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香川県 琴平町

平成21年12月定例会(第2日12月14日)




平成21年12月定例会(第2日12月14日)





 
               会 議 の 経 過





 会期 第2日 平成21年12月14日(月曜日)


 議事日程(第2号)


 第 1       会議録署名議員の指名


 第 2       一般質問





              (再開 午前9時30分)





○議長(山神 猛君)


 おはようございます。(「おはようございます」の声あり)


 御参集いただきまして、ありがとうございます。


 これより、平成21年12月定例会を再開いたします。


 ただいまの出席議員は12名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。


 これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておるとおりでございます。


 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。


 事務局長より報告いたさせます。


 事務局長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○事務局長(松浦 治朗君)


 おはようございます。(「おはようございます」の声あり)


 命により、御報告いたします。


 本日の日程にかかります一般質問の通告は8件受理いたしております。個人質問8件であります。


 次に、地方自治法第121条の規定により本日の会議に説明のため出席を求めた者は、既にお手元に配付いたしております名簿のとおりであり、うち、総務課主幹より本日の会議を欠席したい旨の届けが提出され受理いたしております。


 以上、報告を終わります。


○議長(山神 猛君)


 以上をもって、諸般の報告を終わります。


○議長(山神 猛君)


 日程第1 会議録署名議員の指名


を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、


 4番 森 義幸君


 10番 山下 康二君


を指名いたします。


○議長(山神 猛君)


 日程第2 一般質問


を行います。


 一般質問の通告は8名であります。会議規則第56条の規定により、発言時間は20分以内と制限いたします。


 順次、通告者の発言を許します。


 まず、5番、大北 秀穗君。


  (「はい、議長、5番、大北」と呼ぶ)


○5番(大北 秀穗君)


 おはようございます。(「おはようございます」の声あり)


 ただいま議長からお許しをいただきましたので、一般質問の席につかさせていただきました。私は、今回、いこいの郷の宅地造成事業の追加工事、これ1点に絞りまして、町長にお伺いをいたしてまいりたいと思っております。しかし、この件につきまして、一般質問するのに、私、はっきり言って迷いました。もう10年も前の話やないかと。もういいやないかとこういう気持ちもありました。しかし、ささやかな疑問であろうとも、矛盾であろうと、矛盾、疑問が生じた場合は、町長にお伺いしてすっきりするのが町会議員の務めでないかとこういう思いもいたしました。最終的に通告をさせていただいたところであります。


 この工事が始まったのは、平成10年の3月の話でございます。そうして、平成10年3月20日にかねて入札をして落札をいたしておりました工事請負予定者、住友建設株式会社さんと琴平町の間に、いこいの郷の宅地造成請負契約が結ばれました。契約内容は、7億5,600万円、工期は、平成10年の3月20日から平成11年の9月30日までの560日間とお伺いしておりますけれども、この工事契約内容につきまして、これ以外の件につきまして、町長より御説明をいただきたいと思います。


 そうして落札をいたしました住友建設さんは3月20日に着工いたしました。そうして粛々といこいの郷の工事を進めていく間に、約、私の計算では本体工事40%ぐらいの進捗率でなかったかと思われる8月20日に、地中より契約書にないかたい岩盤が出てきたと琴平町の方に通告があったようであります。直ちに建設課の職員、現地を見に行きましたが、岩盤らしきものは目に見えなんだと、こういう報告もありますけれども、岩盤は確かにございました。そうして、住友建設さんはこの岩盤に対して、9月7日、8日、9日の3日間、発破工事を仕掛けたようであります。こういう報告もあります。


 この年の平成10年の9月議会は、9月14日から24日までの11日間行われたようでありますけれども、それに十分に間に合う8月20日に地中より岩盤が出て、9月7日、8日、9日に工事をしておるわけですから、十分町議会に対して報告できる日にちがあるのにもかかわらず、町長は、琴平町議会に対して、何の報告も説明もなかった。そうして、12月議会、この12月議会も12月14日から24日までの11日間行われておるようですけれども、このときは、いこいの郷の追加工事はほぼ終わっていたはず。しかし、町長は、12月議会でも議会に対して、このいこいの郷の追加工事、何ら説明も報告もしなかった。


 そうして、議会に対して、初めてこういう旨の報告があったのは、翌年の2月17日、琴平町がつくっておりましたいこいの郷建設特別委員会の席で、初めていこいの郷の工事現場から岩盤が出て、それに伴う除去工事をしたと、こういうような発言があったようであります。そうして、議会全体に対しての報告は、3月議会に初めていこいの郷に岩盤が出て、総工事費が1億5,200万円かかる、それを住友さんと折衝に折衝を重ねて、両者痛み分けということで、住友建設さんにも7,600万円辛抱していただく。琴平町も7,600万円追加工事を認める。そうして、そのときに、議員の中からどうしてそんなに1億5,200万もの高い経費がかかるのかと、こういう質問に対して、町長は、いこいの郷に出た岩盤を他の最終処分場に、いわゆる運搬をする経費、これが主たる経費でありますと。もちろんそのほかに火薬代とか、発破を仕掛ける技術料は当然含まれますけれども、主たる経費は、岩盤を最終処分場へ運搬する経費にかかるんですと。こういう御答弁をなさっておるということを、私、3月議会の議事録を読ませていただきました。


 ここで、町長にお伺いをいたします。なぜ、琴平町の9月議会、12月議会にいこいの郷の工事現場から岩が出たんだという報告一報を議会に知らさなかったのか。知らさないことによって、工事の現場を見る機会を議員に与えなかった、こういうことが言えると思います。そうして、この1億5,200万円を、最終的に琴平町が7,600万円負担するということで説明をいたしておるのが本当でしょうか。1億5,200万総工事費がかかったのでしょうか。痛み分けをしたのでしょうか。7,600万円琴平町の負担がそれで終わったんでしょうか。町長がおっしゃる最終処分場とは一体どこなんでしょうか。何立米ぐらいあったのでしょうか。その結果が、いこいの郷追加工事代金、岩盤除去の代金は、最終的に琴平町は住友建設さんにお幾ら払ったのでしょうか。お伺いをするものであります。


 そうして、5月17日、いこいの郷追加工事の契約書が交わされております。そのときの契約書を見ますと、初めは、工事は平成10年度に終わっているはず。議会の承認は平成11年3月議会、なのに、追加工事契約が11年5月17日になぜ行われたか。そうして、そのときの工事契約書を見ますと、工事着工は、琴平町議会が承認をして、琴平町より指定があった日が工事着工日だと。そして、その追加工事の完成は、7月30日の52日間の工事契約になっておるわけであります。そうして、工事金額は、1億2,600万円。その1億2,600万円と町長が説明をした内容は、琴平町が、設計変更をして住友建設さんに依頼をした工事代金が約5,800万。いこいの郷の岩盤除去による1億5,200万円の痛み分け分が7,600万円と、こう説明されております。果たしてそうであったんでしょうか。


 そうして、工事着工が6月8日と決定をして、工事に着工をしてわずかに1週間ぶりに早くも工事期間の変更届が来た。7月30日までの工期を6月30日に短縮してほしい、こういう変更届が出てきた。52日間の工期を22日にしてくださいという。60%カットの届け出ではありませんか。そうして、平成11年の6月30日に、このいこいの郷の本体工事も、追加工事も含めて、竣工届が琴平町に来た。ところが、竣工検査が琴平町に届く前に、1週間前に竣工検査をしているという。竣工届というのはどういう意味を持つんでしょう。私なりに考えますと、竣工届というのは、かねて琴平町より請け負っておりましたいこいの郷の宅地造成事業が、このたび図面どおりとどこおりなく終了いたしましたのでお届をいたします。よって、検査の結果、お引き取りをくださいというのが竣工届でありませんか。私はそのように認識します。ところが、竣工届が出ないのに、なぜ、竣工検査をするのか。


 そうしてもう一つ言わせていただきますと、本体工事の進捗率が約40%ごろに出た岩石の除去工事と、工事が全部完成をして、側溝工事も配管工事も全部できて、本体工事の竣工検査と同じ日にできるんですか。私はそれは岩が見えなくなって、全然竣工検査はできないと思います。


 もう一つ問題がある。この竣工検査に名前を連ねております田中悟さん、この竣工検査の名前の肩書を見ますと、監督技師田中悟さんとなっている。恐らく、私もわかりません、しかし、恐らく琴平町派遣の現場監督という肩書でないんですか。そうして、技師という字がありますので、この人は恐らく土木技師の免許を持っておられるんだろうと推測いたします。その監督技師の田中悟さんが、僕は現場へ行ったことないんだと。これ、笑い話にもならないじゃないですか。そんなばかなことがあるかと。私、そのときの上司、竹原春太郎さんに尋ねたら、竹原春太郎さん、そうだったかもわからないと言う。町長、これ、どうですか。現場監督が現場に行ったことがない。上司の課長はそうだったかもわからない。これ、おかしいじゃないですか。


 時間がありますので、これまでに今、私が質問をしたことをもう一度繰り返してお尋ねいたします。なぜ、町議会に一報を入れなかったのか。こういう問題はことしの3月にもあったじゃないですか。3月27日の2時ごろ、琴平町の前副町長が香川県農協から8,000万という巨額の金を借り入れた。そうして、その一件が町長の耳に入ったのは3月30日。それを町議会議員4人に説明したのが5月28日。町議会全員に説明したのが6月3日で、68日もたっておったじゃないですか。今回も、また、8月20日に岩が出たと琴平町に報告があって、琴平町議会に正式に説明をしたのが3月9日じゃないですか。この間200日たっておるじゃないですか。これはどうしてでしょう。そうして、町長が3月23日、町議会で追加工事代金の承認を求める前に発言をした。工事代金総額1億5,200万円です。痛み分けです。琴平町の負担金は7,600万円です。主たる経費は岩を最終処分場に持っていく運搬費が主たる経費です。これ、町長、本当かどうか、真実を御答弁いただきたいと思います。


 いこいの郷の追加工事につきましては、10年も前からいろいろとうわさがあるようでございますし、最近はこの資料も、3分前だそうであります、はい、資料もたくさん出回っております。私も資料をいただいております。しかしながら、この資料を見まして、全面的に信用することができない資料であります。矛盾点が多いんであります。しかしながら、私は、この後、町長に御答弁をいただいた後で、この資料を議員、職員の皆さんにお配りして、資料の説明をしながら、町長にもう一度お尋ねをしたいと思っております。


 しかしながら、このいこいの郷の事業というのは、町長が初当選以来、ずっと見守ってきた事業じゃありませんか。いわば町長が起こした事業でありませんか。ですから、琴平町で、香川県で、この件について一番よく御存じなのは町長でございます。ですから、きょうはいろいろなうわさがあろうとも、真実は一つ、これが、いこいの郷の追加工事の真実だよという御答弁をいただきたいと思います。


 これで、私の質問を終わります。


○議長(山神 猛君)


 5番、大北 秀穗君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの大北議員の御質問にお答えをしてまいります。


 何分にも10年前のことでございまして、かかわっておった私も記憶が遠ざかっております。直接自分がこれを担当していたわけでございません。一応、全体的責任の立場でおったことは間違いはございませんが、自分が担当してかかわっておれば、記憶も鮮明によみがえってこようかと思いますが、今となりましては、現存する資料を繰り返しながら確認をして、その確認に基づいて報告を申し上げていくという手順をとらざるを得ないというあたりにつきましては、まず、御理解を願っておきたいと思います。


 その答弁の前に、内容とも関連いたしますので、一言申し上げておきたいと思います。先日のテレビ報道を見て、いこいの郷づくり造成追加工事の請負契約に残土を最終処分場に運搬する費用が含まれているのに、最終処分場に運搬せずに、場内で処理していたと誤解をされていらっしゃる方もおられると思います。まず、この件について、御説明を申し上げておきたいと思います。


 事務当局に確認をいたさせましたところ、平成11年5月17日に締結した追加工事の請負契約1億2,600万円には、岩掘削に伴う残土を最終処分場に運搬する費用は含まれておりません。残土につきましては、場内において造成地盤の高さを上げることなどにより、場内で処理をするとともに、その他公共工事に利用する希望者に、事業者に、事業者の方の費用で運搬をして場外へ搬出してもらうというようなこととあわせて処理を行っていたとのことであります。そのようなことから、先日のテレビカメラ取材では、元の担当課長が場外搬出はしていなかったというふうに申し上げたものであろうというふうに思うわけであります。


 次に、町議会平成11年3月定例議会の議事録を見てみますと、私が、岩盤をいわゆる最終処分場に運搬する処理費が主たる経費でありますと答弁していることについてでございます。この答弁は、3月定例会の最終日、平成11年3月23日の本会議において、総務委員長の報告に対する服部議員の質問に対して、私が補足答弁したものでございます。服部議員の質問には、追加金1億5,000万円は火薬代なのでしょうか、技術代なのでしょうか、火薬代にしても、それが常識的な金額なのでしょうかという御質問に対するもので、当初、業者の方から提示のあった見積もりは約2億3,300万円のうち、岩盤掘削の費用は約1億5,000万円でありましたが、その根拠に対する私の答弁であったと思います。


 これに対して、私が、なぜ、岩盤が出たからそんなにかかるのかという御質問でございますが、主たる原因は岩盤を、いわゆる最終処分場に運搬する処理費が主たる経費であります。また、当然、これに伴う火薬なり、発破作業の技術等も含まれての経費でありますと、答弁いたしておりますが、これは、答弁を行った時点において、まだ、相当量の掘削残土が岩盤を含めて残っており、この処分について、搬出するのかどうかという状況であり、ぎりぎりの交渉を続けていたというようなことも含めあわせ、そのような答弁を行ったものと思われ、これが言葉足らずで適切な答弁ではなかったと思います。したがいまして、この点については訂正をし、おわびを申し上げなければいけないというふうに思っておるところでございます。


 しかしながら、先日のテレビ報道については、アポイントもなく、総務課の許可を得ることもなく、協議中のところへ突然踏み込んできて、いきなり10年前の質問を投げかけられましたので、手元に資料もないし、お答えはできないというようなことでお断りを申し上げたにもかかわらず、一方的にカメラ撮影を行い、また、最終的には映像を組み合わすことによって、余計誤解をあおぐような報道をされておるわけでございまして、このことに対しては、極めて遺憾に思っておるところであります。


 それでは、具体的に大北議員の質問の内容について、答弁を申し上げます。


 まず、工事の請負契約の内容についてであります。いこいの郷の造成工事については、二つの請負契約を締結いたしております。一番目はいこいの郷づくり敷地造成工事、いわゆる本体工事については、平成10年3月16日に9社による指名競争入札を行い、住友建設株式会社高松営業所が7億5,600万円で落札をし、同日付で同社と工事請負契約の仮契約を締結いたしました。同月20日に、町議会において契約の締結について御議決をいただき、正式契約となったものであります。


 当初の工期は、平成10年3月20日から11年9月30日までとなっておりました。次に、岩盤掘削を主な内容とするいこいの郷づくり敷地造成追加工事、いわゆる追加工事については、平成11年5月17日、本体工事の請負業者である住友建設株式会社高松営業所と1億2,600万円の工事請負契約の仮契約を締結をいたしております。また、6月7日に町議会において契約の締結についてご議決をいただき、同日、正式契約となったものであります。工期は平成11年6月8日から平成11年7月30日までとなっております。なお、いずれの契約も平成11年6月14日付変更契約により、工期の終わりが6月30日までに変更されております。


 次に、岩盤が出たとの報告の件でありますが、10年の8月5日、これは工程会議の会議録、議事録によるものでありますが、第4回工程会において、住友建設より造成工事で岩質と判断されるものが発生しているとの報告があり、同月20日に2カ所で試験施工したところ、1カ所については、明らかにリッパ付ブルドーザーの歯が立たないので、中硬岩と判断されるとの報告がありました。


 次に、続きまして、追加工事の見積もりに至ります内容でございますが、御質問にあります1億5,000万円は、当初業者から提示のあった追加工事の見積もり額のうち、岩盤掘削費用として提示された額であり、実際に契約した追加工事の金額は1億2,600万円であります。造成工事の契約した1億2,600万円については、設計、施工管理業務を委託していた株式会社五星が作成した設計書により積算をされたものであります。この設計書では、岩盤掘削費用について、リッパ掘削が必要な中硬岩の量、3万3,900立方メートルに対し、1立方メートルあたりの単価を乗じて算定しているものであり、全体の発破回数や火薬の量などの記載はされておりませんでした。しかし、工程会議録をたどってみますと、実際の発破回数につきましては、9月7日から9日の間に1日に12時10分と17時10分の2回、つまり3日間で6回実施をしたとの記録があるほか、その後、工程会の議事録で10月20日より行う予定や、11月に6ないし7回行う予定との記録があることから、9月と同様に実施されたと仮定した場合、3回に分けて、合計で18回程度の発破が行われたものと考えられます。


 また、先ほど申し上げたとおり、残土については場内で処理をするということで、場内全体の設計も変更し、多目的広場については、1メートルほどかさ上げをし、また、その他の部分については50センチほどかさ上げをするということで、場内の谷を埋めていくというところに多くを使い、また、他の公共工事に利用を希望する事業者に、その事業者の費用で搬出をし、処理をしたもので、設計書にも最終的に処分場への運搬経費は計上されておりませんでしたので、もちろん処分場も記載はございません。


 次に、平成10年9月議会で追加工事について報告しなかったことについて申し上げます。先ほども申し上げましたように試験施工を行ったのが8月20日で、第1回目の発破が9月7日からでありましたので、10年9月議会の時点においては、どの程度の範囲で岩盤が発生し、掘削量がどの程度になるのかわからなかったことなどにより、御報告ができなかったものと思われております。


 なお、12月2日の、いわゆる発破工事等は一通り終えた時点の12月2日、観光振興いこいの郷推進特別委員会において、岩盤が出る数量が大幅に増大し、請負業者から設計変更と契約金額の増額の要請を受けており、大幅な増額になる見込みである旨を報告をいたしているところであります。


 次に、追加工事の契約の時期、議会の承認手続についてであります。議員の御指摘のとおり、追加工事については、予定価格5,000万円以上の工事に該当し、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議会の議決に付する必要があります。この工事につきましては、掘削してみないと岩盤の掘削量がどの程度になるかわからず、実際に工事を実施しないと、掘削量や契約金額は算出できなかったこと、業者から提示のあった額について、相当の期間をかけてぎりぎりのところまで交渉を重ねていたこと、当該年度の予算枠等との関係から、議会への付議が遅くなったものであります。


 議会には、工事の進捗状況や請負業者との交渉の状況を、都度、委員会等で報告をしながら対応していたものでありますが、結果として、議会の議決は平成11年6月7日になり、結果、事後処理的なものになってしまったものであります。今後におきましては、このような事態が生じないように極力契約変更の要因が生じた場合は、速やかに議会に報告をし、付議いたしてまいりたいと考えております。おわびを含め、御理解を願っておきたいと思います。


 次に、竣工工事の検査時期等についてであります。当時の竣工検査においては、工事の進捗状況を見ながら、竣工検査の日程を決めて竣工検査を実施し、手直しが必要な場合は手直しをさせた上で、検査が合格に達した段階で、竣工届を提出をさせ、竣工検査の復命を行っていたものであります。当該工事についても、6月24日に竣工検査を行い、検査に合格したので、6月30日付で竣工届があったものでございます。また、本体工事の施工場所の範囲の中に追加工事の施工場所はあることから、同一日に竣工検査を実施をすることは可能であります。


 それと、平成10年8月末に進捗率が38ないし40%でなかったかという御指摘でございますが、9月3日の第5回工程会議議事録を見てみますと、同日現在の進捗率は29.6%と報告をされておるところであります。


 次に、質問項目にはございませんでしたが、田中悟の現場監督任命及び監督の状況等につきましては、私、詳細を確認できておりませんので、その当時、主任でおりました現宮武農政課長がこの工事に関係いたしておりましたので、もし、記憶する部分があるならば、宮武課長の方から若干の補足をいたさせたいと、このように思っております。


 以上で、答弁終わります。


○議長(山神 猛君)


 宮武課長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○農政課長(宮武千万利君)


 それでは、大北議員さんの、当時の技師でありますうちの職員のことについて、御報告を申し上げます。


 技師といいながら、採用時点の資格でございまして、土木の施工管理技師の何級とかいうのは、資格としては持っておりません。職員の職名が技師でありまして、資格はない。当然、そういうふうな工事の施工をする場合には、そういう土木の施工管理技師の資格を持ったものが当然必要になっております。それで、当時の株式会社五星ですか、ちょっと名前は忘れたんですけれども、2名が監督員になって、その代表者がうちの職員であるということで、現実のその資格を持って工事の進捗状況、その分については設計書を見ながら、そのコンサル業者がすべてをチェックして、こういうふうにできてますよというふうな判断をするのが監督員で、それやったら、疑問に思ったときに、これは何でですか、これは何でですかというのは職員でございます。当然、そういうような資格がございませんので、名前はうちの職員になっておりますけれども、そういうような現場につきましては、私も出かけておりますし、当時の課長も出かけてそういうふうな指示を、施工会議とか、疑問があった場所については、向こうから現場確認してくれというときについては、そういうふうな対応をしております。


 以上です。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


  (「はい」と呼ぶ)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 議長、再質問をさせていただきたいと思います。


 先ほども申し上げましたように資料を1枚持っておりますので、これを皆さんにお配りをして、この資料の内容を説明しながら、町長に答弁いただきたいと思いますので、これ、認めていただけますでしょうか。


○議長(山神 猛君)


 資料をちょっと見せてください。


○5番(大北 秀穗君)


 よろしいですか。


○議長(山神 猛君)


 資料を見せてください。これ1枚ですか。


 そしたら、資料を皆さんにお渡ししてください。


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 質問をさせていただく前に、今、資料をお配りさせていただきました。この資料は、情報公開によりまして、琴平町から御提出をいただいた資料ではございますけれども、私は、この資料を見て、全面的に信用できるか、信用できないかはわかりません、はっきり言って。信用できないところがたくさんある。ですから、琴平町より、執行部より提出をいただいた資料でありますけれども、私が自信を持って皆さんに御説明するほどの自信は私はございませんが、この資料を説明しながら、町長に答弁を求めるものであります。


 まず、資料の真ん中の上の方で、平成11年度琴平町いこいの郷づくり事業敷地造成追加工事となっておりますので、これが、いこいの郷の追加工事の代金の明細書ではないか、計算書ではないかという判断はできると思います。そして、赤い線の上、1番のところが、これがいわゆる今問題になっておりますいこいの郷の岩盤除去による追加工事の計算書だと思います。そして、2番目の部分が、その他の、先ほど町長の答弁には出てきませんでしたけれども、琴平町が設計変更を依頼して、住友建設さんにお願いをした追加工事、そして、この3番目が、1番と2番を足したものに、つまり20.5%の諸経費をいただきますよと。その下の89.21%は、当初、住友建設さんが琴平町の入札に参加をして、落札したときの設計単価による落札率が89.21%であったのではなかろうかと、こう推測します。そして、その下の5は、これはもう皆さん御案内のとおり、現在の日本の消費税5%であります。


 そして、青い線のところが、これが、先ほど町長の答弁に出てまいりました1億2,600万円であります。この1億2,600万円の中の、岩盤が出たが、その除去に対する追加工事が、町長の平成11年の3月23日の最終的に議会で議決をいただくときの直前の答弁が、7,600万円琴平町が負担をするんですと。総額は1億5,000万円ですけれども、それを住友さんと琴平町と痛み分けで折半して、琴平町の負担分は7,600万円ですということをお聞きして、平成11年3月23日に琴平町議会は承認可決をしたんです。


 ところが、ここのこの岩盤除去の工事の明細を見ておりますと、9,183万7,780円が本体工事、それに伴いますところの諸経費、そして、入札率、5%の消費税を含めますと、1億360万円になる。1億2,600万円のうち、岩盤除去による工事代金が1億360万円になる。2番目の、その他の追加工事、これが2,240万円なんです。これ、議決をもらうときのお話は、私、町長答弁として非常に重いものがあると。その町長答弁を聞いて賛成か、反対かを判断するんでしょ。そのときの金額が、これが本当だとするならば、3,000万からの食い違いがあるじゃないですか。これ、町長、どのように説明をなさるのか、お伺いをしたいと。


 そうして、この説明書の中には、町長がおっしゃられた1億5,200万円もどこにも出てこない。痛みわけというのは、これまた後でちょっと説明します。ここの分では出てこないんです。ね。そうして、琴平町が7,600万請求をせられとるんだ、7,600万円払うんだということも全然違う。町長答弁、先ほど、3月23日の答弁は、最終処分場に持っていく運搬賃が主たる経費でございますということで、議会の議決をいただく。ところが、きょうは、それは違っとったんだという御答弁ですけれども、この工事において、最終処分場へ持っていく運搬費なんていうのは、初めから起こらないんです。その起こらないのを、まず説明させていただきます。


 ああいう山の造成工事は、三つの工程に分かれると思うんですね。一つは、山を削る。その山がやわらかいか、かたいかは別として、岩盤が出ようが別として、山を削る、その工事が第1工事。第2工程は、削ったものを、要するに処分場に持っていく運搬賃が第2工程。第3工程は、捨てた残土を平らにして踏みしめて即固するのが、第3工程じゃないんですか。私はそういうように判断するんですが、ところが、今回、いこいの郷のこの追加工事においては、当初から、岩石を他の、最終処分場に運搬するというのはあってはならないんです。なぜか、質問します。


 かたい岩石を削ったものは、この削り賃も1立米370円とか465円という工事のこの代金の中に、岩石を削ったものを20メートルだけ移動したこれが値段なんです。そのような書類も私持っています。ところが、その20メートル処分した先はどうなるんだろう。削って、ブルで押して、20メートルのところへ岩石の山をこしらえるわけですわな。そうすると、それから先どんなんなるんだ。積んだ岩石は、わかりますか、やわらかくなっているんですから、本体工事に帰るんです。本体工事に持って帰るのは、土が岩石に近かった。それを削ってやわらかくしたら本体工事じゃないですか。ですから、ここへ、このいこいの郷の岩盤の追加工事に最終処分場だの、運賃だのいうたら、二重取りになるじゃないですか。


 だから、私は3月27日の服部議員さんの質問に対する町長答弁を聞いてぱっと感じました。そんなばかな。削ったものがやわらかくなったら、土に一緒やから、最終処分場へ持っていくのは、ね、本体工事に入っている、ですから、私は町長のところへ住友建設さんから、1回も一度も、最終処分場へ持っていく運搬費だの、処理場だのいう言葉はこなかったはず。向こうは大手のプロですから、そんなんは、一応わかっていた。ですから、私は、この3月の答弁の最終処分場へ持っていく運搬費用と処理費用が主たる経費だというのは、これは、私は町長、勘違いされとるんじゃないかと、このように考えます。


 それでですね、この中には、先ほども申し上げましたように、7,600万円という、琴平支払い額が1億3,360万になっておる。そうして、運搬費用等は一切出てこない。痛み分けについて説明させていただきます。痛み分け。町長が随分お使いになった本当の痛み分けというのは、住友さんの方から発言もされてなく、町長の方から提案されたようですね、どうも議事録を読むとね。それで、その痛み分けがここへ出てこない理由。それを、私、説明させていただきたいと思うんです。


 この工事の場合の痛み分けで、要するに経費を半分半分にするのは、二通りしかない。一つは、削った岩を100億円で売ったんだけれども、半分の50だけ請求しますと。これ痛み分けですわな。工事、実際、100をしたのに、請求は50しかしないんですから。これが1点。もう1点は、工事代金をずっと計算して、最後に工事代金が出た。今回の場合は、1億360万円出た。これを半額の5,180万にしますというのが痛み分けですわな。ところが、今回、住友さんの方から1億360万円の半金、返金をしていただいたという事実がないとするならば、このここに出ておる岩石の量、これを半分にしておる。わかりますか。そしたらね、この三つの岩、軟岩、中硬岩、リッパ式削岩機の中硬岩、この三つ合計が9万700立米になる。9万700立米が半分とすれば、18万1,400立米じゃないですか。それだけの岩を住友建設さんは削りましたと。じゃ、18万1,400立米の岩、どのくらいあるんです。あのいこいの郷の地中下に埋めたんですか。


 ちょっとたとえてみましょう。私、この間、はかりに行きました。琴平中学校のグラウンド、運動場、これが約7,000平方メートルぐらいあります。それを、9万700ということは、13個、これがもし半分になっておるとするならば、琴平中学校の運動場、26個分に深さ1メートルの岩石を沈めましたという量なんですよ、これ。そんな量があの小さな山から出ますか。


 もう少したとえましょう。9万700立米というのは、半分だとしてですよ、倍だったら、18万1,400立米ですから、9万700立米を例えば10トン車に積んだらどないなるんか。これも私、土木業者に尋ねました。岩石を10トン車に満載して何ぼ載るんか。5立米ないし5.5立米ですよ。じゃ、9万700立米は、1万8,140台じゃないですか。あの郷から1万8,400台のダンプの岩が出たというんですか。それを住友さんは16日間で工事をしたと言うてるじゃないですか。そうでしょ。ですから、私は、初めからこの書類は、琴平町執行部からいただいたんやけれども、信用しなきゃいけないんだろけども、信用できないちゅうんです。


 町長にお伺いをして終わります。先ほどの町長の御答弁の中にありましたけれども、議決前の町長の答弁というのは、私は非常に重いと思う。その町長の答弁、発言を聞いて議員さんが判断するんですから。これが1点。


 もう1点は、いこいの郷に岩が出た。それを長々と工事がかかったから言わなかったと。これもね、高岡さんの1件と一緒なんです。一報を入れてください。一報を。9月議会にはいこいの郷に岩が出たんだと。発破も7.8.9でかけたんだと。おいおい住友さんの方から追加工事の請求が来ると思うけど、そのときは議員の皆さん、お考えをいただきます。一報でええやないですか。それを追加工事が終わるまで、全部隠している。一報でいいんですよ。高岡さんのときだってそうでしょうが、えらいことにはまった。8,000万円を副町長が借り入れした。一報でええんじゃないですか。それをなぜ、6月3日までひっぱった。68日、引っ張ったか。今回は200日引っ張っとるじゃないですか、これ。


 ですからね、もう少し町民に理解ができるようにやってくださいと言うんですよ。ね。町長にとっても、物すごく危険きわまるん、これ。どうしてかと言いますと、いこいの郷で工事した。琴平町議会は議決したけれども、これが議決しなかったら、町長の答弁ですと、1億5,200万円の金が払う人がおらなくなるんですよ。ですから、これは重いんです。今回の質問は、これで私は終わります。


○議長(山神 猛君)


 大北 秀穗君の再質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまこの御提示いただいた資料につきましては、途中の特別委員会ないしは総務観光経済、予算委員会、の折に説明資料として配付をされたものであろうと思います。問題は、岩の量でありますが、当初提示をされました岩の量は、8万7,150立方メートルであります。何度も申し上げましたが、痛み分けという表現が適切であったかどうか、これは若干の疑問も生じるところでありますが、いずれにいたしましても、岩の処分は、琴平町の方で処分をするから、金額を、1億5,225万1,050円という金額を少なくとも折半で、住友の方で場内処理をできる分については、住友の方で場内処理をして工事をしてもらいたい。1億5,200万かかるものを最終的に折衝の末、7,600万円は町において負担しましょうというようなことで、場内処理をした岩の量が3万3,900立方メートルというようなことで、再度計算書が提示をされておるわけであります。


 問題は、この8万7,150立米、それほど出たのかという問題でありますが、この造成工事がすべて終えた段階で、今の体育館が建っておるところへ相当量の残土、岩も含めた残土が屋島のような山型で相当期間積み上げておりました。ご覧いただいた議員さんは記憶に残っておるんじゃないかというふうに思います。その処分について、町は7,600万、いわゆる値引いてもらった7,600万円の範囲で処分をしなければいけないわけでありますが、最終的に先ほども報告いたしましたように、公共工事に必要とする業者に自分の費用でお持ち帰りを願いたいというようなことで、かなり期間がかかったと思います。お持ち帰りをいただくことによって、節約をし、7,600万円を捻出をしたということであります。


 そういうことで、その際、採石を行っておる業者にも一部岩を持ち帰ってもらいましたが、業者の方でそれを砕いてぐり石ですか、の状態に加工して使おうというようなことで持ち帰っていただいた業者もあるかに聞いておりますが、かたすぎてできなかったというような回答も聞いております。そういうことで、最終的には、相当量の残土、岩が現在の体育館、建築をされておる場所に屋島のような山型に積み上げておったと。それを各業者に持ち帰りを願いながら、最終的にはなくしていったというようなことでございます。


 それと、先ほども答弁で申し上げましたが、この岩が出たという報告につきましては、12月2日の観光振興いこいの郷推進特別委員会におきまして、一応、報告いたしております。これは、発破作業が11月までかかったというようなことから、12月2日の委員会で報告をいたしておるというようなことでございます。そのあたりにつきましては、よろしく御理解を願っておきたいというふうに思います。


 そういうことで、最初の段階で、8万7,150立方メートルの中硬岩のリッパ掘削費用が1億5,225万1,050円で請求されたおったものを、最終的には7,600万円お互いで痛み分けというような形で折半をしたということでございます。そのかわりグラウンドの高さをかさ上げをしたと。新たな工事費が発生をしておるわけでございまして、そういったものが最終的に工事費というような形で、ここに出てきております9,183万7,780円というようなことに、追加工事でなったわけであります。法面等につきましても、かさを上げた関係で、法面の整形等にも費用を要しておるというような結果になっておるかに思っておるところでございます。


 以上、要領を得たか得ないかわかりませんが、私のわかり得る範囲での答弁とさせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


  (「はい」と呼ぶ)


 大北君。


○5番(大北 秀穗君)


 最後の質問をさせていただきますが、町長、そしたらですね、町長は、3月23日の議決前に、琴平町が支払ういこいの郷岩盤除去に伴う工事代金は7,600万円だと言われたんですけれども、1億360万というこの書類のとおりで間違いありませんとお認めいただけるんでしょうか。


 それともう一つ、やっぱり先ほども申しましたけれども、議決前の町長答弁は重い。私はそういうように、今後とも議決前の答弁は慎重に慎重を重ねていただきたいと。そして、これからはこういうことがならないように、議会に対して、早く第一報を入れると、こういうことにお願いをしたいと思います。


 岩の量につきましては、私は、全く合点がいかないというんですかね、これを一言で言えば、山より大きな蛇は出えへんといいますけれども、琴平町ゴマ谷においては山より大きな岩盤が出たと。このぐらい私は今思っております。よろしく。


○議長(山神 猛君)


 大北 秀穗君の質問に対する町長の答弁を求めます。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 御指摘の件につきましては、今後、十分留意してまいりたいということで答えておきたいと思います。


 それと、発破とか岩とかいうのは、まず発破をかける段階では、岩は目には見えません。山の中へ火薬を詰め込んで、中で発破をかけるわけでありますから、岩が飛び散るような発破ではございません。そういうことで、掘削を進めていく段階で、砕いた岩は幾つもご覧いただいたかと思いますし、私もそれは見ております。それと、どれぐらいかたい岩、岩壁、岩の壁があったかということを証明する写真が、後ほどの体育館、プールを建設をする段階の写真が出てまいっております。その写真を見ていただくと、すごい岩の壁だったんだなということもおわかりいただけようかと思います。これは、岩が本当にプールをつくったところ、すべて岩でありました。そういうことから、これまた初めの計画どおりプールをつくるならば、相当の追加が発生するというようなことで、プールの高さを最終的にはそれ以上掘らないというような形で変更したというようなこともございます。ですから、その岩の壁の状況につきましては、後ほどのプール掘削の段階でその岩が明らかに見える写真も出てまいりましたこと、追加でお答えしておきたいと思います。


 以上、終わりました。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


 次に、9番、小笹 隆庸君。


  (「はい、議長、9番、小笹」と呼ぶ)


○9番(小笹 隆庸君)


 先ほど大変な大北議員の大熱弁といいますか、熱のこもった質問でございますので、まあひとつ頭を切りかえて。


 それでは、議長のお許しをいただきましたので、今12月定例会におきまして、一般質問をさせていただきたいと思います。いつもながらの明解かつ簡潔な、さらに今回は歯切れのいい答弁を期待しておるところでございます。


 それでは、本年平成21年もあと17日となったわけでございますが、国会においては衆議院選挙が行われ、民主党の大勝利、流行語大賞も「政権交代」となったわけでございます。また、民主党によります初めての試み、事業仕分けのテレビ放映もされたわけでございますが、まあ侃々諤々、喧々囂々、そして、百家争鳴でございます。また、3党連立によってのひずみ、また、民主党マニフェスト完全実現にはなかなか厳しい、険しい道のりだと考えるところでございます。


 さて、今年の本年の我が町を見てみますと、何といっても、町をゆるがす驚天動地といいますか、震天動地といいますか、議会においては青天のへきれき、JA象郷支店により金利を含めた8,500万円の借入金でございます。3回目の民事裁判の公判が2月4日と聞き及んでおります。なかなか一気に結審とはいかないようでございます。それに対しまして、山下町長の任期が5月に満了でございます。山下町長の4期16年を振り返ってみますと、県下においても頭痛の種、渇水問題、この水不足の解消の上下水道事業を初め、いこいの郷事業、温泉事業、さらに赤字事業として低迷しておりました四国こんぴら歌舞伎大芝居公演事業、町長の手腕のもと、職員の努力によりまして、黒字事業に押し上げているところでございます。数々の業績を上げている中、降って湧いたような事件が発覚したわけでございます。


 町内の住民の間では、いろいろな事柄がささやかれ、うわさが飛び交っているところでございます。さらに、オンブズマンイコール町議、町議イコールオンブズマンということで、その町議がかなりの件数によって町を告訴しております。これに関しまして、着手金、成功報酬、そういったものを含めますと、今までに約、町の負担が130万の出費ということでございます。


 研修にて、町議が町を訴える、このことに関しまして尋ねたところ、町議が町を訴える、そういったことにつきましては想定外との返答でございました。しかし、その想定外がこの本町、琴平町では起こっているわけでございます。その何件かのうちに、とりわけ私としてはゆゆしきことにつきましては、11月17日の新聞報道でございますか、いこいの郷公園事業に関し疑義があるとしての情報公開請求に関しての過程、プロセスにおいての告訴でありますが、問題点は、疑義という二文字でございます。こうして、一般質問を夕方書き綴っておりますと、何と12月7日におきまして、いこいの郷公園の追加の岩盤除去工事について、町民が非常に不安、または不信につながるようなテレビ放映がなされたところでございます。


 いろいろ諸問題、難問題を抱えている中、JA象郷支店よりの借入金に関して、山下町長は、任命責任、公印管理責任、そして、公金は一切使用しないとの町長自身の口からの言葉でございます。よく国会におきまして、負債を次世代、子や孫にはツケ回していいものかと、よく議論されますが、なぜかその割にはといいますか、12月9日、新聞報道では、63年ぶり、国債発行額が税収を上回ると。国の借金の金額は600兆を軽く超えたと。こういったことを聞きますと、私の中に、はてながよぎるわけでございます。首長、住民イコール職員の関係をよく親子として例えられますが、この状態でいきますと、職員にも大きな負担が生じると考えるところでございます。


 先日、隣の市におきまして、善通寺市長が不出馬の声明をして、勇退ということでございますが、山下町長、辞職、また次回は不出馬と、それも一つの責任のとり方かもございませんが、それでは勇退という二文字にはほど遠いと感じるのは私だけでありましょうか。商人にとっては信用が第一と言われますが、商人に限らず、何人も第一は信用ではないでしょうか。一つ一つの信用を積み重ね、その積み重ねも一つの事柄ですべて崩れ、水の泡、水泡と帰すのではないでしょうか。立つ鳥跡を濁さず、終わりよければすべてよしとの言葉もございます。


 任期の多期制、また多年にわたることは、私としては非常に遺憾という感じはいたしますが、今回は退職金を返納し、5期目を目指し、JA借入金、岩盤除去の疑義、少なくともこの2件に関し、山下町長として、その手で決着、解決を見届けることが王道、すなわち正道ではないかと思うのは私だけでありましょうか。


 5期目を目指すには、目の前には大きな山が立ちはだかる。それはやはり体調と選挙であります。とりわけ体調に関しましては、回復完治し、我々議員より元気になったように見受けられます。しかしながら、選挙という大きな山の頂上を克服するには、なかなかだれも確たる予想はできないわけであります。私としても無責任な発言は控えさせていただきたいと思います。責任感の強い山下町長、町長任期満了に関しまして、今現在の胸中の確固たる信念、決意をお示し願えればと思うところでございます。どうかよろしくお願いいたします。


 さて、2点目は、綱紀粛正の名のもと、県より招聘いたしました副町長、前副町長の退職に伴い、県より副町長と聞き及んだとき、顔も名前もわからない時点で、私としては、期間が町長の任期中ということなどで、1年5カ月の短期間にて、本当に綱紀粛正が実現できるものなのか。また、町外の方と聞き及んでおりますので、そんなに琴平町には人材がいないのかと。また、住民税は、本町に住所を移し、住民税は納税していただくのか。さらに、天下りは非常に問題になっているが、天上がりはいいのか。そういった観点から、私一人が座り、2名の議員が退席し、残り8名の議員が起立になって可となり、県より副町長が赴任したわけでありますが、決まったことは決まったことで従うといたしまして、現在、私としては、一生懸命頑張っている姿が目に入り、また、赴任早々、JA象郷借入金問題が発覚し、次々の訴訟問題も発生し、大変な町に赴任してきたものだなと、心中察するところでございます。


 それはさておき、町長の答弁におきまして、副町長の招聘に伴い、職員の評価制度を取り入れるとのことでございます。職員の資質の向上を目指し、みずから目標を立て、それで、その目標がどれだけ達成できたと報告、話し合いをし、課長がその職員の働く状況、また、コミュニケーション力、説明力など細部にわたって課長が評価をし、それをさらに副町長が評価し、最終的に町長が評価するとのことでございます。1対1の対談、面談、さらにできない分はきちんと給料に影響するとのことでございます。1対1の面談、対談は、事例はあったのでしょうか。また、評価は、私が小学校時代にいただいた通知表のように、1から5までの段階でございましょうか。


 また、職員評価制度による効果、綱紀粛正、山下町長の目にはどのように映っているのでしょうか、とともに、実績と今後の対応をお知らせ、お考えいただければと思います。


 また、先ほど申しましたが、副町長の一生懸命頑張っている姿は評価いたしますが、ただ1点、住民税、琴平町に、私が申すまでもなく、非常に厳しい本町の財政状況、12月31日までに、琴平町に住所を移してアパートを借っていただければ、住民税を払っていただけるわけでございます。それとも、ふるさと納税という考えもあろうかと思いますが、これは、町長として要望、要請したのでしょうか、いかがなものでございましょうか。


 さて、3番目の最後の質問でございますが、これは、第1点の町長の答弁によっては、大変むなしいといいますか、空論の質問、議論となるわけでございますが、私の思っている、期待している町長の答弁をいただけるものと確信いたしまして、質問いたします。


 1点目にも申しましたが、町長の手腕のもと、赤字への黒字への転換をいたしました四国こんぴら歌舞伎大芝居公演事業、これは基金におきまして、平成13年が2万6,000円。次年度の平成14年におきましては、1,764万7,000円。さらに昨年の平成20年度は5,737万5,000円でございます。先日のこの決算見込みの報告におきましては、約500万の繰入金の繰り入れとのことでございまして、約6,000万を超えるところでございます。


 私が1年生議員のときには、春は歌舞伎、秋は新派で、非常に収益的には厳しいものもございましたけれども、本町、観光立町琴平町においては相乗効果は大といった答弁でございました。チケット販売方法の改正、町長の熱意、職員の努力においての先ほどの数字でございます。春だけでなく、また、秋の歌舞伎も含めまして、この金丸座有効、町の独自の財源確保、増収を目指し、アイデア豊富な山下町長の脳裏には、秘策、お考えはいかなるものでありましょうかということをお尋ねいたしまして、今12月定例会におきましての私の一般質問を終わらせていただきます。


 終わります。


○議長(山神 猛君)


 9番、小笹 隆庸君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの小笹議員の御質問にお答えをいたしてまいります。


 まず、私の任期等を含めた今の心中等の御質問でございます。この御質問に対し、私事を申し上げるのは、本会議の議場ということも含めて、大変疑問に思うわけでございますが、関連がございますので、若干、申し上げさせていただきたいというふうに思います。


 御案内のように、昨年6月、私は妻を失いました。今現在、71歳、独居老人生活を行っております。そういう状況を御理解をいただいた上で、御質問の内容に答えてまいりたいと思います。


 妻をなくして以来、私の人生は、本当に180度裏返し、逆回転というような方向に動き始めました。昨年8月に、前副町長の飲酒運転問題が発覚をしたわけであります。その後、3月末にJA借入金問題とあわせ、自殺というようなことにも遭遇いたしました。このJA借入金問題を解決するために、本当に大変な苦労、苦しみを味わいながら、懸命に取り組んでまいったところであります。後ほどの質問とも重なる部分があろうかとは思いますが、事務能力に長けた秋山副町長をよくぞ招聘して、就任していただいておったもんだと、つくづくと感じたわけであります。特に、JA借入金問題を究明していく上で、相当量の資料、分析、これを行わなければいけなかったわけであります。私には、到底その能力もございませんし、現有の職員の業務量から考えましても、それらは不可能であったと思います。そういった問題に本当に真剣に取り組んでいただいた秋山副町長、よくぞ招聘して就任していただいておったものだというふうに考えておるところであります。


 それと、まず、町長の、首長の責任ということについてでありますが、私は、本来、公選で選ばれた首長は、その任期の期間中は大過なく、そして、職責に精励し、住民の信頼を得ながら、職務を全うしていくというのが与えられた責任であろうと思っております。ところが、昨今の状況を振り返ってみますと、このJA問題に始まりまして、今回のいこいの郷問題、このいこいの郷問題につきましては、疑問な点をお持ちいただくのはいたし方ないかとは思いますが、何ら疑義を持たれるような行為、行動はしていないという結果でありますが、いずれにいたしましても、信頼、信用というものにつきましては、相当損なってきたというふうにも受けとめておるところであります。


 あわせまして、前回の選挙直前に大病を患い、本当に生死の境をさまようような状況を乗り越えて、選挙を戦い、そして4期目に就任したわけであります。おかげをもちまして、健康状態、見た目にはほぼ回復いたしておりますが、まだ、完治しておる状況ではございません。そういったこと等々諸般状況を考えてまいりますと、この5期目、再選に向けてということは、私は、到底及ばないというふうに考えておるところであります。この副町長問題につきまして、責任というものも強く感じております。途中辞任という方法も責任のとり方であろうかと思いますが、私は、この問題は可能な限り真相を究明し、また、裁判等を含めて問題解決に向けて、少しでも後任の方に対してでも道筋をつけておくというのも責任の一つだというふうに考えておるところでございます。


 したがいまして、現時点、中途での辞職というようなことも一応視野に置きながら、日々を頑張っておるような状況でございます。今、私は、責任という二文字に押されて、毎日、毎日を懸命に取り組んでおるところでございます。しかし、うちに帰ったならば、本当に気力、体力、能力、すべての限界を毎日、毎日感じておるところでございます。その限界を責任という言葉に押されて、また、新たに今日も登庁しているというような日々の繰り返しであります。そのような状況から、私は、一応、今期を限りとして、引退をさせていただきたくお願いを申し上げたいというふうに思っておるところでございます。その間に、JA問題に対する責任のとり方、これも毎日、毎日、脳裏から離れることは一切ございません。毎日、どういう形の責任のとり方が一番住民に対して、また、本町のために一番いい方法を模索をいたしておるという毎日であります。


 そのような状況でございますので、せっかく温かい激励のお言葉をたくさん並べていただきましたが、今現在、私の心中には再選出馬というものはないということを、まずもって申し上げておかなければいけないと、このように考えておるところでございます。


 大変16年という長期間にわたりまして、皆さん方にはお世話になり、また御迷惑もかけ、今日まで務め上げてまいりましたが、私の就任以来を振り返ってみますと、バブル崩壊直後の就任でございました。財政環境は本当に急な坂を転げ落ちるかのように厳しい、厳しい毎年、毎年、毎日、毎日でございました。しかしながら、この16年間、自分といたしましては、力の限り務めさせていただいたということに対しましては、議会初め、町民の皆さん方に心より、本当に厚く厚くお礼を申し上げる次第でございます。そのような状況を、まず御理解を願いたいと思っておるところでございます。


 そのような状況等も含めあわせまして、副町長を香川県から派遣をしていただいて、就任をしていただいたわけであります。これは、現下の琴平町の状況、また、これまでの行政というものを見渡してみますと、ここで、新しい横穴をあけて、行政を改革をし、刷新していかなければいけないという思いを強くいたしたからでございます。幸いに、県の深い御理解をいただきまして、優秀な副町長を派遣していただくことができました。副町長は就任以来、内部の事務改善から取り組んでいただきました。事務を随分簡素に改革を進めております。そして、簡素でなおかつ能率、効率的な事務というようなところにも着眼していただきまして、いろいろと改革をしていただいておるところでございます。


 その上で、職員の評価制度というものも取り入れるべく準備を進めてまいっております。この内容、要綱等につきましては、既にでき上がっております。しかし、御指摘がございましたように、昨今の非常に何が突発するかわからないというような状況下で、毎日、毎日、本当に遅くまで頑張っていただき、今回の答弁整理に対するいこいの郷の調査等につきましても、膨大な資料を本当に詳細に調べていただきまして、答弁資料等の作成もしていただいておるわけであります。そのような状況から、考課制度を今年度中に取り入れるという目標、お約束はいたしてまいっておりますが、現在のところ、残念ながら、これが具体的に進んでおる状況ではないということでございます。諸般情勢等を深めて御理解をいただきたい。


 また、この評価制度、考課制度というものを取り入れる場合は、職員一人一人がこのことに対して考え方、理解を新たにして、職員が変わるために行う考課制度であるということを理解していただくことが何より大事だというふうに思っております。現在のところ、各課が抱えております当面の課題、また、将来に向かっての目標課題、そういったものを提出をさせ、先般11月に各課課長、主任とヒアリングを行い、説明を受けたところであります。また、各課課長、主任に対し、こちらからも取り組まなければいけない事業等について、また、業務の管理のあり方等についても指摘をし、協議を行ったところであります。そのようにして、考課制度を取り入れるべく準備は進めてまいっております。近々に職員組合と、何といっても職員組合とこれは協議をし、了解を求めていかなければいけないということで、近々に組合との協議を持つ予定にいたしております。


 この評価制度ということにつきましては、昨今の地方自治体の地方分権の進展に伴いまして、みずからの判断で、さまざまな行政課題に対して、多様化する住民ニーズにより迅速かつ的確に答えていかなければいけないという状況下で、住民の満足度を高めていくためには、従来のような国や県に依存した仕組み、また、他の自治体と横並びといったような考えを転換して、みずからが率先して、みずからのアイデアや発想を実践していくというスタイルに変わる必要があります。そのためには、先ほども申し上げました。職員一人一人が意識改革、能力開発、これを実践していかなければいけないとともに、仕事への意欲を高め、組織の活性化、効率化をさせていかなければいけないというようなことで、副町長に赴任当初からこの問題に対して尽力を尽くしていただいておるという状況でございます。これにつきまして、来年度からできれば実行に入りたいと考えておるところでございます。


 次に、3点目の御質問、秋の歌舞伎公演についてであります。これは、多くの方々から御要望等はいただいております。私もこの問題に本当に実現可能かどうかというようなことを真剣に考え、また、先般、11月18日に上京いたしました折に、松竹本社とこの秋公演について話し合いを行いました。そういったことを含めて、結果的には、大変難しいということを申し上げなければいけないと思っておるところでございます。


 今、行っております春のこんぴら歌舞伎公演、御案内のように、おおむね公演準備が、具体的に役者が決まり、公演日数から始まって、入場券の準備等の事務作業が11月から始まってまいります。そして、この11月の段階で販売を委託いたしますJTBやJR等と販売枚数の交渉、そういった作業が始まっておるところでございます。いろいろと準備はございます。報道関係へのあいさつ回り、また、スポンサーに対する再度の御支援のお願い、そういったことを行いながら作業を進め、そして、4月の公演に入っていくわけでございます。公演期間中は、何といっても、現場で、とにかく多くのお客様に満足をいただくために、力いっぱい現場で務める。その現場で務めるにつきましても、大半が職員とボランティアでございます。これは、人件費をかければ、採算的に経営は成り立たないということでございます。


 そういったことで、4月に公演を行い、公演が終わった後、残務整理等がございます。特に、金銭のしまい、収支決算見込みというところへ来るまでがまた相当量の作業がございます。最終的にこの決算見込みができ上がるのがおおむね9月という状況になるわけでございます。したがいまして、事務方は1年の中で、大方10カ月かかりっきりというような状況になっているのも現実であります。


 そのような状況をまず底辺に置きながら、秋公演が可能かどうかということであります。秋公演といえば、やはり芝居小屋の冷暖の関係から、10月、11月という季節になろうかと思います。松竹と話し合いいたしました中では、春のような日程の確保はまず無理でありますと。秋には、夏から秋にかけて、まず文化庁公演の公文協という地方回り公演が2組つくられます。日本を東と西に分けて、全国の公民館施設のあるところを回る公文協と呼んでいる巡業であります。その公文協であれば、琴平向けに3日ぐらいとることはできないことはないと思いますと。しかし、金丸座の場合は、費用が採算が絶対に合いません、といいますのは、劇場のサイズが他の劇場と違うわけでありまして、金丸座向けの大道具を別につくらなければいけないというようなことで、1日当たりの単価は相当高くなりますよと。ですから、まず、採算は無理でしょうというようなことであります。


 現に、今現在のこんぴら歌舞伎でも、最低うまくいって10日やらないと、経営ラインになってこないと。14日以上やれば、何とか若干の利潤が出てくる。それも春の公演は、多くのスポンサーによって、御寄附をいただいて、支えていただいて利潤につながる。そのスポンサーを秋にもお願いしますというような状況では今の経済環境はないというふうに思います。そんなこと等あわせまして、秋というのは、まず採算的に不可能であるし、その事務方、勧進元というのが町の今の行政能力では難しいということであります。


 かつて秋の新派公演が行われておりましたが、これは事務局を商工会にやっていただいておりました。そういうふうに他の団体で、もし、事務方をやっていただけるなら、事務能力的には可能でありますが、残念ながら1座、役者はなかなかいい役者は手配できない。先ほど申し上げた公文協が2組、それに加えまして、京都、大阪、名古屋、博多座等々の地方公演がございます。その他、康楽館であるとか、八千代座であるとかいう地方公演も入ってまいりますが、いずれの公演も2日か3日しかとれないというのが秋の公演であります。その辺から考えますと、春同様に行うということは、まず無理だと。もし、行ったとしても、逆に春のインパクトというものが落ちはしないかというようなことも懸念されるわけであります。


 したがいまして、現時点、金丸座の有効活用と町の活性化というような点から考えますと、今まで行っております能狂言であるとか、落語であるとか、他の団体に小屋ごとまる貸しをして、勧進元は他の団体でやっていただく、それで町はその貸し出した小屋の利益、それをいただく。それと、その公演があるために多くお泊まりも含めて、琴平町へおいでいただくことをもって町の活性化につなげていくというのが最もベターな、ベストな方法でなかろうかというふうに思うわけであります。秋の公演につきましては、御要望はたくさん聞いておりますが、そのような状況で、現時点、私はまず無理だと言わざるを得ない答えになるわけでございます。御期待に沿わない答えになりまして、大変申しわけなく思いますが、そういうことで、答弁とさせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


 ここで暫時休憩といたします。


 再開を11時40分とさせていただきます。





     休憩 午前11時27分





     再開 午前11時40分


     (出席議員、休憩前と同じ)





○議長(山神 猛君)


 再開をいたします。


 休憩前に引き続き一般質問を行います。


 次に、12番、服部 武君。


  (「はい、12番、服部 武」と呼ぶ)


○12番(服部 武君)


 議長の了解をいただきましたので、質問させていただきます。


 私はいつも町職員がどれだけ頑張っているか、どれだけ努力しているか、自分なりによく理解していると思っておりましたし、職員のことは身内のような気持ちで信頼しきっておりました。しかし、今回、高岡前副町長が起こした事件をきっかけに、残念ながら、職員に対する気持ちが少し変わってまいりました。あんなことをする職員がほかにもおると思っているわけでは決してありませんが、あのとき、私なりにいろいろ調べているうちに、職員が職責ということをどれほど自覚しているのだろうかということについて、非常に疑問に感じるようになってまいったのであります。


 公務員たるもの、地方自治法にのっとり、さらに琴平町職員としては町の例規集にのっとって職務を全うしなければなりません。しかるに、その地方自治法なり琴平町例規集なりで定められている職務を、これまで何年間も遂行してこなかった部署があるのです。


 今日は、各課なりの実務を担当なさっている課長に、あえてお尋ねいたします。


 まず総務課であります。


 琴平町例規集、第六類、財務のところに、琴平町財政事情の作成及び公表に関する条例が載っています。この条例は、地方自治法第243条の3第1項の規定によるものでありますが、地方自治法のその部分には、普通地方公共団体は毎年、2回以上、歳入歳出予算の執行状況並びに財産、地方債及び一時借入金の現在高その他財政に関する事項を住民に公表しなければならないとあります。


 この年2回、公表を義務づけられているのは、出納閉鎖後に確定する決算書でも、決算カードでもない、いわば財政状況の中間報告的なものです。この財政事情の公表ということは、当然御承知と思いますが、琴平町事務分掌規則の中にも総務課の業務としてちゃんと記載されております。


 職務として明記されている業務を、今までしてこなかった理由や、これから作成するつもりがあるかどうかなどについて、担当課長にお尋ねするつもりでおりましたが、1週間ほど前、完全なものではありませんが、一応つくってきましたので、これからはちゃんと作成するだろうと信じ、今回、この件に関しましては課長の答弁は求めません。


 この財政事情については、昭和49年8月に、わざわざ規則の改正を行っておるぐらいですから、そのころはちゃんと作成していたと思われますので、いつごろから作成しなくなったのか、これは、後で町長よりお答えいただきたいと思います。


 次に、出納業務について、お尋ねいたします。


 琴平町例規集の会計規則の中には載っておりませんが、地方自治法施行令第168条の4に、会計管理者は指定金融機関や収納代理金融機関等について定期及び臨時に公金の収納または支払いの事務及び公金の預金の状況を検査しなければならないとなっております。このことにつきましては、8月ごろに会計管理者に実施しているかどうか問い合わせをいたしましたが、全くしたことがないとの返事でした。


 例えば、定期預金などは、会計管理者の職責として管理が義務づけられているにもかかわらず、その名義変更を、2年以上もほっておいたことなどと考え合わせると、いろいろな面で職務の、職責の自覚が欠如しているとしか思えないのですが、会計管理者はこの検査という業務をどのようにお考えでありましょうか。


 地方自治法の条文のうち、多くが強行規定であると承知していますが、その地方自治法に定められているこの業務を実行しないということは、明らかに違法なことです。それでも検査をするつもりはないのでしょうか。お聞きしたいと思います。


 なお、よその大方の市町には会計規則の中に、この定期検査に関する条例が、明記されておりますが、琴平町の場合は、私が目をスッテいるのか、見当たりません。この施行令を実施するための具体的な条文を会計規則の中に追加しなければならないと思うのですが、この条文の策定に関しては、後で町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


 次に観光課であります。


 まず、観光バス乗降場の件からまいります。これまで何回も話題になりました。あそこは乗降場であるにもかかわらず、長時間、バスの常駐を野放しにしているのはおかしいという指摘が事あるたびに出ております。最近も、南新町の住民から厳しいことを言われました。


 あそこはバスの発着場として、付近の住民の了解を取って設置している施設です。琴平町観光バス専用乗降場条例第5条3項に、乗降場内に停車する自動車は、同じ場所で30分を超えて停車することはできないと明記されております。バスを常駐させておいたら文句が出るのは当然であります。


 10年ほど前にある議員がバスを長時間停めている件に関し質問したとき、休日にバスを駅西駐車場へ移動させるためには、10分余りもかけて大回りをしなければならないから大目に見ているというような答弁がありました。その時でさえ、一時間以上もとめておくということは、揺るぎ足るぎの範囲を超えているから注意するというような答弁でした。しかし、現在は一時間どころかずっととめております。これは明らかに条例違反です。


 発着場を管理する観光課は、行政指導をしなければなりません。指導することも当然職責です。職責は確実に遂行してください。この状態のままでは、業者と癒着しているという町民のうわさを否定することもできません。バスの発着場として住民に納得してもらっている場所を、今さら駐車場にといっても、なかなか承知してくれるとは思えませんし、かといって、前の方のバス四、五台分のスペースだけを発着場にしたのでは、少なすぎて発着場としての機能が果たせるはずがありません。何よりもバスの乗降場なら、乗降場としての役目を全うしつつ、できるだけ住民に迷惑がかからないように努力するのが観光課の役目です。


 また、乗降場での常駐問題を解決するための一つの方法として、バスを速やかに駅西駐車場へ移動させるということも、平成12年に旭町の道路の側溝にふたをして、道幅が広くなりましたから、琴小前南北の道路の大型車一方通行を解除してもらって進入を可能にすれば大回りしなくて済み、乗降場での常駐もなくなります。


 その話も、何年も前に持ち上がりましたが、旭町の裏通りのだれか住民から反対されたからといってそのままになっております。道路幅も広くなり、角の洋服店ものいて、角が由がりやすくなってから、そうした努力をしたことがありますか。実現に向けて、これまでどんな努力をなさってきたか、詳しく教えてください。


 現在、大宮橋の架け替え工事のために、琴電前は通行の便利が悪くなっています。そのことを利用して、観光課だけでなく、総務課や建設課などと連携してもう一度努力してはどうでしょうか。


 それから、駅西駐車場の件でも質問があります。前々から高知ナンバーの乗用車がとめっ放しになっている件ですが、これも話題になるたびに、手続をしているところですと言っていますが、どんな手続を行っているのか、どんな返事をいただいているのか、いつ解決するのか、それもお答え願いたいと思います。


 こんなささいなことを、わざわざこの本会議で取り上げたりしたくなかったのですが、これまで何度、委員会で申し上げても、馬耳東風、言わせておけばいいぐらいにしか思ってくれてないようなので、職責の遂行ということに関連して、言わせていただきます。


 例規集に、琴平町放置自動車の処理に関する条例が定められておりますが、その中に、撤去のための手続もちゃんと決められております。処理に関する条例にのっとって、粛々と手続しておれば、もうとっくに解決しているはずではないかと思います。手続はどこまで進んでいるか、お教えください。


 また、ついでに言いますが、駅西駐車場の入口南に隣接している神ノ木さんの樹木が、駐車場を覆って11台分も利用できない状態になっている件も、解決に向けて努力なさっているでしょうか。高知ナンバーの自動車が占有している1台分と、この11台分、合わせて12台分が観光客に利用してもらえずに眠った場所になっています。土日などに押し寄せる観光客に不便をかけているだけでなく、駐車料金も減収です。観光課の職務怠慢が町益を損ねていると自覚したことがありますか。


 先日の連休の時には、さすがにロープをのけてとめておりましたが、そんな応急処置ではなく、ちゃんと手続をして、町有財産を正当に確保し、管理していただきたいものです。このことについても、努力しているなら、だれが、どこへ、いつ、どんな手続を行ったか、お答えください。


 次に、温泉問題です。


 9月に定例議会前の委員会の折に、大北副議長が「湯が足りないのではないか。」と質問した時、一時に使う時間帯に少し出が悪くなることがありますが、十分ありますと答えたのを聞いております。それなのに、夏前に配湯を申し込んでいた観光業者に、湯が足りないから供給できませんと断ったと聞き、びっくりしました。同じ時期に、正反対の答えとはどういうことでしょうか。どちらが本当の答えでしようか。


 観光立町である我が琴平町は、観光地としての命運を掛けて、平成10年からこんぴら温泉郷ということで売り出しておりますが、10年以上たった今、やっと温泉の町として認知度も高まり、観光客からも喜ばれております。そのような状況の中で、温泉の湯が足りないなどということは、もってのほかであります。早急に対策を考えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。


 入湯税が年間4,000万円以上入っておるのですから、新しく掘削するということも考えるべきではないかと思いますが、このことは、観光課だけで考えることができる問題ではありませんから、後で町長にお答えいただきたいと思います。


 最後に、町長にお尋ねいたします。


 ただいま申したとおり、温泉郷についてどのようにお考えでありましょうか。私は、観光立町として、温泉水の確保はぜひとも必要なことだと思っておりますが、町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


 次に、各課、各職員の職責の遂行についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。いろいろ申しましたとおり、琴平町職員として、職責の自覚が欠如しているのではないかと見受けられる部署が多々ありますが、町長には当然、職務の遂行を監督する責任があります。例えば、先ほどの財政事情などは、何代も前の課長の時代から遂行されていないようですが、町民の血税を預かって財政の運用をしている役場にとって、非常に重要な業務であります。いつから、作成しなくなったのか、ぜひともお尋ねしておきたいと思います。


 また、人事異動があれば、その都度、各課においてミーティングや職務についての研究会などはやらせておるんでしょうか。それぞれの課が、ただ申し送りだけで業務を遂行するのではなく、少なくとも自分が属する課の職責について、地方自治法と琴平町例規集ぐらいは勉強すべきでないかと思いますが、町長はどうお考えですか。各金融機関への検査のための条例を、会計規則に追加する件も含め、お答えいただきたいと思います。


 また、このたび、高岡前副町長があのような犯罪を行うことができたのは、長年同じ出納業務の職務権限を持たせていたことも一因だと思うのですが、いかがでしょうか。


 この前副町長の不正借入事件は、たまたま平成19年4月から会計管理者制度がてきて、副町長に出納業務の職務権限がなくなり、町長も借入の契約はできるけれど、借入金の受け取りはできないことなっているため、金消契約書が領収を兼ねている今回の場合、会計管理者の領収書がない債務は、町の債務とはいえないということで助かりましたが、手順を熟知している人に長年同じ業務につかせるということは、仕事の効率ということから考えれば確かに利点があっても、一つ間違えば大変なことになります。琴平町も専門職以外は県職員のように、3年ごとぐらいに配置がえをすることなどの配慮が必要ではないでしょうか。


 ささいなことばかりではありますが、町長の手足となって町民のために働いている町職員諸君に、職責をきちんと自覚していただき、公平な町行政を行っていただくため、あえてにが口を言わせてもらいました。


 以上をもちまして、私の質問は終わります。


○議長(山神 猛君)


 ここで暫時休憩といたします。


 再開を13時とさせていただきます。





     休憩 午後 0時00分





     再開 午後 1時00分


     (出席議員、休憩前と同じ)





○議長(山神 猛君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き、12番、服部 武君の質問に対する出納室長の答弁を求めます。


 山田君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○出納室長(山田 實君)


 服部議員さんの質問にお答えします。


 地方自治法の168条の4の第1項の件でありますが、本町におきましては、公金の収納または支払いの事務につきましては、各金融機関から毎日収入及び支払いの報告を受けて確認をしております。また、公金の預金の状況につきましては、今まではできておりませんでしたが、本年より各金融機関から3カ月に1回、定期、預金、債券の報告を受け確認をし、町長まで報告をしております。


 それから、琴平町の会計規則の検査の件ですが、それ、琴平町では載っておりません。


 以上です。


○議長(山神 猛君)


 出納室長の答弁は終わりました。


○12番(服部 武君)


 ちょっとその点で、地方自治法にはやるべきだと出ております。それを琴平町はせんと。


○出納室長(山田 實君)


 いや、違う。琴平町の会計規則には載っておりません。


○12番(服部 武君)


 載っておらへんから、後で町長に。


○出納室長(山田 實君)


 いや、それは後で町長が答弁しますので。


○12番(服部 武君)


 また後で、それは町長に聞きます。


○出納室長(山田 實君)


 以上です。


○議長(山神 猛君)


 観光課長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○観光商工課長(細川 和徳君)


 それでは、服部議員さんの質問に関しまして、答弁の方をさせていただきます。


 まず、琴平町観光バス専用乗降場の利用状況についてでありますが、皆さんも御承知のとおり、バス乗降場の設置の目的は、町内における効率的な交通体系を確立するとともに、住民の日常生活の安全確保及び観光客の利便の向上のためとなっております。御質問の中にもありましたが、観光バス専用乗降場条例第4条第3項に、乗降場内に停車する自動車は、同じ場所で30分を超えて停車することはできない、こんなふうになっております。


 それで、服部議員さんの御質問のとおり、現状においては、バスが30分以上駐車されている状況であるということも事実であり、確認をしております。なお、これについて、私どもの職員が常駐するわけにできませんので、シルバー人材センターの方にそのすべての管理業務等を委託しております。そういった中で、管理人の方からはバス乗務員に対しまして、乗降時間が30分であるという旨を周知しまして、乗務員にその旨忠告させたこともありましたが、一部、バス乗務員とトラブルになりまして、琴平へもう今後一切来んとか、いろいろ何かそんなふうな話になったこともあると伺っております。


 なお、この乗降場を利用しております町内の観光業者、主に元観光施設連盟の会員になりますが、何回か条例を順守するよう文書を発送し、注意を促してはおりますが、守られていないのが現状でありまして、再度、文書を発送するなどの措置を最近とったばかりであります。また、乗降場の管理人においても、バス常務員にチラシ等を配って、乗降時間を守るよう手配をいたしております。


 なお、これが根本的な解決等になればいいんですが、従来、この乗降場の使用について検討してまいりました。旭町との協議についても、その一環としてあったわけですが、旭町とは、現総務課長とともに自治会の方のほとんどの参加をいただきまして、出席の中、交通解除というんですか、両面の通行をやりたいんやという話をいたしましたが、その協議においては大変厳しい回答をいただきました。それは、御報告もしておることと存じております。


 また、乗降場を今後どのように使うかについては、現在、執行部で検討の方を行っております。その過程において、地元との協議も当然行わなくてはならないことになるだろうと思っておりますので、地元議員の方には格別の御理解と御協力を賜った上、ぜひその協議に一緒に参画していただければ幸いだと考えております。


 以上が、バス乗降場の問題でございます。


 続いて、駅西駐車場の放置自動車及び隣に隣接しております神ノ木さんの樹木等の問題でありますが、まず、放置自動車についてですがこれについては、先般の決算委員会の方で私どもの主任が若干回答をいたしましたが、この手続を踏まなければならない条項が27項目ございます。それで、現在、14項目まで処理しているわけですが、これについて、どうしてここまで長引いたかと申しますと、所有者が高知の須崎の方でありまして、この所有者の所在確認等を警察とか陸運局の協力を得ながらかけてたわけですが、その本籍地に所在しておりませんでした。その後、次々その後の追跡調査を実施してまいりましたが、最終的に三重県のところ、三重県でおるのはわかったんですが、そこでも見つけることができず、その後、また空回りのような状況になっておるのが現状です。


 そういったことから、今後、その所有者の親が当然おるだろうと思いますので、その親元に連絡をとる等の措置を今行っております。それで、その親が見つかれば、当然、その車等の処分について交渉をし、また、その親がまた見つからなければ、それはその時点で廃棄認定、これは第9条になりますが、廃棄認定は、第9条の廃物認定ですか、等の手続を行った上、公示をいたしまして、第9条の第2項に伴いまして廃車認定をした上、処理をするような形になるだろうと思います。


 なお、処分費等について、相手が見つからない限りは、町の方でそのあたりもしなくてはならないだろうと思いますが、最終的に第14条に路上放棄車処理協会というのがございまして、その給付申請も何らできるみたいなことを伺っておりますので、そのあたりを含めて、できるだけ早いうちにその処理の方をしてまいりたいと、このように考えております。


 次に、西駐車場の隣の神ノ木さんの樹木の伐採の件でございますが、あの神ノ木さんについては複数の人がその土地を管理しております。ただ管理するといっても、昔からあったそのお祭り事とか昔はされていたんだと思いますが、そういった部分の管理でありまして、木云々について、その代表者ではないんですが、伐採の方をしていただかなければ、町の駐車場の方に樹木がかかって車がとめれないんやという話をいたしました。しかしながら、現状では、私たちではその辺は無理だから、町の方で伐採の方をしていただきたいとそういった返事をいただいております。


 その段階で、ちょっとして、シルバー人材センターの方にどれぐらいかかるか見積もりをとりました。しかしながら、かなり高額な見積もりをいただきまして、その時点で安く作業できる業者の方を探しておりました。そういった状況でしたが、業者の方が見つかりましたので、本日、その伐採の方を実施しておりますので、御報告等をさせていただきます。


 次に、温泉の湯の量等の問題と、それから、今後の掘削等の2点関連しておりますので、二つ一緒に回答の方をさせていただきたいと考えております。


 まず、現在、温泉の需要量が日によったら湧出量を上回る日も出ております。そういったことに伴い、町の方から各宿泊施設に自己タンクによる貯湯をしていただきたい、また、湯の方を循環させて、できるだけ湯の方を大事に使っていただきたいという旨ご連絡をして調整している状況でございます。


 その上で、今回申し込みのあった施設にも十分に今の町の状況の方を御説明した上で、御理解していただいたと考えておりますが、その段階で、今、温泉の湧出量がどれぐらいであるかというのを、平均の湧出量を測定しなければ供給できるかできないかわからないという返事をいたしました。ただ、既に今現在までに供給しております施設については、優先しなくてはならないそういった考えでありますので、その湯量の検出の方を行った結果、今回申し込みのございました施設については、今の段階では難しいであるとの回答をしております。なお、委員会で御説明したときには、湯量の検査等もまだ行っておらず、あのような回答をした次第でございます。


 本町は、御存じのとおり金刀比羅宮の門前町として栄えてまいりましたが、当然、金刀比羅宮なしではこの町の発展もあり得なかったと思います。ただ、最近については、こんぴら歌舞伎の公演とか、温泉の開発によってその琴平町こんぴらさんの知名度の方を保っていることも事実であろうと考えております。このこんぴら温泉を発展させるためには、黒川温泉みたいに各旅館やホテルが独自の源泉を持ち、個性のある風呂を整備し、それでもってお互いに協調しながら、それぞれのよさをお互いに引き立てあうのが一番だと考えます。ただ、現在、町内の各施設等においては、そのようなことはとてもできるような状況でないことと察しております。そうなると、町の方が施設整備及び源泉の掘削等により、その確保をしなければならなくなるのは承知の上ですが、現在の財政状況を考えますと、大変厳しいものであると考えられます。その上で、これらについては、将来に向けての最重要検討課題であろうかと存じますので、また、そのときにはどうぞよろしくお願い申し上げます。


 以上、回答の方を終わらせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 観光課長の答弁は終わりました。


 次に、町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの服部議員の御質問、各課にまたがりまして、会計管理者なり、課長がお答えをいたしました部分について、若干、私にお尋ねの点もございましたので、補足をいたしながら、お答えをしてまいりたいと思います。


 まず、一番最初の総務課の財務に関します財政状況の公表についてでございます。御指摘のとおり地方自治法に定められておりまして、この規定に基づきまして、現在、町広報及び町のホームページにおきまして、当初予算の状況を5月に、財政状況等一覧、決算カード及び財政健全化の状況を11月に公表をいたしておることは御承知と思います。また、公表の内容について、確認がとれる町広報では昭和48年度から条例で示しております。財政事情を決算の状況で公表をいたしておりました。しかし、平成5年度から11年度までの間は、決算額のみの公表となっております。現在の様式での公表は、平成12年度から行っております。


 なお、条例に規定する項目のうち、一時借入金については年度内に返済するという原則。また、財政負担が出ないような財政運営の的確な把握に努めることによりまして、大方が年度後半に行うようにいたしております。これは、予算を執行していく上で、国からの交付金初め補助金等の入金が翌年度の出納閉鎖にまたがるというような関係もございますので、どうしても年度内に支払いの必要が生じた分には、年度後半で借り入れを行うというふうにいたしておるところでございます。そのため、条例等で規定する時期の公表には記載されない状況に結果なっておるところでございます。


 そのうち、特に国民健康保険特別会計等の特別会計については、財政状況を見ながら的確な時期に一般会計から繰入金を繰り入れを行い、どうしても底をつく1月以降に一時借入金を行うように心がけております。利子等の負担を最小限度に抑えるというようなことから、そのような形をとっておるところでございます。御承知のように、国民健康保険につきましても、国からの交付金、国県交付金等が年度をまたいで後年度精算というような形をとりますから、そのような状況になるわけでございます。


 なお、一般会計での一時借入金については、可能な限り行わないように心がけてはおりますが、国県からの入金等がおくれる関係上、やむを得ず借り入れを行い、少なくとも5月末、出納閉鎖の段階では一借は返済をするという形をとっておるところでございます。


 次に、地方自治法の第168条の4に定められております定期及び臨時の検査の遂行でございます。御指摘のように、これは地方自治法で定められておるとおりでございます。近隣の市町を見てみましても、それぞれ会計規則が定められております。これは、会計管理者は、毎年1回、指定金融機関等の公金の収納及び支払いの事務並びに預金の状況について、定期検査を行わなければならない。ただし、会計管理者が必要と認めたときは、臨時に検査を行うものとするというようなことが、丸亀市におきましては平成19年に規則の一部改正がされております。そのような状況から、本町におきましても、御指摘がありました会計規則、これは直ちに制定をするということでお答えをさせていただいておきたいと思います。


 次に、観光課に属します観光バス乗降場の問題につきましてでありますが、これは、これまで報告、相談をも受けながら、現在まで私も頭を悩ましている問題であります。二、三カ月前になろうかと思いますが、バス乗降場へも副町長、観光課長等を伴いまして、現状をも見にまいりました。現状におきましては、議員御指摘のとおりの運用でございまして、これは、明らかに条例に反則いたしておるということであります。この問題につきましては、やはりおっしゃるように、琴平小学校前の一方通行を解除して左折をして、西駐車場の方へ行くという方法が一番最短であろうかと思います。


 大分以前になるようでございますが、総務課長と観光課長が地元自治会を集まっていただいて、要望をいたしましたが、残念ながら反対者があり、成立しなかったというようなことも伺っております。この問題をいつまでも放置するわけにはまいりません。したがいまして、できるだけ早い時期に地元と調整をしていただいて、日程、いわゆる協議の場を設定をしてほしいと。その協議の場へ今度は私も出ていって、私の方からもお願いするからというようなことを課長に伝えておるところであります。その折には、恐縮でございますが、関係地元の地区議員の方々にも一緒にぜひお力をかしていただいて、何とか解決の道を見出したいんだという旨の応援といいましょうか、お手伝いをもお願いいたしたいというふうに考えておるところでございます。


 それから、西駐車場の問題につきましては、おおむね観光課長の報告のとおりでございまして、放置自動車につきましては、いろんな項目を今現在14項目までクリアしているが、そこで、ちょっと行き詰まっておるというような感じであります。これにつきましては、最悪親等含めて確認ができない場合は、処理協会等にもお願いをして、廃棄認定をとるべく手続をしてもらいたいというふうに思っておるところでございます。


 それと、神ノ木さんの木につきましても、課長の説明のとおりでございまして、先般来、シルバーにお願いいたしましたが、大変見積もり額が高いというようなことで、課長が知り合いの植栽業者に頼みまして、安い料金でやっていただくというようなことでお願いをいたしておりましたところ、今日、確認が入ったわけでございますが、今日、伐採をいたしておるというようなことでございますので、御要望のとおり正月には間に合おうかというふうに思っておるところでございます。


 次に、温泉の湯量の問題でございますが、これは、現在、全国的にだんだんと湯量が減少傾向にあるというのを伺っております。特に、近隣等は個々に掘削業者にも聞いていただき、報告も受けておりますが、だんだんと湯量は減少傾向にあるというような状況でございます。本町の現在の状況は、課長の説明のとおり、非常にぎりぎりの操業をいたしておるという状況で、現在のところ、若干、推移、状況を見守っておるというところもございます。なお、これについて、御指摘のようにいわゆる源泉がないということでは、せっかく立ち上げた温泉の町というものが壊れてしまいます。したがって、こんぴら観光全体に与える影響も多大であるというふうに思っております。


 そのようなことから、さきに探査をしてもらった経緯等もございます。その業者の方に、先月、おいでいただきまして、私もいろいろと相談させていただきました。ところが、何様、この狭い物理的条件の町でありまして、掘削に適する土地がなかなか現状定まらないと。さらには温泉掘削については、1キロメートルというような距離の制限等もございます。そういった問題等をも考慮に置きながら、まず、候補地を決めるということが何より先決であろうかというふうに考えておるところでございます。


 そういったこと等々含めあわせますと、私の、先ほども答弁いたしましたように、任期切れが間近になっております。任期中にこれを決めるというところまではなかなか進まないであろうかと思いますが、非常に重要な問題でございますので、これは後任者にもお願いをしなければいけないし、それ以前に観光課の方で継続課題として取り組んでもらいたいと。さきに職員考課制度の中でも各課の重要課題の協議をしたという報告を申し上げましたが、その協議の中でもこれは取り上げております。新規、新たな温泉掘削についてというようなことで、今後さらに検討していこうというふうに考えておるところでございます。


 そういうこと等を含めまして、職務の遂行について、私がどのように職責の自覚を徹底させるために、どんな指導をしておるのかという御質問でございます。これについては、まず、職員の要件といたしましては、地方公務員、また、国家公務員も含めてでありますが、公務員は全体の奉仕者であるということが第一の認識でございます。この認識を徹底するために、採用辞令を交付する折に、宣誓をさせております。全体の奉仕者として、日本国憲法を尊重し、職務に精励することをここに誓いますという宣誓をさせております。しかしながら、これは時間がたてば、どこへか置いてしまわれるというのも現実であります。


 そのようなことから、その次に職員の要件として、絶対に必要なのはまずはコンプライアンスの徹底、つまり地方自治法、町条例等を含めた法令の順守ということと、綱紀の粛正と。公務員として、絶対に間違いは起こさないというような綱紀粛正ということが大事であります。それらについても、機会あるごとに職員には一応訓示は与えておるわけでございますが、必ずしも真っすぐに聞き入れてもらえてないという部分もあろうかと思います。


 また、業務の遂行に当たりましては、あくまでも中立で、公平に公正に、そして的確になおかつ迅速に業務を遂行しなければいけないというようなことで指導もいたしております。そして、職員がだんだん職階が上がってまいります。特に、主任、課長等につきましては、いわゆる企画、政策力の形成能力というものがだんだんに問われるようになってまいります。その政策形成をされたものが、いかに表現、主張ができるか、また、他の課にまたがる行政内部の調整能力というものを求められるようになってまいります。また、その調整をする上で、議論、また協議等を行う力も必要になってまいろうかと思います。


 さらに、そういった役づきになってまいりますと、それのみではなくて、部下が的確、適正に業務がされておるかどうかという管理、監督の指導責任というものも出てまいります。最近は、非常に複雑多様化の時代でございまして、業務によって健康を損なうというような職員も出てまいっております。また、個人生活の範囲で、いろいろ法に違反する行為等を起こす職員も中にはございます。そんなことから、プライバシーの侵害にならない範囲で、個人生活等にも十分目を配っていかなければいけないし、職員の健康管理面というところにも、常々気をつけるようにというようなことも言っておる状況でございます。


 そして、その主任、課長級、また当初採用の職員等がそれぞれ階級、段階に応じまして初任者研修であるとか、主任研修、課長級研修というのが県の町村会において行われております。それらには義務化をいたしまして、全員研修にはその都度参加をさせているというようなことをしながら、職員の資質の向上を求めておるということでございます。


 それとあわせて、最近、特に必要、重要だと思っておりますのは、いわゆる内部の報告、連絡、相談、特に上司である副町長なり、私なりへの重要事項については、報告、相談、そういったことを徹底するようにということも求めておることでございます。職務規定にもうたわれておりますが、課長の専権事項等もございますが、その中でも勝手にそれを実行してはいけないような問題もたまにはございますので、幾ら専権事項であってでも大事なことは報告、また事前に協議等をするようにというようなことも、課長会等を開くたびに周知徹底を求めておるとこでございます。


 それと、場合によりましては、業務の遂行がどないなっとんかというようなことを含めて、個別に課長、主任等を呼びまして、その問題対応等についてもただしておるところでございますし、先ほど申し上げましたように必要に応じては、私も一緒に出向いてお願いにいくぞというようなことも申し添えておるような状況でございます。そんなことで行っておりますが、なかなかこれが全体にうまくいかないというのも現状でございます。そういうこと等を含めて、やはり職員の考課制度というものは私は大事だと、これは本人の自覚を促すという意味であります。そして、本人が資質の高い職員を目指していくという自覚を求めるという意味合いから、ぜひ必要な制度だというようなことで取り入れるべく進めておるところでございます。


 それと、高岡前収入役、元収入役、前副町長が、いわゆる出納業務等の、今は会計管理者ということでございますが、これが長すぎたのではないかというようなことも御指摘のとおりであろうと。今となっては反省いたしております。これらにつきましては、十分に反省を踏まえて、今後の人事等で生かしてまいりたいというふうにお答えをいたしておきたいと思います。


 以上、答弁を終わります。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


  (「はい」と呼ぶ)


 服部君。


○12番(服部 武君)


 先ほどの町長の答弁で、職責の自覚ということを各課長に認識していただくということで理解はできました。課長の答弁は、私は何となく思っております。シルバーに要請指導するとか、それから、旭町の自治会との話し合いも1回しかしとらんとか、お日さん西、西ではないです。やっぱりその辺ももうちょっと迅速に、町民が何を求めておるかということを自覚していただきたいんです。


 以上です。


○議長(山神 猛君)


 次に、2番、氏家 孝志君。


  (「はい、議長、2番、氏家」と呼ぶ)


○2番(氏家 孝志君)


 議長のお許しを得ましたので、町の元気づくり並びに観光立町にふさわしい環境整備の2点について、個人質問をさせていただきます。


 まず、1点目としましては、町の元気づくりについてお尋ねをいたします。


 本町におきましては、「四国こんぴらさん」のネームバリューを生かしての特産品開発や、「歌舞伎絵看板」などの貴重な財産を活用してのにぎわいの創出などが盛んに行われておりますが、それらを打ち消すように、前副町長問題を初めとする暗い話題もたくさんあり、町民の方々の中には、うんざりしている人も大勢いらっしゃるようにお聞きをしております。


 一方、来年度は琴平町町制120周年に当たりますが、この暗い雰囲気を一掃するためにも、町制100周年において企画された記念事業の一つである、町内の太鼓台や獅子舞を一堂に集めてのイベントを開催してはという声が町内のあちらこちらから聞こえてくるようになりました。町制100周年のときは、町内15台の太鼓台と10頭の獅子舞が町営西駐車場に一堂に集い、獅子舞の一斉奉納や、歌舞伎役者に登壇していただいての記念式典、その後には15台の太鼓台による町内の練り歩きと、歌舞伎のお練りが同時に行われ、それは勇壮できらびやかな光景であったと思います。


 町内の太鼓台や獅子舞を集結させてのイベントは、その調整などに多大な尽力が必要であること、さらには、町制100周年のときに比べて、財政面においても非常に厳しい状況であることは十分に理解をしておりますが、現在の町全体に蔓延する閉塞した雰囲気を打開するためにも、コミュニティ助成事業の活用も検討するなど、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたいと考えております。これにつきましては、今回、交付金が決定されればという条件つきで上程されております光ファイバー整備とともに、最も大きな要望の一つではないかと、住民の方々との会話の中で、ひしひしと感じている次第であります。


 そして、これらをきっかけに町全体が元気を取り戻し、住民の方々にとって魅力ある琴平町の再生につながるものと確信をしております。この件につきまして、町長のお考えをお聞かせ下さい。


 続きまして、観光立町にふさわしい環境整備について、2点ほどお尋ねをいたします。


 1点目としましては、町内の渋滞対策についてお尋ねをいたします。


 自民党政権時代に景気対策の一つとして施行されました、高速道路料金休日1,000円によりまして、町内におきましても、連休時などを中心に渋滞が頻繁に発生するようになりました。これにつきましては、お越しいただいた観光客の本町に対する印象を悪くするだけではなく、日常生活にも悪影響を及ぼしているようです。この渋滞原因の一つとして、駐車場不足が上げられると思います。駐車場組合との話し合いもあるようにお聞きはしておりますが、町内の環境対策のためにも、もう少し町営駐車場の活用が考えられないかと思っております。


 現在の町営駐車場は、観光客にとっては少し入り組んだ場所にあると考えられますので、駐車場案内標識の幹線道路への設置と、標識の内容をさらに充実させ、今まで以上に渋滞車両を町営駐車場へ誘導できるようになれば、少しは町内の渋滞も緩和できるのではないかと考えております。さらには、できれば高松市内のように、主だった駐車場の空車状況のわかる電光標識の設置などの駐車場案内システムが構築されれば、より効果が上がる対策になると思います。


 また、国道319号につきましても、善通寺インターを利用してお帰りになる観光客を中心に渋滞が発生しておりますが、これは踏切が隣接し、右左折専用車線も存在しない県道岡田善通寺線との交差点が影響しているようです。これにつきましても国に働きかけての交差点改良や、県道原田琴平町線の歩道整備や、森里交差点の改良など、危険を取り除く事業を前提とした上での善通寺インターヘ向けての案内標識の充実による、苗田交差点から県道原田琴平線への交通流の誘導などが考えられると思います。


 2点目としましては、JR琴平駅前の違法駐輪についてお尋ねをいたします。


 JR琴平駅は、観光ことひらの玄関口として、大勢の観光客が訪れる場所となっております。その玄関口において、放置自転車を中心とした違法駐輪により景観が著しく損なわれていることは非常に残念でなりません。また、これにつきましては、周辺の環境悪化だけではなく、盗難自転車の乗り捨てや再盗難など、青少年の犯罪を誘発しかねない事態ともなっております。さらには、トイレの利用者に対しても障害となっているようです。このような事態をいち早く収束させるためにも、鉄道事業者や警察などとの対策の検討、駐輪場整備の検討、さらには、違法駐輪に対する条例の制定などを早急に行っていく必要があると考えます。


 以上の2点につきましては、県や国などの関係機関との協議、連携、さらには民間業者との利害関係の調整などが必要であり、非常に困難な問題が数多く潜んでいることは十分に認識をしておりますが、観光立町であり続けるためには、重要な施策であると考えております。この件につきまして、町長のお考えをお聞かせ下さい。


 以上をもちまして、予定しておりました質問を終了いたします。御清聴ありがとうございました。


○議長(山神 猛君)


 2番、氏家 孝志君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの氏家議員の御質問にお答えをしてまいります。


 まず、前段、冒頭で申し上げておかなければいけないと思っておりますのが、今の国家財政の状況でございます。まだ、来年度予算の概算枠も決まらないというような状況で、地方へどのような影響が及んでくるのか、そのあたりも全く見えないという状況下でございます。大変財政が困窮いたしておることについては御承知のとおりでありますが、来年以降、総務大臣におきましては、地方への配分枠等の要求もしてはいただいておりますが、これが果たして要求どおりこたえてもらえるものかどうか。仮にこたえていただいても、その他の項目で、さらに地方負担というものが増えてきはしないかというような、全体的な財政像がなかなかつかめないという状況下でございます。そのようなこと等を含めあわせて御理解をもお願いいたしたいというようなことを、まず前段におきましてお答えを申し上げたいというふうに思っております。


 御指摘のとおり、本町は明治23年に町制が施行されて以来、来年が120周年に当たりますが、かなりの景気低迷、また、前副町長の不正借入金問題、本当に暗い話題ばかりでございまして、行政のみならず、町民全体が大変な閉塞感に置かれており、これが蔓延いたしておるということは認識をいたしておるところでございます。このような中で、暗い雰囲気を一層するためにも、町制100周年の折のような実施された町内の太鼓台、獅子舞等を一堂に集めて、一大イベントを展開するということもぜひ必要かと思います。先般も9月ごろに榎井地区の全太鼓台の代表者から連名で、町制120周年を祝う町民イベントの開催を求める要望がございました。こういった要望も受けとめながら、財政状況がどれぐらいの予算が確保できるかというようなことを新年度予算編成の段階で検討もしてみたいと思いますし、また、実施時期等が恐らく秋以降になるであろうと思います。どうしても当初予算で予算確保が難しい場合は、9月補正というようなことも含めて、財源の確保ということは考えるべきだというふうに思っております。


 いずれにいたしましても、来年町制120周年を迎えますのは、県内では琴平町と多度津町のみでございます。多度津町はどういう取り組みをするのか、そのあたりの情報も伺いながら、琴平町でどういった行事にしていくかということも検討いたしたいというふうに思っておるところでございます。これは可能な限り実現という方向で取り上げてまいりたいというようなことでお答えをさせていただいておきたいと思います。


 次に、観光立町にふさわしい環境整備についての問題でございます。これまでのところ、高速道路のETC1,000円化というものが土曜、日曜、休日等に実施をされてまいりましたが、これとて今後どういうふうに変わっていくのか、今のところ見通すことができないというのが現時点状況でございます。そのあたりの状況をも見きわめながら、受け入れ態勢というものを的確に考えていくべき問題であろうかと思います。


 現在の町営西及び東両駐車場は、瀬戸大橋の開通時に本町への観光客、入り込み客の増加が予測されるために、当時の最重点事業として設置をされたもので、国道32号からの入り込み車両については町営東駐車場で、善通寺インターからの国道319号を経由して入り込む車両については町営西駐車場で受け入れると。しかも、当時は、さらに善通寺方面からの車両については、町営西だけでは賄いきれないだろうというようなことから、町内の交通渋滞にもなるんでないかというような指摘もございまして、昭和橋の東側にも町営北野町駐車場を設置をいたしましたが、同駐車場からは金刀比羅宮までの距離が遠いというような問題、また、民間の駐車場の方から経営圧迫になるんではないかというような意見が出てまいりまして、数年後には閉鎖した経緯があります。また、当時の町内での町営駐車場の案内標識も数多く設置をすると、民間駐車場への経営圧迫になるとの意見等もありましたので、現在の案内標識になった経緯がございます。


 さらに、当時は、町内の交通混雑を解消するために、駐車場案内システムの検討もいたしましたが、町営駐車場以外に預かり形式、つまり時間預かりのみの駐車場というのは少なくて、このシステムへの参画も全体として余り見込めないというようなこと、さらには、これを行うためには、多額の費用を費やすというようなこと等から断念をいたしたというような経緯もございます。


 そういうこと等を含めて、現在の現状の中で、案内標識等については交通の流れを円滑にするため、案内標識の見直し検討というものは必要だというふうに思っております。それ以外の部分につきましては、高速道無料化と大々的に言われたのが、今度は一部区間に限定するとか、非常に状況が動いておりますので、その辺の状況をも見きわめながら、今後の方策で考えてまいりたいというふうに思っておるところでございます。


 次に、夕方の大麻におけます県道岡田善通寺線との319号の交差点、ここの混雑でございます。おっしゃるとおり、この交差点が大きな原因になって、今は319号がずっとつながってマルナカの前から警察署を通り越してというまで、夕方になると渋滞しておるのは現実であります。そのようなことから、国道側に右折、左折で直進という3路線化というものが現状では必要だということは重々承知いたしております。しかし、この道路改良等につきましても、319は県管理でございます。しかし、国道等に対する国の予算は縮小の方向でございまして、これが果たしてどう受け入れをされるかというようなことも現時点懸念は持っております。いずれにいたしましても、県と協議、相談、お願いは申し上げまして、このあたりの解消について等につきましても、十分協議をいたしたいというふうに思っておるところでございます。


 さらに、これを本当に目的があって右折をして、苗田方面へ、象郷地区方面へ入る車には右折レーンはいいんですが、逆にそっちを行けば道がすいているから、早くなりますよというような誘導の仕方をすると、ともすれば、事故の多い森里交差点等のさらなる事故増発等につながりはしないかというような心配点もございます。いずれにいたしましても、善通寺インターへの直進車両がスムーズに直進ができれば、その問題は、渋滞問題は大分解消されるだろうと。それとなお、左折路線につきましても、もう3台つながりますと、踏切が遮断されますと、3台つながると後はつかえるというのが現状でございますので、そのあたりも十分に加味をした上で、検討、協議をさせていただくということでお答えをしておきたいというふうに思っておるところでございます。


 次に、JR駅前の違法な駐輪についてでございます。これはもう以前から問題となり、その対策について大変に困っておるところでございます。過去にも警察署やJR琴平駅とも協議をしまして、放置自転車、違法駐輪、取り締まりも行いましたが、そのときは整理できても、もう数日後には、また違法駐車が目立つようになり、大変苦慮いたしておるということでございます。これらに対する条例等の制定検討については、駐輪場の整備ができなければ、非常に難しい。整備をするんであれば、町はしなければいけないというような財政上の問題ということも出てまいるわけであります。


 それと、もう一つは、すぐ横に民間の自転車預かり業者がございまして、用地等の問題もあり、現在の財政状況の中では非常に厳しいというふうに考えておるところでございます。


 しかし、これは放置しておくわけにはまいりませんので、もう一度JR琴平駅や警察署と協議しまして、トイレの前や商工会館東側、道路上の放置自転車等を中心とした違法駐輪の取り締まりについて、さらに、本当にもうこれでもか、これでもかで行かなければいけない問題だというふうに思っております。検討をさせていただきます。


 それと、先ほど私が319号の維持管理は県と申し上げましたが、香川県の国道維持出張所、つまり国の管理だそうでございます。間違っておりましたので、訂正をさせていただきます。


 以上、氏家議員の御質問につきましては、本当に当面的な、直面した問題でございますが、いろいろと先行きが見通せないという問題を抱えた中の問題でございますので、その辺の状況をも見きわめながら、適宜対応してまいるというようなことでお答えにさせていただこうと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


 次に、11番、眞鍋 籌男君。


  (「11番、眞鍋」と呼ぶ)


○11番(眞鍋 籌男君)


 いこいの郷づくり公園の岩盤掘削について質問します。


 その2番として、町長は岩盤除去費の大半は、最終処分場への運搬だと言っているが、その年月日と場所はどこか。今回、私が、平成11年3月23日のこの一般会計の分に反対したんですが、そのときの私がちょうどこの場で反対討論をしたんです、反対討論。4行だけですけど、読みます。平成11年度のいこいの郷づくり事業工事請負費12億1,000万円。この中に今回の岩盤のお金、7,600万円が含まれています。3月の総務委員会でこの予算について審議している最中なのに、もう既に工事は完了です。そして、敬称は略しますけど、眞鍋、山神、服部、神餘、4人がこの議場で猛反対したんです。多数決でやられました。その直後、当時の竹原課長、建設課長、元、ちょっと来いいうて、岩盤のとこへ、向こうへ連れていったんですよ。いこいの郷づくりの、発破どこにかけたんや言うたら、ここや、ここや言うんですよ。出たとこ、飛ばしとるやいろいろ言うんだんですよ、竹原課長に。工事完了間違いなし。その日は、平成11年3月23日から3月の末の間にです。全部工事は横も下も完了です。


 なお、平成10年7月ごろに、油、ゴマ谷に油が出ました。これはちょっとマスコミにもとらえられたんで、補正230万、約230万、ちょっと切れてますけど、30万、補正するためには、議員全員をマイクロバスに乗せて、雨が降っていました。連れていかれたんですよ、私もいましたよ。現場見たら、小さい川です、このぐらいの、見てです、赤色、黄色、紫、緑、油が流れています。こら、いかんわ。そして、予算はもちろん通りますよね。予算が通ってもこれ構わない。ただいかんのは、もう1回、ここに平成11年度追加工事予算に含まれている。ここにある油流出です。流出の分が、229万7,095円、11年の、含まれているんです。どういうことか、これ。11年というのは、当時は11年からやるんなら、5月11日に、さっき大北さんが言よったとおりなんですよ。このここに残が、さっき皆さんとこへ手持ち行ってますから見てください。1億2,600万円のこの下の青色でしておるときに、これは11年で、5月11日に議決やから、その中に含まれるということはあり得んのですよ、こういうことは。あり得んことが町議会に起こっている。


 工事の完了といい、もう一度言います大事なから、平成11年3月23日、私はここで、ここのとおり、3月の総務委員会でこの予算について審議している最中なのに、もう既に工事は完了です。これ、議事録、当時の私の反対討論したときの。


 そして、先ほど大北議員が指摘した3,000万円の食い違い、それともう一つ、ここに、私、早速控えたんですけど、ちょっともう天文学的な数字でね、ここに書いとるのを合わせたら、9万700立米言うたら、10トンのダンプですか、大北さんが言うたとおり書いています。約1万8,000回、ここへ行かないといけない。工事は何と16、7日。これ、天文学的数字です、これ。皆、あるの見てください、この前にあるのを。これが、掘削をし、リッパ掘削、軟岩、中硬岩やら書いてますけどね、これは合わせて、ですから、このね、中に、これ、工事が完了しているの僕は見とんですよ、現実に。竹原元課長を連れていって。全部終わっとるんですよ、工事は。それなのに、まだこれだけ岩盤掘る言う。どうなっとんかと思うんですよ、これ。


 とにかく今回の一番の根本は、これ、町長は、運搬費、最終処理場へ持っていく運搬費だと言っています。1億5,000万の運搬費、7,600万痛み分けですから、これは別として、お金は1億5,200万、これの運搬費。大北さん、私、質問書いてます、ここへ。年月日、場所を説明してください。


 故高岡前副町長の8,000万の約倍です。昔のある光景が本当に浮かびますよ。竹原と一緒に行ったときに。全部完了。4人がここで猛反対した。3月23日。私が反対討論するくらいですから、よほどなんですよ。かなり突っ込むだけ突っ込んでこれ聞いてますよ、これ見たら、読んだら。今疑惑になっていることをすべて含んでいます、この中に。私、このとおりね、そんな大して利口じゃないんですよ。ですから、事実は事実としてとらえているんですよ、事実は。今、マスコミが朝来ていますけれども、なぜ、いなくなったか。マスコミが来るのは、公共性があるからです。


 次に移ります。これ、11月27日の琴中の約1,000万以上のこれ、追加工事になっている、変更のこれ。この分です、これ。これもそう。事後承諾。相撲で言えば、はっけよい、のこったと違う、パン、これ、パッとするんですよ、猫だましは使っていけない。なぜ、猫だましかと言うと、一番大事な金額を書いている書類が当日にしか配付されたからであります。なぜ、堂々と来ない。以前もそう。追加工事のいこいの郷もそう。全部、事後の追加、追加、追加、追加。私、これね、今後、いろいろ私の対策考えてますから、今は言いませんけど、謝って済む問題ではない。


 琴平中学校の校舎、屋内運動場での耐震補強工事の追加工事について質問します。


 1、議案書には、当初の予定していた以上に基礎の劣化が著しいと述べているが、当初の設計図書(契約時の)は、だれが作成したのか。


 2番、変更設計者や変更後の設計金額はだれが検討したのか。


 3番、変更後の契約金額の妥当性を証明する書類を事前に議員に配付しない理由は何か。


 4番、既に鉄板など(植木類)はのけられている。議会で議決をする前に済んでいるその理由は何か。議会で議決をもらう前に、既に鉄板なんかはない。その場に。植木などはたしか三野町言うたんかね。お金、こういうなんでね、要るんなら、どうして、しようがないとこあるんですよ、そら。しかし、うちの家は追加工事認めませんでしたけど。家、裏と表、2回やっている。追加工事一切なし。この前、屋根ふきかえました。それでも、追加工事認めない。以前、ある議員が言いました。官庁は損をしてでもするべし。


 終わります。


○議長(山神 猛君)


 11番、眞鍋 籌男君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの眞鍋議員の御質問でございます。


 最終処分場への運搬費だと言っておるというようなことでございますが、これにつきましては、先刻、大北議員の御答弁で申し上げたとおりでございます。11年3月定例会、この時点でまだ相当量の掘削残土が残っておりまして、この処分について搬出するかどうかというような状況であり、値段交渉をも含めて交渉を盛んに行っておったという時期でございます。当初、追加工事の見積もりは2億3,300万円でございまして、そのうち、1億5,225万1,000円が岩盤の掘削に伴うものでありました。そのような状況から、私が運搬費、処分費等を申し上げたわけでございますが、結果は、残土につきましては、造成地盤の高さを上げることによって、場内で処理をするとともに、公共事業等に利用を希望する事業者にその事業者の費用で搬出してもらうことなどで処理を行ったというのが、正しい結論でありました。したがいまして、当時の私の答弁では、言葉足らずもあったかと先ほどもお断りを申し上げたところでございます。


 また、油流出のための支出増につきましては、この追加工事の中に含めて予算として計上させていただき、契約を結んだというような結果になっております。確かに10年7月29日に油が流出しており、その現場等をも御見学をいただいたところでございます。この追加工事の予定価格をどのように定めたのかということでございますが、本体工事に附属して追加工事を行う場合には、設計金額に本体工事の請負比率を乗じて得た額で契約金額を定めるというのが、一般的であり、本件追加工事も同様に契約金額を算定をいたしておるものでございます。


 以上、簡単ではございますが、先ほどの大北議員に対する答弁とあわしまして、答弁にかえさせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 眞鍋君。


  (「はい」と呼ぶ)


○11番(眞鍋 籌男君)


 再質問させていただきます。この中に7,600万円、いろいろ資料の中に痛み分けの7,600万という数字がないんですよ、見ても。先ほど私が竹原課長と見に行ったときには工事は終わっていたんですよ。あれはうそになるんですよ、何ぼでも岩盤があった言うたら、町長が言うのは。私、竹原課長と見とるんですよ、その後、あそこに連れていって。嫌や嫌や言うのを無理に連れていったんですよ、来い、言うて。ほんだら、この7,600万、この中にどこっちゃないんじゃないですか。油流出の点もあったけど、ほんで、この、天文学的なこの数字、これが、町長が言うのは、これは間違っているということですね。


○議長(山神 猛君)


 町長、答弁をお願いいたします。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの質問でございますが、最初、株式会社五星が算定して提出をいただいております造成工事概算工事費の中で、リッパ掘削中硬岩に対しまして、8万7,150立方メートルに対し、単価1,747円を乗じて、1億5,225万1,050円という見積もりが出ております。これを根拠に交渉を重ねまして、この金額の半額相当7,600万に値切りをお願いし、残土処理等については町において行うというようなことを含めて値切りをお願いし、最終的に先ほど申し上げたような残土処理を行ったということでございます。


 最初に出された見積もり金額が1億5,225万1,000円、これに対して半額ということが7,600万円の根拠でございます。


 以上、終わります。


○議長(山神 猛君)


 眞鍋君。


○11番(眞鍋 籌男君)


 ようわかりました。そしたら、町長が言うのは、これは、この天文学的な数字はすべて間違いなしと言うたわけです。間違いないか、確認しておきたい。後々、問題になるんや、これが。


○議長(山神 猛君)


 町長、答弁お願いします。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 これも先ほど申し上げましたように、その町が、痛み分けという言葉が適切かどうかはわかりませんが、値引きをお願いして、結果、決定いたしました数量が3万3,900立方メートルということで積算をし直し、それをグラウンド等の高さを、造成を1メートルかさ上げをすることによって、新たな工事が発生し、最終的にこの9,183万7,780円の中に、そういったものがすべて包含されているという内容のものでございます。(「はい、わかりました」の声あり)


 以上、終わります。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


 引き続き、教育長の答弁を求めます。


 教育長。


○教育長(多田 紀男君)


 琴平中学校の校舎、屋内運動場の耐震補強工事追加工事について、眞鍋議員さんの御質問にお答えいたします。


 1点目の、契約時、当初の設計図書はだれが作成したかということですが、高松市富岡設計事務所に委託して実施しています。


 2点目の変更設計書や変更後の設計金額はだれが検討したかについては、琴平中学校と教育委員会、請負業者、富岡設計による工程会議において変更事項を協議し、金額面や緊急性に配慮して、富岡設計に設計書を作成させたものです。


 3点目の変更後の契約金額の妥当性を証明する書類を事前に議員に配付しない理由は何かですが、変更契約の議案書提出を行う前に、議長、副議長、教育民生常任委員長に御説明申し上げたところですが、事前に説明資料の配付はできておりません。今後、このような事案が発生した場合には、事前に資料を配付いたしたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。


 4点目の既に鉄板などはのけられている、議会で議決をする前に済んでいるその理由は何かについてですが、平成21年11月27日の臨時議会で御説明いたしましたとおり、労働基準局の安全管理指導により、クレーンの転倒防止の要請を受けていることや、琴中体育館のレンガ周辺の地盤が軟弱であることから、生徒や関係者の安全確保を最優先と考え、やむを得ず事前に許可したわけでございます。御理解をお願いいたします。


 以上で、答弁を終わります。


○議長(山神 猛君)


 はい、眞鍋君。(「4回目と違うん」の声あり)


 あっ、いかん。(「4回目やろ」の声あり)


 教育長の答弁は終わりました。


 ここで暫時休憩といたします。


 再開を2時35分とさせていただきます。





     休憩 午後 2時25分





     再開 午後 2時38分


     (出席議員、休憩前と同じ)





○議長(山神 猛君)


 再開いたします。


 休憩前に引き続き一般質問を行います。


 8番、今田 勝幸君。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○8番(今田 勝幸君)


 日本共産党の今田勝幸でございます。一般質問を行いたいと思います。同僚議員の今までの質問の傾向とがらりと変わって質問をいたします。


 本議会は自民党、公明党の政権から鳩山民主党政権に変わり、今、国政だけでなく、地方政治、議会も大きな変化も見られているこういう状況であろうと思います。経済危機の問題、デフレ不況、これが進行する中で、来年度予算編成を自治体本来の福祉の仕事を切り捨て、官から民への地方行革、大企業呼び込みのインフラ整備誘致事業、こういった路線の矛盾が強まり、そして、その破綻が選挙の結果にも明確にあらわれたのではないでしょうか。自・公政権の重しが今取れ、自治体本来の住民福祉の機関としての役割を果たそうとの動きも急であります。このことが、今、本議会でも、本町でも正面から問われていると思います。


 さて、具体的に質問に入りますけれども、まず、政府の来年度予算編成に関しまして、民主党の新しい陳情方式が出されています。民主党は地方自治や各種団体から寄せられました政府に対する陳情や要請を一元化しようと試みています。これについて、私は、だれもが行政に対しても、もちろん政党に対してもですが、要請したり、陳情したり、請願をすることができるものでなくてはならない、妨げてはならないと思うのであります。


 そこで、町長に見解を求めたいと思いますのは、地域住民の声や実情を町長として直接政府に伝えることは当然の責務だと私は考えています。今回の民主党のこういった動きに対する見解を求めたいと思います。


 次に、来年度の予算編成との関連で、扶養控除廃止に伴います町民負担増が起こってこようかと思いますが、町民の暮らしを守るために質問をしたいと思います。政府税調は、2010年度税制改正大綱に所得税、住民税の扶養控除廃止を盛り込む方針をかためて動いています。社会保障制度の多くは、税額や課税所得額、また課税か非課税が基準になっている場合が多いわけでございます。その影響から、町民の暮らしを少しでも守りたいと思いまして、次のように質問をいたします。


 その前に、東京の国分寺市役所の資料でありますけれども、住民税扶養控除廃止の影響額が試算をされておりましたので、紹介をしたいと思います。現行の扶養者は、妻と一般扶養者、特定扶養者の3人。いわゆる4人家族の中で、扶養者が3人という内容であります。この控除合計は、社会保険等々扶養控除を引きまして、合計で194万円。課税標準額が152万円、市民税、都民税合わせますと15万2,000円。ここに市と都との調整控除、均等割、市が3,000円で、都が1,000円。市民税、都民税合わせると14万2,000円というふうになります。これが廃止の場合には、現行の扶養者3人ですけれども、これが妻と特定扶養者の2人となりまして、控除合計161万円、課税標準が185万円、市民税、都民税合わせますと、18万5,000円となります。市と都との調整控除は同じであります。市、都民税合わせますと、17万7,500円、いわゆる3万5,500円の増税となります。私は、これについても、結局、生計費非課税の原則を犯し、庶民増税となり、子ども手当の家計支援、これすら目減りをし、値引きとなるわけであります。質問し、要求しているように負担増の影響は、私は避けられないと思うのであります。


 で、質問ですが、基本的には、子ども手当の創設といっても影響が余りにも大きいということで、町長の見解を求めたいと思います。


 2番目には、町民個人収入、今、増よりも減っているのが、減少というのが現実であります。そこへ扶養控除の廃止でありますから、影響は非常に大きく、本町の場合、例えば保育料であるとか、国保税、あるいは後期高齢者医療制度等々全体でいわゆる23項目、この影響下にあると言われていますが、私は、本町の影響のする部分について、少なくとも現行のまま据え置く措置をつくるよう求めたいと思います。


 次に、県の移住促進対策事業の町の対応について、質問をいたします。


 けさ、議場に上がる前にロビーの掲示板を見ますと、1万8人と琴平町の町民人口がなっておりました。町の人口対策、町民減少に歯どめをかけて、増税へどう転換を図るのかというこういった質問も私を含め、同僚議員もいたしました。私は近々では6月議会でもしたところであります。この問題での動きは全く動きが見えることができないというのが現状でございます。さらに、こういった中で、12月6日の四国新聞に移住対策が全県的に実施の記事という記事が載っておりました。これを読み、今また、この問題での質問を決意をしたところであります。


 まず、真意を確かめたいと思うのであります。町の人口減少傾向の行き着く先、これは明らかだと私は思います。本当に今のままで、現状のままで推移をじっと見守るだけでいいのかという問題であります。記事によりますと、県は、県移住交流推進協議会、これは仮称ということでありますが、設立を打ち出しています。


 で、質問いたしますが、報道によると、本町を含め3町以外の全町参加がという回答があったというふうにありました。ですから、本町は、ここには参加をしないということで間違いはありませんかというお尋ねをしたいと思います。


 2番目には、本町の住民減少に、そして減少に次ぐこういった傾向が今まさに、今年になっても、この秋口から冬に向けても一段と強くなっているように思います。1万人を切るのも目前かと思います。町がとろうとしている住民減少傾向に歯どめをかけ、増税に転ずる施策、持っているのかどうか、示していただきたいと思います。あえて言うなら、四国新聞の報道の中で、なぜ参加しなかったのかというこの真意も、弊害があるのかどうか、入ることによって問題点があるのかどうかも含めて、答弁を求めます。


 次に、だれもが安心して医療を受診ができるそういった町を求めて質問いたします。


 この問題については、少しさかのぼって発言をいたします。1984年に、健康保険本人の1割負担の大改革が強行されました。現在の3割負担への道をつくられました。また、国保の改革もされ、市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合は、当時は49.8%でございました。1998年、ここにも財政構造改革法によって、国庫負担等560億円を削りました。現在では、この割合は27.1%というふうにまさに半減状況にあるわけであります。


 こうした中で、今では国保税はどうでしょう。払いたくても払えない状況にある人々が増えてきています。滞納世帯は増え続けています。97年には、全国では296万世帯、加入者の実に16.1%でございました。2001年から40歳以上の方々が介護保険も加わりまして、さらに増えました。2006年の税制改革で、所得税、住民税の引き上げ、国保税もその結果上がりました。年収400万円前後の中間所得の方々も、今では高くなりすぎて払えないという異常な状況が今続いているのであります。本町の段階別総所得金額は、400万円までの世帯は3,281世帯、全世帯数が4,375世帯ですから、実に75%の方々がこういった状況にあるという事実であります。ここには、子供もいれば年寄りもいます。こういった状況が続くということは、まさに人道問題であり、人権問題でございます。


 かつて、私は、国保の資格書発行はしない町として、私は本町のすぐれた施策、誇りと自信を持って他町の人々に語ってきたのを思い出します。しかし、今、それは崩れています。この根本は最初に指摘したように、国の負担割合を減らしてきたところにも大きな問題があります。それを50%に戻すことは必要です。民主党政権は総選挙で自治体への財政支援を強化し、地域間の格差を是正しますと公約をしました。国に国庫負担の増額を求めるよう、私は町長に要求をしたいと思います。


 また、国保44条、これに基づく窓口負担の軽減も今重要でございます。こういったことを述べまして、具体的に質問をいたしますが、07年度、08年度、09年度、国保、介護、後期高齢者医療制度の資格書発行世帯数と家族数をそれぞれ年度ごとに示していただきたい。二つ目には、資格書発行への経過説明、あるいは理由を述べていただきたいと思います。取り扱いの問題であります。三つ目には、子供や障害者手帳を持っている町民や、あるいは44条の関係、不作、不魚、事業の休廃業、失業などによる収入の著しい減少などについては減免制度の申請を認め、減免措置をとることを求めたいと思います。4番目には、これらの滞納者は他の税金、公共料金なども当然滞納があるのではないかと推測をいたします。


 もう既にこういったこれだけ論じておりますと、自己責任論だけでは解決ができない、こういった事例もあるように私は思いますし、聞いてもおります。入口は本町にあってはプロジェクトチーム徴収の問題で立ち上げ、相談をされているようでありますけれども、私は、こういった問題での入口は滞納徴収でも、出口については生活再建が含まれている、こういう状態をぜひつくっていただきたい。これが本当の町民福祉の問題だと思います。


 最後になりますけれども、滞納となった町民の所得水準を把握していますか。そういった方々の世帯の所得がどのくらいあるのかということを把握しているのかと問いたいと思います。先ほど申しましたように、400万円前後ではや大変な状況だという事実もございますので、ぜひ、つかんでおりましたらお願いをしたいと思いますし、私は、その多くの方々が、町民の多くが収入が、あるいは所得が事実上皆無の状態と思っているところでございます。もちろん生活再建の問題は重要でありますけれども、本町の本当に町民本位の町をつくる上で、私は、ここのところが一番の要じゃなかろうかと思います。


 私は、最後に訴えたいことは、観光立町と言われ、狭い町で、そして、面積の小さいところで、最初に言いましたように、大型誘致インフラ事業の問題、私はこの失敗も大きいかと思います。しかし、町民にとっては、今ある問題として、目の前の生活の困窮、経済危機の状況から、行政がどういう手を差し伸べていただいて、みずからの再建に立ち上がるのか、ここのところに行政の真価が私は問われていると思います。それと同時に、元気な人は元気よく羽ばたいてほしい。もし、その元気さが途中で挫折をしたときに、本町にはいつでもその羽を休める温かい町をつくっていく、そして、さらにまた英気を養った後、羽ばたいていただけるような町を私はつくりたいと思います。そこのところが私は肝要かと、ここのところつくづく思うのでございます。


 以上で質問を終わります。答弁の方、よろしくお願いいたします。


○議長(山神 猛君)


 8番、今田 勝幸君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 それでは、今田議員の御質問にお答えをしてまいります。


 まず、民主党に政権が変わりまして、陳情方式についての見解ということでございます。これにつきましては、大変驚いておりますし、困惑もいたしております。当然、住民代表であります私は、県や国に対していろいろと陳情、請願をする権利は有していると思っておりますが、現時点、窓口は閉ざされているという状況でございます。先般11月18日の日に、全国町村長大会、また、19日の日に全国国保推進大会等がございまして、それぞれ陳情にまいりましたが、各省庁、いわゆる霞が関への陳情は一切だめ、受け付けてもらえなかったということであります。すべて陳情は民主党本部へ直接来るようにというようなことでございました。


 民主党本部へまいりますと、副幹事長が全部で14名いらっしゃいます。その14名の中で、手のあいている副幹事長が話を聞くということであります。とりあえず陳情、要望は要望という形で申し上げますが、返ってくる返事は、一応、御要望は聞き置きますという返事で、何ら回答が返ってこないということでありました。同日、夜、香川県選出の民主党国会議員と意見交換会を持ちました。その状況等も含めて、今の地方の状況というものを訴えましたが、我々には現段階、今の時点ではお答えする何の資格もございませんと。何も直接のお答えは出せませんというのが民主党の国会議員の答えでありました。


 その後、党の方針といたしまして、各地方自治体、県も含めまして、国に対する要望があるのであれば、それぞれ県の民主党県連本部、そこを通して幹事長のところへ上げてきなさいと。で、これを副幹事長が受け付けて、副幹事長から幹事長に上がっていくと。先般、新聞紙面等で見る限りにおきまして、陳情件数が3,000ないし4,000件ぐらいあったかに聞いておりますが、その中で、選択をされて、幹事長まで上がったのは350件程度と伺っております。ということは、何も伝わってないということであります。最終的に幹事長が判断をした上で、各省庁の三役と協議をするというような手順のようでございます。まさに今私が感じておりますのは、独裁政治という方向になっていっているなということを強く感じておるわけでございます。


 そういうことで、現時点、我々としては、1町単独では何も伝わっていかないと。これを伝えるためにどうすればいいかというようなことで、やはり県へ上げて、県としてその問題の大小、重要性等を考えていただき、全国知事会等に上げていただくというような方法も一つかと思います。また、お互いに共通するような問題につきましては、町村会で協議をし合って、香川県町村会の要望というような形で全国町村会へ上げていく。で、恐らくや全国にも類似するような要望、意見を持った自治体は多数あると思いますから、全国町村会という団体名をもって陳情をするというような方法、そういった手段しかないのかなと。琴平町1町が香川県民主党本部へ仮に行ったとしても、恐らくこれは決定する幹事長のところまでは到底上がっていくようには思えないというのが、今の現状でございます。


 これらに対して、本当に国民の声に耳を傾けていただけるような政権与党であってもらいたい。また、あるはずだというような期待も含めて、新政権が誕生したというふうに思っておりますが、結果におきましては、現時点、そのような方向でございまして、全く通じていかないというのが現状でございます。そのような状況が私が今現在とらえており、また、今後においては、先ほど申し上げましたような方法で、県下町村会、もしくは香川県等を通じて、全体的にもう少し太くして、陳情を上げなければいけないというふうに思っておるところでございます。


 それと、次の御質問でございますが、税制大綱に所得税、住民税の扶養控除廃止を盛り込むというような方針が、どうやら本物に動いてきておるようでございます。これは、とりもなおさず子ども手当の大きな財源、これを生み出すための手段であろうかというふうに思っております。確かに子ども手当、子供を全体で育てるということについては賛成もできますが、財源の裏づけなく、このような公約をしたがために、結果においては、最終的に町民や全国民の負担増というようなことに対しましては、特に、強く反対をしていかなければいけないというふうに思っておるところでございます。選挙戦の最中に現鳩山総理は、選挙民に向かいまして、声を大にして、子ども手当は全額国費で賄いますということを言っておった姿が、いまだにテレビに映し出されております。この公約はどこへ行ったのか。現時点では、全く見えない。


 配偶者控除、扶養控除、これらは廃止の方向で動いております。子ども手当を受ける18歳までの年齢の家庭については、これによって補われる部分、また、プラスになる部分も出てまいろうかと思います。また、大学生につきましても、特別の措置もされるようでございます。そういうこと等を入れあわせて考えますと、直接被害者になりますのは、23歳から69歳はもろに被害者になるわけでございます。子供のいない家庭、23歳から69歳で構成される世帯につきましては、まさに負担増というような結果になるだろうというふうに思っております。


 それと、県も含めて地方負担ということも言われております。これに対しましては、全国町村会、また、全国市長会におきましても、一部市長会の中にもこれらについて、もし、負担が発生するならば、この事務を含めて完全にボイコットをするという宣言をしておる市もあるやに伺っております。そういうことで、全国の市町村にこの負担が及んでくるならば、市町の財政はそうでなくても本当に困窮を極めておる中で、新たな負担が発生してまいります。現在のところ、定かな負担率等にまでは至っておりませんが、おおよそ、香川県が先般、県が負担する額を示しております。600億とも700億とも聞いておりますが、そのあたりから推測いたしますと、本町におきましては、6,7,000万円という負担増が発生するのかなと。6、7億ですね。訂正します。という、これは一人当たり2万6,000円支給する場合の本町の負担というふうに私なりに算出をいたしておるところでございます。到底負担できる金額ではないということであります。これについては、全国町村会といたしましても、断固反対を訴えておるところでございます。


 さらに、これが、事務量が相当の膨大な事務量になってくると思います。今の、やっぱり子ども手当6,000万円程度でございます。事務負担ですね、この事務費まで含めて国が全額見ますというのが公約であったと記憶いたしておりますが、事務費どころか地方負担まで発生するというようなことは、事務費は到底見てもらえる状況ではないというふうに思います。本町の子供の数、また、この給付の方法等がまだ具体的には示されていませんが、3カ月ごととか、4カ月ごととか言われております。そういったことから考えますと、専従職員を2名ぐらい置かなければ、到底対応できないだろうと。これは、さきの定額給付金の対応の結果から想定しておるわけでございます。職員定数等を削減していっている本町の中で、新たに2名の職員を配置するというようなことは、到底不可能であります。そういうところも含めて、事務費等もぜひ国に見ていただかなければいけないというふうに考えておるところでございます。


 いずれにいたしましても、この子ども手当創設、目標はいいように聞こえますが、当初から財源裏づけが何もなかったというところに大きな原因があるのでなかろうかというふうに思っておるところでございます。


 2番目の町民個人収入が減っているのが現実でありますということでございまして、これが、国保税、後期高齢者医療制度などもろもろに影響が及んでくるのでないかという御指摘でございます。今、担当の方からいただいております報告を簡単に申し上げます。国保に関しましては、国保税には影響しません。国保税の所得割において、扶養控除はありませんということであります。所得割の課税所得金額は総所得から基礎控除33万円を控除したものであるためということでございます。軽減に関しましては、扶養控除前の所得で判定するため、これも影響はありませんということであります。給付に関しましては、多少の影響があると思われます。世帯が課税か非課税かで判定をするため、扶養控除非該当により自己負担限度額が上がることが予想されるというようなことで、給付に関しては多少の影響が出てくるというものであります。


 次に、後期高齢者医療に関しましても、国保と同様で保険料には影響はいたしませんと。給付に関しては多少影響はあると思われます。これも世帯が課税か非課税か、また住民税の課税所得で判定をするため、扶養控除非該当により自己負担割合及び自己負担限度額が上がることが予想をされるということであります。


 介護保険に関しましては、多少影響があると思います。所得段階で、住民税非課税に関するため、第3、第4段階から第5段階への変更が一部考えられるということであります。住民税に関しましては、影響が出てまいります。


 そのようなことで、御要望は23項目、少なくとも現行のまま据え置くことを求めますということでありますが、この中にも町単独でできるものと、国の制度下でどうしてもやむを得ないというようなものも出てまいろうかと思います。本来は、地方分権で潤沢な財源を地方に与えていただいて、地方の判断でこのようなところまでできるようになるのが本来の地方分権であり、国と地方の対等の関係ということにならなければいけないというふうに思っておりますが、現状のところはそうはいかないというような状況でございます。


 次に、県の移住促進対策事業への町の対応についてであります。1番目に報道による本町を含め3町以外は全町参加という御指摘、質問でございます。これについてもう少し詳細を申し上げておきます。先般11月10日付で、香川県政策部政策課長名によりまして、香川県移住交流推進協議会設立に向けての意向調査がありました。設問がございまして、いろいろ答えを〇をして、県に返しておるということであります。


 まず、現在、あなたの町において、次年度こういった取り組みを考えておりますかということに対しましては、現段階、本町としては取り組む考えは、予定はないということで回答いたしております。


 2番目に、協議会への参加意向について、問題はここであります。本町はA、B、C、Dとございまして、Dのその他に〇をして回答いたしております。たまに、この回答といたしまして書かれておりますのが、事業を共同で実施をしたいということと、事業には参加しないという答えと、協議会へは参加しないという答えとその他という四通りの答えがあります。本町はその他で答えております。


 その他の場合は理由を書いてくださいということになっておりまして、事業の内訳及び経費を見て、その上で他市町の状況を勘案してさらに考えたいという答えを出しておるわけであります。決して不参加で答えたわけではございません。非常に煮え切らない答えでありますが、その煮え切らない答えの原因といたしまして、3番目に、費用負担についてという設問があります。10万円程度なら負担可能。5万円程度なら負担可能。本町はCの負担できないというのを選んでおります。そういうことから参加の意思がないととられたのかもわかりません。


 次に、あと選んだことに対して答えてくださいという項目が何項目かありますが、本町が該当するのはございませんので、6番目の設問で、今年度、県では各地域において資源を生かした具体的な移住交流事業の取り組みを検討するため、勉強会等の開催経費を確保しております。貴市町は勉強会等の開催支援を希望しますかという設問に対しては希望するということで答えております。


 なお、県の考えておりますこの協議会が立ち上がった場合は、22年度の当面経費として、情報共有経費23万9,000円、地域の取り組み支援アドバイザー派遣95万6,000円、プロモーション220万5,000円、計340万円の各市町に振り割った負担金を求めますということでございます。そういった負担金のこと等を含めて、本町としては勉強会には出ていくけど、協議会にはもう少し状況等を見きわめて賛否を決めたいという回答をしたのが、たまたま新聞には不参加というふうに公表をされたわけでございます。その点、御理解を願っておきたいと思います。


 次に、住民人口の減少であります。これは本当に切実な問題でございまして、もう1万人を切るのが年内というようなことも予測いたしておるところでございます。この減少を本町単独で対応していくことは非常に厳しいと思われます。しかし、本町の第3次琴平町総合計画の基本目標であります安らぎのある住みやすい町琴平町を目指して、次のことに努めていきたいと思っております。これは、何といっても雇用の場、所得、収入になる企業、事業等がなければなりません。そういったことで、中心産業であります観光や、また観光との連携等も含めて農業等の活性化を推進し、若人にとって本当に魅力ある地域づくりや雇用の場の確保に努めていくということが、何より一番大切だというふうに考えておるところでございます。


 もう1点では、国や県と連動いたしまして、次世代育成支援対策推進法に基づきまして、本町におきます少子化対策として、平成17年3月に琴平町次世代育成支援行動計画を策定して、町民が安心して子供を産み、育てていけるような施策を推進いたしておるということでございますが、現在、この第3次総合計画に基づきまして、分野別計画として、この計画が位置づけられており、福祉保健課が中心となって全課と協議しながら、平成22年から後期5カ年計画を策定中であるという状況でございます。


 いずれにいたしましても、人口問題につきましては、何といっても働く場、収入になるもとというものがなければなかなか難しいということでございます。


 次に、だれでもが安心して医療を受診できることを求めてという御質問で、まず、国保、介護、後期高齢者医療制度の資格書発行世帯数と家族数を年度ごとに示していただきたいということで申し上げてまいります。まず、国保でございます。2007年度は世帯も人数もゼロ、ゼロであります。8年度は世帯数は6、人数が7。9年度が世帯数が10、人数が14であります。介護保険については資格書発行制度がございません。ですから、発行いたしておりません。なお、後期高齢者医療制度につきましても、7年度はまだ始まっておりませんでしたが、8年度、9年度ともに発行はいたしておりません。そういう状況で推移をいたしております。


 次に、この資格書発行への経過説明と理由をということでございます。国民健康保険における被保険者資格証明書につきましては、国民健康保険法第9条の規定及び琴平町国民健康保険税滞納者指導及び国民健康保険被保険者資格証明書交付等の実施要項に基づきまして、特別な事情なく国民健康保険を滞納する者に対して、納付指導を強化することにより、滞納者の一層と収納率の向上を図り、もって被保険者間の負担の公平と国民健康保険事業の健全な運営に資することを目的と実施しております。現在は、健康推進室と税務課がそれぞれ協議をした上で、滞納整理状況の確認を行い、納付相談等の納付指導を行ったにもかかわらず、短期被保険者証を交付してから1年間、次の事項に該当する者に被保険者資格証明書を交付いたしております。


 その次の事項ということの1番は、税の督促もしくは催告、または納付相談、もしくは納付指導に応じようとしない者。2番目に納付相談または納付指導において、取り決めた納付方法を履行しなかった者。3番目に所得及び資産を勘案すると、十分な負担能力があると認められるにもかかわらず、応じてくれないというようなものに資格証明書を発行しているということでございます。


 後期高齢者につきましては、後期高齢者医療における被保険者資格証明については、高齢者の医療の確保に関する法律第54条の規定及び香川県後期高齢者医療被保険者資格証明書交付等要綱に基づきまして、特別な事情なく保険料を滞納する者に対して、納付指導を強化することにより、滞納者の一掃と収納率の向上を図り、もって保険者間の負担の公平と香川県後期高齢者医療事業の健全な運営に資することを目的として実施をしております。対象者としては、被保険者証及び更新時において保険料を納期限から1年以上も滞納している方が対象であります。


 なお、厚生労働省より、21年10月26日付通知がありまして、新内閣において、原則として資格証明書を交付しないという基本方針が打ち出されたことによりまして、香川県後期高齢者広域連合から管内において、短期被保険者証を有効に活用して、極力資格証明書の交付をしないようにという依頼があったところでございます。そのような経緯なり、理由でございます。


 次に、子供、障害手帳を持っている町民、不作、不魚、事業の休廃業、失業など収入の著しい減少などについての減免制度を求めるということでございます。本町におきましても、国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療保険事業、それぞれの事業に対するため、条例、要綱等を整備し、減免についても規定をいたしております。今まで申請があって、減免措置を行ったものは、平成16年の第23号台風によります影響の減免といたしまして、固定資産税が7名、国民健康保険税が7名、介護保険料が16名でございます。また、平成17年の7月2日、大雨災害の影響による減免として、国民健康保険税2人、介護保険料5人となっております。


 なお、減免措置ができるものは、災害等、つまり震災、風水害、落雷、火災、その他これに類する災害により生活が著しく困難となった者、またはこれに準ずると認める者ということがうたわれております。おっしゃるように、これが不作とか不魚、事業の休廃業等はここにうたわれてないので、今後の検討も必要であろうかというふうに思うところでございます。これらの滞納者の自己責任論だけでは解決できない事例もあるように思います。いわゆる出口の問題でございます。現時点、だれもが安心して医療を受けることができるようにしていくためには、滞納者一人一人の生活状態を十分に把握することが必要でございまして、現在、関係各課が滞納者の状況を共有するためのプロジェクトチームを立ち上げておるところでございます。


 なお、滞納者一人一人が納付相談に応じて納税ができるように、適切な指導とともに、戸別訪問徴収を実施し、資格証明書の交付をしなくも済むように心がけてまいらなければいけないというふうに思っておるところでございます。


 また、所得水準の把握でございますが、本町の町民税の課税状況から見ますと、課税世帯は全部で4,375世帯であります。対象人数は8,388人となっております。このうち、所得が300万円以下は7,119人、率にいたしまして84.87%、世帯では2,850軒、率にいたしまして65.14となっていると、非常に高い水準であります。滞納者については、大方が収入額が300万円、実際所得額としては192万円前後の方が多くなっているというような状況でございます。これらにつきましても、国の方針等を含めて、やはり本町の財源、財政というものがどうしても基本的な条件というところになってまいろうかと思います。


 以上、いろいろと申し上げましたが、あらかたの答えとさせていただきたいと思います。


 以上、終わります。


○議長(山神 猛君)


 今田君。


○8番(今田 勝幸君)


 これは、国に対する要望だけを本当に強くお願いしておきたい。国保の問題、滞納の問題も、町民についての問題についても、町単独で、町の財政事情から考えると、なかなか言いづらい問題もあるわけは事実で、ただ、問題は、しかし、町には町民を思いやるように、そこのところはきちっと手当をしていただかないとということでございます。我々町ができることは、単独の問題については積極的にやってもらうと。同時に、それ以上のことについては県の補助なり、あるいは直接なり、国に向かってやっぱり正々堂々と要求していくということがやっぱり今の時期に大事なんではないかと私は思います。何ら遠慮することなく、どんどん言うてほしいと。我々も議会は議会として多分すべての議員がそのように思っていると思いますので、ぜひそういう態度をとっていただいて、町民福祉を守ってください。今日の経済危機の中で本当に苦しんでいる人たちを守るということをぜひお願いをしたいと思います。これはもう要求でございます。多分、同じ答えが返ってきます、はい、終わります。


○議長(山神 猛君)


 答弁いいですね。


 町長の答弁は終わりました。


 次に、6番、小野 正人君。


  (「はい、議長、6番」と呼ぶ)


○6番(小野 正人君)


 議長のお許しをいただきましたので、今定例会におきます私の質問を行いたいと思います。本日は、同僚議員より時間軸を超えた大変重たい質問が相次ぎました。私は今、目の前にある進行中の子供たちに関する質問を行いたいと思っております。


 その子供たちが学校生活という集団の中で、学問を学び、体力の増強を図り、そして、社会秩序を尊び、みずからの夢と希望を育み、立派に成長していけることはすべての保護者、また、すべての教育関係者、そして、地域の人々が願っていることだと確信しております。


 また、我が国の教育は、日本国憲法第3章、国民の権利と義務第26条において、すべて国民は法律の定めるところにより、その能力に応じて等しく教育を受ける権利を有すると、教育を受ける権利を定め、2項といたしまして、すべて国民は法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負うと、子供たちに教育を受けさせる義務を定めております。また、第15条におきましては、すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではないと公務員の義務を定めております。


 つまり日本国国民は、だれ一人として教育を受ける権利を侵されてはならず、また、子供たちを保護する立場にある者は子供たちに教育を受けさせる義務を負い、さらに公務員として、教育に従事する者は対象となるすべての子供たちに等しくその務めを果たす義務を負っていることを我が国の最高規範である憲法はうたっております。


 また、教育基本法におきましては、教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならないと、教育の目標を明確に記しております。これらの崇高な理念のもと、我が国は戦後一貫して教育を国家発展の礎として、国民が一丸となり戦後の復興に邁進してまいりました。その結果、経済大国になると同時に、世界に冠たる教育国家として発展してきたことは皆様御存じのとおりでございます。


 ところが、経済成長が一段落をした1990年代ごろから社会が大きな変革期を迎え、教育よりも経済が優先されるかのように、市場第一主義を唱えるグローバル化の波に我が国は飲み込まれました。その結果として、日本人が大切にはぐくんできた思いやりであるとか、節度といった日本固有の美徳が失われたのではないかと私は感じております。


 また、これらの社会のひずみがあらゆる仕組みを変貌させ、その一つの現象として教育現場の荒廃を招き、1990年代後半には、その一例として学級崩壊がクローズアップされるようになりました。ちなみにこの学級崩壊というものは、児童生徒が教室内で勝手な行動を起こし、教師の指導に従わず授業が成立しない状態が一定以上継続し、学級担任による通常の手法では問題が解決できない状態に至っている場合と文部科学省の学級経営研究会では定義しております。


 その学級崩壊が本町の小学校において、今年度当初から発生し、大きな問題になりつつあるという情報が2学期ごろから寄せられるようになりました。また、町議会の建設教育民生常任委員会におきましても、委員の中より同様の指摘があったことは記憶に新しいところでございます。そこで、私は、この実態を把握すべく、12月5日に琴平中学校において行われました琴中人権劇において、見学に来ていた小学6年生を注意深く見ておりました。すると、開会行事が始まっても、周りを見渡したり、後ろを向き、一向に私語をとめるような様子はございません。さらに12月9日に行われました人権学習におきましても同様でありまして、授業中に私語が耐えない状況が約45分にわたり続いておったことは、その場におられた教育長も見ておられますので、この場でその詳細についての説明は省きます。


 私が、その中で驚愕した部分の一つとしまして、クラスの大半を超える児童が授業に集中できず、担任の問いかけに対して答える児童は本当にごくわずかであったということでございます。この現状を目の当たりにし、私はこのまま見過ごすわけにはいかない、今、適切な対策を講じなければ、この問題はさらに大きくなるばかりか、子供たちの傷をさらに広げるのではないかという危惧を感じ、教育行政を預かる教育長に対しまして、これまでの経緯と、対応について何点か質問させていただき、しかるべき対策を講じていただきたく質問に入りたいと思います。


 その質問のまず1点目でございますが、この学級崩壊につきまして、教育長がどのように把握されてきたのか。これまでの経緯を小学校からの連絡体制を含め、お尋ねしたいと思います。


 次に、これまでに学校側が講じた対策につきましてもお聞かせいただき、教育長としてどのような指示、指導をされたのかということに関しましてもあわせてお聞きしたいと思っております。さらに、これらの対策によって、どのような効果が得られたのかということについてもお知らせ願えれば幸いでございます。


 3点目といたしましては、それらの対策によっても効果が認められない場合、今後、どのような対策を講じる予定があるのかということについて、御質問いたします。


 児童はもちろんのこと、その保護者への対策に関してもどのように考えておられるのかという点を、教育長に対し行いたいと思っております。また、学習意欲はあるものの、周りに影響され、ストレスを抱え込んでいる児童も多数いると見受けております。それらの児童に対する対応、さらには保護者に対する対応についても、いかがお考えなのかをお聞かせください。あわせまして、来年4月よりは中学校進学を控え、受け入れる琴平中学校の対応をどのようにお考えなのかもお聞かせ願いたいと思っております。


 教育長に対する質問は以上でございますが、私の考えをここで少し述べさせてもらいます。


 私は、今回、この問題を考えるに当たりまして、さまざまな文献や資料に目を通してみました。その中には、この学級崩壊に関する要因、原因というものが何点か紹介されておりました。冒頭に述べたような社会の変化、それに伴う子供や保護者の変化に対し、学校教育システムが対応し切れていない、教師の学級経営が柔軟性を欠いている、また、これまでの教育技術だけで対応すること自体に問題があり、担任教師の指導力不足があるというふうに学校側に原因があるとする意見が出されております。また、一方では、就学以前の家庭でのしつけ、また、家庭環境等による要因があるのではないかという意見も出されておりますが、私は、これらのうち特定の原因によるものが学級崩壊の原因だとは思っておりません。これらが複雑に絡み合って、そして、子供たちの心の中に傷を植えつけているのではないかというふうに考えております。


 ただ、一つだけ私が確信を持って言えることは、その問題行動を起こす子供たち、その子たちは頭の中で考え、先生を困らせてやろうとか、授業を壊してやろうと思っているのではないと思います。先ほど申した心の孤独化、寂しさというところから、自然にわき上がってくる言動ではないかと考えております。私はここにいるんですよ、どうか先生、私の存在を認めてくれ、見つめてくれという心の奥底から絞り出している叫び声だと私は感じております。この悲痛な叫びに対し、担当する教師が体で、魂で受けとめてきたのでしょうか。今、この時点で、できることは一つだと考えております。その子供たちの心を、魂を受けとめてあげる人材が必要なのではないでしょうか。子供たちと信頼関係を築き、子供たちの目線であの子たちの立場に立ち寄り、寄り添ってあげるそういった先生が現場に必要なのだと考えております。


 そして、もう1点といたしましては、保護者の方に関しても、家庭で子供たちをどのように接したらいいのか、またしつけたらいいのかということを思い悩んでいると思います。そういった保護者に対しましても、どうか教育関係者の皆様は心と心で対話をし、対応に取り組んでもらいたいと思っております。学校には問題は当然ありますし、また、先生方も当然悩んでおります。子供たち、保護者、学校、そして地域の大人たちがともに取り組んで、この琴平町の心温まる地域環境をつくってもらいたいと思っております。


 私の意見が、後半部分で長くなりましたが、どうか前段の質問に対しまして、教育長の明確なる御答弁をお願いしたいと思います。


 御清聴ありがとうございました。


○議長(山神 猛君)


 6番、小野 正人君の質問に対する教育長の答弁を求めます。


 教育長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○教育長(多田 紀男君)


 小学校の現状についての小野議員さんの御質問にお答えいたします。


 学級崩壊についてどう把握しているのか、また、これまでの経緯について具体的にということでございました。町内のA小学校の一つの学年が、現在、通常の授業の成立が困難な状況が続いていることについては、十分認識しております。具体については、御質問の内容に沿って、順次御説明申し上げます。


 初めに、これまでの経緯についてですが、5月中旬に実施した修学旅行のころは少し話の聞き方がよくないときがある程度でした。6月中旬から7月にかけて担任の先生の話を聞かないことが増えてきて、授業がしにくくなってきました。指示に従わないとか、授業中に集中しにくくなり、私語がふえ、女子では髪を束ねない子供が見られるようになってきました。しかし、この時点ではまだ反抗するような態度は見られませんでした。9月の運動会は心配したほどのこともなく、ほとんどの子供はまじめに取り組みました。9月中頃、男児による通貨偽造事件以後、次第に担任の指導に従わない言動が増え、授業中に物を投げたり、紙飛行機を飛ばしたりするなどの行為が目立つようになってきました。事件の取り調べころから、反抗的な子供がふえてきて、仲間はずれを意識してか、グループ化するようになってきました。指導を続けた結果、11月中ごろからはだんだん内心ではこのままではいけないという気持ちになってきた子供が増えてきています。


 質問の二つ目でございますが、改善に向けた対策について、1点目は、学校からの連絡体制ということでございますが、校長からの電話や来所による報告、連絡、相談等がほとんどでございます。緊急時の場合は、県教委等関係機関や町内関係各課と連携しながら、相互に連絡する体制をとっています。私が学校を訪問する場合もあります。


 次に、教育長の指示、指導についてでありますが、9月紙幣偽造事件後、学校へ訪問して指導、助言いたしました。特異な事件でございますので、県教委、琴平小等関係機関と連絡した対応をするように助言いたしました。10月に教育委員による授業参観を行い、その後、教育委員と校長で対策について協議いたしました。11月定例教育委員会で対応策を協議し、指導、助言いたしました。12月特設人権教育授業参観、小野議員さんからお話があった授業でございますが、参観の後、学校を訪問して指導、助言いたしました。


 これまでに指導、助言した主な点は、第一に小野議員さんも言われましたように信頼を回復するということでございまして、担任は、子供との信頼関係の回復に努めること、個別面談とか、連絡帳などノートを通した指導で心のつながりを大切にするようにということ。それから、二つ目に、学級全員で楽しめるスポーツ等を導入する。3点目に、協力して卒業製作に取り組ませる。4点目に、カウンセリングにより一人一人の気持ちを聞いてあげる。5点目に学習の遅れている子供を個別指導する。6点目に、保護者や地域の人に協力してもらう。7点目に、小中の教員を交流する。8点目に、全職員で子供を支える。9点目に、先生と保護者がきちっと話し合う。主な点は以上のような点でございます。


 次に、学校の対応でございますが、年度当初、4月、5月ごろはどの子供にも学ぶことの楽しさや、わかる喜びを味あわせることができるようにと、教材や資料の工夫をしたり、外部指導者の導入をしたりなど、わかる授業の工夫に取り組んでおります。6月末ごろ、学級懇談会を開き、授業の自由参観を実施しております。7月末ごろ、希望者による3者懇談会を実施しております。8月夏休み中に補習指導を実施しております。9月中ごろ、通貨偽造事件後、学級懇談会を開き、また、希望者による授業参観を再開しております。10月以降では、スクールカウンセラーの協力で、毎週1回グループごとの面談やノートによる個別指導をしております。それから、担任による家庭訪問とか、保護者に来校してもらって個別懇談、それから、6年生全児童を対象に個別面談を実施しております。これは担任の先生と一部の女子の教員で手分けをして行っております。給食時間には、校長が校長室で児童2人ずつ順番に話をしながら会食しております。長縄跳びとか運動遊び等楽しめるような活動も取り入れてみたということでございます。また、平和学習の一環として、全員が協力して折り鶴をつくってもいます。休み時間等には職員みんなで声かけ等を行っています。主な対応は以上でございます。


 成果についてはということでございますが、時々問題行動を起こしてはいますが、教科によっては授業態度が上向きになってきています。例えば、算数、体育、家庭科、書写の授業等はほとんど全員が通常に学習できています。国語、理科では50%から60%の児童は通常の学習ができております。なお、算数のノート提出率は75%ということでございます。


 今後の対応でございますが、現在行っている対応を引き続いて根気強く行っていくことが大切であると考えています。3学期には学習発表会や卒業に向けた学級の活動で、目標を持って学級のみんなで協力したり、助け合ったりしてつくり上げる喜びを味あわせたいと考えています。また、小中教員の交流授業等も検討しています。


 次に、問題行動を起こしている子供や周りの子供への対応ということでございますが、その都度、担任や女子教員やスクールカウンセラーが問題を起こした理由とか、相手に対する気持ちなどをよく聞き取り、時間をかけて粘り強く指導しております。ストレスを感じている子供が見受けられたときには、カウンセリングを実施しています。カウンリングの効果は上がっているので、今後も続けてまいります。


 次に、保護者に対しては、その都度家庭訪問したり、来校してもらったりして面談しています。今後も続けてまいります。特に思春期の子供に対する対応については、さらに理解を深めていただけるように働きかけていく必要があると考えております。


 四つ目の御質問の中学校としてどのような対策を講じるのかについてでありますが、中学校へ入学することで心機一転を期待しております。教科担任制によって大勢の先生方とコミュニケーションがとれること。部活動における先輩、後輩とか、友達の関係が広がり、また深まってまいります。体験的な活動も増加してきます。習熟度に応じた少人数授業も成果を上げております。これは、英語と数学でございますが、また、複数学級のメリットにも期待しておるところであります。


 次に、入学説明会、これからあるわけですけれども、単なる説明会ではなくて、小中交流活動の場として、部活動の生徒代表によるプレゼンテーション等を計画しております。また、中学校生活の決まりについて、事前に十分指導を行うという計画でございます。中学校においても、小中教員の交流事業について検討しております。


 かつて中学生が示していた思春期の様相が、昨今は全国的な傾向として、4年生の後半ごろからあらわれるようになっています。どこかのグループに所属していないと不安であるとか、絶えずイライラしてささいなことで切れるとか、そうした思春期特有の子供の様子を見守りながら、自尊感情を持たせ、自分自身に自信を持たせるために、全職員が一丸となって取り組んでおります。こうした取り組みについて、先生と保護者がきちっと話ができることが最も大事なことでございます。先生と保護者が同じ方向で、子供の健全育成に協働することが今一番求められていると考えます。


 先ほど小野議員さんがおっしゃられた子供たちは心の寂しさ、自然にわき上がってくる言動の叫び声であると。体と魂で受けとめてきたのか、人材が必要ではないのか、保護者の悩みを心と心で受けとめてあげてください。本当にありがたい言葉だと、同感でございまして、厚くお礼を申したいと思います。


 以上で、小野議員さんの御質問に対するお答えとさせていただきます。


  (「議長」と呼ぶ)


○議長(山神 猛君)


 小野君。


  (「はい」と呼ぶ)


○6番(小野 正人君)


 一番最後の部分で、教育長より同感であるという同意をいただきましたが、これは実行して初めて成果が出るものだと思っております。私は、今回の問題が、発生する初期段階において、多分子供たちの何らかのシグナルを見過ごした可能性があるのではないかというふうに考えております。担任の先生もよく存じております。教育技術、また教育姿勢は立派なものがありますが、人間すべてにおいて完全な教諭はいないと思います。得手不得手があると思います。どうか受け皿となる人材を一日も早く補充していただきますように、この場を借りてお願いします。できますれば、答弁の方もお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(山神 猛君)


 答弁よろしいですか。


  (「いや、お願いいたします。」の声あり)


 教育長。


○教育長(多田 紀男君)


 つい先日、新任新採の人権同和研修会、2回目でございましたけれども、その席上でもお願いしたんですけれども、子供との信頼関係をつくること、から出発してくださいよと。それには、まず、信頼というのは、頼られてきて、そして頼られたことを受け入れてあげることから信頼が生まれると。だから、少々のことも聞いてあげ、子供の無理も聞いてやって、それで初めて信頼関係ができるんだというふうな話をしたところでございまして、その席には、新任新採の先生方だけじゃなくて、校長先生も教頭先生もおいでていた学校もありましたので、ぜひ、学校に帰って伝えてほしいなという気持ちで申したわけでございまして、本当に一生懸命に全職員が一丸となって取り組んでおります。私どもは本当に県教委にもお願いして、有為な人材を一人でも多く来ていただけるように、今、要望されたことを実際にやっていかなければいけないと思っております。


 以上で、答弁とします。


○議長(山神 猛君)


 教育長の答弁は終わりました。


  (「議長」と呼ぶ)


 小野君。


○6番(小野 正人君)


 最後の質問ではございません。お願いでございます。私が中学のころ、朝、7時半に学校に行きますと、音楽室の方からいつもクラリネットの音が聞こえておりました。また、夕方夜遅く、部活を帰るときも同じように音楽室からはブラスバンドの音色が響いておりました。寝食をともにし、また、生徒を思いやり、その熱血的な指導を行った多田教育長、どうか子供たちの心に響く教育を、今後、さらに充実させていただきますようお願い申し上げて終わりたいと思います。お願いいたします。


○議長(山神 猛君)


 ここで暫時休憩といたします。


 再開は4時15分。





     休憩 午後 4時02分





     再開 午後 4時17分


     (出席議員、休憩前と同じ)





○議長(山神 猛君)


 再開いたします。


 一般質問の途中でございますが、現在の時刻は4時17分でございます。ここで本日の会議において、すべての一般質問を終了するため、本日の会議時間を延長することについて、あらかじめお諮りをいたします。


 本日の会議を延長することに御異議ございませんか。


  (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 ご異議なしと認めます。


 よって、本日の会議を延長することに決定いたしました。


 引き続き一般質問を行います。


 4番、森 義幸君。


  (「はい、4番、森でございます」と呼ぶ)


○4番(森 義幸君)


 今、議長お話のように、本日議会の最終ランナーといたしまして、一般質問をお許しいただきました。これまで私の浅い経験から申しまして、かつて10年前に16人体制の議会であったようでございますが、非常に問題が一度は消え、また、この6月に情報公開制度の緩和等がありまして、いろいろ資料を閲覧させていただいたところ、ややおかしいというようなことが浮上いたしまして、それでまあ先ほど来、大北議員さんを皮切りに中間では眞鍋さん、そして、最終的には私と位置を、およそ10年前に起こりました五条の山林をいこいの郷にするべく造成工事、さらには途中で岩盤が出現したということで、これらのことに究明いたしたいという行動に立ち上がったのは、私を含めて4人でありますが、この10年前に起こった事件と申しますか、会計処理につきましては、関係図書、それから当時の議会の議事録等をつぶさにいろいろ精査いたしておりましたところ、どうも納得がいかないと。不明瞭である、不快感が私は何か非常にむかついてきたというか、そういうことにかられるようになりました。


 この事件は、およそ10年前に当時の議長を除く16人体制で、一応、賛成が11人、反対が4名ということで承認されたということでございますが、先ほど申し上げましたとおり、このたびもう一度ここにスポットが当たったということでございます。いずれにいたしましても、今年思うに、6月の15日ですか、100条委員会を設定し、今また6カ月になんなんとはするわけですが、近づいてきた中で、もし、年2回目にわたる100条委員会が設置されるという運びになるそういう事態がここに招来したわけでございますけれども、非常に本町にとっては、あるいは本町町民にとっては遺憾な出来事であります。それはまず、事後、この会期中の終わりの方で、また御検討いただくことになるかと思います。


 きょう、これに私にさきだっていろいろかつての町議会の審査前に追加工事をしたと。平成11年3月23日のことですが、そのものが、工事そのものが現実にはその段階で終わっていたという話がありまして、非常に解せないことだと思います。町長の御発言にも、ややわかりにくいところがあったようですが、ただただ5期目の出馬に当たっては、まあ否認されておりまして、不出馬を表明されたようでございますが、私は、仮にこれを平成のこんぴらの黒い霧ということに、いわゆる私自身がつけた名前ですけれども、それを、黒い霧を晴らすべく、今後、いずれにしましても、努力を続けていかなければならないと思っておりますが、冒頭に際しまして、一応、それを申し述べ、それは3番目でお話を申し上げるわけであります。


 いずれにしましても、このごろ、コンプライアンスの重要性は不可欠でありまして、目先、手先でいろいろなことをやっても、結果的にそれは非常に後日になって収拾のつかない大きな問題に展開するということでございます。それで、まずお手元の1枚物でございますが、これによって御説明をさせていただきます。


 まず1番目、本町における住民に対する健康診断(人間ドック)の町費負担につきまして、御質問を申し上げます。


 隣の町まんのう町におきましては、住民に対する健康診断(人間ドック)について、年1回、いろいろ要件はあるようでございますけれども、検査を行い、経費負担は本人が1万円の実費負担で実施しているということでございます。本町におきましては、いろいろ事情等はわからなくはないんですが、今現在、それをその本年は無理としても、来年から施行すると、どういうネックがあり、そして、隣町と同様にこのように実施できないのか。その辺を隣町はもとより、近隣市町、いわゆる香川県における9町及び中讃・西讃地区の5市と比較して、明確に回答していただきたい。そして、本町においては、なぜ、隣町のように実施できないのか。あるいは、なぜ実施しようとしないのか。明確にお答えをいただきたいということで、それが1点。


 続きまして、二つ目、本町の工事契約書全般につきましてでありますが、本町の工事契約につきましては、あるいは、物品調達につきましては、ほとんどが指名競争であります。前回と申しますか、数回前にそういう議題を提案いたしたわけでございますが、非常に関係業界の育成ということを観点に指名競争をやっておりますという主管課並びに町長の答弁でございますけれども、それはわからなくはないけれども、今日のようにいろいろ疑念が続き、あるいは極端に言葉をちょっと強めに言いますと、ルールなき追加工事が次々とまかり通るような現状におきましては、やはり税金のむだ遣いを廃し、健全なそれこそ業界を育成することの方がより大切でありますので、私としてはそういう観点から、過去の5年間においてどのようなメリット、デメリットがあったのかというのを、それぞれ契約担当の部局として考え、町長として考えるのか。その辺について答弁をしていただきたいと。


 今や県とか国とかはすべて税金のむだ遣いを廃するという見地から、いわゆるある一定の限度額以上の契約につきましては、一般競争入札によってこれを施行していると。極端に言うたら、1円たりともむだ遣いは廃するという観点から、そのように実施しておると。ほとんどの町村は、あるいは県が実施しておるようでございます。この点について、私どもは問題が余りにも次々起こるということから、これは早期にやはり正常化しやっていかないことには、業界もさることながら、共倒れをしてしまうんではないんかと思います。その他いろいろな問題で全国的ブランドを自負する琴平町にとりましては、この一つは、極めて不幸な、いろいろな問題が浮かび上がってきているということを確認していただいて、いかに住民に対して誠意あるクリーンな対応を今後続けていくかということについて、町長の今後の方針等を、説明責任を果たされるようなのか、お尋ねをしたいということでございます。


 それから、いよいよ先ほどの三つ目、今から10年前に竹下内閣によりふるさと創生資金により構築されたであります本町五条地区のいこいの郷、健康ヴィスポの建設当初の岩盤除去等、一連の行為と追加工事の議会提出が、一方の目から見れば非常に問題があるということでございます。


 それで、この追加工事というのは、先ほど来、担当といいますか、関係しておった、調べておった議員さんからお話がありましたように本体工事と岩盤の除去工事は、本体工事を増額する契約でなくて、別件工事となっているため、追加工事は契約議会承認後に着工しなければならないのが当然でありますけれども、その事態は最終的に議会にかける前に終わっていたということが想定できるような要素が、ちらちらとしっぽを見せておるところであります。


 いろいろな議会の、平成10年9月、あるいは12月議会には、そういう報告は町長は行わず、また、平成11年の3月議会におきましても、これについては52日間特段の説明もなく、その後において行われたということでありますが、本当に住民がいこいの郷において、健全にそれを利用し、町民のいろいろな幸せに続いておるということで、町民全体がそこでいろいろ体力なり、スポーツなりを楽しめるということで本来つくられたわけですけれども、どうも非常に問題が多々あるということが伺われますので、その辺をいろいろお聞きしなきゃいかんわけです。


 住民については、非常にその辺が問題があるということが次第に理解されてまいっておりまして、これが今日の本町におけるいこいの郷そのものの開発が果たしてどうだったか、適切であったかどうかにつきましては、いろいろ意見の分かれるところではありますが、今日の財政危機を招いた一因であるという見方も、これまたあります。


 私といたしましては、これまで情報の開示ということで、この6月から許された閲覧等につきましても、かなり総務課の窓口、教育委員会の窓口でもいろいろごたごたがありまして、円滑な閲覧の進捗を阻害したと感じられるような動作があったということを聞いておりまして、非常に残念なことだと思っております。


 それから、先ほど1番目に、町長が答弁した中で、今ある建物が建っているところに屋島状態に近くに土を置いたと。それから、その後、半年かけてその土は公共関係の事業者等が、また適宜彼らの負担において場内から搬出したと。それから、さらには、また、今ある体育館のプール内の施工に当たって、そこで、いろいろ地中張りとか工事をするについては、かたいかたい岩盤が出てきたという話でありますが、プールの広さ25メートルの10メートルぐらい横幅がありますかね、コースが。そうした中で、1メートル何百かを掘ると、大変な時間と労力が要るわけですが、果たしてそのようなことをしたのかなということも考えられます。


 それは、例えば、位置をずらすとか、高い岩が出たところはギャラリーがする、スタンドにするとか、いかがにも対応があって、土木工事というものはそういう地質等を、特質を理解して施工するときの設計図書をつくるのが技術者の使命であるわけですから、そういうその説明が果たして本当であったかどうかについては、いろいろ考えさせていただかざるを得ないということでございます。


 それから、これは、町長にお尋ねする中で、問題は、住友建設との工事契約につきましては、いろいろ先ほどの話では9社ぐらいの入札希望者があって、その中で住友を選んだと。それはそれでよしとするわけですが、一説によれば、住友建設には、正しく僕もわからないので、ここで大きな声で言うわけにいきませんので、小さい声で言うたら、町長の近親者がそこの重役さんなり、役員さんをなさっておったという話を聞いてます。これについては、できましたら、お話を承りたいと。


 そういう中で、まあまあ非常に私としては、きょうの一般質問の中で、納得のいった人は半数ぐらいおるかもわかりませんけれども、私は極めて納得ができないものの一人でありますので、その辺をわかるように、あるいは住民がわかるように、ひとついかなる方法をとるかはお任せしますけれども、私はそれを晴らしていただく、晴らすのが町長の説明責任であろうと思います。


 私は、早すぎた、予告なし、(「もう3分」の声あり)3分、それでは、第1回目の質問につきましては、この程度にさせていただきますが、常日ごろ公明正大で、気力あふれる町長のことですが、一つそういうことがあって、後々その辺がやみの中に消えるようであってはなりませんので、明解なる答弁を申し上げて、質問時間のあれといたします。


 どうもすみませんでした。


○議長(山神 猛君)


 4番、森 義幸君の質問に対する町長の答弁を求めます。


 町長。


  (「はい、議長」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの森議員の御質問に答えてまいります。


 まず、最初の人間ドックの問題であります。なぜ、本町はこれを行わないのかというような内容でございます。人間ドックにつきましては、検査内容的にがん検診部分、これは健康増進法に基づき市町が実施する部分と、基本的な健康診査部分、これは国民健康保険法に基づき、特定健診のように医療保険者が実施の二つによって構成をされております。本町におきましては、現在、基本健診健康診査と、各種がん検診をそれぞれ実施をいたしております。この両方を受診していただければ、人間ドックの健診と同程度の健診となると思います。なお、今のところ、住民からの人間ドック事業の実施についての要望は聞き及んでいませんが、今後、住民からも要望等を踏まえ検討したいと考えております。


 また、香川県健康福祉総務課に人間ドック事業への補助について問い合わせを行いましたが、国費及び県費の補助金はないとの回答をいただいております。なお、現在、人間ドック事業を実施している町は、町だけでは市町では、県下で6市4町、ちなみに申し上げますと高松市、善通寺市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、三木町、宇多津町、綾川町、まんのう町でありますが、そのうち3市3町、高松市、観音寺市、三豊市、三木町、宇多津町、綾川町については、国民健康保険の加入者のみを対象としております。なお、対象年齢や定員を設定して取り組んでおるものでございます。残りの3市1町、善通寺市、さぬき市、東かがわ市、まんのう町はおおむね40歳以上の住民を対象として取り組まれております。人間ドック事業を実施していない市町は2市5町であります。丸亀市、坂出市、土庄町、小豆島町、直島町、多度津町、琴平町であります。


 現在、県下3市3町が行っております国民健康保険加入者を対象として人間ドック事業を実施した場合、この経費については自己負担部分及び特定健診部分の補助対象部分を除く経費は、保険税、つまり1人当たりの経費について、人数をかけたものが必要となります。つまり国民健康保険税で賄うこととなります。現在の琴平町の国民健康保険の運営状況でこの経費を賄うことは難しいのではないかと思います。当然、この経費を賄うためには、財源補てんとしまして、保険税率の改定等が必要になります。一方、人間ドック事業のがん検診部分を一般会計で支出をし、特定検診部分を特別会計で支出する方法という方法もありますが、この場合、がん検診部分の経費について、現状との比較が必要となってまいります。


 また、人間ドック事業を取り組むに当たっては、人間ドック事業を受け入れてくれる医療機関、これは御案内のように本町にはございませんで、限られた医療機関ということになってまいります。つまり受け入れてくれる医療機関と日程調整及び特定健診及び個別がん検診を委託しております地元の医師会、医療機関との協議等も必要になってまいります。


 以上のことを踏まえつつ、今後、人間ドック事業の取り組み方針等を決定をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。


 次に、本町の工事契約についての御質問がございました。現在、本町の建設工事執行規則では、一般競争入札、指名競争入札、随意契約での契約方法といたしております。実績といたしましては、一般競争入札の契約件数はありません。また、現在のところ、一般競争入札での基準も設けておりません。県下市町の一般競争入札の執行基準の状況でありますが、直島町、多度津町については、一般競争入札は未導入となっており、琴平町については、一応導入はいたしておりますが、基準は設けておりません。他の市町については、下限を3,000万円から2億円の範囲で基準を設けておるようでございます。


 一般競争入札を実施をすると、全国の業者が参加資格を有することになり、県外などの大手企業の参加によって、地元業者の生き残りが難しくなり、地元業者の育成にもつながらないし、また、税収にもはね返ってこないということが考えられるのではないだろうかというふうに思っておるところでございます。


 関係業界の育成に対してどの程度のメリット、デメリットがあったのかと言われております。これは難しい御質問でございますが、土木関係で申し上げますと、ほんの小さい工事しかできなかった業者で、現在、下水道工事までできるようになった業者が2社増えております。また、管工事、設備工事しかできなかった業者で、土木工事もできるようになった業者が1社ございます。現在、町内に本社がある業者、また、町内に営業所を置いている業者は、大変厳しい環境の中ではございますが、大変に頑張っておると。したがいまして、本町におきましては、現時点、倒産とか事業閉鎖等は発生していないという状況でございます。本町におきましても、財政が大変厳しい中で、御指摘のように税金の有効活用をするためにも、一般入札も検討いたしておりますが、現時点、地元業者の育成にも力を注ぐ必要があるかと思います。


 こうした状況の中で、一般競争入札、あるいは条件つき一般競争入札、これはエリアを設定すると、四国内であるとか、中四国内というようなエリアを設定して一般競争入札を行うなども含めて、さらに調査検討をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。


 次に、いこいの郷づくり事業につきましては、本町の第3次総合計画に基づきまして、スポーツ振興を推進していくため、総合運動公園として、住民の健康増進や余暇の有効利用、さらには住民だれもが参加できるレクリエーション活動やスポーツ活動の拠点施設となることを目的に整備をしてまいったものでありまして、町内にとどまらず、多くの方々の御利用等をいただくことによって、財政的に運営経費の負担軽減を図りながら、運営をいたしておるところでございます。


 そこで、平成11年3月定例会における私の答弁につきましては、先ほど大北議員、眞鍋議員に御答弁を申し上げたとおりでございまして、これが、言葉足らずで適切な答弁でなかったということについては、再度おわびを申し上げておきたいと思います。しかしながら、先日のテレビ報道については、さきに申し上げましたように、一方的かつ突然の取材に基づき、また、放映された内容は映像を合成されたものでございまして、町民の皆様に誤解を招くような結果になりましたことは極めて遺憾でございます。そのような状況でございます。


 それと、御質問、先ほど答えで申し上げたんですが、プールの岩につきましては、岩があったために、プールを、本来もっと深い位置にプールをつくるという予定だったものを、その岩の掘削をせずに、岩の上を地ならしをして、プールの高さを上へ上げたということを先ほど申し上げたわけでございます。誤解のないように御理解を願っておきます。


 次に、住友建設に私の近親者が重役、役員におったとおっしゃる件でございますが、これは、全くの事実無根であります。もし、そういう事実があるならば、氏名等を明らかにしていただきたい。これは、私の方から逆に、答弁といたしまして求めておきたいと思います。私には、そういったいかがわしいことに関しましては一切ないということを、自信を持って申し上げておきたいと思います。また、先ほどのテレビ番組でございますが、合成というよりは、違った取材の部分を一部つなぎ合わされておったというような内容でございます。そういうことで、お答えにしてまいりたいと思います。


 今後、これに対します私といたしましては、議会に協議をしながら、今後の対応については推進するとともに、住民の皆様にも御説明をしながら進めてまいったつもりではございますが、今後とも説明責任を果たしてまいりたいと考えておりますので、御了承を願っておきたいと思います。


 以上、極めて簡単でありますが、御質問に対する答えとさせていただきます。


○議長(山神 猛君)


 森君。


○4番(森 義幸君)


 御苦労さまですが、再質問いたします。


 先ほどというか、直前で申されました議会で私の言葉足らずの回答によってと云々申されておりますが、少なくとも私が拝見した11年3月の定例会の議事録において、203ページに、これこれについて、主たる経費は運搬費であるというところ、最終処分場への運搬費が、まあいうたら主だったものだというような答弁をなさっておって、それが議事録に明確にあるにもかかわらず、そういうことで、今さら言葉足らずでございましたということで果たして通るのでしょうか。私は、そういうことは絶対にあってはならない、許されないことと思います。そういうことに対して、そういう非常に言葉は私も申し上げたくはございませんが、議会並びに住民に対して非常に悪質な虚偽の報告という、あるいは説明したということに相なると思いますが、これはどうしていただけますか。


○議長(山神 猛君)


 町長。


  (「はい」と呼ぶ)


○町長(山下 正臣君)


 ただいまの再質問に対しましてでありますが、これは、先ほど来申し上げておりますが、当初、請求があった2億2,300万だったでしょうか、その中に含まれておりました1億5,200万の中にそういうものが含まれており、また、さらにその残土が、処分について盛んに議論をされていたという時期の問題でございまして、一部、私の誤解もあったかもわかりませんが、残土処分というものが強く残っておったというようなことでございます。それらについて、疑義がある部分については、また、後日機会をいただきまして、時系列にそのあたりの説明も申し上げたいというふうに考えておるところでございます。先ほど来、お答え申し上げておるとおりでございまして、私の説明不足というようなところもあったかというふうに、今としては判断をいたしておるということでございます。


 以上、終わります。


○議長(山神 猛君)


 はい、森君。


○4番(森 義幸君)


 まことに明解でありますが、非常に困りましたね。こういうことを平然と言われる町長を、私どもは生まれてからこの方、そこまでいきませんわね、16年弱お世話いただいておるわけですが、ますます不信が募ってまいります。とりわけ先般の琴平中学校の追加工事につきましても、そのほか、この2年間にどれほどの工事につきまして追加工事的な、あるいは説明ができないというか、図面もない、書類もない、書類が出てこないというようなことを担当課長にやらしておる議案がたくさんありますので、非常に私は不信感に思いますし、こうしたことが許されると、続いて議会とか執行部に対する不信がさらに強まってまいります。そういうことに対しても、この際、町長は晩節を汚すことなく、きれいにクリーンであっていただきたいと切に願うわけです。


 以上で、終わります。


○議長(山神 猛君)


 答弁は。(「答弁要らん」の声あり)


 町長の答弁は終わりました。


○議長(山神 猛君)


 町長の答弁は終わりました。


 以上をもちまして、一般質問を終結いたします。


 お諮りいたします。


 12月15日、16日を休会といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(山神 猛君)


 御異議なしと認めます。


 12月15日、16日を休会といたすことに決定いたしました。


 本日の会議に付された事件はすべて議了いたしました。


 これをもって散会いたします。


 ありがとうございました





              (散会 午後4時53分)





 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。








       琴平町議会議長











       琴平町議会議員











       琴平町議会議員