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香川県 善通寺市

平成23年 9月定例会 付議事件及び報告 議案第4号




議案第4号

善通寺市景観条例の制定について

善通寺市景観条例

目次
第1章

総則(第1条-第5条)

第2章

景観計画(第6条-第9条)

第3章

行為の届出等(第10条-第15条)

第4章

景観重要建造物(第16条・第17条)

第5章

景観重要樹木(第18条・第19条)

第6章

表彰(第20条)

第7章

景観審議会(第21条)

第8章

雑則(第22条)

附則

第1章

総則

(目的)
第1条

この条例は,本市における良好な景観の形成に関する基本的事項,景観法(平成

16年法律第110号。以下「法」という。)の規定に基づく行為の届出に係る事項そ
の他必要な事項を定めることにより,市民,事業者及び市が協働して景観施策を推進し,
もって地域資源を活かした個性的で魅力あるまちづくりに寄与することを目的とする。
(定義)
第2条

この条例において,次の各号に掲げる用語の意義は,それぞれ当該各号に定める

ところによる。


景観形成



建築物

良好な景観を保全し,育成し,及び創造することをいう。
建築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第1号に規定する建築物

をいう。


工作物

土地又は建築物に定着し,又は継続して設置される建築物以外のものであ

って規則で定めるものをいう。


市民

市内に住所を有する者及び市内に土地,建築物,工作物その他の景観に係る

ものを所有する者をいう。


事業者

市内において事業活動を行う者をいう。

(市の責務)
第3条


市は,景観形成を推進するため,必要な施策を総合的に実施しなければならない。

市は,前項の施策の実施に当たっては,市民,事業者及び専門家の意見が反映される
よう努めなければならない。



市は,公共施設等の整備を行う場合には,景観形成において先導的役割を果たすよう
努めなければならない。



市は,市民及び事業者に対し,景観形成に関する啓発及び知識の普及を図るため,必
要な措置を講じなければならない。



市は,国及び他の地方公共団体並びに規則に定める団体に対し,景観形成に寄与する
よう協力を要請するものとする。
(市民の責務)

第4条

市民は,自らが景観形成に重要な役割を果たすことを認識し,積極的に景観形成

に寄与するよう努めなければならない。


市民は,市が実施する景観形成に関する施策に協力しなければならない。
(事業者の責務)

第5条

事業者は,自らの事業活動が景観形成に重要な役割を果たすことを認識し,その

事業活動の実施に当たり,積極的に景観形成に寄与するよう努めなければならない。


事業者は,市が実施する景観形成に関する施策に協力しなければならない。
第2章

景観計画

(計画の策定)
第6条

市長は,景観形成に関する施策を総合的かつ計画的に進めるため,法第8条第1

項に定める景観計画(以下「景観計画」という。)を策定しなければならない。
(策定の手続)
第7条

市長は,景観計画を策定し,又は変更しようとするときは,あらかじめ善通寺市

景観審議会の意見を聴かなければならない。ただし,規則で定める軽微な変更について
は,この限りでない。

(景観重点区域)
第8条

市長は,法第8条第2項第1号に定める景観計画の区域(以下「景観計画区域」

という。)のうち景観形成に関する施策が特に必要と認められる区域を景観重点区域と
して指定することができる。


市長は,景観重点区域については,他の景観計画区域とは区分して法第8条第2項第
2号の景観の形成に関する方針及び同項第3号の行為の制限に関する事項を定めるもの
とする。
(計画提案を踏まえた景観計画の策定等をしない場合の手続)

第9条

市長は,法第11条の規定による提案を受けた場合において,法第14条第1項

の規定による通知をしようとするときは,あらかじめ善通寺市景観審議会の意見を聴か
なければならない。
第3章

行為の届出等

(届出を要する行為)
第10条

法第16条第1項第4号の条例で定める行為は,次に掲げる行為とする。



土地の開墾,土石の採取,鉱物の掘採その他の土地の形質の変更



木竹の伐採



屋外における土石,廃棄物(廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律
第137号)第2条第1項に規定する廃棄物をいう。),再生資源(資源の有効な利
用の促進に関する法律(平成3年法律第48号)第2条第4項に規定する再生資源を
いう。)等の堆積で,堆積期間が90日を超えるもの





水面の埋立て



建築物,工作物その他の物件の外観について行う照明
前項各号に掲げる行為を行おうとする者は,あらかじめ規則で定めるところにより,

行為の種類,場所,設計又は施工方法,着手予定日,完了予定日並びに行為をしようと
する者の氏名及び住所(法人その他の団体にあっては,主たる事務所の所在地,名称及
び代表者の氏名)を市長に届け出なければならない。
(事前協議)
第11条

法第16条第1項の規定による届出を行おうとする者は,あらかじめ規則で定

めるところにより,市長と協議しなければならない。


市長は,前項の規定による協議があった場合において,当該協議の内容が景観計画に

適合しないと認めるときは,助言又は指導をすることができる。
(報告及び公表)
第12条

法第16条第3項の規定による勧告を受けた者は,それに基づき講じた措置に

ついて,規則で定めるところにより,市長に報告しなければならない。


市長は,法第16条第3項の規定による勧告を受けた者が,正当な理由がなくて当該
勧告に従わなかったときは,その旨を公表することができる。



市長は,前項の規定による公表をしようとするときは,当該公表に係る者に意見陳述
の機会を与えなければならない。



市長は,第1項の規定による報告を受けた場合は,必要に応じて調査を実施すること
ができる。
(行為の完了の届出)

第13条

法第16条第1項又は第2項の規定による届出をした者は,当該届出に係る行

為が完了したときは,規則で定めるところにより,速やかにその旨を市長に届け出なけ
ればならない。
(届出及び勧告等の適用除外)
第14条


法第16条第7項第11号の条例で定める行為は,次に掲げる行為とする。

法第16条第1項第1号から第3号までに掲げる行為であって規則で定める規模以
下のもの



第10条第1項各号に掲げる行為であって規則で定める規模以下のもの

(届出の対象とならないものに係る景観計画への適合)
第15条

法第16条第7項各号に掲げる行為を行おうとする者は,当該行為が景観計画

に適合するよう努めなければならない。
第4章

景観重要建造物

(景観重要建造物の指定の手続)
第16条

市長は,法第19条第1項の規定により景観重要建造物の指定をしようとする

ときは,あらかじめ善通寺市景観審議会の意見を聴かなければならない。


市長は,景観重要建造物の指定をしたときは,その旨その他規則で定める事項を告示
するものとする。



市長は,法第27条の規定により景観重要建造物の指定を解除しようとするときは,
あらかじめ善通寺市景観審議会の意見を聴かなければならない。ただし,指定の理由が

消滅したことが明らかであるときは,この限りでない。


第2項の規定は,景観重要建造物の指定の解除について準用する。
(景観重要建造物の管理の方法の基準)

第17条


法第25条第2項の条例で定める管理の方法の基準は,次に掲げるものとする。

景観重要建造物の修繕は,原則として当該修繕前の外観を変更することのないよう
にすること。



消火器の設置その他の景観重要建造物の防災上の措置を講ずること。



景観重要建造物の滅失を防ぐため,その敷地,構造及び建築設備の状況を定期的に
点検すること。



市長は,前項各号に掲げるもののほか,必要に応じ,景観重要建造物ごとに,景観重
要建造物の良好な景観の保全のため必要な管理の方法の基準を定めることができる。
第5章

景観重要樹木

(景観重要樹木の指定の手続)
第18条

市長は,法第28条第1項の規定により景観重要樹木の指定をしようとすると

きは,あらかじめ善通寺市景観審議会の意見を聴かなければならない。


市長は,景観重要樹木を指定したときは,その旨その他規則で定める事項を告示する
ものとする。



市長は,法第35条の規定により景観重要樹木の指定を解除しようとするときは,あ
らかじめ善通寺市景観審議会の意見を聴かなければならない。ただし,指定の理由が消
滅したことが明らかであるときは,この限りでない。



第2項の規定は,景観重要樹木の指定の解除について準用する。
(景観重要樹木の管理の方法の基準)

第19条

法第33条第2項の条例で定める管理の方法の基準は,次に掲げるものとする。



景観重要樹木の良好な景観を保全するため,せん定その他の必要な管理を行うこと。



景観重要樹木の滅失,枯死等を防ぐため,病害虫の駆除その他の必要な措置を行う
こと。




景観重要樹木について,定期的に点検すること。
市長は,前項各号に掲げるもののほか,必要に応じ,景観重要樹木ごとに,景観重要

樹木の良好な景観の保全のため必要な管理の方法の基準を定めることができる。
第6章

表彰

(表彰)
第20条

市長は,景観形成に寄与していると認められる建築物,工作物その他の物件に

ついて,その所有者,設計者,施工者等を表彰することができる。


前項に規定するもののほか,市長は,景観形成に貢献した個人又は団体を表彰するこ
とができる。
第7章

景観審議会

(景観審議会)
第21条

景観形成を推進するため,善通寺市景観審議会(以下「審議会」という。)を

置く。


審議会は,市長の諮問に応じ,景観形成に関する事項について審議する。



審議会は,10人以内の委員をもって組織する。



委員は,景観形成に関する学識経験を有する者その他市長が適当と認める者のうちか
ら,市長が委嘱する。



委員の任期は2年とし,補欠の委員の任期は前任者の残任期間とする。ただし,再任
を妨げない。
第8章

雑則

(委任)
第22条

この条例に定めるもののほか,この条例の施行に関し必要な事項は,規則で定

める。





(施行期日)


この条例は,平成24年4月1日から施行する。
(経過措置)



この条例の施行の際現に策定されている景観計画については,第7条の規定により策
定された景観計画とみなす。



この条例の施行の際現に着手している届出を要する行為については,第10条の規定
は適用しない。
(善通寺市特別職の職員で非常勤のものの報酬等に関する条例の一部改正)



善通寺市特別職の職員で非常勤のものの報酬等に関する条例(昭和40年善通寺市条

例第13号)の一部を次のように改正する。
別表中

善通寺市公の施設指定管理者


7,900円





選定評価委員会の委員
」を

善通寺市公の施設指定管理者


7,900円





善通寺市景観審議会の会長 〃

8,600円





善通寺市景観審議会の委員 〃

7,900円





選定評価委員会の委員

」に
改める。

平成23年9月7日提出
善通寺市長