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香川県 坂出市

平成25年 9月定例会 09月10日−02号




平成25年 9月定例会 − 09月10日−02号







平成25年 9月定例会



          平成25年9月10日(火曜日)午前10時開議

〇出席議員 22名

  1番   斉  藤  義  明       2番   出  田  泰  三

  3番   若  谷  修  治       4番   茨     智  仁

  5番   脇     芳  美       6番   村  井  孝  彦

  7番   野  角  満  昭       8番   楠  井  常  夫

  9番   末  包  保  広       10番   別  府  健  二

  11番   植  條  敬  介       12番   前  川  昌  也

  13番   大  藤  匡  文       14番   大  前  寛  乗

  15番   松  田     実       16番   若  杉  輝  久

  17番   松  成  国  宏       18番   吉  田  耕  一

  19番   中  河  哲  郎       20番   木  下     清

  21番   山  条  忠  文       22番   東  山  光  徳

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〇欠席議員 なし

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〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者

  市長      綾     宏       副市長     加 藤 悟 史

(総 務 部)

  総務部長    樋 本 保 男       秘書広報課長  杉之原 智 也

  職員課長    中 西 明 彦       政策課長    好 井 和 彰

  総務課長    前 谷 博 司       税務課長    長 原   敬

  資産税課長   新 川 孝 典

(市民生活部)

  市民生活部長  平 田 敏 夫       人権課長    丸 橋 通 良

(健康福祉部)

  健康福祉部長  寺 坂 政 喜       けんこう課長  浅 野 武 彦

  かいご課長   北 山 博 己

(建設経済部)

  建設経済部長  阿 野 要 一       都市整備課長  宮 本 智 裕

(市立病院)

  事務局長    宮 竹 光 浩       庶務課長    網 野 禎 彦

(出 納 局)

  出納局長    荒 木 修 二

(消   防)

  消防長     中 川 靖 夫

(水 道 局)

  水道局長    野 方 宏 志       監理課長    向   徳 明

(教育委員会)

  教育長     三 好 康 弘       教育部長    小 林 一 夫

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〇出席した議会事務局職員

  事務局長    藤 村 正 人       次長      角 野 伸 治

  議事係長    宮 川 滋 義       書記      吉 川 明 人

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              議 事 日 程   第2号

第1 議 案 第 10 号 坂出市人権尊重のまちづくり条例制定について

第2 議 案 第 11 号 坂出市税条例の一部を改正する条例制定について

第3 議 案 第 12 号 坂出市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について

第4 議 案 第 13 号 坂出市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について

第5 議 案 第 14 号 坂出市介護保険条例の一部を改正する条例制定について

第6 議 案 第 15 号 坂出市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について

第7 議 案 第 16 号 坂出市土地開発公社の解散について

第8 議 案 第 17 号 権利の放棄について

第9 議 案 第 18 号 第三セクター等改革推進債の起債に係る許可の申請について

第10 議 案 第 19 号 平成24年度坂出市立病院事業剰余金の処分について

第11 議 案 第 20 号 平成24年度坂出市水道事業剰余金の処分について

第12 議 案 第 21 号 平成25年度坂出市一般会計補正予算(案)(第3号)

第13 議 案 第 22 号 平成25年度坂出市介護保険特別会計補正予算(案)(第1号)

第14 議 案 第 23 号 平成25年度坂出市立病院事業会計補正予算(案)(第2号)

第15 認 定 第 1 号 平成24年度坂出市一般会計決算認定について

第16 認 定 第 2 号 平成24年度坂出市国民健康保険特別会計決算認定について

第17 認 定 第 3 号 平成24年度坂出市国民健康保険与島診療所特別会計決算認定について

第18 認 定 第 4 号 平成24年度坂出市葬祭事業特別会計決算認定について

第19 認 定 第 5 号 平成24年度坂出港港湾整備事業特別会計決算認定について

第20 認 定 第 6 号 平成24年度坂出市王越診療所特別会計決算認定について

第21 認 定 第 7 号 平成24年度坂出市下水道事業特別会計決算認定について

第22 認 定 第 8 号 平成24年度坂出駅北口地下駐車場事業特別会計決算認定について

第23 認 定 第 9 号 平成24年度坂出市介護保険特別会計決算認定について

第24 認 定 第 10 号 平成24年度坂出市公共用地先行取得事業特別会計決算認定について

第25 認 定 第 11 号 平成24年度坂出市介護保険介護予防支援事業特別会計決算認定について

第26 認 定 第 12 号 平成24年度坂出市後期高齢者医療特別会計決算認定について

第27 認 定 第 13 号 平成24年度坂出市立病院事業会計決算認定について

第28 認 定 第 14 号 平成24年度坂出市水道事業会計決算認定について

第29 議 案 第 24 号 坂出市職員の給与の臨時特例に関する条例制定について

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             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

          日程第1議案第10号から日程第29議案第24号まで

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○議長(大前寛乗君) これより9月定例会を再開し、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。御了承願います。

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△日程第1 議案第10号 坂出市人権尊重のまちづくり条例制定について



○議長(大前寛乗君) これより日程順に議案の審議を願います。

 なお、質疑につきましては、議会運営委員会の申し合わせによりまして、同一議題について質疑者が複数人の場合は、通告順に従い1人ずつ質疑を終了していくことといたします。よろしく御協力をお願いいたします。

 まず、日程第1を議題に供し、質疑を許します。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 7番 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) おはようございます。

 議案第10号坂出市人権尊重のまちづくり条例制定について質疑をいたします。

 初めに、議員の皆さんに申し上げておきますけれども、本議案は私の所属する市民建設委員会にかかわる案件であり、議会基本条例に基づく申し合わせもございます。しかしながら、本条例案が本市の人権尊重のまちづくりという基本的で重要な条例であることから、今議会冒頭の市長の提案説明を踏まえて、その中心的な内容2点についてお尋ねいたしたく、質疑に立たせていただきますことを御了承よろしくお願いします。

 大きな第1点ですが、まず本条例案が私たち議員や市民の立場からいえば突然に提案されてきたという印象が非常に強くあります。その経緯及び、これがどのような必要性のもとに今議会に提出されるに至ったのか、また可決されれば具体的にどのような施策でどのように運営されていくのか、提案説明では一般的にはよく理解できませんので、これらの条例案の根本的な点について、まず最初にお聞かせいただきたいと思います。



○議長(大前寛乗君) 答弁を求めます。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長 丸橋通良君

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 7番野角議員の議案第10号坂出市人権尊重のまちづくり条例制定についての御質問にお答えいたします。

 まず、経緯及び必要性についての御質問ですが、21世紀は世界各地において地球規模での環境問題や経済格差の問題なども含めた人権に関する諸問題を解決し、全ての人の人権が尊重され、相互に共存し得る平和で豊かな社会の実現が求められていることから、人権の世紀と言われています。国、地方公共団体を初めとする関係機関は人権の世紀実現に向け、さまざまな施策を実施しているところでございます。しかし、関係機関の熱心な取り組みにもかかわらず、21世紀も10年余り経過した現在、従来からの課題であります女性、子供、高齢者、障がい者、同和問題などが依然として残っています。こうした状況に加えて、ホームレスに対する差別、パワハラ、体罰問題、いじめなど多様な人権問題も発生しています。さらには、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故に関し根拠のない偏見や差別など、被災者への思いやりを欠くと思われる事案も起こっています。また、ヘイトスピーチ事件やマイナンバー制度実施など社会情勢の変化がある中で、新たな差別問題が発生する可能性があります。香川県を初め、県内の全ての他市町が人権に関する条例を制定し施策を実施しているのに対し、本市は日本国憲法や人権教育及び人権啓発の推進に関する法律、また平成5年の坂出市人権尊重都市宣言及び平成15年に策定した坂出市人権教育・啓発に関する基本指針に基づき、全ての行政施策の根底に人権がかかわっているという認識のもと、人権行政を実施してまいりました。

 本市としては、市長2期目の所信表明にある新たなまちづくりの視点として人々が人間らしく幸せに生きるための人権尊重社会の実現を目指すものであります。人権を取り巻く現在の状況、社会情勢の変化などを考慮し、坂出市人権尊重都市宣言をしてから20年が経過した本年を一つの契機として宣言をより具体化するとともに、あらゆる人権課題の解決に向けて市の姿勢、果たすべき役割、責務を明確にするため人権条例を制定いたすものでございます。

 次に、具体的な施策及び運用についてでございますが、本条例案につきましては人権尊重のまちづくりに向け、今後、市がこうしていきたいという基本的な考えを述べた、いわゆる理念条例でございまして、具体的な施策を規定したものではございません。今後、本市が進めるさまざまなまちづくりの根底には人権尊重のまちづくりという大前提があるということを認識した中で、さまざまな施策を実施していくことになると考えております。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 大変大きな位置づけの条例で、意味合いの御説明があったと思います。それで、ちょっと私の質問では具体的な提出に至る経緯ということを求めたんですけれども、それがちょっとなかったように思いますのと、改めてお聞きしますのは、この条例の位置づけですね、テーマと位置づけは非常に大きいというふうに思うわけですけれども、その大きさという点における重要条例であるという認識はどのようになさっておりますか。どういう認識でしょうか。お伺いします。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 経緯ということについてでございますが、先ほども御説明いたしましたとおり社会情勢の変化などを総合的に考慮した結果でございまして、そのスケジュールのようなものといたしましては5月に市長、副市長協議を得た後、6月に市長の所信表明、6月25日に内部組織ではございますが人権教育及び人権啓発推進本部会議で条例制定について協議をいたし原案を作成した上で、7月1日のこれは市内の人権に関する40団体で構成いたします人権啓発推進会議総会で説明した上で、2週間という期限を区切りまして御意見を求めた上で条例原案を作成し9月定例会に提出させていただきました。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) その経緯については、今お聞きしたわけですけれども、この大きなテーマの大事な条例でありながら非常に簡単なといいますか、形式的なことは網羅していると思うんですが、冒頭私が申し上げた市民的な議論をどれだけ踏まえたかというような点では非常に短期間のうちに提出されたと思うんです。私は、今その人権教育・啓発に関する基本指針、これは改訂版でこの4月に出されておりますが、この中ではこういうふうな位置づけをしております。7ページに、「人権教育・啓発がその効果を十分に発揮するためには、その内容はもとより、実施の方法等においても、市民から、幅広く理解と共感を得られるものであることが必要である。」というふうに位置づけておりますが、この点でどんなんでしょう。これが非常に拙速だと、唐突な提案で議会にもないし、市民的にも啓発会議で議論したと言いますけれども型どおりの内容であって、それで深い議論がなされたとは到底思えません。この点で、ある意味では議会をもっと尊重してほしいなと、市民の声ももっと聞くべきというふうに、この経過からいって思いますけれども、我々に案文が示されたのは8月29日という状況です。ですから、これは非常に唐突さを伴っておるということと、それと時間的にこれで条例としての審議が事前の審議ができておるのかという思いが非常にするわけですけども、この点についてこの基本指針とのかかわりを含めてお示しいただきたいと思います。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 条例提出に対する市民の方の御理解の御質問だと思います。

 本条例の目的でございます人権尊重社会の実現ということにつきましては、基本的に、もう日本国憲法や坂出市人権尊重都市宣言の趣旨からいたしましても、市民の方全員とは申しませんが、大多数の市民の方の理解は趣旨的には得られていると思っております。提出しておる条例案につきましては、先ほども申し上げたとは思いますが、人権尊重のまちづくりに向けまして市がこうしていきたいという基本的考えを述べた理念条例でございまして、この理念に基づいて今後市民の方とともに市、市民、事業者が連携協働して人権に関する施策を総合的に推進する必要性を明らかにしたものでございます。条例自体を提出することについて、市民の理解を得られているかどうかの判断はなかなかいたしかねますが、先ほども申し上げましたように坂出市人権啓発推進会議で条例の制定の趣旨などについては説明し御意見をお伺いしたところ、その結果、条文の表現などについて多少の御意見はいただきましたが、条例制定について特に反対するという御意見もございませんでしたので、御理解願えたらと思います。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 再答弁もいただきましたけれども、十分納得のいくようなものではないと思います。

 次の点に移りたいと思います。

 次に、本条例案と同和行政との関連についてお尋ねいたします。

 その第1は、既に人権条例、類似の条例を制定している県内他市の条例内容との関連性についてであります。

 この中心点は、同和行政の位置づけと本市の条例案の違いについてですが、これまでの御説明では他市の内容とは異なると、また同和事業の拡大を図る内容のものではないとの内容だったと思いますが、この点で本条例案と県内他市の人権擁護に関する条例との違いについて、また同和行政における、あるいは同和事業が今後どのような位置づけになるのか、改めてこれをお示しいただきたいと思います。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 本市の条例案と県内他市の条例との違いについてでございますが、県内他市の条例につきましては、その趣旨が地対財特法の失効による同和対策の特別対策の終了を見据えまして、それにかわる同和行政推進の根拠として平成5年度から平成7年度ごろにかけて香川県下において策定されたものでございまして、条文上同和問題だけではないにしろ、差別の解消ということが大きな目的と考えております。差別の解消は人権尊重の基本ではございますが、本市の条例案におきましては差別の解消という、それだけではなくインターネットなどを使ったプライバシー侵害やいじめ、虐待、環境問題など、さまざまな人権課題の解決に積極的に取り組むことにより、お互いの人権が尊重され自由かつ平等で公正な社会を実現することを基本理念としており、県内他市の条例とは趣旨からしても異なるものと考えてございます。

 次に、今後の同和行政の位置づけについてでございますが、本市の同和問題に対する基本認識はもう端的に申し上げますと部落差別は心理的差別を中心に現存しており、部落差別が現存する限り同和行政を積極的に推進していくということは今まで本会議でも何度も御答弁申し上げたところでございます。

 先ほども申し上げましたが、本条例案は市がこうしていきたいという基本的考えを述べた理念条例でございまして、この条例を制定することにより同和行政の位置づけが今までと変わることはないと考えてございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 説明ありがとうございました。

 県内他市の条例については、私も承知をしております。平成7年ごろ本市を除く全ての市町でこれを可決していると思いますが、これはこの条例の制定に至っては、やはり特別法の失効に伴うもので、部落解放同盟等の運動と要求を入れた内容であると私も理解しております。中心的には同和行政、同和事業の継続、固定化というところにも一つの眼目があるということ、これも周知の事実であると思います。

 次の点で2点目お聞きしますが、本市のこの条例案の中で他市の条例のような、他市では部落差別ということをきちんとうたっておるようですが、本市の場合はそれに置きかえたかどうかわかりませんけども、社会的身分あるいは門地という言葉を使っております。これが意味するものはどういうものなのか、部落差別という言葉の置きかえというようにとれますが、この意味合いについてお尋ねしておきたいと思います。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 社会的身分及び門地に関しての御質問ですが、条例案で使っておりますこの表現につきましては、日本国憲法や国の人権教育及び人権啓発の推進に関する法律から引用したものでございまして、その引用文の一部だけ取り除くこと自体が不自然であると考え、そのまま引用させていただいております。社会的身分とは、人が社会において継続的に占めている地位でございまして、職業とか資格とか収入などを指し、門地とは、家系、血統等の家柄を指すと一般的に解釈されてございます。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) その文言の意味については、そのとおり受けとめておきたいというふうに思います。

 それと、最後の点ですが、本市は先ほどの答弁でもありましたように同和行政については差別ある限り続けるというものですし、人権問題の中心的なもの、同和差別を据えたスローガンを掲げていると思います。それですと、ちょっと私は条例とは矛盾を来す面があるのではないかなと思っておりまして、人権問題をあらゆる施策に貫くという、この本条例案において、同和行政の推進もこの点で、人権問題の中心に同和問題を位置づけるとすれば、やはり必然的につながってくるという理解になってまいります。本条例における趣旨と、同和問題が人権問題の中心という本市の位置づけと、この整合性についてどう説明なさるのか、この説明責任も必要ではないかと思いますが、この点についてお示しいただきたいと思います。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 同和問題の人権問題の中での位置づけでございますが、御質問の中で同和問題が人権問題の中心であるとおっしゃられましたが、本市におきましては坂出市の第4次総合計画におきましても同和問題はさまざまな人権問題の柱の一つと位置づけてございます。坂出市人権教育・啓発に関する基本指針では、同和問題も含めまして具体的に11個の人権の課題を示していますが、この条例ではそれら全てを念頭に置いて人権尊重のまちづくりを考えるということでございまして、特段同和行政のみを推進するという意味ではございませんので、御理解をお願いしたらと思います。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 今御説明がありましたけれども、それは後のまた委員会の審議に移していきたいと思います。

 最後に、ちょっとこれは中立性の問題ですね。これやはり指針の中では人権啓発に当たって、特定の団体等から不当な影響を受けることなく主体性や中立性を確保することが現に求められ、人権教育啓発にかかわる活動の実施に当たっては政治活動や社会活動との関連を明確に区別する必要があると、こういうことがありまして、私は今、説明責任というか、同和の点での位置づけの問題と説明責任の点について質問いたしましたけれども、今指摘した指針の一つの中立性という部分も踏まえて、これをどのように運用していくのかというのは非常に大事なことでもあると思うんです。

 それでは、最後の質問ですけれども、この条例に当たっては聞くところによりますと、綾市長が非常に主導性を発揮されたというふうにお聞きもしておりますので、本会議の場でありますから一言市長からもお聞きしておきたいなと思います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 7番野角議員の御質問にお答えをいたします。

 もちろん私の主導で進めたわけでございまして、唐突に、また突然にというお話でございましたが、経緯としては決して間違っておりませんし、私としては毎年の施政方針の中で人権尊重社会の構築を目指すと、ずっと申し上げておりました。この2期目の所信表明では、新たなまちづくりの視点としてあらゆる人々が人間らしく幸せに生きるための人権尊重社会の実現と申し上げたところでございます。

 ただ、その背景はずっとこの社会情勢の変化、先ほど課長のほうからいろいろるるお話があったと思いますが、私は一番大きいのは東日本大震災だと思います。皆さんちょっと2年半前を思い出していただければと思います。本当にいわれのない差別がもう忘れたかのように本当にある。この坂出市にもマスコミが避難をされた方の住所を言え、名前を言え、そういう話もいっぱいるるあったわけです。福島ナンバーの車を見たら給油はささない、そういうような大きな人権問題、今まで考えられなかったいわれのない、放射能がうつると、子供の中でもはやった、そういう話の中で新たな人権問題に差しかかってきている。これを市民を挙げて皆さんでなくしていく、まさにこの時期でないか。また、今のこのネット社会、いろんなこのいじめを初めとした本当に一生消せないような画像なり映像が永遠に流れている。今まさに、国を挙げて放射能と闘おうとしている。私、昨年トップセールスで東京の大田市場と横浜の市場へ参りましたが、まさに大きな大田市場の中で関東のあの穀倉地帯である作物が別のところに置いてあって、放射能検査済みっていうのが全部張ってあるわけですね。仲買の方のお話を聞きますと、消費者がトレーサビリティーがないと買わないと、西から持ってくるやつは何を持ってきても買いますと、こういう状況なんですね。昨年ですよ、1年半もたって、そういう状況の中で、ことしもまた計画をしておりますが、またどういうふうに変わってるのか、我々は本当に喉元を過ぎたときに忘れる。子供たちがいろんなところでまた寄附の活動を始めたり、そういうまさに今市民が国民がそのレベルの中であらゆる差別、まさにふえてきた差別をなくしていくと。人権尊重宣言をして20年もたった、まさにこのときが私は条例の制定だと思っているところでございます。

 十分に御理解をいただきまして市政、行政全体の中に人権尊重を含めた行政を進めてまいりたいと、以上です。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 15番 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) 議案第10号坂出市人権尊重のまちづくり条例制定についてお尋ねをいたします。

 先ほど来より議論がありましたように、この条例案については綾市長2期目の施策の中で取り組んできたと、先ほどは力強いこの条例についての決意というんですか、その意気込みを聞かされたわけであります。そういう中で、私はこの条例について異を唱えるものではありません。そういうことで、この条例案についての何点か質問をさせていただきます。

 ことしは先ほど来言われておりましたように世界人権宣言65周年、そして坂出市民一人一人が同和問題を正しく理解し、みずからの意識を見詰め直し、みずからの課題として人権意識を高め、その解決に当たるとして人権尊重都市宣言が議決されてから20年がたっております。また、坂出市人権教育・啓発に関する基本指針が策定されてからも10年が経過をいたしております。そういう中で、この人権尊重の社会構築に向けた人権施策が取り組まれておりますが、このたびこの人権尊重のまちづくり条例制定するに至った経緯についてお伺いをいたします。先ほど経緯について詳しく説明がありましたので、私はそれ以来議論になっております県内におけるこの制定状況について、この1点だけをお聞きしたいと思っております。



○議長(大前寛乗君) 答弁を求めます。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長 丸橋通良君

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 県内の条例の制定状況という御質問でございますが、香川県を初め県内の他市町におきましては100%制定済みでございます。趣旨につきましては、先ほど申し上げたとおり、本市の条例案と若干の違いはございますが、人権に関する条例ということにつきましては香川県内他市町100%制定してございます。

 以上でございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) 県内100%ということであります。坂出市におきましては、もう遅きに失したということでないかというふうに思っております。

 そこで、人権条例化で何よりも大事なことは単なる人の心の問題ではなく、やっぱり社会問題の解決に向けた取り組みであるというように認識をいたすべきだと思いますが、ここらについてどのようにお考えでしょうか。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 社会的取り組みということについてでございますが、この条例に基づきます社会的取り組みということについては先ほど来申し上げてございますように、あくまで理念条例でございますので、特段この条例によってこういう取り組みを必ずするというようなものではなく、個々の施策の中において人権尊重のまちづくりを根底に考えて個々の施策を実行してまいるということでございます。

 以上でございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) それでは次に、条例第6条の基本方針で「市長は、人権施策の総合的な推進を図るための基本となる方針について定めるものとする。」となっております。そして、第3条の市の責務として「市は、1条の目的を達成するため、市行政のあらゆる分野において人権施策を推進するとともに、人権意識の高揚を図るための施策を実施する責務を有する。」とうたわれております。そこで、この条例の中に審議会等の設置というのがうたわれておりませんが、この6条の基本方針を定めるに当たって市内有識者による坂出市人権尊重の審議会等の設置をしていくべきではないかと思いますが、その点についてお伺いをいたします。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 審議会等の設置についての御質問でございます。

 まず、条例案第6条の基本方針につきましては、人権教育・啓発の具体的施策の方向を示し人権尊重社会の構築を目指すものとして坂出市人権教育・啓発に関する基本指針が条例に先駆けて既に策定されてございます。ですので、第6条で申します基本方針ということにつきましては、この基本指針が該当するものと考えております。それで、本条例案に基づきます審議会等の設置につきましては、もう何度も申し上げて申しわけございませんが、理念条例ということでございまして、この条例に基づきました審議会の設置につきましては現在のところ考えてはございません。

 以上でございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) 最後の質問でございますが、条例制定後にこの意義または趣旨等の普及啓発活動を市民または教育、企業等に対してどのように取り組まれていくのか、お伺いをいたします。



◎人権課長(丸橋通良君) 議長─人権課長



○議長(大前寛乗君) 人権課長

              〔人権課長(丸橋通良君)登壇〕



◎人権課長(丸橋通良君) 普及啓発活動についての御質問でございますが、現時点で市民向けにこういうもの、教育向けにこういうもの、企業向けにこういうものという具体的な計画は策定してございませんが、坂出市広報、ホームページを活用するとともに、坂出市人権啓発推進会議などの各種団体を通じました啓発活動のほか、人権学習支援事業、これはいわゆる出前講座でございますが、こういうことの実施などにおいて積極的に普及啓発に取り組んでまいる所存でございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) いろいろと御答弁いただきましてありがとうございます。ぜひあらゆる機会を通じて広報活動を活発に進めて、この人権条例についての真意が理解、またそしてそれを深く検証できるように取り組みを進めていただきたいというふうに思っております。



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第1は、市民建設委員会に審査を付託いたします。

       ────────────────────────────



△日程第2議案第11号及び日程第3議案第12号



○議長(大前寛乗君) 次、日程第2及び第3の2議案を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第2は総務消防委員会に、日程第3は教育民生委員会にそれぞれ審査を付託いたします。

       ────────────────────────────



△日程第4議案第13号から日程第6議案第15号まで



○議長(大前寛乗君) 次、日程第4から第6まで3議案を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第4及び第5の両案は教育民生委員会に、日程第6は市民建設委員会にそれぞれ審査を付託いたします。

       ────────────────────────────



△日程第7議案第16号及び日程第8議案第17号



○議長(大前寛乗君) 次、日程第7及び第8の2議案を一括議題に供します。

 この際、地方自治法第117条の規定により、植條敬介君及び前川昌也君を除斥いたします。

              〔11番(植條敬介 君)・12番(前川昌也 君)退場〕



○議長(大前寛乗君) 質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第7及び第8の両案は、一括総務消防委員会に審査を付託いたします。

 植條敬介君及び前川昌也君の入場を許します。

              〔11番(植條敬介 君)・12番(前川昌也 君)入場〕

       ────────────────────────────



△日程第9 議案第18号 第三セクター等改革推進債の起債に係る許可の申請について



○議長(大前寛乗君) 次、日程第9を議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第9は、総務消防委員会に審査を付託いたします。

       ────────────────────────────



△日程第10議案第19号及び日程第11議案第20号



○議長(大前寛乗君) 次、日程第10及び第11の2議案を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第10は教育民生委員会に、日程第11は市民建設委員会にそれぞれ審査を付託いたします。

       ────────────────────────────



△日程第12 議案第21号 平成25年度坂出市一般会計補正予算(案)(第3号)



○議長(大前寛乗君) 次、日程第12を議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第12は、一応総務消防委員会に審査を付託いたしますが、所管部分についてはそれぞれの委員会で審査の上、状況と結果を総務消防委員長に御報告願います。

       ────────────────────────────



△日程第13議案第22号及び日程第14議案第23号



○議長(大前寛乗君) 次、日程第13及び第14の2議案を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第13及び第14の両案は、一括教育民生委員会に審査を付託いたします。

       ────────────────────────────



△日程第15認定第1号から日程第28認定第14号まで



○議長(大前寛乗君) 次、日程第15から第28まで認定14件を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結いたします。

 この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております日程第15から第28までの認定14件については、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大前寛乗君) 御異議なしと認めます。よって、日程第15から第28までの認定14件については、11名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決しました。

 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任を行います。

       ────────────────────────────

                決算審査特別委員名簿



                          (議席順)

            ┌─────────────────┐

            │    委       員    │

            ├─────────────────┤

            │  出   田   泰   三  │

            │  若   谷   修   治  │

            │  茨       智   仁  │

            │  脇       芳   美  │

            │  村   井   孝   彦  │

            │  末   包   保   広  │

            │  別   府   健   二  │

            │  植   條   敬   介  │

            │  前   川   昌   也  │

            │  松   成   国   宏  │

            │  山   条   忠   文  │

            └─────────────────┘

       ────────────────────────────



○議長(大前寛乗君) 決算審査特別委員の選任については、委員会条例第9条第1項の規定により、議長において、お手元に配付してあります決算審査特別委員名簿のとおり指名いたします。

 この際、御通知申し上げます。

 決算審査特別委員会の委員長、副委員長互選のため、本日本会議終了後に委員会室で委員会を開催されますよう委員会条例第11条第1項の規定による通知を口頭でいたしますので御了承願います。

       ────────────────────────────



△日程第29 議案第24号 坂出市職員の給与の臨時特例に関する条例制定について



○議長(大前寛乗君) 次、日程第29を議題に供し、提案理由の説明を求めます。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 提案理由の御説明を申し上げます。

 議案第24号は、坂出市職員の給与の臨時特例に関する条例制定についてであります。

 国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、平成25年10月1日から平成26年3月31日までの間、本市職員の給与に関する条例の特例を定めたく、本案を提出いたすものであります。

 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(大前寛乗君) 以上をもって提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑を許します。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 15番 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) 日程第29議案第24号坂出市職員の給与の臨時特例に関する条例制定についてお尋ねをいたします。

 政府は、国家公務員給与の削減平均7.8%を地方公務員にも要請することを1月24日に閣議決定をしました。そして、7月から職員給与削減を前提とした予算を可決成立等しております。そういう中で、国家公務員の給与削減は災害復旧のための措置として、政府との労使交渉で苦渋の決断として受け入れたものであります。しかも、国家公務員と同様の引き下げを地方にも強行することを考えていないと閣議決定もしております。しかし、地方交付税を減額し、他方で地方公務員給与削減を要請する政府の行為は、事実上の強制にほかならない暴挙であり、極めて大きな問題であります。これは憲法92条で「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める。」としております。また、地方交付税法第3条2項では「国は、交付税の交付に当っては、地方自治の本旨を尊重し、条件をつけ、又はその使途を制限してはならない。」とされております。そして、地方公務員の給与、労働条件は人事委員会勧告制度を基本として労使の自主的な交渉、協議を経て条例、規則によって定められるものであります。今回の措置はラスパイレス指数という統計指標を根拠として給与削減を一方的に自治体に要請するもので、相互信頼で積み上げてきた労使自治への不当な介入であります。

 そこで、以下の点についてお尋ねをいたします。

 1つは、綾市長はこれら国の地方自治体への関与、介入についてどのような見解をお持ちなのか、お聞かせください。



○議長(大前寛乗君) 答弁を求めます。



◎職員課長(中西明彦君) 議長─職員課長



○議長(大前寛乗君) 職員課長 中西明彦君

              〔職員課長(中西明彦君)登壇〕



◎職員課長(中西明彦君) 15番松田議員の議案第24号坂出市職員の給与の臨時特例に関する条例制定に係る御質問に御答弁申し上げます。

 今般の国の手法に対する見解ということでございます。平成25年6月5日付で、全国市長会におきましては、「本来、条例により地方が自主的に決定すべき地方公務員給与について、国は、都市自治体がこれまで国に先駆けて行ってきた総人件費の削減等の行革努力を一顧だにせず、ラスパイレス指数の単年比較のみでその引下げを要請したことは、自治の本旨に悖るものであり、まことに遺憾である。加えて、国が、地方固有の財源である地方交付税を地方公務員給与削減のための政策誘導手段として用いたことは、財政自主権を蔑ろにするものであり、到底容認できるものではない。」こういった旨の国の地方公務員給与削減要請に対する決議がなされております。坂出市の考え方につきましても、まさに同様でございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) 再質問させていただきます。

 こうした国の措置には、当然市長は市長会においてこれについてはお願いをするというようなことで、そのお願いについては聞かないこともあるというようなことも市長は市長会の中で言われております。そういった状況の中で、今回このような措置をされたわけでありますので、これ当然市長として遺憾の意を表明して、今後地方財政の充実強化を図るため、地方公務員給与の臨時特例により削減した給与関係費等に係る地方交付税については完全に復元するとともに、国の方針に基づき一方的に決定するのではなく、国と地方の協議の場で十分に協議を行った上で決定するよう、政府に対して要望してはどうかと思いますが、市長の御所見をお聞かせください。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 15番松田議員の質問にお答えをいたします。

 先ほどの最初の質問にもかかわりますが、私はこの平成25年1月の市長会で総務省から要請文が総務大臣名で来たときに、要請じゃなくて強制じゃないのかというお話もさせていただきましたし、最後にお願いということで、先ほどおっしゃられました地方交付税法の第3条、基本的にその地方の独自の財源を本当に中央がやっていいものかと、ましてやそれを給与の減額と同じ数字で減額をして、この7月以降に出てきたわけで、6月議会で申し上げたのはこの様子も見ていきたいという中で、7月に入りまして地方自治体の減額状況がマスコミ報道されました。そういう状況の中、また県も先月そういう動向を出してきた中で、まさに私は市民のことも考えるということで、市民への影響力、減額になったところで交付税分、またラスパイレス100にするのが一番高くなりますが、根拠が必要なわけでございまして、その次の交付税のカット、ただ出入りがありますので、それに対する御褒美的な交付税に戻り、また違った税、それを足した中で差し引きの中で市民に影響を及ぼすだろう、その分だけの減額ですから、必然的に財政指数の中で出てきますから、その分を職員の皆さんにお願いをいたしたいということで、今回条例を制定したわけでございます。

 市長会といたしましても来年度以降のお話を十分にさせていただいていますし、地方と国との話し合い、またその中でのラスパイレス指数そのものが的確なのか、そういうことも含めた御要望は今もう出しております、既に。そういった意味で、再度同じ趣旨のものでございますので、今後市長会がまた秋にございますが、そういう話の論議になろうかと思いますが、同じ趣旨のもので出すことは多分ないと思いますが、重々言ってまいりたいと思っておる所存です。

 以上です。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) 2点目といたしましては、市長が先ほど言いましたように6月議会では、国は7月からということで、給与削減を言ってきたわけでありますが、その中で、市長はマスコミに参議院選挙後、国の動向や市民の声など総合的に判断して決めたいということで述べられておりましたが、先ほど若干触れられております。

 実はきょう、職員給与削減の議案が追加議案として提案をされております。そういう中で、国の動向、市民の声というのをどのように総合的に判断されたのか、先ほど県のほうからも来たと言われておりましたが、これらについてもどのように判断をして、こういうような本日の提案になったのか、お聞かせをいただきたいと思います。



◎職員課長(中西明彦君) 議長─職員課長



○議長(大前寛乗君) 職員課長

              〔職員課長(中西明彦君)登壇〕



◎職員課長(中西明彦君) 給与削減についてどのように総合判断したのかという御質問にお答えいたします。

 国におきましては、平成24年2月29日に国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律が成立いたしております。それで、24年4月から26年3月末までの2年間、国家公務員につきましては平均7.8%の給与削減措置が既に実施をされております。また、こちらの同法の附則第12条におきましては「地方公務員の給与については、地方公務員法及びこの法律の趣旨を踏まえ、地方公共団体において自主的かつ適切に対応されるものとする。」と規定をされておるところでございます。また、地方公務員法におきましても、第24条第3項で「職員の給与は、生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与その他の事情を考慮して定められなければならない。」という、いわゆる均衡の原則というのが定められております。

 今回の地方公務員の給与削減に関しましては、さまざまな議論が噴出をいたしておるところでございますが、坂出市といたしましては、やはり他の地方公共団体の状況、いろいろな議論がある中で結果として大半の自治体において給与削減を実施または今後実施予定でありますこと、また本市のラスパイレス指数の状況、さらには地方交付税への影響、地方交付税につきましては本年度の当初算定の結果、前年度に比べて4,926万円程度、約5,000万円程度の減額となったところでございますが、こういった諸事情を総合的に勘案いたしまして、地方公務員法及び国の今回の臨時特例法の趣旨を踏まえ今回の減額措置を決定いたしたところでございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) いろいろなさまざまな要因があって、今回は特例措置をとったということであります。

 そこで、きょう提案をされました臨時特例に関する条例ということで、給与削減支給措置の内容ということが示されております。これは市長初め一般職員の減額の内容等が示されております。

 そこで、お尋ねをいたしますが、こういったような減額率がそれぞれ職員の場合、級によって示されておりますが、この職務級ごとの給与減額と総額がどのようになるのか、先ほど5,000万円と、ちょっと言われておりましたが、それぞれ職務級による給与減額の内容についてお尋ねをいたします。



◎職員課長(中西明彦君) 議長─職員課長



○議長(大前寛乗君) 職員課長

              〔職員課長(中西明彦君)登壇〕



◎職員課長(中西明彦君) 職務級ごとの給与の減額、また総額についての御質問にお答え申し上げます。

 給料表で各級に在級する職員の平均給料月額をもとに試算額を申し上げます。

 まず、8級、9級でございますけれども、7%減額いたしまして平均約3万4,200円の給料月額の減額でございます。6カ月間ですと20万5,200円でございます。7級につきましては6%の減額で削減額が2万6,400円、6カ月で15万8,400円、以下6級につきましては同様に月額で2万1,900円、6カ月で13万1,400円、5級につきましては月額1万5,000円、6カ月で9万円、4級月額1万1,200円、6カ月で6万7,200円、3級につきましては月額7,500円、6カ月で4万5,000円、2級につきましては月額で4,600円、6カ月2万7,600円、1級につきましては月額2,900円、6カ月で1万7,400円の減額となるところでございます。これらの給与減額、それとあと共済組合の負担金、事業主負担というのがございます、こちらも当然削減になってまいります。一般職、それと共済費、それと特別職も含めた全体の人件費削減額といたしましては、約5,000万円ということで見込んでおるところでございます。

 以上です。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) ただいまそれぞれ職務級ごとに削減の額が示されました。月額でこれ9級、8級、これはもう部長、課長級だと思いますが、3万4,200円、それでこういうことがラスパイレスの関係でこういう形になるんでありますけれども、このようなことがこれから半年間でありますけれども、月額3万4,200円ということになりますと、これはかなりな額で生活の苦になるということになろうかと思います。そういうことを考えますと、これまで坂出市の職員に対しては退職手当も3カ年で減額をしていると、さらには今現在55歳以上の方は定期昇給ストップというような状況であります。また、過去には市立病院の赤字の問題で職員、また我々議員もこれらについて協力をしたわけで、そういったような対策もやってまいりました。そういうことで、非常に多額な削減額になろうかと思うんですが、今後こういったような、給与を国のほうから地方交付税の給与削減に基づく減額という措置があった場合にどのような対応をしていくのか、その辺について市長のお考えをお聞きしたいと思います。



◎職員課長(中西明彦君) 議長─職員課長



○議長(大前寛乗君) 職員課長

              〔職員課長(中西明彦君)登壇〕



◎職員課長(中西明彦君) 給与削減、減額についての今後の考え方ということにつきまして御答弁を申し上げます。

 職員の給与につきましては、改めて申し上げるまでもなく職員にとって重大な勤務条件の一つでございます。また、仕事をする上での活力の源でもあろうかと思います。こうしたことから、坂出市は依然として予断を許さない厳しい財政状況にはございますけれども、財政状況を理由とした賃金削減等につきましては、やっぱりまさに逼迫した財政状況下で、かつ最終手段であるというふうに考えておりまして、今後もそういった方向性で対応をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(大前寛乗君) 松田 実君

              〔15番(松田実君)登壇〕



◆15番(松田実君) 最後に、坂出市の職員の中で青年部がありますが、今回この給与削減についてアンケート調査を実施をしたわけであります。この青年部の対象者が43名いる中で、42名、98%が回答して、その中で39名、93%がこの削減に反対だと。その理由としては、もうこれ以上賃金下げられたら生活ができない、また借金をしながら生活するのもきついというような内容でございます。そういったことを含めますと、先ほど言われておりましたように本当に給与の問題、またこういう公務員の給与を引き下げすると民間の地域の経済にも大きく影響してくるというようなこともあるわけでありますから、今後のこういうような措置については、厳しくやっぱり国は地方自治の本旨に基づいた自治のあり方というのを十分していただいて、今後二度とこういったような国に地方交付税の減額による給与削減ということをぜひさせないよう、これについては市長のほうからぜひ市長会等で十分に申し入れして今後の対応をしていただくように強くお願いをしておきたいというふうに思います。



○議長(大前寛乗君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第29は、総務消防委員会に審査を付託いたします。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 この際、御通知申し上げます。

 9月11日の本会議は午前10時に会議を開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

              午前11時2分 散会