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香川県 坂出市

平成25年 6月定例会 06月20日−04号




平成25年 6月定例会 − 06月20日−04号







平成25年 6月定例会



          平成25年6月20日(木曜日)午前10時開議

〇出席議員 22名

  1番   斉  藤  義  明       2番   出  田  泰  三

  3番   若  谷  修  治       4番   茨     智  仁

  5番   脇     芳  美       6番   村  井  孝  彦

  7番   野  角  満  昭       8番   楠  井  常  夫

  9番   末  包  保  広       10番   別  府  健  二

  11番   植  條  敬  介       12番   前  川  昌  也

  13番   大  藤  匡  文       14番   大  前  寛  乗

  15番   松  田     実       16番   若  杉  輝  久

  17番   松  成  国  宏       18番   吉  田  耕  一

  19番   中  河  哲  郎       20番   木  下     清

  21番   山  条  忠  文       22番   東  山  光  徳

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〇欠席議員 なし

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〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者

  市長      綾     宏       副市長     加 藤 悟 史

(総 務 部)

  総務部長    樋 本 保 男       秘書広報課長  杉之原 智 也

  職員課長    中 西 明 彦       政策課長    好 井 和 彰

  総務課長    前 谷 博 司       危機監理室長  高 木 照 男

  企業立地推進室長洲 崎 真 治

(市民生活部)

  市民生活部長  平 田 敏 夫       環境交通課長  浦 田 俊 一

  生活課長    末 包 嘉 一

(健康福祉部)

  健康福祉部長  寺 坂 政 喜       けんこう課長  浅 野 武 彦

  ふくし課長   木 村 泰 規       こども課長   福 家 寿 男

  かいご課長   北 山 博 己

(建設経済部)

  建設経済部長  阿 野 要 一       産業課長    川 西   克

  建設課長    藪 下 修 平       みなと課長   松 井 基 泰

  都市整備課長  宮 本 智 裕

(市立病院)

  事務局長    宮 竹 光 浩

(出 納 局)

  出納局長    荒 木 修 二

(消   防)

  消防長     中 川 靖 夫

(水 道 局)

  水道局長    野 方 宏 志

(教育委員会)

  教育長     三 好 康 弘       教育部長    小 林 一 夫

  教育総務課長  山 田 秀 男       学校教育課長  國 重 英 二

  文化振興課長  高 木 康 順

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〇出席した議会事務局職員

  事務局長    藤 村 正 人       議事係長    宮 川 滋 義

  書記      黒 田 佐永子       書記      吉 川 明 人

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              議 事 日 程   第4号

              第1 一般質問(個人)

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             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

             日程第1 一般質問(個人)

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○議長(大前寛乗君) これより6月定例会を再開し、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。御了承願います。

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△日程第1 一般質問(個人)



○議長(大前寛乗君) これより昨日に引き続き個人による一般質問を行います。

 まず初めに、17番松成国宏君の質問を許します。



◆17番(松成国宏君) 議長─17番



○議長(大前寛乗君) 17番 松成国宏君

              〔17番(松成国宏君)登壇〕



◆17番(松成国宏君) おはようございます。

 ただいま議長のお許しが出ましたので、公明党議員会の一員として6月定例会に臨み一般質問をさせていただきます。

 質問に入る前に、綾市長、2期目の御当選、まことにおめでとうございます。それも無投票での当選でございます。4年前、当選直後の南部保育所問題におきましても多くの地元住民の要望を酌んでいただき、民営化決定であったものを一転させ、もとに戻された。そしてまた、小学校教室のエアコン設置も実現をしていただきまして、校舎、体育館の耐震化も早々に100%を達成、そしてまた、企業誘致への御努力、事業再検討の実施とともに行財政改革への積極的な取り組み、庁舎玄関でのコンシェルジュサービスの実施、そしてまた、日ごろの職員の皆様とのコミュニケーションの醸成、また市民と膝を突き合わせてのさまざまな対話、交流、そしてまた、本年の春会期、瀬戸内国際芸術祭での職員の統率力、また先頭に立って御苦労された成果など、さまざまなこのようなことが勝因だと私は分析をいたすわけでございます。

 来月、7月21日の参議院選挙が目前でございますが、その前に日本の首都東京都の都議会議員選挙がございます。NHKでも開票速報などをする、そのような様子でございますが、香川で言うならば県議会議員選挙でございますが、7月に行われるこの参議院選挙の前哨戦として国民の皆様の動向を占うものと、そのように見られております。

 世界を見渡してみましても、東京都の規模より小さい国家もたくさんあるわけで、6月23日に行われる東京都議会議員選挙は大きな注目を今浴びております。

 インドネシアの予算とほぼ同じでございまして、日本の税収の約4割を占めていると、面積は確かに国土の1%以下でございますけども、人口は1,322万人、官庁会計を転換して新公会計制度を全国で初めて導入いたしまして、そして財政の見える化が実現して約1兆円の隠れ借金、いわゆる将来的な財政負担でございますが、これがわかって、結果、2年余りで、この1兆円の隠れ借金を解消したと、このような実績もございます。

 また、オゾンと生物活性炭を使った水道の高度浄水化も進みまして、本年10月にはおいしい水道水が100%提供できるそうでございます。

 東日本大震災におきましては、被災者を受け入れる避難所を、ほかの自治体に先駆けて設置をしまして、震災瓦れきの処理も引き受けて、さらに被災地に職員を派遣して現場の力を補完してきました。福島復興の大きな推進力である観光事業におきましてでも、東京都は福島に観光に行った都民に1泊3,000円を補助する、そのような事業も実施、そして活用されているようでございます。

 ここで質問ですが、今回、市長退職金を減額しなかったことに関してでございます。

 平成21年より市長の退職金を50%減額しておりました。4年に一度支払われるこの市長退職金の根拠が私は昔から納得できないのでございますが、市長はこの4年前、公約で退職金50%減額、そして給与の20%減額、これを市民にお約束をして見事、当選されたわけでございます。市民のほとんどの方はそのときの公約は今回の選挙でも生きていると、このように認識している方が大勢いたのではないでしょうか。そういった意味で、あえてお聞きをいたしたいと思います。公約どおり、自転車で毎日市役所に通っておられる綾市長でございますが、この退職金及び給与の減額は行わないのでしょうか、お聞きをいたしたいと思います。

 市民の中には、毎日の生活が大変な方もいっぱいおられます。市長はそんなことは百も御承知でしょうけども、改めて言います。今庶民の生活は大変なんです。

 先日、綾市長は職員の給料の減額は当面行わない、このように定例の記者会見で発表をいたしました。考えてみれば、香川県内において従業員数あるいは職員数からいうならば、香川県庁のほか県下8市9町の職員給料の減額、これはダイレクトに消費動向に大きく影響をするものでもありましょうし、4年前、市長初当選をしました当時、退職金も給与も減額して選挙に臨み大勝利した、このような状況の中で、4年後に支給されるであろう退職金、そして給与の減額は行わないのか、このようにお聞きをしているわけでございます。

 また、4年前、どういう志を持って退職金また給与まで減額して選挙に臨まれたのか、この点もお聞きしたいと思います。

 次に、市所有の土地についてお聞きをしたいと思います。

 坂出商工会議所の土地についてでございますが、市所有のこの土地を現在無償貸与しているのですが、どのようないきさつで、いつから無償貸与しているのか、お聞きをしたいと思います。会議所はその駐車場、各部屋を有償で貸しているというふうな現状もあるわけでございます。

 次に、市所有の土地ではございませんが、さらにこのたびできた北側の駐車場、これはどこの持ち物ですか、お聞きをいたします。

 別に、商工会議所の運営などをとやかく言うわけではございませんが、トップである会頭も無報酬の中で坂出の発展のために、活性化のために命をかけて頑張っておられている現状は十分把握をしております。それらは承知の上で、あえてお聞きをしたいと思います。

 次に、道路整備についてお聞きをいたします。

 まず、通学路についてでございますが、昨年4月23日、京都府亀岡市で小学生の列に車が突っ込んで児童ら10人が死傷するなど、子供が巻き込まれる交通事故が全国でも取り上げられております。

 第1に車との動線の問題、第2に通学時間での車の通行量の問題がございます。大事なのは、事故が起きる前にこの対策を講じることでございます。市内各校区ごとに危険箇所は今幾つあるのか、お聞きをいたします。

 そして次に、金山ニュータウンへの道についてでございます。

 瀬戸大橋を初め絶景が見られるこの山の中腹にある住宅街でございますが、ただ、ここへの進入路が複雑に狭く曲がりくねっております。あと50メートルほど整備すれば、目と鼻の先まで真っすぐ行けるような気がいたします。残念でなりません。都市計画道路なので部分的な整備はできないのですか、お伺いをいたします。

 今後、金山分院跡地へ墓地の整備等も予定をされておりまして、車同士のすれ違いなど、非常に難しい状況であると思います。昨年に続いて2回目の、これは質問でございます。

 次に、住みよい住環境整備についてお聞きをいたします。

 情報技術の発達によりまして、島など地方の活性化に寄与するためにインターネット技術を活用した住みよい住環境整備が可能になりました。例えば、遠隔医療システム、そしてまた防災体制の構築が、今後重要になってくると思います。ただ、この遠隔医療システムに関しては今回質問を割愛して、また後の機会にさせていただきたいと思います。ここでは、防災体制の構築について理事者のお考えをお聞きしたいと思います。

 次に、競輪の場外車券売り場の建設場所についてお聞きをいたします。

 最近場外車券売り場が新魚市場に隣接して計画されているようでございますが、この場外車券場への坂出駅からの動線は坂出駅から市立体育館への動線とダブってしまいます。つまり、中学生、高校生あるいは小学生が練習あるいは試合に体育館へ向かう際に、場外車券売り場へ向かう大人と並んで通行する、これだけはやめてほしいとの思いから付近の住民の反対がエスカレートしているような状況が見受けられます。理事者のお考えはどうか、お聞きをいたします。

 市内でほかの地域へこの場外車券売り場をつくることは、私は問題はないと思いますが、市としてどのような対応ができるのか、またどのような対応をしようとしているのか、お聞きをいたしたいと思います。

 次に、豊かな自然を観光に生かすということで、このような考えのもとで質問させていただきます。

 坂出市は本年度、市の魅力を発信し、にぎわい創出を図る新事業やイベントを公募しておりますが、大変これは好調と伺っております。

 今、梅雨とはいえ非常に高温で雨も少なくですね、まあきょうはどういうわけか大雨警報が出てるという、この質問原稿と全く違う状況ではございますが、今まで、つい数日前までは非常に蒸し暑く大変な状況でございました。隣の宇多津町議会では県内初でスーパークールビズ、いわゆるアロハシャツ姿で6月議会を開くことが報道されました。

 それぞれ都市間競争の、今真っただ中ではございます。都会は都会の豊かな財政をバックに住民の暮らしやすさを追求しております。地方都市は地方都市のよい部分を前面に出して、田舎ならではの自然であったり、またごちそうであったり、それこそ、これが最高の財産であると、このように私は思います。

 先日、夜遅く涼むために家の近くを散策しておりますと、用水路に何と、1匹の蛍が光っているではありませんか。びっくりしました。私は目を疑いました。蒸し暑く寝苦しい夜に、まさに一服の清涼剤のような感じでございました。そしてまた、別の日に、これは用事があって同じ場所へ行ったんですが、もういなかったんですね。それから以後、一回も見ておりません。そのとき1回だけ蛍が光ってるのを見たんですね。非常にうれしいような複雑な気持ちがいたしました。

 用事があって昼前に、あるとき王越まで足を延ばしたときに、花の周りにチョウチョウが飛んでいる、そのような飛び交っている状況も見ました。これらに大変感動をいたしました。そういえば、王越にはとんぼランドがあるんですね。そしてまた、テレビのニュースでも言われてましたけれども、ライオンケミカルのトンボ池。夕焼けとか蛍とかトンボとかチョウチョウとかですね、このような本当に豊かな心にさせてくれる自然ですね、今後とんぼランド、トンボ池、またほたるの里などへの市の助成は考えられないか、お聞きをいたします。

 今四国各地では蛍祭りも非常に盛んに行われているようでございます。坂出でも国宝神谷神社の周辺で二、三年前まで行われていたようにお聞きをします。神谷神社のほうへ行って、ちょうど出くわした方と若干お話をしたんですが、あのときは本当に車がずらっと並んでよかったと、今は本当に寂しいというふうなことを実はおっしゃってました。

 このたび、このライオンケミカル工場敷地内に従業員の方がつくられたトンボ池、これが開園されました。四万十市から先生を招いての企画だそうでございますが、大変すばらしいことだと思います。近隣の幼稚園児を呼んでトンボとり大会とか、また自然のすばらしさを子供たちに教える絶好の施設でございます。先日見た蛍、本当にそれがきっかけで、非常に最近そういうことに関心を持ったわけでございます。今香川県では絶滅危惧種というふうに言われているトンボのマイコアカネ、これがこの池ではふえることが大いに期待されているそうでございます。

 この王越町のとんぼランド、そしてまた神谷神社のほたるの里ですかね、このようなところも、どんどんやっぱり一つ一つ充実していただいて発展していただいて、市民そしてまた観光客の方の何人かでもここへ立ち寄っていただければなと、そのように思う次第でございます。坂出の豊かな自然をも観光資源に充てていきたいものでございます。理事者の御見解をお聞きいたしたいと思います。

 次に、常盤公園の頂上の案内板についてお聞きをしたいと思います。

 大事をなすには小事が最も大事でございます。何年も前からずっと気になっていたという、ある方の報告で私も見に行ったんですが、市内のところどころにいろんなふぐあいがあるんですね。

 その常盤公園の頂上へ行くと「WELCOME SAKAIDE」、このSAKAIDEというローマ字で書かれた文字の最後のEが欠けたままでずっと放置されていたということです。そして、これはもう目安箱に投書があるかなと思ったら、これはなかったみたいなんですね。重箱の隅をつつくような質問でございますが、この小さなことでも非常に大事なことでございます。ぜひとも早急な対応をお願いしたいと思います。

 もう一つ、坂出港の施設整備についてお聞きをいたします。

 これもある女性の方から指摘をされて見に行ったわけですけれども、坂出港で改善すべきことが2つあるというふうに言われるんです。それは、昔千当丸の乗り場であったところに看板があります。「ゆめ無限海橋のまち坂出」、そして「ようこそ坂出へ」という、そういう看板が堂々とあるわけでございますが、それら看板と一緒に一番上の端に時計があるんですね。この時計がもう10年近くとまったままであると、どうにかならないんでしょうかというようなことです。真正面に立派な両景橋、太鼓橋ですね、の石碑が建っているんですけども、そのちょうど正面のところでございます。

 そしてもう一つは公衆トイレですね。掃除はきれいにできているわけでございますが、設備自体が相当古くて、女性が利用するに相当抵抗があると、そのように言われてました。

 以上の点、どうにかならないか、お聞きをいたします。

 これで1回目の質問を終わらせていただきます。御清聴大変にありがとうございました。



○議長(大前寛乗君) 答弁を求めます。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) おはようございます。

 ただいま大雨警報が発令中でございまして、水防本部を立ち上げておりますので、議長のお許しを得てこういう格好で登壇をさせていただきます。

 早速でございますが、17番松成議員の市長の2期目についての御質問のうち、退職金、給与の減額について御答弁をいたします。

 市長は、議員と同様に選挙により住民の信任を得て就任する特別職であり、みずからの給与については私自身の政治信条などに基づき、みずからが適切に判断すべきものと考えております。

 一方、特別職の給与を定めるに当たり、本来であるならば最大限に尊重すべき特別職報酬等審議会の審議を経ず、選挙公約に基づいて行った給与削減により他の特別職の給与、報酬に少なからず影響を与えたことについて各方面からその賛否を含めいろいろな御意見を頂戴いたしております。また、私は常々議会でも、本来全国一律であるべき社会保障、セーフティーネットの分野を政争の具にすることには疑問があると申し上げておりますが、そういう意味で、市長の給与削減を公約に掲げることに矛盾を感じていることも事実でございます。

 いずれにいたしましても、現在国より、地方固有の財源である地方交付税を政策誘導手段とした地方公務員給与削減の要請がなされるなど、特別職も含めた公務員の給与、定数、地方行財政のあり方等が厳しく問われている現状でございます。

 私自身の給与、退職手当についても、今後これらの動向も注視しながら議会並びに市民の皆様の御意見も十分にお聞きする中で、社会経済情勢や本市の財政状況、そして私の政治信条に基づき、みずから適切と判断する給与の決定方法や給与水準について検討してまいりたいと存じます。その際には、先ほど申し上げました特別職報酬等審議会に諮ることも考慮に入れて検討してまいりたいと、かように思っております。

 以上、私より御答弁申し上げまして、以下、部課長をもって答弁させますので、よろしくお願い申し上げます。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○議長(大前寛乗君) 総務部長 樋本保男君

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 17番松成議員の商工会議所の土地について、市所有のこの土地を現在無償貸与しているのはどのようないきさつで、いつから無償貸与しているのか、また北側駐車場の所有者についての御質問に御答弁申し上げます。

 昭和31年に、当時は貿易会館と言っておりましたけれども、この建物を商工会議所に有償で譲渡をいたしております。その後、商工会議所が会館を建てかえるということで、昭和47年6月20日、改めて用地を無償で貸し付ける旨の契約を結んでおります。無償といたしました根拠は、財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例第4条第1号の規定によるものでございます。その後、契約期間の満了に伴い平成14年に無償貸し付けの契約を結んでおり、直近では平成24年度においても同様な理由によりまして平成24年6月20日から3年間、無償貸し付けの契約を結んでおります。

 なお、商工会館北側の駐車場用地は商工会議所が取得したもので、市有地ではございません。

 次に、住みよい住環境整備についての御質問のうち、島嶼部などもインターネットを利用して防災体制を構築してはどうかとの御質問に御答弁申し上げます。

 防災活動を行う上で多様な情報伝達手段を使った情報伝達体制を確立することは大変重要な要素であります。そのため、まず避難所となる小中学校や与島出張所に移動系防災行政無線機を設置し、固定電話が不通となった場合でも災害対策本部と連絡できる体制を整えております。また、避難勧告等一斉放送する同報系防災行政無線につきましては、今年度基本設計を行い、平成27年度末を目途に施設整備を図る予定といたしております。

 災害現場と災害対策本部との間においてインターネットを利用して指示、報告、映像伝送等を行うためには高速なインターネット回線が必要となりますが、現時点におきましては島嶼部に利用できるインターネット回線はございません。民間の移動体電気通信事業者がサービスエリアの拡張を進めておりますので、その動向も注視しながらインターネットの活用についても研究してまいります。

 次に、競輪の場外車券売り場の建設についてお答えをいたします。

 本市入船町一丁目への施設設置に向けた動きがあることは承知をいたしておりますが、現段階におきまして、市といたしましては特段の対応はいたしておりません。

 場外車券売り場の設置につきましては、自転車競技法に基づく指導要領等によりまして地域社会との調整を十分に行うことが求められており、近隣の自治会等の同意が必要であると伺っておりますので、市といたしましては、そのための説明会等の動向を見きわめた上で必要な対応を検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎市民生活部長(平田敏夫君) 議長─市民生活部長



○議長(大前寛乗君) 市民生活部長 平田敏夫君

              〔市民生活部長(平田敏夫君)登壇〕



◎市民生活部長(平田敏夫君) 17番松成議員の住みよい住環境整備についての御質問のうち、豊かな自然を観光に生かすについてお答え申し上げます。

 ゲンジボタルの自生地である神谷川地区では、以前は地元神谷自治会において環境保全活動が行われており、坂出市においてもこの自生地域を市の天然記念物に指定しております。また、王越地区のとんぼランドも地元のボランティア自然界倶楽部と子供たちが協力して活発な環境学習が行われております。ことしからは地元企業も協力して、さらに活動の幅が広がっているとお聞きしております。このような活動が市民主導で行われていることはすばらしいことと、活動に携わっていらっしゃる方々に敬意を表する次第でございます。

 都市化が進む坂出市においても、改めて生き物と人間とが共生できる良好な水辺の環境の維持、再生に努め、水生生物の保護を図っていかなければなりません。本市においても民間団体等による自主的な活動が促進されるよう、指導、助言等、必要な支援をしてまいりたいと考えますが、御質問の環境保全活動に対する助成金の制度につきましては、今後の課題として調査研究してまいりたいと存じます。



◎建設経済部長(阿野要一君) 議長─建設経済部長



○議長(大前寛乗君) 建設経済部長 阿野要一君

              〔建設経済部長(阿野要一君)登壇〕



◎建設経済部長(阿野要一君) 17番松成議員の道路整備についての御質問のうち、金山ニュータウンへの道路についての御質問にお答えいたします。

 御質問の道路は、都市計画道路福江松山線となってございます。

 都市計画道路の整備につきましては、まちづくりを進める上で重要度の高い路線として京町線、室町谷内線、福江松山線の3路線の整備を進めております。その中で福江松山線においては、花町の富士見町線との交差点から南部公民館までの区間約260メートルの整備を進めており、現在の事業区間が完了しますと、引き続き池園町のマルヨシセンター交差点までの区間約220メートルの整備に取り組む予定でございます。

 街路整備におきましては、交通ネットワークを形成する必要があることから、短くても交差点区間の整備が必要となり、御指摘の区間のみの部分的な整備は難しいものがございます。金山ニュータウン進入路周辺の道路整備につきましては、先ほど申し上げました都市計画道路3路線の進捗状況や財政状況を見きわめながら検討していく必要があるものと考えてございます。

 次に、住みよい住環境整備についての御質問のうち、常盤公園の頂上の案内板についての御質問にお答えいたします。

 常盤公園頂上の案内板は、公園を訪れる方への歓迎板として市民団体より寄贈されたものでございます。なお、御指摘の不備な点につきましては、早急に対応してまいりたいと考えてございます。

 次に、坂出港の施設整備についての御質問のうち、西運河地区の時計についての御質問にお答えいたします。

 入船町の船客待合所の西側にありますこの時計につきましては、観光船の乗客等に利用されてきたものでございますが、既に壊れており機能しておりません。撤去も含めて対応を検討してまいりたいと存じます。

 次に、同箇所にあります公衆トイレでございますが、港湾利用者及び関係者の利用に供するため設置したもので、清掃業務を委託し維持管理を行っておりますが、一部古くなり傷んでいる箇所もあることから、適切な処置を講じ市民の方が使いやすいよう施設管理に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○議長(大前寛乗君) 教育部長 小林一夫君

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 17番松成議員の道路整備についての御質問のうち、通学路の危険箇所についてお答え申し上げます。

 昨年の4月以降、全国各地で登下校中の児童等が巻き込まれる交通事故が相次いだことにより、文部科学省、国土交通省、警察庁から各市町村に通学路の危険箇所について関係機関と合同で緊急点検し、昨年の11月末までに対策を講ずるよう要請がありました。

 これを受け、本市においても市内12校区のうち9校から緊急合同点検を希望する危険箇所として27カ所が挙げられたことから、昨年8月2日と3日の両日で関係者による合同点検を実施した結果、26カ所が対策必要箇所として選定されたところであります。

 校区別に申し上げますと、坂出小学校4カ所、東部小学校1カ所、金山小学校6カ所、西庄小学校3カ所、林田小学校4カ所、加茂小学校2カ所、府中小学校ゼロカ所、川津小学校4カ所、松山小学校1カ所、瀬居小学校1カ所、岩黒小学校ゼロカ所、櫃石小学校ゼロカ所となっております。



◆17番(松成国宏君) 議長─17番



○議長(大前寛乗君) 松成国宏君

              〔17番(松成国宏君)登壇〕



◆17番(松成国宏君) 今御答弁いただきまして大変ありがとうございます。

 1つ、通学路に関してでございますが、全部で27カ所、そのうち直さなくてはいけないところは26カ所ということでございますけれども、これはね、こんな数字では全くないと思いますね。本当はもうかなりの数の危険箇所、そしてまた、改善すべき箇所が私はあると思います。それも今後、私もしっかりといろいろなところを実際に見て回って調査をしてまいりたいと思います。

 そして1点ですね、これ最近聞いた話でございますが、西庄の八十場周辺で大きな犬が3匹野放しになってるという話を聞きました。かまれた人もいるようでございまして、通学路でも、もちろんございます。住民が非常に困っておりまして、保健所そしてまた警察、そして市役所等に相談も持ちかけているんですが、全く解決に至ってないと、住民が本当に安心して暮らせるように、また児童が安心して通学できるように、これも努力していただきたいというふうに要望をしておきたいと思います。

 次に、坂出商工会議所の件に関してですけれども、これは隣の駐車場は商工会議所の持ち物だということで安心をいたしました。

 ただ、商工会議所の青年部の皆さんとかは大変活発に、最近活動をしていただいておりまして、集団見合いとか、また駅前の市とか、大変頑張っていただいております。その辺のこともありますし、また会頭を先頭にまちおこし、市の活性化、そのようなことで大変御尽力をいただいているというふうに思います。これからも団結して頑張っていただきたいと、念願するものでございます。

 そしてまた、この冒頭の退職手当についてでございますけども、給与自体は、私はそれ以上の仕事をしておれば給料を減額する必要は全くないと私は思います。ただ、退職手当について、その最初の4年前の50%削減という志は、今は変わってしまったのかということを私は質問させていただいた次第でございまして、別にこれは質問ではないんですけどね、要望ですけれども、その辺もしっかりと考えていただきたいというふうに私は思うんですね。

 三豊市でも、先ほど言われた御答弁と同じようなお考えで、公務員の給与削減条例の提出を見送る。ただし、職員給与をもし削減する場合には市長や副市長など三役の給与と議員報酬について市特別職報酬等審議会に諮問することにしておりますという、新聞報道がございました。つまり政府の要請による削減ではなくて、市民の理解を得られる形にすると、給与にすると、そういうことだろうと思います。

 市長が、先ほど御答弁されたのも同じような内容でございますので、市民に理解されるような御判断をよろしくお願いをしときたいというふうに思います。

 さまざまな角度で質問をさせていただきましたけども、やはり今後コミュニケーション、早朝の朝食会等を6回にして、課長、部長の皆さんとさまざまな議論をして練り上げて、そして団結して、この坂出市を活性化させていっておられる綾市長さんに、今後ともますますの期待を申し上げまして、一層一致団結して市民のためのすばらしいかじ取りを御期待申し上げて、この質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(大前寛乗君) 次、2番出田泰三君の質問を許します。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 2番 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、早速質問に入らせていただきます。

 最初は、坂出市の文化行政についてお尋ねします。

 綾市長は、さきの市長選挙で無投票で2期目の当選を果たされました。改めてお祝いを申し上げたいと思います。

 私は、それまでの坂出市政は厳しい財政事情を理由に、音楽や芸術、それに郷土の歴史や文化遺産を守りながらまちづくりに生かしていく、いわゆる文化行政にあまり重きを置いてこなかった。失礼を承知でさらに言わせてもらえるならば、ほとんど切り捨てる形で放置してきたのではないかとさえ感じておりました。先ほどの松成議員の御指摘もそうですし、私がこの後述べます資料館の剥げたペンキもその事例の一つではないかというふうに思っております。

 しかし、綾市長はそうした空白を埋めるかのように古のロマンのまちさかいでを掲げ、坂出の持つ文化、歴史の魅力を生かしたまちづくりに積極的に取り組もうとされております。私はその姿勢を大いに評価するものであります。

 そこで市長にお尋ねします。

 2期目に当たって、今後どのようにいにしえのロマンをまちづくりにつなげて発展させ深化させようとお考えなのでしょうか、お聞かせください。

 また、ことしは瀬戸大橋開通25年、そして来年は瀬戸内海が日本で最初の国立公園に指定されてからちょうど80年、さらに弘法大師が四国霊場八十八カ所を開いたとされる年から1200年と、いろいろな物事の節目に当たる年だそうです。新たな観光振興につながるような構想と具体策をお持ちであれば、あわせてお聞かせください。



○議長(大前寛乗君) 答弁を求めます。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 2番出田議員の文化行政について、「古のロマン」とまちづくりについて、今後どのようにいにしえのロマンをまちづくりにつなげ、発展させ深化させていくのか、新たな観光振興につながるような構想や具体策があれば示してもらいたいとの御質問にお答えいたします。

 文化、歴史の魅力を生かしたまちづくりは、私が市長に就任以来、一貫して取り組んできたテーマであり、古のロマンのまちさかいでをテーマに掲げ、その礎を築いた先人に目を向けて、本市に足跡や伝承が残る6人の偉人を取り上げながら、市民の皆さんに本市の文化や歴史の魅力を楽しみながら再認識していただき、市外また県外から訪れる方にも本市の持つ文化や歴史遺産の魅力に触れてもらい、多くの方々が坂出にまた来たいと思えるような、引き続き文化、歴史遺産を活用した情報発信や各種事業を展開してまいりたいと考えております。

 既に大河ドラマ平清盛でクローズアップされ、先人たちによって大切に伝え残された崇徳上皇ゆかりの地をめぐるバスツアーやまち歩きは歴史上の伝承地をめぐるとともに、我が町の魅力を再発見する機会にもつながり、現在も魅力的な観光コースとして人気のあるものとなっております。

 また、これからの重要な歴史遺産の一つとして、ことし2月に府中で香川県により確定をされました讃岐国府の中心施設跡の全容解明と史跡指定を目指すとともに、讃岐国府跡とその周辺の歴史遺産の保存活用に向けて検討を進めながら、学術的重要性はもちろんのこと、観光資源としてもより多くの人を魅了するものとなるようにし、今後、にぎわいのあるまちづくりに生かしてまいりたいと考えております。

 また、四国4県と関係57市町村が中心となり、四国八十八カ所霊場と遍路道を将来に保存、継承していくため、まず世界遺産の暫定一覧表入りを目指し、資産の保護を進めておるところでございます。その一つの取り組みとして、遍路道や札所寺院を史跡に指定し、構成資産の充実を図っており、本市では白峯寺から根香寺へ向かう遍路道が古来からの景観や形状を良好に残していることから、ことし1月に国に史跡指定の意見具申をしているところでございます。

 この遍路道の史跡指定の意見具申の成果を得ながら、この先、平成26年に予定される、議員のおっしゃる崇徳上皇850年忌、四国霊場開設1200年とも相まって相乗効果を生みながら、多くの方々が本市に訪れ、歴史文化遺産に触れるよい機会になればと考えております。

 いにしえのロマンをテーマに市内のさまざまな文化、歴史遺産を生かした事業を行うことで、地域の活性化や世代間の交流を生み活性化に結びつけるとともに、新たなにぎわいを誕生させながら新しいまちづくりに生かしていければと考えております。

 また、議員御指摘の、来年は瀬戸内海国立公園が指定されて80周年になります。香川、岡山を合わせた催し物の計画が少し進んでいるところでございますので御期待をいただければと思います。

 以上です。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) 次は郷土資料館についてお聞きいたします。

 既にお気づきかもしれませんけれども、私はこの郷土資料館について過去2回、いずれも同じ6月議会で質問しております。そしてようやく、昨年度末のことし2月から3月にかけて建物の耐震診断を実施し、その結果が今月5日の教育民生委員会で報告されました。私も傍聴していましたので、その結果については存じております。しかし、郷土資料館につきましては、市民の中にも関心を持たれている方も多いので、改めてこの本会議の場で理事者側の考えを、細かい御報告は結構ですので、できるだけコンパクトにわかりやすく市民の皆様方にお示ししていただければと思います。

 また、一部に依然としてくすぶっています建物を取り壊すといった乱暴な意見についても、改めてこの場で理事者側のお考えをお聞かせいただきたいと思います。



◎教育長(三好康弘君) 議長─教育長



○議長(大前寛乗君) 教育長 三好康弘君

              〔教育長(三好康弘君)登壇〕



◎教育長(三好康弘君) 郷土資料館の整備についてお答えいたします。

 大正9年完成の木造大型建造物である郷土資料館の耐震診断については、国の重要文化財(建造物)耐震診断指針等を参照し、平成25年2月から3月末までの期間で3種類の精密診断と、文化財としての保存も考慮した耐震補強方法も含めて診断を実施いたしました。

 診断の結果、2階部分は間仕切りのない一間のホールとなっていることから、水平方向の揺れによるねじれ等に弱い構造であり、3種類の診断結果とも倒壊する可能性が高い建物との判定でありました。なお、1階部分については間仕切りも多いことから、診断数値も2階部分に比べ強度が高く、2種類で一応倒壊しない、1種類で倒壊する可能性があるとの判定でありました。建物全体としては、倒壊する可能性の高い建物との判定になりました。

 郷土資料館の保存については、市指定文化財であり、正門の門柱も含め、現在の建物を現在の場所で耐震補強を施しながら保存を図ってまいりたいと考えております。

 補強の時期については、今後耐震診断等が予定される大橋記念図書館や勤労福祉センターの耐震診断結果等も踏まえ、周辺施設全体の整備の中で考えてまいります。

 以上です。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) ありがとうございました。

 今の言葉をお聞きして、もう潰さないというふうに、そう断言してよろしいかなというふうに思っておりますけれども、それでよろしいでしょうか。いや、結構です。私はそう受け取りました。

 資料館の整備につきましては、今後行う図書館や勤労福祉センターの耐震診断の結果を踏まえて総合的に判断されるということですけれども、現時点で、仮にではありますけれども、仮に郷土資料館だけを単体で耐震補強をするとなりますと、どれくらいかかるのか、試算されている数字がございましたら、参考で結構ですのでお答え願えませんでしょうか。



◎教育長(三好康弘君) 議長─教育長



○議長(大前寛乗君) 教育長

              〔教育長(三好康弘君)登壇〕



◎教育長(三好康弘君) 郷土資料館の耐震補強にどのくらいの経費を要するかとの御質問にお答えいたします。

 建物の補強について、現在の外観を大きく変化させることなく内部から補強を施す方法で、建物が耐震基準を満たすための経費として、概算で5,000万円は必要とされております。ただし、建物の外壁の塗り直しや補強後の内部の展示など、設備の改装も含めるとそれ以上の経費が必要になると考えております。

 以上でございます。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) やはり多額の費用がかかるということなんですけれども、私はできれば郷土資料館につきましては善通寺市の偕行社のような保存整備が行えないかなというふうに考えております。経費を度外視した話でちょっと申しわけないんですけれども、そのように考えております。

 また、先ほど少し触れましたけれども、実際、郷土資料館の存続であるとか廃止が論議されました昭和50年、当時の坂出商業のOBの皆さんが募金活動も含めた保存運動を展開したとの記録が残っております。私も見せていただきましたけれども、今綾市長は付加価値の高いまちづくりに向けて市民との共働をうたっております。

 私は保存整備の財源確保の一部として、例えば、坂出商業や私のような旧坂出中学の卒業生を初めとする大勢の市民の皆さんや県内外の出身者などから貴重な浄財を集める募金活動もこの際、ぜひ前向きに検討してはどうかというふうに思っております。もちろんそれで全てを賄うということではありませんけれども、そうすることによって郷土の文化財を敬い、大切にする心も醸成されるように思うのですが、いかがでしょうか。



◎教育長(三好康弘君) 議長─教育長



○議長(大前寛乗君) 教育長

              〔教育長(三好康弘君)登壇〕



◎教育長(三好康弘君) 郷土資料館の保存についての財源確保の一部として募金活動を検討してはどうかということでございます。

 募金活動は財源の確保とともに、郷土坂出の文化財への関心を高め、保護活動への理解と参加を促進していく効果ももたらすと思われます。今後その方法について研究してまいりたいと思います。

 以上でございます。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) ありがとうございます。

 郷土資料館は大正9年、当時の綾歌郡立綾歌商業学校の時代に建てられたもので、市内の学校建築では最古の建造物だと言われております。その後、現在の場所で綾歌商業から大正11年に県立坂出商業に昇格した際の本館として、さらにその後、移転した旧坂出中学校でも同じく本館として利用されてきました。

 これは余談になりますけれども、明治34年に県内初の香川県立商業学校は、現在の坂出高校の場所、つまりここ坂出の地に開校いたしました。ところが、明治45年に県議会で県立商業学校を高松市立商業学校に合併し、おまけに高松に移転することが決まったために、当時の生徒や父兄が猛反発しまして同盟休校、つまりストライキを行って登校拒否をするという異常事態がその後続きました。結局大正3年に県立商業の高松移転に伴い、当時の坂出町や綾歌郡の有志が動きまして、綾歌郡立綾歌商業学校を設立したと、坂出市史には記されております。

 こうした経緯を歴史から学ぶとき、私は当時の坂出の人たちの気概と誇りを強く感じております。郷土資料館には単なる建物としての歴史的な価値だけではなく、先人たちのまちづくりにかけた熱い思いが込められていると言っても過言ではないと思います。

 昭和53年10月、瀬戸大橋の起工式が番の州で行われた、そのおよそ20日後、郷土資料館がリニューアル開館いたしました。時代の輝きを一身に浴びようとするものと、そうでないものとの差、まさに光と影であります。しかし、右肩上がりの経済成長が衰えを見せている今、かつては影の存在と思われたものが再び輝きを取り戻そうとしております。その証拠に、先人たちの築いた遺産や文化を起爆剤に新たなまちづくりに取り組み成功している自治体が全国で徐々にふえているではありませんか。限られた予算の中で先人たちが残してくれた貴重な文化遺産をどう生かしていくか、市長初め私たち議員も、そして市民も一丸となって本気で知恵を出し合って頑張っていこうではありませんか。

 それでは、次の質問、国の史跡であります城山城の跡についてお尋ねいたします。

 私は先月半ばから今月初めにかけて3回城山城の跡を訪れました。目的は幻の滝と言われる不動の滝を見るためであります。

 従来は下の西庄から登るか、あるいはゴルフ場から下っていくか、二通りのコースしかないというふうに思われていたんですが、実はもう一つ、展望台の近くから直接滝へおりていける道がありまして、最近私の知人がみずから草を刈って整備したからといってそこを案内してくれることになったんです。途中、滝へ向かって緩やかに流れる水音や鳥の鳴き声、それに風にそよぐ木々や葉っぱの音に癒やされながら谷沿いを下っていきますと、高さおよそ20メートルの不動の滝に到着いたしました。そこには途中で幾つも見たコケの生えた巨大な岩石と同じ安山岩がそそり立っていまして、水量は決して多くはありませんが、岩肌には確かに水が流れ落ちています。また、周りにはもみじの木が生い茂り、秋の深まるころには一体どんな景色が広がるのかと想像するだけでうれしくなってしまいました。

 城山の魅力はこれだけではありません。周辺には古代の山城跡を物語る石塁や土塁、それにホロソ石や車道といった遺構が数多く点在しております。さらに、その昔、讃岐国府の国司だった菅原道真が雨乞いをしたとされる明神原遺跡の近くの眺めのよい高台から東を見ますと、古代は南海道を歩く際の目印だったとされる六ツ目山、またそこから一直線に西に向かって位置する場所が今の讃岐国府跡で、眼下に広がっておりました。そして、目線を少し北に移しますと瀬戸内海が一望できました。まさに「百聞は一見にしかず」でありまして、この場所に山城がつくられた理由が一目でわかります。

 しかし、それほど遺跡として価値の高い城山城跡も、果たして今日まで坂出の貴重な歴史遺産として正当に評価されてきたでしょうか。また、その魅力を広くアピールしてきたでしょうか。残念ながらノーと言わざるを得ません。

 お隣の高松市ではことし秋、古代山城サミットが開かれます。確かに同じ山城の屋嶋城については日本書紀に記述がありますが、ほぼ同じころ、7世紀後半に城を築いたとされる城山についてはそうした記録や記述はありません。しかし、現存するさまざまな遺構の数は屋島に比べましてはるかに多いのです。今、いにしえのロマンを掲げて観光振興に努めようとする本市にとっても、せっかくの宝を、ただ眠らせておくだけでは実にもったいないと思うのですが、いかがでしょうか。

 ことし2月、その位置が確定されました讃岐国府跡も、さらに決定的な遺構が出るのではと期待が一層高まっております。

 私たちのグループでは、この秋、できれば2回ほど城山城の跡をテーマにした山歩きを予定しております。また、讃岐ジオパークを提唱しています香川大学の長谷川教授も、今月不動の滝を初めて訪れるなど関心を寄せているそうであります。

 坂出市もせっかくのチャンスなので古代山城サミットと連携する形で城山城の跡を舞台に独自イベント、できれば讃岐国府跡のPRも兼ねたイベントを企画すべきと考えますが、いかがでしょうか、お答えください。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○議長(大前寛乗君) 教育部長 小林一夫君

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 城山城跡の有効活用について、ことし秋に高松市で開催される古代山城サミットと連携する形で城山城跡を舞台に独自のイベントや、また讃岐国府跡のPRを兼ねたようなイベントの企画を行ってはどうかとの御質問にお答えいたします。

 史跡城山は、昭和26年という比較的早い時期に国の史跡に指定された古代山城であり、歴史遺産として貴重な遺跡であるとともに、観光資源としても貴重なものであると考えております。

 ことし10月4日から10月5日に高松市において第4回古代山城サミット高松大会が開催される予定であり、貴重な文化遺産、歴史資源である古代山城を通じて、文化財保護意識の高揚や普及を図りながら、地域おこしやまちづくりに活用するための意見交換や情報交換が行われる予定であります。

 今回は屋嶋城が所在する高松市が開催地でありますが、本市も共催市となっており、独自のイベントではございませんが、城山においても関連イベントとしてサミットに合わせて城山と屋島の間で烽火リレーを実施し、両山城の存在をPRしていくこととしております。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) どうもお答えありがとうございます。

 その烽火リレーにつきましては、私以前に、実は坂出市の広報を見て実際現場へ行きまして、非常におもしろいなと思いました。ただし、そのとき参加したのは広報にちょろっと載っていただけなんですけれども、私を含めて5人だったというふうに思うんですけれども、ことしは10月より以前にやられるというふうにお聞きしているんで、もう少し広く、より強く広報していただきたいなあというふうに、これはもう要望しておきます。

 それと、それ以外に特にお考えはないということは、私からしたら残念なんですけれども、今言って、たちまち妙案が出てくるわけではないと思いますけれども、せめてそういった山歩きですとか、市民の皆さんにもっと知っていただくようなイベントもあわせて研究されたらいかがかなというふうに思います。

 また、今後の整備につきまして少しお尋ねしたいと思うんですが、私は近隣の、いわゆる鬼ノ城でありますとか屋嶋城のような大がかりな復元は、まあ城山城の跡の場合はむしろ不向きだというふうに思っておりまして、逆に、できるだけ今ある形のものをそのまま整備するほうがいにしえのロマンを訪れた人に感じ取っていただくにも望ましいのではないかというふうに考えております。

 しかし、例えばですね、具体的に言いますと、史跡の看板が出てるそのホロソ石へ行く県道と現場の間に割と広い側溝がありまして、ここを歩くのはどうも女性や子供では歩いたり飛んで渡ったりとかというのが非常にしづらいので、板なんかを設置していただくなどの工夫が必要だと思っております。それについては後で御答弁いただきたいなあというふうに思うんです。

 それと、これはぜひとも実現してほしいんですけれども、頂上の展望台や先ほどの明神原遺跡は、古代は確かに遠くまで見渡せたはずなんですけれども、今は雑木や雑草などが生い茂ってまして、わずかに展望台から南部の讃岐平野が見えるだけでして、せっかくのいにしえのロマンもこれでは台なしだというふうに私は思っております。もちろん国との折衝が必要だということはわかるんですけれども、何とか本来の姿に少しでも近づけていただいて、訪れた人に味わっていただきたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか、御所見をお伺いします。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○議長(大前寛乗君) 教育部長

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 史跡の見学場所の簡易な整備や頂上の展望台や明神原は遠くまで見渡せていた本来の姿に少しでも近づけるべきではないかとの御質問にお答えいたします。

 国の史跡に指定された当時は城山の環境も良好で土塁線なども遠方から見ることが可能であったと言われております。その後、次第に雑木や雑草に覆われ、ゴルフ場内に残される遺構や道路からの進入しやすい位置にある石造加工物などは現在でも比較的見やすい状況にあるものの、その他の土塁や石塁、また明神原や展望台周辺は雑木や雑草が生い茂る状態となっており、昔の面影とは異なった状態となっています。

 山頂部や明神原などで大がかりな伐採などは、国立公園内でもありますので難しいと考えますが、環境省や土地所有者の了解を得ながら少しでも本来の姿に近づけられるよう、関係者や関係機関とも協議しながら検討してまいりたいと考えております。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 出田議員の答弁にちょっと追加をしたいわけですが、私は市長になりましてから、城山は本当に大変な代物だと思っておりました。山城というのは、ほぼ九州にほとんど点在するわけでございます。その中には神籠石式と朝鮮式の分類で、この城山はそれすらわかりにくい。それぐらい複雑な、また古いところで、一番重要度が高いんじゃないかと。あれだけの高さとあれだけの広さを持ってるというのは、それは屋島の比ではないと思っております。

 ただ、整備に関しましては非常に難しいところがあります。そういった意味では、沙弥島で芸術祭をやるときには、なかなか伐採はできませんので、大きく剪定をしていただいたということでございますが、そういうことも含めまして環境省とか、そういう国立公園の会合にはなるべく参加をさしていただきまして、それが少し有利に使えるように、また文化庁の方ともお知り合いになるのは、やっぱりそういうサミットの中でございます。国府サミットもですね、参加をさせていただいて、その中で有効利用をどういうふうにしようかと、そういったものも、緊急な話し合いをする場でございますので、たくさんそこへ参加をしてお互いに知恵を絞っていこうということで進んでおります。

 今後とも、まあ所管が教育委員会になりますが、今後のその利用とかそういうものは、やっぱりいろんな意味で縦断的な考えを持って進めていく必要がある。で、山頂の一部は県有地でございます。そういったところも含めまして、そこへの進入道路にしても、今後考えていく必要があるのかなと、かように思ってます。

 以上です。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) 大変丁寧に説明いただきましてありがとうございました。

 何とか、今市長がおっしゃってましたけれども、知恵を出し合って、お互いが良好にいけるような形でぜひ実現していただきたいなあというふうに思っております。

 以前にも申しましたけれども、山歩きで有名な元高松一高の校長先生の林巍先生が、里山歩きに医者要らずというふうなお話もされておりました。山歩きによって心肺機能が高まって、その結果、特に高齢者の病院通いが減るという、そういう意味を先生がおっしゃってるんですけども、当然そうなりますと、予防医療ということで医療費の抑制に少しでもつながるわけですから、城山城跡の整備とPRというのは、いにしえのロマンの新たな魅力づくりの強力な武器に成り得ると考えてますので、ぜひ前向きに整備を今後ともよろしくお願いいたしたいなというふうに思っております。

 次に坂出市民が選ぶ文化財・遺跡百選、まあこれは私が勝手に名前をつけたんですが、の創設について質問いたします。

 以前私が保存に向けて何らかの指定をと提案させていただきました一文字堤防ですね、先月の19日に行われましたまち歩きイベントに参加しまして再び歩いたところ、堤防の一角に市の教育委員会がおつけになった1枚の小さなプレートを発見しました。さりげないけども、うれしい配慮だなというふうに思っております。

 また、同じく当日、かねてより見たかった悪魚退治の伝説で知られます御供所のにわとり石も訪れましたけれども、こちらは民家の畑にぽつんとあるだけで説明板などはありませんで、正直案内してくれた方の説明がないと、これがそうかなというふうには、なかなか正直わかりませんでした。

 以前、私は茨城県の土浦市を訪れた際に、朝早く散歩をしておりましたら、ある個人病院の入り口の木に「土浦市の保存木」というふうに書かれた1枚の小さな木のプレートがかけてあるのを見つけまして、思わず見入ってしまったことが思い出されました。

 三好教育長は、一文字堤防の保存について指定文化財としての保護は難しいが、市独自の文化財登録制度を制定し、わかりやすく親しみやすい文化遺産として保護と振興を図っている市もあるというふうに去年6月議会で答弁されました。

 まち歩きをしていますと、坂出市内には実におもしろい場所や建造物、遺跡あるいは樹木などが数多く残っていることに気づかされます。先ほどの不動の滝でありますとかにわとり石もそうなんですけれども、ビリケ井戸、林田にありますもとの映画館の大衆館ですね、それとか八十場のところてん、瀬居島の島遍路、稚児の滝、香風園もそうだろうというふうに思います。それと、高須商会のうだつ、あの火事をよける際のですね、があります。それと、あそこを通ってるアーケードはそれこそ遍路道に指定されているということ、数え切れないほど指定しようと思えば幾らでもおもしろいものがあるわけでして、そこで私は文化財という、そうした定義にこだわらずに、そのバーを低くして、例えば、先ほど申しました市民が選ぶ文化財・遺跡百選といったくくりで、身近にある古い建造物や遺跡、樹木などを選びまして、次の世代に残していってはどうかというふうに考えております。権威づけよりも、市民が選ぶ形式にすることでまち歩きの楽しみも倍増すると同時に、綾市長が所信表明で述べました愛郷育の具現化にもつながるのではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○議長(大前寛乗君) 教育部長

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 市民が選ぶ文化財・遺跡百選といったくくりで文化財指定は難しいが、地域に残された建造物や史跡、樹木など、市民に愛され親しまれているものを顕彰し、次世代に伝えていってはどうかとの御質問にお答えいたします。

 市内には現在61件の指定文化財が指定され、うち34件を市指定文化財として保護しております。これら以外にも指定するには資料が不足していたり、言い伝えは残るが、その真偽が判然としないものなど、文化財保護法の規定の中では対象となりにくいものがあり、それでも市民の皆様によく知られていたり、親しまれながら一つの見どころとなっている場所や建物がございます。

 御質問の市民が選ぶ文化財・遺跡百選については、市長の所信表明にもございました愛郷育にも通ずるものであると考えております。しかしながら、実施に当たっては非常に広範囲な分野にわたるものと思われ、選定の方法や顕彰の仕方、表示について、またその際の実施主体などについても検討の必要があると考えております。今後十分に研究してまいりたいと思います。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) 今のお話ですと、なかなか市が主体になってこういったものをやるのはなかなか難しいというふうに私にはそう聞こえたんですけれども、確かに市が主体となってやるというのは私も正直、ちょっと無理もあるかなというふうに思うんですけれども。要は、そういった機運を市民の皆さんと一緒に共有しながら、もう少し気楽に考えてというと、この場で失礼になるんですけれども、そういった形のもので、やわらかい形のランディングでぜひ検討を。まあ市のほうがなかなか手を挙げにくいというんであれば、市民の有志の会、そういったものをつくって、何かしら、やはりこういったものが今必要なんではないかなというふうに思っておりますので、私も同時に研究させていただきたいなというふうに思っております。

 最後に、ごみのポイ捨て問題について質問いたしたいと思います。

 私個人的に、ことしからあるボランティア団体に入りましていろんな活動に参加しておりますけれども、その中でごみの清掃活動も行っております。瀬戸内国際芸術祭の期間中も何度か行きましたし、月1回の駅の南のエリアで清掃活動にも加わっております。

 そこで感じるのは、やはりいつまでたってもたばこの吸い殻や空き缶などのポイ捨てがあまりにひどいなというふうに印象を持つことと、市民の環境美化に対するマナー意識の低さということを非常に感じてなりません。ほかの町の人からも坂出の町は汚いですねといった、あまりうれしくない言葉を聞かされたこともございます。

 そこで、質問させていただきますが、本市も平成14年に環境美化条例を制定されているようですけれども、私は条例があるから全てのごみのポイ捨て問題が解決するとは思っておりません。もちろん、したがって条例をつくっても市民との間で共有されていない、平たく言えば、PR不足でほとんど知られていないのが現状ではないんでしょうか。現に、私に限らず、多くの市民そして市の職員の中にも知らなかった人がいたのも、また事実であります。

 加えて、この条例には罰則として最高5万円以下から最低3,000円まで3種類の過料が設けられているようですけれども、過去実際に徴収された例はあるんでしょうか、あわせてお聞かせください。



◎市民生活部長(平田敏夫君) 議長─市民生活部長



○議長(大前寛乗君) 市民生活部長 平田敏夫君

              〔市民生活部長(平田敏夫君)登壇〕



◎市民生活部長(平田敏夫君) ごみポイ捨て問題についての御質問にお答えいたします。

 本市では坂出市環境美化条例を平成14年に制定し、地域環境の美化に関し、市及び市民、事業者の責務を明らかにするとともに、空き缶、吸い殻等の投棄及び犬のふんの放置を防止することにより、良好な生活環境の向上を図るため環境美化の推進に取り組んでいるところであります。

 環境美化活動につきましては、坂出市地区衛生組織連合会では計画的に美化活動に取り組んでおり、また、年3回のキープクリーン運動には市長以下市職員も参加しております。さらに、各種の団体や事業所等が自主的にそれぞれの地域や主要幹線道路沿いの清掃活動を実施していただいておりますが、依然としてたばこの吸い殻、空き缶、ペットボトル等のポイ捨てが後を絶たない状況であります。

 ごみのポイ捨てを防止するためには、市民一人一人の環境美化への意識高揚とモラルの向上が何よりも重要でありますので、今後ともさまざまな機会を捉えて環境美化の啓発に努め、清潔で快適なまちづくりを目指して取り組んでまいりたいと考えております。

 なお、過料については徴収を行った事例はございません。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) ありがとうございました。予想どおりといいますか、やはり過料徴収はないということで、私は条例の実効性を高める、あるいは担保するためには、やはり思い切った改正しかないのではないかというふうに考えております。

 例えば、現在の条例名を変更して、ほかの市のように美しいまちづくり条例でありますとか、目的がはっきりとわかるごみポイ捨て禁止条例といったものに変えるのも一つの方法だというふうに思います。また、中身的にも、例えば坂出駅を中心とする一定エリアをたばこや空き缶のポイ捨て禁止区域にするといった改正を行うなどして、現状では有名無実化している条例に新たな息吹を吹き込むと同時に、改正を機に、再度市内外に広くアピールしてはいかがかというふうに思っております。

 このほか、丸亀市のように環境美化推進員を置いて市民への積極的なPRを行うのも一つの方法ではないかと思いますけれども、どちらにしても、もう一つのやはり踏み込みが必要ではないかというふうに思っておりますので、御所見をお伺いします。



◎市民生活部長(平田敏夫君) 議長─市民生活部長



○議長(大前寛乗君) 市民生活部長

              〔市民生活部長(平田敏夫君)登壇〕



◎市民生活部長(平田敏夫君) 条例の実効性を担保するための条例の改正等についての御質問にお答えいたします。

 本市の現行条例でもたばこや空き缶のポイ捨ては禁止しております。しかしながら、全国的には、議員御指摘のように美化推進員等を市民に委嘱し、啓発活動や巡回パトロールを行っている自治体もございますし、また特に大都市周辺等では、区域を指定して歩きたばこや路上での喫煙を条例で禁止している自治体もございます。

 今後このような先進事例を研究していくとともに、市民のマナー向上に向けて一層啓発活動を実施し、市内の環境美化に努めてまいりたいと考えております。



◆2番(出田泰三君) 議長─2番



○議長(大前寛乗君) 出田泰三君

              〔2番(出田泰三君)登壇〕



◆2番(出田泰三君) ありがとうございました。

 なかなか「言うは易く行うは難し」というところのようでありますけれども、ぜひ、坂出が汚いと言われているのも、やはり僕も結構いろんなところから聞きますので、そんなことはないというふうに思っているんですけれども、やはり他市の人から見ると、そう見られるというのは、何らかのどこかに私たちにすきがあるんだなあというふうに思っておりますので、より有効に、皆さんの意識の中に浸透するようなやり方で何か工夫が要るんだなあというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 それと最後に、実はその質問書に入れてなかったことで、これはもう要望という形でお聞きいただきたいんですけれども、先ほどの城山城の跡についてなんですけれども、実はこの質問に当たって議会議事録を検索しましたところ、平成7年3月議会で当時の藤川議員が、城山城の跡を生かした修学旅行用の観光コースを設定してはどうかとの質問を行っておりました。そして、今回不動の滝を案内してくれた私の知人も、実は城山長者伝説と組み合わせてみれば、子供たちに生きた歴史を肌で感じてもらえるのではないかというふうに話しておりました。

 確かに、城山長者の道というのも、実はこの方がまた1人で半年かけて整備されたんですけれども、そこへ実際歩いていってみると、非常に今まで見えてなかった坂出の景色がふわあっと広がってくるんですよね。昔は当然見えてたんでしょうけれども。ですから、これは子供たちにとっても本当に生きた教材になり得るなあというふうに私はそう実感しましたので、この点、あくまで要望ということで、身近な教材になると思いますので、ぜひ今後の学校教育の場で生かしていただけたらなあと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 質問は以上で終わります。



○議長(大前寛乗君) 次、7番野角満昭君の質問を許します。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 7番 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 6月議会に当たりまして日本共産党議員会として一般質問をいたします。

 質問に先立ちまして、綾市長におかれましては2期目の当選おめでとうございます。市民生活の向上、本市経済の活性化、また安全・安心の郷土づくりのために力を尽くされますようお願いを申し上げます。

 質問の第1は、綾市長の2期目の市民への公約についてであります。

 市長選挙が無投票となったことは、綾市長の1期目の政治姿勢や実績が市民の一定の評価と信頼を受けた反映と私は受け取っておりますが、2期目に入ったこれからの4年間は、本市の直面している地域経済の活性化や懸案の人口増対策などの着実な前進、また防災力を高める課題、さらに高齢化がより進むもとでの福祉施策の充実など、市民から求められている課題は山積みだと思います。

 綾市長は今後の重点的な施策について6月議会冒頭での所信表明や当選直後のインタビューで語っておられますけれども、これらの内容について、また今後4年間の市民への公約について、以下、お尋ねを申し上げます。

 まず第1点は、選挙公約についてですが、前回の選挙では公報や詳細な項目を挙げた印刷物を配布され、当選後の公約のこの進捗度について議会答弁でもしばしばこの検証もされてきました。しかし、今回の選挙ではそのような公約は新聞記事等で、何点かはあったようですが、きちんとしたものはなかったように思います。

 昨日の村井議員の質問にもありましたけれども、この点で現職2期目の選挙とはいえ、今後4年間の市政のかじ取り役として、市民への全体的な公約は当然必要だったのではないでしょうか。選挙の事後ではありますけれども、その問題と、また掲げる4年間の公約についてお示しいただきたいと思います。



○議長(大前寛乗君) 答弁を求めます。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 7番野角議員の2期目の公約についてのうち、全体的な概要についての御質問にお答えいたします。

 昨日6番村井議員に御答弁申し上げましたとおり、4年前の選挙に際してお示しした公約につきましては、基本的な方向性は変わっておりませんので、一定の成果を得ている項目も含めまして、さらなる充実をさせてまいりたいと考えております。

 また、同様に19番中河議員に御答弁申し上げましたとおり、今後はさらに、坂出に住みたいと思っていただけるような付加価値の高い町を市民とともにつくり上げていく市民との共働を進めるため、さらなる市民参加を目指しております。

 さらに、坂出に住みたいと思えるまちづくりに向けては、既存の道路や各種施設の再整備、施設移転後の跡地の有効利用などを総合的に描くグランドデザインの検討も進めております。長期的なまちづくりの方向性を市民の皆さんと共有することにより、坂出市のさらなる発展を目指してともに躍進する所存でございます。

 以上です。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 今御答弁をいただきましたけれども、私は選挙というのはどの選挙でも、やはり公約を有権者に示して、その審判を仰ぐということが基本だと思います。

 1回目の公約があったからということではあるんですけれども、やはりこの点では、1回目があったのなら、その総括をきちんと行って、さらなる4年間の発展方向を明記すべきではなかったのか、このように考えます。市民は市長に、私は白紙委任をしたわけではないというふうに思いますので。このことについては答弁は要りませんので、これを申し上げておきたいと思います。

 次に、今後の具体的な施策について何点かお尋ねいたします。

 その第1は、市長の進める人口増対策についてですが、市長はその中心問題として、当然ながら企業誘致における雇用創出を挙げております。その目指すべき具体的な方策について、またその他の施策についてお示しをいただきたいと思います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 人口増施策の御質問にお答えをいたします。

 4年前に「人口増やして、元気な町に」をスローガンに市長に就任して以来、人口増対策は本市の最重要施策と位置づけております。あらゆる施策を検討する上でのテーマでもございます。

 これまでにも出産祝い金の拡充や保育所保育料の減額などの子育て支援策や雇用の場の確保などにも積極的に取り組んでまいりました。また、昨年度には若手職員による政策提案プロジェクトチームから人口増対策の提案を受け、平成25年度から公立保育所による休日保育の実施、医療費助成の拡大、特定不妊治療費助成を実施しております。

 今後におきましても、例えば、政策提案プロジェクトチームからの提案につきまして、短期的あるいは中長期的な観点から今後検討を重ね、実施可能なものから取り組んでまいりたいと考えております。なお、検討過程におきましては制度の有効性や公平性、さらには財政的にも持続可能な制度設計などを総合的に判断しなければならないと考えております。

 また、雇用の確保のために、ことし7月25日には、ふるさと坂出就職支援センターを設置し、香川労働局やハローワーク坂出、香川県、坂出商工会議所などと連携をしながら進学や就職を機に市外、県外へ転出した若者のUJIターン就職を支援し、若者の定住促進に努めてまいりたいと考えております。企業だけじゃなく、農業、漁業の分野も広げて考えていきたいと思っております。

 いずれにいたしましても、引き続き積極的かつ柔軟な対応を行うことなどにより、企業の活性化を促し、市民の雇用の場の確保に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 御答弁ありがとうございました。

 この点で1点だけ再度質問しておきたいと思うんですが、企業誘致の話も今御答弁にございましたけれども、今どのようなところへ企業誘致の働きかけをしているのか、その具体的なものがあれば、その見通しも含めて御報告いただけたらと思います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 企業誘致についての御質問でございますが、非常に今業界が大変な状態にある中で、私はこの3年以上、企業誘致に走り回りましたが、なかなか確定的なものが非常に難しい。それと、企業の中でもですね、水面下で相当に動いてる。企業同士の競争もありますが、例えば、川崎重工さんの春にあった話と今月に入っての話。そういう大きなところが合併をしたりとか、そういうような非常にセンシティブな動きのある中で条件を提示して、特にその坂出市の保有している土地へ優遇をしているわけではありませんので、いろんな周りからの好条件を提示をしていくというところで、県の企業立地とも水準を図る中で進めているのが現状でございます。今、その具体的には申し上げられないところもたくさんありますので、その点は御留意いただきたいなと思います。

 以上です。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 経済的にも大変な状況の中での取り組みと思いますけれども、この人口増対策一つの中心でもあると思いますので、引き続いて努力をお願いしたいと思います。

 2点目です。若い世代への子育て支援策についてですが、今後はどのような施策を考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。

 そのうち、子供の医療費の無料化についてですけれども、私は一貫して中学校卒業までの年齢引き上げを、これは通院、入院とも実施するよう求めてまいりました。ことし8月からの入院における実施は大いに評価もいたしております。

 しかし、県内の動向を見ますと、他市の状況は丸亀等が通院を含めた無料化年齢引き上げの来年度からの実施検討を始めているようですし、本市においては、こういったことを踏まえると、やはり早期実施が強く求められていると思います。本市では、いつごろ通院も含めた中学卒業までの無料化を実施する方向なのか、この点をお答えいただきたいと思います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 子育て支援策の充実についてお答えを申し上げます。

 先ほどともダブりますが、1期目4年間は保育所の耐震化の実施でありましたり、出産祝い金の拡充、保育所保育料の減額、休日保育事業の実施、子供の医療費無料化の拡充など、市民の声を反映して子育て支援に取り組んでまいりました。

 2期目につきましては、子育てに対するニーズが多様化していく中で子育て支援のより一層の充実に取り組んでまいりたいとは思っております。また、平成27年4月より子ども・子育て支援新制度の本格実施が予定されておりますが、これから実施する市民へのニーズ調査や本定例会に提出しております坂出市子ども・子育て会議の意見を踏まえて、本市の実情に合った市民のニーズに合った子ども・子育て支援を実施してまいりたいと、かように思っております。

 それと、通院に対する子供の医療費無料化年齢の中学校卒業までの引き上げについてでございますが、来年度の実施をということでありますが、本年8月に入院に対する中学校卒業までの医療費助成の拡大を実施することとしたところでありまして、現時点ではその実施の影響等、状況の推移を見ていく必要があると考えております。

 本年8月から実施する小中学校就学児に対する入院医療費助成につきましても、多くの市町で償還払い方式による助成とされておりますが、我が坂出市においては、これまでの乳幼児の助成と同様、受給者の利便性を考慮した現物給付方式を予定しております。可能な限り対策を講じながら充実に努めているところであります。今後の通院に対する助成の拡充につきましては、先ほども申し上げましたが、状況の推移を見ながら、他の子育て支援策ともあわせて、総合的な検討を進める必要性があるものと考えておりますので、御留意いただきたいなと思います。

 以上です。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 御答弁いただきましたけれども、いまいち、その方向がわかったようなわからないような、曖昧なので再度確認しておきたいと思います。

 中学校卒業までの通院に対する無料化措置の年齢を引き上げするつもりはあるんでしょうか、ないんでしょうか。このことをはっきりちょっとイエスかノーで答えとっていただきたいと思います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) この8月から初めて入院に関して導入にするところであります。その状況も見まして、現時点では来年にイエスかといえばノーでございます。

 これからの推移を見て、その後、やっぱり経費の問題もありますんで、我々が言ってるのはその持続可能なものというのが一番に念頭にある、一度やり始めた事業を財政が悪いからすぐやめるというわけにはいかないというのが子育ての根幹だと思っていますので、やはりこの子ども・子育て会議でのニーズ調査の中で、いやそれよりはこちらを充実してくださいという御意見が出るかもしれません、いろんなところでですね。そういったものも含めまして今後勘案させていただきたいと思います。

 以上です。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 今の御答弁の問題については、やはり県内でも他市がその方向を具体的にとってるわけですので、坂出としてもやはりおくれをとらないように、ぜひとも検討を進めていただきたいと、このことを強く求めておきます。

 次に、産業振興の問題でありますが、アベノミクス効果が早くも薄れ始めていると言われる中で、これは一部の投資家や円安による大手輸出企業には恩恵はあっても一般国民への経済効果が少なく、むしろ円安などで逆方向となっていることも指摘をされております。

 こういう中で、本市の中小商工業や市民の経済生活の面でも経済の疲弊が進んでいる面が多々あるようにも思います。この点、綾市長は本市の経済状況をどのように認識され、本市経済の活性化のために今後どのような施策を考えておられるのか、お示しください。

 私は活性化の一つの施策として、中小企業基本条例及び住宅リフォーム助成制度の創設を求めてきております。

 県内では既にさぬき市が実施をいたしまして大変好評だと聞いておりますし、その他の自治体においても検討が進められてきております。さぬき市での実施後の状況や県内他市の動向についてお知らせいただくとともに、本市での実施を求めますが、お答えください。

 あわせて、本市の農業振興については特産品の振興や県外へのPRに努力されておりますけれども、その根本には後継者対策を含めた振興策が必要だと思っております。これについてはどうお考えなのか、お考えをお示しください。



◎建設経済部長(阿野要一君) 議長─建設経済部長



○議長(大前寛乗君) 建設経済部長 阿野要一君

              〔建設経済部長(阿野要一君)登壇〕



◎建設経済部長(阿野要一君) 産業振興の具体策の御質問のうち、本市経済の活性化のためにどのような施策を考えているのかについてお答えいたします。

 本市は昭和40年代に番の州工業地帯への企業誘致により、塩田の町から工業都市へと変貌を遂げ、農工商バランスのとれた町として発展してまいりました。その中にあって、本市企業の大部分を占める中小企業は生産や販売などの事業活動により市内経済を支えるとともに、労働の場の提供など、地域社会で重要な役割を果たし、本市の発展に大きく貢献してまいりました。しかしながら、近年、経済のグローバル化や労働力人口の減少など、中小企業を取り巻く環境は厳しい状況が続いているものと考えております。

 このような状況の中、中小企業が成長発展し、本市を牽引する役割を果たしていくためには新たな事業活動の展開や経営の安定を図るとともに、地域や行政が一体となって中小企業を支えていくことが重要であると考えております。

 次に、中小企業基本条例の制定についてお答えいたします。

 県内では、高松市、丸亀市が同様の条例を制定しており、本市といたしましても中小企業の振興を図り、さらなる発展を実現するためには条例の制定は有効であると考えておりますが、今後、引き続き他市の現状を把握する中で調査研究してまいりたいと考えております。

 次に、住宅リフォーム助成制度についての御質問にお答えします。

 住宅リフォーム助成制度は、地域経済への波及効果を初め、さまざまな効果があると承知いたしております。香川県下においては、さぬき市のみが平成24年度より3年間限りの事業として実施しており、年間予算2,000万円で50万円以上のリフォーム工事に対して10%に相当する額で最高20万円を限度にさぬき市共通商品券を交付しており、平成24年度は136件、平成25年度は1期目の募集に対して86件の申し込みがあったと聞いております。

 本市におきましては、今後想定される南海トラフ巨大地震等に備える安全・安心対策として、耐震診断、耐震改修工事への助成を優先的に進めていることから、住宅リフォーム助成制度については地震対策の状況を見ながら県内他市町の状況も踏まえ検討してまいります。

 次に、後継者対策を含めた農業振興策も打ち出すべきではないかとの御質問にお答えいたします。

 2010年世界農林業センサスで見る本県農業の基幹的従事者の推移を申しますと、平均年齢は69.4歳で、5年前の67.8歳と比べ1.6歳の上昇となっており、高齢化が進んでおります。本市におきましても、おおむね同様であると推測し、若年層の農業従事者の育成、確保等、後継者問題が重要な課題であると考えております。

 国は平成24年度より新規就農のための総合的な支援の柱として、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などの人と農地の問題解決のため、集落、地域の話し合いによる人・農地プランの作成を進めております。

 この人・農地プランは、1点目といたしましては、個人、法人、集落営農など、今後の中心となる経営体をリストアップすること、2点目といたしましては、中心となる経営体に対する農地の集積方法、3点目といたしましては、中心となる経営体とそれ以外の農業者を含めた地域農業の将来像、以上の3点を主な内容としており、人と農地の問題を解決するための未来の設計図とされております。

 この人・農地プランを作成した場合、具体的な新規就農者の支援策の一つである青年就農給付金が受けられます。この給付金は、経営が不安定な就農初期段階、最長5年間を限度とし一定の要件をクリアした場合、年間150万円が給付されるものでございます。

 本市におきましても昨年度4地域において人・農地プランを作成し、3名の新規就農者が給付金の給付を受けております。今年度におきましても継続者への助言、指導を行いつつ、新たな就農者の掘り起こしに努めてまいりたいと考えております。

 また、将来的に水田農業を維持していくためには、コスト低減のための機械の共有化や作業効率を高めるための共同作業の促進などを目的とする集落営農組織の立ち上げも重要な課題と考えており、本市においても、このような組織の設立を検討している地域もございます。

 現在のところ、農業が再生、活性化するといった特効薬のような施策は見当たりませんが、本市といたしましても香川県農業改良普及センターやJA香川県等の関係機関と連携を行う中、個人、法人と集落営農等、地域の実情に応じた支援策に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 御丁寧な答弁いただきましてありがとうございました。

 1点だけ再質問させていただきますが、住宅リフォーム助成制度についてですが、私何回も質問しましたが、するたびに耐震改修の点ではね返されると、こうなっております。

 私はこの耐震改修を本市において進めるためにも、その住宅リフォーム制度を設けるということが、まあ水を呼ぶといいますか、そういう形になって最良だと考えております。この点と、それと、災害防災と同時に経済の活性化という点で大きな力を発揮すると考えております。そういう点での受けとめ方、どういうふうに思ってらっしゃるのか。

 さぬき市の例を挙げていただきましたが、相当な数の申し込みで、目に見えてこれは市民が喜んで経済的な活性化も始まってるなあという印象を今の数字だけでも持ちました。この点について再度お答えいただきたいと思います。



◎建設経済部長(阿野要一君) 議長─建設経済部長



○議長(大前寛乗君) 建設経済部長

              〔建設経済部長(阿野要一君)登壇〕



◎建設経済部長(阿野要一君) 住宅リフォーム助成制度についての御質問にお答えいたします。

 先進の市でございますさぬき市におきましても、リフォーム工事をあわせて行う場合は耐震改修に要する費用のみが対象となっておるといったようなことでございますので、本市におきましては耐震改修また耐震診断を優先的に進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと存じます。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) さぬき市の状況は耐震改修に限っておるという現段階のことを答弁されましたが、全国的には、これはそういった制度ではございません。それも含めて幅広いものでありますし、とにかく経済効果ということを中心に研究していただきたいと、これは強く求めておきたいと思います。

 次の点ですが、福祉施策の充実について質問いたします。

 高齢化が一段と進む本市にあって、高齢者福祉や障がい者施策の充実は欠かせません。この方向についてどのように考え、どのような面を今後優先させるのか、お示しいただきたいと思います。

 国における医療費負担増、年金引き下げ、消費税増税が予定される中で、低額な年金生活者への支援策として介護保険料、利用料の減免が求められております。また、高い国保税のこれ以上の引き上げは許されません。これらの具体策についてお答えいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○議長(大前寛乗君) 健康福祉部長 寺坂政喜君

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 福祉施策の充実についての御質問のうち、高齢者福祉施策についてお答えいたします。

 高齢者施策につきましては、高齢者が住みなれた自宅や地域で可能な限り長く過ごしていただくことを目的とし、あわせて家族の負担軽減を図るために日常生活における支援事業を実施しております。それぞれの事業につきましては、昨日19番中河議員に御答弁申し上げたとおりでございます。本市においては健やかで生き生きとした長寿社会の確立を基本理念として、高齢者福祉計画及び介護保険事業計画を3カ年ごとに策定しております。

 その中で、保健・医療・福祉等のそれぞれの分野が連携しながら、高齢者の生きがいづくり、地域福祉、介護支援、地域包括ケア等を推進しているところでございます。今後も要支援、要介護状態になることの予防や要介護状態の軽減などのためにも介護予防事業に一層努めるとともに、家族、地域住民の協力、さらに関係機関との連携を図りながら高齢者を支え合うまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、障がい者福祉施策の充実につきましては、昨年4月に策定した坂出市障がい者福祉計画及び第3期障がい福祉計画において障がい者の就労支援対策の強化が重点事項の一つとして位置づけられたことから、昨年10月より本市独自の補助制度として障がい者の職場実習受け入れ企業への奨励金制度、障がい者本人への就職支度金制度、特別支援学校高等部生徒を対象とした資格取得費補助制度の3つの就労支援制度を創設したところでございます。初年度の利用実績は、3制度全体で27件47万3,300円となっております。

 さらに、本年4月からは障がい者の社会参加の促進等を図るため、重度障がい者介助者用自動車改造助成制度につきましても本市独自制度として創設したところでございます。

 また、本年4月から本市独自の障がい者福祉施策として障がい者就労体験事業ヨロコビ・ワゴンセールを開始しております。この事業は、本庁舎1階ロビーにおいて週3回、障がい者が接客体験などを行う就労体験の場を提供する事業でございます。香川県内の障がい者福祉施設の共同受注窓口である特定非営利活動法人香川県社会就労センター協議会の協力を得て、現在のところ、県内8施設が参加しております。

 国においては、障がい者福祉制度の抜本的な見直しが行われる中、本年4月には障害者自立支援法が、いわゆる障害者総合支援法へと改正されましたが、引き続き見直しが検討されているところです。

 このような状況の中、今後とも国の動向も見きわめつつ、必要に応じて障がい者福祉施策の充実を検討してまいりたいと考えております。

 次に、介護保険料、利用料の減免についてでございます。

 まず、低所得者の保険料の減免につきましては、全国の保険者の中で減免を独自で実施している市町村があることは承知しておりますが、昨年3月定例会及び過去の議会でも御答弁を申し上げましたとおり、介護保険は高齢化の進行により増加する介護費用に対し安定的で持続可能な制度運営のため、高齢者自身の費用負担を含め、介護を国民みんなで支え合う制度であります。また、65歳以上の第1号被保険者の保険料については所得段階に応じて6段階に区分されることになっており、保険料基準額に対する段階別の保険料率により各段階の保険料額を設定して、本人の負担能力に応じた負担をしていただいているところであります。

 また、保険料の減免を独自で実施する場合、国からは、収入のみに着目した一律の減免は行わないこと、保険料の全額免除は行わないこと、保険料減免分に対して一般財源からの繰り入れは行わないことの3原則が示されております。こうした中で、平成24年度から第1号被保険者の保険料区分の第3段階を所得金額により細分化し、低所得者の負担軽減を図ったところでございます。

 本市としては、国から示されたこの3原則は、40歳以上の国民みんなで支え合うという介護保険の趣旨と公平性を維持するという観点から妥当なものと捉えており、現在この3原則に沿って運用していることから、独自の減免制度を設ける考えはございません。

 また、利用料につきましても、過去の議会で御答弁を申し上げましたとおり、県と市による社会福祉法人等による生計困難者に対する介護保険サービスに係る利用者負担軽減制度事業のほか、同一月に利用料が高額になった場合の高額介護サービス費や介護保険と医療保険の年間の利用者負担を合算し、年額の限度額を超えた場合の高額医療合算介護サービス費においても所得区分に応じた負担限度額が設定されており、低所得者の方への配慮がされております。このほかにも、介護保険施設に入所されている方が負担する居住費と食費についても、住民税非課税の方については申請に基づき段階に応じた限度額が適用され負担の軽減が図られているところであり、このことからも幅広く軽減措置が図られているものと考えております。

 次に、国保税の引き上げにつきましては、国保特別会計の収支状況が悪化を続けており、実質収支の赤字化が懸念される状況にありますことから、もとより本意ではありませんが、検討が必要であると考えております。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 御答弁ありがとうございました。

 ただ、国保税の引き上げの方向を示されたような気もしますけれども、これはもう断じて認めるわけにはいきません。このことを申し上げておきたいと思います。

 市長に最後にこの点でお伺いしたいのは、所信表明、私の読み落としかもしれませんけれども、本市で高齢者等がふえる中で高齢者あるいは高齢者福祉という文言は所信表明の中ではないように思いました。

 私は高齢者の皆さんが本当に坂出に住んでいてよかったと、きのうの議論でも、生まれ変わっても坂出に生まれたいということを言うならば、やはり高齢者対策においても、あ、市長さんがやってくれたという温かい事業が、上乗せして一つ二つあってもいいと思うんですけれども、この点の考えをお伺いしときたいと思います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(大前寛乗君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 御答弁申し上げます。

 高齢者という言葉がないんじゃないかということですが、障がい者も含め、また子育て最中の皆さんも含め、私は市民皆さんが、住んでいてよかった、住んでいてよかったって。それは昨日の中河議員の質問にもあったかと思うんですが、やっぱり結果をこう言われる、またその現状を言われるという意味では、私は市民は平等であるべきだなと思ってますので、市民の皆さんの中に全て含んでると、インクルードしているということで御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) あまり味気ないようなことだなあという印象なんですけど、やはり年寄り、高齢者を大事にするということは引き続き貫いて、発展方向があれば出してほしいなあということを求めておきたいと思います。

 この項の最後の防災面ですけれども、市長は公共施設の耐震化は費用や優先順位を検討しながら進めるとしておりますが、どのような計画で具体化していくのか。また、避難所の見直しと各地域の防災マップづくりを挙げておられますが、それらの具体的方向についてお示しください。

 さらに、防災士については地域自主防災組織確立の上で、これは欠かせない存在ですけれども、本市が必要とする体制からは立ちおくれております。しかしながら、今年度防災士資格取得補助金としてはわずか10万円しか組んでおりません。自主的な応募が少ないという問題はありますけれども、今後防災士の必要数に見合う養成をどのように図るのか、さらに防災面でこの4年間で市長が目指すべき到達点を明らかにしていただきたいと思います。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○議長(大前寛乗君) 総務部長 樋本保男君

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 防災対策についての御質問に御答弁申し上げます。

 公共施設の耐震化につきましては、公共施設耐震化計画に基づき整備いたしております。市所有の2階以上または200平方メートル以上の非木造建築物の公共施設につきまして、平成27年度末までに耐震化率90%以上を達成することを目標としております。なお、平成24年度末現在の耐震化率は87.6%で、公立の保育所、幼稚園及び学校施設につきましては100%をいち早く達成をいたしております。今後とも公共施設耐震化計画により具体的に進めてまいります。

 次に、地域防災マップの具体化でございます。

 現在市内全域を対象に土砂災害ハザードマップを作成しております。避難行動をとる地区単位を基本とし、各自治会等に出向いてワークショップを開催し、地域住民の皆さんの御意見を反映した地区ごとのハザードマップを作成をしているところでございます。また、津波ハザードマップにつきましては、香川県の地震・津波被害想定、津波シミュレーション結果を踏まえ、今年度中に作成する予定でございます。

 次に、避難所につきましては、台風、土砂災害、地震、津波など、災害に応じ地域ごとに避難場所を定めることを基本としておりますが、津波避難に際しましては浸水区域外への避難を原則として、学校校舎を含めた避難場所についても検討してまいりたいと考えております。

 次に、防災士の養成計画についてでございます。

 自主防災組織等の活性化や指導者層の不足を補うため平成24年度から防災士資格取得補助制度を新設したほか、地域防災計画見直しでも防災士等運用体制計画を新たに設け、防災士等の役割、位置づけについて明文化したところでございます。

 市が養成いたします防災士の要件といたしましては、人数ではなく、地域に密着している自主防災組織や自治会に属し、地域の防災力向上のために積極的に活動していることが望ましいと考えております。このようなことから、防災士の養成につきましては補助金制度の積極的な広報に努めるとともに、防災士会、自主防災組織等の御意見を伺いながら地域に根差した防災士等の確保に努めてまいりたいと考えております。

 次に、防災の目指す方向についてでございます。

 ハード、ソフト、その対策の両面から自助、共助、公助の果たすべき役割をそれぞれの立場で実践していくことを基本に、本市の四国における役割についても研究検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(大前寛乗君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 御答弁ありがとうございました。

 一つだけ、防災士の点ですが、応募が少ないという状況の中で推移しておりますけれども、私はやはり地域の自主防災組織がかなりでき上がっているわけですから、そこへの働きかけを含めて強力にやって、1組織複数名ぐらいの応募を実現していくと、そのためには構えてですね、10万円と言わずに、やはり補正も組んで、これだけ養成するんだという計画目標を立てて進めるべきだと思います。この点、再度お答えをいただきたいと思います。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○議長(大前寛乗君) 総務部長

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 防災士の養成についての再質問にお答えいたします。

 質問の要旨は、地域の自主防災組織に強力に働きかけて1組織に複数名程度養成すべきではないか、それに対する予算も補正を組んだらいいんではないかと、こういう御趣旨の再質問だと思います。

 先ほど申し上げましたように、私は決して防災士の数が大事ということではございません。それは御指摘いただきました議員も御承知のことと思いますが、それこそ地域に根差した、地域とともに活動できる防災士の方が必要であります。その人数についてもさまざまな考え方があろうかと思いますけれども、それもまた地域とともに考えていくべき、このようにも考えております。またそのような予算が不足した場合には、これはこれでまた、その対応も考えていく必要があると、このようにも考えております。

 以上でございます。



○議長(大前寛乗君) 昼食のため暫時休憩いたします。

 再開後、引き続き7番野角満昭君の質問を行います。

 午後1時20分に再開いたします。

              午後0時14分 休憩

       ────────────────────────────

              午後1時20分 再開

〇出席議員 21名

  1番   斉  藤  義  明       2番   出  田  泰  三

  3番   若  谷  修  治       4番   茨     智  仁

  5番   脇     芳  美       6番   村  井  孝  彦

  7番   野  角  満  昭       8番   楠  井  常  夫

  9番   末  包  保  広       10番   別  府  健  二

  11番   植  條  敬  介       12番   前  川  昌  也

  13番   大  藤  匡  文       15番   松  田     実

  16番   若  杉  輝  久       17番   松  成  国  宏

  18番   吉  田  耕  一       19番   中  河  哲  郎

  20番   木  下     清       21番   山  条  忠  文

  22番   東  山  光  徳

       ────────────────────────────

〇欠席議員 1名

  14番   大  前  寛  乗

       ────────────────────────────

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者

  市長      綾     宏       副市長     加 藤 悟 史

(総 務 部)

  総務部長    樋 本 保 男       秘書広報課長  杉之原 智 也

  職員課長    中 西 明 彦       政策課長    好 井 和 彰

  総務課長    前 谷 博 司       危機監理室長  高 木 照 男

  企業立地推進室長洲 崎 真 治

(市民生活部)

  市民生活部長  平 田 敏 夫

(健康福祉部)

  健康福祉部長  寺 坂 政 喜       けんこう課長  浅 野 武 彦

  ふくし課長   木 村 泰 規       こども課長   福 家 寿 男

  かいご課長   北 山 博 己

(建設経済部)

  建設経済部長  阿 野 要 一       産業課長    川 西   克

  建設課長    藪 下 修 平

(市立病院)

  事務局長    宮 竹 光 浩

(出 納 局)

  出納局長    荒 木 修 二

(消   防)

  消防長     中 川 靖 夫

(水 道 局)

  水道局長    野 方 宏 志

(教育委員会)

  教育長     三 好 康 弘       教育部長    小 林 一 夫

  教育総務課長  山 田 秀 男       学校教育課長  國 重 英 二

       ────────────────────────────

〇出席した議会事務局職員

  事務局長    藤 村 正 人       議事係長    宮 川 滋 義

  書記      黒 田 佐永子       書記      吉 川 明 人

       ────────────────────────────



○副議長(若杉輝久君) 議長を交代いたしました。よろしくお願いいたします。

 休憩前に復し、会議を開きます。

 引き続き7番野角満昭君の質問を許します。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 質問の第2は、生活保護の切り下げ問題であります。

 政府は今年度予算においてこの基準を見直して8月から3年間で6.5%、金額にして670億円の大幅削減を進めていきます。この点で要保護世帯及びその他の施策への影響とその対策についてお尋ねいたします。

 その第1は、今回の制度見直しの概要について御報告ください。

 次に、生活保護受給者への具体的な影響について、本市での引き下げの総額、世帯当たりの引き下げの率、また引き下げとなる世帯割合をお示しください。

 さらに、世帯類型で見た場合の特徴について御説明いただきたいと思います。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 生活保護引き下げ問題の制度見直しによる受給者への影響についての御質問のうち、制度見直しの概要と本市受給者への影響についてお答えいたします。

 まず、制度見直しの概要についてでありますが、社会保障審議会生活保護基準部会における検証結果を踏まえ、年齢、世帯人員、地域差による影響を調整し、前回見直しを行った平成20年以降の物価動向を勘案する中で、生活扶助基準を現行の基準から改定幅を最大で10%以内になるように調整するものであります。また、激変緩和措置を講じるため、平成25年8月から3カ年をかけて段階的に実施するものであります。

 次に、本市での引き下げの総額と世帯当たりの引き下げ率、引き下げとなる世帯割合についての御質問にお答えいたします。

 今回改定後の引き下げ額につきましては、複雑な数式によって算出され、各世帯の年齢層、世帯員の数などによって額が大きく変わってまいります。現在生活保護費の算出方法は電算化されており、改定後の基準に変更するための電算システムを改修する必要があり、本定例会において当該システム改修委託料の補正予算を計上いたしております。補正予算の議決をいただいた後に当該システム改修を業者に委託し、変更後の生活保護費等を算出する予定でございます。したがいまして、本市での引き下げの総額や世帯当たりの引き下げ率、引き下げとなる世帯割合につきましては、システム改修後でないと具体的な数字を算出できませんが、仮に国が方針として示している生活扶助基準の最大の改定幅を各世帯一律10%として試算しますと、本市での引き下げの総額は約3,350万円で、世帯当たりの引き下げ率は医療費と施設事務費を除きますと約6.9%になり、医療費と施設事務費を含みますと約2.8%になります。

 次に、引き下げとなる世帯割合についての御質問ですが、大半の世帯が引き下げの対象になりますが、一部の単身世帯において、逆に引き上げになる年齢層もございますことから、引き下げの世帯割合につきましては現時点では算出できず、システム改修後に算出できるものと考えております。

 次に、世帯類型で見た場合の特徴についての御質問にお答えいたします。

 年齢層や世帯人員別の基準額についての現行と見直し後との比較状況を申しますと、本市が該当する3級地の1における生活保護基準額表第1類の年齢別基準額では、ゼロ歳から11歳までの基準額は現行より高く、12歳から40歳までは低く、41歳以上の年齢層では高くなっています。また、同基準額表第2類の世帯人員別基準額では単身世帯の基準額は現行より低く、2人以上の世帯は現行より高くなっています。

 いずれにいたしましても、今回の改定において世帯人員による逓減率や複雑な算式が別途設定されており、一概に基準額の増減だけで各世帯への支給額が算出できるものではございません。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 御答弁ありがとうございました。

 システムの改修は、今からということですが、詳細がわかりましたら、またデータについてはいただきたいなあと思います。

 ただ、大ざっぱに言って生活費が、私は五、六万円だと思うんです、1人ね。こういう中で6.9%、7%近い引き下げというのは、相当生活にこたえると。皆さん方は爪に火をともすような生活をしていらっしゃるわけで、それは今回の改定が無慈悲なものであるということを証明していると思います。

 次に、今回の改正眼目は申請手続のいわゆる厳格化という名目があって、申請の受け付け時点での対応として就労指導の強化、扶養義務者の要件化などで、ともすれば申請の垣根を高くする、いわゆる水際作戦の合法化の問題が指摘をされております。

 私は、これまで本市の申請者に対する対応は、窓口対応での問題が指摘されている他市に比べて懇切丁寧だと認識し、評価をいたしておりますが、それが今回の改正によって、この厳格化という中身があるわけですが、この対応はどのように今後変化していくのか、この辺についてお尋ねいたしたいと思います。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 申請手続の厳格化についての御質問にお答えいたします。

 生活保護法の一部を改正する法律案につきましては、6月4日に衆議院において可決され、現在参議院において審議されております。

 今回の改正案の中で、申請時に申請者本人の資産や収入、扶養義務者の状況などを記入した申請書の提出と省令で定める必要な書類の添付を義務づける規定を新たに法律上設けることについて、自治体の窓口で申請を拒む、いわゆる水際作戦を助長するのではないかとの問題点が指摘され、衆議院の厚生労働委員会審議の中でも議論されております。その結果、衆議院においては、申請書提出と書類添付に関し特別な事情があるときはこの限りでないとの例外規定を追加した修正案を可決しております。

 また、先般6月3日に県で行われた生活保護査察指導員会議において、今回の生活保護法の一部改正に伴う運用上の取り扱いについて、次のような事項が周知されております。

 1点目として、速やかかつ正確な保護の決定のためには、できる限り早期に生活保護の要否の判定に必要となる資料を申請者本人からも、あくまで可能な範囲で提出していただくことが望ましいが、書面等の提出は申請から保護決定までの間に行うというこれまでの取り扱いには今後も変更はないこと。2点目として、現在でも省令上、申請は書面を提出して行うこととされており、申請していただく事項や申請の様式も含め、現行の運用の取り扱いは変更しないこと、また、資産や収入の状況についても従来から提出を求めているところであり、今回の改正で新たな資料の提出を求める事項はないこと。3点目として、現在事情がある方に認められている口頭申請についても、その運用を変えることはなく従来同様に認めることにし、その旨を厚生労働省令で規定する予定であること。4点目として、保護申請の意思が確認された者に対しては、速やかに保護申請書を交付するとともに、申請手続についての助言を行うことや保護の申請書類が整っていないことをもって申請を受け付けないということのないよう、法律上認められた保護の申請権を侵害しないことはもとより、侵害していると疑われるような行為自体も厳に慎むべきであることが示されたところであります。

 したがいまして、本市の生活保護の申請時における窓口の対応や手続方法につきましては、法改正後も何ら変更すべき点はないものと考えております。

 申請窓口では、これまでと同様、相談に来られた方のお困りになっておられる状況を丁寧に聞き取り調査をし、生活保護制度の仕組みや、他法他施策の活用について十分説明する中で申請意思の確認を行い、確認後は速やかに保護申請書を交付するとともに、申請手続についてきめ細やかな助言を行ってまいります。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 明快な答弁をいただきましてありがとうございました。ぜひともその方向で、相談者の方への温かい対応を引き続きよろしくお願いしたいと思います。

 次の質問ですが、この項最後の質問ですが、見直しに伴う他制度への影響と対策についてです。

 生活保護基準の見直しに伴って、これをもとにして基準を算定している40近い制度への影響が指摘をされております。このうち、市民生活に直結している保育料の免除、国民年金保険料の免除、国保や後期高齢者医療制度の適用除外、介護保険料や高額介護サービス費等の段階区分への影響、就学援助制度、私立高校等の授業料減免と、これらについての基準がやはり引き下げられる、この影響が心配されております。その内容の特徴とこれに対する国の対応策、これについて御説明をいただきたいと思います。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 生活保護費引き下げに伴う他の制度への影響と対策についての御質問にお答えいたします。

 他の制度への影響と対策についての国の考え方は、まず、保護基準を参考に算式の数値を決めている個人住民税の非課税限度額については、平成25年度は影響がなく、平成26年度以降の税制改正において対応していく方針が示されています。

 次に、他の国の制度への影響と対策については、それぞれの制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながら、できる限りその影響が及ばないよう対応することとしております。ただし、生活保護と同様の給付を行っているような制度については、生活保護の基準の例により給付を行うこととしており、この場合には生活扶助基準の見直しに伴う影響が生じてまいります。

 次に、地方単独事業への影響と対策については、国の取り組みを説明の上、その趣旨を理解した上で、各自治体において判断するよう依頼する旨の方針が示されております。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 簡単な御答弁であったわけですけれども、結局私がここで言いたいのは、生活保護のバッシングが、この間、際立ってありました。生活保護者が肩身が狭い思いをするような状況が生まれておりました。しかし、こうやって保護基準が実際下げられてきますと、この保護基準をもとにしたさまざまな国の諸制度への影響、悪い方向への引き下げがやはり発生しております。これが40ぐらいあると。細目については答弁いただけなかったんですけれども、この制度の改悪そのものが、やっぱり要保護者だけでなくて国民全体に、主に福祉の面、あるいは教育の面にかけられた改悪制度であるということがはっきりしてきていると思うんです。この点で、これはもう市に対して言う問題ではないんですけれども、こういったものを行った国に対して、私は断固として抗議を申し上げて、次の質問に移りたいと思います。

 質問の第3は、中学校の歴史・公民教科書選定に関して教育委員会にお尋ねいたします。

 さきの2012年度からの教科書採択をめぐっては、その前年に全国的な議論を呼び、その中心は育鵬社版教科書の採択をめぐり、その内容においては、この教科書が日本のかつての侵略戦争の美化や、また植民地支配肯定の立場からの歴史の事実の歪曲化、また日本国憲法の軽視、そして全体を通して、学校教育により子供たちを憲法改正へと誘導するような内容となっていることなど、これらへの大きな危惧と批判の声であったと思います。

 また、最近の採択をめぐる動向を見ましても、例えば安倍内閣のもとで、沖縄県竹富町教育委員会が育鵬社版を不採択にし、独自に町民等の寄贈を受けて他社の教科書を使用していることに対して育鵬社版を使うように、この3月にも義家文科省政務官が指導という圧力をかけている状況もございます。

 一方、県内においても県議会が2011年7月に実質、この育鵬社版教科書の採択を求める決議を採択したその後、県教育委員会は県立高松北中学校に育鵬社版を決定するなどの動きとなっております。

 これらの経緯は、特定の教科書の採択を目指す団体や政党などが全国的に地方議会を通して教育委員会に圧力をかけることを狙ったものであり、こうした政治的、思想的意図での教科書採択を誘導する圧力は、現行の教育基本法第16条が禁じる不当な支配、これに当たると言わざるを得ません。

 これらを前置きして、以下、教育長にお尋ねいたします。

 まず、本市における歴史教科書採択に関して、選定委員会や教育委員会において過去にどのような議論がされてきた経緯があるのか、また、その内容をお知らせください。

 また、本市における歴史教科書の今後の具体的な選定時期と採択方法についてお示しを願いたいと思います。



◎教育長(三好康弘君) 議長─教育長



○副議長(若杉輝久君) 教育長 三好康弘君

              〔教育長(三好康弘君)登壇〕



◎教育長(三好康弘君) 過去にどのような議論がなされてきた経緯があるのか、その内容についての御質問にお答えいたします。

 歴史教科書採択に関し、過去並びに前回の2011年において坂出・綾歌採択地区教科用図書選定協議会及び本市教育委員会におきましても、御質問者の危惧されているようなことに関して特段の議論等はなかったものと認識しております。

 次に、歴史教科書の今後の具体的な選定時期と採択方法についてお答えいたします。

 本市においては、これまで義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第12条の規定に基づき、綾川町、宇多津町と共同で坂出・綾歌採択地区として同一の教科書の採択を行ってまいりました。前回の採択に当たっては、一昨年5月から6月にかけて専門的知識を有する教員で構成された坂出・綾歌採択地区教科用図書調査員によって文部科学省の検定を経た全ての教科書についての調査及び研究を行いました。なお、この調査及び研究につきましては、丸亀採択地区、仲多度採択地区と共同実施いたしまして報告書としてまとめられました。

 その報告書をもとに教育長、学校関係者、学識経験者、保護者から構成される坂出・綾歌採択地区教科用図書選定協議会において採択についての検討を行いました。その後、本市教育委員会においても検討を行い、地区協議会と同一の教科書を採択した上で、8月末までに県教育委員会に報告したものでございます。

 次回、2015年度の採択に際しましても、一昨年と同様のスケジュールと採択方法により事務手続を進めてまいる予定でございます。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 経過と今後のスケジュールについてはよくわかりました。

 次にお聞きしますが、選定に当たって冒頭述べましたような特定の教科書を国が押しつけ指導したり、また地方議員に育鵬社あるいは自由社の教科書を採択させるための議会質問や、議会決議を上げさせて教育委員会に圧力をかけるなどの動きが他市ではあるようですけれども、これらの介入や圧力は現行教育基本法に反する行為であり、かつて政府の押しつけによる戦前の国定教科書が軍国主義を推進する役割を果たした、あの苦い教訓を忘れてはならないと思います。教科書選定における教育委員会の自主性、自立性について、さらにこの機会に歴史教育のあり方について、三好教育長の御見解をお聞きしたいと思います。



◎教育長(三好康弘君) 議長─教育長



○副議長(若杉輝久君) 教育長

              〔教育長(三好康弘君)登壇〕



◎教育長(三好康弘君) 教科書選定における教育委員会の自主性、自立性及び歴史教育のあり方についての御質問にお答えいたします。

 子供たちの教育に大きな影響を与える教科書を選定する作業は慎重の上にも慎重な審議を重ね、かつ厳正に行われる必要がございます。教育委員会におきましては、さまざまな立場の方が委員となっておりまして、日ごろから自由で闊達な議論がなされているところでございます。採択についても公正公平な立場で、何物にもとらわれない審議ができてきているところであり、今後もそのような姿勢が貫かれると確信しております。

 議員御指摘の他市での特殊な事例は他山の石として受けとめることはありましても、いわゆる不当な圧力につきましては、先ほど申し上げました採択方法による限り、本市においては介入の余地はないものと認識をしております。したがいまして、教科書選定における本市教育委員会の自主性、自立性について十分に確保されているものと理解しております。

 いずれにいたしましても、国民の信託に応える教育を実現する重要な柱として教科書選定を位置づけ、かりそめにも教育の政治的中立を阻害するような一党一派に偏することのない採択に努めてまいらなければならないものと認識しております。

 次に、歴史教育のあり方につきましては、学習指導要領にも示されておるとおり、我が国の伝統と文化の特色を広い視野に立って考えさせるとともに、我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てることを目標に行われることが重要であると考えております。とりわけ我が国の歴史の中で受け継がれてきた伝統や文化について理解を深めることは、子供たちが我が国と郷土を愛し、誇りに思う心を養うとともに、国際社会で活躍するための力を身につけるためにも重要であると認識しております。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 大変心強い御答弁いただきましてありがとうございました。

 念押しとなるかもしれませんけれども、一つだけお聞きしておきたいのは、先ほども県教委が決議を踏まえて北中学校に採用したという話を申し上げました。県教委が自分の裁定できるエリアでその決定をしたわけですけども、育鵬社版に。これが、この方向がですね、本市の教科書選定に影響を及ぼす心配はないのか。仮にそういったことがあるとすれば、その対応は、先ほど御答弁があった何物にもということで対応していただけるんだと思いますけれども、念押し的になりますが、その辺の御答弁を下さい。



◎教育長(三好康弘君) 議長─教育長



○副議長(若杉輝久君) 教育長

              〔教育長(三好康弘君)登壇〕



◎教育長(三好康弘君) ただいまの再質問にお答えをいたします。

 県の教育委員会の採択と私どもの教育委員会の採択とは、これは全く切り離して考えていただいて結構でございます。私どもは県の教育委員会から独立したものでございますんで、そこのところを御理解いただきたいと思っております。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 念押し的な質問でありましたが、明快な答弁いただきましてありがとうございました。

 今後とも、この自主性、自立性を持って、ぜひ子供たちに未来の平和を託せる、その教育にぜひ邁進していただきますことをお願い申し上げて、この項での質問を終わります。

 教育問題の最後に、本市での教科書採択に当たっての自主性発揮とともに、3つのことを申し上げたいと思います。

 1つは、実際に教育に当たる教職員の意見を十分に反映していただきたい。2つ目には、多くの父母が十分に教科書を読んで意見を出せるよう手だてを講じていただきたい。3つ目には、とりわけ歴史・公民教科書は近隣のアジア諸国との友好関係を配慮し、アジアの蔑視、憲法軽視、戦争を美化する内容の教科書は採択しない。こういう方向が大切と思いますけれども、これについて教育長のお考えをお示しいただきたいと思います。



◎教育長(三好康弘君) 議長─教育長



○副議長(若杉輝久君) 教育長

              〔教育長(三好康弘君)登壇〕



◎教育長(三好康弘君) 本市での教科書採択に当たっての自主性発揮と意見の反映等についてお答えをいたします。

 御指摘の点につきましては、十分に配慮できていると考えております。

 まず、教職員の意見の反映といたしましては、教科書を調査研究する目的で置かれた坂出・綾歌採択地区教科用図書調査員を専門的な知識を有する教員に委嘱しておりますことから、報告書の形で全ての教科書について教職員の意見が反映されているところでございます。

 次に、多くの父母が十分に教科書を読み、意見が出せることにつきましては、毎年本市におきましては大橋記念図書館で教科書展示会を開催しておりますことから、実際に教科書を手にとってごらんいただけるわけでありますので、その上で御判断をいただけるものではないかと認識をしております。

 また、近隣諸国との関係並びに日本国憲法を尊重した教科書を採択すること等につきましても、検定済みの教科書の中から中学校学習指導要領社会科の狙いがよりよく達成できるものを採択しておりますので問題はないと考えております。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 御答弁ありがとうございました。

 次に移っていきたいと思います。

 質問の最後は、学校における敷地内の樹木の手入れの実情とその改善についてであります。

 学校の歴史を物語る象徴は、校舎とともに松や桜などの樹木であり、子供たちは日々それらとともに成長し巣立っていきます。これらの教育環境としての重要な貴重な樹木については、どの学校でも教職員の皆さんの努力や地域の貴重なボランティアの皆さんで支えられて維持管理が図られてきていると思います。しかし、大きな松の剪定や樹木の害虫の予防、駆除などにつきましては、専門業者への依頼が必要であり、これに伴う経費が発生していると思います。

 この点でお尋ねいたしますのは、まず、学校の樹木の維持管理については学校によって多少異なることはあるとは思いますけれども、全体としてどのような状態になっているのでしょうか。本市の幼小中学校の管理状況について御報告をお願いいたします。

 あわせまして、専門家を雇っての管理費用、これも必要になってきていると思うんですが、全体としてどの程度の費用を要しているのか、その金額についてお示しをいただきたいと思います。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○副議長(若杉輝久君) 教育部長 小林一夫君

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 学校の樹木の手入れについての御質問のうち、幼小中学校の管理状況についてお答えいたします。

 平成24年度の状況で申し上げますと、地域ボランティアの方によるものが、小学校2校、幼稚園4園で延べ12回、PTA、教職員によるものが中学校3校、小学校4校、幼稚園7園で延べ19回、シルバー人材センター等への委託によるものが小学校1校で延べ2回、合計延べ33回行われています。この活動に要した費用は約15万円で、委託料以外は主に作業のための用品購入や飲み物代となっています。さらに中学校に勤務する主任技能員による幼稚園の害虫駆除の応援も行われています。

 こうした地域ボランティア、PTAの皆様を初め教職員などの御協力のもと、学校の美化が保たれていることに深く感謝申し上げますとともに、こうした地域ぐるみでの取り組みが学校と地域とのつながりをより強め、学校を核とした地域づくりにも寄与しているものと考えています。

 次に、専門家を雇っての管理費用についてお答えいたします。

 校庭内の低木の手入れについては地域ボランティアやPTAなどの力をおかりしていますが、高木の伐採など危険を伴う作業については市の予算で造園業者等へ委託しています。平成24年度は廃校、廃園になっている施設の樹木も含めて、その費用は約133万円となっています。

 以上でございます。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) ありがとうございました。

 15万円経費がかかっているというお話と、管理費用133万円という金額が出たんですけれども、これは全体の数字でしょうか、この15万円というのは。私の聞き得る範囲では1校でもこのぐらいかかっているというような理解をしとったんですが、これは私の認識の間違いでしょうか。どういう調査でどのようにされたのか、再度聞きたいと思います。

 それから、133万円という管理費用がかかっているということですが、これは教育委員会の、どこからの予算で出てる話なんですか。その点、お答えください。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○副議長(若杉輝久君) 教育部長

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 再質問にお答えいたします。

 ボランティアの方々による活動に要した費用約15万円につきましては、各学校への調査によって調べたものでございます。

 また、133万円の支出につきましては、教育委員会教育総務課の予算で支出しております。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) そうしますと、これは15万円が正確かどうかというのはちょっと私も疑問を抱くわけですけれども、この15万円のお金の出どころはどこからでしょうか。学校の負担というふうに受け取れたんですが、どこからお金が出てるか、それについてお答えをいただきたいと思います。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○副議長(若杉輝久君) 教育部長

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 学校ボランティアへの支出の15万円の主な出どころでございます。

 主にはPTA会費等からの支出と伺っております。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○副議長(若杉輝久君) 野角満昭君

              〔7番(野角満昭君)登壇〕



◆7番(野角満昭君) 再度答弁いただいたんですが、PTAから出てるということは、PTAが承諾した話とは思うんですけれども、やっぱり本来的に言ったらちょっと趣旨が違うのではないかなあと思います。私の聞き得る範囲では、金額の面でもちょっと違いがあるように思いますし、また内容においても相当このお金の工面に苦労していると、アンケートのとり方がどうなってるのか、ちょっと率直に言うて実情に合うとるかどうかという点では疑問を感じます。これ以上言ってもこれは仕方がないんですけれども、学校のほうからのアンケートの回答だと、もうそれしかないというふうに思いますけれども、何か、あまりこうほんまのことを言えないような雰囲気があったんでは困ると思うんですね。ですから、ここのところはちょっと詳しくですね、実情をお聞きいただけとったらと、これはもうこれ以上の答弁は要りませんけれどもお願いいたします。

 結局、その維持管理、本当に立派な松、私の地元の小学校にもあるんですけれども、本当に立派な松の手入れはプロでなかったら、ボランティアの方では危ないし、技術的にうまくいかない面もあるということもあって、業者に頼んだら15万円で済むような問題でもないんじゃないかと思うぐらいの金額が、はっきり言うて相場だと思います。

 ですから、この点ちょっとよくお聞きいただいて、やはりこういったところにも十分な予算をお願いしたいなと。手入れに15万円、合わせて150万円かけているということでありますけれども、これ学校に配分されて、各学校で使ってくださいという形で渡しているわけではないということもお聞きしているわけです。伐採して、のけないかん木をのけるための費用ということで、樹木の日常的な手入れ、そういったものについてのものではないというふうに認識をしておるんですけれども、この点でこれからの実情もつかむと同時に、そういった歴史的に本当に、今はもう松の木は大変珍しいあれにもなっておりますけれども、ずっと立派な松のまま育てて維持できるように予算措置を含めてお願いしたいなというふうに思うんですけれども、最後、この点についての御答弁をいただきたいと思います。



◎教育部長(小林一夫君) 議長─教育部長



○副議長(若杉輝久君) 教育部長

              〔教育部長(小林一夫君)登壇〕



◎教育部長(小林一夫君) 予算の増額についての再質問にお答えいたします。

 校庭や庭園には、施設が設置された当時に植栽した樹木のほかに、卒業記念として植栽したもの、保護者や地域の方々の御厚意により寄附を受けたものなど、学校や地域の歴史を見守り年輪を刻んできた多くの樹木が植えられております。中には、古い歴史を誇る学校ならではの大木もあります。こうした状況の中で、高所作業車や大型機械を必要とする作業には多額の経費を要し、全ての樹木を管理することは難しいところではございますが、学校施設の安全性や美化の確保のため、必要な財源確保に努めてまいりたいと考えております。



○副議長(若杉輝久君) 次、1番斉藤義明君の質問を許します。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 1番 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) まずは、綾市長、2期目の当選おめでとうございます。

 私自身、多分無投票になるんではないかというふうに思っておりました。本来選挙で選ばなければなりませんけども、今回に限っては綾市長にとっても、また坂出市にとってもいい結果だったのではないかというふうに思っております。2期目も坂出市のかじ取りをしっかりとやっていただくよう、御期待しております。

 では、最後の一般質問に入りますが、前の議員と質問がダブるところもあります。説明の部分は割愛させていただきますけども、私の思いもありますので、通告書に沿って質問をさせていただきます。

 最初に、市長の政治姿勢について、2期目の重点政策は何かということでございます。

 本定例会の冒頭の所信表明にありましたさらなる市民参加、愛郷育、愛敬育は手段であって、目標ではありません。また、本市の課題も挙げていましたが、2期目の4年間で坂出市をどのようにデザインしていくのか、目標が見えません。それを最初にお伺いいたします。



○副議長(若杉輝久君) 答弁を求めます。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○副議長(若杉輝久君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 1番斉藤議員の市長の2期目の重点施策についてのうち、本市の方向性についての御質問にお答えをいたします。

 先ほど7番野角議員に御答弁申し上げましたとおり、4年前の選挙に際してお示しした公約につきましては基本的な方向性は変わっておりませんので、一定の成果を得ている項目も含めまして、さらに充実させてまいりたいと考えております。

 また、今後は坂出に住みたいと思っていただけるような付加価値の高い町を市民とともにつくり上げていく、市民との共働を進めるため、さらなる市民参加を目指すとともに、長期的なまちづくりの方向性を市民の皆様と共有することにより、坂出市のさらなる発展を目指して、ともに躍進する所存でございます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 市長はこの4年間、市民は顧客、職員は資産の考えのもと、市民及び職員との対話に尽力されました。子育て支援も着実に成果を上げ、企業誘致も徐々に実績が上がっています。市制施行70周年の行事並びに沙弥島の瀬戸内国際芸術祭も成功裏に終わりました。

 ただちょっと価値観の差はあると思うんですけども、菅原道真公の讃岐国府の跡は、私好感は持てますが、「悲運の帝、崇徳上皇の足跡を追う」など、いにしえのロマンはいかんせん、イメージが暗いように思います。しかしながら、子供たちの教育として坂出の歴史、文化に接する機会を与えるという点では意義はあると思っています。そして、さかいでブランドの振興、にぎわい創出も積極的に取り組み、4年間で基礎、足固めはできたと評価しております。

 ところで、所信表明にありませんでしたが、市長の2期目の課題の一つは財政健全化だと思います。基本的には「入るを量りて出るを制す」を着実に実行しなければなりません。

 今後は税収の落ち込みが予想され、歳入の減少は間違いありません。逆に、お金のかかる大きい事業が待ち構えていて歳出の増加は目に見えています。職員も口を開けば金がない、金がないです。厳しい財政状況の中、市長が目指す坂出に住みたいと思えるまちづくりに向かって、2期目、どのように乗り切っていくかは至難のわざだと思います。平成25年度施政方針でも本市の行財政基盤を盤石にすると言われていました。厳しい社会情勢の中、足元の財政状況及び今後4年間の財政基盤を十分に把握しなければなりません。私は綾市長2期目の大きな課題は財政の健全化だと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○副議長(若杉輝久君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 財政の健全化の御質問にお答えをいたします。

 財政の健全化につきましては、第4次行財政改革大綱改訂版に基づきまして、全職員みずからがコスト意識を再認識して最少の経費で最大の効果を基本理念として、中でも連結ベースでの健全化判断比率である実質公債費比率に着眼をして、中期的な展望のもと、健全化を進めてまいったところでございます。

 その一方で、国においては政権交代という国政の急激な変化によって、平成24年度補正予算を含めた15カ月予算の考えのもと、公共事業を伴う多大な財政出動が行われており、補正予算全体の財政支出は約13兆円であり、そのうち約5兆円は、いわゆる建設国債、国債の発行で賄う内容であります。今後の国及び地方の財政に及ぼす影響、地方財政計画等に及ぼす影響ですが、非常に必至でないかなあと思っております。さらに、今夏の参議院選挙の結果次第では、国政の動向は予断を許さない状況であります。

 今後本市におきましては、市税の落ち込みが見込まれる中、歳入の確保と徹底した行革の推進により、限られた財源の中、選択と集中を図り、創意工夫を凝らしながら市民サービスを低下させることなく将来にわたり持続可能な財政構造を構築していくことこそが、さらなるまちづくりの発展の根幹をなすものと考えております。

 具体的には、企業誘致等による財源の確保と、普通建設事業において緊急性や投資的効果を十分に検討し取捨選択を行い、市債発行抑制による市債残高の減少に努めるなど、スリムで効率的な財政運営を推進するとともに、健全化判断比率の指標でもある実質公債費比率や将来負担比率にも留意をしながら財政健全化への取り組みを堅持してまいりたいと考えております。財政健全化は全く当然のことだと思っております。

 以上です。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 確かに市長が言われましたように、財政健全化はもう永遠のテーマだというふうに思います。そして、今力を入れている行財政改革実施計画、25年度から27年度、3カ年の計画が示されました。

 そうしますと、この3カ年の間、特に25年度において、コストの削減あるいは収入の増というものがどれだけあるのか、あるいはこの25年から27年の3カ年でどれだけそういうメリットがあるのか、それを教えていただきたいと思います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○副議長(若杉輝久君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 財政の健全化の再質問にお答えします。

 メリットと言われますと、すぐにというわけではございませんが、私はやっぱり出るを減らすだけではなかなか、相当大なたを、無駄な木を切らないと難しいんではないかと思ってますが、私はまず、その企業誘致でありますとか、そちらをまず重点に置いてるというところでございまして、先ほども7番議員の質問にもありましたが、企業誘致の水面下での動きには十分な形を持っているところで、結果としてそれが、まあ公共の施設を本当にやりかえるかどうかというのは、グランドデザインを示すと言ってる中で、11番植條議員の中にもありましたが、そういったものを切っていったりしますと、結果的にはメリットというのは出てくるかもしれませんが、それはこれからのお話かと思いますので、十分に考えてまいりたいと思っています。

 以上です。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○副議長(若杉輝久君) 総務部長 樋本保男君

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 行財政改革についての中で財政の健全化の再質問でございますけども、先般もお示ししましたように坂出市行財政改革実施計画というのを委員会のほうに御報告させていただいております。その中で事務事業の見直しや財政の健全化全40項目をお示しをしておりますが、その中にも書いておりますように、効果額目標を設定しているもの、効果額以外の数値目標を設定しているもの、数値等の目標設定ができない、そういったような項目がございますということで申し上げております。

 また、その数値いわゆる効果額を、この資料でもありますけども、それを累計したというようなものは持っておりませんので御了解願いたいと思います。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) やはり財政健全化を語るときに、項目ごとのすみ分けができるんです。木は見れるんですけど、森が見れない、やはり行財政改革やってるということであれば年度ごとに、これだけのメリットがありますよと、こういうことでこういう事業はできるんじゃないかというふうに持ってくるのが普通じゃないかと私は思います。

 一個一個はわかります、数値目標があるんですから。それを全体で見て、市として今年度の行財政改革にあって、こんだけ成果が上がるんだというのを、みんな認識する中で進めていくやり方が私は正しいんじゃないかというふうに思います。

 次に、坂出市総合計画についてお伺いいたします。

 今、第4次総合計画基本構想並びに基本計画が平成18年度から27年度の10年間の期間で進められています。

 国の地域主権改革のもと、地方自治法第2条第4項は、平成23年5月2日の改正に伴い削除され、総合計画基本構想の法的な策定義務はなくなりました。策定するかどうか、また議会の議決を経るかどうかは市独自の判断に委ねられることになりましたが、市長は策定について今後どのように対応しようと考えているのか、お伺いいたします。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○副議長(若杉輝久君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 第5次総合計画についてのうち、策定の予定についての御質問にお答えをいたします。

 議員御指摘のとおり、総合計画の基本構想の法的策定義務はなくなりましたが、市の将来像やまちづくりの基本指針を市民と共有し、計画的な行財政運営を進めるための市政全般を対象とした何らかの計画というのは策定する必要は不可欠であると考えております。

 なお、従来の総合計画の形を踏襲するのかどうか、あるいはこれまでとは違った体系の計画にするかどうかは、現在もう進行しておりますが、検討を進めているところでございます。

 以上です。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 市長ありがとうございました。

 私も総合計画とは市長の言われる坂出に住みたいと思える町の将来像を描くものでありますから、法的義務のありなしにかかわらず、やはり策定すべきではないかと考えています。

 また、本来は市民の代表である議会の承認を経ることで、市全体の総意によって作成されたものであるということを裏づけることができます。現在条例には定められていませんが、議会の議決を経るということについて市長のお考えをお伺いいたします。



◎副市長(加藤悟史君) 議長─副市長



○副議長(若杉輝久君) 副市長 加藤悟史君

              〔副市長(加藤悟史君)登壇〕



◎副市長(加藤悟史君) 総合計画の策定において議会の議決を経る必要があるのではないかという御質問にお答え申し上げます。

 基本構想の策定義務は廃止されましたが、総務大臣の通知によりまして地方自治法第96条第2項の規定に基づき、個々の市町村がその自主的な判断により引き続き現行の基本構想について議会の議決を経て作成することは可能であるというふうにされております。

 いずれにいたしましても、市の将来像を示す最上位計画という位置づけになりますので計画の中身、また体系などとともに議会の議決を含めまして、その策定手続につきましても慎重に検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) どうもありがとうございました。

 今手続等についても検討しているということでございますけども、私も第4次総合計画の内容は、もう市長もおわかりだと思いますけども、2度の政権交代、あるいは東日本大震災など、本市を取り巻く環境が大きく変わっています。市長が市民に向かって言われている内容とも相当違ってきています。27年度の終了を待たずに、新しく今年度から第5次総合計画基本構想に着手したほうがよいと思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。



◎副市長(加藤悟史君) 議長─副市長



○副議長(若杉輝久君) 副市長

              〔副市長(加藤悟史君)登壇〕



◎副市長(加藤悟史君) 今年度から第5次の総合計画基本構想に着手したらどうかという質問でございます。

 先ほども御答弁申し上げましたとおり、今後の計画のあり方自体から検討しておりますが、当然その中身についても内部的な協議などに着手をしていくという予定でございますので、御理解賜りたいと存じます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 一応わかりましたが、総合計画の改定についてという項目があります。それは計画と現実が著しく離れたときには改定手続をとりなさいよと、規程の中にあります。ぜひそういう意味で早くやっていただければいいのではないかというふうに思っているところであります。

 それと同時に、今いろんな手法を考えているということでございますけども、総合計画の期間ですけども、今までは従来どおり10年単位という形でやられてきました。昨今、市長の任期に合わせて4年掛ける2で、8年間という自治体が多くなってきています。岐阜県の多治見市がこの点について最も進んでいると言われて、多治見方式が各自治体に浸透していって、市長の任期に合わせるというような形で進んでいます。基本計画、実施計画の作成、予算との関連、いろんな面で何かとわかりやすいですし現実的だと思います。

 第5次総合計画の策定は10年間から8年間に短縮して、前の4年間を前期、そして後の4年間を見直しの後期とすればよいと考えるのですが。ですから、今年度、市長の2期目が始まりました。28年度までを前期、29から32年度までを後期とすればよいと思うのですけども、市長のお考えをお伺いいたします。



◎副市長(加藤悟史君) 議長─副市長



○副議長(若杉輝久君) 副市長

              〔副市長(加藤悟史君)登壇〕



◎副市長(加藤悟史君) 計画期間の御質問でございます。

 御質問者御指摘のとおり、全国では10年ということに限らず市長の任期に合わせた計画年数というのは多々見られております。市長の責任の明確化という観点からも計画期間と市長の任期等の整合性につきまして、あわせて検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 前向きに検討いただきたいというふうに思います。

 次に、策定に当たり、市民参加をどのように考えているか、お伺いいたします。

 パブリックコメントすることだけが市民参加だと考えているということはないと思います。さらなる市民参加になりませんので、適正なる人数の方が策定委員に選ばれる必要があると思います。

 最近市長は市民参加の枠を少しずつ広げていかれているように思いますし、いい傾向だと感じております。総合計画の策定に当たり、市民参加はどのように考えているのか、市長のお考えをお伺いいたします。



◎副市長(加藤悟史君) 議長─副市長



○副議長(若杉輝久君) 副市長

              〔副市長(加藤悟史君)登壇〕



◎副市長(加藤悟史君) 市民参加についての御質問にお答えいたします。

 これまでの総合計画策定時には基本構想案などの策定の前に、まず市民意識調査のアンケートを実施し、その後、各種団体代表者との懇談会を開催しながら市民の意見集約を行っております。

 なお、第4次総合計画の策定に際しましては、従来からの懇談会に加え、各方面で活躍されている方や子育て世代の代表の方々にお集まりいただいた総合計画を考える会を開催いたしたところであります。

 次なる計画の策定に際しましては、さらに審議会等への公募委員の参画のほか、さらなる市民参加の目線で十分に意を配してまいりたいと考えております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) わかりました。

 総合計画基本構想は目的で目指す町の将来像を示します。基本計画は目標達成のための手段、すなわち市が実施する事業です。そして、手段、事業を具体的に進める方法を示すのが実施計画です。

 ここで言う実施計画とは、政策面での中期計画だけでなく、行財政改革の計画及び財政計画と一体になった計画でなければなりません。そういう形でなければ、実質的な計画にならないと言われています。本市も3カ年の実施計画を作成して毎年見直しをすると、ローリングシステムで考えると規定されていますが、残念ながら作成されていないのが実情であります。

 私は前回の3月定例会で、市民に中期財政計画を作成し公表をすべきではないでしょうかと質問いたしました。私の言う中期財政計画とは、ここで言う基本構想、基本計画をベースにした実施計画なんです。これを作成して市民に公表していくことで市長のデザインするまちづくりが理解されて実現に向かっていくと思います。

 前の定例会で総務部長は、中期財政計画については、今実施している3カ年の行財政改革実施計画の中で実質公債費比率の数値目標並びに職員の定員適正化計画でわかるのではないか、また、市民に公表しても、過去には数年経過する前に、すなわち五、六年経過する前に実態と中期財政計画の数字が大きく乖離したと、市民に不安感をあおることがあると答弁されました。その時点で、私自身もう少し議論したかったのですが、いかんせん、ほかの質問も残っており、時間の関係もありましたので納得のいく議論ができず、最後に市長に、2期目になれば中期財政計画を示していただきたいと要望だけして終わりました。

 中期財政計画とは、行財政改革実施計画とは内容が違います。税収等の歳入については行財政改革実施計画では何も触れておりません。歳入がどのように変動していくかは重要な問題だと思います。中期財政計画と行財政改革実施計画とは異なるものであるということ、そして総合計画における実施計画の一つとして捉えていただきたいということにつきまして、市長はどのようにお考えなのか、お伺いいたします。



◎副市長(加藤悟史君) 議長─副市長



○副議長(若杉輝久君) 副市長

              〔副市長(加藤悟史君)登壇〕



◎副市長(加藤悟史君) 実施計画についての御質問にお答え申し上げます。

 総合計画に基づく実施計画と中期財政計画及び行財政改革実施計画というのは、当然関連はあると思っております。そういう中で異なる計画であるということも理解をいたしております。

 現在総合計画に基づくということではございませんが、例えば、本年度におきまして第三セクター等改革推進債を発行することになりますと、それに伴い10カ年と想定される償還期間中の財政見通しの策定が必要と思われます。その際には、かつて公的資金の補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画、これは5カ年でありましたけれども、策定して公表いたしました。

 議員御指摘の中期財政計画と同様の財政計画の内容でございますけれども、その場合には公表も検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 総合計画策定の中の実施計画ということについて、今1年ごとにローリングシステムによって毎年毎年見直していきます。それは3カ年の期間でつくりますというふうに規程で載ってるわけですよ。それがなされてない。だから、その一つとして中期財政計画もつくったらどうでしょうか。せっかく行財政改革実施計画もつくってるわけです。そういう中で捉えて、今つくられてないやつをやっぱりつくっていかないかんというふうに考えておるわけでございまして、その点はいかがですか、お伺いいたします。



◎副市長(加藤悟史君) 議長─副市長



○副議長(若杉輝久君) 副市長

              〔副市長(加藤悟史君)登壇〕



◎副市長(加藤悟史君) 総合計画の再質問でございます。

 今の総合計画につきましては先ほども御答弁申し上げましたとおり、市の将来像を示す最上位計画ということで、その中身について今検討しているところでございます。

 議員御指摘の計画と財源の裏づけといいますか、そういう観点も当然今後、計画のその中身について審議する中で必要かと思っておりますので、今後御指摘の実施計画また中期財政計画と総合計画との関連性も十分に考える中で検討してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いします。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) まあ、やむを得ない答弁だと思いますけども、中期財政計画の重要性というのは、多分皆さん方もわかっていると思います。

 今回G8サミットに行かれたときに日本はどういう要求をされたか。財政健全化をやるためにしっかりした中期財政計画をつくってくださいというふうに各国から要請されました。そしてきょう、日本経済新聞だと思いますけども、8月に中期財政計画を作成して、財政健全化に努めていくんだというようなことが載っておりましたけども、そういう重要なものを、やはり必要であればやる方向でやってですね、公表することが私は大事じゃないかなと。これだけ収入が落ちて、これから支出が必要な大きな事業があるという今の中では、そういったことはぜひやるべきじゃないかなあというふうに思っております。これについては答弁は必要ありませんので、続けさせていただきます。

 それともう一点言わしてください。先ほど公表しないとかいう問題の中で、前回私、質問の中の答弁で市長、総務部長から中期財政計画の公表は市民に不安を与えることもあり慎重にしたいという答弁をいただきました。本市を取り巻く社会的環境が目まぐるしく変化する今日、中期財政計画を作成して、先ほど私しつこく2回言うたんですけども、そのままにして見直しをかけなければ当然、数年を経過する前に計画と実績の数字が大きくかけ離れることは当然であって、市民がその数字を見て不安がるというよりも、逆に、その計画数字を3年も4年もそのままにしておいて見直さないという行政の仕事のやり方に不安を通り越してあきれてしまうんではないかというふうに思います。

 次も前回の続きになりますけども、25年度予算の編成に当たって、財政規律の面で市長が一番こだわった点は何だったのでしょうかという質問をいたしました。

 市長は、国が重視しているプライマリーバランスよりも市債の発行を抑制することとともに、財政健全化の判断基準である連結ベースでの実質公債費比率を25年度決算で15%程度を目途にしたいと答弁されました。

 私は非常に賢明な答弁だと思います。持続可能な財政構造の確立、普通建設事業の緊急性及び投資効果の見きわめ、そして一般行政経費のゼロベースにて最少の経費で最大の効果を生むためにも重要なことだと思います。

 そこで、当然25年度だけでなく、26年度以降も引き続き市債の発行の抑制と実質公債費比率の数値に十分な注意を払っていく必要があると思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○副議長(若杉輝久君) 総務部長

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 行財政改革実施計画についての御質問のうち、実質公債費比率についてお答えを申し上げます。

 実質公債費比率は本市の将来にわたる財政運営の健全性をはかる指標として有用であると考えておりまして、第4次行財政改革大綱改訂版におきましても、数値目標を明確に掲げているところでございます。したがいまして、これらの基本的な考え方に基づき、平成26年度以降におきましても財政状況を考慮しながら事業の選択と集中を行い、市債の発行を抑制するとともに、実施計画においても数値目標を設定しておりまして、今後とも財政の健全化に取り組んでまいります。

 以上でございます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) ありがとうございました。全くそのとおりだというふうに思います。

 それでは、25年度から27年度の行財政改革実施計画の中から公債費負担適正化についてお伺いいたします。

 25年度は15%、26年度と27年度は同じ数値の14.7%という目標が示されています。25年度は当初予算の市債の増減などから見て、25年度末の市債残高が207億円となり、その結果、実質公債費比率は15%になると説明されてきましたので、一応理解しているつもりです。

 しかしながら、26年度、27年度については市債残高がどのように推移するのか、全く説明されていません。特に現段階では決定されていませんが、25年度中には土地開発公社を解散するために10億円以上の借り入れが必要となってきます。そうしますと、第三セクター等改革推進債の増加によって元利償還金も当然ふえてくると思います。そしてまた、新市立病院の開院で病院への繰出金も増加が予想されております。そういう中、26年度と27年度ともに実質公債費比率を14.7%としていますが、本当に可能でしょうか。私はちょっと概算で計算しても15%を超えるのではないかと推測しますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○副議長(若杉輝久君) 総務部長

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 実質公債費比率についての再質問にお答えを申し上げます。

 平成26年度、27年度の実質公債費比率の数値目標14.7%について、議員御指摘がございましたように、もろもろ考えるとなかなか難しいものだというような御趣旨の質問だったと思います。

 この数値目標に関しましては、現時点で想定している第三セクター等改革推進債を活用した場合、また土地活用した土地開発公社の抜本的な改革を視野に入れつつ、病院事業会計への病院建設及び医療機器購入に係る企業債償還に伴う繰出金などを加味した試算でありまして、実際に借り入れする利率やそのときの標準財政規模等の変更などにより若干試算値が動く可能性もございますけども、引き続き市債残高等に十分留意しながら財政の健全化への取り組みを堅持することにより達成し得る目標値であると考えております。

 以上でございます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 今総務部長の言われていることは一応わかるんですけどもね、だけど標準財政規模というのはあまり大きく変わらない、分母のところはあまり大きく変わらないんです。例えば元利償還金で1億円違ったらどれぐらい実質公債費比率が変わってくるんでしょうか。市長これおわかりでしょうかね。1億円元利償還金がふえるとすれば大体どのぐらいか、私はそういう計算したから、ちょっと難しいん違うかなあというふうに言ってるわけでございます。よろしくお願いします。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○副議長(若杉輝久君) 総務部長

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 実質公債費比率についての制度の御質問にお答えいたします。

 例を出しての御質問であったかと思います。

 1億円の元利償還金がふえると実質公債費比率はどの程度アップするのかということでございますが、標準財政規模にもよりますけども、本市の標準財政規模で大体1億円程度といいますと0.8ポイントほど増になってくると思います。

 重ねて申し上げますけども、先ほどの第三セクター等改革推進債、これにつきましては元利償還金が発生しますが、実質公債費比率をはじく場合には普通交付税にも算入されますことから、分母分子からそれぞれ除きますので、ダイレクトにそれが実質公債費比率に影響してくるというものではございませんので、御理解をいただいているとは思いますけども、申し添えておきたいと思います。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 確かにね、この計算は非常に難しいんですよ。分母も分子も減らしたり、いろんな仕組みがあって、なかなか理解できん。しかしながら今総務部長が言われたように元利償還金が1億円ふえると、私は0.9だと思っておった。今部長は0.8だと言われましたけど、大体それぐらいな感じでつかんどかなんだら。そうすると1億円ふえることによってね、今15%でしょう、それが何で再来年、15%を切って14.7%になるか、これはなかなか大変じゃないか。まあその話は、もうここでおしまいにいたします。

 次に、市長、副市長の給与、退職手当の減額についてお伺いします。

 私は昨年の6月定例会で、これは職員課の管轄になっていますが、職員課が努力してできるものではなく、行財政改革実施計画の項目から除いて、参考という形で取り上げたほうがよろしいんではないかという質問をいたしましたが、総務部長は、執行機関としてみずからの判断に基づく取り組みなので、今後とも従前からの取り扱いといたしますと答弁されました。

 多分そのときはですね、総務部長も、いや職員全員かもわかりませんが、2期目も当選されれば当然引き続いて実施するものだと信じて答弁されたのではないかというふうに思います。

 今回の行財政改革実施計画において、25年6月以降の金額が計画の中に入っていません。どうしてでしょうか。

 私の知っている限り、市長は平成21年5月の初めての市長選挙で、市長に当選しても3期12年で市長をやめます、特別職の給与や退職金を減額しますと公約を掲げて堂々と選挙に臨まれ、見事当選されました。そして公約どおり給与、退職金はそれぞれ市長の給与20%減、副市長10%減、退職金も市長50%減、副市長25%削減されてきました。

 なるほど条例では1期分しか制定されていませんので、2期からは適用されないということかもしれませんが、それでは市民は納得しないのではないでしょうか。職員も厳しい対応を受け入れてきました。管理職手当の見直し、住居手当の廃止並びに退職手当の支給水準の引き下げ、これは相当大きな額になります。今関心を集めている職員の7.8%の給与カットも6月の議案には提出されていませんが、国の動向や市民の声などで判断したいと言われています。

 非常に申し上げにくいのですが、こういう状況下で市長、副市長の給与、退職手当の増額は本当にできるのでしょうか。初めに掲げた公約は、市長をやっている間は実行するのが当たり前だと多くの市民は思っています。市長の御英断を期待し、改めてお考えをお伺いいたします。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○副議長(若杉輝久君) 市長

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 特別職の給与及び退職手当について御答弁申し上げます。

 先ほど17番松成議員に御答弁申し上げましたとおりで繰り返しになりますが、私、市長は、議員と同様に選挙により住民の信任を得て就任する特別職であり、みずからの給与について私自身の政治信条などに基づき、みずからが適切と判断すべきものと考えております。

 一方で、特別職の給与を定めるに当たり、本来なら最大限に尊重すべき特別職報酬等審議会での審議を経ずに選挙公約に基づいた給与削減によったと、結果、他の特別職の給与、報酬に少なからず影響を与えたと各方面からその賛否を含めていろいろな御意見をいただきました。まさにその4年前でございますが。

 いずれにいたしましても、現在国より、その議員おっしゃる地方固有の財源である地方交付税を政策誘導手段とした公務員給与削減の要請がなされるなど、特別職も含めた公務員の給与、定数、地方行財政のあり方が厳しく問われているところでございます。適正な給与の判断というのは非常に難しいと思われるところではございますが、私自身の給与、退職手当についても、今後これらの動向も全て重視する中で、議会並びに市民の皆さんの御意見も十分にお聞きする中で、もちろん4年前と比べてですね、社会経済情勢、本市の財政状況、全てが変わってきているというところの中で、政治信条に基づき、みずから適正と判断する給与の決定方法を、先ほども申し上げましたが、特別職報酬等審議会を開催することも含めて検討をしてまいりたいと。そのときには、またいろんなところにその影響を与えると、逆の方向かもしれませんが、そちらのほうが、より平均的という結論に至れば、それも含めて検討するということを申し上げたいと思います。

 以上です。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) わかりました。改めて市長の御英断を期待しております。

 こういう質問をしますと、市民の皆さんは当然、じゃ議員はどうなんだというふうに思われると思います。今、議会運営委員会が中心になって、議員定数、報酬のあり方について検討して、今年度中に結論を出そうということで進めております。

 続きまして、保健・医療・介護行政のうち、予防医療と介護予防についてお伺いいたします。

 最初に予防医療ということから特定健診受診率についてお伺いいたします。

 23年度は目標65%に対して実績は33.5%、目標にはほど遠い結果でしたが、それでも22年度よりも3.8ポイント高くなっています。24年度の特定健診の改善策として、胃がん、肺がんなどの検診と同時に受診できるよう利便性の向上を図り、かつまた受けてない方に対して受診勧奨を徹底すると言われてきましたが、果たしてその効果は出たのか。24年度の特定健診受診率の結果並びに新しい対策の効果もあわせてお伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長 寺坂政喜君

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 予防医療についての御質問のうち、まず平成24年度の特定健診受診率の結果と受診率向上策の効果についての御質問にお答えいたします。

 平成24年度の特定健診の実施に当たりましては、御質問にもございましたが、各種がん検診を集団検診と個別検診の選択制とし、特定健診と同時に受診できるよう受診者の利便性の向上を図るとともに、健診の期間についても未受診者への受診勧奨が効果的に実施できるよう見直しを行ってきたところでありますが、がん検診の受診率については一定の向上が図られたものの、特定健診については受診率33%と、ほぼ前年度並みの結果となっております。

 本年度の実施については、一部実施期間の見直しも行いながら、さらに受診環境の改善、受診勧奨の強化を図ってまいりたいと考えております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 確かに特定健診の受診率の向上というのはなかなか難しいというように思います。

 そしたら次に、坂出市民1人当たりの医療費についてお伺いします。

 坂出市民1人当たりの医療費は相変わらず高いのでしょうか。国民健康保険の1人当たりの医療費は、平成22年度香川県は全国で2番目に高く、全国平均よりも6万3,000円高い36万2,000円でした。その中でも坂出市は41万1,000円と、県内2位となっていましたが、その後もこの傾向は変わっていないのでしょうか。あわせて、医療費の中で高血圧、糖尿病などの生活習慣病に占める割合は幾らなのか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 医療費の傾向と生活習慣病の占める割合についての御質問にお答えいたします。

 医療費の傾向としましては、御質問者御指摘のとおり、国保医療費で申しますと、平成22年度、香川県は全国2位、本市はその中で2番目に高い水準となっております。この状況は、平成23年度においても残念ながら基本的に変わっておらず、香川県の1人当たりの医療費は37万3,000円、本市は42万4,000円と、それぞれ約3%の増加となっております。

 このように高水準となっている香川県及び本市の医療費の中で、高血圧、糖尿病等の生活習慣病の占める割合について、平成23年度国保医療費の疾病分類データにより本市の割合を算出しますと、糖尿病、高脂血症等の内分泌、栄養及び代謝疾患が7.6%、高血圧、動脈硬化等の循環器系の疾患が17.4%、合計で25.0%となっており、これに新生物、がんでございますが、12.6%を加えますと、37.6%となります。

 香川県についても同様に算出しますと内分泌、栄養及び代謝疾患7.3%、循環器系の疾患16.0%、新生物12.5%、合計で35.8%となっております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) わかりました。市民1人当たりの医療費も高いということも問題だと思います。医療費も早期発見、早期治療で、軽度であれば安く済むわけで、特定健診の必要性ははっきりとわかります。

 ところで、綾市長は受診されているのでしょうか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 市長の特定健診受診についての御質問でございますが、毎年特定健診としての取り扱いを受けております人間ドックを受診しており、忙しい身ではございますが、十分健康管理を行っていると聞いております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 健康は自分の責任でございますので、本来は綾市長から答えていただきたかったと思います。綾市長は毎年人間ドックということで非常に坂出市にとっても大事な方ですから、健康には十分留意していただきたいというふうに思います。

 今高齢者のうち、多くの方はかかりつけの医者がいて、二、三カ月に1回は病院で検査して薬をもらっている人が多いと思います。そういう人は特定健診がダブるから必要ではないんではないかと思っているでしょうし、会社の健保に入っている方は、がん検診なども同様に会社の健保でやっているという人が多いのではないかと思います。そういう方々の人数の把握は多分難しいとは思いますが、そういう人たちの人数も勘案して、今65%という高過ぎる受診率の目標をもう少し下げてもいいのではないかと考えますが、いかがでしょうか。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 特定健診の受診率の目標値について、医療での検査の実施状況等を勘案して少し低くしてもよいのではないかとの御質問にお答えいたします。

 これまでの受診率低迷の要因として被保険者への受診の必要性の浸透が不十分であることとあわせて、御指摘のような状況についても担当窓口や医療関係者からお聞きしているところであり、国保の場合、実績値と目標値との乖離が大き過ぎることへの問題意識も感じているところであります。

 このような状況の中で、本年度より被保険者が他の制度で受けた健診データを利活用する取り組みを国保連合会を介して実施するなどの若干の改善を進めております。具体的には、香川県厚生農業協同組合連合会滝宮総合病院との委託契約により、受診者の同意を得ながら、人間ドック受診データの授受を行うものであり、御指摘の問題点の解決に向けた端緒的な取り組みであると考えております。

 また、目標値については、国が示す今年度から5年間の第2期特定健診等実施計画における国保の受診率の目標値について、第1期計画の目標値65%から60%へと見直されているところであり、本市にとっては引き続き高い目標値ではございますが、達成に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) では、次に健診の結果に異常が見つかった人に対しての指導、フォローは一貫して継続的にされているのですか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 特定健診の受診結果により異常が発見された方に対する指導、フォロー体制についての御質問にお答えいたします。

 検査結果の異常の程度により、フォローの対象者を生活習慣の改善が必要なグループ、医療への受診が必要なグループに階層化し、生活習慣の改善が必要な方々には特定保健指導を、医療への受診が必要な方々には医療機関への受診を勧奨しております。

 生活習慣改善のための特定保健指導につきましては、検査結果の程度に応じて生活習慣改善についての動機づけを支援するグループ、積極的に働きかけるグループに分けて半年間実施をしておりますが、対象者の方の利用率はまだまだ低い状況であり、その対策として従来、保健師、管理栄養士、運動指導士により市が計画、実施をしていたものを、昨年度から一部事業者への委託を行い体制の強化を図っているところであります。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 次は、ちょっと健診とは違いますけども、社会的に問題になっているところの整形外科では問題ないのに、接骨院では整体、マッサージあるいは、はりなどで保険が使える、使えないで問題になっていますが、これはどういうことなのでしょうか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 整体、マッサージ、はりなどの保険適用についての御質問にお答えいたします。

 現在、医療保険の適用が行われておりますのは、柔道整復師による施術、あんま、マッサージ指圧師によるマッサージ、はり師、きゅう師によるはり、きゅうであり、柔道整復師による骨折、脱臼に対する応急手当てを除き、医師が患者を診察した上での同意、診断書等の添付が要件とされております。したがって、単なる肩凝り、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象とならず、保険医療機関で同じ負傷等の治療を受けている場合も保険の対象となりません。

 これまで柔道整復師等による施術に対する療養費の支給について会計検査院の決算審査報告等により、内科的原因による疾患や単なる肩凝り及び筋肉疲労に対する施術は保険給付対象外であることの周知徹底を図る必要がある旨の指摘が行われ、厚生労働省通知により適正化対策の実施について指導が行われているところであり、本市においても現在患者調査などの取り組みを進めております。今後とも適正な受診の啓発に努めてまいりたいと考えております。

 なお、医師である整形外科医の治療については、以上申し上げた制約はなく、診療報酬点数表に記載されている治療の範囲において保険診療となります。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 一応理解できました。ありがとうございました。

 次に、介護予防についてですが、つい最近の新聞に65歳以上の4人に1人、推計で862万人が認知症とその予備群と言われ、政府は早急な対策を迫られていると書かれていました。この状況が続いていくと、介護保険料も大幅に値上げされることになります。全国的に高齢化が進む中、介護予防の推進は重要な課題になっております。

 先般、国の介護保険法に基づいて実施されている65歳以上の要介護、要支援認定を受けていない人を対象に健康自立度に関する調査、基本チェックリストがことし3月に私のところに来て、25の質問に答えて提出いたしました。先日その結果が届きました。幸い運動、栄養、心、歯や口など、全て問題なしということでしたが、本市では対象者が何人で、そのうち回答された人は何人で何%だったのか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 基本チェックリストの対象者数と回答者数についての御質問にお答えいたします。

 基本チェックリストは、自分では気づきにくい心身の変化などを、より早く把握することにより介護予防など健康づくりに生かし、いつまでも生き生きと過ごしていただくために地域包括支援センターが平成18年度より実施をしております。

 本市の3年間で年度ごとに申し上げますと、平成23年度対象者数1万3,157人、回答者数8,819人、回答率67%、平成24年度対象者数1万3,245人、回答者数8,814人、回答率66.5%、平成25年度対象者数1万3,846人、回答者数8,710人、回答率62.9%となっております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 次に、その結果ですけども、問題の全くない人、注意が必要とされる人はそれぞれ何人でしょうか。そして、注意を必要とされる人の内容ですが、大まかで結構ですが、本市の特徴というか、傾向はどうだったのでしょうか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 基本チェックリストの調査結果と注意が必要とされた方の特徴等についての御質問にお答えいたします。

 基本チェックリストは25項目から成っておりますが、社会的生活を営む上で基本となる行為の評価、運動機能、栄養状態、口腔機能の評価、さらには閉じこもり、認知症、鬱について評価するものでございます。

 回答の結果について、今年度の数値はまだ確定しておりませんので、過去2年間で年度ごとに申し上げます。

 平成23年度回答者8,819人のうち、問題のない人が5,480人、62.1%、運動器、口腔機能など何らかの機能低下のおそれがある人が3,339人、37.9%、平成24年度回答者8,814人のうち、問題のない人が5,708人、64.8%、運動器、口腔機能など何らかの機能低下のおそれがある人は3,106人、35.2%となっており、いずれも全体の4割弱を占めております。

 項目別に見ますと、口腔機能低下者や運動器の機能低下者、鬱の該当者の割合が高い傾向となっております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 注意を必要とされた人へは、まさか結果通知だけを送っておしまいということではないと思うんですが、どういうフォローをしているのか、お伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 注意が必要とされた人へのフォローについての御質問にお答えいたします。

 基本チェックリストに回答していただいた高齢者全員に対し、お答えいただいた項目内容についての結果を送付しております。こういった全員に結果通知を送付している保険者は県内では本市だけでございます。また、結果通知とともに、生活機能低下のおそれがあると判断された方については、それぞれ該当する運動器の機能向上プログラム、口腔機能向上プログラムの案内文書を同封するとともに、それぞれのプログラムへの参加を促しております。

 まず、運動器の機能向上プログラムといたしましては、身体の状況、生活スタイル、運動内容などに応じて、かもめ教室、水中運動教室、個別運動教室の3種類の運動教室を年間を通して実施しております。

 次に、口腔機能向上プログラムにつきましては、昨年度まで参加者がほとんどいない状態でありましたが、参加者の増を図る目的で本年度から身近にある歯科医院において口腔体操や唾液腺マッサージ、ブラッシング指導などをしていただく予定になっております。

 なお、プログラム参加者に対しては保健師が事前に自宅訪問し、本人の身体状況などアセスメントを行い、参加者個々に目標設定をしていただき、プログラム終了時には生活機能が改善されたかどうかの評価を行っております。

 また、閉じこもり、物忘れ、鬱の該当者に対しては老人大学、仲間づくりなどの機会を通じ、介護予防、認知症予防についての知識普及に努めているところでございます。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) ありがとうございました。

 基本チェックリストに関しまして、私はその課題は回答してこない人だというふうに思います。回答しなくても元気で何ら注意する必要がなければいいんですけれども、意外と回答してこない人に、むしろ注意を要する人が多いのではないかという心配をしていますが、いかがでしょうか。回答がない人への対策、対応についてお伺いいたします。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 未回答者への対策についての御質問にお答えいたします。

 基本チェックリストの回答者数につきましては、先ほど御答弁申し上げたとおりでございます。未回答者の検証は十分には行えていないのが現状ではありますが、坂出ほっとふれんずの訪問対象者で未回答の方については、訪問時に回収するよう努めております。また、地域包括支援センターの窓口に相談に来られた際に回答していただくよう働きかけてもおります。

 今年度は未回答率が高く、はつらつ教室などへの参加率が低く、さらに新規の介護認定率が高い地区をモデル地区に選定し、未回答者の背景にある原因の分析を行い、その結果を踏まえて対策を講じてまいりたいと考えております。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) 最後になりますけども、本市における介護予防に対する考え方、方針は、市民のほとんどの方が知らないと思いますので、要点だけを教えていただきたいと思います。



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 議長─健康福祉部長



○副議長(若杉輝久君) 健康福祉部長

              〔健康福祉部長(寺坂政喜君)登壇〕



◎健康福祉部長(寺坂政喜君) 介護予防における本市の方針についての御質問にお答えいたします。

 平成24年3月に策定しました坂出市高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画において、介護予防における方針を定めております。

 その方針内容は、地域において自主的な介護予防に資する活動が広く実施され、高齢者が積極的に介護予防事業に参加し、介護予防に向けた取り組みを実践するような地域社会の構築を目的として、介護予防に関する知識の普及、啓発や、地域における自主的な介護予防に資する活動の育成、支援を実施していくことと定めております。

 この方針に基づき、地域包括支援センターは高齢者の心身の健康の保持、保健・福祉の向上及び生活の安定のために必要な援助、支援を包括的に行うことを目的として介護予防に取り組んでおります。



◆1番(斉藤義明君) 議長─1番



○副議長(若杉輝久君) 斉藤義明君

              〔1番(斉藤義明君)登壇〕



◆1番(斉藤義明君) ありがとうございました。

 私は今まで仕事であまりかかわりがありませんでしたので、障がい者あるいは高齢者という弱者の方に対する福祉事業とか、あるいは介護事業についてはほとんど知りませんでした。議員になって今、正直勉強しているところでございますけども、私の近くに住む民生委員の方が言われてましたけども、地域包括支援センターの方、まあ女性中心ですけども、非常によくやってくれる。また若い男性も非常に小まめに動いてくれて非常に助かっていると、感謝しているというお話を聞きました。今後とも、市民に喜ばれるような仕事をぜひ続けていただきたいというふうに思います。

 最後に1点、これは提案という形にさせていただきたいと思いますけども、厚生労働省の提唱しているスマートライフプロジェクト、これが2011年2月にスタートいたしました。日本は世界有数の長寿国ですが、単なる長生きだけでなく、自立して健康で楽しい日々を送ることができる健康寿命を延ばすということがスマートライフプロジェクトの目的です。現在1,333の自治体、団体、企業がエントリーして、運動、食事、禁煙あるいは社会参加と、こういう分野で具体的アクションを呼びかけています。

 今お聞きしました本市の高齢者福祉計画、第5期介護保険事業計画と考え方はよく似ているというふうに思いますので、坂出市もエントリーしてはどうかというふうに思いますが、一度健康福祉部で検討していただければというふうに思います。

 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。



◎総務部長(樋本保男君) 議長─総務部長



○副議長(若杉輝久君) 総務部長

              〔総務部長(樋本保男君)登壇〕



◎総務部長(樋本保男君) 大変申しわけありませんが、答弁の訂正についておわびとお願い申し上げます。

 先ほど実質公債費比率のところで私が御答弁申し上げました第三セクター等改革推進債を活用した場合、普通交付税に算入され、分子分母から除かれる旨を御答弁申し上げましたが、私の誤りでございます。普通交付税には算入されず、分子分母からも除かれません。私の誤りでございまして、訂正しておわび申し上げます。

 なお、第三セクター等を活用した場合の利子につきましては、原則特別交付税で2分の1補填がされるということになっております。

 以上でございます。



○副議長(若杉輝久君) ただいま総務部長より答弁の訂正がありました。

 斉藤議員、よろしいですか。



◆1番(斉藤義明君) 結構でございます。



○副議長(若杉輝久君) 申し出のとおり訂正を許可することといたします。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 この際、御通知申し上げます。

 6月28日の本会議は議員総会終了後に会議を開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

              午後3時16分 散会