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香川県 さぬき市

平成19年第2回定例会(第2日) 本文




2007年06月21日:平成19年第2回定例会(第2日) 本文

◯議長(三好正志君)おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。


 日程第1 議案第69号から議案第71号まで
      議案第69号 政治倫理の確立のためのさぬき市長の資産等の公開に関
             する条例の一部改正について
      議案第70号 さぬき市病院事業の設置等に関する条例の一部改正につ
             いて
      議案第71号 財産の取得について
      (質疑)


◯議長(三好正志君)日程第1、議案第69号から議案第71号までを一括議題といたします。
 それでは、これより質疑に入りますが、質疑の通告はございません。よって、質疑を終了いたします。


 日程第2 一般質問


◯議長(三好正志君)日程第2、一般質問を行います。
 順次発言を許します。
 6番、高嶋正朋君。


◯6番(高嶋正朋君)はい、議長。


◯議長(三好正志君)はい、高嶋正朋君。
  〔6番(高嶋正朋君)登壇〕


◯6番(高嶋正朋君)おはようございます。それでは、6番、高嶋正朋、一般質問をさせていただきます。
 今回は、さぬき市学校再編計画(案)についての住民に対する説明とパブリックコメントについて、自動体外式除細動器(AED)配置と地域住民に対する周知と啓発について、鳥獣害防止対策についての3点について質問をさせていただきます。
 まず、さぬき市学校再編計画についてでありますが、本年4月に、さぬき市学校再編案が新聞紙上に載り市内の幼・小・中の統合再編計画が示されました。少子高齢化や財政環境の悪化、また社会環境の急激な変化に伴い、学校教育においてもいま一度見直さなくてはならない時期に来ていると考えます。
 市内の学校の児童生徒数の急激な変化、学校施設の老朽化、それに伴う耐震化対策、また、ゆとり教育からきた学力の低下や、いじめ、不登校、学校の指導面や運営面から考えた上での学校規模、配置の適正化が重要になってきます。次世代を担う子供たちの育成と今後の学校環境の充実が問われています。昨年実施したアンケート調査でも、回答者の75%の方が、学校再編の検討の必要性を示しているとのことです。
 そこで、この学校再編計画が、3月末に出された学識経験者やPTA、学校関係者らで組織する学校再編検討委員会の方からの報告結果をもとに、教育委員会から出されたところであります。計画案では、児童数予測などを基本に、幼稚園12が6、小学校が14から6へ、中学が6から4へ統合され、2015年度をめどにしているという案であります。
 基本的な考え方、小中学校の現状と課題、適正規模と再編計画、幼稚園の再編計画、小中学校、幼稚園の全体配置と新しい地域づくりという5つの項目から検討されており、地域の特色を生かしながら地域とともに考えていくという計画であると理解いたします。
 この計画案をもとに、学校・地域が協働して総合的に進めていき、学校の適正配置や施設整備についての方向性と具体的プランを示して、市の教育方針でもあるゆとりと創造性に富んだ学校教育の推進に邁進してもらいたいと考えます。
 そこで、教育長にお尋ねいたします。このさぬき市学校再編計画案をもとに、関係機関や住民に説明し、理解していただき協力していただくために、5月21日から6月14日の間、パブリックコメントを募集して多くの市民の皆様の意見を参考にするとありますが、今現状どれぐらいの意見が集まったのか。また、どのような意見があったのか、お示しください。そして、今後どのようにアプローチしてどのようなスタンスで臨まれるか、あわせてお聞かせください。
 また、再編計画に当たりましては、さぬき市全体の問題でありますことから、市長の所見もお聞かせください。
 次に、自動体外式除細動器(AED)配置と地域住民に対する周知と啓発についてであります。
 本年4月、大阪地区の春季高校野球の試合中にボールが胸に直撃して心肺停止になった投手の命を、偶然観戦していた救急救命士の方が自動体外式除細動器(AED)を用いて救ったとニュースで報じられていました。そこにはたまたまAEDが配置されており、たまたま見に来ていた使用経験者の救急救命士がいたという偶然も重なりはしましたが、AEDが1人の高校生の命を救ったのであります。
 最近、AEDが公共の施設での設置が広まりつつあり、本市においても施政方針の中にありますように、各中学校に本年は1台配置するとあります。県内においては、19年3月現在、公的施設に62カ所(空港、駅、市役所、公民館など)、学校施設に65カ所、民間施設に30カ所配備されています。そのうち、さぬき市では5カ所あります。本市においても各中学への早期の配備が望まれます。
 また、それに伴い、地域住民を含めた機器の使用の方法の講演や機器の存在等についての周知と啓発が必要となります。先ほどの高校生の事例を見ても、患者に対してすぐにAEDの使用に入ったのではなく、場所の確保、周囲の状況の把握をし、心臓マッサージと人工呼吸の心肺蘇生を施しながらAEDを使用したとあり、その最中には周りの人々の呼びかけとか励ましなどがなければ、自分1人ではできていなかったのではないかと救命士の方は言っておられるように、使用法とか周りの人の協力が必要だということです。その場にもしAEDがなければ、救急車が持ってくる間に心臓マッサージや人工呼吸等の心肺蘇生を図りながら患者に対してのケアを図らなければなりません。
 さぬき市においても、各地域の市民スポーツやスポーツ少年団の活動等がある中、体育館や野球場にこのAEDが置いてあれば、安心するのではないでしょうか。
 そこでお尋ねいたします。各中学に配置するのは、いつごろをめどとしているのか。
 そして、このAEDを地域住民や関係先の方にどのように周知するのか。
 また、高松、松島地区の23の自主防災組織が先日連携して行った防災訓練の中でも、AEDの操作を学んでいると聞いています。さぬき市においても、講習会等を開き啓発に努めるのか、お聞かせください。
 最後に、さぬき市の中山間地域においては、野生鳥獣の被害は重大な問題になっているのはご承知のとおりであります。農水省が発表した17年度の鳥獣による農作物の被害は、被害金額187億円となっており、主要な獣種別の金額では、イノシシ49億円、シカ39億円、猿14億円となっており、全国的にも大きな問題であるのは言うまでもありません。
 もちろん県やさぬき市においても、この問題に関しては深刻に受けとめ被害防止策を講じているところであります。先日も県の方が猿の生態についての調査を行っており、生態系からの防止策を考えており、今後に期待するものであります。
 ただ、気がかりなのは、中山間地域の過疎化、高齢化の進展と相まって耕作放棄や集落の崩壊等に影響を及ぼすなど、深刻な問題となっているところであります。
 そこで、農水省から、これらの状況を踏まえ野生鳥獣による農作物被害を防止するために、捕獲の担い手の育成・確保する対策、被害地域と被害が発生していない周辺地域が一体となった広域的な被害防止策、及び県域をまたがる広域地域における被害防止策を実施する鳥獣害防止対策事業要綱が、19年3月30日農水省の方から通知があり、ホームページ上で確認したところであります。
 これに関しましては、捕獲体制整備事業(捕獲にかかわる担い手の育成確保及び必要機材の整備)、地域連携ネットワーク事業(被害地域と発生していない地域が連携しての意識啓発、鳥獣被害に関心を有する者の募集及び研修、被害防止活動を行う)、広域連携事業(県をまたぐ広域地域においての被害防止対策にかかわる体制の整備、知識及び技術の向上、被害状況、行動範囲等の情報を提供する地域参加型鳥獣害情報マップの作成等、実証及び確立を行う)という3つの事業であり、市町村が事務局を務める協議会を立ち上げ、その協議会で申請すれば国の補助を受けられるということであります。県や市の取り組みとあわせて、この事業の活用を考えてみてはいかがでしょうか。
 そこでお尋ねいたします。この鳥獣害防止対策事業要綱について、どう考えているのかお聞かせください。
 以上、3点について詳細なる答弁を求めます。なお、残余の時間は再質問とさせていただきます。


◯議長(三好正志君)ただいまの6番、高嶋正朋君の一般質問に対する当局の答弁を求めます。


◯市長(大山茂樹君)議長。


◯議長(三好正志君)市長、大山茂樹君。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)おはようございます。それでは、高嶋正朋議員のご質問にお答えをいたします。
 まず、さぬき市学校再編計画(案)についてでありますが、この計画は、さぬき市の将来を担う子供たちが、安全、安心でより充実した教育を受けるための環境を整備しようとするものであります。学校の適正規模や適正配置並びに老朽化した施設の改築等は、あすのさぬき市のために計画的に取り組まなければならないものであり、教育委員会と十分に連携を図りながら、地域の皆さんのご理解とご協力を得ながら学校再編を鋭意推進してまいりたいと考えております。
 次に、自動体外式除細動器(AED)の配置と地域住民に対する周知と啓発についてであります。
 現在、さぬき市内の公的施設においては、市役所本庁に1台、長尾支所と津田支所に各1台、市内6つの中学校に各1台、津田の松原サービスエリアの上下線に各1台、社会福祉協議会志度支所、志度高校、香川東部養護学校に各1台の13施設に計14台のAEDが設置されているところであります。
 また、このAEDの操作講習会につきましては、大川広域消防本部の指導のもと、自主防災組織が行う防災訓練の際や、学校、事業所において順次講習会を実施しております。さらに、消防団員等が受講いたします普通救命講習の中でもAEDの操作講習が組み込まれており、昨年から現在まで約1,500名が受講しております。
 また、市の職員につきましても、本年3月に納入業者により講習会を実施し、現在までに486名が受講いたしております。
 今後、公共施設等へAEDを設置した場合には、市広報紙及びケーブルテレビ等を通じて設置場所を周知いたしますとともに、大川広域消防本部と協議しながら講習会を実施し、設置したAEDが有効に活用できるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、鳥獣害防止対策についてであります。野生鳥獣による被害については、さぬき市においても中山間地域を中心に農作物に多大な損害を与えており、過疎化や高齢化の進展と相まって耕作放棄や集落の崩壊等に影響を及ぼすなど、深刻な問題となっております。
 市では、平成17年度に野生猿接近警戒システムを導入するとともに、香川県農業協同組合や香川県東部農業共済組合と協力して、イノシシ用電気さく購入補助金や獣害防除ネット購入補助金等の有害鳥獣防止対策事業の予算化、市内の漁業協同組合の協力によるノリ網の斡旋、また猟友会のご協力を得て有害鳥獣の駆除を行うなどの対応とあわせて、平成13年度から県と協力しまして一般の市民の方も含め毎年獣害対策技術研修会を開催するなど、被害地域と被害が発生していない周辺地域における啓発活動、獣害対策の技術の普及等を図るとともに、獣害に遭わない作物等の選定を進めているところであります。
 こうしたことから、議員からご提言のありました国の鳥獣害防止対策事業実施要綱に基づく捕獲体制整備事業、地域連携ネットワーク事業、及び広域連携事業の3つの事業につきましては、現在実施いたしております対策と重複する部分が多いことなどから、県等の関係機関とも十分協議する中で、鳥獣害防止対策の実効性を高める方策の1つといたしまして、その実施の可能性を検討してまいりたいと考えております。
 また、これらの事業につきましては、民間企業や公益法人、地域の協議会等が事業の実施主体となりますことから、関係団体とも早急に協議をしてまいります。


◯議長(三好正志君)続きまして、教育長の答弁を求めます。


◯教育長(豊田賢明君)議長。


◯議長(三好正志君)教育長、豊田賢明君。
  〔教育長(豊田賢明君)登壇〕


◯教育長(豊田賢明君)おはようございます。高嶋議員のご質問にお答えいたします。
 さぬき市学校再編計画(案)に対する市民の皆様からのパブリックコメントの意見の数と内容についてであります。このパブリックコメントは、教育委員会の基本的な施策等の策定に当たり、その趣旨、目的、内容等必要な事項を広く公表し、市民の皆様から寄せられたご意見を考慮し、再編計画に反映していこうとするものです。
 今回のパブリックコメントは、先月21日から今月の14日まで、市ホームページ上や各支所において実施いたしました。寄せられた意見の数は4通であり、その内容は学校再編計画(案)の内容に関するもののほか、再編の賛否にかかわるもの、教育方針、情報公開等であります。お寄せいただきましたこの貴重なご意見は、今後取りまとめ考え方を整理し公表することとしています。
 次に、学校再編計画のこれからの取り組みについてであります。今月29日から7月11日までの期間で、市内6カ所において地元説明会を開催する予定にしております。再編計画(案)を市民の皆様に直接説明申し上げ、ご意見を拝聴したいと考えております。
 次に、各地域ごとに学校関係者や自治会の皆様を含めた地域協議会を立ち上げ、再編計画(案)をもとに具体的な取り組みについて協議していきたいと考えております。
 計画の実施までにはさまざまな課題や協議を重ねていく事柄が数多くありますが、地域の皆様のご理解を得て進めてまいりたいと考えております。
 次に、AEDの中学校への配置についてであります。本年5月末に中学校の学校教育活動中の緊急対応用として6つの中学校にそれぞれ1台ずつ配置いたしました。
 次に、AEDの周知についてであります。AEDは中学校の保健室または職員室に置いておりまして、配置に当たって各中学校の教職員に対し順次使用方法の講習を行っているところであり、生徒の活動中の不測の事態に対応できるようにしているところであります。


◯議長(三好正志君)以上で当局の答弁は終わりました。再質問はございませんか。


◯6番(高嶋正朋君)はい、議長。


◯議長(三好正志君)はい、高嶋正朋君。
  〔6番(高嶋正朋君)登壇〕


◯6番(高嶋正朋君)それでは、再質問をさせていただきます。学校再編関係については、まずパブリックコメントについてでありますが、4通ということであり、多いとは言えません。やはりまだ時間的に十分理解されていない部分もあり、これをもって学校再編についての意見を持っていないのではなく、これ以外の意見の集約を今後地元説明会で吸い上げたり、地域協議会を立ち上げた中で大いに議論を交わせるよう、また今後も学校再編の意見等が市民から寄せられた折には、それを集約して生かせるよう要望しておきます。
 学校再編の今後の取り組みについてでありますが、今月6月29日から7月11日までの期間で行われる地元説明会において、市民の皆様に1人でも多くの理解を得るために周知、動員等をどのように行い、また、どのような方を対象に集めるのか、お聞かせください。
 また、市長の所見についてでありますが、さぬき市の将来を担う子供たちに対して、財政面だけの再編ではなく、今でき得る最上の環境整備を教育委員会とともにやっていただき、さぬき市で安心して教育を受けられるようにすることが、定住者確保につながると考えます。その点について、市長の考えをお聞かせください。
 自動体外式除細動器(AED)配置と住民に対する周知と啓発についてでありますが、今後も特に自主防災組織等が行う防災訓練や学校、事業所においての講習会の実施を続けてもらい、広く住民に知らせていただき、緊急事態への備えができればと考えます。
 そこでお尋ねいたします。市内の大きな催し物、スポーツ大会等においての貸し出しとか設置の要望とかがあればどうするのか、お聞かせください。
 中学校への配置でありますが、これについてはもう配置済みということで、今後は不測の事態に対する対応を十分できるよう、講習会等を続けていただけるように要望しておきます。
 最後に、鳥獣害対策防止事業実施要綱への取り組みについてでありますが、当然県はもちろん農協、漁協、猟友会等と協力して対策について協議し、補助金等での電気さく、防護ネット等の設置を行っていますが、まだまだやらなくてはなりません。今後十分に県や関係機関と協議して、使えるものは使って1つでも多くの地域へ対策が講じられ、鳥獣被害が減ることを願い、今後も防止対策に取り組んでいただくよう要望しておきます。
 以上、3点の再質問について答弁を求めます。


◯議長(三好正志君)当局の答弁。
 市長、大山茂樹君。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)高嶋議員の再質問にお答えをいたしたいと思います。
 まず初めに、学校再編計画を今後進める上でのご要望といいますか、留意すべき点についてのご質問でございます。
 議員ご指摘のように、この学校再編については先ほどもご答弁申し上げましたけれども、将来のさぬき市を担う子供たちが本当に健全に育つための環境を整備するという観点から進めていきたいというふうに考えております。その中では、当然財政面だけですべてが解決するというふうには思っておりません。しかしながら、財政面のことも全く無視をしてこの再編計画が進められるものでもないということは、ご理解をいただきたいと思っております。
 これから地域が本当に発展していくためには、いろんなキーワード、いろんなことをやっていかなくてはいけないと思いますけれども、私はその1つとして、やはり子供たちがそこで本当にすくすくと育つ、そういった環境を整備するというのが重要な1点であるというふうに考えておりますので、財政面のことも念頭に置きながら、そういった形でこの学校再編計画については取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 2番目のAEDに関するお尋ねでございます。おっしゃるとおり、せっかくそういったすぐれた機器を設置しても、実際に使えないと何もなりません。そういった意味からは、いろんな場面でそういった講習等をできるだけ多くの方に体験をしていただきまして、その場に居合わせたときに1人でも多くの人がそれを使えるようにすることは非常に大事だというふうに考えております。
 具体的なご質問として、大きなイベントがあった場合に、どこかにあるAEDを貸し出す考えはないのかということでございますが、今のところそれぞれの施設に必要だということでAEDが配置されておりますので、一時的にせよほかのところへ貸し出すということになりますと、そこのところの対応というのが問題になるケースもあろうかと思います。しかし、そういったことがなければ、貸し出しについても積極的に前向きに考えるということも必要でないかというふうに思っておりますので、今置いている場所の必要性等も検討しながら、今後考えてまいりたいというふうに考えております。
 最後に、鳥獣害の話でございますが、おっしゃるように、このさぬき市におきましても平成17年度はイノシシとか猿とかカラスとか、いろんなものを含めて9,000何万円かの被害が出ております。これは18年度にいろんな対策を講じたということもありまして、5,000数百万円まで被害そのものは減ってはきておりますけれども、まだまだそういった被害があるという認識は持つ必要があるというふうに考えております。
 そういった意味では、いろんな知恵を集めてこれを本当に少しでも少なくして、中山間地域における今後の発展といいますか、そこの農業振興につなげていく必要があるというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(三好正志君)教育長。


◯教育長(豊田賢明君)はい、議長。
  〔教育長(豊田賢明君)登壇〕


◯教育長(豊田賢明君)高嶋議員の再質問にお答えいたします。
 地元説明会は、今回策定しましたさぬき市学校再編計画(案)の内容を具体的に地域の皆様に説明する最初の機会であり、少しでも多くの皆様にお越しいただきたいと考えております。
 そこで、まず周知の方法についてでありますが、市広報7月号の折り込みで市内全戸へのチラシを配布、これはもう間もなく届くか届いていると思います。
 次に、市CATV、市ホームページ、新聞社等報道機関に対して周知を図っているところであります。また、各自治会長、PTA会長へも別途案内をさせていただいており、参加についてお願いをしているところです。
 対象者は、保護者の皆様を初め全市民の方を対象としております。
 以上です。


◯議長(三好正志君)答弁は終わりましたが、再々質問はありますか。


◯6番(高嶋正朋君)終わります。


◯議長(三好正志君)以上で6番、高嶋正朋君の一般質問は終わりました。
 次に、5番、江村信介君の発言を許します。


◯5番(江村信介君)はい、議長。


◯議長(三好正志君)江村信介君。
  〔5番(江村信介君)登壇〕


◯5番(江村信介君)5番、江村信介、通告に基づき一般質問を行います。
 初めに、今国会で可決成立されました地方財政健全化法に基づく、さぬき市の今後の行財政改革の取り組みについてお伺いいたします。
 地方分権化が進む中、多くの自治体が、歳入の減少の一方で少子高齢化に伴う福祉関係経費の増加や地方債の返済に苦しみ、非常に厳しい財政状況にあります。
 また、各地方自治体は、悪化した財政の健全化と住民から信頼される財政運営の確保をするため、投資的事業の縮小や人件費の抑制など、行財政改革を最優先で取り組んでおります。
 しかし、残念ながら一般会計は黒字で一見問題ないように見える団体であっても、国民健康保険や病院、観光事業などの特別会計に赤字や借金がたまっている団体、あるいは地方公社や第3セクターの運営に問題を抱えている団体など、潜在的な財政悪化の要因を抱えたままの自治体もあります。
 我がまちの真の財政状況がどうなっているのかよくわからないままに、最後は国が何とかしてくれるのではないか、そういう漠然とした意識でとりあえず問題を先送りしているという自治体も少なからずあり、また、昨年末より現行の再建法の問題点が強く指摘され始め、このような状況を踏まえて、総務省では昨年新しい地方財政再生制度研究会において新たな法制度の検討を行い、昨年12月の同研究会の報告をもとに、これまでの地方自治体の財政破綻については国が監督して再建する仕組みを定めている1955年の地方財政再建促進特別措置法にかわり、地方財政健全化法案をまとめ今国会で提出し、審議、可決成立されました。
 この法律は、地方公共団体の財政の健全性に関する比率の公表の制度を設け、その比率に応じて地方公共団体が財政健全化計画等を策定する制度を定めるとともに、当該計画の実施の促進を図るための行財政上の措置を講ずることにより、地方公共団体の財政の健全化に資することを目的としております。
 また、概要については、第1は健全化判断比率の公表に関する義務付けであります。
 地方公共団体の長は、毎年度前年度の決算の提出を受けた後、速やかに健全化判断比率及びその算定基礎を記載した書類を監査委員の審査に付し、その意見を付けて当該比率を議会に報告し、かつ公表しなければならないということになっております。
 第2に、財政の早期健全化に対する取り組みであります。地方公共団体は、健全化判断比率のいずれかが早期健全化基準以上である場合には、議会の議決を経て財政健全化計画を定めなければならないこととなっております。
 また、毎年度計画の実施状況を議会に報告し、かつ公表しなければならないこととなっております。
 第3は、財政の再生に関する内容であります。地方公共団体は、再生判断比率のいずれかが財政再生基準以上である場合には、議会の議決を経て財政再生計画を定めなければならないこととなっております。
 また、財政再生計画については、総務大臣に協議しその同意を求めることができることとなっております。
 第4は、公営企業の経営の健全化に関する事項であります。公営企業を経営する地方公共団体の長は、毎年当該公営企業の前年度の決算の提出を受けた後、速やかに資金不足、比率等を監査委員の審査に付し、その意見を付けて当該比率を議会に報告し、かつ公表しなければならないこととなっております。
 また、資金不足比率が経営健全化比率以上である場合には、議会の議決を経て経営健全化計画を定めなければならないこととなっております。
 つまり、現行制度は破綻した自治体を再建しようとする制度に対し、今国会で成立した制度は、財政の早期健全化と財政の再生の2段階とすることで、破綻以前に健全化の方策を検討、実行する破綻予防に転換した制度であります。
 また、財政を健全に運営するためには、財政状況を的確に自治体職員及び議会が正確に認識するとともに、住民もみずからのまちの財政が、真の財政がどのような状態なのかについて認識を共有することが重要であることから、財政の悪化状況を見きわめる4つの健全判断指数を情報公開することを義務付けております。
 そして、最も大きな転換は、これまでほぼ一般会計のみを対象としてきた現行制度の指針が、これまで対象にしてこなかった国民健康保険を初めとする各事業会計や公営企業、一部事務組合、第3セクターの不良債務などもチェックの対象となっている点であります。
 具体的には、一般会計などの赤字の標準財政規模に対する割合を示す実質赤字比率。2、公営企業会計も含めた実質赤字比率を示す連結実質赤字比率。3、一般会計で負担する公債の返済に要する額の比率を示す実質公債比率。4、退職金、地方3公社、第3セクターなど、自治体が出資している法人の負債のうち自治体が負担すべき額などの合計の比率を示す将来負担比率の4指針であります。同法は、2008年度予算の決算から適用されることとなっております。
 さぬき市においても課題は山積であり、行財政改革の速度を増さなければならないことは、市長もご承知のとおりと思います。同法施行に当たり、今後財政健全化法に基づき財政健全化を進めていくためには、例えば市長直轄の仮称行財政改革推進室などの専門的な組織編成を行い推進体制の強化が必要と思われるが、市長のお考えをお伺いいたします。
 次に、教育長にお伺いいたします。教育サポート制度の導入についてお伺いいたします。
 文部科学省は、企業を退職した団塊の世代の人材を教育分野で活用するため、教育サポーターの資格を2008年度にも創設する方針を固めました。一定の研修を経て学校での指導法などを学んだ人をサポーターに認定するものであります。教員の実績経験がないものの、能力などにお墨付きを与えることで、意欲がありすぐれた知識や技術を持つ人が教育現場で活躍するチャンスを広げるのがねらいであります。と同時に、成長過程にある子供たちにとっても、社会経験が豊かな人とのかかわりあいを持つことは、好影響を与えます。文部科学省は来年度から教育サポーター制度を創設し、各地域や自治体の後押しをしようと計画しております。
 一方、国の動きに先駆け、既にこのサポーター制度を導入している大阪市や名古屋市のような事例もあります。大阪市では、なにわっ子学びのサポーター事業として、大阪市教育委員会が市立の学校や幼稚園で、市民の方が持つさまざまな知識、技能、あるいは豊かな経験を授業などに生かすため、ボランティアを募集しております。主に大阪市内で活躍されるスポーツ選手、またコンピューター技術者、伝統芸能、伝統工芸等の技能者、芸術家、弁護士など、あるいは各校区に在住するさまざまな知識、技能を擁する方々の能力を得て、例えば授業で国際交流や海外勤務経験の話をしたり、地域の伝統文化の紹介をお願いしたりしております。
 また、名古屋市では、自分の学習成果や特技、能力などをボランティアとして生かしたいという市民の方々を募集、登録することにより、教育や生涯学習に関するボランティアの指導、支援を必要とする地域や学校、放課後学級などからの求めに応じて情報を提供する教育サポーターネットワーク制度を始めております。
 そこでお伺いいたします。さぬき市においても教育サポーター制度の導入、またこのような制度が生かせる環境づくりに積極的に取り組んではどうかとご提案したいが、教育長のご答弁をお伺いいたします。
 なお、残余時間は再質問とさせていただきます。


◯議長(三好正志君)ただいまの5番、江村信介君の一般質問に対する当局の答弁を求めます。


◯市長(大山茂樹君)議長。


◯議長(三好正志君)市長、大山茂樹君。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)江村信介議員のご質問にお答えいたします。
 先ほど詳しくご説明をいただきましたが、先週の金曜日6月15日に可決成立いたしました地方公共団体の財政の健全化に関する法律は、地方公共団体の財政の健全性を判断するため、具体的には4つの指標、これは比率でございますが、実質赤字比率とか連結実質赤字比率等を含んだ4つの比率を公表する制度を設けまして、これらの指標に応じて地方公共団体が早期に財政の健全化等を図ることや、公営企業の経営の健全化を図るための計画策定等について定めているものであります。この法律の施行期日は、指標の公表については法律の公布後1年以内に政令で定める日から、その他の規定につきましては平成21年4月1日からの施行となっておりますが、実質的には平成20年度の予算の決算をもとに適用されることになると考えております。
 この法律の実効性を担保する政省令等は本年中には決まる予定であることから、現段階では具体的な健全度の判断基準が明らかになっていないため、断定的なことは申し上げることはできませんが、財政の健全度を測る指標の公表と、財政破綻を生じる前に自主的に財政の健全化を図るという法律の趣旨につきましては、理解しているところでありますが、地方公共団体間の財政格差が明確にあらわれている昨今、一律な指標のもとで国や県の関与が制度化されるということについては、地方分権の流れと乖離をする部分もあるのではないかと考えております。
 ご指摘にもありましたけれども、本市の財政状況は極めて厳しいものとなっておりまして、昨年の12月に策定しました財政収支見込みにおきましては、今後5年間でおよそ40億円の財源不足が見込まれていることから、この法律のいかんにかかわらず、本市におきましては本年中に財政の抜本的な健全化策を策定することにしておりますが、この財政健全化策につきましては、行財政改革に関する取り組みと同様に、特に行政改革に対する取り組みと同様に、その策定後の進捗管理が極めて重要だというふうに考えております。したがいまして、財政健全化を含む行財政改革の推進体制につきましては、今後いわゆる地方財政健全化法の制度の詳細な部分が判明した段階で、必要に応じて効率的な組織機構を検討する中で判断をしてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、今後すべての会計の連結実質収支比率や一部事務組合、また土地開発公社、第3セクターなど、幅広い分野を含めた将来負担の比率を基準とする新たな指標が設定されることになりますことから、これらの指標の改善に向けまして、これまで以上に全庁的に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。


◯議長(三好正志君)続きまして、教育長の答弁を求めます。


◯教育長(豊田賢明君)議長。


◯議長(三好正志君)教育長、豊田賢明君。
  〔教育長(豊田賢明君)登壇〕


◯教育長(豊田賢明君)江村議員のご質問にお答えいたします。
 近年、子供が育つ環境の急激な変化及び子供を取り巻くさまざまな事件が多発していることは、だれもが感じているところであります。このような中で、家庭教育を含め地域の教育力の向上が必要不可欠であると感じています。この教育サポーター制度は、平成19年度より文部科学省に教育サポーター制度創設検討委員会を設置して制度のあり方等について調査・検討し、標準的な制度を提示するとともに、都道府県教育委員会等で試行し、その成果を検討した上で全国に普及する予定となっているようでございます。
 高齢者や団塊世代が、これまでの職業や学習を通じて養った経験を生かして社会参加活動を行うことは、すばらしいことであると考えております。しかしながら、文部科学省でも現時点では方針であり、活用するための経費等条件については確定しておらず、今後の推移を見守る必要があると考えています。
 いずれにせよ、このような制度は今後の学校教育、子供の居場所づくり、総合型地域スポーツクラブ等に活用できる可能性もありますことから、今後の動向に注意したいと考えております。


◯議長(三好正志君)以上で当局の答弁は終わりました。再質問はございませんか。


◯5番(江村信介君)はい、議長。


◯議長(三好正志君)5番、江村信介君。
  〔5番(江村信介君)登壇〕


◯5番(江村信介君)それでは、再質問させていただきます。
 法律の趣旨については理解できるものの、地方財政の格差が明確にあらわれている昨今、一律な指標のもとで国・県の関与が制度化されることについては、地方分権の流れと少し乖離する部分もあるのではないかと考えておりますとの、一見批判的な意見とも受け取られる所見を述べられました。
 しかし、私は市長はさぬき市の行財政改革の最高責任者としての並々ならぬ、我が地域は私が再生させるとの非常に力強いご決意と責任をお持ちであるからこそ、このような発言をされたのではないかと深く確信いたしております。
 そこで、再質問をさせていただきます。この法律のいかんにかかわらず、本年度中に財政の抜本的な健全化策を作成されるということでありますが、この抜本的な健全化策とはどのような健全策をお考えか、また、一般会計を含みさぬき市のどの範囲までの財政収支を含めた抜本的な健全化策を策定されようとしていられるのか、お伺いいたします。
 さらに、今後全会計の連結実質収支比率、将来負担比率の指標の改善に向け全庁的に全力で取り組むとのご答弁でありましたが、指標の改善のためにも、この18年度決算よりこの4つの指標を取り入れた財政分析を今後のモデルとして議会に報告されることを強く要望するが、市長のお考えをお伺いいたします。
 なお、残余時間については再々質問とさせていただきます。


◯議長(三好正志君)ただいまの再質問に対する当局の答弁を求めます。


◯市長(大山茂樹君)議長。


◯議長(三好正志君)市長。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)江村議員の再質問にお答えをしたいと思います。
 まず、質問ではなかったんですけれども、私が先ほど申し上げた、一定趣旨については理解できるけれども、一律な指標によって国とか県が関与する制度をつくるというのは、地方分権の流れに乖離するのではないかというふうに申し上げましたのは、財政のいろんな指標というのは中身があるんだろうと思います。本当に住民に情報公開がされなくて、住民の方がそんなに望んでない、そういったものにお金をつぎ込んで、そのために財政が危うくなるというふうなことは、これはあってはならないことだと思います。ただ、残念なことに今の地方財政の仕組みの中では、住民のために必要なもの、それをつくるためにもやはり借金をしてその財政負担を負わないかんというふうな場合もあろうかと思います。ですから、同じ指標で見ても、同じ指標が出ても、中身によればそれは苦しくてもやらないかん事業については国や県からそういう一律的な規制を受けるというのは、地方分権には反するのではないかと、そういう意味で申し上げました。
 そういった意味から、できるだけ国とか県のそういう関与を受けないためにも、市としてできることをまずやろうということで、昨年から向こう5年間の財政収支見込みを算定し、残念ながらその時点では5年間で約40億円という非常に大きい財源不足が生じるようになったわけであります。それで、それを何とか解消するために、今年中、今年度中どちらになるかわかりませんけども、来年度予算から反映さすためには、この12月までといいますか、本年中にはその抜本的になるかどうかというのはこれからの課題でありますけれども、来年度の予算に反映できる財政の健全化策をぜひどうしてもつくっていきたいというふうに考えているところであります。
 その範囲についてはどうかというふうな話でございますけれども、当然のことながら、さぬき市が関与している一般会計はもとより特別会計、それから病院、水道、そういった事業会計も含めて、さらには土地開発公社でありますとか第3セクター、できるだけ範囲は広げたいと思いますけれども、まずは足元からできるものを検討して1つ1つやっていきたいというふうに考えておりますので、その全体像につきましては今少し時間をいただければありがたいなというふうに思っております。
 それから、18年度決算、これ18年度終わりましていろんな整理が今からできるわけでございますが、その18年度決算に基づいて、ご質問の趣旨はこの健全化法で示すような4つの指標をはめ込んでつくってみて、それを議会の方に公表したらどうかという趣旨だろうと思います。今のところ、先ほど申し上げましたけれども、この指標のつくり方についても、まだ政省令が出ておりませんのではっきりしていない部分があります。ご承知のように、新聞によりますといわゆる赤字団体というのが全国で164市町村あるというふうな記事も出ておりますし、また別の新聞では78市町村ということで、指標のつかまえ方によってこれはかなり今のところは幅があるというふうに考えております。
 そういう意味で、この4つの指標としての数字をお示しすることができるかどうかというのは、今の時点ではちょっとわからない部分があるんですけれども、18年度決算の中でこういった、その中で一定の指標としてはこういう指標になりますということについては、この決算を公表するときに当然議会の皆さんにも市民の皆さんにも公表をしていきたいというふうに考えております。


◯議長(三好正志君)再質問に対する答弁は終わりましたが、再々質問はありますか。


◯5番(江村信介君)はい、議長。


◯議長(三好正志君)5番、江村信介君。
  〔5番(江村信介君)登壇〕


◯5番(江村信介君)それでは、再々質問させていただきます。
 先ほど市長は、18年度決算からもできる限り4指針を含めた財政健全化に基づく比率を公表される、したいという旨をご表明されましたけども、ぜひ、実はこの財政というのは非常に専門用語、また難しい言葉、またどういう観点からの言葉なのかというのが非常に住民の皆さんにはわかりづらい文言がたくさんあります。そういったものを市民の皆さんが、だれが読んでもわかるような、また見てすごく肌で感じられるような、財政がわかるような示し方を、ぜひこの18年度決算において市長を中心に市民の皆様に公表されることを強く要望して私の一般質問を終わります。


◯議長(三好正志君)市長、答弁ありますか。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)一般質問を終わってしまわれたので、何を今申すという話になるわけですけれども、先ほど申し上げたのは、18年度決算で今回の健全化法が示している4つの指標を含めてというふうにおっしゃいましたけれども、それを4つの指標の形でできるかどうかについては、ちょっと今確固たることは申し上げられませんので、18年度決算を示すときに、今おっしゃったように今の市の財政状況がどういうふうになっているのか、特に一般会計だけ今まで中心的にやってきましたので、特別会計はどうかとか、そういうふうにわかりやすく、できるだけ実態が反映できるような、そういう公表をしてまいりたいと思いますので、ご理解いただいたらと思います。
 以上です。


◯議長(三好正志君)以上で5番、江村信介君の一般質問は終わりました。
 この際、暫時休憩いたします。

             午前10時31分 休憩
   ────────────────────────────────
             午前10時45分 再開



◯議長(三好正志君)休憩前に引き続いて一般質問を続行いたします。
 1番、大村一彦君の発言を許します。


◯1番(大村一彦君)議長。


◯議長(三好正志君)1番、大村一彦君。
  〔1番(大村一彦君)登壇〕


◯1番(大村一彦君)おはようございます。1番、大村一彦、1点のみについて一般質問させていただきます。
 県立白鳥病院附属津田診療所の平成21年度以降のさぬき市における運営についてであります。
 ご承知のとおり、平成18年2月の香川県議会におきまして、知事は医師の確保が困難なこと等により平成19年3月31日をもって津田病院を廃止せざるを得ないと発表いたしました。そして、19年4月1日からは、廃止後の津田病院を利用し無償の診療所を設置するとの方向を示しました。本年4月よりそのようになっているところでございます。
 その県議会で知事は、平成21年度以降、新たにさぬき市が診療所を建築してと答弁をしていますが、そのためには平成20年度中に建築をしなければ、地域医療に空白期間を生じさせるおそれがありますが、市としてどのように対応されるおつもりか、お尋ねをいたします。


◯議長(三好正志君)ただいまの、1番、大村一彦君の一般質問に対する当局の答弁を求めます。


◯市長(大山茂樹君)議長。


◯議長(三好正志君)市長、大山茂樹君。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)大村一彦議員のご質問にお答えをいたします。
 質問にもありましたけれども、県立の津田病院については残念ながら本年3月末をもって廃止をされ、4月1日からは入院の病床を持たない県立病院附属津田診療所として、内科、整形外科、リハビリテーション科の診療が行われているところであります。そして、2年後の平成21年4月からは、これをさぬき市が継承するということにいたしているところであります。
 市におきましては、当面は現在県の方で運営をしておりますこの診療所の運営状況等を十分見きわめながら、真に住民ニーズに即した診療所を開設するための検討を行う必要があるというふうに考えておりまして、今後の状況に応じまして現在の県の診療所の施設、設備の活用も視野に入れながら柔軟に対応してまいりたいというふうに考えております。
 こうしたことから、ご質問がありました新たな市の診療所の建設につきましては、市民病院の内部に専門のプロジェクトチーム等を設置いたしまして、市議会や市民の皆さんのご意見も十分お聞きする中で、住民ニーズを踏まえた具体的な検討を進めることとし、津田地区を初めとする地域の医療に空白期間が生じることがないよう、全力で努めてまいりたいと考えております。


◯議長(三好正志君)以上で当局の答弁は終わりました。
 再質問はございませんか。


◯1番(大村一彦君)議長。


◯議長(三好正志君)大村一彦君。
  〔1番(大村一彦君)登壇〕


◯1番(大村一彦君)再質問をさせていただきます。今後の状況に応じて現在の県の診療所の施設、設備の活用も視野に入れながら柔軟な対応をしたいとの答弁でありますが、平成20年度中の建築にはこだわらないということでしょうか。
 ここは東讃福祉事務所の移転先でもありますので、県の出先機関が設置をされるということは、地域住民の利便性もさることながら地域の活性化にもつながるものと思われますので、今後とも地域の皆さんや市議会、県との協議を十分に行い、円滑な継承が早期に行われますようお願いをいたします。


◯市長(大山茂樹君)議長。


◯議長(三好正志君)市長。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)大村議員の再質問にお答えをいたしたいと思います。
 先ほどご質問にもありましたけれども、県が津田病院を廃止した理由の中で、医師の確保が非常に難しいという、そういったことを知事が県議会の方でご答弁をされたということは承知をいたしております。
 そのぐらいあの地域で病院をつくることは県でさえ難しい、そういう状況の中で、市としては地域の住民をほうっておけないという気持ちから、これを引き受けて何とか診療所としてでもやっていこうと、そういうことで取り組んできたというふうに私は理解をしております。
 新築に当たっては、県の方からも応分の支援をいただけるというお話は聞いておりますので、新築について私も今それを否定するつもりはありません。しかしながら、今現在の診療所で例えば住民の方がどういった診療所があったらいいな、こういうところを変えてもらいたい、そういうお気持ちもあるかもわかりません。そういったことを十分検討して、新築するにしてもそういった意見を踏まえれるところは踏まえたいということから、必ずしも21年の4月からもうすべて新築をするようにするということまでは、やはり市の方の判断に任せてほしいと。例えば1年ぐらいその時期がずれても、その期間は今の県が行っている診療所を使わせてもらえるようなことも県にもお願いしたいと思います。
 要は、今回の津田の診療所が真の意味で地域の方の役に立つような、そういうことにしたいという観点から柔軟に対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(三好正志君)大村議員、再々質問はありませんか。


◯1番(大村一彦君)終わります。


◯議長(三好正志君)以上で1番、大村一彦君の一般質問は終わりました。
 次に、2番、名倉 毅君の発言を許します。


◯2番(名倉 毅君)議長。


◯議長(三好正志君)2番、名倉 毅君。
  〔2番(名倉 毅君)登壇〕


◯2番(名倉 毅君)おはようございます。市民ネットワーク、詳しくは、政治は私たち市民の問題ネットワークというものをつくっておりますけれども、それを代表して市民病院に関して市長さんの政治責任について質問します。
 市民病院は議会で議決していなかったのかもしれませんけれども、前市長は現在地で着工の方針のもとで既に一部事業に着手していたと思われる節がございます。周辺に住む人は、転居している人がいます。
 また、選挙中、ある市民から泣きながら私に電話がありました。ここに市民病院が建つから協力して立ち退いてください、さぬき市がよくなるんでしょう、だから協力するのは当然でしょう、安い市民市営住宅だったから生活は安定していたんですけれども、今は非常に高いアパートに住んで生活が苦しいです。しかし、世のため人のためさぬき市のためと自分に言い聞かせていましたが、今ごろになってオレンジタウンに行くなんてと、電話の相手方は向こうで泣いていました。
 また、近くの土地所有者に対して市の職員は地価を提示して買収の交渉をしている節がございます。こうした一連の行為は、行政の継続性を考えれば、これはもう現在地で建設するという前市長の方針を市長さんはそのまま受け継ぐべきだったと思います。だからこそ、投票も無投票だったんだと思われます。公約にオレンジタウン建設を盛んに訴えていれば、大激戦の選挙になったのではないでしょうか。
 市長さん、その上あなたの選挙運動、ちょっと不自然でした。津田出身ですけれども、選挙事務所はさぬき市のどこへつくっても違法ではありませんが、しかし津田の松原あたりにつくったのが私は一番自然だと思うんです。オレンジタウンに選挙事務所ができ、当選すると公約もしていないオレンジタウンに市民病院をつくるんだといって市民を慌てさせました。反対運動が盛り上がり、反対署名は2万以上と聞いております。
 さらに市民をびっくりさせるようなことがありました。市民のみんなは議会が百条委員会をつくってこれを調査すると思っていたんですけれども、何か市長さんと不動産会社どうなってるのとか、調査すると思っていたんですけど、秘密会だ秘密会だというて何か闇から闇へと、私よくわからないわけです。何を秘密にしたのか、情報公開をみんなにすべきだと思います。情報公開というものは、民主主義を守り育てて進めていくものです。
 市長さん、地方自治は民主主義の学校なのです。市長さんの考えや選挙運動等すべて情報公開をお願いします。市民全員かたずをのんで市長さんの生の声を聞きたがっています。よろしくお願いします。


◯議長(三好正志君)ただいまの、2番、名倉 毅君の一般質問に対する当局の答弁を求めます。


◯市長(大山茂樹君)議長。


◯議長(三好正志君)市長、大山茂樹君。
  〔市長(大山茂樹君)登壇〕


◯市長(大山茂樹君)それでは、名倉 毅議員のご質問にお答えをいたします。
 ご質問のありましたさぬき市の市民病院につきましては、これまで市議会におきますさぬき市民病院施設建設特別委員会を中心にして、その建てかえ場所等について議論を重ね、さぬき市の極めて厳しい財政状況のもとでは、市民病院に100億円を超える投資というのは不可能に近い、そういった現実を認識せざるを得ない中で、県立津田病院廃止後のさぬき市を含む大川保健医療圏における地域医療の中核病院を何とか存続したい、そういった住民の方の気持ちもあって、その可能性について鋭意検討を行ってきたつもりであります。
 その検討過程の中で、用地費とか浄化槽設置費等が現在地に、また現在地周辺に比べて削減できる、そういった理由があったということで、オレンジタウンの南部を市民病院を建てかえる場合の候補地の1つとしたものであり、今後も現在地周辺も含めて、市民のための病院を建設するため、最大限の努力をしてまいりたいというふうに考えております。
 なお、私の選挙運動並びに選挙事務所の設置場所等についてまでご意見をいただきまして恐縮をいたしております。繰り返しになりますが、私が今なすべきことは、情報を公開し市議会の皆さんはもとより、できるだけ多くの市民の皆さんのコンセンサスを得て、市民病院の建てかえ問題について、その建てる建てないも含め早期に結論を出すことであり、それが私のとるべき政治責任と考えているところであります。


◯議長(三好正志君)以上で当局の答弁は終わりました。再質問はございませんか。


◯2番(名倉 毅君)はい。


◯議長(三好正志君)2番、名倉 毅君。
  〔2番(名倉 毅君)登壇〕


◯2番(名倉 毅君)再質問というんではないんですけど、これを出したらどのあたりに配るんですか。一般通告したら、さぬき市外の人からも電話があるし、市内の津田の人からも、おまえ津田やのに津田の市長さん支持せえよと、私この件についてはあれですけど、それ以外は余り知らないんでね、特に去年初めてやったんです。
  〔発言する者あり〕


◯議長(三好正志君)名倉議員、当局への質問だけにしてください。


◯2番(名倉 毅君)だからほかへ、部内で置いてほしいということ、こういう一般通告書はね。ほかのとこへ出したら私もプレッシャーがかかって、質問でないかもしれませんけど、失礼しました。
  〔発言する者あり〕


◯議長(三好正志君)以上で、2番、名倉 毅君の一般質問は終わりました。
 以上で本日の日程は終了いたしました。
 なお、6月22日の本会議は、午前9時30分から会議を開きます。
 本日はこれにて散会いたします。

             午前11時02分 散会