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香川県 琴平町

平成23年 6月定例会(第2日 6月13日)




平成23年 6月定例会(第2日 6月13日)





 
               会 議 の 経 過





 会期第2日 平成23年6月13日(月曜日)


 議事日程(第2号)


 第 1        会議録署名議員の指名


 第 2        一般質問


 追 加 議案第12号 訴えの提起について             町長提出


 追 加 発議第 1号 琴平町議会委員会条例の一部を改正する条例  山下議員


                                  他4名





              (再開 午前9時30分)





○議長(山神 猛君)


 おはようございます。(「おはようございます」の声あり)


 ご参集いただきまして、ありがとうございます。


 これより、平成23年6月定例会を再開いたします。


 ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。


 これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておるとおりであります。


 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。


 事務局長より報告いたさせます。


 事務局長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○事務局長(金関 首君)


 おはようございます。(「おはようございます。」の声あり)


 命により、報告いたします。


 まず、本日の日程にかかわります一般質問の通告は4件受理いたしております。


 次に、地方自治法第121条の規定により、本日の会議に説明のため、出席を求めた者は、既にお手元に配付した名簿のとおりであります。


 以上、報告を終わります。


○議長(山神 猛君)


 以上をもって、諸般の報告を終わります。


○議長(山神 猛君)


 日程第1 会議録署名議員の指名


 を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、


 4番 臼杵 善弘君


 7番 籔内伊佐子君


 を指名いたします。


○議長(山神 猛君)


 日程第2 一般質問


 を行います。


 一般質問の通告は4名であります。


 なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書規定を準用し、その制限を超えることを可とし、同規則第56条の規定よる発言時間は、60分以内といたします。


 順次、通告者の発言を許します。


 まず、5番、大北 秀穗君。


  (「はい、議長、5番、大北」と呼ぶ)


○5番(大北 秀穗君)


 おはようございます。(「おはようございます。」の声あり)


 ただいま議長からお許しをいただきまして、今議会の一般質問をできることになりました。私は、今議会の一般質問に、琴平町の温泉事業全般について、町長並びに副町長にお伺いすることを通告いたしておるわけでございます。


 まず、1番目に、琴平町が掘削をいたしました温泉井戸の工事について、2番目は加水問題について、3番目は訴訟問題について、時間がございますれば、最後にこれからの琴平町の温泉事業につきまして、私の提案を含めて町長にお伺いをしたいと思っております。よろしくご答弁をいただきますようにお願いいたしまして、質問席に着かさせていただきます。


 質問に移らせていただきます。ご案内のとおり、私たちのこの琴平町は、平成19年2月2日に高松市のタクテック株式会社さんと琴平町有温泉井戸の掘削工事請負契約をいたしたわけでございます。そして、その工事契約内容はちょっと変わっておりまして、ヒットアンドペイ、成功報酬、プロポーザル方式という契約内容でございます。これはどういうことかと言いますと、井戸を何メートル掘ったら、何ぼの工事代金というのではなく、掘った井戸から日量何トンのお湯が出るかということが契約に取り込まれておりまして、この日量、出る温泉の湯量によって、工事契約代金が上下すると。最低は2,800万円。最高が1億2,500万円、この間で温泉の湯量によって工事代金が決定をする、上下すると、こういう契約でございました。そして、タクテックさんは、契約後、直ちに掘削工事に入りまして、実動65日で1,700メートル50センチの温泉井戸を掘削したと、こういう発表でございます。


 そして、平成19年7月13日の午前8時から段階揚湯試験に入りました。段階揚湯試験というのは、約4昼夜ほど汲むわけですけれども、これを毎日、毎日ポンプの能力をアップして、これでもか、これでもかというように汲み出していって、そして、水位が安定するところを探るわけでございます。


 つまりタクテックさんの発表によりますと、今回のこの井戸の場合には、85時間汲んだ時点で、取りかかったときには地下水位が48メートルでございましたけれども、その水位が391メートルのところまで下がったとき、つまり汲み出してから85時間たったときに、もう水位が安定した、汲めども、汲めども水位が減らなかったと。そういう状況になって、そして、7時間汲んだわけです。つまり、要するに段階揚湯試験では92時間温泉井戸を汲み上げた。そして、回復試験に入りまして、回復試験をいたしますと、その391メートルまで水位が下がっておったのが、11時間で元の48メートルに回復したと、こういう資料を琴平町に提出しているわけですね。


 そして、それ以後、今度は連続揚湯試験に入った。連続揚湯試験に入ったのは、7月17日の午後6時、これで連続揚湯試験に入りまして、連続揚湯試験をして、39時間汲んだときに、水位が201メートル60センチまで下がった時点で、連続揚湯試験をしたと、こういうタクテックさんの発表であります。


 そこで、段階揚湯試験と連続揚湯試験を合計しますと、131時間、あの温泉井戸から温泉湯を汲み出した。その131時間汲み出した湯量が約1,000トンになるわけです。この1,000トンをどう処分したのか。ここが大きな問題でして、タクテックさんに対して、琴平町の執行部が第1回目の聞き取り調査をしたときには、側溝に捨てましたと、こういう答弁だったんですね。側溝というのは用水路ですね。そこへ、用水路に流れていくわけです。


 それから、第2回目は、それが一変しまして、今度は、マンホールに捨てたと。こういう発表をしたわけですね。マンホールというのは、あのヴィスポのマンホールはまんのう町の管理のもとのマンホールでございますし、温泉湯をマンホールに捨てる場合は、申請と許可が必要なんですね。それを全くなされていないと。じゃ、この1,000トンのお湯をどのようにして処分したのか。


 この二つの方法以外に、3番目の方法としては、タンクローリーで他の場所に移動すると、こういうことも可能ですが、ご案内のとおり、5昼夜にわたりまして1,000トンのお湯というのは、10トンダンプカーに100台分ですね、タンクローリーに。そんなことは絶対昼夜を分かさずに汲んでいるわけですから、絶対不可能。じゃ、4番目には、タクテックさんの琴平町へ対する発表は、段階試験も揚湯試験もきっちりしましたという資料をつけて提出しておるんですけれども、実際は、段階揚湯試験も連続揚湯試験もしていないんじゃないかという、こういう疑いが私には生じてまいるわけですね。


 そこで、町長にお伺いをしますが、現在、琴平町長として、あるいは琴平町の執行部として、タクテックさんの言われるこの約1,000トンのお湯は、どのように処理したか、処分したかと。どのように認識をされておるか、まずお伺いいたします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいま大北議員よりご質問のございました件につきましては、株式会社タクテック及び温泉工事に関係いたしますので、現在、既に係争中、または訴えの提起を予定しておる案件と関連が出てまいります。したがいまして、本日の答弁は控えさせていただきます。


 ただ、開かれた行政、また、ガラス張り行政を推進する私といたしましては、今後、司法の場という、何人にも開かれ、傍聴ができる公開の場での主張を展開することを考えておりますので、また、それが三権分立、ひいては民主主義のルールであると考えておりますので、それは、その場の中での主張とさせていただきますことでご理解いただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 町長、それはちょっとおかしい。というのは、私は、何も法廷の場で、琴平町が出す奥の手をお教えくださいと言っているのではないんですよ。ここで、答弁するのも、法廷の場で琴平町が主張するのも同じだとするならば、裁判に全く影響もないじゃないですか。違うんですか。私は影響ないと思いますよ。ここで、私の質問に対する答弁も、町長が法廷の場で答弁をするのも、内容は同じだと言うならば、何の訴訟に対して影響ないじゃないですか。


 それともう一点、町長は就任以来ですね、開かれた町政、オープンの町政とこういうことを主張してまいっているわけですけれども、私は、議員であると同時に町民の代表と思っています。私に答弁できないということは、町民に答弁できないということになるわけですが、その点いかがですか。これが開かれた町政と言えるんですか。ここで答弁したことは法廷と食い違うんですか。同じだったら、法廷の場もここも答弁は同じで、何の影響もないじゃないですか。どうぞ。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今、大北議員のおっしゃられたこの場での答弁、また、法廷での主張というものに差異がなければ、この場で言ってもいいのではないかというご質問でございますが、全く関連がないとは考えておりません。この場で申し上げることが、琴平町としての意思となります。すなわちこれは訴訟の相手方が会議録を請求することにより、前もってその訴訟の主張に対しましての答弁準備であったり、そういったもろもろのものに影響が出る可能性がございます。したがいまして、私はもう一方の開かれた場である司法の場での主張を選択させていただきたいと思います。


 なお、こういった訴訟に関する答弁に関しましては、これまでもJA問題、いこいの郷の岩盤掘削工事におきましても、当議会の中で同じような経緯をもって答弁があったと思います。また、私といたしましては、本来であれば、町民に開かれた議場、または議会の委員会の中での主張展開というものを望みますが、しかし、これも相手方があってのこと。このタクテック問題以外にも訴訟が2件提起されております。その訴訟に関しましては、我々が被告として訴えられているものでございます。これらの手法を選択された原告方がおられますので、その方々の意思を尊重して、司法の場での主張展開とさせていただきます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 これは申し上げても水かけ論になりますので、次に移らせていただくわけですが、要するに、現在の今の町長は、汲み上げたお湯をどこへ捨てたかもこの場で言えないということですね。そうでしょう、町長。汲み上げた約1,000トンのお湯をタクテックさんが汲み上げたという主張をしている。それなら、その汲み上げたお湯の1,000トンをどう処理したか。タクテックさんの言われるのはコロコロ変わるわけじゃないですか。それを、町長は執行部としては、今、どのように認識をされておるんですかと、これをお答えになりませんので、それは次に移らせていただきます。はい。


 次に、このタクテックさんは、揚湯試験をされて、契約によりますと、揚湯試験によって工事代金が上下するということになりますと、揚湯試験というのは、非常にこの契約については重要な大事な部分ですね。揚湯試験によって、工事代金が上下するのですから。その揚湯試験についてお伺いしますが、要するにタクテックさんは、揚湯試験、湧出量の決定というものは、資格を持った公共団体でないと、掘削業者であろうとも、発注者の琴平町であろうとも、一切関与できないんだという発言でしょ、琴平町の聞き取り調査では。これが大きな間違いなのですよ、町長。


 徳島県の薬剤師協会になぜタクテックは今回、資格を持った公共団体として指名したかというと、平成19年7月には、香川県の薬剤師協会はまだ温泉湯の分析業務というのをしてなかった、香川県は。徳島県はしていた。だから、地元の香川県にお願いすることができないから、徳島県の薬剤師協会にお願いした。その徳島県の薬剤師協会が来て、揚湯試験をしたんですね。ところが、薬剤師協会さんには、揚湯試験の中で、湧出量の決定をするという、そういう大それたことは私どもの業務にありませんと、そういう発言ですよ。それで、ほんとかいなと思って、私、香川県の薬剤師協会へも行って尋ねた。そのとおりです、薬剤師協会に新しく掘った温泉井戸の湧出量を決定するようなそんな大それた業務は、薬剤師協会にはございませんと言う。タクテックさんは反対に、資格を持った公共団体でないと、湧出量の検査はできないんです、今回、徳島県の薬剤師協会にお願いしましたとこう言っているんですよ。


 これ、全然違うじゃないですか。そして、平成19年7月19日の午前10時30分に、徳島の薬剤師協会さんがサカイさんともうお一方と二人で琴平の現場へ到着したんです。直ちに揚湯試験に入った。それが10時35分ですね。そうすると、タクテックさん発表の連続揚湯試験は午前9時で終了している。徳島県薬剤師協会の方が来て、揚湯試験をしたのは、10時35分。この1時間35分にあの温泉井戸の水位が、連続揚湯試験が終わったときは201メートル60センチまで地上から水位が下がっていたんですけれども、1時間35分後に水位がどのぐらいまで回復すると思っておられますか、お答えください。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 今の大北議員の質問に関しましても、今後、予定しておりますタクテックとの訴訟の中で明らかになってくるかと思います。当然、大北議員のお調べになったこと、主張されたことというものも、一定の認識はいたしますが、これも訴訟の中での明確化というものに全力を傾注していきたいと考えておりますので、この場での答弁は控えさせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 わかりました。


 町長ね、この1時間35分に、タクテックさんが発表された段階揚湯試験、回復試験、連続揚湯試験、総合的に判断をして試算すると、201.6メートルまで下がっていた水位が、80メートルぐらいまで上昇するんですよ。そのときにスイッチを入れて、汲み出したお湯を1分間に何ぼ出るんだというたら98.6リッターでしょ。蓄積されたお湯を汲み出しているんじゃないですか。それを温泉の井戸の能力と湧出量と違うじゃないですか。羽間池の中へ水中ポンプほりこんだようなもんじゃないですか。そのポンプの能力が出てくるだけで、その井戸の湧出量というのは、全然出てこないじゃないですか。


 もう一点、その大切な、大切な現場に、琴平町は立会していない。初めタクテックさんが来たときには、琴平町に立会の要請をしなかったと言うたんでしょ。これ、琴平町発表のペーパーに書いていますがな。第2回目は、タクテックさんもちょっと考えた。要請したけれども、琴平町が忙しくて来なかったと、こうお答えになっている。町長、私の質問にお答えになりませんけれども、この揚湯試験一つとっても、間違った、するべきでない徳島県の薬剤師協会が、間違った方法で揚湯試験をして、その場に施主である発注者である1億数千万払わなければならない琴平町が立会してないという、これ、どういうことですか、お答えください。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの大北議員の最終的な質問の中で、琴平町は立会していなかったということに関しましては、これまでの内部調査、また、議会での調査でも我々もある程度の認識はしております。ただ、いずれにいたしましても、今、大北議員の発言にありましたように、揚湯試験のお湯をどうしたとか、さまざまな問題で相手側の答弁が時間を生むことによって変わってくる可能性がございます。したがいまして、冒頭に申し上げましたように、この場での発言が相手側にとって有利な状況をつくり出すということにもなりかねませんので、その点につきましても、この場で答弁できないことをご理解ください。


○議長(山神 猛君)


 大北君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○5番(大北 秀穗君)


 幾らお伺いしても、訴訟に関係ある、訴訟に関係あると言って、私の質問にお答えいただけないんですが、それでは、もう次に移らせていただきます。


 今回、あの井戸が加水をして大きな問題になりましたな。そして、この加水問題が、小野町長が把握をしたのは、5月23日の町長選挙に小野町長見事当選されまして、そして、6月1日に就任をなされた。そして、6月11日に、4月の人事異動で新水道課長となられました香川さんから、いこいの郷の温泉に対する加水問題というのを町長は説明、報告を受けたはずなんですね。そのときに、香川課長がどのように町長に報告したということを、私はわかりませんけれども、こうおっしゃったんではないかという私の予想を申し上げますと、町長、実はいこいの郷の温泉井戸に1,000万円にのぼる水道水を注入して、水道事業として未入金になっているんですと。それを、入金していただかないと、水道事業は赤字になりますし、大きく決算に響いてきますから、何とかしてくださいと、町長に私は香川水道課長が申し上げたのではないかと、これは予想するわけですね、私はね。ところが、こういう大事な問題を、町長は、6月11日に香川水道課長からご報告、説明を受けながら、琴平町議会に対して8月9日まで59日間、約2カ月間、報告も説明もしなかった。その理由は、何でしょうか、お伺いいたします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご質問でございますが、議会に2カ月近くにわたって報告をしなかったとのご指摘でございます。この点、時系列的にご説明させていただきたいと思っております。まず、私がこの加水の事実を承知しましたのは、先ほど議員ご指摘のとおり、昨年の6月1日に着任後の、同月11日、香川水道課長からの報告によるものでございます。その後、加水の量、経緯などの事実関係の確認及び温泉法等によるところの法的責任の検証に若干時間をいただいております。その後、8月9日に、議長様に、まず、今後の対応を含めご報告をさせていただきまして、同月20日に正副議長、議会運営委員長並びに常任委員長様に、ご報告をさせていただきました。その際に、今後の、また議会全体での日程を協議させていただきまして、同月の30日に全員協議会の場で全議員の皆様にご報告させていただいたものであります。


 その間に要した日数が、議員からは遅く感じられているとのご質問であると思いますが、特に法的責任の検証におきましては、関係機関のご見解、ご指導を待つ期間で約1カ月ほど要しております。私といたしましても、前執行部時代での議員としての経験から、決して議会への報告を怠ったつもりではございませんし、3期も4期も経ているならともかく、町長に就任し、直後ということもあり、役場の組織、職員の把握、そして、日々の執務を習得する期間でもあり、多忙な時期であったことをご理解いただき、むしろ積極的にご報告をさせていただいておりますので、ご理解いただければ幸いでございます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 こういう話ですね、どこかで聞いたことがあるんですね。つまり琴平町に8,000万の不正借入金事件が勃発した。前町長の山下さん、その事実を把握したのが3月30日だと。そうでしょ。そして、それを議会に正式に説明、報告をしたのが6月3日、68日間という期間がたっていたんです。そのときの山下さんの説明も、今の小野町長の説明もほとんど同じです。いろいろと内偵で調査をして、それから議会に報告をしようと思っていたと、こういうことでしょう。それはね、ちょっとおかしいんですよ。本当は、こういう問題か勃発したときは、わずかに8月9日には30分で、8月9日の4時30分ごろから町長室でお話になった、あの時間でいいんですから、30分でいいわけですから、第一報を入れていただかなくてはいけないんです。


 実はこういうことが起こったんだと。これから調査するんだと。調査できたら、また報告すると。それでなかったらいけないじゃないですか。山下さんのときも同じだ。いろいろと内部調査をして、事のあらましがわかったら議会に報告しようと思っていたんやと、今の小野町長の答弁もほとんど同じじゃないですか。これが琴平町の体質みたいになっているのですか。だから、町民に前回の総合計画のアンケートにでも、町長変わったけれども、琴平町は変わらんというようなアンケートに書かれるんじゃないですか。ですから、小野カラーをしっかり出して、開かれた町政、オープンな町政をするんだったらですね、そういうように速やかに議会に報告していただくのが本当じゃないですか。


 時には、議会と執行部は車の両輪だというようなことを言うておきながら、議会をないがしろに、議会報告が2カ月も遅れるというようなことも、これは正常じゃないと思いますけれども、どうお考えになっておりますか。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 大北議員がおっしゃるように、その2カ月弱にわたりまして、確かに報告していなかったということは事実でございます。ただ、これも先ほど申し述べたように、やはりある程度内部調査を重ね、同時に法的な問題というのも解決した上で、正確な情報を皆様方にお伝えすること、これがひいては住民の皆様にお伝えすることにもつながりますので、その間に時間を要したということは、ご理解いただきたいと思います。


 その上で、どの部分が最も我々として時間を要したかということに関しましては、これは10月1日付の四国新聞に載っておりますが、すなわち温泉法の規則のある部分について、我々も思慮を重ねたということがございます。


 つまりどういうことかと言いますと、温泉法の規定では、加熱や加水などをする場合、その理由とともに表示する義務があるが、琴平町はしていなかった。これには罰則規定がある。ところが、義務の対象は、施設であり、源泉ではない。加水の表示を義務づけるようになっても、加水の割合までは求めていないというこの部分、これが後々、皆様方にご報告する上において、琴平町の責任として最も重要な部分になろうかと思いますので、この件に関しまして、関係機関のご指示をいただいていた期間であるとご理解ください。この部分が明確にならない限り、皆様方に対して、なかなかその情報をお伝えするということも難しかったという点については、ご理解いただきたいと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 町長が、私ども正副議長を町長室に呼ばれまして、この加水問題を町長から説明、報告を受けたのが8月9日の夕刻、4時30分ごろでした。そして、そのときに私、町長に申し上げた。これは、観光琴平町にとって、温泉の町琴平町にとって、出湯の町琴平町にとって、温泉町にとって、非常に重大な問題ですよ。この問題、失敗すると、大きなことになりますよ。必ずマスコミの方に取り上げられて、大きな観光琴平町のイメージダウンになりますよ、早く事を急いてくださいよと申し上げた。ところが、その後、町長は、どうなさっておったのかわからず、とうとう9月の29日に新聞報道されてしまった。そして、9月30日の朝刊は、各誌、琴平町に報道関係の方から、20人も30人も押しかけて来られて大変な問題になった。この報道されたことによって、琴平の旅館業組合の人たちは、数億円にのぼる損害をこうむったわけですね。キャンセル、キャンセルで。それがいまだにまだ尾を引いているかもわかりません。


 そういうことになると、承知を私はしておりますから、町長にこれは新しいお湯を求めて、掘りたくはないけれども、琴平町として温泉井戸を、掘削を免れないのではないですかとまで、私、町長さんに申し上げたはずだ。ところが、報道されてしまった。それで、今、波を引いて、要するに琴平町は危ない、温泉じゃないというので、琴平町の観光客、宿泊客は減って、それが少し最近になって取り戻したようですけれども、まだ、元へ回復していない。この遅れ、町長はどのように感じておられますか、お伺いします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの大北議員のご質問でございますが、私が加水問題を知って以降、対応せずに、マスコミ報道をされたことをどう思うかということであろうかと思います。ただ、私といたしましては、決して問題を認知したときに、その後、対応を何もしてこなかったわけではございません。先ほどの答弁とも重複いたしますが、問題の検証、また調査、そして、議会並びに供給先の温泉組合様への報告というものを優先しております。その間にも、8月9日、正副議長をあわせ問題をお知らせした後にも、温泉組合さんを通じまして、まずは温泉を利用されておられるお客様に、一刻も早く加水の事実を表示していただきたいという旨のお願いを申し上げております。私といたしましては、最優先されるべきは、この利用者への信頼をつなぎとめるということに全力を傾注しておりますので、何ら対応していないということではございません。


 また、その後、マスコミ報道が先駆けて報道されましたが、これに関しましても、9月30日に旅館組合さんを集め、表示内容につきましてお願いを申し上げるその前日に一部新聞により報道されたものでございまして、何ら対応していないというものではございませんことを、ご理解いただきたいと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 私、何も対応していないとは申し上げてないんですね。遅れたと言っているんですね。それでですね、9月30日に記者会見なさいましたね。そして、そのときの記者会見の内容も、私、耳がちょっと悪いものですから、はっきり聞き取れておらない部分もあるんですが、明くる日の新聞報道を読みますと、琴平町の大手2社の給水をストップする、カットする。そして、残りの8施設に対して町有温泉井戸のお湯を供給するんだと。そういうことでしたね。そして、その前日に、近兼社長さんと、会長ではなしに社長さんと未明までかかって協議をして、一致点を見て記者会見に臨んだとこういうことでしたね。そのときに、町長、2社の、2施設の温泉湯をカットするというのと、琴平町が早ければ来年2月にも新井戸の掘削に着手して、秋口には温泉湯を、新しい温泉井戸のお湯を供給しますというのがセットでなかったんですか、お伺いいたします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご質問でございますけれども、9月30日の記者会見の件でございます。2施設の供給のご辞退をいただきました点と、今後の温泉事業の展開が可及的速やかなものと、また、中長期的なものとに区分をできると考えておりますが、温泉事業全体としてとらえるなら、決して無関係なものではないと考えております。また、2施設と町との間に交わしております供給契約は、現在も破棄されているわけではなく、温泉を持っている施設もそうでない施設を含め、複数の施設でお客様に温泉を現実に即して提供することが現時点でも必要であると考えておりますので、議員がおっしゃるセットというお言葉がそういう意味であるのであればということで、お答えをさせていただきます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 そういうことで、琴平町は、10月7日に琴平町の温泉井戸の安心宣言を出された。このときに町長がおっしゃったのは、今回、琴平町10施設のうち、大手2社のお湯をカットして、他の8施設に供給しますと。ほぼ原湯を供給できると思いますけれども、夏2カ月、冬2カ月ぐらいの渇水期には、加水する可能性もありますと、こういう安心宣言でしたですね。私、これ、えらい早い安心宣言だなとびっくりしました、はっきり言ってね。まだあのときに、配管工事もできていなかったんでしょ、10月7日といったら。できていたんですか。はい。それは別として、要するに、早々と安心宣言を出されたものだなとこう思いました。じゃ、平成22年10月から先月の5月まで、8カ月間、琴平町供給の温泉湯の状況はどうなっていますか、質問させていただきます。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、昨年10月7日の安心宣言でございますが、私の記憶では、総務産業経済常任委員会でもご説明させていただきましたように、安心宣言とは、それまでのような供給先に加水事実をあかさず、それにより、ひいてはお客様に加水表示が行われてこなかったような隠ぺい体質との決別を意図した部分がございます。また、一部報道によりますと、今後、100%の源泉供給と掲げておりましたが、そうしたことはあくまで目標であるということをその場でも述べております。つまり相手先が自然界、人知の及ばない自然界のことゆえ、過去のデータから加水を要することもあるという説明をさせていただいておりますし、会見当日、その旨を述べたことは同席していただきました旅館ホテル組合、また、議員各位、そしてマスコミ関係者にもご確認をいただいております。そういった意味から、この湯量不足の加水につきましては、できることなら加水はしない方がよい。しかし、自然界のものゆえ、そういった場合もあり得るという説明も、私なりに説明はさせていただいておりますので、ご理解いただきたいと思っております。


 なお、その後の湯量の状況につきましては、町政報告にも掲載させていただいておりますとおりでございます。一定の時期までは、1対1以下の加水状況でございましたが、この4月の実績で申し上げますと、揚湯量が298立米、また、加水量が391立米と、加水の方が若干上回っております。大変残念なことではございますが、この湯量の回復が思うように回復いたしませんので、新たな泉源を確保するための取り組みとして、後ほど議員の予定されております今後の温泉事業の中で詳しく述べたいと思っております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 町長の今の答弁のとおりに、町長が安心宣言出された10月7日以降今日まで、1カ月も加水をしなくて済んだ月はないんです。そして、今現在、この8カ月間の温泉と水道水の割合というのは、水道水が55%、温泉水が45%、この8カ月間の平均がそういう状況になっているのです。そして、しかもこの8カ月間の平均で、8施設に供給した湯量というのは、1日に23トンです。そういうさんさんたる成績になっているんですね。それで、琴平町の町長が安心宣言を出されたということで、全国の観光客の方々は安心して琴平町で宿泊されるお客さんもたくさんあるんじゃないですか。そういう点から考えると、誠に残念の極みであります。


 それは、加水問題はそれとして、次に、もう時間が押しているようですので。


○議長(山神 猛君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 大北議員がおっしゃるように、先ほど申し述べましたが、100%で供給することが理想でございます。ただし、自然界のものゆえ、現実にはそうなっていないということは本当に残念だと思っております。また、10月7日の安心宣言の直後でございますが、旅館温泉組合さんとの会合の中で、町としては、今後、湧出量が少なくなっても、町の方で加水することはご辞退申し上げたいと。また、条例を改正して、施設側でのご判断をということもご提案申し上げましたが、旅館ホテル組合側の方から、これまでのように町で加水をしていただきたい。また、その表示については、適切に表示をいたす旨をお約束していただきましたので、残念なことながら、現在のところに至りましても、加水が継続しておったということでございます。


 いずれにいたしましても、このような状況が長く続いていいものではございませんので、新たな泉源の確保という取り組みを行っておりますことを、改めてご理解ください。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 琴平町が安心宣言を出した。しかし、現在の供給しているお湯は安心できるような状況ではない。また、供給している琴平町も日量23トン程度供給して、温泉湯の売上が1日に6,500円ぐらいしかない。琴平町の経営としても、安心するのにはほど遠い数字を示しておるということを申し上げて、次に移らせていただきます。


 次は、この温泉事業、掘削工事につきまして、琴平町は、要するにタクテックさん相手に訴訟をせられるということをお伺いをしておるわけですが、タクテックさんと琴平町の前執行部と、これは全体の裁判でないと、裁判の進行する上に思わず行き詰まると思うんですね、私ね。それで、なぜ、タクテックさんだけを告訴して、前執行部には何もしないのか。この点、お伺いいたしたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご質問でございますが、これも既にタクテックを提起するという予定を組んでおりますので、その中で町としての主張をまず述べたいと思います。また、前執行部に対しましても、道義的を含め、何らかの責任というものは存在するかと思いますので、今後、協議の中で適切に対応したいと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 私は、この1件、タクテックさんの乱暴なやり方、手法、これにまんまと乗せられたように、琴平町が検査をせず、立ち会わず、監督をせず、丸なげしてしまった。これによって、この1件ができ上がったものだと思うんですよね。そうすると、琴平町民サイドから見れば、タクテックさんは営利目的の商社じゃないですか。そして、琴平町の町民の血税というのは、タクテックさんに給料じゃ、報酬じゃいうのは当然ですが、いっていない。ただし、前執行部は、地方公務員であり、そして、琴平町の町民の血税から毎月、毎月報酬だの給料だの、手当だのといってわたっているわけです。そうでしょう。これ、こういうように琴平町に損害を与えるような行為というのは、地方公務員法に違反しませんか。そして、私は、何よりも琴平町の町民に対する背任行為じゃありませんか。一つ間違ったら1億円という大金になるわけじゃないですか。返金請求、琴平町の返金請求は、9,700万円プラス消費税で1億何百の請求をされるわけでしょう。それほど過払いになるほど前執行部は何もしてこなかった。それは、町民に対する背任行為ではありませんか。地方公務員法違反になりませんか、お伺いいたします。





○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのご指摘でございますが、前町長は、既に町長の職を退いておりますため、給料の減額なる措置はできませんが、その責任と結果の大きさから、町がこうむった損害の補てんについて訴訟等の法的な措置も視野に入れ、顧問弁護士などと協議しながら対応を続けているところでございます。


 また、現在、前町長に関する2件の住民訴訟が提起されており、裁判の中で町に与えた損害を明らかにするように求めているところでございますので、その動向を注視したいと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 この1件は、町長ね、タクテックさんが何ぼ乱暴な工事、乱暴な手法をしようと思っても、琴平町がしっかりして、検査をし、立ち会い、監督しておれば未然に防げたんですね。そうでしょう。例えば、最終的な問題になった揚湯試験、琴平町が立会せずに、湧出量の決定を1億2,500万円、請求してきたわけですから、満額報酬を請求してきたわけです。そんなもん琴平町が立ち会わないような揚湯試験は認められるかと言えば、揚湯試験のやり直しじゃないですか。ですから、私は、タクテックさんも悪いけれども、前執行部の方がなおさら悪いと思いますよ。ですから、琴平町が告訴する場合は、タクテックさんと前執行部とをセットのようにして告訴してもらわないと、これ、行き詰まると思うんですよ。


 例えば、私がタクテックさんなら、こういう発言をします。私どもは平成19年2月2日に、山下正臣さんを頂点とする前執行部と契約いたしましたと。工事に着工し、適時、琴平町に説明、報告をしてまいりました。その都度、琴平町からご承認、ご承諾をいただきました。最後の揚湯試験もしかりであります。それが証拠に、琴平町は揚湯試験が終わって、12日後の7月31日に工事完了届を香川県に出しているんじゃないですか、琴平町名で。今回、琴平町が掘削した温泉井戸の工事はすべて完了しております。成績は左記のとおりです。温泉湯の温度は28.4度。1日に142トン出ます。温泉湯の深さは172メートルです。汲み上げる温泉湯のモーターのパワーは20馬力ですと。全部琴平町が認めて、香川県に琴平町名で工事完了届を出しているんです。タクテックさん、そこをついてきますよ。


 だから、そのときに、放ってあった執行部と、執行部は横におらなかったら言えないじゃないですか。言えるんですか。そしたら、山下さん、タクテックの方は証人として呼ぶはずがない。琴平町が出てくれませんかと言ったら、この間病気だという理由で出てくれない可能性もあるわけじゃないですか。両方をセットで告訴しといたら、それぞれスムーズに裁判が進行するんじゃないですか。どうぞ、お答えください。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの大北議員のご指摘、そのものに答えること自体が今後の訴訟に影響すると考えておりますので、ご答弁はできませんが、予定しております訴えの提起に関しましては、さきの議会での調査、総務産業経済常任委員長様からの調査報告にありましたご指導、並びに住民3名より出された監査請求により、タクテックを訴えろとのご指導に沿う監査委員からの勧告でございますので、我々としては粛々と取り組んでおりますことをご理解いただきたいと思います。


  (「はい」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 町長ね、これは、私、議長からお伺いしたのですが、町長は、議長に対して、タクテック株式会社は琴平町の執行部が告訴すると。前執行部は議会がやってくれと。こういう発言があったようですが、これ、町長、とんでもない話なんですね。つまりそれができるんだったら、私ども3人はタクテックと前執行部を告訴していますよ、はっきり言って。ところが、現在の法律からいきますと、議員だろうが、町民だろうが、町長の頭をなしにタクテックさんも前執行部も訴えができないという法律じゃないですか。だから、私たちは執行部がしっかりとやってくれるのならば、今回のこのような監査請求も告訴もなかったんです。ただ、私どもの願いは、町長、現在の執行部に、この温泉問題を速やかにできることなら、9,700万円取り返すような訴訟をしてくださいというお願いなんですよ。


 私どもがそれができるんだったら、私ども、これだけ勉強して頑張ってきたんですから、タクテックも前執行部も訴えますよ。ところが、現在の法律では、それが認められていないんです。ただ一人、琴平町でタクテックさん、前執行部に返金請求、訴訟ができるのは、琴平町の町民9,900、有権者8,600人おれども、小野町長一人じゃないですか、その権利を持っておるのは。ですから、琴平町民のために、しっかり働いてくださいと。私は町長に促すために、監査請求も出させていただいた、今回の告訴も。


 それはそれで、次に、もう時間があと7、8分しかない。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの件の中で、反問というわけではございませんが、誠に恐縮でございます。私が議会が訴えろといったような発言をしたという記憶が全くございません。その点につきまして、大北議員、詳細を知っておられれば、私が議長に対してどういう内容でそれを申し述べたか、お教えいただきたいと思っております。私も、議会が、また住民が直接前町長を訴えることができないという法的な根拠につきましては知識を持ち合わせておりますので、そういった経緯について、ちょっとお教えいただければと思います。お願いいたします。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 私は、議長から、町長がこのように申されたということをお伺いしただけで、それはそれとして、(「その辺、あやふやにしてもらったら困ります。」の声あり)あのね、議長から私がお伺いしたのは、執行部はタクテック株式会社さんを訴えるから、議会は前執行部を相手にして訴えてくれと、こう言われたと、議長からお伺いしたんです。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 多分、大北議員がお聞きになったときに、認識のお間違いがあるのではないかと思います。私、先ほど申し上げたとおり、議会が訴える権利がないことぐらいは知っております。したがいまして、私がもし申し述べたのであれば、それは訴訟ではなく、何らかの証拠、断定できる確証をお持ちであれば、刑事告発はできるのではないかということを申し上げたのではないかというふうに考えておりますので、その点はご理解ください。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大北君。





○5番(大北 秀穗君)


 前執行部の責任というのは、もう監督責任と、これだけのこの4文字で解決するんですよ、町長。


 次に移らせていただきますが、琴平町は智光院温泉を先日調査をいたしました。この温泉がまた見事な温泉でございまして、要するに4昼夜汲んだ後に、日量460トンのお湯が出るという結果が出ております。それからまた、温泉湯の成分にいたしましても、ラドンを含めて3点において、温泉法による成分をクリアしていると、こういうことになっておるようです。


 そして、私は、この間、高松の薬剤師会が来たときのあそこの藤田さんというお人をちょっと知っているんですが、私に藤田さんがこのように言いました。大北さん、これはすばらしいですよ。こんぴらさんのお恵みですよ。こんな温泉、香川県ではありませんよ。こんなことを言われました。そんなに湯量が460トン出るというのは、私はこの目で確認をしたわけですから、成分的にどうなんだと言ったら、ラドンを含めて3点において成分が達成しておる。特にラドンは療養泉として認められるだけの成分がすばらしいんですよと、こんなふうに言いました。


 それで、今から私の提案を含めて、町長に質問するわけですが、あの温泉を何が何でも琴平町はこれからの交渉で利用できるようにしていただきたい。その利用できるようにするのには、方法は私は四つあると思う。つまりあの持ち主に、直接琴平町の10ないし、12の施設に温泉給湯販売事業をしませんかと言うて交渉するのも一つ。もう一つは、あの温泉井戸を琴平町が月幾らの賃貸契約を結んで借り入れて、その温泉湯を琴平の旅館組合に供給するというものも一つ。もう一つは、あの温泉井戸を売買契約によって琴平町が購入をして、その温泉井戸のお湯を琴平の施設に供給するというのが3番目。4番目は、この際、琴平町が温泉湯供給事業から手を引いて、あの温泉湯を琴平町の旅館組合直接に売買契約を結ぶ、あるいは賃貸契約を結んだらどうですか、そのときには琴平町は中へ入ってお話をしますよと、こうおっしゃるのも私は一つの方法だと思うのですが、いずれになっても、あのお湯を琴平町の温泉組合の方々にご利用いただけるようにご尽力をいただきたいと、こうお願いするんですね。


 そして、そのときに、町政、こういう政治の場で、たらとか、ればとか言うのは適当でないということは認識をしているわけですけれども、あえて、たら、ればを使わせていただきますが、そうなったときには、琴平町民に温泉を提供していただきたい。つまり琴平の10ないし12の施設のおふろに琴平町民が低料金で入れるようなことを考えていただきたいと、こう思うんですね。


 今、私どものこの周り、合併する前の小さな町で判断いたしましても、こんぴらさんの裏山の三野町に町民風呂がある。高瀬にもある、財田にもある、仲南にもある、まんのう町にもある、土器川の東の綾歌にもある。町民が低料金でおふろに入れない町は琴平だけなんですよ。その点、ここで一踏ん張りして町民におふろを提供することができたならば、私はこれ、香川一のまた町になる。なぜかと言うと、観光旅館、観光ホテルの大浴場を琴平町民はどの旅館の温泉でも、ふろでも利用できるようになるわけですから、そうでしょう、町長。そうすると、よろしいか。三方両得になる。町の入湯税がふえる。町民は琴平町の旅館の大浴場に入る。旅館は、おふろに町民を入れることによって、購入する元湯がただになる。町長ね、しっかりこれ、交渉していただいて、できることならば、私が今申し上げたように琴平町民に対して、この際、災い転じて福となすというように、町民が温泉を楽しめるような状況になるようご尽力をいただくことをお願いを申し上げまして、私の時間が参ったようでございますので、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(山神 猛君)


 少し時間がオーバーしていますけれども、どうぞ。町長。


○町長(小野 正人君)


 ただいまの最後の大北議員のご提案に対しまして、若干、私の考え方を述べさせていただきます。


 _____


 先日の常任委員会でも申し上げましたとおり、さきの温泉加水問題の解決に向け、新たな泉源の探査に乗り出す表明をいたしまして、いろいろな手段を考える中で、湯量、成分、莫大な掘削工事費等を勘案し、よりリスクの少ない選択肢の一つとして、今まさに未利用の泉源を調査しております。この検査のスタンスは、23年前に掘削した時点では、温泉法においての成分が適合であり、療養泉規格にも適合しているため、揚水量が豊富であった場合は、豊富であるかどうか、今もなお健全であるかどうかというものを調査するものでございます。


 正式な結果報告につきましては、間もなく出る予定でございますので、その際には皆様方にもお知らせしたいと思いますが、議員ご指摘のように速報値によりますと、かなり良好な鉱泉であるということが予測されております。とは申し上げましても、旅館等の温泉施設の意向の確認及び泉源の利用形態や供給方法、それらを踏まえての所有者との交渉等、すべて相手方があることでございます。また、以前より要望の多い町民対象の温泉施設の整備なども視野に入れながら、予算が必要なことも予測されますので、正式な結果報告が出てから判断すべきであろうと考えております。


 また、先日の委員会においても、また本日の議員のご提案を参考にさせていただきまして、町民皆様のご意見や費用対効果などを勘案した上で、皆様のご理解を得ながら、拙速な結末にならないよう鋭意努力したいと思っておりますことを最後に申し述べさせていただきます。


○5番(大北 秀穗君)


 丁寧な答弁ありがとうございました。ぜひ、期待しております。


○議長(山神 猛君)


 以上で、5番、大北 秀穗君の一般質問を終わります。


 次に、6番、大西 久夫君。


  (「6番、大西」と呼ぶ)


○6番(大西 久夫君)


 それでは、議長のお許しをいただきましたので、今定例会における私の一般質問をさせていただきます。


 まず、このたびの東日本大震災により被災されました方々に対し、深くお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心からお祈りをいたします。


 このような大きな災害では、継続的な、息の長い支援が必要となってまいります。琴平町としても、できる限りの支援をお願いしたいと思います。


 私からの質問は、今後の町政運営において根幹となります第4次琴平町総合計画について、であります。この計画に対する町長の熱い思いを確認させていただき、その上で、私の意見あるいは提案を述べさせていただきたいと思います。


 本年の3月、町は今年度から10年間を期限とした第4次琴平町総合計画を策定し、公表されました。まず、第1点は、この計画の策定経緯について、簡略で結構ですので、ご説明を求めます。


 次に、この計画は、「住んでよし 訪れてよし ことひら」を基本理念とする町政運営上、最上位に位置づけられるものでございます。また、計画の特徴として、行政職員だけが利用するものではなく、町民のお一人お一人が、誰にとってもわかりやすく、見やすく、そして、活用できるものと書かれております。この点について、今後、どのように町民の皆様に役に立つものとされていくおつもりなのか、問わせていただきます。


 次に、基本目標2の住民生活の中で、安心・安全で住みやすいまちづくりとして、災害時に地域で助け合う体制を整備し、災害に強いまちを目指すとされております。


 アンケートの調査時点では、普通、やや満足、満足と回答されている方が、不満、やや不満を超えておられるようでございますが、さきの東日本大震災によりましても、町民の一人一人が、もしものときの不安をお持ちだと思います。


 この点につきましては、防災対策の推進内の施策に、4点ほど書かれておりますが、日程的にこれらにつきましても、大震災の3月11日以前に検討されたものと私は推測をするものであり、未曾有の、あるいは想定を超える災害時に対応するため、どう防災力を高めていくのか、この点をお聞かせ願いたいと思います。


 次に、本町が地方公共団体として、基礎的自治体として、今後も町民の皆様に必要なサービスを安定して提供していくには欠くことのできないと、私は考えているものでございます。基本計画の目標6の町政運営に書かれており、町長ご自身もローカルマニフェストで掲げておられる行財政改革の今後について、どう具体的に取り組んでいかれるおつもりなのか、お伺いをいたします。


○議長(山神 猛君)


 6番、大西 久夫君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、大西久夫議員の質問に順次お答えしてまいりたいと考えております。


 大きな質問の中といたしましては、第4次琴平町総合計画について、であろうと認識しております。まず、その1点目、この計画の策定経緯について、今後10年間を期間とした町の最上位計画をどのような経緯で策定したのかというご質問に対し、お答えいたします。


 この第4次琴平町総合計画は、今後の町政運営における最上位計画であり、未来への確かな布石を打ち、地域資源を大切にしながら、愛する郷土を残していけますように、「住んでよし 訪れてよし ことひら」を基本理念として策定したものであります。


 まず、この策定の経緯につきましては、昨年6月に町長に着任後、翌7月より計画策定に係る庁内検討会議を開始し、8月に庁内ヒアリング、9月に16歳以上の一般住民無作為抽出の1,200世帯及び琴平中学校全校生271名を対象としてアンケート調査を実施いたしました。


 そして、10月には、琴平町総合計画審議会に対し意見を求める諮問をし、本年の3月7日に答申をいただき、同18日の3月定例会において議会のご議決をいただいたものであります。


 一方、この計画案を2月7日から2月18日までホームページに掲載し、町民の皆様にパブリックコメントの募集もさせていただきました。これは、町民の皆様が今後10年の総合計画に対するご意見をそのパブリックコメントの中で提案していただきまして、それを参考にするための手法の一つでございます。


 また、計画は、町の職員だけが利用するものではなく、町民一人一人、誰にとってもわかりやすく、見やすく、そして、活用できるものとするために、計画をわかりやすく簡潔にまとめました概要版を作成し、先月5月10日より町内全世帯を対象に配布をさせていただきました。


 今後、この計画の実現に向けては、各年度の事業の中で、より具体的な施策として予算を計上し、全力で取り組んでまいることが絵に書いた餅にならないことだと考えておりますので、全力を挙げて取り組むことをお約束し、議員各位のご協力をお願いするものでございます。


 次に、2点目のご質問であります災害時の防災対策について、東日本大震災を受けて、今後、町として防災対策をしていくのかというご指摘でございますが、これも総合計画の基本目標の2、住民生活の安心・安全で住みやすいまちづくりにおける防災対策に関係するものでございます。


 ご指摘のとおり、基本計画につきましては、3月11日の東日本大震災以前に検討したものでございます。議員もご承知のとおり総合計画はあくまでも基本施策であり、今後は、その基本をもとにそれぞれの施策を決定し、実行してまいるわけでございますが、地域防災体制の整備では、琴平町地域防災計画がその役を担うものとなります。それをどう見直していくかにつきましては、この後、ご質問を予定されております議員に対してのご答弁の中で、より詳細にお答えをさせていただければと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。


 いずれにいたしましても、町民の財産と生命、これを守るために徹底した検証を行ってまいりますので、今後とも議員の幅広いご見識からご指導、ご提案をいただけますよう重ねてお願いを申し上げます。


 次に、3点目の質問といたしまして、行財政改革について、計画にある行財政改革の推進を今後どのように実行していくのかというご質問でございますが、この点につきましては、総合計画の基本目標、財政運営の中に掲げておりまして、議員ご指摘のように、私が新生琴平町を公約にし、ご信任をいただき1年が経過した今、町長として不退転の決議でローカルマニフェスト、行財政改革の推進に取り組んでまいることを示したものでございます。


 現在、総務課において、新たな琴平町行財政改革大綱案の策定に着手しております。今後、この大綱案につきましては、琴平町行財政改革推進本部で庁内協議を行った後、来月、7月初旬に開催する有識者等で構成されます琴平町行政改革推進委員会に諮問をし、答申をいただくことの予定となっております。


 さらに、この大綱に基づく具体的な実施計画につきましては、10年をめどに策定し、今年度下半期からこの計画を実行に移していきたいと考えております。また、大綱や実施計画の策定に先立ちまして、本年4月から目標設定による政策課題の実現体制を整備しているところであります。5月に私と各課長とが、各課の主要政策課題の内容を協議し、具体的な目標や達成時期を定めたところであり、それに向けた取り組みを進めた上で、定期的に進捗状況を確認しながら施策を実現することにより、町政の主要施策を着実に推進できるものと考えております。


 最少の経費で最大の効果という行政の使命にはこれでいいという到達地点はございませんが、日々変化する社会情勢や町民ニーズを的確にとらえ、町民本位、政策重視を不言の原則として改革に取り組んでまいる所存でありますので、今後ともご協力をお願いしたいということで、答弁にかえさせていただきます。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 大西君。


○6番(大西 久夫君)


 再質問といいますか、2点ほど発言をさせていただきます。


 まず、第1点は、計画の作成に当たってのパブリックコメントの実行であります。さきに町長が実施されました町政報告会もそうでありますが、こうした説明責任を果たすこと、町民の皆様の意見をお聞きするという制度を、今後ともより一層充実させていただけるよう要望しておきます。


 もう一点は、行政改革でございます。いずれの行革も痛みを伴わないものはないと思っておりますが、本町の将来のため、将来世代に要らぬ負担を残さないためにも、徹底した改革を実行されますよう要望させていただきます。


 また、県内最年少の首長でありますし、誠実な小野町長であれば可能であると考えております。今後とも町長に期待をしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 これで、答弁は結構でございます。


○議長(山神 猛君)


 町長。


○町長(小野 正人君)


 せっかくですので、答弁をさせていただきます。


 まず、今、ご指摘のあった住民への説明責任でございますが、私が町長に就任して以来、先ほどの大北議員の中でも申し上げましたように、やはりこれまで住民の皆様に対する説明責任というのが比較的少なかったのではないのかなというふうに考えております。我々が琴平町をどうかじ取りし、どのような運営をすることによって、琴平町、9,900の住民が満足いただけますかということに対して、きっちりと説明することが何よりも信頼を回復する最大の手法であると考えております。したがいまして、先般行いました町政報告会のような対応も、今後も定期的に行いたいと思っておりますし、今回は、全町で1カ所でございましたが、町民の皆様のいろいろなお声を反映しながら、各校区であるとか、より細かな自治会であるとかというところも視野に入れながら、今後とも説明責任を果たしてまいる所存でございます。


 さらに、このような我々が正確な情報を真心を込めて伝えること、これは大変重要でございまして、町内にもさまざまな情報が飛び交っておりますが、何よりも行政を運営する我々の口から真実を述べることが最も重要なことと考えておりますので、今後とも鋭意努力してまいります。


 2点目につきまして、痛みを伴う改革を断行すべきという点でございますが、私もあくまで住民本位に立った行政運営に心がけてまいります。その過程では、この役場組織の痛みを伴うこともあろうかと思います。また、場合によっては、今の税制状況を考えれば、新たな施策というのは非常に難しい。そのためには、スクラップアンドビルド、もっと申せば、琴平町の財政の場合は、スクラップアンドスクラップアンドビルドぐらいの覚悟を持って当たらなければいけないと考えておりますので、その優先順位をよく考えた上で、的確に行政運営を進めてまいるつもりでございますので、今後ともよろしくご協力いただければということで、ご答弁にかえさせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 大西君。


○6番(大西 久夫君)


 終わります。ありがとうございました。


○議長(山神 猛君)


 以上で、6番、大西 久夫議員の一般質問を終わります。


 ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。


 再開を11時20分とさせていただきます。





     休憩 午前10時57分





     再開 午前11時20分


    (出席議員 休憩前と同じ)





○議長(山神 猛君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き、一般質問を行います。


 7番、籔内伊佐子君。


  (「はい、議長、7番、籔内」と呼ぶ)


○7番(籔内伊佐子君)


 おはようございます。


 議長よりお許しをいただきましたので、6月定例会の一般質問をさせていただきます。私は、防災対策について、6点にわたり質問をいたします。


 防災には自助、自らの命は自ら守る自助、また、地域で助け合う共助、また、行政など公共の力を借りる公助とありますけれども、今回の質問は、地域で助け合う共助、また公共の力を借りる公助の観点から、町長に質問をしたいと思います。


 では、始めさせていただきます。さきの3月定例会開催中に発生をしました東日本大震災から3カ月が経とうとしております。6月3日現在の警視庁がまとめた被災者数は、お亡くなりになられた方が1万5,341人、行方不明者が8,298人、避難をされている方が9万9,398人にのぼっております。お亡くなりになられた方々のご冥福と、いまだ、まだ避難を余儀なくされている方々、まだ10万人近くいらっしゃるということですけれども、ご不自由な生活を強いていらっしゃいますけれども、一日も早い支援や地域の復興が急がれているところでございます。


 それでは質問に入ります。防災意識について質問いたします。ことしになっても大きな地震が、ニュージーランドの地震、そして、さきの東日本大震災、2回、大きな地震だけでも頻発しているわけですけれども、近年地震が本当に、1年の中で何回も発生をしております。また、地球温暖化の影響もあり、台風による水の災害も勢いを増して、被害がたびたび出ている状況でございますけれども、そういう予想がつかない危機に対して、行政として、まず、町長の立場として、町民の命と生活を守るのは自治体の根本的な使命でございますけれども、その防災意識についての町長の認識を伺いたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、籔内議員の大きな防災対策についての質問についての第1点目、私の防災意識というか、防災に対する認識についてのご質問にお答えいたします。


 今世紀前半にも発生するおそれのある東南海・南海地震や台風による豪雨などの自然現象は、人間の力ではなかなか食いとめることはできませんが、地域住民にとって防災はそれぞれの生命、身体、財産を守る上で最も基本的な問題であります。私といたしましても、大規模災害等から町民の命を守ることへの取り組みが地方自治体で最も優先される使命であると考えております。しかし、東日本大震災の状況を踏まえますと、大規模災害時においては、防災関係機関の職員や建物等が被害を受けたり、道路や橋梁等の公共施設が被害を受け、これらの機関の災害活動に支障を来すケースが増大し、さらには情報等も混乱し、防災機関による適切な対応が困難となることが予測されます。


 そこで、災害に強いまちづくりを進めていくには、町及び関係機関のほか、町民や事業者主体的な取り組みと相互の連携を諮っていくことが不可欠であると考えております。災害時には、議員ご指摘のように、まず自助として自分の身を守ることが第一であり、自分が助からなければ他人を助けることはできません。


 次に、隣近所の人たちと協力し合う共助が重要となります。そして、公助となります。この自助、共助、公助を理念に基づき、それぞれの役割を明確にして共有することが重要であります。今後、町といたしましては、この理念を推進するため、さまざまな取り組みを推進していきたいと考えております。詳細につきましては、今後予定されているご質問の中でお答えしたいと思っております。


○議長(山神 猛君)


 籔内君。


○7番(籔内伊佐子君)


 では、次に2点目にまいります。自主防災組織の推進について、を質問したいと思います。


 この自主防災組織につきましては、平成7年に発生をしました阪神・淡路大震災を機に、この自主防災組織に対する意識が高まってきているようでございます。平成22年の香川県の自主防災組織の活動カバー率というのがございます。香川県では69.4%、琴平町では33%でございます。この質問で、組織率の低さということもあるんですけれども、私はこの中身について、もっと重要でないかなということの観点で質問したいと思います。


 実は、私の地元も自主防災に対しての研修は行っておりますけれども、この組織をまだしておりません。というのは、なかなか自治会長さんが輪番制で1年ごとに交代をしておりまして、自主防災のリーダーというのは、やはり自主防災のそういう組織を整理していかなくてはいけないので、1年ではなかなかできないという問題もあろうかと思いますので、まだ、そこら辺をやっぱりクリアできるような自主防災のリーダーの人材というのがまだまだでございます。


 それで、町内の自主防災組織ですけれども、組織されている33%について質問いたしますけれども、組織はされているんですけれども、なかなか結成をされていることを住民さんが知らない方もいらっしゃるし、忘れていらっしゃる方もいらっしゃいます。また、いざというときに、どうやって逃げたらいいのか、またどこの場所に逃げたらいいのか。避難経路とか、避難場所が明確ではない、わからないという方もいらっしゃいます。また、組織された防災組織によっては、少人数から、それこそ百数十人というたくさんいらっしゃるような組織もございます。また、防災の組織の機能を高めて、その活動を行っている組織というのが、今どれぐらいあるのかというのもお聞きしたいと思います。


 先ほど申しましたけれども、防災リーダーですけれども、この防災リーダー、丸亀市の川西地区の岩崎会長さんという有名な方でございますけれども、この方も自主防災組織のリーダーをしていらっしゃいますけれども、やはりこの自主防災組織をきちっと整備するのに10年近くかかりましたという話を聞いたことがございますけれども、やはり1年交代の輪番制ではなかなか整備をすることもできない。きちんと整備されているのであれば、それなりも整備もできようかと思うんですけれども、こういう問題もございます。こういう点について、町長はどういう認識をお持ちなのかを質問したいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの自主防災組織の推進につきまして、お答えしたいと思います。


 議員ご質問の中にもございましたように、本町における自主防災組織の結成率は33%であり、県の平均より低い状況にあるのが現実でございます。このため、町単独で自主防災組織の結成に対して補助制度を制定し、組織の育成、支援を行っております。ご指摘のとおり現実的には組織はあっても、いざというときに機能しなければ意味がない組織であるわけでございまして、これに対しましては、自主的で定期的な訓練や、個々の備えが重要であろうかと考えております。町としましても積極的に防災に対する自主的な活動に対して、今後も支援を行っていきたいと考えております。


 そこで、自主防災組織の結成促進や、機能強化を働きかける手段といたしまして、本年度を町として初となる広域的な訓練を予定しております。これらの活動を通じ、各自主防の活動はもとより、横の連携、縦の連携というものを強化を図っていきたいと考えております。


 また、本町は観光地でもございまして、1日平均にして約8,000名、宿泊者も平均で約1,000名ほどが本町でおられます。これらの方がいざ災害となった場合には、帰宅困難者、それも四国外ということになりますと、非常に長期にわたって本町でとどまるということも想定されますので、自主防災組織に加えまして、事業者を主体とした組織の協力も必要かと考え、今後の対応をしてまいりたいと考えております。


 なお、詳しい組織の内容につきましては、総務課長より説明をしたいと思っております。


○議長(山神 猛君)


 総務課長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○総務課長(豊田 泰志君)


 失礼いたします。ただいま籔内議員からのご質問にお答えさせていただけたらと思います。


 本町におきます自主防災組織でありますけれども、自治会の数が、今総数119となっております。それが、今現在、自主防災組織を結成している自治会につきましては36の自治会がありまして、そのうち、本当に機能的、定期的に訓練等を行い、避難体制等を確立している自治会につきましては、私の聞き及んでいるところでは10ぐらいの自治体ぐらいしか、実際的には災害時において機能するということは難しいのではないかということを聞き及んでおります。


 以上、簡単でありますけれども、ご報告とさせていただきます。


  (「はい、議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 籔内君。


○7番(籔内伊佐子君)


 自主防災組織の訓練、機能している組織が10自治会ということでありますので、これからも琴平町、我々議員も率先してこの自主防災に対しては地域に入り、推進をしていく立場にございますので、一緒に自主防災組織については住民の皆様の意識を上げていくのにも大切なことでありますので、協力をしていきたいと思っております。


 一番大事なのは、住民の危機意識を育てることだろうと思いますので、先ほど町長が言われたように広域的な訓練とか、避難訓練とかいうのは大事な、意識を上げていくのには大切な部分だろうと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。


 続きまして、3点目に質問いたします。公共施設の耐震について質問いたします。


 地震発生時には住民さんほとんどの方が、地震とか災害時ですけれども、公共施設が避難場所になるわけですけれども、町内の公共施設の全耐震化済数、また耐震化率について質問をいたしたいと思います。


 また、2点目には、この役場の庁舎ですけれども、防災拠点と基本的にはなるわけですけれども、その防災拠点となる庁舎が一番公共施設の中では最も古い建物であるというふうにお聞きをしておりますけれども、庁舎の耐震についても町長の見解を伺いたいと思います。





○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、3点目のご質問でございます公共施設の耐震につきまして、順次ご答弁したいと考えております。


 現在、町が所有する公共施設の全棟数は、平成22年3月末現在で189棟存在しております。このうち、新耐震基準、すなわち昭和56年の建築法改正以前の建物が58棟存在しており、このうち、耐震診断を行っているのは11棟であり、そのうち7棟が耐震化済みとなっております。すべての公共施設に対する本町の耐震率は、平成21年度末で73%ということでございます。


 今年度、町内すべての小学校の校舎の耐震工事が完了し、公共施設の耐震化を順次進めているところでございます。なお、庁舎につきましては、災害時に災害対策本部の設置場所として重要な建物になることは承知しております。ご指摘のとおり、本町の庁舎は現在の耐震基準には適合しておらず、今後耐震化が必要であると考えております。しかしながら、最優先されるべきは学校等の地域住民が避難する場であると考えており、今後の財政状況も見据えながら、庁舎の耐震を進めていくことが必要であると考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 籔内君。


○7番(籔内伊佐子君)


 公共施設の耐震につきましては、本年が小・中学校の耐震化が琴平町も終わるということですので、住民さんとしては、何かあったら、地域の小・中学校の方に避難ができるという一つの安心感というのがこれでできたわけなんですけれども、庁舎にいらっしゃる、災害が起こったときに職員さんはいらっしゃるわけですよね。災害時にその職員さんの命も大事なわけですね。やはり住民さんの命を守るという観点では、そういう町長の下に職員さんがいらっしゃって、町長の指示で動かれる職員さんがいらっしゃるわけですから、そういった方たちがいらっしゃらなければ、やはり我々、住民さんも路頭に迷うわけなんですよね。その情報もくれないわけですから、そういった意味では住民さんと同じぐらい職員さんの命も大事なわけですので、大変難しい質問だと私も思っているんですけれども、そういう部分で、また考えていただければと思っております。


 続きまして、5点目ですけれども、高薮橋の水量計について、でございますけれども、今回、梅雨にことし入っていますけれども、先般、台風2号が来たんですけれども、そのときも河川の水量というのが結構多かったように思います。本当に雨による河川の増水というか、水量というのが増水しているのがたびたび見られるような近年の雨の降り方なんですけれども、五条地区とか苗田地区、特に苗田西ですけれども、すごくやはり金倉川とか満濃川とか平松川とかいうふうに河川に囲まれるというか、隣接して住宅がある住民さんの方たちというのは、やはり雨の量というか、すごく心配を近年されておるような状況がございます。


 そういう中で、やはり何日も雨が、水量が多くなったら、それこそ周りが冠水するような状況にはすぐなっていくようなことになっていくんだろうと思うんですけれども、その目安として、高薮橋のところに水量計というんですか、ちょっと私も言い方がわからないんですけれども、水量を記したものが川の方にあるんですけれども、その水量計というのは、雨量の目安にはなるんですけれども、この高薮橋の水量計が、今、たくさん雨が降るときに行政の住民さんに対しての何かそういう目安に、避難勧告とか、そういうものの目安に、どんなふうにして活用というか、見られているのかということをちょっと質問したいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 高薮橋の水量計につきましては、これは県が設置し、管理運営を行っております。しかし、県の防災情報ホームページに、随時、金倉川の水位が掲載されておりますことから、本町といたしましてはその情報や、今後の雨量見込み、また、巡回活動などを通じて水防本部において総合的に判断して、住民への避難勧告や指示のタイミングを検討しております。また、その水位計に基づきまして、どの水位に来れば、避難準備、避難勧告というような基準を設けておりますので、これらの情報を総合的に判断しながら検討しているのが現状でございます。


 なお、昨年私が就任して以降、高松気象台長との間に携帯電話によるホットラインを構築いたしまして、逐次、今後の雨量であるとか、また、土砂災害警戒情報発令前に、それらの情報について高松気象台長より直接情報が入ってくるようにしております。さきの台風2号に関しましても、台風が本町近くを通過する前日に、今後の雨量についての情報提供もございましたし、台風2号が通過した夕方頃におきましても、台風は通過したが、今後、雨雲が中讃地区に長期間残る可能性がある。したがいまして、今後の雨量に注意をしながら、警戒情報を注視してほしいという連絡がございましたので、これらも先ほどの高薮橋の水量計にあわせまして、全体的な避難勧告や指示のタイミングを検討するための手段として活用したいと考えております。





○議長(山神 猛君)


 籔内君。


○7番(籔内伊佐子君)


 水量計なんですけれども、多分、私も住民さんに聞くまでは知らなかったんですけれども、やはり目安になりますので、避難するにはすごくこの水量計というのは住民さんが自主的に避難するのに私は有効ですので、行政もそうですけれども、まず、自助という点ではこういう目安にできるような水量というのはやっぱり河川に必要ではないかなと思いますので、やっぱりわかるようにというか、住民さんにわかるようにこういう周知というのはしていただきたいし、また目安にして活用をしていただければと思っております。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいま籔内議員の中にありました高薮橋の水位、これらを住民の皆様が自らの自主避難の参考にしたいということでございます。この点に関しましては、以前、琴平町の方で我が家の防災対策という冊子をお配りし、この中にその金倉川の水位と避難情報という形で掲載しております。すなわち、まず0.70というところに達した場合に避難準備を始めていただきたいということでございます。その次に、警戒水位として、1.30の水量計を指したときには、避難開始、すなわち避難勧告を発令するということでございます。さらに水量が増して、1.71メートルに達した場合は、特別警戒水位ということで、直ちに避難する避難指示を発令することになっておりますので、この点につきましても、今後、広報等を通じて改めて住民の皆様に情報伝達をしていきたいと考えております。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(山神 猛君)


 籔内君。


○7番(籔内伊佐子君)


 情報伝達、またいろいろな手段で住民さんに広報していただきたいと思います。自治会の総会等とか、住民さんがたくさん集まられたような会合には、特にこういう情報も大事な部分だろうと思いますので、お願いをしたいと思います。


 ちょっと質問が前後しましたけれども、4点目、市町村の防災行政無線の整備について質問をしたいと思います。


 防災行政無線ですけれども、いろいろあるんですけれども、移動系、無線式の移動系でしたり、同報系といいまして、ポール上にマイクを設置して住民さんに呼びかけをする同報系の無線とかさまざまあるんですけれども、ここに至っては同報系無線についての質問をしたいと思います。


 今まで過去に大災害のあった地域にはほとんどの市町村に整備をされ、災害の少ない地域には整備が遅れているというふうにお聞きをしております。同報系の無線は、住民に一斉に伝達をすることが可能であり、避難勧告等には極めて有効であると思います。その点について、町長に質問いたします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、市町村の防災行政無線の整備についてお答えいたします。


 議員ご指摘の同報系無線が情報伝達に有効であることは承知しております。また、さきの東北大震災におきましては、町職員が本当に自らの身の危険が迫っているにもかかわらず、住民の生命を守るため、最後の最後までこの情報を伝えて、避難勧告を発したということは本当に頭の下がる思いで考えております。しかし、現在、琴平町におきまして、この同報系無線というものは整備に至っておりません。また、本町の伝達手段といたしましては、消防団等による人海戦術での周知、広報車による町内巡回放送、また観光のメイン通りに関しましては、観光有線による放送というものが手段でございます。


 また、町ホームページによります防災情報の掲載や中讃テレビのデータ放送を活用した防災情報の提供、避難情報配信サービスなど文字情報での周知体制はできております。しかしながら、このような同報系につきましては、現在、予算等の関係もありまして、整備に至っておらず、今後においても新たな情報提供手段を検討する中で検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○議長(山神 猛君)


 籔内君。


○7番(籔内伊佐子君)


 防災行政無線ですけれども、私が平成16年の9月に台風23号が発生しましたその後の9月定例会だったと思いますけれども、1回質問をしております。そのときの前町長の答弁だったんですけれども、必要なことはわかるんだけれども、なかなか財政的に困難というような状況のような答弁をいただいたんですけれども、香川県の方も危機管理課の方に問い合わせをいたしました。今、こういういろいろな災害の受ける時代を迎えておりますので、こういう交付税措置、防災行政無線に対しての交付税措置というのが割かし今県も国も力を入れているようでございます。交付税の補助の方も高い措置がなされているようにお聞きをしております。過疎債でできますし、地債に当たってもその9割で対応ができるということで、その中でも5割が交付税措置で返ってくるというふうにお聞きをしております。


 それともう一つあるんですけれども、まんのう町とか三豊市とか、面積の広い市とか町になりましたら、財源というのがすごくなかなか難しい部分があろうかと思うんですけれども、本町に至ってはすごく面積が小さいですので、それと、環境というか、ちょっと町内いろいろ違いますけれども、面積が小さいという点で、私はこの整備は割かし琴平町にとってはできやすい環境にあるんではないかなと思っております。ぜひまた検討課題にしていただければと思っております。


 最後の質問になりますけれども、被災者支援のシステムの導入について、質問いたします。


 これ、被災者支援システムというのは、自治体でシステムをつくるものなんですけれども、今回、東日本大震災でこのシステムをつくっていた町というのは、罹災証明というのですか、被災された方が本当に何の証明もない。どこの誰という何も証明もなく被災されている方に対しての証明を自治体が出すんですけれども、その証明を出すのに、このシステムがあったらスムーズにいきますよというふうなことなんですけれども、災害で家を失った住民に対して自治体側が、罹災者証明をスムーズに発行するための情報システムになります。住民基本台帳や固定資産の家屋台帳を統合して、そこに震災発生後に調査した住んでいるところの被災者状況を追加して、被災者台帳というのができるわけでございます。


 割かし香川県というのは、自主防災組織率もそうなんですけれども、災害とかいうものに割かし守られてきているという、危機意識がちょっと低いのかなという部分もあるんですけれども、でも、近年のいろいろな頻発している災害に対しては、こういう事前準備というのは住民さんの命を守る、また生活を守る点では一番重要な部分でないかなと私は思いますので、また、こういうシステムというのが、神戸の地震が発生したときに、その当時のそこの職員さんがつくったシステムでございます。今、それを総務省が2010年に全国1,800の自治体に対してシステムを無償配付しているということでございます。今回のこの震災後、このシステム導入を申請する自治体というのは、ことしで300に達しているということをお聞きしておるのですけれども、その導入についての町長の見解をお聞きいたします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、最後の質問であります被災者支援システムの導入についてお答えいたします。


 震災発生時には早期に被災者を支援するためのさまざまな業務が発生いたします。その中で、被災者支援システムは、その災害発生時に自治体が担う復旧、復興業務の一部を支援するための機能が搭載されていることは議員のご指摘のとおりでございます。例えば、被災者支援システムの中には、避難所関連システムであったり、緊急物資の管理システム、また、復旧、復興に関する管理、さらには仮設住宅、犠牲者、遺族管理、倒壊家屋管理などなどの有効なシステムが搭載されております。したがいまして、震災時には、大変有効なシステムと思われるため、システムの内容を十分調査した上で、システムに個人情報を取り込む必要があるため、住民情報を管理している中讃広域行政事務組合とも協議しながら、今後、前向きに導入を検討したいと考えております。


○議長(山神 猛君)


 籔内君。


  (「はい」と呼ぶ)


○7番(籔内伊佐子君)


 このシステムですけれども、割かしお金もかかりませんし、今の職員さんの、琴平町においても容易にできるというふうにお聞きをしておりますので、財源も要らないし、取り組みやすい、それに何かそういう大きな災害のときには力を発揮するわけですから、こういうソフトの部分は一番大事な部分でございますので、よろしくお願いをしたいと思います。以上。(「答弁要りますか。」という声あり)


 じゃあ、答弁お願いします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 議員がおっしゃるように、この万が一災害が発生した場合、住民の生命、財産を守り、そして、復旧に向けた第一歩をいかにスムーズに図れるかということが大変その後の対策に対して重要になってまいりますので、我々といたしましても、前向きに導入を検討してまいりたいと考えております。


○7番(籔内伊佐子君)


 終わります。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


 以上で、7番、籔内伊佐子君の一般質問を終わります。


 ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。


 再開を午後1時とさせていただきます。





     休憩 午後 0時02分





     再開 午後 1時00分


    (出席議員 休憩前と同じ)





○議長(山神 猛君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き、一般質問を行います。


 8番、今田 勝幸君。


  (「はい、8番」と呼ぶ)


○8番(今田 勝幸君)


 日本共産党の今田でございます。ただいまから6月議会の一般質問を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。


 さて、概略でございますけれども、申し上げる前に、若干、政治状況についての見解を述べておきたいと思います。大震災と原発の事故が起きまして3カ月を過ぎたところであります。被災者、難民、11日現在で8万8,361、行方不明者は8,069名、亡くなった方々は1万5,413人であります。今必要なことは、私は原発の終息、被災者の方々が一日も早く普通の暮らしができるように全力を挙げることだろうと思います。被災者の方々の生活第一、元に戻す。そこが復興の基本にしていただきたいと思うものであります。


 民主党政権の取り組みの内容に問題があるにせよ、国会の中では権力闘争ということ、不信任決議案が提出をされ、党利、党略、政争となり、ひいては個利、個略と言えるのではないかと思うものであります。しかし、国民はしっかりと見抜いているように思います。毎日新聞の世論調査によると、国会機能せず、全体で85%に達しています。ただ、私も党派に属している関係もありますが、残念に思いますのは、無党派層が53%になっているという事実であります。


 こういう政治の状況がある中で、本町はどうでしょうか。私は、町民から失った信頼を今取り戻すために、私どもも町政も努力をしている最中であるというふうに認識をしています。結果については、その後出てきます。私も町の動向についても注視をしながら、結果についての評価もそのときにしていきたいと思いますし、私自身、これを失った信頼を取り戻すために、全力を挙げてまいりたいと思います。


 その内容でありますが、町民目線での町政をチェックをするということ、そしてまた、町民の願いの実現に全力を挙げるということであります。また、議会の中では、個々の議案に対する態度でも、一貫してその立場を貫いてきたと思います。しかし、ここで私、自己反省をしておかなければならないと思います。先般の8日の採決について、であります。自己の反省をしておきます。町民の皆さんには、非常にわかりにくいかと思いますけれども、8日の専決処分3件の一括議案が提案されました。私は、9号議案に質疑と反対の討論をしました。その後、すぐに議案8号の採決が行われました。失念をし、座ったままの状態でありました。本来、これは、賛成をすべき内容であります。そのことについて失念をしたということについて、緊張に欠け、そして、そういった態度をとったということに自己反省をしておきたいと思います。


 さて、6月議会の質問の概略でありますけれども、さきの大震災、原発事故の教訓については、明らかであります。そこで、その教訓を町長自身はどのようにお考えでありますかということを、まずお尋ねをし、その教訓に基づいて、防災計画の見直しを本町でもしていかなければならないのではないか、このように思うわけであります。また、先般、投げ込まれました丸亀市の定住自立圏構想と、琴平町の将来のあり方について、若干、質問もしておきたいと思います。また、JR琴平駅、琴電琴平駅、いわば町の表玄関でありますけれども、観光客の皆さんが降りたとき、ある町民の方がお聞きをしたそうでありますけれども、時々、観光客の皆さんがつぶやいているそうであります。このつぶやきにぜひ応えて、すばらしい観光地をつくっていただきたいと思うのであります。具体的には一問一答の中で質問いたしますけれども、そういった問題も含めて質問をいたします。よろしくお願いをいたします。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 概略は先ほど申し上げましたので、具体的に入りたいと思いますけれども、まず、大きな3項目ありまして、そのうちの防災計画の見直しについて、であります。率直に、私は、私のこの間の思いや、あるいは町民の皆さんからお聞きをしたことを率直に問うていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 まず、最初に、今までの防災計画、私は、先ほどもちょっと言いましたけれども、阪神大震災の後、防災計画はできました。そして、3月11日に東日本大震災があり、原発事故が起こったわけであります。そこで、基本計画の見直しが必要なのではないかというふうに思っているところでありますが、信頼の問題については、テレビを見ておりまして、あるいは新聞等の報道の中でも、想定外という言葉がたくさん出てきます。この想定外をつければ、全部免罪をされるのかという問題が実はあるわけです。


 そういう観点で見ると、本町の防災基本計画の中にも、やはり、あるいは防災マップの中にも、想定外、内容によっては防災マップの中に想定を超える降雨は想定しないというふうになっているんですね。そうすると、この防災マップによると、1日210ミリの防災マップを想定してマップをつくっている。それ以上超えると、これはもう仕方がないんだというふうになっている。ところが、今までの議論の中でも自助とか共助とか、あるいは公助とか言われています。町が考えるときに、自助を先にやってはいけない。共助が先にあっては、公助の立つべき位置が変わってくるのではないか。私は、その点が防災計画とか、あるいは今後の物事を考えるときに、公助は、この立場にある方、あるいは計画については、やはり公助優先で取り組まなければならないのではないか。そうしないと、すべては想定外というふうになってくるおそれがあるわけであります。


 そこで、1番目の今までの防災対策の信頼が吹き飛んだ、こういう国民の、あるいはこれは原発の意味も含めておりますし、津波の問題もあります。そういった中での率直な町民の思いでありますので、この問題について、直す考えはありますかと、まずお聞きをしておきます。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、今田議員の大きな質問であります防災計画の見直しについて、ご答弁をしてまいりたいと考えております。


 まず、琴平町の防災計画の見直しですが、現在の琴平町地域防災計画は、平成19年度に作成されているため、今回の東日本大震災の教訓が生かされておりません。今後、避難体制の確立など、町民の命を守ることの取り組みを最優先として、計画を見直すこととしております。また、先ほどの籔内議員の答弁の中でも申し上げましたとおり、災害に強いまちづくりを進めていくため、自助、共助、公助の理念に基づき、まず、自助、共助の推進のためには、ことしのできる限り早い時期に防災訓練を予定しております。


 そして、議員ご指摘の公助でございますが、この公助の推進と充実を図る策といたしましては、ひとり暮らしの高齢者、要介護高齢者、障害者の方々等を対象とした災害時要援護者支援プランの全体計画についても、今年度をめどに策定することとしております。


 なお、この見直し時期に関してですが、なるべく早期をと考えておりますが、国の調査機関によりまして、南海トラフを震源地とする大地震の被害想定が来春をめどに報告が出される予定となっておりますので、町の見直しと同時進行で、これらの被害想定をも考慮に入れた対応をとっていきたいと考えております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 見直すということでございますし、地震防災緊急事業の5カ年計画の本町の分ですけれども、推進の中にも第3次5カ年計画、平成18年度から22年度、昨年度までということでありますので、当然、見直さなければならないという時期にはなっております。あわせて、先ほどの答弁との関係で、自助、共助、公助の関係で、避難問題を言われました。来春について、国の答申が出るという話でございますが、私は考え方の中で、この防災計画の基本の目的の中に、町は災害応急対策、災害復旧などに関して災害関係機関の事務を関係機関と一緒になって処理をするというふうに言われております。私はここの災害予防に関するやつは、ハード面での問題として出てくるのではないかというふうに若干思います。それは今からの質問に、具体的に端的に問う中身でございます。


 まず、二つ目でございますが、2番目に、地震で満濃池の堤防が決壊すればという問題が想定をされる。本町の今の防災マップについては、金倉川の壊れた後は、あるいは堤防を越えての浸水であります。そういった中で、今、ちまたでは、満濃池は昔切れたことがあるがなという話をよく聞きます。これは江戸時代だそうでありますけれども、インターネットにも載っております。詳しいことは言いませんけれども、そういった問題での、やはり地震、特に今回の地震は、ただその二つが連動してというふうになっています。そういう問題とあわせて、やっぱり想定をしておき、こういった問題についても、対処をすべきではないのか。もちろん国の答申とかを十分に受けてからするようになろうかと、それはもちろん思いますけれども、町は町としてこういった問題についても常に注意喚起をしながら、予想を組んでおく必要があるのではないか。そうしないと、金倉川の堤防が壊れたときの浸水の状況と、満濃池が決壊のときの状況とはおのずから変わってくるという問題がありますので、ぜひそういったことについても、防災マップ等に浸水想定とか、あるいは対策、避難等にもついても十分考えていただきたい、答弁を願いたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 2点目のご質問であります満濃池の堤防決壊と、琴平町の浸水想定並びに対策、避難についてのご説明でございますが、確かに現在の防災計画の中に、満濃池の決壊というものは想定されておりません。しかし、今回の震災でも1カ所ため池が決壊したという情報がございますので、先般行いました香川県知事との意見交換会の中でも、まんのう町、綾川町より同じような質問、また県としての連携をどう図るかということのご提案が出ております。


 また、満濃池が現在、貯水しておる水の量でございますが、1,540万トンとされております。管理をされております満濃池土地改良区に問い合わせをいたしましたところ、現段階では、地震により堤が決壊するということは考えにくい状況にあるとのことでございました。しかしながら、議員がご心配されておりますように、自然災害に絶対的な安心というものは、今回の大震災でもわかるように、決して安心できないというものが現実でございます。仮に万が一、決壊の際、被害想定はそのときの貯水量や決壊の度合いによって違ってくるものでございますが、その対策といたしまして、満濃池土地改良区やまんのう町等との情報交換を密にしながら、金倉川のダム、また河川の水門等を適切に処置し、本町の被害を最小限にとどめるため、先ほどの籔内議員の答弁と重複いたしますが、情報の伝達等を充実させることによりまして、対策を講じてまいりたいと考えております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 ぜひ、関係機関との連携強化を図っていただきたいと思います。


 次に、そういった地震が、阪神大震災を上回るマグニチュードになれば、非常に今度の3・11の問題でも役場がなくなったとか、あるいは建物が、あるいは職員がというふうな報道もされております。そういったときに想定をしますと、本町の町役場の問題も大変心配になってまいります。さらには警察署であるとか、あるいは消防署も、ここに上げたのはこういったときの行政の中枢機関であるこういったところの機能は大丈夫なのか、というのは、指示命令系統といいますか、全体を把握をして、それぞれが連絡をし、あるいは指示し、対策をしなければならないところであります。そういったところが本当に今の現状のままで大丈夫なのかという心配であります。維持はできるのかどうかだけをお尋ねをしておきたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)





○町長(小野 正人君)


 3点目のご質問でございますが、行政中枢機関と本部機能を維持するという観点から、まずこの本町の地震対策がございます。ちなみに警察署及び消防署におかれましては、既に耐震対策等が行われており、建物自体が倒壊するという危険性はないものと考えられます。しかし、昭和47年建設の町役場につきましては、学校関係の耐震事業を最優先に実施してきましたことや、本町の財政事情等の関係から、耐震対策が行われておりません。仮に大地震が発生し、庁舎に被害が出た場合には、琴平町総合センターを対策本部として対応したいと考えております。


 また、情報伝達機能の維持といたしましては、電話回線が不通となった場合、香川県防災行政無線を利用し、香川県警察本部、仲多度南部消防署など、行政中枢機関と連絡調整を行うこととなっております。また、今回の東日本大震災を教訓とし、新たに災害時優先の携帯電話を購入しており、災害時において行政中枢関係との連絡調整がとれる体制整備に努めておりますことをご理解いただきたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 次の通信の問題も答弁いただきまして、その間に実は町長はじめ、昼間の大地震であれば、皆さん仕事をしているわけで、今も危ない状況だと思いますけれども、そういった町長をはじめ、職員の安全面も考慮するということも、ぜひ1項入れておいてほしい。そういう観点がなければならないと思います。というのは、すべては防災とか、そういった場合に、すべてが職員が本町の場合中心になっています。その中心メンバーが亡くなるという、いなくなるという問題ですから、それは、そうすると、あとの町民の暮らしの問題とか、あるいはその対策が非常に遅れてくるというのは、火を見るより明らかなのであります。そういう意味で、本町の職員の安全面も考えなければならないということも、ぜひ、頭の中に入れていただきたいというふうに思います。答弁は要りません。当然だという答弁だと思いますので。


 次に、5番は、今、答弁をいただきました。通信と情報手段の途絶えたときの問題であります。先ほども籔内議員への答弁の中で、携帯の、気象情報についても手に入れるという報告もありましたので、それはそれでよかろうというふうに思います。


 もう一つは、次に避難場所と町の対策本部との連絡方法。これは、先ほども若干、情報通信の中で携帯等が生かされるかと思いますけれども、問題は、携帯の基地局そのものがやられるということも、今回の場合、3・11の場合には非常に広範囲に出ているわけです。津波という問題がありますけれども、本町、この近辺では津波は想定しにくいかなと思いますけれども、そういったことも考えると、携帯も危ないです。要は、先ほどの町長が言われた携帯の話に戻りますけれども、衛星通信を、衛星を通じての携帯なのかどうか。この点だけお聞きをしておきたいと思います。そうしないと、基地局ではつぶれてしまうということでございます。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 次の質問であります避難場所と町対策本部との連絡方法が確立しているのかという点でございますが、今、議員ご指摘のように固定電話に関しましては、電力等の供給が途切れた場合には使用が不可能となります。また、携帯電話に関しましても、地上局が何だかの理由で使えない場合は、この電話も使用というのは困難になろうかと考えております。そこで、防災行政無線の移動系機器というものを使用しまして、連絡体制を補完したいと考えております。


 なお、この移動系機器に関しましては、現在、16機器が本町にございますので、極力避難場所との連絡にこれらを活用するということが現在の最悪の場合の手段であろうかと考えております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 続いて、避難場所の指定が現在20カ所ございます。ここの耐震等については籔内議員の質問の中でも多分含まれていると思います。もし、簡潔にできるのであればお願いしたいなと思いますが、問題は、避難をしたときの水の問題であるとか、あるいは食糧とか、あるいは毛布とかについての備蓄がどうなっているのか。あるいは配備はできるのかという問題であります。


 そして、管理については先ほどの籔内議員の答弁の中でも出てきておりましたけれども、私はここでは特に強調しておきたいのは、現在の配備体制は、多分社協になって、管理も社協になっていると思うんですけれども、町との関係。それと、備蓄はどこにされて、あるいはなっているのかと。20カ所のところに、それぞれ区分けして置いていないと、それは、いざと言ったときに使えなくなるのではないかと、こういう思いがするわけであります。ですから、その点を、一つお尋ねしたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの避難場所指定の20カ所の耐震と備蓄の状況について、でございますが、避難場所の耐震化につきましては、今年度末には20施設のうち15施設において耐震化され、避難場所の耐震化率については75%となる予定でございます。今後、残り5施設について、耐震診断を行い、場合によっては耐震補強工事を実施することが必要になろうかと思っております。


 また、備蓄品につきましては、乾燥米や乾パン、飲料水などの食糧備蓄はしておりますが、大規模な震災をまかなえるまでの備蓄量とは言えません。また、賞味期限等もあるため、買いかえる必要も出ている状況にあります。さらに毛布やタオルなどの一定の量は備蓄はしておりますが、全世帯に対応できるような量ではないため、今後、災害に強いまちづくりを進めるために、計画的に備蓄品をふやしていかなければならないと考えておりますが、財政的な負担も大きいため、住民の皆様にご理解いただき、各家庭においても3日分の備蓄をお願いして、自らの災害に備えていただきたいと考えております。


 なお、備蓄に関する詳細につきましては、総務課長の方より詳細を説明させたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 総務課長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○総務課長(豊田 泰志君)


 失礼いたします。それでは、今田議員からのご質問にお答えさせていただけたらと思います。


 町内におけます備蓄状況であります。23年4月1日現在でありますけれども、大きく今現在、備蓄されているところは2カ所あります。その2カ所におきましては、1カ所がまず琴平町消防団の団本部にある倉庫の中に備蓄をさせていただいております。それと、大きくもう一カ所でありますけれども、もう一カ所につきましては、消防団の隣に水防本部の倉庫がありますので、そこに備蓄をさせていただいている状況が、全体の中のほぼ9割強の部分であろうかと思います。


 それで、内容につきましてでありますけれども、まず、乾燥米としまして450食分、乾パンとしましても、同じく450食分、団本部の方に備蓄させていただいております。並びにまたペットボトルによる備蓄でありますけれども、水でありますけれども、これは850リットルです。続きまして、毛布につきましても同じく、団本部でありますけれども、59枚、またブルーシート、水防シート等につきましては、水防倉庫の方に15枚程度用意しており、また、タオルにおきましては、これは団本部の方でありますけれども、57枚ほど整備をさせていただいております。まだまだ不十分でありますので、この点等につきましては、今後、先ほど町長から申されましたように、計画を持って随時整備をさせていただけたらと思っております。


 以上、簡単でありますけれども、補足説明とさせていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 私は、実は、今、この備蓄の状況を聞きまして、これで少ないのかなとか、あるいはこれで足りるのかなというふうなことが、実は私自身も十分でありません。今後、計画をされるこの見直しの中で、十分に相談をしていただいて、これに十分に見合っただけのものを近々にそろえていくというふうにお願いしたいと思います。


 もちろんこれがなければならない。あるに越したことはありませんけれども、個々の家庭の中にはそれぞれあって、それぞれがこういった場合には持ち寄るということも当然考えられるわけでありますから、こういったことも啓蒙しながら、ぜひ、やってもらいたい。ただ、全体の中で、安心ができるという状況はつくっていただきたいというふうに思いますので、これは要望として、しておきたいと思います。


 次に、8番目の自主防災組織の問題であります。これは率については、33%というふうに先ほど答弁がありましたので、これは割愛をしておきたいと思います。ただ、自主防災組織のあり方の問題と活動については、やっぱり町として援助と、あるいは指導をお願いをしなければならないのではないか。今、先ほどの答弁の中でもるるございましたように、私は、実は、北野区の第3自治会でもつくったけれども、今、居眠りをしているという状況がございます。そういったことが気はつけておるんですけれども、なかなかうまくいかないという状況もありますので、やはり指導性を発揮もしてもらいたい。


 もう一つは、ここで、言わなければならないのは、119自治会がありますけれども、限界自治会と言われる、あるいはそれに近い、うちの自治会でも70歳を過ぎた方々がほとんどという状況であります。非常に困難性は、今、どこの自治会でも私はあるというふうに思いますので、そういったことをどのように把握しながら指導し、あるいは今秋に予定されております防災訓練とかの中に生かすのかなというのも、今後の行政の課題であろうというふうに思います。


 そういった意味で、この自主防災組織の問題については、自治会組織同様、私はできれば一つの町の連合の大きい組織も必要なのではないかと、そして、民間の横の線として活動が活発にできるような方法も考えておく必要があるのではないかと。そこにはもちろん旅館の方々とか、事業者の方々に入ってもらって、そういう訓練も同じにやっていくということも必要なんではないかと。上からも、ということの指導も必要ですけれども、横の関係についても、一考慮をして実現もできるように、希望をしておきたいと思います。これはこれで希望ですから、取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いしたい。


 最後でありますけれども、この防災計画について、よく目を通して、よくというほどでもありませんけれども、さっと目を通すと、ありますのは、金倉川の堤防が、今指摘をしたけれども、決壊の問題、堤防の決壊の問題、ゲリラ豪雨というのか忘れてはならない問題であります。ゲリラ豪雨で、一日210ミリは含まれないけれども、1時間の降雨量が78を超えるとどうなるのかという問題であります。かつて、私たちもこの琴平町でもそれぞれの田んぼが冠水したというのは、あちこちで聞き及んでいるところであります。旧町内の中でも側溝がふいて、床下浸水になったという電話がありました。これが一番の今の近々の問題としては取り組んでおかなければならない問題だと思います。


 私は、この防止対策については、先般の台風2号のときにも電話をかけると、防災の関係の町の職員から水門の流れの方向を今やっているところだというふうにお聞きをしました。先ほどもそういった答弁がございました。私は、1番にこの問題が非常に大事だと思います。ところが、問題は、この水門は町の水防関係の職員だけで間に合わないという問題がゲリラ豪雨の場合には起こってくる。当然、この水門の開け閉めなり、方向転換については農業用水の関係もあり、そういった水利の関係の方々にもご協力を願っていると思います。ところが、先般、この前の大雨が降ったとき、それらを忘れてその一帯が水が出たというところもあるわけです。それは忘れたというよりも、仕事でいなかったという現実なんですね。そういったところもありますので、どういう対策をとって、二重、三重にそれができるようにどうするのかという研究も必要なのではないかと思います。これも机上の計画だけではできません。町民の協力が必要なんです。個々の協力が必要なので、ぜひそういったところも十分、意を酌んでやってもらいたいなというふうに思います。


 ゲリラ豪雨のこういった組織的な問題、もう一つは、旧町内でも先ほど若干言いました側溝の掃除ができていなくて、あるいは農業用水の掃除ができてなくて、水があふれ出ている。これが一番ゲリラ豪雨では危ないところなんで、こういった体制といいますか、対策についてはどういうお考えなのか、お聞きをしたいと。


 私としては、先ほど言いました自主防災組織の横の連携の中とあわせて、訓練を今秋に行うようですけれども、そういった中で、本町におけるそういった1日を、金倉川の清掃とかそういうようなものは環境美化でやっておりますけれども、それと連携をするとか、あるいは一緒にして、1日そういう掃除も含めてやれるような防災の日とか、あるいは掃除の日とかにできはしないのかという思いとねらいがあります。ぜひ、そういう方向を町としてとれるように研究もしていただいて、私も機会があればそういったことについても、町民の皆さん方にもお話をする機会をどんどんしていきたいと思いますが、それはやっぱり共助の一番最大の予防になるということでお願いしたらと思います。答弁をよろしくお願いします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまのゲリラ豪雨による冠水、浸水防止対策について、でございますが、ゲリラ豪雨というのは、予測が困難で、突発的で局地的な豪雨ではあります。ただし、これは日ごろから香川県危機管理課や気象庁からの気象情報を収集し、また、関係機関と連携をとりながら、予防対応を講じることによって、ある程度の予測ができるものと考えておりますし、先ほど籔内議員の答弁でも申し上げましたとおり、現在、この雨量の時間的予測というものは、以前に比べ、かなりの精度が高くなっております。ご存じのように、注意報、警報におきましても、かつての地域から各市町ごとの注意報、警報というものが発令できるようになっておりますし、先ほど申し上げましたように、気象台長とのホットラインを通じまして、事前にこれらの情報が入るようになっております。


 また、万が一、ゲリラ豪雨が発生し、町内に水があふれた場合の対策でございますが、議員ご指摘のようにこれらの情報を勘案しながら、雨が降る当日ではなく、前日より対応を進め、地元水利組合等との情報交換を密にしながら、金倉川のダムや河川の水門等を適切に処置することが重要であろうかと考えますので、これらの対応を進めていきたいと考えております。


 また、町内におけます用水路等々の詰まりによります浸水でございますが、この点につきましても、私が今回の台風2号の接近に伴いまして水防本部を立ち上げ、直ちに私が関係職員とともに町内を約2時間にわたり実際に現場を見てまいりました。私が見た範囲では、南通町の1カ所、そして、下櫛梨において1カ所、用水路が詰まり、そこから水が吹き出しておるという状況をこの目で確認しておりますので、これらにつきましても、水利組合はもとより、地元自治会の皆様方にご協力をいただき、日ごろの清掃活動等の中で極力ものが詰まることによっての水処理というものを、今後ますます推進していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 防災の問題については、それぞれの観点が違っても意見が異なるようになると思います。しかし、防災計画の本文にありますように、やはり防災の予防であるとか、その対策であるとか、復旧であるとか、あるいは避難者の対策を十分にとるということを、町として取り組んでもらいたいということを、最後にお願いしておきたいと思います。


 続きまして、二つ目の丸亀市の定住自立圏構想との関係であります。これは、本町が平成の合併を、私は合併をすべきでないということを一貫してとっておりましたけれども、本町は合併を余儀なく、結果的にしなくて、単独の町政を歩むことになったというのは、私も知っているところであります。その後、よく小さくとも観光の町として頑張っていくんだというのは、町行政トップの町長の言葉として聞き及んでいるのが今日かと思います。しかし、本町においては、面積も小さくて、あるいは、今、過疎化が進みという過疎地域に指定もされるという状況でございます。しかし、私は本町の特徴とかそういったことを考えると、この丸亀市の定住自立圏構想が何が目的で、どういうふうになっているのかというのは、まだまだすべては明らかになっていないという状況だと思います。


 先般も資料とか、あるいはお話を、説明を聞く中についても、私はかねてより合併しない本町の自立、この道を歩んでいるように今でも思うのでありますが、この関連で、丸亀の定住自立圏構想について、町としてはどう考えているのか。町当局としてはどう考えているのかというのをお聞きをしたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 まず、この丸亀市の定住自立圏構想について、若干、説明させていただきたいと思います。この定住自立圏構想は、平成20年12月26日付総務事務次官通知に基づくものであり、中心市、今回は丸亀市でございます。また、周辺市町、これは琴平町を含む1市3町、つまり善通寺、琴平、多度津、まんのう町でございますが、自らの意思で1対1の協定を締結することを積み重ねる結果として形成される圏域構想であります。特に、中心市と周辺市町の役割分担につきまして、定住自立圏構想では、中心市の機能と、周辺市町の機能が協定によって有機的に連携し、定住のための暮らしに必要な諸機能を総体として確保するとともに、自立のための経済基盤や地域の交流を培い、全体として魅力あふれる地域を形成していくことを目指しているものだと考えております。


 これら魅力あふれる地域を形成されることにより、地方への民間投資を促進し、内需を振興して、地域経済を活性化させるとともに、分権型社会にふさわしい安定した社会空間を地方圏をつくり出すことが期待されております。


 また、圏域が形成されることにより、地方圏からの人口流出を食いとめ、地方圏への人の流れを創出することも期待されております。すなわち、1町では人口歯止めについてとれ得る策というのは限界がございますが、地域として取り組むことにより、例えば、琴平町に大型企業というのを誘致するにも土地がございません。しかし、地域で対応することによりまして、そういったことが実現することにより、定住と雇用の確保というものが図れることになり、ひいては都会への人口流出等を食いとめる大きな施策になるのではないかというふうに考えております。


 以上、目的及び役割分担等を説明いたしましたように、この定住自立圏構想は、市町村合併を目指すものではなく、むしろ自治体の枠を超え、さまざまな施策を実現するためのものであると認識しております。したがいまして、魅力あふれる地域を形成するための構想であるということをご理解いただけたらと考えております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 説明は受けました。1番と、次の2番との関連で言いますけれども、総務次官の何か方針が出た。それに基づきということだという説明がありました。私は、これは道州制の問題とかと関連をしているのではないかと思います。当初の平成の合併がまだまだ数が多いということであります。そういったところから、出発しているのではないかというのが、今の大きな国の方針の中にある一つの方策であるというふうに位置づけをしております。


 ぽんとそれを小さく見た場合に、私は本町の、これは2番の共生ビジョンとも関係ありますけれども、広域で見た場合、1市3町で見た場合に、おのずと本町と丸亀市、中心市の関係については、大人と子どもほど力関係は違います。例えば、医療圏についても、当然そういった形の中で想定ができるのでありますけれども、善通寺の国立病院をどう考えるのかとか、あるいは町民が救急車で搬送されるのは、ほとんどが善通寺であったわけですよね。国立医療センター。ところが、今は医者がいない、あるいはそういった状況の中で、労災にたくさん行く。これは、さらには坂出の方にも行っているという状況があります。そういった場合を考えると、私は、国の全体の中でのこういったものの考え方の中に、やはり小さいところは切り捨ての方向というのは、そこにも、一つ一つの理由と出てくるわけなんです、これは。こういったところに常に、住民に注意を払った取り組みをお願いしておきたいというふうに思うんです。


 共生ビジョンについても、丸亀市がすべてを考えて提起をされると。1対1で協定を結ぶというのになるというふうに言われておりますけれども、1対1の力関係は物すごくこの位置が違うわけなんです。そこのところは、これが本来の琴平町にとってどうなのかというのが、私はまだ決めかねる問題であろうというふうに思います。今からの問題としても、この問題は十分に考え、そして、町民とも相談をしながらやっていく必要があるのではないかと。例えば、広域圏で事業で進めるとなれば、それは広域の連携の中で、事業組合とかではそれぞれが出てくる、できる問題でありますので、そういった方法も考えられるというふうに私は思いますので、ぜひ、そういうことも考えていただいて、2番目の共生ビジョンはすべて協定締結後策定となっているように思います。それでは、結局、具体的には丸亀市にすべてお任せということになるので、こういった問題については、本町の特性が将来心配するところも出てきますので、そういうのはないのかと、お尋ねしながら、こういうことも十分、拙速にならないようにお願いをしたいという質問をしておきます。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 ただいまの共生ビジョンがすべて協定後策定となっているが、具体的にはお任せということになり、本町の特性が心配であるというような趣旨の質問だろうかと思っております。


 この定住自立圏、共生ビジョンにつきましては、協定内容を踏まえ、圏域全体の将来像や具体的な取り組みを示すものでございます。共生ビジョンの策定に当たっては、まず、丸亀市が行う中心市宣言以降において、丸亀市と本町を含めた1市3町の担当部局ごとに協議を行ったさまざまな取り組み内容が盛り込まれた協定書内容が尊重されます。そして、協定締結後、再度丸亀市と本町を含めた1市3町の担当部局ごとに検討、協議及び審議をし、共生ビジョンの策定となるものであります。


 この共生ビジョンの策定に係る事務局については、丸亀市政策課が総合調整を行いますが、共生ビジョンに盛り込み取り組む内容につきましては、すべてを丸亀市にお任せするのではなく、本町を含めた1市3町の意向が十分に尊重されたものであります。したがいまして、共生ビジョンに本町の特性が盛り込まれるよう、また、人口や財政力等で一方的に話が進まないよう十分注意をしながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 この問題については、まだまだ今からその進捗状況とか勘案しながら議論をしていきたいと思います。もちろん一町民となっても、そのようにやっていきたいと思います。


 続きまして、最後の三つ目の観光客のつぶやきに応えてほしいということで質問をいたします。


 この観光客のつぶやきというのは、非常に私は帰ったときに、同じようにつぶやかれると口コミで広がってしまうので、心配をしておるんですけれども、その一つに、JR琴平駅を降りるとすぐ目に入ってくるのは、商工会議所と駅との間の町道の放置自転車。それだけではありませんで、駅のトイレの前にある数多くの放置自転車、これを見て、ある町民の方が聞いた話ですけれども、まだこんな観光地があるんですねと言って通り過ぎていった。二、三人が話しながら行くというのを聞いた。これは大変なことだと、何とかせえといって実は言われたわけです。


 私もこの放置自転車については、かねて提起もしたこともあります。しかし、観光客からこういうつぶやきを聞いたというのは初めてでございました。町民からは時々言われますけれども、しかし、こういった問題は非常に大事だということで、これについての対策をお願いしたいと。具体的に提起もしておきたいんですけれども、やはりただ、難しいのは、あそこに手荷物預かり所がJRの敷地の中に民間でございます。そういったところもあって、非常にちょっとほかとは違うのかと思いますけれども、琴電の各駅については、もう放置自転車は全くありません。それは、駅員さんなり、あるいは高松から巡回の方が、あれば必ず別のところに置くというのを徹底したそうであります。あそこまで取りにいってくる。それを徹底すると、いつの間にかそれはなくなりましたということであります。そういったことに教訓として、本町でも取り組めないのかというお願いであります。ぜひ、こういうつぶやきが聞こえてこないように、ここにはJR琴平駅と書いてありますけれども、琴電の横の高燈籠のトイレのそばにも放置自転車はありますので、その辺もよろしく取り扱いを、対策をお願いしたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、今田議員の大きな質問の3点目、観光客のつぶやきというテーマにつきましてお答えしたいと思います。


 まず、放置自転車の対応でございますが、これまで町、JR琴平駅、琴平警察署の三者で連携して取り組んでまいりました。その取り組み内容といたしましては、放置されている自転車で、防犯登録及び車体番号が不明であり、使用不能と見て取れるようなものにつきましては、管理者権限にて処理を随時行っております。また、防犯登録、車体番号などから所有者が特定できるものにつきましては、警察より照会をかけるとともに、相当期間置いているため、持ち帰らない場合には遺失物として処置いたしますとのチラシを張りつけ、注意喚起を行っております。ただ、その注意にも反応がない場合は、遺失物として保管し、一定期間を過ぎてもなお所有者が名乗り出ない場合は、管理者権限において処置をしております。


 なお、公設の駐輪場の設置につきましては、議員ご指摘のように隣接した民間の自転車預かり所との営業補償等の問題があるため難しいのが現状であります。また、町道上への通勤、通学者の乗り置きというものもよく見受けられます。これは、琴平町が観光地であるとともに、周辺市町の住民の皆様の生活の場であるということでもございますが、こういった場合は、ほとんどの方がJRの利用者であることから、JR琴平駅への駅敷地内駐輪場建設要望を踏め、今後とも三者による協議連絡を密にとり対応していきたいと考えております。


 ただ、これまでの対策にとりましては、一度、管理者権限において処置した場合、その次というものに若干の期間があいておろうかと思いますので、その期間等も考慮しながら、極力ご指摘のような点が改善できるように取り組んでまいりたいと考えております。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 私はこの問題については、しつこくせないかんというのが一つです。しつこく。放ったりなんかするより、邪魔になるから、こっちへ置いておりますという看板一つで事は済む。その一言です。それが琴電の教訓です。ここに置くと迷惑がかかる。見苦しい、ですから、こちらに移動させましたと。そこまで取りにきてくれいうだけの看板、1枚あればいい。ただ、しつこく、あれば、すぐにそこへ持っていったらいい。私は、琴平町の巡回をしている観光の巡回をしている人を十分活用したらできるのではないかなという思いがしております。民間の手荷物預かり所とか、JRとか、あるいはこんぴらさんとかについては、お互いにこういうつぶやきは非常に大事にしなければならない。大手を振ってというか、声を枯らして言ってる人より、こういった人たちの声を率直に聞いて、黙って手当をするというのが一番効果があるやり方だということを、三者の方々に強く申し上げておきたいと思いますし、町はJRなり、あるいは民間の人、あるいはこんぴらさんにそういう話をぜひして、協力をしていただきたいというふうに思います。


 琴平からしてあげる必要は全然ないと思いますので、自分とこの敷地の中に要らんものがあれば、ちゃんとやっぱり黙ってのけますよと、のけるじゃないですかという対応でやったらどうでしょうかと。警察は警察沙汰にしなくても、事は済むように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 二つ目でございます。高燈籠について、であります。放置自転車は先ほど言いましたので、それで終わり、あとは言いませんけれども、ここには説明の看板がない。これ、いつか案内看板と称して要求も、委員会か何かでしたこともあります。また、こんぴらさんの会議の中で行ったときに、誰だったかちょっと忘れたんですけれども、社務所の人に言いましたら、検討中ですというような感じで、今、ちょっとそれいろいろ検討しているんやという話は聞いたんですけれども、それからもう約、大方こ1年来ます。それではやっぱり検討のうちに入らない。検討というのはしないということなのかという、神さんでも政治用語なのかという思いをちょっとしているんですけれども、そういうことではだめなんで、高燈籠の説明の案内看板、これはぜひつくる必要があるのではないかと。危険なロープだけがあって、あのインターネットを見て、琴平町のインターネットを見ても、金刀比羅宮、あるいは琴平の観光のインターネットをあけても、高燈籠は必ず出てきます。出てくるし、名刺の印刷になったりもしております。そういったところが、あのような状況では非常に、つぶやきでありますけれども、まだこんな観光地があるんですねというふうに念を押されたというような気がしてなりませんので、これについても関係機関と十分に協議をした上で、よろしく取り計らいをお願いしたいと思います。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、観光客のつぶやきの第2弾、高燈籠の説明案内と、近づくと危険というロープがあるという点についてご説明申し上げます。なお、高燈籠の放置自転車につきましては、答弁は要らないということですが、これに関しましても金刀比羅宮で対応するとのことでございましたが、町といたしましても、関係各課、琴平警察署等と協議しながら対応したいと考えております。


 その上で、まず、高燈籠の説明案内でございますが、議員ご指摘のように、高燈籠自体、これは琴平町にとって非常に重要な観光スポットと申しますか、名勝地でございます。私は、この町で生まれ50年近くになりまして、余り高燈籠というものが日常生活の中にありますので、その重要性、価値というものも若干希薄になっていたかと思いますが、やはり町外から琴平を訪れる方にとりましては、まず目につくのは高燈籠ではないだろうかと。また、その高さにいたしましても、現存する燈籠の中では日本で一番高い燈籠でございますので、それらの案内看板というものにつきましても、重要性があると考え、昨年度の交付金を今年度に繰り越しまして、高燈籠を初め、町内の何カ所かの観光スポットに統一感を持ったものを設置していきたいと考え、今年度中に対応を進めているところでございます。


 また、近づくと危険という表示がございますが、この理由につきまして金刀比羅宮に確認しましたところ、ロープ内に置いております解体した燈籠、これらに対するいたずらを防止するためのものであり、高燈籠本体に危険性があるものではないというご回答を得ております。この燈籠に関しましては、解体して元の場所、すなわち駅前の交番の横でございますが、ここに復元するまでの間、しばらく時間をいただきたいというご説明でございました。


 いずれにいたしましても、この高燈籠に関しましては、観光スポットはもとより、町民の憩いの場ともなる施設でございますので、我々といたしましても、できる限り早急に打てる手は打ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。


  (「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 最後の分でありますが、琴電琴平駅を降りると、観光客は何かにおうと。これは台風で押し流された前の話ですから、そういうことがあったのかと思いますので、このつぶやきについても、やっぱり何とかせないかんという思いがいたしておりますので、一つは、金倉川の川底の清掃かなという思いがいたしております。こういったことについても、定期的に何かドブの臭さがなくなるように検討も、協議の上、取り計らいをぜひお願いしたいということをお願いして、終わります。よろしく答弁の方もお願いいたします。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、3点目のつぶやき、琴電琴平駅を降りると、ほんのりとドブの香りがするというこの観光客の声に対応しまして、私の考えも述べたいと思います。


 この金倉川につきましても、私もこの50年近く住みながら、なれてしまったのか、そういったにおいすら感じなくなっております。ただ、観光地を流れる川といたしましては、当然、いやしの川であるとともに、水利としても活用されております。そして、議員ご指摘のようにこの河川の管理は香川県ですが、県におきましては、これまでにも何回か川底の清掃、つまり河床清掃を行ってまいりました。ただ、これらは定期的なものではなく、大きな工事等にあわせて施工したものでございますので、これまでの現状を踏まえまして、今後、関係市町と連携を図りながら、香川県に対し要望してまいりたいと考えております。


 また、河川の問題は、単一の町の問題ではなく、流域全体の問題であり、また、ここに住んでおられる住民の皆様方にもご協力をお願いしなければならないと思いますので、行政といたしましては、環境美化に対する啓発を今後も続けてまいります。


 そして、時間が参りましたが、この観光客のつぶやきに対しまして、私がある夢を見たということで、その夢の内容をお伝えしたいと思います。それは、私が1人の観光客となり、琴平を訪れるというものでございます。若干、時間は前後いたしますけれども、宇高連絡船に揺られ、甲板上のうどんを食べ、そして香川に入る。そして、築港駅から1時間、ことことと琴電に揺られ、琴平駅に着く。そうしますと、すぐその右手には20数メートルにも及ぶ立派な燈籠が立っておる。その燈籠の下にまいりますと、春であれば、桜が咲き、そして、フジが満開になるという中で、そのベンチに子どもたちが座り、遊具で遊び、そして、学生がカップルで何かをつぶやいておると。そのお兄ちゃんに、お兄ちゃんどうだ、何やってんだと聞くと、その学生は照れながら、おっさん、関係ないがというふうにしかられます。しかし、そののどかな雰囲気の中で、この高燈籠という場所を住民の憩いの場とするということは、とてもいい町だなというふうに考え、足をそのまま大宮橋方向へ向けます。そして、大宮橋に到達しますと、目の前には、緑あふれる象頭山、新緑の木々が押し迫ってまいります。するとどこからともなく、ちょろちょろ、ちょろちょろとせせらぎの声が聞こえてまいりまして、下に目を向けると、きれいな澄んだ水の金倉川が流れている。中にはコイやフナが楽しそうに泳いでおると。ああ、すばらしい景色だな、この町はということで、さらに足を進めますと、表参道近くには、景観が統一され、けばけばしい看板もなく、非常に落ちついた町並みがそこにはございます。決して、駐車場に無理やりと客を入れようとか、土産物を買わそうとか、そういったような風景は見当たりません。その後、石段をのぼり、金刀比羅宮の境内に入りますと、これは、言わずと知れた金刀比羅宮でございますので、大変すばらしい聖域であり、今はやりの心霊スポット、パワースポットということで、心がいやされて、とても充実した日々を過ごしたという夢でございます。


 しかし、この夢を夢で終わらさず、実現するのが政治でございます。一刻も早く、一つでも多く、こういった夢が実現できるよう今後とも頑張ってまいりますので、議員各位にも何とぞご協力をお願い申し上げまして、今田議員への答弁とさせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


 以上で、8番、今田 勝幸君の一般質問を終わります。


 以上をもちまして、一般質問を終結いたします。


 ご相談申し上げたい件がございますので、ただいまより議会運営委員会を開催願います。


 議会運営委員及び関係者は大会議室にご参集願います。


 その間、暫時休憩といたします。


 なお、委員会の招集通知は本告知をもってかえさせていただきます。





     休憩 午後 2時06分





     再開 午後 3時00分


    (出席議員 休憩前と同じ10名)





○議長(山神 猛君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 ここで、諸般の報告をいたします。


 事務局長より報告いたさせます。


 事務局長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○事務局長(金関 首君)


 命により、ご報告いたします。


 休憩中、町長より、追加議案1件が提出され、議長においてこれを受理されております。


 訴えの提起案1件でございます。次に、山下議員ほか4名より発議1件が提出され、議長においてこれを受理されております。条例改正案1件でございます。


 以上、報告を終わります。


○議長(山神 猛君)


 以上をもって、諸般の報告を終わります。


 お諮りいたします。


 これより追加議案として提出されました議案第12号 訴えの提起について、発議第2号 琴平町議会委員会条例の一部を改正する条例、以上2件を日程に追加し、これより議題とすることにご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 異議なしと認めます。


 よって、これより、議案第12号及び発議第2号を日程に追加し、これより議題とすることに決定いたしました。


○議長(山神 猛君)


 議案12号 訴えの提起について


 を議題といたします。


 町長から提案理由の説明を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、議案第12号、訴えの提起について、その提案理由をご説明申し上げます。


 株式会社タクテックに対し、支払い済の金額と供給開始後の平均湧出湯量から算定される額との差額を琴平町に返還せよとした趣旨の判決を求め、訴訟を行うことについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものでございます。


 何とぞよろしくご議決賜りますようお願い申し上げます。


○議長(山神 猛君)


 町長の提案説明を終わります。


 これより、質疑に入ります。


 提案理由に対する質疑を許します。


  (「質疑なし」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 質疑なしと認めます。


 ただいま議題となっております議案第12号は、会議規則第39条第2項の規定により、委員会に付託することを省略いたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 異議なしと認めます。


 よって、本案は委員会に付託することを省略することに決定いたしました。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


  (「討論なし」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 討論なしと認めます。


 これより議案第12号 訴えの提起について、を採決いたします。


 お諮りいたします。


 本案は原案のとおり決することに、賛成の方はご起立願います。


  (賛成者起立)


○議長(山神 猛君)


 全員起立と認めます。


 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。


○議長(山神 猛君)


 発議第2号 琴平町議会委員会条例の一部を改正する条例


 を議題といたします。


 山下議員ほか4名の議員発議によります条例の一部改正であります。琴平町議会の議員定数を定める条例の改正に鑑み、常任委員会の定数を改正するものであります。


 お諮りいたします。


 この案件につきましては、質疑、委員会付託、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 異議なしと認めます。


 よって、質疑、委員会付託、討論を省略いたすことに決定いたしました。


 これより発議第2号、琴平町議会委員会条例の一部を改正する条例を採決いたします。


   お諮りいたします。


   本案は原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。


  (賛成者起立)


○議長(山神 猛君)


 全員起立と認めます。


 よって、本案は原案のとおり可決されました。


○議長(山神 猛君)


 以上で、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。


 閉会前でありますが、あいさつのため町長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(小野 正人君)


 それでは、閉会に先立ちまして、一言私の方からお礼並びにごあいさつを申し上げたいと思います。


 今定例会は、6月8日に開会し、本日まで6日間、議員各位の熱心なご審議をいただきまして上程させていただきました全12議案につきまして、原案どおり議決をいただき、誠にありがとうございます。


 また、改選前の非常にお忙しい時期ではあったかと思いますが、各議員におかれましては、連日、ご出席を賜ったことに対しましても心より敬意を送りたいと思います。その上で、改選を控え、私の考えを若干述べさせていただきます。


 議会の皆様は、常々私が述べているように、我々執行部と両輪となり、町政運営発展のために尽力をいただく、これがこの琴平町にとって、今最も望まれている重要な課題であろうと考えております。今回の改選に当たりましては、出馬を予定されております各議員におかれましては、当然、その町政に対するビジョン、また政策というものを主張され、正々堂々とフェアな戦いをされていただくものと確信しております。また、私も議会時代を通じて、そうでありましたが、そのビジョン、政策というものはなく、ただ他人を誹謗、中傷するようなことでは、町政というものはやっていけないように考えております。そのことはまさしく自らビジョン、政策がないということを逆説的に証明しているかのごとくでありまして、本日、ご参会の皆様におかれましては、そのような崇高な理念のもと、今後とも町政運営に当たりましてご協力を賜りますことを心よりお願い申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たります私の感謝とごあいさつにかえさせていただきます。


 どうも、この定例会におかれましては、皆様方、ご協力誠にありがとうございました。


○議長(山神 猛君)


 町長のあいさつを終わります


 以上をもって、本日の会議を閉じます。


 これをもって、平成23年琴平町議会6月定例会を閉会いたします。


 ありがとうございました。





             (閉会 午後 3時08分)





 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。








       琴平町議会議長











       琴平町議会議員











       琴平町議会議員