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香川県 三豊市

平成21年第1回定例会(第4日) 本文




2009年03月11日:平成21年第1回定例会(第4日) 本文

               会     議
             〔午前 9時30分 開議〕
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◯議長(坂口晃一君) 皆さん、おはようございます。
 これより、本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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  ☆日程第1 会議録署名議員の指名


◯議長(坂口晃一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、24番 横山 強君、25番 宝城 明君を指名いたします。
 なお、御両名のうちで欠席されました場合は、順次次席の方にお願いいたします。
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  ☆日程第2 一般質問


◯議長(坂口晃一君) 日程第2、一般質問を行います。
 質問・答弁ともに簡潔明瞭に発言されるようお願いいたしますとともに、質問通告の範囲を超えた発言はされないよう、併せてお願いいたします。
 順次発言を許します。
 5番 詫間政司君。
            〔5番(詫間政司君)登壇〕


◯5番(詫間政司君) おはようございます。無会派の詫間政司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 通告に従いまして、私から2件の質問を行いたいと思います。
 1件目は、自治会場建設費の市単独事業についてです。
 三豊市は、横山市長を先頭に地域内分権を推進し、市民力による自主・自立のまちづくりを実現するべく、新たな10年に向け、走り始めています。市の認める基礎自治組織である自治体の活動の中心の場である自治会場の施設機能の充実は、地域内分権を進める三豊市にとって重要な役割を担うものと考えます。
 現状、自治会場建設に対する市の支援制度として、財団法人自治総合センターの宝くじの普及広報事業として、コミュニティ助成事業があります。一般的に宝くじ助成金と言われているものですが、この制度の性質上、早い者勝ち、当たった者勝ちが実態のようで、平等感と自主性や計画性を弱める方向に力が働いているのが現実のように思えてなりません。これは、市の主要政治方針でもある地域内分権にも、新市建設計画に記された自立への助走路にもふさわしくないのではないでしょうか。
 そこでまず、宝くじ助成金の現状と問題点についてお答えいただき、次に、申請順であるものの、当たり外れがあり、計画性の乏しい補助金制度が市の掲げる政治方針にふさわしい施策と言えるのかの点について考えを伺いたいと思います。
 その上で、自治会場建設に意欲があり、自己負担と受益者負担の条件を満たした自治会が自らの意思で計画的に建設に着手しやすいような市単独の補助事業創設の考えについて答弁を求めます。
 2点目、ごみ焼却施設の自治体間広域共同利用についてです。
 隣の町である観音寺市とつくる三観広域行政組合で共同運営していた三豊クリーンセンターは、1年ほど前から三豊市の1市による運営・利用となっています。1市のみの使用となったことと、三豊市民の皆さんの御理解と御協力による18種類の分別収集によって、焼却ゴミの減量化が図られており、クリーンセンターの稼働率は1炉のみの運転でも8割程度の稼働率があり、十分過ぎる状況であると聞いています。
 三豊クリーンセンターは平成25年3月をもって閉鎖の予定であることは周知の事実となっています。この状況の中、ごみ処理技術検討委員会及び環境市民会議において、三豊市にふさわしいごみ処理の方法の議論が進められてきました。いろんなごみ処理施設の数々の検討の結果、どのような方法をとろうとも焼却ごみは皆無とはならないことがはっきりとしてきました。どのような脱焼却施設を建設したとしても、焼却施設は必ず要るということなのです。残余年数4年ほどの三豊クリーンセンター閉鎖後の焼却施設を三豊市としてどのように位置づけるのかの考えを問いたいと思います。
 一つは、独自に焼却施設を持つことがありましょうし、また、近隣市町との共同建設があり、そして、既にある他の地域の広域施設の拡大広域共同利用の考えがあろうと思います。ごみ焼却施設の自治体間広域共同利用については、これまで何名かの同僚議員から同様趣旨の質問があったように思いますが、その都度、その時点での考えと答弁をお聞かせいただいておりますが、ごみ処理技術検討委員会及び環境市民会議の議論や意見を踏まえた現時点での考えを答弁いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。
            〔市長(横山忠始君)登壇〕


◯市長(横山忠始君) 詫間議員の御質問にお答えを申し上げます。
 まず、三豊市のコミュニティ助成事業についてですけれども、財団法人自治総合センターが宝くじの普及広報に係る収入を財源として行っている事業を活用しておるものでございます。これは、議員が御指摘のとおりのものであります。
 この事業の中に議員が御指摘のコミュニティセンター事業があります。この事業の実施に当たって、平成19年度に申請を受けたところ、非常にたくさんの申請書が提出されました。そこで、三豊市といたしましては、受け付け順位を決定する抽選をし、その後は、申請の受け付け順ということで、自治会長会でも周知をさせていただいております。
 これまでのコミュニティセンター助成金の実績は、平成19年度で2件、1,570万円、平成20年度で1件、950万円となっております。
 市の受け付けたもので採択待ちの案件は12件となっております。
 採択までの時間が長いという問題がありますが、助成額は15,00万円を限度額として、5分の3が補助される有利な補助制度となっています。
 詫間議員が御指摘のこの補助金が三豊市の政治方針にふさわしい施策と言えるかということについてですが、三豊市といたしましては、国、県その他からの補助制度については、内容を検討し、最大限活用するべきであると考えております。
 また、議員が御提案の三豊市単独補助事業制度の創設につきましては、合併前に自治会場等の建設事業費補助制度は財田町以外はどの町にもなかったため、現在に至っておるものでありまして、合併前から三豊市内の自治会におきましては自己資金で自治会館を建設したところがほとんどであるのが実態で、現時点ではその流れを尊重しております。
 ただ、県内各市とも補助制度を持っておりますし、今後、市の財政状況や市民感情もあることでしょうから、市民の皆様の御意見を伺いながら検討してまいりたいと思っております。
 ごみ処理施設の自治体間広域共同利用に関しましては、まず、最大の問題は、最終処分場の確保にあると考えます。
 よって、香川県知事と市長との要望等の話し合いの折には、三豊市としましては、毎回、懲りることなく、香川県が県に1カ所最終処分場を確保すべし、そして、各自治体が応分の負担をして責任ある最終処分場を運営するべきとの主張を続けております。
 立派な最終処分場であれば、県内に1カ所で十分な時代ではないかと考えておりますし、本来、県の役割であり、それが仕事ではないかと思うところでもあります。
 まだ香川県の方からは前向きの答えはいただいておりませんが、当面、三豊市としては、この要求をしつこく続けてまいりたいと考えております。
 このごみ処理場問題につきましては、詳細について部長より答弁をさせます。


◯議長(坂口晃一君) 市民部長 小野英樹君。
           〔市民部長(小野英樹君)登壇〕


◯市民部長(小野英樹君) 詫間議員のごみ焼却施設に関しましての御質問にお答えをいたします。
 三豊市のごみ処理のあり方について検討を始めます前に、まず念頭に置かなくてはならないことは、先ほど市長の答弁にありましたように、市内におきまして最終処分場を確保することが非常に困難な状況にあるということ、そしてまた、それに関連して、いくら分別化による資源化を図ろうとも、なかなか焼却ごみはなくならないという事実があることであります。
 しかし、市民の皆様に御負担をおかけすることにはなりますが、ごみの分別強化による資源化やリサイクル化を促進することによって、埋立処分や焼却ごみは確実に減少してまいります。
 特に、燃やせるごみのうち、最も占める割合が高く、水分量の多さから焼却に適さないのが生ごみであり、これをいかに処理するかが本市のごみ処理方法を検討する上での大きなテーマであり、課題となっております。
 現在、ごみ処理技術検討委員会や環境市民会議においては、この部分を重点的に御検討いただいており、生ごみを安易に焼却しない処理方法について議論が行われているところであります。
 こうした生ごみの処理方法の確立により、これまで自治体や広域で行われてきた自前で最終処分場の確保や焼却施設を保有するという手法に加えまして、新たに委託という選択肢が広がるものと考えております。
 埋立処分ごみや焼却ごみの委託先には民間施設や広域施設が考えられますが、特に、他の広域施設への委託につきましては、迷惑施設として位置づけられている地元住民感情への考慮から、なかなか難しいと考えるのが一般的であると認識いたしております。
 また、自治体は家庭から排出されるごみを安全かつ安定的に処理しなければならない責務を負っており、そういう意味におきましては、広域を含めました自前で最終処分場の確保や焼却施設を保有することが望ましいことも承知はいたしております。
 御承知のとおり、現在使用している山本町のクリーンセンターの期限は平成25年3月までとなっております。
 三豊市のごみ処理方針の基本であります「ごみは資源であり、処分するのではなく生かす」という目標に向けましたごみ処理方式を検討していく過程においては、当然ながら、処理施設のあり方についても検討の対象となりますので、まずはごみ処理技術検討委員会での結論を待ちたいと思っております。
 同時に、ごみ処理方式や施設のあり方については、できる限り選択肢の可能性を広げ、あらゆる場面や局面に対応できるよう、今後慎重に検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
 5番 詫間政司君。


◯5番(詫間政司君) まず、自治会場建設費の市単独事業についてに行ったのですが、市長の御答弁にもありましたように、もちろん、有利な補助制度は十分に利用していただくということ、それと、市民感情等も考慮してこれから意見を聞いて検討もしましょうかというようなお話、それとまた、自治体もそのような市単独の補助制度を持っているという御認識で、まずは入り口に立ったなというふうには解釈をしておるのですけれども、自治会長会で抽選で順番を決めたということは事実でありますけれども、現実として、12件もの自治会がいつともしれない順番を待っておるわけですね。どの自治体も、自治会員さんが長い期間にわたって月々積み立てをして、1,000万、2,000万という金額を用意は確かにしております。
 ただ、それにもかかわらず、上限1,500万、5分の3の補助率というような、これは余りにも、言葉は非常に悪いのですけれども、何か、目の前にニンジンがぶら下がっているような、そういうふうな──あわよくばと考えてしまうのは人情というもので、どうしてそういう現実があるのかなということを市民の皆さんから意見をされましたら、今回、こういうふうな一般質問の件名になったわけでございます。
 そういう意味で、市民力による自主・自立のまちづくりができるかというような部分に言及していきたいのですけれども、三豊市がとるこういうふうな有利な国とか諸団体の補助制度があったとしても、これは結果として、市民の心をもてあそぶと言えばまた誤解があるかもしれませんが、余りにも自主・自立からはかけ離れた、そういうふうな何か政策ではないかなと、そのように思っておりまして、どうしてもお任せ体質を容認するような、そういうことになりはしないのかなというふうな印象が強くあります。
 先ほども答弁がありましたけれども、合併前の旧町で財田町が補助制度を持っていたと。その中、補助率は3割ほどだったと思うのですが、香川県内の他の自治体でも、高松市、丸亀市、善通寺市、そして観音寺市、主だった市は単独補助制度を持っております。
 ある市の担当の生涯学習課の方にお聞きしたのですが、その自治体の政治姿勢として、最初からコミュニティセンター助成事業は当てにしていないのだというような答えがありました。ですので、最初から応募すらすることは市の方針としてはないと。
 これは、市の政治方針や、質とか、所信表明にもありましたけれども、品格とか、そういうことを問われるとまでその担当の方は言っておったのですよ。
 他市の事例をもっと研究していただいて、三豊市の現状を直視していただいて、市民力による自主・自立のまちづくりの実現のために、先ほど御答弁にもありましたけれども、市民の皆さんの意見を聞いて、独自の補助制度の創設を検討いただきたいということを再度要望して、もう一度答弁をお願いしたいと思います。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
   市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) これは詫間議員が御指摘のように、実は、私も今回ちょっと初めて知った事実もあります。勉強不足だったのですけれども、自治会館の補助事業は、八つの市のうち七つ、三豊市以外は全部設置されておるというような状況でございます。
 この辺のところは、他市との比較を言うならば、三豊市だけがやっていないというのが現実でございます。
 ただ、先ほども申し上げましたように、旧町時代に七つのうち六つまでがそれぞれの町で市民の皆様方が営々とその自治体で基金を積み上げられて、汗を流してつくられたという過程がありまして、そういう先行した地域の市民感情も私たちは──三豊市民のほとんどがそういう状態ですから、先ほど申し上げましたように、その辺のところを十分に勘案しながら──ここは、きのう、おとついと議論をいただいております。本当に市民の皆様方の意見をよほど聞いて、御納得のいただく形でないと、なかなか切りかえというのはタイミングが難しいなというのは実感をいたしております。
 ただ、皆様方とともにちょっと認識を共有したいのは、三豊市以外は、25%程度が中心ですけれども、一定の補助制度は持っておるということでございますので、この辺は我々も旧町から市になったというところは一遍考え直すタイミングであるということは認識をさせていただきました。
 あと、詳細については部長より答弁させます。


◯議長(坂口晃一君) 総務部長 木下 実君。
           〔総務部長(木下 実君)登壇〕


◯総務部長(木下 実君) それでは、市長の方から今答弁もありましたのですけれども、現在、他市においては、7市が補助制度を実施しております。
 補助率についても、高いところで50%ですが、25%という補助率が多いものになっております。
 それと、実績の方ですけれども、昨年度につきましては、丸亀市が1,150万円余りとか、さぬき市で1,000万円ぐらいとか、そういう実績が現在あります。
 これにつきましては、先ほど市長が申しましたように、今まで三豊市の旧6町についてはこういう実績がなく、自己資金とか、それらでやっていますので、慎重に市民の声を聞きながら今後どうするかを検討していきたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 5番 詫間政司君。


◯5番(詫間政司君) 今回初めて市単独補助事業の話が議会に出てきたということで、これから御検討いただけるということですので、一定の進歩があったなというふうに思っております。
 市民の皆さんから自治会場の建設の市単独補助事業等の話をいただいたときに、私がなぜこの一般質問をしなきゃいかんなと思ったかというと、先ほども少し触れましたけれども、地域内分権の取り組み、こういうことについての地域の活動の拠点でもある自治会を活性化する一つの政策としても考えられるのではないかなというふうなことを思いましたので、今回の質問とさせていただきました。市長並びに総務部長の言葉を信じ、1点目の質問を終わりたいと思います。
 続きまして、2点目のごみ焼却施設の自治体間広域共同利用についてですが、県で自治体の一般ごみの最終処分場を1カ所設けるというのが市長の御持論とお聞きしますけれども、多分、県は産廃に関しては権限があるのですが、家庭・一般ごみに関しては、基礎自治体である市ないしは広域ということでの仕事になるのだろうというふうに私は認識しています。
 当然、これから枠組みが大きくなれば、そこでの制度の移管になるということも考えられましょうが、現状、私はそういうふうに考えています。
 その上で、再質問は、ちょっと違う角度から自治体間広域共同利用の可能性を質問してみたいと思います。
 平成7年1月17日、阪神・淡路大震災が発生しました。当時の厚生省は、この教訓から、平成8年に厚生省防災業務計画を定め、災害時応急体制の整備として、近隣の市町村及び廃棄物関係団体と調整し、災害時の相互協力体制を整備することの通達を発しています。これを受ける形で平成10年に厚生省は震災廃棄物対策指針を出しており、その目的には、県の指導により広域的な支援の要請、支援活動の重要性が示されています。
 このことは、ある意味、緊急・非常時のごみ処理施設の広域的共同利用を指していると読み取ることができます。
 ここで私が申し上げたいのは、東南海・南海大地震が今この瞬間にも発生するかもしれないおそれのあるときに、震災発生後速やかな復旧の第一歩である廃棄物処理の具体策がとられているのかということです。
 特に、緊急・非常時における焼却最終処分は、供給するためのライフラインに対し、処理するためのライフラインであるとも言われています。
 三豊クリーンセンターの焼却施設が壊れるなら、どこも同じだからむだなどとは考えてほしくはないのですが、もしそうであったとしても、緊急・非常時の助け助けられることを想定し、具体的解決策を考えることは、人と人、自治体と自治体、広域と広域の信頼関係と絆を強める作用に働くものと考えられませんか。
 三豊クリーンセンターを三豊市単独で運営するにも、修繕・改修費用と期限が大きな障害となります。もし観音寺市と同様に民間委託の、あの先ほど部長から、委託ということが候補としては強いのではないかと御答弁もありましたけれども、民間委託も案の一つであるでしょうし、単独運営同様に、震災などの廃棄物の具体計画を持つこと、これは自治体として重大な責務であり、担保することが最大の任務ではないかと考えております。
 坂出、丸亀、仲善、ここの3カ所の施設は、震災時の共同利用・支援協定を結んでいるように聞いております。三豊市も緊急・災害のときのためにどこかの処理施設と支援協定を結ぶということから広域利用の行動に移れないかなということが私の今回の再質問の趣旨でございます。
 非常・緊急時の対応を考えることをきっかけとしてごみ処理施設の自治体間広域共同利用の話し合いに踏み出すときに、他の施設の能力は当然御存じだと思いますけれども、4カ所、坂出・宇多津、中讃、仲善、三観、これを全部ひっくるめましたら日量560トンほどの処理能力がある。これは正確な数字ではないのですが、私がいろいろ調査した数字なのですが、現状、実際に4カ所で扱われているごみの量は日量250トンから270トンで、これは、最大能力と比較しますと、5割に満たないのですね。この現実をどのように受け取るのかということです。
 それと、4カ所のごみ施設の運営管理費、これをざっとトータルしますと、年間30億円になっています。これは、改修・修繕費用等は基本的には入っていないと思っています。もし改修費用がそれぞれの施設で発生すれば、そこにまた1億、2億、3億というような金額が加算されていくのだろうというふうに思います。
 他市のことを例に挙げるのは越権行為であるかもしれませんが、県民という一つの超広域的なレベルで意見を述べさせていただきますと、今のようなデータがありますよということですので、その辺のことも含めながら、震災・緊急時のごみ処理のライフラインの確保について、広域化も含めて御答弁いただけたらと思います。お願いします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) 詳細については部長から追加で説明をさせますけれども、まず、詫間議員が分析されたところは非常に重要なポイントだと思います。
 今、三観にしても、仲善にしても、丸亀にしても、坂出、あるいは高松の東部にしても、今、炉を5割使っておるところというのは極めて珍しい状況で、半分が空白になっておる。これは非常に現実として我々はとらえなきゃいけない時点になっておるというのは、そのとおりだと思っております。
 我々三豊市事務局側もその認識をいたしておりまして、これは少しおかしいんじゃないのかというのは以前から主張しておるところでございます。
 さらに、三豊市もそうですけれども、どの自治体も、今、分別の中で、ずっとごみが減量化されてきております。年々、実はごみはさらに減量化されておる。つまり、今よりもさらに炉はあいてくるという現実があるわけです。この点は私たちがごみの問題に対しては片一方で十分認識しておかなきゃいけない問題だというのは、私どもの事務レベルも十二分に意識をさせていただいておるところでございます。
 このあたり、今後とも、我々首長だけでなくて、議会の皆様方の、それぞれ議会の横のネットワークももっともっとふんだんに御利用いただいて、御活躍いただきたいなと思うのが正直なところでございます。
 緊急・災害の折ですけれども、契約書はもちろん結んでいないですね。契約書は結んでいないのですけれども、実は、仲善との間では、管理者間では話し合いはいたしておりまして、万が一双方がどうにもならない故障等に襲われた時には相互で助け合いしようということで、管理者間の話し合いはいたしております。
 これは、当然のことながら、相手の仲善が丸々故障された場合は三豊、三観で必ず受入れるということは認めていただかなきゃいけないわけですけれども、我々が緊急のときは緊急避難として受入れていただける、この辺の話し合いはいたしております。
 ただ、そういう協定書等は整備はいたしておりませんので、これはちょっとほかの例も急ぎ検討させていただいて、参考にさせていただきたいと思います。
 部長から詳細については答弁させます。


◯議長(坂口晃一君) 市民部長 小野英樹君。


◯市民部長(小野英樹君) 詫間議員からの再質問でございますけれども、この件に関しましては、議員が御指摘のとおり、東南海・南海地震などの震災、そしてまた大きな台風等の豪雨災害、そういったことが予想されますけれども、そうしたときに出ますのが、いわゆる災害ごみと呼ばれるものでございまして、これをいかに短期間のうちに、そしてまた衛生的に処理するか、そういうことに関しましては、当然ながら、自治体として考えておくべき事項であるというふうには思っております。
 このような災害ごみですけれども、まずは三豊市内で処理をするということを第一に考えるべきということではございますけれども、どうしても無理な場合が出てまいります。そうした場合につきましては、他の市町の協定によりまして処理を行っていくというのが一般的であろうというふうに思っております。
 そういう意味におきましては、もちろん、三観での広域内での取り組みでありますとか、それを超えました広域、市町との連携の中で協定を結んでおく必要があるということにつきましては、議員が御指摘のとおりだというふうに思っております。
 その協定の際ですけれども、三豊市としまして何ができるのか、そしてまた、どの部分を担えるのか、この部分につきましては、今から考えておく必要があるのだろうというふうに思います。
 決して他の市町に対しましておんぶにだっこということだけではなくて、あくまでギブ・アンド・テークというような形での協定を結ぶというのが一般的であろうかなというふうに考えます。
 例えば、ごみが多く発生いたしますと、一挙には処理できませんので、どこかに仮置き場を確保する必要がありますので、そういった仮置き場の確保でありますとか、ダンプなんかの車両提供、場合によってはボランティア等を含めました人的な提供、そういったことがいろいろ考えられますけれども、震災ですと被害の状況でありますとか、いろんなことが想定されますので、そういったあたりに臨機応変に対応できるような仕組みづくりを、指示命令系統を含めまして検討しておく必要があるというふうに考えます。
 そしてまた、緊急時と申しましても、先ほど市長の話がありましたように、災害ごみを受入れたり、仮置き場へほかの市町のごみを入れるということになりますと、地元周辺の皆様方の感情というのも大切にしなければならないということがありますので、それらにつきましては、今から準備をしておく必要がありましょうし、議員が御指摘のとおり、自治体間の広域共同処理ということにつきましては、この部分が一番難しいのでないかなというふうに考えるところでございます。
 いずれにいたしましても、先ほど議員の方から話もありました旧構成町が定めております震災廃棄物対策指針、これに処理計画ということも載っておりますので、そういった作成でありますとか、廃棄物業者との話し合い、そしてまた他の市との協定、これらにつきましては、市長の言われるとおり、検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 5番 詫間政司君。


◯5番(詫間政司君) 一定の進展があるものと理解しております。
 平成の大合併が一定の収束を迎えておりまして、次は道州制だというような議論が今起きておりまして、県を超えて超広域の発想が、このごみ処理の問題だけではなくて、いろんなところで生まれてきているだろうというふうに思っています。
 きのう、同僚議員の方から発言がありましたように、この国の地方自治体は世界的にもまれな、首長と議会が並び立つというような、そういう制度になっておりますので、私も、執行部に対する質問とか苦言ばかりではなく、議会として、議員として創造的な活動をできるようにしたいと思っています。
 その一つの具体的な提案として、できれば、4施設を構成する基礎自治体の議員さん等とも話し合う中で、ごみ焼却施設の自治体間広域共同利用の推進のための議員連盟、議会レベルでそういう話もできるような方向に進めていかなければならないのではないかなというふうに、先ほど市長からもそのような言葉もあったように聞こえましたので、それも、自戒を込めて最後にお伝えして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。


◯議長(坂口晃一君) 以上で、5番 詫間政司君の質問は終わりました。
 続きまして、4番 藤田芳広君。
            〔4番(藤田芳広君)登壇〕


◯4番(藤田芳広君) おはようございます。4番 藤田芳広でございます。
 私は、田園都市の三豊市豊中町に位置します長渕川の整備計画について質問をいたしたいと思っています。
 長渕川は、財田川と県河川の宮川に挟まれた中にありまして、財田川水系にある出水の一つで、湧水量が非常に豊富なかんがい用水、飲料水をはじめ、多くの恩恵をもたらしてきた、全長680メートル、幅は狭いところで2.5メートル、広いところは約10メートル程度の準用河川でございます。現在も市内への水道水として供給されている豊中第2水源地浅井戸の横を走る宮川に合流し、水道水源としてその役割を果たしているように思っております。
 しかし、昭和50年代後半からの高速道路の建設に伴う路面排水の流入、農水路改修による家庭雑排水の増加、加えて、ごみの不法投棄がひどくなり、水流は著しく妨げられる状態となりました。
 農家の後継者不足から、隣接する田んぼも耕作放棄地が増え、川の管理道も不明瞭となっている箇所も目立ってきており、大雨が降れば水が護岸を越え、平成16年のように、避難勧告を受ける羽目に陥る場所となっております。
 それらを心配し、影響を受ける自治体が崩壊している護岸の早期改修と河川管理道の整備などの要望書を昨年11月に市長あてに提出していることについて、その対策を市長はどのように考えておられるのか、お伺いいたします。
 次に、旧豊中町時は枯れたことのないわき水でございますので、この長渕川の下流が第2水源地横の宮川につながっていること、それから、貴重な三豊市の自然の恵みのある、感じております部分的な──これまで、この川は護岸工事を部分的にはなされてきて、何とか維持してまいったわけなのですけれども、最近、三豊市の清掃工事は予算の関係上細切れの清掃工事となっており、上辺だけのもので、治水、利水を考えた対応となっていない感じがいたします。
 三豊市にあっては自己水源確保が重要であるとの認識もございまして、先に申し上げました上流のごみの不法投棄、ヘドロの問題など、早く解消すべき点が多々ございますので、その辺もぜひ解消するように併せ市の対策に対する意見を伺いたいと思っております。
 以上、2点につきましてよろしくお願いいたします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。
            〔市長(横山忠始君)登壇〕


◯市長(横山忠始君) 藤田議員の御質問にお答えを申し上げます。
 御質問の長渕出水は、徳川吉宗が将軍職にあるような時代に1年半という長い年月と万を超す人夫の手によりまして出水対策が完了したと現在に伝えられております。
 また、水量の豊富さは香川県下でも有数でありまして、以後、この地域は全く干ばつを知らずであったと伝えられております。
 現在でもこれは貴重な水源として、寺家地域や岡本地域の農業用水、また水道の水源地にも利用されております。
 昭和58年12月27日に旧豊中町時代に町管理の準用河川として認定されまして、現在に至っております。
 ただ、藤田議員が御指摘のように、高速道路の開通等によりまして、周辺環境が著しく変わり、ホテイアオイの発生、また、ごみの不法投棄も多いと聞き及んでおります。
 先日、地域の皆様方が力を合わせてこのごみを清掃した折の写真を見せていただきましたが、本当に我々の想像を超える大量の不法投棄が実在をいたしておりました。
 貴重な場所へこういった不法投棄があるということは、我々三豊市全体としても目を見張っていかなければならない問題だと思います。
 また、良質の水を供給するという観点からも、豊中町の水道水はすべてが地下水を水源としておりますので、一層この問題に真剣に取り組まなければならないと思います。
 現在、常時使用されている浅井戸は5カ所ありまして、深井戸が1カ所で、取水された原水は第2水源地の浄水場で飲料水用に処理をされておりまして、各家庭に配水をいたしております。
 水質検査等におきましても、毎日、市内24カ所で実施しております4項目の水質検査や、毎月1回実施をしております9項目の水質検査、おおむね3カ月に1回行われます12項目の水質検査等によりまして、水道水の安全性は確認をいたしております。
 原水に係る水質検査は、年1回、40項目について水質検査を現在いたしておるところであります。
 しかし、御指摘のように、不法ごみ、またヘドロの堆積等に重ねて、過剰な施肥や家畜排せつ物の不適切な処理等も重なり、水質基準の項目の一つである硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度が高くなってきておりまして、地下水への影響が懸念をされております。
 これまでの水質検査は、第2水源地では、1リットル当たりおよそ1ミリグラム増加をしておりまして、水質のやや落下が認められております。
 同様の傾向がその下流にあります第1水源地においても認められますが、現状、この数値は水質に関する基準には問題なく、十分満たしておるところでございます。
 三豊市水道局といたしましても、今後、水質につきましては、十分な監視と注意を払ってまいらなければならないと存じております。
 改修の詳細につきましては、建設経済部長より答弁をさせます。


◯議長(坂口晃一君) 建設経済部長 佐子照雄君。
          〔建設経済部長(佐子照雄君)登壇〕


◯建設経済部長(佐子照雄君) 私の方からは、ただ今藤田議員さんの方から御指摘がありました長渕川の改修計画等につきましてお答えをさせていただきたいと思います。
 この整備につきましては、本年、平成21年度の第1四半期をめどに全体的な調査設計を実施したいと考えております。
 そして、それらを踏まえまして、第4四半期、つまり農業用水等の水が使われなくなったというような時期から計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。
 一度にはすべて整備ができませんので、何カ年計画かで整備を進めてまいります。
 なお、計画に当たりましては、環境に配慮しながら、親水護岸の工法の検討、それから不法投棄用のフェンス、そしてごみのスクリーン等も視野に入れながら設計調査を実施したいと考えております。
 なお、それらに並行いたしまして、その地域の整備計画といいましょうか、地元の方とともどもに、クリーンの推進につきましては、地元の方々の御協力をいただきながら我々としても整備を進めていかなければならないと考えておりますので、地元の方々の協力をぜひお願いしながら、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 以上、お答えにさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
 4番 藤田芳広君。


◯4番(藤田芳広君) ただ今、計画の概要につきましての御説明をいただきました。
 今、市長の方からも、これまでの、上流のごみ問題を含めたことの認識もいただいておるということで、ありがたかったわけでございますけれども、最後に、これにつきましてこれまでの経緯を少し説明させていただければと思うわけです。
 18年6月議会で、私は、自然環境の保全ということで、この長渕川の環境美化の予算計上を訴えたわけでございますけれども、ごみにかかわることについては、非常にたくさんの川魚が生息しておるこの場所を昔の状態に戻すことについて、私の説明不足もあったかと思いますけれども、地元で対応すべしとの回答であったため、それゆえに、地元の自治会長をはじめ、私なりに昔を知る近隣の方々への働きかけによって、約1年前、20年3月30日に第1回目のごみ撤収作業を実施いたしました。
 72名のボランティアの方の参加のもとに、ペットボトル、本当に山のようなごみを皆さんに収集していただいて、大型のごみ袋に120杯のたくさんのものが出てまいりました。これだけのものが埋まっておるということは全く想像だにしていなかったわけですけれども、ごみの中から、ヘドロの中から出てくる出てくる。これだけあるかというぐらい出てきたわけでございますけれども、2時間半ぐらいですか、かけて終了した。
 その後の皆さんの話の中では、やはり、これからまた魚が少しでも増えてくれたらいいということで、そういった話題が大半で解散したという結果でございました。
 それから後、昨年の12月に、ごみ、ペットボトルあるいは空き缶とか、それから肥料袋等を撤去した後に残りましたヘドロの撤去作業は市の方へお願いいたしました。
 ところが、ヘドロを撤去する作業はヘドロをトン当たり幾らで処分できるという机上での計算のもとにはじき出した数字で、まざり物が非常に多いわけですから、やはり、単価が全然違うということで、我々が期待しておった距離は掃除できなかったというのが現実でございます。
 ですけれども、一応、予算の範囲で処理をするということで、昨年12月21日に再度自治会が寄りまして、これは16名でございましたが、両岸の雑木、それから除草を行いまして、一応きれいな状態に近づいたというのが現実でございます。
 再三申し上げますように、わき水による川でございまして、真夏の渇水時でもこの川だけは底が見えたことはありません。本当に自然というものを感じさせる場所でございます。夏場になりますと、高速道路の下に位置する上流の汚いところから100メートルか150メートル以下では、休日には親子連れで網を持って魚をとりに見える。近くの小学生も先生に連れられて毎年川魚をとりに見えております。にぎやかに楽しく生活科学習授業の一環と言うそうでございまして、私も童心に返って何度か川魚をとります。
 それから、近くに学校の先生がおりまして、お嫁に行かれて、学校へ行かれておる先生も川魚が必要とのことで、そこの両親が川へ魚をとりに来て、お嫁に行った娘に渡しておるという、教材だと思いますけれども、そういう光景もあります。
 以上のような環境のところですので、ぜひこの護岸改修工事を早くやっていただいて、──早くやったからすぐ元へ戻るということではございませんけれども、三豊市の市長の言われる水と緑、このプラス財産をぜひ後世にいつまでも受け継いでいきたいというふうな気持ちがありまして、その自治会内部の方もそういうボランティアにはいとわずに出てきていただけるようになっております。
 そういった面で、ぜひ──今、経済部長の方からいろいろ支持がございました。計画の表明もございましたけれども、これについてはできるだけ地元としても急いでやるように努力していきたいと思いますので、ぜひ早めの対応をお願いしたいというふうに考えます。
 それから、学校の先生の方からも、そういったことで、この長渕川へ魚をとりに来る生徒の顔を見ると、やはり早く昔の状態に返してほしいというふうな意向も来るたびに伺うわけでございまして、大体、図鑑に載る川魚は、子どもと一緒に調べて、それが非常に楽しみで、子どもの興奮は本当にいいものだと。学校の地域学習での意欲づけにはもってこいの教材であるということを先生からも伺っております。
 そういったことを聞くにつけ、やはり、ぜひ早めの対応をお願いしたいということでございますが、改めまして、ちょっと市長の御意見を伺いたいと思います。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) 今は藤田議員が御指摘の長渕出水は、我々、議会も含めて、三豊市民の皆様が全体的に認識をさせていただかなければいけない点というのは、今、この広い三豊市の中で出水として水がわき出ているのはもうここだけになってきたんじゃないかというようなことで、あとは出ない、枯れてきたとかいうような状況にあります。
 そういう意味では、長渕出水というのは我々にとって非常に貴重な場所であり、また我々が大切にしなきゃいけない場所ではなかろうかなと思います。
 そういう意味では、旧豊中地区だけでなく、三豊市全体としてここは非常に貴重な場所として考えないかんというふうな認識をいたします。
 工事の詳細につきましては、再度、部長より答弁させます。


◯議長(坂口晃一君) 建設経済部長 佐子照雄君。


◯建設経済部長(佐子照雄君) ただ今市長の方からお答えをさせていただきましたこの施設等につきましては、我々が大切に後世に伝えなければならないということは十分認識をさせていただきました。
 その上で、先ほどお答えさせていただきました改修計画、調査等につきましては、早急に進めてまいりたいと思いますので、地元の方の御協力もぜひぜひお願いを申し上げて、お答えとさせていただきます。よろしくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 4番 藤田芳広君。


◯4番(藤田芳広君) これまでも市の方へは──昔は農業の従事者の方がそれぞれ独自に清掃を行っていたものが、農業が衰退いたしまして、今、市の方へ維持管理は渡っておるわけでございますけれども、これは時代の流れでいたし方がないということなのですけれども、それをやっていただく上で、一つ私自身が感じましたことは、やはり、いろんな経費削減もさることながら、自然を維持するということにはお金がかかる。ある程度の現状認識を十分行った上で、創意工夫をして、費用対効果を考えながら、毎年決められたから1年やるというのでなしに、2年3年でもいいと私は思っています。それで十分な整備をすることによって逆に経費が削減されるという面もあろうかと思いますので、その辺は、地元のいろんな方の、もちろん水利組合の方も当然その中に入るでしょうし、自治会長、衛生組合長、あるいは先ほど出ておりました関係者の方々、そういった意見を踏まえながら効率的な工事をやっていただけるように考えていただければベターかなということを感じながら、この間の工事も見ていたわけでございます。御回答いただければよろしいですし、なければ、これで結構でございます。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 建設経済部長 佐子照雄君。


◯建設経済部長(佐子照雄君) この件に関しましては、我々といたしましても十分調査研究させていただいて、あらゆる面からの検討を加えながら、河川という整備でなくして、それらを含めました改修計画にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。
 以上をもちまして、4番 藤田芳広君の質問は終わりました。
 暫時休憩いたします。
             〔午前 10時33分 休憩〕
            ────────────────
             〔午前 10時50分 再開〕


◯議長(坂口晃一君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
 一般質問を行います。
 30番 多田 治君。
            〔30番(多田 治君)登壇〕


◯30番(多田 治君) おはようございます。30番 多田 治です。
 年度末のこの忙しい時期に何でつまらん質問をするんやと思っている執行者、また同僚議員もいることも承知いたしておりますが、私は、性格上、思いついたことは腹に置いておくことのできない性格なので、御理解、御了承をいただきたいと思います。
 さて、3月3日より、市長にとっても、私たち市議とっても同様に、今任期最後の3月定例会が開催されているわけです。その審議に先立ち、市長は、施政方針を発表され、任期最終の基本姿勢を表明されました。その施政方針を拝聴し、その格調の高さ、品格ある文章に感銘を受けた次第であります。その結びの部分の表現たるや、詩人かエッセイストとかの感すらいたしました。ちょっと、ここのところが……。
 ちょっと復唱してみますが、「私たちは、何かの縁があって今この三豊市に暮らしております。この縁は、次第に絆へと進化し、その絆がまちをつくります。絆によって支えられた市民力は、市民みんなでまちをつくるという地域内分権に生かされ、地域内分権の取り組みは、まちの品格を育てるものと信じます。」云々と、天下の名文だと思います。
 その名文をうっとりと聞きながら、私は、まちの品格とはどんなものであり、そこでかじ取りをする市長、議員、また各種委員、そして職員の品格は本来どうあるべきかと考えてみました。
 まず最初にお尋ねしたいのは、市長の考える市の品格、教育委員会を取り仕切る教育長の考える品格はどのようなものか、一般論としてで結構ですので、お聞かせをいただきたいと思います。
 教育長さんには通告しておりませんでしたが、昨日、庁舎玄関前でお会いした折に、この質問をするということを申し上げておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 品格とは、辞書には、「その人やその物に感じられる気高さや上品さのこと」と書かれております。
 そこで、昨年テレビで人気を博した篠原涼子主演の「ハケンの品格」を思い出しましたが、彼女は、正規社員に比べると、地位、身分、給料等は低いのに、仕事の能力はすべての業務において正規職員よりはるかにすぐれていて、派遣社員ながら一目を置かれた存在でありました。そのさわやかさと仕事ぶりに感動させられた一人であります。
 本三豊市は、派遣ならぬ、臨時職員が多数いますが、その中には、あの「ハケンの品格」の主人公のような方もおられるものと思います。本日この会議に出席の幹部の皆さんは当然のこと、この会議に出席していない職員も含めて、すべての方が品格、すなわち気高さと上品さを持って執務に当たっていただきたいものと思っております。
 次に、私ら議会人に求められている品格とは何かと尋ねられましたら、正直なところ、すぐには答えられません。この質問をするのに自分なりに考えた議員の品格とは、住む人が自然に愛着を持ち、住んでいることに誇りを持てるような魅力のあるまちづくりに努力すること、さらに、そのまちの固有の歴史と文化とコミュニティを感じられるまちづくりに知恵を絞ることが品格でないかと思った次第であります。
 また、国の品格とは、藤原正彦著の「国家の品格」との本によりますれば、「自国の文化に誇りを持てる制度や人間をつくらなければ、世界では尊敬されない」と記されております。それを国家、国の品格とすれば、一体今の国会議員は何をしているのかと聞きたくなります。
 そこで、市長は、本市のまちの品格をどう定義づけられ、育てようとされているのか、お尋ねをいたします。
 本質問につきましては、市長、教育長ともに再質問は私は行いません。
 以上です。
 次に、離島の振興についてお尋ねをいたします。
 島国と言われる我が国は、6,852の島により構成されており、このうち、本州、北海道、四国、九州及び沖縄本島を除く6,847島が俗に言う離島です。それらのうち、6,426が無人島で、残り421が有人島であります。そのような中、本市には、粟島、志々島の有人離島があります。昭和30年ころには、粟島には3,000人、志々島には800人ほどの住民が生活しており、両島とも中学校、小学校がありましたが、現在は皆さんの知るとおりでございます。両島ともに、御多分に漏れず、最近も人口は減少するし、平均年齢は著しく高くなっております。
 国では、昭和28年に10年間の時限立法として離島振興法を策定して以来、10年ごとに5回の改正、延長を経ており、現在の法律は平成15年4月に施行された平成24年度までの有効期限となっております。
 その法の目的は、離島の地理的及び自然的特性を生かした振興を図るため、地域における創意工夫を生かしつつ、その基礎条件の改善及び産業振興等に関する対策を樹立し、これに基づく事業を迅速かつ強力に実施する等、離島のための特別の措置を講ずることを目的としております。
 香川県も、この法の趣旨に基づき、平成15年から24年を計画期間とする第6次香川県離島振興計画を策定していますが、一向にその効果は見えません。県下では一部に民間文化財団によるまちおこしが活発に行われている離島もありますが、我が三豊市の離島は、これから先どうなっていくのでしょうか、まずお尋ねをいたします。
 2月の最初に現地に行ってまいりましたが、国内の離島でも、ここ10年余り、毎年人口が増えているところもございます。それは、国の文化財指定地域入りを目指したまちづくり、入り込み客の拡大策、島外からの移住受入れ策の立案など、大変な努力と知恵を絞っております。
 その町は、人口4,000人余りの町ですが、有人離島を9カ所抱えております。6島に診療所を設置し、医者、看護師、事務職員をそれぞれ1名ずつ配置し、3名のスタッフを1クルーとして年間契約を結んでいるとのことです。退任する場合は後任を紹介することが決まりとなっているようでございます。
 残りの3島は、海上保安庁との契約もあり、また、ドクターヘリを利用しているとのことでございます。
 高齢者の介護については、民間企業が中心で設立した社会福祉法人が特別養護老人ホームを建設しておりましたが、その地方の特性の考え方として、家族の介護は家庭でとの考えの方が多くて、その施設は閉鎖せざるを得なくなり、現在、その転用を検討中であるとかの話でございました。このように、小さな離島でも頑張っているところもございます。
 このことを申し上げると、香川県、また三豊市の職員は、それは地理的条件、基本的習慣が違っているからできたことと、自分たちの無策さを棚に上げ、答える顔が浮かびます。
 ところで、県下の離島で今一番困っていることは何だか、皆さん、知っておられますか。お考えになったことはございますか。それは、島全体の高齢化が進み、独居老人、老老介護が多い中、夜間のひとり生活、老老生活に不安を持っている方がすごく多いということです。
 このような問題を含む中で、市当局は、三豊市の有人離島の活性化策をどのように考えているのか、お尋ねをするということで私の質問にさせていただきます。よろしくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。
            〔市長(横山忠始君)登壇〕


◯市長(横山忠始君) 多田議員の御質問にお答えを申し上げます。
 日本の借金と言われる額もとうとう800兆円という額になってまいりまして、本当に、考えれば天文学的数字と言えるような額になり、毎日毎日、金利だけでも猛烈な勢いで増えておるというのが実態であります。このままの方向で行けば日本の国は成り立たないのではないかというのは国民が漫然と思い始めてきておるのではないかと思います。
 それでは、いかなる方向に我々は方向転換をすればいいのかということが我々基礎自治体にも問われておるのではないかと考えます。
 三豊市のまちづくりは、市民力を原動力とする地域内分権によって取り組もうといたしております。地域内分権の基本は、少しでも、小さくても市民一人ひとりが社会のために力を提供し、みんなで支え合い、助け合うまちづくりということであります。
 つまり、私たち一人ひとりが公共サービスの受益者、つまり、お客様から受益者でもあるが、同時に、提供者でもあるという地域づくりに挑戦していくということであります。個人としての物質的な欲望は、求めれば求めるだけ際限がありません。しかし、それは、同時に、際限のない、終わりのない迷宮への道ではないかと思います。
 付近にひとり暮らしのお年寄りがいれば、一声かけて安心を確かめる、道を渡ろうとするお年寄りや子どもがいれば、車を止めて渡っていただく、小さくても立派な社会貢献だと思います。
 10年ほど前で、私は、多田議員とたしか一緒だったと考えますが、アメリカのギグハーバー市を訪問した折、道を横断しようとすると、待つことなく、すべての車が止まってくれました。それも1回や2回でなく、毎回、どのドライバーも笑顔でゆっくりと止まってくれました。車社会のアメリカをイメージしていた私には大きな驚きでありました。お年寄りが横断しようとしても、遠慮なく走り去る車だらけの日本と大きな差を感じました。車社会であろうとすると、人をまず優先するというギグハーバー市民の行動に感動した思い出があります。これはギグハーバー市の市民の高い品格ととらえていいのではないでしょうか。
 大切なことは、社会をどう利用するかではなく、社会にどう貢献するかという気持ちでありまして、求めるだけではなく、ささやかでも提供する、そんな人々の思いが地域内分権によるまちづくりの根本であると考えております。
 みんなだれもが一生懸命生きているということに敬意を持って、他者への真剣な配慮を心に秘めて行動することが助け合う社会の基本ではないかと思います。
 また同時に、他人の行為が当たり前かのように甘えることはあってはならないと思います。そこには感謝の気持ちがわいてきません。自主・自立して社会のお役に立つ、小さくても一人ひとりの力が社会に提供され、そして、人の好意を受けたときには心から感謝をする、そんな行為が絆を強め、温かく品格のある三豊市を育てていくと考えております。
 私自身も、正直、多田議員の御指摘を受けるような品格を語れるほどの人物ではまだありませんが、私なりに考えるのは、見返りを求めない貢献と、感謝と敬意、それらを持ち合わすことができると、この品格ある地域に近づいていけるのではないかと考えております。
 本市の志々島、粟島は、それぞれ長い歴史と文化を保有いたしております。そして、それは、実は、日本の文化活動の中では誇るべき文化でもあります。我々三豊市にとりまして、貴重な財産でもあります。
 しかしながら、御指摘のように、現実として、超高齢化が進む島でどう取り組んでいくか、非常に難しい問題であります。この点の島の振興につきましては、部長より答弁をさせます。


◯議長(坂口晃一君) 教育長 臼杵正明君。
            〔教育長(臼杵正明君)登壇〕


◯教育長(臼杵正明君) それでは、多田議員の品格についての御質問にお答え申し上げます。
 9日の代表質問が終わりまして、駐車場で雨の中を待っておりましたら、傘を差しかけていただきました。それで、優しい言葉で、教育長、品格というのは何やろかのうと言われたのです。これは、私、市長が答弁することになっておったので、何ですかね、結構難しいですよねという話をしたら、教育長の考えを聞こうと思いよるということで、実は、多田ワールドの中に入りまして、今ここに立っておるというのが現実でございます。
 それで、教育の中では品格形成という言葉はあまり使いません。人格形成という言葉は使うのですけれども、しかし、品格というのは非常に大事なことだというふうに認識しております。
 それに対してのお答えの言葉というのは大変難しいと思っておるのですが、ちょうど平成20年度、今年ですけれども、三豊市のPTA新聞で、私、「美しい言葉から」ということで文章を投稿させていただいておりますので、そのことで答弁にかえさせていただけたらと思っております。
 「おはようございます、ありがとうございます、お願いします、美しい言葉から美しい心が生まれる」
 「おはようございます、ありがとうございます、お願いします、美しい言葉から美しい心が生まれる」、これは、以前私が勤めていた中学校の1年生の黒板に書かれていた文章です。大人といわず、子どもといわず、毎日の生活の中で自然にこれらの言葉が発せられたらどれほどさわやかな1日となることでしょう。言葉は、しぐさと深くかかわりますが、自然な言葉となるためには、頭でわかって発することから、さらに自分の体の一部となることが求められます。子どもは、周りの人たちから言葉を学びます。もし置かれた環境がさわやかであれば、さわやかな言葉を自然なこととして身につけてくると思います。言葉は言霊を有し、心や行動も差配すると言われます。私たち大人は、美しい言葉遣いのできるさわやかな子どもづくりのために、学校や保護者、そして地域みんなで協力していきたいものだと思います。今、幼稚園、保育所や小中学校では、あいさつのできる子どもの育成に努めています。おはようございますと言ったら、おはよう、よく言えたねと一言声をかけてやってください。きっと、子どももあなたも、一日、心が優しくなれます。
 こういった文章で、大変に拙文で申しわけないのですけれども、今、本当に教育は難しくなってきています。私は、難し過ぎると思っています。
 そして、教育の中には、流行の部分と不易な部分、変わらない部分があると思うのですけれども、今申しましたそういったことというのは、どんな時代になっても変わらない部分であろうというふうに思いますし、だれでもできるものであるというふうに考えます。
 そういったことが自然にできる子ども、大人がいっぱい育ってくれば、三豊市は、きっと、品格のある、そういった市になっていくのではないかなというふうに思っているところでございます。
 つまり、あいさつできるということは、相手を思うということでありますので、相手のことを思ったら痛みはわかるといったようなことになりますし、それからもう一つは、やはり、人こそ財産だというふうに思っています。
 議員さんの方からも、人をつくらなければ世界で尊敬されないということでありますけれども、まさに、身近なこと、日常的なことからやっていかないと、そのことというのは成り立たないというふうに考えながら、適切な答弁になったかどうかはわかりませんけれども、答弁にかえさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。


◯議長(坂口晃一君) 政策部長 高木謙一君。
           〔政策部長(高木謙一君)登壇〕


◯政策部長(高木謙一君) それでは、私の方から、多田議員の離島振興についての質問にお答え申し上げます。
 平成17年の国勢調査によりますと、粟島の人口は349人、志々島は30人で、多田議員御案内のとおり、高齢化率も高くて、粟島は72.2%、志々島は96.7%という状況であります。
 離島部の過疎化、高齢化は顕著なものがありますが、粟島には大正9年建築の粟島海洋記念館をはじめ、瀬戸内海を360度眺望できる城山、南北約1キロにわたり白い砂浜が続く西浜海水浴場、また、志々島には、県指定天然記念物の大クスなど、ニューツーリズムとして利用可能な地域資源があることも事実であります。
 また、粟島、志々島の両島とも、船で15分から20分の距離にありながら、ゆったりとした時間が流れる非日常の離島空間であることから、ニューツーリズムの対象として徐々に認知度が向上しておるところでございます。
 人や自然との触れ合いなど、体験的要素を取り入れた新しい旅行のスタイルが近年増加傾向にあるため、離島部の活性化は交流人口の拡大であると考え、合併後の三豊市でもさまざまなイベント等を実施してきたところでございます。
 まず1点目は、ル・ポール粟島の指定管理でございます。第3セクターまたは直営にて管理運営してきたル・ポール粟島を民間のホテル経営者に指定管理したところ、県外から多くのお客様にお越しいただき、夏場の売り上げは大きく増加しており、着実に成果を見せております。
 さらに、海蛍が多くのマスコミで取り上げられたことで、海蛍を見るために島を訪れ、宿泊するケースが増えているようでございます。
 2点目として、「駅からウォーク 秋の瀬戸内 島めぐり」と題して商工観光課で実施しましたウォーキングイベントが大好評であり、粟島汽船の乗船定員を超える申し込み数をいただいており、毎回キャンセル待ちが発生するほどであります。
 このイベントでは、島民のボランティアによる島四国八十八カ所を彷彿させるお接待や島民自らが歌舞伎の公演を行うなど、島外からのお客様と島の方々との触れ合いが図られているところでございます。
 3点目として、さぬき映画祭を粟島へ誘致いたしました。
 また、讃岐源之丞人形浄瑠璃を粟島海洋記念公園武道場で開催したところ、多くの方に御来場いただき、離島の魅力を体験していただきました。
 4点目として、NPO法人四国ネットが粟島海洋記念公園で開催しているカナディアンキャンプも好評であり、多くの小学生の参加をいただいているところでございます。
 5点目として、離島航路の活性化を目的として四国運輸局が主体で作成した「ゼロ・粟島」というパンフレットは、県内各所に配布されたため、このパンフレットを持参した訪問者が増えたという報告も受けておるところでございます。
 このように、さまざまなイベントなどを通じ、春から秋にかけて島を訪れる人は増加傾向にありますが、冬場の交流人口は伸び悩んでおります。
 離島の活性化のためには、冬場の解決策が必要でないかと現在考えているところでございます。
 今後は、先に申し述べたイベント等を継続するとともに、香川県が平成22年度に実施予定の瀬戸内国際芸術祭とリンクし、メーン会場となる直島、小豆島だけでなく、西讃地域にも美しい島があることをアピールしていこうと考えているところでございます。
 島に住む方々にとっても有意義なものでなければ真の意味での活性化とはならないでしょうから、実際に島に住まわれている方にも御参加いただき、御意見を伺いながら今後の活性化策について検討していきたいと考えているところでございます。
 多田議員が御指摘のような品格のある答弁になったかどうか、いささか疑問でございますけれども、以上、多田議員の御質問にお答え申し上げます。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
 30番 多田 治君。


◯30番(多田 治君) お約束ですので、品格の件につきましては再質問はいたしませんが、品格あるまちづくりに、それぞれの皆さん、品格とはどうあるべきかを十分考えながら取り組んで、品格のあるまちにしていくように、議員の一人として私も取り組んでまいろうと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それで、まず、再質問の離島の振興についてでありますが、今、政策部長の方から答弁をいただきましたが、本来、私が一般質問の中で申し上げていた質問は、政策部というより、健康福祉部の方に向いていっておるような感が自分自身でしたわけですけれども、政策部長の説明の、いろいろ事業には取り組んできたということについては理解はしております。
 しかしながら、それは一つの事業を消化したにすぎず、やっぱり、活性化ということについては、基本的な理念に基づいてこうするんじゃというようなことでやらんことには本当の活性化の取り組みにならないのでないかというふうに私は思っております。
 それで、事業の取り組みについて、政策部で考えられる活性化を、各部、建設部の観光──観光の部分が今回の説明では非常に多く事業を実施されておられたように聞き取れましたが、あと、やっぱり、活性化のためには、申しておるように、一番困っておる、私が理解している離島の困ることを改善してほしい点。それを改善することによって活性化にいくらかつながってくるというふうに私は思っておるわけです。
 高齢者が多い中で、90%の志々島とか、72%の粟島であるわけですけれども、夜ひとりで過ごされる、寝られておるというのが一番不安で、怖いと。何が起こるかわからんからということなのですけれども、そういうことからして、これは私の思いなのですけれども、遊休施設とかが両島にはあるわけで、それを活用する中で──今都会では、皆さん御存じのように、介護プロ集団とかでは、高齢者専用賃貸住宅、高専賃というのがはやってきておるわけです。老人の方を何人か集められて、それはもちろん実費ですけれども、アパート的なところに食堂部門を設けて、複数のお手伝いさんがおるというような、ですから、介護とか、そういう補助なり資金は受けてなくて、個人的にやっているような、そういうのがたくさんできているというのは福祉部長は御存じだと思いますけれども、そのような高専賃、高齢者専用賃貸住宅のようなのを両島に遊休施設を利用して建てて、そこで夜とか、お年寄りがみんな寄って御飯を食べて夜間の不安を解消して、そこに泊まって朝帰るとかいうようなシステムができるのかできんのかというようなことも再質問の中でまずお聞きしたい。
 それと、もう一つは、政策部長から今お答えいただいたわけですけれども、活性化をする政策を立案されるのに、政策部だけで頭の中で考えよるのか、それとも、やっぱり、建設経済部の中の観光と打ち合わせしたのか、また、住民、市民部、福祉部とかのいろいろ声も聞いた中で政策立案をされておるのか、そこを再質問でお尋ねします。政策部だけで考えよるのですか。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 政策部長 高木謙一君。


◯政策部長(高木謙一君) 離島で行う各種イベント、活性化策等につきましては、本年度、地域振興プランということで、粟島、志々島地区、仁尾地区、財田地区の地域振興プランを作成しております。これを作成するのに当たって、地域振興室の方で地元へ行きまして、特に粟島の場合は、公民館活動が活発でありますので、公民館の支館長、自治会長さんを通じた中で、現場でいろいろと要望を聞き、議論等を行いまして、それを市に持って帰り、各部局との連携のもと、実施しているということで、地元の意見は担当課としては十分に聞いた上でそれぞれ進めております。
 ただ、地域振興室の方が参っておりますので、多田議員が御指摘の高齢者のひとり住まい等で離島でなかなか本土と違う状況になるケースなんかについてその会合で訴えられるというようなことは、地域の活性化とかイベントとかいう方向の話の場ということで、現状はあまり出ておりませんので、当然、多田議員が御指摘になった点は地域で生活されている方の一番大事な部分やと思いますので、今後は、政策部が中心になって、日常の生活も含めてきちんとした離島の対策を考えていく必要があると考えております。


◯議長(坂口晃一君) いいですか。答弁……。今の質問の答弁……。


◯30番(多田 治君) ほかの部とも協議して政策部というか、政策部がばあんと立案したものを各部へ流すのか、それとも、みんなの意見を吸い上げて政策部としての一つの政策としてみんなに周知するのかということです。


◯議長(坂口晃一君) 政策部長 高木謙一君。


◯政策部長(高木謙一君) ただ今説明しましたように、現在、政策部の地域振興室の方が主体的にやっておりますので、地域の活性化とかイベント等が中心になった、地元での話もそういうことが中心になった議論をしておりますので、多田議員が御指摘されよるような日常生活の部分も含めた離島全体のあるべき姿という部分については、今後は、政策部が中心になって、各部局が連携して一定の方針を立てていかなければならないと思います。現状は、各部局が、福祉は福祉ということでやっておるというのが現状でございます。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。
 再々質問、今の……。


◯30番(多田 治君) 高専賃といったら、健康福祉部長やろがな。


◯議長(坂口晃一君) いや、今の政策部長の答弁が、大体、全体というようなものでありますので、再質問で……。
 30番 多田 治君。


◯30番(多田 治君) 30番 多田ですけど、このたび、3月末で政策部長と、もう一人、香川部長も御退任というようなお話も耳にしているので、これは最後の定例議会だと思いますから、ぜひお二人にはお聞きもし、末代保存の議事録に残しておきたいということもありまして、お聞きを申し上げました。それもあるわけです、私の心の中には。
 それで、いろいろ三豊市は遊休施設をたくさん抱えている中で、離島にも遊休施設を持たれているわけですけれども、それを活用しての高齢者福祉対策が可能になってくるような気がするわけで、そのあたり、先ほど申しました高齢者の専用賃貸住宅を民間企業でよし、やってやろうというようなところがあれば、施設を貸与するとか、そういうことについても、政策部長、どうお考えになられるか。
 また、健康福祉部長、高齢者専用賃貸住宅というのを御存じだと思いますけれども、離島にそういうのを誘致するとかということについてのお考えはありませんか。
 質問の中に入ってなかったかいのう。
 それを再質問でよろしくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) 政策部長 高木謙一君。


◯政策部長(高木謙一君) 市の遊休施設を効果的に活用するということは非常に大事なことでありまして、多田議員が御提案されています、離島において遊休施設を利用した民間事業者の福祉サービスの提供というのは可能であると思いますので、地域にどういうニーズがあるのか、そのあたりも十分に検討した上で、また議会の方へお諮りする案件かと思っております。


◯議長(坂口晃一君) 健康福祉部長 香川秋訓君。
          〔健康福祉部長(香川秋訓君)登壇〕


◯健康福祉部長(香川秋訓君) 急に言われましたので、何を答えたらいいかわかりませんけれども、島の人数ですか、350人、また30人という人数的なことは私は把握していたのですけれども、それだけ高齢者の率が高いとは思っておりませんでした。今も保健師とか介護の方でヘルパー関係が時々島の方を訪れております。
 それで、保健福祉部の基本なのですけれども、「人々が支え合い、健康で生き生きと暮らせるまち」という基本目標を持っております。
 そういうことで、やっぱり、みんなが支え合っていくというのが一つの大きな基本だと思います。
 それで、その中で専門的な分野というのですか、永康病院の先生方、それからまた我々の保健師、またヘルパーが専門的な分野でフォローしていくというのが必要でなかろうかと思います。
 それで、先ほど高齢者専用住宅という言葉も出たわけなんですけれども、私が思いますのは、今相当な家屋があります。これを簡単に改造して、グループホーム的な住宅にして、お年寄りの方にそこへ集まっていただいて、集団的に住んでいただいて、こちらの方をできるだけフォローしていくというのが島の対応としては最良の方法でないのかなと感じているところでございます。
 以上でよろしくお願い申し上げます。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。
 30番 多田 治君。


◯30番(多田 治君) 皆さん、品格あるまちづくりを目指して頑張りましょう。
 終わります。


◯議長(坂口晃一君) 以上で、30番 多田 治君の質問は終わりました。
 暫時休憩いたします。
             〔午前 11時32分 休憩〕
            ────────────────
             〔午後 1時00分 再開〕


◯議長(坂口晃一君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
 一般質問を行います。
 11番 三木秀樹君。
            〔11番(三木秀樹君)登壇〕


◯11番(三木秀樹君) 11番 社民党の三木です。
 先般の臨時議会、延会後の臨時議会で、私が、長らくといっても、3年前に市会議員として入学したときから、9割会派ではだめだ、分裂をと言い続け、やっと主張が通る状況が起こりました。多くのエネルギーを費やしての会派づくり、感心するやら、あきれるやら、考えを同じくする議員の集まりですから、もう一つ固まりの会派ができればベストではないかと、対岸から応援しつつ思っています。
 いずれにしましても、大変お疲れさまでした。
 議会人として、互いに切磋琢磨し、執行部とのより高い緊張関係を維持しつつ、三豊市議会の伝統の基礎をつくっていきたいと思います。
 蛇足ですが、社民党の三木ですと一貫して言っているのですが、ある新聞社の今議会騒動の報道で、私も無所属の1人として扱われました。他の無所属の同僚議員に御迷惑をおかけしているかもしれませんが、新聞社の勝手な判断ですので、あしからず了承していただきたいと思います。
 さて、本題の質問ですが、最初に、学校給食費をこの4月より値上げするとの12月議会での答弁でしたが、実施するのか、どうなのか。
 次に、ごみ処理技術検討委員会の討議内容からの疑問点について、3点目は、三豊市新総合計画の平成21年度から3年間の実施計画に関しての疑問点について、最後に、貯水量300万トンと言われ、この3月14日に完成を祝う竣工式が行われる香川用水調整池の活用方法と三豊市の御利益についての4点を執行部に伺います。簡潔で明瞭な答弁をお願いいたします。
 1点目です。
 学校給食費の値上げについてですが、高松市、丸亀市、その他、数町でも、食材の高騰を受け、現在の給食費では維持が困難と、この4月より給食費を値上げすると発表しています。先の12月議会で、学校給食費値上げ案に対し、私は、100年に1度の経済危機状況を踏まえ、三豊市の財政が健全なのだから、せめて3年間は三豊市が負担してはどうかとの質問に、教育長も、市長も、高松市などと同様の理由から値上げの答申があったから、法に基づいて4月から値上げしたいとの答弁でした。値上げを実施するのかどうか。しないのなら、どのような対策を行おうとしているのか、伺います。
 次に、ごみ処理技術検討委員会に関して質問いたします。平成20年度中に6回開催予定が今年の1月29日、第4回まで開催され、ごみ処理技術検討委員会の構成は、5名の各大学教授の専門家とか、市長、副市長、市民部環境衛生課のメンバーに支援業務委託の業者を含めて行われております。
 その議事録を見ますと、議題を提供しているコンサル業者の恣意的にごみ処理をバイオガス化に誘導しているように思えるところが多々あり、これは三豊市当局の考えが反映していると思います。
 そこで、質問ですが、三豊市がこのごみ処理技術検討委員会に検討を依頼した点は何か、そして、現在の検討委員会の討議はどこまで進んでいるのかを伺います。
 関連して2点伺います。
 これも議事録からの判断ですが、検討委員会で出された内容を市民にわかっていただく目的で、20名から成る、当局が人選した環境市民会議が1回開催されていますが、この環境市民会議の中で、参加された市民が意見することができない──これは第3回議事録であります。とか言われています。この環境市民会議の設置目的とその意義は何かです。
 もう1点は、ごみの堆肥化についての質疑で否定的な発言が当局及びその意向を受けたコンサルからも言われていますが、なぜ堆肥化を否定的に扱うのですか。
 ごみ問題は、一昨年のごみ騒動以来、議会には、ごみ処理はもっと大きな広域で対処すること、そして、各自治体間で信頼を醸成しなければならない、こうしたことが前提条件として存在しているにもかかわらず、三豊市エリア内だけを基準に検討することでいいのでしょうか。ごみ処理の堆肥化を、処理の観点からだけでなく、農地活性化の観点を含めて広域的に討議する方法もあると思います。三豊市が近隣の各自治体に呼びかけ、環境衛生や農林担当者の会議をこの検討委員会の討議を受けて開催し、ごみ処理問題を検討する広域会議を積み上げていくことが彼我の情勢から必要ではないかと思いますが、どうでしょうか。
 次に、来年から3年間ですが、新総合計画の第1期実施計画について疑問点を伺います。
 市長の来年度の施政方針で、耕作放棄地解消事業と銘打って取り組みすると言われておられますが、3年間で実施計画の予算は毎年たったの50万円だけです。一方、仮称ですが、新エネルギー建設事業費は、平成21年度はゼロ、22年度は7億2,000万円、23年度は13億2,000万円、バイオマスタウン構想推進事業費として平成21年度は760万円、平成22年度は3億円、平成23年度は17億円と、どちらも、22、23年度で20億円を超える額を計上していますが、その根拠が不明です。これらの計画内容の根拠を示す必要があるのではないでしょうか。
 最後に、今年の夏も渇水対策は必要になると思われますが、完成した香川用水調整池、貯水量300万トンの活用方法について伺います。
 早明浦ダムの渇水による県内への影響を緩和する目的でつくられたこの調整池の容量は県内で使用すると2週間分と言われていますが、具体的にはどのように利用するのか。
 また、三豊市は調整池の前にある公園を管理することとなりましたが、三豊市にとってこの調整池からどんな御利益があるか、伺いたいと思います。
 以上です。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。
            〔市長(横山忠始君)登壇〕


◯市長(横山忠始君) 三木議員の御質問にお答えを申し上げます。
 学校給食の問題は教育長より答弁を申し上げることにいたしまして、まず、3点目の新総合計画第1期実施計画の疑問点についてから御答弁を申し上げます。
 新しい三豊市を創造する新総合計画第1期実施計画は、基本計画に基づきまして、現時点における財政見通しのもと、具体的な事業や財源を示しております。
 三木議員が御質問の新エネルギーセンター建設事業に関しましては、山本町にあるクリーンセンターの使用期限が平成24年度末となっておりますことから、平成25年度当初には新しいごみ処理施設を完成させておく必要があり、このことを基本とした実施計画となっております。
 平成21年度では、ごみ処理方式を決定した上で、立地環境条件やごみ処理事業の運営方法等を検討し、施設の建設費用について国からの交付金を受けるために必要な循環型社会形成推進地域計画についても策定する予定にしております。
 平成22年度では、主な事業として、用地取得や設計業務等を行い、平成23年度から24年度にかけまして、土地造成や施設の建設を主な事業として取り組むというようなスケジュールにいたしております。
 新たなごみ処理施設を新エネルギーセンターとして建設する場合には、今後4年間の中で検討、計画していくことになりますが、先ほど来市民部長も申し上げておりますように、できる限り視野を広げ、あらゆる場面を想定に入れながら、今後、柔軟に、かつ慎重に進めてまいりたいと考えております。
 次に、バイオマスタウン構想事業につきましては、平成21年度において構想を樹立いたしまして、経済事情の影響は当然勘案しなければなりませんけれども、新たな企業用地が必要な場合は、平成22年度に用地買収、23年度に企業用地の造成工事を実施し、平成24年度に企業進出が得られるよう取り組むのがこの概要になっております。
 この場合の事業費の構成は、実施計画において20億764万1,000円となっておりまして、このうち、農水省の補助を3分の1、補助金にして、6億6,900万円を受けるように予定いたしております。
 補助金残は3分の2、事業費にして13億3,800万円強となりますが、竹資源による企業誘致という形で推進いたしますので、最終年度の平成24年度に道路、水路、残存緑地等を除いた土地を進出企業に分譲していくという計画でありまして、財政見通しの中に土地売り払い収入分の歳入を10億円計上いたしております。
 このように、企業にも負担を求める形とし、三豊市の負担は極力少なくいたしまして、そこから得る雇用や税収の利益が多くなるよう取り組みますが、繰り返しますけれども、現状の経済状況には相当影響されながら、周りを十分勘案しながら進んでまいらなければならないと考えております。
 また、国の補助事業も変化しつつありますし、現在の不況対策等の中で大きく変化することもあります。そのあたりも十二分に勘案しながら進んでまいらなければなりませんので、これにつきましても、一定、このスケジュールできちっといけるというような考え方は全く持っておりません。むしろ、そのあたりの補助事業のあり方、経済状況のあり方等も十分に勘案しながら、そしてまた、本市に新しいバイオマスタウンとしての経済活力が生まれるように私たちとしては仕組んでいかなければいけないのではないかと思っております。
 よって、事業費等の数字につきましては、あくまで、現下の情報に基づいて調整したものであります。その他、さまざまな大きな変化も生じ、それに対応した場合がいい場合も生じると考えますので、今後とも十分調整する必要があることは申し上げておきたいと思います。
 ごみ処理場の問題につきましては、三木議員をはじめ、今議会において、この後の鴨田議員からも予定されておりますけれども、さまざまな方向から、また、さまざまな角度から御意見をいただき、議論を今議会でいただいております。これは大変ありがたいことだと存じております。
 いろいろな角度から考えるべき問題だと私は思っておりまして、先ほど来申し上げておりますように、柔軟に、そして多方面から分析できるように今後とも進めてまいりたいと思います。
 宝山湖につきましては、これはあくまで香川用水調整池でありますから、香川県全体が大きな利益を受けることになりますけれども、これによって与えられる付加価値は、三豊市としては利用していかなければいけないと考えております。
 ごみ処理場の問題並びに宝山湖の問題については担当部長より詳細に補足説明をさせます。
 以上、三木議員の質問にお答え申し上げました。


◯議長(坂口晃一君) 教育長 臼杵正明君。
            〔教育長(臼杵正明君)登壇〕


◯教育長(臼杵正明君) それでは、三木議員の給食費の値上げは実施するのかという御質問でございますけれども、これにつきましては、先月の12月議会でも議員さんの方から御質問がございまして、そのときの状況についてお話をさせていただきました。背景には、やっぱり、食材の高騰とか、食材の安心・安全の面からということで、今の給食費ではなかなか難しいということでの御答弁をさせていただきました。
 そして、そのために11月に運営委員会を立ち上げまして、諮問を行いまして、答申といたしまして、1食当たり10円、月額にしますと、幼稚園が100円、小中学校が200円の値上げという答申をいただいたところであります。
 その後、その運営委員会の答申をもとに、2月に教育委員会で協議を行いまして、それを承認していくというような形で学校給食につきましては決定をしたところでございます。
 これによりまして、平成21年4月からは給食費は、月額で、幼稚園が3,200円から3,300円、それから、小学校は3,800円から4,000円、中学校は4,500円から4,700円になります。
 しかし、そのときも、三木議員、それから他の議会の皆さん方からいろいろと御意見をいただいたところでもありますし、それから、市長の方からも、給食費の方はそれですけれども、保護者の負担軽減ということで、今非常に経済の状況が悪化している、不況も非常に深刻になっている、こういったところでの軽減策はないのかということでお話をいただきまして、私たちの教育委員会はもちろんですけれども、関係部局が集まりまして協議を行ったところであります。
 その結果といたしまして、地場産業の消費拡大とか、緊急生活支援とか、子育て支援といったような趣旨によりまして、直接的な保護者への負担はなくしていこうということで今取り組んでいるところでございます。
 そういった関係から、平成21年度につきましては、三木議員の御試算では1,200万円ぐらいという話でありましたけれども、今回、もう少し精密にしましたら、やっぱり1,500万円ぐらい負担になりますので、そのことにつきましては21年度予算に計上させていただいているところでございます。
 この後、予算の了解がいただけましたら、給食費の値上げは行いますけれども、実質的な保護者の負担は給食費としては現行のままになるといったような形になってまいります。
 今後とも、大切にお預かりしている給食費でありますので、給食費を無駄のないような形で有効に使って、子どもたちにとって安心・安全な学校給食を進めてまいろうというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坂口晃一君) 市民部長 小野英樹君。
           〔市民部長(小野英樹君)登壇〕


◯市民部長(小野英樹君) 三木議員のごみ処理技術検討委員会に関する御質問にお答えをいたします。
 御承知のとおり、三豊市におけるごみ処理方針の基本は、「ごみは資源であり、処分するのではなく生かす」ということであり、ごみの減量化や資源化を図り、地球温暖化防止やCO2削減に貢献する循環型社会の形成を目指すところにあります。
 また一方では、市内において最終処分場を確保することが非常に困難であるという事実があることから、焼却灰等の埋立ごみの処分量をできる限り減らす取り組みが求められています。
 これらの状況を基本として、現在、委員5名で構成されるごみ処理技術検討委員会を設置して、三豊市にふさわしいごみ処理のあり方について御検討いただいているところであります。
 これまでの議論の過程において、焼却や埋め立てに依存しなければならないごみ量を最小化する方向については決定しており、これを実現させるためには、家庭ごみの中でも最も大きな割合を占める生ごみの処理方法が大きな課題となり、現在、議論を重ねているところでございます。
 この生ごみの処理方法が決定した時点において、ある一定の三豊市におけるごみ処理方法の方向づけができるものと考えております。
 また、ごみ処理技術検討委員会の開催に際して委員から求められる資料の作成や情報収集業務及び委員との事前協議や調整等を担っていただいているのが、委託しております株式会社日本総合研究所でありますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、環境市民会議については、ごみ処理技術検討委員会に対して市民の意見や声を反映させることを目的として設置いたしております。
 委員は、各種市民団体等から推薦を受けた20名で構成しており、同検討委員会での検討内容の報告や、ある一定の方針が決定された際には、ごみ処理は市民の御負担や御協力なくしては不可能であると考えますので、三豊市において実現可能なごみ処理方法であるか、委員の皆様の意見を聞く必要があると考えております。
 三豊市におけるごみ処理方法については、環境市民会議の意見や声を聞いて、ごみ処理技術検討委員会で決定した後に答申をいただき、最終的には三豊市が決定することとなりますので、よろしくお願いをいたします。
 次に、生ごみの堆肥化につきましては、ごみ処理という観点から検討を行うのか、あるいは、三木議員の御指摘にあるように、農業活性化に向けた堆肥づくりという観点から行うのかという二つの側面があると考えられます。
 現在、ごみ処理技術検討委員会では、その委員会の名称どおり、ごみ処理方式の一つとして議論を進めておりますが、農業に視点を置いた堆肥化を検討する場合には、長期的かつ安定的に家畜ふん尿や販路を確保できる地域にあるのかということから検証を始める必要があります。
 ここで言う地域とは、三豊市を含めた近隣市町を一つの地域としてとらえるべきであり、同時に、長期的かつ安定的という点についても検討の際には重きを置くべきであると考えております。
 また、生ごみの全量を堆肥化の対象とするのか、あるいは家庭菜園等でのコンポスト化を含めた堆肥化によるごみの発生抑制という視点から検討を行う方がよいか、議論の必要があります。
 いずれにいたしましても、バイオガス化を含めた今後のごみ処理技術検討委員会での結論を持ちたいと思いますが、笠田高校との連携の中で生ごみの堆肥化についての実験も進めており、決して堆肥化のすべてを否定するものではありませんので、よろしくお願い申し上げます。


◯議長(坂口晃一君) 水道局長 森  健君。
           〔水道局長(森  健君)登壇〕


◯水道局長(森  健君) それでは、三木議員さんの御質問にお答えをいたします。
 香川用水調整池は、近年の慢性的な渇水状況の緩和対策や大地震などの不測の事態に対処するため、平成11年度から、現在の三豊市、山本町、財田町において事業が開始されております。
 初年度は地質調査、測量調査等が行われ、平成16年度から本体工事に着手し、平成20年度にすべての工事が完了いたしております。
 総事業費はおよそ255億円、有効貯水量は305万トンでございます。
 調整池の本運用に先立ち、昨年9月から行われた試験湛水では、ダム本体の安全性及び貯水池法面への影響等について検査が行われ、その結果、問題ないことが確認されております。
 そして、この3月4日からは、本運用に向けた貯水が開始されており、4月中旬ごろには満水に達する見込みでございます。
 調整池の運用についてでございますが、県によりますと、早明浦ダムの貯水量が減少し、香川用水の取水制限が実施された場合、まず県民に対して節水を呼びかけるとともに、市町において減圧給水や自己水源のさらなる活用を行ってもなお不足する水量を補給することにより、夜間断水を回避することを基本としているということでございます。
 通常の場合、夜間断水が発生するのが、通常の給水量の1割を超えると夜間断水が発生する確率が高くなるということでございます。
 仮に、調整池が満水状態で、渇水期間中に10%程度の節水を行うこと、非常用水源の活用により、自己水源が平常時の水量を確保されること、これらの条件のもとに、大渇水に見舞われた平成6年と同じような状況が発生したとしても、夜間断水にはならず、減圧給水程度にとどめられるということが確認されております。
 ただ、さらなる異常気象等により想定を超える気象条件も考えられますので、調整池のできる限りの延命を図ることは申すまでもございません。
 以上でございます。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
 11番 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) 順番を変えてもいいですか。市長さんから行こうか。いいですか。
 3点目の、景気の動向等々があるけれども、基本計画に基づいて3年間、計画したのだと言われましたけれども、これは新エネルギー建設事業費ですから、今の山本のクリーンセンターとは全く関係なくやられているという判断でいいのでしょうか、再質問をします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) それは関係ないところと考えていただいて結構です。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 11番 三木 秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) 実は、07年12月議会で私がクリーンセンターの質問をしているわけです。平成24年度末で締め切りになると。それで、今の山本のクリーンセンターは水が塩分化している、炉が傷むと。それに対して、24年度までにクリーンセンターは排水処理施設をどうしてもつくらなければならないと。これは当時の部長が答えたのです、だれかは知りませんけれども。これが07年の12月議会で答弁されておるのです。これに数億円かかるということが明言されています。これは、わかっておって、これとは別に予算化をするのですか。それとも、これに入っていないということは、今後、このお金は、この3年来の話ですから、どこに入るのですか。その答弁をお願いします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) 詳細は部長から答弁させますけれども、基本的に、最終処分場の扱いは三観広域のものになってまいります。あの最終処分場は、三観広域がいわゆる責任を持って、そこから排水等のものが出なくなり、完全な管理ができるまでこれを責任を持って処理していくということになっております。
 ですから、相当長期間にわたってこの最終処分場は責任を持って処理しなきゃいけないというふうに考えております。
 先ほど来申し上げておりますように、最終処分場というのは、処理が終わってからも責任期間が非常に長いということで、こういうのを本来広域で持つべきでなかろうかなと先ほど来言わせていただいているのでありますが、ちょっと答弁が余計な方向へ行きましたが、そういうことでありますので、それが概要です。
 詳細は部長より答弁をさせます。


◯議長(坂口晃一君) 市民部長 小野英樹君。


◯市民部長(小野英樹君) 山本クリーンセンターの跡地の処理に係る経費の部分だと思いますが、これにつきましては、先ほど市長が御答弁申し上げたとおり、三観広域での事業費、それに対して、三豊市がその事業にかかわりまして負担金として納めるということですので、それにつきましては、この予算の中には計上はいたしておりませんで、その処理方法等も含めました中で、広域の中で今検討されておる事項だと思いますので、今、三豊市として決定、そしてまた結論づける事項でございませんので、広域の議論の中で負担金として納めることになろうかと思います。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
 11番 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) 学校給食費の絡みです。
 実は、そういう戦術をとられるのなら、去年の9月からアメリカで発生した危機があったわけですね。11月17日に運営委員会を開いて、諮問して、27日に答申があって、12月議会で、それでも、市長いわく、経過を尊重して上げますと。値上げしますと。たんかを切った割に、すぐ変わるのなら──私はこう言ったのですよ。270億円の予算があるのに、たった10円、私の試算では1,200万円の値上げをどうしても親御さんに求めないかんのかと。そんなに度量の狭さか、あんたらはと言うたのに、そう言ったのです。下げるのなら、そのときに下げなさいよ。度量の狭い。それでもいいのかと言うたら、そのとき下げずにですね。ちんたらの話ですね。今から言われても──困ることはないですけれども、うれしいです。ありがとうございました。
 ただ、聞きたいことは1点ある。
 実は、これは、先ほど、いやいや、答申があったから、法律に基づいて値上げはやりますと。しかし、それは、親御さんには負担をかけずに、市が面倒を見ると。それは結構です。
 実は、これは、規程といいまして、三豊市学校給食センター事務処理に関する規程を変更しなきゃならんのですね。どうも、3月9日現在、この規程が変わっていない。教育長さんが今言われたことは、規程の変更をしていなかったら生きていないのですね。ですから、今、空想的な発想でして、3月9日といったら、おとついですけれども、教育委員会を開いて、この規程の変更をしなくてはならない。規程が変わっていないということは、今の答えを信じていいのかどうか。また変わるのじゃないかという不安がありますので、再質問です。


◯議長(坂口晃一君) 教育長 臼杵正明君。


◯教育長(臼杵正明君) 今の御質問ですけれども、これにつきましては、2月24日に、先ほど議員さんが申されました三豊市学校給食センターの事務処理に関する規程の一部改定を行っております。そして、その中でも、今のことと同時に、今の状況の中で1年間ということで規程を入れまして、変更を行っているところでございます。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 11番 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) ああそうですか。それは悪うございました。
 ただ、私が調べたのは、規程というのは議会の承認が要らないが、あらゆる規程は総務部の総務課の担当というところへ全部集約されなくちゃならんのですね。教育委員会の規程の変更が総務部の担当に来ていないのですね。ということは、総務部は知らぬ、教育委員会はしたと。それで、私は総務部に聞いて調べたのです。そういうことは、どうでもいいですけれども、当局のルールですから、はっきりしてもらわないと、いかに軽い答弁でも私は疑いますので、ぜひ、総務部に届けるということを再々質問です。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 教育部長 大西弘文君。
           〔教育部長(大西弘文君)登壇〕


◯教育部長(大西弘文君) 今の議員さんの御質問についてお答えをいたします。
 内容等につきましては、例規等の審査委員会等がございますので、そちらの方で、総務課の方で内容等については協議をさせていただく。それで、教育委員会の規程につきましては、教育委員会の中で了解をいただいて、教育委員会の訓令として公布をさせていただくということでございますので、教育委員会規程につきましては、教育委員会の方で総務部の方とは別に訓令として公布をさせていただいて効力を生じるということになっておりますので、お願いしています。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。


◯11番(三木秀樹君) 今の……。


◯議長(坂口晃一君) 今のですか。
 三木秀樹君の質疑は3回を超えておりますが、会議規則第56条の規定により、特に許可いたします。
 11番 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) こういう法律に詳しい副市長に聞きたいと思います。
 いわゆる行政、教育委員会であろうが、市長部局であろうが、規程というのは行政のどこかに集約されないとだめだと私は思っています。どうも、今の話ですと、教育委員会を開いて訓令すると。教育委員会は3月13日に開かれると聞いています。ですから、あしたか、あさってですね。それまでは前へ進むのかどうか知りませんけれども、どうなのですか、訓令というのは教育委員会でやることであって、総務部は関係ないというニュアンスなのですけれども、最終的には総務部に来るのですか、来んのですか、副市長。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 副市長 清水邦夫君。
            〔副市長(清水邦夫君)登壇〕


◯副市長(清水邦夫君) 訓令等につきましては、各行政委員会が独自の権限において行う行為でありまして、その行為そのものについては、そういう独立性を持っているところであります。
 三豊市の行政組織の中で基本になっていますこの種の訓令等につきましては、きちっとそれぞれの個別に公表制度を持っているわけでありますが、そうした公表されたものが三豊市の行政規範として常に集約をされておくということについては必要なことだろうと思っております。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
 11番 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) 次に、4番目に行きます。
 水道局長にお聞きしたいのですけれども、実は、今の話ですと、調整池の水300万トンを──私はこう考えたのです。例えば、早明浦の貯水量が今は100%ですね、ずっと。それがだんだんだんだんなくなりまして、0%にまでいかなくても、例えば20%ぐらいになれば、そのときに香川用水の調整池に300万トンあって、それから少しずつなくなるのかと思ったら、今違いますね。早明浦ダムがゼロのときにはもう調整池の300万トンもゼロになる。つまり、夜間の断水をとめるためにやるのだと。つまり、香川用水の300万トンは2週間分あるのだといいながら、それは夜間断水をしないために流し続けると。そういうことは、2週間、何というのか、価値があるというのですか。県民はよくわからんわね。そういうふうになるのじゃないですか。少し私にわかりやすく──私は至って単純に、大きな早明浦が空っぽになっても、ここに300万トンあるのだと。これからまだ2週間私らは水を飲めるのだという認識であった、単純に。そうじゃないのですね。そのことでちょっともう一遍その辺をわかりやすくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 水道局長 森  健君。


◯水道局長(森  健君) ただ今の三木議員さんの御質問でございますけれども、まず、事務的な手続から説明させていただきますと、調整池の事務的な運用手続といたしましては、香川県と、香川県の水道水を受水している市町、8市5町でございますが、それで組織される香川用水調整池運用連絡協議会というのがございます。まず、ここでの各市町の状況、それから協議を踏まえた上で、香川県が独立行政法人水資源機構に対して調整池からの取水を要請する、そういうふうな事務的な手続ということでございます。
 それで、先ほども申し上げましたように、通常の場合、通常の給水量の1割を超えると夜間断水が発生するというふうなことが言われております。数字的には12とか13%というふうなことでございますけれども、それを防ぐというのが香川用水の調整池の運用基準、基本的な考え方でございます。断水に至る前の給水制限まででとどめると、そういうふうな考え方でございます。
 先ほども少し申し上げましたが、過去の平成6年度の渇水状況の例をちょっとお知らせしたらと思いますけれども、そのときは、県内で延べ138日間の給水制限が発生いたしました。そのうち、減圧給水は4割程度の52日間、給水制限が52日間ございました。残りの6割は、夜間断水や時間給水というものが発生いたしました。
 その内訳といたしまして、夜間断水が52日間、9時間給水が1日、7時間給水が1日、5時間給水が28日間、最も厳しい4時間給水が4日間でございました。
 この平成6年の取水制限、こういうような渇水状況が発生した場合と仮定いたしまして、現在の香川用水調整池を運用するということでシミュレーションを試みたところ、138日間を通して減圧給水程度での給水が可能と。したがって、断水は回避できるというふうなシミュレーションがなされております。
 ということで、これにつきましても、発電用水の利用とかというのは前提とはなっておりません。
 以上でございます。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) 3番に行きます。
 ようやく本題に来まして、実は、部長が言っていることはわかっているわけなのですけれども、ごみの資源化なり、最小限の焼却処理を目指しているのだというのはわかりますけれども、生ごみをめぐって、5人の学者、専門家と当局とのバトルが行われておるのですね。バトルというのはちょっと過激かもわかりませんけれども、要は、生ごみを堆肥化するのか、バイオガス化するのかということです。堆肥化するのに反対の意見をコンサルも三豊市もしきりに言っているわけです。悪臭がするとか、農地が小さいですから、期間が決まっておるからということで、有効利用先が少ないとか、高齢化している農業にとって重い堆肥なんかを利用するのはえらいじゃろうとか。それともう一つは、生ごみを堆肥化するには住民にもう少し分別の負担がかかるとか。堆肥化そのものはいかんという先入観で、バイオガス化しかないと。
 なぜこういうことを言うかというと、これは、第1回の検討委員会のときからこの問題が起こっています。
 簡単に申し上げますと、つまり、可燃ごみの中に53%の生ごみがあるのだ、いかに処理するか、先生方、どうでしょうかというと、まさに、どう読んでも、バイオガス化するしかないように読めると学者は言うておるのです。というのは、バイオガス化したらというのは、全国統計はあるのかと。この分には統計が出ていないじゃないか、実績が出てないじゃないかと言うても、それなら、その分は削除しますと。言われたら、引っ込めると。これが当局ですね。2回目からどんなにするかというたら、コンサル──先ほど業者の名前が出ましたけれども、言いませんけれども、業者の方がバイオガス化しかないという発想の提案をします。
 つまり、私が聞きたいのは、そもそも、検討委員会に何を期待しておるのかと。バイオガス化先にありきというか、バイオガス化しかないじゃないかという葵の御紋をその人たちに言うてもらいたいがためにやっておるのかと。そういうふうにしか思えんのです、これは。この点を聞きたいわけです。
 時間がないようですから……。
 実は、三豊市には、検討委員会なるものがようけあります。この施政方針を読んでもらうとわかりますけれども、三豊市ごみ処理技術検討委員会、昨年7月30日発足、豊中庁舎跡地整備事業検討委員会、昨年8月発足、農業振興基金検討委員会、今年4月発足、三豊市就学前教育・保育検討委員会、昨年6月、三豊市学校適正規模・適正配置検討委員会、今準備中、学校給食あり方検討委員会、つまり、検討委員会を多くつくって、さも──検討委員会におる人は専門的にやっていますよ。ここから質問ですね。
 先ほど部長から答弁がありましたように、検討委員会の人たちは専門的な人たちが多いですから、専門的に議論します。答申は受けても、その後、当局が判断してやりますと。ということは、検討委員会とは、専門的に議論して、ごみのもそうですけれども、就学前教育の検討委員会もそうですね、答申が出ていますから。これも8回ですね。豊中は7回です。7回やって答申が出ている。就学前教育・保育検討委員会は8回やって答申が出ている。ごみ処理検討委員会は、今のところ6回やって答申だと。今4回ですから、まだ2回やるのかどうか知りませんけれども。ということは、この検討委員会はそもそもアリバイ工作なのかと。葵の御紋として、例えばバイオガスということを言ってもらいたいがためにやっているのかと。これが一つの再質問です。
 もう一つは、環境市民会議、これは、今、こういうのがあった。市民の声を反映するための組織なのだと。そうかなあ。これは議事録を読んでいただければわかりますけれども、そうじゃないですね。
 こう言っています、有名な清水副市長がね。市民会議で独自の意見集約を、提言を行われることは想定していませんと。小野部長はこう言っていますね。方向性を検討委員会に示し、その上で市民会議への提示をすることはよいと思いますと。提示です。意見は聞きませんと。これは3回目委員会で明言しています。
 意見は聞いてくれんのに、それが市民の声を反映という言い方ですね。これがようわからん。つまり、本当に環境市民会議の人たちは三豊市のことを反映しているのか、これが再質問のもう一つの問題です。
 実は、ここにメンバー表があるのです。20名中、女性が大半を占めていますと言いますが、20名中9名しかおらんのですね。言うことと決めたことが違うというのもありますけれども、豊中町が1名ですね。詫間町が2名です。あとは、5町で17名ですね。人数は言いません。これはバランスも欠けているし、言うことと違うし、意見は言わさぬしね。一体何をやるのか、これは。まさに検討委員会が言ったことをイエスしかない。これが市民の声ですか。
 というのは、疑っておるのです。行政改革推進委員会、これが市民のですと。あの有名な3人ですね。補助金検討委員会、ここにこの3人が入っているのですね。こういう市長の意向を受けた人が入るのは結構なんですけれども、それが市民の声なり専門家の声を聞いてやっておるのだということに使われたらいかがなものかなと思っていますので、再質問は、環境市民会議とは本当に市民の声を反映していると言えるのですかと。二つですか。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市民部長 小野秀樹君。


◯市民部長(小野英樹君) 2点ほど御質問をいただきました。まず、1点目の、バイオガス化ありきではないかという御疑念がありましての御質問ですが、基本的に、三木議員におきましても議事録を読んでいただいているということになれば、すべての委員の皆様からバイオガス化でいいじゃないかという御発言があるということにはなっていないことは御承知だと思っています。そういう意味では、堆肥化をもう少し考えるべきじゃないかという委員さんもおられます。ですから、私どもが一定の方向性で誘導するのであれば、逆に、変な言い方をすれば、そういう委員の方ばかりを集めれば、そういう方向性に行きますが、決してそういうような意味じゃなくて、いろんな方面から議論をいただくために委員のこともあります。決して誘導ということではありません。
 ただ、私どもが、堆肥化という中で一番懸念をしておりますのは、最初の答弁の中でも申し上げましたとおり、やはり、長期的に家畜ふん尿は確保できるとか、コスト面での市場原理の中で販路がいかに拡大できるか、確保できるかという問題、そしてまた、生ごみの処理という観点からしますと、どうしても安定的にというのが、一番になってまいりますので、そういうところの危惧がありまして、その中で、三豊市の考え方としてはどのように考えているのというような状況の中でのそういったことになっておるということで御理解いただきたいので、最終的には、それを我々は委員にも含めまして押しつけるものではございませんので、そのあたり、御理解をいただきたいと思います。
 それから、2点目の、検討委員会のあり方の中で市民会議とはいかなるものかというようなことで、決して意見が反映されてはいないのではないかということですが、これも最初の答弁で述べさせていただきましたが、まずは、最終的にはごみ処理技術検討委員会で三豊市にふさわしいごみ処理はこうですよというのは答申結果をいただきます。その前に、いろんなところの中で、市民の皆さんはこういう考え方を持っています、そしてまた、こういうようなごみ処理方法とするのではこういうふうな御負担がかかります、それにたえられますかという、逆に投げかけも必要ですし、ひとつ、堆肥化、バイオガス化にとっても賛成ですとか反対ですとかいうようなこともいろんな意見もお聞きして、それから市民の皆さんの考えはこうですということを伝える。ですから、2回目につきましては、委員の皆さん全員の御意見というのは拝聴させていただきました。
 そういった中での意見につきましては、今月予定しています第5回の中で、こういうような御意見がありますということをお伝えすることになっています。そういった市民の声を判断する中で検討委員会の委員の皆様方からどう御判断いただくかということになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 11番 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) さすが、行政マンのトップでおるだけあって、名回答ですね。まあ、そんなものでしょう。
 問題は、言いたいのは、検討委員会、検討委員会と言うのですね。特に、地球環境とか温暖化と言われて、だれも反対できないのですね。国はしないけれども、三豊市はするということですから、その分でいいますと、非常に先頭を走りたがる人ですね、検討委員会をつくって。地球は回っておるのですから、三豊市の上空だけCO2がなしになるわけはないのでして、隣近所の自治体とのつき合いということをしないと……。
 私は、きのう、名言があったと思うのです。臆病ではない、慎重なのだと、この言葉は名言ですね。一方で、トップを走らなきゃ価値がないと。
 検討委員会をつくりながら何をねらっているのか。私は、こう思うのです。再々質問を市長にやる。
 なぜ三豊市はまちづくりにそんなに急いで先頭を走らないかんのかと。隣近所の知人、友人を大事にしながら──1年半前は、唯一の隣でやると信頼関係がないと言われた人ですからね。信頼関係をつくらずしては何をやってもだめなのです。ですから、温かい自治体をつくると。そうですね。
 くぜつを言わずについてこいと、きのう、ある人が言いましたね。くぜつを言うなと。これも名言ですけど、先頭に行かないかんのはいいでしょうけれども、くぜつ言わずについてこいというのは、苦痛なのです。そこには温かみがないのです。信頼は生まれません。そういう意味で、そんなに急いで三豊市をどこへ持っていくのかを1分以内で答弁をお願いします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) くぜつを言うなというのは、現在我々がいただいておる月給にありがたさを込めて、くぜつを言うなということでありまして、この点に関しては考え方に変化はありません。
 それから、さまざまな検討委員会ということですけれども、例えば豊中の跡地問題検討委員会でも大議論があったと私は認識をいたしております。複数の委員さんから私のところへ辞意が来るぐらいのものであったと考えますから、非常に三豊市全体で考えていただいたし、豊中地域のことも考えていただいたと思っております。そういう意味では非常に貴重な市民の委員会であったと考えております。
 このごみ問題に関しましては、皆様方と一致したのは、できるだけ安いコストでやらないといけないではないかと。もう150億円も使う時代かということ、それから、我々はここまで地球が温暖化するとは思わなかった。そうしたら、一人ひとりが小さくてもスタートしなきゃいけない、これはもうそのとおりだと思うのです。
 いまだに我々は間違った方向を向いて歩いてもいいのかというのは、今、政治全体が問われていることでありまして、800兆円もの借金もつくった。また同じ方向に行ってもいいのか。地球がどんどん温暖化しよる。じゃあ、その方向に行ってもいいのか。我々はかじを切るべきときが来ておる。ここは勇気を持ってやらなきゃいけない。これは政治に与えられた使命以外の何物でもないと思います。
 今までどおりやるのだったら、学者がやればいいのですよ。そうじゃなくて、我々は泥をかぶり、批判をかぶり、人から本当にあしざまに言われても、やはり、子や孫のことを考えるならば、みんなで決断せないかぬときはあろうかと思っておりますので、そういう意味で、先頭を行く気は全くありませんけれども、我々自身が、今政治が何を問われておるのかということを一遍確認しないといけないと思います。
 私は、あしざまに人から言われております。とんでもないやつやと、非常に批判を受けております。しかし、それをかぶってでもやらなきゃいけない今は時代なっておるのじゃないかなというのは自分ながら覚悟してやっておるつもりであります。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。


◯11番(三木秀樹君) 次回にまた続きをやりますけれども、1分まだあるでしょう。一言。


◯議長(坂口晃一君) 3回を超えておりますけれども、特に許可します。
 11番 三木秀樹君。


◯11番(三木秀樹君) 団塊の世代の皆さんがこの3月末で、三豊市で49人の方がおやめになると聞きました。私から、来年会うか会わぬかわかりませんので、お礼の言葉を申し上げたいと思います。
 高木部長、香川部長、そして若宮病院事務局長をはじめ、5名の次長の方、そして多くの課長、職員の方々49名、激動の時代に大変お疲れさまでした。
 たまたま49名、始終苦しかったでしょうということも言えますけれども、人生をかけてここまで、大変ありがとうございました。三豊市があるのも皆さんのおかげということを唯一の1人会派から申し上げて、お礼のあいさつといたします。


◯議長(坂口晃一君) 以上で、11番 三木秀樹君の質問は終わりました。
 暫時休憩いたします。
             〔午後 2時00分 休憩〕
            ────────────────
             〔午後 2時15分 再開〕


◯議長(坂口晃一君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
 一般質問を行います。
 13番 鴨田 偕君。
            〔13番(鴨田 偕君)登壇〕


◯13番(鴨田 偕君) 先ほどの三木議員の過大なる激励のお言葉、まことにありがとうございます。
 私は、去る3月3日のひな節句に新しく設立された品格ある三豊市民クラブに属する、13番 鴨田 偕です。
 皆様、去る3月9日の代表質問に始まっての10日、11日の3日間、まことにお疲れさまです。
 私が最後の質問者となりました。今回の一般質問では、3人の議員よりごみ問題について質問されておりますが、私は、ごみ問題1点に絞って市長にお伺いします。
 生活ごみの処理については、昭和54年4月より北三豊環境衛生組合において、高瀬町上高瀬地区で共同処理を始め、その後、三豊、観音寺広域行政組合により昭和61年4月より山本町西中地区に建設されたごみ処理場において処分され、現在に至っております。
 本市においては、昨年10月以来、市内統一の18品目のごみの収集を始め、市民の協力を得て、順調に進んでいるようでございます。三豊市新総合計画の中においても、バイオマスタウン構想の中において中核をなす、「ごみは資源」というテーマのもと、本市に最もふさわしいごみ処理により、ごみの資源化に取り組みますと提言されていることは言うまでもございません。
 ごみ問題は、現在、社会においては、市民の協力を得ながら、行政の責任において解決していかなければならない問題です。市民においても非常に関心の深いところでもあります。
 さて、問題の生ごみの処理についてですが、現在の山本地区にある焼却炉の建設場所の契約は平成25年3月までとなっております。それまでにはきちっとした方向性を定めなければならないと思います。ごみの処理方法と事業化を進めるに当たっても5、6年間の歳月を要するのではないかと思われます。このことを考え合わせてまいりますと、平成25年の契約満了までに間に合うだろうかと心配されるところです。将来の生ごみの処理方法と生ごみの処理施設の事業化スケジュール的なものをどのように考えているのか、市長にお伺いします。よろしくお願いします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。
            〔市長(横山忠始君)登壇〕


◯市長(横山忠始君) 鴨田議員の御質問にお答えを申し上げます。
 三豊市におけるごみの総排出量につきましては、平成12年度から平成19年度までの間は、年間約1万7,000トンから2万トン台で推移をいたしております。
 このうち、55%が燃やせるごみで占められており、事業系ごみが全体の27%を占めている状況にあります。
 平成19年度末に実施いたしました本市における燃やせるごみの組成を調査した結果では、厨芥類が35%と最も多く、次いで紙類、ビニール、合成樹脂、ゴム類等の順番となっております。
 昨年10月から始まりました市内を統一した18分別によるごみの統一により、市民の皆様の御協力も得ることができ、相当徹底されてまいりました。
 改めて、この場をおかりして市民の皆様にお礼を申し上げる次第であります。
 ごみの総排出量は、三豊市においては着実に減少いたしております。
 今後は、厨芥類の組成割合がこれまでの35%から47%までに大きくなることが推測をされております。
 こうした状況から、家庭から排出される燃やせるごみのうち、最も大きな割合を占める、鴨田議員が御指摘の、生ごみをいかに減量化させ、処理をするかが三豊市のごみ処理方法を検討する上での大きなテーマと課題となっております。
 三豊市にふさわしいごみ処理のあり方を検討していく上では、ごみの資源化や減量化を図り、地球温暖化防止やCO2削減に貢献する循環型社会の形成を目指すところであります。
 こうした理念を基本として現在検討いただいておりますごみ処理技術検討委員会では、生ごみの処理方法として、堆肥化とバイオガス化の二つに絞り込んだ検討が行われておりますが、まだ最終的な結論に至ってはおりません。
 いずれの処理方法におきましても、まだまだ解決が必要な多くの課題を抱えている現状にありまして、生ごみの分別作業や回収方法など、市民の皆様にさらなる御負担と御協力をいかにして求めていくのか、また、求めることが可能なのか、このあたりも環境市民会議での御意見を集約しながら、ここは慎重に、もう少し時間をかけた方がよいのではないかと考えておるところであります。
 今後、ごみ処理施設の事業化スケジュールにつきましては、これまで御説明申し上げてきたとおりでありまして、クリーンセンターの使用期限が平成25年3月であることを基本条件として計画しておく必要があります。
 21年度では、ごみ処理方式を決定した上で、立地環境条件や運営方法などを検討いたしまして、施設の建設に際して国から交付金を受けるために必要となる循環型社会形成推進地域計画書を策定する予定にあります。
 平成22年度以降につきましては、実施計画書の作成や設計業務などを行いまして、平成23年、24年の2カ年をかけて土地造成等を含めた施設の建設を予定しており、平成25年度からの供用開始を目指すことといたしております。
 この間には、三観広域での話し合い、また、議会から御指摘がありますように、さらなる広域的な話し合いも議会の御協力をいただきながら可能な限り行い、当然ながら、建設場所の用地選定も同時進行で行うとともに、必要に応じて環境影響調査についても実施することが求められることになります。
 三豊市のごみ処理施設を建設する場合には、今後、こうした4年間の中で作業を進めていくことになりますが、時間的な不測の事態にも対応できるよう、できる限り選択肢の視野を広げながら慎重に進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 鴨田議員の御質問にお答え申し上げます。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再質問はありませんか。
 13番 鴨田 偕君。


◯13番(鴨田 偕君) 時間もたっぷりありますので、再質問は広範囲にまたがって、資料もこのようにたくさんございますので、市長にお伺いいたします。
 それでは、再質問に入ります。
 兵庫県の養父市、朝来市、南丹地域の両市とも、総合計画において、先ほど市長が言われました循環型社会というような目的は同じくして、ごみ処理等々を手がけておる先進地でございます。
 この地域は、三豊市によく似ている地域です。面積は825.76平方キロメートル、三豊市は222.66平方キロメートルで、私どもの三豊市より3倍強の面積を擁する地域でございます。人口は6万5,552人、三豊市は人口は約7万人です。これは人口的にも似通った地域でございます。
 そのような、環境保全、循環型社会を目指したリサイクルの推進を主要施策の一つに位置づけた地域でございます。まさに私どもの市と目指すところは一緒でないかなという感はしておりますし、私ども三豊市の検討委員会、いろいろ先ほどから何回も出ております検討委員会とか、教育民生常任委員会とか、ごみに関する団体等が非常に視察に行っているところでございますけれども、私は一度も行っておりません。
 このごみ処理施設の事業化は、平成19年から平成24年までの5年間をこの地域では要しておるようでございます。
 また、三豊市においても、ごみ処理の基本方針等は、インターネットなどによる情報公開は平成19年4月27日にしておりますね。ここに資料がございますけれども、そのようにされておるのは、この資料でございます。出ております。
 それによりますと、三豊市の事業計画等が示されて、情報公開では示されておるところをちょっと私は見て読み上げますけれども、市長は十分熟知しておることと思います。
 方式はPFI方式、バイオガス及び燃料化方式の施設整備事業のフローチャートという案が出ております。
 この案によりますと、19年度に債務負担行為の設定ですね。起債等々の申請をすると。これは19年にされておりませんね。これで、21年度、建設予定地の工事等々、整備工事及び建設等に着手するというようにここには情報公開されておるわけです。それから、23年度に竣工の運びとなるような事業計画が情報公開されておるわけでございますけれども、これは、公開されておっても、おおむね遅れておるのが現況じゃないかなという感が私はしておるわけでございます。
 そのことによりまして、ここの南丹地域におきましても、5年間──ここは19年度に着工して、23年度ぐらいに竣工というような形でなかったかなと、私の資料ではそう思っておるわけです。約5年間を要するわけでございますけれども、三豊市においては、きちっとした方向性もまだまだ出ていない。それから、スケジュール的なものもきちっとしたものは出ていない。それでは、25年3月に山本の焼却炉の契約は切れるわけですけれども、これに間に合わないことは言うまでもないと思います。本当に、私ども、市民の皆さん方は、18品目に協力して、ごみの収集に協力しておるのですけれども、果たして生ごみは将来どのようになるのかなということで非常に心配しているのが現況のように私は思っておるところでございますけれども、そのことに関して市長にお考えをお聞きしますとともに、それが間に合わなかったら、先ほど、市民部長の方から民間委託というような言葉も午前中に出たわけですけれども、そういうものも視野に入れているのかどうかという点までちょっと、市長はどうお考えかということに関してお伺いしたいと思います。時間がたっぷりございますので、市長の答弁を求めます。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) 詳細については部長から補足させますけれども、私どもは、やはり、生ごみ問題というのは真剣に考えておりまして、さまざまな研究を進めております。特に、生ごみが持つ塩分、この部分がどういうふうに影響するのか、特に肥料化の場合影響するのかということは、フルーツ王国あるいは農林水産課も含めて総力を挙げて研究をいたしております。笠田高校との研究の中でもこのテーマが大きいと思っております。
 既に米子の方で、液肥のまま、つまり、これの水分を抜かないで、液体のまま農地にまいて、塩分は関係ないという結果を持った大学の教授もいらっしゃいます。この辺のところも一つのデータでありますし、こういうのも私も現地に視察に行きまして見せていただきました。
 さらに、東京で生ごみを本格的に肥料化しておるNPO法人がありまして、ここには実は豊中町出身の方もいらっしゃいまして、大変御縁がありますので、こことは非常に連絡をしながら勉強をさせていただいております。
 よって、生ごみに関しましては、市民部のみならず、建設経済部も含めて、かなり総力を挙げてこの問題については挑戦をさせていただいております。今、我々が肥料化の中で一番厳しい点にあるのは、でき上がったものの品質が一定でないということ、毎回品質が違うということでありまして、それを農家が利用していただけるかどうかとなると、大変厳しい。今の農家からすると選択肢は厳しいものになっておるということであります。
 ですから、俗に言う現在のC級肥料ならばできる。つまり、高速道路の壁面の芝生の養生とか、そういういわゆる超一級の肥料が要らないところで、地盤改良と申しますか、そういうものならば可能なのではないかいうところまではいろんな結果から今我々の思うところにあります。
 しかし、これもまだ、そういうふうに、毎回出てくる成分の違いの部分をどのように考えるかというところが生ごみの肥料化については大変困難な部分、つまり、品質の違いと塩分をどう考えるかと、ここにあろうかと思っております。
 だから、三豊市には2カ所、JAが、御案内のように、土づくりセンターといいまして、牛ふんから肥料をつくっております。これはとてもいい肥料ができておりまして、私も当然2カ所を見に行って、JAとも話し合いをして、この中に生ごみを入れさせてくれたら物すごくいいものができるやないかというのは当然JAにも要求しておりますし、山形県の長井市でやっておりますレインボー計画も私は視察に行きましたが、ここも生ごみと牛ふんとをまぜたものが肥料として循環するというようなことで完成をしておる施設でございます。
 このあたりのことも我々は十二分に今検討は一生懸命総力を挙げてやっておるところでございます。
 もう一点は、やはり、18分別を市民の皆様にお願いをいたしました。議会にも一部、市民の皆様に負担をおかけするというのでないかなという御意見はあったことと思いますけれども、これは、三豊市民、本当に全市挙げて御協力をいただきまして、我々が思っていたよりは御不満の声が少なく、かつ、結果的には分別が徹底されるという三豊市民の市民力を見せつけていただいておるような結果になっております。
 しかしながら、さらに生ごみをそこから分別するとなると、さらなる分別プレッシャーが家庭に行くことになります。ここのところが果たして可能かどうか、これは今後市民会議の御意見も十分いただかないかんポイントになってこようかと思っております。
 特に、男性の皆さん方が家庭の生ごみ処理について奥さんに御協力いただく、こういうことが三豊市民の品格の中でやれるのならば、かなり可能性は高まってくると思いますけれども、今我々としてはまだそこまで自信が持て切れていないというところが生ごみについては難しさを感じておるのが現状でございます。
 ただ、申し上げておりますように、今、ごみの減量化は三豊市民の協力のおかげでずっと図られてきておりまして、やはり、行き着くところは生ごみになってきよるというふうに思いますので、ここは、やはり、ありとあらゆる英知を絞って、いわゆる市民サイドでできる範囲がどこら辺までか、そしてまた、生ごみから何が我々は新しくバイオマスとして利用できるものができるのか、この辺は、今後とも、総力を挙げて、限定された時間ですが、取り組んでまいりたいと考えております。
 それから、時間的な問題ですけれども、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、時間的な不測の事態にも対応できるよう、できる限り選択肢の視野を広げながら慎重に進めてまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(坂口晃一君) 市民部長 小野英樹君。
           〔市民部長(小野英樹君)登壇〕


◯市民部長(小野英樹君) 今、市長の方から御答弁をいたしましたとおりで、私の方からお答えする内容については特段ございませんけれども、ただ、南丹広域事務組合の事例をお出しいただいておりますが、これは、朝来市と養父市の広域組合ですが、ここは、処理方法として、RDF化に加えまして、バイオガス化でいこうというようなこと、それにプラス焼却施設も附帯するような形のやり方でやっていこうということで、私どもは早い時期に情報を入手いたしておりましたので、昨年、ああいう段階で、19年度ですか、早い段階で職員の方にもみんなに指示をいたしまして、出張の中で研修するようにという命令を出した記憶がございます。
 その報告も受けておりますけれども、ここは議員が情報収集しておりますので、御案内のとおりでございますが、平成19年度ぐらいから事業計画をしまして、24年度ぐらいまでに施設を完成させようということで、先ほど言いました循環型の地域計画の中で公共において施設を建設するということで決定しておるので、我々もこの地域につきましては注目をいたしておるというところの現状にあります。
 それで、ごみ処理施設につきましては、当然ながら、5億、10億という金ではなくて、数十億というお金がかかるわけですから、ここらあたりは、事業化スケジュールということは基本に考えてするのが正しいやり方でございますが、そのあたりは、やはり、それだけの投資をするということにつきましては、もう少し時間をかけて、しまったということがないような形で、我々もそのあたりについては慎重に一つ一つ、一歩一歩ステップを踏みながら決定するのがいいのじゃないだろうかと。そういった中でいかにスピード感を持ってやるか、このあたりの兼ね合わせだろうというふうに思っていますので、そういう意味では、先ほど市長が申しましたように、十二分に視野を広げる中で選択肢を持って、柔軟にできるようなことは一方では持っておかなきゃいけないと思いますので、それらにつきましては今後いろんな方面の情報収集をする中で検討していきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。再々質問はありませんか。
 13番 鴨田 偕君。


◯13番(鴨田 偕君) 市長と市民部長、慎重なる御答弁、まことに痛み入ります。
 しかしながら、このごみ問題というのはタイムリミットがあるわけでございますし、スケールメリット等々も考えながら、いろいろ考えておったら、25年3月には間に合わないことは予測されるような気が私はいたします。
 市長の先ほどの答弁の中にも、循環型社会の有機肥料、これは笠田高校、産・学・官を通じての共同事業として取り入れていこうというようなことでございますけれども、私も、公費もいただきましたし、私費も投じてヨーロッパへ視察に行ってまいりました。
 ヨーロッパのバイオマスというのですか、処理というのは、世界のトップでございます。こういうところへ行ってきて、目で肌で感じてきたことは、その地域がバイオマス処理というのですか、これに供する生活ごみは、日本のごみと資質が非常に違います。あちらのごみは、家庭の食料の残飯といいますか、それも塩分が非常に少ない。それから、それに混入される植栽の木々の葉っぱ、樹木等々が非常に多いというようなことで、私はそのときに感じてきたことは、終戦後のこの地域のタバコづくりの苗床と全く一緒でないかというぐらいの感じで帰ってきたわけでございます。だから、それを持ち帰ってみて、バイオマスの方式は三豊市のごみ処理に適するのかどうかというのは本当に危惧するところです。
 市長も心配しておったでしょう、今言うように。はっきり言って、市長もこの処理方法については少しはまだ研究しなければならないものがあるのじゃないかというふうに危惧した答弁も出ておったようですけれども……。私は書いていますよ、ここへ。市長も心配しておるようですと書いてあります。農業に使用する堆肥等々は果たして適するのかどうか、市長も心配しておるようですと私は書いてありますよ。
 そのように、先ほど言いましたように、バイオマスの処理というのは、牛ふんとか家畜から出てくるふん尿とか食品加工等々の工場なんかで出るものについてはバイオマスで処理できるというようなことは私も感じておりますけれども、果たして一般の家庭ごみが適するかどうかというのは心配しておりますし、それを研究するというような──市民部長も言うておるのですわ。早々にその方向性を打ち出したのでは、過大なる予算を費やしてはいけないというように市民部長は言うておるね。真剣に方向性を出さなければならないと思いますと言うておるでしょう。そういうように非常に心配されておる処理方法をまだまだ研究せないかん。これは時間がかかりますよ。
 だから、やはり、こういうような問題は、いろいろなものを早急に結集して、三豊市の職員、担当レベルを結集して精査していかなければ、果たして25年3月に間に合うかどうかということは危惧されます。
 ですから、市長も、先ほど、幅広く検討していきますという中には、部長が言った、民間委託も考えておりますというようなことで、とにかく、市長、市民を安心させてあげてください、協力してくれよるのですから。それだけは私はしっかり市長に進言しておきます。市長、再々質問の答弁をお願いします。


◯議長(坂口晃一君) ただ今の再々質問に対し、理事者の答弁を求めます。
 市長 横山忠始君。


◯市長(横山忠始君) 先ほど来答弁申し上げておりますように、確かに、この問題は、非常に大きな問題でありますし、また、我々の子どもたちまで影響するような、未来に係る問題でございます。ですから、あまりてきぱきやっていく気はありません。やはり、相当地固めしながら、できる限り、可能な限り研究をしていかなければいけないと思っております。
 振り返れば、3年間、鴨田議員も御案内のように、我々は、市役所問題にも取り組みましたし、原下問題にも取り組みましたし、鳥坂問題にも取り組みましたし、現在は瀬戸内学院の問題に精力的に英知を絞って取り組んでおります。一つずつ集中して解決してまいりました。瀬戸内学院の問題もそう遠くない中で結論が出てくるのではないかと思いますけれども、そういう大きな山を一つずつ越えてきて、一つずつ越えた次の待っている山がこのごみ処理場の問題ではなかろうかと思います。
 ですから、一定、瀬戸内学院問題等が落ちつきましたら、私の精力も多分こちらに集中できるのではないかと思っておりますし、集中すれば、さらにいい案もまた皆様方とともに出せると思っておりますので、次なるテーマとして出てきたなと。今回の議会に出ながら、皆様方の思いがそこら辺に集中してきよるなというのも十分に感じますし、これは議会とともに、本当に、市民の皆様方から行政を預かる者として責任のある対応をしてまいらなければならないと思っております。
 そういう意味で、昨年から笠田高校と堆肥化問題について地元の持つノウハウと合わせながらやっておりますし、昨年はいいキャベツができました。いい白菜ができました。今年はさらに予算を笠田高校により多く投資しまして──より多くといっても、そんなにがいなものではありませんけれども、去年と比べてさらに投資して、EM菌をそれに使うなり、さらなる肥料の質向上について笠田高校にもう一段研究をしていただき、それが農作物にとってどのように影響するかということを実験する段取りになってきております。
 1段ずつ我々は階段を上がれていると思っておりますので、そのあたりのことをしっかりと結果を持って、実感を持ちながらこの問題に取り組んでまいりたいと思っております。
 そして、御心配いただいております広域との話し合いも、我々が一定の形を持ったときには、今度は広域との話し合いが始まるわけであります。
 ですから、広域的な話し合いも、三観広域をはじめ、やってまいらなければならないと思っております。
 これも、どれだけの時間がかかるかというのはちょっと想定できませんけれども、そういう話し合いの場面をまたつくっていかなきゃいけない。この場面もまた出てくることは当然予測をいたしております。
 しかし、併せてお願いをいたしておりますが、広域化を言われるのならば、本当に我々市長レベルだけではやれません。やはり、ここは市民全体に影響する話ですし、市民からすると、いわゆる迷惑施設という位置づけになっております。市民を代表する議会の皆様方が挙げて、三豊市だけでなくて、いわゆる幅広く──広域と思われるのならば、その範囲の広域で、けさほど詫間議員が御質問されたように、ひとつ議会のレベルにおいても交流、意見交換、またそういうことを真剣に考える場面をつくっていただくと、これは、全県的な新しい波、ムーブメントになると確信をいたします。この辺のところも併せて皆様方の御協力をお願い申し上げる次第でございます。
 そういうことで、時間的なものをてきぱきこなしていくようなつもりは全くなく、市民部長も相当深くこの問題については分析し、審議をいたしておりますので、今しばらく十分なるお時間をいただければと思っております。
 以上です。


◯議長(坂口晃一君) 理事者の答弁は終わりました。
 13番 鴨田議員の質疑は3回を超えておりますが、会議規則第56条の規定により、特に許可します。簡潔にお願いを申し上げます。
 13番 鴨田 偕君。


◯13番(鴨田 偕君) ちょっと時間が余りましたので、議長にお願いして、再々々質問ということでございますけれども、私は質問じゃございません。
 市長からの本当にお答えは、3年間、いろいろな合併後の問題点の山積したことに対しまして鋭意努力していることに関しまして敬意を表します。
 併せまして、本年度の3月末をもって退職なさる皆様方に市民クラブを代表して感謝を申し上げておきます。どうもありがとうございました。
 終わります。


◯議長(坂口晃一君) 以上で 13番 鴨田 偕君の質問は終わりました。
 以上で、本日の会議日程はすべて終了いたしました。
 なお、次回の会議の再開は、3月26日午前9時30分といたします。
 本日は、これにて散会いたします。
 御審議、お疲れさまでした。
             〔午後 2時49分 散会〕
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