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香川県 琴平町

平成24年 6月定例会(第2日 6月 8日)




平成24年 6月定例会(第2日 6月 8日)





 
               会 議 の 経 過





 会期 第2日 平成24年6月8日(金曜日)


 議事日程(第2号)


 第 1       会議録署名議員の指名


 第 2       一般質問








             (再開 午前9時30分)





○議長(臼杵 善弘君)


 おはようございます。(「おはようございます。」の声あり)


 ご参集いただきまして、ありがとうございます。


 これより、平成24年6月定例会を再開いたします。


 ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。


 これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておるとおりであります。


 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたさせます。


 事務局長より報告いたさせます。


 事務局長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○事務局長(金関 首君)


 おはようございます。(「おはようございます。」の声あり)


 命により、報告いたします。


 本日の日程にかかわります一般質問の通告は6件受理いたしております。


 次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者は、配付いたしました名簿のとおりであります。


 以上、報告を終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上をもって、諸般の報告を終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 日程第1 会議録署名議員の指名


を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、


 3番 渡辺 信枝君


 10番 山神 猛君


を指名いたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 日程第2 一般質問


を行います。


 一般質問の通告は6名であります。


 なお、通告により申し出があった場合は、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書規定を準用し、その制限を超えることを可とし、同規則第56条の規定よる発言時間は、60分以内といたします。


 順次、通告者の発言を許します。


 まず、10番、山神 猛君。


  (「議長、10番、山神」と呼ぶ)


○10番(山神 猛君)


 議長のお許しをいただきましたので、私の一般質問をさせていただきます。なお、通告書と順番が変わりますことをお許しいただきたいと思います。


 きょうは4点、1、広報ことひらの印刷代について、2、特別職の給与減額及び手当について、3、琴平町の活性化について、4、いこいの温泉掘削工事についての4点を質問いたしたいと思います。


 まず、監査委員に広報ことひらの印刷費について、お伺いをいたしたいと思います。琴平町の広報印刷代の発注は一般競争見積ではなく、協定書で契約を行っていて、記録がとれる範囲では、平成6年から行われているようであります。前回の私の質問では、町長は、町は地元業者の育成と振興の観点から、随意契約で価格を決めていたと答弁されております。それに関しまして、私は監査委員に監査請求を起こしました。5月23日に私のもとに監査請求の報告書が届きました。その中から何点かお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。


 まず、1点。琴平町の広報は、なぜ高いかの言い訳が、琴平町の広報は、フルカラーであって、他の町は表紙のみで、あとは2色から3色のもので、当町の印刷代は高くなったのだと答えますけれども、このフルカラーの金額、それから、2色から3色での金額を示していただきたいと思います。監査委員、お願いいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君の質問に対する監査委員の答弁を求めます。


 大西監査委員。


  (「議長」と呼ぶ)


○監査委員(大西 久夫君)


 ただいまの山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件監査結果のとおりであります。ご理解を賜りますようお願いいたします。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 監査委員の答弁は終わりました。


 山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 私がお聞きしているのは、書いてあるのはわかっていますよ。こういうことを書かれたその根拠を知らしてくれと、私は言っているのです。それを監査委員、お願いいたします。カラーだったら幾らかかる、二、三色刷りだったら幾らかかるということを言ってください。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員。


○監査委員(大西 久夫君)


 ただいまの山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件の監査結果のとおりであります。ご理解を賜りたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 今の答弁は、私の質問と全然かけ離れた答弁ではないかと。私がお願いしてあることと、今、監査委員が言ったのは、もう私の答弁になっていないのではないかと思います。いいです。またこれ、次の機会、9月議会でも、また、大西監査委員にお願いしたいと思いますので、調査をしておいてください。時間が経つだけですから、先に進めたいと思います。


 その中に、単に単価、数値だけで比較するのは無理があると言わざるを得ないと言われているのでございますが、私は、1ページ当たり単価というのは参考として載せてあるだけでございます。印刷物が多い自治体の印刷単価は安くなる。これは、当然でございます。印刷部数の一番少ない、しかし、印刷部数の一番少ない琴平町が、当町の2倍も多く印刷する自治体が、印刷代が半分以下というのはどういうことでしょうか。答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 山神議員、監査委員ですか。


○10番(山神 猛君)


 監査委員です。今、全部監査委員にお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員。(「もうそこでいいわ。時間がもったいない。私、1時間で足らんと思うきん。そこで、もう自席で」の声あり)(「マイクが」の声あり)(「マイクあるやん」の声あり)





○監査委員(大西 久夫君)


 お答えいたします。


 ただいまの山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件監査結果のとおりであります。


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 立派な答弁をいただきまして、ありがとうございます。この件につきましては、また、調査をしておいていただいて、9月議会に私、また質問したいと思います。


 3番ですが、校正を3回以上、内容の変更、修正及び広報の印刷開始は納入日の2日前としているとのことだが、これはどこの町でも行っていることで、当町だけのことではないと考えるが、これを行っていない町があれば、教えていただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 そしたら、大西監査委員、自席でお願いします。答弁。


○監査委員(大西 久夫君)


 ただいまの山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件監査結果のとおりであります。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員、済みません、自席はだめという声が出ておりますので、済みませんけど、こちらへお願いいたします。


 大西監査委員。


○監査委員(大西 久夫君)


 ただいまの山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件監査結果のとおりでございます。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 答弁になっていないと思いますね、監査委員。


 次に、この監査請求報告書の中から、その文章を引用いたします。町民により正確で、ただ、同じ答弁やったらもう。(「同じ答弁になります」の声あり)


 町民により正確で、最新の情報を提供するために、広報ことひらの印刷、編集について、これを担当する業者の企画、デザイン等の技術、また、経験、最低3回以上の校正を町担当者と綿密に連携をし、確実な広報発行、納入に重大な関心を払うのは当然であると記載されておりますが、これは、他町と比べて特筆することですか。監査委員の答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員。


○監査委員(大西 久夫君)


 議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件監査結果のとおりでございます。ご理解を賜りますようお願いいたします。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 答弁になっておりませんので、ご理解できません。また、年間12回の広報発行業務を1社のみで行うと、編集から印刷発行、納入まで、業者の負担が大きい業務、仕様、契約のため、業者が抱える仕事により、広報発行に支障を来すおそれがあるとのことと言われておりますが、これはどういうことでしょうか。答弁を願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員。


○監査委員(大西 久夫君)


 山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件の監査結果のとおりであります。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 これは、また9月議会で同じことをやりますから、それまでに宿題です。答弁できるようにしておいてください。


 6番、広報ことひらの印刷、編集等につきましては、これを担当する業者の企画、デザイン等の技術、経験、また、最低3回以上の校正を町広報担当者と綿密に連携を行い、確実な広報発行に取り組んでいる。このようなことは当たり前のことではないですか。特筆するようなことではないと思います。


 このほかに、琴平町に対して、印刷会社が行っているサービスがあれば、教えていただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員。


○監査委員(大西 久夫君)


 そのご質問につきましても、平成24年5月23日に公表いたしました本件監査結果のとおりであります。ご理解を賜るようにお願いいたします。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 理解はできませんので、また、宿題ですから、次の機会までに答弁できるようにお願いいたします。


 町の広報は、協定書による契約で、競争入札と比べて、約2倍の金額でなされていたわけです。地元の企業の振興、活性化ということについて、私は異論はございませんけれども、これは、少々度が過ぎているのではないでしょうか。これは、もう私は本当に談合と言って間違いないと思います。とにかく町広報の印刷代は高かった。その証拠に、ことし指名競争入札の結果を見れば歴然としているわけです。そのことから、報告書に記載されております結論の財務会計行為は違法、または、不当性は認められないという行は、これは撤回してください。この件は明らかに談合により、町から必要以上の金員の支払いを受けていると私は考えるが、どのようにお考えか。答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員。


○監査委員(大西 久夫君)


 ただいまの山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件監査結果のとおりでございます。ご理解を賜りますよう、お願いいたします。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 監査委員ね、もっと本当にまじめにやってくださいよ。全然答弁になっていないでしょう。周りの人、笑いますよ。こんな答弁されていたら。


 今回、指名競争入札において、約半分の金額で同じ契約がされているのです。ご存じですか。答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 大西監査委員。


○監査委員(大西 久夫君)


 山神議員のご質問につきましては、平成24年5月23日に公表いたしました本件の監査結果のとおりであります。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 そんな項目全然載っていないですよ。どこに載っているのですか、これ。全然、その報告書に載っていないですよ。


○議長(臼杵 善弘君)


 今の質問に対しては、いわゆる質問の報告書に出ていませんよね。


○10番(山神 猛君)


 それは一連の分やから、一緒でしょう、それは。そんなに一から細かく全部百まで言わないといかんのか。それなんかだったら、これから連想できるじゃないですか。それぐらいのことは全然、やってなかったらだめ。まあいいです。


○議長(臼杵 善弘君)


 わかりました。


○10番(山神 猛君)


 いいです、もう話になりません。9月を楽しみにしておりますから、よろしくお願いいたします。


 それでは、次に、特別職の給与の減額、また、手当についてを質問いたしたいと思います。


 3月議会において、特別職の給料の減額が可決され、4月から実施されておりますが、特別職の減額は、町の財政を考え、給料の減額は、私は当然であって、遅きに失するものであると思います。町長、あなたもご存じのように、議員においては、何らかの折に、報酬の減額、議員定数の削減等、いち早く取り組んでまいりました。執行部よりも先んじてやっております。今までどうしてそういったことができなかったのか。本当に不思議に思うところであります。


 今回の報酬の減額、ある議員の後援会誌に対する町民の声に、このたび、町長はやっと重い腰をあげたわけでして、報酬審議会を立ち上げ協議を行ったわけですが、給料8万円、率にして10.6%の減額をすることになったのに、期末手当、退職金手当の給料の基本給はさきのまま。町長、これ、おかしくないですか。こんな給与体系、どこにあるのでしょうか。町長、答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、ただいまの山神議員のご質問にお答えいたしますが、若干、通告書と順序が変わっているようですので、我々もちょっと整理の都合がございまして、その間、少し不備の点がありましたら、ご容赦願いたいと思っております。


 ただいま山神議員のご質問でございますが、常勤の特別職の期末手当が減額されておると。しかし、給料月額と期末手当分が連動していないというようなお話でございます。今回、私を含めた特別職の職員で常勤のものの期末手当というものは、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例において定められておりまして、先般の3月定例会において改正をご審議、ご議決いただいたものでございます。


 なお、給料部分と手当部分、すなわち給料と給与の連動性がないという部分に関しましては、さきの3月議会で、たしか眞鍋議員の答弁にもお答えしましたように、県内各首長の給与体系を参考にさせていただきました。その中には、選挙公約の中で20%減、50%減、中には全額カットというような方がございました。そういった方については、給料月額、また手当を含む(「議長、それは聞いていないです、それは。私は給与体系そのもの。給与と手当のその関連を聞いているんです。減額になっているのはわかりますから。」の声あり)


 ですから、そういった形で県内の各首長においても、給与月額をともに連動して減らしている方もおれば、任期途中において、何らかの理由によりまして、給料月額のみを減額し、期末手当におきましては、本来の額にするといった例がございます。私の場合は、さきの選挙におきまして、公約として給料の減額については言及しておりません。したがいまして、任期途中において行財政改革を進めるに当たり、その模範を示す、また、厳しい財政状況を反映するという意味で、他の市町の首長さんの例を参考にしながら、給料月額の減額に踏み切ったわけでございます。したがいまして、これに関しましても、ほかの首長さんの例をもとに期末手当の分につきましては、反映していないというような判断をさせていただきました。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長の答弁は終わりました。


 10番、山神 猛君。


  (「議長」と呼ぶ)


○10番(山神 猛君)


 私は、このたびの報酬改正議案、反対をいたしました。それは、報酬を下げることに対しての反対ではないわけです。期末手当、退職手当の算定基礎は減額前の給与とする、どこの世界にこんな道理があるのですか。短期間の1カ月とか2カ月、3カ月というぐらいまでの単位であればいいですよ。今回のように2年もの長い単位は、これに当てはまらないと考えます。


 そして、手当といいますのは、支払われている給料に対して支給されるものです。世間の常識じゃないですか。報酬の減額は、自ら提案しているのに、手当の件も、なぜ、同時に提案しなかったのですか。


 報酬審議会の報告書を見てみましても、給料の減額は審議されておりますが、期末手当のことなど一切触れてない。審議員はそのあたり全然気がついていないのではないでしょうか。町の条例での期末手当、減額前の給与で計算いたしますと、期末手当は6月が100分の140ですね、12月の期末手当は100分の150。金額に直しますと、6月が105万円になります。12月が112万5,000円。減額分の給与で割りますと、6月の期末手当は、率にいたしまして100分の156になるんですよ。12月手当は100分の167.9になります。町条例でうたわれております率が、約1割強アップします。これは、町条例から離れているのではないでしょうか。条例改正を行う必要があると考えますが、答弁をお願いいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、今のご質問の前段にございました、そういった例がほかにあるのかというお話でございますが、例えば、先ほど申し上げましたように、各県内の首長においても、このような方式をとっている方が現にございます。また、現在、香川県におきましては、行財政改革を進めるという意味合いから、香川県職員の給料をカットしております。これは、期間を特に短く定めておるわけではなく、長期間において給料をカットすると。しかし、手当部分につきましては、給料のもともとの額であるもので算定するという例がございますので、他にも例があるということをご理解ください。


 その上で、後半部分にありました条例違反ではないのかということでございますが、特別職の職員で常勤のものの期末手当は、特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例において定められており、先般の3月定例会において、手当の算定基礎となる給料月額については据え置くこととして議決をいただきました。その改正条例に基づき支給していただくことになりますので、条例違反とはなりません。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 その人の考え方だと思いますが、町長が自ら10.6%をカットする、これはやはり期末手当も、他であるということですが、また後で知らせてください。そういうふうにやられておるのであれば、やはり手当等も考えていただけたら、私は、これは、もうベストでなかったかなと思います。


 次に、時間がございませんので、いこい温泉掘削工事についてを質問いたしたいと思います。


 いこいの温泉掘削工事について、今、冷静に思い起こしてみますと、当初から大変おかしいことが多々ありました。行政が行う工事に、起工式も行ってない。その起工式というのは、その工事の安全と、その工事が立派に完成すること、この場合ですと、たくさんの湯が出て、温泉の町琴平が賑わうということを祈って行うものであります。そして工事が完成した暁には、いい温泉が掘れましたよと、皆さんに報告、お披露目をして、先々の繁栄をお祈りするものと思います。そのどちらとも行ってない。いつ工事に取りかかり、いつ終えたのか、町長からの委員会での報告では、温泉湯は、たくさん湧出しておりますよと、虚偽の報告をして、我々議員を安心させました。今回の温泉掘削工事、悪く考えますと、成功報酬制を採用したのも、薬剤師会の成分報告書に湧出量の記載箇所があるのをうまく利用すれば、湯量が少なくても、成功報酬をもらうことができる。掘削業者はそう考えたのではと、私は今そのように考えております。


 それでは質問に入ります。これに関連いたします、先ほども広報がございましたけれども、広報が3回も校正をして、万全を期すということを言われておりますが、広報5月号、第417号の3ページ下段の5行目、前町長については、加水行為によって町の信頼を失墜させ、町に甚大な損害を与えたことから、現在高松地方裁判所に提起されている住民訴訟などを通じ、法的責任の問い方を検討していますと記載されています。間違いないですか。答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今のご質問にお答えする前に、1つお聞きしておきたいんですが、今、山神議員の質問の中にありました、町長からは、工事の過程において湯がようけ出てますよというような報告があったのは、前町長のことでしょうか。(「そうです。はい、前町長です。済みません。小野町長はそのとき町長でなかったです。」の声あり)


 それでは、今ご質問にありました広報417号の部分についてのお答えをいたします。前町長に対しましての法的措置については、既に判決が出たものといたしましては、平成22年12月に、私を被告とした住民訴訟が提起されております。原告からは、前町長に対し、町所有の水道水を違法に送水し、町に被害を与えたとして賠償請求をするよう求めたものでありますが、これにつきましては、平成23年10月に、原告の請求が棄却されたところでございます。また、平成23年4月にも住民訴訟が提起されており、原告からは、前町長が工事請負契約どおりに契約が履行されていないことを知りながら、町の公金を違法に支出し、町に損害を与えたとして、前町長に損害賠償請求を求めるように求められているということにつきましては、山神議員は既にご承知のことと思います。現在、我々はタクテックを相手に、山神議員の疑義も示しながら、瑕疵を争点とした係争中でありまして、前町長の責任に対しましては、並行して行われております山神議員ほか2名が原告となっている住民訴訟の結果を踏まえて、適切な措置を講じようと思っている旨でございます。


 なお、私が町長に就任して以降、前町長時代の出来事についても、当事者意識を持って、きちんとその町を運営するためにやるべきことはやっていこうという決意のもと行っておりますことをご理解いたしていただきたいと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 町長、私が問うているのは、この広報のこの欄なんですよ。これが間違っていないですかと、言っているのですよ。だから、ほかのことは言わんでいいんです。町長。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それについては、その掲載文のとおりでございます。(「えっ、違うでしょう。これ、間違っていますよ。」の声あり)


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 これ、違いますよ、町長。この件については、先ほども言いましたじゃないですか、あなたが。これはもう訴訟が終わっているじゃないですか。この山下町長の加水行為の件は。これは、終わっていますよ。今、町長が言ったじゃないですか。言ったでしょう。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 加水行為によってというのは、先ほど申し上げました平成22年ですか、12月に行われた、要は、水道水の請求で(「それじゃないんですよ、それは終わっていること」の声あり)わかっていますよ。それについては司法の判断が下されたという報告をいたしました。


 なお、加水行為によって、町の信頼を失墜させ、観光を初めとして、甚大な風評被害があったということも事実でございます。前町長の責任が大きいということも紛れもない事実であろうと思っておりますので、その部分についても、何らかの責任を問いただしたいというような文書でございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 あのね、今、町長ね、前が長いですよ。私、この加水行為によってということは、これはもう裁判終わっているんですから、今、言っているのは、私が言っているじゃないですか。前町長へ、いこいの温泉掘削工事における監督責任で、前町長へ責任を問えるのは、小野町長あなたしかおらんのですよ。琴平町、約1万弱おりますけれども、小野町長あなたしかいないので、訴訟を起こして、町のこうむった損害を取り返してくださいと、訴訟を起こしているのが我々の訴訟なんです。それをここへ書かないといかんのを、済んだ裁判のことを載せているじゃないですか。町長、答弁してください。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 先ほど来申し上げますように、水道水を不法に支出したという裁判については終わっております。しかし、琴平町に与えた損害、特に風評被害等については、まだその責任というものが問われておりません。したがいまして、これにつきましても、弁護士と相談をしながら、適切な対応をとっていこうという趣旨での内容でございまして、加水行為というものが、水道水の不正支給というものだけではございません。当然、それに伴う風評被害というものがございますので、その点についても責任はあるという判断でございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。





○10番(山神 猛君)


 町長ね、これ、この前の前段が、物すごくあいまいです。これ、必要ないですよ、これは。これはもう終わっているんだから。それよりも一番、端的に書いてください。


 それと、今、答弁でございましたけれども、弁護士と相談をしてというのはね、弁護士というのは、町長、あなたが顧問料を払って、要するに雇用しているわけなんです。こういう事実があるから、これを裁判において確かめてくれというのは、あなたなんですよ。相談なんかしなくていいんです。あなたがこうやってくれと言ったら、弁護士はやってくれるんですよ。そういうことをあなたたちは全然調査をやってもいないし、弁護士に相談じゃなく、弁護士料を払っているのですから、こういった事実があるのだから、これを被告に問うてくれと言ったらいいのですよ。答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 先ほどから山神議員はこの加水行為については、もう終わっていると言いましたが、先ほどから言っておりますように、終わっておりません。当然、これらの風評被害、また町が受けたダメージ、これに対して、山下前町長に対してはまだ何らかの責任を果たしていただいているとは認識しておりません。その上で、今、山神議員がおっしゃったように、顧問弁護士を活用して訴訟に踏み切っていただきたいというようなお話でございますが、これについても、今さら相談をしているというものではございません。昨年当初から相談をしてきた過程において、まさしく山神議員らからの提訴がなされました。したがいまして、司法の場に判断が移ったわけでございますので、その点につきましては、その裁判を通じて、前町長の責任が明らかになるものと考えておりますので、その判決を待って対応していきたいということでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 その件につきましては、早急に訴訟を起こしていただきたいと私は思っております。町長が起こしたら、我々は、取り下げるんです。それまでの我々の訴訟ですから。本当は、町長にやってほしかったことなんです。我々はもう何度も言っておりますけれども、タクテックと前町長とは、これは一緒に行っていただきたいというのが、我々の考えでありました。


 先般、顧問弁護士宅へお伺いして、薬剤師会の成分検査に記載されております湧出量は無効ですよと。連続揚湯試験は行っていないからと説明をいたしました。やっと弁護士にも理解されたようで、今回の訴訟の準備書面に掲載をされております。なぜ、町はこのことについて弁護士に早く話を出さなかったのか。そこで、今まで何度も言ってきたことですが、次の準備書面に載せていただきたいことがございますので、ちょっと早口になるかもわかりませんけれども、申し上げたいと思います。


 なお、薬剤師会の証明が無効の件、これは、ちょっと時間の都合で、後で述べさせてもらいますが、これ、本当に町長の、これはいつだったですかね、12月の議会の答弁ですね。動力装置についてということで質問いたしたいと思います。


 12月議会での町長、大変苦しい答弁をされていたので、この話は裁判においてもさほど重要でもないし、そっとしておいておこうと考えたのですが、県の回答書、町長の答弁が虚偽であるということが明らかになってきたので、改めて質問をいたしたいと思います。


 町長の12月議会での答弁では、動力装置のモーターの設置写真は15キロワットはあくまで暫定的であって、揚湯試験によって動力装置のパワーを決定して、本来のモーターに変えたと言われましたけれども、間違いないですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ちょっと長くなるのですが、12月議会におきまして、私の答弁の中には、まず、平成19年9月に22キロワットのモーターの許可を得た後、平成20年2月ごろに15キロワットのモーターを設置し、20年3月に許可どおりの22キロのモーターにつけかえましたが、その後、運転において能力が過大であったため、そのままでは軸の破損のおそれがあったということで、平成21年2月に18.5キロワットに変更したという報告をタクテックからお聞きしました。そういった旨の答弁をいたしております。


 また、動力装置設置の条件の許可を得るためには、当然、揚湯試験の結果が必要であり、その許可を受けて動力装置を決定するものだと認識をしておりました。ただ、しかし、一部答弁において、材料検査時においては、22キロワットは決定されていないという答弁を確かにしておりますが、これは正確には、材料検査は揚湯試験後であり、22キロワットが決定した後でございます。これは、通告になかったということで、事前に正確な答弁整理ができておらず、誤った答弁をしたことにつきましては、この場をおかりいたしまして、訂正してお詫びしたいと思っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 町長ね、その工事写真が代替品が利く、これ、物すごい問題ですよ。わかります。工事写真、A、Bとありますね。それをAで契約しているのに、Bでやっている。そういうことだったら、工事写真にならないじゃないですか。証拠写真ですよ、工事写真というのは。代替をやったいうて、そういうもので工事写真が通用しますか、それ。答弁願います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その件につきましては、確かに揚湯検査の結果、22キロワットを上限とするという話が出ております。また、22キロワットのモーターを設置するというような内容もあったと思いますが、確かに材料検査時の写真に写っておるものは15キロワットであったと認識しております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 これ、写真を見ますと、連続して工事の段階から追っています。町長は、連続揚湯をやって、12月議会の答弁見てください。連続揚湯、薬剤師会の成分検査の結果を見て、そのパワーというんですか、22.5キロワットを決めるんだということを言っているんですよ。そしたらね、その写真に写っているんですよ、彼は。細川君はね、一緒にモーターと。それは完全に揚湯試験、成分検査をやった後ですよ、もう結果が出ているんですよ。そのときにやったら、何で22.5キロワットにしなかったんですか。答弁お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その点につきましては、確かに時系列的には今おっしゃったとおりでございます。ただ、なぜ、その当時、22キロワットをつけなかったのかということに関しては、確たる今、我々の手元にその理由というものは持っておりませんが、県の薬務感染課にさまざまなご指導を賜った部分に申し上げますと、動力を引き上げるということは、当然、これは禁止事項であると。新たな許可を得る必要があるということでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 動力装置の申請ね、それはもう連続揚湯の試験をやったデータですぐやっているんですよ。だから、そんなうそを言えないんですよ。時間的に、系列全然あわないんです、町長。それはいいです。もう時間がありませんので。


 あと、町がタクテックに行っている、要するに、今、町はタクテックが示した薬剤師会の成分検査のときの湧出量というのがある。成分検査のときに証明、成分検査表の証明に記載をされている湧出量を、それを盾に琴平町からこれは成功報酬であるということで、成功報酬をもらっているわけですが、これ、1番に町長、湧出量を、これは誰が確認したんですか。町長。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その前に15キロワットのモーターに関して、うそを言ってはいかんよということでございますが、我々も、当時、その執行官の立場でございません。また、その後にタクテック並びに関係者から聞き取りに基づく根拠でございますので、何らうそをついたということでございませんことを、まず申し述べておきます。


 その上で、現在の、今質問をいただいた内容でございますが、済みません、もう一遍。


○10番(山神 猛君)


 湧出量の確認。日量142トン出たのは、だれが確認したのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 その分に関しましては、我々も聞き取り調査でわかる範囲、また、資料等でわかる範囲で申し上げますと、その前段に業者側が連続揚湯、段階揚湯を行い、その後、本来でありますと、一定の動力水位、動水位ですか、動水位の安定時に徳島の薬剤師会が立ち会いのもと、成分検査を行ったときの量で確定したというふうには認識しておりますが、ただ、その点につきましても、先ほど来、山神議員がおっしゃっておるように、揚湯検査自体に疑義があるということでございますので、その点はタクテックのほうに釈明を求めているところでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 これ、湧出量の検査というのは、業者だけではだめなんですよ。それで、町長、3月議会に、要するに立会はしなかったというて、あのとき言ったんですよ。それをまた何で、薬剤師会の湧出量の検査のときに、立会をして確認したと今言っているんですか。そのときの監督員は、揚湯検査には立会しなかったと言ったんですよ。3月議会のあれ、見てください。全然関連性がないです。それはもういいです。時間がありませんから。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 たしか3月議会におきましても、連続揚湯、段階揚湯には立ち会っていないということを言われたと思います。ただ、徳島薬剤師会が来られたときに関しては、当時の主任であった高畠がその場におって、目視でございますが、その様子を見たというような話を聞いております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 もう町長、そんなこと言うたらいかんがな。この間は、成分検査のときもおらなんだ言うたがな。実際ね、高畠君は、要するに薬剤師会が何人来たかも知らんので。立会したんやったらわかるやろ。それから、私、まだ写真持っていますわ。高畠君がね、タクテックが写した分以外、実際写っていないんです。全然、ほかの人はいっぱい写っておるのに。その証拠は全部、要するに監督員がそういうふうな立会したんであれば、絶対証拠写真必要ですよ。それがないのは、あなた、それ、絶対、立ち会ったということは言えません。それで、前回、それを成分検査のときの立会はしなかったというて謝った。だから、私ももうやめたんですよ。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 もう一度議事録を確認していただけば確かだと思いますけれども、その徳島の薬剤師会が来たときに、立会はしていないというような答弁はしておりません。その場におったと、高畠がおったというような話を高畠本人からお聞きしてますので、当然、そういった内容の答弁だと思います。


 ただし、その前日まで行われておりました段階揚湯、連続揚湯に関しては、その場に行っていないというようなことを高畠は申していたと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 ちょっとこれ、私、一番最初から一般質問をやって、今に至ったんですが、遅くなりましたので、この時間、15分ですけれども、20分か、これ、ちょっと申し上げます。


 琴平町の活性化について、質問いたしたいと思います。時間がありましたら、また、その揚湯検査等について、町がタクテックに対する要望、裁判に対する、こういう事項を入れてほしいということを要望いたしますので、よろしくお願いします。


 現在の琴平町に活力があると思いますか。不名誉な事件、また、行政サービスの低下、住民負担は県下でも高レベル、働き盛りの若者は町外へ、観光業も頭打ち、お年寄りの町になってしまいました。老齢化率が33%を超えました。県内でも3番目の高齢化率、そして、人口減少率が高いということで、過疎化指定を受けました。琴平町はすべての歯車が後退の道をたどっています。


 一昨年、宇多津町で行われましたコンパクトタウンミーティングの席で、九州から来られました議員さんが言われた言葉が、今も脳裏に焼きついております。琴平町にはJRと私鉄の二つの駅があり、年間300万人を上回る観光客、また、地方銀行や信用金庫等が6行、郵便局が2つ、病院等も数多くあり、インフラ整備、生活基盤が十分整っておる琴平町が、どういうわけで過疎の町になったのかと言われました。そして、このことは、行政、そして、議会の議員の職務怠慢であると言われました。大変きつい言葉でありましたけれども、我々としても反省しなければならない点が個々ありました。


 昨年の選挙戦で、私は20カ所ぐらいで、今期に臨む私の考え方、私の主張を述べさせてもらいました。温泉問題、財政、福祉、教育等いろいろ演説をいたしました中で、一番訴えたかったのは、琴平町の活性化でした。上手な演説ではございませんでしたが、私の熱い思いは十分感じ取っていただけたのではないかと思います。住民の方の反応も一番この点にあったように思います。


 また、後援会活動で町内をくまなく回り、たくさんの方とお会いしてお話をすることができました。その中で一番多かった意見は、先ほども申しました琴平町の活性化でした。何とかしてくれ、何とか琴平町に昔のように活力ある町にしてくれということでございます。


 人口の流出を防ぎ、産業の振興、人口の増加を図り、町に活力を与えるような施策を行わなければ、琴平町の未来はないと思います。4月末の町の常住人口は、9,692人、ことしに入って70名の減、このままでは早い段階で行き詰まってしまいます。町長、今までは通り一辺倒のことをやっていても何とかなった時代ですが、これからは違います。町の活性化に取り組んだところと、取り組まなかったところでは大きく明暗を分けると思います。早い段階で大なたを振るわなければならないと思います。


 今まで町内の中小企業者が町外へと事業主体を移しております。今までは企業が流出していたわけです。これからは何とか琴平町に入ってきてくれるような施策を、ぜひ、打ち出すべきであります。確かに琴平町には観光産業という大きな柱があります。この柱一本では先が見えています。今まではそれに頼り過ぎ、次の産業の育成に取り組まなかった行政の怠慢です。


 企業の誘致をする、企業が来るということは、工場を建てる、従業員が働きにくる、その地域に賑わいができるわけです。固定資産税、住民税、事業税等々の税収入増、また人口増、まさに一石二鳥であります。琴平町の活性化策として考えてみなければならないのではないかと思います。


 私の尊敬する地方の行政マンで、昔、志度町の町長さんで樫村さんという方がおられました。知っておられる方もおいでと思いますが、彼は、県職員を早期退職して、志度町発展に大変寄与された方です。彼は、町の財政基盤を確立するために企業の誘致を積極的に行いました。皆さんもよくご存じのタダノ、ヤマハ、セシール、大手電線メーカーの伸興電線、そして、徳島文理大学、さぬきワイナリー等々です。そして、財政を確立することによって、より大きな住民サービスが行われたわけでございます。志度町のような大型の企業を面積の狭い当町に誘致せよとは申せませんが、少しコンパクトな業種は考えてみる必要はあると思います。


 琴平町は、今まで観光産業に支えられ、何とかここまでやってきたわけですが、これとて現在の状況は大変厳しい状況ではなかろうかと思います。当町は、観光という大きな柱があり、それを頼りにしていて、他の産業の育成ができなかったのではないでしょうか。


 昨年3月11日の東日本の大震災、未曾有の被害を出したわけですが、そのときのニユースで、自動車の部品が止まり、車の生産ができない。日本だけでなく、遠くアメリカの自動車工場もといったニユースが流れたのを聞かれた方も多いのではないと思います。あの東北の田舎町に、これといった産業がない、あるのは広い土地と労力だけ、そこで先人たちは企業誘致に駆けずり回ったのであります。何もなかったから、一つにかけられた。大きな柱の観光産業があったから、そういったことができなかった。


 ところで、現在の琴平町の農業就業者の平均年齢は60歳を超えていると聞いております。昨年、農政課のほうで農家の就業者調査をしたと聞いておりますが、その結果はお聞きしておりませんが、農地の価格もかなり安くなっていると聞いております。農家の後継ぎ問題もあり、企業団地、企業誘致のことも考えてみるのも一考かと思います。


 琴平町は、今、大なたを振るときが来ているのではないかと思います。日本各地に産業がなくなり、人口がゼロになった町もたくさんあります。そこで、町長に産業の振興策をお聞きしたいと思います。


 そして、次に、人口の増加策についてお伺いいたします。


 先般4月末の町の常住人口を聞いてびっくりいたしました。3,811世帯9,692人、昨年末から70名の減です。人口1万人を割り込んだことは承知しておったわけですが、ここまで減少しているとは思っておりませんでした。過去には、町広報の表紙に人口総数等が記載されていたのですが、最近はそれも載っていないように思います。余りの激減に、町民に知らせたくないのかもしれませんが、先ほどの企業誘致がうまくいけば、人口の減少に歯止めがかかるのでしょうが、それとはまた別に、人口の増加策を考えなければならないと思います。


 先日、四国新聞にも掲載されていました若者の晩婚化、未婚者の多いこと、昔は農家には嫁は来ないと言われていましたが、今は商家にもそういった傾向が見られます。さきの企業誘致でも就業者が流入してくれるのも一策でございますが、婚活等でも考えなければ事態は大変深刻であります。聞くところによりますと、直島町で行われている婚活で、「直島出会い隊」という会がありまして、そのイベントの第12回目として、「真夏のラフテングツアーイン徳島」を行い、男子18名、女子18名の36名が参加をして交流を行い、いい感じのカップル3組、準いい感じのカップル5組の計8組のカップルが成立し、近い将来が楽しみといった新聞記事を目にしたことがあります。


 また、テレビのニュース番組等でも、「まち婚」が流行っていて、町の活性化にも一役買っているとのこと、何年か前、琴平町でもJAの婦人部のひとたちが、農家のお嫁さん探し等で婚活を行っていたわけですが、成果は聞いておりませんが、お見合い形式では余り効果はなかったのではないかと想像いたします。直島町のように、何かイベントを行い、男女が共同作業を行うことで、自然と会話が生まれる。私の考えているほど簡単ではないと考えますが、行動を起こしてみるのも1つの策かもわかりません。私の考えを述べさせていただきましたが、町長におかれましても、ご一考をお願いをしたいと思います。答弁をお願いいたしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 大変山神議員らしい町内活性化に向けた思いを述べていただいたと思っております。冒頭にありましたコンパクトタウンミーティング、私も1回目に参加させていただきましたが、たしか、福岡県の志免町ですか、8.7平方キロメートルのところに4万5,000人の住民がおるという、政令指定都市であり、県庁所在地福岡のベッドタウンであったかと思います。また、徳島の北島町あたりは、人口2万2,000人ほどで、徳島市のすぐ隣で、非常に栄えている町であったというふうに記憶しております。


 確かにそういったところから見れば、琴平町というのは、少し寂しく思われるのかなと思っておりますが、若干、余談になりますが、私はそのように町の置かれている状況云々で判断するよりも、やはりその町の特性というものを重要にすべきではないかというふうに、そのタウンミーティングの中で考えました。むしろ私は、それよりもそのパネラーとして参加されておった各町の議長さんなり、副議長さんなりの発言の中身に対しまして、その資質の高さに愕然としたことを覚えております。


 それでは、本題に入りますが、山神議員が指摘されるように、この間、琴平町というのは、観光以外の産業育成には十分に施策をしていかなかったのではないかということでございますが、その一面も確かにあろうかとは思っております。ただ、8.46平方キロメートルの本町にとりましては、工業団地を造成したり、雇用を伴う工場を誘致するということは非常に困難であったという一面もあろうかということは理解しております。ただ、裏を返しますと、その観光産業というものが、多くの雇用や商取引を生み、常住人口がじわじわと減少しているにもかかわらず、交流人口により地域の経済が回っていた時代も長く続いていたと考えております。


 しかし、バブルの崩壊や、長引く構造的な不況によりまして、特にこのデフレ経済、これが消費価格の下落を招き、さらに、地域の経済を根底から破壊していったのではないかと思っております。また、これが、次から次へと悪い連鎖を引き起こすいわゆるデフレスパイラルがさらに追い打ちをかけた結果、地方自治体の活気が失われてきたのではないかと思っております。つまり住民が手間暇かけた商品や、サービスが相応の評価を受けられずに、大手資本の進出による価格破壊と、過当競争により地域の事業者や企業の体力が奪われ、投資もできず、雇用も控えるといった悪循環が起きているという背景があろうかと思います。


 そういった中ではございますが、本町におきましては、第4次琴平町総合計画におきまして、住民アンケートをした結果、活力、賑いを求める声がございましたのも事実でございます。それに伴いまして、本町としては住む方が安心して暮らせ、訪れる方にも喜んでいただくために、その基本理念を「住んでよし 訪れてよし ことひら」というふうに制定いたしまして、各種産業振興にも邁進していきたいと考えております。


 ちょっと時間がございませんので、若干、答弁を進めてまいりますけれども、そういった振興策の中では、これまで取り組んできたもののほかに、新たに今後、空き店舗対策というものもございましょう。そして、その中では、借りやすく、貸しやすい商店が新たに進出していただけるような施策というものも検討してまいりたいと思っておりますが、議員におかれましても、今後ともご提案をいただけたらありがたいと考えております。


 また、この後の眞鍋議員の質問のところでも述べますけれども、大学と地域の連携によって、地域の活性化を目指す域学連携といたしまして、つい先日、香川大学経済学部の牛島教授が主催する地域マネジメント研究科大学院生と琴平町の活性化案につきましても意見交換会をしております。観光振興のみならず、商店街や各種産業の振興についてディスカッションを行ったところでございまして、今後、研究課題として専門的な立場から研究を進められて、本町と連携していきながら、施策を講じてまいろうと考えております。


 あと、最後になりますけれども、ただ、琴平町の活気が失われているということでございますが、それがいつ時点と比べてかということと、また、どの町と比べてかということが非常に大きなキーワードになってこようかと思っております。


 そういった中で、実は、私のところにもさまざまな方が来訪して来られます。特に町外の方が来られたときには、琴平は活気があっていいですねと、賑やかですね、また、歴史や文化があっていい町ですね、また、町並みも風情があっていいですねという言葉をお聞きします。まあお世辞半分と聞きましても、ほかからの評価というものは決して低くはないというふうに考えております。


 また、県外に店舖を出しておりました土産物業者の方には、こう言われました。町長、四国で一番大勢の人が歩きよる町、どこか知っとるかということでございました。私は松山の道後ですか、というふうに答えたんですが、その方がおっしゃるには、確かに松山市というのは、観光客以外にもビジネス客もたくさんいると。また人口が60万人ほどおりますので、賑わっているのは事実ですよと。しかし、琴平町の賑わいというものは、ずば抜けていると。単位面積当たりの賑いは断トツで多いんですよと言われました。


 これは、よく言われるたとえですけれども、コップの中に水が半分あるとしたら、もう半分しかないと思うのか、まだまだ半分残っていると考えるかということで、非常にその後の対応というのは変わっておると思います。私は、後者の考えのもとに、今後ともに観光振興策を考えてまいりたいと思っておりますので、どうか今後とも、山神議員初め、議員の皆様方のご協力をお願いしたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ)





○議長(臼杵 善弘君)


 10番、山神 猛君。


○10番(山神 猛君)


 町長は住みよい町ということで、本当に住みよければいいわけですけれども、やはり琴平町の住民に町長の耳に入るのと、私たちに入るのとは違うかもわかりませんけれども、やはり琴平町は取るものは大きいし、サービスは少ないと。本当に、中には、もう家屋敷がなければ、よその町へ行くわ、というようなきつい言葉を言われる方もおいでます。要するに、税金とか水道料、公共料金は高いけれども、受けるサービスは低いと。そのためにいろいろ教育厚生あたりで指摘しました、それはやはり最低、近隣の町並みにといって我々が頑張ったことも、町長も覚えておられると思います。


 あと、時間がございませんけれども、先ほども申しましたタクテックの訴訟の、要するに、これ、ちょっと5点あるんですよ、肝心なこと。要するに、あのデータ自体がもう虚偽のデータであると思うし、今回の排出先がないということで、連続揚湯は実際にやっておりません。これは99.9%やっていない。それと、それがもしできていたとしても、午前9時で終わっているんです。10時半に来ているんです。そしたら、1時間半あると、水位というのは、1時間で大体100メートル上がります。そういう上がっているときに測定した湧出量というのは無効であるということと、5点ほどあります。これ、参考にして、今、ちょっと時間的に全部言えないと思いますが、次の訴訟の件に役立てていただいたら幸せでございます。


 要するに、本来、湧出量の測定を町長は、高畠君は立ち会ってやったと。それだったら、立ち会ってやったときの写真ぐらいは最低撮っておかないといかんですよ、一番大事なんだから。これによって値段が変わってきているわけやから。私は、高畠君はやっていないと一番最初に聞きました。これは間違いないです、この耳で聞きました。こんな大事なことを忘れるはずがありません。


 それと、成分検査。これは、薬剤師会の成分検査というのはあります。これは、成分検査はできるけれども、湧出量の検査する機関と違うんです。あの証明でタクテックはとっているけど、あれは無効なんですよ。薬剤師会とこれは、私が薬剤師会と話をしたときに、薬剤師会ははっきり言っています。私たちは湧出量の測定をする機関でないとはっきり言ってますから、もしあれだったら、これ聞いてください。きちっと言っていますから。だから、その分を、薬剤師会の成分検査の分を証拠で成功報酬をとっているタクテックというのは、これは本当に十分考えて対応していただきたいところです。5点ほどありますので、また文書等でお渡ししますので、ぜひ、活用していただきたいと思います。


 この裁判、町長ね、町長は勝てると思いますよ。行政が民間訴えているんだから。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの件につきましても、かねてから山神議員らのご指摘がございました。ただ、これにつきましては、当初、いこいの湯の温泉井戸の瑕疵担保について、それを訴訟の柱として構成してまいりましたが、このたび、山神議員の協力を得まして、先方への究釈明ということで、準備書面の中にそれらの疑義について掲載して、タクテック側の説明を求めたいと思っております。


 なお、これらの疑義につきまして、揚湯検査の結果が不正であるということが明らかになった場合につきましては、瑕疵担保責任に加えて、不法行為に基づく損害賠償請求を追加しなければならないと考えておりますので、今後ともご協力をいただければと思っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 制限時間の60分が来ましたので、悪いですが、(「一言だけ。」の声あり)一言だけ、はい。


○10番(山神 猛君)


 町長ね、町が今までやったというのは瑕疵担保。(「それは、いかん。」の声あり)済みません、ありがとうございました。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、10番、山神議員の質問を終わります。


 一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩いたします。


 再開を10時45分とさせていただきます。よろしくお願いします。





     休憩 午前10時35分





     再開 午前10時45分


     (出席議員 9名)





○議長(臼杵 善弘君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き一般質問を行います。


 次に、9番、眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長、9番、眞鍋」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 それでは、通告書に従い、一般質問をします。


 1番目に、琴平町が抱えている4つの裁判の経過について。2番、琴平町の情報公開制度の運用について。3番、こんぴら温泉いこいの湯の掘削工事について。4番、購入を検討している智光院温泉について。5番、町民向け温泉について。6番、共立メンテナンス所有の敷島館の跡地について。7番、町長の報酬について。8番、固定資産税の過大徴収の処理について。9番、琴平町観光の振興策について。10番、公共工事の入札契約について。11番、生活保護の受給について。12番、通学路の安全対策について。13番、町主催の来賓のあいさつについて。以上、13点、ただいまより一般質問させていただきたいと思います。


 まず、1番目として、琴平町が抱えている4つの裁判の経過について、1番、香川県農協を被告とする不正借入事件約8,555万円の返還を求める訴訟の主な経過と相手方の主張の要点を、町民にもわかりやすいように説明してください。この件について、町行政に関心を持っている住民の多くは、JAの問題、どうなっているのかと不思議がっています。町長の答弁求めます。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、眞鍋議員の質問に順次お答えしてまいります。


 まず1点目の、香川県農協を被告とする不正借入事件約8,555万円の返還を求める訴訟の主な経過と相手方の主張の要点を、町民にもわかりやすく説明してほしいというご質問ですが、わかりやすくこれまでの経緯等を申し上げます。


 なお、本件を含めて、次にあります3点の訴訟関係につきましては、現在、係争中につきまして、言える範囲での答弁となりますことをご了承ください。


 それでは、まず1点目、JAの訴訟についてでございますが、これは、ご存じのように元副町長が町長公印を無断で使用し、町名義で現在のJA香川県象郷支店から15年間、延べ16回にわたって不正借り入れを繰り返し、その借入残高が8,000万円に上がっていたというものでございます。この件につきまして、平成21年7月にJA香川県は、不正借入金と金利、連帯利息を含め、8,555万4,805円を、当時、琴平町水道事業指定金融機関でありました、JA香川県琴平町榎井支店の町水道事業口座より相殺、これに対し、本町は、借り入れは町の借り入れではなく、元副町長の犯罪による借り入れであり、相殺した金員を返還するように求め、平成21年8月19日にJA香川県に対し、不当利得返還請求の訴状を裁判所に提出したものであります。


 その後、平成21年10月15日に、第1回公判を迎えたわけでございますが、訴えの提起を貯金債権に基づく払い戻し請求とし、同年の12月3日に第2回公判、平成22年8月2日の第6回の公判以降は、同年10月4日より高松地方裁判所において弁論準備を行っている段階であります。


 この弁論準備というものは、非公開で行われておりまして、被告の主張等をご報告できる状況には至っておりません。訴えの提起でのこちらの主張といたしましては、こちらの主張に対しては、一切お認めになられていないということでございまして、だからこそ、現在係争中である旨をご理解願います。


 また、弁論準備は、本年4月23日で11回を重ねております。また、今月の13日の弁論準備以降で、何かご報告できる事項が生じた場合等には、速やかに議会に対してご報告をさせていただきますとともに、町民の皆様へのご報告もさせていただきたいと考えておりますので、ご理解ください。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番、眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 1の2番目です。香川県農協を被告とする定期性預金約4,875万円の払い戻しを求める訴訟の主な経過と相手方の主張の要点を、住民にもわかりやすいように説明してください。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 香川県農協を被告とする定期性預金約4,875万円の払い戻しを求める訴訟の主な経過と相手方の主張の要点とのご質問ですが、この訴訟につきましては、先ほどのJAとの裁判、訴訟が始まって以降、平成22年3月にJA香川県より本町の定期性預金4,875万5,000円の払い戻しを拒否されたことによりまして、払い戻しをするように訴えているものでございます。


 JA香川県といたしましても、先ほどの訴訟を取り下げれば、本件に係る定期性預金の払い戻しには応じるとのことでありますが、本町としては、受け入れられるものではないことから、平成22年4月19日に訴状を提出し、平成22年5月31日の第1回公判以降、本件につきまして、平成22年8月2日第2回公判より、先ほどの訴訟と関係性が深いことから、裁判所の決定により、あわせて行われているものでございます。


 本件につきましても、今月13日の弁論準備以降でご報告できる点がございましたら、速やかに議会にご報告させていただきますとともに、町民の皆様にも報告したいと考えております。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 9番、眞鍋 籌男君。


  (「はい」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番目、株式会社タクテックを被告とする温泉掘削に関する約1億円の損害賠償請求訴訟の主な経過と相手方の主張の要点を、住民にもわかりやすいように説明してください。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 次のタクテックを被告とする訴訟についての主な経過と相手方の主張ということでございます。


 この裁判に関しましての主な経緯につきましては、平成23年3月定例会の総務産業経済常任委員長報告において、タクテックに対し、損害の補てんを求め、補てんが得られない場合は、賠償請求訴訟を行うことを求められております。また、これと並行して、同年2月10日に、住民監査請求が出され、琴平町長は損害賠償請求権の行使を怠っているので、必要な措置をとるよう琴平町長に対して勧告を求めるとの請求に対しまして、3月29日に監査委員からもタクテックに対して、損害賠償請求を行うよう勧告がありました。これらを受けまして、平成23年7月15日に、タクテックを被告として、タクテックとの工事請負契約における成果物の瑕疵担保を争点とした損害賠償請求を提出し、同年の9月7日に第1回目、続いて10月19日、12月7日、平成24年1月25日、同年3月7日、4月18日、6月13日と、これまで7回の口頭弁論が行われ、今日に至っております。


 なお、被告の主張の要点としては、温泉工事の内容に温泉が泉温28.2度、湧出量98.6リットル/分で、間断なく湧出することまでは含まれていると解することはできないという主張を現在まで行われています。


 以上でございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 9番、眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 4番目、山下前町長に対して、温泉掘削工事に関する損害賠償を求める住民訴訟の主な経過と相手方の主張の要点を、住民にもわかりやすいように説明してください。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、4点目でございますが、山下前町長に対して、温泉掘削工事に関する損害賠償を求める住民訴訟の主な経過と相手方の主張の要点をということですので、できるだけわかりやすく、主な経過と経緯等を申し上げたいと思います。


 この住民訴訟につきましては、平成23年4月25日付で、町内3名の方より高松地方裁判所に訴状が提出され、損害賠償請求事件として、昨年6月1日より公判が行われているものでございます。


 訴状によります原告の請求趣旨は、現琴平町長である私が、前町長に対し、金9,700万円及びこれに対する本件訴状送達日の翌日から支払い済に至るまで、年5分の割合による金員を支払うよう請求せよ、本件訴訟費用は被告の負担とするというものでございます。


 請求の原因を大きく要約させていただきますと、前町長は、こんぴら温泉いこいの湯の温泉掘削工事に関して、当該温泉掘削工事請負契約のとおりに契約が履行されていないことを知りながら、当該請求契約に違反して琴平町の公金を違法に支出し、本件契約による2,800万円を支払えば足りるのに、1億2,500万円の公金を違法に支出し、差額9,700万円の損害を与えているというものでございます。


 本町といたしましては、ご存じのとおり、温泉掘削業者に対し、損害賠償請求訴訟を行っております。本件訴訟は、係る住民監査請求の監査結果として、平成23年3月29日付で琴平町監査委員は、温泉工事施工業者に対し係る損害の補てんを求め、その補てんが得られなかった場合は、損害賠償請求を行うよう求めるとの勧告を受けたこと、また、平成23年3月定例会総務産業経済常任委員長報告におきまして、温泉工事施工業者に対し、損害を補てんを求め、係る損害の補償が得られない場合は、損害賠償請求を行うとのご要望をいただいたこともありまして、平成23年度6月定例会で温泉工事施工業者を被告とする訴えの提起を全会一致でご議決いただいているものであります。


 こうしたことから、本件では、原告に対し、請求及び請求原因の立証等を求めているものでありますが、裁判におきましては、本件訴訟は、町が温泉施工業者を被告として提起している別件訴訟との関係を無視することはできず、同訴訟の様子を確認しながらの進行となるとのことから、温泉施工業者を被告とする訴訟資料の提出等を行いながら、進行しているというのが現状であります。


 なお、次回の期日は、来月7月4日、午後1時10分から7回目の口頭弁論となっております。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番に移ります。情報公開制度の運用について。ことしの3月定例議会の答弁では、公開請求書をファクスで送ることについて、町長は、周辺の市町において実施している自治体はないという理由を挙げて、町の要綱を変えないと答弁していますが、周辺の自治体と何の関係があるのですか。町が判断して、住民のためにいいと思えば、やればいいのである。何を迷っているのか。答弁要ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの議員の質問でございますが、これは、次の答弁とも関連いたしますので、もしよろしければ、次の質問もあわせて行っていただければ、あわせて答弁いたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番、町長はことしの3月議会で、ファクスで送信した場合、送ったが届いていないということがあってはならないという理由を挙げていますが、高松市、香川県では何らの支障もないので、ファクスによる公開請求を継続していますが、琴平町で実施が不可能とする理由はなんですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご質問でございます。したがいまして、1と2を関連しておりますので、あわせて報告させていただきます。


 まず、香川県では、県民室という部署で専門的に業務を行っており、ファクスの受付も可能かと思われますが、本町では、総務課管財係で処理を行っており、管財係は情報公開以外にも選挙や例規集の編さん、また、庁舎の管理等々のほかの業務も行っております。これは、限られた人員の中での配置ということでご理解いただきたいと思います。


 また、総務課には、財政や企画政策係もあり、現在、総務課にあるファクスはコピー機能やスキャン機能などがついた複合機であり、他の業務での使用のほうが多く、ファクスによる受信を行いますと、現在でも、年間100件以上の情報公開請求が届いておりますので、これらをファクス受付にいたしますと、他の書類とまじり、受付が遅れたり、また、紛失する可能性があります。これは、香川県、高松市においても、こういった危惧はあるところでございまして、本町におきましては、今のところファクスでの受付が業務上困難であると思われますので、住民の権利である情報公開請求が確実、かつ適正に行うために、窓口受付としておりますことをご理解いただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番目。私は、ことしの5月18日に、町役場の掲示板に掲示し公布された条例の文書の公開を求めましたが、総務課職員は、当委員会で言ってくれたら出せるので、委員会で請求してくださいと、個人(住民)では出せないので、公開請求をして出すようにとのことを言われ、私は、その場で公開請求に記入し、請求しました。


 既に公布された条例は、公開条例の行政文書に該当しないのではありませんか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 この件に関しまして、担当に確認をしたところ、正確にどういった文書が必要なのかわからなかったということから、念のために、情報公開請求をしていただければと、また文書はお見せできると申したとのことでございます。


 町の掲示板に掲示された文書につきましては、情報公開請求をしていただくことなく、町民の方から求められた場合にはお見せし、説明し、写しをお求めの場合には、ストックがあればお持ち帰りいただき、ない場合には、コピー料金をいただいた上で、写しをお持ち帰りいただいております。条例、規則等、町のホームページでご覧いただきますこともできますが、インターネットをご利用できない方には、窓口において同様にお見せし、写しをご希望の場合にはコピー料金をいただいた上でお持ち帰りいただいております。


 したがいまして、議員ご指摘の文書は、公開請求の必要はございません。やりとりの過程で、議員の意図が十分に伝わらなかった点に対しましては、今後、請求者の求めている内容を的確に把握できるよう努めますので、請求者におかれましても、求める書類を正確にお伝えいただければ、スムーズな業務ができようかと思っておりますので、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 今の小野町長、私は、町長の報酬のことで言うとるんで、何のことかわからなかったというのは、現にその場で公開請求しとるんやから、判押して。そしてね、何もね、最終的にはくれましたけど、これからも、今言ったんで、委員会で出したらくれるのは議員やから当たり前やけど、住民で最近、公開請求、私以外の人でも今回1年間、百何通で5人、まあよろしくお願いしておきます。


 次に移ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 はい、眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 町の情報公開条例の規定は、職員によって異なる解釈がされるおそれがありますから、町として統一した解釈をした事務処理要領ないし手引きを作成する必要がありますが、なぜ、作成しないのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ご存じかとは思いますが、琴平町には、琴平町情報公開条例がございます。さらに、琴平町情報公開条例施行規則があり、また、琴平町情報公開事務取扱要綱も作成しており、質問の中の事務処理要領や手引きがこれに当たると思っております。


 また、解釈の問題としては、現在、総務課の管財係が一括して事務処理を行っており、先ほど申しました条例や要綱等をもとに解釈しておりますから、統一した回答になっていると思われますが、なお一層統一した解釈ができるように伝えてまいりたいと考えておりますので、ご理解ください。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 私が言っているのは、情報公開の条例、規約、要綱は一番小さいんですけど、それらにまだ十分ちゃんとできていないから言っていることを、私は確認して言っているんですから、今後、よろしくお願いします。いいですね、それ。私、本人が言っているんやから。


 次、移ります。こんぴら温泉いこいの湯の掘削工事について。ことしの3月議会の町長の答弁では、報酬額に関する契約事項の、揚湯試験時の井戸口元の温度と湯量によって決定しますという記載の揚湯試験時とは、徳島県薬剤師会が成分検査を行った時点だと答弁していますが、その時点では、既に揚湯試験は終了していたのではありませんか。


 裁判所提出の甲第17号証 徳島県薬剤師会での聞き取り結果、記載のとおり、温泉水の検体の採取は平成19年7月19日午前10時35分ごろに行われており、甲19号証の株式会社タクテックの連続揚湯試験の結果の記載では、同日9時には連続揚湯試験は既に終了していたのである。問題は、この間の1時間35分にある。


  午前9時に終了すれば、湯の水位は上がる。1時間35分だから、かなり上がっていたと思う。要するに連続揚湯試験はしていなかった。はい、町長、答弁要ります。どう思いますか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご質問の件でございますが、琴平町温泉工事請負契約書に添付された仕様書第14条第1項では、3日間から最高10日間、揚湯試験実施要領に基づき、揚湯試験を行う中で、連続揚湯し、井戸の最大能力を確認するとなっております。また、同条第3項においては、揚湯試験中に湧出水が澄んできた時点で、環境省指定分析機関の財団法人中央温泉研究所もしくは同等の機関に委託して、第1項に記載する最大井戸能力を確定し、温泉中分析を行うものとするとなっております。したがいまして、この契約の別表3にあります井戸口での温度と湯量によって決定するというものは、この揚湯試験時に行うべきものであろうとは考えております。


 ただ、今、議員ご指摘、また、先ほど来の山神議員のご質問にもありましたように、連続揚湯試験、段階揚湯試験で、当日の9時に一旦データが途切れております。その後、10時半、35分に徳島薬剤師会が成分検査を行ったということでございますので、この1時間35分が確かに空白でございます。この件に対して、その間、連続揚湯をやっていないのであれば、確かに水位も上がろうかと思いますので、その点につきましては、先ほどの山神議員の答弁にもありましたように、現在、タクテックを相手取った訴訟において、タクテック側の釈明を求めておるところでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ)





○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 掘削工事の報酬額は契約によって揚湯試験時の井戸口元での温度と湯量によって決定しますという契約になっていたのですから、揚湯試験時以外では、温度や湯量が変わることを想定していた、知っていたのではありませんか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 少しお聞きをしたいのですが、この温度や湯量が変わることを想定したことを知っていたとありますが、この主語はだれでしょうか。だれが知っていたというふうな質問かお知らせください。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 それは、今、この分で、9時にやめられたでしょう。10時半やったら、連続しよったら、四角いもんがこう?字形になっとんで、上手にしたらいいんやけど、その1時間半にとめたら、一番有利な状態で計った場合、後々ですよ、現実に出るはずじゃないですか、温泉供用開始してすぐに出ていないじゃないですか。そういう事を知っていたのかということを言っているんですよ。意味わかった。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それをだれが知っていたのかということをお聞きしているんですが。


○9番(眞鍋 籌男君)


 それは、今回の町の責任者山下正臣町長、前町長、タクテック、そのあたりですよ。そう思うでしょう、だれだって。その1時間半の不透明な時間。それで、一番有利なときに計っとんや。それで、後、急に出んようになったんや。それで、金払った。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それが温泉掘削業者であれば、1時間半をとめれば水位が上がるということは知っていたと思います。また、前町長に対しては、現在、そのような確認を行っておりませんので、私の口から知っていたということは、今現在、報告できる状況にはありません。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


  (「議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 ことしの3月議会の町長の答弁では、町の工事監督員の立ち会い検査について、立ち会ったものもあるが、立ち会いを確認できなかったものもあると答弁しているが、立ち会い検査での6つの場合にだれが立ち会いましたか。これ、1から6まで言いますから、私、先に読みますから答えてください。


 1、揚湯試験中。2、揚湯試験用のポンプの挿入時。3、ケーシングパイプの挿入時。4、検層時。5、工事材料確認時。6、工事機器配置時。以上です。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、これに関しましては、平成23年1月20日に行いましたタクテックとの質疑応答記録をもとに答えさせていただきます。


 まず、1の揚湯試験中でございますが、これに関して、タクテックは検査時間が長いため、その中で、見に来てほしいと要請したところ、当時の高岡副町長ほか、何人かが時折見に来ていたと。また、徳島薬剤師会の成分検査時の揚湯試験については、高畠主任にお願いし、見に行ってもらっていたというふうな証言がございます。(「町長、その証言、前回くつがえしとる。委員会のほうで言うた」の声あり)


 また、2番目の揚湯試験用のポンプの挿入時です。これにつきましては、立ち会いというものは確認できておりません。


 次に、3番目、ケーシングパイプ挿入時、4番、検層時、5番の工事材料確認時におきましては、当時の細川課長が立ち会っております。


 6番目の工事機器配置時におきましては、立ち会いを確認できておりません。このことにつきましては、細川課長並びに高畠主任本人の確認をとっております。(「町長、立会のときはどんなん、立会してないんじゃないか」の声あり)


  (「はい、議長、9番、はい」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 ことしの3月議会の町長の答弁では、揚湯試験時の(不規則発言あり)(「静粛にお願いします」の声あり)排水の排出量は約1,150トンで、タクテックへの聞き取り調査では、(不規則発言あり)(「静粛にお願いします」の声あり)下水道に流したと答弁していますが、その聞き取り調査では、町観光課と通じ、下水道のマンホールを開けてもらい、下水道に流したとなっているが、下水道のマンホールを開けた職員はだれか。町長の答弁を求めます。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。(「町長、一回一回言うこと変えたらいかんで、町長」の声あり)


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 下水道のマンホールを開けた職員はだれかというご質問ですが、今、議員ご指摘のように平成23年1月20日のタクテックとの質疑応答の中で、タクテックよりまんのう町下水担当、琴平町水道課職員立ち会いのもと、マンホールを開けてもらい、流したと伺っておりますが、それ以上のことにつきまして、本町では確認できておりません。(「それも細川君が認めたがな、町長」の声あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 今、眞鍋議員の質問中ですので、ちょっと控えてください。(「いや、町長がうそばっかり言うきに」の声あり)


○9番(眞鍋 籌男君)


 タクテックの聞き取り調査では、揚湯試験ときの下水道使用水量計算について、作業をする前に町からメーターを借り、作業終了後に返したとなっているが、メーターをタクテックに貸した職員はだれですか。(「タクテック訴えとるやろが、町長がタクテックを弁護したらいかん。」の声あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 静粛にお願いいたします。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)(「ちゃんと答え、町長」の声あり)


○町長(小野 正人君)


 先ほど来、外野からの声もありますが、眞鍋議員がだれに、どの職員に確認した、だれがそういったことを行ったかということでございますが、これは、本町としての調査としては確認できていないと。あくまでタクテックの主張であるということでございます。このメーターをタクテックに貸した職員はだれかということに関しましても、(不規則発言あり)タクテックの質疑応答の中では、タクテック側は作業をする前に、町よりメーターを借り、(不規則発言あり)放流管に設置したと。作業終了後は、メーターを返したというふうに伺っておりますが、本町として、調査した結果、これらについて確認できるものはございません。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 ことしの3月議会の町長の答弁では、私からの工事写真の日付についての質問に対して、工事写真は工事終了後に一括して提出していると答弁しているが、工事の工程ごとに提出させる必要があるのではありませんか。また、工事写真については、国や県を参考にしていると答弁しているが、琴平町の工事の仕様書で決めたらいいのではありませんか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 工程ごとに工事写真を提出させる件につきましては、建設下水道課の工事で、年度をまたぐとか、工程が多数あるような工事というものがほとんどございません。また、中間検査等を実施しておりますので、終了後に一括して提出してもらっております。


 また、今後の工事によっては、長期間にわたるような工事、また、部分払いがあるような工事等もあろうかと思いますので、その折には協議、検討し、写真の提出月を考えてまいりたいと考えております。(不規則発言あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 静粛にお願いいたします。


 眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 次、4番。購入を検討している智光院温泉について。購入後、こんぴら温泉いこいの湯のように、湧出量が減った場合の措置として、特別の契約をしていますか。している場合、その内容はどのような内容ですか。答弁要ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)





○町長(小野 正人君)


 そのような特別な契約はございません。湧出量につきましては、多くの議員立ち会いのもと、泉源井戸の健全度、湧出量、泉質等の調査業務を行いまして、湧水能力調査結果については、日量463トンで、おおむね安定した揚水状態であることを確認しております。


 なお、湧出量が減少した場合は、井戸の洗浄等の方法がございますので、業者の助言をいただき、対応したいと考えております。なお、万が一、量が不足した、また枯渇するという場合におきましては、琴平町が3本目を確保することはできない旨を、先日行いました琴平町温泉旅館ホテル組合との会合において説明をさせていただきました。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番目。智光院温泉は、ラドン温泉と聞いているが、供給先の旅館やホテルでもラドン成分はあるのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 以前より報告のとおり、当泉源は、ちょっと専門的な数字になりますが、44.8×10のマイナス10乗キュリー/キログラム、いわゆる12.3マッヘを含有し、療養泉基準の30.0×10のマイナス10乗キュリー/キログラム、8.25マッヘを十分満たしておりますが、このほかにもメタ計算とフッ素の含有量も温泉法の温泉基準に適合していることもご理解いただきたいと思います。


 なお、ラドン温泉においては、水に溶け込んでいるラドンが加熱などの刺激により気化し、その気化したラドンガスを含んだ湯気を室内に充満させて、ゆっくり多くのラドンを吸うことが一番効果的な入浴方法であるということでございます。ラドンは、ラジウム元素の放射性崩壊によってつくられる放射能を持つガスであり、その半減期は3.8日となっております。したがいまして、浴室の換気方法などを工夫することにより、療養泉としてのラドン温泉の効能を期待することは不可能ではないと考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 4番、購入後、こんぴら温泉いこいの湯の扱いはどのように考えているのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 いこいの湯の湧出量は、現在、日量10トンということでございまして、大変少なくなっております。今後、何らかの有効な活用ができないかを検討したいと考えておりますが、今現在で、これに使おうというような案は持ち合わせておりませんので、今後の検討ということでご理解いただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○9番(眞鍋 籌男君)


 5番に移ります。ワン・コイン500円の町民向け温泉について、町長は、町民のための温泉として、ワン・コイン500円で利用できるものを考えたいとしているが、具体的にどのような構想を持っているのですか。その後の計画はどのように進んでいますか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、このワン・コイン500円というのは、私の構想での話であって、今現在、具体的に決定した料金ではないことをまずご理解ください。


 なお、町民向け温泉構想については、去る5月17日に、こんぴら温泉旅館ホテル組合との協議会を開催し、その中で、言及しており、ぜひともご協力いただけるようご理解をお願いしたところでございますが、実施に向けまして、具体的な交渉を進めている施設があるということもご報告させていただきます。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 6番目、共立メンテナンス所有の敷島館の跡地について、以前に町文化会館で説明があったとき、観光客も、また場合によっては町民も入れる浴場施設の話が出ていた。町民も大いに期待していたが、現状は違い過ぎる。住民も不満を持っている。今後、どのようになるのか。答弁要ります。





○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これは、この後の今田議員とも同じような質問が出ておりますので、まずこの場でもってご説明させていただきます。


 株式会社共立メンテナンスと琴平町の間で、平成19年1月10日に不動産売買契約を締結しております。既存建物の解体工事は、平成20年3月に完了しているところでございますが、その後、平成22年4月1日付で、株式会社共立メンテナンスから、平成20年9月に発生したリーマンショック以降、世界的金融危機と景気低迷に陥った中、新規事業の見直しを行いながら、経営努力を行っており、旧敷島館の事業化については、平成23年度以降検討させていただきますとの報告がございました。また、その後も関係者との連絡をとりあっておりまして、再建計画は継続しているものだと考えております。


 一方、売買契約には、計画その当時、平成20年当時計画中の琴平町の源泉開発完成後に、株式会社共立メンテナンスに有料で配湯することとするという特約条項がございます。その配湯に関しましては、先ほど来話題になっております平成22年9月に温泉量の不足が判明し、現在、町内のホテル及び旅館への円滑な配湯が困難な状況になっております。その結果、共立メンテナンスと提携しました売買契約の特約条項が現時点では実現できない状況にあります。このため、新たな泉源の確保及び配湯が実現できる状況になった時点で、改めて共立メンテナンスに再建計画の確認をしていきたいと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 7番目。町長の報酬について、1、ことしの3月議会の一般質問の議事録を再度点検していたところ、町長の答弁漏れがあったので、再度質問します。


 3月議会で提案された町長の報酬に関する議案では、手当等の算定基礎となる給料月額については、この限りではないとしていますが、そうした理由、それは何ですか。


 小野町長ね、例えば、私が、知っていることは、あなた自体はこれよく言っているんですけれども、意味わかりますね。これ、先に答えてください。これ、算定基準について。これ、重要なこと、そのことについて全然ふれていない。答弁要ります。





○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これも先ほどの山神議員への答弁とも重複しますが、この3月定例会において、私は、町の厳しい財政状況を踏まえ、また、行財政改革を推進する決意をお示しするために、4月から給料月額を減額するための条例改正をいたしております。3月定例会の折にもご説明いたしましたが、改正内容が、給料月額のみ改正いたしました理由といたしましては、他の市町の中には、首長が選挙公約によりまして給与減額を掲げた方は、給料、手当、その両方において減額を現在行っております。また、首長によりましては、東北大震災への支援目的、また、社会的な情勢の変化などとさまざまな理由がございますが、任期途中において減額をされている方の中には、給料部分ということで、手当部分と切り離した減額をされている方もある傾向が見受けられましたので、それらを参考に、報酬審議会に給料月額について諮問をいたしました。


 その結果、報酬審議会の答申によりますと、町長は自身の仕事に行政のトップとして自信と責任を持って、町民の負託にこたえている限り、自身に定められた給料は堂々と受け取るべきとのご意見をいただきました。この答申を参考にしながら、最終的には月額報酬は減額措置を行い、その他は現行のままとしたものでございます。


 いずれにいたしましても、日々琴平町の発展並びに町民福祉の向上を目指し、職務に誇りと責任を持ち、力の限り励んでおります中での行革に対する私の思いということでご理解いただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 2番目。ことしの3月議会に提案された町長の報酬に関する議案に関して、特別職報酬等審議会に諮問しているが、その諮問の改定する理由は、一言で言えば、町財政が危機的な状況にあるということですが、それならば、実施期間は平成26年5月31日までに限定する理由はなく、手当について減額しない理由はさらさらありません。諮問の理由にある理由と、3月議会の提案とでは矛盾するのではありませんか。答弁要ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、給料月額を減額した理由につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。


 なお、実施期間を平成26年5月31日とした理由は、今回の大きな理由であります行財政改革を実行する、また、その策定したのが私でございまして、当面、私の任期が26年5月31日までとなっていることが理由でございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 3番。期末手当については特別職報酬等審議会に諮ったのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これも、先ほど来申し上げておりますように、給料月額については諮問いたしておりますが、期末手当については諮問いたしておりません。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 4番。琴平町長、改定前と比べて10.6%減で、月額67万円、善通寺市長は67万2,000円、2,000円琴平町長のほうが安くなります。では、琴平町長と善通寺市長とでは、年収はどうなると思っているのですか。その数字に関して、私なりに調べてみましたところ、給料、期末手当、合わせて琴平町長1,119万3,750円で、善通寺はもっと安く、もっと安くなるというのは、65万1,750円安い1,054万2,000円です。答弁要ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 これに関しましても、先ほど来の答弁と重複いたしますが、今回の改正が、他の市町の首長との比較によって給料月額を検討し、諮問したのではなくて、町の現状を踏まえた上で、私として行革を進めるという思いから実施をしたものでございます。


 また、善通寺の市長に関しましては、選挙公約の中で、給与の削減をうたっているものと理解しております。先ほども申し上げましたが、私は、任期の途中での行革を進めるという観点からの判断でありますことをご理解ください。





○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 私、この公約、前、今いないけど、小笹前議員の公約、給料30%カット、ボーナス、期末手当30%カット、退職金全額返還、なぜか。思い切った地鳴りがするような改革ができないからであります。自ら身を削れ、それが、私や故小笹議員の思いでした。これ、善通寺と琴平は人口、予算規模、面積、行事、その他において、圧倒的大きい善通寺市より、琴平町長のほうが年収は高い。何ぼ高いか、65万1,750円も高いのがおかしいと言っているんです。今の町長の答弁、次も、9月もする可能性があるので、それだけ言っておきます。


 次に移ります。固定資産税の過大徴収の処理について、固定資産税の過大徴収について、ことしの5月23日新聞各紙で大きく報道されました。返還金による利息相当分は住民の税金から支払いするのではありませんね。答弁要ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今回の税誤りにつきましては、町民の皆様に多大なご迷惑やご心配をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。


 税の返還による利息相当額、いわゆる還付加算金につきましては、地方税法第17条の4第1項で、還付または充当すべき金額に加算しなければならないと規定をされております。現在、過大に徴収した税をお返しできるよう全力で算定しているところでございます。本税算定後、直ちに係る還付金に関しましては、議会にご報告をさせ、検討してまいりたいと思っておりますので、ご理解ください。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 今後、このようなことが起きないために、具体的にどのような方法を決めているのですか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 固定資産税は、賦課課税方式を採用しており、長期にわたり課税される税であります。よって課税客体の正確な把握が最も大切であると考えております。今回の課税誤りについては、25年から50年前の建築家屋ではありますが、担当者のダブルチェック等を強化し、今後、このようなことがないように、現在指示して改善を進めているところでございます。


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 9番、琴平町の観光の振興策について、近年の観光客の減少に対しては、町はいかなる振興策をとっているのですか。


 そして、次のも言っておきます。町の観光対策のこれ、具体的な例として、専門家、コンサルタント、それらに依頼して見てもらうということは、琴平町の置かれている観光の立場、来る人のニーズ、それら含めて、専門家に見てもらったことはないと思うので、今回は思い切って、少々金要ってもいいから、どこかのコンサルタントに頼んで、もっと冷静に客観的に見てもらう必要がこの際、今回のゴールデンウィーク、長かったにもかかわらず、十何%減じゃないですか。答弁要ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、近年の観光客の減少に対しての振興策ということからお答えしていきます。平成21年3月から開始した高速道路ETC割引や、9月のシルバーウィーク、また、平成22年の瀬戸内国際芸術祭と龍馬ブームなどによりまして、平成21年から22年については顕著な観光客の増加がありましたが、それらがすべて終了した平成23年のゴールデンウィーク明けから、日帰り客などの訪問観光客については、駐車場の駐車台数等著しい減少があることから、少なくなっていることが推測されております。とは申しましても、宿泊者に関しましては、入湯税からの推測ですが、ほとんど減少していないかのように思っております。


 ただ、この状態で、不策のままでは衰退して懸念があることから、先日の閉会中の常任委員会で報告いたしましたとおり、金刀比羅宮例大祭に続く秋の観光資源と位置づけて、より多くの県外からの集客を期待し、旧金毘羅大芝居を活用した秋の特別公演を現在計画しているところでございます。この計画、また、振興策が絵に書いた餅に終わらないように、早く実行に移したいと思っておりますので、議員皆様のご理解、ご協力をお願いしたいと考えております。


 また、次の観光振興策について、専門家に依頼することは考えているのかということでございますが、今現時点で専門家、つまりコンサルタントに依頼するということは考えておりません。とは申しましても、先ほど山神議員の質問でもお答えしましたが、去る6月3日に、専門家ではありませんけれども、香川大学牛島教授の地域マネジメント研究科大学院生約20名と、私、副町長、観光商工課長、また、町内の観光関係者や商工関係者などが公会堂に会し、琴平町の活性化案について、参道の景観づくり、ソフト施策による観光振興など現状や対策に係る課題等を交えて、4時間以上のディスカッションをいたし、同時に、町内の現状の視察を行ったところでございます。


 この研究科は、地域におけるマネジメントを、地域を形成する企業や行政等、各領域において、中核的に担うことのできる専門家を要請するための専門職大学院としてのビジネススクールであり、現在、さまざまな分野で活躍する社会人がこの生徒でございます。県内の町外居住者や県外出身者の視点、また、さまざまな立場や経験からの助言、行政としての課題や問題点、観光関係者や商店主としての希望や展望等、今後の施策を検討するに際しまして、大いに参考になる意見交換が活発に行われました。


 また、ほかにも観光協会から提案されるような専門的な意見や要望をも取り入れながら、産官学連携で、これからの琴平町の将来を見据えた観光振興策を進めていく必要があると考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 9番、眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 10番目、公共工事の入札契約について、地方自治法では公共工事の契約は、一般競争入札を原則とし、政令で定める場合に限り、指名競争入札や随意契約によることができるとしているが、琴平町の公共工事は、ここ3年間の各年の一般競争入札の割合は何%になっていますか。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 議員の申すとおり、地方自治法第234条第2項の規定では、政令で定める場合に該当するときに限り、指名競争入札や随意契約ができると規定されております。また、この3年間の一般競争入札の割合でございますが、平成21年度が、一般競争入札がゼロ。指名競争入札が20件、随意契約が30件。平成22年度が、一般競争入札が1件、指名競争入札が15件、随意契約が16件。次に、平成23年度は、一般競争入札がゼロ、指名競争が16件、随意契約が22件となっておりまして、一般競争入札に対する指名競争入札と随意契約の件数の割合につきましては、0.84%となっておりますが、これらを金額で比較した場合には、63.74%となっております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 9番、眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 次に行きます。生活保護の受給について、最近、生活保護の不正受給が世間を賑わせていますが、琴平町の場合、受給者の数は、過去3年間どうなっているのですか。答弁要ります。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 生活保護法に基づく生活保護の相談、申請窓口は、町村部においては県が設置しております。本町の生活保護事務は、香川県中讃保健福祉事務所が所管しております。過去3年間の本町の被保護者数と世帯数の推移は、次のとおりとなっております。


 まず、平成21年度は、被保護者数が147人、世帯数で118世帯。平成22年度は、被保護者数が165人、世帯数が128世帯。平成23年度は、被保護者数が179人、世帯数が136世帯となっており、わずかながら増加傾向にあろうと思っております。


 以上です。


○議長(臼杵 善弘君)


 9番、眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 次に入ります。通学路の安全対策について。これは、警察との関係もありますが、ガードレールをつけるなどの安全対策、それ以外に通学路の見直しなど、いかなる対策を考えているのか。ここのところ、居眠りやわき見運転での事故の死亡率が多い。これは教育長にお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 通学路の安全についての眞鍋議員さんのご質問にお答えいたします。


 先般、5月の初めに、小学校の通学路について、危険箇所を通って登下校している児童数について調査しましたところ、3小学校の通学路の危険個所は48カ所で、危険箇所を通る児童は440人中299人でした。見通しの悪いところが11カ所、車道と歩道の区別が白線だけのところが10カ所、車道と歩道の区別がないところ7カ所、横断歩道がないところ7カ所、通行する車のスピードが早いところ4カ所でした。


 町内の幼・小・中学校では、年度初めにそれぞれの学校において、登下校時の事故防止について、琴平署の交通課等のご指導をいただきながら、指導の徹底を期しているところですが、昨今の事故の様子から、個々の児童、生徒の実態に応じて、さらにきめ細かな指導の徹底を図ることが必要になってきております。


 各学校においては、通学路の見直しや変更はありませんが、定期的に危険箇所の点検を行っております。子どもたちにも、通学途中の危険箇所を確かめる等の体験的な学習をさせたいと考えております。今後とも、学校、家庭、地域が一体となって、子どもの登下校の安全を守っていかなければならないと考えます。


 また、先般、既に小野町長から知事に対して、現地における指導を要請していただいております。今後は、関係機関に対し、道路環境の改善等について要望してまいります。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 眞鍋 籌男君。


○9番(眞鍋 籌男君)


 13番目、町主催の来賓のあいさつについて。幼稚園の入学式、象郷小学校の入学式で、議長より県議のほうが先にあいさつしたと聞きました。先日の琴平高校の入学式なら話は別ですが、町主催では議長のほうが県議より先だと思うのですが、どうでしょうか。これからは、各代表、教育委員会、町長、議会と必要最小限に絞ったらいいと思うのですが、長かったら気分を害する者も出てくるかもしれないので。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 町主催の行事における来賓のあいさつについて、順番と人数を絞ることについてご質問をいただきました。あいさつの順番については、おっしゃるとおりでございますので、今後、気をつけるようにいたします。


○9番(眞鍋 籌男君)


 はい、ありがとうございました。


○議長(臼杵 善弘君)


 ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。


 再開を13時とさせていただきます。





     休憩 午前11時47分





     再開 午後 1時00分


     (出席議員 9名)





○議長(臼杵 善弘君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き一般質問を行います。


 3番、渡辺 信枝君。


  (「はい、3番、渡辺」と呼ぶ)


○3番(渡辺 信枝君)


 それでは、議長のお許しが出ましたので、さきに通告いたしております2件につきまして、私の一般質問をさせていただきます。


 まず1つ目ですけれども、町指定ごみ袋について。


 琴平町では、一般ごみ収集袋は、白が可燃ごみ用、透明が燃えないごみ袋と指定をされております。価格は、1枚当たり大が30円程度です。最近、ごみ収集所にカラスが群がって袋を破り、散らかし放題になっています。何か方法はないのでしょうか。


 丸亀市では黄色の半透明袋が指定されています。黄色はカラス対策に有効と言われています。琴平町も、黄色半透明袋にできないのでしょうか。


 そして、2つ目は、成人式についての質問です。


 毎年恒例の成人式が、今年も1月3日に開催されたわけですけれども、ここ何年か、数名の保護者の方や、今年度の新成人保護者の方からたくさんの意見がありましたので、何点か気づいたことを申し上げます。


 1、成人式の日時、場所等の案内について。それから、2、集合写真について。3、来賓や恩師について。4、運営について。5、アトラクションについてなど、これらのことにつきまして、よろしくご答弁をいただきますようお願いいたしまして、質問席に着かせていただきます。


 それでは、まず、1つ目のごみ袋のことについて、お尋ねいたします。


 先日、町内の方から、ごみ収集所にカラスが群がって袋を破り、散らかし放題になり困っている。多度津町や丸亀市では黄色の半透明袋が指定されており、聞くところによると、黄色はカラス対策に有効と言われています。琴平町も黄色いごみ袋には変えられないのだろうかと聞かれました。


 次の朝すぐにですけれども、ごみの集積状況を見て回りました。確かに丸亀市ではごみ袋が黄色半透明で、ネットをかぶせてあるところや、指定のおりといいますか、枠の中に捨てられているところなど、指定の箇所にきちんと捨てられていて、カラスはいませんでした。


 琴平町では、集積場や個人の家の前などに置いてありまして、ネットもかぶせていないところがたくさんあるために、カラスがつついて、ぐじゃぐじゃになっていました。この時期になると、カラスがたくさん来るので、カラスにつつかれないように追い払ったり、見張っているのが大変だと、近所の人が言っておりました。


 カラス対策のごみ袋は、宇都宮大学の杉田昭栄教授と共同開発をしてつくられたもので、丸亀市の大倉工業で、カラスに見えない黄色半透明ごみ袋はつくられていることがわかりました。この黄色は、特定波長の光線透過率や反射率を抑制することで、カラスからは袋の中の識別が難しくなっていて、色覚をかく乱するためのものと言われております。


 現在、琴平町は、一般ごみ収集袋、白が可燃ごみ用、透明が燃えないごみ袋と指定されており、価格は大20枚入り600円なので、大1枚当たり30円です。丸亀市のごみ袋は、大10枚入りが400円なので、大1枚当たり40円です。また、まんのう町も、大1枚当たり40円です。琴平町は、他町より少し安いのですが、破れやすいとも聞いております。この際、黄色半透明のごみ袋に変更するのはできないのでしょうか。


 町民にとって安いということはいいのですけれども、隣町から琴平の安いごみ袋を買って、琴平へ捨てにくる。しかも、早い時間から捨てるので、カラスや野良犬や猫につつかれるということも起こっております。


 ごみ袋がもう少し強く、しかもカラス対策に有効で、他町並みの価格ぐらいでできるのなら、琴平町も厚みのある黄色半透明袋にできないのでしょうか。


 また、カラスを防げる方法として、安価で何かできることはないのでしょうか。よろしくお願いいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 3番、渡辺 信枝君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、渡辺議員のごみ袋につきましての質問に対して、答弁させていただきます。


 確かに近年、ごみ収集所にカラス、また犬等が可燃袋のごみ袋を破り、中のものを散らかして困っているという話をよく聞きます。また、早朝などには、カラスが鳴き声をわめきながら空を旋回し、獲物をねらっているような光景をよく耳にしたり、目にしております。窓口に相談に来られる方にも、ごみ袋の上には何らかの対策をということで、ネットをかぶせると被害がほとんど少なくなるということから、このような対策をとるようにお願いをしております。


 また、自治会等で集積場所を決めているところには、ネットを無償配布しておりますので、ぜひとも集積場を活用していただき、そこでネットをかぶせてもらえるようにお願いしたいと思っております。


 そして、この黄色の半透明袋ですが、カラスには一時的な効果があるというふうに言われております。ただ、カラスも学習をし、収集袋に対しましては、やはりいずれそういった形でのごみをあさりということも起こっているとお聞きしておりますので、効果というものは、永続してはなかなか期待できないというふうに考えております。


 また、議員ご指摘のように、製造単価も若干、高くなりますので、今後は、この袋の半透明化につきまして、住民負担も考えながら検討してまいりたいと考えております。


 さらに、この可燃ごみ袋にカラス、犬等が寄ってくる要因の1つには、残飯の存在があろうかと思っております。各家庭において、できるだけ残飯を残さないようにご協力をいただければというふうに考えておりますし、我が家では、極力残飯を残さないように、ご飯は最後の一粒まで召し上がらせていただき、残飯が残らないような生活を実践しておりますので、こういった部分の普及に関しても、皆様方住民のご協力を賜りたいと考えております。


  (「はい」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 3番、渡辺 信枝君。


○3番(渡辺 信枝君)


 私なりに、本当に企業や行政でいろいろと問い合わせてみました。本当にカラスはすぐ学習をしまして、初めは効き目があっても、なかなかうまくいかないというのも聞きました。それに、黄色がいいんですけれども、黄色といっても違う黄色で、効果がそれこそ光線透過率や反射率を抑制するというか、カラスの色覚をかく乱するための、黄色でも特別の黄色ということもお聞きしております。ですが、カラスは頭がいいので、人間が持っていこうとしたら、それは中身は見えなくても、人間が持っていっているものには中にいいものがあるみたいなことで認識をするというようなことも聞きました。


 今また新しい商品をいろいろと開発中とのこともお聞きしました。何か新しいカラス撃退といいますか、カラス対策に効果のある開発商品で、しかも安価な商品が出たときは、ぜひ、琴平町に取り入れてもらえますように、よろしくお願いいたしたいと思います。


 それと、また、ホームページのごみに関する情報のところなんですけれども、今、更新前なので、また改良するとお聞きしていますけれども、クリックすると、19年につくられたごみ収集計画表の1枚がぱっと出るだけなんですね。ことし、本当にリニューアルということを聞いておりますので、本当に町民にわかりやすく、親切な内容の掲載をよろしくお願いしたらと思います。


 以上です。


 続きまして、2つ目は、成人式について、教育長にお尋ねいたします。


 毎年恒例の成人式が、ことしも1月3日に開催されました。会場となった総合センターは、華やかな振りそで姿やりりしく初々しいスーツ姿の新成人の皆さんで大変な盛況ぶりでした。ここ何年か、数名の保護者の方からお話を聞きました。ことしも、新成人や保護者の方からいろいろな意見がありましたので、何点か気づいたことを申し上げます。


 まず、1つ目、成人式の日時、場所等の案内について。成人式の日時、場所等については、インターネットや広報、はがきなどで、該当者に早く知らせてほしい。また、その折に、保護者が一緒に参加してもいいですよという案内も欲しいということを言われました。


 それから、2つ目、集合写真についてですけれども、式の前に撮影している集合写真があっという間に終わっていた。美容室での着つけが混み合っていて、少しの時間差で集合写真に間に合わなかった子どもがいてかわいそうだったという声をお聞きしました。


 写真撮影の前に、まず、受付をして、参加者の出席確認をとっているのでしょうか。また、その案内や進行役がいなく、バタバタと写真を撮ってしまうので、もう少し時間をかけ、丁寧に撮影してほしい。


 保護者や子どもたちに、今から写真を撮りますという案内や声かけ、そして、保護者の方々がカメラで写真を撮る時間、保護者の方々が子どもたちの写真を撮る時間をとってほしいという声を聞いております。町の成人式というのは、ご案内いただいたときに、写真撮影からアトラクション終了までではないかと私は思っているので、ぜひ、受付等、そういうことをしていただけたらと思います。そうしたことから、式の後に撮影をするというのは、時間的には難しいのでしょうか。


 そして、3つ目ですけれども、来賓や恩師について、中学時代の先生にだけ案内するのでなく、小学校時代の先生への案内もしてほしいということです。


 それから、4つ目、運営については、実行委員会を立ち上げて、子どもたちが中心になり、企画・運営し、意義深いものにして、生涯に一度しかない儀式をどのようにすればいいか、立案する。記念品とかあいさつする代表の選定についても、成人者で考えて取り決めるとしたらいいのではないかという声がありました。


 最後に、アトラクションについてですけれども、アトラクションについては、どのようなコンセプトをお持ちでしょうか。先日の閉会中の総務産業経済常任委員会の中で、企画政策のほうより報告があり、傍聴で聞いておりましたら、その中で、四国学院との包括的連携・協力に関する調印ということを言われまして、どういう新しいことをするのかなと聞いておりました。そうすると、今後の取り組みとして、今までと同じ歌舞伎・成人式に協力と言われました。成人式については、どのように協力をしてもらうのでしょうか。従来どおりのパワーポイントに、音楽とか司会を四国学院のほうにお願いをすることなのでしょうか。


 以上5点について、今後のお考えをお尋ねいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 質問に対する教育長の答弁を求めます。


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 渡辺議員から成人式について、1点目は成人式の案内について、2点目は集合写真の撮影について、3点目は小学校時代の先生への案内について、4点目は運営について、実行委員会を立ち上げてはと、大きく4点のご質問をいただきましたので、順次お答えしてまいります。最後の5点目がございましたね。5つありました。


 1点目の、現在、成人式のご案内については、10月の広報、ホームページ等でお知らせしています。また、11月末に町内の住所を有する新成人あてに郵送でご案内をしています。また、町外の住所を有する該当者については、把握が難しく、これまでは保護者の方の問い合わせに応じて名簿に掲載しているのが現状でございます。なお、今後はホームページでわかりやすくお知らせできるように工夫したいと考えております。


 保護者の参加については、特にご案内はしておりませんが、当日、来られた保護者の方については、会場内に席を用意していることをお伝えしております。ただ、会場の都合で、全員の保護者が入るのは難しい状況でございます。以前は文化会館で成人式をしたことがありますが、駐車場の問題とか、会場の雰囲気がまとまりにくかったことなどにより、現在の総合センターにするようになっております。


 2点目、現在、記念撮影は午前10時30分から行っておりまして、午前11時から式典及び成人式記念スライド等を実施しております。これまで開始時刻についての要望等はありませんが、参加者の中には、写真だけ撮って帰る人とか、式典が終わればすぐ帰る人など、さまざまな方がおられますので、出席者全員がそろいやすいのは、式典前でございます。また、移動時間等を考えますと、現在の方式が一番時間的には無理がないように思いますが、なお、今後は参加者の意見を参考にして、検討していきたいと考えております。


 3点目に、小学校の先生のご案内については、検討していきたいと考えております。


 4点目、実行委員会を立ち上げ、新成人も一緒に企画運営をしたらとのご意見ですが、新成人のほとんどが町外在住か、学生か、または就労しており、実行委員の人選をどうするのかなど難しい問題が多々ございます。また、運営内容についても、ある程度決まりに沿って行う必要もございますので、今後は、自分たちの企画運営で実施したいという要望等があれば、検討していきたいと考えております。


 最後に、アトラクション等については、今後、なおよく検討してまいりたいと思っております。


 以上で、渡辺議員さんのご質問に対するお答えとさせていただきます。


○議長(臼杵 善弘君)


 3番、渡辺 信枝君。


  (「はい」と呼ぶ)


○3番(渡辺 信枝君)


 1点目の10月の広報でお知らせしているとお聞きしましたけれども、それでは、遅いのですね。女の子などは着物を着つけをする段取りがあったりとか、町内に余り着つけをしているところはないので、早目に言ってほしいとか、そういうことも聞いております。


 それで、案内が早ければ、その実行委員を立ち上げるとか、その選定とか申しますが、案内の中にそういうことを組み込んでいれば、早目、早目にしていったら、それはできないことはないのではないかと思っているんです。何も変えようとしなくて、今のままでこういうことやからできないではなくて、少しずつからでも変えてもらいたいと思っております。


 それから、写真だけ撮って帰る、式典だけとかいうことも言われましたけれども、成人式に来て、写真だけ撮って帰る人は、まずはいないと思うのですね。その式にこうと思っても、ちゃんとそういう気持ちで来ているのですから、余りそういう人はいないと思いますので、そこら辺もそういう前向きな考えでよろしくお願いいたします。


 それから、先ほど言いました4点目の町外とか学生とか、実行委員の選定が難しいとかありましたけれども、自分たちからしたいと言ったらと言いますけれども、一人っ子がいたりとか、余り保護者の方とか、成人の方もそういうことがわからないので、早目にそれこそ連絡、周知ということがあれば、もっと考えたりとか、自分たちでできるのだとか、そういうことを思えるのではないでしょうか。


 それで、今までの反省点とか、それから、そういうようなものはなかったのでしょうか、あったのでしょうか。


 パワーポイントですけれども、それは、スライドショーは本当に懐かしくてよかったよ、という声も多くの方からもそれは聞いております。しかし、成人者の感想として、中学校のアルバムをほとんどそっくり映像にするので、他町の学校に行った子どもたちから、アウェイ感がいなめなかったという声がありました。それから、スライドショーの映像が次々と早過ぎるので、一人一人ゆっくりと写真を見せてほしい。また、参加者一人一人の近況報告もいいのではないか。それから、小学校の卒業写真を一人一人を出して、そのときに、一言、本人の近況報告をしたりとか、来られなかった人には、出欠のはがきにメッセージを書いてもらい、読み上げるなどはどうか。これはちょっと出欠の返事がなかなか難しいのでどうかわかりませんが、参加者の近況報告は可能かなとも思います。


 今後、いろいろな反省点を踏まえて、よりよい前向きな改善をしていただきたいと思っております。琴平町の魅力を、新成人の方に積極的に伝えていただいて、地元、この琴平町のすばらしさ、よさを理解してもらって、琴平町のことをもっと知り、やっばりこんぴらが好きやなと思えるように感じてくれたら、若者の定住人口増加のための、これは施策となると私は思っております。


 子どもにとって、本当に一生に一度しかない節目の儀式、大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い、励ます日というのが成人式ということですので、そういう一生に一度しかない節目の儀式と思っております。今後、新成人や保護者に成人式のアンケートをとって意見をいただいたり、今までの意見や感想を次に反映し、少しずつからでも改善してほしいと、私は願っております。


 それから、また、まんのう町ですけれども、まんのう町では、青年部が中心となって実行委員会を立ち上げ、青年部と新成人で企画・運営をしています。アトラクションでは、同窓会的なイベントを開催したり、それから、先輩から後輩へのメッセージを伝えたり、それから、地元出身で、さまざまな分野で活躍されている方の講演や、地元で熱心な活動を続けている方の講演や、団体の方のお話や、わざの披露、太鼓とか、そういうわざの披露などもしています。


 琴平町も四国学院との包括連携協定をせっかく結んだのであれば、四国学院の先輩、お姉さん、お兄さん方と新成人の合同による実行委員会で企画・運営をしてもいいのではないでしょうか。新成人が、ふるさと琴平町に誇りを持ち、これからの琴平町の発展の一翼を担われることを、私は期待したいと思っております。


 以上です。


○議長(臼杵 善弘君)


 答弁はいいですか。(「答弁お願いします。」の声あり)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 具体的にいろいろなご提言をいただきまして、まことに感謝申し上げます。いただいたことについては、課内で十分、今後検討してまいりたいと思っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 3番、渡辺 信枝君。


○3番(渡辺 信枝君)


 はい、ありがとうございました。ぜひ、よろしくお願いいたします。


 以上です。終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、3番、渡辺 信枝君の質問を終わります。


 次に、6番、片岡 英樹君。


  (「はい、6番、片岡」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 これより、片岡英樹、一般質問を行います。私ごとではございますが、現在、私、林英臣政経塾の塾生として、毎月講義のほうを受けております。ここの場所では、中四国や関西の地域の市町議会議員、しかも20代から30代の若い議員とともに学んでおります。私なんかは42歳でございますので、年長のほうになりますが、そこでともに学び、交流しながら、また、これからの日本のことや、地方政治について徹底討論しております。


 そこでいつも話題になりますのは、現在の日本の教育制度でございます。地域の活性化や福祉などの問題点を議論いたしましても、将来の日本に対する不安は、教育を何とかしないと、結局何も変わらないのではないかという結論に至ります。しかし、日本の戦後教育行政は、政治から中立という基本原則があるため、今のままではいかんと言いながら、国政から変わらないと、政策的には難しい状況であることは、今の大阪維新の会の教育問題を見れば、地方教育行政の限界があることは明らかであります。しかし、国が変わらない、変えられないことを理由に何もしていないのではなく、それなら地方から改善していこうと、おれたちにできることから訴えていこうと、私も強く意識しております。


 そこで、今回の質問となりますが、本来ならば、国やせめて県レベルで取り組んでいただきたいのですが、まずはこの琴平から発信していただきたいと思い、質問いたします。


 1つ目は、子どもたちの規範意識及び道徳教育のあり方について。もう一つは、日本語教育の徹底・充実をすべきではないかということでございます。なお、通告書には教育長のみと答弁を求めておりますが、町長にも若干答弁ができる範囲でございますが、ご配慮いただきたいと思います。


 あの未曾有の被害をもたらしました東日本大震災後に見せました日本人の誉れ高き行動に対し、アメリカのオバマ大統領や、オーストラリアのギラード首相を初め、世界中の人々から称賛の声が寄せられ、感動を呼んだことはまだ記憶に新しいところであります。日本が世界に誇れる日本人の精神を外から教えてもらったのではないでしょうか。その根底にあるのは武士道精神かもしれません。


 武士道精神と言いますと、日本の国際人の先駆者である国際連盟の事務局次長にもなりました新渡戸稲造が書きました「武士道」の本が有名であります。前の五千円札の肖像画になりました新渡戸が書きました有名な「武士道」について、以下のようなエピソードがあります。


 ある日、ベルギーの有名な法学者と散歩中の会話で、あなたの国の日本の学校では宗教教育がないとおっしゃるのですかと問われ、新渡戸は、ありませんと答えました。では、宗教教育がないとは、一体あなた方はどのようにして、子孫に道徳教育を授けるのですかと何度と聞かれても、即答はできなかったそうです。また、それまでにもアメリカ人の新渡戸の妻から、日本人の習慣や考え方が、なぜ、日本国内に行き渡っているのかと、疑問を投げかけられていたそうです。何とかこの2人に満足のいく回答をしようと考えたあげく、自分が善悪の観念を含めたさまざまな教訓を会得したのは、武士道のおかげであったことに思い当たり、明治33年の38歳の時に、「BUSHIDO-THE SOUL OF JAPAN」を出版し、アメリカでベストセラーになり、その後、日本を初め、7カ国語に翻訳され、日本人固有の精神を伝える書として、今日まで読み継がれております。


 さて、今回は、外国と違って、日本には明確な宗教教育がない。そのことはさきの逸話からもおわかりいただけますように、明治以降も現在でもないと思います。戦前では修身、現在では道徳といった授業がそれに変わるものでしょうか。


 恥ずかしい話、私は、小学校のとき、道徳の授業を受けた記憶はありますが、ほかの教科に比べて、内容については覚えが大変薄うございます。そこで、町長と教育長に、まず、ご自身の幼少期の道徳の授業の内容の記憶があれば、教えていただきたいと思います。


 あわせまして、教育長には、現在の小学校における道徳の授業内容、時間、そして、道徳教育の目標としております新学習指導要領上ではどのような位置づけ、内容となっているのかを答弁を求めます。町長。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)





○町長(小野 正人君)


 ただいまの片岡議員のご質問でございます。幼少期に道徳授業を受けて、その内容を記憶しているかということでございますが、私の記憶の中では、小学校1年に上がったときに道徳の授業があり、その一番初めに受けた授業は明確に覚えております。その内容というのは、倫理観であるとか、正義感といったものではなく、人間がいかにして物事を考え、工夫するかというものでございまして、1羽のカラスが牛乳ビンの底にたまった水を飲みたいと。しかし、くちばしが届かず飲めない。もう1羽のカラスがまいりました。そのカラスは、その牛乳ビンの中に石ころを次から次へと入れていき、水かさを上げて水を飲むというような内容の挿絵入りの授業であったかと思います。


 私は、この授業を通じて、人間、物の見方というものは、単方向だけではだめなんだなと。また、人々の助言を聞きながら、工夫をすることによって初めて人間というものが形成され、世の中の中で共同生活を生きるというような生き方を学んだように思っております。残念ながら、この授業以外につきましては、今のところ記憶がよみがえってきませんので、この点だけをあることをお伝えいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 引き続いて教育長の答弁を求めます。


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 昭和33年に学習指導要領の第3次改訂において、戦後初めて道徳の時間が特設されました。私が小学校に入学したのは、昭和21年ですので、残念ながら道徳の授業を受けた経験はございません。


 それから、小学校の道徳についてのご質問でございますが、小学校における道徳教育について、概要をご説明いたします。


 道徳教育は、道徳の時間だけで行うものでなく、各学校が作成する道徳教育全体計画に基づき、全領域を通して行うものであります。学校や学年の段階に応じ、発達的な課題に即して指導が行われます。各学年週1時間の道徳の時間の役割、性格、あるいはねらいといった意味については、道徳教育の目標に基づき、各教科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動における道徳教育と密接な関連を図りながら、計画的、発展的な指導によって、これを補充進化統合し、道徳的な価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め、道徳的実践力を育成するものであります。


 道徳的実践力を育成するとはどういうことかと申しますと、一人一人の児童生徒が、道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め、将来出会うであろうさまざまな場面、状況においても道徳的価値を実現するための適切な行為を主体的に選択し、実践できるような内面的資質を養うことであります。主として、道徳的心情、道徳的判断力、道徳的実践意欲と態度を包括しております。


 次に、現行学習指導要領における道徳教育の位置づけについてでございますが、まず、道徳教育の意義としては、道徳教育は、児童生徒が人間としてのあり方を自覚し、人生をよりよく生きるために、その基盤となる道徳性を育成するためのものであります。学校教育における位置づけといたしましては、学校の教育活動全体を通じて行う。それを補充進化統合するため、道徳の時間が設けられており、週当たり1単位時間、年間で35単位時間において計画的、発展的な指導を行います。


 次に、小・中学校における道徳の内容については、4つの観点によって構成されております。1としては、主として自分自身に関すること、これには、望ましい生活習慣を身につけるとか、着実にやり抜く強い意思を持つとか、良いことと悪いことの区別をする。あるいは心理を愛する。自己の向上を図るなどであります。


 観点の2つ目としては、主として他の人とのかかわりに関することでありまして、礼儀正しくするとか、思いやりの心を持つ。あるいは互いに励まし合う。それぞれの個性や立場を尊重するなどであります。


 観点3は、主として自然や崇高なものとのかかわりに関することで、自然を愛護し、美しいものに感動する。人間の力を超えたものに対する畏敬の念を持つ。かけがえのない自他の生命を尊重するなどです。


 観点の4は、主として、集団や社会とのかかわりに関することです。役割と責任を自覚し、集団生活の向上に努める。法や決まりを遵守する。公平、公正にする。勤労の尊さを理解する。郷土や国家の発展に努める。世界の平和と人類の幸福に貢献するなどです。


 こうした4つの観点それぞれについて、具体的な内容項目が示されております。小学校で言いますと、低学年では16項目、中学年では18項目、高学年では22項目。中学校では24項目が示されております。これについては、時間の都合で略させていただきます。


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 はい、ありがとうございます。


 まず最初の教育長が幼少期に道徳を受けていなかったというのは、私、ちょっと想定していなかったのですけれども、そういう戦後直後はなかったわけですね。町長は、1つ小1のときの逸話が出ておりましたけれども、私も先ほど言いましたように、まあ意外と道徳の授業があったというのは覚えているのですけれども、なかなか、何と言うんですかね、記憶にないというのは、多分私だけでなく、また、町長も1つだけ覚えていますけど、ここにいる皆さんもそういう傾向があるんじゃないかなと思います。


 そのことは、後でまた触れますが、それと、今、教育長のほうから学習指導要領につきまして、新学習指導要領ですね、ありましたけれども、4つの観点について説明がありましたけれども、具体的に言いますと、自分がやらなければならない勉強や仕事はしっかりと行うとか、気持ちのよいあいさつをしようとか、そういうことは、もっと具体的な部分に載っておりまして、その辺は時間の関係上、割愛していただきましたが、それらすべてにおきまして、結局は、実は当たり前のことを教えようとしているのが道徳教育のねらいでないかなと思われます。


 そこで、私は、ここであえて子どもたちの規範について考えてみます。規範というのは、人が行動したり、判断をするときの基準であったり、手本であります。つまり法律とかルールなど、だれにでも明確に判断できる基準があれば、それを守ればよいのですが、それを守るかどうかも含めて、倫理や道徳観で判断しなければならないとき時には、その人の価値観が重要になってきます。そうした意味で、新学習指導要領の目標や内容に対し、現在の道徳教育だけで十分であるかどうかというものはちょっと疑問であるかなと考えております。


 そこで、子どもたちに当たり前のことを当たり前のように規範意識を高めるためにも、日本人としての道徳観・倫理観を文章化して、子どもたちにビシッと意識してもらうことを提案したいと思います。


 昔でありましたら、神仏とか村のおきてみたいなものが社会規範に当たるものであったと思いますが、でも、今は、何かにつけて私、つまり個人の言動の判断基準となってしまっておりまして、社会全体として共通認識としての規範というものが、存在が限りなく薄くなってしまっているんじゃないかなと、これが問題であると考えております。


 同じような問題が、実は明治時代に起きておりました。約300年間の間、鎖国をしておりました江戸時代が終わり、明治維新以後、西洋の文明が怒涛のように日本に流れ込み、いつしか国民は日本のこれまでの歴史や伝統を軽視し、軽蔑するまでになっておりました。そして、何をすれば善で、何をすれば悪という、生活を律する善悪の基準までが見失われておりました。


 こうした中、教育現場でも、西洋文明をまねることに急な余り、自分の国の学問を殊さらないがしろにしまして、とりわけ道徳教育を軽視しておりました。こうした人々の規範意識が薄くなっていくことが問題視されまして、いわゆる教育勅語がつくられました。その文言の詳細には私、触れませんが、教育勅語の文章の中には、12の徳目が散りばめられております。


 1つ、孝行。子は親に孝養を尽くしましょう。2、友愛。兄弟・姉妹は仲よくしましょう。3、夫婦の和。夫婦はいつも仲むつまじくしましょう。4、朋友の信。友達はお互いに信じ合ってつき合いましょう。5、謙遜。自分の言動は慎みましょう。6、博愛。広くすべての人に愛の手を差し伸べましょう。7、修学習業。勉学に励み、職業を身につけましょう。8、知能啓発。知識を養い、才能を伸ばしましょう。9、徳器成就。人格の向上に努めましょう。10、公益世無。広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう。11、遵法。法律や規則を守り、社会の秩序に従いましょう。12、義勇。正しい勇気を持って国のために真心を尽くしましょう。


 以上、12の徳目について、発布されましたのは、今から120年前にもなりますけれども、私は現在でも十分通用する、日本人として当たり前の徳目ばかりかと思います。そこで、教育長にお伺いします。


 教育勅語についての所見は要りません。今、私が申し上げましたこの12の徳目について、現在の規範意識に当てはまることが多いと私は思いますが、教育長の所見をお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 他の人の恩恵に感謝しながら、他の人とかかわって生きていこうとしている徳目が多く、特別な項目を除いて、ほとんど当てはまっていると考えております。中学校の内容項目と比較しながら申し上げてみたいと思います。


 1番目の孝行については、現在では、観点4の6とあります。4というのは社会とのかかわりですけれども、父母、祖父母に敬愛の念を深め、家族の一員としての自覚を持って、充実した家庭生活を築くとなっております。


 次に、4番目の朋友の信については、観点2でございまして、友情の尊さを理解して、心から信頼できる友達を持ち、互いに励まし合い、高め合うとなっております。


 次、5番目の謙遜ですが、観点2です。礼儀の意義を理解し、時と場合に応じた適切な行動をとる。


 6番目は、博愛ですが、観点2です。温かい人間愛の精神を深め、他の人々に対し、思いやりの心を持つ。


 7番目の修学習業及び8番目の知能啓発でございますが、これについては観点1、自分のことでございます。心理を愛し、真実を求め、理想の実現を目指して、自己の人生を切り開いていくとなっております。


 9番目の徳器成就。人格の向上でありますけれども、観点1で、自己を見詰め、自己の向上を図るとともに個性を伸ばして、充実した生き方を追及するとなっております。


 10番目の公益世無につきましては、観点4、勤労の尊さや意義を理解し、奉仕の精神を持って公共の福祉と社会の発展に努めるとなってございます。


 11番目、遵法でございますが、観点は4。法や決まりの意義を理解し、遵守するとともに、自他の権利を重んじ、義務を確実に果たして、社会の秩序と規律を高めるように努めるとなっております。


  (「はい」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


○6番(片岡 英樹君)


 はい、ありがとうございます。


 3と4、飛びましたけど、多分12番以外は全部認めるということですね。いいですね。そういう解釈でありましたので、ありがとうございます。そういうわけで、何が言いたいかと言いますと、最初申しましたように、日本にはそういういわゆる宗教教育はないということで、明治時代でもそうだった。そして、教育勅語でもこういうことが必要であったということと、現在にも道徳教育というものがありながらも、なかなかできていないんじゃないかなという部分で、そういう対比をする意味で、この例を挙げましたし、今、教育長が言われたように、この12のうちの11の徳目については、今の新学習指導要領の中に盛り込まれているということでご答弁いただきました。


 そして、私は、こうした徳目を重視しました教育を実践して、目指すべきであると考えております。こうした取り組みをしている自治体の例を挙げさせていただきます。


 来年の平成25年NHK大河ドラマ「八重の桜」というのが予定されておりますが、その舞台となっており、また、鶴ヶ城や白虎隊で有名な福島県会津若松市の例を紹介します。「什の掟」というものがありまして、これは、藤原正彦氏のベストセラー「国家の品格」という本でも取り上げられまして、ご存じの方も多いかもしれません。什というのは、にんべんに数字の十と書いて、什なんですが、10人1組のことで、会津藩藩士の子弟達は、6歳から9歳の間、住んでいる区域ごとに、遊びの什という子どもの組に入り、「什の掟」を子ども同士が誓い合ったと言います。子ども同士で年長者を敬う心を育て、自らを律することを覚え、団体行動になれるための幼年者用しつけ教育を子どもたちが実践する上での決まり事でした。そして、10歳になりますと、藩校である日新館に入学し、勉学の道を進んでいったのであります。


 その7カ条のおきてというのは、「会津藩什の掟、1、年長者の言うことには背いてはなりませぬ。2、年長者にはご辞儀をしなければなりませぬ。3、虚言をいふ事はなりませぬ。4、卑怯な振舞をしてはなりませぬ。5、弱い者をいぢめてはなりませぬ。6、戸外で物を食べてはなりませぬ。7、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。ならぬことはならぬ。」こういうふうなものの内容であります。


 最後の第7項については、現代の価値観にはあわないと思いますが、そのほかは幼年者向けの指針としては大事なことばかりではないかなと思います。こうした歴史的土壌を持ちます会津若松市では、平成14年に、「あいづっこ宣言」というものを策定しました。


 その当時、全国的に青少年の起こす行動が社会的に問題となっておりまして、その要因としましては、家庭環境の変化などが指摘されています。また、性、また暴力表現などの有害情報も少年非行の一因として大きな問題となっておりました。青少年をめぐる問題は、家庭や学校・地域・関係団体が個々ばらばらに努力するのではなく、共通指針のもとに連携を図りながら、市民が一体となって取り組んでこそ、初めて大きな成果が期待できると考えたそうでございます。さきに申しました会津で培われました規範意識を踏まえながら、市民一人一人が、次の時代を担う青少年(会津人)の育成を自らの課題として、それぞれの立場から行動を起こしていくための市民共通の行動指針として、「あいづっこ宣言」が策定されました。


 1つ、人をいたわります。2、ありがとう、ごめんなさいを言います。3、がまんをします。4、卑怯なふるまいをしません。5、会津を誇り、年上を敬います。6、夢に向かってがんばります。やってはならぬ、やらねばならぬ、ならぬことはならぬものですと。これが「あいづっこ宣言」でございます。


 この宣言をもとに、会津若松市では、家庭内でのルールを大切にしようという趣旨で、小学生対象には、「わが家のきまりごと」とか「あいづっこの仕事」というものを募集したりする事業、また、中学生につきましては、「夢に向かってがんばります宣言」のテーマで作文等募集をして、毎年表彰しながら普及活動に努めているそうであります。単にこうした理念を掲げるだけではなく、こうした活動に落とし込んでいくことこそ、政策として根づいていっているのではないかと思われます。


 説明が大変長くなりましたけれども、さきの12の徳目にしましても、この「あいづっこ宣言」にしろ、私は参考にすべきでないかなと思います。そこで、教育長にお伺いします。本町の子どもたちにも、こうした規範意識を高めるために、さきに述べました例を参考にして、いわゆる「ことひらっ子」宣言というものを作成してみてはどうかなと提案させていただきますので、これについての教育長の所見をいただきたいと思います。答弁を求めます。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 規範意識を高めるために、「ことひらっ子」宣言文を作成してはという貴重なご提案ありがとうございます。ちょうど、この本年度町内の小・中学校が連携して、目指す子ども像を分析検討した上で、それを踏まえた宣言文を作成する計画ができております。これは、県教委からの指導によるものでありまして、本年度全市町において作成することになっておりますので、教育委員会としても支援してまいりたいと思っております。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


○6番(片岡 英樹君)


 予想外の答弁だったので、ちょっと待ってくださいね。今、作成中ということでございますが、今、県の教育委員会ですか、からの指導で、全市町でということで、私も今初めてちょっとお伺いしたのですが、もう少し何かわかる範囲で結構ですので、県からの指導が来ているのでしたら、どういう内容であるとか、どういう活用であるとか、目的とか、何かもう少し情報が欲しいんですけれども、答弁をお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


○教育長(多田 紀男君)


 これについての通知とか文書は教育委員会のほうには一切来ていなくて、学校のほうから聞いたことでございますので、まだ、今後はっきりしてくる点があると思いますので、また、その都度お知らせできるかと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


○6番(片岡 英樹君)


 じゃ、これ、宣言文をつくるのは、教育委員会が主導でしょうか。それとも学校ということで言うと、校長会なんでしょうか。そのあたりちょっと明確にしていただけますか。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 恐らく教育委員会に通知がまだ来ていなくて、学校に先に知らせているということは、恐らく学校が中心になってつくっていこうということであろうと思います。





○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


○6番(片岡 英樹君)


 それはまあ、最終的にどうなるかわかりませんが、琴平町は、1中3小の公立学校がありますが、それは統一でやるのか、それとも各学校ごとになるのかはわかりますかね。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


○教育長(多田 紀男君)


 私の今の考えでは、統一して1つのものをつくり上げたいと思っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


○6番(片岡 英樹君)


 はい、ありがとうございます。


 教育委員会がどこまで関与していくかという部分はありますけれども、恐らく学校で言うと、校長サイドでもなかなか難しいので、恐らく教育委員会が主導の中で、最終的には作成していくかと思いますので、私の提案も1つの参考にしていただいて、そういう前例もあるということ、それから、昔からそういう規範というものを意識して、日本人にはそういうものがあるということをぜひ参考にしていただきたいなと思います。


 今、作成されるということで、大変よろしいんですが、やはりこれをうまく使って、最終的にどういうものが出てくるかわかりませんが、それで、子どもだけでなく、やっぱり大人全体にも、町は琴平町の憲章、町の憲章もありますけれども、そういうものをすると、大人だけでなく、子どもも一緒の共通認識を持ってやっていただきたいなというのが、やっぱりうまく使っていただきたいなと思います。


 例えば、そういうことをすると、こら、おまえ、琴平町の規範でも習たやろがと。ことひらっこ宣言守らんか、そんなことしたらイカンやろと。大人がそういうふうに子どもを叱るという場面も出てくるかもしれませんし、また、大人もそういった文言を守っていこうということで、お互いにそういう規範意識を高めていくのにも活用していただけたらなと思います。また、よく言われております、子どもは地域で育てるということで、とても大切なことでないかと思います。


 私は、日本人として、当たり前のことを当たり前のごとく実践できる子どもたちを育てていかなければならないと思っております。何が当たり前なのかを、幼少年のころにしっかりと身につけていくことが、特に現在、なかなか家庭でのしつけが困難になっている現状を、これを補っていけると私は信じております。ぜひ、宣言文を作成した際には、これを毎朝子どもたちが唱和することにより、規範意識が一層向上できるように検討願いたいと思います。よろしくお願いします。


 それでは、次の質問に入ります。2つ目、日本語教育についてお伺いします。


 わざわざ申し上げることではございませんが、我が国におきまして、一般的に使われております言語、言葉は日本語であります。言葉といいますのは、それを使って自分の考えや思いを表現するといったコミュニケーションの手段でございます。それのみならず、表現するに至らなくても、我々はあれをしてとか、これをしてとか、あのときああだったとか、これは〇〇が問題だななど、物を考えるときにも言葉に依存しております。つまりすべての知的活動は、言葉を基盤にしていると言えます。知的活動が人間を人間たらしめるとすれば、言葉というものは大変重要なものだと言えるわけであります。


 そういった知的活動の基盤となる言葉として、我々日本人は日本語を用いているわけですが、学校教育において、日本語を学ぶ意義というものは何とお考えであるか、教育長の答弁をお願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


○教育長(多田 紀男君)


 日本語を学ぶ意義について申し上げますが、日本語を母国語、母語とする児童生徒が学校で学ぶ日本語は国語であります。学習指導要領の国語科の目標に、学ぶ意義について、国語を適切に表現し、正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や創造力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め、国語を尊重する態度を育てると示されております。


 こうして身につけた国語力とか、言語力をあらゆる文化を享受し、想像する力のもとになり、生きる力となり、社会生活を営む源になることであります。このたびの教育課程改訂の重点事項には、国語科だけでなく、各教科等においても言語活動を充実させることが示されております。


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 はい、ありがとうございます。


 指導要領上、そういうふうな形で、国語教育の、国語ということで答弁いただきましたが、ちょっとそれは後でまた使わせていただきますが、町長に、ちょっと変な質問をさせていただきます。あなたは日本人ですか、その根拠は何ですかと、仮に聞かれた場合、町長ですと、どういうふうにお答えになりますか。





○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 私の場合、客観的に、また、公的な証明といたしましては、日本国籍を有しておるという点がございます。


 次に、主観的な物の見方としましては、私の父、また母方、父方ともに祖父に至るまで我が国で生活し、このテーマにありますように、私も含め、日本語をもとにした社会の中で生活をしている。さらに、家系図をたどりますと、かなり昔、百数十年までに至っての家系図等がありますので、客観的にこの国の民俗だなというふうに思います。


 ただ、さきにちょっと戻りますが、ごらんのように、私、体系的に見ますと、日本人離れした体系をしております。上半身が太く、下半身が細いと。アングロサクソンかゲルマン民俗かというような思いもするわけでございますが、アメリカに旅行に行った際に、私の妻に、白人と比べてみてくれんかと言ったときに、女房から一言、あんた、顔が大きいんで、やっぱり日本人やわと言われました。そういう点から、外見上もやはり日本人かなと思いますし、一杯飲んだ後のお茶漬けが何よりもおいしく、至福の思いを満喫しておりますので、そういった部分からも日本人であろうというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○6番(片岡 英樹君)


 夫婦のエピソードまで交えまして言っていただきまして、ありがとうございます。


 国籍であったり、いわゆる親が日本人であるということで、何かなということでありますが、大体ほとんど、私もそうですが、ほとんどの日本人は今のような質問をすると、国籍のこと、または親が日本人だから、私は日本人であると。疑いもなく考えていると思われます。これを、いわゆる血統主義ですね、と言います。しかし、考えてみてください、ここで。たとえ両親が日本人であっても、先ほど町長も若干触れていましたが、仮に両親が日本人であっても、生まれたときからアメリカに住んでおりまして、日本語を聞いたこともしゃべったことも見たこともないというまま、英語の世界で大人になった人を果たして日本人というんかということがあります。そういうケースもあり得ると思います。


 また、世界に目を向けますと、アラブ世界をまたいで活動しておりますバース党という政党があるのですが、そこの憲章によりますと、アラブ人の定義として、アラビア語を生活言語として使用している者というふうになっております。これは広く受け入れられているそうでございます。つまり血統ではなく、言語が要件となっているわけです。これをいわゆる言語主義といいます。


 こうした国々では、祖国とは、国語ということになります。また、言葉は民俗の心の入れ物と言われております。日本は人口減少により、昨今ささやかれております移民受け入れ云々ということを考えてみましても、我々日本人は、日本語を今まで以上に大切にしなければならないという強い思いがあります。


 さらに申しますと、今後は、日本人の定義が、先ほど申しました血統主義から言語主義へ転換する時代が来ないとも限らないわけであります。そういう事態を想定したときに、日本人にとって、今以上に大切なものが日本語ということになるのではないかと思います。


 何をわけのわからんことを言っているのかなということで、お叱りを受けるかもしれませんけれども、まさに日本語とは、日本そのものではないかということを言いたいわけであります。日本語を教えることと日本人を育てるということは同じ意味であると、そうした気概を持って日本語教育に当たっていただきたいと私は思っております。


 そういった観点で、先ほどは新学習指導要領についての国語について答弁いただきましたが、教育長、もう一度、私が今言った言語主義というものの可能性も含めた上で、日本語教育についてのお考えをお伺いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 学習活動の基盤となる言語に関する能力の育成を重視して、思考力、判断力、表現力等を身につけさせるため、国語科はもとより、各教科の活動の中で言語に対する関心や理解を深め、自分の考え等を言葉で表現する活動の充実に努めたいというふうに考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


○6番(片岡 英樹君)


 日本語というものを重要視した考え方のほうをひとつお願いしたいと思います。


 さきの質問にありました、国が定めました新学習指導要領の内容の中の、高学年のところに、先ほど教育長が最初の私の質問に答えましたけれども、郷土や我が国の伝統と文化を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を持つというものがあります。私は、子どもたちに日本人としての自信と誇りを持ってほしいと強く感じております。


 実は、私も最近になって知ったことなので、全然偉そうに言うつもりはないのですが、実は、原始民族によって、国土、国家、言語を持ち、また、1億人以上の人口を擁するのは、世界でも我が国日本だけで、唯一の古代国家であることを知りました。えっ、そしたらイギリスは違うんかと思われた方もあるかもわかりませんが、実は、1399年に、初めて英語を母国語とするヘンリー4世がイギリスの国王に即位しまして、それまで300年間は、イギリスはフランスのノルマンディー公に占領されておりましたので、母国語はフランス語だったそうでございます。ちなみにそのころ日本は室町時代だったということになります。


 なお、少数民族では、そうした古くから同じ言語を今も使い続けていることはあるかもしれませんが、国家レベルでは間違いなく日本は唯一の古代国家と言えると思います。


 また、縄文時代から、私たちの祖先がずっと使ってきました日本語を、大和言葉と言いまして、その後、飛鳥時代に中国から漢字文化が伝わり、大和言葉を訓読み、それ以外を音読みとして私たちの祖先は見事に漢字文化を取り入れてきました。そして、明治の時代に、欧米語の影響を受けながら、現在の、いわゆる現代日本語というふうになっております。つまり日本人の伝統的価値観というのは、日本語を通じて有史以来からずっと継承されてきたと考えられます。そうした誇れる日本語の価値、いわゆる和の心を改めて見出すべきであると、私は考えます。


 ところで、日本語がそのまま英語になった例としましては、スシ、ハラキリ、ジュードー、サシミ、ツナミ、そして、モッタイナイというものは有名であります。また、アニメで言いますと、ドラゴンボールとかドラえもん、キャプテン翼などは、日本のアニメ文化が世界中に輸出されまして、各地でブームとなって広まっております。アニメは各国で翻訳されるんですけれども、そんな中で、ちょっと1つのエピソードがあるんですが、食事をする、例えば、ドラえもんとのび太でしょうかね。食事をする場面がアニメであった場合で、私たちの場合ですと、いただきますと言ったり、ごちそうさまでしたと言いますけれども、英語の字幕になりますと、「Thank you」とか「I’m eating」というふうに訳されているそうです。つまりそうした、いただきますという習慣とか、それに当てはまる言語がないというふうに言えます。なお、敬けんな、よく映画で見ますキリスト教徒は食事の前に神に祈りをささげておりますけれども、大抵は無言で食べて、終わっているというふうなこともあるそうでございます。


 ここで1つのエピソードをまた紹介します。すべてのものに感謝をし、あなたの命をいただきますと、これは、榎井小学校のあるクラスでは給食の時間に言っているそうであります。つまり大自然の恵みをいただきながら、生かされていることを感謝し、食後には、食事をつくってくれた人や、食材を生産してくれた人に対して、ごちそうさまでしたと、感謝の言葉を言っております。まさに、これは日本人の伝統的価値観を実践している例と言えます。


 余談ですが、給食費を払っているのに、何でいただきますやごちそうさまでしたのお礼の言葉を子どもに言わすのかというような、本当に保護者のクレームのばかばかしい話が、以前、テレビ等でも取り上げられて話題にもなりましたが、こうした、先ほど申したような、なぜ、いただきます、ごちそうさまでしたを言うのかということをきっちりやっておけば、そんなへ理屈ということもなくなるし、また、給食費の未納問題などにもよい影響が出るのではないかと思われます。


 大変説明が長くなりまして申しわけございませんが、子どもたちに、こうした実は日本語ってすばらしいんだ、言語、言葉一つ一つにも意味があり、昔からの伝統文化に基づいて日本語は成り立っているんだということを、ぜひ、教えるべきではないか。私は、つまり日本語を教えることが、日本人を育てることと通じると考えております。教育長の所見をお願いしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 次のような観点から、私も国語、つまり日本語を教えることが、日本人を育てることに通じると考えております。10項目ほど申し上げますが、1つは、国語に対する関心を高め、国語を尊重する態度を育てるのに役立ちます。2つ目に、伝え合う力、思考力や創造力及び言語感覚を養うのに役立ちます。3つ目に、公正かつ適正に判断する能力や態度を育てるのに役立ちます。4番目に、科学的、論理的な見方や考え方をする態度を育て、視野を広げるのに役立ちます。5番目に、生活を明るくし、強く正しく生きる意思を育てるのに役立ちます。6点目に、生命を尊重し、他人を思いやる心を育てるのに役立ちます。7点目に、自然を愛し、美しいものに感動する心を育てるのに役立ちます。8点目に、我が国の伝統と文化に対する理解と愛情を育てるのに役立ちます。9番目に、日本人としての自覚を持って、国を愛し、国家、社会の発展を願う態度を育てるのに役立ちます。10点目が、世界の風土や文化などを理解し、国際協調の精神を養うのに役立ちます。


 現行学習指導要領では、これまで以上に伝統的な言語文化を大切にしておりまして、子どもの発達段階に応じて、学習内容が系統的に配列されており、日本語の指導が充実化、強化されているということを申し添えて、終わりたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ)





○議長(臼杵 善弘君)


 6番、片岡 英樹君。


○6番(片岡 英樹君)


 はい、ありがとうございます。


 どうしても教育長の立場上、学習指導要領を中心とした答弁になるのは、これはやむを得ないと思いますけれども、もう少しそのあたり、私、先ほどからいろいろな例を挙げて言いましたけれども、突っ込んだ中で、日本語という、国語という教育はもちろん今言われているような形で大事にしていかないといけないし、もちろん効果があるということは当然そうですが、それのもうちょっと奥にある日本語というのは、また、ほかの言語とは違って、大変意義深いものであるということを、ぜひ子どもたちにも知ってもらいたいなと思います。やはり先ほどから何度も言ってますように日本人の誇りというものを、ぜひ、重要視していただきたいなと思います。


 ちょっと余談になりますけれども、先日、先週ですか、議長とともども東京のほうに、全国の議長、副議長会の研修会に行った際に、山形弁で有名な外人のダニエル・カールさんのお話の中で、あの方はアメリカ人なんですけれども、大変、最初の東日本大震災の例とも重なるわけですけれども、どうして日本人はもっともっと自分たちの良さ、すばらしさを誇りを持って言わないんだということを盛んに言っておりました。つまりシーソーで言いますと、片方に自慢とか、自信という部分があって、片方には謙遜という部分があるんですけれども、昔はそういう自負の部分と謙遜の部分のバランスがとれていたのに、バブルが崩壊して以降、非常に何か自信を失って、謙遜ばっかりしているところがあって、だから、その辺がマイナスになるんじゃないかなということを言われておりました。


 そういった意味で、日本人として、やはり日本語が世界に誇れるすごい、古くから、ずっと使われている部分であるということを教えることは、すごく大事なことであると思います。よく子どもさんが、自分の名前がどうして名前がついたかということを聞かれて、親から宿題を、大体小学校2年生か1年生ぐらいであるそうなんですけれども、その理由を聞いて、自分の名前に意味があることを知って感動するという話はよくあります。それと同じように、日本語には、実は音読みと訓読みがあって、訓読みというのは、昔から縄文時代以前から、昔から伝わっている言葉を使っているんだということを知ることだけでも感動することだと思います。


 1つのある例なんですけれども、漢字で、母と、先に言ってしまいました。お母さんというのは、母と書きますけれども、おばあさんになると、濁点が入ってばばとなるわけですね。それで、お父さんというと、父なんですけれども、普通は父なんですけれども、おじいさんはじゃ、じじとなるんですね。父の場合は、普通我々はち、ちと書くんですけれども、おじいさんのほうはなぜかし、しに点々でじじとなって、本来ならばち、ちに点々が入ってぢぢというのが使われ方で、それがさっき言った大和言葉の流れなんですが、長い時間の間でその表記が、しとちが変わったということがあります。それは何が言いたいかと言うと、それだけ一文字一文字には実は意味があって、それをうまく当てはめられて漢字文化があるということの1つの例であります。ぜひ、そういったことも含めて、日本語教育、国語教育とまた別で、日本語教育ということをやっていただきたいなと思います。


 最後、まとめとしまして、東京都世田谷区では、先ほど私が申しましたような日本語というものを教科として推進している実例を紹介して、私の発言を終わります。世田谷区では、平成16年12月に、内閣府より、「世田谷『日本語』教育特区」という認定を受けまして、平成19年度より区立の全部の小・中学校において特別な教育課程を編成して、教育活動を展開しております。これは、国語とは別建てで、まあ言ったら総合学習時間の間に日本語という授業をやっております。小学生は古文や、いわゆる日本語の名文について学び、中学校では、哲学、表現、日本文化という3つの教科書を使用しておりまして、小学校では週に1時間、中学校では週に2時間、日本語の授業に充てているそうであります。


 世田谷区の教育長の書いた文章によりますと、小学校では、1年生から古典を学んでいるそうで、授業開始以前には、そんなん、難しいんと違うかという、大変不安な声があったそうですけれども、子どもたちは教員の予想をはるかに超えて音読を楽しんでおりまして、保護者も喜んでいるそうであります。


 子どもは大変柔軟で、授業の後、廊下を大きな声で古典を暗唱しながら歩く児童もあるかと思えば、けんかをしている友達を、己の欲せざる所を人に施すこと勿かれと言って制止する児童もいるとのことです。


 このように、国語とは異なった日本語の授業に取り組んでいる自治体もあります。本町では、昨年度まで、まちづくり科というもので、小・中学校で3年間にわたりまして取り組んでまいりました。ことしはその経験をもとに、総合学習の時間を活用して継続しております。その中に、ぜひ、先ほどから申しました日本語というものを重要視した授業も検討してほしいと考えております。特に、幼稚園教育や小学校低学年で、古典なり、また学校ではまだ習っていない漢字などにあえて触れてほしいものと考えております。このあたりについては、詳しくはまた別の機会のときに提案・質問いたします。子どもたちに日本人としての誇りを持ってほしいということで、朗々と、質問といいますか、私の演説になってしまいましたが、おつき合いいただきましてありがとうございます。


 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、6番、片岡 英樹君の質問を終わります。


 ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。


 再開を2時30分とさせていただきます。








     休憩 午後 2時14分





     再開 午後 2時30分


     (出席議員 9名)





○議長(臼杵 善弘君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き、一般質問を行います。


 次に、5番 籔内 伊佐子君。


  (「はい、5番、籔内」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 議長のお許しをいただきましたので、これより6月度定例会に臨み、一般質問を町長ほか執行部にさせていただきますので、答弁のほう、よろしくお願いいたします。


 私の質問は、1点目に子育て支援の立場から、発達障害と5歳児健診について、2点目に、災害に強いまちづくりとして、琴平町防災会議への女性の参画について質問いたします。


 ここで言います発達障害というのは、知的とか身体というのではなく、いま問題になっております注意欠陥多動性障害や学習障害などについて質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。それでは、席に着かせていただきます。


 まず、1点目ですけれども、発達障害と5歳児健診について質問いたします。


 この5歳児健診につきましては、平成19年12月定例会で1回質問をしておりますけれども、今回、2回目の質問になります。近年、注意欠陥多動性障害(ADHD)や、学習障害(LD)などの発達障害に関する研究が大分進みました。その早期発見とか、対応方法の確立がなされてきております。


 小学校等で不適応を起こし、不登校やいじめ、さらには暴力や学級崩壊につながる児童の中には、この発達障害が原因であったという例もよく聞かれるそうであります。私も、発達障害を持つお母さんからの相談を受けたことがあります。それは、子どもは学習環境を整えてあげることで、すばらしく成長をしていくということであります。平成17年4月に発達障害者支援法が施行され、法律の中に児童の発達障害の早期発見と、支援体制を義務づけております。生まれた子どもが、健康ですくすく育ってほしいとの思いは、すべての親が持っている願いだと思います。


 本町において、注意欠陥多動性障害や学習障害などの、いわゆる発達障害の疑いを見る気づきについての取り組みと、状況について、小野町長に質問をいたします。町長、お願いします。


○議長(臼杵 善弘君)


 5番、籔内 伊佐子君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、ただいまの籔内議員の質問に対して答弁をいたします。


 注意欠陥多動性障害や学習障害を含めた発達障害や、またその疑いのある子どもの早期発見と支援体制といたしましては、それぞれのケースにより本町では福祉課、健康推進課、生涯教育課、保育所、幼稚園、学校等が連携したケース会を開催し、情報の共有や適切な対応方法等を協議しております。


 現在行っておりますそれぞれの活動は、健康推進課におきまして、母子保健活動として、1歳6カ月健診と3歳児健診時、また、2歳6カ月児相談や乳幼児相談を通して、子どもたちの発育状況や保護者の悩み等を伺い、発達障害の早期発見に十分留意するとともに、子どもたちを健やかに育てられるよう、支援を行っております。


 また、個別の保健、育児に関する相談指導事業といたしましては、子ども相談、ことばと子育て相談や、まんのう町と合同で発達支援学級、親子のわんわん教室を実施しております。これらの事業は、心身両面で発達に何らかの遅れがある乳幼児や、親子関係に調整が必要なケースを対象に親子で触れ合うことを通じて、子どもの健全な発達を促す支援を保健師と専門家が協力して行っております。


 次に、保育所、保育の実施につきましては、現在、本町の3保育所において、発達障害の診断は受けてはおりません。その疑いのある行動が見られる幼児が、現在、8名ほど入所している状況ではあります。それらの幼児の保育体制については、町立保育所の場合は、1幼児に1人の保育士を配置し、他の入所児とともに生活することを通じて、健全な発達が図られるよう注意深く保育を行っております。


 また、保育所の観察と経験により、発達障害の早期発見に努めるようにしており、疑いのある幼児の保護者に対しましては、健康推進課の母子保健相談支援事業の案内や、善通寺市の障害者生活支援センターふらっとを通じての巡回相談の紹介等を行っております。


 冒頭にも申し上げましたが、注意欠陥多動性障害並びに学習障害というものも近年注目されておりますので、これまでの発達障害に含めまして、このような取り組みの中で充実したものを行っていきたいと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


○5番(籔内 伊佐子君)


 現在、それぞれ各課でケース会をされているということでありますけれども、それでは、2点目の質問についていたします。


 社会には、障害を物ともせず、すばらしい活躍をされ、周囲の人々に感動を与える生き方をしている障害者の方もよくいらっしゃいます。それらの方々は、小さいときから周りの親御さんなどが障害に対する理解と深い愛情を持って接していたということが上げられます。我が子の発達障害を受けとめ、その子に配慮した学習環境を整えた子どもと、そうではなく、障害の疑いのある子どもを持つ親御さんの無理解と言ったら、ちょっと言葉が違うかもしれないですけれども、学習環境を整えてなかった子どもさんと比較して、すごく大きな成長の差が出てくるということを聞きます。そこで、本町の発達障害児に対して、就学環境の取り組み状況について、教育長にお聞きをいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長に答弁を求めます。


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 就学支援環境の取り組みについてのご質問でございますが、障害に対応した学校の施設設備を整備するように配慮しております。指導面では、できる限り専門性の高い教員及び特別支援教育支援員を配置するようにしております。


 幼・小・中それぞれで必ずしも就学支援環境の整備は一様ではありませんが、専門家の意見や保護者の意見を聞きながら、設備面の充実を図っています。また、専門機関の支援や協力を得ながら、個別の教育支援計画に基づいて、保護者の意向を聞きながら、将来的な展望のもとに教科の補充指導や自立活動の支援等を行っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


  (「はい」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 それでは、3番目の質問に入らせていただきます。


 発達障害を持つ親御さんは何かと子どもの成長について、学校や家での生活について問題や悩みを持っているのではないでしょうか。それらの親御さんに対して、悩みを聞いたりする子育て支援の現状というのはどうなっているのでしょうか。教育長にお聞きいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 親御さんが相談できる状況について、幼稚園では、子育て相談日を開設したり、保健師による相談を実施したりしています。ことばの教室に通院している子どももいます。小学校においては、特別支援教育コーディネーターを中心に、校長、教頭、教務主任、特別支援学級担任、通常の学級担任等により、校内就学指導委員会を定期的に開いて、全職員による特別支援教育の円滑な推進を図っております。


 家庭訪問や、授業参観、期末懇談会などの機会を通して、親御さんと面談し、子どもや親御さんのニーズにあった対応をしております。その中で、専門医の診察を進めたり、スクールソーシャルワーカーの相談を受けてもらったりしております。


 特別支援学級や通級指導教室への入級については、琴平町就学指導委員会における判定を参考にしながら、子どもの障害の程度や親御さんの希望を尊重しながら、就学指導を進めております。


 昨年度のスクールソーシャルワーカーの活用状況は、南幼稚園では、9月から3月までに毎月3回、1回3時間で62.5時間活動していただいております。また、ほとんど毎回保護者が相談に来られ、子どもの障害に関することや、保護者の悩みなどの相談に応じております。その中で、継続して相談に来られたり、解決方法をともに考えたりする場ともなっておりまして、メンタルヘルスケアとして成果を上げております。


 北幼稚園では56時間、琴平小学校77時間、榎井小学校65時間、象郷小学校70.5時間、琴平中学校ではスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーが2名で、69時間活動しております。小・中全体で年間400時間になっております。


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


  (「はい」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 ありがとうございます。


 次、4番目の質問をいたします。


 発達障害支援法の施行によって、障害を持つ子どもの学校の現場環境が整備されていく中、中には障害児に対して健常児がうらやんだりすることもあるようにお聞きいたします。障害に対しての周りの理解は最も重要なことです。学校側から子どもたちや父兄に対して、発達障害への理解と啓発についてどうなっているのか、教育長にお聞きいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 障害のある子どもの正しい理解と協力が得られるよう、健常児とPTAの理解を深めるための啓発活動についても、校内就学指導委員会が中心になって推進を図っております。ことしの年度初めには、県が作成した発達障害の理解を深めるためのパンフレットをPTAの方に配布したりしております。


 なお、本年度、県の施策として、琴平小学校に設置されました通級指導教室については、町P連総会であるとか、一部婦人会総会等でもご説明申し上げたり、4月定例教育委員会報告として、広報ことひらに掲載したりしておりますが、今後、さらに啓発については考えていかなければならないと思っております。


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


  (「はい」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 一番大事なことというのが、この4点目の、今、教育長が言っていただいた答弁なんですけれども、やはり発達障害児に対しての健常児からの差別ではないのですけれども、逆に健常児が障害児の環境をうらやましがったりとかすることもあるように聞いております。そういうやはり違いということに対しては、子どもというのは敏感に感じとるものであるんですが、環境を整えていくというのは、法律の中で整えていくことですので、同じ教育を受けさせるためには大事なことなのですけれども、そういう部分での父兄や子どもさんに対する方法だったり、理解と啓発というのが、一番大事な部分ではないかなと私的には思っていますので、それもよろしくお願いしたいと思います。


 次に、5点目の質問をいたします。


 本町の子どもの健診につきましては、これまで母子保健法や学校保険法に基づいて、1歳半健診や3歳児健診並びに就学児健康診断を行うことによって、それぞれの節目で子どもたちの成長過程を支援してまいりました。しかし、発達障害の特徴の子どもさんというのは、4歳から5歳のころが脳の前頭葉機能が発達し、最も障害の特徴があらわれやすいというのが、この4歳とか5歳とかいうふうに言われております。


 3歳児健診後には、就学時健診まで子どもの発達の程度を見る公的な健診がありません。発達障害には、このころの健診が乳幼児期から青年期までの一貫した子育ての支援を考える中で、最も効果のある健診の1つであると言われております。この5歳児健診の必要性について、町長に見解をお聞きいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今、籔内議員が申されましたように、現在、琴平町で実施しております乳幼児健診は、ゼロ歳、1歳半、3歳で、その後は就学前健診のみであります。発達障害には、さまざまな種類があり、それぞれの発達段階において発見されております。3歳児健診までは、特に問題を指摘されなかった、あるいは、ちょっと気になるにとどまっていた児童が、保育所や幼稚園で集団生活を行うようになって初めて問題点を指摘されるようになっております。


 3歳児健診では、身体の成長、障害についての診断に効果を上げていますが、社会性、学習機能障害などの発見は、3歳児の成長段階では難しく、5歳ごろになると、ある程度の社会性、交友関係が目につくことから、これらの障害は発見しやすくなると言われております。


 平成19年に国から公表された資料では、5歳児健診で確認できた軽度障害を要する幼児の半数以上が、3歳児健診では問題が発見できなかったという結果が出ております。したがいまして、5歳児健診は集団に入ってからの様子を踏まえて、発達の判断ができること、また、就学前に少なくとも1年あって、その間に、親も含めた周囲の理解、本人への療養、療育、就学援助などを行う余地があることから、子どもの成長段階において重要だというふうに理解しております。


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


  (「はい」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 6番目の質問をいたします。


 5歳児健診について、県内での取り組みを初めている市町を紹介したいと思います。まず県内で取り組みを始めているのが、東かがわ市、三木町、善通寺市と聞いております。


 東かがわ市では、平成17年より5歳児健康診断が実施されており、その目的と言いますのは、幼児の健康を図るとともに、よりよい就学環境を築くこととしております。また、事業の内容によっては、健康診断のほかに、相談事業、事業に関する啓発、関係機関との連絡調整会議、特に子ども・女性相談センターアルプスかがわという団体があるのですけれども、ここの存在が大きいように聞いております。


 東かがわ市では、5歳児健診は発達障害を発見するためだけがその目的というのではありません。健診時に保護者からの子育てに関する悩みや相談事を伺うことで、小学校に入るという親御さんの不安の解消の一助となることを想定としております。


 さらには、学校生活の円滑を進めていくための手段として、子育て支援の一環として、その5歳児健診というのを位置づけておるということでございます。


 また、隣の善通寺市なんですけれども、平成21年から試験的に導入をしております。これは、事業を小児病院に委託をしております。今年度よりさらに広げまして、市民の要望もあり、市内の全5歳児を対象に実施を予定しているとのことであります。


 5歳児健診の内容といたしましては、これは善通寺でございますけれども、小児病院の乳幼児健診センターが主体となって、各幼稚園、保育園に赴き、5歳児を対象に問診、集団観察、個別健診、結果説明を行うようであります。


 善通寺市では、子ども課がありますので、子ども課が主体となって、小児病院との連携、また、四国学院大学の児童福祉の先生の協力を得て、この健診後のフォローというのも重点的に行っているようであります。


 それで、本町においてなんですけれども、小児病院とは子どもの1歳半とか、3歳児健診をお願いしている状況でありますし、四国学院大学とは、先日、協力・連携を提携をされたように聞いております。本町においての5歳児健診についての協力というのは、そう難しくないのではないかなと私的には思うんですけれども、町長の5歳児健診導入についての見解をお聞きいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今、籔内議員が申されましたように、現在、県内でも幾つかの市町で行っております。平成24年度に県内で5歳児健診を実施しておりますのは、先ほど申されたように東かがわ市、善通寺市、三木町、そして、坂出市が加わりますので、3市1町でございます。発達障害の早期発見に5歳児健診が有効であるということは、先ほどの答弁のとおり認識しております。ただ、導入に当たっては、発見後のフォロー体制、これが何よりも重要だと考えております。


 また、経費面におきましても、善通寺を参考にしますと、1人当たり1万5,000円程度必要になる。また、フォロー体制の中では、先ほど申されたように小児病院、また、四国学院等もございますが、本町の保健師の手伝いというものが必要になりまして、人手不足等も懸念されておりまして、これまで本町では5歳児健診を実施していないというのが現状であろうかと思います。


 そして、これまでの経緯からは、それに代わるものといたしまして、3歳児健診後の言葉や行動上の発達に遅れがあり、継続した支援が必要な3歳から5歳児及び自分の子どもの発育状況について不安を持つ保護者を対象に、毎月相談事業を実施しております。今後も保育所、幼稚園、小学校など関係機関との連携を密にして、発達障害の早期発見と早期療育に努めるとともに、現在行っております相談体制の整備充実に努めたいと考えておりますが、5歳児健診の導入につきましては、子育て支援という観点から、先ほど申した財政面も含め、人員の確保、発見後のフォロー体制など総合的な観点で、研究、検討を進めていきたいと考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


  (「はい」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 ありがとうございます。


 5歳児健診をしても、その子に障害のレッテルを張るだけで終わってしまうという健診というのは、私は賛成できませんので、その後の一番大事なフォロー体制、先ほど町長が言われましたフォロー体制を確実につくらないと、この5歳児健診というのはやっても無駄だと思いますので、そういう相談事業を整理されて、充実したものにしていただいて、5歳児健診というのも、順番は逆になるかもしれないですけれども、そういう方向でお願いをしたいと思います。


 先日、総合センターで愛育会の総会がありまして、私も出席をさせていただいたのですが、やはりその中の報告を聞いてますと、若いお母さんが、家の中で子どもと本当に二人とか、子どもだけで悩みを抱えて悶々としている家庭が多いというお話を聞きましたので、ぜひ、この相談事業というのは大事な部分だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 次、2点目の質問に入らせていただきます。


 2点目の質問でありますけれども、琴平町防災会議への女性の参画について質問いたします。


 東日本大震災の教訓から地震列島に住んでいる我々というのは、いつでも、だれでも、どこにいても大規模地震に見舞われる可能性があることを学んでおります。静岡県の駿河湾から九州沖に延びる南海トラフの巨大地震対策を検討する国のチームは、先ごろ東海・東南海・南海の3連動の地震が起きた場合、被害を受けるとされる地域の人口は、東日本大震災被災地の約6倍、最悪で30万人規模の犠牲者が出るとの見解を示したところであります。


 本題に入りますけれども、琴平町の防災会議条例の第3条では、委員は町長が任命するとして、職員、教育長、警察官、消防団長、指定公共機関となっております。これらの委員の中に女性の参画はありますか。町長にお聞きいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 現在、本町の防災会議の委員は、平成19年に地域防災計画を見直した際に、16名の方々を委嘱しておりますが、その中には、現在、女性は含まれておりません。


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


  (「はい」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 東日本大震災では、ある団体が行ったアンケート結果からですけれども、被災地のところで、仕切りのない避難所で男女一緒の生活を強いられ、女性の視点が反映されていない状況があることが浮き彫りになっております。今後、本町においても、防災計画の見直しをされるように聞いております。女性や子ども、高齢者や障害者などに対しての細かな女性の視点、細かいところを見るというのは女性の得意とするところでありますので、このような女性の視点を生かした防災対策の整備が必要であると考えます。この琴平町防災会議について、女性の委員の登用について、町長の見解をお聞きいたします。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、この防災会議の委員構成でございますが、若干、説明をさせていただきます。この防災会議の委員というのは、災害対策基本法の規定により、各種関係機関の職員等で構成することとなっております。防災会議の所掌事務は、地域防災計画の策定のみならず、災害時の情報収集や、災害応急対策、災害復旧に関する関係機関相互の連絡調整なども行うこととなっております。したがいまして、行政、消防、警察などの関係者や、公共的な事業を展開している民間企業として指定された機関を委員として委嘱しているものでございます。


 議員ご指摘のとおり、防災対策を考えるとき、次に来るであろうという大災害、東海・東南海・南海連動地震でございます。琴平町でも震度6弱というものが想定されておりますので、建築基準法の改正前の家屋については、倒壊のおそれがあるというような指針も出ております。したがいまして、避難所等々の運営というものも視野に入れて、今後の防災対策を進めていく必要があろうと思っておりますが、議員ご指摘のように、女性の視点からの意見は非常に重要であると考えております。特に、避難所運営における女性の参画を推進する必要性を感じておりまして、地域防災計画の見直しに当たり、決められた機関の中からにはなりますが、女性委員の登用について積極的に検討してまいりたいと考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 籔内 伊佐子君。


  (「はい」と呼ぶ)


○5番(籔内 伊佐子君)


 ありがとうございます。


 いつ襲ってくるかわからない災害ですので、ぜひ、大事な部分だと思いますので、検討をよろしくお願いしたいと思います。


 最後ですけれども、この質問は、答弁は結構です。5月2日付の四国新聞が報じたところによると、高松市では、市の女性職員8人で構成する防災女性チームが組織をされたようであります。これは、防災計画全般を見直す中に、被災時の女性の役割や避難所の運営、備蓄品目の選択などを地域防災計画に反映させるとしております。


 いち早く高松市が動きだしたわけですので、また、本町もより現実に即した観点から、高齢者の割合が増加傾向をたどる本町におきましても、女性の役割についても検討する必要があるように考えますので、要望をしておきたいと思います。


 以上で、質問を終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、5番、籔内 伊佐子君の質問を終わります。


 次に、7番、今田 勝幸君。


  (「はい、7番、今田」と呼ぶ)


○7番(今田 勝幸君)


 日本共産党の今田です。お疲れのところ、いましばらく、よろしく皆さんお願いいたします。6月議会の一般質問を行います。


 今、国会の会期が迫ってきています。国会の中では、消費税10%増税の問題や、原発再稼動が大きな問題として議論をされています。これらについて、野田内閣は成立をさせるために突き進む構えを見せています。消費税の10%増税の影響や、心ある町民から、こんぴらさんの門前町の真ん中にあります内町、その中心に敷島館の旧の跡地の問題について、憂いと疑問と将来不安、将来どうなるのかという不安を抱いている、こんな話をお聞きしました。この問題について、今回、議論なり、あるいは提案も町側にもいたしまして、琴平町の近い将来、あるいは将来の観光のまちづくりに生かしていただければというふうに思い、質問席から具体的に質問をいたします。


 では、具体的に質問をいたします。よろしくお願いします。


 今の、特に国の政治の問題、町もそうかもしれませんけれども、政治に対する国民の声というのは、私は、国民の声が政治に反映をしていないだけでなくて、議論されている多くが、スキャンダルや人事、あるいは駆け引きがあったり、談合の問題であろうかと思い、そして、肝心なその問題の本質とか核心の議論が余りないことだと思うのであります。


 これは、突き詰めていけば、私は、小選挙区制制度の選挙制度と、今の二大政党制の問題があるように思います。既にこれは、こういう意味では、破綻をしている、こう感じています。今日は、消費税の増税問題だけに絞りまして質問を、町長の見解を求めたいと思います。


 国民世論でありますけれども、マスコミ各紙が6日付世論調査を発表しました。6日付で、朝日一面には増税法案について、今国会で成立させるべきだというのは、わずかに17%であります。成立にこだわるべきでない、これについては、72%が答えています。法案の賛否について、32%が賛成です。反対は56%です。これが朝日新聞です。


 他の地方新聞も含めた共同通信が発表した、四国新聞にも載っておりますけれども、これを見ると、反対、どちらかと言えば反対が56.2%。毎日新聞の場合には、4日付になりましたけれども、反対が57%。


 国会の動きは、これらの国民の声を無視しながら、野田内閣は、先ほど言いました成立させるために突き進んでいる。内閣の改造の問題もそうかと思いますし、今度の場合には、民主、自民、公明などの賛成多数で法案採決を前提に、中央公聴会についても議決をいたしました。そして、けさのテレビでは、これらの問題、その消費税の問題の修正について、自民党は協議に応じるというふうに報道がありました。まさに、国民の暮らしにとって、緊迫した情勢だと私は思います。


 そこで、私は、こういう状況の中で、もし、10%に及ぶ、倍になるわけですけれども、消費税の増税が成立するようになれば、私は、町民にとっても大変だと。とりわけ町内経済の問題、すべての分野になりますけれども、観光業にとってはということをただしたいと思います。私は、大打撃を受けるどころではないと、このように思っているのであります。町長の認識と所見をお聞かせ願いたいと思います。





○議長(臼杵 善弘君)


 7番、今田 勝幸君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの今田議員の消費税に関するご質問でございますが、さまざまな報道がなされる中、増税の時期、仮に増税となった場合の地方消費税、地方消費税交付金の割合につきましても、明確な通達がないのが現状でございます。また、増税の是非さえ不透明な状態であるのは、今申されたような世論調査を見ても明確ではないかと考えておりますし、議員にご心配いただいておりますとおり、さまざまな点を私も懸念しております。


 その上で、この消費税増税につきましては、琴平町と住民生活の2点から影響があろうかと思いますので、それぞれについて、順次お答えしてまいります。


 まず、町の財政への影響でございますが、仮に10%に増税となった場合、平成24年度当初予算ベースから見込まれる概算では、約4,800万円程度の負担増となります。一方で、総務省自治財政局財政課からの平成24年1月25日付の事務連絡によれば、増税分5%のうち、地方消費税分は1.2%、地方交付税で0.34%増の予定であるとのことで、仮にそうなれば、1億円弱の増収が見込まれますが、あくまで事務連絡から概算見込みであり、うのみにすることはできないと考えております。


 次に、何よりも大切な町民生活への影響であります。仮に増税されますと、例えば、町が運営している水道料金で、一般家庭用13ミリメーターの高齢者のひとり暮らし世帯の方々で、現在の基本料金である900円お支払いしていただいている場合、単純に計算しましても、936円になります。平均的ご家庭の使用水量と言われる25立方メートルで試算いたしますと、現在の5,310円が、5,556円となります。あくまでこれは単純計算による仮の想定数値で申し上げておるもので、仮に増税となれば、これらの料金につきましても、議会にご相談しながら、可能な限り、町民の皆様の負担増を抑制できるように見直していかなければならないと承知しておりますことをご了承ください。


 その上で、平成23年度決算見込みベースで、全体では水道利用者の皆様からいただく仮受消費税は約1,400万円の増と試算いたしております。さらには、下水道料金、電気、ガス、電話、あらゆる基礎生活費への影響が容易に想定され、高齢者の年金生活者の方や、低所得者層の方々には深刻な問題であります。また、前回の3%から5%の引き上げの際、商売をされている方のお話では、税率がアップされても、競争原理から中小企業や商店等は容易に価格に転嫁できず、仕入れにおいては価格転嫁され、自身の納税上では転嫁したものとして計算することから、大変苦しい思いをしたとのことでございました。


 また、増税による消費そのものの冷え込みも容易に懸念され、本町の観光業、商業、中小企業の皆様への影響は大きなものと考えております。国や地方の財政事情、社会保障維持等から増税を必要とする一面も理解はいたしますが、それらを考えれば、増税に当たっては、足元だけを見て行うのではなく、木を見て森を見ずということにならぬよう、十分な配慮を望むものでございます。


 今国会会期中での関連法案の衆議院採決を予定されているとの報道でございますが、私個人といたしましては、国民的議論を重ねた上で判断していただきたいと望んでおります。


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


  (「議長」と呼ぶ)


○7番(今田 勝幸君)


 大変な負担増も行政にとっても、あるいは町民にとってもあるわけであります。殊に、ここで増税反対の立場からつけ加えて明らかにしておきたいと思いますのは、景気の動向に大きく左右されるということであります。かつて橋本内閣、1997年ですか、このときにやったときにも、当時、景気が回復途中だったけれども、不況に落ち込んでしまったと。その結果、4年間で200兆円も国と地方の借金が増えたと、こういう状況になっています。税収も減るという状況だということです。ですから、私は、今後の国民世論と力あわせて、この増税をさせないために、力を尽くしたいと、このように思っているところであります。


 また、もう一つ、紹介をしたらいいと思いますのは、町長は、町民の暮らしや営業に心を寄せていただきました。欧州各国の中で、この間、緊縮政策を国民に押しつけようとした政権は11カ国でありますけれども、その11カ国で政変が起きている。政治が変わったり、選挙に大敗をしたということが言われています。一番大きいのは、やはりフランスではなかろうかと思います。


 今、政治は、国民が望む方向、暮らしを守る方向、ここにこそ政治を進めなければならない、このように思うわけであります。ぜひ、町長自身、琴平町にとってもそのような方向で進んでいただきたいと思うのであります。


 さて、次に移りますけれども、今年のゴールデンウィークの後に、四国新聞だったと思いますが、8日の新聞に主要観光地・施設9カ所、この行楽客数の記事が載っておりました。今からの質問については、ちょっと質問項目に含まれておりませんけれども、難しくないので答えていただきたいと思います。


 連休の期間中ですけれども、昨年より1日少なかった。1日の平均の問題が載っておりました。合計で3万2,767人と、香川県下で11.5%減っているわけであります。平均で30.5%減となったのが金刀比羅宮と書いてあるんです。栗林公園は13.4%、屋島10.7%、いずれも減っているわけであります。しかし、増えたところもある。坂出の県立東山魁夷美術館、13.8%増えております。もう一つは、子ども向けの職業体験施設を開いた、新しくオープンしたニューレオマワールドは7.9%。小豆島も若干増えています。寒霞渓と二十四の瞳映画村だということだと思いますが、交通の弁も、何か神戸のほうからフェリーが出るということで、そういったことが影響したのか1.1%増えている。期間中人出の多かったのは、しかし、そういった中でも金刀比羅宮が7万6,801人で、県下で一番になっています。ニューレオマワールドは2番目で、6万3,370人増えています、約7%という入場者数となっています。2番目です。3番目が、まんのう町にあります讃岐まんのう公園、5万534人であります。


 私は、これを見て、観光客、今度の、特にゴールデンウィークの動向といいますか、お客さんの動向、これを分析する必要があるのではないかというように思います。私は、大きな団体が減って、小グループ、あるいは家族旅行化の傾向があるのではないかと。同時に、イベントがニーズにあっているかどうか。あるいは、その観光地、あるいは施設が歴史的な、あるいは芸術、こういったものがニーズにあっているかどうか。そして、レオマワールドの体験みたいなものですね。自然、歴史、芸術、文化のもの、あるいは自然の問題が、このようなことが今の国民の旅行のニーズ、ここにかつてとは変化が出てきているのではないかというように思うのです。


 私は、これをぜひ、町長として、このあたりをどのように考えておられるのかというのをお聞きをしておきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご質問の中に出てきましたゴールデンウィーク中の琴平でございますが、その琴平の数値というのは、本町が金陵の郷前でカウンターにより計測したものでございます。一部報道で金刀比羅宮の関係者というような表現をしておりましたが、実際のところは、内町を通った観光客ということでございます。


 確かに今回、昨年に比べ、1日カレンダー上での休みが少なく、また、前半の3連休においては天気が悪かったということで、昨年に比べては落ち込みが顕著であったというふうに認識しております。また、これまでの琴平町観光と異なり、その客層が変わってきているのではないかという点につきましても、まさしく議員ご指摘のとおりでございまして、かつては琴平は団体を中心とした観光地、バスで乗りつけ、50人、60人がバスに乗ってきたと。しかし、瀬戸大橋が開通し、その後、個人客、グループ客というものが非常に多くなり、現在、琴平町に入ってきておられる入り込み客の大半は、そういったグループ、家族旅行ではないかと思っております。


 そういった観点から、琴平町の観光振興をどうすべきかと。これまでのニーズと同じようにやっていったならば、当然、いけないと思っております。今、来ているそのグループ客というのは、年齢層が非常に低い。20歳代のグループ、また、30代、40代の両親に連れられた家族連れというようなことになっておりますので、これまでのような商品構成、また、イベント等というのでは限界があろうかと思っております。現在のニーズにあったような、例えば、センスのよい雑貨品であるとか、琴平ならではの特産品を取り扱ったような商品構成をする必要があると考えておりますので、現在、琴平で有名なニンニクを使った特産品、また、新たな発想からのセンスアップされた商品というものの開発というものを、今後の民間の業者のほうにもお願いしたいと思いますし、町としても、先ほどの眞鍋議員のところで話しました香川大学との学域連携によりまして、さまざまなご提案をいただきたいとお願いしております。


 いずれにいたしましても、とは申しましても、県内ではやはり最大の観光地であり、琴平に来られる方を、また、香川県内で入れ込んでいただくことによりまして、滞在型ということも可能になるかと思いますので、そういった観点からの振興策を今後とも検討してまいりたいと思っております。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


○7番(今田 勝幸君)


 私は、もう一つ町長に認識をしていただきたいのは、農業の問題で、6次産業という言葉がございますが、生産から販売まで加工も含めた販売まで付加価値をつけて消費をしていくと。それを産業化という、6次産業と称しているようですけれども、琴平町でもそういった観点、私はその点については、今、琴平町は社協なり、あるいは商工会が頑張っているブランドのニンニクを使った商品については、半分から上を終えた気がいたします。もう少し研究をして、ぜひ6次産業化の話も研究をしていただけたらと、これは要望であります。今後の課題だと思っております。


 次に移りますけれども、2番目でありますけれども、こういった先ほど町長とるる問題を言われた観光客の動向の問題についても、私は、やっぱりそういう観点からしても、同僚議員の眞鍋さんのほうからも敷島跡地については言及がありましたけれども、私も言及しておきたいと思います。


 この現状を憂う町民は少なくありません。歴史と文化の象徴的建築、いわゆる登録文化財だったと思いますが、旧敷島館の正面のあの門構えといいますか、入り口のあれは登録文化財だと思いますが、こういったことがやっぱり大事なのではないかと。私は、こんぴらさんの参道で、あれがドシンと座っている風情というのは、やっぱり琴平ならではの歴史の重み、あるいは門前町としての観光の景観としても、私は必要だとこのように考えています。


 こういう風情、あるいは町並みがなくなったということについて、町長のお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 内町を初めとする参道の景観という視点に絞ってみますと、今、今田議員の言われるのはごもっともだと考えております。私も、かねてより表参道、また、金刀比羅宮の門前町としてのたたずまいに一つ大きな穴があいているなというふうな認識はしております。ただ、ご承知のとおり、土地及び建物は、民間が現在所有しているものでございますので、行政といたしましては、できることに限界があるということはご理解していただきたいと思っております。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


○7番(今田 勝幸君)


 そこのところは十分承知をしております。現状はそうです。今後の問題としての問題は、次の質問から入っていくわけであります。


 共立メンテナンスは、今、現状では、大きな当時の売却状況、これについては登録文化財である敷島館正面玄関、これを解体して、復元をする。あるいは、全体として7階建てで、景観については考慮する。さらに、1階部分に足湯、リーズナブルな温泉浴場、食堂、2階から上は、事務室、フロントと宿泊施設をということで、売却の条件的な内容で、議会に前町長が説明をした内容であります。これについては、先ほども出ましたけれども、文化会館での地元説明会でもこのようなことが言われたと。しかし、このことは、もうあれから六、七年、五、六年経っています。先ほどの答弁でも、経済的理由にしてできなかったという共立メンテナンス側の話も出ておりました。しかし、町民にとっては、非常に大事なところであります。


 ここで1つお聞きをしておきたいと思うのは、登録文化財が、今どこにどう保管されているのか。私が聞くところによると、金陵の郷の倉庫に眠っている。このまま放置をすると、いつ、今から何年先かわからない。もし、保管の状態が悪ければ、それは虫が食うといいますか、朽ち果てていくのではないかと。そうなってくると、この売却のときの条件はどうなるのかという問題が生じてくる。また、いつまでもそのまま放置をするということは、金陵の郷の側に対する迷惑というのはどう考えるのか。さまざまな問題もよぎるわけですけれども、とりあえず、私は今、私が言った敷島館の正面の登録文化財については、金陵の郷の倉庫に眠っているかどうかだけ確認をさせていただきたいと思います。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいま今田議員の敷島館の正面の造詣に対して、どういうふうに感じているのかということでございますが、私どもが収集している情報によりますと、再利用可能な文化財については、隣接倉庫に保管中で、隣接というのは金陵の倉庫ではないかというふうに考えております。


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


○7番(今田 勝幸君)


 そういったものは先ほども言いました。それを確認いたしまして、結局、どういう状況かもぜひ知ってもらいたいと思うんですけれども、私は、この問題は売却のときの条件でありますので、結局、私は、このまま放置をして、ずっと放置をして、そのままの時間的経過が流れていくだけにすると、琴平の町の歴史と文化を何もせずに食いつぶしていくのではないか、あるいはまた、そうして結局、観光客のニーズにこたえることができていなくなるのではないかと、このようにちょっと思っているわけです。ですから、私は、ぜひ、このところにもう一歩進んだ考え方で、全体のあの跡地をどうするのかというふうに考えていただきたいと思うのであります。


 そこで、次の質問にあります4番目の、こんぴらさんのこのきょうの敷島館跡、これについて、私は、ぜひ、この際、思い切って、あるいはもう少し、検討を要するかわかりませんが、財政的な問題もあろうかと思いますけれども、財源の問題もあろうかと思いますけれども、買い戻しの方向にかじを切ってはどうかと。現状を見直して、全体の琴平町の観光の本拠地としてする、そういう意味で買い戻してはどうかと。


 もちろん売却条件の問題も1つにはありますけれども、それだけではなくて、私は県のほうにもお願いして、この際、跡地に県立の物産館みたいなというのですかね、物産店といいますか、香川県に一番観光客の多く訪れている琴平の町に、県内の物産の店を開いてもらう。そういったこともお願いをするということも含めて、町民に対しても、どう活用したらいいのかというのも、今、提案をした内容も含めて相談しながら、そういった方向に、私は切りかえていく時期ではないかと。


 今の経済状況が、共立メンテナンスが近々のうちに来ても、私は大変なことが起こり得ると。先ほど町長が同僚議員の答弁の中で、宿泊数については、余り増えてもなし、減ってもないと。変化が余りないという話がございました。しかし、先ほど申し上げました2階から上、7階の間に宿泊施設をつくる。そうすると、現状の宿泊客数と現在のホテル、旅館の収容能力、それがまだ増えていくわけで、一層大きな競争になり、小さいところ、あるいは安いところ、あるいはダンピングが起こり、非常に大変な状況が生まれるのではないか。


 私は、根本的には、あそこに景観の問題も先ほども言いましたけれども、内町の信号からこんぴらさんの参道を見るときに、あそこに7階建てはやっぱり似合わない。せめて3階建てならまだしも、7階建ては似合わない。もちろん今の経済状況の中で、そんな大きなことができるかどうかわかりませんが、しかし、いずれにしても、今の現状の経済状況から考えると、琴平町の宿泊施設の収容能力を超える、広げる必要はないと思うんです。


 ですから、そういう意味からも、思い切って、私は行政側に今の現状の旧敷島館跡地を共立メンテナンスから買い戻す方向に研究、あるいは、一歩踏み出してもらえないかというのが提案であります。ぜひ、検討していただきたいのですけれども、今の時点でのご所見を伺いたい。


○議長(臼杵 善弘君)


 町長。


  (「議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 確かに内町で、歴史文化の象徴的建造物である旧敷島館というものが、長年、琴平町にあり、また、町民の誇れる財産でもあったかと思います。この件につきましては、現在、民間の所有物となっておりますので、なかなか、今、町が買い戻すという段階には来ていないかと思っています。当然、共立メンテナンスのほうでも計画を進めているというふうに考えておりますし、眞鍋議員への答弁でも申したように、その特約条項の中に、正面希少部分を再現するという条項があるとともに、琴平町において確保する泉源の供給というものも、我々としての条件となっておりますので、新たな泉源を確保した後に、共立メンテナンスに対し、そのボールを投げ返そうとしております。つまり共立メンテナンスからの早期の計画というものをその時点で打診してまいろうとは考えておりますが、いずれにいたしましても、現状では民間の所有物ということで、なおかつその計画というものが継続中と認識しておりますので、そのお話を持っていくのはちょっと時期尚早かなというふうには思っております。


 ただ、この内町、また琴平町において、県のお力添え、支援を賜りながら、何らかの形で観光情報を発信する。例えば、栗林公園にある県商工奨励館、ああいったものを琴平に誘致するということは、大変失礼なことですが、むしろ栗林公園にあるよりは琴平にあったほうが、より多くの方々にそれらを紹介できるという観点から、実は、昨年、知事とのトップ政談会におきまして、本町に対し、県立の広域観光案内所を設置するとか、それが不可能であれば、県からの職員派遣を行っていただいて、琴平町の観光資源のみならず、広域的な県の観光資源の位置づけを行ってもらいたいという要望をしております。それに対しましては、知事も一定の理解を示し、何らかの協力をしたいというふうに申し出ておりますので、今後、県と連携をしながら進めていきたいとは考えております。ただ、敷島の状況につきましては、今現在のところ、ボールを我々が持っている限り、そのボールを投げ返した後の共立側の考えによりまして、対応を決めていきたいと考えております。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


○7番(今田 勝幸君)


 大体の流れができつつあるように思うのですけれども、ぜひ、県の施設の誘致の問題も含めて、私は、もう一度お願いをしておきたいと思いますのは、やっぱり買い戻す方向も腹に据えて、検討して、いつ言うか、今はタイミングの問題があると思います。しかし、観光業全体の問題としても、共立メンテナンスが私は来るよりも、そういった施設と併設した中で、町民が使える何かをつくり、県のそういった施設を誘致するほうが、私は、一番本町の観光業全体の問題、同時に、琴平町の町民すべての観光に対する思い等が1つになる方向になるのではないかとこのように思いますので、ぜひ、腹の中で検討を、外部的に発表するかどうかは別にいたしましても、内部的にそういう方向の検討、あるいは、可能性について研究していただきたい。再度、お願いをしておきたいと思います。これは要望ですから、答弁は要りません。強く求めておきたいと思います。


 2つ目の質問に移ります。


 町の文化会館の備品改善ということでございますけれども、これは、いろいろ書いてありますけれども、要は、文化会館のワイヤレスマイクの不備、これは言葉でいろいろ、何か遠回しにいろいろ書いて、よく考えたら、率直にワイヤレスマイクが悪いんじゃないかということです。このワイヤレスマイクが悪いという苦情が、私も歌舞伎の前後に行って、文化会館にも行って、館長さんにもお聞きをしたら、これは聞いているという話は聞きました。


 私の記憶では、まだ、町の議会の中で、たしか委員会か、本会議ではなくて、委員会の中でたしかまだ二、三回以前に同じようなことを聞いたように思います。それがまだ出てきている。私がちょっと耳にしたときには、その以前のときには、タクシーの無線が入るとか、あるいは、近隣のお土産の店の営業上の何か大きな声が入るとかいうように聞きました。今度もよく言っておるんですけれども、タクシーの話やなかったんです。もし、この施設管理責任者として、こういったワイヤレスマイクの不備についてお聞きをしているのかどうか。あるいは知っているのかどうかだけ、まず、最初にお尋ねします。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 町の文化会館の備品改善についてのご質問をいただきました。お答えをいたします。


 昨年の町民文化祭終了後、文化会館利用者から同様の苦情があり、直ちに原因を調査したところ、ワイヤレスマイクの周波数が同じであり、複数のマイクを使用した場合、混線状態になり、雑音が入ったことが判明いたしました。そこで、最大使用可能の4本のワイヤレスマイクの周波数をそれぞれ別々に4つとって、混線しないように措置したところ、問題発生しなくなっております。その後は苦情もありません。


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


○7番(今田 勝幸君)


 去年言うたんですかね。私は、実は、それより遅うに聞いたんやけどな。この全体のやつ、多分、今、教育長が言われたやつは、無料で使用してますよね。私が聞いたのは、有料やのにと聞いた。有料やのに、それで、苦情は館のほうの責任者の方に言ったけれどもというふうに聞いた。そうすると、若干、その後、また出ているのかなと。私が先ほど説明したのは、前回の話と、今回よく出ているのは、お土産店の営業用のやつが入ったというように聞いている。4本のマイクの周波数の関係のあれではなくて、よそから入ってきているというのをちょっと聞いたんですけれども。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 その後、苦情はありませんというふうに申し上げたんですけれども、実は、先日の文化協会総会の中でも、そういうご意見はあったわけでして、早速、再調査をいたしましたが、音響関係については特別問題はありませんでした。音響については以上です。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


○7番(今田 勝幸君)


 ということになれば、それはもう完全に直りましたということで、いいわけですね。ただ一言だけ確認をしておきたいのですけれども、こういった施設で、有料でやっているわけです。非常に町の有料といいましても、芸術の度合いはそんなに高いか低いかは、私のほうから余り、私が芸術に詳しくないので言えませんけれども、その演奏者にとっては非常に大事なことだったんですね。ところが、そういった演奏会なり、あるいは催しがそれによって雰囲気を壊された、壊れた。しかし、お金だけは払わなければならない。こういったところは、一体どういうところに苦情言うてきたら、解決できるのでしょうか。ちょっとお聞きをしておきます。


○議長(臼杵 善弘君)


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 有料の問題はともかくとして、そういうふうに利用者にご迷惑をかけるということは重々こちらの落ち度でございますので、日ごろから備品設備等については十分点検をして、そういう迷惑をかけないようにしていかなければいけないというふうに、今後十分気をつけたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(臼杵 善弘君)


 今田 勝幸君。


○7番(今田 勝幸君)


 有料の問題の解決にはなりませんので、私は、今後、こういった問題で、同じようなケース、ワイヤレスマイクだけではなくて、琴平町の有料で貸している、あるいは使用しているときに不備の問題があれば、私は、当然、利用料についても減免の措置がとられる、そのことを求めておきたいと思います。そうしないと、お上のすることだからといって、結局、しばらく、あるいは、なおざりにされたりというのが、結局のところあったのではないかというふうに私自身は認識をしておりますので、今後については、もしあれば、どの施設であろうとも、減免の方向をやることを求めておきたいと思います。


 これはもう権限といいますか、そのぐらいのつもりで直してもらって、今については、現在については、もう直されていると。不備はなくなっているという状況の答弁がございましたので、これで終わりますけれども、今後についてはよく気をつけて、使用料の減免措置まで行かないようによろしくお願いしたいと思います。これは文化会館だけでなくて、公民館もそうですけれども、よろしくお願いしたいと思います。


 以上で、私の6月議会の一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、7番、今田 勝幸君の質問を終わります。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上をもちまして、一般質問を終結いたします。


 お諮りいたします。


 明日6月9日から10日の2日間を休会といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(臼杵 善弘君)


 異議なしと認めます。


 よって、6月9日から10日の2日間を休会とすることに決定いたしました。


○議長(臼杵 善弘君)


 以上で、本日の日程は終了いたしました。


 本日は、これをもって散会いたします。


 ありがとうございました。





             (散会 午後 3時43分)





 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。








       琴平町議会議長











       琴平町議会議員











       琴平町議会議員