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香川県 坂出市

平成24年 3月定例会 03月01日−01号




平成24年 3月定例会 − 03月01日−01号







平成24年 3月定例会



坂出市告示第32号

 坂出市議会3月定例会を平成24年3月1日(木)午前10時、議事堂に招集する。

  平成24年2月23日

                      坂出市長  綾        宏

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          平成24年3月1日(木曜日)午前10時1分開会

〇出席議員 22名

  1番   斉  藤  義  明       2番   出  田  泰  三

  3番   若  谷  修  治       4番   茨     智  仁

  5番   脇     芳  美       6番   村  井  孝  彦

  7番   野  角  満  昭       8番   楠  井  常  夫

  9番   末  包  保  広       10番   別  府  健  二

  11番   植  條  敬  介       12番   前  川  昌  也

  13番   大  藤  匡  文       14番   大  前  寛  乗

  15番   松  田     実       16番   若  杉  輝  久

  17番   松  成  国  宏       18番   吉  田  耕  一

  19番   中  河  哲  郎       20番   木  下     清

  21番   山  条  忠  文       22番   東  山  光  徳

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〇欠席議員 なし

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〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者

  市長      綾     宏       副市長     加 藤 悟 史

(総 務 部)

  総務部長    樋 本 保 男       秘書広報課長  杉之原 智 也

  職員課長    中 西 明 彦       政策課長    好 井 和 彰

  総務課長    中 川 靖 夫       税務課長    長 原   敬

(市民生活部)

  市民生活部長  平 田 敏 夫       生活課長    末 包 嘉 一

(健康福祉部)

  健康福祉部長  寺 坂 政 喜       けんこう課長  浅 野 武 彦

  ふくし課長   浦 田 俊 一       こども課長   福 家 寿 男

  かいご課長  山 田 秀 男

(建設経済部)

  建設経済部長  阿 野 要 一       建設課長    神 高 賢 二

  みなと課長  金 山 光 信

(市立病院)

  事務局長    宮 竹 光 浩       庶務課長    木 村 泰 規

(出 納 局)

  出納局長    荒 木 修 二

(消   防)

  消防長     小 林 英登志       庶務課長    角 野 正 明

(水 道 局)

  水道局長    野 方 宏 志

(教育委員会)

  教育長     三 好 康 弘       教育部長    小 林 一 夫

  社会教育課長  高 木 康 順

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〇出席した議会事務局職員

  事務局長    藤 村 正 人       主幹(兼)次長  中 川 高 弘

  議事係長    宮 川 滋 義       書記      吉 川 明 人

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              議 事 日 程   第1号

第1         会議録署名議員指名について

第2         会期決定について

第3         諸般の報告

   議発報告第13号 出納検査の結果報告書受理について

   議発報告第14号 平成23年度定期監査の結果報告書受理について

   議発報告第15号 専決処分事項の報告書受理について

           議員派遣報告について

第4 議 案 第 39 号 坂出市消防長の任命資格を定める条例制定について

第5 議 案 第 40 号 坂出市出張所設置条例の一部を改正する条例制定について

第6 議 案 第 41 号 坂出市職員定数条例の一部を改正する条例制定について

第7 議 案 第 42 号 坂出市税条例の一部を改正する条例制定について

第8 議 案 第 43 号 坂出市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について

第9 議 案 第 44 号 坂出市手数料条例の一部を改正する条例制定について

第10 議 案 第 45 号 坂出市立大橋記念図書館設置条例の一部を改正する条例制定について

第11 議 案 第 46 号 坂出市公民館設置条例の一部を改正する条例制定について

第12 議 案 第 47 号 坂出市母子生活支援施設条例を廃止する条例制定について

第13 議 案 第 48 号 坂出市老人いこいの家の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定について

第14 議 案 第 49 号 坂出市営住宅条例の一部を改正する条例制定について

第15 議 案 第 50 号 坂出市介護保険条例の一部を改正する条例制定について

第16 議 案 第 51 号 坂出市営葬祭条例を廃止する条例制定について

第17 議 案 第 52 号 工事の請負契約について

第18 議 案 第 53 号 市有地の処分について

第19 議 案 第 54 号 経営健全化計画(坂出港港湾整備事業特別会計)の変更について

第20 議 案 第 55 号 金融機関の指定について

第21 議 案 第 56 号 市道路線の認定について

第22 議 案 第 57 号 平成24年度坂出市一般会計予算(案)

第23 議 案 第 58 号 平成24年度坂出市国民健康保険特別会計予算(案)

第24 議 案 第 59 号 平成24年度坂出市国民健康保険与島診療所特別会計予算(案)

第25 議 案 第 60 号 平成24年度坂出市葬祭事業特別会計予算(案)

第26 議 案 第 61 号 平成24年度坂出港港湾整備事業特別会計予算(案)

第27 議 案 第 62 号 平成24年度坂出市王越診療所特別会計予算(案)

第28 議 案 第 63 号 平成24年度坂出市下水道事業特別会計予算(案)

第29 議 案 第 64 号 平成24年度坂出駅北口地下駐車場事業特別会計予算(案)

第30 議 案 第 65 号 平成24年度坂出市介護保険特別会計予算(案)

第31 議 案 第 66 号 平成24年度坂出市公共用地先行取得事業特別会計予算(案)

第32 議 案 第 67 号 平成24年度坂出市介護保険介護予防支援事業特別会計予算(案)

第33 議 案 第 68 号 平成24年度坂出市後期高齢者医療特別会計予算(案)

第34 議 案 第 69 号 平成24年度坂出市立病院事業会計予算(案)

第35 議 案 第 70 号 平成24年度坂出市水道事業会計予算(案)

第36 議 案 第 71 号 平成23年度坂出市一般会計補正予算(案)(第4号)

第37 議 案 第 72 号 平成23年度坂出市国民健康保険特別会計補正予算(案)(第2号)

第38 議 案 第 73 号 平成23年度坂出市下水道事業特別会計補正予算(案)(第2号)

第39 議 案 第 74 号 平成23年度坂出市介護保険特別会計補正予算(案)(第3号)

第40 議 案 第 75 号 平成23年度坂出市立病院事業会計補正予算(案)(第3号)

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             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

             日程第1から日程第40議案第75号まで

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○議長(中河哲郎君) これより坂出市議会平成24年3月定例会を開会し、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。御了承願います。

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△日程第1 会議録署名議員指名について



○議長(中河哲郎君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 1番斉藤義明君及び13番大藤匡文君を指名いたします。よろしくお願いいたします。

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△日程第2 会期決定について



○議長(中河哲郎君) 次、日程第2を議題に供し、会期についてお諮りいたします。

 会期は、本日から3月21日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

              (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中河哲郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月21日までの21日間と決定いたしました。

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△日程第3 諸般の報告



○議長(中河哲郎君) 次、日程第3、諸般の報告をいたします。

 まず、議発報告第13号出納検査の結果報告書を受理いたしましたので、お手元に配付をもって報告にかえます。御了承願います。

 次、議発報告第14号平成23年度定期監査の結果報告書を受理いたしましたので、お手元に配付をもって報告にかえます。御了承願います。

 次、議発報告第15号専決処分事項の報告書を受理いたしましたので、お手元に配付をもって報告にかえます。御了承願います。

 次、会議規則第161条ただし書きの規定により、閉会中に決定いたしました議員派遣について、お手元に配付いたしてあります報告書をもって報告にかえます。御了承願います。

 次、会議規則第161条の規定により、実施いたしました議員派遣について、報告書が提出されておりますので、お手元に配付をもって報告にかえます。御了承願います。

 以上で諸般の報告を終わります。

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△日程第4議案第39号から日程第40議案第75号まで



○議長(中河哲郎君) 次、日程第4から第40まで一括議題に供します。

 これより施政方針並びに提案理由の説明を求めます。

 まず、施政方針より願います。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(中河哲郎君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 坂出市議会平成24年3月定例会の開会に当たり、新年度予算並びに諸議案の御審議をお願い申し上げるに先立ち、新年度における施策の大綱と私の所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のなお一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。

 現在、私たちを取り巻く環境は、国内においては東日本大震災と原発事故からの一日も早い復興、消費税増税を含めた税と社会保障の問題、また、国外に目を転じれば、ギリシャの財政悪化に端を発するヨーロッパの金融危機、また朝鮮半島情勢、TPP参加問題などまさに内憂外患の問題山積の中にあります。しかしながら国のかじ取りを担うべき現政権はみずから未来を切り開くという気概に欠け、この国の進むべき道を明確に示すことができずにおります。また、政権交代時には「一丁目一番地」と位置づけていた地域主権改革も、地域主権戦略会議での議論は進んでいるとは言いがたく、関西広域連合を初めとする地方側では、国の地方分権への考えが後退していると不満が募っております。このような厳しい状況の中、必要最小限の予算でいかに地域を活性化していくかということは地方自治体に課せられた命題であります。

 私が、市長という職責を担わせていただくこととなりましてから、はや3年近くの歳月が経過し、来る平成24年度は任期最後の4年目に入ります。私は就任以来、任期の4年の間で何ができるかを考えてまいりました。まず初年度の平成21年度は「地盤固めの年」として「市民は顧客、職員は資産」という考え方のもと、出前ミーティングや市長サロンなど市民の皆様の声に耳を傾ける仕組みをつくるとともに、朝食会議やコンシェルジュサービスなど、職員の意識改革に着手いたしました。また、懸案でありました市立病院の新築移転の決定も行いました。2年目の平成22年度は、「構想の年」と考え、「古のロマンのまち さかいで」をテーマに掲げ、これまで歩んできた歴史、その礎を築いた先人に目を向け、歴史的・文化的遺産を生かした町づくりに取り組みました。また、事業再検討会の立ち上げや教育会館の設置に伴う市役所庁舎内の配置がえなど、改革に向けた環境整備をいたしました。そして3年目の平成23年度は「夢」の体現に向けた「実行元年」と位置づけ、大幅な機構改革を実施し、組織を再編するとともに、坂出市企業立地促進条例を全部改正し、積極的な企業誘致を行ったほか、現在約30品目を数えるさかいでブランド認定制度や府中・西庄地区におけるデマンド型乗り合いタクシーの運行、白峰パークセンターの営業再開など、さまざまな実効性のある施策に取り組んでまいりました。平成24年度は「さらなる飛躍の年」として、さらに発展・充実した予算編成をいたしております。

 私はこの町で生まれ育ち、この町の文化や歴史、風土などを享受しながら、ふるさと坂出を愛してまいりました。市民の皆様、また、将来の坂出を担う子供たちにも坂出を心から愛してもらえるよう、「坂出に生まれてよかった」「坂出に住んでいてよかった」と実感できる町づくりを目指しております。そのために元気な坂出を取り戻すべく、豊かな歴史や文化、交通結節点としての拠点性、重要港湾坂出港を有する優位性、さかいでブランド認定品に代表される多様な地場産品等、本市の貴重な資源を最大限に活用しつつ、就任以来、私の信条として申し上げております「市民本位」「市民参加」「市民対話」による市政運営を残りの任期においても全力で取り組んでまいります。

 平成24年度は、市制施行70周年という節目の年に当たります。これまで坂出が歩んできた歴史に思いをはせるまたとない機会であり、私がこれまで提唱してまいりました「古のロマンのまち さかいで」をさまざまな形で具現化してまいりたいと考えております。特に「坂出にゆかりの6人の偉人たち」として、柿本人麻呂、崇徳上皇、西行法師、菅原道真、理源大師そして久米通賢をクローズアップしPRしておりますが、現在放送されておりますNHKの大河ドラマ「平清盛」や新年度に本市で開催いたします「国府サミット・国府交流祭」なども偉人たちと関係が深いものであります。これらを効果的に市制施行70周年記念事業と結びつけ、単なるイベントで終わらせることなく、継続的な活性化につながるような施策を推進してまいります。

 次に「人口を増やして元気なまちづくり」を実現するためにも、さまざまな取り組みに踏み込んでまいります。人口増対策はまさに待ったなしの課題であります。我が国全体が人口減少に転じている中、抜本的な解決策を見出すのは困難ではありますが、特に子育て支援対策は重要であります。国の施策を見ますと、平成27年度を目途に幼稚園と保育所の機能をあわせ持つ「総合こども園」をスタートさせる方針を打ち出しましたが、実質的に幼稚園は当面存続することとなり、所期の目的からは大きく後退していると言わざるを得ません。また、改革の財源は消費税の増税分を充てるとされ、新たな国民の負担のもとに実施されるものであります。さらに「総合こども園」の利用料についても関連法の成立後に持ち越されたため今のところ不透明であり、保護者の不安は消えておりません。こういった国の施策の後退やおくれを補完し、子供を持つ市民の皆様に「坂出に住んでいてよかった」と感じていただけるよう、積極的に本市独自の人口増対策に挑戦してまいります。

 なお、新年度におきましては、これまでの事業再検討に加え、子育て世代の若手職員等により人口増対策を集中的に調査研究するためのチームを編成し、他の地域との差別化を図れる政策を早急に提案してまいる所存であります。

 防災につきましては、「さらなる災害対策」を新年度の施策の柱として取り組みます。昨年の東日本大震災は我が国全体の問題として大きな傷跡とともに教訓を残しました。本市におきましても、東海・東南海・南海3連動地震への対策が早急に必要であります。防災は自助・共助・公助が7対2対1と言われております。強い災害対応力を持つためには、公助の充実はもちろんのこと、自助・共助の機運を高めていく必要があります。そのためにも、ハザードマップの見直しや総合防災訓練の実施など、自助・共助・公助の協力・連携の強化を図ります。

 次に、新年度は市立病院の新築移転工事が、いよいよ着工となります。市民の皆様並びに議会の御理解を得ながら平成26年春の開院に向けて建設工事の着実な進捗を図るとともに、医師等の確保対策にも積極的に取り組んでまいります。

 以上、大要を申し述べましたが、これらは町づくりに新たな息吹を吹き込むものであります。私は、今後とも市民対話を要として、時代のニーズを的確にとらえながら、市民の皆様とともに、たゆみなく歩み続けてまいる所存であります。

 以上のような認識と決意に基づき、市民の皆様の期待と信頼にこたえるべく、選択と集中による財源の重点配分に努め、6つの基本目標の実現に向けて、全力を傾注してまいります。

 基本目標の推進に当たり編成いたしました新年度予算は、厳しい財政状況の中、市制施行70周年記念事業や、子育て支援を初めとした人口増対策及び防災対策経費への重点配分を図るとともに、市民福祉の向上、教育施設の整備にも配慮し、一般会計で228億5,170万円計上いたしました。

 一方、特別会計では158億1,986万2,000円、企業会計としては、病院事業会計で42億5,027万3,000円、水道事業会計では22億5,478万9,000円計上いたしました。

 以下、重点事業を中心に、施策の大綱について申し述べます。

 第1の目標は、〜すべての人がいきいきと輝くまちづくり〜自立・信頼であります。

 その第1点は、市民参加による町づくりであります。

 私は市長に就任以来、「市民本位」「市民参加」「市民対話」による市政運営を行っていくと繰り返し述べてまいりました。それを実現すべく、これまでに出前ミーティングや市長サロン、また目安箱の設置等の施策を実施いたしましたが、今後も市民参加の町づくりは市政において基底となるものであり、市民の皆様との対話事業を積極的に行い、施策へ反映させてまいります。

 自治会につきましては、従来より行政への市民参加におけるパイプ役として、市政各般にわたり御尽力いただいております。今後もその役割はより一層重要となることから、防犯灯電気代補助率を引き上げるほか、自治会加入促進策として宅地建物取引業協会と自治会加入促進協定の締結を行うとともに、リニューアルされた市ホームページでの啓発を強化するなど、市民と協働の町づくりを構築してまいります。

 第2点は、行財政運営の効率化と健全財政の確保であります。

 まず「事業再検討」は、平成22年度より実施しておりますが、3年目となる新年度では、対象事業の選定や実施方法の見直しなどを進めつつ、取り組みを継続いたします。

 「職員は資産」の理念のもと、職員の資質と能力、自己啓発に対する意欲を向上させるため、新年度においても研修を積極的に実施し、個々のスキルアップと組織力の向上に取り組んでまいります。また、職員の幅広い視野の涵養と組織の活性化を図るため、一昨年より実施しております香川県との相互人事交流を新年度も継続してまいります。

 職員提案制度につきましては、従前より制度化されておりましたが、有効な活用が図られておりませんでした。このため、昨年、坂出市職員提案規程を全面的に見直し、提案の募集を行いました。その結果、有意義な提案が多く出され、優秀なものについては表彰を行うとともに、可能なものから実施いたしております。新年度におきましても、引き続き提案の募集を行い、職員の士気を高めるとともに施策へ反映させてまいります。

 次に、市税等のコンビニ収納業務についてであります。

 市税等の納付方法は多様化が進み、24時間いつでもどこでも納付可能にしてほしいという市民ニーズが高まっております。このため、市民サービスの向上等の観点から、平成23年度より上下水道料金のコンビニ収納を開始したところであり、新年度は、市税のコンビニ収納業務を本格稼働いたします。コンビニを利用した納付が普及するよう、市民への周知を図ってまいります。

 個人情報の保護を強化するという観点から、住民票や戸籍謄抄本などの不正請求及び不正取得の抑止・防止対策として、本人の代理人や第三者に住民票や戸籍謄抄本などを発行した場合、事前登録者に対し通知する本人通知制度を本年7月より導入いたします。

 第3点は、男女共同参画社会の形成であります。

 平成22年度に策定いたしました「坂出市男女共同参画計画」に基づき、性別や年齢による固定的な役割分担意識の解消を目指しつつ、坂出市男女共同参画委員会など関係機関との連携を図りながら、審議会・委員会における女性委員の登用を積極的に進めるなど市民ニーズに即した特色ある施策の実現に努めてまいります。

 第2の目標は、〜安全で環境に優しく持続可能なまちづくり〜安全・環境であります。

 第1点は、防災体制の強化・充実についてであります。

 南海トラフを震源とする大規模地震の想定につきましては、中央防災会議において見直しが進められており、今後、新たな想定に基づき本市の津波ハザードマップの見直しを行います。また、平成22年度に香川県から示された土砂災害警戒区域及び平成23年度中に香川県から示される予定の土砂災害特別警戒区域のデータをもとに、土砂災害ハザードマップを作成いたします。

 防災において、公助の充実はもちろん重要でありますが、自助・共助は地域防災力の基本であり、公助との協力・連携をさらに強化する必要があります。自助・共助の実効力をさらに高めるために、自主防災組織に対する活動補助制度を新設し、資金面から活動を支えます。さらに、防災の高い知識を持つ防災士は、地域における防災活動を活性化させ、組織の実効力強化が期待できるため、防災士の資格取得に対する補助制度を導入いたします。

 大規模地震が発生した場合、道路、鉄道の寸断も予想され、特に四方を海で囲まれた四国では、震災時の海上輸送の役割は重要なものとなります。坂出港の西埠頭地区は、香川県地域防災計画及び坂出市地域防災計画において緊急物資や支援要員輸送などの重要な役割を果たす防災機能強化港として位置づけられており、そのため、西岸壁を再整備するとともに耐震化を図るための事業を平成20年度より開始し、平成23年度からは海上工事に着手しております。新年度以降も早期の供用開始を目指して整備を進めてまいります。

 本庁舎の耐震化につきましては、平成21年度に行った耐震診断の結果、耐震性能が大幅に不足していることが判明したため、建てかえに向け平成22年度より庁舎建設基金の積み立てを開始いたしました。現在、新庁舎建設庁内検討委員会及び同作業部会を設置して基本構想の策定に向けての準備作業を行っておりますが、今後基本構想などの検討過程においては議会並びに市民の皆様の御意見を拝聴しながら進めてまいります。

 市営住宅は、その多くが昭和50年代以前に建設されていることから、住宅の耐震化と老朽施設の改善・改修が望まれており、新年度においては、京町団地等の耐震補強設計及び西庄団地4階建て東棟の耐震診断・耐震補強設計を実施いたします。

 地域住民の安全を確保するため、集落と背後の急峻な山腹が接近している瀬居町竹浦地区において、引き続き、急傾斜地崩壊防止対策事業の進捗に努め、新年度における事業の完了を目指してまいります。

 建築物の耐震改修の促進に関する法律の改正により、建築物の耐震化率を平成27年度までに少なくとも9割にすべきとの国の方針が示されております。これまでの旧耐震基準で建設された民間住宅の耐震診断及び耐震改修への支援事業に加え、新年度では、地震発生時における建築物の倒壊による緊急輸送道路の閉塞を防ぎ、輸送等の機能を確保するため、沿道の住宅・建築物の耐震診断、耐震補強設計等の費用の一部を助成する新たな支援事業を実施することにより、災害に強い安全・安心な町づくりの形成を促進してまいります。

 高潮対策につきましては、施設整備推進計画であるアクションプログラムに基づき、引き続き護岸のかさ上げなどの対策事業を、緊急性を加味しながら計画的に実施してまいります。

 公共下水道の雨水整備につきましては、西部雨水ポンプ場において、平成23年度に口径1,200ミリのポンプを増設したところであります。新年度では、自動除じん機を増設することにより、排水機能の向上を図り、市街地の浸水防除に努めてまいります。

 また、東部地区の浸水防除のため、必要な調査を行うとともに、緊急を要する箇所においてはしゅんせつを進めてまいります。

 上水道の整備につきましては、ライフラインである水道施設の耐震性強化の一環として、鴨川浄水場緩速ろ過池の耐震改修工事を計画的に進めるとともに、引き続き石綿管等老朽管の耐震性配水管への布設がえを進め、上水の安定供給に努めてまいります。

 消防力の強化につきましては、あらゆる災害に対応すべく最新の装置を搭載した30メートル級はしご付消防自動車を整備し、災害発生時の地域住民の安全確保を図ってまいります。

 また、救急及び防災活動の協力体制の充実強化につきましては、坂出海上保安署との業務協定を見直し、坂出市行政区域内の海域、海岸線付近及び島嶼部等における救急活動や防災活動、さらには海難救助及び海洋汚染等への防災体制強化を図り、安全・安心の確保に一層努めてまいります。

 渇水対策の一環として、さらには、雨水の有効利用による水資源の確保や浸水被害の防止に資するため、引き続き、雨水貯留施設等の設置者に対して補助金を交付いたします。

 第2点は、交通安全の推進についてであります。

 昨今の高齢者による交通事故が続発している状況にかんがみ、高齢ドライバーの自主的な運転免許証返納に対する支援措置を、新年度も継続して実施し、高齢者の交通事故防止に寄与してまいります。

 また、交通安全施設の充実を図るため、高輝度及びソリッドシート等による道路標示を設置し、ドライバーに注意喚起し、交差点等での事故防止に努めてまいります。

 第3点は、環境保全と環境衛生の充実であります。

 地球温暖化の原因物質である温室効果ガスの削減に向けた取り組みとして、自然エネルギーである太陽光の利用促進を図るための住宅用太陽光発電システム設置事業補助金については、環境意識の高まりに伴い、申請件数が大幅に増加していることから、新年度は予算を増額して対応いたします。

 また、川や海にきれいな水を取り戻すためには、一般家庭から排出される雑排水もあわせて処理できる合併処理浄化槽の設置促進を図ることが最も有効な手段の一つであることから、合併処理浄化槽の設置者に対して、引き続き補助金を交付いたします。

 第3の目標は、〜健康で安心して暮らせるまちづくり〜安心・健康であります。

 その第1点は、保健・医療の推進であります。

 公費負担による子宮頸がん予防ワクチン、Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種事業は、平成22年度以降、国の補助事業が実施されておりますが、新年度においても継続が予定されており、本市としても、事業を実施してまいります。

 また、平成23年度から高齢者肺炎球菌ワクチン接種助成事業を実施いたしておりますが、新年度も引き続き接種費用の一部を助成してまいります。

 これらの接種事業の実施に当たりましては、接種率の向上を図るため、個人通知や広報紙を活用し、普及啓発・情報提供の徹底に努めてまいります。

 胃がん・子宮がん・乳がん・肺がんの検診につきましては、がん検診推進事業に係るものを除き、香川県総合健診協会への委託による、検診車での集団検診のみで行っておりましたが、受診率は低率で推移しており、壮年層の受診者拡大及び全体の受診率の向上が課題となっております。このことから、従来の集団検診に加え、新年度より坂出市医師会に委託し、実施可能な医療機関において、特定健康診査の実施期間に合わせて個別検診を行ってまいります。

 歯科保健事業につきましては、市民の歯科口腔保健の推進を図るために、新年度より歯周疾患検診事業の対象者を拡大するとともに、自己負担を無料化してまいります。また新規に2歳6カ月児に対する歯科健康診査事業を実施してまいります。

 次に市立病院についてであります。

 市立病院では、平成26年春の新病院開院を目指し、坂出小学校移転後の跡地において新病院の建築工事が着工となります。

 新病院施設整備につきましては、免震構造を導入するとともに、先の東日本大震災を踏まえ、災害用医薬品・食糧の備蓄倉庫の設置や、建物のかさ上げ、防潮板の設置などにより、災害時の医療拠点としての役割を果たしてまいります。また、「市民が安心して暮らせ、心の支えとなる病院に」という基本理念のもと、市民に信頼され、安全・安心な市民生活を維持できる地域中核病院を目指します。

 また、新病院開院に向けた体制整備として、病院部門の職員定数の増員も御提案いたしており、医師、看護師等の人員確保に努力してまいります。とりわけ、医師確保対策については、引き続き臨床研修医の受け入れを行うとともに、今後とも香川大学医学部附属病院等の関係機関に対して、医師の派遣を積極的に働きかけてまいります。

 医療機器の整備につきましては、眼科での光干渉断層装置等の新規導入や、動画用画像サーバー、生理検査システム等の更新を図ります。さらに、既存のCT、MRI、心臓血管撮影装置等の高度医療機器を活用して、病院機能の向上を図ってまいります。

 市立病院の経営面では全国的にも健全性の確保が高く評価されているところであります。新年度における診療報酬改定では大幅な増加が見込めない厳しい医療環境の最中ではありますが、医師を初め全職員がそれぞれの専門性を発揮しながら「チーム医療」を推進し、患者中心の医療提供に努めるなど医療の質を高めることにより、健全な病院事業経営を堅持してまいります。

 第2点は、高齢者福祉の充実であります。

 介護保険制度は、創設後4期12年が経過しましたが、新年度を開始年度とする第5期介護保険事業計画は、第3、4期計画の延長線上に位置づけられております。

 従前から実施しております介護予防・重度化予防を一層推進するとともに、地域包括ケアの構築に向けた基盤強化などに積極的に取り組んでまいります。

 6年間据え置いてまいりました介護保険料につきましては、国の軽減措置が廃止される一方で、介護報酬の改定や給付費の伸びなどに伴い、増額改定をお願いするものでありますが、財政安定化基金や介護給付費準備基金の取り崩しにより保険料の上昇を抑えたほか、所得区分を多段階化することにより低所得者に過度の負担とならないよう配慮したところであります。

 国民健康保険事業につきましては、不況や被保険者の高齢化等の影響を受け、国保税収が低迷する一方で、保険給付費・各種納付金等の負担額は年々増加していることから、国保財政収支は悪化を続けております。このような状況の中、国保財政の安定化を図るため、一般会計からの繰入金の拡充を図るとともに、改正規模を抑えながら、国保税の賦課限度額の引き上げ、税率の改正をお願いすることといたしました。

 平成23年度に国の認知症対策等総合支援事業のモデル事業の指定を受けた市民後見推進事業につきましては、成年後見制度の普及と後見業務の受け皿としての市民後見人を養成しており、新年度においては、円滑な活動のための支援体制の構築を図ってまいります。

 さらに、認知症等の高齢者を見守り、支援する相談員「坂出ほっとふれんず」による訪問を引き続き実施することにより、高齢者及びその家族の負担を軽減し、地域単位での総合的かつ継続的な支援体制に努めてまいります。

 また、要援護者である高齢者や障がい者に対する緊急時の対応のため持病や服用薬、かかりつけ医などの医療情報を確実に伝えることができる「救急医療情報キット」を配布いたします。また、常時携帯できる「救急連絡用カード」をあわせて配布し、安全と安心の確保を図ります。

 第3点は、児童福祉、子育て世代への支援の充実であります。

 少子化が急速に進展する中、次世代を担う子供たちを安心して健やかに育てることができる環境づくりは喫緊の課題であります。

 本市におきましては、地域社会全体の温かな支え合いの中で、子供が健やかに成長する、子供を産み育てやすい町づくりを一層推進するため「坂出市次世代育成支援行動計画」に基づき子育て支援策を展開しております。

 特に新年度は、第3子以上の子を出産された方に支給している出産祝い金の対象をすべての出産児に拡大するとともに、祝い金を増額します。さらに、平成12年度以降据え置いておりました保育所保育料について、現行水準から一律10%減額し、子育て世代にかかる経済的負担が少しでも軽くなるよう支援いたします。

 また、3歳児までの健診では見つけることが難しい発達障がいについて、専門家による5歳児健診を行い、個別の発達の特性を早期に発見し、支援体制を整えます。そして、特別な支援が必要な子供については、幼稚園・保育所・専門機関・保健師が連携し、指導の充実を図るとともに円滑な就学指導につなげてまいります。

 母子生活支援施設「坂出ハイツ」につきましては「坂出ハイツ在り方検討委員会」から、従来の母子生活支援施設としての利用を見直し、市内の母子世帯の福祉向上に資するため有効に活用されたいとの御提言をいただきました。このため、平成23年度末をもって事業を廃止するとともに、新年度においては、本市の母子福祉向上に資するための施設となるよう調査・検討を行います。

 第4点は、障がい者福祉の充実であります。

 障がい者福祉施策の基本理念や目標等を定める「坂出市障がい者福祉計画および第3期障がい福祉計画」に基づき、障がい者福祉施策を推進し、住みなれた地域でともに豊かに安心して過ごせる地域福祉の町を目指します。

 また、国においては、障害者自立支援法の見直しに向け協議を進めているところであり、今後の国の動向を見きわめながら、各種支援事業を積極的に展開してまいります。

 第5点は、人権尊重社会の構築であります。

 人権とは「人の命」そのものであると同時に、「人間が人間らしく幸せに生きる権利」であり、社会の根幹をなすものであります。

 したがいまして、今後とも「坂出市人権教育・啓発に関する基本指針」に基づき、坂出市人権啓発推進会議の活動を中心として、創意工夫を凝らしたさまざまな啓発活動に努めるとともに、市内各種団体に対しても人権に関するさまざまな学習機会の提供の場となる人権学習支援事業の推進など、市民対話を重ねながら、人権尊重社会の構築に取り組んでまいります。

 また、人権尊重意識の普及が企業においても一層進展していくことを目指し、企業における人権に関する取り組みを支援するほか、法務局や人権擁護委員と連携し、人権相談業務の充実に努めてまいります。

 学校教育においては、多様な学習機会の充実や参加体験型の学習プログラムの研修、開発、普及に努め、普段の生活の中で人権尊重の言動が無意識にあらわれるような人権感覚を養う教育活動を推進します。また、人権の意義やその重要性についての認識を一層深め、根強く残る心理的差別の解消に向けた人権教育を推進するため、人権・同和教育指導者の育成に努めてまいります。

 第6点は、坂出市葬祭事業についてであります。

 葬祭事業につきましては、「坂出市営葬祭の在り方検討委員会」から、現行の市営葬祭事業を廃止するに当たっては、市が定めた一定規格の葬祭内容及び安価な統一料金による自宅葬儀がとり行われるよう、新たな仕組みを構築し転換していく必要があるとの御提言をいただきました。そこで、市営葬祭事業につきましては、本年6月末で廃止し、7月から新たに民間事業者が行う「坂出市規格葬儀」に移行してまいります。

 第7点は、市営墓地についてであります。

 市営墓地につきましては、年々、残区画数が減少していることから、市営墓地区域内の空き地を利用して墓地区画の整備を実施するとともに、返還墓地区画の活用や使用許可済みの未使用区画の返還について調査及び依頼を行い、区画数の確保に努めてまいりました。しかし、今後の墓地需要にこたえられる区画数の確保は困難であることから、新たな墓地用地が必要となっております。このことから、市立病院金山分院跡地を墓地として活用するため、整備工事に係る実施設計を行ってまいります。

 第4の目標は、〜ひとを豊かに育むまちづくり〜教育・文化であります。

 その第1点は、社会教育の充実であります。

 放課後児童健全育成事業「仲よし教室」につきましては、現在8小学校において開設しており、平成23年度からは要望の強かった保育時間の延長を実施しております。新年度においても教室数をさらにふやし、家庭にかわる子供の生活の場を確保しながら、仕事と育児の両立を目指した子育てを支援し、次世代を担う子供の健全育成に寄与してまいります。

 中央公民館については、昭和32年の建築物であり、老朽化が著しく安全性に問題があることに加え、来館者の駐車場が不足していることなど、施設利用者の利便性もよいとは言えない状況でありました。耐震改修費用や移転新築となった場合の費用等を検討する中で、耐震性を有し、無料の駐車場を確保できるイオン坂出店の一部を賃借することが経費的にも有利であるため、今春より移転し、業務を開始する予定であります。

 第2点は、学校教育の充実であります。

 まず、学校教育では、児童生徒が21世紀を主体的、創造的に生きていく力を培うために、本市教育の理念であります「志をはぐくむ教育」を具現化してまいります。

 具体的には、創意工夫に満ちた園・学校運営の推進、教育理念に基づいた具体的な目標設定と外部評価、指導力向上のための研修や授業改善等を通して「確かな学力」の育成と「豊かな心」の涵養等の実践に努めます。

 また、不登校対策教育支援センターである「であいの部屋」「ふれあいの部屋」の活用や、スクールカウンセラーや特別支援教育支援員等を積極的に導入し、児童生徒が安心して学習できる環境づくりに努めます。特に特別支援教育支援員は、平成23年度に緊急雇用創出基金事業を活用して大幅な増員を行ったところでありますが、新年度ではさらに5名増員し、合計27名を幼稚園及び小中学校に配置します。

 さらに新年度より、志をはぐくむ教育推進事業として「心をはぐくむ講師派遣」「先人・偉人の生き方に学ぶ冊子の作成」「さかいで算数・数学オリンピック」を市制施行70周年記念事業として進めてまいります。

 「心をはぐくむ講師派遣」は、著名な方々の話を直接聞き、自分の進路や生き方について考えさせるとともに、命の大切さについて深く考え、感謝の心とふるさと坂出を愛する心を育てます。

 「先人・偉人の生き方に学ぶ冊子の作成」は、ふるさと坂出に深い関わり合いを持つ、先人、偉人の崇高な生き方に触れることで、よりよい生き方を求めて学び続ける姿勢を身につけることを目的とします。

 「さかいで算数・数学オリンピック」は、算数・数学の問題を解くことを通して、考えることの喜びや達成感を体験し、主体的に工夫して課題を解決する力の育成を目指します。

 次に教育委員会の機構改革についてであります。

 現在の学校教育課を2つに分け、学校教育の指導・管理、人権教育を担当する学校教育課と、教育委員会の総務、学校の施設管理、仲よし教室を担当する教育総務課を設置します。さらに、社会教育課、体育課及び図書館を再編します。社会教育部門と生涯スポーツ部門及び少年育成センターを中心としてそれに関連する生涯学習及び体育施設を担当する生涯学習課を、また、文化振興、文化財の研究調査、普及を中心に大橋記念図書館と文化関係施設を担当する文化振興課を新設いたします。

 この再編により、各課の役割を明確にし、本市の教育理念「志をはぐくむ教育」の実現に向けて、実効性のある組織づくりを進めてまいります。

 次に、学校施設耐震化についてであります。学校施設は、多くの児童生徒等が1日の大半を過ごす学習・生活の場であるとともに地域住民の交流の場でもあり、地震等の災害発生時には地域住民の避難場所としての役割も果たさなければなりません。本市では坂出市公共施設耐震化計画を前倒しし、積極的に学校施設の耐震化を進めた結果、平成23年度末には、計画していたすべての学校施設についての耐震化工事を完了いたします。

 今後は、坂出中学校校舎の外壁改修工事などの非構造部材の耐震事業などにも着手する予定であり、学校施設等の防災機能の整備により、安全・安心な教育環境づくりに努めてまいります。

 第3点は、文化、スポーツの振興であります。

 まず、文化の振興については、急速に少子高齢化が進展し、市民の価値観やライフスタイルも多様化する中で、市民に質が高く親しみやすい芸術・文化を提供し、市民一人一人が心にゆとりと潤いの持てる、豊かで特色のある地域文化の創造を図ることが重要であります。

 市民美術館では「昭和のさかいで展」を初め「世界の鳥の巣展」等、各種の企画展事業を通して、市民の情操を高めるとともに創造性や文化芸術を尊重する心をはぐくんでまいります。

 次に、スポーツの振興につきましては、いつでも、どこでも、だれでもが、いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会の実現を目指し、健康で心豊かな生活が営めるよう、すべての人々のスポーツ機会の確保及び安全・公正にスポーツを行うことができる環境の整備に努めます。

 市制施行70周年記念事業として、7月1日の市制施行記念日にNHK特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会を開催いたします。「みんなの体操」は平成11年に「ユニバーサルデザイン」という考え方のもと、年齢・性別・障がいの有無を問わず、すべての方々が楽しく安心してできる体操として考案されたものであります。老若男女を問わず楽しめる、市制施行70周年にふさわしい記念事業になるものと考えております。

 本年10月には、同じく記念事業として5年ごとに開催しております市民体育祭を番の州球場で実施いたします。

 また、トクヤマグラウンドは、民間企業より昭和58年からソフトボール専用施設として市民スポーツの振興のために開放していただいておりましたが、諸般の事情により使用が制限される状況にあることから、早期に代替施設の整備を図ってまいります。

 本市の歴史的発展や変遷を改めて明らかにし、郷土に対する市民の理解と愛着を深めるため、30年ぶりに市史の編さんにも着手し、今後、数年間をかけて取り組んでまいります。新年度においては、市史編さん委員会を設置する中、基本計画の策定などから着手してまいります。

 第4点は、国際交流の推進であります。

 新年度は、姉妹都市でありますサウサリート市への短期留学生を派遣することとしており、同市との交流活動を中心として、市内在住の中高生が国際感覚豊かな人間に成長するよう人材の育成に努めてまいります。さらに新年度は本市の市制施行70周年に加えサウサリート市においてもゴールデンゲートブリッジ開通75周年記念の年に当たっており、それぞれの記念行事において来賓の招待等を予定しております。互いの記念行事での交流を通じて、相互理解と友好親善に寄与するよう努めてまいります。

 また、坂出市姉妹都市協会が坂出市国際交流協会へ移行したことに伴い、当協会と協働で地域の国際化及び多文化共生社会の実現を推進してまいります。そのために市民への異文化理解と国際理解の啓発、さらに在住外国人の支援を進めてまいります。

 第5の目標は、〜快適な都市環境を実感できるまちづくり〜快適・憩いであります。

 その第1点は、都市基盤の整備であります。

 まず、道路交通網の整備につきましては、坂出駅の北口に位置し、中心市街地の南北交通を連結する京町線について、平成23年度に都市計画決定の変更や事業認可手続が完了したことから、幹線道路と鉄道との交通結節機能の強化や、近隣商店街と一体となったにぎわいのある空間の創出を目的に整備を進めます。

 また、安全で安心な町づくりや中心市街地の交通ネットワークを形成するため、福江松山線、室町谷内線の街路整備を進展させてまいります。

 本市が管理する2メートル以上の道路橋は279橋あり、20年後には急速に老朽化橋梁が増大する見込みであります。道路交通の安全性を確保するため、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、計画的に修繕事業を実施してまいります。また、県が実施しております綾川河川改修事業に合わせて、綾坂橋の拡幅整備を進めてまいります。

 次に、公共下水道の汚水整備につきましては、本町、元町の商店街地区及び八幡町、富士見町地区を中心に整備を進め、健康で快適な生活環境の確保と公共用水域の水質保全を図ってまいります。なお、事業実施に当たりましては、下水道事業経営健全化計画に基づく効率的な執行に留意してまいります。

 坂出港は、平成22年度に取扱貨物量、地域拠点性が評価され、重点港湾に選定されました。今後、港湾の競争力強化を図るために、港湾施設の適切な維持管理を含む施設整備はもとより、港湾利用実態を正確に把握し、効率的で適正な港湾の管理運営を行うことが求められております。そのため、港湾管理業務の一部を民間委託し、必要な管理システム及び機器を用いて効率的な管理運営を行ってまいります。

 公共交通体系の見直しにつきましては、急速に進展する高齢社会にあって、地域に密着した公共交通体系の構築により地域の活性化を図るため、平成22年度には坂出市地域公共交通総合連携計画を策定いたしました。この計画に基づき、平成23年度より公共交通空白地域となっております府中、西庄地区から坂出駅までの間でデマンド型乗り合いタクシーを運行いたしております。新年度では、同じく公共交通空白地域であります、加茂地区等から坂出駅までの間でデマンド型乗り合いタクシーの運行を開始いたします。

 また、利用者の利便性向上を図るため、デマンド型乗り合いタクシーや既設バス路線等の公共交通機関と連携し、坂出駅を中心として、主に総合病院、商業施設、公的機関等を循環するバス路線を新設いたします。

 市営バスにつきましては、坂出駅から瀬居方面へ運行しておりますが、平成11年度の運行開始以来、12年が経過しており、車両の老朽化が著しいため、高齢者や車いすの方にも配慮した低床型ノンステップバスを導入いたします。

 第2点は、都市環境の整備であります。

 公園の整備につきましては、平成23年度に西大浜第1・第3公園、東大浜第3公園及び鎌田池公園において大型遊具の整備を行うとともに、鎌田池公園では公衆トイレの水洗化や駐車場の整備を行ったところであり、子育て支援及び市民の憩いの場として活用を図ってまいります。

 また、富士見町線の既に整備が完了している区間の沿線において、歩行者のための休憩スポットとして、ポケットパークの整備を進めます。

 なお、富士見町線拡幅工事の北進については、香川県の事業として本格的な整備が始まることから、本市においても応分の負担を行ってまいります。

 第6の目標は、〜元気とにぎわいのあるまちづくり〜魅力・活気であります。

 その第1点は、農林水産業の振興であります。

 国は「食料・農業・農村基本計画」に基づき、我が国の食料自給率50%の達成を目指しております。そのような中、全国的に基幹的農業従事者の高齢化が進展しており、本市においても持続可能な力強い農業を実現するためには、新規青年就農者をふやし、将来の本市農業を支える人材を確保することが必要であります。

 このため、経営が不安定な就農直後の所得を確保するための給付金を交付することで、新たに就農する45歳未満の若い農業従事者の就農意欲の喚起と就農後の定着を図ります。

 昨今、全国的に被害が頻出しております有害鳥獣につきましては、とりわけ本市に多大な被害をもたらしているイノシシ等の被害防止対策として、侵入防止用ワイヤメッシュさくへの補助制度を継続し、関係団体との連携を密にしながら取り組みを強化してまいります。

 次に、地籍調査についてであります。限りある土地の有効活用と保全のためには実態を正確に把握する必要があり、また、調査結果は土地に関するあらゆる行為のための基礎データとなるものであります。新年度では字切り図の作成や研修会への参加並びに国等の承認申請手続など、平成25年度からの本格実施に向けた準備を着実に進めてまいります。

 第2点は、商業・サービス業の振興であります。

 中心市街地等の商店街活性化のため、坂出商工会議所との連携により、商店街の空き店舗対策や商店街の魅力が向上するイベントの開催など、にぎわいの創出に取り組む商店街を支援するとともに、新年度においては、大黒通り商店街のアーケード改修並びに室町商店街の街路灯改修への支援を行います。

 昨年11月に坂出市商店街連合会の主催で開催された「全国お雑煮祭」は香川文化の源流「坂出食フェスタ」を企画キャッチコピーとし、商店街は大いににぎわいました。新年度においても、継続して開催される予定の「全国お雑煮祭」を支援することで、商店街のにぎわいづくりを推進してまいります。

 また、人工土地1階の市所有部分において改装工事を実施し、商店街の方々や地元の若者たちが気軽に集えるコミュニティースペースや地元FMラジオ局のサテライトスタジオなどとして有効活用を図ってまいります。

 本市にゆかりのある商品を市内外に情報を発信することにより、坂出市の知名度向上、地場産業の振興、地域の活性化を図ることを目的として、昨年7月にさかいでブランド認定制度を設けました。現在まで、半年余りで約30品目が認定されており、販売機会や各種制度の情報提供だけでなく、認定品は観光資源や観光情報の一つとして位置づけ、イベントへの参加支援や市内外への情報発信を行っております。今後、認定事業者間の情報交換等を含めた協議の場を設定するとともに、さらなる販路拡大に努め、本制度の拡充と本市の活性化に寄与してまいります。

 雇用対策につきましては、坂出地区雇用対策協議会を初め、ハローワーク坂出などの関係行政機関と連携を図る中で、市内企業を中心とした求人情報の提供に努めるとともに、就業支援と雇用の促進を図ってまいります。

 本市の融資制度は、中小企業融資などの各種融資制度を実施いたしておりますが、長期間にわたって融資実績がないものもあります。この改善策として、市内中小企業との関わりが深い坂出商工会議所に融資業務を委託し、窓口を一本化することで利用者の利便性の向上と各種融資制度の効果的な活用を図ってまいります。

 第3点は、工業の振興であります。

 企業立地の推進については、平成23年度より坂出市企業立地促進条例を全部改正し、助成金の拡充や要件緩和など、時代や地域経済のニーズに合致した制度に見直した結果、番の州企業を初め、市内の中小企業においても、工場の新増設など新たな設備投資に着手した企業が多数あり、それらに伴う新規雇用も見込まれます。新年度におきましても引き続き、市内に工場、試験研究施設等を設置する企業に対し、助成措置などの支援を行うことによってその立地を促進し、地域経済の発展、産業の高度化及び活性化並びに雇用の拡大を図るとともに、にぎわいを創出し、市民生活の安定向上に寄与することを目指してまいります。

 また、職員提案制度で採用された「企業・工場見学バスツアー」の実施など、人口増対策や町の活性化に向けた取り組みを推進してまいります。

 第4点は、観光の振興であります。

 新年度では市制施行70周年記念事業を中心として、本市をPRする新たなイベントをさまざまな形で開催いたします。

 本年1月より放映されておりますNHK大河ドラマ「平清盛」に関連して、平清盛と関係が深い崇徳上皇及び西行法師ゆかりの地を中心に、より積極的な広報活動やイベントを実施していく予定であります。具体的には、NHKとの協力体制を整えていく中で、大河ドラマの公開セミナー、パネル衣装展の開催、ホームページ上での紹介などを通じて本市を広くPRしてまいります。

 かつて塩田開発により栄えた本市の古きよき時代を重んじ、昔と現在を写真や映像で紹介・展示する「坂出今昔展」を開催することで、市民の郷土意識の醸成や観光客等が本市に親しみを感じるような施策を推進してまいります。

 本市の一大イベントである「さかいで大橋まつり」の前身であり、かつて正調な踊りで商店街を練り歩いた「港まつり」を復活させ、本市が港で栄えたことを市民の皆様と一体となって再認識するとともに、市制施行70周年にふさわしい祭りとしてにぎわいを創出いたします。

 全国の国府所在地の代表者が集結する「国府サミット・国府交流祭」を本市で開催いたします。さまざまな情報交換や国府を使った町づくりについての講演会等を行い、国府サミット加盟都市を初め市民の皆様とともに本市の魅力を共有していただくための一助としてまいります。

 さらに、市制施行70周年記念事業以外では、市内に点在する偉人ゆかりの地を有機的に結びつけることで偉人の生涯をめぐることができる「まち歩き観光」のコースを設定し、実施してまいります。また、偉人に関係の深いスポットへ「いにしえ看板」を設置し、市民を初め来訪された方々が気軽に町歩きを楽しめる環境づくりに取り組んでまいります。

 白峰パークセンターが建つ五色台は、豊かな自然と歴史が一体となった場所であり瀬戸大橋を眺望する絶景のスポットでもあります。新年度においては、この白峰パークセンターを本格稼働させ、「山のお旅所」として訪れた方々へ観光案内やさかいでブランド認定品の販売を行うとともに、お遍路さんや観光客の憩いの場としていやしの空間を提供いたします。

 平成25年度に開催予定である瀬戸内国際芸術祭の会場の一つに沙弥島が選定されました。沙弥島を訪れる方々への軽食の提供、トイレや休憩所の確保などのため、沙弥島海水浴場の海の家を整備し、本市の魅力をより一層発信できるようにしてまいります。

 なお、沙弥島海水浴場は、平成18年に環境省の「快水浴場百選」に選定されており、海の家の整備により海水浴客の利便性も高まり、一層の集客効果が期待できると考えております。

 以上、私の市政に臨む施策の大綱を申し述べました。

 冒頭に申し上げましたとおり、新年度は、新たな町づくりへの「さらなる飛躍の年」と位置づけております。また、市制施行70周年という記念すべき年にふさわしい事業にも創意工夫を凝らし、これに伴う予算も編成し、御提案申し上げているところであります。私は、市民の皆様と行政がともに満足を共感できる「市民本位」「市民参加」「市民対話」の市政実現のため、全身全霊をみずからの職にささげる覚悟でございます。

 何とぞ、皆様方の御理解と御協力、御支援を賜りますよう心からお願い申し上げる次第であります。



○議長(中河哲郎君) この場で暫時休憩いたします。

              午前11時5分 休憩

               ───────

              午前11時6分 再開



○議長(中河哲郎君) 休憩前に復し、会議を開きます。

 引き続き提案理由の説明を求めます。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(中河哲郎君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 本3月定例会に提出いたします議案について御説明申し上げます。

 議案第39号は、坂出市消防長の任命資格を定める条例制定についてであります。

 市町村の消防長及び消防署長の任命資格を定める政令の規定に基づき、消防長の任命資格について必要な事項を定めるため、本案を提出いたすものであります。

 議案第40号は、坂出市出張所設置条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 王越出張所を移転することに伴い、所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第41号は、坂出市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 市立病院の新築に伴い、診療及び看護体制を整備するため、市立病院部門の職員の定数について所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第42号は、坂出市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 地方税法の一部改正に伴い、坂出市税条例について所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第43号は、坂出市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 地方税法施行令の規定に準じ、本市国民健康保険税の賦課限度額を引き上げるとともに、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額について所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第44号は、坂出市手数料条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 地方公共団体の手数料の標準に関する政令等の一部改正に伴い、危険物の貯蔵所に関する手数料について所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第45号は、坂出市立大橋記念図書館設置条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による図書館法等の一部改正に伴い、本市の図書館協議会の委員の任命基準について所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第46号は、坂出市公民館設置条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 坂出市中央公民館を移転することに伴い、位置等の変更について所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第47号は、坂出市母子生活支援施設条例を廃止する条例制定についてであります。

 本市の母子生活支援施設である坂出ハイツを平成23年度末をもって廃止するため、本条例を廃止いたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第48号は、坂出市老人いこいの家の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 王越老人いこいの家を移転することに伴い、所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第49号は、坂出市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による公営住宅法等の一部改正に伴い、本市の市営住宅等整備基準、市営住宅入居者資格等について所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第50号は、坂出市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。

 坂出市介護保険料を改定するため、所要の改正をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第51号は、坂出市営葬祭条例を廃止する条例制定についてであります。

 市営葬祭を廃止することに伴い、関係条例について所要の改廃をいたしたく、本案を提出いたすものであります。

 議案第52号は、工事の請負契約について議会の議決をお願いいたすものであります。

 坂出港改修西埠頭地区ケーソン製作工事その2について、議案のとおり工事の請負契約を締結いたしたく、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本案を提出いたすものであります。

 議案第53号は、市有地の処分について議会の議決をお願いいたすものであります。

 本市駒止町二丁目の市有地を議案のとおり譲与いたしたく、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、本案を提出いたすものであります。

 議案第54号は、経営健全化計画の変更について議会の議決をお願いいたすものであります。

 坂出港港湾整備事業特別会計の経営健全化計画を議案のとおり変更いたしたく、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第24条の規定により準用する同法第5条第1項の規定により、本案を提出いたすものであります。

 議案第55号は、金融機関の指定についてであります。

 本市の指定金融機関の契約期間が、平成24年3月31日をもって満期となるので、次期金融機関を指定いたしたく、地方自治法施行令第168条第2項の規定により、本案を提出いたすものであります。

 議案第56号は、市道路線の認定についてであります。

 道路整備の一環として、笠指町3号線の1路線を新たに市道に認定し、維持管理の適正を図りたく、道路法第8条第2項の規定により、本案を提出いたすものであります。

 議案第57号から議案第70号までの14議案は、平成24年度坂出市一般会計など14会計の当初予算案でありまして、いずれも御配付申し上げております予算説明のとおりでございますので、御了承くださるようお願い申し上げます。

 議案第71号は、平成23年度坂出市一般会計補正予算案第4号でありまして、予算の総額に2億882万円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ254億2,249万2,000円といたすものであります。

 また、地方債及び繰越明許費につきましても、補正を行うものであります。

 以下その概略を申し上げますと、議会費・総務費3億1,848万4,000円、農林水産業費・商工費533万9,000円、消防費・教育費1億6,879万円、諸支出金1,224万7,000円を増額し、民生費・衛生費1億2,816万6,000円、土木費・港湾費1億6,787万4,000円を減額いたすものであります。

 これに伴う財源としましては、市税・使用料及び手数料5億2,216万5,000円、財産収入・繰越金7,299万2,000円、諸収入31万円を増額し、地方交付税・分担金及び負担金1億2,749万3,000円、国庫支出金・県支出金1億894万1,000円、繰入金・市債1億5,021万3,000円を減額いたすものであります。

 議案第72号は、平成23年度坂出市国民健康保険特別会計補正予算案第2号でありまして、予算の総額に7,456万4,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ69億3,334万6,000円といたすものであります。

 以下その概略を申し上げますと、総務費・保険給付費2,168万7,000円、諸支出金・前期高齢者納付金等5,287万7,000円を増額し、これに伴う財源としましては、療養給付費交付金・繰入金4,517万5,000円、繰越金5,406万円を増額し、国庫支出金・県支出金799万6,000円、諸収入1,667万5,000円を減額いたすものであります。

 議案第73号は、平成23年度坂出市下水道事業特別会計補正予算案第2号でありまして、予算の総額から6,262万8,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ19億7,799万円といたすものであります。

 また、地方債及び繰越明許費につきましても、補正を行うものであります。

 以下その概略を申し上げますと、建設費6,262万8,000円を減額し、これに伴う財源としましては、分担金及び負担金・繰入金517万2,000円を増額し、国庫支出金・市債6,780万円を減額いたすものであります。

 議案第74号は、平成23年度坂出市介護保険特別会計補正予算案第3号でありまして、予算の総額に4,000万円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ50億6,255万3,000円といたすものであります。

 また、繰越明許費につきましても、補正を行うものであります。

 以下その概略を申し上げますと、保険給付費4,000万円を増額し、これに伴う財源としましては、国庫支出金・県支出金1,576万3,000円、支払基金交付金・繰入金2,423万7,000円を増額いたすものであります。

 議案第75号は、平成23年度坂出市立病院事業会計補正予算案第3号であります。

 決算見込みに基づく補正でありまして、収益的収入及び支出の医業費用において、給与費のうち退職給与金を1,000万円、材料費のうち薬品費を5,000万円それぞれ増額し、補正後の病院事業費用総額を31億9,663万6,000円といたすものであります。

 これに伴う財源といたしまして、医業収益において、外来収益を6,000万円、医業外収益において、県補助金を166万7,000円それぞれ増額し、病院事業収益の総額を32億5,073万6,000円とし、あわせて業務の予定量、たな卸資産購入限度額等についても所要の補正をいたすものであります。

 以上、提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(中河哲郎君) 以上をもって施政方針並びに提案理由の説明は終わりました。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 この際、御通知申し上げます。

 3月6日の本会議は午前10時に会議を開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

              午前11時20分 散会