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香川県 琴平町

平成24年12月定例会(第2日12月11日)




平成24年12月定例会(第2日12月11日)





 
               会 議 の 経 過





 会期 第2日 平成24年12月11日(火曜日)


 議事日程(第2号)


 第 1       会議録署名議員の指名


 第 2       一般質問








             (再開 午前9時30分)





○議長(臼杵 善弘君)


 おはようございます。(「おはようございます。」の声あり)


 ご参集いただきまして、ありがとうございます。


 これより、平成24年12月定例会を再開いたします。


 ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。


 これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておるとおりであります。


 なお、本日は議会広報編集のため、議会広報編集委員及び事務局による議場内での撮影を許可いたします。


 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告を行います。


 事務局長より報告いたさせます。


 事務局長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○事務局長(金関 首君)


 おはようございます。(「おはようございます。」の声あり)


 命により、報告いたします。


 本日の日程にかかわります一般質問の通告は5件受理いたしております。


 次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者は、配付いたしました名簿のとおりであります。


 以上、報告を終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上をもって、諸般の報告を終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 日程第1 会議録署名議員の指名


を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、


 4番 大西 久夫君


 8番 山下 康二君


を指名いたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 日程第2 一般質問


を行います。


 一般質問の通告は5名であります。


 なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書規定を準用し、その制限を超えることを可とし、同規則第56条の規定よる発言時間は、60分以内といたします。


 順次、通告者の発言を許します。


 まず、10番、山神 猛君。


  (「はい、議長、山神」と呼ぶ)


○10番(山神 猛君)


 議長のお許しをいただきましたので、12月議会、次の4点について質問をさせていただきます。


 1つ、町の人口増加策について、2、下水道事業について、3、いこいの温泉掘削工事について、4、広報誌印刷代についてでございます。そのうち、この3、4につきましては、私の属します教育厚生常任委員会の所管外ということで、この場しか町と議論することができないため、何度も質問することをご了解いただきたいと思います。それでは、質問に入らせていただきます。


 1番に、町の人口増加策についてを質問いたしたいと思います。


 当町の人口が1万人を割ってから、ここ数年は加速度的に人口の減少が進んでまいっております。昨日も11月末の人口を玄関の掲示されている場所で見てみますと、9,568人という数字が出ております。先般の一般質問の中で、町の産業振興策の中ででも述べさせていただきましたが、町は人口の増加策を考えていないように思うのですが、町の活性化に若者の流入、常住人口の増加は欠かせないものと考えます。町長、このような状況の中、人口が増加するような、また若者が当町への流入するような策を講じているのか、また、施策を行いましたか。


 私の目、耳からそのような様子は伺えられません。このような非常事態において、何も手を尽くそうとしなければ、人口は増えないと思います。昔のように町の産業が隆盛なときであれば社会増も考えられるのですが、今はそういったことも期待できませんし、自然増に関しましては、少子高齢化の町を地でいっているような当町でございますので、期待はできません。このような時期にただ茫然と待っているだけでは町の人口が増加することはありません。町の人口の増加対策、今後の取り組み等をお考えであれば、お聞かせいただきたいと思います。答弁をお願いいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいま山神議員から人口増加策についてのご質問をいただきました。本町にとりましては、この人口増加策、特に若者の定住化につきまして、重要課題の1つと位置づけております。また、本町においては、人口減少率の高さから、平成22年度に過疎化指定を受けるというような状態があることも事実でございます。


 また、人口が減少するということは、近年、急に始まったわけではなく、長い人口構成、人口ピラミッドの分布によりまして、そのような事態がより顕著になってきたのがここ数年来のことではないかというふうに考えております。


 その上で、住民サービスの向上と、定住促進対策の一環として、私といたしましても、平成22年度より新築住宅に対する固定資産税の課税免除、また、平成23年度より満15歳の誕生を迎えた翌年の3月31日まで、医療費を助成する子ども医療助成事業を開始し、それぞれ定住自立と子育て支援という観点から、人口減少の歯どめ策を打ってまいったわけでございます。


 また、今年度よりは、香川県移住交流促進協議会に加入し、大都市での移住交流フェアに参加し、広く本町をご紹介させていただいております。そのような中で、移住定住施策として、全国それぞれの自治体におけるさまざまな取り組みについて調査研究も行ってまいりました。効果を上げておられるのが大自然の中での新たな生活提案型であり、例えば、北海道での牧場就労、かつ住宅建設用地の格安提供、島山間部での農業就労等がございます。


 一方で、大都市圏と比較しての住みやすさ、暮らしやすさをPRする安心安定生活提案型があり、それについては全国さまざまな自治体で就労支援、住宅支援等が行われており、県内においても、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、土庄町、小豆島町で住宅支援事業を行われております。


 定住というところでかんがみれば、住んでいたい、住んでみたいと思われるような魅力ある総合的まちづくりが大原則であろうかと考えております。また、結婚適齢期にあり、パートナーを見つけ、世帯を持ち、子どもを授かるという流れからしますと、まずは、結婚適齢期になった方々が出会いの場に出向き、または仲介を取り持つ方の紹介などでパートナーと出会うことが第一歩かと考えております。


 そして、人口を増やすためには、その結ばれたカップルが町内の実家、または持ち家や賃貸住宅に住み、子どもを授かり、2人の親から3人以上の子どもを産み育てる過程を経て、初めて人口が増加に転じるものでございます。本町として、若者の定住促進策を講じ、人口減少の歯どめ策を今後も展開してまいりたいと考えており、事業の具体案につきましては、議会にご相談をさせていただきながら決定をしてまいりますので、よろしくご協力いただきますようお願いいたします。


 ただ、1つだけ気になる点がございます。それは、最近の若者が、今申し上げた結婚適齢期になり、パートナーを見つけ、世帯を持ち、子どもを授かるという一連の行為に関心がない、または関心が持てないのではないかというふうな危惧がございます。よく子育て支援や就労環境が悪いから結婚しない、子どもを産まないという評論家の意見を耳にすることがよくありますが、果たして、これらのみがその理由なのでしょうか。もし、仮にそうだとしたら、戦後ベビーブームだった我が国や、決して経済的に豊かではない発展途上国で人口増加が起こっているということをどう説明したらいいのか。私にはその問題の答えがなかなか見つからないのが現状でございます。


 私は、子育て支援策や経済対策も確かに必要ではございますが、それ以外に日本人の内面、つまりは本能に関する変化が起こっており、それらに対する取り組みを国家レベルで行わなければ、根本的な解決にはならないように思っておりますので、今後も議員等のご意見等を頂戴しながら、この人口歯どめ策に対して、何らかの手だてを新年度の中でも展開してまいろうと思っておりますので、その節にはよろしくご協力のほどお願い申し上げて、答弁といたします。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 今、琴平町が取り組んでいることがるる説明がございました。ただ、本当に特段とりたてて増加策になるようなことというのは見受けられないのではないかと思います。琴平町に魅力がある町に向けて、今後、取り組んでいただきたいと思います。若い人がやはり働く場所がないということがもう最大のネックじゃないかなと思います。本当、町中を歩いてみましても、商店街や町並みは家を壊して歯が抜けたようになっております。町長、今、何とかしなければ、琴平の町は本当に廃墟の町というか、老人の町になってしまうように思います。よろしくお願いいたします。これは答弁要りません。


 次に、下水道事業についてお尋ねをいたします。


 下水道は、その町の生活水準のバロメーターと言われております。当町におきましても、農村部は別といたしまして、もう町中は大方行き渡ったように見えるのですが、町の行政の中心と言えばこの役場庁舎でございますが、この役場から直線で100mの付近に下水道が入ってないところがあるのをご存じでしょうか。榎井の一部地域でございますが、町の職員に聞きますと、この地域は放流ポイントより低い位置にあり、南にある下水道への幹線へは流せないとのことで、北からの工事の接続になるということでございます。そして、北からの工事はいつごろできるのかとお聞きいたしますと、認可区域の中に入っておらず、いつできるかわからないと申されました。


 そして、その続きがいいのでございますが、来年度に見直しを行うとのことでございますけれども、下水道事業も終局を迎えていて、最後の仕上げということで、大きな見直しはないということでした。ということは、下水道は通らないということであります。同じ小さい町、榎井の六条地区だとか、西中地区でありながら、片方は下水道が引かれてその恩恵を受けている、片方は、待てど暮らせど、下水道の恩恵には属さない。このような不公平なことが通るのですか。








ポンプアップをするとか、何とか下水道が引かれるように考えていただけないでしょうか。この場所は、低いところだから下水道が入らないでは、住民に対し申しわけがないのではないでしょうか。何とか考えていただきたいと思います。隣は文化生活、しかし、我が家は非文化生活では、余りにも差があり過ぎるのではと思います。


 町長、その人の立場になって考えて見ていただきたいと思います。行政というのは、住民に対し平等でなければならないと思います。また、この場所が遠く離れた町境だとか、少ない集落なら私は申しませんが、町長、役場のお膝元です。ご答弁をお願いいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 下水道事業についてでございますが、確かに議員ご指摘の役場の至近距離にある地域につきましては、先日、建設下水道課からお話しいたしましたとおり、下水道の全体計画内ではございますが、認可区域には現在入っておりません。この区域は、昭和62年の下水道事業開始当初から、流域下水道との接続点が遠いことや、勾配が逆勾配となるため、工事が困難であるという理由から、現在まで認可区域には入っておりませんことは、先ほどの議員の質問の内容のとおりでございます。


 また、現在行っている認可区域の見直しもほぼ終わっておりまして、来月には県に認可変更の申請を行う予定であり、今回の主な変更点は、認可期間の5年間の延伸になっております。もし、現況において下水道の工事を行うとすれば、認可区域外ということで、国庫補助や起債も受けられない、多額の費用が町単で賄わなければならないということは、既に議員もご承知のことかと思っております。


 この下水道の計画は、琴平町生活排水処理構想により策定され、市街地化が進んでいる区域の排水を処理して、水質の保全を目的としているため、特定の地域ではなく、ある程度の規模の区域で考えなければなりません。また、無理に認可区域を拡大すると、合併浄化槽の補助も受けられなくなるというデメリットも発生してまいります。いずれにいたしましても、認可区域内の未整備地区から順次工事を進め、下水道の普及に努めてまいる所存でございます。


 また、公平な住民サービスは当然であり、下水道の必要性はその利点を考えると普及に努めるべきであると考えておりますが、区域によっては、費用がかかり過ぎると、下水道行政の観点からデメリットが多くなる場合も考えられ、認可拡大というものはなかなか容易にできるものではございません。認可区域外であれば、合併処理浄化槽の補助も受けられますので、何とぞご理解いただきますようにお願い申し上げます。


 十分なる財源があれば、町内にくまなく、また、人口密集地に張りめぐらすということは可能ではありますが、限られた財源の中での計画ということなので、この区域内、区域外の境界におきましては、議員ご指摘のような問題があるということは認識しておりますので、そのあたりを理解していただきながら、答弁とさせていただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 下水道事業、これは本当に確かにお金を使う事業でございます。ただ本当に、苦しい財政の中、下水道を広げると。下水道の認可区域を広げるということは大変だろうとは思いますけれども、ただ、これ先ほども申しましたとおり、本当にもうへんぴなところだと、私は申しませんが、本当にもう家の近所、多分ね、琴平町のほかの方に聞きましても、まず、このあたりが下水道の認可区域に入っていないというのはご存じないのじゃないかと思います。ですから、来年、最後の認可区域の変更ができるわけでございますから、それからでも認可区域に入れていただいて、それに入れば、国からの助成も行えるということでございますから、そういった取り組みも考えていただけないでしょうか。答弁お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、確かにこの区域内、区域外の隣接点においては、そのような問題もあり、一概にそれらを我慢してくれというのも大変忍びない話ではございますが、先ほど申し上げましたように、ある程度この下水道というのは面という考えを持たなければなりません。したがいまして、この役場の北側に位置するこの地域全体の面を考えた場合のやはり総事業費というものは、仮に認可区域内であろうとも、かなりの金額を要するわけでございまして、現在の財政状況において、その区域を広げるということが、すぐに実行に移せるという段階ではないということを、まずはご理解いただきたいと思います。その上で、住民協議をしてまいりたいというふうに考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 認可区域でございますが、私、これ、榎井地区全域に行えというわけではございません。例えて言いますなれば、琴電の電車線路、それの南側ということだけでもやっていただければいいのではないかと思います。


 それと、確かに下水道、先ほども申し上げましたが、金食い虫でございます。これは、早く事業を終結して、町の財政を圧迫しないような対策等々あろうと思いますけれども、いま一度そのあたりの住民の方のことを考えて、認可区域の変更等を最後の認可区域変更を行っていただけないかと、本当に強く要望をして、これ、多分、答弁も同じようなことだと思いますけれども、答弁は要りません。ですから、よろしくお願いを申し上げて、私のこれ、質問といたします。


 次に3点目でございます。前回の9月議会での私の質問で、町長の答弁の中に何点か腑に落ちないものがあったので、再度質問をいたしたいと思います。また、温泉掘削において新しい事象が出てきていますので、それらを含めて質問いたします。


 まず、いこいの温泉掘削工事についてお伺いいたします。


 今回のいこいの温泉掘削工事が、今、裁判にまで紛糾してきた原因は、最大の原因でございますが、これはヒットアンドペイ方式、いわゆる、成功報酬型の契約であって、その基本になる湯量と湯温を誰が確認をしたかということが曖昧なので、ここまでこじれたわけでございます。


 私、今回の問題解決に当たり、私の不得意な物理的な知識が必要であると考え、業界の専門家とか知識人の方々等、数多くの方からお話を聞いて知識を吸収してまいりました。それでは、質問に入らせていただきます。


 町長は、9月議会の私の答弁で、タクテックは、1,700メートルの穴を掘り、構造物をつくったので、瑕疵はないと言っておられます。掘削深度が裁判の1つの争点になっているのに、なぜ、先般、ポンプ詰まりということでポンプの引き上げ作業が行われ、深度が計測できる千載一遇のチャンスがあったのに、なぜ、掘削の深さをはかることをしなかったのですか。答弁をお願いいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今、山神議員ご指摘のタクテック側の主張といたしましては、1,700メートルの穴を掘るその構造物をつくったということを主張されております。しかし、本町といたしましては、タクテック側の述べる論点とは全く違い、この温泉という事業が将来にわたって継続的に一定基準の湧出量を摂取することが大前提にあるにもかかわらず、引き渡しを受けて、温泉の供給を開始してから、余りにも早い段階で湯量が減少したことに対しての瑕疵を問うものでありまして、この瑕疵区分についての解釈が我々とタクテック側とはまず違うということを述べておきます。


 その上で、この1,700メートルの掘削工事について、千載一遇のチャンスであったというわけでございますが、先ほど申し上げましたように、我々はこの裁判において主張すべきは、この構造物の有無ではなく、その井戸の能力そのものについての問いかけでございます。したがいまして、この1,700メートルの掘削工事につきましては、その当時の課長が立ち会いのもとに、日本ロクテックによる電気計装により深度を確認しているものでございますので、今のところはそのデータをもって、1,700メートルの井戸であるというような考えに基づいた訴訟を行っているということでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 明快な答弁をいただきまして、ありがとうございます。私も、これ、実際、1,700メートル掘削ができているかどうか、そういうチャンスでしたので、測定をしたいと思っておったんですが、何分一人の力ではできませんので、取りやめをしたわけでございますが、やはり、これ、1,700メートルを測定すれば、これがそういう町のまた争点とは違うかもわかりませんけれども、仮に1,500メートルしかなければ、これはもう要するに、虚偽の報告ですから、やはり裁判にも有効ではないかなと思うので、これは老婆心で言ったわけでございます。


 それから、今、町長が言われた中で、給湯し始めて早い段階から湯量は少なかったと申されましたけど、これは、また説明しますけど、最初からなかったのでございますので、そのあたりまた後から説明いたします。


 そういうことで、私も、これ、実際はかるということも考えたのでございますが、このポイントはやはり湯温と湯量ということなので、そちらのほうに傾注するということで、行わなかったのも1つであります。


 次に、町長は、タクテックとの工事約款では、湧出量の測定は薬剤師会の立ち会いのもとの成分検査をするときの湯量をもってその量とするという契約になっていると言われましたが、本契約の、工事約款ですね、どこに記載をされているのですか。答弁を願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご質問にお答えする前に、まず1つだけ述べさせてもらいたい点がございます。この契約等につきましては、私が、当時、その当事者として契約を交わしたものではございません。当時の執行部とタクテックの間において、次のような合意があったのではないかと考えられております。次のようなというのは、すなわち琴平町温泉工事請負契約書に添付された仕様書第14条第1項では、3日間から最高10日間、揚湯試験実施要領に基づき揚湯試験を行う中で、連続揚湯し、井戸の最大能力を確認するとなっており、また、同条第3項においては、揚湯試験中に湧出水が澄んできた時点で、環境庁指定分析機関の財団法人中央温泉研究所もしくは同等の機関に委託して、第1項に記載する最大湯量能力を確定をし、温泉中分析を行うものとするとなっております。


 なお、徳島県薬剤師会検査センターは、温泉法に基づき各都道府県に登録している分析機関の1つであり、先述の同等の機関に当たるとして徳島県薬剤師会検査センターに温泉中分析を委託し、その分析中の湧出データの数値をもって町とタクテックが確定したのではないかというふうに思っております。


 ただ、これも冒頭に申し上げましたが、私といたしましては、当時、その契約を交わした当事者ではなく、最大井戸能力の測定方法に問題があったか否かにつきましては、住民訴訟の中での司法の判断を待ちたいというふうに今現在考えておるところでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 町長ね、今、お答えいただきました。それだったら、この9月のときに、なぜ、こういうわかりもしないようなことを言ったんですか。それで、私は質問しているんです。それと、後でまた、質問いたしますけれども、説明もいたしますけれども、それはそのときにやりましょうか。その件はそれでいいです。長くなりますから。


 次に、請負代金の決定については、工事約款第33条に次のように記載されております。請負金額の確定は、別表3の最大井戸能力に基づくものとすると記載されて、別表3のただし書きに、揚湯試験時の井戸口元での湯温と湯量によって決定すると表記されています。薬剤師会の成分検査とはどこにも書いてありません。答弁を願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、薬剤師会というふうに限定したのではなくて、同等の機関というものが、この薬剤師会であったのでないだろうかというふうに考えられると思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番。


○10番(山神 猛君)


 町長ね、また、私、そのあたりも後で出ますので、そちらのほうであれしますが、薬剤師会は、湧出量の証明機関ではないんですよ。それを、タクテックがうまく表現をして、公的機関に検査をさすと、測定をさすというのは、タクテックが言っている検査をさすというのは、成分検査なんです。湧出量の検査じゃないんです。そこをとり間違えないようにお願いいたします。


 次に行きます。次に入りますが、第三者に検査をというのは、成分検査のことであり、湧出量の検査ではありません。タクテックのうまい表現の仕方です。そこを取り違えないようにお願いいたします。徳島県薬剤師会の検査、これは成分検査を行うということです。湧出量の測定は長時間にわたり、工事会社と町の現場監督員が立ち会ってお互いが湯量を確認するもので、連続揚湯中にはかるものであって、これがなされていないときの湯量検査は無効です。


 それから、私が何度も言っております。先ほども言っております。薬剤師会は成分検査の機関であって、湧出量の検査ではないと。それから、徳島県薬剤師会の湧出量の測定は、測定する条件を満たしていませんので、無効です。これは、先ほども言いましたように、物理的なものをやはり知り得ていなければ、これはわからないと思います。瞬間の湧出量というのは、これも後で申し上げようと思っていたのですが、タクテックのデータは、平成19年7月19日の9時で終わっています。そしたら、1時間、10時半に成分検査に来ているんですよね。1時間半とまっているんです、動力が。そしたら、データにも出ています。1時間半とめますと、揚湯管の中の湯が回復してまいります。そういうときというのはもう瞬間なんですよ。それは、要するに、その井戸の湧出量とは認められないということでございます。


 それと、これは、後でまた全部、そのあたりは全部証明されるわけですので、余り強くは申しません。ですから、そういうことで、薬剤師会の証明というのは無効で考えていただきたい。一番に証明する機関でないのと、今回測定したのは、測定方法が間違っている。間違っているって、その測定方法ができていないので無効であるということで、そのタクテックが成功報酬としてもらった1億2,500万というのは、もう完全に詐欺的行為だと、私は思います。


 また、次に、町長は私の質問の中で、タクテックの言われたことを全部信用しているのですかの問いに、町長は、信用するか、しないかは別問題だと思います。調査はいたしましたとのことでしたが、どのようなことを調査したか。全てお知らせいただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この調査に関しましては、現在、訴訟を行っておるわけでございます。その訴訟を行う前段において、平成22年11月25日、また、昨年の1月20日の2回にわたりまして、タクテックを呼びまして、これらの工事についての調査を実施しております。


 その2回の聞き取り調査の結果につきましては、どのようなことを調査したのかということにつきまして、ご説明申し上げますと、まずは、探査業務報告書の目標設定の根拠。次に、揚湯量減少リスクについての説明。次に、ヒットアンドペイの手法。次に泥水の処理方法。次に揚湯試験項目それぞれの結果。また、徳島県薬剤師会への検査方法。徳島県薬剤師会への依頼理由。引き渡し後の湧出量の減少について。状況回復など打開策を打ったのかという点について。また、1,700メートルを掘ったというその根拠。そして、1日当たり10立米まで減少した業者としての責任と対応について調査をいたした次第でございます。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 はい、ありがとうございます。ただ、それはもう裁判に入る前の段階の調査だと思います。というのは、それから後、私なりいろいろ調査をいたしまして、物すごく状況が変わってきているわけです。そのあたり、また後でお知らせしますので。


 これ、次にもうそのことを書いておりますけれども、町長は、昨年の1月に調査をいたしまして、議会でもほぼ同じような内容なので、それ以降は調査をしたということはございませんと述べられております。さっきの事案もね。ただ、町長、今、裁判中なんですよ。これ、本当に職務怠慢です。やはりね、それからもやはり今までずっと継続的にやらなかったら、私はだめやと思います。というのは、次にまた述べさせてもらいますけど、今もう状況は本当に完全に変わっています。というのが、後でお話ししますので、ここでは申しませんが、私は本当に何とかこれ、裁判に勝たなくてはと、本当に調査をし、新しい事実を見つけ出そうと努力をしているわけでございます。


 その後、町はそれ以降、調査をしたことはありません。本当に他人事のように言われておるわけでございますが、本当に裁判をやっている限り、新しい事実、裁判に有利な材料を見つけなくてはならないのではないかと思います。


 弁護士という仕事の方は、その材料は見つけてくれないと思います。弁護士はこちらが材料を出して、それを裁判でどう生かしていくかの仕事です。現在、町が裁判で主張しております瑕疵担保責任の追及は、普通の掘削工事でのことであって、今回のようなヒットアンドペイ方式では、そのポイントである湯量の証明の追及が必要ではないかと私は思います。当初この件につきましては、副町長に任せているということだったと記憶しておりますが、今、この裁判に対して、調査を行っているのは、誰が行っているのでしょうか。答弁お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 先ほども申し上げましたように、調査を誰が行っているのかという点でございますが、既に訴訟、琴平町が原告となり、タクテックを訴えた訴訟に入っておりますので、タクテックそのものに対して照会をしながら、調査をするということは控えております。全て訴訟の中での調査をしたいと思っておりますが、そういった中でも山神議員が日ごろより大変ご熱心に調べていただいております。それらの意見も参考にしながら、我々としては弁護士と協議した上で、タクテックにその事実関係を訴訟を通じて調査をするということが、今現在、我々がとれる手法の1つだと考えておりますので、現在としては、そこに全力を傾注しているということでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番。





○10番(山神 猛君)


 答弁にはちょっと本当に満足しないのでございますけれども、現在、町が裁判で主張しております瑕疵担保の追及は、一般の掘削工事のときの裁判の方法であって、今回のヒットアンドペイ方式ではそのポイントである湯量の正しい証明が必要ではないかと思います。タクテックが言われたことを、町はもう全部信用しているんですよ。私は、タクテックが言ったことは全部うそやと思っています。後で証明します。


 これで、新しい事象の報告をいたします。9月の中ごろですね、私のところに、いこいの温泉工事について、実はタクテックはこの工事、自分のところでやっていないと。掘削から揚湯検査まで、下請会社へ丸投げして工事を行っているとお聞きいたしました。本当にこれびっくりしたんですよ。寝耳に水というんですか、これだけ問題になっているのに、なぜ、今まで町は議会に報告をしなかったのか。本当にこのことを聞いて、我が耳を疑いました。


 早速、東京のその下請会社に連絡をとりまして、会ってお話をお聞きしたいと申し入れましたところ、心よく会っていただけるとのことで、日程を調整して上京してまいりました。夜行バスの待合室で偶然知人と会い、ちょうど上京中ということで、その時間だったらあいているので、よかったら一緒に同席しますよということで、私と大北氏とその知人の3名でお伺いをいたしました。


 顧問をはじめ社員の方たちは、社長はちょっと出張中ということで不在でございましたが、顧問をはじめ社員の方たちは実に誠実、本当に実直な方たちで、我々の質問に明確にお答えくださいました。我々が想像もしなかったような事柄が次々と出てまいりました。本当にびっくりするような事象が聞かされたわけでございます。


 私が今まで調査をしてきたことが正しかったことが裏づけられ、実証されたので、大変に参考になりました。要するに、タクテックは1,700メートルもの掘削技術を持っていないんですよ。町に示された他町の施工実績表に掲載されております県下の他の施設の掘削も同じような手口で、下請に任せて行っていたわけであります。


 以下、掘削工事会社での聞き取り調査の結果を報告いたします。


 1番に、私は、いこいの温泉の湯量は多かったのですかと質問いたしますと、温泉を掘削したけれど、湯量は当初から少なかったと言うんです。少なかったと言うんですよ。そして、掘削当初からまたガスも出ていなかったと、きっぱりと申されました。私の調査でもガスは出なかったことはわかっていたんですよ。工事関係者が、内部のマイナス要因をこんなにはっきりと述べてくれるとは、予想もしない証言に驚きました。本当に内心こんなこと言ってもいいのかなあと思ったくらいでした。ただ、このときには、この掘削会社がタクテックと連絡をとっていなかったと思うんです。私、琴平町の議会議員ということで、掘削のことについてお伺いしたいということで伺ったわけでございます。


 2番目に、これ、タクテックの工事報告書、これもでたらめです。工事報告書には掘削当初は、520メートルまでエアーハンマーで掘削となっているが、いこいの温泉地のような、ここは花崗岩質なんです。いこいの郷の岩盤除去等々でわかったと思いますが、固い花崗岩なんです。ということは、このエアーハンマーというのは使えないんです。200メートルぐらいまでやったらしいんですけれども、それから後は、ロータリーのトルコンピットで掘削したと申されました。これもう、タクテックの工事報告書は本当に虚偽の報告でございます。


 それから、タクテックの報告では、ガスを抑えるため、水道水を加水したと報告されていますが、掘削会社いわく、いこいの温泉ではガスは出なかった、ガスは出ていないんです。これね、薬剤師会の成分検査の報告書を見てください。ガスはなしと書いています。これはガスはないんです。ガスというのは、我々をだますための湯量が少ないときに、エアーが出てくるんですよ。湯と一緒に。そのことをガスと言ってごまかしているんです。


 掘削会社いわく、いこいの温泉ではガスは出なかったと話されました。花崗岩のような溶岩ですね、1枚の固い地質にはガスは出ないんです。堆積岩、ですから、タクテックも言っています。堆積層のある松山とか、そういうところはガスが出るんだと。要するに、ガスというのは、堆積した何かが腐敗によって、その腐敗のときに出るのがガスであると。要するに、このときのガスを抑えるために水道水を加水したということは、湯量不足を補うための加水であります。


 それから、タクテックの水位報告書、連続揚湯検査の検査報告書のデータ見てもらったらわかりますが、水位報告書には、ポンプをとめていれば、いわゆる自然水、地下何メートルまで上がってくるという、マイナス48メートルであったんです。それから、段階揚湯試験で、一番パワーを出したときには、マイナス391メートルまで下がりますよという報告が出ています。これが、その下請会社、八州試錐さんというのですが、自然水、もう放っておいて上がる水位はマイナス200メートルです。これも町長、控えんでいいです。全部資料あげますから。200メートルまでしか回復しないんです。


 それから、1番パワーをつけたら、マイナス600メートルまで下がる。391、まあ400ですね、400と600、200メートルの差があるんです。水位についても、報告書とはもう程遠い虚偽の報告です。


 その証拠に、今回、ポンプが故障しました。それで、ポンプを引き上げました。それでね、私は、一番に見たのは、揚湯管の数です。これ、9メートルありました。9メートルあって、これ、後で出ているんか。それはいいです。要するに、そのために当初計画では、キャビティポンプの一番最先端を600メートルにしていたんです。最初の計画。今はそれを工事の後は680メートルかそれぐらい、この間見ていたら直っていました。要するに、その最高にくみ出すと600メートル下がるということで、680メートルまでポンプの位置を下げているんです。それが何が災いするかわかりませんけれども、要するに、600メートルまでは216ミリだったかな、2メートル16センチ、ちょっと細かい数字わかりませんけれども、それから600メートル先は5センチ、161だったか、ちょっとその細かい、101、16センチ未満だと思いますが、それということになっています、細くなっているんです。そのとこへ、今回、揚湯管の先の一番先の先端の分、僕はかったんですよ。そしたら、15センチなんです。ということは、間が5ミリぐらいしかあかないんです。


 そしたら、泥もね、泥っていうか、今回つまってましたけど、今回のタクテックは、下からの湯が湧いてくるのが少ないから、上へ岩破を数百発やったと言っているんです。岩破というのは、そのモーターよりンキャビティポンプより上へ穴をあけたわけです。その上へあけた穴から土砂がやはり落ちてきて、そこで、吸い込んだというのが、私は正解だと思います。というのは、下の穴というのは、1,300メートルぐらいのところですから、そこから土が舞い上がるということは、全然ないかもわかりませんけれども、少ないんじゃないかなと思います。これ、余り話していると長くなる。要するに、600メートルしかなかったから、680メートルまでポンプの位置を下げたということです。


 それから、掘削工事が予定より早く済んだんですよ。それで、なぜですかと。昼夜を問わず掘削をしたのですかと質問しますと、八洲さんは、大きな音がするので、昼間だけ行ったと言われました。これも後で職員に聞きますと、ちょっと違う報告が出ています。


 それから、連続揚湯試験において、たくさんお湯が出たのですかの問いに、さっきも言いました。余り出なかったと言われました。そして、次です。そして、施主さんから施主さんというのは琴平町なんです。湯量の少ないのは内密にしてくださいと、念を押されとるんですよ、これ。


 タクテックは、町の聞き取り調査では、徳島県薬剤師会の成分検査時湧出湯が白濁したので、パワーを落したと言ってます。それはね、要するに、9時までは毎分130リットル出ているのが、何で98.6になったんだと聞いたら、そのときに白濁したからポンプのパワーを落とした。これ、こういうことをやったらだめなんですね。だけど、それは、要するに、連続揚湯をずっとやっていたら、澄むことはあっても、白濁することはないんです。それは白濁するのはどういうことかというと、今までポンプがとまっていて、ポンプのスイッチを入れたときにそういうのが起こるらしいんです。これはもう八州試錐から聞きました。成分検査時に濁った湯が出たということは、今までポンプをとめていたことの証拠である。薬剤師会が来る直前にポンプを稼働させたわけです。


 それから、要するに、いこいの温泉掘削工事は掘削から揚湯試験まで、下請の八洲試錐に丸投げして行っている。


 以上のようなことを約1時間40分にわたって聞き取り調査をすることができました。私が調査を今までしてきたことの決定的な裏づけになったわけです。会話のやりとりの記録も、電磁記録ございます。同席した知人も有力な証人となってくれるわけですから今後どのように事を進めていくか思考中です。刑事事件も視野に入れて、考えていくつもりです。


 以上のようなことから、何点か質問をいたしたいと思います。ただ、これも私がそういう文書を公開請求で求めましたところなかったので、ただ、もう答弁も決まっていると思いますけれども、一応、読まさせていただきます。


 町とタクテックの温泉掘削工事約款第6条に、工事の全部もしくはその主たる部分又は他の部分から独立してその機能を発揮する工作物の工事を一括して第三者に委任し又は請け負わせてはならないとなっているんですよ。また、第7条では、工事を下請人に請け負わせて施工する時は、あらかじめ当該工事の下請人につき、その商号又は名称その他必要事項を通知しなければならないとなっております。先ほど申したとおり、タクテックと下請業者の八州試錐の請負契約書がありますかということですけど、これはこの間聞きましたらないと言っていました。ということは、これ、全然やっていないんですよ。これは、このようなことが発覚して、今、私が話したことですが、対応はどのようにされ、考えておられますか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいま山神議員から独自に調査をされて、東京まで出向いたというお話でございます。その中でも、特に下請に関して工事約款に違反するのではないのかというご指摘でございますが、今、議員もおっしゃる中でおっしゃられたように、我々としては、この下請の存在を証明するような申請書というものがタクテックからは出されておりません。したがいまして、町役場の中に、その下請工事が行われた、また、下請を出しておったという証拠というものが、今現在残っていないということは、まずご理解いただけたと思います。


 その上で、山神議員から本年の11月15日付で請願書が出てまいりまして、我々といたしましても、この時点でこの下請情報につきましての知識を得たわけでございます。そして、これらについて調査をする意思があるのかという請願でございましたので、我々として、もし、この事実が本当であれば、これは裁判の中でも、当然相手に対して問うべき事象だというふうに考えておりますので、弁護士を通じて、現在、裁判所に対し、調査嘱託申し出というものを行っており、まずはこの下請業者というものが存在し、下請をしていたのかどうかという確認作業を現在行っているわけでございます。


 その上で、万が一、下請に出していたという場合に、どう対応するのかというご質問でございましたけれども、今申し上げたように、この調査嘱託申し出により、その事実が判明し、なおかつ丸投げであったというようなことが確認できた場合においても、弁護士と協議を行い、今後、訴訟並びにタクテックに対しての対応を考えていきたいと考えております。


 ただ、今現在は、調査嘱託申し出中でございますので、裁判をより優位に進めるためには、その調査の結果を待っているということをご理解いただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番。


○10番(山神 猛君)


 ちょっと飛ばします。香川県への動力装置の許可書、申請です、それから、県からの認可書、モーターは22キロワット、ポンプの深度は600mと許可が出てきておるわけです。先般ポンプが、先ほど申しました故障したといって引き揚げた際、揚湯管76本、これ、私数えました。1本が約9メートルですので、総延長は894メートルになります。県の許可範囲を超えています。ポンプの位置を下げることはできないのにどうしてでしょうか。契約違反ではないでしょうか。答弁を願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その件につきましても、確かに計算上、そういったメーターが出てくるかと思います。これに関しましても、県等々と情報交換をしながら、もし、違反であるかどうかということについても調査をしてまいりたいと思っております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番。


○10番(山神 猛君)


 時間がないので、ちょっと飛ばします。それで、先般温泉水のくみ上げができなくなって、ポンプの修繕をしたのは、私はこれ、タクテックの、先ほども申しましたけれども、完全なる工事ミスだと思うんです。それで、この間も観光課に行って、この修繕費を払ったのかと聞きますと、もう既に払った後なんですけれども、これ、掘削当初から温泉水が出ていないので、議員の皆さんも聞いたと思いますが、ポンプより上に岩破というんですか。エアガンで穴をあけて、もう数百あけたというふうにきょうも言いましたが、穴があいています。そこからやはり泥が出て、それが下のタンクのところの、タンクというか、ポンプの一番先端の部分に詰まったのが影響しているわけでございます。ですから、これはもうタクテックの完全な工事ミスなんですよ。これは、やはりそういうことで、タクテックに損害を、こういう支払いはしなくて、あなたの工事ミスだから、これはあなたが修繕するのは当たり前ですよというような形に持っていってほしかったんですけれども、もう既に支払い済みでありました。これはいいです。ちょっと急ぎます。ちょっとやっていたら時間が足りませんから。


 これですね。タクテックの聞き取り調査で、皆さんもご存じのように、ポンプを、この湧出量を多くするために、いろいろ原因調査等をしなければいけないのに、ポンプを引き上げるのに、これは議員とタクテックとの聞き取り調査です。そのときに、ポンプを引き上げるのに、どのくらいお金がかかるかの質問にですね、タクテックはかなりな高額な金額を言われました。ちょっと私も定かではございませんが、七、八百万ぐらいは必要と証言されたのではと、うろ覚えに覚えているわけなんですが、ちょっと記録を見てみますと、130万の4本とかいうて書いています。証言をした、筆記ですね、筆記した分の中に書いていますから、それから見ますと、130万の4ということは5百何十万ということになるわけですが、かなりですね、実際190万、200万でできることを、そのときにポンプを引き上げると、都合が悪いのかどうか、物すごく高額な金額をふっかけたんです。


 そしたら、それだけの金額であれば、ちょっと我々はポンプを引き出して、掘削深度をはかることはできないと感じたわけでございますが、今回は、修理代を含めて199万9,500円です。ということは、もうこれ、タクテックの証言というのは、みんなこのような、本当に自分を弁護するために有利なような、もう虚偽の証言であったと私は考えております。


 時間が、これ、この件に関しましては、町長、答弁要りません。ただ、この199万9,500円、これはタクテックにかなりなそういうミスの工事部分がありますから、これはまた考えてみる必要があるのではないかと私は思います。


 次に、町の広報紙印刷代について、お伺いいたします。


 9月の私の質問において、24年度に印刷代が23年度分より約半額になったが、22年度から今回のような原稿の出し方をしていて、なぜ、23年度は安くできなかったのですかと私の質問に、町長は、契約規則を制定しなければいけないとか、また、その根幹となる規則がないのでできなかったと答弁されましたが、この規則、町長がやろうと思ったらすぐやれることではないのでしょうか。なぜ、しなかったのでしょうか。答弁お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 確かに平成23年度は従来の随意契約に基づく契約を行っております。そして平成24年度、本年度から契約規則を制定し、それに基づいた指名競争入札という手法をとっております。23年度でございますが、先ほど申し上げましたように、やはりこれは広報だけに限らず、町が発注するさまざまな事業について、一定のルールを定めるべきであろうというふうに考えまして、それにおきましては、当然、各課にそれらの通達をし、契約にかかわる諸問題等々をその規約の中に盛り込みながら、また、対応しながら制定するのが筋であろうというふうに考えました。


 そういった結果から、その制定準備に対しまして、平成23年度をもって準備をし、24年度、当初4月1日から適用できるような状態をつくったものでございます。この規約の制定に丸々1年をかけたということではございませんが、やはり制定するのであれば、新年度の4月1日というものが適切かというふうな判断をしたということでご理解いただきたいと思います。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番。


○10番(山神 猛君)


 次に、町長の答弁の中で、この流し込む場合じゃなくて、要するに原稿を持っていって、それで広報誌をつくるのに、1ページをつくるのに手打ちであれば6時間から7時間かかると言われています。そうお答えしたと思いますが、間違いないですね。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 たしか9月議会の答弁の中で、1ページ当たり6時間、7時間かかる場合があるというふうにお答えしましたが、全てのページがそういうことではなくて、これは業者の方から聞き取りをした結果でございますが、例えば、手書き原稿で今議員が申されたように、手書き原稿から全てを手打ちで入力をし、レイアウトからまた写真の取り込み、そして、イラストのトレース、このイラストトレースと申しますのは、イラスト原稿というものがあり、以前、健康コーナーの中でもよく出ていたと思いますが、1ページについて十数件のイラストがある場合もございます。そういったものの画像が鮮明でない場合は、そのイラストを1からトレースし直して、画像として取り込むという作業がございます。これらに対しましては、6時間近くの時間がかかるんだということを、ことし、業者の方からお聞きしましたので、そう申し上げたことでございます。


 したがいまして、全てのページということは当然ございません。ページによっては2時間そこらでできるものもあるんですが、中には、6時間、7時間かかるといった手の込んだページがあり、特に細かい表組みなんかがある場合には、それらの手間がかかるというようなことを申し上げたということでご理解いただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 町長ね、私、これ、二、三社当たりました。それで、6時間から7時間もかかっていたら、これ、商売にならんですよと言いました。


 それと、価格なんですけれども、仮に手打ちでやって、それから、今まで琴平町がやっているような分でも、そんなに金額的に倍もかかるような感じではないようなことを聞きましたけれども、これは、また今から私ももう少し慎重に調査をしてまいったらと思います。要するに、このくらいの原稿の手打ちで7時間もかかっていたら、商売になりませんよと言われました。


 それから、次にまいります。23年度とそれ以前の金額の差はデザイン料だと言われています。そうですか。この発言について、間違いないと思いますが、お答えを願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、今、23年度と申されましたが、金額に差異が生じたのは24年度、本年度からでございますので、24年度とそれ以前ということで、もう一点お聞きしたいのが、そのデザイン料というふうに限定したと申されましたが、いつの答弁で私が申し上げたのか、おっしゃって(「9月の答弁で言っていますよ」の声あり)9月の発言の議事録があるのですが、私の発言の中でデザイン料というような言葉は見受けられるところがございません。監査委員さんの報告書の中にそのような記載があったのかと思いますので、その点については、私のほうから答弁はいたしかねます。(「はい、わかりました。いいです」の声あり)


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番。


○10番(山神 猛君)


 これも、そしたら監査委員になるのかな。町長はそういう道のプロですからわかると思うのですが、監査委員から答弁で、琴平町はフルカラーだから他町に比べて広報印刷代が高くなっていると申されております。そしたら、当町の広報誌の印刷代が二、三色刷りからフルカラーになったとき、平成22年度は、二、三色刷りからフルカラーになったら、印刷代上がりよるんですか。フルカラーだから、高い。そのときは、なぜ価格が上がらなかったんでしょうか。町長、答弁お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その22年度の5月号からフルカラーになったと申されましたが、当時、私は、今の当然、職にもございませんし、そういった仕事に関係していたわけでもございませんので、これはあくまで推測の域を脱しないのですが、これは、そういったフルカラーをすることに当たりまして、指名競争入札をとっていないというような状況から、業者に対して努力をしてほしいというような意味合いがあり、企業もまたそれに応じたのではないのかなというふうに、今となっては考えるしかございません。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 今回の件で、いろいろ調査を行いました。そして気がついたのですが、協定を結んでいた3社の中に、今、広報印刷をしておりますK印刷は、隣の多度津町以外でも広報誌の印刷を安く受注をしているんです。当町でも、この3社協定がなければ、この印刷会社に頼めば安くできていたのに、他の2社が私は足を引っぱった形になっていたと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 発言中ですが、制限時間が60分がまいりましたので、質問を手短にお願いいたします。


○10番(山神 猛君)


 もう終わります。印刷会社に頼めば安くできていたと思います。また、あなたが印刷会社の役職についたときは、このスタイルができていて、町から印刷代の額を提示されて仕事を行っていたと述べられますが、なぜ高額な印刷代を安くできるということを言わなかったのですか。答弁お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その点につきましては、当然、前回9月議会でも申し上げましたように、競争入札という形式をとっておれば、当然、価格競争が起こり、その仕事を請け負うためには企業側がかなりの努力をし、金額が下がっていたというふうに認識しております。しかし、これも前執行部、また、それ以前の執行部の考えに基づいて、町内の産業を振興するため、そういった随意契約による契約を交わしていたものだというふうに考えるしかないというふうに思っております。


 最終のご質問でございますが、その点につきましては、今、私は琴平町長としての答弁でございますので、1企業の役員だった当時のことについては、この場で答弁は控えたいと思っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。最後ですので、手短にお願いいたします。


○10番(山神 猛君)


 協定ということでございますけれども、やはり利益というのにはある程度の幅があると思います。程度があると思います。私が、これ、今、約半分になっているんですから、そのあたりを察していただいて、本当にもう少し安くできなかったのかなと残念に思います。


 本当にまだ今回も答弁いただけなかった点というんですか、質問できなかったところがありますので、また、次回に質問いたしたらと考えております。


 ご清聴ありがとうございました。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で10番、山神 猛君の質問を終わります。


 ここで暫時休憩といたします。


 再開を10時50分とさせていただきます。








     休憩 午前10時36分





     再開 午前10時50分


     (出席議員、休憩前と同じ10名)





○議長(臼杵 善弘君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き一般質問を行います。


 9番、眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長、9番」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 それでは、通告に従って一般質問をします。


 まず1番目に、琴平町情報公開条例の運用について、2番目、こんぴら温泉いこいの湯の掘削工事等について、3番、入湯税の徴収について、4番、智光院温泉の運用について、5番、一時借入金の運用について、6番、町職員の連絡員の制度について、7、町長の報酬について、8、琴平町が抱えている4つの裁判の経過について、9、リテラについて、以上です。


 それでは、1番目として、琴平町情報公開条例の運用について、ことしの6月議会の町長の答弁では、公開請求書のファクス送信をさせない理由について、ファクス受付にいたしますと、他の書類とまじり、受け付けが遅れたり、また、紛失する可能性がありますとしていますが、郵送による公開請求では、こうしたことは起こらないのですか。ファクスと郵送による公開請求とどこが違うのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 このご質問に対しましては、次の2番の質問とも関連してまいります。しかし、まず、今議員お尋ねの1の部分についてお答えをさせていただきますと、それでは、改めまして答弁いたします。


 まず、今、眞鍋議員がお尋ねになった1のことし6月議会の私の答弁で、ファクスの受付はできないという理由についてのご質問でございますが、香川県におきましては、6月も申し上げましたが、県民室という部署で専門的に業務を行っており、そのためファクスでの受け付けも可能かと思われます。しかし、本町では、情報公開請求に対し、総務課管財係で処理を行っており、情報公開以外にも選挙、例規集の編さんなど、他の業務も行っております。また、これが最も重要なことになるのでございますけれども、この現在総務課にありますファクスの機械というものは、いわゆる複合機というものでございまして、ファクス機能以外にも通常のコピー機能、また、画像やイラストを取り込むためのスキャニング機能というものがついたさまざまな機能を有する複合機でございます。したがいまして、他の業務で使用するほうがこの場合多く、これら情報公開請求をファクス受付にいたしますと、他のコピー書類、また、スキャニング原稿等々とまざり、受け付けが遅れたり、最悪の場合は、紛失という可能性があるということをご理解いただきたいと思います。そういった理由から、ファクスの受付というものは、本町においては、今の現段階では困難と思われます。


 また、郵送の場合は、管財担当が情報公開請求も兼務しておりますので、その時点で受け付けができますから、遅れや紛失というものが起こらないというふうに理解しておりますことを答弁といたしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番目、ことし3月議会の町長の答弁では、公開請求について、ファクスで送信させない理由として、周辺の市町において実施している自治体はないという理由を挙げているが、周辺の自治体と何の関係があるというのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 直接周辺の自治体との関係というものはございませんが、他市町においては、万が一それらを導入するにしても、年間の請求件数というものが本町と比較して少ないというふうに考えております。少ないということは、仮に他の市町が先ほど申し上げました複合機を使っていたとしても、それらが他の書類とまざり合う確率も同時に少なくなってくるというふうに考えております。しかし、本町においては、年間100件以上の情報公開請求が届いておりまして、他市町とはそれらの状況等が違うということはご理解いただきたいと思います。


 いずれにいたしましても、万が一公開請求が来たものを紛失するというようなことがあってはならないという思いから、ファクスの受け付けが困難であるというふうに判断させていただいております。





○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番目、情報公開条例では、非公開の処分に対して異議申し立てがあった場合は、琴平町情報公開審査会に諮問しなければならないとされているが、琴平町では審査会での審査要領が決められていません。この審査要領は公開条例では、審査会において定めるとされているが、審査会では必要がないと言っているのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 琴平町におきましては、琴平町情報公開条例、さらに琴平町情報公開条例施行規則、また琴平町情報公開事務取扱要綱も作成しております。質問の中の審査要領や手引がこれに当たるというふうには考えております。琴平町の情報公開審査会の審査に必要な事項については、琴平町情報公開条例第32条において、審査会の運営及び調査審議の手続に関し、必要な事項は会長が審査会に諮って定めるとありまして、現在のところ、審査会では、審査要領が必要であるというふうなことは聞いていないということで答弁にかえさせてもらいたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 審査会の人は、そこまでわかっていないと思うので、やっぱり町のほうとして、こんな1つの基準みたいな要領を決めていた場合に、こうこういう基準を設けた場合いいですよということを、町のほうから審査会に、審査会が決めることはできないので、町のほうからちょっと指導までいかんでも、どういうのかね、ちょっと提言と教えてあげる、そういう形をとってほしいと思いますけどね。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この情報公開審査会というのは、琴平町行政とは独立した行政組織であろうというふうに考えておりまして、それらについて、琴平町のほうから意見を述べるというものが適当なのかどうかということは、ちょっと検討させて、調査をさせてもらいたいというふうに思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 4番目、公開請求の実務については、町民は町の保有する行政文書の名称がわからない場合も多いことから、何々についてわかる一切の文書という公開請求も多いが、この公開請求について、全部非公開とする場合に、町の決定通知書では、行政文書の名称等を何ら特定せず、例えば、条例何々条、何々号に該当するといった決定がなされているが、行政文書については、行政文書の名称等により非公開とする行政文書を特定する必要があるのではありませんか。


 これは、私、県または市、今のところはちょっとしていませんが、以前、かなりやっていたんです。そうした場合、県なら、2階へ行っていろいろ大抵3名来ます。県の場合、3名来て、課長や3名来るんですけれども、そのときに一々附箋してから、丁寧に一つ一つの項目について、これはこういうことを言われます。これは、ここにもありますように、恐らく、はいお願いします、答弁。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 文書の名称等に関してでございますが、一切の文書とか、全部請求があった場合に、特定されていないと判断されるときには、請求者に対して、電話などでどういう文書をお求めですかというふうな確認をさせていただいております。その上で、確定された文書について決定をしておるわけでございますが、現在は、文書量が多いときなど、行政文書の表示について、一切の文書などで決定通知書を確定しております。今後は、文書量が多いときであっても、開かれた行政であるために、できるだけ確定された文書の名称を記載して、請求者にわかりやすいように運用してまいりたいというふうに考えております。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 はい、お願いします。


 5番目、インターネットで検索した文書でも非公開としたものがありますが、誰でも閲覧することのできるインターネットで検索した文書は全部公開するのが当然ではありませんか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 確かにインターネットで検索した文書は誰もが見られる文書であります。しかし、職務上、職員が組織的に用いるものといたしましては、保有している文書は行政文書に当たります。行政文書は情報公開の対象の文書となり、琴平町情報公開条例第7条の各号に該当すれば、これらが非公開となるということをご理解いただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 6番目、審査会の答申内容は公表することとされているが、公表の方法はどんな方法で公表しているのですか。公表する場合の公開請求者その他の個人情報の扱いはどのようにしているのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 現在、答申書の公表は、町のホームページにおいて、一定期間公表をしております。答申書においては、請求者の個人名や住所等は載せておりません。また、その他の個人情報の取り扱いについては、琴平町情報公開条例及び琴平町個人情報保護条例の趣旨に基づき運用をするようになっております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、今の公表する方法で掲示板はどうなんでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 現在、掲示板での公表というものはしておりません。先ほど申し上げましたように町のホームページにおいて、一定期間の公表というものでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 議長、それでは、ちょっとお願いがあるんですけどね、これ、2番、こんぴら温泉いこいの湯の掘削工事と書いていますけれども、これ、さっき山神さんの分も兼ねている部分があるので、これ、ちょっと後回しに、時間があったらしますので、先に3番目に入りたいのですが、いいですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、結構です。


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番目、入湯税の徴収について、琴平町税条例によると、入湯税の特別徴収義務者は、毎日の入湯者数、入湯料金、入湯税額を帳簿に記載しなければならないと定められているが、町職員はこれらの帳簿の検査はしているのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 本町においては、税条例の145条により、特別徴収義務者により毎日の入湯客数、入湯税額を記載した入湯税納入申告書がきちんと提出されておりまして、それに基づいた課税をしているところでございます。したがいまして、現在のところ、本町職員による帳簿の検査というものは行っておりません。なお、施設の規模等から勘案して、疑義が生じた場合には、検査等が必要であるというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 必要があれば、そういうことを聞いているんじゃないんです。例規集で決まっているのに、なぜ、しないのですか。そこを聞いているのです。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この税条例によりますれば、特別徴収義務者がこの帳簿に記載しなければならないというふうに書いておりまして、特別徴収義務者というのは、お客様にお湯を提供している施設というふうに解釈すれば、それらの施設がこれらの記載ということは、当然、条例の中で定められております。しかし、それらを確認する手段として、現在、町職員による検査というものは行っておりません。しかし、それらが、先ほど申し上げましたように、施設の規模等から勘案しても、何らかの間違いがあるのではないのかという疑義が生じた場合については、それらの検査をする必要があるというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番目、こんぴら温泉いこいの湯の温泉水は日量10トン程度しか出ていないにもかかわらず、入湯税を徴収していますが、行政機関として、大部分が水道水という現状で、入湯税を徴収することは不適当と考えないのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 平成23年の9月の一般質問の中でも答弁をいたしておりますが、この入湯税を徴収する根拠である琴平町税条例第141条に規定する鉱泉浴場というものは何ぞやと申し上げますと、温泉法に言う温泉を利用する浴場のことを言うというふうに解釈しております。また、この温泉法においては、温泉の成分等の掲示の事項の中に、温泉に水を加えて公共の浴用に供する場合とあり、加熱や循環と同様に加水した場合も温泉であるので、必然的に入湯税を課することは可能であり、不適当とは思っておりません。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 今、まあこの温泉の成分ということを町長は言いましたが、それでは、温泉水がたとえ1滴でも入っていたら、徴収できるということですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この温泉法に、逆に申し上げますと、この温泉法の中にどれぐらい加水したら温泉ではないというような規定がない限りは、ある程度の加水というものは認められるというふうに解釈しております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番目、こんぴら温泉いこいの湯の温泉は、ことし9月からの修繕期間には、旅館やホテルに供給されていませんが、この期間の入湯税についてはどうしたのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、特別徴収義務者より入湯税の申告、納税をいただいております。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、各ホテルや旅館に対して、9月は温泉水は出ないので、水道水ばかりというそういうこと、そういう旨、そういうことはホテルや旅館側に言いましたか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この件に関しましては、まず、先ほどの質問とも関連いたしますけれども、この温泉への、源泉への加水については、加水の旨を表示しておれば、割合の大小による区別はないものと考えております。なお、今回の修繕が急を要する修繕であり、同時に予期せぬ不具合が発生したため、温泉旅館ホテル協同組合の代表者や議会のご意見等もいただきながらの対応とさせていただいておりますことをご理解願いたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 要するに工事、しかし、工事の今言っていることは一切関係なし。関係あるのは、9月に温泉水ゼロ、水道水ばっかり900何ぼですけど、送っているんです。なぜ、水道水ばかり送ったんですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 水道水ばかりというふうに申されておりますが、本町の温泉給湯の仕組みといたしましては、まずは、貯留槽、金丸座の上にある貯留槽でございますが、ここにお湯をためると。そこから配湯するものでございますが、その修繕以前につきましては、当然、いこいの湯から源泉を含めた温泉水をこの貯留槽にためております。その貯留槽を介して、その修繕以降につきましては必要な分を水道水で加水して、薄まきながらでも供給をしたということでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 今、水道水を加水して云々言ってましたけど、9月に関しては、温泉水ゼロということになっています。温泉水ゼロ、水道水ばかりが900何ぼ、今、町長が言ったのは答弁ではないです、それは。ですから、水道水ばかりやから、ホテル・旅館は入湯税とったらいけませんよね。そういうとったらいかんということを、ホテル・旅館に言いましたか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それらを含めて温泉旅館・ホテル協同組合の代表者や議会の皆様ともご意見交換をさせてもらったということでございます。我々の温泉が、水道管から直結してその配湯管につながれているのであれば、それは、当然、水道水のみでございますが、先ほど申し上げましたように、貯留槽の中に一旦ためたもの、それを水道水で加水したということでございますので、完全に水道水が100%であったということはないというふうに理解しております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、水道水が100%、私は水道水ばかりと言いましたけど、温泉水はゼロで、水道水ばかりと言いましたけど、町長は、温泉水も何ぼか入っているそういうことですね。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 確かに薄まってはおりますが、そういう理解をしております。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、温泉水ゼロと。私はそう解釈していない。水道水ばっかり。温泉水はなしと。お宅も出しているじゃないですか、書類で。それをなぜ認めないのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 水道水ばかりというわけではないというふうに理解しているからでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、町のほうから出している温泉水はゼロということは、それは書類のほうが間違っているということですね。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 先ほど来から申し上げているように、この貯留槽に一旦ためるという方式をとっているということをご理解いただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 私、これ、本来なら、町側がホテル・旅館に対して、こういうふうに書いている、申告納税ですけどね、それは今回はしてはだめ。そういうのが町側が伝えるのが筋だと思いますけど、いかがですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 そういった観点から、温泉旅館・ホテル協同組合の代表者に情報提供をしたわけでございます。ただ、今回の工事と修繕というものが、修繕をして、回復の見込みがないと。また、これで井戸が完全に枯れたというような状況でありますれば、当然、薄まっていく過程の中で、何らかの判断をするということは必要になったかと思います。今後におきましても、このような井戸が使えない、また長期にわたる修繕という際には、温泉事業者において適切な掲示をするようにお願いはしたいというふうには考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 金丸座のあれは貯水場ですね。それと一切関係ないじゃないですか。表に温泉水は全然送ってのうて、水道水ばかり、ちょっと正確な数字は忘れましたけど、資料持っていないのであれですけど、町長が言っているのは、もう答弁じゃないです、これは。貯水槽のことや聞いているんじゃないんですよ。あの書類を見て言っているんですよ。行政は書類1枚が命なんですよ。これね、次におく、次というのは、あれですよ、次期におく、3カ月後に。かみ合わない、私が言っていることと。私は、行政の文書、書類をもとにして言っているんですけど、町長は、今言ったように、貯水槽、そこに何ぼかたまっているんが、もうそこに多少成分があるということを言いたいと思うんですけど、もう全然言いよるあれが違います。かみ合いません。次に、今回は一応これでおきますけど、それだけ申し上げておきます。


 次、4番、智光院温泉の運用について。現在、工事中の智光院温泉の運用を開始したときには、温泉水100%の送水は可能ですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今回の智光院温泉につきましては、送水側としては、この新泉源の温泉水について、加水は一切する考えはございません。したがいまして、送水する場合には温泉水100%のものしか送水いたさないというふうな考えでございます。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番目、智光院温泉の購入代金3,340万円については、不動産鑑定士の鑑定評価を得て決定したのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、この購入代金3,340万円についてでございますが、これにつきましては、3月議会の当初予算の審議の折にも説明いたしましたように、温泉井戸の売買については、当事者同士の交渉で決定されており、行政が泉源井戸を購入することについては、適当な事例もなかったことから、智光院温泉を購入することにより、獲得できる物件費等を町が新たに開発するものとして積算し、物件費の中の用地買収費を算出するために、不動産鑑定士に依頼した不動産鑑定評価額を一部根拠としていることは事実でございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 たしか土地のほうの代金、あれは、少ないんですけど、そのほうは、鑑定士みたいなのは入れているんですね。土地代金。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今、議員がおっしゃいました金額というものが、その土地の鑑定評価でございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 土地の場合、金額は少ないですけど、少ないと言うても、これ、この3,340万円に比べたら少ないということですけど、行政のすることについては、こういう元になるもの、言いますと、不動産鑑定士、鑑定評価、評価額いろいろ言っているじゃないですか、今現在。それらを入れるのが当然だと私は思うのですが、いかがでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今、議員がおっしゃるように、先ほども申し上げましたが、土地の部分に関しては、不動産鑑定評価というものを根拠として計上しております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、これ、購入代金3,340万円、評価して、不動産鑑定で評価してもらっているんでしたら、評価は幾らでしたか。もうはっきり、約でいいから。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それについては、課長のほうから説明をいたさせます。


○議長(臼杵 善弘君)


 観光課長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○観光商工課長(澤井 達朗君)


 不動産鑑定価格ですと、鉱泉地58.36?に関しましては8万4,000円です。(「もう一遍はっきり、初めがわからんで、1万4,000円はわかっているけど」の声あり)8万4,000円。(「8万4,000円ですか。それは何ぼかの8万4,000円」の声あり)58.36?の宅地ですね、宅地としての鑑定評価です。(「300メートル、宅地って、何ぼが8万4,000円、何ぼが」の声あり)


 ゆっくり言います。(「ゆっくり言うて」の声あり)鉱泉地がある宅地ですね、土地58.36?、この鑑定価格は8万4,000円です。


  (そしたら、これだけの面積があるきん、3,340万でこれ割ったらいいんやな。そしたら、何ぼや、あれしよるわけやな。3,340万円ですから、それ何ぼ」の声あり)(「違う、全然違う」の声あり)(「土地の価格は58.36?が8万4,000円というとこの智光院、鑑定価格」の声あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 この3,340万円ということは、これは、8万4,000円で割ったらいいわけ。どないもわからん。よっしゃ、もういいわ。町長、いいわ。これ、もう次に置くわ、これ。もっと頭冷やさなんだらいかんで、次におきます。


 その次、ちょっと順番があれになりますけど、町長の報酬について、8番目です。町長は、期末手当について、報酬審議会にかけたという私の質問に対して、かけていないと答弁しています。なぜ、かけなかったのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これも何度も答弁しておりますように、本年1月からの給料削減措置に関しましては、行財政改革を推進する決意をお示しするために給料月額の減額をしたものであります。給料月額のみ改正した理由といたしましては、他の市町の中には、首長が選挙公約によりまして給与減額を掲げた場合は、議員がおっしゃるような給料、手当、その両方において減額を行っております。また、今回の私のように、任期途中によりまして、何らかの事情によった減額というものについては、給料月額が減額されているというような傾向が見受けられましたので、私はそれらを参考にし、報酬審議会に給料月額の減額を決定し、その条例改正をするということから、その条例改正部分の給料月額についての諮問をしたということでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 恐らくはそこにいる報酬審議会の皆さん方は、当然のこと、給料が下がったら、ボーナスのこと下がる。そう思っていたことだと私は思います。現在、一歩外へ出たら、寒い、寒い師走の不況の風が吹き荒れ、先日も、ここのところ公務員の給料カット、給料が下がればボーナスも下がる。これ、社会の常識であります。どこの市長や町長にしても、財政厳しい折、自らが血を流し、血の出るような行財政改革に取り組んでいるのが、これ実情であります。職員を見てください。給料が下がったら、ボーナスも下がる。しかし、町長はボーナスは下げない、そのまま。恐らく、腹の中で何と思っているでしょうか。私は、小野町長に、社会の常識に従ってもらいたい。


 先日、給料を下げました10.6%、善通寺市を基準にしてか、そうでないかはいざ知らず、善通寺市より2,000円安い67万円。しかながら、それは給料だけのこと。期末手当、ボーナスを入れると、年収では善通寺市の市長より琴平町長のほうがこれ高い。こうしたことがまかり通っているのがこの琴平町であります。この不条理を何とする。


 民意、民意という言葉があります。これ、昔、私、辞書で引いたことがあるんですけど、民意とは何ぞや。住民の意思です。意思とは何ぞや。事をなし遂げるその力です。民意は、給料が下がれば、ボーナスもこれ、下がる。民間企業、職員、当たり前のことが、我が琴平町においては行われていません。かつて、私、町長選に立ったとき、ボーナス30%カット、給料もしかり、退職金全額返還、これ、公約にしました。なぜかと言うと、改革を行うためです。以前議員だった小笹隆庸君、うちの近所の人です。これもしかり。


 小野町長、ここで質問ですが、住民にわかりやすいように、善通寺市より琴平町のほうが高い。住民にわかるように説明してください。答弁第2の分です。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その前に、私と眞鍋議員との間に意見の相違があるということは事実だろうかと思います。その上で、なぜ、善通寺市と比較するのかということは、(「先に相違がどこにあるか、それを詳しく言うて」の声あり)わかりませんが、まず、善通寺市長に関しましては、選挙公約の中で自らの給与の削減を約束し、それを実行しているものと尊重させていただいております。しかし、私の場合は、先ほども申し上げましたように、選挙公約で眞鍋議員のように30%の減額というものはうたっておりません。また、行財政改革を推進する決意を任期途中で示すための給料月額の削減であり、これに関しましては、県内の首長の例を参考にさせていただいたということでございます。


 また前段で、職員給与云々という話がございましたが、それに関連いたしまして、そういった観点からも、私としては10.6%という、ある程度まとまった額を考慮して、給料月額に反映したものというふうにご理解願いたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 今、他町、参考云々、町長申されましたけど、例えば、お隣の町、まんのう、その町、綾歌、三木、宇多津、多度津、善通寺もありますけど、それらと比べて、琴平町は人口、面積、財政規模、全てにおいて違います。私、わからないのは、今、小野町長は、眞鍋さんとは意見が食い違う、私は食い違うと思っていません。私は社会の通念、それに従って申し上げているだけのことであって、善通寺市より琴平町の町長のほうが年収が高いというそれがわからないんです、単純に。難しい質問ではありません。


 議長ね、これも次にもう一回やりますけどね、町長はかみ合わないと言うから、これ、もう時間がずっと来よんで、まだようけあるんでね、今、私が言っていたことについて、再度質問するかもしれませんので、その点、言っておきます。


 次に移ります。9番目、琴平町が抱えている4つの裁判の経過について、住民がわかりやすいように説明してください。1、それぞれ、それについて、ことし6月以後の経過を町民にわかりやすいように説明してください。香川県農協を被告とする不正借入事件の約8,550万円の返還を求める訴訟。2番目、香川県農協を被告とする定期性預金約4,875万円の払い戻しを求める訴訟。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、眞鍋議員が6月以降の経過ということでございますが、この1点目にありますJA香川県を被告といたします8,550万円の返還訴訟並びに定期性預金4,875万円の払い戻し訴訟についてでございますが、前回の6月以降ということで申し上げますれば、この間に本件2件をあわせて行われております弁論準備が先月、11月7日で15回目を数えております。また、次回に関しましては、年が開けて平成25年2月15日に予定されておりますということが、6月以降の新たな動きでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 その内容についてはいかがなものでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 内容につきましては、これ、現在、係争中のことでもありますし、今現在、アウトテーブルにのっているものでございますので、この場では控えさせていただきます。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番目で、株式会社タクテックを被告とする温泉掘削工事に関する約1億円の損害賠償請求について。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、6月定例会以降でございますれば、8月29日、10月17日に口頭弁論が行われております。また、次回といたしましては、12月12日の予定でありまして、これらの内容については、先ほど来、山神議員のご質問の中でも出てきた点等々について、疑義に対する究釈明を行っており、11月15日付の請願書を受けた顧問弁護士が下請業者に対する嘱託調査を実施するというふうになっているようでございます。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 次、山下前町長に温泉掘削工事に関する損害賠償を求める住民訴訟について。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、先月の11月7日に第9回目となります口頭弁論を終えて、次回が平成25年1月16日の予定となっておるのが新しい情報でございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 次に移ります。6番目、職員の連絡員の制度について、町内には道路とか、河川の危険箇所がたくさんあると見受けられるので、職員が通勤、また町内に出かけたときに危険箇所を把握した場合の連絡、また通報制度を実施する考えはあるのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この質問に関しましては、現在でも職員が通勤途中、また、業務等で町内に出たときに、危険箇所を把握した場合は、すぐに所管課、例えば道路であれば、建設下水道課に危険箇所の場所及び状況等を連絡しております。そして、連絡を受けると、すぐに所管課において対応しているというところでございます。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、今、私、よく通るんですけど、富士見町のあの高橋電気のこっちの南側のところの道路かなりもげてますので、見てください。


 次に移ります。2番目で、こんぴら温泉いこいの湯の掘削工事について。1、ことしの6月議会での町長の答弁は、徳島県薬剤師会が成分検査をした時点と、連続揚湯試験の終了時点の間に1時間35分の空白があることについて、タクテックとの訴訟の中で釈明を求めているとしています。タクテックの釈明はどうだったのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この答弁に関しましては、タクテック側の釈明ということでご理解いただきたいと思います。我々の釈明ではございません。まず、1時間35分の空白があることについては、徳島県薬剤師会の試験の直前、わずか1時間30分の間になぜ、約30リットルも湧出量を減少させたことになるのか。明らかにされたいという山神議員の疑義に対しての第4準備書面での究釈明についての被告からの準備書面でございますが、これは、まず、1点目といたしまして、連続揚湯試験における後半の湯温は28.5度であり、温泉と認定される限界の25度まで余裕がなかったという点。次に、さらに連続揚湯試験の途中から、ガスが湧出し始め、増える傾向にあった。次に、経験から、ガスが増えるとイオンが下がることと、揚湯量を増やして水位を下げるとガスが増えること。揚湯量を減らして水位を上げると、ガスが減ることがわかっていた。次に、そこで揚湯量を減らして、湯温が下がる懸念を減らそうとした。次に、工事完成報告書には、ガスの気泡が上がってきたこと、また、対策が必要と思われること、試験終了時に回転を絞ったことが記載されているというふうに、タクテック側が釈明をしております。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番目、本件工事の請負契約書では、請負金額は、揚湯試験時の井戸口元での温度と湯量によって決定しますと契約していますから、契約当事者の町長、その他の町側は当然揚湯試験時以外では、温度や湯量が変わることがあることを知っていたのではありませんか。6月議会の答弁では明確でないので、再度質問します。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 当時の町側がそれらを知っていたのではないのかということでございますが、これは、6月議会と同じ答えになりますけれども、私が、当時、そのようなことを想定できるという立場ではございませんでしたので、当時の町側がそのようなことを知っていたかどうかということについては、残念ながら、わかりかねます。憶測での答弁というものは差し控えたいというふうに考えております。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番目。本件工事の請負契約では、請負金額の決定時点を揚湯試験時としていますから、町の主張するような徳島県薬剤師会の成分検査の時点を揚湯試験時とするならば、契約どおり満額の請求代金を支払わざるを得ないではありませんか。このような琴平町に著しく不利な契約を締結した前町長の責任をどう考えているのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この前町長に対する責任に対しましては、町の公金を違法に支払い、町に損害を与えたとして、前町長に賠償するように求められております住民訴訟が提起されております。現在、係争中であり、それらの結果を踏まえて、適切な措置を講じたいと考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 4番目。本件温泉掘削工事は、大部分を下請業者が行っているが、その業者の名称、その他の事項の通知を受けているのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、通知を受けているのかということに関しまして、先ほど山神議員の答弁でも申し上げたとおり、通知は受けておりません。また、それを証明するような申し出というものは琴平町には上がってきておりません。そういった意味で、本年の11月15日付で、山神議員から出された請願書の情報を得ておりますので、下請の事実があったか否かについては、裁判所に対して調査嘱託申し出を現在行っているところでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 この下請の名称などは、きちんと出さなければならないという条例があるのはご存じですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 琴平町の工事約款の中にそのような記載があることは存じ上げております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 では、端的に言うて、何で条例どおりにしなかった。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 しなかったと言われても、私がそうしたわけではございません。その意味で、下請業者の存在の有無を確認するために、現在、裁判所に調査嘱託申し出を行っているところでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 そしたら、その下請の名称などをきちんと言わなかったことは、違法だと思っているのですね。前は別にして、今現在は。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 もし仮に、現在、琴平町が行っている工事において、下請を、すなわち丸投げしている場合、また、契約の相手方から工事監督者なりをつけずに、下請業者に全てを任せている場合については、もし、現在、そういう工事が進行中であれば、厳重な注意をし、場合によっては、厳しい対処をすべきだというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 今、厳重に注意する云々言っていましたけど、それは違法だと思うからそうするように解釈しておきます。


 次に行きます。5番目で、こんぴら温泉いこいの湯について、ことし9月から10月にかけて大規模な修繕工事を行いましたが、その経過と結果について、町民にわかりやすいように詳しく説明してください。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 主な経緯を説明いたしますと、まず、8月20日に、ポンプ停止の連絡がタクテックよりありました。これはモーターオイルの漏れということで確認をいたしております。その後、この部品交換を行い、8月30日にポンプの運転を開始いたしましたが、ポンプに負荷がかかり、自動停止をいたしました。調べた結果、ポンプを引き上げて、交換の必要があるという報告を受けております。その後、9月10日に全員協議会を開催し、その意見等を踏まえて、ポンプを引き上げてポンプの点検をすることに決定いたしました。


 次に、9月16日より、引き上げ作業を開始しましたが、サッカーロットがステーターから抜けなくなり、その後はサッカーロットの単独引き上げを断念し、揚湯管ごと引き上げを試みましたが、途中で破断し、落下するなど、想定外の出来事が発生しております。しかし、9月18日には、この引き上げが開始できまして、同日の全員協議会において、修理中のトラブルと、その朝からの作業が順調に進んでいるという報告をさせていただきました。


 次に、9月21日に、これら引き上げ作業を完了し、ポンプの交換等を終え、井戸内の清掃をしてからポンプ及び揚湯管の設置作業を開始し、10月4日に設置が完了いたしました。10月5日より、試運転を開始し、揚湯を再開いたしました。しかし、濁りがあったために、沈殿槽に様子を見ながら注入し始めて、本格的な送水を開始したのが、10月12日からというふうになっております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 6番目。こんぴら温泉いこいの湯の加水事件について、町長は、山下前町長に対する責任を追及することを検討していると再三にわたって述べているが、既に2年以上もなるというのに、何の結論も出していないのですか。書面での損害賠償の請求は。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、再三述べておりますように、先ほどのご質問で答えたとおり、平成23年4月23日に提起されました住民訴訟というものがございます。これになると、結果というものが大変前町長に対する責任に関しては非常に重たい。また、重要な部分を占めようかと思っておりますので、これらの住民訴訟の結果を待って、適切な措置を講じようというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 この件については、どう言うんですかね、分科会で以前説明、町長に言うて云々したのはわかりますけど、それ、書面でやっているんですか。これ、大事なんで。後々。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 前町長に対して責任を求めて、何らかの償いをしてくれと申し上げたのは、私と副町長が立ち会いのもと、直接前町長に対して申し入れを行っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。


○9番(眞鍋 籌男君)


 私が言っているのは、申し入れを小野町長と副町長はしたことを言っているんじゃないんですよ。書面1枚出したか、出してないか。それを聞いているんです。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 書面においてはまだ出しておりません。その理由といたしましては、先ほど申し上げましたように住民訴訟が提起されております。その中に、原告といたしましては、損害賠償額も明記しておりますので、今現在、額等を明示して、我々が前町長に請求するということは、その裁判の結果いかんによっては不適切な事項になろうかと思いますので、書面をもっての請求というものはいたしておりません。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、9番。





○9番(眞鍋 籌男君)


 これ、私の言っていることと、町長のは全然かみ合わない。あのとき、町長は決断した、決断したと言って、私に強く言ったじゃないですか、決断したといって。今の訴訟関係なくして、内容証明付でもこれよろしい。何で書類を出せないんですか。山下町長、話した場合、裁判になっても水かけ論で、そんなんいかんのわかっているじゃないですか。金額大きいのに。責任を問う、問う言うて、書類1枚も出してなくて、何が責任を問うと。よくそういうことを言える、もう時間が来たからやめますけどね、よくそういうことが言えると思って。私の言っていることと、町長の答弁が食い違っていて、まともな審議ができません、これ。また、これも今後に譲ります。町長、お願いします、これ。言っている意味わかるでしょう。全然かみ合わないじゃないですか。


 もう時間が来たので、やめます。今度詳しく書きます、私は。はい、以上で終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、9番、眞鍋 籌男君の一般質問を終わります。


 ここで暫時休憩といたします。


 再開を13時とさせていただきます。





     休憩 午前11時52分





     再開 午後 1時00分


     (出席議員、休憩前と同じ10名)





○議長(臼杵 善弘君)


 再開いたします。







































































 引き続き、一般質問を行います。


 3番、渡辺 信枝君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○3番(渡辺 信枝君)


 失礼します。それでは、議長のお許しをいただきましたので、先に通告しております2件につきまして、私の一般質問をさせていただきます。


 先日、若いお母さん方から、琴平町は教育費が少ないのではないか。学校も古く、図書館もない。子育て支援も十分でなく、子どもに対する費用は少ないのではないかという声を聞きました。24年3月発行の香川県市町行財政要覧を見てみました。目的別歳出状況のところで香川県内17市町のうち、琴平町は一番教育費にかける割合が低いことがわかりました。大変ショックなことです。子どもは琴平の宝です。琴平の未来を託す子どもたちのために、投資としてもっと考えるべきではないでしょうか。


 今の琴平町の人口減少をくいとめるには、琴平が元気な町、活気ある町になること。そのためには、若い世代、子育て世代が住みやすい、育てやすい町にしなければなりません。教育の充実や子育て支援のための予算、そのために教育費を増やして文句は出ないと思います。


 今回の質問は、教育に関することにつきまして質問させていただきます。


 初めの図書にかかわる質問についてでございますが、提出した通告書と少し順番が変わります。通告書の?の学校への図書費、続いて?の図書スペース、そして、?の図書館サービスと、図書のほうは質問をしたいと思います。そして、その後に子育て支援についての質問をしたいと思います。


 これらのことにつきまして、順次ご答弁をいただきますよう、よろしくお願いいたしまして、質問席に着かせていただきます。


 それでは、まず1つ目です。学校への図書費ということで、平成22年12月議会の私の一般質問におきまして、琴平町は生徒に対する図書費用が他町に比べてとても少ないということを質問いたしました。その結果、学校への図書費用は、昨年、23年度に地域活性化住民生活に光を注ぐ交付事業として早速増額してくださり、保護者の方々や学校の皆さんはとても喜んでおられました。しかしながら、交付事業でありましたので、毎年継続しての補助金ではなく、1カ年限りの増額で終わっています。現在はどのようになっているのか。今年24年度の幼稚園・小学校・中学校の図書の費用額はどのくらいの額になっているのでしょうか。教育長に答弁を求めます。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 ご質問のお答えに関連がありますので、平成21年度から平成24年度までの図書購入に係る図書費等の予算額からご説明申し上げます。


 平成21年度は3小学校で75万円。1校当たり25万円。中学校が30万円。幼稚園は2幼稚園で1万円ですが、消耗品、絵本・雑誌で別に3万円。地域改善事業における中学校区学力向上事業幼稚園図書材料費として4万円が加えられますので、合計8万円になります。


 22年度は21年度と同額ですので、省略いたします。23年度は、今ご指摘がありましたように、交付税の措置をいただいた関係で、3小学校で155万円、1校当たり51万7,000円。中学校が55万円。2幼稚園で50万円。前述と同じく幼稚園の場合は7万円が加えられますので、合計57万円となり、1幼稚園当たり28万5,000円になります。これは国の100%補助である光を注ぐ交付金事業を活用して増額したものであります。


 お尋ねの平成24年度は、3小学校で60万円。1校当たり20万円。中学校が20万円。2幼稚園で1万円ですが、前述どおり7万円が加えられて8万円になります。


 そこで、21年度から24年度までの4年間を平均してみますと、年間当たり3小学校で91万円余り。1校当たり30万円余り。中学校が33万8,000円余り。2幼稚園で18万5,000円、1幼稚園当たり9万円余りになります。議員さんのご指摘のとおり、近隣の市町に比べて額が多いとは言えないかもしれませんが、学校図書館の必要性については、十分認識しており、学校等の意見を聞きながら、限られた予算の中ではありますが、最善を尽くしていきたいと考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 はい、ありがとうございました。3年間の平均は別に聞いてないんです。それより22年度、21年度より恐ろしく減額になっているということを言いたいわけでありまして、それに対して、まんのう町ですけれども、22年度は、幼稚園、年間9万6,000円、23年度、24年度も年間は同じでございます。そして、まんのう町の小学校は、22年度は1校当たり30万円プラス生徒数×1,000円が、24年度は1校当たり30万から45万円プラス生徒数×1,000円。そして、中学校につきましては、2校で100万円の予算を22年度組んでいたんですが、24年度につきましては、2校で120万円、満濃中学校が90万円と、琴南中学校が30万円です。琴南中学校が30万円ということは、琴中は、まあ満濃の中学校の6分の1の額ということで、琴南より少ないということですね。


 一般財源から毎年他町並みの予算をつけてはもらえないのかということなんです。一度限りの交付金による増額で、今まで他町よりとても少ない上に、まして減額するなんて考えられません。町長はどうお考えでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまご指摘の学校図書の必要性でございますが、前回の答弁でもお答えしましたように、子どもたちの教育、また、情緒等々の育成のためには大変重要なものであるとは考えております。今後、その図書の必要性につきましては、その活用と効果及びに教育費の中でのバランス等を考慮した上で、教育委員会等のご意見も聞きながら、限られた財源ではございますけれども、十分なる配慮を考えていきたいと考えております。


 ただ、先ほど申しましたように財政的なバランスというものがございますので、必ずしも他町並み、もしくは他町を上回るというようなことが実現できるかどうかというのは、少し難しいというふうに、しばらくの間は認識していただければと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 町長は、教育についてどのように思っているのでしょうか。他町は、図書館もあって、学校図書費用もあるんです。琴平町は図書館もないのに、図書費用を下げている。上げるぐらいはしていいんではないかと思うんです。最善を尽くすとか、配慮したいと今言ってくださいましたが、予算がない中での配慮、最善というのでなく、無駄を省いて、ほかの予算を回してでも、琴平の未来を託す子どもたちのためへの投資として考えて、最善を尽くしていただきたいと思います。強く、強くそれはお願いいたします。そのことについて、町長、お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今、議員おっしゃいましたように、予算をつけるに当たりましては、現在の財政状況下であれば、おっしゃるように何かを削って、何かを加えるということが大原則になろうかと思っておりますので、全体的なバランスの中で、この教育費のうち、図書費の占める重要性並びに効果というものを検証した上で、バランスを保ちながら、予算編成というものを行っていきたいと考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○3番(渡辺 信枝君)


 バランスといいますか、教育費にかけるのが少ないので、ぜひともよろしくお願いいたします。


 それでは、次に2点目でございますが、町長がマニフェストにも掲げていました、子どもたちのために町有施設を活用した図書スペースを整備しますと、実現に向けて取り組むとあり、早々に、整備をお願いしましたところ、前回、町長より、子どもたちのために町有施設を活用した図書スペースの整備を前向きに考えていただけるという軽快な答弁を前回いただきました。今のところまだ計画されているように思われませんが、現在の進捗状況をお聞かせください。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この図書スペースについてのこれまでの流れを簡単にご説明いたしますと、中身の構想が教育委員会等々と協議をしながらまとまりましたのが、昨年の8月ごろでございました。これは、以前から申し上げておりますように財政状況等を考慮して、町有施設を有効に活用した図書のスペースを整備するというものでございます。そして、蔵書につきましても、新規にそろえるだけではなくて、寄贈や家庭で読まなくなったものを住民の皆様から提供していただくことで、ある程度のボリュームなり、分類や整理ができるような規模にしていきたいと考えております。また、その最初の取りかかりといたしましては、住民の皆様、また、子どもたちがより利用しやすいように歴史、文学、絵本等を中心とした読書コーナーというものを設置していきたいというふうに考えております。


 また、分類するという観点からも、この3種類にある程度絞って収集をするということも非常に作業的な効率もはかどるということから、これらを目指し進んでおったわけでございますが、ただ、1カ所、どこにするかという問題が大きく浮上してきまして、昨年の夏の段階では、まだ町有施設にそれだけのスペースがあるところというのがなかなか見出せないという状況でございました。そういった状況の中ではございましたけれども、本年度から始まりました公会堂を活用した共助のプラットホーム事業や、丸亀市との定住自立圏構想が持ち上がりましたことから、まずは公会堂を活用し、小さいながらも落ちついて気持ちよく読書や勉強ができる快適な図書スペースの整備を今現在進めたいと考えております。また、その中の蔵書につきましては、先ほど申し上げましたような文学、歴史、絵本というものが中心になるというふうに考えております。


 さらに、本格的な読み物、貸し出しというものが必要である方につきましては、次の質問とも関連いたしますけれども、定住自立圏構想の中で、本町の住民様へ図書利用カード等を作成していただいて、近隣にある図書館や巡回図書等を利用していただけたらというふうに考えておりますので、その点をご理解いただきたいと思います。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 今、答弁いただきましたが、私、町民の方からですね、本を持って行こうと思うんだけど、どこへ、いつから、持っていけるのか。まだまだ新しく使える本なので、ぜひ活用してほしい。以前、図書スペースができると言っていたんですけど、どこへ持っていったらいいのですかと聞かれたんですね。あれから何も、前に町長が言われたのは、場所の選定から、蔵書の収集、装飾に至るまでを町民の皆様とともに、共同によるプロジェクトチームによりまして進めたいと考えており、図書ボランティアの代表を努められております渡辺議員にもぜひお知恵と力をお借りできればと考えておりますと言われたんですけど、あれから何も相談がないまま2年が経っています。


 巡回図書を、先ほど利用したり、公会堂のプラットホームと言われたんですけれども、そういうのと図書スペース、公会堂は、まだ図書スペースのほうはそういう話が全然聞いたこともありませんし、来年度以降もどうなるのか。カフェのほうもどうなるのか、それは別件ですけれども、あります。ともかく巡回図書を利用したりとかするのと、図書スペースとあわせて考えてもらいたいと思います。後回しは困るんです。近いうちに検討とか、そのうちしますではなくて、いつごろまでに整備をしていくのかということを教えていただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今ご指摘いただきました、当然渡辺議員のお力も借りなければならないと思っております。そういった意味から、確かにこの間、2年近く進まなかったということは、先ほど申し上げたような理由でございますけれども、しかし、共助のプラットホームを進行する上で、この図書スペース、また、子どもたちか憩える場というのはぜひとも必要であろうと。また、その子どもたちに伴って、保護者の方であったり、また、地域の人たちが集うというのが、まさしくこの共助のプラットホームの大きな目標の1つでありますので、これに関しましては新年度の行事の中で、ぜひとも具体的な事業を始めていきたいと思っております。


 したがいまして、その新年度に向けまして、準備段階で議員等のご指導、また、お教え等も頂戴できればと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 私もできる限り協力をしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それでは、次に3点目です。定住自立圏構想の中での図書館サービスの充実の取り組みとして、公共図書館が連携し、利用者の利便性向上に向けた新しい仕組みを構築すると聞いていますが、どのような仕組みをお考えなのでしょうか。琴平町に図書館が欲しいと、何年も前から町民の皆様からの要望はあったと思います。丸亀市や善通寺市には図書館があります。また、隣町まんのう町にも、来年の7月には中学校に併設されたとても立派な図書館が開設されるようです。


 早く琴平町の住民が、近隣の図書館で簡単に貸し出ししてくれるようにしてもらいたいと思います。今のままでは隣町にとても立派な図書館がオープンしても、入場して閲覧をすることはできても、貸し出しはやはりしてくれないと思いますね。まんのう町民または県立図書館で登録している方は貸し出し可能ということは聞いておりますが、わざわざ県立図書館まで行って登録すればいいと言っても、それは住民にとってはなかなか面倒なことです。


 町長が、本町には町立図書館がなく、落ちついた環境の中で読書をしたり、調べ物をする場所をつくってあげたいと考えていると、以前言ってくださいました。ぜひともオープンにあわせて、琴平町民も貸し出しをしてもらえるような手だてを早急にお願いいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 確かに議員がおっしゃるように、現行の制度ではなかなか近隣の市町の図書館を利用して貸し出しまでには至らないというふうに認識しております。そこで、先ほど申し上げましたような定住自立圏構想というものが持ち上がりまして、この事務レベル協議において、各市町が所有する図書館の図書サービスの利用促進を充実するために、すなわち図書館をお持ちの市町にとりましても、その町の住民のみならず、多くの住民が利用することによって、それらの施設がにぎわい、また、活性化すると考えているようでございますので、各市町が発行しました図書利用者カードというものを作成し、この図書利用者カードがあれば、この近隣の定住自立圏構想の範囲内の市町であれば貸し出しができるような計画を現在進めております。


 手順といたしましては、まず、琴平町においては、教育委員会で図書利用者カードの申請を行いまして、カードの交付を受けます。その後、交付された図書利用者カードを持って、それぞれ定住自立圏管内にございます図書館で所定の用紙に記入をして登録すれば、その市または町が管理している図書館での図書の貸し出しができるようにしたいというふうに考えております。


 また、図書の返却方法といたしましては、借りた図書館まで持っていくのではなくて、各市町が指定する場所、それぞれの市町に1カ所程度返却し、そこを巡回して回収することも検討しているところでございます。したがいまして、まんのう町にできます新しい図書館も同じように各市町が利用できる予定となっております。


 今後、琴平町としては、この早期の実現に向けまして、来年度の予算に係る経費、すなわち図書利用者カードですが、これらの予算等も計上しながら、年度当初のできるだけ早い時期に利用するために必要なこの図書カードを作成した上で、利用方法などを含め、広く町民の皆様に周知をしていきたいというふうに考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 オープンにあわせてということで、7月に隣はオープンすると聞いているのですね。いつも今まで何点かいろいろなことで一般質問をしたんですけれども、そのうちにとかいろいろあるんですけれども、年度の早いうちでなくて、ぜひともこの7月に間に合わせてほしいんです。もう言ったら、そこに間に合わすと言ってもらいたいんです。琴平にはもういつまでとか言って、今、準備中です。前のそれこそほかにもありましたけど、準備中とかそんなんでなくて、年度の早いうちではなくて、早く、いつまでにというか、そういうことをできましたら、答弁いただきたいんです。どうなんでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まんのう町のその図書館の完成に間に合わせてつくりたいと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 まんのう町の7月にあわせてということですね。はい。琴平には本当に何もないんです。ほかのところ利用してでも、子どもたちが身近に本に触れさせられることを本当に考えてほしいと思います。


 それでは、次に、子育て支援についての質問を教育長にお尋ねいたします。


 ことしの3月議会におきまして、琴平町の子育て支援活動として、幼稚園の預かり保育が新条例として提案されて、5月から実施されています。保護者の評判も割といいんですけれども、今は順調に実施されているように思います。しかし、まだまだ近隣市町と比べてみると、琴平町は子育て支援に関するサービスが遅れていると私は思います。そのために若い世代が住みづらい町になっているのではないでしょうか。


 他町では、共働き、核家族などの昼間の長い時間に家族等による世話が得られない児童のために、春休み、夏休み、冬休みなどの長期休業中も子育て支援として取り組んでいます。琴平町も教育委員会が主となり、小学校での放課後児童クラブと幼稚園の預かり保育をあわせて考えていただいて、子育て支援活動として、本当は私は取り組んでいただきたいんです。


 3月議会においても、学童保育については、教育委員会の事業と思うので、それとプラスして、長期休業中も検討をお願いしたいと私は申し上げたと思います。それに対しては、執行部のほうは、本町では取り組む計画は今のところないが、近隣市町の取り組みを検討していきたいとの答弁をいただいたと思うんですけれども、今、どのように、今まで検討してくださったのでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 引き続き教育長の答弁を求めます。教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 1点目の長期休業中の学童保育の問題から順次お答えいたします。地域の方々の協力を得て、全ての子どもたちに放課後における多様な活動の機会を提供する放課後子ども教室と、おおむね10歳未満の留守家庭の児童を対象に放課後における安全安心な生活の場を提供する放課後児童クラブを一体的、または連携して実施するのが放課後児童プランであります。


 教育委員会では、放課後子ども教室としては、こんぴらこども塾で地域の方々の参画を得て子どもたちとともに勉強やスポーツ、文化活動、地域住民との交流活動を行っています。実施日は毎週水曜日で、長期休業中も行っています。保護者が就労などで留守になる子どもを中心とした放課後児童クラブは、現在、1年生から6年生までを対象に預かっています。11月現在、琴平小学校50名、榎井小学校27名、象郷小学校23名です。9名の指導員で月曜日から金曜日まで、毎日放課後実施しています。土日、祝日、長期休業中は行っていません。長期休業中は、ゆうゆうクラブがあり、琴平方式として定着しております。学生ボランティアを導入して、しっかり運営されていますので、変更する考えはありません。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 こども塾は長期休業中にも行っているということでしたね。社会福祉協議会で行っておりますゆうゆうクラブですけれども、これは、町からの補助金として、24年度65万4,000円。そして、23年度は、76万3,000円と、約70万円の予算を組んで子育て支援事業でゆうゆうクラブのほうへお支払いしているんですけれども、そこのゆうゆうクラブでは70名程度の子どもさんが長期休業中登録されておりまして、夏休みが、四、五十名、冬休みが25名、春休みが三、四十名の子どもさんがどうも利用しているようです。


 現在も社会福祉協議会がしてくださっているんですけれども、社会福祉協議会というのは、介護や福祉と、今本当に手にあわないほど忙しいと思うんです。そういう中、実施をしてくれています。予算として、約70万円の町からの支出と、利用者からの利用料の予算があれば、それを足すと、長期休業中に放課後児童クラブの支援員さんに交代していただいて、教育委員会で実施可能ではないんでしょうか。


 現在は、社会福祉協議会が主となって、協力として、要綱とか見てみますと、教育委員会やその他ボランティアさんとなっていました。建物も隣りにあるんですから、社会福祉協議会と連携をとって、教育委員会が主となって、ボランティアなどの協力は社会福祉協議会にしてもらって実施するほうがいいんではないでしょうか。


 3月に提案された預かり保育事業は、154万円の予算で保護者の負担も合わせての事業ですね。ゆうゆうの予算も70万円、町の補助金があるんですけれども、それではできないのでしょうか。教育委員会主導型でできないんでしょうか。ゆうゆうの補助金の総額というのは、一体幾らあるんでしょうか。それから、預かり保育の今年度の決算見込み、あわせて154万円の予算を組んでいますが、決算見込みをまた教えてください。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 最初に、先ほどのご質問のお答えができていなかった点から申し上げます。1つは、近隣市町の情報の検討についてですね。定例の西部地区の教育長会議での情報交換もありますし、また、昨今はネット上でも調べることができますので、ある程度のことは知っておりますが、この件については、今検討したというよりは、長年の積み上げを踏まえて検討した結果と申し上げるべきかと思います。


 家庭の事情や子どもの実態、指導員の確保、場所の問題等々、市町によってそれぞれ事情が異なりますので、実情にあったように無理のない範囲で実施しながら、本町のよさが出るようにというのが基本的な考え方であります。


 ゆうゆうクラブを教育委員会でやれないかについても、ゆうゆうクラブでは、3小学校の子どもたちが一緒になって交流しながら、伸び伸びと育っています。今では、ここで育った子どもが高校生になって、ボランティアに来てくれていることもお聞きしております。そのほか、毎日手づくりの昼食を食べることができたり、高齢者の方や、地域の人たちとの交流ができたりするメリットもあります。他の市町では、決してまねができない特色を持っています。ぜひ継続して実施していただきたいと思っております。


 教育委員会が主になるよりは、これまで社会福祉協議会が福祉の観点からいろいろと配慮しながら子どもを見守り、育ててこられた努力と成果を大事にしながら、協力体制をしっかり考えていきたいと思っております。


 次に、預かり保育の決算見込みについてお答えいたしますが、歳入としては、預かり保育料が98万円です。歳出としては、預かり保育総事業費が134万8,000円の見込みです。差額の36万8,000円程度を一般財源でお願いすることになります。なお、今後、預かる人数が15名以上になった場合には、指導員を増員するための人件費が必要になります。現在は、13名から14名で落ちついております。


 なお、ゆうゆうクラブの総予算額は、社会福祉協議会の決算書によりますと、180万円余りです。また、ゆうゆうクラブは、教育委員会主導が本当ではないかについては、県の方針では、実施主体は市町でありますので、実情に応じて実施するということから、前段で申し上げたとおりでございます。本町では、教育委員会と社会福祉協議会が力をあわせて、子どもの居場所づくりに取り組んでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 琴平のこども塾とかそういうようなのは、本当にいいことだと思うんですね。だから、いいことはいいことでやって、教育委員会が主導型でやってもらいたいと。今おっしゃったみたいに180万ぐらいの総額予算があるんだったら、春休み、夏休み、冬休み、その予算でできるんじゃないでしょうか。


 善通寺市なんですけれども、スタディアフタースクールというのがありまして、ここでは、働く保護者を支援するために、放課後、これ、善通寺市も教育委員会主導です。放課後に留守家庭になる園児と原則小学校3年までの子どもたちを、月曜から金曜までは6時半まで、また、土曜日や長期休業中は、朝7時20分から夕方6時半まで、これは地区の幼稚園で、善通寺につきましては幼稚園と小学校あわせて見てくれているんですね。


 それと、まんのう町、隣町ですけれども、放課後児童クラブというのがありまして、これも教育委員会が主体となって、月曜から金曜日までは放課後から6時半まで、土曜日、長期休業期間は、朝7時半から最長午後6時半まで、月4,000円程度で預かってくれています。それには子ども10人当たりにつきまして、1人の指導員さんがついています。


 また、丸亀市ですけれども、放課後留守家庭児童会というのがありまして、月曜日から金曜日までは、放課後から夜7時まで、土曜日、長期休業期間には、朝7時半から最長午後7時まで、これは3,000円から5,000円で預かってくれています。保護者が本当に安心して働けるように、そして、指導員さんたちが子どもたちの生活を見守り、援助してくれているんです。


 琴平の場合は、ことしから、預かり保育は幼稚園で5時まで5,000円で見ているんですね。小学生はと言いますと、今は放課後子ども教室というので、月曜から金曜までを、小学校で4時半までで、年1,000円の登録費、年1,000円の登録費といったら保険も入っているので、まあ、ただみたいなもんですけれども、1年生から6年生までの子どもたち、幅広い人数を見てくれているんですね。土曜日は見てくれていません。そして、長期休業中は、先ほども言いましたように社会福祉協議会が行っているゆうゆうクラブで対処しているんですね。


 ゆうゆうクラブの本当に180万円という予算があるんだったら、今はうまいこといっていると言いましたけれども、うまくはいっていると思うんですけれども、社会福祉協議会、本当にもういろいろなことでいっぱい行事とかいろいろされて大変だと思うんですね。ちょっと原点に返って、そういうことも考えてみてもいいんではないでしょうか。


 あそこがしているからいいとか、あそこがしているから、うちはせんでええとか、よそは全部教育委員会主導になっているんですね。だから、ああ、そういうこともあるのかと。ちょっと受けとめていただいて、考えてくれてもいいんじゃないでしょうか。今している放課後子ども教室で、今の予算があったら、本当に土曜日、長期休業中にも実施できるんじゃないですか。教育委員会主導ですることによって、ある程度の資格を持った指導員等を配置するとかして考慮していただいて実施するほうが、私は充実するのでないかと思います。どうでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 先ほど申し上げたように、できるだけ協力体制を強化していきたいと、議員さんの言われることはよく理解しておりますので、ただ、指導員の雇用については、現在の放課後児童クラブの指導員をそのままゆうゆうクラブというのは、ちょっと難しいと。全然条件が異なりますし、また新たに人材を探さなければいけないというふうに思います。できるだけ協力はしていきたい。しっかりしたノウハウを持っている社会福祉協議会がこれまで10年以上努力してきて、しかも先日、事務局長さんにもお話をお伺いしましたら、非常に意欲的にこれからもやっていこうとしておるということでございますので、できるだけ私どもとしても協力していくということで、両方が力をあわせてというのが、先ほど言ったとおりこれの結論でございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)





○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 十分に、もう一度考えるというか、そういうこともちょっと頭の隅に置いていただいて、ちょっと課内で考えていただいてもいいかと思います。よそは教育委員会ですので。


 それで、先ほど教育長さんが言いました、放課後児童クラブの人たちがそのままゆうゆうに行くのは難しいと言いましたけれども、先ほど言いましたように、180万円の予算があるんだったら、別に、その人たちに多分今までそのまましてくれるかというお尋ねはしたことはないと思うんですね。だから、それはそういうことも一度考えていただいてもいいのではないかと思います。


 それでは、次に、ことしの7月にですけれども、議員研修で東京都にある「おおやたこども園」に視察に議員研修として行ったんですけれども、そこでは足立区長の子育て支援に対する強い思いから、8年前に幼稚園と保育所の一体化施設を開設して、本年4月から認定こども園条例を施行しているとこだったんですけれども、教育委員会が保育所を管理運営する保育所型こども園で、保育所事務は委託事業として予算編成をしていますが、実態は幼稚園と保育所が同じところにあり、一緒になっているので、それぞれのいいところを取り入れた質の向上が大きなメリットであると、視察に行って思ったんですけれども、どこのところも、善通寺へ行ったときも、教育長さんが熱い思いで子育て支援について語ってくださいました。ここのおおやたこども園もやっぱり区長さんが子育てに対する熱い思いを、子育てについてこうしないといけないんだという熱い思いを語ってくださったんですね。だから、よそがしているから、こっちは手を出さんのやでなくて、やっぱり考えてもらいたいと思います。


 それと、たしか町長のマニフェストに書いていたんですけれども、幼稚園と保育所の一元化、小中学校の教育環境改善に向けた検討をスタートしますと、マニフェストのほうに書いていました。今は、どのような教育環境改善に向けた検討をしておられるのでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この質問に関しまして、通告が出ておりませんので、十分なる答弁ができるかどうか、少しあやふやでございますが、これに関しましても、以前もご質問があったかと思います。そういった中で、本町の特性、また、この幼保一元化に向けて現在取り組んでおられる地域等の状況を勘案しながら考えていく必要があろうかと思っております。ただ、本町においては、都会のような待機児童というものが今現在いない状況でもございますし、一概に東京で視察された状況とは異なろうかとも思っておりますので、それらを含めた検討というのを引き続きやる必要があると思っています。


 また、国の方針といたしましても、どの方針でいくのかということにつきまして、民主党政権下においてなかなか答えが出にくかったというような状況もございますので、これらも参考にしながら、まだしばらくの間は検討の時間が必要かというふうに考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、3番。


○3番(渡辺 信枝君)


 幼保一元化とか、そういうふうなものは国のほうが変わったとかいうのはいいんですけれども、やっぱり教育環境ということで、本当に町長についても、教育長についても熱い思いで思っていただきたいと思います。


 琴平が元気な町、活気ある町になるためには、本当に若い世代、子育て世代が住みやすい、育てやすい町。若い方が住みたいと思う町にしてほしいんです、私は。検討するとか、きれいごとは言うたって、何ぼ言うても進展しません。まずは、少しでも実行してください。琴平の未来を託す子どもたちのためへの投資ということで考えていただきたいと思います。琴平町のよりよい子育て支援をお願いいたしまして、以上で私の一般質問は終わりたいと思います。答弁はもう結構でございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で3番、渡辺 信枝君の質問を終わります。


 ここで暫時休憩といたします。


 2時から再開させていただきます。





     休憩 午後 1時47分





     再開 午後 2時00分


     (出席議員、休憩前と同じ10名)





○議長(臼杵 善弘君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き一般質問を行います。


 6番、片岡 英樹君。


  (「はい、議長、6番」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 6番、片岡英樹でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行ってまいります。


 今回は、大きく分けまして5問をいたします。まず、1つ目の質問は、平成25年度新年度予算編成について。2つ目は、旧金毘羅大芝居の活用しながら維持管理について。3つ目は、小学校の土曜日課外授業導入について。4つ目は、ソーシャルネットワーキングサービスの活用による行政サービスについて。5つ目は、町長の教育の政治的中立に対する考えについて。ボリューム満載ですが、時間いっぱい、力いっぱい頑張ります。よろしくお願い申し上げます。


 まず、平成25年度新年度予算編成について、お伺いします。


 今年度の平成24年度予算につきましては、この3月定例会にて町長の所信表明の中で、歳入部分、歳出部分について、町政一般報告ですか、あのときにされましたが、その中で、歳出部分で、特に、今年度の平成24年度に関しましては、平成23年度の当初予算比における一般財源ベースで、公債費等の義務的経費を除いた部分での10%削減のマイナスシーリングの徹底を図り、全ての事業について、事業の必要性、費用対効果、緊急性等の有無などの観点から見直しを行い、真に必要な事業費の積算を行い、適切な予算額を計上することとしましたとの発言がございました。


 そういうわけでございまして、今年につきましてといいますか、新年度予算ですね、平成25年度の新年度予算につきましてはどのように編成するおつもりでしょうかということで、まず、予算案編成に至ります工程表、スケジュール等々についてお伺いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、新年度予算編成に至る編成工程を示せということでございますが、来年度の予算編成につきましては、去る11月13日に、平成25年度予算編成方針を各課に通達し、編成作業を行っていたところでございます。各課による予算要求作業は、12月9日をもって締め切りいたしました。今後、12月中旬から1月中旬までの期間において、各課から予算要求内容の説明を聴取し、2月初旬に査定を行い、最終調整を行っていくこととしております。


 なお、次年度の予算編成作業にかかります新たな取り組みといたしましては、来年度実施を検討しております各課の重要施策について、サマーレビューを実施し、その内容を検討し、予算編成がスムーズに行えるような工夫を試みましたことをつけ加えて報告させていただきます。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 ありがとうございます。ただいまそういったスケジューリングにつきまして、町長のほうから答弁がありましたが、予算編成方針について、11月に各課に通達ということで、現在それをもって予算要求が今終わったところですかね、各課からの。で、これからそれで折衝ということになると思うんですが、新年度の予算編成に関する理念なり、方針というものはどういったものであるかというのを明らかにしていただきたいのですが。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 来年度の予算編成の方針の中身に関しましては、やはりまず本町の基本中の基本のでございます第4次総合計画の理念である「住んでよし 訪れてよし ことひら」のまちづくりを実現するために、基本計画に掲げた事業を積極的に取り組むことが重要であると考えております。


 また、予算編成に当たりましては、本町の財政状況が引き続き極めて厳しい状況にあること等を認識し、職員一人一人が創意工夫を凝らし取り組むこととしております。具体的な手法といたしましては、昨年は90%、すなわち10%の予算編成時における削減を行いましたが、来年度に関しましては、義務的な経費を除く経費につきまして、今年度当初予算対比で、一般財源ベースの98%とするシーリングを行っております。


 これは、この根拠でございますけれども、サマーレビュー等によりまして、来年度新規に取り組む事業の財源を確保するためには、今年度対比、このあたりのシーリングをかけるところが必要であるということから、いわゆるスクラップアンドビルドの方針に基づいて、この編成方針を出したものでございます。


 また、歳入の確保という観点からは、過疎債の有効な活用や、自主財源の確保を図ることによりまして、財源の確保をしていきたいと考えております。ただ、しかしながらでございますが、少子高齢化等の進行によります社会保障施策に要する予算が、年々増嵩している、そういったことが予想されるために、予防の徹底と、給付の適正化というものが来年度の大きな課題になろうかと思っております。


 以上、このような方針のもとに、町民の皆様が納めていただいた貴重な税金、これを有効に予算配分することによりまして、町民の皆様に琴平町に住んでよかったと、そういうふうに思っていただきまして、また同時に、観光地として訪れる方々が、また訪れたいと言ってもらえるようなまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


○6番(片岡 英樹君)


 ちなみに今、町長が言われたのは、私の答弁に対する部分ですけれども、各課に通達したというのは、文書化されていますよね。それは、今言われた部分なんでしょうか。また、ちょっともっと具体的な部分なんでしょうか。ちょっとその辺、説明を、実際、通達とはどういったものであったかというのがちょっと知りたいんですけれども、よろしいですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 総務課長。


○総務課長(豊田 泰志君)


 失礼いたします。今、片岡議員のご質問に返答させていただけたらと思います。


 具体的には、平成25年度の予算編成方針という通知文を出させていただきまして、それにつきましては、メール等で配信させていただいた中で、職員各自が見れるような体制で行っております。


 その内容等につきましては、平成25年度の予算編成についてという形で、予算編成方針の基本方針をまずそこに記載させていただきまして、その中に、基本的な事項として、今、町長のほうが申されました98%のシーリングをかけるということ並びに過疎債を有効に活用すると。具体的にそういう部分がまずありまして、その後で、重点事業の実施につきましては、先ほど申しましたサマーレビュー等の内容を十分精査した中で事業量の確保をお願いしたいという形。また、総人件費の抑制並びに先ほど申されましたように増大する社会関係予算の対応と、具体的に個々に記載させていただきまして、職員に周知をさせていただいております。その後で、予算編成日程等を記載させていただきまして、あと、また各課のヒアリングをさせていただくという最初の部分の書類を提出、職員のほうに掲示させていただいております。


 以上です。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 市町村によって、この予算編成のやり方というのはまちまちであり、もちろんこれは町長ご自身の考え方、やり方があるので、これをどうこうというのではないのですけれども、例えば、結構、最近、先進地の自治体というのは、もうホームページで今言われているような通達文を出しているとか、それから、1カ月間、住民に、来年度は小野正人町長はこういう予算編成をやるんですと出して、住民からそういったコメントをもらうとかいうのをやっていますし、通常といいますか、ほかですと、大体9月、10月ぐらいに議会のほうに、今言われたような予算編成方針はこういうふうになっていますということをいわゆる明示しているところもあります。


 琴平の場合は、3月直前になって、こんなん出ましたというのが現実ですし、昨年は、先ほど言いましたように10%のシーリングをかけている部分は、公的なコメントだったのか、漏れ聞かれたのかという部分については、ちょっと私も記憶が定かでありませんが、結局、そういうふうに取り組まれているということを確認した上で、ぜひ、そういった面で、こうした編成方針等々早目に議会のほうに提示していただきたいなと思います。そうすると、そのものをもって、例えば、今回の12月議会でもこうした一般質問の中で、こういうものがありましたけれども、もっとこうしたらいいのではないかとか、こういう部分を盛り込もうじゃないかということで、そうすると、来年度の予算編成に我々議会の意見が予算編成に盛り込まれていくということでいくと、非常に3月議会がスムーズにいくのではないかなというふうに思われます。


 ですから、今からでも結構でございますので、そういった面で、これは、私のもちろん提案ですから、町長のお考えについて、そこまでは問いただしませんが、ぜひ、そういったこれまでの予算編成に通するプロセスを、我々にも議会にも、また住民の皆様にも公開していくということも、これからは必要でないかなと思いますので、ぜひ、検討していただきたいなと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいま非常に貴重なご意見を頂戴いたしました。これまで琴平町議会では慣例として、この12月議会に来年度予算編成を一般質問し、それに対して首長が答えるというのが慣例だったと思います。ただ、先ほど冒頭で山神議員のご質問の中にもありましたように、定住人口の歯どめをかけるという意味合いからも、議会の皆様にご相談申し上げたい、また、ご意見を頂戴したいということで、申し上げましたように、新たな施策等々もまたサマーレビューの中で出ておりますので、これらに関しては、議会の皆様の意見を聴取しながら、確かにおっしゃるように3月議会がスムーズに進むように心がけていきたいと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 それでは、次の質問に入ります。次は、旧金毘羅大芝居についてお伺いします。今月5日、18世中村勘三郎丈が永眠されたニュースにつきましては、日本全国に大変衝撃を与えました。大病を患っていましたということで聞いておりましたけど、大変57歳という死は早過ぎます。3年前のこんぴら歌舞伎に来られたときには、当時、私は商工会青年部長でありましたが、何かと交流させていただきました縁もあり、また、そのときにこんぴら歌舞伎に必ずまた来るんだという約束。そして、ずっとずっとこんぴら歌舞伎を続けていくよう、また、旧金毘羅大芝居金丸座を守るという約束もいたしました。当時の青年部員とともに、勘三郎さんと指切りげんまんしたということは、私にとっては一生忘れられない出来事でございました。もう再びあのこんぴら歌舞伎の舞台に立てられないということを思いますと、大変寂しゅうございます。残念としか言いようがありません。心の底からご冥福をお祈りいたします。


 そして、5日の訃報以降、新聞・テレビ等で追悼記事や番組が連日報じられております。その中で、その地域版だけでなく、全国版、全国放送で、特にこの土曜日、日曜日でも、こんぴら歌舞伎に関する勘三郎さんが追悼番組の中で報じられていることは、皆さんもご存じのとおりかと思います。それだけですね、勘三郎ご自身がこの芝居小屋を愛していただいていたことは当然ですし、また、報道する側もそういうふうにとらえているのだなというふうに言えるのは、やはり深い縁や絆であることがもう明らかであります。


 そう考えますと、このこんぴら歌舞伎が始まりましたおよそ30年、28年前、9年前ですか、始まったきっかけは中村吉右衛門丈、沢村藤十郎丈、そして当時の中村勘九郎丈の3人のきっかけから始まったことはもうご存じのとおりであります。そうした意味では、この3人の俳優さんというのは、やっぱり特別な存在でないのかなというふうに私は思います。


 ちなみに、長野県松本市では、亡くなられてから明けた次の日ですよね、6日には、勘三郎さんが出演しました「信州まつもと大歌舞伎」の実行委員会と、その上演会場の松本市の市民芸術館では、献花台と記帳台が設けられたそうでございます。多くの市民が献花、また記帳に来られているとの報道があります。こうした発信力も松本のほうでは行われているそうでございます。


 私たち琴平町民も何かこの気持ちを伝えることはできないかなというふうにも感じます。芸どころ琴平と言われておりますけれども、何かしないといけないのではないかなというふうに思います。ぜひ、そういった面では、そういう同じような対応もそうですし、また、当時関係した人の寄せ書きを送るとか、何かの思い出の品を、ご子息に渡すとか、何かいい手があるような気がしますので、ぜひ、こういうふうなことにつきましても、早い対応のほうを考えていただきたいなと思います。


 さて、本論に戻りますけれども、こうした旧金毘羅大芝居を、また、こんぴら歌舞伎を続けていくわけでございますが、ことしの春、中村吉右衛門丈が座頭で来られたときの出来事でございます。私自身が商工会青年部のOBということで、奈落の底に入りまして、今回、回り舞台ですね、回し棒を押すということで、4人、5人で押すんですけれども、今回は舞台の上に、建物の家がありまして、そこに四、五人の役者さんがいるということで、大変重い状況で半回転をするという、公演中ありましたが、そのときに、ぐるぐるぐるぐるっと押したんですけど、何か物すごく途中でぐっと重くなりまして、何かえらいなと思いながら何とか押したんですけれども、何やこれといったら、いわゆるこまが一つ落ちてしまっていたんですよね。


 そういったことがあって、これ、大丈夫かなということで、その後、すぐ、何とか最終日まではもったということでありますけれども、また、ほかにすっぽんがあります、花道のところも、ひびらしきものも見えますし、また明かり窓も締め切って、本来暗くなるのですけれども、以前に比べると、光というのですかね、漏れるようなものが以前より多くなったんではないかというのが、私だけでなく、リピーターでお客さんも言われていましたし、また、今回、秋の玉三郎公演でもそういった声を裏方さん、またお客さんからも、私、ちょっとあれ、大分、すき間があるんと違うんというふうに言われております。


 そういった面で、こういう国指定の重要文化財を活用しながらも、これからも維持管理していくということですけれども、果たして定期的な点検なり、メンテナンスなんかもひょっとしては必要ではないのかなと思っておりますが、現在、私のあれでは、所有者は琴平町で、管理者は琴平町教育委員会となっていると思いますので、建物の管理者たる琴平町教育委員会ということで、教育長にそういった現状、また、点検等々について、どういった状況になっているか、報告を求めます。





○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 現在の旧金毘羅大芝居の小屋の現状については、議員さんのご指摘のとおり、今回の春の公演で回り舞台の一部こまが外れました。回り舞台の装置は72個のこまがベアリングのかわりになって舞台が回転します。その1個が外れたわけですが、歌舞伎公演終了後、文化財建造物保存技術協会の賀古唯義氏に見てもらっております。今回の公演後に、確認ができた傷んだ箇所、主にこまとか、花道の亀裂の修理等については最善策を検討しております。今後は、小屋全体の調査等を含め、検討してまいりたいと考えております。


 なお、平成24年の通常点検については、消防設備総合点検及び舞台つり物設備保守点検については、全て異常ありませんでした。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 ちょっとただいまいただきました答弁について、細かくお伺いしたいのですが、まず、賀古さんに見ていただいたということで、今後、最善策という、最善策と言ったら聞こえはいいんですけれども、具体的にどこかやっぱり直さないといけないとか、修理をしないといけないとか、そういった指摘はあったのでしょうかね。教育長にお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 賀古さんと連絡をとりまして、一度お越しいただいて、専門的な立場で正式に見ていただこうと。それには旅費等の予算も必要になりますので、そういうことも含めて、今後、検討を進めております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 それと、24年度の通常点検ということなんですけど、これは、どこがどういった形で行われているのか、説明を求めます。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 消防設備総合点検については、業者は秋山メンテナンスで、点検日は24年7月6日から10日。これは年1回やっております。それから、内容としては、消火器、屋内外の消火栓設備、自動火災報知設備等の点検。金額は13万円です。


 それから、舞台つり物設備保守点検で、業者は株式会社橋田舞台設備。点検日は24年3月19日。これも年1回やっております。内容としては、舞台のつり物設備の点検で、15万円ということで、過去の大きな修理としましては、平成17年10月に、台風の被害により破損した屋根のふきかえ及び正面木戸の庇の修理、そういったところを修理。その以後は大きな修理は行っておりません。


 23年度はブドウ棚の修理もしております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 何かあってからやるというのでは、例えば公演中に、つり物とか消火施設については定期的に毎年行っていますけれども、建物自体、そういう江戸時代の建物ですから、それを年間にわたって使っていますし、また今回も秋に使うということで、大変そういった面では、ひょっと公演中に何かがあったらというのは、これはもう後になって、この間もトンネル事故もあったりしましたけれども、そういった部分では、この経費は完全に必要な経費だと思います。


 今の報告によりますと、ちょっともう少し突っ込んだメンテナンス、点検等々が毎年、1回は行うべきではないかなと思いますし、逆にしていないということは、これはよくないことだと思います。ぜひ、これは、どういった業者さんに、建物自体の全体的なものについて、定期的なもの、それから、先ほど言いました現在も見ていただいているということでありますけれども、ぜひ、これにつきましては、毎年きちっとした点検、それから、メンテナンス、それから、そういった現在の明らかになっている分につきましては、早い対応をしていただきたいなと思いますけれども、これは所有者にも聞いたほうがいいのかな。いいですか。所有者たる町長、また四国こんぴら大芝居の会長たる町長の答弁もいただきたいのですが、よろしいですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、この小屋の所有者である琴平町といたしましても、当然、重要文化財でありますので、保護、維持という観点から十分なる調査というのは必要だろうと考えております。また、さらに金比羅歌舞伎等で実際に公演として使う機会がございます。この主催者といたしましては、まず、この役者を招いて公演をするわけでございますので、万が一役者に怪我があってもいけないと。また、お客様が移動の過程でつまずくような要因になってもいけないという観点から、もし、不都合部分がございましたら、早急に教育委員会に対して、調査、修繕をお願いしたいと考えておりますし、また、小屋を使用する委託側、春の歌舞伎であれば松竹ですが、松竹の大道具さん等々についても、使用者側として十分な注意を図るように伝えた上に、何か不具合がある場合は、早急に連絡をしてもらいたいというふうに要請したいと考えております。


 それと、冒頭で申されました勘三郎さんの件でございますが、これに関して、我々も本当に心が痛むと。土曜日の特番でもありましたように、もう二度とあのお姿が金丸座で見れないということは、本当にざんきの念に堪えません。そういった意味から、明日からではございますけれども、金丸座と本町役場におきまして、記帳所を設けて、広く住民、また、こんぴら歌舞伎のファンの皆様方にご記帳いただきまして、そのお気持ちを12月27日に開催されます勘三郎さんとのお別れ会に私自身が持参し、霊前にお供えしたいと考えております。


 本町にとりましては、本当に恩人中の恩人でございます。今回のこと、心からお悔やみ申し上げまして、今後、さらに勘三郎さんの意思を引き継ぎながら、この小屋の発展に努めるためにも、この文化財の補修、点検というものが重要であろうかということを答弁させていただきます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 まず、小屋の件なんですけれども、今、所有者たる町長のほうからありましたように、また、来年恐らく歌舞伎がまた春があるかと思いますので、ちょっと今から間に合うかどうかわかりませんが、そういった面で、今、教育長から先ほどの教育委員会の答弁としてありましたように、来年の春にはそういうことが起こらないような形でのこと、また、今後とも、新年度予算の中で定期的な点検というのは僕は必要だと思いますので、ぜひ、その辺も盛り込んでいただきたいなと思います。


 それから、あした対応していただけるということで、ぜひ、これも町民の皆様にも、また、ある意味、香川県内にも多くのファンもいらっしゃいますので、ぜひ、そういった面でマスコミにもぜひ琴平に来て、皆さんの気持ちを伝えてくださいということも町長のほうから発信していただきたいなと思います。よろしくお願いします。


 次に行きます。小学校の土曜日課外授業導入についてお伺います。


 通告に入る前に、基本的なことで、まず、現在、学校週5日制が導入されて久しいのでございますが、この趣旨についてちょっとお伺いしたいと思います。まず、教育長、週5日制についてその目的、効果、現状についての教育長の説明を求めます。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 学校週5日制の目指すものは、学校、家庭、地域社会の役割を明確にし、それぞれが協力して豊かな社会体験や自然体験などのさまざまな活動の機会を子どもたちに提供し、自ら学び、自ら考え、力や豊かな人間性などの生きる力を育むことをねらいとしています。子どもたちの生きる力を育むためには、豊かな体験が不可欠です。自然体験が抱負な子どもほど、道徳感や正義感が身についているという調査結果も出ております。


 それから、現状でありますが、これは本町の現状ですけれども、学習塾、ピアノ、習字などの習い事をしたり、スポーツ少年団で活動している子どもが50%から60%います。中学生は部活動に参加しています。ゲームやテレビをしたり、見たり、友達と遊んだりしている子どもが5%から10%います。また、睡眠などで平日の疲れをいやしている子どももいます。充実した土曜日を過ごしている子どもと、そうでない子どもの二極化が見られます。


 評価として、3点上げたいと思います。1つは、子ども同士の遊びや、多様な地域活動、自然との触れ合い、ボランティア活動などの体験活動など、地域の受け入れ体制が弱いこと、しかし、地域の行事があっても参加しない子どももいます。2点目として、家庭での教育に対する取り組みの差が大きくなっているということ。3点目として、学校週5日制が定着しており、子どもも親ごさんも休みであることが当たり前になっています。


 以上です。





 議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 そういうことで、もう何年になりますかね。そういう目的で進められてきましたけれども、現状は、大変父兄からも、土曜日、学校、昔みたいにならんのという声もありますし、実際、ここ、本当数年、ここ何年か、全国的にこの小中学校での土曜日の授業というのが実施、または検討というのが広がっております。報道によりますと、まんのう町でも、中学校で土曜日塾というものを始めるということでございます。県内では東かがわ市が、平成23年昨年度から、小学校で課外授業の取り組みを始めております。


 ことしの9月に、この件に関しまして、東かがわ市の橋本教育長さん、それから、教育委員会の課長さんとお会いしまして、県内市町議会議員有志と研修する機会がありまして、東かがわ市の取り組みについて研修してまいりました。


 東かがわ市では、土曜日課外授業について、その目的としましては、学力と体力の向上となっておりまして、あそこは3つ町が合併してできましたけれども、旧白鳥町の小学校において、大体月2回程度、年間20回の土曜日授業ということで、課外授業として取り組んでおります。なぜ、課外かと言いますと、年間授業日数というのがあるんですけれども、土曜日というのが授業をしても、それが適用されないというふうになっておりまして、これは、教育法でそういうふうになっていると思います。そういうことでありますけれども、ですから、義務的に出てこいというのでなくて、あくまでも希望者だけが参加してもいいということなんですが、現在、東かがわ市では95%の子どもさんが参加しているというふうに伺いました。


 その費用は、やはり課外授業ですから、市のほうが出さないといけないんですけれども、ちなみに東かがわ市さんでは、教員の先生には3,500円、半日ですよね。地域のボランティアの方には1,000円ということで、費用弁償、また報酬という形で支払っているそうでございます。


 年間経費は、それとあといろいろな人件費等、ほかに事務用品とか等を入れて、470万円ということであります。3つの小学校で、それだけかかっているということです。全てこれは市の一般財源ということでやって、独自予算でやっているということであります。


 また、東京都とか、そういう都道府県で土曜日授業を認めている場合は、財政措置が県費で賄われるんですけれども、先ほど申しましたように、香川県の場合は、残念ながら県が認めていないがために、土曜日授業に係る経費は市町の単独予算というのがこの香川県の現状であります。


 1年余りしかまだ取り組んでいませんが、父兄、また児童に対するアンケートでも、90%以上の方が大変この土曜日授業についての取り組みは高評価というふうにもらっているということでありました。


 さて、そういう意味で、うちの町でもそういうことで考えますと、先ほどの同僚議員の質問にもありましたが、放課後学級とか、それからこども塾、それから、そういった面で、土壌は十分あるのではないかと思われます。もちろん先生が通常の授業プラスアルファいうことでやる場合もあれば、そういう地元地域の方を巻き込んで、土曜日塾みたいな形でやるケースとか、東京の杉並区でしたら、これはちょっと極論なんですけれども、塾の先生を雇って、それでもう学校で塾をやるとか、本当、その土曜日の授業というものを、もちろん教育行政、ひょっとしたら首長さんかもしれませんが、そういう特色を使って、その地域ならではのものにやっているということで、そういった面では、こども塾とかそういうことで、本町ではそういう取り組みは前進的に放課後ではありますが、行われていますけれども、これを活用する手はないのかなというふうにも私は思われます。


 そういった面で、ぜひ、今、どうこうという答弁はありませんが、ぜひ、この土曜日課外授業について、研究するなり、検討するというようなものを教育委員会のほうで立ち上げていただいて、考えていただけたらなと思いますが、教育長の答弁を求めます。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 先日開かれた公務連絡会及び12月定例教育委員会において、小中学校の土曜日課外授業導入について意見交換を行いました。実施形態によってさまざまな問題点があります。教員が課外授業として実施する場合は、勤務時間の割り振り、あるいは代休の問題、授業内容の問題、希望者ということで、その内容の問題。それから、中学校の場合は、部活動とどう両立させていくか等の問題があります。それから、外部講師とかボランティアを導入する場合は、人材や経費の問題、施設管理や生徒指導上の問題等があります。特に、教育課程のことでありますので、指導要領やその他の公的な問題もありますので、まずは教育委員会と学校で十分研究し、議論を尽くし、見通しが持てるようになった段階で、子どもや保護者の意見も聞いた上で検討してまいります。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 確かに今もう言われていることも東かがわ市の教育長さんも言われていました。もう法律の壁、制度の壁、お金ですよね、予算の問題、それから、学校の先生の中には、なんで行かないかんのやというような反発的な意見もあったそうでございまして、なかなか実現には苦労されたということで、まさに今教育長が言われたような問題点はある中で、東かがわ市はそんな中でやむにやまれず、土曜日の課外授業という形で行われているのが現状です。


 ちなみに3小学校、今言われるように学校によって変えているんですよね。3つの小学校で、1つ、本町小学校というのは、地域連携型土曜日授業といいまして、地域の連携の中で、子どもたちの学力、体力、運動能力の向上目標といって、これは普通のいわゆる学校の先生が授業とか、また、地域のボランティアに、教員のOBの方とかでやっているというのがあります。また、白鳥小学校では、大学連携型ということで、鳴門教育大学が近く、県外になりますけれども、近いですから、そこまでバスを出しまして、いわゆる教員の卵の方を講師として呼んでやると。そうすることによって、子どもたちにもやっぱり若い先生、それから、また先生以外の方にそういうことをやって、教育大の学生さんもトレーニングになるということで、大変そういった意味で特色あるところもありますし、また、長期休暇ということで、長期休業型併用型ということで、土曜日だけでなくて、土曜日の数を減らして、そのかわり夏休みとか、春休みをそういった形で参加するというふうに、いろいろな形でやっておりまして、大変工夫されております。


 検討したいということでございますけれども、ぜひそういった面で、ニーズもアンケート調査等々しながら、また、教育委員会としていろいろな面でそういった壁があると思いますし、もちろん一般財源等も必要でありますので、町当局との折衝の部分はありますけれども、ぜひ、これについては、私もぜひやるべきだとまでは言えないのが、その壁の問題がありますので、ぜひ、かといって、これについて、気がついてみたら周りの町はやっているのに、先ほど同僚議員のいろいろな質問がありましたけども、うちだけまだやっていないみたいなこと、考えてもないのかということでは、これはやっぱりちょっとつまらんなあと思いますので、ぜひそういった面で前向きな研究、検討をしていただいた上で、最終的に、教育委員会、または当局との連携の中で、これを進めるかどうかについては考えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 次の質問に移ります。続きまして、SNSソーシャルネットワーキングサービスの活用について、質問いたします。


 昨今のSNS、代表的なものといたしましては、フェイスブック、ツイッター、ミクシィと、いろいろ交流サイトというのがありまして、これを活用しまして、防災情報とか行政情報という、地域のいろいろな情報を発信するだけでなくて、それを通じて住民や町民の声やニーズを集めて、いわゆる行政運営に取り入れる自治体、役場、役所が大変ふえております。


 背景として、実績としてありましたのが、あの東日本大震災のときに、大変ああいう大混乱のときに、やっぱり連絡とか、情報というのが一番必要であるということは、これまでの研究でも、執行部側の皆さんもご存じのとおりであります。やっぱり情報、その情報をどうするかというのが、この緊急危機管理のうちでは一番重要でありますが、あの発生したときに、いわゆる固定電話、NTTだけじゃないですけど、固定電話、それから携帯電話、それから、町とか市の自治体のホームページというのは、もうアクセスは集中するわ、それからもう回線は飛ぶわで、全く機能していなかったというのはもうご存じのとおりですが、そんな中で、SNS、このフェイスブックとかツイッターだけは安否確認に大変有効であったということも話題となっておりました。そういったもののことで、先ほど言いましたような情報提供としては有効な手段であるというのが1点上げられます。


 それから、この中にもたくさんの方がお持ちかと思われますが、私も持っていますが、スマートフォンが大変、今、ガラケーから切りかわって普及がされております。これによって、先ほど言いましたフェイスブック等が世界中に広がっておりますけれども、記憶に新しいところによりますと、中東諸国で起きましたいわゆるアラブの春というのが、これによって独裁政権を倒したというきっかけになりましたし、また、今でもあるんでしょうかね、首相官邸前で原発再稼働反対というデモも、これもこうした呼びかけを通じて集まったということで、大変そういった情報発信については大変強いわけです。


 最近のデータですけれども、日本のこの利用人口、ソーシャルネットワーキングサービスの利用人口は約5,000万人と言われておりますし、アクティブユーザー、実際使っているのも約3,300万人ということで、3分の1の人が利用しているのではないかなというデータもあります。


 今は、何かそういうふうに言いますと、この話題になると、若い人だけの話やというふうに言われますけれども、携帯電話とかスマートフォン、アイフォン、タブレットということで、そういったもので情報を外出先、パソコンでなくて、外出先で簡単に入手される時代がもう来ております。これまで町民に対する町の情報発信と言いますと、町の広報とかホームページというのが主たる情報源でしたけれども、しかし、これからはそういった若者を中心に広報に目を通すよりも、携帯電話とかそういったものを媒体としました情報ルートに変化してきている現状ではないかと思われます。


 一方で、そういった意味で増えているのがフェイスブックですけれども、フェイスブックと、私も活用させていただいていますけれども、完全実名の登録制で、ほかのツイッター等と比べて、情報の信頼性とか機能が充実しております。香川県内では、宇多津町が、昨年の3月議会でフェイスブック活用街づくり宣言というのを行いまして、フェイスブックを活用して、先進地となっております。


 先月末になるんですけれども、県内有志の議員とともども佐賀県の武雄市のほうに私、視察に行ってまいりました。ここでは、公式のホームページをフェイスブックに完全移行したことで話題となりまして、職員全員がツイッターとフェイスブックのアカウントを持っているという先進の自治体であります。


 フェイスブックには、いいね!というボタンとコメント欄がありまして、それで、例えば自治体が発信しました情報に対して、住民の反応が即座にわかるというのがメリットになっております。住民も親近感を持ち、まちづくりの協働参画にも一役買うかもしれないツールであります。武雄市では、この切りかえによって、通常のホームページの費用が3分の1に減った上に、アクセス数は月5万アクセスから360万アクセスと70倍に大幅に増加したそうです。費用対効果につきましては、この数字でも明らかかと思われます。


 今年度、当町でも、今年度予算にホームページ作成費、リニューアル費に600万円計上しておりますし、また、先ほど行われました総務産業経済常任委員会等でも業者が決まったということで、現在、それで、4月1日の開設ですか、変更ですか、に向けてやっているという報告もありました。そういったわけで、ぜひこういったものを活用しまして、ツイッターとかフェイスブックとかそういういわゆるSNSについて、本町の認識と所見について、それから、導入について、現状、どういうふうにお考えなのか、町長にお伺いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、SNSの活用による行政サービスについて、まず1点目が、ツイッターやフェイスブックなどの本町の認識と所見について、また、その導入についてということをお伺いということでございますので、順次答弁していきたいと思っております。


 まず、このSNSの認識と所見でありますけれども、ツイッターやフェイスブックに代表されるいわゆるソーシャルネットワーキングサービスというものは、双方向で情報のやりとりを行うということが可能となっておりまして、議員ご指摘のように若者を中心として、住民の生活に身近で重要な情報手段となりつつあります。特に、東日本大震災では、これらが有効に活用され、電話がつながりにくく、メールが届きにくい状況でも、安否確認ツールとして活用されたというふうに私も聞いております。


 また、全国の自治体でも、これらの利用が増えまして、県内におきましては、ツイッターが4市、高松、坂出、観音寺、東かがわが行っており、フェイスブックに関しましては高松市と宇多津町の1市1町で運用されております。また、議員が研修に行かれました佐賀県武雄市というものは、非常にこの点では先進地でございまして、公式ホームページをフェイスブックに移行したということで、利用者の非常に多くのアクセスを生んでいるということもお聞きしております。


 ただ、この武雄市に関しましては、それに対応するためのフェイスブック・シティ課というものを新設され、9名の職員を配置しているということからわかりますように、設置するだけではなくて、それに対する対応がしっかりと図られる体制づくりが不可欠であろうというふうに考えております。


 また、これらのツールを活用いたしまして、住民の皆様に情報を素早く伝え、意見を速やかに聴取し、それらを即座に行政運営に役立てるということは、これだけ情報化が進みました現代社会におきましては、非常に有効な手段の1つであるように認識しております。


 そこで、本町での導入に関してでございますけれども、実は、本町におきましても、一部ではございますが、このフェイスブックを活用した情報発信が今始まろうとしております。これは、さきの9月定例会で補正予算計上させていただきまして、観光情報発信のブログ、トレジャーハンティングの再開について、ブログの情報、更新状況をフェイスブックで発信させていただく予定としております。これらのアクセス、いわゆるいいね!というものがどれぐらいクリックされるのか、また、どのようなコメントをいただけるのかというところも、今後活用を通じながら判断基準とさせていただきまして、本町の総合的な行政情報の発信につきましては、今後の運用方法も含めまして、検討していきたいというふうに考えております。


 ただ、先ほども一部触れましたが、現時点で懸念すべき点というのもあるのは事実でございます。自治体によっては、導入したものの、利用する方がいないと。また、対応が十分できていないということがあってはならないと思います。特に、一部の特定された方が利用するといったようなことにならないようにも心がけなければならないと思っておりますし、これらSNSをはじめとした情報ツールというものは、世代が1つ変われば、がらっと変わるというような様相もございます。アメリカ本国では、フェイスブックの登録者数が減少に転じたというような情報等もありますので、それらの中で、なるべく早く情報を発信する方法は何がよいのかということも選択肢の1つとして考えていきたいと思っております。


 そして、最も我々行政として気をつけなければならないのは、確かにこのフェイスブックというのは、人物を特定し、それらに基づいた情報交換というものが大原則とはなっているのですが、悪用されれば、これらについても匿名性や一方的な記述というものが起こる可能性も秘めております。不正確な情報や不用意な記述が意図しない問題を引き起こしたり、個人情報などの流出によりまして、個人や団体に深刻な被害等々を及ぼすこともありますので、これらのリスクに対応するガイドラインというものも作成をした上で、本町の情報発信のツールとしての検討というものを図った上で、広報をはじめとするこれまでの従来の方法とのどう区別化をするかということもあわせて検討していきたいというふうに考えておる次第でございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 大体そういうものなんですけれども、こういう話題になると、私も質問しましたように、いや、そんなもん、一部しか使えんがと、使える人一部やという議論と、あと、先日、ちょっと議会中継という話題もあった中で、ケーブルテレビの話もちょっとあったんですが、じゃ、広報、ホームページも、ホームページの話はちょっとやめて、広報全戸配布、全戸配布して皆さんが見れるようにはしていますけれども、何人が読んでいるのかというのと、じゃ、使えるのかどうかというのと、この辺議論になってくると思うんですよね。


 ですから、先日もケーブルテレビの話でも、じゃ、どれだけの人が見れるんやという話とか、テレビでもそうですし、じゃ、いう部分で、この議論をここでしてもしようがないんですけれども、やはり情報をいかに発信していくかというのは、僕は自治体の一番大事なことかと思うので、一応、これ、所管はどこになるんですか。フェイスブックを活用してということで、ブログ等々でやるということですけれども、一応、これは所管は総務課でしょうか。観光課。総務課のほうで一元管理ということでございますけれども、これは、ぜひ、何らかの形で、確かに効果がどうかこうかというのですけれども、そんなに経費が僕はかかるものではないかと思うのですけれども、実際、その武雄市で聞いたんですけれども、大雨が降ったときに、市の職員さんなり、市の市長さんがツイッターで道路の冠水情報をずっと出したと。災害情報を出すことによって、それで、どこで危ないとかいうことを登録している市民の方が見たということで、それで危険が迫っているとか、ああ、うちの近くは意外とあそこの水路が漏れているんだということを知るということで、そういった緊急時には役に立ったという話もありますし、また、東日本大震災の翌日には、募金を呼びかけたところ、2日間で128万円が集まったということで、もちろんそれまでの取り組みがあって、土壌があっての情報発信したので、今、言ったような成果があったわけなんですけれども、やはりこれも小さな町琴平で、人口も少ないですけれども、逆にそういった面では、前々から私もそうですし、同僚議員が言っていますけれども、災害時の情報というのは、今、一番の肝ですよね、うちの町では。行政無線もないですし、避難勧告の周知徹底、もう広報車で回すぐらいしか現在手段がないという現状の中で、やはりこういったものを使うというのは、有効でないのかなというふうに本当思われますので、それと、あとはもうはっきり言いますと、首長たる町長の情報発信に対する考え方1つかなと思います。確かに先ほど説明がありましたように、リスクはありますし、問題点もあるかと思いますけれども、それ以上に情報を出すということで、やはりまあ役場って、結構あれですよね、クレームとか、いろいろな部分を受けるは誰でも嫌ですけれども、やっぱりそっちのリスクではなくて、やっぱりもう少し好意的に受けてくれる人が多いということも知っていただきたいなと思います。


 きのうのことなんですけれども、実は宇多津町に行ってまいりまして、宇多津の町長、議長さんと、それと担当の総務課の方ともお話をさせていただいたんですけれども、宇多津さんは1年間やりましたけれども、そういったクレーム的なものとか、嫌がらせ的なものはないということでしたけれども、ただ、やはり課題は町長が言われていましたように、毎日やっぱりああいうのというのは発信しないと見ないんですよね。それから、県とか、僕も丸亀市さんの情報ありますけれども、かたいんですよね。きょう、何月何日、どこで何の会がありますといって、それではやっぱり見る気もしないし、情報としては大切ですけれども、やっぱりその辺を工夫してほしいなというのを、やっぱりその発信力というのは大事だと思いますので、ぜひ、お願いしたいと思います。


 その延長になりますけれども、その武雄市の例で、現在、フェイスブックを利用しました通販サイト(F&B良品)というものが運用されて、これも話題となっておりまして、これは何かと言うと、要は、自治体通販ですね、自治体が通信販売をするという非常に画期的なことをこのフェイスブックで行っております。武雄市では、これによって月100万円の売り上げを今上げているということで、特に、ここ最近では、米が、武雄市の米が大変売れているということで言われておりました。


 行政がそういうことで通販をするということで、消費者に対して安心感を与えておりますし、また、それを広報して、きのう12月7日に見ますとポータブルサイト化されまして、宮城県の陸前高田、新潟県の燕三条、富山県の南砺市、栃木県の那須高原、福岡県の太刀洗町、鹿児島県の薩摩川内、それから佐賀県の武雄市と、ここが参加しておりまして、近々、今全国的にもシンガポールのほうにも売れるようなシステムを今考えているということでありました。


 個人的に、例えば、町内でもいろいろな特徴ある商品とか、農産物、商品ってあるんですけれども、これを個人の、民間だから民間で売ればいいんですけれども、なかなかやっぱり中小零細では楽天とかアマゾンで売るというのは、経費もかかりますし、実際、SEO対策といいまして、検索して上のほうに上位でヒット、上に上がらないと、この対策費が物すごく高いんですよね。だから、せっかくネットでネットショップをオープンしても、なかなか売れないというような現状があるんですけれども、こういったことで、自治体が一括して窓口になって、JAさんとか、それから商工会さんとかを通じて、ぜひこの売りたい物を売っていくということを推進していくのは、これは非常に発信力のある取り組みであります。


 ぜひ、こういったことにも検討していただきたいなということで、あえて提案させていただきますが、これもやっぱり経費がかかることでありまして、初期投資としては210万円というのと、月々、ちょっと私、通告書間違っていました。月15万円の維持管理費が毎月かかるということになっております。これが高いか安いかというのは、大変厳しい判断にはなりますけれども、これはもう早くやったもの勝ちかなと思われます。宇多津町さんでは、この12月議会で現在、この予算が計上されておりまして、予算が通りましたら、早い段階でこれを取り組むというふうになっております。


 自治体が今どこまでしないといけないのかなというのは、大変議論のあるところだと思うんですけれども、直接町がそういうふうにして、一部の、例えば、難しいなと思うのは、やっぱりどこのうどんを売ったらいいのかとか1つでも難しいですよね。でも、逆に、これで今、琴平町がこれだけの経費をかけてやったところで、どれだけの商品があるのかというのもありますけれども、現状は確かにそうかもしれないですけれども、これを切り口として、新しい商品をつくろうとか、ほかの町とのコラボした新しい商品開発をするとか、実は、全然日の目が当たっていない農産物とか、そういったものも発信できるきっかけにしていかないと、先ほどの活用の話と同じで、ただ、現状はこうだから、もったいないというのではなくて、それをもっとやる以上は前向きにとらえて、逆手にとって進めていくぐらいにやっていかないと、今、やっぱりこういう時代はなかなか難しいと思います。


 うちの琴平町なんかで考えますと、本当に一番元気でなかったらいかんのは、この役場だと思います。観光業もどこももちろん元気いっぱいにならないといけないですけれども、こういう不景気の中で、皆、不景気の話ばっかりするんですから、逆に役場が先頭を切って前へ進めていくというのは必要かなと私は考えます。


 ちょっと話が多岐にわたりましたが、ぜひ、こういった通販サイトについてもちょっと考えていただけたらなということで提案させていただきますが、町長の所見をいただきたいと思います。





○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの議員ご提案のインターネット等々の通販販売というよりも、むしろソーシャルネットワーキングサービスを利用した販路の開拓や、拡大というものの可能性についてでございますが、おっしゃるように武雄市では、フェイスブックを活用して特産品の通信販売というものが非常に盛んで、また、全国から注目を受けているということでございます。これらにつきましても、フェイスブックが先ほど申し上げたさまざまな利点がある中で、特に、大きな利点としては早く迅速に情報伝達ができるというメリットが一番かと思っております。


 これらを活用して、本町にある商品、また、加工品等々を発信することによって、商業が潤い、また、これらを生産する農業に至るまで、さまざまな産業が発展するということは、この琴平町を元気づける1つの大きな手段になろうかと思っておりますので、商工会、観光協会、また、JA様等々と意見を聴取しながら、必要であると考えておりますので、いいものは、ぜひとも他の市町にならってでも取り入れるべきだというふうに考えております。


 ただ、1個だけ重要なものは、この琴平町でつくろう、またつくるという商品が、どれだけそろっているかでございますけれども、仮に今現在、少なくともこういう事業をすることによって、確かに増えていくとも思います。その確かな商品をどのような情報経路であっても、我々が真心込めて発信すること、これで琴平町が元気になるというふうに確信しておりますので、ぜひとも議員のご意見等々を参考にしながら進んでいきたいというふうに考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、6番。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 私は、今回、たまたまこういった質問をしておりますけれども、そういうふうにして、町はこれだけね、これだけではないですよ、いろいろな手段があるじゃないですか。そういったもので、町はこれだけ環境づくり、ツールもやっているんだから、逆に引っ張り上げていただきたいなというのがあります。


 その武雄市長の言葉で非常に僕が印象に残ったのが、先ほどからいろいろな市町の、私もそうですけれども、他市町村の取り組みについてでありますけど、市町村の自治体の政策というのは、著作権がないんですよね。ほかのいい町、普通だったらまねしたらいかんですね、民間ですと。ところが、この自治体の政策というのは、著作権がないから、ほかがいいことしたら、どんどんまねたらいいんやということで、ああ、そこまで開き直っているんやなということで、今、町長が言われていましたように、そういう考えはいいかなと思いますし、それともう一つはブランド力ですね。


 今言われております琴平町というブランド力を上げるということが、結果として、さきの質問にもありましたように、人口増加対策にしても、武雄市は、現在、5万人の人口ですけれども、ちょっと減ってきた。高齢化率も下がってきたそうです。それはなぜかと言うと、そういうふうにして注目されることによって、武雄市というブランド力を上げていっているそうでございます。それによって市民が元気になり、また、町外から家を建てるのなら武雄市で建てて住んでみようかということで、そういった意味で、ちょっと特異な市長ですから、この市長が全てあれかなというのは、私も疑問ですけれども、それぐらいの勢い、香川県内で一番若い町長なんですから、それぐらい琴平町は、先ほどこんぴら歌舞伎の話でもそうですよね。本当、宇多津町長にもうらやましいよね、歌舞伎やってもいいよね、うちもあんなんあったらいいのになと言われるので、そういった財産があるものですから、もっともっと小さな町とはいえ、できること、もっとブランド力を上げること、嫌な話も結構ずっとありますけれども、そういった信頼回復もしないといけないですけれども、もっと前向きにやることを打ち出していただいて、これは、僕はあくまでも今回は一例だと思います。何かあるかと思います。


 やっぱりこんぴらは違うなというのは、やっぱり町長ご自身の中で常にあると思いますので、ぜひ、そういった目玉という言い方は僕は余り好きではないんですけれども、ほかにはない、さすが琴平やというそのブランド力を上げるようなものを、ぜひ、もう来年度予算、3回目ですかね、編成されるのは。新年度予算を組むのは3回目ですので、そういった、去年もこの一般質問、12月か3月かしましたけれども、小野カラーをぽんと出すようなものを出していただきたいと思いますので、そういった意味でのこのきっかけの質問であるので、ぜひ、そういうものを期待しておりますので、そういったものをやっていただきたいと思います。


 もう一つの質問は、もう時間が中途半端なので、また次回以降にさせていただきたいと思います。以上で終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で6番、片岡 英樹君の質問を終わります。


 ここで暫時休憩といたします。


 再開を3時10分とさせていただきます。





     休憩 午後 3時00分





     再開 午後 3時10分


     (出席議員、休憩前と同じ10名)





○議長(臼杵 善弘君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き一般質問を行います。


 7番、今田 勝幸君。


  (「はい、7番、今田」と呼ぶ)


○7番(今田 勝幸君)


 日本共産党の今田勝幸です。12月議会の一般質問をしたいと思います。12月ですから、当然、来年度予算についての関する問題ばかりでございます。なお、この質問をつくるに当たりまして、私は、今日の政治の状況と勘案をしながら、その来年度予算にどう反映させるかと、こういう観点での質問ばかりであります。特に、日本共産党琴平支部としてと、私の来年度予算に対する要望を兼ねての質問でありますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。


 大きくは、3つありまして、この来年度予算の編成についてと、2つ目が、福祉の充実拡充を求めてと、3つ目については、町長職と外郭団体との長の兼任について、この3点が大きな項目でございます。以下、質問席に着いて具体的に質問してまいります。


 それでは、具体的に質問をしてまいります。まず、最初に1番目でございます。来年度の予算編成の基本方針について、質問をしたいと思います。個々には通告書にありますように、歳入については町税であるとか、あるいは交付金であるとか、あるいは歳出については義務的経費とか投資的経費、その他の経費を挙げて、政策の重点目標などを示すよう求めているところでございます。ぜひ、簡潔にご答弁を願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 7番、今田 勝幸君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、今田議員の来年度予算編成の基本方針について、より具体的な中身を示せということでございます。大きな流れにつきましては、先ほどの片岡議員の中でも申し上げましたように、25年度に関しては、サマーレビューを実施し、新たな事業をするためには、何かを停止するというようなスクラップアンドビルドの基本方針を貫いております。その上で、具体的な内容に入っていくわけでございますが、新年度の予算編成につきましては、やはり大原則は、最小の経費で最大の効果を上げるという行政の使命をなし遂げるために、財政規律の確立を目指し、取り組んでいくこととしております。このため、全ての事業について、費用対効果や緊急性の有無などの観点から検証し、予算編成を行っていくこととしております。


 具体的には、歳入面では、まず、町税について、長引く景気の低迷等による所得の減少による町民税の減少や、土地の価格の下落による固定資産税の減少等が懸念されております。このようなことから勘案し、過去の徴収率等も加味しながら積算して計上を行う予定でございます。


 また、地方交付税をはじめとする交付金については、国における来年度の地方財政計画に基づき、適正な額を計上する予定であります。


 次に、歳出における義務的経費は、高齢化の影響等もありまして、扶助費が増加傾向にあると思われますが、過去の実績等に基づき、適切な金額を積算し、予算計上したいと考えております。


 一方、投資的な経費につきましては、過大な投資をすることなく、早急に整備が必要な事業を中心として係る経費について予算計上を行いたいと考えております。


 その他の経費につきましては、効率的な事務執行に努め、必要最小限の経費を計上したいと考えております。


 なお、財政規律を重視するという観点からも、一時に比べますと、少し財政調整基金等積み上げができておりますが、まだまだ潤沢な財政状況ではないと思っておりますので、一層の引き締め等も勘案しながら、予算計上するつもりでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 7番、今田君。


○7番(今田 勝幸君)


 私は、町長もこのような見通しをされていると思いますけれども、町税減少、町税の徴収の減少の問題とか、あるいは、福祉関係における高齢化社会の中での負担増の問題とか、やっぱり当然起こってくる問題だと思うんですね。これらは、本町だけでの問題ではなくて、やっぱり政治全般の中で起こってまいります。そういった中で、やはり投資的諸経費を削りながらといいますか、ある一定のそういった痛みも当然出てくると思います。そういう中で、やはり町民の暮らしを守る、福祉を守っていく、そして、老いた人たちが生涯を安心して琴平町で過ごしてもらっていくということが一番町の大事な仕事ではなかろうかというふうに思っています。


 その点について、もう一度確認でありますけれども、交付金について、国が現在行っている交付金の中で、見通しとして、来年度についてはどのような見通しを持っておられるのか。私は、ひょっとすると、ややもすると、マイナスの傾向になるのではないかという危惧をしているわけですけれども、ここ二、三年については上向きの傾向である。ところが、それについてどういう見通しを持っておられるかだけ、ちょっとお尋ねをしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 総務課長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○総務課長(豊田 泰志君)


 ただいまから今田議員のご質問にお答えさせていただけたらと思います。


 今、今田議員がおっしゃいました多分地方交付税のことではないかと思っておりますけれども、その件につきましては、ここ22年度、23年度と大体14億強の金額がいただいているものでありますけれども、今後、国における来年度の地方財政計画に基づき、適正な額を計上する予定でありますけれども、今年度の状況等を加味しますと、国においても財政状況はかなり厳しい状況になっておりますので、来年度、この金額が丸々くれるのかどうかということはかなり厳しい状況を想定しなければならないと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、どうぞ。


○7番(今田 勝幸君)


 これは要望でありますけれども、そういう状況の中で、歳入の面については非常に厳しい状況があると。その上で、やはり現状の福祉、あるいは教育等含めて守っていくとすれば、相当な全体のシーリングが必要なのかなという思いもいたします。無理のない程度で、あるいは過疎債の活用ということも先ほども出ておりましたけれども、こういったことを含めて、水準を下げずにやっていく。ぜひお願いしたい、そういう方向でお願いしたいという要望をしておきたいと思います。


 続いて、質問でございますけれども、同和行政の廃止、終結を求めて質問をしておきたいと思います。


 これはもう項目的、今までも私の主張については言ってまいりましたので、まずは、この問題について、具体的に終結を求めておきたいと思います。答弁をお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)





○町長(小野 正人君)


 同和問題の現状といたしましては、これまでも述べてきたように生活環境などのハード面については、本町においてはかなり改善が図られてきたというふうに考えております。しかしながら、本町が実施しております地域の実態調査、また、町民の意識調査などにおきましては、同和地区の方が結婚や就職など、差別を受けていると回答した方がまだまだ多くいるということを踏まえますと、依然として、これら結婚や就職の分野などで課題が残っているのもまた事実でございます。


 これらのことを考えまして、さらには、全国的な観点から言いますれば、インターネット等で露骨な差別的な書き込みがあったり、また、記憶に新しいところでは、土地差別調査事件問題、また、戸籍等の大量不正取得事件など、就職や結婚等をとらえた差別事象というものも発生しているということでございます。本町におきましては、土地差別事象調査事件等々は発生しておりませんが、県内でも近隣市町でこういう状況があったということは、いつ起きても不思議ではないというような現状だろうと考えております。これらを踏まえますと、今後も引き続いて第4次琴平町総合計画及び琴平町人権教育・啓発に関する基本方針に基づいた同和問題の解決を図るための事業というものは実施してまいりたいと考えております。


 以上をもちまして、ご答弁といたします。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい。


○7番(今田 勝幸君)


 国の基本法については既に消滅をしてありません。町長も言われましたように、ハード的な生活環境の面については非常に進んだと。改善をされていると。これは、行政も含めた、あるいは団体とか、あるいは自治会とか、町民も含めて努力した結果だと思うわけです。そういった中で、どうするのかというのが今問われていると思うんですね。私は、この問題の、同和問題の解決というのは、やはり差別と偏見をなくしていくというのが目的だと思うんです。


 その一番目につくところの生活環境については、既になくなってきているというのが実態だと。その上に立ってどうするのかといったときに、私は、いわゆる、町長も言われた心理的な問題が起因するものが多い。これは、心理的な問題については、特に、この問題については、いわゆるざんしゅ的といいますか、昔からの名残で残っているわけでありますけれども、この問題をなくするには、やはり私は人権の問題の尊重ということが、民主主義的社会の中で、この尊重が肝要され、そして根づいていく。そうするにつれて、私はなくなってくるというふうに思うわけです。


 もし、今回、琴平町、香川県もないわけですけれども、こういう同和行政として特別な扱いを行政がするということは、引き続いて続けていくということは、この心理的差別をいつまでも温存させる、そういうところに結びつくのではないかと。片方では、人権啓発なり、あるいは、同和行政という形で啓発して、なくせ、なくせ、してはならないというふうに強調するわけですけれども、実際問題として、全体の中で、そういう問題があるということを知らしめて、あるいは、それを強調してなくせというのと私は一緒やと思う。もし、本当に、こういう社会、民主主義が発展をして、人権が尊重され、差別も偏見もなくなる社会というのは、私はそういう特別な扱いはやはり行政はすべきではない。心の問題ならまだしも、行政としてすることが、それはそこに差別があり、偏見があるんだということを証明しているのではないかと、このように考えている。


 ですから、行政としては、やはりこれをなくして、その特別な扱いをなくして、人権の問題として全体の人権、老人差別の問題も障害者差別の問題も、あるいは労働者だったら、非正規と正規の問題も、全てが今話題になっているいじめの問題も人権問題だと、突き詰めれば。そういう中で、その中の1つに、かつてこういう問題があったというふうに啓発をするのが、私は一番なくしていく、いわゆるこの目的である差別と偏見をなくしていく道やと思うんです。そのこと抜きには、どうしても私はできないのではないか。ですから、行政が、言い方を変えれば、行政が特別扱いをすることによって、差別と偏見は、部落問題の本当の解決を遅らせている、残しているというふうに私は指摘をしておきたいと思います。


 もう一度、私の意見に対する反論などがありましたら、ぜひ、言っていただきたいと思うんですけれども、余りここで神学論争をしてもなんですから、これでおきますけれども、私の主張は、こういうところです。本当に全体の中、今のままではいけない。その上の立場に立っての質問です。具体的な問題とか、あるいはるる歴史的な問題は、もう既に今まで言ってきて、言葉も今までに言っていますので述べませんけれども、そういう点で、具体的な問題として提起をしておきたいと思います。早期にお願いをしたいと。


 そして、私は、昨年でしたか、町の人権条例を条例化させてという話もしました。こういう道筋を明らかにしております。やはり全体の人権の中で、この問題を1つとして扱いながら、全体を人権の尊重の社会、民主主義の発展に尽くす中でこそ、私はこの同和問題が解決ができるというふうに思っていますので、訴えて、この項については終わりたいと思います。


 次に、3つ目であります。下水道の問題であります。これについても、今日、下水道もほぼ本町の場合には認可区域の中で工事についても一定の水準に達しているというふうに思います。そこで、私は、この下水道事業を見直して、そして、合併浄化槽への設置の促進に転化をすべきだと。こうすることによって、町の財政の問題も非常に町債が減少の傾向に出てくるのではないか。特に、下水道事業というのは、広げれば広げるほど赤字の傾向が、投資的傾向が強くて赤字が出てくるわけでありますから、ここのところをもうそろそろカーブを切ってやっていくべきだというふうに思っています。


 そして、昔と比べまして、合併浄化槽の水質は非常によくなっておりますので、これが用水に流れて、自然環境にもよくなる、こういう立場からこういった転換をぜひ進めてほしいということであります。


 それとあわせまして、現在の下水道の接続率の向上を求めたいと思います。ぜひ、この決意のほどもお願いを申し上げたいと思います。答弁をお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 下水道の認可区域につきましては、今、今田議員がおっしゃられたように合併浄化槽の設置等の補助を行っていくことで、換えていく方針というものが大きな今流れだと私も考えております。しかし一方で、朝方山神議員さんからもあったように、この認可区域の境界付近においては、その接続を期待されるというようなご意見もあろうかと思います。これらを両方勘案しながら、今後の下水道事業について進展をしていかなければならないというわけでございますけれども、議員ご指摘のように、この下水道工事というものは多額の費用を要し、町財政を圧迫するということがまず第一にあろうかと思います。そして、今の現在の下水道認可区域外につきましては、今申されました合併浄化槽の設置補助を行っておりまして、これらを促進するために、町では広報誌を通じまして、年2回ほどPRを行っております。さらに今後につきましても、この事業というものは継続していきたいというふうに考えております。


 また、下水道への接続率の向上についてでございますが、この事業を開始して以降、本来であれば、3年以内にくみ取り便所を水洗便所にかえて改善し、多くの接続を果たすということが、やはりこの下水道事業を遂行するに当たっては、やっぱり大きな課題であろうかと思いますし、また、これがなってこそ、下水道事業を行った価値というものも見出せるかと思っております。既に許認可区域において工事を行った地区については、一刻も早い下水道接続ができますように、関係の住民さんに対してお願いをしていきたいと考えております。


 また、同時に、これら水洗化や排水設備の改修等には多額の費用を要したり、受益者負担金も発生するということもございますので、いずれにいたしましても、生活環境をよくするために、これらの事業はこれまで行ってきたという観点から、今後とも町民の皆様に対しご協力をお願いしたいと考えておりますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 下水道の接続率について、具体的に今の段階、現在の段階の接続率は、具体的に数字を出せと言っていませんので終わりますが、問題は、やはり認可区域で工事した後の接続率を上げなければ戻ってこんわけですよね。投資した経費が。もちろんそれぞれの中には、それではなかなかうまくいかない。経営がうまくいかない。本町の一般会計からも相当2億近く入っているわけですけれども、結局、そういう財政困窮の1つの要因にもなると。私は、下水道のそういった意味で、接続率の向上のためには、もう一つ一工夫がいるのではないかというのが思っています。


 私は、この下水道を導入する場合に、無利子の融資制度がございますが、これは、たしか今年度1件あるというふうにお聞きをしています。また、ここ二、三年前までは、これがゼロだったわけですね。ですから、この問題について、私は改善が必要なのではないかと。私は、この改善についてももう一工夫して必要があるように思うんです。


 それは、今の金利が安い中で、わずかなお金を借りても、余り恩恵がない。本町の金額だけでは到底全部の工事ができにくいという問題がある。私は、そこで、かつてはここに住宅リフォームに対する補助金の制度を導入してはどうかという質問もいたしました。これについては、まだ、今般、現在のところ香川県ではさぬき市が導入をしたというふうになっています。香川県の中では、これのリフォームの助成制度については、いろいろな業種が重なり合って、波及効果が高いという利点もありますので、町内の経済的な効果については非常に高く回転をするのではないかと思いますので、そういう問題について、これは通告には具体的に書いておりませんけれども、その流れとしてご理解をいただいて、こういう一工夫、二工夫して、住宅リフォーム制度の導入をして、この下水道の接続率向上のために役立ててはどうかと思うんですけれども、町長、いかがでしょうか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 以前から今田議員は住宅のリフォームの助成制度というものの推進に非常にご熱心でありました。今回は、この接続率とあわせまして、接続をする場合に、また、リフォームをするというのを待って、平行して行った場合の助成制度ということでございます。確かに先ほど申し上げましたように接続率の向上というものは一つの大きな課題となっておりますので、今後の中でこういった複合的な助成制度の可能性があるかどうかということについては、関係課とも協議をしてみたいと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 検討、研究をしていただいて、早期に実現を望みたいと思います。


 次に、4点目でありますけれども、今年度は、太陽光パネルの発電について、設置をした場合に助成制度ができております。これは、ややもすると単年度という理解もしておったらいかんと思うんですけれども、来年度以降についても継続をお願いしておきたいと思います。これについて、継続を考えていられるのかどうか。答弁を求めたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この太陽光発電パネルへの設置補助につきましては、本年度開始、実施いたしまして、15件150万円の補助を行いました。この制度を開始したと同時に、非常に多くの問い合わせがあり、また、実際に工事に取りかかっておるというような状況をかんがみ、また、この制度を設置した1つの理由といたしましては、行財政改革の中で、固定資産税の前納報奨金の引き下げ分を原資として行っておりますので、来年に関しましても継続してこの事業を行っていきたいと思っております。


 ただ、限られた財源の中でございますので、その件数、金額に関しましては、まずは今年度の予算をベースとして検討していきたいというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 継続についてはありがたいと思いますけれども、この問題は、もう一つ、町長が言われました問題とあわせて、もう一つ重要な課題といいますか、問題があろうかと思います。それは、原発、昨年の3月11日、あの原発、福島で起こった事故から急速に高まってまいりました。それは、電気に対する、エネルギーに対する自然再生エネルギーへの転換の問題だと思うんです。私も高知県の安原町で視察をして、その問題でお願いもしたわけでありますけれども、やはりここに、エネルギーの問題についても、地産地消の考え方が全国的に広まっております。例えば、これは、機会があれば、町長のほうからも各団体にお願いしてくれたらと思うんですけれども、例えば、大麻山に向けた四国香川用水の幹線がございますが、あの落差が五、六メートルあります。完全にあの落差を利用すれば、小水力発電はできるわけであります。ですから、そういった観点、あるいは、今ごろ小水力発電についても、らせん状で、本当に小川のせせらぎあたりで電気が発生をするというようなことも言われています。そうすると、あの香川用水のあの流れは、四六時中、年がら年中、通さなければならないというふうになっていますので、そういったところをうまく活用すれば、近隣の地産地消の電気のあれは相当できるんじゃないかという思いがあります。


 これは、こういったことの研究とか、そういうようなのも当然する必要があるのではないか。まず、水利権の活用の問題、そういった団体との協議、これは、変なとっぴなアイデアではなくて、具体的にやっぱりそういうところの研究機関とも相談をしながらやれば、やっぱり香川県の中でも原発に頼らなくても、あるいは太陽光以外のそういうことができるように思います。


 また、坂出とか、あるいは多度津とかでは、メガソーラーの設置が進んでおります。そういう意味において、私はこの原発、太陽光発電パネルは、本町の場合には直接ここだっていう土地とかそういうのがございませんので、やはり町民の常に日の当たる屋根を活用した地産地消の方向、もし、これが大きくできて、観光の町の、内町あたりの電気の問題は太陽光でつくっているというように言われれば、それだけでやっぱり大きな発信力になるわけです。


 ですから、そういったことも勘案し、する中で、私は、町長が先ほど言いました予算も限られていると、そういった中でやっているということもよく承知はしていますけれども、やはり本町として、この世帯数の中で何割ぐらい、あるいは目標を持ってやる気はあるのかどうかをお聞きしておきたいと思います。


 これは、全てというわけにはいかないと思います。個人のお金も、投資も必要なわけですから、これについてはやっぱり町として、本来、こういう電気エネルギーについても地産地消の考え方において、町の補助を通じてどの程度目標にしたらいいのかということもお考えをしていただきたいと思って、とりあえずそういった目標設定について、どうお考えなのか、お聞きをしておきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)





○町長(小野 正人君)


 まず、町が行っております設置補助事業によるこの太陽光発電パネルの設置目標でございますが、本日、これらに対する答弁の用意をしておりません。ただ、これは我々の琴平町としての補助事業を開始する前に、既に個人で設置されている方等々もかなりおろうかと思います。そういった観点から言いますと、今現在は年間に15件ということなので、仮にこれが10年間続けば150件新たに増えるということでございます。そういった意味で、今、何件を目標ということは今すぐには申し上げませんが、こういった事業を継続していくことによって、少しずつその数、また比率というものが上がってくると思いますし、それらを見ながら、当然、個人の方の投資量というものも出てまいります。そしてさらに、これらが最終的にはそのご家庭の電気代等に反映されるという実績というものが、多分、今後、高能率の太陽光発電パネルが開発されることによりまして、さらに加速するとも考えておりますので、それらを勘案して、さらなる充実に努めていきたいという答弁しか、今はできませんので、ご理解をいただきたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 計画的に設置の目標についてもつくっていただきたい、これは要望しておきたいと思います。


 続いての質問であります。福祉の充実・拡充を求めてであります。その1番目に、最初に、社会福祉、社会保障の今後の見通しについて、どのようにお考えをしているのか、認識についてでありますが、質問をいたします。お答えをお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これは、本町のというよりも、我が国の社会保障の大きな課題というふうに考えております。これは、当然のことながら、少子高齢化とそれら社会保障に対する財源の確保というものが最も大きな課題ではないかと考えております。日本の人口の高齢化が世界で最も早いスピードで進んでいるということを勘案しますと、年々高齢者医療や、高齢者介護、老齢年金の財源をいかに確保するかということが大きな問題になろうかと思います。


 また、現在の社会保障給付は、その7割が高齢者に充てられておりまして、人口の高齢化による給付の増加が現役世代の負担を年々増やしているということと、給付と負担のバランスが非常に年代や世代の格差によりまして、不公平感というものが顕著に出ているというようなことでございますので、これらをいかに是正するかということが求められているのではないのかなというふうに認識しております。


 そして、この少子高齢化が一層進行する中で、若者、高齢者、女性、障害者の就労を促進し、支えてお抱えすることも重要であろうかと考えております。社会保障給付を賄うための公費を含め、税負担が将来世代に先送りされてはいけないということの認識はありますけれども、現実問題は、かなりの部分が将来世代に対して先送りされていくのではないのかなというふうに危惧しております。


 そして、これらの課題に対応するためには、社会保障と給付についての見直しというものが避けられないというふうに考えております。必要な給付に対する公費負担については、先ほど申し上げました将来世代に先送りをすることがないように、安定的な財源を確保しなければならないと。また、その必要がなければ、若い世代がこの社会保障に対する理解を示してはいただけないような思いがございます。


 こうした中ではございますが、現在、政府・与党は、社会保障の充実・安定化と、そのための安定財源確保と財政健全化の同時達成を目標とした社会保障と税の一体改革を推進しているところでございます。消費税収入を主たる財源として、年金・医療・介護のセーフティネット機能の強化、医療・介護サービスの保障の強化、そして、子ども・子育て支援の充実、貧困・格差対策の強化等の改革を順次法律や閣議決定した工程表に基づいて進めていくこととしております。


 この社会保障と税の一体改革については、今後、推進の過程において、社会保障の切り捨てというものが行われるのではないか、また、地方自治体にも社会保障給付費の安定財源がカットされるかどうか、そして、消費税率の際限なき引き上げというものが起こるのではないのかというようなことが危惧されますので、これらに対しましては、今後ともども注視をしていく必要があると考えております。


 また、これも何度も申しておりますけれども、町村会等を通じて、地方の意見を、要望を国に上げていくということが必要であろうかと考えておりますので、この点につきましても、今後も町村会等を通じながら、国への要望というものを随時上げていきたいというふうに考えております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 非常に危惧をしているということだと思うんです。社会保障と税の一体改革、これについては、本当に改革という言葉に値しないと私は思うんです。もちろんさきの国会の中で、3党談合で行われたわけですけれども、消費税の増税で、消費税の増税というのは、やっぱり所得の低い国民、あるいは町民に重い負担を負わせると。逆累進の課税であります。それをもって、社会保障を結果として解体をする方向ということが言われています。


 なぜかと言いますけれども、もともとこの考え方は、小泉構造内閣の中で出てきた問題なんです。これをほぼそっくり受け入れたというのが今度の中身であります。かつて小泉構造改革が02年から08年までに、毎年社会保障費公費の負担を2,200億円を削ってまいりました。このことによって、政権交代が結果として起こったわけです。こういったことがまた行われるのかというのが心配の種であります。


 町長も心配している厚生労働省の試算では、社会保障の給付総額は年に約100兆円。そのうち、約40兆円が公費負担。この公費負担を削ろうとしているのがこのねらいかと思います。もし、それがそのとおり消費税に流れると、今10%と言っていますけれども、それが16%以上にはなるというのが試算であります。


 そして、今度のこの改革の中で、関連法案の中でも言われておりますのは、特に、自助・共助・公助の順となっています。いわば、自己責任、社会保障についても自己責任を基本にする、この考え方が連綿と横たわっているわけであります。この考え方のもとでは、国が公費負担を削減をする。もう一つ削減されるところがあります。それは企業の社会保障費、年金とか、医療、社会保険の給付の保険料の問題であります。これがなくなってくるということになってくるわけです。ですから、国の憲法25条の生存権に対する問題の後退、放棄といいますか、そういった問題がこの問題では横たわっています。


 同時に、一番大事なのは、憲法25条が保障している生存権の問題。これ、人権の一番最たるものでありますけれども、この問題の考え方、それが社会保障の考え方になっているわけでありますが、この公費負担や企業負担を削減するということは、大きなこの憲法に対する挑戦だろうと思います。ここのところは、本当に憲法9条だけでなく、このことは非常に大事になってくるのではないかというのが私どもの考えであります。


 特に、その裏側で、今度の問題として出てきておりますのは、国土強靱化計画なるものがございまして、その中に、大型公共事業の予算確保が図られているのではないか。特に、新幹線とか、空港とか、そういったところに、あるいは高速道路とかに、ぽんと計画が上がってきている。こういうのが一番の問題ではないのかと。消費税を上げて公費負担を減らして、その浮いた分をこういったところに回していくというふうなことが言われておりますけれども、あるいは、これらははっきりとテレビの討論会の中でも代表者は時々口にするわけです。ですから、それはもうそういう方向の考え方が出てきたのではないかというふうに思うわけです。


 私は、こういった中での社会保障が非常に危険な状況になっている。そういうところに警鐘を鳴らしながら、本町の場合には、やはり先ほど町長が注視をしながら町村会等を通じてこれらについては意見を言っていくという答弁でございましたが、やっぱり積極的な行動をお願いしたいと思います。やはり町の大きな仕事は、町民の暮らし、福祉の向上が大きな行政の仕事だということを訴えたいと思いますので、ぜひ、そのような思いで、答弁にありますようによろしくお願いを申し上げたらと思うのです。


 これについては答弁は要りません。なぜ、答弁が要らないかと言うと、本町のこの種の問題について、やはり国の施策による大きな問題が生じてきますので、やはりそこのところは決意と、行動でお願いして、具体的な問題については、それぞれの中で議論をしたいと思っていますので、基本的な考えだけでお聞きをし、私のほうも述べておきたいと思います。


 2つ目の問題でありますけれども、福祉は、町政の中でどのような位置づけにされているのかと。これは、先ほどの答弁の中を引き継ぎながら、本当に具体的な町政の中で、町長がどのように福祉全般といいますか、町政の他の分野とあわせて、どのようにお考えなのかだけ、お聞かせを願いたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今の質問でございますが、まず、福祉とはということから始めたいと思いますが、福祉というのは、老人福祉、障害福祉等々もございますが、もっと広い意味で言えば、住民が幸せ、豊かさというものを構築し、日々の生活において幸福感を実感するための大きなファクターだろうというふうに考えております。


 この福祉施策に関しましては、町民それぞれが今申しましたように、町民全ての方に生活の質の維持、また向上するためのサービスを提供し、みんなが満足できるまちづくりに取り組むこと、また、それをするために行政の施策があろうというふうに考えております。本町におきましては、現在、そのまちづくりの目標や、それらを実現するための取り組みをまとめた第4次琴平町総合計画を策定しておりまして、保健・福祉・教育・建設・まちづくり事業など、さまざまな政策を推進しております。


 本計画における基本理念といたしましては、ご存じのように「住んでよし 訪れてよし ことひら」というものを設定し、住んでいる人々、訪れる人々、いずれも満足できるまちづくりへの取り組みを進めております。中でも、最も重要視するのが、「住んでよし」のまちづくりでございます。住民一人一人が安心して住み続けることのできる琴平町であることが重要であると考えておりまして、確かに順番をつけるということは非常に難しいわけではございますが、この「住んでよし」のために、あらゆる施策の中でも住民福祉の充実が重要な施策の1つであるというふうに考えております。そして、この本計画における6つの基本目標の1つとして、「保健・福祉、みんなで支え合い健やかに暮らせるまちづくり」というふうに位置づけておりまして、保健医療・福祉・地域福祉の推進充実に取り組んで、先ほど申し上げました大目標であります「住んでよし」のまちづくりを目指していきたいというふうに考えております。


 したがいまして、何番目かというのは、先ほど申しましたように、非常に順番はつけづらいのでありますが、かなり重要な施策であるということは事実でございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 重要視して、ぜひ、1番に取り組んでいくという答えが欲しかったわけですけれども、ほぼよく似た答弁だったと思います。ぜひ、そういう立場で、努力のほうもよろしくお願いしたいと思います。


 続いての質問であります。そういった中で、3つ目については、国保税について、この国保税についても非常に厳しい状況がございます。来年度について、国保税について引き下げる考えはありますかとお尋ねをしておきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ちょっと国保税を引き下げるかという非常に大きなテーマでございますが、ちょっとこの背景を含めて、若干、説明をさせてもらいたいと思います。


 厚生労働省の調査によりますと、国民総医療費は、平成21年度に36兆円を超え、さらに増加していると言われております。本町の国民健康保険におきましても、その傾向は決して例外ではなく、療養給付費保険者負担で、平成20年度が7億7,132万9,925円。一方、平成23年度に至りましては、8億1,006万5,295円と、本町も例外なく増加をいたしております。


 決算状況では、平成23年度で、5,036万154円の繰越金が確かにございましたが、このうち、前年度からの繰越金が3,000万余ございました。また、翌年度での返還金が2,222万1,484円ございましたので、これらを差し引きますと、単年度収支では非常に苦しい状況であり、引き下げることというのは困難であるという状況でお答えするしか、今はできないことをご理解いただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 この問題につきましては、逆の立場から、来年度は国保税について上げないのですかということをお聞きをしておきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 これも大変今厳しい状況の中で予算組みをしなければならないのですが、現在のところ、国保税を上げるというような結論には達しておりません。療養給付費の支払い等におきましては、当然、予防という観点から、これらの施策を通じて療養費の縮減に努めることが重要であろうと思いますし、また、さまざまなPR活動によって、ジェネリック薬品等々の普及に努めることによって、最終的には医療費の削減ということも可能になろうかと思っております。


 また、本町におきましても、これらの余地というのはまだまだあろうかというふうに考えておりますので、健康増進計画や、食育推進計画に基づきます健康推進事業を実施して、町民の皆様の健康づくり等々行っていきたいと思っておりますし、最終的に考えますれば、これら国保の広域化、また、国による一元的な運営というものが今後必要になってこようかと思っておりますので、これらに対しましては、国の責任において行われるように、引き続き強く要望していきたいと考えています。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 厳しい状況とか、上げる結論には達していないということで、ぜひ、そのような方向をお願いしたいと思います。


 厳しい状況については、わかっておりますが、一言だけ、町長の答弁に対しまして、これは答弁要りませんが、言っておきますのは、広域化しても、国の負担金がふえなければ何もならないということでございます。丸亀がこのところ、この国保税の負担金の一般会計からの繰り入れをどんどん減らそうというふうになってきています。そうすると赤字になる。大きなところの赤字を小さいところがそっていく、こういう流れになろうかと思いますので、香川県全体の広域化についても慎重に検討したほうがいいですよということを申し上げておきたいと思います。


 続いて、4つ目であります。県内の子どもの医療費については、西高東低の傾向が非常に強いわけであります。まんのう町については、あるいは善通寺もそうでありますけれども、この医療費の病院の窓口が無料になっています。本町でも、この制度ができてまだ間がないわけですけれども、子どもの医療費の病院窓口無料化の問題について、答弁をお願いしたいと思います。実施を求めておきたいと思いますが、いかがですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、議員もご存じのように、現在のところは、いわゆる現物給付というのは実施しておりません。受給者の方々にとりましては、現物給付になりますと、窓口での支払い、助成申請書の証明受領、役場への提出等が無用となり、その利便性が大きく向上することから、住民サービスの向上といたしましても、現物給付化の実現が課題であるということは十分に承知しております。


 しかし、これも9月議会で、他の議員からもご指摘がございましたように、これは重度心身障害者等の医療費の支給制度にも言えることでございますけれども、本町が直ちに現物給付化を行いました場合の問題点が大きく2つございまして、1点目といたしましては、子ども医療費が町単独事業でございますので、乳幼児医療費等につきまして、県の補助事業であります。しかしながら、係る事務経費につきましては、県の補助制度は全くありませんということから、当然に、係るシステム等の改修費、あるいは構築費には本町の負担となりまして、同システムのシステム改修には、本町、中讃広域のみの経費に終わらずに、国保連合会、社会保障診療報酬支払いのシステムの改修費用に係る負担も要することから、財政的には本町が単独で行うということは非常に困難であります。


 また、もう一点につきましては、単位自治体が現物支給を行った場合には、国は現物支給化が医療の増大をもたらす要因になるという理由から、それらを抑制するために、現物給付を導入しております自治体の国保保険者に対し、国の交付金を減額するという措置をとられている現状がございます。


 先ほど答弁いたしました本町の国保の財政状況から、これらの経費の減額をもって、国保加入者の町民の皆様にさらなるご負担をかけるという実態になってはならないと思っておりますので、これらの問題等々を考えますれば、現時点での現物給付化にはさまざまな障壁があるというふうに理解しております。


 そういった観点からおきまして、今のところはこの現物給付を実現するために積極的に取り組むというのはなかなかできないという事情があることをご理解していただきたいと思っておりますが、これらにつきましては、引き続きまして、県内の各自治体と連携をしながら、制度改正を、補助制度の枠の見直し等につきまして、国県に対し、これまでも強く要望しておりますけれども、今後ともども要望してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解のほどをお願いしたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 さらに努力を強めてほしい、お願いをしておきたいと思います。


 5つ目であります。就学援助制度の問題であります。これについての周知とあわせまして、申し込みしやすい取り扱いについて改善を求めたいと思いますが、これは教育関係ですね。答弁をお願いしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 現在、就園奨励費及び就学援助費の周知について、幼稚園では、PTA総会、または保護者入園説明会で用紙を全員に配布し、説明をしています。また、就園奨励費のことだけではなく、子育てなどの悩みがあれば相談していただくようお願いをしているところであります。


 小中学校においての準要保護制度の周知については、入学通知書の裏面に記載をしており、送付のみで学校からは特に説明はしていないのが現状でありますが、今後は、町広報及び町ホームページを活用して周知に努めたいと考えています。また、学校においては、入学後の適当な時期をとらえて説明できるようにしたいと考えています。


 なお、保護者の悩み事などにも気軽に相談できる環境づくりを進めてまいります。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 なぜ、この問題が大事なのかと言いますと、若い人たちの働くこの制度といいますか、労働条件が非常に大きく変わってまいっております。全国的な話だけではなくて、本町の場合にもアルバイトとか、非正規とか、あるいは極端に言いますと、200万以下の若い世代の世帯が増えているというような状況がございます。そこには、こういったところに対する目くばせをした制度があって、こういう制度を活用して、親の所得によって、子どもが学校教育の中で差別がないように、格差が起こらないようにしていく必要があろうかと思って、要望として、具体的に受けやすいようにしてほしいと、要望だけしておきたいと思います。


 時間の関係もありますので、次に移ります。まず、町長職と外郭団体の長との兼任について質問であります。


 これについては、1と2あわせて答弁をお願いしたい。兼任などの団体名を明らかにされたいということであります。もう一つは、このような兼任について、町長はどのようにお考えをしているのか。お聞きをしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、私が外郭団体との長との兼任をしている団体についてでございますが、まずは、琴平町社会福祉協議会、そして、金刀比羅宮例大祭奉祝奉賛会、仲多度南部消防組合、琴平町土地改良区、財団法人こんぴらスポーツ財団、仲多度郡社会教育振興会、金刀比羅宮初詣客受け入れ対策協議会、四国こんぴら歌舞伎大芝居推進協議会、琴平町共同募金委員会の計9団体となっております。


 このような外郭団体の長の兼任ということでございますが、外郭団体というものは、それぞれさまざまな分野における専門性を生かして、機能的かつ弾力的に公共的、公益的な事業を行い、これまで町が行うべき業務を補完、代替、分担する形での役割を担い、町民サービスの向上に重要な役割を果たしているものが多いかと思います。しかしながら、社会情勢や絶え間なく大きく変化するため、民間との役割分担や経営面等でさまざまな課題が生じているのも事実でありまして、時代並びに地域の実情にあった見直しが必要となっております。このような現状を踏まえまして、私の兼任も含めまして、この外郭団体の業務が円滑に遂行できる体制への見直しというものが何よりも必要であろうかと考えておりまして、今後、これらの課題に対応しなければならないというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 見直しの方向を考えておられるようですけれども、私は、必要な部分は全くないことはないというふうに思うんですけれども、こういった団体が、ややもすれば、行政側の便利なやり方、表現がわかっていただけると思うんですけれども、こういうところに陥っているのではないかという気がするわけです。例えば、この9つの団体のうちで、関係課、あるいは事務局は、本町の課がほとんど持っているんじゃないかということですが、私の認識で正しいのでしょうか、お聞きをしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この中で、事務局が町の中にあるというのは、上から行きますと、例大祭奉祝奉賛会、また、観光関係で言えば、金刀比羅宮初詣客受け入れ対策協議会、四国こんぴら歌舞伎大芝居推進協議会、この3つは本町に事務局を有しております。多分この3つであろうかと思います。社協、また共同募金等についても、これは社会福祉協議会等々で併設だろうと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、7番。


○7番(今田 勝幸君)


 社協にしても、余り変わらないんじゃないかと思います。社協自身が変わらないんじゃないかと思っていますので、ですから、肝心なところはそういうので、こう考えていきますと、やっぱり見直しは急いだほうがいいと思うんですよ。町長の兼任についての見直しを。なぜかと言いますと、民間活力の活用の問題とか、人材の活用の問題とか、あるいは町長自身も役割分担を言いました。要は、琴平町の町民の人材をやっぱりここに結集していないというのが、ここに表れているんじゃないかというふうに思うんです。


 専門的なそれぞれの分野で、それぞれの方々が頑張って、この会なり、団体をつくっているのに、便宜的に町長というたって、町長の職が、ほかばっかり行きよんかということに、逆に言うたらなりはしないのかという思いもあります。本当に琴平町の町政をしっかりと町民の立場でやろうとしたら、それぞれが研究もし、あるいは前広に意見交換もしていかなければならないというふうに思います。そういった時間的な問題とか、本当に町の町政のためにというふうに邁進をしてもらいたいという問題と、人材を活用すると、あるいは役割分担をする、そういう方向での琴平町の町政のつくり方、体制をやっぱりつくってほしい。


 多分、前任者については、余りそういったことはなかったんじゃないかと思いますけれども、やはりそういう方向に向いてこそ、琴平町が町民の住みやすい町になるのではないか。それで、意見が吸い上げられて、あるいはパイプが太くなると、下へもおりていくと。そういう方向がつくられるのではないか。様々ないろいろなやり方はあろうと思いますけれども、私はこういったところにそこの町の体質が表れているのではないかというふうに思います。行政に対する団体の協力、町民の協力の度合いもここで量られるんではないかと。あるいは、そういったことを含めて、ぜひ、町長については、この見直しを検討し、次の段階では、時期的な問題もあろうと思いますけれども、ぜひ、この種の団体の中からすぐれた人材の活用をお願いして、私の答弁を終わりたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、7番、今田 勝幸君の質問を終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上をもちまして、一般質問を終結いたします。


 お諮りいたします。


 議案調査と委員会審査のため明日12月12日から12月16日までの5日間を休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 異議なしと認めます。


 よって、明日12月12日から12月16日までの5日間を休会とすることに決定いたしました。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 本日は、これをもって散会いたします。


 ありがとうございました。





             (散会 午後 4時11分)





 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。








       琴平町議会議長











       琴平町議会議員











       琴平町議会議員