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香川県 坂出市

平成23年 6月定例会 06月14日−02号




平成23年 6月定例会 − 06月14日−02号







平成23年 6月定例会



          平成23年6月14日(火曜日)午前10時開議

〇出席議員 22名

  1番   斉  藤  義  明       2番   出  田  泰  三

  3番   若  谷  修  治       4番   茨     智  仁

  5番   脇     芳  美       6番   村  井  孝  彦

  7番   野  角  満  昭       8番   楠  井  常  夫

  9番   末  包  保  広       10番   別  府  健  二

  11番   植  條  敬  介       12番   前  川  昌  也

  13番   大  藤  匡  文       14番   大  前  寛  乗

  15番   松  田     実       16番   若  杉  輝  久

  17番   松  成  国  宏       18番   吉  田  耕  一

  19番   中  河  哲  郎       20番   木  下     清

  21番   山  条  忠  文       22番   東  山  光  徳

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〇欠席議員 なし

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〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者

  市長      綾     宏       副市長     加 藤 悟 史

(総 務 部)

  総務部長    樋 本 保 男       秘書広報課長  杉之原 智 也

  政策課長    好 井 和 彰       総務課長    中 川 靖 夫

(市民生活部)

  市民生活部長  平 田 敏 夫

(健康福祉部)

  健康福祉部長  寺 坂 政 喜       けんこう課長  浅 野 武 彦

  ふくし課長   浦 田 俊 一

(建設経済部)

  建設経済部長  阿 野 要 一       建設課長    神 高 賢 二

  みなと課長   金 山 光 信       都市整備課長  宮 本 智 裕

(市立病院)

  事務局長    宮 竹 光 浩

(出 納 局)

  出納局長    荒 木 修 二

(消   防)

  消防長     小 林 英登志

(水 道 局)

  水道局長    野 方 宏 志

(教育委員会)

  教育長     三 好 康 弘       教育部長    小 林 一 夫

  学校教育課長  松 井 基 泰

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〇出席した議会事務局職員

  事務局長    藤 村 正 人       主幹(兼)次長  中 川 高 弘

  議事係長    宮 川 滋 義       書記      吉 川 明 人

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              議 事 日 程   第2号

第1 報 告 第 1 号 平成22年度坂出市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について

第2 報 告 第 2 号 平成22年度坂出市下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について

第3 報 告 第 3 号 平成22年度坂出市介護保険特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について

第4 議 案 第 5 号 坂出市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例制定について

第5 議 案 第 6 号 坂出市長寿祝金条例の一部を改正する条例制定について

第6 議 案 第 7 号 坂出市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例制定について

第7 議 案 第 8 号 損害賠償額の決定および和解について(市営京町団地内通路の事故)

第8 議 案 第 9 号 工事の請負契約について

第9 議 案 第 10 号 工事の請負契約について

第10 議 案 第 11 号 平成23年度坂出市一般会計補正予算(案)(第1号)

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             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

          日程第1報告第1号から日程第10議案第11号まで

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○議長(中河哲郎君) これより6月定例会を再開し、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。御了承願います。

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△日程第1報告第1号から日程第3報告第3号まで



○議長(中河哲郎君) これより日程順に議案の審議を願います。

 なお、質疑につきましては、議会運営委員会の申し合わせによりまして、同一議題について質疑者が多い場合は、第1回目につきましては3名程度の質疑を行い、一括答弁を求めます。2回目からは先順位者から再質疑を行い、1人ずつ質疑を終了していくことといたします。よろしく御協力をお願いいたします。

 まず、日程第1から第3まで報告3件を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中河哲郎君) 以上をもって質疑を終結し、報告3件の審議は終了いたします。

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△日程第4 議案第5号 坂出市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例制定について



○議長(中河哲郎君) 次、日程第4を議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中河哲郎君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第4は、教育民生委員会に審査を付託いたします。

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△日程第5 議案第6号 坂出市長寿祝金条例の一部を改正する条例制定について



○議長(中河哲郎君) 次、日程第5を議題に供し、質疑を許します。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(中河哲郎君) 7番 野角満昭君



◆7番(野角満昭君) 日程第5議案第6号坂出市長寿祝金条例の一部を改正する条例制定についてお尋ねいたします。

 本議案についての提案説明では、坂出市事業再検討会及び坂出市行財政改革推進委員会の評価等を踏まえて支給対象者及び支給額について所要の改正を行うと述べております。この内容は5月31日の教育民生委員会で報告があり、行革実施計画はその前日の総務消防委員会でも資料として配付されて、その中に記載されていました。教育民生委員会では、委員からどの程度の経費削減かとの質問があり、その答弁で私はこれが増額かと思っておりましたが、そうではなくて、逆に全体としては減額となる改正だとわかりました。

 平成23年から平成27年度の坂出市行財政改革実施計画を見て、その内容が節目支給に変わったことが明記されておりまして、そこには80歳、88歳、99歳以上の節目支給とし手厚い処遇とするため、80歳から毎年5,000円の高齢者全員への支給が、今度はその節目にそれぞれ1万円、2万円、3万円とすることを検討すると述べております。当初の手厚い処遇への見直しという言葉に多少ごまかされた感じです。その中身が逆に、逆に手薄い処遇へ改悪ということなりまして、私は、綾市政が坂出に住んでいてよかったというスローガンのもとに市民生活に向き合い、福祉の面においても、前進させることはあっても、本条例のようなことは想定をしておりませんでした。率直なところ期待が外れてがっかりという思いであります。

 そこで何点かお尋ねしたいと思います。

 まず1点は、今回の条例改正案の中心点を御説明いただくとともに、これにより総額いくらぐらいの財政支出の削減を見込んでいるのかお示しください。

 あわせて80歳以上である長寿祝金の対象人数と、節目支給により対象から外される人数についてもお知らせください。

 また、持続して支給される99歳以上の高齢者数についてもお知らせください。

 次に本条例の目的とその趣旨について、御説明いただきたいと思います。

 私は節目支給への改正により、80歳で1万円支給されても、81歳から以後7年間はゼロ、88歳で2万円受け取っても以後10年間はゼロとなること、とりわけ実施時期において81歳、また89歳の高齢者などは打ち切り的な扱いとも言え、次に支給されるまでの長い間には、御長寿が続かない方も相当数に上ることは明白であります。提案されている内容が、条例の本来の目的に合致しているとは到底思えません。それどころか条例の精神からも大きな後退となるように思います。この点についてお答えください。

 次に本条例案提案の前提として事業再検討会及び行財政改革推進委員会の評価を踏まえたことが言われています。私は、これら委員会や事業仕分けの中心任務は、結局その事業内容におけるむだを省いて、税金の有効活用や財政向上を図ることだと認識をしております。

 そこでお尋ねしますが、長寿祝金において何をむだと判断したのですか。全体的な財政事情という理由も推測されますけれども、私は本条例のような高齢者への福祉事業において年齢差別を設けるようなことはすべきでなく、80歳以上の高齢者に満遍なく支給することこそ、本条例による敬老の精神だと考えます。この点についてお答えください。

 こういったところで経費を浮かす前に、他の税金のむだ使いや、また無理な使い方にこそメスを入れ、市民にとってこのようなよい制度を維持させることこそ、綾市政にふさわしいのではないでしょうか。

 このことを申し上げて第1回目の質問を終わります。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(中河哲郎君) 15番 松田 実君



◆15番(松田実君) 議案第6号坂出市長寿祝金条例の一部を改正する条例制定についてお伺いをいたします。

 平成15年に敬老年金から長寿祝金として、支給年齢の引き上げと支給金額の条例改正が行われております。敬老の意を表するとともに、高齢者の福祉の増進に資する目的として、これまで9年間、80歳以上全員に現行の一律5,000円が支給されております。

 今回、提案されております条例の一部改正案の内容では、第2条の支給対象者を80歳、88歳、99歳以上の者で本市に引き続き1年以上住所を有する者となっております。また、第3条第1項では、年齢の区分に応じて、80歳1万円、88歳2万円、99歳以上3万円に定めるという内容であります。

 そこで質問の1点目は、80歳以上全員の方一律に5,000円が支給されていたのを年齢80歳、88歳、99歳以上とし、支給金額も3段階に改正する理由と事業再検討会評価及び行財政改革推進委員会評価の結果に至った経緯についてお伺いをいたします。

 2点目は、坂出市における80歳以上の高齢者の総数とその支給総額、今回の条例改正による年齢区分の支給対象者数とその支給額、そして支給対象外の者への影響額についてお伺いをいたします。

 3点目は、長寿祝金の支給方法についてどのようにされているのかお伺いをいたします。

 4点目は、さきに述べましたように条例第1条では、目的として高齢者に長寿祝金を支給することによって、敬老の意を表するとともに、高齢者の福祉の増進に資することを目的とするとなっておりますが、年齢80歳、88歳、99歳以上の3区分に移行することにより、どのように高齢者の福祉の増進につながっていくのかお伺いをいたします。



○議長(中河哲郎君) 答弁を求めます。



◎ふくし課長(浦田俊一君) 議長─ふくし課長



○議長(中河哲郎君) ふくし課長 浦田俊一君

              〔ふくし課長(浦田俊一君)登壇〕



◎ふくし課長(浦田俊一君) 7番野角議員並びに15番松田議員の議案第6号坂出市長寿祝金条例の一部を改正する条例制定についての御質問にお答えをいたします。

 初めに長寿祝金制度のこれまでの経緯でございますが、本市におきましては、昭和33年度より敬老年金という名称で、支給対象年齢を75歳以上として、1人当たり2,000円を支給しておりました。また、昭和50年度からは、1人当たりの支給額を現在の5,000円に改定をしてございます。

 その後、平均寿命の延びや財政事情等を考慮する中で、平成15年度からは、名称を現在の長寿祝金に、支給対象年齢も80歳以上に引き上げて現在に至っております。

 今回の見直しは、昨年度実施されました事業再検討会及び行財政改革推進委員会の評価結果並びに他団体の状況等を踏まえる中で、所要の改正をお願いするものでございます。ちなみに評価結果は、平成24年度からの実施に向けて年齢の節目による支給、それに伴う支給額の引き上げについて検討することとなっております。また、県内他市の状況も、7市すべてが既に相当以前より、3段階程度の節目支給となっております。

 次に、今回の改正の具体的な内容を御説明いたします。支給対象者は、老人福祉法で定められている老人の日である9月15日現在において、本市に引き続き1年以上住所を有する80歳以上の者から、節目の80歳、88歳、99歳以上の者に改正をいたします。また、支給額についても従来の80歳以上一律5,000円から、80歳が1万円、88歳が2万円、99歳以上が3万円にそれぞれ増額するものでございます。実施時期は平成24年度からであります。参考までに、将来の人口予想は難しい面がありますが、予算的には、総額で毎年約一千数百万円の減額となる見込みであります。ちなみに、平成23年度の人口分布で試算いたしますと、現行制度では約2,700万円程度が見直し後、1,400万円程度になる見込みであります。また、昨日6月13日現在で基準日となります9月15日を想定した80歳以上の人口は5,465人であります。そのうち支給対象となる80歳が625人、1万円で換算しますと625万円、88歳が277人、554万円、99歳以上が63人、189万円の合計で対象者が965人、支給金額が1,368万円であり、対象から外れる方は4,500人でございます。

 次に、支給方法についてですが、原則的に口座振り込みとしておりますが、一部はふくし課及び各出張所での窓口払いもございます。

 次に、制度の見直しについてでございますが、節目支給に変わるということは、確かに、年齢によりまして対象者が大きく変動することが予測されます。また、長寿祝金の総額も減額となる見込みですから、高齢者全体に与える影響も大きいものと思われます。それゆえ、政策的、財政的にも十分な考慮が必要であると考えております。市内に居住する高齢者に対して敬老の意を表するという目的は何ら変わるところはございませんが、現在の地方自治体の状況を見るとき、長寿祝金の節目支給は一般的になっており、団体によっては、例えば100歳以上のみなど、その条件を一段と厳しくしているケースも見受けられます。長引く不況、今般の震災の影響等本市を取り巻く財政状況はますます厳しくなっております。その中において、さまざまな施策において広く市民の皆様にも御理解をいただき、対応もしていかなければならないと考えております。

 今後、平成24年度からの実施に向けてさまざまな場面をとらえて、長寿祝金制度の改正について、周知を図り、市民の皆様の御理解がいただけるよう努めてまいりたいと思います。特に、対象となる長寿の皆様には、これまで非常に楽しみにしておられる方も多いと思われますので、遺漏のないよう努めてまいります。当面、本年度の長寿祝金の案内はがきの中に、来年度からの制度改正について説明の文章を入れる予定でございます。その後も、時間をかけまして広報紙、ホームページ、また各種会合等で制度改正の周知を行ってまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。



◎政策課長(好井和彰君) 議長─政策課長



○議長(中河哲郎君) 政策課長 好井和彰君

              〔政策課長(好井和彰君)登壇〕



◎政策課長(好井和彰君) 7番野角議員並びに15番松田議員の議案第6号坂出市長寿祝金条例の一部を改正する条例制定に関する御質問にお答えいたします。

 まず長寿祝金につきまして、何をむだと判断して事業再検討の対象にしたのかといった質問でございましたが、事業再検討会は、本市が行政として何をなすべきかを市民本位で一から見直そうとするものであり、スクラップ・アンド・ビルドによる事務事業の見直しの一環と位置づけ全事業を対象として継続的に実施しているものでございます。昨年度は、事業費が500万円以上の132事業のうち、御指摘のありました長寿祝金も含む34事業を対象として、事業の見直しを行いました。

 その実施に当たりましては、行財政改革の観点から事業の廃止、削減の観点も重要でありますが、一方で、本市の独自性や特色を出す観点からは、財源や効果を検討する中で、必要に応じて施策の充実や強化を図ることも選択肢に含めまして、個々の事業ごとに見直しを検討したものでございます。

 例えば、事業再検討の評価が充実となりました自治会運営補助金等交付事業におきましては、自治会活動保険補助を創設し予算計上も行っております。

 重ねて申し上げますが、坂出市の事業再検討は、経費削減一辺倒の議論ではございませんので、御理解を賜りたいと存じます。

 それから一方、事業再検討会及び行財政改革推進委員会での今般の評価結果に至った経緯についての御質問でございます。

 まず、事業再検討会による評価の前に、1次評価といたしまして担当課において事業シートを作成することから始まっております。これはいわゆる自己評価でございますが、この長寿祝金につきまして今後の方向性あるいは改革案とし、この自己評価の中では対象者全員への支給から、節目年齢への支給に変更し、総支出額の圧縮を検討といった内容が自己評価の中でも出されておりました。

 事業再検討会におきましては、各班とも、各課ヒアリングなども含めまして昨年6月から8月下旬にかけまして、平均8回前後の班会議を開催し、また協議も重ねたところでございます。この長寿祝金に関しての論点となりましたのは、本市以外の県内他市では、年齢の節目に特定して支給しており本市の負担は大きい、また高齢化の進展に伴い、今後、市の財政負担の増加が懸念されるとこういう点が論点になっておりました。評価結果といたしましては、手法改善といった結論に至っております。

 この評価理由に関するコメント等では、他市と同様に年齢の節目による支給とし、支給額を引き上げるよう見直すべきという内容でございました。

 さらにこれらを受けまして、昨年9月下旬に開催いたしました坂出市行財政改革推進委員会の評価結果も同様に手法改善でございまして、再検討会のコメント内容に加えまして、こちらの委員会の方では経過措置をとる中で平成24年度からの実施を検討すべき、こういった付記事項も加わっております。

 以上が、事業再検討会及び行財政改革推進委員会の大まかな経緯でございます。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



◆7番(野角満昭君) 議長─7番



○議長(中河哲郎君) 7番 野角満昭君



◆7番(野角満昭君) 担当の課長から御説明がありました。私はこの説明を聞きまして、当初思っていたよりもはるかに衝撃を受けました。これはもう我が市にとって、とんでもない大改悪の内容だと思ったからであります。その条例の趣旨は変わらないけれども、圧倒的に高齢者に支給しない、また金額においても半減さすということが、本当にこの条例の趣旨に合致しているのでしょうか。私は1回目の質疑でもこのことを申し上げましたけれども、これはもう私も一部こういったことになりそうだということは、地域の自治会の総会などで話をしましたけど、皆さんもう本当にびっくりしてこんなことするんかというふうなことで意見を述べられてました。結局、お金は出さないけども趣旨は変わらないから。それとその内容においては、本当に私は市民が納得し得るような御説明でなかったと思います。結局のところは、市の財政事情、また高齢者が増加するからお金もふえる、これを削減するということにほかならないわけでありまして、これは高齢者をどう見るか。本市の場合、高齢者がだんだん多くなって超高齢社会になってきておりますけれども、市政としての基本的な見方が、私はこの中で問われるというふうに痛感いたします。また理由の中には、他市がもうとっくに条例を変えて節目支給にしているから、結局本市もこれに右へ倣えと言いますか、応じなければならないことと、財政事情、この2つが最大の報告内容であります。

 私は思うんですけれど、市長が公約されてる坂出に住んでいてよかったというスローガンには大賛成であります。この立場で私どもの議員活動もこれに沿うように、いろいろしているつもりなんですけども、私はこういう改正において市民に新たな負担増を強いるとか、あえて言えば改悪という方向に右へ倣えはする必要はなし、するべきでもないと思います。これは仮に坂出1市になりましても、坂出市民として、あるいは坂出市政として、高齢者に向けて本当に誇れる事業であるならば、そういう位置づけで残していくことこそ大事でないかと思っております。

 またこの金額5,000円ですけども、高齢者の生活状況もいろいろではあります。この5,000円が、それほど問題にならないという話をしている方もいらっしゃると思います。しかし年金が5万円前後、またそれ以下で生活することを余儀なくされている方や、また高齢者は医療費がかかります。医療改悪法を引き継いでおります中で、やはり生活で貴重にされております方が多いのではないでしょうか。またささやかであっても、小遣いとして楽しみにしている方も多いように思います。こういう高齢者に対して、このような仕打ちをなさるんですか。長年の社会への貢献を感謝して、さらなる御長寿を祝う坂出市政の気持ちとして全員にお届けをする、これが温かい市政の基本だと思うわけであります。

 また事業再検討会、これ課長の御説明でも市民本位で見直すと、何が市民本位ですか。これ市民がそういうことをしてくれと言ってるんですか。履き違えて、もう非常に程度が悪いと思います。これは事業仕分けの前提ということで、私がはっきり申し上げたいのは、この事業仕分けの中には、市民を思う福祉の心がなければだめだと思います。また今日の経済事情において、市の財政が悪いということは私も認識はしておりまして、この改善については必要なところはしなければいけないと思っております。しかし、住民に責任を持つ坂出市政は、やはり市民の暮らしに思いをはせると、市民の暮らしはどうなっているのか、ここに思いをはせて、私は再検討会、行革委員会の方は負担増やサービス低下を招く部分を避ける、この精神と基準が必要だと思います。



○議長(中河哲郎君) 7番野角議員に申し上げます。

 ただいまの発言は質疑の範囲を超えておりますので、簡潔にお願いします。



◆7番(野角満昭君) わかりました。

 これは担当課長に答弁というよりも、私は市長が目の前にいらっしゃいますので、最終決定者は決断者は市長でございますから、市長に答弁を求めたいと思います。

 以上で2回目の質疑を終わります。



○議長(中河哲郎君) 答弁を求めます。



◎市長(綾宏君) 議長─市長



○議長(中河哲郎君) 市長 綾  宏君

              〔市長(綾宏君)登壇〕



◎市長(綾宏君) 7番野角議員の再質問にお答えいたします。

 もちろん高齢者のこの分だけを言っているわけではありませんが、財政全体の中でこの事業再検討会、その後で行革委にかけているわけです。本当にフラットな状態で、また今までの行革委の中で各課で言われている問題等も含めまして、500万以上の事業について、なべて協議していただいているのが事実でございまして、その中で結果として高齢者施策の変更が出てきたと。ただ周知に関しては時間をあけるような状況も出てきましたが、高齢者全体の施策というのはこの給付金だけではなくて、医療とかいろんな範囲に及んでいるわけでして、例えばワクチンなんかも増額してやってる。全体の中で見ている。確かに坂出市も高齢者の率は高いですが、市民全体という意味で坂出市のその財政を、じゃあ、いいものを全部残していくのであれば、新たなものははっきり言ってできません。施策としてね。そういった意味での取捨選択をしていくという、確かに他市との横並びが決していいとは申し上げませんが、他市も早い時期にやはりこういう将来を想定した中でやってきたという事実もあろうかと思いまして、そういうところも検証する中、今後の経費の伸び方、またこの見方を、今後考えていく。

 それと我々は選挙をする者でございますから、福祉的なものを突出してやっていくことに、私個人は非常に疑問に感じます。ただ本当に福祉的な、例えば児童の医療なんかも非常に突出しているところが今回質問の中にもありますが、医療全体の中で、そういったものが決していいものかどうか。今、国が、はっきり言って厚労省も揺れてる中で、高齢社会にいかに立ち向かっていくか考えていったということを、私も全体の話の中でこういう結論に至ったところでございます。

 以上でございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(中河哲郎君) 15番 松田 実君



◆15番(松田実君) それぞれ理事者から答弁いただきました。結論から言えば、これまでの長寿祝金の年齢を3段階に分けてし、若干、80歳を1万円、88歳を2万円、99歳以上を3万円ということで金額的には増ということになっておりますけども、条例の目的を考えますと、敬老の意を表すとともに高齢者の福祉の増進に資するということを目的とするということでありまして、この減額ということについてはいささか問題があるのかという感じがいたします。

 しかし、高齢者全体の福祉の増進ということでありますから、減額になる分については、今後どのように高齢者対策に活用していこうとしているのか、また、長寿祝金の説明が先ほどありましたが、高齢者等のアンケートというか、意見調査というのはされたのでしょうか。その辺をひとつお伺いをしたいと思います。

 それから支給方法についてでございますが、この条例でも言っておりますように毎月振り込み並びにその他適当な方法により対象者に支給するということですし、先ほどの答弁では、窓口の支払いとか口座振替というようなことが若干触れられておりました。私はこういう長寿社会になってきますと民生委員等が直接手渡しをすると、口座振替また窓口に取りに来なさいということではなくて、直接払い。そのことによって、その方がどのような日常生活をして、また安否を確認する意味からでも、私は直接、民生委員等による直接支給するということを考えられないのか、この点についてもお尋ねをしておきたいと思います。

 また、あのいろいろ事業評価の観点も言われておりましたが、先ほど言いましたように、今後、高齢者の福祉の増進につなげていくということ。今後、財政運営の中で坂出市においても65歳以上が28%という高齢社会になっております。今後の高齢者福祉の増進につなげるような施策に、こういった長寿祝金の減額分が、支給対象外の方にも福祉の増進につながるような対策をお願いしたいということで終わります。



○議長(中河哲郎君) 答弁を求めます。



◎ふくし課長(浦田俊一君) 議長─ふくし課長



○議長(中河哲郎君) ふくし課長 浦田俊一君

              〔ふくし課長(浦田俊一君)登壇〕



◎ふくし課長(浦田俊一君) 15番松田議員の議案第6号坂出市長寿祝金条例の一部を改正する条例制定についての再質問にお答えをいたします。

 今、先ほど答弁の中にもありましたように、昨今の坂出市を取り巻く非常に厳しい財政状況の中で、本市としましても事業再検討会を立ち上げ市民目線に立った厳しい判断をしたところでございます。今お話がございました高齢者に対する施策でございますが、現在高齢者の皆様に対しましては、長寿祝金以外にも本年度から敬老行事における長寿御夫婦の表彰の見直しですとか、直近では火災警報器の設置に伴う助成でございますとか、身近なものから実施できるものから取り組んでおるところでございます。

 また、直接手渡しをして見守りをしてはどうかというお話がございましたが、現在、民生委員の方が交代となりまして、高齢者実態調査ということで毎年調査を行ってございます。これはすべての高齢者に方について民生委員の方で調査をしていただく。また、それを受けて社会福祉協議会の方に委託をいたしまして、ひとり暮らし老人の訪問活動、また、かいご課におきましても必要のある方の訪問というような形で二重三重の見守り活動と言いますか、高齢者の対策をとっておるところでございます。

 そういったことで長寿祝金につきましては、こういう形でお願いしております。実施できるものから、身近なところから取り組めるものを取り組んでいますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。



○議長(中河哲郎君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第5は、教育民生委員会に審査を付託いたします。

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△日程第6議案第7号及び日程第7議案第8号



○議長(中河哲郎君) 次、日程第6及び第7の2議案を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中河哲郎君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第6は教育民生委員会に、日程第7は市民建設委員会にそれぞれ審査を付託いたします。

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△日程第8議案第9号及び日程第9議案第10号



○議長(中河哲郎君) 次、日程第8及び第9の2議案を一括議題に供し、質疑を許します。

              (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中河哲郎君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第8及び第9の両案は、一括市民建設委員会に審査を付託いたします。

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△日程第10 議案第11号 平成23年度坂出市一般会計補正予算(案)(第1号)



○議長(中河哲郎君) 次、日程第10を議題に供し、質疑を許します。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(中河哲郎君) 15番 松田 実君



◆15番(松田実君) 議案第11号平成23年度坂出市一般会計補正予算案第1号についてお伺いをいたします。

 質問の1点目は、議案第11号の10ページ、衛生費の中で保健総務費という項目があります。その中で、今回13の委託料として661万2,000円、肝炎ウイルス検診委託料というのが組まれております。今回の補正予算の中でこういった検診が含まれておりますが、この検診内容と検診状況というのをお伺いいたします。

 次、2点目としまして11ページの10の教育費、中学校費でございます。中学校費の学校建設費のうち、15の工事請負費1,600万というのが出ております。内容は自転車置場改修工事が組まれておりますけども、その工事の内容等についてお伺いをいたします。

 また、中学校費の中で学校建設費に関しては、先般の教育民生委員会では、空調機器整備工事費1億4,030万円については、国の平成23年度の補助採択の見込みがないと、当面見送るとの説明がありました。小学校におきましては、補正予算案の中で今年度やるということになっておりますけども、今6月の補正予算の中には中学校のこういった空調機器の補正予算は計上されておりません。そういう中で、今回、マスコミ等にもこういった内容が報道され、地域の方や、また特に生徒や保護者の方も空調については関心を寄せられているところでありますけども、先ほど言いましたように、今回見送られたということでありますが、中学校の空調機器整備の対象教室並びに設置台数等の整備内容について改めて御説明いただければ説明していただきたいと思っておりますし、今後の整備時期のめどと見通しについても、できればお伺いしたいということで質問を終わります。



○議長(中河哲郎君) 答弁を求めます。



◎けんこう課長(浅野武彦君) 議長─けんこう課長



○議長(中河哲郎君) けんこう課長 浅野武彦君

              〔けんこう課長(浅野武彦君)登壇〕



◎けんこう課長(浅野武彦君) 15番松田議員の議案第11号平成23年度坂出市一般会計補正予算案第1号についての御質問のうち、款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健総務費、節13委託料で計上いたしております肝炎ウイルス検診委託料661万2,000円の補正についての御質問にお答えいたします。

 肝炎ウイルス検診の内容でございますが、B型及びC型肝炎ウイルスに対する抗体、抗原検査を実施するものでありまして、本年4月より肝炎ウイルス検診の促進策として、国の肝炎ウイルス等実施要領が改正され、これまで60歳とされていた検診対象者が、40歳以上の5歳刻みの年齢に達する者に拡大されるとともに、個別に受診勧奨を行うことを条件として、受診者の自己負担額相当額について県を通じた国庫補助の新設が行われております。

 平成23年度に本市が予定しております肝炎ウイルス検診につきましては、40歳から60歳までの5歳刻みの年齢に達する方を対象とし、自己負担額を無料として、管内の医療機関への委託により行うものでありまして、対象者を約3,480人、受診者数を1,280人、受診率を36.8%とし、医療機関への委託料を669万9,000円と見込んでおりまして、今回、661万2,000円の補正をお願いするものであります。

 検診のこれまでの実施状況でありますが、平成21年度までは40歳到達者及びそれまでの40歳到達者で未受診の方、平成22年度は40歳到達者を対象として、個人通知を行い実施してまいりましたが、受診率は低く、1%弱から3%強の水準で推移しておりまして、今回の推進策によりまして、改善を図ってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎学校教育課長(松井基泰君) 議長─学校教育課長



○議長(中河哲郎君) 学校教育課長 松井基泰君

              〔学校教育課長(松井基泰君)登壇〕



◎学校教育課長(松井基泰君) 15番松田議員の議案第11号平成23年度坂出市一般会計補正予算案第1号の御質問のうち、中学校建設費、工事請負費の自転車置場改修工事の内容についての御質問にお答えいたします。

 この工事は、坂出中学校の既存の自転車置き場を解体撤去いたしまして、軽量鉄骨づくり、平屋建てを2棟建設するものでございます。

 現在の自転車置き場は昭和50年3月に建設され、鉄骨づくり2階建て延べ面積327平米のものが2棟あります。

 経年により鉄骨の腐食が進み2階への階段が使用できません。また、1階の天井部分の2階スラブの鉄筋が腐食し、コンクリートが爆裂しているため、一部使用できない状態ですので、これを改修するものでございます。

 次に、中学校の空調機器整備につきましては、平成23年度の一般会計予算で1億4,030万円を計上しており、中学校の普通教室、保健室を合わせて約60室を整備するものでございます。

 現在、平成23年度の公立学校施設整備事業の採択が、前年度からの継続事業や耐震化事業が優先されており、空調機器整備につきましては、国の採択が見込まれない状況で、当面この実施は見合わせているところでございますので御理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。



◆15番(松田実君) 議長─15番



○議長(中河哲郎君) 15番 松田 実君



◆15番(松田実君) 1点だけ再質問させていただきます。

 中学校の空調の関係でありますが、先ほど国の予算の採択の見込みがないということでありますが、4月1日付で学校施設環境改善交付金交付要綱というのが文部科学大臣裁定が出されておるわけです。その中の大規模改造には、先ほど言われておりますような空調設置工事が含まれており、交付金は3分の1ということが言われております。しかしその後、23年度は補助採択が見込めないということでありますが、これらについて今言いましたような国の交付金は3分の1ということです。しかし、1億4,000万のうち2,100万というのが、先の委員会でも報告されておったと思うんですが、当初から採択されるのであれば、交付金の3分の1との関係について、もしわかればお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(中河哲郎君) 答弁を求めます。



◎学校教育課長(松井基泰君) 議長─学校教育課長



○議長(中河哲郎君) 学校教育課長 松井基泰君

              〔学校教育課長(松井基泰君)登壇〕



◎学校教育課長(松井基泰君) 15番松田議員の議案第11号平成23年度坂出市一般会計補正予算案第1号の中学校建設費の再質問にお答えします。

 この交付金は基本額というのがございまして、基本額の3分の1が交付金の算定となります。1億4,030万のうち交付金が2,148万7,000円となっております。

 以上でございます。



◎けんこう課長(浅野武彦君) 議長─けんこう課長



○議長(中河哲郎君) けんこう課長 浅野武彦君

              〔けんこう課長(浅野武彦君)登壇〕



◎けんこう課長(浅野武彦君) 先ほど御答弁申し上げた内容について、一部誤りがございましたので訂正をさせていただきたいと思います。

 肝炎ウイルス検診の対象者でございますが、肝炎ウイルス等実施要領、この中でこれまでの規定対象者60歳というふうに申し上げましたけども、40歳の誤りでございました。申しわけございません。訂正させていただきます。



○議長(中河哲郎君) 以上をもって質疑を終結し、これより委員会付託を行います。

 日程第10は、一応総務消防委員会に審査を付託いたしますが、所管部分については、それぞれの委員会で審査の上、状況と結果を総務消防委員長に御報告願います。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 この際、御通知申し上げます。

 6月16日の本会議は午前10時に会議を開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

              午前10時46分 散会