲峰広行議長 ただいまから平成29年第2回定例会を開会いたします。

 市長より、今議会招集の挨拶があります。野志市長。

 〔野志克仁市長登壇〕



◎野志克仁市長 本日、ここに議員の皆様方の御参集をいただき、平成29年第2回定例会を開会するに当たりまして御挨拶を申し上げます。

 初めに、議員の皆様には、平素から市政運営に対しまして格別の御理解と御協力をいただいておりますことに、深く感謝を申し上げます。

 さて、今議会では、一般会計補正予算を初めとする市政の重要案件について御審議をお願いすることにいたしております。特に補正予算につきましては、都市交通基盤の着実な整備を初め防災・減災対策の推進など、市民の安全・安心の確保のほか、農業や林業の振興など、引き続き公約や総合計画の将来都市像の実現に向けた各般にわたる施策について提案した次第であります。何とぞ十分な御審議をいただき、適切なる御決定を賜りますようお願いを申し上げまして、今議会の招集挨拶とさせていただきます。

   ────────────────



○雲峰広行議長 この際、4月の人事異動による新任の部局長等を御紹介いたします。まず、河合総合政策部長。

 〔河合洋二総合政策部長登壇〕



◎河合洋二総合政策部長 さきの人事異動によりまして、総合政策部長を拝命いたしました河合洋二でございます。「人が集い 笑顔広がる 幸せ実感都市」の実現を目指し、全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様には、今後ともどうぞ御指導のほど、よろしくお願いいたします。



○雲峰広行議長 次に、矢野総合政策部危機管理・水資源担当部長。

 〔矢野博朗危機管理・水資源担当部長登壇〕



◎矢野博朗危機管理・水資源担当部長 先般の人事異動により、総合政策部危機管理・水資源担当部長を拝命いたしました矢野博朗でございます。市民の皆さんの安全・安心につながるよう、迅速・的確に行動できる危機管理体制づくり、また地域防災力の向上、さらには改訂をいたしました長期的水需給計画に従い、水資源の保全・確保に誠心誠意努めてまいる考えでございますので、議員の皆様には御指導、御鞭撻、そして御支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。



○雲峰広行議長 次に、松原保健福祉部長。

 〔松原ゆき保健福祉部長登壇〕



◎松原ゆき保健福祉部長 このたびの人事異動によりまして、保健福祉部長を拝命いたしました松原ゆきでございます。市民の方々が住みなれた地域で安心して生き生きと暮らすことができるよう、保健福祉の向上に全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様には御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。



○雲峰広行議長 次に、松本環境部長。

 〔松本善雄環境部長登壇〕



◎松本善雄環境部長 先般の人事異動によりまして、環境部長を拝命いたしました松本善雄でございます。環境行政の推進に誠心誠意取り組んでまいりますので、議員の皆様方におかれましては今後とも御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○雲峰広行議長 次に、川口都市整備部長。

 〔川口 学都市整備部長登壇〕



◎川口学都市整備部長 先般の人事異動によりまして、都市整備部長を拝命いたしました川口 学でございます。都市施設の適切な整備及び維持管理並びに交通安全の推進に全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様方におかれましては、引き続き御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。



○雲峰広行議長 次に、鵜久森消防局長。

 〔鵜久森政則消防局長登壇〕



◎鵜久森政則消防局長 さきの人事異動で、消防局長を拝命しました鵜久森政則でございます。複雑多様化・大規模化する災害や高齢化に伴い変化する消防需要に対し、迅速・的確に対応できる消防体制の構築に向け、全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様には引き続き御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。



○雲峰広行議長 次に、津田教育委員会事務局長。

 〔津田慎吾教育委員会事務局長登壇〕



◎津田慎吾教育委員会事務局長 さきの人事異動によりまして、教育委員会事務局長を拝命いたしました津田慎吾でございます。生きる喜びが実感できる人づくり、これの実現に向けまして誠心誠意取り組む覚悟でございます。議員の皆様には、引き続きの御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。



○雲峰広行議長 次に、高市公営企業局管理部長。

 〔高市健次公営企業局管理部長登壇〕



◎高市健次公営企業局管理部長 このたびの人事異動によりまして、公営企業局管理部長を拝命いたしました高市健次でございます。健全な水道経営に取り組むとともに、安全で安心な水の供給を目指して全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様方の引き続き御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。



○雲峰広行議長 最後に、近藤保健福祉部保健所長及び藤本愛媛県後期高齢者医療広域連合事務局長。

 〔近藤弘一保健福祉部保健所長、藤本則彦愛媛県後期高齢者医療広域連合事務局長登壇〕



◎近藤弘一保健福祉部保健所長 このたびの人事異動によりまして、保健福祉部保健所長を拝命いたしました近藤弘一でございます。二人を代表して、御挨拶いたします。

 私たちは、それぞれの立場で松山市民の安心・安全につなげるため、誠心誠意取り組んでまいりますので、議員の皆様方には今後とも御指導、御鞭撻のほどを、どうぞよろしくお願い申し上げます。



○雲峰広行議長 以上で、紹介を終わります。

   ────────────────



○雲峰広行議長 これより、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付の日程第1号のとおりであります。

   ────────────────



○雲峰広行議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において9番中村議員及び10番太田議員を指名いたします。

   ────────────────



○雲峰広行議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から7月5日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○雲峰広行議長 御異議なしと認めます。したがって、会期は21日間と決定いたしました。

   ────────────────



○雲峰広行議長 次に、日程第3、諸般の報告を申し上げます。

 まず、地方自治法第121条の規定により、市長以下関係理事者の出席を求めております。

 次に、市長から、報告第6号ないし第20号をもって、交通事故による専決処分の報告等15件の報告がありましたので、お手元に配付いたしております。

 次に、監査委員から、お手元配付の監査等結果報告一覧表のとおり、5件の報告がありましたので、即日写しを送付しておきました。

 次に、先般実施をされましたサクラメント姉妹都市提携35周年記念訪問団報告書につきましては、視察日程等の都合上、今定例会最終日にお手元に配付いたしますので、御了承願います。

 最後に、議長会関係事項について御報告申し上げます。

 まず、4月12日に、愛媛県市議会議長会春季定期総会が宇和島市において開催され、お手元配付の議案件名表のとおり、各市提出の議案7件を審議いたしました結果、全議案いずれも原案どおり可決し、愛媛県知事、同県議会議長及び県選出国会議員へそれぞれ要望いたしました。また、そのうち重要案件3件を四国市議会議長会定期総会に提出いたしました。

 次に、第79回四国市議会議長会定期総会が、4月26日、高松市において開催され、お手元配付の議案件名表のとおり、各県提出の諸議案12件を審議いたしました結果、全議案いずれも原案どおり可決し、四国市議会議長会の名において、政府並びに関係当局に対して、それぞれ要望書を提出し、早期実現方につき強力な運動を展開した次第であります。そのうち、予備議案を含めた重要案件4件を、全国市議会議長会定期総会に提出いたしました。

 次に、5月24日、東京都において第93回全国市議会議長会定期総会が開催され、お手元配付の議案件名表のとおり、各議案について審議いたしました結果、全議案いずれも満場一致の決定により、全国市議会議長会の名において、政府並びに関係当局に対しまして、それぞれ要望書を提出し、早期実現方につき強力な運動を展開いたした次第であります。

 次に、四国市議会議長会及び全国市議会議長会の表彰規程に基づき、次の方々が表彰されましたので、御報告申し上げます。

 まず、四国市議会議長会定期総会におきまして、同会表彰規程に基づき、24年以上議員在職特別表彰に清水宣郎議員が表彰されました。

 次に、全国市議会議長会定期総会におきましては、15年以上議員在職一般表彰に武井議員、友近議員、大亀議員が、また25年以上議員在職特別表彰に池本議員が、また35年以上議員在職特別表彰に白石研策議員がそれぞれ表彰されました。

 以上で、諸般の報告を終わります。

 ただいまから表彰状の伝達を行います。

 全国市議会議長会被表彰者のうち、まず武井議員、友近議員、大亀議員の御登壇を願います。

 〔被表彰者登壇〕



○雲峰広行議長 

  表彰状

    松山市 武井多佳子殿

 あなたは市議会議員として15年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第93回定期総会に当たり本会表彰規程により表彰いたします。

   平成29年5月24日

     全国市議会議長会会長 山田一仁

 おめでとうございます。

 〔表彰状授与〕

  表彰状

    松山市 友近 正殿

 以下同文でございます。

 おめでとうございます。

 〔表彰状授与〕

  表彰状

    松山市 大亀泰彦殿

 以下同文でございます。

 おめでとうございます。

 〔表彰状授与〕

 〔拍手〕



○雲峰広行議長 次に、同じく被表彰者池本議員の御登壇を願います。

 〔被表彰者登壇〕



○雲峰広行議長 

  表彰状

    松山市 池本俊英殿

 あなたは市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第93回定期総会に当たり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。

   平成29年5月24日

     全国市議会議長会会長 山田一仁

 おめでとうございます。

 〔表彰状授与〕

 〔拍手〕



○雲峰広行議長 最後に、同じく被表彰者白石研策議員の御登壇を願います。

 〔被表彰者登壇〕



○雲峰広行議長 

  表彰状

    松山市 白石研策殿

 あなたは市議会議員として35年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第93回定期総会に当たり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。

   平成29年5月24日

     全国市議会議長会会長 山田一仁

 おめでとうございます。

 〔表彰状授与〕

 〔拍手〕



○雲峰広行議長 以上で、表彰状の伝達を終わります。

   ────────────────



○雲峰広行議長 次に、日程第4、永年勤続議員の表彰についてを議題といたします。

 お諮りいたします。今回、全国市議会議長会から表彰されました武井議員、友近議員、大亀議員、池本議員並びに白石研策議員は、長年にわたり本市議会議員として市政の発展に貢献をされた方々でありますので、ここにその御労苦をたたえるため、先例により永年勤続議員として表彰することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○雲峰広行議長 御異議なしと認めます。したがって、以上5名の方々を永年勤続議員として表彰することに決定いたしました。

   ────────────────



○雲峰広行議長 次に、日程第5、所管事務等の調査についてを議題といたします。

 本件は、先般の組織改正に伴い、都市企業及び産業経済委員会の所管事項をお手元に配付いたしました所管事務等調査表のとおり変更いたしたい旨の申し出がありました。

 お諮りいたします。本件は都市企業及び産業経済委員長の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○雲峰広行議長 御異議なしと認めます。したがって、各委員長の申し出のとおり決定いたしました。

   ────────────────



○雲峰広行議長 次に、日程第6、承認第1号、第2号及び議案第45号ないし第53号の11件を一括議題といたします。

 これより提案理由の説明を求めます。野志市長。

 〔野志克仁市長登壇〕



◎野志克仁市長 今議会に提案をいたしました平成29年度一般会計補正予算案を初め、市政の重要案件について御審議をいただくに当たりまして、その概要を御説明申し上げたいと思います。

 その前に、先月24日から29日まで、訪問団の一員としてアメリカ・サクラメント市を訪問してまいりました。姉妹都市提携の調印から35周年を迎え、昨年10月に、サクラメントの市民代表団が本市を訪れ、実りある交流が行われたことから、それに応える形で訪問を行ったものです。昨年12月に就任したダレル・スタインバーグ市長に初めてお会いしました。姉妹都市交流に前向きな考えをお持ちでしたので、今後も末永く活発な交流ができるものと心強く感じております。また、新田青雲中等教育学校と姉妹校提携の調印を行うため、CKマックラチー高校を訪問したほか、昨年和気小学校と姉妹校の提携をしたオーチャード小学校を訪れ、記念植樹を行いました。カリフォルニア州立大学サクラメント校では、夏目漱石の小説「坊っちゃん」を通して日本語を教え、愛媛大学との交流の橋渡し役も担った増山和恵教授を初め、学長や本市を訪れたことのある学生らと意見交換を行いました。さらに、市の大きな行事であるミュージックフェスティバルで松山を広くPRできたほか、たくさんの市民の皆さんと触れ合うこともできました。今後の姉妹都市交流がより一層発展していくものと考えております。

 ことし本市では、たくさんの節目となる事業が展開をされております。今月3日から9日までの7日間にわたって、世界最大級の宇宙国際会議、第31回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)が四国で初めて開催され、約1万人の来場者でにぎわいました。世界中で活躍する研究者や技術者たちによる最新の研究成果の発表のほか、愛媛大学の最先端の研究拠点や地元企業の先進的な取り組みを紹介するテクニカルツアーも開催し、技術力の高さを世界に情報発信しました。また、松山にゆかりのある宇宙飛行士大西卓哉さんの講演や、宇宙と俳句をテーマにしたパネルディスカッションなど、宇宙を身近に感じられる多様なイベントも行いました。将来を担う子どもたちにとっても、宇宙への夢や関心を高めてもらえたと思っております。

 また、子規・漱石生誕150年記念大会として開催される俳句甲子園は、第20回を迎え、エントリーは41の都道府県から121校159チームに上り、いずれも過去最多を更新しました。今月10日から地方大会が幕をあけ、全国各地で若さあふれる戦いが繰り広げられています。参加校を拡大して行われる8月の全国大会は、例年以上に白熱するものと期待をしております。

 秋には、えひめ国体と全国障害者スポーツ大会が開催されます。オール松山で最大限のおもてなしを行うため、先月には、運営ボランティアのまつやまえがおサポーターズへの研修会を開催したほか、選手や大会関係者に提供するお弁当のパッケージが、河原デザイン・アート専門学校の学生の協力で松山らしいデザインに仕上がりました。大会の成功に向けて、引き続きしっかりと準備を進めてまいります。

 また、国体が始まる前には、道後温泉別館飛鳥乃湯泉が誕生いたします。飛鳥時代に法隆寺ゆかりの聖徳太子が道後温泉を訪れたという伝説や、正岡子規が法隆寺の境内で「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」という代表的な俳句を詠んだ御縁があり、法隆寺がある奈良県斑鳩町と本市は、平成28年2月に、観光文化交流都市協定を結びました。この貴重な御縁をさらに生かしたいと思い、飛鳥乃湯泉の銘板に使用する文字を、法隆寺の大野玄妙管長に揮毫していただきました。先月22日には、大野管長が道後温泉や聖徳太子を思いながら1カ月余りをかけて完成させた書を法隆寺で受け取りました。一文字一文字を力強く、わかりやすく書かれております。大きなお力添えをいただき、まことに光栄に思いますとともに、飛鳥乃湯泉の魅力が一段と高まるものと深く感謝をしております。

 さて、平成28年に本市を訪れた観光客は582万7,900人と推定され、前の年に比べ2万3,500人増加し、4年連続の増加となりました。また、道後温泉の宿泊者も、15年ぶりに90万人台を回復した平成27年を、さらに2万7,000人上回る96万1,000人となり、市内全体の宿泊者も大型ホテルの開業などで増加し255万9,600人とし、しまなみ海道の開通でにぎわった平成11年の翌年以降では最も多い人数となりました。さらに、外国人観光客も、前の年に比べ5万4,000人、率にして40.1%増の18万7,500人と過去最高を更新。特に台湾からの観光客は4万3,000人に上り、台北市との交流事業を始めた平成21年と比べると18.8倍になりました。今月初めには、四国で初めて開催された日台観光サミットにあわせて、愛媛県と協働で歓迎晩さん会を開催し、松山の魅力をしっかりとPRしたほか、友好交流協定を締結している台北市と、お互いの市を訪れた市民にプレゼントを配布する相互誘客キャンペーンを、来月1日から行うことにいたしました。今後の観光誘客のさらなる強化につながるものと考えております。また、修学旅行は、平成28年度は過去最高の64校で、引き続き約1万人の中学生、高校生に松山にお越しをいただきました。主要な観光施設でも、来場者は軒並み増加しました。中でも松山城は、ひろしまドリミネーションと連携したライトアップイベントを拡大したことなどで、来場者は20年ぶりに50万人を超えました。二之丸史跡庭園でも、恋人の聖地に認定された平成25年以降4年連続増加し、平成4年のオープン以来最高となる6万6,000人を記録しました。さらに、道後温泉エリアでは、本館の入浴客が2万6,000人増加し、椿の湯と合わせると111万8,900人の方でにぎわい、子規記念博物館も2年連続で10万人を超えました。広島からの航路の利用者も5年連続で増加するなど、瀬戸内・松山構想を柱とした広域での官民連携を初め、魅力あるイベントや女子旅の聖地として話題を集めた道後温泉での地域が一体となったおもてなしなどが実を結んだものと考えております。これからも、地域の宝に磨きをかけ、新たな旅行商品の開発や広域連携などに、戦略的かつ積極的に取り組み、観光産業の振興に一所懸命挑んでいきたいと考えております。

 さて、ここで国の動向に目を向けますと、政府は先ごろ、経済財政運営と改革の基本方針2017、いわゆる骨太の方針を閣議決定いたしました。経済再生なくして財政健全化なしという方針のもと、国と地方を合わせた基礎的財政収支を平成32年度までに黒字化するという、財政健全化目標が引き続き堅持されています。また、2020年代を見据えた地方行財政の構造改革を推進し、財政資金の効率的配分を図ることを検討するという基本的な考え方が示されました。今後の議論の行方によっては、地方の行財政運営に少なからず影響が及ぶことが懸念されますので、国の動向などを注視しつつ、情報収集に努め、適切に対策を講じていきたいと考えております。

 このような中で、今回の補正予算では、国、県の補助金などを有効に活用し、まず椿の湯周辺のファサードやJR松山駅周辺の整備など、都市交通基盤の着実な整備に取り組むことにいたしました。また、防災資機材の配備や市有施設の耐震化による防災・減災対策の推進のほか、新規就農者への包括的支援や農林基盤の整備など、引き続き公約や総合計画の将来都市像の実現に向けた諸施策を推進することとし、予算案を編成いたしました。

 それでは、以下、補正予算案の概要について御説明をさせていただきます。

 まず、道後温泉別館飛鳥乃湯泉が建設されている椿の湯周辺地区は、平成27年5月に策定された道後温泉活性化計画で重点エリアに位置づけられており、地元を初めアーバンデザインセンターと本市が協働して、平成27年12月から約1年間、景観ワークショップを開催してきました。そして、地元の景観まちづくりへの機運が高まり、ことし4月に、ファサード整備に対する市の支援について要望書が提出されたところです。

 そこで、飛鳥乃湯泉と調和した魅力的な景観形成を進め、回遊性を高めるほか、にぎわいを創出するため、事業を実施する地元組織へ補助を行うことにいたしました。また、県都の陸の玄関口にふさわしい魅力あるまちを実現するため、JR松山駅周辺で移転補償や建物調査を行うなど、土地区画整理事業を着実に進めます。さらに、人口減少や高齢化社会に対応したコンパクトで質の高いまちの実現を目指す立地適正化計画の策定に向け、居住誘導区域の設定について検討を進めるほか、城山公園の第2期整備に向け、史跡松山城跡保存活用計画の策定や埋蔵文化財の確認調査を計画的に進めることにいたしました。加えて、交通事業者が行う郊外駅のバリアフリー化やノンステップバス導入を支援するなど、都市交通基盤の整備を着実に推進します。

 次に、本市は自主防災組織の結成率が100%を達成、また防災士の数が全国一、女性消防団員の数も全国でトップクラスを誇る中、愛媛大学と連携し、卒業後も市内で地域の防災リーダーとして活躍できる人材を育成するなど、官民一体となりさまざまな事業を推し進めています。また、先月には、火災予防や消火活動と防災・減災業務に情報通信技術を導入し、効率化した消防情報モバイルシステムを活用した先進的な取り組みが評価され、消防庁の予防業務優良事例表彰で最高位の消防庁長官賞を受賞したところです。そこで、地域防災力をさらに強化するため、自主防災組織が避難所などで使用する組み立てトイレやテント、簡易無線機などの購入を引き続き支援するほか、消防団が災害時や訓練に使用する照明器具、発電機などの帯備を進めることにいたしました。また、耐震化が必要な古川ふれあいセンターの建てかえ工事や大規模地震などでため池が決壊した場合の浸水想定区域図の作成など、防災・減災対策の取り組みを推進します。このほか、公園施設の長寿命化計画の改訂や老朽化対策として道路の補修のほか、市営住宅で埋設ガス管の改修工事に着手するなど、市民の安全・安心をさらに確保することにいたしました。

 次に、農業の現場では、農家の高齢化に伴い、後継者など担い手の確保や育成が大きな課題になっています。本市では、これまでも担い手を確保するさまざまな取り組みを推進していますが、さらに充実させるため、研修に必要な農業用機械の導入のほか、就農後の実践的な技術や経営研修、就農者への機械や施設の導入など、新規就農者の受け入れから定着までの包括的な取り組みを支援することにいたしました。農業に参入しやすくなり、経営基盤を早期に確立できる環境が一層整えられることで、担い手のさらなる育成につながるものと考えております。また、老朽化しているため池の改修や農道の整備、林道の開設など、農業や林業従事者の生産性向上などを支える農林業の基盤を計画的に整備するほか、松山空港の国直轄整備事業に対する地元負担や国や県、市指定文化財の所有者に対する保存修理費用の補助などに所要の措置を講じることにいたしました。

 このほか、住民票を初めとする各種証明書のコンビニ交付の平成30年秋ごろの導入に向け、システム改修に取りかかり、市民の利便性を高めるほか、桑原学校給食共同調理場の民間委託に係る業務に債務負担行為を設定することにしています。

 以上、申し上げました事項を中心に編成いたしました平成29年度6月補正予算案は、一般会計のみでその規模は7億7,795万円となっております。この結果、累計額は一般会計で1,809億7,795万円となり、特別会計と企業会計を合わせた累計総額は3,900億653万円となります。

 なお、一般会計の財源といたしましては、国、県の補助金や市債などの特定財源を5億2,239万4,000円、市税などの一般財源を2億5,555万6,000円充当することにしております。

 最後に、別号議案につきましては、地方税法の改正に伴い、平成31年10月の消費税率の引き上げにあわせて、軽自動車税に環境性能割を新設するなど、必要な事項を定める松山市市税賦課徴収条例の一部改正や第一和泉団地新築主体工事の工事請負契約の締結に関する議案などでございます。これらの議案の詳細につきましては、議事の進行に伴い、逐次御説明を申し上げてまいりますので、十分御審議をいただき、適切なる御決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、説明を終わらせていただきます。



○雲峰広行議長 以上で、説明は終わりました。

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○雲峰広行議長 以上で、日程は全て終了いたしました。

 お諮りいたします。明日6月16日から20日までの5日間は、議案研究等のため休会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○雲峰広行議長 御異議なしと認めます。したがって、6月16日から20日までの5日間は休会することに決定いたしました。

 6月21日は定刻から会議を開きます。

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○雲峰広行議長 本日は、これをもちまして散会いたします。

       午前10時41分散会



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    地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





                      松山市議会 議  長  雲 峰 広 行



                            議  員  中 村 嘉 孝



                            議  員  太 田 幸 伸